JP6425996B2 - 床下換気部材 - Google Patents

床下換気部材 Download PDF

Info

Publication number
JP6425996B2
JP6425996B2 JP2014262726A JP2014262726A JP6425996B2 JP 6425996 B2 JP6425996 B2 JP 6425996B2 JP 2014262726 A JP2014262726 A JP 2014262726A JP 2014262726 A JP2014262726 A JP 2014262726A JP 6425996 B2 JP6425996 B2 JP 6425996B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation member
pieces
longitudinal rib
rib pieces
underfloor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014262726A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016121500A (ja
Inventor
国信 島内
国信 島内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshikawa Kasei Co Ltd
Original Assignee
Yoshikawa Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshikawa Kasei Co Ltd filed Critical Yoshikawa Kasei Co Ltd
Priority to JP2014262726A priority Critical patent/JP6425996B2/ja
Publication of JP2016121500A publication Critical patent/JP2016121500A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6425996B2 publication Critical patent/JP6425996B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Description

本発明は、基礎と建物の土台との間に介在して用いられる床下換気部材に関するものである。
従来、床下の換気を行うことができるようにするために、建物を建造する際に布基礎と建物の土台の間に通気性を備えた床下換気部材を介在するようにしていた(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、床下換気部材は、ネズミ等の小動物が隙間を通って床下に入り込まないようにするために、基礎と建物の土台との間に連続して介在させる必要があり、このため、定形の床下換気部材を、必要に応じて、切断して用いるようにしていた。
しかしながら、従来の床下換気部材は、炭酸カルシウム粉末等の無機物質とポリプロピレン等の合成樹脂とからなる硬質の複合材料で構成されているため、上記定形の床下換気部材の切断作業に手数を要するという問題があった。
この問題に対処するため、床下換気部材の上面に床下換気部材を折り曲げて切断するための切溝を長手方向の所定間隔おきに幅方向に向けて形成するとともに、床下換気部材を折り曲げて切断するのに伴って切断される補強桟を長手方向に差し渡して形成するようにしたものが提案されている(特許文献2参照。)。
実用新案登録第3079777号公報 特許第3983768号公報
ところで、床下換気部材において、通気性能を高めることと、強度を高めることとは、トレードオフの関係(一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ない関係)にあり、特に、特許文献2において提案されているように、床下換気部材の上面に床下換気部材を折り曲げて切断するための切溝を長手方向の所定間隔おきに幅方向に向けて形成するようにした場合、切溝のノッチ効果によって床下換気部材の強度が低下しやすく、強度設計を十分に行う必要があった。
本発明は、上記従来の床下換気部材の有する問題点に鑑み、定形の床下換気部材の切断作業を簡易に行うことができるようにしながら、通気性能及び強度を高めることができる床下換気部材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の床下換気部材は、空間を挟んで長手方向に間隔をあけて2列に立設した多数の縦リブ片を順に2つ1組とし、該2つ1組の縦リブ片の上端同士を上面片により、下端の外側端及び内側端同士を横桟片により、それぞれ接続して通気空間を有する直方体状の単位ブロックを形成するとともに、隣接する単位ブロックの縦リブ片同士を高さ方向の中間位置で水平面片により、下端の外側端及び内側端同士を横桟片により、それぞれ接続して通気空間を有する易切断領域を形成することによって、前記多数の縦リブ片の列を一体に接続し、さらに、該一体に接続した縦リブ片の列を長手方向に間隔をあけて配した接続片により一体に接続してなることを特徴とする。
この場合において、易切断領域を構成する隣接する単位ブロック間の間隔を、単位ブロックを構成する隣接する縦リブ片間の間隔より小さく設定してなるようにすることができる。
本発明の床下換気部材によれば、2つ1組の縦リブ片の上端同士を上面片により、下端の外側端及び内側端同士を横桟片により、それぞれ接続して通気空間を有する直方体状の単位ブロックを形成することによって、通気性能及び強度を高めながら、隣接する単位ブロックの間に形成した通気空間を有する易切断領域において、定形の床下換気部材の切断作業を簡易に行うことができる。
