JP5787719B2 - 綾巻きパッケージを製作する繊維機械の作業部 - Google Patents

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Description

本発明は、綾巻きパッケージを製作する繊維機械の作業部もしくは糸巻返し部であって、給糸ボビンの繰出し位置の範囲に配置された糸収容装置と、糸走行路の範囲に据え付けられた糸監視・処理装置と、綾巻きパッケージを製作するための巻取り装置とが設けられている形式のものに関する。
綾巻きパッケージを製作する繊維機械の作業部、すなわち糸巻返し部では、リング精紡機において製作された、比較的少ない糸材料を有する給糸ボビン、たとえば精紡コップが巻き返されて、著しく大きな糸容積を有する綾巻きパッケージが形成される。
このような繊維機械の作業部はとりわけ、たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第102005001093号明細書に記載されているように、糸走行路の範囲に種々の糸監視・処理装置を有している。これらの糸監視・処理装置を用いて、走行中の糸は巻返し過程の間、たとえば場合によって生じる糸欠陥の有無について監視される。特定の限界値を超える糸欠陥部が発見されると、この糸欠陥部は切り除かれ、そしてほぼ糸と同様の、たいていはニューマチック的に形成された糸結合部、つまりいわゆる「糸継ぎ合わせ部」によって代えられる。
個々の作業部はさらに、それぞれ巻取り装置を有している。巻取り装置は、綾巻きパッケージを回転可能に保持するためのパッケージフレームと、たとえば綾巻きパッケージを摩擦接続式に回転させかつ乗り上げる糸をトラバースさせるための糸案内ドラムとを有している。このような作業部は一般にさらに、それぞれ下糸センサと、糸テンサと、糸切断装置を備えた糸クリアラもしくはスラブキャッチャと、糸張力センサと、糸捕捉ノズルと、パラフィン塗布装置とを備えている。
糸切れの後またはコントロールされたクリアラ切断の後に糸端部を再結合するためには、このような作業部が糸継ぎ装置と、旋回可能に支承された吸込管および旋回可能に支承されたグリッパ管の形の糸ハンドリング装置とを有している。吸込管とグリッパ管とは、機械固有の横桁形の負圧バーに接続されていて、必要に応じて、綾巻きパッケージもしくは給糸ボビンによって連れ戻された糸端部を糸継ぎ装置へ引き渡す。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19617525号明細書に基づき公知の、綾巻きパッケージを製作する繊維機械の作業部は、給糸ボビンの繰出し位置の範囲に、いわゆるベル形ブロー装置(Blasglocke)を備えている。ベル形ブロー装置は給糸ボビンから糸端部を解離し、比較的短い管状の接続部を介してベル形サクション装置に引き渡す。ベル形サクション装置において、この糸端部は負圧負荷された、つまり負圧をかけられたグリッパ管によって引き取られて、糸継ぎ装置に引き渡される。
給糸ボビンの糸端部が短い管状の接続部を介してグリッパ管に引き渡される装置は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第102005018381号明細書にも記載されている。この明細書に記載されている繰出し補助装置は、規定された規模で給糸ボビンの巻き管に被さるように降下可能な管状のエレメントと、巻き管の上方に位置決めされた定位置の、同じく管状に形成された糸案内装置とを有している。
糸走行方向で見て糸案内装置の端部側には、グリッパ管を連結させるためのアダプタが配置されている。このアダプタは、給糸ボビンから剥離された糸の引取り時に、負圧をかけられたグリッパ管が十分に漏れなしに糸案内装置に接続されるように構成されている。
鉛直方向に移動可能に支承された繰出し補助装置は、さらに、負圧負荷可能な除塵装置により取り囲まれている。この除塵装置は巻返しプロセスの間、給糸ボビンからの糸の引出し時に発生する風綿を連続的に吸い込む。
前で説明した、綾巻きパッケージを製作する繊維機械の作業部は、実際の使用現場において、原理的には有利であることが判っているが、しかし次のような欠点を有している。すなわち、管状の糸案内装置と、給糸ボビンの範囲に位置決めされた除塵装置との使用にもかかわらず、作業部が時間の経過と共にダスト粒子や風綿によって汚染されることを十分に確実に回避することができない。さらに、この作業部の構成上の構造は比較的広幅である。なぜならば、前で説明したように、糸端部を糸継ぎ装置へ搬送するために巻取り中断後に使用される、特に糸ハンドリング装置、すなわち吸込みノズルおよびグリッパ管のための駆動装置が、極めて嵩張る構造を有しているからである。その結果、前記繊維機械の相並んで配置された作業部もしくは糸巻返し部のピッチ間隔が比較的大きくなる。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第102005001093号明細書 ドイツ連邦共和国特許出願公開第19617525号明細書 ドイツ連邦共和国特許出願公開第102005018381号明細書
上記公知先行技術を出発点として、本発明の根底を成す課題は、冒頭で述べた形式の、綾巻きパッケージを製作する繊維機械の作業部を改良して、給糸ボビンから綾巻きパッケージへのほぼ無塵の巻返しが保証されると共に、作業部のピッチ間隔が、従来使用されていた作業部におけるよりも小さく形成されているような作業部を提供することである。
