JPH06224918A - Lan間接続装置 - Google Patents

Lan間接続装置

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Publication number
JPH06224918A
JPH06224918A JP21605893A JP21605893A JPH06224918A JP H06224918 A JPH06224918 A JP H06224918A JP 21605893 A JP21605893 A JP 21605893A JP 21605893 A JP21605893 A JP 21605893A JP H06224918 A JPH06224918 A JP H06224918A
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JP
Japan
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lan
fat
address
packet
fat memory
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Application number
JP21605893A
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English (en)
Inventor
Takashi Sugiyama
俊 杉山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 中継不要パケットの廃棄制御がLAN間接続
装置全体を制御するマイクロプロセッサから独立に高速
で行えるようにすることである。 【構成】 アドレス学習回路34によって学習されたL
AN10上のノードのアドレス(フィルタリングアドレ
ス)を含む情報を登録するFATメモリ37が設けられ
る。LAN10から送信されたパケットが装置30で受
信され、その宛先アドレス(DA)が回路31によって
検出されると、そのDAを圧縮したFATメモリアドレ
スが回路38によって生成され、FATメモリ37の対
応エントリがアクセスされる。これによりFATメモリ
37から読出される情報中のフィルタリングアドレス
は、検出されたDAと比較器42により比較される。こ
の比較結果が一致を示し且つ上記情報が有効な場合に
は、回路43から信号44が出力され、これによりLA
Nコントローラ3はLAN10から送信されたパケット
を廃棄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LAN(ローカルエリ
アネットワーク)とLANを中継するLAN間接続装置
に係り、特にLAN上のアドレスであるMAC(マルチ
アクセスコントロール)アドレスを学習してパケットを
中継するLAN間接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、MACアドレス学習方式のLAN
間接続装置(ブリッジ装置)では、LANからのパケッ
トを全部受信し、そのパケットのうち同一LAN上のノ
ードを宛先とするパケットについては中継は不要であ
り、中継するとその不要パケットのために中継先のLA
N伝送効率が悪くなるために、中継せずに廃棄するとい
うフィルタリング動作を、制御プログラムに従ってマイ
クロプロセッサで行うのが一般的であった。このマイク
ロプロセッサの具体的に動作について以下に説明する。
【0003】まず、LAN間接続装置内のマイクロプロ
セッサは、LANコントローラに対して全受信動作を指
示して動作させる。次にマイクロプロセッサは、LAN
に接続されているノードを学習するアドレス学習を実行
するため、LANのノードから送信されるパケットの送
信元アドレスをメモリに登録する。その後、マイクロプ
ロセッサは、LANコントローラの受信動作によって受
信されたパケットの宛先アドレスとメモリに登録されて
いる送信元アドレスとを学習し、宛先と送信元のノード
がいずれも同一LAN上に存在する場合には中継動作を
行わずに、このパケットを廃棄するというフィルタリン
グ動作を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
LAN間接続装置では、LANからのパケットにセット
されている送信元アドレスをメモリに登録するアドレス
学習により当該パケットの中継または廃棄の判断をする
フィルタリング動作は、全てマイクロプロセッサのプロ
グラム処理で行っていた。このため、同一LAN内での
通信が多い場合には、LAN間接続装置のマイクロプロ
