JP5777603B2 - 連続鋳造方法 - Google Patents
連続鋳造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5777603B2 JP5777603B2 JP2012282956A JP2012282956A JP5777603B2 JP 5777603 B2 JP5777603 B2 JP 5777603B2 JP 2012282956 A JP2012282956 A JP 2012282956A JP 2012282956 A JP2012282956 A JP 2012282956A JP 5777603 B2 JP5777603 B2 JP 5777603B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten steel
- chamber
- flow
- flow hole
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Description
特許文献1のタンディッシュは、取鍋から装入された溶鋼を連続的に鋳造する連続鋳造設備に具備されたT型タンディッシュであって、取鍋からの溶鋼が装入される注入室と、この注入室の溶鋼を鋳型に装入する分配室と、注入室と分配室とを仕切る仕切堰と、仕切堰に設けられて注入室の溶鋼を分配室に流す湯道とを有している。
特許文献3の連続鋳造方法では、湯落ち部の溶鋼の湯面にスカムを浮上させ、該スカムの浮上した湯面をタンディッシュの分配部との境界の大堰に設けた通路に設けた通路より高く位置させることにより、湯落ち部の湯面に浮上したスカムが溶鋼と共に分配部へ移動することを阻止し、溶鋼のみを分配部に移動させることにより、分配部からモールドへ注湯する溶鋼中へのスカムの巻き込みをなくしつつ、溶鋼をモールドに鋳込んでいる。
特許文献4では、タンディッシュ底面のタンディッシュ側壁と前記仕切り壁に挟まれた実質的全面に複数の上向きの貫通孔を備えたガス分散体を設け、ガス分散体より均一な不活性ガスの気泡を溶鋼中に吹き込むこととしている。
この特許文献4及び5の他に、タンディッシュの溶鋼にガスを吹き込んで鋳造する技術として、特許文献6及び7がある。
ッシュや当該T型タンディッシュを用いた連続鋳造方法について、改善や改良を行う必要があった。
即ち、本発明の連続鋳造方法は、取鍋から装入された溶鋼を連続的に鋳造する連続鋳造設備に具備されたT型タンディッシュを用いて鋳造を行う連続鋳造方法であって、前記T型タンディッシュは、前記取鍋からの溶鋼が注入される注入室と、前記溶鋼を鋳型に装入する分配室と、前記注入室からの溶鋼を滞留させると共に前記分配室に溶鋼を装入する滞留室と、前記注入室と滞留室とを仕切る第1仕切堰と、前記滞留室と分配室とを仕切る第2仕切堰とを備え、前記第1仕切堰には、前記注入室から滞留室へ溶鋼を通す第1流通孔を設け、前記第2仕切堰には、前記滞留室から分配室に溶鋼を通す第2流通孔を設け、前記滞留室の底部には、溶鋼にガスを吹き込むガス吹き込み部を設けており、前記第1流通孔に関し、当該第1流通孔の上端を前記T型タンディッシュの底部からの距離が基準深さの0.4以下の位置に設定し、第1仕切堰の基準深さ面積に対する当該第1流通孔の断面積の比を0.04以上0.15以下とし、第1流通孔の穿孔角度を、水平方向を基準として流通方向に対して下向きに20deg以上45deg以下としておき、前記第2流通孔に関し、前記第2流通孔の上端を前記T型タンディッシュの底部からの距離が基準深さの0.6以下の位置に設定し、第2流通孔の下端を前記T型タンディッシュの底部からの距離が基準深さの0.2以上の位置に設定し、第2仕切堰の基準深さ面積に対する当該第2流通孔の断面積の比を0.03以上0.09以下とし、第2流通孔の穿孔角度を水平方向を基準として流通方向に対して上向きに20deg以上45deg以下とし、前記ガス吹き込み部に関し、前記滞留室の前壁から前記第1仕切堰までの奥行き方向の距離x1と前記滞留室の前壁からガス吹き込み部の奥行き方向の端部までの距離x2との関係を「x2/x1≦0.25」とし、前記第2仕切堰間の幅方向の距離y1とガス吹き込み部の幅方向の距離y2との関係を「0.5≦y2/y1≦1.0」とし、前記第2仕切堰間の幅方向の距離y1とガス吹き込み部の幅方向の中心位置y3と前記第2仕切堰間の幅方向の中心位置y4との関係を「0≦|y3−y4|/y1≦0.1」としておき、前記ガス吹き込み部から溶鋼内へ吹き込むガス流量を式(1a)及び式(1b)を満たすようにし且つ、ガス吹き込み部の単位面積当たりの流量を0.0008NL/min以下とし、前記T型タンディッシュにおけるストランドの合計スループットを、3.5〜5.2ton/minで鋳造することを特徴とする。
