JP2014125009A - ネックエンドの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネックエンド0をインレットパイプの注入口から取り外すことが容易なネックエンドの取付構造を提供する。
【解決手段】インレットパイプ1の注入口2に取付けるネックエンド8の取付構造において、インレットパイプ1の注入口2にインレットパイプ凹部3を形成する。ネックエンド8は、ネックエンド本体10とカバー部材20から形成される。ネックエンド本体10の上部筒状部11には係止アーム15を形成し、上部筒状部11と係止アーム15の間に隙間17を有する。係止アーム15の先端には係止突起16を形成する。カバー部材20は、カバー部材上部20aから下方にカバー部材脚部21を延設する。係止突起16がインレットパイプ凹部3に係合するとともに、カバー部材脚部21が係止アーム15と上部筒状部11の間の隙間17に挿入される。
【選択図】図2

Description

本発明は、給油口から自動車用燃料タンクへ燃料を注入するインレットパイプの注入口に取付けるネックエンドの取付構造に関する。
車体に設けられた給油口から自動車用燃料タンクへ燃料を注入するためにインレットパイプ1が取付けられている。
インレットパイプ1には、注入口2に給油ガンを挿入して燃料を注入するとともに、注入口2から燃料の蒸発や漏れを防止するために、タンクキャップ(図示せず)を取付けているものがある。
しかしながら、タンクキャップは、給油時に取り外すことが必要であり、タンクキャップの頭部は、注入口2から突出して取付けられているため、給油口付近のスペースを必要としていた。
そのため、図7に示すように、インレットパイプ1の注入口2に嵌め込んで、燃料の蒸発防止や、吹きこぼれの防止等の機能を果たす部分を注入口2の内部に挿入するとともに、注入口2を塞ぐネックエンド110が取付けられているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
この場合に、注入口2の径が大きくなり、長くなるため、重量を増加させないように注入口2の部分の肉厚を減少させることが行われるが、注入口2の剛性が低下して、シール性が低下する恐れがある。
また、インレットパイプ1の注入口2とネックエンド110との間のシールを確保しようとすると、ネックエンド110を強固に注入口2に取付ける必要があり、ネックエンド110の交換が困難になる。
また、ネックエンド110は、その機能を果たす部分が故障をした場合等において、ネックエンド110をインレットパイプ1の注入口2から取り外すことが必要であるが、ネックエンド110は、インレットパイプ1の注入口2から外に出ている部分が少なく、ネックエンド110をインレットパイプ1の注入口2から取り外すのに手間がかかっていた。
特開2011−519774号公報
そこで本発明は、ネックエンドとインレットパイプのシール性を向上し、ネックエンドをインレットパイプの注入口から取り外すことが容易なネックエンドの取付構造を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、インレットパイプの注入口に取付けるネックエンドの取付構造において、
インレットパイプの注入口付近の内面に外側に突出し、内面側は凹んだインレットパイプ凹部を形成し、
ネックエンドは、インレットパイプの注入口の内部に挿入されるネックエンド本体と、ネックエンド本体の上端をカバーするカバー部材から形成され、
ネックエンド本体は、インレットパイプの注入口の内部に挿入される筒状に形成された筒状部を有し、筒状部には、円周方向に該筒状部と隙間を有し、筒状部方向に撓み可能な係止アームを形成し、係止アームの先端にはインレットパイプ凹部の係合する係止突起を形成し、
カバー部材は、ネックエンド本体の上面を覆うリング状のカバー部材上部を有し、カバー部材上部から下方にカバー部材脚部を延設し、
ネックエンドをインレットパイプに取付けたときに、ネックエンド本体の係止突起がインレットパイプ凹部に係合するとともに、カバー部材脚部が係止アームと筒状部の間の隙間に挿入されたことを特徴とするネックエンドの取付構造である。
請求項1の本発明では、インレットパイプの注入口付近の内面に外側に突出し、内面側は凹んだインレットパイプ凹部を形成したため、ネックエンドをインレットパイプの注入口に挿入するのみで、ネックエンドに形成された係止アームの係止突部をインレットパイプ凹部に嵌合させることができ、インレットパイプの注入口に確実にネックエンドを取付けることができる。