セッサは、本来のパケットの中継動作よりもパケット廃
棄およびアドレス学習のための処理に多大な時間を要し
てその負荷が増加するおそれがあり、高速のマイクロプ
ロセッサを使用しても装置の処理能力を向上するのが困
難であった。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、その目的は同一LAN上で送受
信されるパケットの廃棄制御とこれに必要なアドレス学
習のための処理を、マイクロプロセッサから独立に高速
に行うことにより、マイクロプロセッサの負荷を軽減し
て装置の処理能力を向上するLAN間接続装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は少くとも2つのLANを接続するLAN間
接続装置であって、フィルタリングアドレス(FA)を
含んだフィルタリングアドレステーブル(FAT)デー
タを登録するための複数のエントリを有する少くとも1
つのFATメモリ手段と、前記少くとも2つのLANに
対応して設けられた少くとも2つのフィルタリング制御
部で、対応するLANから送られた各パケットの送信元
アドレス(SA)と宛先アドレス(DA)を圧縮して前
記FATメモリ手段のエントリを指定するFATメモリ
アドレスを生成するFATメモリアドレス生成手段と、
対応するLANから送られた各パケットのSAを求め、
求めたSAをFAとするFATデータを、前記FATメ
モリアドレス生成手段により該各パケットのSAから生
成されたFATメモリアドレスによって指定される前記
FATメモリ手段のエントリの一つに登録するアドレス
学習手段と、対応するLANから送られた各パケットの
DAを求めるDA取得手段と、対応するLANから送ら
れたパケットについて、前記FATメモリアドレス生成
手段により該パケットのDAから生成されたFATメモ
リ・アドレスによって指定される前記FATメモリ手段
のエントリの1つに登録されたFATデータのFAと、
前記DA取得手段により求められたDAとが一致する
時、このパケットを廃棄すべきパケットと判定する判定
手段とを含むものと、前記少なくとも2つのフィルタリ
ング制御部に対応して設けられた少くとも2つのLAN
コントローラで、前記判定手段が廃棄すべきパケットと
判定したパケットを廃棄し、廃棄すべきパケットと判定
しなかったパケットを受信するものと、前記少なくとも
2つのLANコントローラの各々で受信したパケット
を、対応するLAN以外のLANに中継するように前記
少くとも2つのLANコントローラを制御するマイクロ
プロセッサと、から成る装置を提供する。
【0007】
【作用】上記の構成において、アドレス学習手段は、対
応するLANから送信されたパケットを受信し、その送
信元アドレスをフィルタリングアドレスとして含むFA
Tデータを、同アドレスに対応するFATメモリ手段の
エントリに登場するアドレス学習を行う。この際の登録
エントリアドレスには、送信元アドレスを圧縮用データ
(例えば生成多項式)をもとに圧縮することによりFA
Tメモリ・アドレス生成手段で生成されるCRC符号が
用いられる。
【0008】アドレス学習手段によるアドレス学習と平
行して、対応するLANから送信されたパケットの宛先
アドレスと、同アドレスに対応するFATメモリ手段の
エントリに登録されているFATデータのフィルタリン
グアドレスとが判定手段において比較され、この比較に
よって一致が検出され、且つその際のFATデータが有
効であれば、上記パケットの宛先は同一LAN上のノー
ドであることから、このパケットを廃棄すべきパケット
と判定する。
【0009】この判定に基いて、このLANに対応する
LANコントローラは該当パケットを中継せずに廃棄す
る。この結果マイクロプロセッサは、パケット廃棄制御
やアドレス学習処理から解放される。
【0010】
【実施例】以下、本発明のLAN間接続装置の一実施例
を説明する。
【0011】まず、図2において、本発明のLAN間接
続装置30は、LAN10およびLAN20に接続して
当該LAN10とLAN20との間で送受信されるパケ
ットを中継するものである。上記LAN10およびLA
N20はバス型LANであり、当該LAN10にはノー
ド(端末)11,12,13…が接続され、LAN20
にはノード(端末)21,22,23…が接続されてい
る。
【0012】より詳細には、このLAN間接続装置30
は図4(a)に示すように、各LAN10,20に対応
して設けられたフィルタリング制御部1(1−1,1−
2)と、各フィルタリング制御部1に対応して設けられ
たFATメモリ部2(2−1,2−2)と、各フィルタ
リング制御部1に対応して設けられて各LAN10,2
0から送信されたパケットの中継又は廃棄を行うLAN
