JPH06237285A - ハイレベルデータリンクコントローラ(hdlc)受信機ステートマシン - Google Patents

ハイレベルデータリンクコントローラ(hdlc)受信機ステートマシン

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JPH06237285A
JPH06237285A JP5317720A JP31772093A JPH06237285A JP H06237285 A JPH06237285 A JP H06237285A JP 5317720 A JP5317720 A JP 5317720A JP 31772093 A JP31772093 A JP 31772093A JP H06237285 A JPH06237285 A JP H06237285A
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frame
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hdlc
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JP5317720A
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English (en)
Inventor
Dale E Gulick
デイル・イー・グリック
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Advanced Micro Devices Inc
Original Assignee
Advanced Micro Devices Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/324Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the data link layer [OSI layer 2], e.g. HDLC

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハードウェアの簡略化されたハイレベルデー
タリンクコントローラ(HDLC)受信機ステートマシ
ンを提供する。 【構成】 ステートマシンは、受信データのフレーム内
状態を決定し、受信データがフレーム内にあるときゼロ
削除を行ない、受信データ内のアボート信号を検出し、
受信機の機能全体を制御することが可能な、集積回路上
の単一の論理装置を含む。ステートマシンは、ステート
マシンと、シリアル化されたデータをパラレルデータへ
変換するためのシフトレジスタと、受信データのフレー
ムの妥当性を検査するための巡回冗長検査(CRC)チ
ェッカと、制御マイクロプロセッサによってデータが読
出されるまでパラレルデータを記憶するための先入れ先
出し(FIFO)バッファとを含む簡略化されたHDL
C受信機で利用され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明はデータリンクコントローラに
関するものであり、より特定的には、フラグおよびアボ
ート検出、フレーム内およびフレーム外決定、ゼロ削
除、ならびにいくつかのよりハイレベルの制御機能を単
一の論理装置で行なうことが可能なハイレベルデータリ
ンクコントローラのための受信機に関するものである。
【0002】
【先行技術の沿革】現代のデータ通信システムにおい
て、データは一ヵ所にあるデータリンク送信機から別の
場所にあるデータリンク受信機へ情報の「パケット」ま
たは「フレーム」の状態で伝送されることが多い。この
ようなデータ通信システムの1つが、ハイレベルデータ
リンクコントローラ(HDLC)として知られている。
HDLCコントローラは集積回路(IC)として実現さ
れ、HDLCフレーミング、巡回冗長検査(cyclical r
edundancy check )(CRC)生成および検査、ゼロ挿
入/削除、ならびにフラグおよびマークアイドリングを
与える。
【0003】HDLCリンクを介して送られるべきデー
タは、送信機側では一連の先入れ先出し(FIFO)バ
ッファ内にプロセッサによって記憶される。HDLCコ
ントローラの指示下において、HDLC送信機はシリア
ルデータをデータパケットにフォーマット化し、フレー
ム開始およびフレーム終了フラグを各パケットに加えて
フレームを形成し、そのフレームをHDLC受信機へ送
信する。受信機は開始および終了フラグを取去り、デー
タをフォーマットからシリアル形式に戻し、受信プロセ
ッサが必要とするまでFIFOバッファ内にデータを記
憶する。
【0004】HDLC送信機は「フラグ」文字の使用に
よってフレームを指定する。フレームフラグは、フレー
ムの開始フラグ、フレームの終了フラグ、またはフレー
ム間充填文字として機能し得る。1フラグは、1個の0
と、その後に続く6個の1(111111)およびもう
1個の0とからなる8ビットを含む。HDLCコントロ
ーラは、共通の0を除いて、フレーム間に少なくとも2
つの「フラグ」を送るように送信機に指示を与える。
【0005】図1は、既存のHDLCシステムに使用さ
れるフレーム10の基本HDLCフォーマットを示す。
有効フレームはすべて、フレーム10の開始を現わすフ
レーム開始フラグ11で開始せねばならない。開始フラ
グ11は、非フラグ、非アボート文字の前にある最後
