JP5811760B2 - 燃料ポンプの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料ポンプの取付構造に関し、さらに詳しくは、シリンダヘッドカバーの孔部の十分なシール性を確保できる燃料ポンプの取付構造に関する。
従来の燃料ポンプの取付構造として、例えば、図13に示すように、エンジンのシリンダヘッド102に固定されるブラケット105に燃料ポンプ107を取り付けてなる取付構造101が知られている(例えば、特許文献1参照)。この燃料ポンプの取付構造101では、シリンダヘッドカバー103に形成されたポンプ挿通用孔部112にガスケット106を装着し、このガスケット106をブラケット105に対して上方から押圧してオイルシールしている。これにより、ブラケット105とシリンダヘッドカバー103との間にガスケット106が介在するので、燃料ポンプ107の振動がシリンダヘッドカバー103に伝わり難くなり、振動伝達音の発生を抑制できる。
特開2000−291503号公報
しかし、上記特許文献1の技術では、ブラケット105の上方からガスケット106を押圧することにより、シリンダヘッドカバー103のポンプ挿通用孔部112がオイルシールされているので、ガスケット106の反力によりシリンダヘッドカバー103が上方にクリープ変形してしまう恐れがある。特に、シリンダヘッドカバー103を樹脂で作製した場合にはクリープ変形が生じ易い。その結果、ガスケット106の面圧が低下して十分なシール性の確保が困難になる。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、シリンダヘッドカバーの孔部の十分なシール性を確保することができる燃料ポンプの取付構造を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、エンジンに対する燃料ポンプの取付構造であって、前記エンジンのシリンダヘッドに固定される第1取付座と、前記第1取付座に固定され、前記燃料ポンプが取り付けられる第2取付座と、前記エンジンのシリンダヘッドカバーに形成された孔部の周面に接触するガスケットと、を備え、前記シリンダヘッドカバーの前記孔部には内側に突出するフランジが設けられ、該フランジには、該フランジの表裏面に接するように前記ガスケットが設けられ、前記第1取付座と前記第2取付座との間には、該ガスケットを介して該フランジが挟持されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1記載において、前記孔部は、前記第1取付座及び前記第2取付座を締結するための締結ボルトが挿通されるボルト挿通用孔部であることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1記載において、前記孔部は、前記燃料ポンプが挿通されるポンプ挿通用孔部であることを要旨とする。
本発明の燃料ポンプの取付構造によると、第1取付座と第2取付座との間にガスケットが挟持されているので、ガスケットは、シリンダヘッドカバーのクリープ変形の影響を受け難くなる。よって、ガスケットの面圧の低下が抑制され、シリンダヘッドカバーの孔部の十分なシール性を確保できる。特に、樹脂製のシリンダヘッドカバーを採用した場合であっても十分なシール性を確保できる。また、第1及び第2取付座とシリンダヘッドカバーとの間にガスケットが介在するので、燃料ポンプの振動がシリンダヘッドカバーに伝わり難く、振動伝達音の発生を抑制できる。
さらに、前記シリンダヘッドカバーの前記孔部にフランジが設けられ、該フランジに前記ガスケットが設けられ、前記第1取付座と前記第2取付座との間に該ガスケットを介して該フランジが挟持されているので、シリンダヘッドカバーがクリープ変形し難くなるとともに、ガスケットにより第1及び第2取付座のそれぞれとフランジとの間が密封されるので、シール性を更に高めることができる。
また、前記孔部が、前記第1取付座及び前記第2取付座を締結するための締結ボルトが挿通されるボルト挿通用孔部である場合は、シリンダヘッドカバーに形成されたボルト挿通用孔部の周面に接触するガスケットが第1及び第2取付座の間で挟持される。これにより、燃料ポンプの振動がシリンダヘッドカバーに更に伝わり難く、振動伝達音の発生を更に確実に抑制できる。