コントローラ3(3−1,3−2)と、LAN間接続装
置30全体の動作を制御する共通のマイクロプロセッサ
4と、LANコントローラ3で受信されたパケットを一
時的に格納する共通のバッファ5と、から構成されてい
る。
【0013】また、これとは別に、子のLAN間接続装
置30は図4(b)に示すように、各LAN10,20
に対応して設けられたフィルタリング制御部1(1−
1,1−2)と、両フィルタリング制御部1に対して共
通に設けられたFATメモリ部2と、各フィルタリング
制御部1に対応して設けられて各LAN10,20から
送信されたパケットの中継又は廃棄を行うLANコント
ローラ3(3−1,3−2)と、LAN間接続装置30
全体の動作を制御する共通のマイクロプロセッサ4と、
LANコントローラで受信されたパケットを一時的に格
納する共通のバッファ5と、から構成しても良い。
【0014】いずれの構成においても、このLAN間接
続装置30は各LANに対して図1に示すように、フィ
ルタリング制御部1、FATメモリ部2、LANコント
ローラ3、マイクロプロセッサ4、バッファ5から成る
インタフェース部を提供することになる。
【0015】更に詳しくは、図1のLAN間接続装置3
0におけるフィルタリング制御部1は、シリアルインタ
フェース6を介してLANに接続された宛先アドレス検
出回路31、タイミング生成回路32、宛先アドレス保
持用レジスタ33を有する。
【0016】上記宛先アドレス検出回路(DA検出回
路)31は、シリアルインタフェース6を介してLAN
から送信されたパケットに含まれる、例えば、48ビッ
トの宛先アドレスのビット数を数えてDA入力のタイミ
ングを検出するカウンタから構成される。タイミング生
成回路32は、DA検出回路31のDA入力タイミング
に応じて各部で使用するタイミング信号を生成すると共
に、後述するライトアクセス制御も行う。宛先アドレス
保持用レジスタ(DA保持用レジスタ)33は、LAN
から送信されたパケットに含まれているDAをシリアル
インタフェース6を介して入力して保持するための48
ビットのシフトレジスタである。
【0017】また、フィルタリング制御部1は、アドレ
ス学習回路34を有する。このアドレス学習回路34は
送信元アドレス検出回路(SA検出回路)35および送
信元アドレス保持用レジスタ(SA保持用レジスタ)3
6を有して、LANから送信されるパケットの送信元ア
ドレス(SA)をLANに接続されているノードを示す
フィルタリングアドレス(FA)として学習する。SA
検出回路35は、LANから送信されたパケットのDA
がDA検出回路31により検出された後に当該パケット
のSA入力のタイミングを検出する。SA保持用レジス
タ36は、SA検出回路35により検出されたSAをシ
リアルインタフェース6を介して入力されたパケットの
中から保持するための48ビットのシフトレジスタであ
る。
【0018】一方、FATメモリ部2は、アドレス学習
回路34のアドレス学習で得られたSAをFAとするF
ATデータ50を登録するための複数のエントリを有す
るFATメモリ37を有する。
【0019】ここで、上記図4(a)の構成の場合は、
FATメモリ37の各エントリのFATデータ50は図
3(a)に示すように、アドレス学習回路34のアドレ
ス学習で得られたSAである48ビットFA51と、こ
のFATデータ50のFA51と同じSAを持つパケッ
トの送信が行われていない期間の長さを示すアクセスカ
ウント値52と、このFATデータ50が有効であるか
否かを、例えば有効(オン)のとき「1」に、無効(オ
フ)のとき「0」にセットされることにより示す有効/
無効ビット(Vビット)53と、このFATデータ50
が複数のノードに重複して割当てられているか否かを、
例えば重複時(オン)には「1」に、非重複時(オフ)
には「0」にセットされることにより示す重複有/無ビ
ット(0ビット)54と、を含んでいる。又、上記図4
(b)の構成の場合は図3(b)に示すように、これら
に加えてパケットが送信されてきたLANを同定するL
ANポート番号55も含むようになる。
【0020】このFATメモリ37に対応して、フィル
タリング制御部1は更に、FATメモリアドレス生成回
路38を有する。このFATメモリアドレス生成回路3
8は、LANから送信されたパケットに含まれている4
8ビットのSA又はDAを順次圧縮してFATメモリ3
7内のエントリを示すアドレスを生成するものである。
この実施例では、FATメモリアドレス生成回路38は
CRC(Cycl−ic Redundancy Ch
eck)回路で構成し、48ビットのSA又はDAをマ
イクロプロセッサ4から生成多項式の形で与えられる圧