の、かつおそらく唯一のフラグである。1ないしNバイ
トのアドレス文字12が開始フラグ11の後に続く。1
ないし2バイトの制御文字13がアドレス12の後に続
く。フレーム10内のパケット17に備えられる任意の
情報14が制御文字13の後に続く。次に、フレームチ
ェックシーケンス(FCS)15が送信される。FCS
15はHDLC送信機と関連する巡回冗長検査(CR
C)生成器によって生成された16ビットワードであ
り、受信されたフレームの妥当性を検査するためにHD
LC受信機内のCRCチェッカによってチェックされ
る。応用によっては、FCSが32ビットの長さであっ
てもよいものもある。フレームの最終フィールドは終了
フラグ16である。フレーム終了フラグ16はフレーム
10の終了を示し、FCS15がチェックされるべきで
あるということを知らせる。
【0006】データフレームは可変長でもよい。どのデ
ータフレームの最短長もプロトコルにより定まっている
が、通常4−6バイトのオーダである。フレームが、シ
ステムプロトコルが要求する4−6バイト未満でHDL
C受信機によって受信された場合、「短フレーム」が認
識され、廃棄される。理論的には、その長さが最小のプ
ロトコル要求を上回り、フレームが開始フラグおよび終
了フラグでそれぞれ開始および終了する限り、フレーム
の最大長はない。しかし実際には、HDLC受信機のF
IFOバッファのサイズによって制御されるフレームの
実用最大長がある。最大フレーム長はバッファオーバー
ランを防ぐために設定される。
【0007】データフレームが可変長でもよいため、H
DLC受信機は受信されたデータビットを継続的に監視
して、最後の8ビットがフラグであったかどうかを決定
する。既存のHDLC受信機は、シフトレジスタに各8
ビット群を記憶し、各ビットが受信された後、比較回路
内にそれらを通すことによって、この機能を行なう。当
業者であれば理解するであろうように、1つのフラグの
受信はフレームの終了を知らせ得ないが、2つのフラグ
が続けて受信されると、システムはフレームが終了し、
新たなフレームが始まろうとしているか、またはデータ
リンクがアイドル状態に入ろうとしていることを知る。
【0008】アイドル状態は、HDLC送信機および受
信機間にリンクが確立されているが、フレームが送信さ
れていない状態である。アイドル状態には、マークアイ
ドルおよびフラグアイドルという2つの型がある。マー
クアイドルに入るには、オール1を送るようにHDLC
送信機をプログラムする。少なくとも15個の連続した
1は、同様にリンクに接続された第三者へ、リンクがア
イドルであり、彼らが送信のためにそれを使用できると
いうことを示す。フラグアイドルに入るには、連続した
一連のフラグ信号(01111110、01111110・・・0111111
0)を送るようにHDLC送信機をプログラムする。フ
ラグアイドルは、フレーム送信中の一時的休止の間、接
続を保つことが所望される場合、マークアイドルの代わ
りに使用され得る。フラグアイドルは、第三者に、リン
クが一時的にしかアイドルでなく、彼らが送信のために
それを利用できないということを示す。
【0009】HDLC送信機はまた、アボート文字を送
信して、HDLC受信機へアボート状態を知らせるよう
にもプログラムされ得る。アボート文字は、7個の1と
その後に続く1個の0(11111110)とからなる。アボー
ト状態は、受信機がフレーム内の状態にある間、アボー
ト文字が受信されたことに応答してとられる動作であ
る。受信器は、開始フラグの受信後、かつ終了フラグの
受信前、フレーム内の状態にある。フレーム内アボート
文字を受信すると、受信機は受信されているパケットを
終了し、それを廃棄する。アボート状態は、アボート文
字を受信すると直ちに認識され、ビット境界またはバイ
ト境界のいずれかの上で実現され得る。
【0010】HDLC送信機はまた、データストリーム
を監視し、5個の1(11111 )が続けて送信されると、
送信機は1個の0をデータストリームに挿入し、それに
よってたとえ次のデータビットも1であっても、信号が
受信機によってフラグ(一列に6個の1)として誤って
解釈されることはなく、また2個以上の1の場合でも、
アボート信号(連続した7個の1)として誤って解釈さ
れることはない。追加された0はデータとしての意味を
有さず、したがって続けて5個の1が現われるときは常
に受信機はその後に続く0を削除するようにプログラム
される。
【0011】HDLCコントローラICは一般に7つの
開放形システム相互接続(OSI)層からなるプロトコ
ル階層構造を含む。層1は全体をハードウェアで構成さ
れる。層2は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハ
ードウェアとソフトウェアの組合わせのいずれであって
もよく、データ層を実際に送受信する層である。層2は
データストリームをパケットに分け、そのデータパケッ
トを受信機へ送信し、パケットがそこに到着し、正しく
そこにあるものと応答されたことを検証する。層3は、
レベル2の動作を指示し、指示されたタスクが完了する
と、そこから応答信号を受信する制御層である。この発
明はレベル2の改良された実現である。
【0012】あるHDLCコントローラ製造業者は層2
を完全にハードウェアで実現する。モトローラ・コーポ
レーション(Motorola Corporation)はたとえば、層2
が完全にハードウェアで実現されるHDLCコントロー
ラICを有する。しかし、これらのハードワイヤードI
