JP5754101B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5754101B2
JP5754101B2 JP2010215785A JP2010215785A JP5754101B2 JP 5754101 B2 JP5754101 B2 JP 5754101B2 JP 2010215785 A JP2010215785 A JP 2010215785A JP 2010215785 A JP2010215785 A JP 2010215785A JP 5754101 B2 JP5754101 B2 JP 5754101B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
airflow
unit
covering member
photoconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010215785A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012073282A (ja
Inventor
朗 沼崎
朗 沼崎
西田 正義
正義 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2010215785A priority Critical patent/JP5754101B2/ja
Publication of JP2012073282A publication Critical patent/JP2012073282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5754101B2 publication Critical patent/JP5754101B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1の画像形成装置は、ポリゴンモータを収容するケース及びカバーを熱伝導率の高い部材で構成し、カバーの下側でポリゴンモータの真下にあたる位置にファンからのエアを通すダクトを配置している。これにより、ポリゴンモータ軸受部分を冷却してポリゴンモータ及び周囲部品を冷却している。
特許文献2の画像形成装置は、露光ユニットが、前面壁と後面壁を有するハウジング内に配置されており、前面壁に形成された前側外気流通孔から後面壁に形成された後側外気流通孔に達する冷却空気流路を用いて露光ユニットを冷却している。
特許文献3の画像形成装置は、プロセスカートリッジを挟んで両側に吸気ファンと排気ファンとを対向して設けている。そして、プロセスカートリッジのシャッタには、通気孔が形成されており、この通気孔を介してプロセスカートリッジ本体とシャッタとの間に空気流を生じさせ、プロセスカートリッジを冷却している。
特開2002−072124号 特開2005−250015号 特開2004−205651号
本発明は、感光体と定着部との間に流れる風量を増やすことができる画像形成装置を得ることを目的とする。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、装置本体の内側に設けられた感光体と、前記装置本体の内側に設けられ記録媒体に形成された現像剤像を定着させる定着部と、前記感光体を被覆する第1の位置と該第1の位置から前記感光体と前記定着部との間に退避する第2の位置とに移動可能に設けられ、前記装置本体の外側では前記第1の位置に配置され、前記装置本体の内側では前記第2の位置に配置され、前記第2の位置で前記感光体側を向く第1の面と、前記第2の位置で前記定着部側を向く第2の面とを有する被覆部材と、前記被覆部材が前記第2の位置に配置された状態で前記第1の面と前記感光体との間に第1の気流を発生させる第1気流発生手段と、前記被覆部材が前記第2の位置に配置された状態で、吸気口を通じて前記被覆部材に対する前記定着部側を向く前記第2の面側から吸気して、前記第2の面と前記定着部との間に前記感光体の軸方向から見て前記第1の気流とは逆向きの第2の気流を発生させる第2気流発生手段と、前記被覆部材が前記第2の位置に配置された状態で前記被覆部材と接触すると共に、前記被覆部材と前記吸気口を有する通気路を形成する壁との間に気流が生じることを抑制する抑制部材であって、前記壁から前記被覆部材の移動方向と交差する方向に延びる取付部と、前記取付部の前記被覆部材と対向する側の面に取り付けられ前記被覆部材に接触して気流を抑制する抑制部と、を有する抑制部材と、を有する。
本発明の請求項に係る画像形成装置は、前記抑制部は、弾性体で形成されている。
本発明の請求項に係る画像形成装置前記通気路は、前記感光体を内側に収容する筐体における前記通気路側に突出した凸部を有する部分に対し平面視で重なる底壁を有し、前記底壁には、該通気路内に凸形状となる凹部が形成され、該凹部の形成部位における前記通気路の上下方向の高さが、前記吸気口における上下方向の高さよりも高くなるように形成されている。
請求項1の発明は、被覆部材と吸気口との間に抑制部材を設けていない構成に比べて、感光体と定着部との間に流れる風量を増やすことができる。
また、被覆部材の移動方向に延びる取付部に抑制部を取り付ける構成に比べて、抑制部材がとれにくくなる。
請求項の発明は、抑制部が弾性体で形成されていない構成に比べて、抑制部と被覆部材との間の気密性を高めることができる。
請求項の発明は、筐体の凸部上で凹部が形成されていない構成に比べて、被覆部材の周囲を流れる風量を増やすことができる。