また、前記孔部が、前記燃料ポンプが挿通されるポンプ挿通用孔部である場合は、シリンダヘッドカバーに形成されたポンプ挿通用孔部の周面に接触するガスケットが第1及び第2取付座の間で挟持される。これにより、燃料ポンプの振動がシリンダヘッドカバーに更に伝わり難く、振動伝達音の発生を更に確実に抑制できる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例1に係る燃料ポンプの取付構造を示す斜視図である。 上記燃料ポンプの取付構造の分解斜視図である。 図1のIII−III線断面図である。 図1のIV−IV線断面図である。 図3の要部拡大図である。 実施例1に係るガスケットを示す縦断面図である。 実施例2に係る燃料ポンプの取付構造の要部を断面とした斜視図である。 上記燃料ポンプの取付構造の分解斜視図である。 上記燃料ポンプの縦断面図である。 図9の要部拡大図である。 実施例2に係るガスケットを説明するための説明図であり、(a)はガスケットを装着したシリンダヘッドカバーを表側から見た斜視図を示し、(b)はガスケットを装着したシリンダヘッドカバーを裏側から見た斜視図を示す。 他の形態の燃料ポンプの取付構造を示す縦断面図である。 従来の燃料ポンプの取付構造を示す縦断面図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
1.燃料ポンプの取付構造
本実施形態1.に係る燃料ポンプの取付構造は、エンジンに対する燃料ポンプの取付構造(1、21)であって、エンジンのシリンダヘッド(2)に固定される第1取付座(4、24)と、第1取付座に固定され、燃料ポンプ(7)が取り付けられる第2取付座(5、25)と、エンジンのシリンダヘッドカバー(3、23)に形成された孔部(12、33)の周面に接触するガスケット(6,19、26)と、を備え、第1取付座と第2取付座との間には、ガスケットが挟持されていることを特徴とする(例えば、図3、図7及び図12等参照)。上記第1取付座は、通常、エンジンのカムシャフト(8)を覆うように配置されている。
本実施形態1.に係る燃料ポンプの取付構造としては、例えば、上記第1取付座(4、24)と第2取付座(5、25)との間には、上記ガスケット(6、26)とともに更にシリンダヘッドカバー(3、23)の孔部(12、33)が挟持されている形態(例えば、図3及び図7等参照)を挙げることができる。
上述の形態の場合、例えば、上記シリンダヘッドカバー(3、23)の孔部(12、33)には内側に突出するフランジ(12a、33a)が設けられ、フランジには、フランジの表裏面に接するようにガスケット(6、26)が設けられ、第1取付座(4、24)と第2取付座(5、25)との間には、ガスケットを介してフランジが挟持されていることができる。この場合、上記ガスケット(6、26)は、縦断面略C字状に形成されていることが好ましい(例えば、図3及び図7等参照)。
本実施形態1.に係る燃料ポンプの取付構造としては、例えば、上記孔部は、第1取付座(24)及び第2取付座(25)を締結するための締結ボルト(18a)が挿通されるボルト挿通用孔部(33)である形態(例えば、図7等参照)を挙げることができる。この場合、例えば、上記締結ボルト(18a)は、第1取付座(24)、第2取付座(25)及び燃料ポンプ(7)を締結するためのボルトであることができる。これにより、部品点数を低減でき、組付性が高められる。
上述の形態の場合、例えば、上記シリンダヘッドカバー(23)には、燃料ポンプ(7)が挿通される燃料ポンプ挿通用孔部(32)が形成されており、上記ガスケット(26)は、ボルト挿通用孔部を密封するための第1シール部(26a)と、第1シール部に連なり且つポンプ挿通用孔部を密封するための第2シール部(26b)と、を有することができる(例えば、図9及び図10等参照)。これにより、燃料ポンプの振動がシリンダヘッドカバーに更に伝わり難くできる。また、部品点数を更に低減でき、組付性が更に高められる。この場合、例えば、上記第1シール部(26a)は、第1取付座(24)及び第2取付座(25)の間で挟持され、第2シール部(26b)は、第1取付座及び第2取付座のうちの一方の取付座とシリンダヘッドカバー(23)との間で挟持されることができる。これにより、各孔部に対するガスケットの装着性が高められる。
本実施形態1.に係る燃料ポンプの取付構造としては、例えば、上記孔部は、燃料ポンプ(7)が挿通されるポンプ挿通用孔部(12)である形態(例えば、図3等参照)を挙げることができる。