Cにはいくつかの根本的問題がある。まず、それらは物
理的に極めて大きいチップであり、それによってそれら
に適したアプリケーションの数が限定される。第2に、
それらは極めて高価である。第3に、それらには全く柔
軟性がない。システム要求の変更に対応するために、H
DLC・ICが柔軟性を備えることは極めて重要であ
る。
【0013】あるHDLCコントローラ製造業者が層2
を完全にハードウェアで実現したように、ある製造業者
は層2を完全にソフトウェアで実現する。AT&T・コ
ーポレーション(AT&T Corporation)はたとえば、HD
LCコントローラのレベル2を完全にソフトウェアで実
現した。この実現は極めて柔軟性があるが、別の根本的
な問題がある。まず、開発費用が極めて高く、次にソフ
トウェアがメモリおよび処理空間を大部分使い果たし、
そのICが、競合する他のICによれば行なわれ得るよ
うな他のタスクを実行することを不可能にする。
【0014】ほとんどのHDLCコントローラICは、
層2をハードウェアおよびソフトウェアのある組合わせ
で実現する。アドバンスト・マイクロ・ディバイシイズ
・Inc.(Advanced Micro Devices, Inc.)(AM
D)はたとえば、層2をハードウェアとソフトウェアと
の組合わせで実現するHDLCコントローラを製造す
る。これら既存のHDLCコントローラの問題は、まだ
それらのハードウェアの複雑性が比較的高いということ
である。過去の設計アプローチは、ICによって行なわ
れるべき機能の各々に対して回路を設計するか、または
別個のカウンタもしくは他の構成要素を挿入することで
あった。これらの回路およびカウンタは接続されてIC
を完成する。この設計工程の結果、ICはフォーマット
から戻す機能を行なうための一連のシフトレジスタおよ
びコンパレータと冗長なハードウェアとを有することに
なった。この複雑性はHDLC・ICのコストを上げ、
究極的にはICの柔軟性を低減した。
【0015】フラグおよびアボート検出、ゼロ削除、フ
レーム内およびフレーム外状態の検出を単一の論理装置
で実現し、プロセス全体を制御するステートマシンの機
能も行なう簡単なHDLCコントローラを有することは
際立った利点であろう。冗長なハードウェアを有さず、
シフトレジスタの数が少なく、かつ複雑で高価な比較回
路を有さない、そのようなHDLCコントローラを与え
ることはさらに有利であろう。
【0016】
【発明の概要】1つの局面において、この発明はデータ
リンクを介してシリアル化されたデータのフレームを受
信するHDLC受信機のデータ受信機能を制御するため
のハイレベルデータリンクコントローラ(HDLC)受
信機ステートマシンである。ステートマシンは集積回路
上に単一の論理装置を含み、この装置は受信データのフ
レーム内状態を決定し、受信データがフレーム内の状態
である場合ゼロ削除を行ない、受信データ内のアボート
信号を検出し、フレーム内状態を決定するための手段、
ゼロ削除を行なうための手段、およびアボート信号を検
出するための手段を制御することが可能である。
【0017】別の局面において、この発明はハイレベル
データリンクを介してシリアル化されたデータのフレー
ムを受信するための、かつ制御マイクロプロセッサによ
ってデータが読出されるまで受信データを記憶するため
の受信機である。受信機は集積回路上に単一の論理装置
を含み、この装置は受信データ内のフレーム開始フラ
グ、アボート信号、およびフレーム終了フラグを検出す
る機能と、データを含まない0を削除する機能と、ゲー
トされたクロック信号を発生する機能とを行なう。受信
機はさらに、シリアル化されたデータをパラレルデータ
に変換するためのシフトレジスタと、受信データのフレ
ームの妥当性を検査するための巡回冗長検査(CRC)
チェッカと、制御マイクロプロセッサによってデータが
読出されるまでそのパラレルデータを記憶するための先
入れ先出し(FIFO)バッファとを含む。
【0018】さらに別の局面において、この発明は、集
積回路上に単一の論理装置を含むHDLC受信機ステー
トマシンを利用して、データリンクを介してシリアル化
されたデータのフレームを受信するハイレベルデータリ
ンクコントローラ(HDLC)受信機のデータ受信機能
を制御する方法である。この方法は、受信データのフレ
ーム内状態を決定するステップと、受信データがフレー
ム内である場合ゼロ削除を行なうステップと、受信デー
タ内のアボート信号を検出するステップと、フレーム内
状態を決定するための手段、ゼロ削除を行なうための手
段、およびアボート信号を検出するための手段を制御す
るステップとを含む。
【0019】添付の図面を参照することによって、この
発明はより理解され、その多くの目的および利点が当業
者により明らかとなるであろう。
【0020】
【詳細な説明】図2は既存のHDLC受信機20のブロ
ック図である。シリアルデータはシリアルバスポート2
1を介して受信される。ポート21から、データはゼロ
削除回路22およびフラグ/アボート検出回路23へ送
られる。状態および制御情報は直列バスポート21およ
び1組の受信機状態/制御レジスタ24間で送受信され
る。フラグ/アボート検出回路23からのデータも受信
機状態/制御レジスタ24へ送られる。ゼロ削除回路2
2の後にデータは一連のシフトレジスタ25a−25d
へ送られ、そこでデータ比較が行なわれ得る。シフトレ
ジスタ25aの後、データは巡回冗長検査(CRC)チ
ェッカ回路26へも送られ、そこで受信されたデータフ