縮用データにより除算した余りであるCRC符号を48
ビットのSA又はDAを圧縮して得られた8〜16ビッ
トのFATメモリアドレスとして生成する。
【0021】一方、FATメモリ部2は更に、タイミン
グ生成回路32とマイクロプロセッサ4からのFATメ
モリ37へのアクセス要求を調停するアクセス調停回路
39と、エージングタイマ回路40とを有する。
【0022】このエージングタイマ回路40は、一定時
間毎にFATメモリ37の全エントリを順に参照してV
ビット53がオン状態のエントリを調べて同エントリ中
のアクセスカウント値52をカウントアップする。又、
これら各エントリに登録されているFA51と同じSA
を持ったパケットの送信が一定時間行われずにアクセス
カウント値52がシステムの仕様により定まる所定値に
達するとエージングタイマ回路40は、タイミング生成
回路32に当該エントリの削除指令を出力して、Vビッ
ト53をオフ状態にして同エントリを無効にするよう制
御する。
【0023】また、フィルタリング制御部1は更に、D
A保持用レジスタ33に保持されたDAとFATメモリ
アドレス生成回路38によりDAから生成されたFAT
メモリアドレスの指定に応じてFATメモリ37から読
出されたFATデータ50の48ビットFAとを比較し
て、DA保持用レジスタ33に保持されたDAがアドレ
ス学習回路34の学習によりFATメモリ37に登録さ
れたFAに一致するか否かを決める比較器42を有す
る。
【0024】更に、フィルタリング制御部1は、比較器
42の比較結果とFATメモリ37からのFATデータ
中のVビット53とを入力し、比較器42によって一致
が検出され、且つVビット53が有効を示す状態(オン
状態)にある場合に、LANコントローラ3に対してパ
ケット廃棄を指示するパケット廃棄信号44を出力する
パケット廃棄信号生成回路43を有する。
【0025】LANコントローラ3は、パケット廃棄信
号生成回路43からのパケット廃棄信号44に基いて、
LANから送信されたパケットの中継又は廃棄を行う通
常同様のもので、通常のシリアル/パラレル交換等の機
能を有するものである。
【0026】次に、この実施例のLAN間接続装置30
のLAN10側のインタフェース部の動作を説明する。
【0027】LAN間接続装置30全体は、マイクロプ
ロセッサ4により制御されている。このマイクロプロセ
ッサ4は、初期化時には、FATメモリ37の各エント
リのFATデータ50を全て無効状態に設定する。これ
は、FATメモリ37の各エントリのFATデータ50
のVビット53をオフ状態にすることにより実現され
る。
【0028】次にマイクロプロセッサ4は、LANコン
トローラ3を全受信モードにセットアップし、ブリッジ
として動作を開始する。これにより、LAN10から送
信されたパケットは、最初はLANコントローラ3によ
り全て受信される。LANコントローラ3によって受信
されたLAN10からのパケットはバッファ5に一時格
納され、LAN20側のLANコントローラ3を介して
LAN20に中継される。
【0029】アドレス学習回路34は、LANコントロ
ーラ3が受信したパケットがバッファ5に格納されてい
る間に、受信パケット中のSAをSA検出回路35とS
A保持用レジスタ36によりFAとして検出し、FAT
メモリアドレス生成回路38により受信パケット中の4
8ビットのSAを圧縮して生成されるFATメモリアド
レスに対応するFATメモリ37内のFATデータ50
のエントリに書込む。この際のFATデータ50のアク
セスカウント値52は全て「0」であり、Vビット53
は「1」であり、又上記図3(b)のフォーマットのF
ATデータ50の場合LANポート番号55はLAN1
0を示す値になる。又、このときアドレス学習回路34
は、書込む前に読み出し動作を行い、既にVビット53
がオンで、FA51が登録しようとするSAと異なって
いた場合には0ビット54をオン(「1」)にし、新た
に登録しようとするSAをFA51に上書きする。
【0030】この様にして、アドレス学習回路34によ
るアドレス学習が進行するが、このアドレス学習の結
果、LAN10から送信されたパケットのうち、FAT
メモリ37に登録されたFAと同一の値のDAを持つパ
ケットについては、パケット廃棄信号生成回路43から
LANコントローラ3に対してパケット廃棄信号44が
出力されるようになるため、以降はLANコントローラ
3より受信されなくなる。次にこのアドレス学習に基く
フィルタリング動作の詳細を説明する。
【0031】まず、LAN10から送信されたパケット
は、シリアルインターフェース6を介して、図1に示す
DA検出回路31、DA保持用レジスタ33、FATメ