ネックエンドは、インレットパイプの注入口の内部に挿入されるネックエンド本体と、ネックエンド本体の上端をカバーするカバー部材から形成される。このため、ネックエンド本体をインレットパイプの注入口の内部に挿入して、カバー部材でネックエンド本体をインレットパイプの注入口に強固に固定することができる。
ネックエンド本体は、インレットパイプの注入口の内部に挿入される筒状に形成された筒状部を有するため、筒状部がインレットパイプの内部に嵌め込まれることにより、インレットパイプの注入口の中で、ネックエンドが安定して保持されることができる。
筒状部には、円周方向に該筒状部と隙間を有し、筒状部方向に撓み可能な係止アームを形成し、係止アームの先端にはインレットパイプ凹部の係合する係止突起を形成する。このため、係止アームが撓んで係止突起部をインレットパイプ凹部に係合させることができ、筒状部をインレットパイプの注入口の内部に保持することができる。
カバー部材は、ネックエンド本体の上面を覆うリング状のカバー部材上部を有し、カバー部材上部から下方にカバー部材脚部を延設した。このため、カバー部材上部でネックエンド本体の上面を押さえてシール固定し、カバー部材脚部で係止アームを固定することができる。
ネックエンドをインレットパイプに取付けたときに、ネックエンド本体の係止突起がインレットパイプ凹部に係合するとともに、カバー部材脚部が係止アームと筒状部の間の隙間に挿入された。このため、カバー部材脚部が係止アームの撓みをとめて、係止突起がインレットパイプ凹部から外れることを防止できる。
請求項2の本発明は、ネックエンド本体の筒状部の上端にL字形の上部嵌合溝を形成し、カバー部材脚部の内側面にカバー部材脚部突起を形成し、カバー部材脚部を係止アームと筒状部の間の隙間に挿入するときに、L字形の上部嵌合溝にカバー部材脚部突起を挿入して、L字形の嵌合溝に沿ってカバー部材脚部を移動可能にさせたネックエンドの取付構造である。
請求項2の本発明では、ネックエンド本体の筒状部の上端にL字形の上部嵌合溝を形成し、カバー部材脚部の内側面にカバー部材脚部突起を形成し、カバー部材脚部を係止アームと筒状部の間の隙間に挿入するときに、L字形の上部嵌合溝にカバー部材脚部突起を挿入して、L字形の嵌合溝に沿ってカバー部材脚部を移動可能にさせた。このため、ネックエンド本体をインレットパイプの注入口の内部に挿入した後に、L字形の上部嵌合溝にカバー部材脚部突起を合わせてカバー部材を挿入し、L字形の嵌合溝に沿ってカバー部材を回転させると、カバー部材脚部が係止アームと筒状部の間の隙間に挿入されることができ、カバー部材脚部の取付けと係止アームの固定が容易である。
請求項3の本発明は、ネックエンド本体の筒状部の下端に下部嵌合溝を形成し、インレットパイプの注入口付近の内面でインレットパイプ凹部よりも奥に、内側に突出した位置決め突起を形成し、筒状部の下端の下部嵌合溝にインレットパイプの位置決め突起を挿入可能にしたネックエンドの取付構造である。
請求項3の本発明では、ネックエンド本体の筒状部の下端に嵌合溝を形成し、インレットパイプの注入口付近の内面でインレットパイプ凹部よりも奥に、内側に突出した位置決め突起を形成し、カバー部材脚部を係止アームと筒状部の間の隙間に挿入するときに、筒状部の下端の嵌合溝にインレットパイプの位置決め突起を挿入可能にした。このため、インレットパイプの注入口にネックエンド本体を挿入するときに、ネックエンド本体の位置決めが容易であり、挿入後は、ネックエンド本体がインレットパイプ内で回転することを防止できる。
請求項4の本発明は、ネックエンド本体の筒状部は、インレットパイプの注入口の内径よりも若干小さい内径を有する下部筒状部と、下部筒状部よりも小さい内径を有する上部筒状部から構成され、上部筒状部に係止アームを設けたネックエンドの取付構造である。
請求項4の本発明では、ネックエンド本体の筒状部は、インレットパイプの注入口の内径よりも若干小さい内径を有する下部筒状部を設けたため、ネックエンド本体をインレットパイプの注入口に挿入すると、下部筒状部がインレットパイプ内で安定して保持されることができる。
ネックエンド本体の筒状部は、下部筒状部よりも小さい内径を有する上部筒状部から構成され、上部筒状部に係止アームを設けた。このため、インレットパイプ内において、上部筒状部の部分で係止アームが撓む余地があり、インレットパイプ凹部に係止突起部が係止されることがあるとともに、ネックエンド本体をインレットパイプの注入口から外すときも、係止アームが撓むことができ、容易に外すことができる。
請求項5の本発明は、係止アームは、複数個形成され、インレットパイプ凹部は係止アームに対応して複数個形成されたネックエンドの取付構造である。
請求項5の本発明では、係止アームは、複数個形成され、インレットパイプ凹部は係止アームに対応して複数個形成された。このため、ネックエンドは、インレットパイプの内面に複数か所で係止され、安定して保持されることができる。
