JP5781592B2 - 統合された部品取扱装置を有する射出成形機械 - Google Patents

統合された部品取扱装置を有する射出成形機械 Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本願は、米国仮特許出願第61/320,020号(2010年4月1日出願)からの優先権を主張し、該米国仮特許出願は、その全体が本明細書中に参照により援用される。
(分野)
本開示は、射出成形機械、射出成形機械の部品取扱自動化、ならびに射出成形機械の金型に対して部品を操作するための方法および装置に関する。
(背景)
米国特許第4,781,571号(Heindl et al.)は、射出成形物品を除去するための装置(7)を具備する、射出成形機械(1)の開示を主張する。本装置は、開放された射出成形金型(3)から、物品(6)の除去を可能にする。双方向支持部(10、11、12、13)は、射出成形金型(3)のための閉鎖ユニット(2)の作動方向に対して平行に整合されたガイドベッド(8)上に移動可能に搭載される。双方向支持部は、その下側端に、相互に対して直角に延在する、2つの縦方向軸を中心として、支持部部材(14)に対して調節可能である、把持部材(15)を具備する、支持部部材(14)を伴う、垂直に移動可能な搬器(13)を有する。物品(6)は、把持部材(15)によって、開放された射出成形金型(3)から、除去することができ、所望に応じて、射出成形機械(1)の前面の正面または後面の背後のいずれかにおいて、素子(16)上に蒸着することができる。
(概要)
以下の発明の開示は、読者に、出願人の教示の種々の側面を紹介することを意図しているが、いずれの発明も定義するものではない。一般に、本明細書に開示されるのは、射出成形、ならびに射出成形機械の金型内および/またはそこから部品を移動させ、および/または予成形および/または成形後動作のために、部品を取り扱うことに関連する、1つ以上の方法または装置である。例えば、いくつかの用途では、射出サイクルのために、金型を閉鎖するのに先立って、印刷デカールを金型内に載置することができる。いくつかの用途では、部分的に冷却され、および/または部分的に固化された部品を、金型から除去し、成形後冷却ステーションに移送することができる。いくつかの実施例では、ある成形部品は、金型から除去し、アセンブリステーションに供給される、別の成形部品および/または1つ以上の部品と組み立てることができる。
いくつかの実施例によると、部品取扱装置は、射出成形機械の基部に直接搭載可能である、デカルトまたは線形ロボットの形態において、提供される。部品取扱装置は、エンドエフェクタが、射出成形機械の2つの圧盤間に到達する、前進位置と、エンドエフェクタが、2つの圧盤間の空間から取り除かれる、後退位置との間において、エンドエフェクタ(または、アーム先端ツール)を移動させるための第1の線形アクチュエータを含むことができる。
第1のアクチュエータは、概して、圧盤を下回る高さにおいて、射出成形機械の基部に搭載される、垂直材に搭載することができる。基部に対する垂直材の位置は、調節可能であって、第2の線形軸に沿って、調節することができる。第2の線形軸は、概して、第1の線形軸に直交であり得る。第2の軸に沿った垂直材の移動は、例えば、垂直材を第2の軸に沿った所望の位置に押動させ、次いで、係止部材を解除位置から係止位置に移動させることによって、手動でもたらすことができる。いくつかの実施例では、部品取扱装置は、第2の軸に沿って、垂直材を移動させるための第2の線形アクチュエータを含むことができる。
垂直材は、第3の線形軸に沿って延在することができ、基部に対する第1のアクチュエータの位置は、第3の線形軸に沿って、調節可能であり得る。第3の線形軸に沿った基部に対する第1のアクチュエータの移動は、手動でもたらすことができる、または第3の線形アクチュエータを介して、もたらすことができる。いくつかの実施例では、装置は、第2の線形アクチュエータを伴わずに、第3の線形アクチュエータ(第3の軸に沿った移動のため)を含むことができる。
装置は、1つ以上の回転軸を中心として、アーム先端ツールを回転させるための1つ以上の回転アクチュエータを含むことができる。1つ以上の回転軸は、概して、第1、第2、または第3の線形軸に平行であり得る。いくつかの実施例では、装置は、アーム先端ツールと、概して、第1の線形軸に平行な回転軸を中心として、アーム先端ツールを回転させるための第1のアクチュエータとの間に搭載される、回転アクチュエータを含む。
出願人の教示のいくつかの側面によると、射出成形機械は、上面を有する、機械基部と、機械基部の上面に支持される、一対の圧盤であって、そのうちの少なくとも1つは、開放と閉鎖位置との間において、機械軸に沿って、平行移動可能である、圧盤と、射出成形機械内の生産と関連付けられる部品と相互作用するために、前進位置と後退位置との間において、機械基部に対して、移動可能である、アーム先端ツールと、機械基部に調節可能に連結された下側端と、機械基部の上面から離間し、アーム先端ツールに連結される、上側端と、を有する、垂直材と、を備える。
垂直材の下側端は、概して、機械基部の上面を下回る高さに配置されてもよい。垂直材の上側端は、概して、機械基部の上面を上回る高さに配置されてもよい。機械基部に対する垂直材の位置は、第1および第2の線形調節方向のうちの少なくとも1つにおいて、調節可能であってもよく、第1および第2の線形調節方向は、それぞれ、概して、機械軸に平行および垂直に配向される。
機械はさらに、垂直材の下側端を機械基部に調節可能に連結する、調節可能搭載部を備えてもよい。調節可能搭載部は、機械基部と構造的に統合される、静的搭載部部分と、垂直材の下側端に固定される、動的搭載部部分と、を含んでもよく、動的搭載部部分は、静的搭載部部分に調節可能に連結される。静的搭載部部分は、線形摺動部を備えてもよく、動的搭載部部分は、線形摺動部に摺動可能に連結される、搬器を備えてもよい。線形摺動部は、少なくとも、基部に固定される、第1のレールを備えてもよく、第1のレールは、機械軸に平行に延在する。線形摺動部はさらに、基部に固定される、第2のレールを備えてもよく、第1のレールに平行に延在する、第2のレールは、垂直レールオフセットによって、第1のレールから垂直に離間される。機械は、圧盤にわたって、圧着負荷を付与するために、それぞれ、概して、機械軸に平行に、かつ圧盤間に延在する、上側引張棒および下側引張棒を含んでもよく、上側および下側引張棒は、垂直引張棒間隔によって、垂直に離間され、垂直レールオフセットは、少なくとも、垂直引張棒間隔の約25%であってもよい。垂直レールオフセットは、いくつかの実施例では、少なくとも、垂直引張棒間隔の約75%であってもよい。
第1のレールは、第2のレールの垂直方向上方に、かつ下側引張棒の垂直方向下方に、位置付けられてもよい。第1のレールは、第2のレールの垂直方向上方に、かつ下側引張棒と約同一高さに、位置付けられてもよい。第1のレールおよび第2のレールは、概して、共通垂直平面に位置付けられてもよく、または一方のレールは、他のレールに対して、側方にオフセットされてもよい。機械基部は、概して、平面側壁を備えてもよく、第1のレールは、側壁に固定されてもよい。第2のレールは、機械基部の側壁に固定されてもよい。