上述の形態の場合、例えば、上記シリンダヘッドカバー(3)には、第1取付座(4)及び第2取付座(5)を締結するための締結ボルト(18a)が挿通されるボルト挿通用孔部(13)が形成されており、ボルト挿通用孔部を密封するためのガスケット(14)を更に備えることができる(例えば、図4等参照)。これにより、燃料ポンプの振動がシリンダヘッドカバーに更に伝わり難くできる。この場合、例えば、上記ガスケット(14)は、第1取付座(4)及び第2取付座(5)のうちの一方の取付座とシリンダヘッドカバー(3)との間で挟持されていることができる
上述の形態の場合、例えば、上記第1取付座(4)は、第1筒部(4b)を有し、上記第2取付座(5)は、第1筒部に嵌挿される第2筒部(5a)を有し、上記ガスケット(6,19)は、第1筒部及び第2筒部のうちの一方の筒部の先端側と他方の筒部に設けられた段差部(16)との間に挟持されていることができる(例えば、図3及び図12等参照)。これにより、第1及び第2取付座ひいてはポンプ挿通用孔部を小型化できる。
本実施形態1.に係る燃料ポンプの取付構造としては、例えば、上記第1取付座(4、24)、第2取付座(5、25)及び燃料ポンプ(7)は、ボルト締結により一体化されている形態(例えば、図4及び図10等参照)を挙げることができる。これにより、燃料ポンプを容易且つ迅速に取り付けることができる。
2.燃料ポンプの取付方法
本実施形態2.に係る燃料ポンプの取付方法は、シリンダヘッドカバー(3、23)に形成された孔部(12、33)の周面に接触するように孔部にガスケット(6、26)を装着する工程と、ガスケットが装着されたシリンダヘッドカバーを第1取付座(4、24)が固定されたシリンダヘッド(2)に装着する工程と、シリンダヘッドに装着されたシリンダヘッドカバーの孔部を介して第1取付座に対して第2取付座を位置決め配置するとともに、第2取付座に燃料ポンプ(7)を取り付ける工程と、その位置決め配置された第1取付座、第2取付座及び燃料ポンプを締結ボルトにより締結して第1取付座と第2取付座との間にガスケットを挟持させる工程と、を備えることを特徴とする(例えば、図2及び図8等参照)。これにより、エンジンに対して燃料ポンプを容易且つ迅速に取り付け得るとともに、上記実施形態1.の燃料ポンプの取付構造を好適に提供できる。なお、本実施形態2.の燃料ポンプの取付方法では、例えば、上記実施形態1.の燃料ポンプの取付構造で述べた各構成要素を適用することができる。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。
<実施例1>
(1)燃料ポンプの取付構造
本実施例に係る燃料ポンプの取付構造1は、図1及び図2に示すように、直噴式エンジン(以下、単に「エンジン」と記載する。)のシリンダヘッド2(図3参照)に固定されるアルミニウム等の金属製のカムキャップ4(本発明に係る「第1取付座」として例示する。)と、このカムキャップ4に固定され燃料ポンプ7が取り付けられるアルミニウム等の金属製のブラケット5(本発明に係る「第2取付座」として例示する。)と、樹脂製のシリンダヘッドカバー3に形成されたポンプ挿通用孔部12(本発明に係る「孔部」として例示する。)の周面に圧接する縦断面略C字状でゴム製のガスケット6(図6参照)と、を備えている。
なお、本実施例では、上記燃料ポンプ7として、図3及び図4に示すように、シリンダ7a内で往復動するプランジャの先端側に、エンジンの排気カムシャフト8に設けられた駆動カム8aに圧接されるタペット9を設けてなる周知の高圧燃料ポンプを採用することとする。この燃料ポンプ7によると、排気カムシャフト8の回転に伴って駆動カム8aが回転することにより、プランジャがシリンダ7a内を往復動してシリンダ7a内の容積が変化され、シリンダ7a内に送油された燃料を高圧に加圧し、その高圧燃料がインジェクタの開弁駆動に応じて適宜エンジンに噴射供給される。
上記シリンダヘッドカバー3は、図3及び図4に示すように、シリンダヘッド2の上方を覆うようにシリンダヘッド2に固定されている。このシリンダヘッドカバー3の表面側には、内側に窪んだ凹部11が形成されている。この凹部11は、燃料ポンプ7を取り付けるための円筒状のポンプ挿通用孔部12と、このポンプ挿通用孔部12の外周側に配置される複数(図中2つ)のボルト挿通用孔部13と、を有している。上記ポンプ挿通用孔部12の下端側には、図5に示すように、内側(即ち、球心側)に突出する円筒状のフランジ12aが設けられている。このフランジ12aには、その表裏面(即ち、上下面)に接するように上記ガスケット6が装着されている。また、各ボルト挿通用孔部13の下端側には、ゴム製のガスケット14が配置される。