この課題を解決するために本発明の構成では、当該作業部が、糸走行路を取り囲む、複数部分から成る糸案内通路を有しており、該糸案内通路が、種々の糸監視・処理装置のための収容ハウジングもしくは収容区分を備えており、ただし前記糸案内通路は繰出し位置に位置決めされた給糸ボビンと、巻取り装置との間に延びていて、必要に応じて所定の区分毎に負圧をかけられて、前記糸案内通路に負圧流が生ぜしめられるようになっており、しかも該負圧流の流れ方向が、規定されて設定可能であるようにした。
本発明によれば、糸走行路を取り囲む、複数部分から成る糸案内通路が設けられていて、該糸案内通路は種々の糸監視・処理装置のための収容ハウジングもしくは収容区分を有しており、ただし前記糸案内通路は繰出し位置に位置決めされた給糸ボビンと、巻取り装置との間に延びていて、必要に応じて所定の区分毎に負圧負荷されて、すなわち負圧をかけられて、前記糸案内通路に負圧流が生ぜしめられるようになっており、しかも該負圧流の流れ方向が、規定されて設定可能である。このような糸案内通路の使用には、次のような利点がある。すなわち、巻取り中断後に、糸切れにより発生した糸端部の、糸継ぎ装置への移送を比較的簡単かつ確実に確保することができる。この場合、これまで作業部の範囲において汎用されていた、旋回可能に支承された吸込みノズルも、旋回可能に支承されたグリッパ管も不要にすることができる。
吸込みノズルおよびグリッパ管が不要となり、特にその嵩張る駆動ユニットが不要となることにより、本発明による作業部は従来汎用の作業部よりも著しく小さな構成幅しか有しない。
さらに、糸走行路を取り囲む糸案内通路に糸監視・処理装置を組み込むことにより、巻き返したい糸が巻取り過程の間、その糸走行路の大部分にわたり周囲に対してカプセル封入されていることが達成される。このことは、特に作業部における汚れ発生に関して極めて有利に作用する。
巻返し過程の間、糸案内通路内に生ぜしめられる負圧により、たとえば給糸ボビンからの糸の吸引時に発生する風綿および/または種々の糸監視・処理装置を通過する際にかつ/または綾巻きパッケージへ糸を巻き取る際に生じるダストが周辺に分配されてしまうことが阻止され、その結果、ダスト汚染の著しい低減が得られる。このことは、繊維機械において従来比較的頻繁であったクリーニングインターバルの間の時間が著しく延長され得ることを意味する。特に良好な材料条件が提供されていれば、事情によってはそれどころか従来汎用のトラベリングクリーナの使用を不要にすることができる。
請求項2および請求項3に記載されているように、有利な構成では、糸案内通路に複数の吸込み空気管片が接続されている。これらの吸込み空気管片は、規定されて位置決め可能である複数の吸込み開口を有する絞り板もしくはオリフィスディスクを介して、機械の長さの1つの吸込み空気通路にニューマチック式に連通するように接続可能である。
すなわち、オリフィスディスクを適宜に調節することによって、前記吸込管片を、ひいては糸案内通路を、それぞれ規定された通りに負圧で負荷することができる。オリフィスディスクはこの場合、駆動装置によって、吸込みベースに設けられた請求項9に記載の閉鎖絞りもしくは閉鎖オリフィスと相まって、もしくは請求項11に記載の、吸込みヘッド収容ハウジングに配置された制御フラップと相まって、糸案内通路内部に、その流れ方向に関して規定された形で調節可能である吸込み空気流が実現可能となるように制御され得る。
糸案内通路の製作を簡単にし、かつ製作コストをできるだけ低く抑えるためには、糸案内通路が、請求項4に記載されているように複数部分から形成されていると有利である。糸案内通路の、巻取りプロセス中に糸を案内する範囲は、金属製のダイカスト部分として形成されており、それに対して、たとえば吸込み空気管片はプラスチック部分として形成されていると有利である。巻取りプロセス中に糸を案内する範囲を金属製のダイカスト部分として形成することには、次のような利点がある。すなわち、このようなダイカスト部分を用いて、複雑な幾何学的形状をも極めて良好に実現することができる。この場合、発生する公差を最小限にまで減少させることができる。このようなダイカスト部分には、巻取り過程中に走行中の糸によって直接に負荷されるという理由から耐摩耗性を具備していることが望ましい構成部分、たとえばセラミック製の糸案内アイもしくは糸ガイド等を比較的問題なく組み込むことができるので、当該作業部の範囲において従来汎用されていた比較的高価な糸案内薄板の使用を不要にすることができる。
請求項5および請求項6に記載のさらに別の有利な構成では、糸案内通路の少なくとも部分範囲が、カバーエレメントを備えており、このカバーエレメントが、透明なプラスチックから製作されている。このような構成には、巻取りプロセス中に故障個所を容易に突き止めることができるだけでなく、このような故障個所が、容易に開放され得るカバーエレメントの取外し後に露出することで直ちに直接に作業することができるという利点がある。カバーエレメントが問題なく取外し可能であるので、たとえばクリーニング作業も大きな時間浪費なしに簡単に実施され得る。
