JP5749620B2 - 既存建物の免震化工法 - Google Patents

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本発明は、既存建物の下方を掘削してフーチング及び既存杭を露出させ、掘削底に築造
した耐圧盤によりジャッキを介して上部荷重を支持した状態で、既存杭の杭頭部を撤去し
、しかる後、耐圧盤の上面に設けた下架台とフーチングの下面に設けた上架台との間に免
震装置を設置することにより、既存建物を免震化する既存建物の免震化工法に関する。
この種の既存建物の免震化工法において、耐圧盤の上面に免震装置取付け用の下架台を
設けるにあたっては、掘削底に築造する耐圧盤の配筋時に、下架台の補強鉄筋を耐圧盤の
肉厚内に埋め込まれるように配筋しておき、耐圧盤用のコンクリートを打設することによ
り、耐圧盤内に定着することができるが、免震装置の上側に配置する上架台については、
露出させた既存のフーチングの下面に取り付けることになるので、このような構築方法は
採用できない。
そのため、従来では、特許文献1〜3に見られるように、露出させた既存のフーチング
下面にケミカルアンカー等の後施工アンカーを上向きに打ち込んで、上架台を取り付ける
ようにしていた。後施工アンカー自体は、規格化された工業製品でもあり、製品の引抜き
強度等について算定可能であって、既存建物の免震化工法においても、既存のフーチング
下面に対する上架台の取付け手段として施工の実績も多い。
しかしながら、既存建物における躯体コンクリートの劣化程度、耐力は、既存建物ごと
に区々であるから、既存建物の下方を掘削して露出させたフーチングの下面に打ち込まれ
た後施工アンカーの強度は必ずしも一様ではなく、信頼性を確保することが困難である。
そのため、現在の建築基準法には、後施工アンカーについての基準強度の規定が無く、耐
震改修促進法であれば使用が認められている後施工アンカーであるにもかかわらず、建築
基準法では、既存のフーチング下面に上架台を取り付ける場合のように、長期的に荷重を
受ける箇所には後施工アンカーを使用できないとされている。
特開2006−348690号公報 特開2001−317216号公報 特開平9−125705号公報
本発明は、上記の問題点を踏まえてなされたものであって、その目的とするところは、
既存建物の下方を掘削してフーチング及び既存杭を露出させ、掘削底に築造した耐圧盤に
よりジャッキを介して上部荷重を支持した状態で、既存杭の杭頭部を撤去し、しかる後、
耐圧盤の上面に設けた下架台とフーチングの下面に設けた上架台との間に免震装置を設置
することにより、既存建物を免震化する既存建物の免震化工法において、後施工アンカー
を用いずに、免震装置の上側に配置する上架台を既存のフーチングの下面に取り付けるこ
とができる信頼性の高い、しかも、施工性の良い取付け手段を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明が講じた技術的手段は、次の通りである。即ち、
請求項1に記載の発明は、既存建物の下方を掘削してフーチング及び既存杭を露出させ、
掘削底に築造した耐圧盤によりジャッキを介して上部荷重を支持した状態で、既存杭の杭
頭部を撤去し、しかる後、耐圧盤の上面に設けた下架台とフーチングの下面に設けた上架
台との間に免震装置を設置することにより、既存建物を免震化する既存建物の免震化工法
であって、上架台をフーチングの下面から離れた位置で成型する一方、フーチングには上
下方向に貫通した複数本の貫通孔を掘削し、貫通孔に挿入した定着用鉄筋と上架台の補強
鉄筋を連結した後、上架台を定着用鉄筋ごとフーチング下の所定高さ位置まで持ち上げ、
この状態で貫通孔内にグラウト材を充填して、定着用鉄筋をフーチングに定着することに
より、上架台をフーチング下面と一体化された状態に構築することを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の既存建物の免震化工法であって、下架台の
上に上架台成型用型枠を組み立て、型枠内に配筋及びコンクリート打設を行って、上架台
を成型し、貫通孔に挿入した定着用鉄筋と上架台の補強鉄筋を連結した後、上架台を定着
用鉄筋ごとフーチング下の所定高さ位置まで持ち上げるようにしたことを特徴としている
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の既存建物の免震化工法であって、別の場所