上記カムキャップ4は、図3及び図4に示すように、排気カムシャフト8を覆うように配置されている。このカムキャップ4は、排気カムシャフト8を支持する軸受部4aと、この軸受部4aの上側に連なり且つ上方に突出する円筒状の筒部4bと、この筒部4bの外周側に配置され且つスタッドボルト18a(「締結ボルト」として例示する。)が螺合される複数(図中2つ)の取付部4cと、を有している。これら各取付部4cは、筒部4bの円周方向に所定ピッチ間隔(例えば、180度間隔等)で配置されている。
上記ブラケット5は、図3及び図4に示すように、カムキャップ4の筒部4bの内周側に嵌挿される円筒状の下側筒部5aと、この下側筒部5aの軸方向の上側に連なり且つ下側筒部5aより大径の円筒状の上側筒部5bと、この上側筒部5bの外周側に配置され且つスタッドボルト18aが挿通される複数(図中2つ)の挿通部5cと、を有している。この下側筒部5aと上側筒部5bとの連絡部位の外周側には外側段差部16が形成されている。また、各挿通部5cは、上側筒部5bの円周方向に所定ピッチ間隔(例えば、180度間隔等)で配置されている。なお、カムキャップ4の筒部4bの下部内周側には、上記ブラケット5の下側筒部5aの先端側が当接してブラケット5の高さ位置を決める内側段差部20が設けられている。
ここで、上記カムキャップ4の筒部4bの先端側とブラケット5の外側段差部16との間には、ガスケット6とともにフランジ12aが挟持され、ポンプ挿通用孔部12からのオイル漏れが防止される。また、カムキャップ4の取付部4cとシリンダヘッドカバー3のボルト挿通用孔部13との間にはガスケット14が挟持され、ボルト挿通用孔部13からのオイル漏れが防止される。
上記燃料ポンプ7の取付部7cは、ブラケット5の挿通部5cを挿通するスタッドボルト18a及びナット18bを用いたボルト締結によりカムキャップ4の取付部4cに固定されている。すなわち、燃料ポンプ7、カムキャップ4及びブラケット5は、これら3者にわたるボルト締結により一体化されている。なお、上記燃料ポンプ7の段差部7bの外周側には、ブラケット5の上側筒部5bの内周面に圧接するゴム製のOリング15が設けられている。
(2)燃料ポンプの取付方法
次に、上記構成の燃料ポンプの取付方法について説明する。先ず、シリンダヘッド2にカムキャップ4をボルト締結等により固定するとともに、シリンダヘッドカバー3のフランジ12aにガスケット6を装着しておく。次に、シリンダヘッド2に対してシリンダヘッドカバー3を被せてセットする。次いで、シリンダヘッドカバー3のポンプ挿通用孔部12を介してカムキャップ4の筒部4bの内周側にブラケット5の下側筒部5aを嵌挿するとともに、シリンダヘッドカバー3のボルト挿通用孔部13にブラケット5の挿通部5cを嵌挿する。このとき、カムキャップ4の筒部4bの先端側とブラケット5の外側段差部16との間にガスケット6とともにフランジ12aが挟持される。その後、ブラケット5の上側筒部5b内に燃料ポンプ7を挿入し、ブラケット5の挿通部5cを介して燃料ポンプ7の取付部7cとカムキャップ4の取付部4cとをスタッドボルト18a及びナット18bでボルト締結すると、エンジンに対して燃料ポンプ7が取り付けられる。
(3)実施例の効果
以上より、本実施例の燃料ポンプの取付構造1によると、カムキャップ4とブラケット5との間にガスケット6が挟持されているので、ガスケット6は、シリンダヘッドカバー3のクリープ変形の影響を受け難くなる。よって、ガスケット6の面圧の低下が抑制され、シリンダヘッドカバー3のポンプ挿通用孔部12の十分なシール性を確保できる。特に、樹脂製のシリンダヘッドカバー3を採用した場合であっても十分なシール性を確保できる。また、カムキャップ4及びブラケット5のそれぞれとシリンダヘッドカバー3との間にガスケット6が介在するので、燃料ポンプ7の振動がシリンダヘッドカバー3に伝わり難く、振動伝達音の発生を抑制できる。
また、本実施例では、カムキャップ4とブラケット5との間に、ガスケット6とともに更にシリンダヘッドカバー3のポンプ挿通用孔部12が挟持されているので、シリンダヘッドカバー3がクリープ変形し難くなり、シール性を更に高めることができる。