さらに、請求項7に記載されているように、糸案内通路に、糸継ぎ装置のための収容ハウジングが組み込まれており、該収容ハウジングに、給糸ボビンに結合された下糸を吸い込むための第1の吸込み空気管片と、綾巻きパッケージからの上糸を吸い込むための第2の吸込み空気管片とが接続されていると有利である。すなわち、第1の吸込み空気管片もしくは第2の吸込み空気管片に、相応してニューマチック式に負圧をかけることにより、上糸も下糸も順次に確実に糸継ぎ装置へ移送されて、この糸継ぎ装置において通常通りに糸継ぎされて、再び1本の一貫した糸を形成することができる。
糸案内通路は入口側にさらに、テレスコープ式に伸縮可能に支承された吸込みベースを備えており、該吸込みベースは糸収容のために給糸ボビンに被さるように降下可能である(請求項8)。吸込みベースは下糸を収容するために給糸ボビンの方向に降下させられて、糸巻き体の上方に位置決めされ、この場合、糸巻き体と吸込みベースとの間に比較的小さなギャップが与えられる。糸案内通路内に生ぜしめられた負圧は、この比較的小さなギャップの範囲に高い流速を発生させ、このことは、糸捕捉を著しく促進する。糸捕捉後に、吸込みベースは再び糸巻き体の範囲から遠ざけられ、引き続き、繰出し位置に位置決めされた給糸ボビンの上方において、巻取りプロセスのために有利な位置をとる。
テレスコープ式に伸縮可能に支承された吸込みベースの別の利点は、必要に応じて容易に補修切換を実施することもできることである。すなわち、給糸ボビンの範囲における糸切れの際に給糸ボビンがもはや直ちに繰出し位置から導出される必要はなくなり、吸込みベースを新たに降下させることによって作業部はまず自動的に、下糸を再び給糸ボビンから解離させ、そして新しい糸継ぎ過程のために準備することを試みることができる。
吸込みベースは有利な構成では、請求項9に記載されているように糸案内通路の入口をニューマチック式に閉鎖することを可能にする閉鎖絞りもしくは閉鎖オリフィスを備えている。糸案内通路のこのような閉鎖は、たとえば吸込みヘッドによって上糸をニューマチック式に綾巻きパッケージから解離し、収容し、かつ糸案内通路を介して糸継ぎ装置へ移送したい場合に必要となる。
有利な構成ではさらに、閉鎖オリフィスが付加的に残留糸鋏としても機能するように前記閉鎖オリフィスが形成されている(請求項10)。このような機能は、閉鎖オリフィスの過剰行程運動によって比較的簡単に実現され得る。
請求項11に記載されているように、糸案内通路は出口側に吸込みヘッド収容ハウジングを有しており、該吸込みヘッド収容ハウジングに、制限された範囲内で旋回可能に支承された吸込みヘッドと、種々の位置に位置決め可能な制御フラップと、第3の吸込み空気管片とが接続されている。第3の吸込み空気管片は特に、ロット交換が行われて、給糸ボビンに結合された下糸が綾巻きパッケージ交換ユニットの糸ハンドリング装置へ移送されなければならない場合に常に使用される。
吸込みヘッドは、請求項12に記載されているように、吸込みヘッドの開口部が、巻取り装置に保持された綾巻きパッケージの表面のすぐ手前に位置決めされる第1の位置へ旋回させられるか、または糸収容後に綾巻きパッケージと吸込みヘッドの開口部との間に糸ストランドが張設される第2の位置へ旋回させられるようになっている。吸込みヘッドを、繰出し方向に回転する綾巻きパッケージの表面から上糸を収容したい場合に、吸込みヘッドは第1の位置に位置決めされ、綾巻きパッケージ交換の場合に、綾巻きパッケージ交換ユニットのために給糸ボビンに結合された下糸が準備されなければならない場合に、すなわち綾巻きパッケージと吸込みヘッドの開口部との間に糸ストランドを張設したい場合に、吸込みヘッドは第2の位置をとる。
さらに、吸込みヘッドは、請求項13に記載されているように、2つの部分から形成されていて、両吸込みヘッド部分が糸進出ギャップの形成のために両吸込みヘッド部分の旋回軸に沿って軸方向に移動可能となるように吸込みヘッドの旋回軸に支承されている。すなわち、巻取り過程の開始前に、まず両吸込みヘッド部分が互いに離れる方向に移動させられ、この場合、そうこうするうちに再び結合された糸が両吸込みヘッド部分の間を通って糸案内ドラムへ到達し、そしてこの糸案内ドラムの糸案内溝内にスライド式に進入するようになっている。
請求項11の構成に関連して既に述べたように、吸込みヘッドハウジング内に配置された制御フラップは選択的に3つの位置に位置決めされ得る(請求項14)。第1の位置では、制御フラップができるだけ大きく糸走行路から離れる方向に旋回させられており、この第1の位置はこの場合、巻取り位置を形成する。巻取り位置では、給糸ボビンから出て糸案内通路を介して到来した糸が、吸込みヘッド収容ハウジングを通って糸案内ドラムに問題なく巻き掛けられる。第2の位置、すなわち吸込み位置では、制御フラップが、吸込みヘッド収容ハウジングに対して吸込みヘッドをシールする。このときに制御フラップの働きにより、吸込みヘッドの開口部に十分な負圧が生ぜしめられる。このことは、特に綾巻きパッケージの表面に巻き取られた糸を収容するために必ず必要となる。制御フラップの第3の位置は、閉鎖位置を形成する。この第3の位置では、糸案内通路が、吸込みヘッドの方向でニューマチック的(空力的)にシールされている。この閉鎖位置は特に、給糸ボビンから下糸を収容して、引き続き糸継ぎ装置へ移送したい場合に使用される。