モリアドレス生成回路38およびLANコントローラ3
に導かれる。DA検出回路31は、LAN10から送信
されたパケットの48ビットのDAの入力を検出する
と、その旨をタイミング生成回路32に通知する。タイ
ミング生成回路32はDA検出回路31のDA入力のタ
イミングに応じて、FATメモリアルドレス生成回路3
8に対するアドレス生成開始指示、DA保持用レジスタ
33に対するシフト停止指示、FATメモリ37に対す
るメモリアクセス信号、および比較器42に対する比較
動作指示を、それぞれ与える。
【0032】FATメモリアドレス生成回路38は、L
AN10から送信されたパケットのDAを、タイミング
生成回路32からのアドレス生成開始指示タイミング
で、マイクロプロセッサ4により予め設定されている圧
縮用データ(生成多項式)を使って圧縮してFATメモ
リアドレスを生成する。ここでは、48ビットDAのC
RC符号(8〜16ビット程度)がFATメモリアドレ
スとして生成される。
【0033】一方、48ビットのDA保持用レジスタ3
3は、シリアルインターフェース6を介して入力された
パケットをその先頭から順に入力してシフトするシフト
動作を行う。このDA保持用レジスタ33のシフト動作
は、タイミング生成回路32からのシフト停止指示のタ
イミングで停止されて、LAN10から送信されたパケ
ット中の48ビットDAが保持されることになる。
【0034】さて、FATメモリアドレス生成回路38
によってDAから生成出力されたFATメモリアドレス
はFATメモリ37に供給され、このFATメモリアド
レスで指定されるFATメモリ37内エントリが、タイ
ミング生成回路32からのメモリアクセスタイミングで
アクセスされ、同エントリに登録されているFATデー
タ50が読出される。
【0035】FATメモリ37から読出されたFATデ
ータ50中のFA51は、DA保持用レジスタ33に保
持されたDAと共に比較器42に供給される。比較器4
2はタイミング生成回路32からの比較動作指示に応じ
て上記の両アドレスを比較し、一致/不一致を示す比較
結果をパケット廃棄信号生成回路43に供給する。この
パケット廃棄信号生成回路43にはFATメモリ37か
ら読出されたFATデータ50中のVビット53及び
(もしあれば)LANポート番号55も供給される。パ
ケット廃棄信号生成回路43は、比較器42の比較結果
が一致を示し、即ち、LAN10から送信されたパケッ
トのDAが先に学習したノードを示すFAに一致し、且
つVビットがオンの場合(FATデータ50が有効な場
合)には、LANコントローラ3に対してパケット廃棄
信号44を出力して、LANコントローラー3がLAN
10からのパケットを受信せずに廃棄するようになる。
【0036】ここで、タイミング生成回路32は、上記
したFATメモリ37に対するリードアクセス制御の
他、このリードアクセスによってFATメモリ37から
読出されたFATデータ50のVビット53とLANポ
ート番号55と、更には比較器42の比較結果に従って
次のようなライトアクセス制御を行う。.まず、Vビッ
ト53がオン状態でFATデータ50が有効であること
を示し、アドレス学習回路34が登録しようとするSA
と既に登録されたFATデータ50中のFA51とが一
致した場合、タイミング生成回路32は該当エントリの
アクセスカウト値を“0”にリセットして、エージング
タイマ回路40によりこの有効エントリが誤って削除さ
れないようにする。
【0037】次に、Vビット53がオン状態でFATデ
ータ50が有効であることを示し、LANポート番号5
5もこのフィルタリング制御部1が接続されたLANの
ものと一致し、且つ比較器42の比較結果が不一致を示
した場合は、上記FATデータ50中のFA51で指定
されるノードと、同ノードとは異なるノードとに、同じ
FATメモリ37内のエントリが重複して割当てられた
ことを示している。このようなことはめったに起こらな
いと考えられるが、FATメモリアドレス生成回路38
にて用いられる圧縮用データ(生成多項式)の選び方が
良くなかったとも考えられるので、タイミング生成回路
32は、この事をマイクロプロセッサ4に通知するため
に、FATメモリ37の同エントリ中の0ビット(重複
有/無ビット)54をオンにする。
【0038】一方、エージングタイマ回路40は、一定
時間毎にFATメモリ37の全エントリを順に参照して
Vビット53がオンしている有効エントリを調べ、同エ
ントリ中のアクセスカウント値をカウントアップしてい
く。もしも、そのエントリに登録されているFA51を
SAとするパケットの送信が一定時間行われないと、ア
クセスカウント値52は所定値に達し、エージングタイ
マ回路40からタイミング生成回路32に該当エントリ