実施形態に係る画像形成装置10の全体構成図である。 実施形態に係る画像形成ユニットの断面図である。 実施形態に係る画像形成装置の排出部及び排気部を示す斜視図である。 実施形態に係る吸気部及び排気部の配置を示す説明図である。 実施形態に係る排気ダクトの斜視図である。 実施形態に係るフロントカバーから吸気ファンへの空気の流れを示す説明図である。 実施形態に係る吸気ファンから排気ファンへ空気が流れる状態を模式的に示した説明図である。 実施形態に係るシャッター部材を経由して排気ダクトへ空気が流れる状態を示した断面図である。 実施形態に係る排気ダクトの開口部周縁とは異なる位置にウレタン部材を取り付けた状態を示す断面図である。 (A)実施形態に係るウレタン部材にシャッター部材が接触する状態を示す断面図である。(B)比較例のウレタン部材にシャッター部材が接触する状態を示す断面図である。 比較例の画像形成装置においてシャッター部材を経由せずに排気ダクトへ空気が流れる状態を示す断面図である。
(全体構成)
本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例について説明する。
図1には、実施形態の一例としての画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は、上下方向(矢印Z方向)の下側から上側へ向けて、記録用紙Pが収容される用紙収容部12と、用紙収容部12の上に設けられ用紙収容部12から供給される記録用紙Pに画像形成及び定着を行う用紙処理部14と、用紙処理部14の上に設けられ読取原稿Gを読み取る原稿読取部16と、用紙処理部14内に設けられ画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部(図示省略)と、を含んで構成されている。なお、以後の説明では、画像形成装置10の上下方向を矢印Z方向、矢印Z方向と直交する水平方向の1つである図示の左右方向を矢印X方向、矢印Z方向及び矢印X方向と直交する奥行き方向を矢印Y方向と記載する。
用紙収容部12には、収容された記録用紙Pを画像形成装置10内に設けられた搬送路18に送り出す送り出しロール22が設けられている。また、搬送路18における送り出しロール22よりも下流側には、記録用紙Pを一枚ずつ搬送する一対の搬送ロール24が設けられている。なお、搬送路18は、図示の下側を上流側、上側を下流側として矢印Z方向に長く設けられている。
用紙処理部14は、筐体14Aと、筐体14A内で搬送路18と対向配置され記録用紙P上にトナー画像(現像剤像)を形成する画像形成部の一例としての画像形成ユニット30と、画像形成ユニット30に対して矢印X方向における搬送路18とは反対側で筐体14A内の中央に配置された露光ユニット40と、筐体14A内で搬送路18における画像形成ユニット30よりも下流側に設けられた定着ユニット50と、筐体14A内で矢印Y方向手前側に設けられた吸気部60と、筐体14A内で矢印Y方向奥側に設けられた排気部100と、を含んで構成されている。
図1及び図3に示すように、筐体14Aの上部には、搬送路18に対して矢印X方向の右側に立設されたYZ面である側壁15(図3では図示省略)と、側壁15と直交して矢印Y方向の奥側に立設されたXZ面である側壁17と、側壁15の下端及び側壁17の下端に繋がるXY面であり且つ側壁15に向けて一部が傾斜した傾斜壁19Aを有する上壁19とが設けられている。そして、側壁15、側壁17、及び上壁19で囲まれた空間である排出部28に記録用紙Pが排出されるようになっている。また、図3に示すように、筐体14Aにおける矢印Y方向の手前側(画像形成装置10の前面側)には、ヒンジ部材(図示省略)により開閉可能とされたフロントカバー21が設けられている。
図1に示すように、搬送路18における記録用紙Pの搬送方向(矢印Z方向)で画像形成ユニット30よりも上流側には、記録用紙Pを一旦停止させるとともに、決められたタイミングで記録用紙Pを後述する転写位置へ送り出す一対の位置合せロール26が設けられている。また、搬送路18における矢印Z方向で定着ユニット50よりも下流側には、定着ユニット50でトナー画像が定着された記録用紙Pを排出部28へ排出するそれぞれ一対の下排出ロール56、上排出ロール58が設けられている。なお、側壁15における下排出ロール56と上排出ロール58との間には、必要に応じて用紙を集積するための集積板(図示省略)が取り付けられるようになっている。
また、筐体14Aにおける画像形成ユニット30及び定着ユニット50よりも矢印X方向の左側面には、記録用紙Pの両面に画像形成を行うために記録用紙Pが搬送及び反転される両面搬送ユニット80が取り付けられている。両面搬送ユニット80には、一端が搬送路18における定着ユニット50よりも下流側に接続され、他端が位置合せロール26よりも上流側に接続される両面搬送路82が設けられている。さらに、両面搬送路82には、上排出ロール58から送り込まれる記録用紙Pを位置合せロール26へ向けて搬送する複数の搬送ロール84が設けられている。なお、筐体14Aと両面搬送ユニット80との間には隙間86が形成されており、この隙間86から筐体14A内に外気が流入可能となっている。
また、筐体14A内で露光ユニット40よりも下側には、高電圧電源部92が設けられており、露光ユニット40よりも上側には、画像形成ユニット30に供給される黒色のトナーを収容したトナーカートリッジ94が装着又は離脱可能に設けられている。さらに、筐体14A内の矢印X方向における吸気部60よりも右側には、壁部96が立設されており、壁部96に対して吸気部60と反対側に低電圧電源部98が設けられている。高電圧電源部92及び低電圧電源部98は、画像形成装置10の各部に電源供給を行っている。
図2に示すように、画像形成ユニット30は、感光体36を有し上側に配置される感光体カートリッジ32と、感光体カートリッジ32の下側に配置される現像カートリッジ34と、感光体カートリッジ32側で移動可能に設けられたシャッター部材38とを含んで構成されている。なお、露光ユニット40から出射された露光光Lは、感光体カートリッジ32の底壁と現像カートリッジ34の上壁とで形成される通路43を通って、後述する感光体36の外周面に照射されるようになっている。