で成型したプレキャストコンクリート製の上架台を下架台の上に搬入し、貫通孔に挿入し
た定着用鉄筋と上架台の補強鉄筋を連結した後、上架台を定着用鉄筋ごとフーチング下の
所定高さ位置まで持ち上げるようにしたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、フーチングの貫通孔に挿入した定着用鉄筋と、フーチ
ング下面から離れた位置で成型した上架台の補強鉄筋を連結した後、上架台を定着用鉄筋
ごとフーチング下の所定高さ位置まで持ち上げ、この状態で貫通孔内にグラウト材を充填
して、定着用鉄筋をフーチングに定着することにより、上架台をフーチング下面と一体化
された状態に構築するので、免震装置の上側に配置する上架台を既存のフーチングの下面
に、後施工アンカーを用いずに取り付けることができ、後施工アンカーのように、既存建
物における躯体コンクリートの劣化程度、耐力のバラツキによる大きな影響を受けること
がないので、信頼性の高い取付けが可能である。
しかも、上架台をフーチングの下面から離れた位置で成型し、貫通孔に挿入した定着用
鉄筋と上架台の補強鉄筋を連結した後、上架台を定着用鉄筋ごとフーチング下の所定高さ
位置まで持ち上げるようにしたので、低位置で、或いは、広い場所で、上架台の成型を行
うことが可能であり、フーチングの貫通孔に挿入した定着用鉄筋と上架台の連結も低い位
置で行え、施工性が良い。
請求項2に記載の発明によれば、下架台の上に上架台成型用型枠を組み立て、型枠内に
配筋及びコンクリート打設を行って、上架台を成型し、貫通孔に挿入した定着用鉄筋と上
架台の補強鉄筋を連結した後、上架台を定着用鉄筋ごとフーチング下の所定高さ位置まで
持ち上げるようにしたので、フーチング下の限られた作業スペース内で、上架台の補強鉄
筋の配筋やコンクリート打設を行うにも拘わらず、これらの作業を下向き作業として行う
ことが可能であり、施工性が良い。
請求項3に記載の発明によれば、別の場所で成型したプレキャストコンクリート製の上
架台を下架台の上に搬入し、貫通孔に挿入した定着用鉄筋と上架台の補強鉄筋を連結した
後、上架台を定着用鉄筋ごとフーチング下の所定高さ位置まで持ち上げるようにしたので
、フーチング下の限られた作業スペース内での配筋やコンクリート打設の現場作業が大幅
に省略されることになり、一層施工性が良い。
既存建物の免震化工法を説明する要部の縦断正面図である。 図1に続く工程を説明する要部の縦断正面図である。 図2に続く工程を説明する要部の縦断正面図である。 図3に続く工程を説明する要部の縦断正面図である。 図4に続く工程を説明する要部の縦断正面図である。 図5に続く工程を説明する要部の縦断正面図である。 図6に続く工程を説明する要部の縦断正面図である。 図7に続く工程を説明する要部の縦断正面図である。 上架台と既存杭の配置関係の説明図である。 他の実施形態における上架台と既存杭の配置関係の説明図である。 他の実施形態における上架台と既存杭の配置関係の説明図である。 他の実施形態を説明する要部の縦断正面図である。
以下、本発明に係る既存建物の免震化工法を図面に基づいて説明する。先ず、図1に示
すように、既存建物1の下方を掘削してフーチング(杭頭接合部やパイルキャップと呼ば
れることもある。)2及び既存杭3を露出させる。この掘削作業は、既存建物1の敷地外
周に山留め壁(図示せず)を構築した後に行われる。4は最下階の床スラブ、5は基礎梁
である。
次に、図2に示すように、掘削底6に割栗石7及び捨てコンクリート8を敷設し、その
上に鉄筋コンクリート造の耐圧盤(マットスラブ)9を築造する。耐圧盤9上の所定位置
(免震装置設置予定位置)には、後述する下架台Aを構築するための補強鉄筋10aを配
筋し、補強鉄筋10aには、裏面にアンカー用のスタッドボルト11aと雌ネジ状インサ
ート金物12aが溶接されたベースプレート13aを水平姿勢に固定しておく。前記補強
鉄筋10aは、耐圧盤9の配筋時に、耐圧盤9の肉厚内に埋め込まれるように配筋してお
き、耐圧盤用のコンクリートを打設することにより、耐圧盤9内に定着される。
次いで、図3に示すように、耐圧盤9によりジャッキ14を介して上部荷重を支持した
状態で、既存杭3の杭頭部(耐圧盤9からフーチング2下面までの杭体部分)をワイヤー
ソー等で切断して撤去した後、方形状の下架台成型用型枠15aを耐圧盤9の上に組み立
て、型枠15a内に下架台用のコンクリート16aを打設する。
コンクリート16aが硬化したら、脱型後、図4に示すように、ベースプレート13a
の下方に形成された気泡や残存する隙間に無収縮モルタル17aを圧入し、下架台Aの構
築を完了する。露出させた既存のフーチング2には、下架台Aの構築と前後する適当な時
点で、下架台Aの四隅部と対向する位置に、上下方向に貫通した4本の貫通孔18を掘削
形成しておく。貫通孔18は、直径75〜125mm程度の大きさであり、コアドリル等
を用いて削孔される。フーチング2と床スラブ4との間に、十分な作業スペースがある場
合、貫通孔18はフーチング2のみに掘削形成されるが、十分な作業スペースが無い場合
や、フーチング2と床スラブ4との間に増打コンクリートがある場合には、図4に示すよ
うに、床スラブ4の上からフーチング2を貫通する状態に削孔することになる。
次いで、図5に示すように、下架台Aの上に方形状の上架台成型用型枠15bを組み立
て、型枠15b内には、裏面にアンカー用のスタッドボルト11bと雌ネジ状インサート
金物12bが溶接されたベースプレート13bを設置し、補強鉄筋10bの配筋後、上架
台B用のコンクリート16bを打設する。コンクリート16bが硬化したら、脱型後、フ
ーチング2の上方から(図示の例では、床スラブ4の上方から)貫通孔18に定着用鉄筋
19を挿入して、それらの下端と上架台Bの四隅に起立した補強鉄筋10bの上端とを、
ガス圧接、ネジ式カプラー、圧着式カプラー等の接合方式により連結する。
しかる後、図6に示すように、上架台Bを定着用鉄筋19ごとフーチング2下の所定高
さ位置(フーチング2の下面と近接する位置)まで持ち上げる。この持ち上げは、定着用
鉄筋19の上端側を適当な工具で挟んでフーチング上方から吊り上げることにより行って
もよく、ジャッキ等を用いて下から押し上げることにより行ってもよい。何れにしても、
上架台Bを所定高さ位置まで持ち上げたとき、下架台Aと上架台Bの間に仮受け具20を
介装して、上架台Bの高さと水平を維持するように構成することが望ましい。この状態で
、フーチング2の下面と上架台Bのコンクリート上面との隙間に無収縮モルタル17bを
圧入し、次いで、フーチング2の上方からの作業又は床スラブ4の上方からの作業によっ
て、貫通孔18内にグラウト材21を充填し、定着用鉄筋19をフーチング2に定着した
後、仮受け具20を撤去する。
これにより、図7に示すように、上架台Bがフーチング2下面と一体化された状態に構
築されることになる。しかる後、図8に示すように、下架台Aと上架台Bとの間に免震装
置Cを設置すると共に、ジャッキ14を撤去することにより、既存建物1を免震化するこ
とになる。22は免震装置Cを下架台Aと上架台Bに固定するボルトであり、ベースプレ
ート13a、13bの雌ネジ状インサート金物12a、12bにねじ込まれている。
尚、免震装置Cとしては、積層ゴム系免震装置が使用されているが、これに限定されな
い。下架台Aと上架台Bは、平面視において、同一大の正方形状であり、図9に示すよう
に、四隅部だけが周囲4本の既存杭3と平面的にラップするような配置関係に構築されて
いるが、下架台Aの四隅の主筋が既存杭3に干渉する場合は、図10に示すように、少な
くとも下架台Aは平面視において45度回転させた状態に構築される。また、図11に示
すように、免震支承芯直下に既存杭3がある場合は、下架台A及び上架台Bを、杭径より
大きくし、下架台A及び上架台Bの中央部に既存杭3が来るように構築される。
上記の構成によれば、免震装置の上側に配置する上架台Bを既存のフーチング2の下面
に、後施工アンカーを用いずに取り付けることができ、後施工アンカーのように、既存建
物における躯体コンクリートの劣化程度、耐力のバラツキによる大きな影響を受けること
がないので、信頼性の高い取付けが可能である。
しかも、上架台Bをフーチング2の下面から離れた位置で成型し、貫通孔18に挿入し
た定着用鉄筋19と上架台Bの補強鉄筋10bを連結した後、上架台Bを定着用鉄筋19
ごとフーチング2下の所定高さ位置まで持ち上げるようにしたので、低位置で、或いは、
広い場所で、上架台Bの成型を行うことが可能であり、フーチング2の貫通孔18に挿入
した定着用鉄筋19と上架台Bの連結も低い位置で行え、施工性が良い。
殊に、下架台Aの上に上架台成型用型枠15bを組み立て、型枠15b内に配筋及びコ