線形摺動部に対する垂直材の位置は、解除可能に、係止可能であってもよい。機械はさらに、垂直材によって支持される、作動アームを備えてもよく、アーム先端ツールは、作動アームを介して、垂直材に連結される。作動アームは、静的アーム部分および動的アーム部分を備えてもよく、動的アーム部分は、前進と後退位置との間において、アーム軸に沿って、静的アーム部分に対して、移動可能であってもよい。静的部分は、垂直材に固定されてもよい。アーム軸は、概して、水平であってもよい。アーム軸は、概して、機械軸に垂直であってもよい。
いくつかの側面によると、射出成形機械は、射出成形金型を支持する、機械基部であって、金型が、機械基部上に支持される、一対の圧盤に搭載される、金型部分を含み、圧盤のうちの少なくとも1つが、開放と閉鎖位置との間において、機械軸に沿って、平行移動可能である、機械基部と、成形部品生産と関連付けられる部品を操作するための部品取扱装置であって、部品取扱装置が、第1の線形摺動部上に移動可能に支持され、第1の線形摺動部が、機械基部内に内蔵される、部品取扱装置と、を備える。
第1の線形摺動部は、圧盤の最上延在部を下回る高さに位置付けられてもよい。第1の線形摺動部は、圧盤の最下延在部を下回る高さに位置付けられてもよい。第1の線形摺動部は、第1のレールを備えてもよい。第1の線形摺動部は、第1のレールに平行の第2のレールを備えてもよい。
機械はさらに、前進位置と後退位置との間において、移動可能である、マニピュレータを備えてもよく、マニピュレータは、前進位置にある時、圧盤間に到達し、後退位置にある時、圧盤から取り除かれる。機械はさらに、機械基部の上方において、マニピュレータを支持する、垂直材を備えてもよく、垂直材は、機械基部に搭載された下側端を有する。第1および第2のレールは、垂直材と機械基部との中間に側方に配置されてもよい。機械基部は、機械の非オペレータ側における、概して、垂直平面に配置される、背面側壁を備えてもよく、垂直材は、背面側壁に対面する、近位表面を備えてもよく、第1および第2のレールのうちの少なくとも1つは、近位表面と背面側壁との間に配置される。
いくつかの側面によると、射出成形機械と、機械とインターフェースをとるための部品取扱装置とが、組み合わせとして、提供され、射出成形機械は、基部と、そのうちの少なくとも1つが、開放と閉鎖位置との間において、機械軸に沿って、摺動可能である、基部に支持される、一対の圧盤を備え、部品取扱装置は、前進位置と後退位置との間において、移動可能である、マニピュレータであって、前進位置にある時、圧盤間に到達し、後退位置にある時、圧盤から取り除かれる、マニピュレータと、第1の線形支持部と、基部の上方において、マニピュレータを支持する、垂直材であって、基部に搭載される、下側端を有する、垂直材と、を備える。
部品取扱装置は、基部に連結される、第1の線形支持部と、基部の上方において、マニピュレータを支持する、垂直材と、を含んでもよく、垂直材は、基部に搭載される、下側端を有する。
基部は、外側側壁表面を伴う、側壁を有してもよく、第1の線形支持部は、外側側壁表面に搭載される、少なくとも1つのレールを含んでもよい。部品取扱装置はさらに、第1の線形支持部に沿って、垂直材を移動させるための第1のアクチュエータを含んでもよい。第1のアクチュエータは、基部に取着されたボールネジと、ボールネジを回転させるための回転駆動部と、を含んでもよい。
側壁は、外側表面の側方内向きに延在する、少なくとも1つの陥凹を有してもよく、第1のアクチュエータの少なくとも一部は、陥凹内に配置されてもよい。陥凹は、概して、側壁の外側表面に平行であって、そこから側方内向きに離間する、背面壁を有してもよく、回転駆動部は、陥凹の背面壁に搭載されたモータを含んでもよい。
陥凹は、機械軸419に平行な軸方向延在部を有してもよく、ボールネジは、陥凹軸方向延在部未満のボールネジ長を有してもよい。モータは、ボールネジと一直線上にあってもよく、モータは、ボールネジ長とともに、アクチュエータ軸方向延在部を画定する、軸方向長を有してもよい。陥凹軸方向延在部は、アクチュエータ軸方向延在部を上回ってもよい。
部品取扱装置430はさらに、搬器本体を有する、搬器を含んでもよく、少なくとも1つの軸受ブロックが、搬器本体に固定され、レールと摺動可能に係合されてもよい。垂直材は、搬器本体に連結されてもよい。搬器本体は、陥凹に対面する近位表面を有してもよく、アクチュエータは、搬器本体の近位表面に固定されたボールナットを含んでもよく、ボールナットは、少なくとも部分的に、陥凹内に突出する。ボールナットは、側方ボールナット幅を有してもよく、少なくとも、ボールナット幅の約半分が、陥凹内に延在してもよい。
例えば、本明細書は以下の項目も提供する。
(項目1)
射出成形機械であって、
a)上面を有する機械基部と、
b)前記機械基部の上面に支持される一対の圧盤であって、前記圧盤のうちの少なくとも1つは、開放位置と閉鎖位置との間において機械軸に沿って平行移動可能である、圧盤と、
c)前記射出成形機械内の生産と関連付けられる部品と相互作用するために、前進位置と後退位置との間において前記機械基部に対して移動可能であるアーム先端ツールと、
d)前記機械基部に調節可能に連結された下側端と、前記機械基部の上面から離間し、かつ、前記アーム先端ツールに連結される上側端とを有する、垂直材と
を含む、機械。
(項目2)
前記垂直材の下側端は、概して、前記機械基部の上面を下回る高さに配置される、項目1に記載の機械。
(項目3)
前記垂直材の上側端は、概して、前記機械基部の上面を上回る高さに配置される、項目1または2に記載の機械。
(項目4)
前記機械基部に対する前記垂直材の位置は、第1の線形調節方向および第2の線形調節方向のうちの少なくとも1つにおいて調節可能であり、前記第1の線形調節方向および第2の線形調節方向は、それぞれ、概して、前記機械軸に平行および垂直に配向される、項目1−3のいずれかに記載の機械。
(項目5)
前記垂直材の下側端を前記機械基部に調節可能に連結する調節可能搭載部をさらに含み、前記調節可能搭載部は、前記機械基部と構造的に統合される静的搭載部部分と、前記垂直材の下側端に固定される動的搭載部部分とを含み、前記動的搭載部部分は、前記静的搭載部部分に調節可能に連結される、項目1−4のいずれかに記載の機械。
(項目6)
前記静的搭載部部分は、線形摺動部を含み、前記動的搭載部部分は、前記線形摺動部に摺動可能に連結される搬器を含む、項目5に記載の機械。
(項目7)
前記線形摺動部は、少なくとも、前記基部に固定される第1のレールを含み、前記第1のレールは、前記機械軸に平行に延在する、項目6に記載の機械。
(項目8)
前記線形摺動部は、前記基部に固定され、かつ、前記第1のレールに平行に延在する第2のレールをさらに含み、前記第2のレールは、垂直レールオフセットによって、前記第1のレールから垂直に離間される、項目7に記載の機械。
(項目9)
前記機械は、前記圧盤にわたって、圧着負荷を付与するために、それぞれ、概して、前記機械軸に平行に、かつ、前記圧盤間に延在する上側引張棒および下側引張棒を含み、前記上側引張棒および下側引張棒は、垂直引張棒間隔によって垂直に離間され、前記垂直レールオフセットは、少なくとも、前記垂直引張棒間隔の約25%である、項目8に記載の機械。
(項目10)
前記垂直レールオフセットは、少なくとも前記垂直引張棒間隔の約75%である、項目9に記載の機械。
(項目11)
前記第1のレールは、前記第2のレールの垂直方向上方に、かつ、前記下側引張棒の垂直方向下方に位置付けられる、項目8−10のいずれかに記載の機械。
(項目12)