さらに、請求項15および請求項16に記載されているように、本発明のさらに別の有利な構成では、吸込みヘッド収容ハウジングの範囲に糸フィーダが据え付けられており、該糸フィーダがロット交換の際に、給糸ボビンに結合された糸を綾巻きパッケージ交換ユニットのために準備するために使用される。
糸フィーダはこの場合、フィーダロッドとして形成されている。このフィーダロッドに設けられた糸案内エレメントが、第3の吸込み空気管片の吸込み開口の範囲に位置決めされている。必要に応じて、つまり綾巻きパッケージ交換ユニットの範囲へ糸を持ち上げるために、フィーダロッドを鉛直方向に移動させることができ、この場合、フィーダロッドは糸を綾巻きパッケージ交換ユニットの糸ハンドリング装置のために準備する。
綾巻きパッケージを製作する繊維機械の作業部の範囲に配置された、糸走行路を取り囲む複数部分から成る糸案内通路を示す斜視図である。 旋回可能に支承された吸込みヘッドと、吸込みヘッド収容ハウジング内に配置された制御フラップとを備えた糸案内通路の吸込みヘッド収容ハウジングを制御フラップの吸込み位置で示す概略図である。 図2Aに示した吸込みヘッド収容ハウジングを制御フラップの閉鎖位置で示す概略図である。 図2Aに示した吸込みヘッド収容ハウジングを制御フラップの巻取り位置で示す概略図である。 吸込みヘッドを、綾巻きパッケージ交換時に必要とされる糸ストランドの調節時の状態で示す側面図である。 軸方向に移動可能に支承された両吸込みヘッド部分を備えた吸込みヘッドを示す正面図である。 第3の吸込み空気管片の吸込み開口と、該吸込み開口の範囲に配置された糸フィーダとを備えた吸込みヘッド収容ハウジングを拡大して示す図である。 給糸ボビンから到来した、綾巻きパッケージ交換ユニットの糸ハンドリング装置のために準備された位置を有する、引き出された糸フィーダを示す概略図である。
以下に、本発明を実施するための形態を図面につき詳しく説明する。
図1には、綾巻きパッケージを製作する繊維機械の作業部、本実施形態では自動綾巻きワインダの作業部(糸巻返し部)1が斜視図で示されている。
このような自動綾巻きワインダは通常、多数の同一の作業部1を有している。これらの作業部1では、給糸ボビン2、一般にリング精紡機において生産された、比較的少量の糸材料しか有していない精紡コップが巻き返されて、大容積の綾巻きパッケージ5が形成される。
完成した綾巻きパッケージ5は、引き続き自動的に作業するサービスユニット、たとえば綾巻きパッケージチェンジャによって、機械の長さの(つまり繊維機械の長さにわたって延びる)綾巻きパッケージ搬送装置(図示しない)へ引き渡されて、機械端部側に配置されたパッケージローディングステーション等へ搬送される。
このような自動綾巻きワインダの作業部もしくは糸巻返し部は、幾つかの精紡コップをストックすることのできる円形マガジンを備えているか、または自動綾巻きワインダはボビン・巻き管搬送システムの形のロジスティック装置を有している。このような自体公知のボビン・巻き管搬送システムでは、鉛直方向の向きで搬送トレイ上に配置されている精紡コップもしくは空管が循環する。
図1に示したように、供給された給糸ボビン2は作業部1の範囲でそれぞれ繰出し位置ASに位置決めされ、そしてこの繰出し位置ASにおいて綾巻きパッケージ5へ巻き返される。
個々の作業部1はこの目的のために種々の糸監視・処理装置を有している。これらの糸監視・処理装置は、糸29が巻返し過程の間、糸欠陥の有無について監視され、かつ検出された糸欠陥が除去されることを保証する。
このような自動綾巻きワインダの作業部1は、たとえば巻取り装置4と、有利にはニューマチック式に作動する糸継ぎ装置の形の糸結合装置8と、糸テンサ9と、糸クリアラもしくはスラブキャッチャ10と、糸張力センサ35とを有している。さらに、このような作業部1はパラフィン塗布装置(図示しない)を備えていてよい。これらの作業部1の巻取り装置4はそれぞれ、旋回軸30を中心にして可動に支承されているパッケージフレーム11と、綾巻きパッケージ駆動装置とを有している。たとえば糸案内ドラム34が設けられており、この糸案内ドラム34は綾巻きパッケージ5を摩擦接続式に回転させる。糸案内ドラム34の働きにより、パッケージに巻き取られる糸29は、同時に綾振りされるようになる。
図1からさらに判るように、繰出し位置ASに位置決めされた給糸ボビン2と、巻取り装置4との間には、糸走行路を取り囲む糸案内通路6が延びている。この糸案内通路6は必要に応じて、規定された規模で負圧で負荷されるようになっている。糸案内通路6は入口側で、テレスコープ式に伸縮可能に形成された吸込みベース19の形の繰出し補助装置3を備えている。すなわち、吸込みベース19は駆動装置36によって鉛直方向に移動可能に支承されていて、必要に応じて、たとえば糸端部を収容するために、少なくとも部分的に給糸ボビン2に被さるまで降下され得る。
糸案内通路6は糸走行方向Fで見て吸込みベース19の背後に、つまり下流側に、糸テンサ9のための収容区分33を有しており、さらにこの収容区分33に続いて糸継ぎ装置8のための比較的大きな収容ハウジング18を有している。糸案内通路6はさらに、収容区分32,31を備えている。これらの収容区分32,31は糸走行方向Fで見て収容ハウジング18の下流側に配置されている。収容区分32,31には、スラブキャッチャ10もしくは糸張力センサ35が据え付けられている。この範囲では、パラフィン塗布装置のための収容ハウジング(図示しない)も糸案内通路6に組み込まれていてよい。
出口側では、糸案内通路6は吸込みヘッド収容ハウジング21を有している。この吸込みヘッド収容ハウジング21には、制限された範囲内で旋回運動可能に、吸込みヘッド22が配置されている。
吸込みヘッド収容ハウジング21はさらに、制御フラップ23を有している。この制御フラップ23は図2A、図2B、図2Cに図示されているように、運転条件に応じて種々の位置に位置決め可能である。
吸込みヘッド収容ハウジング21は、吸込み開口28と、この吸込み開口28に接続された吸込み空気管片14とを介して、機械の長さにわたって延びる吸込み空気通路17に接続されている。吸込み空気管片14ならびに糸継ぎ装置8の収容ハウジング18を吸込み空気通路17に接続する吸込み空気管片12,13は、たとえば絞り板もしくはオリフィスディスク15を介して選択的に負圧で負荷される、すなわち負圧をかけられるようになっている。つまり、回転可能に支承されたオリフィスディスク15は、規定されて位置決め可能な複数の吸込み開口16を有している。吸込み開口16により、位置に応じて、第1〜第3の吸込み空気管片12,13,14のうちの1つまたは複数が、吸込み空気通路17にニューマチック式に連通するように接続されるようになる。
当然ながら、図1に示したオリフィスディスク15の代わりに、吸込み空気管片12,13,14と関連して、別の制御装置も考えられる。たとえば、吸込み空気管片12,13,14をそれぞれ別個の専用の弁装置等によって吸込み空気通路17に接続することができる。
図2A、図2B、図2Cには、糸案内通路6の端部側に配置された吸込みヘッド収容ハウジング21の部分図が示されている。吸込みヘッド22はその巻取り位置で図示されており、制御フラップ23はそれぞれ互いに異なる位置に位置決めされている。
図2Aには、制御フラップ23が吸込み位置Bで示されている。
吸込み位置Bでは、制御フラップ23により、吸込みヘッド22に糸案内通路6と吸込みヘッド収容ハウジング21とを介して負圧がかけられる。このことは、たとえば綾巻きパッケージ5の表面から上糸を収容する際に必ず必要となる。
図2Bには、制御フラップ23がその閉鎖位置Cで示されている。給糸ボビン2から下糸を収容するために糸案内通路6の入口側に配置された吸込みベース19において負圧が必要となると、制御フラップ23は閉鎖位置Cに位置決めされている。
図2Cには、制御フラップ23が巻取り位置Aで示されている。制御フラップ23は巻取りプロセスの間、巻取り位置Aに位置決めされている。巻取り位置Aは、糸29が、吸込みヘッド22を通って走行することなく直接に糸案内ドラム34に巻き掛かることを可能にする。
図3には、綾巻きパッケージ交換時における巻取り装置4の範囲の状況、すなわち完成した綾巻きパッケージ5に巻き取られた糸が綾巻きパッケージ交換ユニットの糸ハンドリング装置のために準備されなければならない場合の、巻取り装置4の範囲の状況が示されている。
図面から判るように、吸込みヘッド収容ハウジング21に旋回運動可能に配置された吸込みヘッド22は糸収容後に、綾巻きパッケージ5から離反旋回された第2の位置に位置決めされている。このことは、綾巻きパッケージ5と吸込みヘッド22の開口部との間に糸ストランド24を発生させる。この糸ストランド24は巻取り装置4からの綾巻きパッケージ5のエジェクト前に、綾巻きパッケージ交換ユニットに設けられた、相応する糸ハンドリング装置によって収容されて、切断され、そしてパッケージフレーム11における新しい綾巻きパッケージ巻き管の位置決め後に、この新しい綾巻きパッケージ巻き管に当て付けられる。
図4には、2つの部分から成る吸込みヘッド22を備えた吸込みヘッド収容ハウジング21の正面図が示されている。矢印X,Yにより示したように、両吸込みヘッド部分22A,22Bを軸方向で互いに離れる方向で引き離すことができる。この場合、両吸込みヘッド部分22A,22Bの間にはギャップが生じ、このギャップを通って、糸継ぎ過程の後に再び形成された糸29は、巻取りプロセスの再開前に再び糸案内ドラム34上へスライド式に乗り上げることができる。
図5および図6には、吸込みヘッド収容ハウジング21の範囲に据え付けられた糸フィーダ25が示されている。糸フィーダ25は、図6に示されているようにフィーダロッド26として形成されており、このフィーダロッド26はバッチ交換もしくはロット交換の後に、給糸ボビン2に結合された糸29を持ち上げ、この場合、糸29は綾巻きパッケージ交換ユニットの糸ハンドリング装置のために準備され得るか、もしくは綾巻きパッケージ交換ユニットの糸ハンドリング装置によって引き取られる。
フィーダロッド26は端部側に糸案内エレメント27を備えており、この糸案内エレメント27は図5から判るように、休止状態において、吸込みヘッド収容ハウジング21に設けられた吸込み空気管片14の吸込み開口28の範囲に位置決めされている。
本発明による糸案内通路を備えた作業部の作業形式は以下の通りである:
標準の巻取り運転中に、たとえば糸切れまたはコントロールされたクリアラ切断に基づいて巻取り中断が生じると、いわゆる「上糸」は綾巻きパッケージ5の表面に巻き取られ、それに対していわゆる「下糸」は糸テンサ9内にクランプされたままとなるか、または再び下方へ向かって給糸ボビン2上へ落下する。
このような巻取り中断に続いて巻取りプロセスを再び開始できるようにするためには、まず上糸と下糸とが再び結合されて1本の一貫した糸を形成しなければならない。この目的のためには、下糸も上糸も、糸案内通路6の収容ハウジング18内に配置された糸継ぎ装置8へもたらされて、この糸継ぎ装置8へ導入されなければならない。糸継ぎ装置8は次いで、有利には場合によっては存在する糸欠陥の除去後に、上糸および下糸の糸端部を再びほぼ一本の糸となるように結合する。
下糸を収容するためには、まずオリフィスディスク15が調節され、この場合、第1の吸込み空気管片12はオリフィスディスク15の吸込み開口16を介して機械の長さの吸込み空気通路17にニューマチック式に連通するように接続され、それに対して第2第3の吸込み管片13,14は閉じられたままとなる。さらに、吸込みヘッド収容ハウジング21に設けられた制御フラップ23は閉鎖位置C(図2B)に位置決めされ、吸込みベース19に設けられた閉鎖オリフィス20は開放される。この相互配置関係において、糸案内通路6の範囲には、吸込みベース19から第1の吸込み空気管片12を介して吸込み空気通路17に向けられた負圧流が生じる。たいていは糸テンサ9に保持されている下糸は解放され、次いで負圧流の影響を受けて、糸案内通路6における相応する案内輪郭により案内されて吸込み空気通路17にまでスライドする。このときに、下糸は、糸案内通路6の収容ハウジング18内に配置された糸継ぎ装置8内に整然とした状態で位置決めされる。
たとえば第1の吸込み空気管片12の範囲に配置された下糸センサ37は、下糸の存在を検知し、その後に上糸捕捉を開始させる。しかし、糸切れ後に下糸の糸端部が給糸ボビン2上へ落下してしまった場合には、吸込みベース19を降下させることによって給糸ボビン2から下糸を吸い込むことができる。次いで、この下糸は糸案内通路6を介して吸込み空気通路17内に到達する。
すなわち、給糸ボビン2から収容された下糸も、糸継ぎ装置8内に整然とした状態で位置決めされる。給糸ボビン2からの糸剥離をアシストするために、吸込みベース19はさらに、給糸ボビン2の巻き体コーンへの圧縮空気衝撃の導入を可能にする装置を備えていてよい。このことは、糸剥離挙動に極めて有利に作用する。
綾巻きパッケージ5の表面に巻き取られた上糸を捕捉するためには、第2の吸込み空気管片13が吸込み開口16を介して機械の長さの吸込み空気通路17にニューマチック式に連通するように接続され、それに対して第1第3の吸込み空気管片12,14は閉じられたままとなるようにオリフィスディスク15が調節される。
さらに、吸込みヘッド収容ハウジング21に配置された制御フラップ23がその吸込み位置Bに位置決めされ、吸込みベース19の範囲に設けられた閉鎖オリフィス20が閉じられる。このような相互配置関係において、糸案内通路6の範囲には、吸込みヘッド22の開口部から第2の吸込み空気管片13を介して吸込み空気通路17へ向けられた負圧流が生じる。この負圧流の働きにより、上糸の、綾巻きパッケージ5の表面に巻き取られた糸端部は、繰出し方向に回転する綾巻きパッケージ5から取り出される。
収容された上糸は、第2の吸込み空気管片13を介して吸込み空気通路17へ到達し、このときに下糸と同様に、糸案内通路6に設けられた相応する輪郭によって案内されて、収容ハウジング18に配置された糸継ぎ装置8へ整然とした状態でスライドする。有利には第2の吸込み空気管片13の範囲に据え付けられた上糸センサ38により、糸が検出され、次いでこの上糸センサ38は実際の糸継ぎ過程を開始させる。
上糸の糸捕捉も、付加的な手段によってアシストされ得る。たとえば糸収容のための開口部が綾巻きパッケージの表面のすぐ手前に位置決めされているような吸込みヘッドを、綾巻きパッケージ表面から離れる方向に少しだけ旋回させることができる。このときに生じる流れ剥離は、一般に糸捕捉を促進する。
上糸と下糸とが糸継ぎ装置8の範囲へ移送されて、整然とした状態で糸継ぎ装置8に位置決めされていると、糸継ぎ装置8の糸テンサが閉じられ、オリフィスディスク15は、第1の吸込み空気管片12も第2の吸込み空気管片13も、オリフィスディスク15の吸込み開口16を介して吸込み空気通路17にニューマチック式に連通して接続されるように調節されるので、第1の吸込み空気通路12も第2の吸込み空気管片13も負圧で負荷される。形成された負圧に基づき、上糸と下糸とはピンと張られる。引き続き、実際の糸継ぎ過程が実施され、残留糸は吸い出され、そして巻取り過程が新たに開始される。
ただし、巻取り過程の開始前には、上糸と下糸との結合により新たに形成された、まだ吸込みヘッド22内に位置する一貫した糸29が解放されなければならない。この目的のためには、まず吸込みヘッド収容ハウジング21に配置された制御フラップ23がその巻取り位置Aへ旋回させられ、引き続き両吸込みヘッド部分22Aおよび22Bが軸方向で互いに離れる方向に少しだけ引き離される。
両吸込みヘッド部分22A,22Bが方向Xもしくは方向Yに引き離されると、糸29は、両吸込みヘッド部分22A,22Bの間に生じたギャップを通って糸案内ドラム34上に落下する。