感光体カートリッジ32は、矢印+R方向(図示の時計回り方向)に回転可能に設けられ、帯電後、露光ユニット40(図1参照)からの露光光Lの照射により外周面に静電潜像が形成される感光体36と、感光体36の外周面と接触して設けられ電源(図示省略)により印加される電圧で生じる電位差により感光体36の外周面を帯電させる帯電ロール33と、転写後の感光体36の外周面に光を照射するイレーズランプ35と、イレーズランプ照射後の感光体36の外周面を清掃するクリーニング部材37と、が内部に設けられた筐体32Aを有している。
感光体カートリッジ32の筐体32Aにおけるクリーニング部材37の右側には、サブトナー補給ユニット39が設けられている。サブトナー補給ユニット39は、前述のトナーカートリッジ94に繋がっており、トナーカートリッジ94からトナーが補給されるようになっている。また、サブトナー補給ユニット39の側壁には、感光体36の軸方向と直交する方向に延びる支持突起41が設けられている。そして、支持突起41を画像形成装置10のカートリッジ受部(図示省略)に挿通させることで、画像形成装置10内に画像形成ユニット30が装着されるようになっている。
現像カートリッジ34では、感光体36の外周面上の静電潜像を現像剤K(トナー含む)でトナー画像へと現像する現像ロール42が、感光体36の外周面と対向配置されている。また、現像ロール42の下方には、現像カートリッジ34の一部を構成する現像剤収納室44内に収納された現像剤Kを軸方向へ搬送しながら攪拌する第1搬送部材45及び第2搬送部材46が設けられている。さらに、現像剤収納室44の横側には、トナー補給ユニット48が設けられており、現像剤収納室44とトナー補給ユニット48との間に設けられた供給部材47の回転により、トナー補給ユニット48から現像剤収納室44へトナーが補給されるようになっている。
トナー補給ユニット48は、図示しない供給管を介してサブトナー補給ユニット39からトナーが補給されるようになっている。また、モータ(図示省略)の作動により、第1搬送部材45及び供給部材47は矢印−R方向(図示の反時計回り方向)に回転し、第2搬送部材46は矢印+R方向に回転するようになっている。ここで、第1搬送部材45及び第2搬送部材46から供給された現像剤Kは、現像ロール42の外周面に付着すると共に、現像ロール42の回転により感光体36と対向する位置まで搬送される。そして、感光体36の外周面に形成された静電潜像が現像ロール42上の現像剤Kによってトナー画像として可視化される構成となっている。
ここで、シャッター部材38は、筐体32Aに対して、感光体36を覆う位置又は感光体36を露出させる位置との間で、図示の矢印−S方向又は矢印+S方向へ移動可能に設けられている。そして、画像形成ユニット30を画像形成装置10から離脱させたとき、シャッター部材38が感光体36の外周面を覆い、画像形成ユニット30を画像形成装置10に装着したとき、シャッター部材38が感光体36の外周面を搬送路18(図1参照)に向けて露出させるようになっている。なお、画像形成ユニット30を画像形成装置10に装着して感光体36が露出した状態では、シャッター部材38は、感光体カートリッジ32と定着ユニット50との間に配置されるようになっている(図8、9参照)。
シャッター部材38の開閉機構の一例として、案内部材(図示省略)によって矢印+S又は−S方向に移動可能に設けられているシャッター部材38にバネを取り付け、感光体36を覆う方向に付勢する。そして、画像形成装置10側にシャッター部材38と接触する突起を設けておき、画像形成ユニット30の装着時にシャッター部材38と該突起とを接触させて、シャッター部材38を感光体36が露出する方向へ移動させる機構がある。
一方、図1において、露光ユニット40は、一例として、筐体内に半導体レーザ、ポリゴンミラー、結像レンズ、及び複数のミラー(いずれも図示省略)が設けられた構成となっている。これにより、半導体レーザから出射された光は、ポリゴンミラーで偏向走査され、結像レンズとミラーを介して感光体36の外周面に露光光Lとして照射されて、感光体36の外周面に、画像データに応じた静電潜像が形成されるようになっている。
また、搬送路18を挟んで感光体36の外周面と対向する位置には、感光体36とは反対方向に回転可能とされ、トナーの極性(例えばマイナス)とは逆極性の電圧が給電部(図示省略)から給電される転写ロール49が設けられている。ここで、感光体36の内側は接地されており、転写ロール49に給電されることで、感光体36の外周面と転写ロール49との間に電位差が生じる。この電位差(電界)によって、現像後の感光体36の外周面に存在するトナー画像が記録用紙P上に転写される。
定着ユニット50は、記録用紙P上のトナー画像面側に配置され内部にヒータを備えた加熱ロール52と、加熱ロール52の外周面と対向配置され記録用紙Pを加熱ロール52に向けて加圧する加圧ロール54とを有している。そして、定着ユニット50では、加熱ロール52及び加圧ロール54で記録用紙Pを挟むことで記録用紙Pを加熱及び加圧して、記録用紙P上のトナー画像を定着させるようになっている。
原稿読取部16は、原稿置台72上に載せられた読取原稿Gを1枚ずつ自動で搬送する原稿搬送装置74と、原稿搬送装置74の下側に配置され1枚の読取原稿Gが載せられるプラテンガラス76と、プラテンガラス76の下側で矢印X方向に移動又は静止可能に設けられ、プラテンガラス76上の読取原稿Gを読み取る原稿読取装置78とが設けられている。
原稿搬送装置74は、読取原稿Gを1枚ずつ送り出す送り出しロール71と、一対の搬送ロール73が複数配置された自動搬送路75とを有しており、自動搬送路75の一部は記録用紙Pがプラテンガラス76上を通るように配置されている。また、原稿読取装置78は、プラテンガラス76の左端部の下側で静止した状態で原稿搬送装置74によって搬送される読取原稿Gを読み取り、又は矢印X方向に移動しながらプラテンガラス76上の読取原稿Gを読み取るようになっている。
次に、吸気部60について説明する。
図4に示すように、吸気部60は、通電により作動して画像形成装置10の外側から吸気する吸気ファン62と、吸気ファン62が一方の開口部(図示省略)に取り付けられて一体とされた送風ダクト64とを含んで構成されている。また、図1に示すように、矢印Z方向の吸気部60の設置高さの中央は、露光ユニット40の設置高さよりも高くなっており、吸気部60から吸気された空気が露光ユニット40の上側を流れるようになっている。
一方、図6に示すように、フロントカバー21の下端部には矢印Z方向に貫通した開口部21Aが形成されており、用紙収容部12の上面とフロントカバー21の底面との隙間からフロントカバー21の内側に外気が流入可能となっている。また、フロントカバー21の内側(画像形成装置10の内部)には、インナーカバー23が設けられている。
インナーカバー23は、中空の直方体状に形成されており、インナーカバー23におけるフロントカバー21側の前壁23Aの下部には、インナーカバー23内への外気の流入を可能にするスリット25A間をなす複数のルーバー25が形成されている。また、インナーカバー23の前壁23Aには、矢印Y方向でフロントカバー21まで突出したリブ27が設けられており、リブ27によって複数のルーバー25が囲まれている。これにより、開口部21Aから流入した外気が、複数のルーバー25を通ってインナーカバー23内に流入するようになっている。
さらに、インナーカバー23の前壁23Aと対向配置された後壁23Bの上部には、画像形成装置10の内側へ向けて開口した開口部29が形成されている。そして、開口部29の周縁には、吸気ファン62がネジで取り付けられている。これにより、吸気ファン62が作動して吸気が行われると、フロントカバー21の開口部21Aからインナーカバー23のルーバー25を経由して開口部29へ外気が流入し、送風ダクト64を経由して画像形成装置10内に外気が送風されるようになっている。
次に、排気部100について説明する。
図4に示すように、排気部100は、シャッター部材38の開放状態でシャッター部材38の矢印X方向の端部と並んで配置され、後述する経路A2、A3の気流が流入すると共に送風ダクト64から送風された空気流(後述する経路A1の気流)の一部が流入する流入ダクト部102と、流入ダクト部102に対して矢印Y方向の奥側に配置された排出ダクト部104と、排出ダクト部104内の空気を排気する排気ファン106と、画像形成装置10の矢印Y方向の奥側に立設された背面パネル(図示省略)に取り付けられた排気カバー108と、を含んで構成されている。
まず、流入ダクト部102について説明する。
流入ダクト部102は、開放状態のシャッター部材38から排出ダクト部104へ向けて平面視で台形状に形成されXY面に配置される底壁102Aを有している。底壁102Aは、上面における両端部に矢印Z方向上側へ向けて側壁102B、側壁102Cが立設されており、さらに上面中央に立設された仕切壁112によって、第1流路114と第2流路116とに分割されている。また、流入ダクト部102は、上方に傾斜壁19A(図3参照)が取り付けられて覆われることで筒体を成し(詳細は後述する)、閉じた第1流路114及び第2流路116の内部を空気が流れるようになっている。
ここで、感光体36を回転軸方向である矢印Y方向における奥側(図示の左側)の端部領域W1、中央領域W2、手前側(図示の右側)の端部領域W3の3つの領域に区分したとき、第1流路114におけるシャッター部材38側の端部に形成された開口部118は、端部領域W1と対向配置されており、第2流路116におけるシャッター部材38側の端部に形成された開口部124は、中央領域W2と対向配置されている。また、端部領域W3と対向する部位には、流入ダクト部102は設けられておらず、後述する第2抑制部材120Bで隙間が塞がれている。
第1流路114は、空気の流れる方向に見て、下側に配置された底壁102Aと、左側に配置された側壁102Bと、右側に配置された仕切壁112と、上側に配置された傾斜壁19A(図3参照)とで囲まれた筒体となっている。また、第1流路114では、傾斜壁19Aの傾斜に合わせて、側壁102Bに対して仕切壁112の方が高くなっている。さらに、第1流路114における開口部118とは反対側(排出ダクト部104側)には、開口部122が形成されている。
第2流路116は、空気の流れる方向に見て、下側に配置された底壁102Aと、左側に配置された仕切壁112と、右側に配置された側壁102Cと、上側に配置された傾斜壁19A(図3参照)とで囲まれた筒状となっている。また、第2流路116では、傾斜壁19Aの傾斜に合わせて、仕切壁112に対して側壁102Cの方が高くなっている。さらに、第2流路116における開口部124とは反対側(排出ダクト部104側)には、開口部126が形成されている。
また、第1流路114及び第2流路116の底壁102Aにおいて、開口部118、124に近い部位には、矢印Z方向に向けて凸状とされた絞り部128が形成されている。絞り部128は、曲面で構成されており、底壁102Aの下側を流れる空気の流路が拡がっている。なお、図8に示すように、絞り部128は、筐体32Aの上面から矢印Z方向へ突出され矢印Y方向を長手方向とする直方体状のガイド部129の上方に配置されている。ガイド部129は、画像形成装置10内に設けられたレール部材(図示省略)と接触することで、画像形成ユニット30を画像形成装置10内に案内するようになっている。
一方、図4に示すように、抑制部材120は、シャッター部材38の端部領域W1及び中央領域W2と対向する第1抑制部材120Aと、シャッター部材38の端部領域W3と対向する第2抑制部材120Bとを含んで構成されている。
第1抑制部材120Aは、流入ダクト部102における開口部118、124の底壁102Aの下面から下方へ突出したリブ132(図8参照)に接着剤で貼り付けられている。また、第2抑制部材120Bは、傾斜壁19Aの下面から下方へ突出したリブ134(図9参照)に接着剤で貼り付けられている。
第1抑制部材120A及び第2抑制部材120Bは、一例として、直方体状のポリウレタンフォームで構成されている。そして、第1抑制部材120A及び第2抑制部材120Bは、シャッター部材38が開放状態のときにシャッター部材38の端部と接触して、弾性変形するように配置されている。