物を十分に浮上させることが可能となる。特に、多くの溶鋼を短時間で鋳造する場合、即ち、溶鋼のスループットが大きい場合であっても、鋳型に流入する介在物を低減させることができる。
本発明の連続鋳造方法は、取鍋内の溶鋼をT型タンディッシュに装入(注入)し、当該T型タンディッシュに装入した溶鋼を鋳型に装入することによって鋳造を行うものである。
図1は、T型タンディッシュ及び鋳型を備えた連続鋳造設備を示したものである。まず、連続鋳造設備について説明する。図1に示すように、連続鋳造装置1は、溶鋼を連続的に鋳造する鋳造装置であって、溶鋼2を一時的に貯留するT型タンディッシュ3と、このT型タンディッシュ3からの溶鋼2が供給される鋳型4と、この鋳型4により成型された鋳片を引き出すと共に、鋳片をサポートする複数のサポートロール5とを有している。
図2は、T型タンディッシュの平面図及び正面断面図を示したものである。
壁15の前側から立ち上がる前壁16と、この前壁16の左右両端側であって底壁15から立ち上がる左右一対の第1側壁17,17と、前壁16の後側であって底壁15の前後中途部から立ち上がり第1側壁17,17に連結する左右一対の第1後壁18,18と、第1後壁18、18の左右方向内側の端部側であって底壁15から立ち上がる左右一対の第2側壁19、19と、各第2側壁19、19の間に配置され底壁15の後側から立ち上がる第2後壁20、20とから構成されている。
次に、第1仕切堰30及び第2仕切堰31について詳しく説明する。
図2〜5に示すように、第1仕切堰30は、正面視で(前側から視て)、上端が左右方向に長く下端が左右方向に短い台形状に形成されたものである。この第1仕切堰30には、注入室10の溶鋼2を滞留室12へ通す第1流通孔33が複数設けられている。
詳しくは、図3(a)に示すように、第1仕切堰30を正面視したとき、当該第1仕切堰30の下側であって左右方向(幅方向ともいう)に、3つの第1流通孔33aが並べて穿設されている。また、第1流通孔33aの上側に、他の3つの第1流通孔33bが左右方向に並べて穿設され、第1流通孔33aと第2流通孔33bとは、千鳥状(中心が左右方向にずれて)に設置されている。
また、第1流通孔33a、33bが上向きであると、図4(b)に示すように、第1流通孔33を通って滞留室12に入った溶鋼2は、上向きに上昇しながら進み前壁16に当たってさらに上側に進むもの(矢印A1)と、上向きに上昇しながら進み前壁16に当たって下側に向きを変えて進むもの(矢印A2)とに分かれてしまい、特に、下向きに流れる溶鋼(A2)の介在物は、浮上し難くなる。このようなことから、第1流通孔33a、33bは、下向きにしている。
さらに、本発明では上述したように、第1流通孔33a、33bの上端の位置及び穿孔角度θ1を設定するのに加えて、第1仕切堰30の面積(溶鋼浸漬面積、後述する基準深さ面積)に対する第1流通孔33(33a、33b)の総断面積の比を所定範囲内にしている。詳しくは、図5(a)に示すように、第1仕切堰30を正面視した状態において、当該第1仕切堰30が溶鋼に浸漬する浸漬部の面積、即ち、第1仕切堰30の下端部から基準高さまでの面積[(図5(a)のグレーの面積)]をS0(基準深さ面積)とし、図5(b)に示すように、第1仕切堰30を正面視した状態において、第1流通孔33の総断面積[各第1流通孔33の断面積を積算した値であって図5(b)のグレーの面積]をS1とし、これら総断面積をS1と基準深さ面積S0との比(S1/S0)を断面積比としたとき、断面積比は0.04以上0.15以下としている。
次に、第2仕切堰31について説明する。
図2、6に示すように、第2仕切堰31は、側面視で(図2(b)の右側乃至は左側から視て)上端が左右方向に長く下端が左右方向に短い台形状に形成されたものである。この第2仕切堰31には、滞留室12の溶鋼2を分配室11へ通す第2流通孔35が複数設けられている。係る構造は第1仕切堰30と略同様である。
複数の第2流通孔35a、35bのうち、最も上側に位置する第2流通孔35bの高さは、所定以下に設定されている。詳しくは、図6(a)に示すように、第2流通孔35の上端(最も上側に位置する第2流通孔35bの上側の縁)は、基準深さの0.6以下の位置に設定している。また、第2流通孔35の上端(最も下側に位置する第2流通孔35bの上側の縁)は、基準深さの0.2以上の位置に設定している。
め、介在物は分離浮上し易くなる。即ち、分配室11に入った溶鋼2は、直ちに浸漬ノズル7に向かうのではなく、一旦浸漬ノズル7から離れた後に、当該浸漬ノズル7に到達する。
以上をまとめると、第2流通孔35の上端を基準深さの0.6以下とし、且つ、第2流通孔35の下端を基準深さの0.2以上とし、第2流通孔35の水平方向に対する穿孔角度θ2を流通方向に対して上向きであって20deg以上45deg以下としている。
ここで、第2仕切堰間31、31の幅方向の距離(滞留室12の幅)を「y1」、ガス吹き込み部40の左端(ガス吹き込み部40の幅方向の一端)からガス吹き込み部40の右端までの距離を「y2」とすると、これらの幅比(y2/y1)は、「0.5≦y2/y1≦1.0」を満たすように設定されている。言い換えれば、ガス吹き込み部40の幅方向の長さは、滞留室12の幅方向の長さの0.5倍以上1.0倍以下に設定されている。ガス吹き込み部40の幅方向の長さ(距離)y2と、滞留室12の幅方向の長さy1との幅比(y2/y1)が0.5未満である場合、ガス吹き込み部40の吹き込み幅が狭すぎるため、滞留室12の底部16からガスを吹き込んだとしても十分に介在物を浮上することができない。それゆえ、上述したように、ガス吹き込み部40の幅方向の長さを、滞留室12の幅方向の長さの半分以上、滞留室12の幅方向の長さまでとしている。なお、図7(c)に示すように、ガス吹き込み40を丸形で形成した場合、ガス吹き込み部40の幅方向の長さy2は、最も左側にあるガス吹き込み部40aから最も右側にあるガス吹き込み部40bまでの長さである。
間の中心)C2とずれていてもよい。具体的には、図8(a)に示すように、ガス吹き込み部40の幅方向中心部C1の位置(中心位置y3)と、滞留室12の幅方向中心部(第2仕切堰31間の幅方向の中心)C2の位置(中心位置y4)との差(絶対値)である「|y3−y4|」を、滞留室12の幅方向の長さy1で正規化し、正規化した値が「0≦|y3−y4|/y1≦0.1」の範囲に入るように、ガス吹き込み部40の幅方向中心部C1の位置は設定されている。言い換えれば、ガス吹き込み部40の幅方向中心部C1は、滞留室12の幅方向の長さy1の10%程度であれば、滞留室12の幅方向の幅方向中心部C2に対してずれていてもよい。図8(b)に示すように、ガス吹き込み部40の幅方向中心部C1が、滞留室12の幅方向中心部C2と大きくずれ、「|y3−y4|/y1>0.1」となってしまう場合、ガス吹き込み部40で吹き込んだガスと介在物との接触効率が悪くなり、ガスを吹き込んだとしても十分に介在物を浮上することができない。
このように、ガス吹き込み部40によってガスを吹き込むにあたっては、そのガス流量を、式(1a)及び式(1b)を満たすようにし且つ、ガス吹き込み部40の単位面積当たりの流量を0.0008NL/min以下とている。
溶鋼の代わりに水を用い、介在物の代わりにフロービーズを用いて、介在物(フロービーズ)の流出を評価するものである。なお、水モデルの詳細については、後ほど説明する。
ガス吹き込み部40から溶鋼へ吹き込むガス流量を設定するに際し、ガス流量とガス吹き込み部40の形状との関係を明らかにすべく様々な実験を行った。実際のT型タンディッシュ3の大きさの1/3である実験用のT型タンディッシュを製作し、第1仕切堰30及び第2仕切堰31の形状等は、表1に示すものとした。
そこで、ガス吹き込み部40に関して、奥行き比x2/x1を0.25に固定すると共に、幅比y2/y1を1.0に固定して、表2に示したものと同じ構成の水モデルを用いて、水流量、空気流量を変化させながら第2実験を行った。