レームの妥当性が検査される。この妥当性検査の結果は
CRCチェッカ26から受信機状態/制御レジスタ24
へ送られる。
【0021】シフトレジスタ25aからのデータ、およ
び受信機状態/制御レジスタ24からのデータは短フレ
ーム検出回路27へも送られる。フレームの許容可能な
最小長は特定の受信機で使用されている特定のプロトコ
ルに依存し、短フレーム検出器27が許容可能な最短長
よりも短い受信フレームを検出すると、この情報は受信
機状態/制御レジスタ24へ送られ、そのフレームは廃
棄される。同様に、受信バイトカウンタ/長フレーム検
出器28は受信フレームが長すぎるかどうかを決定す
る。フレームが長すぎた場合、それは32バイトのFI
FOバッファ29をオーバーランするであろう。したが
って、長フレームが受信バイトカウンタ/長フレーム検
出器28によって検出されると、その結果は受信バイト
カウンタレジスタ31へ直ちに送られ、そのデータは廃
棄される。受信機状態/制御レジスタからの状態および
制御情報はダイレクトメモリアクセス(DMA)制御お
よびしきい値到達論理回路32へも送られ、その後にD
MA制御33へ送られる。この受信機はアドレス検出器
34においてアドレス検出も行なうが、この機能はこの
発明には関連していないのでさらに説明しない。
【0022】この発明の教示に従って構成された大幅に
簡略化されたHDLC受信機40のブロック図が図3に
示される。HDLC受信機ステートマシン41は、図2
の既存のHDLC受信機20に使用されるゼロ削除回路
22、フラグ/アボート検出回路23、およびシフトレ
ジスタ25b−dに取って代わる。さらに、図2の32
バイトの大きなFIFOバッファ29は2ワード深さの
受信FIFOバッファ49と置換えられる。HDLC受
信機ステートマシンへの入力は、HDLC送信機からの
シリアルデータストリーム44およびクロック入力45
を含む。HDLC受信機ステートマシン41は、開始フ
ラグ検出機能と、最初の非フラグ、非アボート文字の検
出、すなわちフレーム内状態の決定機能と、ゼロ削除機
能と、終了フラグ検出、すなわちフレーム外決定機能
と、アボート検出機能とを行なう。
【0023】シリアルデータストリーム44は図3の左
側で簡略化されたHDLC受信機40に入り、そこでデ
ータはHDLC受信機ステートマシン41および8ビッ
トシフトレジスタ46へ向けられる。8ビットシフトレ
ジスタ46から、データは妥当性の確認のために標準C
CITT・CRC−16・CRCチェッカ47へ送られ
る。ゲートされたクロック信号48はHDLC受信機ス
テートマシン41から8ビットシフトレジスタ46およ
びCRCチェッカ47へ送られる。8ビットシフトレジ
スタ46はシリアルデータストリーム44を8ビットワ
ードに変換し、これは受信FIFOバッファ49の2つ
の層42および43へロードされることができる。マス
タ受信クロック(図示せず)がゲートされてオンとなっ
たとき、データは8ビットシフトレジスタ46によって
受信される。マスタ受信クロックは、受信機がフレーム
内の状態にあるときゲートされてオンとなり、受信機が
フレーム外の状態にあるか、または0を削除していると
きゲートされてオフとなる。
【0024】さらに図3を参照すると、受信FIFOバ
ッファ49は、マイクロプロセッサインタフェースを含
むデータバスに8ビットシフトレジスタ46を接続する
2ワード深さのバッファを含み得る。受信FIFOバッ
ファ49に記憶される各ワードは8つのデータビット
と、3つの状態ビット、すなわちFIFOロケーション
「フル(Full)」ビット、CRCビット、およびメッセ
ージ終結(EOM)ビットとを含む。各バイトはHDL
C受信機40によって受信されると、受信FIFO49
にロードされるが、次のバイトまたは終了フラグが検出
されるまで進むことができない。そのとき、終了フラグ
が検出された場合フルビットがEOMビットとともにセ
ットされ、CRCが検査しない場合CRCビットが「無
効」にセットされる。状態ビットがセットされた後、バ
イトはFIFOにおいて進むことができる。
【0025】図4はHDLC受信機ステートマシン41
の意思決定プロセスにおける様々な状態を示すフローチ
ャートである。状態1は、受信機40が始めに能動化ま
たはリセットされたときのマシン41の状態である。0
が検出されると、マシンは状態2へ移る。状態2は基本
状態および5つのサブステート2A−2Eを含む。状態
2において、マシンは6個の連続した1(111111)を探
し、これは存在し得る開始フラグ、アボート信号、また
はアイドル状態を示す。1が検出されるたびに、カウン
タはインクリメントされ、マシンは状態2の次のサブス
テートへ移る。カウンタは、連続した6個の1が受信さ
れる前に0が検出されると常にクリアされ、マシンは状
態2へ戻る。連続した6個の1が検出されると、マシン
は状態3へ移る。さらに1が状態3で検出され、合計で
7個の1が連続した場合、マシンはアボートまたはアイ
ドル信号を認識し、状態1へ戻る。代わりに、0が状態
3で検出された場合、フラグ(01111110)の信号が認識
され、マシンは状態4へ移る。
【0026】状態4は基本状態および8つのサブステー
ト4A−4Hを含む。状態4で受信された最初のビット
が1である場合、マシンは状態4Aに移る。受信された
最初のビットが0である場合、マシンは状態4Fへ移
り、そこで2番目のビットが検査される。2番目のビッ
トも0である場合、マシンは受信された文字がフラグま
たはアボート信号ではないと決定し、状態4Gで「フレ