また、本実施例では、シリンダヘッドカバー3のポンプ挿通用孔部12にフランジ12aが設けられ、フランジ12aにガスケット6が設けられ、カムキャップ4とブラケット5との間にガスケット6を介してフランジ12aが挟持されているので、シリンダヘッドカバー3が更にクリープ変形し難くなるとともに、ガスケット6によりカムキャップ4及びブラケット5のそれぞれとフランジ12aとの間が密封され、シール性を更に高めることができる。
また、本実施例では、シリンダヘッドカバー3には、カムキャップ4及びブラケット5を締結するための締結ボルト18aが挿通されるボルト挿通用孔部13が形成されており、ボルト挿通用孔部13を密封するためのガスケット14を更に備えるので、燃料ポンプ7の振動がシリンダヘッドカバー3に更に伝わり難くできる。
また、本実施例では、カムキャップ4は、筒部4bを有し、ブラケット5は、カムキャップ4の筒部4bの内周側に嵌挿される下側筒部5aを有し、ガスケット6は、カムキャップ4の筒部4bの先端側とブラケット5に設けられた外側段差部16との間に挟持されているので、カムキャップ4及びブラケット5ひいてはポンプ挿通用孔部12を小型化できる。
また、本実施例では、カムキャップ4、ブラケット5及び燃料ポンプ7は、3者にわたるボルト締結により一体化されるので、燃料ポンプ7を容易且つ迅速に取り付けることができる。
さらに、本実施例の燃料ポンプの取付方法によると、シリンダヘッドカバー3に形成されたポンプ挿通用孔部12の周面に接触するようにポンプ挿通用孔部12にガスケット6を装着する工程と、ガスケット6が装着されたシリンダヘッドカバー3をカムキャップ4が固定されたシリンダヘッド2に装着する工程と、シリンダヘッド2に装着されたシリンダヘッドカバー3のポンプ挿通用孔部12及びボルト挿通用孔部13を介してカムキャップ4に対してブラケット5を位置決め配置するとともに、ブラケット5に燃料ポンプ7を取り付ける工程と、その位置決め配置されたカムキャップ4、ブラケット5及び燃料ポンプ7を締結ボルト18aにより締結してカムキャップ4とブラケット5との間にガスケット6を挟持させる工程と、を備えるので、エンジンに対して燃料ポンプ7を容易且つ迅速に取り付け得るとともに、上記燃料ポンプの取付構造1を好適に提供できる。
<実施例2>
次に、本実施例2に係る燃料ポンプの取付構造について説明する。なお、本実施例2の燃料ポンプの取付構造において、上記実施例1の燃料ポンプの取付構造1と略同じ構成部位には同符号を付けて詳説を省略する。
(1)燃料ポンプの取付構造
本実施例に係る燃料ポンプの取付構造21は、図7及び図8に示すように、直噴式エンジン(以下、単に「エンジン」と記載する。)のシリンダヘッド2に固定されるアルミニウム等の金属製の複数(図中2つ)のカムキャップ24(本発明に係る「第1取付座」として例示する。)と、このカムキャップ24に固定され燃料ポンプ7が取り付けられるアルミニウム等の金属製のブラケット25(本発明に係る「第2取付座」として例示する。)と、樹脂製のシリンダヘッドカバー23に形成されたボルト挿通用孔部33(本発明に係る「孔部」として例示する。)の周面に圧接するゴム製のガスケット26と、を備えている。
上記シリンダヘッドカバー23は、シリンダヘッド2の上方を覆うようにシリンダヘッド2に固定されている。このシリンダヘッドカバー23には、燃料ポンプ7を取り付けるための円筒状のポンプ挿通用孔部32と、このポンプ挿通用孔部32の外周側に配置される複数(図中2つ)のボルト挿通用孔部33と、が形成されている(図8参照)。上記ボルト挿通用孔部33には、図10に示すように、内側(即ち、球心側)に突出する円筒状のフランジ33aが設けられている。上記ガスケット26は、図11(a)(b)に示すように、ボルト挿通用孔部33を密封するための複数(図中2つ)の縦断面略C字状の第1シール部26aと、この第1シール部26aの外側に連なり且つ後述のポンプ挿通用孔部を密封するための縦断面略矩形状の第2シール部26bと、を有している(図8参照)。そして、図10に示すように、上記ボルト挿通用孔部33のフランジ33aには、その表裏面(即ち、上下面)に接するように上記ガスケット26の第1シール部26aが装着されている。また、各ボルト挿通用孔部33の上端側には、上記ガスケット26の第2シール部26bが配置されている。