請求項6の本発明は、ネックエンド本体とカバー部材が当接する部分に、シール部材が取付けられたネックエンドの取付構造である。
請求項6の本発明では、ネックエンド本体とカバー部材が当接する部分に、シール部材が取付けられたため、ネックエンド本体とカバー部材の間から燃料蒸気や燃料が漏れるのを防止できる。
請求項7の本発明は、インレットパイプの注入口の先端とカバー部材が当接する部分に、シール部材が取付けられたネックエンドの取付構造である。
請求項7の本発明では、インレットパイプの注入口の先端とカバー部材が当接する部分に、シール部材が取付けられたため、インレットパイプの注入口とカバー部材の間から燃料蒸気や燃料が漏れるのを防止できる。
筒状部には、円周方向に該筒状部と隙間を有し、筒状部方向に撓み可能な係止アームを形成し、係止アームの先端にはインレットパイプ凹部の係合する係止突起を形成したため、係止アームが撓んで係止突起部をインレットパイプ凹部に係合させることができ、筒状部をインレットパイプの注入口の内部に保持することができる。
カバー部材は、ネックエンド本体の上面を覆うリング状のカバー部材上部を有し、カバー部材上部から下方にカバー部材脚部を延設したため、カバー部材上部でネックエンド本体の上面を押さえてシール固定し、カバー部材脚部で係止アームを固定することができる。
ネックエンドをインレットパイプに取付けたときに、カバー部材脚部が係止アームと筒状部の間の隙間に挿入されたため、カバー部材脚部が係止アームの撓みをとめて、係止突起がインレットパイプ凹部から外れることを防止できる。
本発明の実施の形態を示すもので、ネックエンドの斜視図である。 本発明の実施の形態を示すもので、ネックエンドの分解斜視図である。 本発明の実施の形態を示すもので、インレットパイプの注入口にネックエンドのネックエンド本体を取付ける分解斜視図である。 本発明の実施の形態を示すもので、インレットパイプの注入口にネックエンドを取付けた状態を示す斜視図である。 従来のインレットパイプの注入口にネックエンドを取付けた断面図である。
本発明は、自動車の車体に設けられた給油口から自動車用燃料タンクへ燃料を注入するインレットパイプ1の注入口2に取付けるネックエンド8の取付構造に関するものである。インレットパイプ1は、合成樹脂又は金属で形成されており、そのインレットパイプ1の注入口2は、端面がリング状の上端5と、上端5から円筒状に形成された上筒状部4から構成されている。
図3に示すように、上筒状部4の内面の上端5から若干下方に位置する部分に、外面側に突出し、内面側では凹部を形成するインレットパイプ凹部3が形成されている。インレットパイプ凹部3は、上筒状部4の内面に複数個形成することができる。複数個形成された場合には、後述するネックエンド8の係止アーム15の係止突部16がその対応する位置に形成される。このため、ネックエンド8は、インレットパイプ1の内面に複数か所で係止され、安定して保持されることができる。
インレットパイプ1の注入口2付近の内面でインレットパイプ凹部3よりも奥に、内側に突出した位置決め突起6が形成されている。位置決め突起6は、後述するネックエンド本体10の下部に設けた下部嵌合溝19に挿入される。このため、インレットパイプ1の注入口2にネックエンド本体10を挿入するときに、ネックエンド本体10の位置決めが容易であり、挿入後は、ネックエンド本体10がインレットパイプ1内で回転することを防止できる。
次にネックエンド8について説明する。
図2と図3に示すように、ネックエンド8は、インレットパイプ1の注入口2の内部に挿入されるネックエンド本体10と、ネックエンド本体10の上端をカバーするカバー部材20から形成される。
ネックエンド8のネックエンド本体10とカバー部材20は、同じ材料を使用することができ、耐燃料油性の合成樹脂で形成される。例えばポリアミド樹脂、ポリプロピレン、ポリアセタール、ポリカーボネート等を使用することができる。
なお、ネックエンド本体10とカバー部材20は、別の材料を使用することもできる。例えば、ネックエンド本体10は、上記耐燃料油性の合成樹脂で形成され、カバー部材20は、鉄などの金属で形成することもできる。
ネックエンド本体10は、インレットパイプ1の注入口2の内部に挿入される筒状に形成された筒状部を有し、筒状部は、インレットパイプ1の注入口2の内径よりも若干小さい内径を有する下部筒状部12と、下部筒状部12よりも小さい内径を有する上部筒状部11から構成されている。