そして、易切断領域は、隣接する単位ブロックの縦リブ片同士を高さ方向の中間位置で水平面片により、下端の外側端及び内側端同士を横桟片により、それぞれ接続して通気空間を有するように形成することによって、通気性能及び強度を備えながら、切断作業を、折り曲げ、金槌等による衝撃、鋸等による切断等の任意の方法によって行うことができ、切断作業の作業性を向上することができる。
また、易切断領域を構成する隣接する単位ブロック間の間隔を、単位ブロックを構成する隣接する縦リブ片間の間隔より小さく設定してなるようにすることにより、易切断領域による強度の低下を低減することができる。
本発明の床下換気部材の一実施例を示し、(a)は平面図、(b)は正面断面図、(c)は底面図である。 同床下換気部材を示し、(a)は図1(a)のA−A断面図、(b)は図1(a)のB−B断面図、(c)は図1(a)のC−C断面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図である。 同床下換気部材を示し、(a)は図2(b)のD部の拡大図、(b)は図2(a)のE部の拡大図、(c)は図1(b)のF部の拡大図、(d)は図1(c)のG部の拡大図、(e)は図1(a)のH部の拡大図、(f)は図1(b)のI部の拡大図、(g)は図1(a)のJ部の拡大図、(h)は図1(b)のK部の拡大図である。 同床下換気部材を示し、(a)は斜め上方からの斜視図、(b)は斜め下方からの斜視図である。
以下、本発明の床下換気部材の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図4に、本発明の床下換気部材の一実施例を示す。
この床下換気部材1は、アンカー(図示省略)の挿通部となる空間2を挟んで長手方向に間隔をあけて2列に立設した多数の縦リブ片31を順に2つ1組とし、2つ1組の縦リブ片31の上端同士を上面片32により、下端の外側端及び内側端同士を横桟片33、34により、それぞれ接続して通気空間を有する直方体状の単位ブロック3を形成するとともに、隣接する単位ブロック3の縦リブ片31同士を高さ方向の中間位置(高さ方向の中心位置に限定されず、中心位置を基準として、ある程度上下に位置するようにすることができる。)で水平面片41により、下端の外側端及び内側端同士を横桟片42、43により、それぞれ接続して通気空間を有する易切断領域4を形成することによって、多数の縦リブ片31の列を一体に接続し、さらに、一体に接続した縦リブ片31の列を長手方向に間隔をあけて配した接続片5により一体に接続するようにし、従来の床下換気部材と同様、炭酸カルシウム粉末等の無機物質とポリプロピレン等の合成樹脂とからなる硬質の複合材料を一体成型により形成するようにしている。
すなわち、この床下換気部材1は、2つ1組の縦リブ片31の上端同士を上面片32により、下端の外側端及び内側端同士を横桟片33、34により、それぞれ接続して通気空間を有する直方体状の単位ブロック3を形成することによって、通気性能及び強度を高めながら、隣接する単位ブロック3の間に形成した通気空間を有する易切断領域4において、定形の床下換気部材1を現場で寸法合わせをするために行う床下換気部材1の切断作業を簡易に行うことができるようにしている。
そして、易切断領域4は、隣接する単位ブロック3の縦リブ片31同士を高さ方向の中間位置で水平面片41により、下端の外側端及び内側端同士を横桟片42、43により、それぞれ接続して通気空間を有するように形成することによって、通気性能に加え、切溝のようなノッチ効果をもたらす部位がないことから強度を備えながら、切断作業を、折り曲げ、金槌等による衝撃、鋸等による切断等の任意の方法によって行うことができ、切断作業の作業性を向上することができる。
なお、本実施例においては、床下換気部材1を一体成型により形成する成形上の理由等により、上面片32及び水平面片41は、縦リブ片31の幅方向の寸法よりも若干小さく、また、横桟片42は底面から若干浮かせて形成するようにしているが、これらの形態は、上記の基本的な形態を保持する限りにおいて、成形型の形状等に応じて、適宜変更することができる。
また、易切断領域4を構成する隣接する単位ブロック3間の間隔を、単位ブロック3を構成する隣接する縦リブ片31間の間隔より小さく設定するようにしている。
これにより、易切断領域4による強度の低下を低減することができる。
接続片5は、強度と剛性を持たせるために、縦リブ片31よりも厚肉に形成するか、中実に形成するようにし、端部及び中間部に位置する接続片5に釘孔5aを、すべての接続片5に位置ずれ防止用の突起5bを形成するようにしている。
床下換気部材1の長手方向の両端部には、互い接続される床下換気部材1の幅方向の相対変位を拘束するための嵌合部6を形成するようにしている。
以上のように構成される床下換気部材1は、嵌合部6を嵌め合わせることによって、床下換気部材1同士を接続することができる。
そして、定形の床下換気部材1を組み合わせただけでは、床下換気部材1間に隙間が生じる場合には、隣接する単位ブロック3の間に形成した通気空間を有する易切断領域4において床下換気部材1を、折り曲げ、金槌等による衝撃、鋸等による切断等の任意の方法によって切断することで、床下換気部材1の現場で寸法合わせを簡易に行うことができる。
以上、本発明の床下換気部材について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の床下換気部材は、定形の床下換気部材の切断作業を簡易に行うことができるようにしながら、通気性能及び強度を高めることができるという特性を有していることから、床下換気部材の用途に好適に用いることができる。
1 床下換気部材
2 空間
3 単位ブロック
31 縦リブ片
32 上面片
33 横桟片
34 横桟片
4 易切断領域
41 水平面片
42 横桟片
43 横桟片
5 接続片
5a 釘孔
5b 突起
6 嵌合部