次に、排出ダクト部104について説明する。
図4に示されるように、排出ダクト部104は、流入ダクト部102が接続される第1排出ダクト部材140と、第1排出ダクト部材140の上面に接続されて排出部28に排出された記録用紙Pの臭気が通る第2排出ダクト部材146とを備えている。また、第1排出ダクト部材140は、第1流路114と接続される第1ダクト142と、第2流路116と接続される第2ダクト144とを備えている。この構成により、排気ファン106を作動させると、第1ダクト142、第2ダクト144、及び第2排出ダクト部材146から外部へ空気が排出されるようになっている。
図5に示されるように、第1ダクト142は、空気の流れる方向に見て、下側に配置された底壁148と、底壁148の上面左端に立設された側壁152と、底壁148の上面中央に立設された仕切壁154と、上側に配置され傾斜壁19A(図3参照)と同じ傾斜角度で傾斜する上壁156とで囲まれた筒体となっている。また、第1ダクト142では、傾斜壁19Aの傾斜に合わせて、側壁152に対して仕切壁154の方が高くなっている。
第2ダクト144は、空気の流れる方向に見て、下側に配置された底壁148と、底壁148の上面右端に立設された側壁158と、左側に配置された仕切壁154と、上側に配置された上壁156とで囲まれた筒状となっている。また、第2ダクト144では、傾斜壁19Aの傾斜に合わせて、仕切壁154に対して側壁158の方が高くなっている。
第2排出ダクト部材146は、第1排出ダクト部材140の上側で矢印Z方向に延びる筒部162と、筒部162の上端で矢印Y方向の手前側に向けて縦長の矩形状に開口した開口部164とを含んで構成されている。また、矢印Y方向で開口部164の手前側には、側壁17に形成された複数の吸気孔166(図3参照)が配置されており、排気ファン106が作動すると、排出部28内の空気が吸気孔166を通って第2排出ダクト部材146内に流入するようになっている。
一方、図4に示されるように、排気カバー108内には、第1ダクト142、第2ダクト144、及び第2排出ダクト部材146を通って画像形成装置10の外側へ排出される空気の臭気を除去するための臭気フィルタ172が設けられている。
ここで、画像形成装置10内の空気の大まかな流れについて説明する。
図7に示すように、排気部100によって排気される空気が流れる経路のうち、画像形成ユニット30、露光ユニット40、及びトナーカートリッジ94の周辺には、一例として、経路A1、A2、A3、A4がある。
経路A1は、吸気部60からトナーカートリッジ94と露光ユニット40との間を通り、流入ダクト部102の下側及びシャッター部材38の下側を通って折り返し、シャッター部材38の上側を通り、排気部100で筐体14Aの外側へ排気される経路である。なお、経路A1は、経路A2、A3に合流する。
経路A2は、筐体14Aの隙間86(図1参照)から定着ユニット50(図1参照)の周囲を通り、定着ユニット50とシャッター部材38との間を通って、さらに第1流路114及び第1ダクト142を通って筐体14Aの外側へ排気される経路である。また、経路A3は、隙間86(図1参照)から定着ユニット50(図1参照)の周囲を通り、定着ユニット50とシャッター部材38との間を通って、さらに第2流路116及び第2ダクト144を通って筐体14Aの外側へ排気される経路である。
経路A4は、吸気部60からトナーカートリッジ94の周囲を通り、排気部100又は排気部100の周囲を通って筐体14Aの外側へ排気される経路である。
(要部)
図2に示すように、画像形成ユニット30は、感光体36と、感光体36を露光する露光部の一例としての露光ユニット40と、感光体36への露光により形成された潜像を現像剤(トナー)で現像する現像部の一例としての現像カートリッジ34と、感光体36に形成された現像剤像(トナー画像)を記録媒体の一例としての記録用紙Pに転写する転写部の一例としての転写ロール49とを有している。また、図1に示すように、画像形成ユニット30に対して斜め上方には、記録用紙Pにトナー画像を定着させる定着部の一例としての定着ユニット50が設けられている。
さらに、図2に示すように、被覆部材の一例としてのシャッター部材38は、感光体36を被覆する位置(図2に示す位置であり、以後、この位置を第1の位置とする)から、感光体36と定着ユニット50(図1参照)との間に退避する位置(図1に示す位置であり、以後、この位置を第2の位置とする)に移動可能に設けられ、感光体36を被覆するときに感光体36と対向する第1の面の一例としての裏面38Aと、裏面38Aとは厚み方向で反対側に設けられる第2の面の一例としての表面38Bとを有している。なお、シャッター部材38は、第2の位置では、裏面38Aが感光体36側を向き、表面38Bが定着ユニット50側を向くようになっている。
一方、図1及び図7に示すように、画像形成装置10の筐体14A内には、第1気流発生手段の一例としての吸気部60と、第2気流発生手段の一例としての排気部100と、抑制部材120とが設けられている。図7及び図8に示すように、吸気部60は、吸気ファン62の作動により、シャッター部材38が第2の位置に配置された状態で、シャッター部材38の裏面38Aと感光体36との間に第1の気流の一例としての経路A1の気流を発生させるように配置されている。なお、壁部96の矢印Y方向手前側と奥側には、仕切壁174が設けられている。
図7及び図8に示すように、排気部100は、シャッター部材38が第2の位置に配置された状態で、シャッター部材38の一端部38C(図示の矢印X方向右側の端部)の上方に設けられた流入ダクト部102(第1流路114、第2流路116)の吸気口103(シャッター部材38側の開口部)から吸気して、シャッター部材38の表面38Bと定着ユニット50との間に第2の気流の一例としての経路A2の気流を発生させるように配置されている。なお、経路A2の気流は、感光体36の軸方向から見て、シャッター部材38に対して経路A1の気流とは逆向きの流れとなっている。