上記カムキャップ24は、排気カムシャフト8を覆うように配置されている。このカムキャップ24は、図9及び図10に示すように、排気カムシャフト8を支持する軸受部24aと、この軸受部24aの上側に連なり且つスタッドボルト18a(本発明に係る「締結ボルト」として例示する。)が螺合される取付部24bと、を有している。この取付部24bの上端面には、ブラケット25の後述する挿通部が当接している。
上記ブラケット25は、図9及び図10に示すように、燃料ポンプ7が挿通される円筒状の下側筒部25aと、この下側筒部25aの軸方向の上側に連なり且つ下側筒部25aより大径の円筒状の上側筒部25bと、この上側筒部25bの外周側に配置され且つスタッドボルト18aが挿通される複数(図中2つ)の挿通部25cと、を有している。この下側筒部25a及び上側筒部25bの接続部にはフランジ状の段差部36(図10参照)が形成されている。これら各挿通部25cの外周側にはフランジ状の段差部37(図10参照)が形成されている。また、各挿通部25cは、上側筒部25bの円周方向に所定ピッチ間隔(例えば、180度間隔等)で配置されている。
ここで、上記カムキャップ24の取付部24bの先端側とブラケット25の段差部37との間には、ガスケット26の第1シール部26aとともにフランジ33aが挟持され、ボルト挿通用孔部33からのオイル漏れが防止される。また、ブラケット25の段差部36とシリンダヘッドカバー23のポンプ挿通用孔部32との間にはガスケット26の第2シール部26bが挟持され、ポンプ挿通用孔部32からのオイル漏れが防止される。
上記燃料ポンプ7の取付部7cは、図9及び図10に示すように、ブラケット25の挿通部25cを挿通するスタッドボルト18a及びナット18bを用いたボルト締結によりカムキャップ24の取付部24bに固定されている。すなわち、燃料ポンプ7、カムキャップ24及びブラケット25は、これら3者にわたるボルト締結により一体化されている。なお、上記燃料ポンプ7の段差部7bの外周側には、ブラケット25の上側筒部25bの内周面に圧接するゴム製のOリング15が設けられている。
(2)燃料ポンプの取付方法
次に、上記構成の燃料ポンプの取付方法について説明する。先ず、シリンダヘッド2にカムキャップ24をボルト締結等により固定するとともに、シリンダヘッドカバー23のポンプ挿通用孔部32及びボルト挿通用孔部33にガスケット26を装着しておく(図11(a)(b)参照)。次に、シリンダヘッド2に対してシリンダヘッドカバー23を被せてセットする。次いで、シリンダヘッドカバー23のポンプ挿通用孔部32にブラケット25の下側筒部25aを嵌挿するとともに、シリンダヘッドカバー23のボルト挿通用孔部33にブラケット25の挿通部25cを嵌挿する。このとき、図10に示すように、カムキャップ24の取付部24bの先端側とブラケット25の段差部37との間にガスケット26の第1シール部26aとともにフランジ33aが挟持されるとともに、ブラケット25の段差部36とポンプ挿通用孔部32との間にはガスケット26の第2シール部26bが挟持される。その後、ブラケット25の上側筒部25b内に燃料ポンプ7を挿入し、ブラケット25の挿通部25cを介して燃料ポンプ7の取付部7cとカムキャップ24の取付部24bとをスタッドボルト18a及びナット18bでボルト締結すると、エンジンに対して燃料ポンプ7が取り付けられる。
(3)実施例の効果
以上より、本実施例の燃料ポンプの取付構造21によると、カムキャップ24とブラケット25との間にガスケット26が挟持されているので、ガスケット26は、シリンダヘッドカバー23のクリープ変形の影響を受け難くなる。よって、ガスケット26の面圧の低下が抑制され、シリンダヘッドカバー23のボルト挿通用孔部33の十分なシール性を確保できる。特に、樹脂製のシリンダヘッドカバー23を採用した場合であっても十分なシール性を確保できる。また、カムキャップ24及びブラケット25のそれぞれとシリンダヘッドカバー23との間にガスケット26が介在するので、燃料ポンプ7の振動がシリンダヘッドカバー23に伝わり難く、振動伝達音の発生を抑制できる。
また、本実施例では、カムキャップ24とブラケット25との間に、ガスケット26とともに更にシリンダヘッドカバー23のボルト挿通用孔部33が挟持されているので、シリンダヘッドカバー23がクリープ変形し難くなり、シール性を更に高めることができる。