の削除指令が出力され、Vビット53がオフ状態にされ
て同エントリが無効とされる。これにより、FATメモ
リ37のエントリを効率良く活用出来るようになる。
【0039】また、マイクロプロセッサ4は、FATメ
モリ37内の有効エントリの中で0ビット(重複有/無
ビット)54がオンしているエントリ(重複エントリ)
を適宜調べる。もし重複エントリの割合が基準値を越え
ている場合には、マイクロプロセッサ4は、FATメモ
リアドレス生成回路38に設定した圧縮用データが適切
でなかったものと判断する。この場合マイクロプロセッ
サ4は、FATメモリ37の全エントリを一旦無効と
し、しかる後にFATメモリアドレス生成回路38の圧
縮用データを異なるデータに換えて、動作を接続する。
【0040】もし、マイクロプロセッサ4がタイミング
生成回路32と同時にFATメモリ37のアクセスを行
おうとする場合には、そのアクセス要求がアクセス調停
回路39によって調停される。この場合タイミング生成
回路32からのアクセス要求が優先され、マイクロプロ
セッサ4からのアクセスは待たされる。
【0041】又、上記図4(b)の構成の場合には、読
み出されたFATデータ50のLANポート番号55
は、このフィルタリング制御部1が接続されたLANに
与えられたLANポート番号と比較器42において比較
され、パケット廃棄信号発生回路43は比較器42の比
較結果がFAとDAの一致とLANポート番号の一致と
を示すときのみパケット廃棄信号44を出力するように
する。これにより、複数のフィルタリング制御部1でF
ATメモリ部2を共有することが可能となり、LAN間
接続装置30全体のコストが低減できる。
【0042】更に、この様な構成においてLAN間接続
装置が3つ以上のLANの間を接続する場合には、マイ
クロプロセッサ4はFATデータ50中のLANポート
番号55をLANコントローラ3が中継する中継先のL
ANを示すものとして利用できる。即ち、LANから送
信されたあるパケットについて比較器42の比較結果が
FAとDAは一致するもののLANポート番号は不一致
であることを示した場合、このパケットは中継されなけ
ればならないが、この時の中継先は比較されたFA51
を含んだFATデータ50のLANポート番号55の示
すLANであると判断出来るので、マイクロプロセッサ
4はこのLANポート番号55に基いてLANコントロ
ーラ3による中継動作を適宜制御できるようになる。
【0043】このように、アドレス学習回路34による
FAのアドレス学習と、これに基いたフィルタリング動
作は全てフィルタリング制御部1とFATメモリ部2で
実行されるため、マイクロプロセッサ4の負荷を軽減で
きることになり、LAN間接続装置30のパケットの中
継等の処理を迅速にして装置の処理能力を向上できる。
【0044】なお、前記実施例では、FATメモリアド
レス生成回路38はCRC回路で構成され、CRC符号
生成用の生成多項式を用いてDAおよびSAを圧縮して
FATメモリアドレスを生成するものとして説明した
が、圧縮用データを用いて圧縮する回路であれば、CR
C回路に限るものではない。
【0045】また、前記実施例では、バス型LAN同士
を接続するLAN間接続装置に実施した場合について説
明したが、バス型LANとリング型LANを接続するL
AN間接続装置、更にはリング型LAN同士を接続する
LAN間接続装置にも同様に適用可能である。
【0046】更に、前記実施例では、LANから送信さ
れたパケットのDAをFATメモリ37のFATデータ
50中のFA51と比較することによりパケットの廃棄
制御を行なう場合について説明したが、DAの代わりに
SAをFATメモリ37のFATデータ50中のFA5
1と比較するようにして、中継制御に使用することもで
きる。即ち、リング型LANに中継したパケットが、同
LANを周回して戻ってきたことを検出して廃棄する機
能が要求される「トランスペアレント・ブリッジ」と呼
ばれるLAN間接続装置に、前記実施例におけるDA検
出回路31とDA保持用レジスタ33をSA用のものに
置き換え、アドレス学習回路34により中継されてきた
パケットのSAをFAとしてアドレス学習させるように
したものを応用できる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
同一LAN上で送受信されるパケットの廃棄制御が、ア
ドレス学習回路によって学習されたFAをもとに、専用
のハードウェア回路で行えるため、マイクロプロセッサ
はアドレス学習およびパケット廃棄制御から解放される
ようになり、中継制御を主とする本来の業務を効率よく
行うことができ、装置全体の性能向上を図ることができ
る。