図8に示すように、画像形成ユニット30における感光体36を内側に収容する筐体32Aの上面には、前述のように、矢印Z方向に突出した凸部の一例としてのガイド部129が形成されている。ガイド部129は、筐体14A(図1参照)内に画像形成ユニット30を装着した状態で、矢印Z方向における上端面と流入ダクト部102の底壁102Aとの間の長さがh3となっている。
ここで、上記した通り、流入ダクト部102は、排気部100及び画像形成ユニット30を矢印Z方向に平面視したときに、ガイド部129を有する部分で筐体32Aと重なっており、流入ダクト部102におけるガイド部129上には、該流入ダクト部102内に凸形状となる凹部の一例としての絞り部128が形成されている。
また、流入ダクト部102では、矢印X方向において、吸気口103の位置における矢印Z方向(上下方向)の長さをh1とし、ガイド部129の位置における矢印Z方向の長さをh2としたとき、h1<h2となっている。
一方、上記した通り、図8に示すように、抑制部材120は、流入ダクト部102の底壁102A(底面)からシャッター部材38の移動方向と交差する方向に延びる取付部の一例としてのリブ132と、リブ132のシャッター部材38と対向する側の取付面132Aに取り付けられ、シャッター部材38と接触して気流を抑制する抑制部の一例としての第1抑制部材120A及び第2抑制部材120Bとを有している。また、抑制部材120は、シャッター部材38が第2の位置に配置された状態でシャッター部材38と接触することで、シャッター部材38と吸気口103との間に流れる気流を抑制するようになっている。
第1抑制部材120A及び第2抑制部材120Bは、同じ材質の弾性体で構成されており、図10(A)に示すように、一例として、直方体状に形成されたウレタンを用いている。また、矢印Z方向における第1抑制部材120Aの高さをh5、第1抑制部材120Aの上面と底壁102Aとの間の高さをh6として、本実施形態では、h5<h6となるように第1抑制部材120Aの高さが設定されている。
次に、比較例の構成及び作用について説明する。
図11には、比較例としての画像形成装置200が示されている。画像形成装置200は、画像形成装置10において、流入ダクト部102に換えて流入ダクト部202が設けられた構成となっている。流入ダクト部202は、第2の位置のシャッター部材38の端部に向けて開口した吸気口204を有しており、気流が流れる方向で吸気口204よりも下流側に向けて、流路断面積が拡がっている。また、流入ダクト部202の底壁202Aと画像形成ユニット30のガイド部129との隙間は、矢印Z方向の長さがh4となっており、本実施形態の絞り部128(図8参照)の長さh3よりも小さくなっている。さらに、比較例の画像形成装置200には、本実施形態の抑制部材120(図8参照)が設けられていない。
ここで、比較例の画像形成装置200では、シャッター部材38と吸気口204との隙間Δdがあいているため、経路A5の矢印で示すように、吸気部60(図1参照)で発生した気流が、ガイド部129と底壁202Aとの隙間を流れた後、排気ファン106の排気によりシャッター部材38と吸気口204との隙間に流れてしまい、シャッター部材38と感光体36との間に流れる風量が大幅に減少する。そして、感光体36と定着ユニット50との間に流れる風量が大幅に減少する。このため、定着ユニット50から画像形成ユニット30に熱が伝わり、感光体36やトナーの温度が上昇するなどの熱の影響が生じることになる。
一方、図10(B)には、第1抑制部材120Aの接着部位の比較例として、本実施形態の流入ダクト部102にリブ132(図10(A)参照)を設けず、底壁102Aの下面102Dに第1抑制部材120Aの上面を直接接着した構成において、第2の位置にあるシャッター部材38と第1抑制部材120Aとが接触した状態が示されている。
この比較例では、シャッター部材38の移動方向でもある矢印X方向と、第1抑制部材120Aが接着されている下面102Dの面内方向とが揃っている。このため、シャッター部材38が第2の位置に移動して第1抑制部材120Aと接触し、シャッター部材38の一端部38Cから第1抑制部材120Aに矢印X方向の力Fが作用したとき、第1抑制部材120Aの上面付近では第1抑制部材120Aが下面102Dから剥離する方向に応力が作用することになり、第1抑制部材120Aが剥離することになる。この場合、シャッター部材38と底壁102Aとの間に隙間ができ、この隙間を気流が通るため、経路A1の気流(図8参照)が画像形成ユニット30と定着ユニット50との間まで流れなくなり、画像形成ユニット30が定着ユニット50からの熱の影響を受けることになる。
(作用)
次に、本実施形態の作用について説明する。
図1に示すように、画像形成装置10では、吸気部60の吸気ファン62及び排気部100の排気ファン106が作動すると、筐体14A内に外気が流入すると共に筐体14A内の空気が外側へ流出する。
ここで、図8に示すように、シャッター部材38と吸気口103との隙間が抑制部材120で塞がれていることにより、吸気部60で発生した気流(吸気)は、ガイド部129と底壁102A(絞り部128)との隙間を流れた後、シャッター部材38と吸気口103との隙間への流れが抑制され、シャッター部材38の裏面38Aと感光体36(筐体32A)との間を流れる。これにより、比較例の画像形成装置200(図11参照)に比べて、感光体36と定着ユニット50との間に流れる風量が増加する。
また、絞り部128によって、比較例よりも底壁102Aとガイド部129との隙間が大きく(h3>h4(図11参照))なっているので、感光体36と定着ユニット50との間に流れる風量がさらに増加する。加えて、排気ファン106に近い程、流入ダクト部102の流路断面積が大きく(h1<h2)なっているので、排気部100による排気で画像形成装置10の筐体14A(図1参照)の外側から流入する気流(経路A1、A2、A3)が増加する。これらの作用により、感光体36と定着ユニット50との間に流れる気流の風量が増加し、定着ユニット50からの高温の空気が気流で運ばれ筐体14Aの外側へ排気されるため、感光体36の温度やトナーの温度の上昇が抑制される。