ンクリート16b打設を行って、上架台Bを成型し、貫通孔18に挿入した定着用鉄筋1
9と上架台Bの補強鉄筋10bを連結した後、上架台Bを定着用鉄筋19ごとフーチング
2下の所定高さ位置まで持ち上げるようにしたので、フーチング2下の限られた作業スペ
ース内で、上架台Bの補強鉄筋10bの配筋やコンクリート16bの打設を行うにも拘わ
らず、これらの作業を下向き作業として行うことが可能であり、施工性が良い。
図12は、本発明の他の実施形態を示す。この実施形態は、別の場所で成型したプレキ
ャストコンクリート製の上架台Bを下架台Aの上に搬入し、貫通孔18に挿入した定着用
鉄筋19と上架台Bの補強鉄筋10bを連結した後、上架台Bを定着用鉄筋19ごとフー
チング2下の所定高さ位置まで持ち上げるようにした点に特徴がある。
尚、上架台Bの四隅に位置する補強鉄筋10bと貫通孔18に挿入した定着用鉄筋19
の連結は、ガス圧接等によって行うようにしてもよいが、図示の実施形態では、現場での
連結作業を簡略化するために、上架台Bのコンクリート16bに、ネジ式カプラー23を
埋設しておく一方、定着用鉄筋19として、ネジ節鉄筋を用いるか、或いは、下端部にネ
ジ切り加工した異形鉄筋を用い、貫通孔18に挿入した定着用鉄筋19を、ネジ式カプラ
ー23にねじ込んで、連結を行うようにしている。
この構成によれば、別の場所で成型したプレキャストコンクリート製の上架台Bを下架
台Aの上に搬入し、貫通孔18に挿入した定着用鉄筋19と上架台Bの補強鉄筋10bを
連結した後、上架台Bを定着用鉄筋19ごとフーチング2下の所定高さ位置まで持ち上げ
るようにしたので、フーチング2下の限られた作業スペース内での配筋やコンクリート打
設の現場作業が大幅に省略されることになり、一層施工性が良い。その他の構成や作用は
先の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
A 下架台
B 上架台
C 免震装置
1 既存建物
2 フーチング
3 既存杭
4 床スラブ
5 基礎梁
6 掘削底
7 割栗石
8 捨てコンクリート
9 耐圧盤
10a、10b 補強鉄筋
11a、11b スタッドボルト
12a、12b 雌ネジ状インサート金物
13a、13b ベースプレート
14 ジャッキ
15a 下架台成型用型枠
15b 上架台成型用型枠
16a、16b コンクリート
17a、17b 無収縮モルタル
18 貫通孔
19 定着用鉄筋
20 仮受け具
21 グラウト材
22 ボルト
23 ネジ式カプラー

Claims (3)

  1. 既存建物の下方を掘削してフーチング及び既存杭を露出させ、掘削底に築造した耐圧盤
    によりジャッキを介して上部荷重を支持した状態で、既存杭の杭頭部を撤去し、しかる後
    、耐圧盤の上面に設けた下架台とフーチングの下面に設けた上架台との間に免震装置を設
    置することにより、既存建物を免震化する既存建物の免震化工法であって、上架台をフー
    チングの下面から離れた位置で成型する一方、フーチングには上下方向に貫通した複数本
    の貫通孔を掘削し、貫通孔に挿入した定着用鉄筋と上架台の補強鉄筋を連結した後、上架
    台を定着用鉄筋ごとフーチング下の所定高さ位置まで持ち上げ、この状態で貫通孔内にグ
    ラウト材を充填して、定着用鉄筋をフーチングに定着することにより、上架台をフーチン
    グ下面と一体化された状態に構築することを特徴とする既存建物の免震化工法。
  2. 下架台の上に上架台成型用型枠を組み立て、型枠内に配筋及びコンクリート打設を行っ
    て、上架台を成型し、貫通孔に挿入した定着用鉄筋と上架台の補強鉄筋を連結した後、上
    架台を定着用鉄筋ごとフーチング下の所定高さ位置まで持ち上げるようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の既存建物の免震化工法。
  3. 別の場所で成型したプレキャストコンクリート製の上架台を下架台の上に搬入し、貫通
    孔に挿入した定着用鉄筋と上架台の補強鉄筋を連結した後、上架台を定着用鉄筋ごとフー
    チング下の所定高さ位置まで持ち上げるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の既
    存建物の免震化工法。
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