Claims (2)

  1. 空間を挟んで長手方向に間隔をあけて2列に立設した多数の縦リブ片を順に2つ1組とし、該2つ1組の縦リブ片の上端同士を上面片により、下端の外側端及び内側端同士を横桟片により、それぞれ接続して通気空間を有する直方体状の単位ブロックを形成するとともに、隣接する単位ブロックの縦リブ片同士を高さ方向の中間位置で水平面片により、下端の外側端及び内側端同士を横桟片により、それぞれ接続して通気空間を有する易切断領域を形成することによって、前記多数の縦リブ片の列を一体に接続し、さらに、該一体に接続した縦リブ片の列を長手方向に間隔をあけて配した接続片により一体に接続してなることを特徴とする床下換気部材。
  2. 易切断領域を構成する隣接する単位ブロック間の間隔を、単位ブロックを構成する隣接する縦リブ片間の間隔より小さく設定してなることを特徴とする請求項1記載の床下換気部材。
JP2014262726A 2014-12-25 2014-12-25 床下換気部材 Active JP6425996B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014262726A JP6425996B2 (ja) 2014-12-25 2014-12-25 床下換気部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014262726A JP6425996B2 (ja) 2014-12-25 2014-12-25 床下換気部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016121500A JP2016121500A (ja) 2016-07-07
JP6425996B2 true JP6425996B2 (ja) 2018-11-21

Family

ID=56328108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014262726A Active JP6425996B2 (ja) 2014-12-25 2014-12-25 床下換気部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6425996B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020242003A1 (ko) * 2019-05-31 2020-12-03 단국대학교 산학협력단 목조 건축물용 토대 및 이를 이용한 시공 방법

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5186519B2 (ja) * 2004-07-23 2013-04-17 フクビ化学工業株式会社 土台用スペーサ及び土台構造
JP4724687B2 (ja) * 2007-05-01 2011-07-13 タカヤマ金属工業株式会社 建築用基礎パッキン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016121500A (ja) 2016-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5184589B2 (ja) トラス材料
US10480200B2 (en) Double floor member
KR200484942Y1 (ko) 빔 브라켓
RU2013123656A (ru) Колосник молотковой дробилки
JP6087995B2 (ja) 建築用ブロックおよびそれを用いた壁面構造物
JP6425996B2 (ja) 床下換気部材
KR200470819Y1 (ko) 스터드기능을 갖는 조립형 스퀘어바
US1354998A (en) Walkway-grating
JP2009144393A (ja) 合成床版の鋼骨格構造
JP2008156912A (ja) 組立部材及びそれを用いた組立物。
KR101741070B1 (ko) 그레이팅
JP3120818U (ja) グレーチング
JP6802015B2 (ja) 連結部材及びこれを用いた建物構造
JP6442303B2 (ja) フェンス
KR101753318B1 (ko) 고 하중 지지용 배수로 덮개
JP6796404B2 (ja) 建物用樹脂部材
KR200487053Y1 (ko) 천정보드 고정용 찬넬
KR101319065B1 (ko) 조립식 그레이팅의 제조방법
JP2011017205A (ja) デッキ
KR20110006970U (ko) 목판과 스틸판으로 이루어진 거푸집
KR200488106Y1 (ko) 짤라폼
JP4865601B2 (ja) 床スラブの構造及びその床スラブに用いるブロック
JP4987571B2 (ja) 仮設足場用幅木の積み重ね構造
JP6592825B2 (ja) 法面安定化構造及び方法
JP6966209B2 (ja) 壁材の取付具及び壁構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6425996

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250