さらに、図10(A)に示すように、画像形成装置10では、第2の位置に向かうシャッター部材38の移動方向と、第1抑制部材120Aが接着されている取付面132Aの面内方向とが、交差しており異なっている。このため、シャッター部材38が第2の位置に移動して第1抑制部材120Aと接触し、シャッター部材38の一端部38Cから第1抑制部材120Aに矢印X方向の力Fが作用しても、取付面132A付近の第1抑制部材120Aには、せん断方向に応力がほとんど作用しない。これにより、第1抑制部材120Aの剥離が抑制される。なお、第2抑制部材120Bの取付面においても同様の作用が得られるが、説明は省略する。
また、第1抑制部材120A及び第2抑制部材120Bが弾性体であるため、シャッター部材38が接触したときに第1抑制部材120A及び第2抑制部材120Bが弾性変形する。これにより、シャッター部材38と第1抑制部材120A及び第2抑制部材120Bとの隙間が減り、気密性が高くなる。さらに、矢印Z方向における第1抑制部材120Aの高さをh5、第1抑制部材120Aの上面と底壁102Aとの間の高さをh6として、h5>h6となっているので、h5<h6の場合に比べて、リブ132に対して荷重が作用する位置が高くなる。即ち、リブ132の一端が固定されている底壁102Aからの距離が短くなる位置に荷重が作用するようになるので、リブ132に作用する曲げ応力が減少する。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
第1抑制部材120A及び第2抑制部材120Bに換えて、リブ132をシャッター部材38の一端部38Cまで延ばし、流入ダクト部102とシャッター部材38の一端部38Cとの隙間を無くすようにしてもよい。また、流入ダクト部102は、感光体36における奥側の端部領域W1、中央領域W2、及び手前側の端部領域W3の全体に吸気口103が拡がる構成であってもよい。
10 画像形成装置
32A 筐体
34 現像カートリッジ(現像部の一例)
36 感光体
38 シャッター部材(被覆部材の一例)
38A 裏面(第1の面の一例)
38B 表面(第2の面の一例)
40 露光ユニット(露光部の一例)
49 転写ロール(転写部の一例)
50 定着ユニット(定着部)
60 吸気部(第1気流発生手段の一例)
100 排気部(第2気流発生手段)
102 流入ダクト部(通気路の一例)
103 吸気口
120 抑制部材
120A 第1抑制部材(抑制部の一例)
120B 第2抑制部材(抑制部の一例)
128 絞り部(凹部の一例)
129 ガイド部(凸部の一例)
132 リブ(取付部の一例)
A1 経路(第1の気流の一例)
A2 経路(第2の気流の一例)

Claims (3)

  1. 装置本体の内側に設けられた感光体と、
    前記装置本体の内側に設けられ記録媒体に形成された現像剤像を定着させる定着部と、
    前記感光体を被覆する第1の位置と該第1の位置から前記感光体と前記定着部との間に退避する第2の位置とに移動可能に設けられ、前記装置本体の外側では前記第1の位置に配置され、前記装置本体の内側では前記第2の位置に配置され、前記第2の位置で前記感光体側を向く第1の面と、前記第2の位置で前記定着部側を向く第2の面とを有する被覆部材と、
    前記被覆部材が前記第2の位置に配置された状態で前記第1の面と前記感光体との間に第1の気流を発生させる第1気流発生手段と、
    前記被覆部材が前記第2の位置に配置された状態で、吸気口を通じて前記被覆部材に対する前記定着部側を向く前記第2の面側から吸気して、前記第2の面と前記定着部との間に前記感光体の軸方向から見て前記第1の気流とは逆向きの第2の気流を発生させる第2気流発生手段と、
    前記被覆部材が前記第2の位置に配置された状態で前記被覆部材と接触すると共に、前記被覆部材と前記吸気口を有する通気路を形成する壁との間に気流が生じることを抑制する抑制部材であって、前記壁から前記被覆部材の移動方向と交差する方向に延びる取付部と、前記取付部の前記被覆部材と対向する側の面に取り付けられ前記被覆部材に接触して気流を抑制する抑制部と、を有する抑制部材と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記抑制部は、弾性体で形成されている請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記通気路は、前記感光体を内側に収容する筐体における前記通気路側に突出した凸部を有する部分に対し平面視で重なる底壁を有し、前記底壁には、該通気路内に凸形状となる凹部が形成され、該凹部の形成部位における前記通気路の上下方向の高さが、前記吸気口における上下方向の高さよりも高くなるように形成されている請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
JP2010215785A 2010-09-27 2010-09-27 画像形成装置 Active JP5754101B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010215785A JP5754101B2 (ja) 2010-09-27 2010-09-27 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010215785A JP5754101B2 (ja) 2010-09-27 2010-09-27 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012073282A JP2012073282A (ja) 2012-04-12
JP5754101B2 true JP5754101B2 (ja) 2015-07-22