【0048】また、この発明によれば、FAを含むFA
Tデータを登録するためのFATメモリの各エントリが
複数のノードに重複して割当てられているか否かを、そ
のFATデータ中の重複情報(0ビット)によって示す
構成とし、重複エントリの割合が多い場合には、FAT
メモリアドレスの生成に用いられる圧縮用データを別の
ものに換えるようにできる更に、FATデータ中にタイ
マ情報であるアクセスカウント値を設けたことにより、
FATメモリのエントリを有効に活用できる。
【0049】また、FAを含むFATデータをFATメ
モリの各エントリにLANポート番号を記録するように
して、パケットのDAがFATメモリ中の該当エントリ
のFAと一致し、更にLANポート番号が一致した時に
パケット廃棄信号を生成し、不一致の場合は受信するよ
うにすることにより、複数のLANポートで上記FAT
メモリを共有することができ、装置の価格を抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のLAN間接続装置のインタ
フェース部分の詳細構成を示すブロック図。
【図2】図1のLAN間接続装置によって2つのバス型
LANが接続されたLANシステムの概略構成を示すブ
ロック図。
【図3】図1に示すFATメモリ37に登録されるFA
Tデータ50のフォーマットを図4(a)(b)に示す
全体構成の場合についてそれぞれ示す模式図。
【図4】本発明の一実施例のLAN間接続装置に適用可
能な2通りの全体構成の概略を示すブロック図。
【符号の説明】
1 フィルタリング制御部 2 FATメモリ部 3 LANコントローラ 4 マイクロプロセッサ 5 バッファ 6 シリアルインターフェース 10,20 LAN 30 LAN間接続装置 31 DA検出回路 32 タイミング生成回路 33 DA保持用レジスタ 34 アドレス学習回路 35 SA検出回路 36 SA保持用レジスタ 37 FATメモリ 38 FATメモリアドレス生成回路 40 エージングタイマ回路 42 比較器 43 パケット廃棄信号生成回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 13/08 7240−5K

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも2つのLANを接続するLAN
    間接続装置であって、フィルタリングアドレス(FA)
    を含んだフィルタリングアドレステーブル(FAT)デ
    ータを登録するための複数のエントリを有する少くとも
    1つのFATメモリ手段と、 前記少くとも2つのLANに対応して設けられた少くと
    も2つのフィルタリング制御部で、 対応するLANから送られた各パケットの送信元アドレ
    ス(SA)と宛先アドレス(DA)を圧縮して前記FA
    Tメモリ手段のエントリを指定するFATメモリアドレ
    スを生成するFATメモリアドレス生成手段と、 対応するLANから送られた各パケットのSAを求め、
    求めたSAをFAとするFATデータを、前記FATメ
    モリアドレス生成手段により該各パケットのSAから生
    成されたFATメモリアドレスによって指定される前記
    FATメモリ手段のエントリの一つに登録するアドレス
    学習手段と、 対応するLANから送られた各パケットのDAを求める
    DA取得手段と、 対応するLANから送られたパケットについて、前記F
    ATメモリアドレス生成手段により該パケットのDAか
    ら生成されたFATメモリアドレスによって指定される
    前記FATメモリ手段のエントリの1つに登録されたF
    ATデータのFAと、前記DA取得手段により求められ
    たDAとが一致する時、 このパケットを廃棄すべきパケットと判定する判定手段
    とを含むものと、 前記少なくとも2つのフィルタリング制御部に対応して
    設けられた少くとも2つのLANコントローラで、前記
    判定手段が廃棄すべきパケットと判定したパケットを廃
    棄し、廃棄すべきパケットと判定しなかったパケットを
    受信するものと、 前記少なくとも2つのLANコントローラの各々で受信
    したパケットを、対応するLAN以外のLANに中継す
    るように前記少くとも2つのLANコントローラを制御
    するマイクロプロセッサと、 から成る装置。
JP21605893A 1992-08-31 1993-08-31 Lan間接続装置 Pending JPH06224918A (ja)

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