JP5789589B2 - 笠木ブロック - Google Patents

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本発明は、コンクリートブロックを用いた塀等の頂部に配置される笠木ブロックに関する。
コンクリートブロック(以下単に「ブロック」ともいう)は、例えば特許文献1に記載のように、上下に貫通する複数の孔が設けられているので、ブロックで塀(ブロック塀)を構築すると、最上部のブロックから孔が露出し、内部に雨が入り、見かけが悪い等の問題があるので、特許文献2に記載のように、ブロック塀の頂部に笠木ブロックを配置している。
特開2001−348891号公報 特開2007−70876号公報
しかしながら、特許文献2記載の笠木ブロックにおいては、板状のブロック本体の底部に、長手方向に連続する窪み部と複数本の溝が形成されている。従って、笠木ブロックと下側のブロックはモルタルからなる目地で連結されていることになり、径年変化や地震等によって笠木ブロックがブロック塀から剥がれたり、目地にひび等が入ることがあった。
笠木ブロックが落下すると重量があり、落下高さがあるので極めて危険であるという問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、十分な強度を有して、ブロック塀(コンクリートブロックを用いた塀)の頂部に設置することが可能な笠木ブロックを提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る笠木ブロックは、コンクリートブロックを用いた塀の頂部に配置される板状の笠木ブロックであって、
長手方向の片側又は両側で幅方向の中央に、平面視して半円形の溝に囲まれた分離可能部を有し、しかも、前記溝の深さは該笠木ブロックの厚みの1/2〜5/6であって、前記分離可能部は叩いて除去可能である
本発明に係る笠木ブロックにおいて、裏側の幅方向両側には、水切り溝が形成されているのが好ましい。
本発明に係る笠木ブロックは、長手方向の片側又は両側で幅方向の中央に、半円状の溝に囲まれた分離可能部を有するので、分離可能部を除去して下側のブロックと連結すれば、柱状のモルタルでこの笠木ブロックと下側のブロックが連結されることになり連結部分の強度が増す。
更に、ブロック塀に鉄筋を使用している場合は、分離可能部を除去して下部のブロック塀に連通する鉄筋等の補強材を入れることができる。
本発明に係る笠木ブロックにおいて、分離可能部が平面視して半円形となって、その半径方向中心に上下に貫通する縦溝が設けられている場合には、この縦溝を利用して下位置にあるブロック塀とこの笠木ブロックを連結することができる。この場合、連結するモルタルの量が少なくて済む。
そして、本発明に係る笠木ブロックにおいて、この笠木ブロックの裏面側の両側に水切り溝を形成した場合、上面に降りかかった雨水がブロック塀内に侵入するのを防止できる。
本発明の一実施の形態に係る笠木ブロックの裏側斜視図である。 同笠木ブロックの表側斜視図である。 (A)は同笠木ブロックの使用状態を示す断面図、(B)は同笠木ブロックの別の使用状態を示す部分平面図である。
続いて、添付した図面を参照しながら、本発明を具体化した実施の形態について説明する。
図1〜図3(A)、(B)に示すように、本発明の一実施の形態に係る笠木ブロック10はコンクリートブロックと同一の材料からなって、コンクリートブロック11を用いた塀(ブロック塀)12の頂部に配置される。笠木ブロック10は、平面視して長手方向両側(片側の場合もある)で幅方向中央に曲率半径の軸心を有する、略円弧状(例えば、略半円状)の溝13、14に囲まれた分離可能部15、16を有する。
板状の笠木ブロック10の幅は載置しようとするコンクリートブロック11の幅w(通常100〜200mm)の1.2〜1.6倍(例えば、120〜300mm)となって、長さはコンクリートブロック11の長さ(例えば、390mm)と同一となっている。
平面視した笠木ブロック10の溝13、14の外側半径r1は、コンクリートブロック11の幅wの4/5〜1/3程度となって、平面視した溝13、14の内側半径r2は外側半径より3〜10mmの範囲で小さくなっている。溝13、14の深さdは、笠木ブロック10の厚みtの1/2〜5/6となって、分離可能部(部分円状抜き落とし部)15、16にハンマー等で衝撃を与えると、溝底18、19の部分で割れて、平面視して半円形状の切欠き13a、14aができる。
平面視して半円状(厳密には半円の一部が欠如した部分半円状)の分離可能部15、16の半径方向軸心位置には、半径r3が10〜20mm(<r1)の上下に貫通する縦溝21、22が形成されている。従って、2つの笠木ブロック10を図3(B)に示すように少しの隙間(目地)を形成して並べると、隣り合う笠木ブロック10の縦溝21、22で断面円形の貫通孔を形成する。
なお、以上の溝13、14、及び縦溝21、22には裏側方向に広がる抜き勾配が形成されて型による成形を容易としている。
コンクリートブロック11の幅より長い領域の笠木ブロック10の裏面の幅方向両側に、幅が2〜3mmの水切り溝23が設けられている。水切り溝23はそれぞれ1本の場合もあるが、複数本の場合もある。
笠木ブロック10の幅方向角部24、25には2〜4mmの面取りがなされているのが好ましいが、笠木ブロック10の表側の幅方向角部25のみに面取りを形成してもよいし、全部を省略してもよい。
続いて、図3(A)を参照しながら、笠木ブロック10の使用方法について説明する。ブロック塀12を構成するコンクリートブロック11と同一長さの笠木ブロック10を用意し、分離可能部15、16をハンマー等で叩いて除去し、並べられたコンクリートブロック11の上に例えば約10mm厚みの目地27を介して取付ける。
そして、隣り合う笠木ブロック10の間にも目地28を設けて接合し、切欠き13a、14aによって形成される孔にはモルタル29を充填し、上面を笠木ブロック10の上面に合わせる。
ここで、コンクリートブロック11の間に鉄筋30がある場合は、鉄筋30を切欠き13a、14aによって形成される孔に挿入してもよいし、その他の補強材を入れてもよい。
次に、図3(B)に示す笠木ブロック10の構築方法では、分離可能部15、16は除去しないで、縦溝21、22を使用する。この場合、コンクリートブロック11を所定の方法で積み上げてブロック塀12を構築した後、モルタルが充填された目地を介して笠木ブロック10を載せる。そして、笠木ブロック10の間に目地28を形成すると共に、縦溝21、22によって形成される貫通孔と溝13、14にモルタルを充填して、施工工事が完了する。
本発明は前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲でその構成を変更することもできる。例えば、笠木ブロック10において、縦溝21、22の形状は自由であるし、場合によっては省略することもできる。
また、
10:笠木ブロック、11:コンクリートブロック、12:ブロック塀、13、14:溝、13a、14a:切欠き、15、16:分離可能部、18、19:溝底、21、22:縦溝、23:水切り溝、24、25:幅方向角部、27、28:目地、29:モルタル、30:鉄筋

Claims (1)

  1. コンクリートブロックを用いた塀の頂部に配置される板状の笠木ブロックであって、
    長手方向の片側又は両側で幅方向の中央に、平面視して半円形の溝に囲まれた分離可能部を有し、しかも、前記溝の深さは該笠木ブロックの厚みの1/2〜5/6であって、前記分離可能部は叩いて除去可能であることを特徴とする笠木ブロック。
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