前記第1のレールは、前記第2のレールの垂直方向上方に、かつ、前記下側引張棒とほぼ同一の高さに位置付けられる、項目8−10のいずれかに記載の機械。
(項目13)
前記第1のレールおよび前記第2のレールは、概して、共通垂直平面に位置付けられる、項目8−12のいずれかに記載の機械。
(項目14)
前記機械基部は、概して、平面状の側壁を含み、前記第1のレールは、前記側壁に固定される、項目8−13のいずれかに記載の機械。
(項目15)
前記第2のレールは、前記機械基部の側壁に固定される、項目14に記載の機械。
(項目16)
前記線形摺動部に対する前記垂直材の位置は、解除可能に係止可能である、項目6−
15のいずれかに記載の機械。
(項目17)
前記垂直材によって支持される作動アームをさらに含み、前記アーム先端ツールは、前記作動アームを介して前記垂直材に連結される、項目1−16のいずれかに記載の機械

(項目18)
前記作動アームは、静的アーム部分および動的アーム部分を含み、前記動的アーム部分は、前記前進位置と後退位置との間においてアーム軸に沿って前記静的アーム部分に対して移動可能である、項目17に記載の機械。
(項目19)
前記静的部分は、前記垂直材に固定される、項目18に記載の機械。
(項目20)
前記アーム軸は、概して、水平である、項目19に記載の機械。
(項目21)
前記アーム軸は、概して、前記機械軸に垂直である、項目20に記載の機械。
(項目22)
射出成形機械であって、
a)射出成形金型を支持する機械基部であって、前記金型は、前記機械基部上に支持される一対の圧盤に搭載される金型部分を含み、前記圧盤のうちの少なくとも1つは、開放位置と閉鎖位置との間において機械軸に沿って平行移動可能である、機械基部と、
b)成形部品生産と関連付けられる部品を操作するための部品取扱装置であって、前記部品取扱装置は、第1の線形摺動部上に移動可能に支持され、前記第1の線形摺動部は、前記機械基部内に内蔵される、部品取扱装置と
を含む、機械。
(項目23)
前記第1の線形摺動部は、前記圧盤の最上延在部を下回る高さに位置付けられる、項目22に記載の機械。
(項目24)
前記第1の線形摺動部は、前記圧盤の最下延在部を下回る高さに位置付けられる、項目22に記載の機械。
(項目25)
前記第1の線形摺動部は、第1のレールを含む、項目22−24のいずれかに記載の
機械。
(項目26)
前記第1の線形摺動部は、前記第1のレールに平行な第2のレールを含む、項目25に記載の機械。
(項目27)
前進位置と後退位置との間において移動可能であるマニピュレータをさらに含み、前記マニピュレータは、前記前進位置にあるとき、前記圧盤間に到達し、前記後退位置にあるとき、前記圧盤から取り除かれる、項目26に記載の機械。
(項目28)
前記基部の上方において前記マニピュレータを支持する垂直材をさらに含み、前記垂直材は、前記基部に搭載される下側端を有する、項目27に記載の機械。
(項目29)
前記第1のレールおよび第2のレールは、前記垂直材と前記機械基部との中間に側方に配置される、項目28に記載の機械。
(項目30)
前記機械基部は、前記機械の非オペレータ側における概して垂直な平面に配置される背面側壁を含み、前記垂直材は、前記背面側壁に対面する近位表面を含み、前記第1のレールおよび第2のレールのうちの少なくとも1つは、前記近位表面と前記背面側壁との間に配置される、項目29に記載の機械。
(項目31)
射出成形機械と、前記機械とインターフェースをとるためのサイドエントリーロボット装置との組み合わせであって、
前記射出成形機械は、
a)基部および前記基部上に支持される一対の圧盤であって、前記圧盤のうちの少なくとも1つは、開放位置と閉鎖位置との間において機械軸に沿って摺動可能である、基部および一対の圧盤
を含み、
前記サイドエントリーロボット装置は、
b)前進位置と後退位置との間において水平に移動可能であるマニピュレータであって、前記マニピュレータは、前記前進位置にあるとき、前記圧盤間に到達し、前記後退位置にあるとき、前記圧盤から取り除かれる、マニピュレータと、
c)前記基部に連結される第1の線形支持部と、
d)前記基部の上方において前記マニピュレータを支持する垂直材であって、前記垂直材は、前記基部に搭載される下側端を有する垂直材と
を含む、組み合わせ。
(項目32)
前記基部は、外側側壁表面を有する側壁を有し、前記第1の線形支持部は、前記外側側壁表面に搭載された少なくとも1つのレールを含む、項目31に記載の組み合わせ。
(項目33)
前記部品取扱装置は、前記第1の線形支持部に沿って前記垂直材を移動させるための第1のアクチュエータをさらに含む、項目32に記載の組み合わせ。
(項目34)
前記第1のアクチュエータは、前記基部に取着されたボールネジと、前記ボールネジを回転させるための回転駆動部とを含む、項目33に記載の組み合わせ。
(項目35)
前記側壁は、前記外側表面の側方内向きに延在する少なくとも1つの陥凹を有し、前記第1のアクチュエータの少なくとも一部は、前記陥凹内に配置される、項目33−34
のいずれかに記載の組み合わせ。
(項目36)
前記陥凹は、概して、前記側壁の外側表面に平行であり、そこから側方内向きに離間する背面壁を有し、前記回転駆動部は、前記陥凹の背面壁に搭載されたモータを含む、項目35に記載の組み合わせ。
(項目37)
前記陥凹は、前記機械軸に平行な軸方向延在部を有し、前記ボールネジは、陥凹軸方向延在部未満のボールネジ長を有する、項目36に記載の組み合わせ。
(項目38)
前記モータは、前記ボールネジと一直線にあり、前記モータは、前記ボールネジとともにアクチュエータ軸方向延在部を画定する軸方向長を有し、前記陥凹軸方向延在部は、前記アクチュエータ軸方向延在部を上回る、項目37に記載の組み合わせ。
(項目39)
搬器本体と、前記搬器本体に固定された軸受ブロックとを有する搬器をさらに含み、前記軸受ブロックは、前記レールと摺動可能に係合され、前記垂直材は、前記搬器本体に連結される、項目35−38のいずれかに記載の組み合わせ。
(項目40)
前記搬器本体は、前記陥凹に対面する近位表面を有し、前記アクチュエータは、搬器本体の近位表面に固定されたボールナットを含み、前記ボールナットは、少なくとも部分的に、前記陥凹内に突出する、項目39に記載の組み合わせ。
(項目41)
前記ボールナットは、側方ボールナット幅を有し、前記ボールナット幅の少なくとも約半分は、前記陥凹内に側方に延在する、項目40に記載の組み合わせ。
図面は、本明細書の物品、方法、および装置の種々の実施例を例証するために含まれ、いかようにも教示される範囲を制限することを意図するものではない。
図1は、部品取扱装置を伴う、射出成形機械の斜視図である。 図2は、図1の部品取扱装置の拡大斜視図である。 図3は、図1の構造の端面図である。 図4は、図2と異なる位置における種々の可動要素を示す、図2の部品取扱装置の斜視図である。 図5は、部品取扱装置の別の実施例の斜視図である。 図6は、部品取扱装置を伴う、射出成形機械の別の実施例の斜視図である。 図7は、図6の部品取扱装置の拡大斜視図である。 図8は、部品取扱装置を伴う、射出成形機械の別の実施例の一部の斜視図である。 図9は、線9-9に沿った、図8の構造の断面図である。
(詳細な説明)
種々の装置またはプロセスが、各請求される発明の実施形態の実施例を提供するために、以下に説明される。以下に説明される実施形態のいずれも、いずれの請求される発明も制限するものではなく、いずれの請求される発明も、以下に説明されるものと異なるプロセスまたは装置を網羅し得る。請求される発明は、以下に説明される任意の1つの装置またはプロセスの特徴のすべてを有する装置またはプロセス、あるいは以下に説明される複数またはすべての装置に共通の特徴に限定されない。以下に説明される装置またはプロセスは、本特許出願の発行によって付与される、いかなる排他的権利の実施形態ではないことが可能性として考えられる。以下に説明される装置またはプロセスにおいて開示されるいかなる発明も、そして、排他的権利が本特許出願の発行によって付与されないいかなる発明も、別の保護的法律文書、例えば、継続特許出願の主題となり得、出願人、発明者、または所有者は、本書におけるその開示によって、いかなるそのような発明も、委付、放棄、または公共に供することを意図しない。
図1を参照すると、射出成形機械110は、射出成形金型を支持するための機械基部112を備える。金型は、少なくとも部分的に、第1の圧盤114に搭載される第1の金型部分と、第2の圧盤116に搭載される第2の金型部分と、によって、形成される。例証される実施例では、機械基部112は、上面118を有し、圧盤は、機械基部112の上面118上に支持される。圧盤114、116のうちの少なくとも1つは、開放と閉鎖位置との間において、機械軸119に沿って、平行移動可能である。例証される実施例では、第1の圧盤は、機械基部に対して、平行移動可能であって、また、可動圧盤114とも称され、第2の圧盤116は、基部に対して定常であって(使用時)、また、定常圧盤116とも称される。
射出成形機械110は、閉鎖位置にある時、圧盤114、116をともに圧着する、複数の引張棒を含むことができる。例証される実施例では、機械110は、それぞれ、機械110のオペレータ側に位置付けられる、上側正面引張棒120aおよび下側正面引張棒120bと、それぞれ、機械110の非オペレータ側に位置付けられる、上側背面引張棒120cおよび下側背面引張棒120dと、を含む、4つの引張棒を具備する。
射出成形機械110は、成形部品生産と関連付けられる部品を操作するための部品取扱装置130を含む。部品取扱装置130は、例えば、射出成形サイクルに先立って、金型内に部品を装填するために使用されてもよくそのような部品として、例えば、金型内に生産される部品上にテキストまたは他の画像を提供するための印刷フィルムまたはデカールが挙げられる。部品取扱装置130は、加えて、または代替として射出成形サイクル後、金型から部品を除荷するために使用されてもよい。加えて、または代替として、部品取扱装置130は、例えば、成形後冷却等の成形後動作を行うこと、および/または金型からの第1の部品と他の物品(そのうちのいくつかは、金型からの第2の部品を含んでもよい)との組立を促進してもよい。いくつかの実施例では、機械110は、圧盤114、116間に2つ以上の金型を備えてもよく、部品取扱装置130は、例えば、第1の金型からの部品の除去および連続金型処理のための第2の金型へのそれらの挿入等、両金型と関連付けられる部品を操作してもよい。
部品取扱装置130は、概して、部品と相互作用するために、前進と後退位置との間において、移動可能である、エンドエフェクタ(アーム先端ツールまたはEOATとも呼ばれる)132を備える。そのようなEOAT132と部品との相互作用として、例えば、部品への接近、部品の少なくとも部分的囲繞、部品への挿入、および/または部品との接触が挙げられ得る。EOAT132は、空気ジェットまたは吸引部材を含み得、部品の表面に向かって、またはそこから、空気を指向し、例えば、部品を把持または排出するために、部品の冷却および/または部品への力の印加を促進してもよい。例証される実施例では、前進位置にある時、EOATは、金型が開放されると(すなわち、可動圧盤が、開放位置にある時)、圧盤間に到達し、金型内に物品を挿入し、および/またはそこから物品を後退させる。後退位置にある時、EOATは、閉鎖位置に移動する時、金型との干渉を回避するように、圧盤から取り除かれる。
部品取扱装置130は、本明細書に開示される出願人の教示のいくつかの側面によると、圧盤114、116に隣接し、かつ機械が位置付けられる接地表面の上方にある、部品取扱装置130を支持するための機械基部112と構造的に統合されてもよい。部品取扱装置130は、概して、部品取扱装置130と、部品取扱装置130が位置付けられ得る接地表面との間に延在する、任意の独立支持部(すなわち、機械基部112から別個のまたは分離可能な任意の支持部部材)がなくてもよい。部品取扱装置130は、部品取扱装置130と定常圧盤116との間、および/または部品取扱装置130と可動圧盤114との間に、任意の重量荷担接続がなくてもよい。例証される実施例では、概して、部品取扱装置の重量(および、その積載質量)はすべて、機械基部112によって担持される。いくつかの実施例では、部品取扱装置130は、サイドエントリーロボットとして構成されてもよく、実質的に、部品取扱装置の全重量は、機械基部112によって担持される。
部品取扱装置130は、機械基部112に調節可能に連結される、下側端134aと、機械基部112の上面118から離間され、EOAT132に連結される、上側端134bと、を有する、垂直材134を含んでもよい。例証される実施例では、垂直材134の下側端134aは、概して、機械基部112の上面118を下回る高さに配置され、垂直材134の上側端134bは、概して、機械基部112の上面118を上回る高さに配置される。垂直材134は、例えば、1つ以上の伸長構造部材、管状部材、角度部材、および/またはガセット板、または他の補強材を含んでもよい。垂直材134の下側端134aは、EOAT132が、前進と後退位置との間にある、またはその間を移動している時、概して、機械基部112の上面118を下回る高さに配置される、下部構造に、概して、対応してもよい。垂直材134の上側端134bは、例えば、EOAT132が、前進と後退位置との間にある、またはその間を移動している時、概して、機械基部112の上面118を上回る高さに配置される、上部構造に、概して、対応してもよい。
基部112に対する垂直材134の位置は、第1および第2の線形調節方向136、138のうちの少なくとも1つにおいて、調節可能であってもよい。第1および第2の線形調節方向136、138は、それぞれ、概して、機械軸119に概して平行であって、そして、概して垂直であるように、配向されてもよい。例証される実施例では、機械基部112に対する垂直材134の位置は、機械軸119に概して水平であって、概して平行である、第1の線形調節方向136において、そして、概して垂直である、随意の第2の線形調節方向138において、調節可能である。
部品取扱装置130は、垂直材134を機械基部112に固着するための調節可能搭載部140を含んでもよい。調節可能搭載部140は、機械基部112と構造的に統合される、静的搭載部部分142と、垂直材134に固定され、静的搭載部部分142に連結される、動的搭載部部分144と、を含んでもよい。静的搭載部部分142と機械基部112の構造的統合は、静的搭載部部分が、部品取扱装置の全重量を担持するように構成されるように、機械基部112に対して、静的搭載部部分142を構成および/または固着するステップを備えてもよい。少なくともいくつかの実施例では、静的搭載部部分142と機械基部112の構造的統合は、概して、部品取扱装置130の全重量が、調節可能搭載部140を介して、機械基部112に伝達されるように提供されてもよい。動的搭載部部分144は、垂直材134の下側端134aに固定されてもよい。静的搭載部部分142に対する動的搭載部部分144の位置は、調節可能であってもよい。
例証される実施例では、静的搭載部部分142は、線形摺動部146を備え、動的搭載部部分144は、線形摺動部146に摺動可能に連結される、搬器148を備える。線形摺動部146は、圧盤の最上延在部を下回る、および/または上側引張棒120a、120cを下回る高さに位置付けられてもよい。線形摺動部146は、圧盤の最下延在部を下回る、および/または下側引張棒120b、120dを下回る高さに位置付けられてもよい。
線形摺動部146は、少なくとも、機械基部112に固定される、第1のレール146aを備えてもよい。第1のレール146aは、機械軸119に平行に延在してもよく、垂直材134は、選択的に、機械軸119に平行な方向に、第1のレール146aに沿って、選択的に変位可能であってもよい。機械基部112は、概して、平面側壁150を含んでもよく、第1のレール146aは、側壁150に固定されてもよい。
線形摺動部146は、機械基部112に固定され、第1のレール146aに平行に配向される、第2のレール146bを備えてもよい。例証される実施例では、第2のレール146bは、垂直レールオフセット152によって、第1のレールから垂直に離間された位置に(かつ、例証される実施例では、それを下回って)機械基部150の側壁150に搭載される。
搬器148は、少なくとも、第1のレール146aに摺動可能に連結される、第1の軸受ブロック154aを備えてもよい。例証される実施例では、搬器148は、第1のレール146aに摺動可能に連結される、第1の軸受ブロック154aと、第2のレール146bに摺動可能に連結される、第2の軸受ブロック154bと、を備える。搬器148はさらに、支柱部材156(図2では、垂直材134の下側端134aの一部によって、大部分が隠されている)を備えてもよく、支柱部材156(搬器本体とも呼ばれる)は、第1および第2の軸受ブロック154a、154bをともに固定する。
いくつかの実施例では、静的搭載部部分142と機械基部112の構造的統合は、機械基部112と静的搭載部部分(すなわち、例証される実施例では、レール146a、146b)との間の接続が、概して、機械基部112からレール146a、146bを離間させる任意のアームまたは支持棒がないように、調節可能搭載部140を構成するステップを備えてもよい。これは、例えば、部品取扱装置130の重量または慣性力の結果、静的搭載部部分142と基部112との間の接続に付与される、いかなるモーメント負荷からも生じる、例えば、静的搭載部部分142のいかなる望ましくない偏向または変位も低減あるいは排除するように促進することができる。
部品取扱装置130は、機械基部112に対する垂直材134の位置の調節を促進するために、第1の線形アクチュエータ160を含んでもよい。例証される実施例では、第1の線形アクチュエータ160は、搬器148の支柱部材(搬器本体)156に固定される、第1のボールナット162と、ボールナット162に回転可能に連結され、第1のサーボモータ166によって駆動される、第1のボールネジ164と、を備える。一方向または反対に、第1のサーボモータ166を選択的に駆動することによって、一方向または反対に、線形摺動部146に沿って、垂直材134の対応する平行移動をもたらす。保持トルクが、第1のサーボモータ166に印加され、線形摺動部146に沿った所望の位置における、垂直材134の解除可能係止を促進することができる。第1のサーボモータ166は、側壁150に搭載されることができ、かつ第1と第2のレール146a、146bとの間の高さに位置付けることができる。
また、図3を参照すると、例証される実施例では、部品取扱装置130は、概して、線形(または、デカルト)ロボットとして構成される、すなわち、例証される実施例では、EOAT132が、概して、上側背面と下側背面引張棒120c、120dとの間に到達することによって、圧盤114、116間の空間(開放位置にある時)にアクセスする、サイドエントリー構成に搭載される。上側および下側引張棒120c、120dは、垂直引張棒間隔168によって、垂直に離間されてもよく、垂直レールオフセット152は、少なくとも、垂直引張棒間隔168の約25%であってもよい。例証される実施例では、垂直レールオフセット152は、少なくとも、垂直引張棒間隔168の約75%である。
第1のレール146aは、第2のレール146bを上回る、概して、下側背面引張棒120d以下である、高さに位置付けられてもよい。例証される実施例では、第1のレール146aは、第2のレール146bの上方の高さに、そして、下側背面引張棒120dと約同一高さに位置付けられる。第1のレール146aおよび第2のレール146bは、例証される実施例では、概して、共通垂直平面に位置付けられる。他の実施例では、第1および第2のレールは、相互に対して、側方にオフセットされてもよく、例えば、第1のレール146aは、第2のレール146bより機械のオペレータ側に近接して位置付けられてもよい。
第1および第2のレール146a、146bは、垂直材134と機械基部112との中間に側方に位置付けられてもよい。例証される実施例では、機械基部112は、機械の非オペレータ側に、概して、垂直平面に配置される、背面側壁150を備え、垂直材134は、背面側壁150に対面する近位表面172を備える。第1および第2のレール146a、146bのうちの少なくとも1つは、近位表面172と背面側壁150との間に(すなわち、水平正面/背面方向に)側方に配置されてもよい。
図2および4を参照すると、部品取扱装置130は、垂直材134によって支持される、マニピュレータ180を含んでもよく、EOAT132は、マニピュレータ180を介して、垂直材134に連結されてもよい。マニピュレータ180は、静的アーム部分182および動的マニピュレータ部分184を備えてもよい。静的アーム部分182は、垂直材134の上側端134bに固定されてもよい。動的マニピュレータ部分184は、静的アーム部分182に摺動可能に連結されてもよく、前進と後退位置との間において、EOAT132を移動させるために、静的アーム部分182に対して、移動可能であってもよい。例証される実施例では、前進位置にある時、EOATは、圧盤間に到達する(図1および2)。後退位置にある時、EOATは、圧盤から取り除かれる(図4)。静的アーム部分182に対する動的マニピュレータ部分184の移動は、マニピュレータサーボモータ186によって駆動される、マニピュレータアクチュエータによってもたらされてもよい。
例証される実施例では、動的マニピュレータ部分184は、前進と後退位置との間に延在する、概して、線形アーム軸188に沿って、静的アーム部分182に対して、移動可能である。アーム軸188は、例証される実施例では、概して、水平であって、概して、機械軸119に垂直に配向される。
図4を参照すると、前述のように、例証される実施例では、垂直材134の位置は、機械基部112に対して、第1の概して水平の線形調節方向136に加え、随意の概して垂直の第2の線形調節方向138に、調節可能である。調節可能搭載部は、第2の調節方向138に平行に(すなわち、例証される実施例では、概して垂直に)配向され、搬器148および垂直材134のうちの一方に固定される、少なくとも1つの第2の方向レール190aを有する、第2の線形摺動部を備えてもよい。少なくとも1つの第2の方向軸受ブロック192aは、垂直材134または搬器148の他方に固定され、第2の方向レール190aと摺動可能に連結され、機械基部112に対して、第2の調節方向138に、垂直材134の変位を促進してもよい。例証される実施例では、少なくとも、第2の方向レール190は、垂直材に固定され、少なくとも1つの第2の方向軸受ブロック192aは、搬器148の搬器本体156に固定される。