また、本実施例では、シリンダヘッドカバー23のボルト挿通用孔部33にフランジ33aが設けられ、フランジ33aにガスケット26が設けられ、カムキャップ24とブラケット25との間にガスケット26を介してフランジ33aが挟持されているので、シリンダヘッドカバー23が更にクリープ変形し難くなるとともに、ガスケット26によりカムキャップ24及びブラケット25のそれぞれとフランジ33aとの間が密封され、シール性を更に高めることができる。
また、本実施例では、シリンダヘッドカバー23には、燃料ポンプ7が挿通される燃料ポンプ挿通用孔部32が形成されており、ガスケット26は、ボルト挿通用孔部33を密封するための第1シール部26aと、第1シール部26aの外側に連なり且つポンプ挿通用孔部32を密封するための第2シール部26bと、を有するので、燃料ポンプ7の振動がシリンダヘッドカバー23に更に伝わり難くできる。また、部品点数を更に低減でき、組付性が更に高められる。
また、本実施例では、カムキャップ24、ブラケット25及び燃料ポンプ7は、3者にわたるボルト締結により一体化されるので、燃料ポンプ7を容易且つ迅速に取り付けることができる。
さらに、本実施例の燃料ポンプの取付方法によると、シリンダヘッドカバー23に形成されたボルト挿通用孔部33の周面に接触するようにボルト挿通用孔部33にガスケット26を装着する工程と、ガスケット26が装着されたシリンダヘッドカバー23をカムキャップ24が固定されたシリンダヘッド2に装着する工程と、シリンダヘッド2に装着されたシリンダヘッドカバー23のポンプ挿通用孔部32及びボルト挿通用孔部33を介してカムキャップ24に対してブラケット25を位置決め配置するとともに、ブラケット25に燃料ポンプ7を取り付ける工程と、その位置決め配置されたカムキャップ24、ブラケット25及び燃料ポンプ7を締結ボルト18aにより締結してカムキャップ24とブラケット25との間にガスケット26を挟持させる工程と、を備えるので、エンジンに対して燃料ポンプ7を容易且つ迅速に取り付け得るとともに、上記燃料ポンプの取付構造21を好適に提供できる。
尚、本発明においては、上記実施例1及び2に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。すなわち、上記実施例1及び2では、シリンダヘッドカバー3、23の孔部12、33にフランジ12a、33aを設け、カムキャップ4、24とブラケット5、25との間にガスケット6、26とともにフランジ12a、33aを挟持するようにした。参考例として、例えば、図12に示すように、シリンダヘッドカバー3(23)の孔部12(33)にフランジ12a(33a)を設けず、カムキャップ4(24)とブラケット5(25)との間にガスケット19(例えば、縦断面略矩形状のガスケット等)のみを挟持する形態を挙げることができる。この場合、上記ガスケット19が圧縮されて外側に潰れ孔部12(33)に圧接してオイルシールする。
また、上記実施例1及び2では、シリンダヘッドカバー3、23のフランジ12a、33aの表裏面に接するようにガスケット6、26を設ける形態を例示した。参考例として、例えば、シリンダヘッドカバー3、23のフランジ12a、33aの表裏面のうちの一方の面(好ましくは裏面)に接するようにガスケットを設ける形態を挙げることができる
また、上記実施例1及び2では、燃料ポンプ7とブラケット5、25との隙間を、燃料ポンプ7に付属のOリング15で軸シールするようにしたが、これに限定されず、例えば、Oリング15に替わり又は加えて、燃料ポンプ7とブラケット5、25との隙間を、断熱機能を有するヒートインシュレータで面シールするようにしてもよい。
また、上記実施例1では、カムキャップ4の筒部4bの内周側にブラケット5の下側筒部5aを嵌挿し、ガスケット6を、カムキャップ4の筒部4bの先端側とブラケット5に設けられた外側段差部16との間に挟持させるようにしたが、これに限定されず、例えば、カムキャップの筒部の外周側にブラケットの下側筒部を嵌挿し、ガスケットを、ブラケットの下側筒部の先端側とカムキャップに設けられた外側段差部との間に挟持させるようにしてもよい。
また、上記実施例1及び2では、排気カムシャフト8の回転力で駆動される燃料ポンプ7を例示したが、これに限定されず、例えば、排気カムシャフト8に替えて又は加えて、吸気カムシャフトの回転力で駆動される燃料ポンプとしてもよい。また、上記実施例1及び2では、第1取付座として軸受部4a、24aを有するカムキャップ4、24を例示したが、これに限定されず、例えば、軸受部4a、24aを有していない第1取付座としてもよい。