図2に示すように、上部筒状部11は、上部筒状部11から一体的に延設され、円周方向に上部筒状部11に対して湾曲して延設される係止アーム15が形成されている。係止アーム15は、本実施の形態では3本形成されているが、複数本を任意に形成することができる。係止アーム15と上部筒状部11の間には、係止アーム隙間17が形成されて、係止アーム15が撓むことができる。
係止アーム15の先端にはインレットパイプ凹部3の係合する係止突部16が形成されている。係止突部16は、インレットパイプ凹部3に対応する位置に、インレットパイプ凹部3と同じ数形成されている。このため、ネックエンド本体10をインレットパイプ1の注入口2に取付けると、係止アーム15が係止アーム隙間17方向に撓んで係止突部16をインレットパイプ凹部3に係合させることができ、ネックエンド本体10をインレットパイプ1の注入口2の内部に保持することができる。
ネックエンド本体10の上部筒状部11の上端の外面にL字形の上部嵌合溝14が形成されている。上部嵌合溝14は、上部筒状部11の上部上面部13の係止アーム15の先端から若干離れた部分から上部筒状部11の外面を下方に若干形成され、そこから直角に横方向に係止アーム15の根元方向に延びるように形成される。上部嵌合溝14は、係止アーム15と同じ数形成されている。
上部筒状部11の上部上面部13は、平面状に形成されている。上部上面部13の中心は孔が形成されて、燃料注入用のガン(図示せず)の先端が挿入可能となっている。
上部上面部13には、中心に孔の開いた円盤状の第2シール部材27が取付けられ、後述するカバー部材20により押圧される。
上部筒状部11の下方には、下部筒状部12が形成される。下部筒状部12の方が上部筒状部11よりも外径が大きいため、上部筒状部11と下部筒状部12の間には、筒状部段部18が形成されている。下部筒状部12の外径は、インレットパイプ1の注入口2の内径よりも略同じか若干小さく形成されているため、下部筒状部12は、インレットパイプ1の注入口2の中で、安定して保持されることができる。
下部筒状部12の下端から上方に直線状に下部嵌合溝19が形成されている。下部嵌合溝19は、インレットパイプ1の注入口2付近の内面でインレットパイプ凹3部よりも奥に形成された、位置決め突起6に対応する位置に形成される。本実施の形態では、1個形成されているが、複数本形成されることができる。インレットパイプ1の注入口2にネックエンド本体10を挿入すると、下部嵌合溝19に位置決め突起6が嵌合されて、ネックエンド本体10がインレットパイプ1内で回転することを防止できる。
次に、カバー部材20について説明する。
カバー部材20は、ネックエンド本体10の上面を覆うリング状のカバー部材上部20aと、カバー部材上部20aの下面から下方に一体的に延設されるカバー部材脚部21を有する。
カバー部材上部20aは、上部筒状部11の上部上面部13と対向する内側下面23と、インレットパイプ1の注入口2の上端5の面と対向する外側下面24を有する。内側下面23と外側下面24とは傾斜面で一体的に連続して形成されている。外側下面24とインレットパイプ1の注入口2の上端5の面との間には、第1シール部材26が取付けられている。
カバー部材脚部21は、係止アーム15の数と同じ数形成されて、上部筒状部11の係止アーム隙間17に挿入可能に形成されている。
カバー部材脚部21の内面にカバー部材脚部突起22が形成されている。カバー部材20を上部筒状部11に嵌め込むときに、カバー部材脚部突起22が、上部筒状部11の上部嵌合溝14に嵌合されることができる。
次に、インレットパイプ1の注入口2にネックエンド8を取付ける方法について説明する。
図3に示すように、まずインレットパイプ1の注入口2にネックエンド本体10を取付ける。ネックエンド本体10の下部嵌合溝19にインレットパイプ1の位置決め突起6を合わせて、挿入する。そうすると、ネックエンド本体10は、インレットパイプ1の中で回転することなく、所定の位置に挿入される。
そうすると、ネックエンド本体10の上部筒状部11の係止アーム15が撓みつつ下方に移動して、係止突部16がインレットパイプ凹部3に嵌合される。
その後、カバー部材20を上部筒状部11に嵌め込む。そのとき、カバー部材脚部突起22を上部筒状部11の上部嵌合溝14に嵌合するように嵌め込む。
そして、カバー部材脚部突起22が上部嵌合溝14のL字形の底まで至ったときに、カバー部材20を上部嵌合溝14のL字形に沿って横方向に回転させる。そうすると、図4に示すように、カバー部材脚部21は、上部筒状部11の係止アーム隙間17に挿入されることができる。そのため、係止アーム15は、撓むことができず、係止突部16はインレットパイプ凹部3に強硬に固定され、ネックエンド8がインレットパイプ1から外れることがない。
そのとき、インレットパイプ1の上端5とカバー部材20の外側下面24の間には第1シール部材26が嵌め込まれ、ネックエンド本体10の上部上面部13とカバー部材20の内側下面23との間には、第2シール部材27が嵌め込まれている。そのためインレットパイプ1とネックエンド8の間のシールが確実に行われることができる。
ネックエンド8をインレットパイプ1から外すときは、その逆を行うが、まず、カバー部材20を回転させ、カバー部材脚部21を上部筒状部11の係止アーム隙間17から外す。そして、カバー部材脚部21を上方に引き出し、カバー部材脚部21をネックエンド本体10から外す。
そうすると、上部筒状部11の係止アーム15が撓むことができ、係止突部16がインレットパイプ凹部3から外れることができる。そして、ネックエンド本体10をインレットパイプ1から容易に外すことができる。
1 インレットパイプ
2 注入口
3 インレットパイプ凹部
8 ネックエンド
10 ネックエンド本体
11 上部筒状部
12 下部筒状部
14 上部嵌合溝
15 係止アーム
16 係止突部
17 係止アーム隙間
19 下部嵌合溝
20 カバー部材
20a カバー部材上部
21 カバー部材脚部
22 カバー部材脚部突起

Claims (7)

  1. インレットパイプの注入口に取付けるネックエンドの取付構造において、
    該インレットパイプの注入口付近の内面に外側に突出し、内面側は凹んだインレットパイプ凹部を形成し、
    上記ネックエンドは、上記インレットパイプの注入口の内部に挿入されるネックエンド本体と、該ネックエンド本体の上端をカバーするカバー部材から形成され、
    上記ネックエンド本体は、上記インレットパイプの注入口の内部に挿入される筒状に形成された筒状部を有し、該筒状部には、円周方向に該筒状部と隙間を有し、筒状部方向に撓み可能な係止アームを形成し、該係止アームの先端には上記インレットパイプ凹部の係合する係止突起を形成し、
    上記カバー部材は、上記ネックエンド本体の上面を覆うリング状のカバー部材上部を有し、該カバー部材上部から下方にカバー部材脚部を延設し、
    上記ネックエンドをインレットパイプに取付けたときに、上記ネックエンド本体の係止突起が上記インレットパイプ凹部に係合するとともに、上記カバー部材脚部が上記係止アームと筒状部の間の隙間に挿入されたことを特徴とするネックエンドの取付構造。
  2. 上記ネックエンド本体の筒状部の上端にL字形の上部嵌合溝を形成し、上記カバー部材脚部の内側面にカバー部材脚部突起を形成し、上記カバー部材脚部を上記係止アームと筒状部の間の隙間に挿入するときに、L字形の上記上部嵌合溝に上記カバー部材脚部突起を挿入して、L字形の上記上部嵌合溝に沿って上記カバー部材脚部を移動可能にさせた請求項1に記載のネックエンドの取付構造。
  3. 上記ネックエンド本体の筒状部の下端に下部嵌合溝を形成し、上記インレットパイプの注入口付近の内面で上記インレットパイプ凹部よりも奥に、内側に突出した位置決め突起を形成し、上記筒状部の下端の上記下部嵌合溝に上記インレットパイプの位置決め突起を挿入可能にした請求項1又は請求項2に記載のネックエンドの取付構造。
  4. 上記ネックエンド本体の筒状部は、上記インレットパイプの注入口の内径よりも若干小さい内径を有する下部筒状部と、該下部筒状部よりも小さい内径を有する上部筒状部から構成され、該上部筒状部に上記係止アームを設けた請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のネックエンドの取付構造。
  5. 上記係止アームは、複数個形成され、上記インレットパイプ凹部は上記係止アームに対応して複数個形成された請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のネックエンドの取付構造。
  6. 上記ネックエンド本体と上記カバー部材が当接する部分に、シール部材が取付けられた請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のネックエンドの取付構造。
  7. 上記インレットパイプの注入口の先端と上記カバー部材が当接する部分に、シール部材が取付けられた請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のネックエンドの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017144823A (ja) * 2016-02-16 2017-08-24 株式会社Fts フィラーパイプ

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