部品取扱装置130は、第2の調節方向138における垂直材134の移動を促進するために、第2の方向線形アクチュエータ194を含んでもよい。第2の方向線形アクチュエータ194は、垂直材134に固定された第2のボールナット196と、搬器148に回転可能に搭載され、第2のサーボモータ198によって駆動される、第2のボールネジ197と、を備えてもよく、ボールナット196は、ボールネジ197と係合される。一方向または反対に、第2のサーボモータ198を選択的に駆動させることによって、第2の線形調節方向138に沿って上下に、垂直材134の対応する平行移動をもたらす。
再び、図2および4を参照すると、部品取扱装置は、マニピュレータ180の動的マニピュレータ部分184に搭載される、随意の回転アクチュエータ200を含んでもよい。EOAT132は、回転アクチュエータ200を介して、動的マニピュレータ部分184に搭載されてもよい。回転アクチュエータ200は、C-軸サーボモータ204の影響下、所望の移動範囲(例えば、90度)を中心として回転される、回転基板202を含んでもよい。EOAT132は、回転基板202に搭載され、図2に示される第1の垂直位置(例えば、圧盤移動位置)と、図4に示される第2の水平位置(例えば、解放位置)との間で枢動されてもよい。
図5を参照すると、部品取扱装置230の別の実施例は、装置130に類似しており、類似特徴は、100ずつ増加された類似参照文字によって識別される。部品取扱装置230は、部品取扱装置230を機械軸119を有する射出成形機械110に搭載するために、調節可能搭載部240の線形摺動部の第1のレール246aおよび第2のレール246bを備える。第1および第2のレール246a、246bは、機械軸119に平行に配向される。装置230は、レール246a、246bに沿って、機械基部112に対して、垂直材234を移動させるための第1のアクチュエータがない。むしろ、例証される実施例では、垂直材234は、レール246a、246bに沿って、例えば、手によって、手動で移動することができる。所望の位置にある時、垂直材は、例えば、非係止位置から係止位置に、係止部材を移動させることによって、レール246a、246bに対して、解除可能に、係止することができる。例証される実施例では、係止部材235は、垂直材234の下側端234bに固定される。係止部材235は、非係止位置にある時、滑合の際、それを通して、レール246bを受容するための溝239を有する、分割ブロック237を備える。係止部材235はさらに、摩擦力が、係止部材235をレール246bに係止するように、緊締されると、レール246bに対して、分割ブロック237を圧搾する、ボルト241を含んでもよい。
部品取扱装置230はまた、マニピュレータアーム280の動的アーム部分284に搭載される、回転アクチュエータ300を備える。サーボモータを使用するのではなく、回転アクチュエータ300は、枢動継部305において、EAOT232(または、所望に応じて、下層枢動板)に接続される、空気圧線形アクチュエータ303によって、前進と後退位置(例えば、垂直と水平位置)との間を回転可能に移動される。
図6を参照すると、射出成形機械310の別の実施例が、例証される。射出成形機械310は、射出成形機械110に類似しており、類似特徴は、200ずつ増加された類似参照文字によって識別される。
射出成形機械310は、機械基部312と、成形部品生産と関連付けられる部品を操作するための部品取扱装置330と、を備える。部品取扱装置330は、概して、部品と相互作用するために、前進と後退位置との間で移動可能なEOAT332を備える。例証される実施例では、前進位置にある時、EOATは、圧盤314、316間に到達し、金型が開放されると(すなわち、可動圧盤が、開放位置にある時)金型内に物品を挿入する、および/またはそこから物品を後退させる。後退位置にある時、EOATは、閉鎖位置に移動する時、金型との干渉を回避するように、圧盤314、316から取り除かれる。
また、図7を参照すると、部品取扱装置330は、機械基部312に調節可能に連結される下側端334aと、下側端334aから離間し、EOAT132に連結される、上側端334bと、を有する、垂直材334を含んでもよい。基部312に対する垂直材334の位置は、第1および第2の線形調節方向336、338のうちの少なくとも1つにおいて、調節可能であってもよい。例証される実施例では、機械基部312に対する垂直材334の位置は、概して、垂直である、第1の線形調節方向336において、ならびに機械軸319に概して水平であって、かつ概して平行である、随意の第2の線形調節方向338において、調節可能である。
部品取扱装置330は、垂直材334を機械基部112に固着するための調節可能搭載部340を含んでもよい。調節可能搭載部340は、機械基部112と構造的に統合される、静的搭載部部分342と、垂直材334に固定され、静的搭載部部分342に連結される、動的搭載部部分344と、を含んでもよい。静的搭載部部分342に対する動的搭載部部分344の位置は、調節可能であってもよい。
例証される実施例では、静的搭載部部分342は、線形摺動部346を備え、動的搭載部部分344は、線形摺動部346に摺動可能に連結される、搬器348を備える。線形摺動部346は、少なくとも、機械基部312に連結される、第1のレール346aを備えてもよい。第1のレール346aは、概して、垂直に延在してもよく、垂直材334は、垂直方向に、第1のレール346aに沿って、選択的に変位可能であってもよい。機械基部312は、概して、平面側壁350を含んでもよく、第1のレール346aは、側壁350に固定されてもよい。例証される実施例では、線形摺動部は、機械基部312に固定され、第1のレール346aに平行に配向される、第2のレール346bを備える。例証される実施例では、第2のレール146bは、第1のレール346bから水平に離間した位置(軸319に平行)に、かつそれと約同一高さにおいて、機械基部150の側壁150に搭載される。
搬器348は、少なくとも、第1のレール346aに摺動可能に連結される、第1の軸受ブロック354aを備えてもよい。例証される実施例では、搬器348は、第1のレール346aに摺動可能に連結される、一対の第1の軸受ブロック354aと、第2のレール346bに摺動可能に連結される、一対の第2の軸受ブロック354bと、を備える。搬器348はさらに、支持板357に固定される、軸受ブロック354a、354bとともに、概して、2つのレール346a、346b間の幅に延在する、支持板357を備えてもよい。垂直材334は、垂直材334が、軸受ブロック354と個別のレール346の摺動係合によって、支持板とともに、垂直に上下に移動するように、支持板357に搭載されてもよい。
例証される実施例では、垂直材334の位置は、第1の概して垂直の線形調節方向336に加え、随意の概して水平の第2の線形調節方向338において、機械基部312に対して、調節可能である。調節可能搭載部340は、搬器148に固定され、第2の調節方向138に平行に(すなわち、例証される実施例では、概して、水平に)配向される、少なくとも1つの第2の方向レール190aを有する、第2の線形摺動部を備えてもよい。少なくとも1つの第2の方向軸受ブロック192aは、垂直材134に固定され、第2の方向レール190aに摺動可能に連結され、第2の調節方向138において、機械基部112に対して、垂直材134の変位を促進してもよい。例証される実施例では、調節可能搭載部340は、相互に垂直に離間し、支持板357に固定される、2つの第2の方向レール390aを備える。少なくとも1つの第2の方向軸受ブロック392aは、例証される実施例では、各レール390aに摺動可能に連結される。垂直材334は、第2の方向軸受ブロック392aに固定され、第2の概して水平の調節方向において、基部312に対する垂直材334の調節を促進してもよい。
図8および9を参照すると、射出成形機械410の別の実施例は、サイドエントリーロボットの形態において、部品取扱装置を具備する。機械410は、機械110と類似点を有しており、類似特徴は、300ずつ増加された類似参照文字によって識別される。
機械410は、基部412と、基部412上に支持される、一対の圧盤414、416と、を含む。圧盤414、416のうちの少なくとも1つは、金型開放と金型閉鎖位置との間において、機械軸419に沿って、摺動可能である。例証される実施例では、第1の圧盤414は、金型開放と金型閉鎖位置との間において、基部412に沿って、平行移動可能である。
部品取扱装置430は、前進位置と後退位置との間において、水平に移動可能である、マニピュレータ480を含む。マニピュレータ480は、圧盤が、金型開放位置にあって、マニピュレータが、前進位置にある時、圧盤間に到達するように構成される。マニピュレータは、第1の圧盤414が、マニピュレータに干渉せずに、金型開放と金型閉鎖位置との間を移動することができるように、マニピュレータが、後退位置にある時、圧盤から取り除かれるように構成される。
部品取扱装置430は、基部に連結される、第1の線形支持部412と、基部412上方において、マニピュレータを支持する、垂直材434と、を含む。垂直材4112は、基部に搭載される、下側端を有する。
基部は、外側側壁表面450aを伴う、側壁450を有し、第1の線形支持部は、外側側壁表面450aに搭載される、少なくとも1つのレール446を含む。
部品取扱装置430はさらに、第1の線形支持部に沿って、垂直材434を移動させるための第1のアクチュエータ460を含む。第1のアクチュエータは、基部412に取着される、ボールネジ464と、ボールネジを回転させるための回転駆動部と、を含む。
例証される実施例では、側壁450は、外側表面450aの側方内向きに延在する、少なくとも1つの陥凹501を有し、第1のアクチュエータ460の少なくとも一部は、陥凹501内に配置される。陥凹501は、概して、側壁450の外側表面450aに平行であって、そこから側方内向きに離間する、背面壁503を有する。回転駆動部は、陥凹501の背面壁503に搭載される、モータ466を備えてもよい。
例証される実施例では、陥凹501は、機械軸419に平行である陥凹軸方向延在部505を有し、ボールネジ464は、陥凹軸方向延在部505未満のボールネジ長を有する。
例証される実施例では、モータ466は、ボールネジ464と一直線にあって、モータ464は、ボールネジ長とともに、アクチュエータ軸方向延在部507を画定する、軸方向長を有する。陥凹軸方向延在部505は、アクチュエータ軸方向延在部507を上回る。
部品取扱装置430はさらに、搬器を含んでもよい。搬器は、例えば、構成要素の組立および/または置換の容易性、および/または機械基部412に対するマニピュレータ480のY-軸移動およびX-軸移動の両方の提供の促進を含め、装置430にある利点を提供し得る。
例証される実施例では、装置430は、搬器本体456を有する、搬器448を含み、少なくとも1つの軸受ブロック454は、搬器本体456に固定される。軸受ブロック454は、レール446と摺動可能に係合され、垂直材434は、搬器本体456に連結される。搬器本体は、陥凹501に対面する近位表面457を有し、アクチュエータ460は、ボールネジと係合され、搬器本体456の近位表面457に固定される、ボールナット462を含み、ボールナット462は、少なくとも部分的に、陥凹501内に突出する。ボールナット462は、側方ボールナット幅511を有し、少なくとも、ボールナット幅511の約半分は、陥凹501内に延在する。
前述の説明は、1つ以上のプロセスまたは装置の実施例を提供するが、他のプロセスまたは装置も、付随の請求項の範囲内であり得ることを理解されるであろう。

Claims (40)

  1. 射出成形機械であって、
    a)上面を有する機械基部と、
    b)前記機械基部の上面に支持される一対の圧盤であって、前記圧盤のうちの少なくとも1つは、開放位置と閉鎖位置との間において機械軸に沿って平行移動可能である、圧盤と、
    c)前記射出成形機械内の生産と関連付けられる部品と相互作用するために、前進位置と後退位置との間において前記機械基部に対して移動可能であるアーム先端ツールと、
    d)前記機械基部に調節可能に連結された下側端と、前記機械基部の上面から離間し、かつ、前記アーム先端ツールに連結される上側端とを有する、垂直材と、
    e)前記垂直材の下側端を前記機械基部に調節可能に連結する調節可能搭載部であって、前記調節可能搭載部は、前記機械基部と構造的に統合される静的搭載部部分と、前記垂直材の下側端に固定される動的搭載部部分とを含み、前記動的搭載部部分は、前記静的搭載部部分に調節可能に連結される、調節可能搭載部と
    を含む、機械。
  2. 前記垂直材の下側端は、前記機械基部の上面を下回る高さに配置される、請求項1に記載の機械。
  3. 前記垂直材の上側端は、前記機械基部の上面を上回る高さに配置される、請求項1または2に記載の機械。
  4. 前記機械基部に対する前記垂直材の位置は、第1の線形調節方向および第2の線形調節方向のうちの少なくとも1つにおいて調節可能であり、前記第1の線形調節方向および第2の線形調節方向は、それぞれ、前記機械軸に平行および垂直に配向される、請求項13のいずれかに記載の機械。
  5. 前記静的搭載部部分は、線形摺動部を含み、前記動的搭載部部分は、前記線形摺動部に摺動可能に連結される搬器を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の機械。
  6. 前記線形摺動部は、少なくとも、前記基部に固定される第1のレールを含み、前記第1のレールは、前記機械軸に平行に延在する、請求項に記載の機械。
  7. 前記線形摺動部は、前記基部に固定され、かつ、前記第1のレールに平行に延在する第2のレールをさらに含み、前記第2のレールは、垂直レールオフセットによって、前記第1のレールから垂直に離間される、請求項に記載の機械。
  8. 前記機械は、前記圧盤にわたって、圧着負荷を付与するために、それぞれ、前記機械軸に平行に、かつ、前記圧盤間に延在する上側引張棒および下側引張棒を含み、前記上側引張棒および下側引張棒は、垂直引張棒間隔によって垂直に離間され、前記垂直レールオフセットは、少なくとも、前記垂直引張棒間隔の25%である、請求項に記載の機械。
  9. 前記垂直レールオフセットは、少なくとも前記垂直引張棒間隔の75%である、請求項に記載の機械。