T型タンディッシュ3内の溶鋼2の流動は低速であり重力場によってのみ支配されると考えられることからフルード数(Fr;重力と慣性力の比)を用いれば、水流量を溶鋼のスループットに換算することができる。このフルード数において、水モデルのものと実際のものとの相似則計算については、「R&D 神戸製鋼技報/vol.31 No4、1981」の文献に記載されている計算法を用いた。
表すと、式(1b)と同じ「55.7[tan(Qs−4.7)]3+17」となる。
まとめると、ガス吹き込み部40によってガスを吹き込む場合には、式(1)及び式(1b)を満たすようにガスを吹き込むと共に単位面積当たりのガスの流量を0.0008NL/min以下としている。
実施例及び比較例では、図12に示すような複数の第1仕切堰33、第2仕切壁35を製作し、第1仕切堰33や第2仕切堰31を変えながらて実験を行った。また、ガス吹き込み部も図12に示すような形状とした。なお、実施例1〜40は、ガス吹き込み部を設
けずに鋳造を行った結果である。
また、実施例1〜54では、第2流通孔35の上端を、基準深さの0.6以下の位置に設定し(孔上端/溶鋼高さの欄)、第2流通孔35の下端を、基準深さの0.2以上の位置に設定し(孔下端/溶鋼高さの欄)、第2仕切堰31の基準深さ面積S3に対する第2流通孔35の断面積比を、0.03以上0.09以下とし(孔面積/流路面積の欄)、第2流通孔35の穿孔角度θ2を上向きに20deg以上45deg以下としている(孔角度の欄)。実施例41〜54では、奥行き比(x2/x1)を0.25以下とし、幅比y2/y1を0.5〜1.0とし、|y3−y4|/y1を0.1以下とし、ガス吹き込み部40のガス流量を、式(1a)及び式(1b)を満たすようにし(式(1a)、式(1b)の欄)、ガス吹き込み部40の単位面積当たりの流量を0.0008NL/min以下とし(単位面積当たりの空気流量)としている。
一方、比較例では、第1流通孔33及び第2流出孔35の上端の位置、第2流出孔35の下端の位置、第1仕切堰33の基準深さ面積S0に対する第1流通孔33の断面積比、第2仕切堰31の基準深さ面積S3に対する第2流通孔35の断面積比、第1流通孔33及び第2流通孔35の穿孔角度θ1、θ2、ガス吹き込み部40の配置、ストランドの合計スループットのいずれかが本発明の規定から外れているため、粒子流出率が大幅に増加し、8.0%よりも大きくなった。
なお、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な事項を採用している。
2 溶鋼
3 T型タンディッシュ
4 鋳型
5 サポートロール
7 浸漬ノズル
8 スライドバルブ
9 取鍋
10 注入室
11 分配室
12 滞留室
15 底壁
16 前壁
17 第1側壁
18 第1後壁
19 第2側壁
20 第2後壁
30 第1仕切堰
31 第2仕切堰
33 第1流通孔
34 底部
35 第2流通孔
40 ガス吹き込み部
Claims (1)
- 取鍋から装入された溶鋼を連続的に鋳造する連続鋳造設備に具備されたT型タンディッシュを用いて鋳造を行う連続鋳造方法であって、
前記T型タンディッシュは、前記取鍋からの溶鋼が注入される注入室と、前記溶鋼を鋳型に装入する分配室と、前記注入室からの溶鋼を滞留させると共に前記分配室に溶鋼を装入する滞留室と、前記注入室と滞留室とを仕切る第1仕切堰と、前記滞留室と分配室とを仕切る第2仕切堰とを備え、
前記第1仕切堰には、前記注入室から滞留室へ溶鋼を通す第1流通孔を設け、前記第2仕切堰には、前記滞留室から分配室に溶鋼を通す第2流通孔を設け、前記滞留室の底部には、溶鋼にガスを吹き込むガス吹き込み部を設けており、
前記第1流通孔に関し、当該第1流通孔の上端を前記T型タンディッシュの底部からの距離が基準深さの0.4以下の位置に設定し、第1仕切堰の基準深さ面積に対する当該第1流通孔の断面積の比を0.04以上0.15以下とし、第1流通孔の穿孔角度を、水平方向を基準として流通方向に対して下向きに20deg以上45deg以下としておき、
前記第2流通孔に関し、前記第2流通孔の上端を前記T型タンディッシュの底部からの距離が基準深さの0.6以下の位置に設定し、第2流通孔の下端を前記T型タンディッシュの底部からの距離が基準深さの0.2以上の位置に設定し、第2仕切堰の基準深さ面積に対する当該第2流通孔の断面積の比を0.03以上0.09以下とし、第2流通孔の穿孔角度を水平方向を基準として流通方向に対して上向きに20deg以上45deg以下とし、