また、上記実施例1及び2では、樹脂製のシリンダヘッドカバー3、23、金属製のカムキャップ4、24及びブラケット5、25、並びにゴム製のガスケット6、26を例示したが、これに限定されず、例えば、金属製のシリンダヘッドカバーを採用したり、樹脂製のカムキャップ及びブラケットを採用したり、金属製又は樹脂製のガスケットを採用したりしてもよい。また、上記実施例1及び2では、燃料ポンプ7をスタッドボルト18a及びナット18bで締結するようにしたが、これに限定されず、例えば、燃料ポンプ7をボルトのみで締結するようにしてもよい。
さらに、上記実施例1及び2では、直噴式エンジンに対する燃料ポンプの取付構造1、21を例示したが、これに限定されず、例えば、直噴式エンジン以外のエンジン(例えば、ディーゼルエンジン等)に対する燃料ポンプの取付構造としてもよい。
また、上記実施例1では、ボルト挿通用孔部13を密封するガスケット14と、ポンプ挿通用孔部12を密封するガスケット6と、を用いる形態を例示したが、これに限定されず、例えば、ボルト挿通用孔部13を密封する第1シール部と、この第1シール部に連なりポンプ挿通用孔部12を密封する第2シール部と、を備えるガスケットを採用してもよい。
また、上記実施例1では、ポンプ挿通用孔部12に、その表裏面に縦断面略C字状のガスケット6が接するフランジ12aを設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、ポンプ挿通用孔部12に加えて又は替えて、ボルト挿通用孔部13に、その表裏面に縦断面略C字状のガスケットが接するフランジを設けるようにしてもよい。
また、上記実施例2では、ボルト挿通用孔部33を密封する第1シール部26aと、この第1シール部26aに連なりポンプ挿通用孔部32を密封する第2シール部26bと、を備えるガスケット26を用いる形態を例示したが、これに限定されず、例えば、ボルト挿通用孔部33を密封するガスケットと、ポンプ挿通用孔部32を密封するガスケットと、を採用してもよい。
さらに、上記実施例2では、ボルト挿通用孔部33に、その表裏面に縦断面略C字状のガスケット26が接するフランジ33aを設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、ボルト挿通用孔部33に加えて又は替えて、ポンプ挿通用孔部32に、その表裏面に縦断面略C字状のガスケットが接するフランジを設けるようにしてもよい。
さらに、上記実施例1及び2では、カムキャップ4、24に対してブラケット5、25を位置決め配置してからブラケット5、25に燃料ポンプ7を取り付けるようにしたが、これに限定されず、例えば、カムキャップ4、24に対して燃料ポンプ7が取り付けられたブラケット5、25を位置決め配置するようにしてもよい。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
エンジンに対して燃料ポンプを取り付ける技術として広く利用される。特に、カムシャフトの回転力により駆動される燃料ポンプの取付構造として好適に利用される。
1,21;燃料ポンプの取付構造、2;シリンダヘッド、3,23;シリンダヘッドカバー、4,24;カムキャップ、5,25;ブラケット、6,19,26;ガスケット、7;燃料ポンプ、12;ポンプ挿通用孔部、12a;フランジ、33;ボルト挿通用孔部、33a;フランジ。

Claims (3)

  1. エンジンに対する燃料ポンプの取付構造であって、
    前記エンジンのシリンダヘッドに固定される第1取付座と、
    前記第1取付座に固定され、前記燃料ポンプが取り付けられる第2取付座と、
    前記エンジンのシリンダヘッドカバーに形成された孔部の周面に接触するガスケットと、を備え、
    前記シリンダヘッドカバーの前記孔部には内側に突出するフランジが設けられ、該フランジには、該フランジの表裏面に接するように前記ガスケットが設けられ、前記第1取付座と前記第2取付座との間には、該ガスケットを介して該フランジが挟持されていることを特徴とする燃料ポンプの取付構造。
  2. 前記孔部は、前記第1取付座及び前記第2取付座を締結するための締結ボルトが挿通されるボルト挿通用孔部である請求項1記載の燃料ポンプの取付構造。
  3. 前記孔部は、前記燃料ポンプが挿通されるポンプ挿通用孔部である請求項1記載の燃料ポンプの取付構造。
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