  10. 前記第1のレールは、前記第2のレールの垂直方向上方に、かつ、前記下側引張棒の垂直方向下方に位置付けられる、請求項7〜9のいずれかに記載の機械。
  11. 前記第1のレールは、前記第2のレールの垂直方向上方に、かつ、前記下側引張棒と同一の高さに位置付けられる、請求項7〜9のいずれかに記載の機械。
  12. 前記第1のレールおよび前記第2のレールは、共通垂直平面に位置付けられる、請求項7〜11のいずれかに記載の機械。
  13. 前記機械基部は、平面状の側壁を含み、前記第1のレールは、前記側壁に固定される、請求項7〜12のいずれかに記載の機械。
  14. 前記第2のレールは、前記機械基部の側壁に固定される、請求項13に記載の機械。
  15. 前記線形摺動部に対する前記垂直材の位置は、解除可能に係止可能である、請求項5〜14のいずれかに記載の機械。
  16. 前記垂直材によって支持される作動アームをさらに含み、前記アーム先端ツールは、前記作動アームを介して前記垂直材に連結される、請求項1〜15のいずれかに記載の機械
  17. 前記作動アームは、静的アーム部分および動的アーム部分を含み、前記動的アーム部分は、前記前進位置と前記後退位置との間においてアーム軸に沿って前記静的アーム部分に対して移動可能である、請求項16に記載の機械。
  18. 前記静的アーム部分は、前記垂直材に固定される、請求項17に記載の機械。
  19. 前記アーム軸は、水平である、請求項18に記載の機械。
  20. 前記アーム軸は、前記機械軸に垂直である、請求項19に記載の機械。
  21. 射出成形機械であって、
    a)射出成形金型を支持する機械基部であって、前記金型は、前記機械基部上に支持される一対の圧盤に搭載される金型部分を含み、前記圧盤のうちの少なくとも1つは、開放位置と閉鎖位置との間において機械軸に沿って平行移動可能である、機械基部と、
    b)成形部品生産と関連付けられる部品を操作するための部品取扱装置であって、前記部品取扱装置は、第1の線形摺動部上に移動可能に支持され、前記第1の線形摺動部は、前記機械基部内に内蔵され、前記部品取扱装置は、前記部品取扱装置を前記機械基部に調節可能に連結する調節可能搭載部をさらに含み、前記調節可能搭載部は、前記機械基部と構造的に統合される静的搭載部部分と、前記静的搭載部部分に調節可能に連結される動的搭載部部分とを含む、部品取扱装置と
    を含む、機械。
  22. 前記第1の線形摺動部は、前記圧盤の最上延在部を下回る高さに位置付けられる、請求項21に記載の機械。
  23. 前記第1の線形摺動部は、前記圧盤の最下延在部を下回る高さに位置付けられる、請求項21に記載の機械。
  24. 前記第1の線形摺動部は、第1のレールを含む、請求項21〜23のいずれかに記載の
    機械。
  25. 前記第1の線形摺動部は、前記第1のレールに平行な第2のレールを含む、請求項24に記載の機械。
  26. 前進位置と後退位置との間において移動可能であるマニピュレータをさらに含み、前記マニピュレータは、前記前進位置にあるとき、前記圧盤間に到達し、前記後退位置にあるとき、前記圧盤から取り除かれる、請求項25に記載の機械。
  27. 前記基部の上方において前記マニピュレータを支持する垂直材をさらに含み、前記垂直材は、前記基部に搭載される下側端を有する、請求項26に記載の機械。
  28. 前記第1のレールおよび第2のレールは、前記垂直材と前記機械基部との中間に側方に配置される、請求項27に記載の機械。
  29. 前記機械基部は、前記機械の非オペレータ側における垂直な平面に配置される背面側壁を含み、前記垂直材は、前記背面側壁に対面する近位表面を含み、前記第1のレールおよび第2のレールのうちの少なくとも1つは、前記近位表面と前記背面側壁との間に配置される、請求項28に記載の機械。
  30. 射出成形機械と、前記機械とインターフェースをとるためのサイドエントリーロボット装置との組み合わせであって、
    前記射出成形機械は、
    a)基部および前記基部上に支持される一対の圧盤であって、前記圧盤のうちの少なくとも1つは、開放位置と閉鎖位置との間において機械軸に沿って摺動可能である、基部および一対の圧盤
    を含み、
    前記サイドエントリーロボット装置は、
    b)前進位置と後退位置との間において水平に移動可能であるマニピュレータであって、前記マニピュレータは、前記前進位置にあるとき、前記圧盤間に到達し、前記後退位置にあるとき、前記圧盤から取り除かれる、マニピュレータと、
    c)前記基部に連結される第1の線形支持部と、
    d)前記基部の上方において前記マニピュレータを支持する垂直材であって、前記垂直材は、前記基部に搭載される下側端を有する垂直材と、
    e)前記垂直材の下側端を前記基部に調節可能に連結する調節可能搭載部であって、前記調節可能搭載部は、前記基部と構造的に統合される静的搭載部部分と、前記垂直材の下側端に固定される動的搭載部部分とを含み、前記動的搭載部部分は、前記静的搭載部部分に調節可能に連結される、調節可能搭載部と
    を含む、組み合わせ。
  31. 前記基部は、外側側壁表面を有する側壁を有し、前記第1の線形支持部は、前記外側側壁表面に搭載された少なくとも1つのレールを含む、請求項30に記載の組み合わせ。
  32. 前記部品取扱装置は、前記第1の線形支持部に沿って前記垂直材を移動させるための第1のアクチュエータをさらに含む、請求項31に記載の組み合わせ。
  33. 前記第1のアクチュエータは、前記基部に取り付けられたボールネジと、前記ボールネジを回転させるための回転駆動部とを含む、請求項32に記載の組み合わせ。
  34. 前記側壁は、前記外側表面の側方内向きに延在する少なくとも1つの陥凹を有し、前記第1のアクチュエータの少なくとも一部は、前記陥凹内に配置される、請求項32〜33
    のいずれかに記載の組み合わせ。
  35. 前記陥凹は、前記側壁の外側表面に平行であり、そこから側方内向きに離間する背面壁を有し、前記回転駆動部は、前記陥凹の背面壁に搭載されたモータを含む、請求項34に記載の組み合わせ。
  36. 前記陥凹は、前記機械軸に平行な陥凹軸方向延在部を有し、前記ボールネジは、陥凹軸方向延在部未満のボールネジ長を有する、請求項35に記載の組み合わせ。
  37. 前記モータは、前記ボールネジと一直線にあり、前記モータは、前記ボールネジとともにアクチュエータ軸方向延在部を画定する軸方向長を有し、前記陥凹軸方向延在部は、前記アクチュエータ軸方向延在部を上回る、請求項36に記載の組み合わせ。
  38. 搬器本体と、前記搬器本体に固定された軸受ブロックとを有する搬器をさらに含み、前記軸受ブロックは、前記レールと摺動可能に係合され、前記垂直材は、前記搬器本体に連結される、請求項34〜37のいずれかに記載の組み合わせ。
  39. 前記搬器本体は、前記陥凹に対面する近位表面を有し、前記アクチュエータは、搬器本体の近位表面に固定されたボールナットを含み、前記ボールナットは、少なくとも部分的に、前記陥凹内に突出する、請求項38に記載の組み合わせ。
  40. 前記ボールナットは、側方ボールナット幅を有し、前記ボールナット幅の少なくとも半分は、前記陥凹内に側方に延在する、請求項39に記載の組み合わせ。
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