次いで、吸込みヘッド22の閉鎖後に、巻取り過程が開始され、この場合、吸込みヘッド22は有利には、糸案内ドラム34が巻取り過程の間、十分にカバーされるように位置決めされたままとなる。高速回転する糸案内ドラム34の上に吸込みヘッド22がこのように位置決めされることにより、一方では、回転する糸案内ドラム34により生ぜしめられる恐れのある負傷危険が最小限に抑えられ、他方では切換時間の利得が得られる。なぜならば、吸込みヘッド22が既にその糸収容位置に位置決めされているので、吸込みヘッド22を新たな巻取り中断時に最初にその糸収容位置へアクティブに旋回させる必要がないからである。
「標準的な」巻取り運転の間、繰出し位置ASに位置決めされた給糸ボビン2から繰り出された糸29は、糸案内通路6を通って巻取り装置4に到達し、そしてこの巻取り装置4において糸29は巻き取られて綾巻きパッケージ5が形成される。
図示の実施形態では、糸29はこの場合にまず、糸案内通路6の吸込みベース19の開放された閉鎖オリフィス20と、吸込みベース19と、収容区分33と、収容ハウジング18と、収容区分32,31と、吸込みヘッド収容ハウジング21とを通って走行する。すなわち、糸29は巻取り装置4までの経路に沿ってまず糸案内通路6の吸込みベース19を通過し、次いで糸テンサ9を取り囲む糸案内通路区分33に到達する。整然とした状態の糸テンションを調節するために糸テンサ9のディスクにより負荷された糸29は、次いで糸継ぎ装置8の収容ハウジング18に到達し、そして糸継ぎ装置8に対して間隔を置いてスラブキャッチャ10を通って走行する。スラブキャッチャ10は糸案内通路6の相応する収容区分32に配置されていて、糸29を糸欠陥の有無について検査する。
スラブキャッチャ10を通過した後に、糸29は収容区分31に到達する。この収容区分31には、糸張力センサ35が配置されており、この糸張力センサ35は、糸29によって圧力負荷されて、目下の糸テンションを検出する。
糸張力センサ35を乗り越えた後に、糸29は吸込みヘッド収容ハウジング21に到達して、開放された制御フラップ23の傍らを通って糸案内ドラム34に乗り上げる。この糸案内ドラム34は、巻き取られる糸29をトラバースさせる。
糸案内通路6の別の部分、特に収容ハウジング18および収容区分33,32,31は、巻取りプロセスの間、透明なカバーエレメントによってカバーされている。このカバーエレメントは一方では、外部から糸に不都合な影響が付与される危険を阻止し、他方では巻取りプロセス中に作業部の範囲において風綿、ダスト発生等による汚染が生じなくなることを確保する。
オリフィスディスク15は巻取りプロセスの間、たとえば第1の吸込み空気管片12が常時軽度に負圧負荷されるように調節されていると有利である。このことには次のような利点がある。すなわち、第1の吸込み空気管片12を介して糸案内通路6内に生ぜしめられる負圧流により、たとえば糸案内通路6内に常時発生する繊維ダストが直ちに信頼性良く廃棄され、この場合、給糸ボビンの範囲に生じたダストおよび綾巻きパッケージの範囲に生じたダストも、十分に一緒に吸い込まれる。
当然ながら、択一的な別の実施形態では、巻取り運転中に所定のインターバルを置いてのみ糸案内通路6を負圧で負荷し、こうしてエネルギを節約することも考えられる。
ロット交換後に新しい給糸ボビン2から吸込みヘッド収容ハウジング21の範囲へ糸を移送するためには、オリフィスディスク15が回転させられ、この場合、第1第2の吸込み空気管片12,13が閉じられ、かつ第3の吸込み空気管片14が吸込み開口16を介して負圧で負荷されるようにオリフィスディスク15が回転させられる。さらに、吸込みヘッド収容ハウジング21に配置された制御フラップ23が閉じられ、吸込みベース19に設けられた閉鎖オリフィス20が開かれる。
給糸ボビン2の糸はこのような場合には、糸案内通路6を通じて吸込みヘッド収容ハウジング21にまで吸い込まれて、吸込みヘッド収容ハウジング21に設けられた吸込み開口28と、第3の吸込み空気管片14とを介して吸込み空気通路17内へ到達する。吸込み開口28内への吸込み時に、糸29は糸フィーダ25の糸案内エレメント27に沿ってスライドする。糸フィーダ25は糸29を引き続き綾巻きパッケージ交換ユニットの糸ハンドリング装置のために準備する。
本発明は当然ながら、上記実施形態に限定されるものではなく、一般的な発明思想から逸脱することなしに別の実施態様または装備バリエーションを有することもできる。
図1に示した、調節可能に支承されたオリフィスディスク15の代わりに、吸込み空気管片12,13,14は、たとえばそれぞれ別個に配置された弁装置(図示しない)を介して吸込み空気通路17に接続されていてもよい。
吸込みベース19の範囲に配置された閉鎖オリフィス20も、必ずしも図1に図示したように旋回可能に支承された閉鎖金属薄板として形成されている必要はなく、別の閉鎖機構によっても実現され得る。
1 作業部
2 給糸ボビン
3 繰出し補助装置
4 巻取り装置
5 綾巻きパッケージ
6 糸案内通路
8 糸継ぎ装置
9 糸テンサ
10 スラブキャッチャ
11 パッケージフレーム
12,13,14 吸込み空気管片
15 オリフィスディスク
16 吸込み開口
17 吸込み空気通路
18 収容ハウジング
19 吸込みベース
20 閉鎖オリフィス
21 吸込みヘッド収容ハウジング
22 吸込みヘッド
23 制御フラップ
24 糸ストランド
25 糸フィーダ
26 フィーダロッド
27 糸案内エレメント
28 吸込み開口
29 糸
30 旋回軸
31,32,33 収容区分
34 糸案内ドラム
35 糸張力センサ
36 駆動装置
37 下糸センサ
38 上糸センサ
AS 繰出し位置
F 糸走行方向
B 吸込み位置
C 閉鎖位置
A 巻取り位置

Claims (15)

  1. 綾巻きパッケージを製作する繊維機械の作業部であって、給糸ボビンの繰出し位置の範囲に配置された糸収容装置と、糸走行路の範囲に据え付けられた糸監視・処理装置と、綾巻きパッケージを製作するための巻取り装置とが設けられている形式のものにおいて、当該作業部(1)が、糸走行路を取り囲む、複数部分から成る糸案内通路(6)を有しており、該糸案内通路(6)が、種々の糸監視・処理装置のための収容ハウジング(18,21)もしくは収容区分(31,32,33)を備えており、ただし前記糸案内通路(6)は繰出し位置(AS)に位置決めされた給糸ボビン(2)と、巻取り装置(4)との間に延びていて、必要に応じて所定の区分毎に負圧をかけられて、前記糸案内通路(6)に負圧流が生ぜしめられるようになっており、しかも該負圧流の流れ方向が、規定されて設定可能であり、前記糸案内通路(6)に複数の吸込み空気管片(12,13,14)が接続されており、該吸込み空気管片(12,13,14)を介して、糸案内通路(6)が、種々異なる方向で負圧流によって負荷されるようになっていることを特徴とする、綾巻きパッケージを製作する繊維機械の作業部。
  2. 吸込み空気管片(12,13,14)が、機械の長さの1つの吸込み空気通路(17)に接続されていて、規定されて位置決め可能である吸込み開口(16)を有する調節可能な1つのオリフィスディスク(15)によって選択的に負圧をかけられるようになっている、請求項記載の作業部。
  3. 糸案内通路(6)の、巻取りプロセス中に糸を案内する範囲が、金属製のダイカスト部分として形成されており、吸込み空気管片(12,13,14)がプラスチック部分として形成されている、請求項1記載の作業部。
  4. 糸案内通路(6)の少なくとも部分範囲が、取外し可能なカバーエレメントによりカバーされていて、該カバーエレメントの取外しによって露出することで直接作業ができるようになっている、請求項1記載の作業部。
  5. 取外し可能なカバーエレメントが、透明なプラスチックから製作されている、請求項記載の作業部。
  6. 糸案内通路(6)に、糸継ぎ装置(8)のための収容ハウジング(18)が組み込まれており、該収容ハウジング(18)に、給糸ボビン(2)に結合された下糸を吸い込むための第1の吸込み空気管片(12)と、綾巻きパッケージ(5)に結合された上糸を吸い込むための第2の吸込み空気管片(13)とが接続されている、請求項1記載の作業部。
  7. 糸案内通路(6)が、入口側に、テレスコープ式に伸縮可能に支承された吸込みベース(19)を備えており、該吸込みベース(19)が、糸収容のために部分的に給糸ボビン(2)に被さるように降下可能である、請求項1記載の作業部。
  8. 吸込みベース(19)が、必要に応じて糸案内通路(6)の入口を閉鎖することを可能にする閉鎖オリフィス(20)を備えている、請求項記載の作業部。
  9. 前記閉鎖オリフィス(20)は、該閉鎖オリフィス(20)が付加的に残留糸鋏としても機能するように形成されている、請求項記載の作業部。
  10. 糸案内通路(6)が、出口側に吸込みヘッド収容ハウジング(21)を有しており、該吸込みヘッド収容ハウジング(21)に、制限された範囲内で旋回可能となるように支承された吸込みヘッド(22)と、種々の位置に位置決め可能な制御フラップ(23)と、第3の吸込み空気管片(14)とが接続されている、請求項1記載の作業部。
  11. 吸込みヘッド(22)が、第1の位置(I)と第2の位置(II)との間で調節可能であり、第1の位置(I)で、糸を捕捉するための吸込みヘッド(22)の開口部が、巻取り装置(4)に保持された綾巻きパッケージ(5)の表面のすぐ手前に位置決めされており、第2の位置(II)で、糸捕捉後に綾巻きパッケージ(5)と吸込みヘッド(22)の前記開口部との間に糸ストランド(24)が張設されている、請求項10記載の作業部。
  12. 吸込みヘッド(22)は、2つの部分から形成されていて、両吸込みヘッド部分(22A,22B)が糸進出ギャップの形成のために旋回軸に沿って軸方向に移動可能となるように前記旋回軸に支承されている、請求項10記載の作業部。
  13. 制御フラップ(23)が、選択的に3つの位置(A,B,C)に位置決め可能であり、第1の位置(A)が巻取り位置を形成し、第2の位置(B)が吸込み位置を形成し、第3の位置(C)が閉鎖位置を形成する、請求項10記載の作業部。
  14. 吸込みヘッド収容ハウジング(21)の範囲に糸フィーダ(25)が据え付けられており、該糸フィーダ(25)はロット交換の際に、給糸ボビン(2)の、第3の吸込み空気管片(14)内へ吸い込まれた糸(29)を、綾巻きパッケージ交換ユニットの糸ハンドリング装置へ移送するために使用される、請求項10から13までのいずれか1項記載の作業部。
  15. 糸フィーダ(25)がフィーダロッド(26)として形成されていて、糸案内エレメント(27)を備えており、該糸案内エレメント(27)が、休止位置において第3の吸込み空気管片(14)の吸込み開口(28)の範囲に位置決めされている、請求項14載の作業部。
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