前記ガス吹き込み部に関し、前記滞留室の前壁から前記第1仕切堰までの奥行き方向の距離x1と前記滞留室の前壁からガス吹き込み部の奥行き方向の端部までの距離x2との関係を「x2/x1≦0.25」とし、前記第2仕切堰間の幅方向の距離y1とガス吹き込み部の幅方向の距離y2との関係を「0.5≦y2/y1≦1.0」とし、前記第2仕切堰間の幅方向の距離y1とガス吹き込み部の幅方向の中心位置y3と前記第2仕切堰間の幅方向の中心位置y4との関係を「0≦|y3−y4|/y1≦0.1」としておき、
前記ガス吹き込み部から溶鋼内へ吹き込むガス流量を式(1a)及び式(1b)を満たすようにし且つ、ガス吹き込み部の単位面積当たりの流量を0.0008NL/min以下とし、前記T型タンディッシュにおけるストランドの合計スループットを、3.5〜5.2ton/minで鋳造することを特徴とする連続鋳造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012282956A JP5777603B2 (ja) | 2012-12-26 | 2012-12-26 | 連続鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012282956A JP5777603B2 (ja) | 2012-12-26 | 2012-12-26 | 連続鋳造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014124661A JP2014124661A (ja) | 2014-07-07 |
JP5777603B2 true JP5777603B2 (ja) | 2015-09-09 |
Family
ID=51404624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012282956A Expired - Fee Related JP5777603B2 (ja) | 2012-12-26 | 2012-12-26 | 連続鋳造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5777603B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111318682A (zh) * | 2020-04-01 | 2020-06-23 | 湖北金盛兰冶金科技有限公司 | 一种方坯连铸中间包结构及铸坯纯净度分析工艺 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6515388B2 (ja) * | 2015-10-02 | 2019-05-22 | 日本製鉄株式会社 | 連続鋳造用の上ノズル |
KR102171086B1 (ko) * | 2018-09-28 | 2020-10-28 | 주식회사 포스코 | 주조 모사 장치 및 주조 모사 방법 |
CN109365770A (zh) * | 2018-11-20 | 2019-02-22 | 山东钢铁股份有限公司 | 一种减少连铸开浇头坯表面气孔缺陷的方法 |
US11945028B2 (en) * | 2019-06-04 | 2024-04-02 | Jfe Steel Corporation | Mold powder for continuous casting of A1-containing sub-peritectic steel and continuous casting method |
CN110394433A (zh) * | 2019-08-21 | 2019-11-01 | 东北大学 | 一种有效去除中间包夹杂物的长水口吹氩精炼装置及方法 |
WO2024053291A1 (ja) * | 2022-09-09 | 2024-03-14 | Jfeスチール株式会社 | 連続鋳造用のタンディッシュ、鋼の連続鋳造方法及び、ガス供給装置 |
-
2012