Family

ID=46169550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010215785A Active JP5754101B2 (ja) 2010-09-27 2010-09-27 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5754101B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014240908A (ja) * 2013-06-12 2014-12-25 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2015075536A (ja) * 2013-10-07 2015-04-20 富士ゼロックス株式会社 引出体、画像形成装置
JP6051145B2 (ja) * 2013-10-31 2016-12-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP6482593B2 (ja) * 2017-04-27 2019-03-13 富士ゼロックス株式会社 引出体、画像形成装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0250169A (ja) * 1988-08-12 1990-02-20 Canon Inc 画像形成装置
JPH05224476A (ja) * 1991-12-20 1993-09-03 Canon Inc プロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを装着可能な画像形成装置
JPH06186798A (ja) * 1992-12-17 1994-07-08 Canon Inc プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH11249368A (ja) * 1998-02-26 1999-09-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2003202765A (ja) * 2002-01-09 2003-07-18 Canon Inc 画像形成装置
JP4320777B2 (ja) * 2003-05-19 2009-08-26 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP4904735B2 (ja) * 2005-07-21 2012-03-28 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2007122044A (ja) * 2005-09-29 2007-05-17 Oki Data Corp 画像形成装置
JP5211465B2 (ja) * 2006-10-27 2013-06-12 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012073282A (ja) 2012-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6182652B2 (ja) 画像形成装置
US10503118B2 (en) Image forming apparatus having air cooling system
US9541898B2 (en) Image forming apparatus
JP5754101B2 (ja) 画像形成装置
JP5104800B2 (ja) 画像形成装置
US6922537B2 (en) Image forming apparatus with heat mitigation devices
JP2017068054A (ja) 画像形成装置
JP5636844B2 (ja) 画像形成装置
JP5211465B2 (ja) 画像形成装置
US10185263B2 (en) Image forming apparatus having a fixing portion and at least one opening for fluid communication between an inside and an outside of the fixing portion
JP5601120B2 (ja) 画像形成装置
JP5674239B2 (ja) 画像形成装置
JP2007065404A (ja) 冷却機構、及びそれを用いた画像形成装置
JP6504433B2 (ja) ダクト、及び、画像形成装置
JP5850385B2 (ja) 画像形成装置
US9164478B2 (en) Image forming apparatus having a conveying path formation member including through holes
JP2008164905A (ja) 画像形成装置
JP2012068602A (ja) 画像形成装置
JP5853358B2 (ja) 画像形成装置
JP3923709B2 (ja) 画像形成装置
JP4364758B2 (ja) 画像形成装置
JP2010085540A (ja) 画像形成装置
JP2022012153A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP5655520B2 (ja) 画像形成装置
JP2022015962A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150428

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5754101

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350