ーム内」の状態になる。状態4Gはそこで状態5へ直接
遷移する。しかし、状態4Fで2番目のビットが1であ
る場合、受信された文字がフラグまたはアボート信号で
ある可能性がまだあり、したがってマシンは状態4Aへ
移る。状態4A、4B、4Cおよび4Dにおいて、後続
のビットが順に検査され、それらのいずれかが0である
場合、マシンは受信された文字がフラグまたはアボート
信号ではないと認識し、状態4Gでフレーム内の状態に
なる。しかし、マシンが状態4A−4Dで1を受信し続
けた場合、マシンは状態4Eに入る。
【0027】1が状態4Eで受信された場合、マシンは
そこで連続した6個の1を受信しており、フラグが認識
される。マシンはそこで状態3へ戻る。しかし、0が状
態4Eで受信された場合、マシンはこの0を、その信号
を有効とし、フラグまたはアボート信号として解釈され
ることができないようにするためにHDLC送信機によ
って挿入された0として認識する。したがって、マシン
は状態4Hに移りフレーム内の状態となり、このビット
を削除する。状態4Hはそこで状態5へ直接遷移する。
【0028】状態5は状態4Gまたは4Hの後に入る状
態であり、9つのサブステート5A−5Iを有する。状
態5で受信された最初のビットが0である場合、遷移は
起こらず、マシンは状態5のままである。受信された最
初のビットが1である場合、マシンは状態5Aへ移る。
状態5A、5B、5C、および5Dにおいて、後続のビ
ットが順に検査され、それらのいずれかが0である場
合、マシンは受信された文字がフラグまたはアボート信
号ではないと認識し、状態5へ戻る。しかし、マシンが
状態5A−5Dで1を受信し続けた場合、状態5Eに入
る。
【0029】状態5Eにおいて、マシンは連続した5個
の1を受信している。したがって、0が受信された場
合、マシンはこの0を、その信号を有効とし、フラグま
たはアボート信号として解釈されないようにするために
HDLC送信機によって挿入された0と認識する。した
がって、マシンはこのビットを削除し、状態5へ戻る。
しかし、状態5Eで、6番目の1が受信された場合、マ
シンは終了フラグまたは存在し得るアボート信号を認識
し、状態5Fへ移る。
【0030】状態5Fにおいて、次のビットが検査さ
れ、それが7番目の1である場合、アボート信号が認識
され、マシンは状態5Iへ移る。状態5Iにおいて、ア
ボート指示が活性化され、状態ビットがHDLC状態レ
ジスタ内にセットされ、マシンは状態1へリセットす
る。しかし状態5Fで0が受信された場合、マシンは終
了フラグを認識し、状態5Hへ移る。状態5Hにおいて
終了フラグ指示が活性化され、フレーム外状態を示す。
さらに、HDLC状態レジスタ内に状態ビットがセット
され、マシンは状態5Jへ移る。
【0031】状態5Jにおいて、マシンは終了フラグの
後に続く文字が0または1のいずれで始まるかを決定す
る。終了フラグは新しいパケットの開始フラグであり
得、したがって次のビットが1である場合、マシンは状
態4Aへ移る。しかし、状態5Jで次のビットが0であ
る場合、マシンは状態4へ移る。
【0032】さらに図4を参照すると、状態2、4およ
び5で行なわれる計数機能が同じであることが注目され
る。各状態において、1が受信された場合、カウンタが
インクリメントされ、マシンは次の後続サブステートへ
移る。0が受信された場合、マシンは異なる状態へ移る
か、または現在作動している基本状態へ、たとえば状態
2Cから状態2へ移る。今までのHDLCコントローラ
では、状態2、4および5で行なわれる機能は別個の回
路またはカウンタで実現され、不必要な冗長性および費
用をICに加えていた。この発明では、状態2、4およ
び5の機能は単一の3ビットカウンタを使用して実現さ
れ得、HDLC受信機における冗長なハードウェアをさ
らに減じ得る。
【0033】図5は8ビットシフトレジスタ46(図
3)によって行なわれる機能のフローチャートである。
先に述べたように、8ビットシフトレジスタ46はシリ
アルデータストリーム44を、FIFOバッファ42お
よび43にロードすることができる8ビットワードに変
換する。8ビットシフトレジスタ46は、受信機がリセ
ットされる場合、またはそうでなければフレーム内の状
態ではない場合、状態1にある。HDLC受信機ステー
トマシン(図4)がフレーム内の状態になる場合、8ビ
ットシフトレジスタ46は状態2へ移り、そこで3ビッ
トカウンタ(図示せず)がリセットされる。8ビットシ
フトレジスタ46はそこで状態3へ移り、ゲートされた
クロック信号が受信されるたび、すなわちデータビット
がシフトレジスタにシフトされるたびに3ビットカウン
タがインクリメントされる。カウンタが8に達すると、
シフトレジスタ46はいっぱいになり、FIFOロード
信号が8ビットFIFOバッファ42および43へ送ら
れる。シフトレジスタはそこで状態2へ戻り、そこで3
ビットカウンタがリセットされる。
【0034】図6はFIFO受信バッファ49によって
行なわれる機能のフローチャートである。状態1、アイ
ドル状態に入るのは、HDLC受信機がリセットされる
場合、HDLCコントローラがまずオンにされる場合、
またはFIFOバッファ49が空になる場合である。バ
ッファは1バイトのデータが8ビットシフトレジスタ4
6からFIFOバッファ49にロードされると状態2に
移る。バッファは、2番目かつ最後のデータバイトが2
ワード深さのFIFOバッファ49にロードされると状
態3へ移る。状態2および状態3において、バッファは
「データ使用可能」フラグを発生し、これはマイクロプ
ロセッサインタフェースへ送られる。1バイトのデータ
がマイクロプロセッサによって読出されると常に、バッ
ファ49は次に低い状態、たとえば状態3から状態2
へ、または状態2から状態1へ戻る。2バイトが既にロ
ードされているとき、シフトレジスタ46がさらなるデ
ータバイトをロードしようとすると、バッファは状態4
へ入る。状態4において、ロードは阻止され、オーバラ
ンフラグがセットされ、バッファは状態3へ戻る。
【0035】図7はCRCチェッカ47によって行なわ
れる機能のフローチャートである。CRCチェッカ47
にはまずオール1がロードされ、送信されたフレームチ
ェックシーケンス15を含む完全なパケット17(図
1)が受信された後FOB8に対して検査される。CR
Cチェッカ47は、HDLC受信機がリセットされると
き、HDLCコントローラがまずオンにされるとき、フ
レーム内の状態である間にアボート信号が受信されると
き、または終了フラグ16が検出されるとき、状態1、
アイドル状態に入る。HDLC受信機がフレーム内の状
態になり、CRCチェッカ47が能動化されると、状態
1から状態2に入る。状態2において、HDLC受信機
ステートマシン41(図3)からのゲートされたクロッ
ク信号によってクロックインされると、CRCは各受信
ビット(削除された0を除く)を計算される。終了フラ
グ16がHDLC受信機ステートマシン41によって検
出されると、CRC計算は完了する。終了フラグ16は
このとき8ビットシフトレジスタ46内にあり、CRC
チェッカ47へシフトされていない。CRCチェッカ4
7はそこで状態3へ移る。状態3において、CRCチェ
ッカ47の内容はFOB8 hexと比較される。一致
するとそれは有効パケットであることを示す。不一致で
あるとそれはエラーであることを示し、CRCエラービ
ット(図3の「無効パケット」)がセットされる。終了
フラグ16の受信によってもCRCチェッカ47は状態
1へ戻る。
【0036】代替実施例において、この発明のHDLC
受信機ステートマシンは、図2に示される受信機に類似
のより複雑なHDLC受信機で利用され得る。図8はこ
の発明のHDLC受信機ステートマシンを用いて変更し
た図2のHDLC受信機のブロック図である。HDLC
受信機ステートマシンはゼロ削除回路22およびフラグ
/アボート検出回路23に取って代わることがわかる。
【0037】図9はHDLC制御レジスタ24に記憶さ
れた制御ビットを示し、ビット4がこの発明の教示に従
って受信フレームの拒絶を制御する。他のビットはすべ
て標準HDLC制御ビットである。受信機がフレーム内
の状態にある間ビット4(受信フレーム拒絶)が1にセ
ットされた場合、受信機は強制的にフレーム外の状態と
され、開始フラグ11(図1)を探し、受信FIFOバ
ッファ49(図3)がクリアされる。さらに、ビット4
は、受信機がフレーム外の状態になると0へクリアされ
る。受信機がフレーム外の状態にある間に1がビット4
に書込まれる場合には、いかなる処置もとられず、ビッ
トはセットされない。したがって、ビット4は、フレー
ム内の状態の間に1へこのビットをセットすると受信機
がフレーム外の状態となり、このビットを0へクリアす
るので、常に0として読み戻される。
【0038】図10はHDLC受信機状態レジスタ24
に記憶された状態ビットを示し、ビット0−4はこの発
明の教示に従った様々な受信機機能の状態を表わす。A
ND機能と、関連したイネーブルビットとによって組合
わされたこれらのビットの各々は、1へセットされると
割込を発生する。イネーブルビットは図11に示され、
後に説明される。ビット0は、受信FIFOバッファ4
9がその中にデータを有するときは常に1にセットされ
る。ビット1は、受信機がFIFOバッファ49にデー
タバイトをロードしようとし、かつFIFOバッファ4
9がいっぱいであるため、ロードが阻止されたときは常
に1にセットされる。ビット1は、HDLC受信機状態
レジスタ24が読出されるたびにゼロクリアされる。
【0039】ビット2は、FIFOバッファ49の上側
ロケーション43(ユーザプロセッサが読出せるロケー
ション)のデータバイトが、メッセージ(EOM)ビッ
トの終りを1にセットすることによってタグを付される
と、1にセットされる(図3を参照)。EOMビット
は、このバイトがデータパケット17(図1)の最終バ
イトであるということを示す。ビット2は、タグを付さ
れたバイトがFIFOバッファ49から読出されると、
ゼロクリアされる。ビット3は、FIFOバッファ49
の上側ロケーション43のデータバイトが、そのCRC
ビットをゼロクリアすることによってタグを付されると
1にセットされ、それがパケットの最終バイトであり、
CRC検査が失敗したことを示す。ビット3は、タグを
付されたバイトがFIFOバッファ49から読出される
と、ゼロクリアされる。
【0040】最後の活性ビットはビット4である。ビッ
ト4は、受信機がフレーム内の状態にある間アボート信
号が受信されると、1にセットされる。アボート信号の
結果として、受信機はアボート状態に入り、FIFOバ
ッファ49をクリアする。ビット4は、HDLC受信機
状態レジスタ24が読出されると、ゼロクリアされる。
ビット5−7は受信機の将来の機能の状態を報告するた
めの予備である。
【0041】図11はHDLC受信機割込イネーブルレ
ジスタに記憶されるイネーブルビットを示し、ビット0
−4は、AND機能によってHDLC受信機状態レジス
タ(図10)からの状態ビットと組合わされると、この
発明のHDLC受信機内の割込の能動化および不能化を
行なう。ビット0が1にセットされた場合、受信FIF
Oバッファ49内にデータがあるときには常に割込が報
告される。ビット0がゼロクリアされた場合、割込は阻
止される。ビット1が1にセットされた場合、受信FI
FOバッファ49のオーバーランが生じると割込が報告
される。ビット1がゼロクリアされた場合、割込は阻止
される。ビット2が1にセットされた場合、FIFOバ
ッファ49の上側ロケーション43のデータバイトが、
そのEOMビットを1にセットすることによってパケッ
ト17の最後のバイトとしてタグを付されると、割込が
報告される。ビット2がゼロクリアされた場合、割込は
阻止される。ビット3が1にセットされた場合、FIF
Oバッファ49の上側ロケーション43のデータバイト
が受信されCRCチェックが無効であると、割込が報告
される。ビット3がゼロクリアされた場合、割込は阻止
される。
【0042】ビット4はHDLC受信機割込イネーブル
レジスタの最後の活性ビットである。ビット4が1にセ
ットされた場合、フレーム内の状態にある間アボート信
号が検出されると、割込が報告される。ビット4がゼロ
クリアされた場合、割込は阻止される。ビット5−7は
受信機の将来の機能のための予備である。
【0043】このように、この発明の動作および構成は
前述の説明から明らかであろうと考えられる。示されか
つ説明された方法、装置およびシステムは好ましいもの
として特徴付けられたが、様々な変更および修正が、前
掲の特許請求の範囲に規定されるこの発明の精神および
範囲から逸脱せずしてその中で行なわれ得ることが容易
に明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】既存のHDLCシステムに使用される基本HD
LCフレームフォーマットの図である。
【図2】既存のHDLC受信機のブロック図である。
【図3】この発明の教示に従って構成された大幅に簡略
化されたHDLC受信機のブロック図である。
【図4】この発明の教示に従って構成されたHDLC受
信機ステートマシン41の意思決定プロセスにおける様
々な状態を示すフローチャート図である。
【図5】この発明の教示に従って構成された8ビットシ
フトレジスタによって行なわれる機能のフローチャート
図である。
【図6】この発明の教示に従って構成された8ビットF
IFO受信バッファによって行なわれる機能のフローチ
ャート図である。
【図7】この発明の教示に従って構成された巡回冗長検
査(CRC)チェッカによって行なわれる機能のフロー
チャート図である。
【図8】この発明の教示に従って構成されたHDLC受
信機ステートマシンを用いて変更された図2のHDLC
受信機のブロック図である。
【図9】この発明の教示に従ったHDLC制御レジスタ
に記憶される制御ビットを示す図である。
【図10】この発明の教示に従ったHDLC受信機状態
レジスタに記憶される状態ビットを示す図である。
【図11】この発明の教示に従ったHDLC受信機割込
イネーブルレジスタに記憶されるイネーブルビットを示
す図である。
【符号の説明】
41:HDLC受信機ステートマシン 46:8ビットシフトレジスタ 47:CRCチェッカ 49:受信FIFOバッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 13/08 7240−5K

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データリンクを介してシリアル化された
    データのフレームを受信するハイレベルデータリンクコ
    ントローラ(HDLC)受信機のデータ受信機能を制御
    するためのHDLC受信機ステートマシンであって、前
    記ステートマシンは、 集積回路上に単一の論理装置を含み、前記論理装置は、 受信データのフレーム内状態を決定するための手段と、 前記受信データがフレーム内の状態にあるときゼロ削除
    を行なうための手段と、 前記受信データ内のアボート信号を検出するための手段
    と、 前記フレーム内状態を決定するための手段と、前記ゼロ
    削除を行なうための手段と、前記アボート信号を検出す
    るための手段とを制御するための手段とを含む、ステー
    トマシン。
  2. 【請求項2】 前記受信データのフレーム内状態を決定
    するための手段は、 フレーム開始フラグを検出するための手段と、 フレーム終了フラグを検出するための手段とを含む、請
    求項1に記載のHDLC受信機ステートマシン。
  3. 【請求項3】 前記フレーム開始フラグを検出するため
    の手段は、フレーム外の状態で受信される、1個の0
    と、その後に続く連続した6個の1およびもう1個の0
    とを含む一連の8データビットを検出するための手段を
    含む、請求項2に記載のHDLC受信機ステートマシ
    ン。
  4. 【請求項4】 前記フレーム終了フラグを検出するため
    の手段は、フレーム内の状態で受信される、1個の0と
    その後に続く連続した6個の1およびもう1個の0とを
    含む一連の8データビットを検出するための手段を含
    む、請求項3に記載のHDLC受信機ステートマシン。
  5. 【請求項5】 前記ゼロ削除を行なうための手段は、 前記データにおいて連続した5個の1とその後に続く1
    個の0とを検出するための手段と、 前記データビットから前記0を削除するための手段とを
    含む、請求項1に記載のHDLC受信機ステートマシ
    ン。
  6. 【請求項6】 前記受信データ内のアボート信号を検出
    するための前記手段は、連続した7個の1とその後に続
    く1個の0とを含む一連の8データビットを検出するた
    めの手段を含む、請求項1に記載のHDLC受信機ステ
    ートマシン。
  7. 【請求項7】 単一の3ビットカウンタが、前記データ
    がフレーム外の状態にあるとき前記フレーム開始フラグ
    を検出し、前記データがフレーム内の状態にあるとき前
    記フレーム終了フラグを検出し、アボート信号を検出
    し、かつ前記データがフレーム内の状態にあるときゼロ
    削除を行なうようプログラムされる、請求項2に記載の
    HDLC受信機ステートマシン。
  8. 【請求項8】 ハイレベルデータリンクを介してシリア
    ル化されたデータのフレームを受信するための、かつ前
    記データが制御マイクロプロセッサによって読出される
    まで前記受信データを記憶するための受信機であって、
    前記受信機は、 前記受信データ内のフレーム開始フラグ、アボート信
    号、フレーム終了フラグの検出のための、かつデータを
    含まない0の削除のための、かつゲートされたクロック
    信号の発生のための、集積回路上の単一の論理装置と、 前記シリアル化されたデータをパラレルデータに変換す
    るためのシフトレジスタと、 受信データの前記フレームの妥当性を検査するための巡
    回冗長検査(CRC)チェッカと、 前記データが前記制御マイクロプロセッサによって読出
    されるまで前記パラレルデータを記憶するための先入れ
    先出し(FIFO)バッファとを含む、受信機。
  9. 【請求項9】 集積回路上の単一の論理装置を含むHD
    LC受信機ステートマシンを利用して、データリンクを
    介してシリアル化されたデータのフレームを受信するハ
    イレベルデータリンクコントローラ(HDLC)受信機
    のデータ受信機能を制御するための方法であって、前記
    方法は、 受信データのフレーム内の状態を決定するステップと、 前記受信データがフレーム内の状態にあるときゼロ削除
    を行なうステップと、 前記受信データ内のアボート信号を検出するステップ
    と、 前記フレーム内状態を決定するための手段と、前記ゼロ
    削除を行なうための手段と、前記アボート信号を検出す
    るための手段とを制御するステップとを含む、方法。
  10. 【請求項10】 ハイレベルデータリンクを介してシリ
    アル化されたデータのフレームを受信するためのハイレ
    ベルデータリンクコントローラ(HDLC)受信機を含
    み、前記HDLC受信機は、 前記受信データ内のフレーム開始フラグ、アボート信
    号、およびフレーム終了フラグの検出のための、かつデ
    ータを含まない0の削除のための、かつゲートされたク
    ロック信号の発生のための単一の論理装置と、 前記シリアル化されたデータをパラレルデータへ変換す
    るためのシフトレジスタと、 受信データの前記フレームの妥当性を検査するための巡
    回冗長検査(CRC)チェッカと、 前記パラレルデータを記憶するための先入れ先出し(F
    IFO)バッファとを含む、集積回路。
  11. 【請求項11】 前記HDLC受信機を制御し、前記記
    憶されたパラレルデータを読出すためのマイクロプロセ
    ッサをさらに含む、請求項10に記載の集積回路。
  12. 【請求項12】 単一の集積回路上に実現される命令プ
    ロセッサであって、前記命令プロセッサは、 高性能汎用マイクロプロセッサと、 ハイレベルデータリンクを介してシリアル化されたデー
    タのフレームを受信するための、かつ前記データが前記
    マイクロプロセッサによって読出されるまで前記受信デ
    ータを記憶するためのハイレベルデータリンクコントロ
    ーラ(HDLC)受信機とを含み、前記HDLC受信機
    は、 前記受信データ内のフレーム開始フラグ、アボート信
    号、およびフレーム終了フラグの検出のための、かつデ
    ータを含まない0の削除のための、かつゲートされたク
    ロック信号の発生のための、前記集積回路上の単一の論
    理装置と、 前記シリアル化されたデータをパラレルデータへ変換す
    るためのシフトレジスタと、 受信データの前記フレームの妥当性を検査するための巡
    回冗長検査(CRC)チェッカと、 前記データが前記マイクロプロセッサによって読出され
    るまで前記パラレルデータを記憶するための先入れ先出
    し(FIFO)バッファとを含む、命令プロセッサ。
  13. 【請求項13】 前記高性能汎用マイクロプロセッサは
    32ビットマイクロプロセッサである、請求項12に記
    載の命令プロセッサ。
  14. 【請求項14】 前記32ビットマイクロプロセッサは
    相補型金属酸化膜半導体(CMOS)技術で実現され
    る、請求項13に記載の命令プロセッサ。
JP5317720A 1992-12-18 1993-12-17 ハイレベルデータリンクコントローラ(hdlc)受信機ステートマシン Withdrawn JPH06237285A (ja)

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