- 2012-12-26 JP JP2012282956A patent/JP5777603B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111318682A (zh) * | 2020-04-01 | 2020-06-23 | 湖北金盛兰冶金科技有限公司 | 一种方坯连铸中间包结构及铸坯纯净度分析工艺 |
CN111318682B (zh) * | 2020-04-01 | 2022-01-25 | 湖北金盛兰冶金科技有限公司 | 一种方坯连铸中间包结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014124661A (ja) | 2014-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5777603B2 (ja) | 連続鋳造方法 | |
JP5008449B2 (ja) | T型タンディッシュ | |
JP4271551B2 (ja) | タンディッシュによる高清浄度鋼の連続鋳造装置 | |
JP6701517B2 (ja) | 連続鋳造用タンディッシュ、及びそのタンディッシュを用いた連続鋳造方法 | |
JP5527981B2 (ja) | 連続鋳造装置の鋳造方法 | |
JP2016182612A (ja) | 上ポーラス耐火物及び下ポーラス耐火物から不活性ガスを吹き込む連続鋳造方法 | |
JP2012045583A (ja) | 連続鋳造による高清浄度鋼鋳片の製造方法 | |
JP5794969B2 (ja) | 連続鋳造方法 | |
JP4220840B2 (ja) | タンディッシュ内における介在物除去方法およびそれに使用する堰 | |
JP2011143449A (ja) | 連続鋳造用タンディッシュにおける介在物除去方法 | |
JP6668568B2 (ja) | 連続鋳造用タンディッシュ、及びそのタンディッシュを用いた連続鋳造方法 | |
JP5008490B2 (ja) | T型タンディッシュ | |
JP6701516B2 (ja) | 連続鋳造用タンディッシュ、及びそのタンディッシュを用いた連続鋳造方法 | |
JP7070024B2 (ja) | タンディッシュ | |
JP5527980B2 (ja) | 連続鋳造装置の鋳造方法 | |
JP5206591B2 (ja) | 連続鋳造用タンディッシュ | |
JP6818980B2 (ja) | 下注ぎ造塊設備 | |
JP6668567B2 (ja) | 連続鋳造用タンディッシュ、及びそのタンディッシュを用いた連続鋳造方法 | |
KR20100035821A (ko) | 턴디쉬 | |
KR102033642B1 (ko) | 용융물 처리 장치 | |
JP5673162B2 (ja) | 連続鋳造方法および連続鋳造装置 | |
JP6672549B2 (ja) | 連続鋳造用タンディッシュ、及びそのタンディッシュを用いた連続鋳造方法 | |
JP4220848B2 (ja) | 加熱機能を備えた鋼の連続鋳造用タンディッシュ | |
JP2016190240A (ja) | 連続鋳造用タンディッシュ、及びそのタンディッシュを用いた連続鋳造方法 | |
KR101981455B1 (ko) | 용융물 처리 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140901 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150415 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150421 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150515 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150707 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150707 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5777603 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |