JP5772187B2 - 燃料ポンプの取付構造 - Google Patents
燃料ポンプの取付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5772187B2 JP5772187B2 JP2011098760A JP2011098760A JP5772187B2 JP 5772187 B2 JP5772187 B2 JP 5772187B2 JP 2011098760 A JP2011098760 A JP 2011098760A JP 2011098760 A JP2011098760 A JP 2011098760A JP 5772187 B2 JP5772187 B2 JP 5772187B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting seat
- fuel pump
- engagement
- cylindrical portion
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
請求項2に記載の発明は、請求項1記載において、前記ロック機構は、前記第1取付座の前記筒部及び前記第2取付座のうちの一方の周面側に設けられる係合突起と、他方の周面側に設けられる係合溝と、を有し、該第1取付座及び該第2取付座の軸方向の相対的な近接移動により該係合突起が該係合溝内に入り込み、該第1取付座及び該第2取付座の軸回りの相対的な回転により該係合突起が該係合溝内を移動し、該第1取付座及び該第2取付座の軸方向の相対的な離間移動により該係合突起の嵌合部が該係合溝の被嵌合部に嵌合して該第1取付座の該筒部に対して該第2取付座を固定し、前記ロック機構は、前記第2取付座に対する前記燃料ポンプのボルト締結により前記第1取付座の前記筒部に対して該第2取付座を固定することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載において、前記ロック機構は、前記第1取付座の前記筒部及び前記第2取付座のうちの一方の周面側に設けられる係合突起と、他方の周面側に設けられる係合溝と、を有し、該第1取付座及び該第2取付座の軸方向の相対的な近接移動により該係合突起が該係合溝内に入り込み、該第1取付座及び該第2取付座の軸回りの相対的な回転により該係合突起が該係合溝内を移動し、該第1取付座及び該第2取付座の軸方向の相対的な離間移動により該係合突起の嵌合部が該係合溝の被嵌合部に嵌合して該第1取付座の該筒部に対して該第2取付座を固定することを要旨とする。
また、前記ロック機構が、前記第2取付座に対する前記燃料ポンプのボルト締結により前記第1取付座の前記筒部に対して該第2取付座を固定する場合は、燃料ポンプのボルト締結力により第1及び第2取付座の固定力が高められる。よって、第1及び第2取付座を更に強固に固定することができる。
さらに、前記ロック機構が、係合突起と、係合溝と、を有し、第1及び第2取付座の軸方向の相対的な移動並びに軸回りの相対的な回転により、係合突起の嵌合部が係合溝の被嵌合部に嵌合して第1取付座の筒部に対して第2取付座を固定する場合は、簡易な構造のロック機構で第1及び第2取付座を更に強固に固定することができる。
本実施形態1.に係る燃料ポンプの取付構造は、エンジンに対する燃料ポンプの取付構造(1)であって、エンジンのシリンダヘッド(2)に固定され、エンジンのシリンダヘッドカバー(3)に形成されたポンプ取付用孔部(3a)からシリンダヘッドカバーの外側に突出する筒部(4b)を有する第1取付座(4)と、第1取付座の筒部に嵌挿され、燃料ポンプ(7)が取り付けられる第2取付座(5)と、第1取付座及び第2取付座の軸回りの相対的な回転により第1取付座の筒部に対して第2取付座を固定するロック機構(11)と、を備えることを特徴とする(例えば、図3〜図5等参照)。なお、上記「軸」とは、第1取付座の筒部の中心軸を意図する。この点は、以下の説明においても適用される。また、上記第1取付座は、通常、エンジンのカムシャフト(8)を覆うように配置されている。
本実施形態2.に係る燃料ポンプの取付構造の組付方法は、上記実施形態1.の燃料ポンプの取付構造(1)の組付方法であって、第1取付座(4)が固定されたシリンダヘッド(2)にシリンダヘッドカバー(3)をセットする工程と、シリンダヘッドカバーのポンプ取付用孔部(3a)から外側に突出された第1取付座の筒部(4b)に第2取付座(5)を嵌挿してロック機構で固定する工程と、を備え、固定する工程では、第2取付座に対する燃料ポンプのボルト締結によりロック機構が機能されることを特徴とする。これにより、燃料ポンプを容易且つ迅速に取り付けることができる。
本実施例に係る燃料ポンプの取付構造1は、図1及び図2に示すように、直噴式エンジン(以下、単に「エンジン」と記載する。)のシリンダヘッド2(図3参照)に固定されるアルミニウム等の金属製のカムキャップ4(本発明に係る「第1取付座」として例示する。)と、燃料ポンプ7が取り付けられるアルミニウム等の金属製のブラケット5(本発明に係る「第2取付座」として例示する。)と、カムキャップ4に対してブラケット5を固定するロック機構11と、を備えている。
次に、上記構成の燃料ポンプの取付構造1の組付方法について説明する。先ず、シリンダヘッド2にカムキャップ4をボルト締結等により固定するとともに、シリンダヘッドカバー3のポンプ取付用孔部3aにガスケット6を装着しておく。次に、シリンダヘッド2に対してシリンダヘッドカバー3を被せてセットして、カムキャップ4の筒部4bをポンプ取付用孔部3aから外側に突出させる(図6参照)。
本実施例の燃料ポンプの取付構造1によると、シリンダヘッドカバー3のポンプ取付用孔部3aから外側に突出するカムキャップ4の筒部4bには、燃料ポンプ7が取り付けられるブラケット5が嵌挿され、ロック機構によりカムキャップ4の筒部4bに対してブラケット5が固定される。これにより、シリンダヘッドカバー3のポンプ取付用孔部3aにはカムキャップ4の筒部4bのみが挿通されるので、ポンプ取付用孔部3aの小型化及び簡素化を図ることができる。その結果、小型エンジン等であってもシリンダヘッドカバー3にポンプ取付用孔部3aを設定して燃料ポンプ7を搭載できる。また、ポンプ取付用孔部3aのオイルシール用として汎用ガスケット6を使用できる。
Claims (3)
- エンジンに対する燃料ポンプの取付構造であって、
前記エンジンのシリンダヘッドに固定され、前記エンジンのシリンダヘッドカバーに形成されたポンプ取付用孔部から該シリンダヘッドカバーの外側に突出する筒部を有する第1取付座と、
前記第1取付座の前記筒部に嵌挿され、前記燃料ポンプが取り付けられる第2取付座と、
前記第1取付座及び前記第2取付座の軸回りの相対的な回転により該第1取付座の前記筒部に対して該第2取付座を固定するロック機構と、を備えることを特徴とする燃料ポンプの取付構造。 - 前記ロック機構は、前記第1取付座の前記筒部及び前記第2取付座のうちの一方の周面側に設けられる係合突起と、他方の周面側に設けられる係合溝と、を有し、該第1取付座及び該第2取付座の軸方向の相対的な近接移動により該係合突起が該係合溝内に入り込み、該第1取付座及び該第2取付座の軸回りの相対的な回転により該係合突起が該係合溝内を移動し、該第1取付座及び該第2取付座の軸方向の相対的な離間移動により該係合突起の嵌合部が該係合溝の被嵌合部に嵌合して該第1取付座の該筒部に対して該第2取付座を固定し、
前記ロック機構は、前記第2取付座に対する前記燃料ポンプのボルト締結により前記第1取付座の前記筒部に対して該第2取付座を固定する請求項1記載の燃料ポンプの取付構造。 - 前記ロック機構は、前記第1取付座の前記筒部及び前記第2取付座のうちの一方の周面側に設けられる係合突起と、他方の周面側に設けられる係合溝と、を有し、該第1取付座及び該第2取付座の軸方向の相対的な近接移動により該係合突起が該係合溝内に入り込み、該第1取付座及び該第2取付座の軸回りの相対的な回転により該係合突起が該係合溝内を移動し、該第1取付座及び該第2取付座の軸方向の相対的な離間移動により該係合突起の嵌合部が該係合溝の被嵌合部に嵌合して該第1取付座の該筒部に対して該第2取付座を固定する請求項1記載の燃料ポンプの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011098760A JP5772187B2 (ja) | 2011-04-26 | 2011-04-26 | 燃料ポンプの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011098760A JP5772187B2 (ja) | 2011-04-26 | 2011-04-26 | 燃料ポンプの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012229662A JP2012229662A (ja) | 2012-11-22 |
JP5772187B2 true JP5772187B2 (ja) | 2015-09-02 |
Family
ID=47431395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011098760A Expired - Fee Related JP5772187B2 (ja) | 2011-04-26 | 2011-04-26 | 燃料ポンプの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5772187B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015102063A (ja) * | 2013-11-27 | 2015-06-04 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料ポンプ組付構造 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3567791B2 (ja) * | 1999-04-08 | 2004-09-22 | トヨタ自動車株式会社 | 高圧燃料ポンプの取付け構造 |
JP4304820B2 (ja) * | 2000-03-28 | 2009-07-29 | アイシン精機株式会社 | エンジンの高圧燃料ポンプの取付構造 |
EP1283330B1 (de) * | 2001-07-04 | 2005-11-16 | Ford Global Technologies, LLC | Adapter für Kraftstoffhochdruckeinspritzpumpen für benzindirekteinspritzende Hubkolbenbrennkraftmaschinen |
JP2003222257A (ja) * | 2002-01-25 | 2003-08-08 | Denso Corp | 電磁弁の取付構造およびその取付方法 |
JP4139693B2 (ja) * | 2002-05-10 | 2008-08-27 | ヤマハ発動機株式会社 | 燃料噴射式エンジンの燃料ポンプ取付け構造 |
KR100992823B1 (ko) * | 2007-12-13 | 2010-11-08 | 기아자동차주식회사 | 연료펌프 세트 |
JP5217953B2 (ja) * | 2008-11-21 | 2013-06-19 | トヨタ紡織株式会社 | 燃料ポンプの支持構造 |
JP5012770B2 (ja) * | 2008-11-21 | 2012-08-29 | トヨタ紡織株式会社 | 燃料ポンプの支持構造 |
JP5131479B2 (ja) * | 2008-12-09 | 2013-01-30 | トヨタ紡織株式会社 | 燃料ポンプの支持構造 |
JP5218246B2 (ja) * | 2009-04-20 | 2013-06-26 | トヨタ自動車株式会社 | 高圧燃料ポンプ |
-
2011
- 2011-04-26 JP JP2011098760A patent/JP5772187B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012229662A (ja) | 2012-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7213578B2 (en) | Structure and fixing member for mounting fuel injection valve | |
US9347411B2 (en) | Decoupling element for a fuel injection device | |
US10047696B2 (en) | Cover structure for internal combustion engine | |
US8528524B2 (en) | Fuel injection valve for arrangement in a combustion chamber of an internal combustion engine | |
JP5772187B2 (ja) | 燃料ポンプの取付構造 | |
JP5678725B2 (ja) | 燃料噴射弁取付構造 | |
JP6206124B2 (ja) | 内燃機関および内燃機関のカバー部材取付構造 | |
JP5811760B2 (ja) | 燃料ポンプの取付構造 | |
JP2006005987A (ja) | モータの軸受保持構造 | |
JP2016070188A (ja) | インジェクタ組付体 | |
US20130147126A1 (en) | Seal member | |
JP2010185323A (ja) | 燃料噴射弁の取付け構造およびそれに用いる燃料噴射弁の座金 | |
WO2021054385A1 (ja) | インジェクタ取付構造 | |
JP5558946B2 (ja) | シール部材 | |
JP6030585B2 (ja) | オイルジェットバルブの取付方法 | |
JP6742744B2 (ja) | 少なくとも1つの燃料噴射ノズルを固定するための装置 | |
JP2018084172A (ja) | 内燃機関 | |
JP2016114013A (ja) | 内燃機関の吸気ポート断熱構造 | |
JP6713705B2 (ja) | 直噴式内燃機関 | |
KR101534693B1 (ko) | 연료펌프세트를 구비한 가솔린 직분사 엔진 | |
JP6620650B2 (ja) | 内燃機関の断熱ポート部品 | |
JP6573588B2 (ja) | 燃料配管アセンブリ、燃料噴射弁及び燃料供給配管 | |
JP2014084735A (ja) | ポンプハウジングの振動低減構造 | |
JP2014125009A (ja) | ネックエンドの取付構造 | |
JP2005282561A (ja) | 燃料噴射弁の取り付け構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131126 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20140617 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150602 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150615 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5772187 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |