JP2010126900A - 免震装置の取付工法 - Google Patents

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拓 三宅
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Abstract

【課題】仮設のサポートを必要とせず、連続壁杭の上部に免震装置を設置する。
【解決手段】擁壁構築工程で建物12の外周に山留壁40を打設し、連続壁杭16が露出する深さまで擁壁30を構築しながら、擁壁30の上端部に建物12の外壁12Sを囲むスラブ36を構築する。次に、耐圧版構築工程で連続壁杭16の壁面へ部分的に開口部を形成し、開口部から連続壁杭16の内側の土砂を撤去しながら、順次、建物12の基礎版14の下に耐圧版32を構築する。次に、免震装置取付工程で開口部によって切り残された下部壁面と耐圧版32、及び上部壁面と基礎版14にアンカーを取り付けて配筋し、下部プレート52と上部プレート54をコンクリートで一体化する。下部プレート52と上部プレート54の間に免震装置42を配置して固定した後、切断工程で建物12を支持する残りの連続壁杭16を切断する。
【選択図】図10

Description

本発明は、連続壁杭で支持された既存の構造物を免震化する免震装置の取付工法に関する。
免震化されていない既存の構造物を建て替えずに免震化する、免震装置の取付工法が求められているところ、図11に示す取付工法が提案されている(特許文献1)。
即ち、特許文献1の取付工法は、図11(A)に示すように、先ず、構造物82の躯体側壁82bを囲んで山留壁88を埋設し、山留壁88と躯体側壁82bの間の土を掘削してドライエリア90を形成する。次に、躯体下部82aの下部の土を掘削してドライエリア90と連続する地下空間92を形成し、地下空間92の山留壁88側の地盤に新設の支持杭94を埋設する。
次いで、図11(B)に示すように、ドライエリア90の下部に支持杭94の上部と一体にフーチング96を形成し、躯体側壁82bを囲むように山留壁88に沿ってフーチング96から擁壁98を立ち上げる。次に、地下空間92の地下地盤上にフーチング96と一体化した耐圧版100を形成してピット102を構築する。そして、耐圧版100の上面と躯体下部82aとの間に免震装置104を設置する。免震装置104の設置後、支持杭86の杭頭部を切断して躯体下部82aと支持杭86の縁を切る。これにより、既存の構造物82を免震化できる。
しかし、特許文献1の取付工法では、従来、支持杭86で受けていた構造物82の荷重を、免震装置104を介して耐圧版100が受けることとなり、耐圧版100に大きな強度が求められるという問題がある。
そこで、新たな耐圧版の構築を必要としない工法として、基礎梁の位置に免震装置を取り付ける取付工法が提案されている(特許文献2)。
即ち、特許文献2の取付工法は、図12(A)に示すように、先ず、建物141の外周部を基礎梁142が露出する深さまで掘削し、建物141の周囲に擁壁156を構築する。次に、柱144の近くの基礎梁142の上部(床スラブ148の下)に、上部補強部材152を取付ける。また、柱144と柱144の全範囲に渡り、基礎梁142の下部(既存の耐圧版143の上)に下部補強部材153を取付ける。更に、外壁の外側の床スラブ148の位置に上部増設部材154を、耐圧版143の上に下部補強部材153を取付ける(図12(B))。
次に、基礎梁142の上部補強部材152と下部補強部材153に挟まれた範囲(斜線で示す範囲)を、免震装置の取付孔としてくり抜く(図12(C))。そして、くり抜かれた取付孔に免震装置150を取付ける(図12(D))。同様の手順で、基礎梁142の全周に渡り、上部補強部材152と下部補強部材153で補強した後、取付孔を開けて免震装置150を取り付ける。また、上部増設部材154と下部補強部材153の間にも免震装置150を取り付ける(図12(D))。
最後に、図13に示すように、残された基礎梁142と柱144を横方向に切断し、建物141の重量を免震装置150に受け替える。これにより、基礎梁142の位置で建物141の免震化ができる。
しかし、特許文献2の取付工法は、切断された柱144に加えられている鉛直荷重を、切断部より上部の基礎梁142で一旦受けて、免震装置150を介して切断部より下部の基礎梁142に伝達する構成であり、柱144からの鉛直荷重の伝達部材として設計されていない基礎梁142に、大きな強度が求められるという問題がある。
そこで、免震装置を取り付けた後も、免震装置を介して鉛直荷重の伝達部材が継続して構造物の荷重を支持する取付工法が提案されている(特許文献3)。
即ち、特許文献3の取付工法は、図14に示すように、既存の構造物112の基礎114を支持する杭116の近くに仮設のサポート(ジャッキ)118を立て、架設フレーム122、124を介してジャッキ118が、基礎114を支持した状態で杭116を切断する。そして、杭116の頭部に支柱126を形成し、支柱126と基礎114の間に免震装置120を取り付けた後、ジャッキ118を取り外す。これにより、杭116が免震装置120を介して、再び構造物112の荷重を負担する。
しかし、特許文献3の杭116は単独杭であり、杭116の周囲にジャッキ118を取り付けることが可能である。一方、連続壁杭は杭が壁状に連続しているため、ジャッキ118の構築、及びジャッキ118による一時的な構造物の支持が困難である。
そこで、仮設のサポートを必要としないで免震化する取付工法が提案されている(特許文献4)。
即ち、特許文献4の取付工法は、図15に示すように、構造物の基礎132を支持する大径の杭134の中央部をくり抜き、残された周囲の杭材138で構造物を支持させ、くり抜いた杭134の内部に免震装置136を取付ける。その後、残された杭材138を切断する。即ち、免震装置136の取付けが終わるまで、残された杭材138が継続して構造物の基礎132を支持するため、仮設のサポートを必要としない。
しかし、特許文献4の取付工法は、杭134の外径が免震装置136の外径より、十分大きいことが前提となる。連続壁杭の壁厚は免震装置の外径より小さく、適用できない。
特許第3534928号公報 特許第3177590号公報 特許第2819008号公報 特許第3586835号公報
本発明は、上記事実に鑑み、仮設のサポートを必要とせず、連続壁杭の上部に免震装置を設置することを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る免震装置の取付工法は、連続壁杭で支持された構造物の外周に山留壁を打設し、逆打工法で前記連続壁杭が露出する深さまで擁壁を構築しながら、前記擁壁の上端部に前記構造物の外壁と所定の隙間をあけて、前記構造物の外壁を囲むスラブを構築する工程の後、前記連続壁杭の壁面へ部分的に開口部を形成し、前記開口部から前記連続壁杭の内側の土砂を撤去しながら、順次前記構造物の基礎版の下に耐圧版を構築する工程を行い、次に、前記開口部又は前記連続壁杭の壁面に新たに形成された開口部によって切り残された、前記連続壁杭の下部壁面と上部壁面との間に免震装置を取り付ける工程を行い、次に、前記構造物を支持する残りの前記連続壁杭を切断する工程を行うことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、構造物の外周に山留壁を打設し、連続壁杭が露出する深さまで擁壁を構築しながら、擁壁の上端部に構造物の外壁を囲むスラブを構築する(擁壁構築工程)。次に、連続壁杭の壁面へ部分的に開口部を形成し、開口部から連続壁杭の内側の土砂を撤去しながら、順次構造物の基礎版の下に耐圧版を構築する(耐圧版構築工程)。次に、開口部によって切り残された、下部壁面と上部壁面に免震装置を取り付け(免震装置取付工程)、構造物を支持する残りの連続壁杭を切断する(切断工程)。
即ち、連続壁杭は、一般に十分な安全率を確保して構築されているため、開口部の位置と面積を適正に設計することにより、部分的に開口部を設けても構造物を継続して支持できる。この結果、新たに仮設サポートを構築することなく、連続壁杭に免震装置を取り付けることができる。
また、免震装置は、開口部によって切り残された、連続壁杭の下部壁面と上部壁面との間に取り付けられるため、取り付け後は、連続壁杭が免震装置を介して継続して構造物を支持する。これにより、耐圧版に大きな強度が求められることはない。
また、擁壁の上端部には、構造物の外壁と所定の隙間をあけて、構造物の外壁を囲むスラブが設けられている。これにより、万一、作業時に地震等が発生しても、スラブが構造物の傾斜を抑制し作業の安全性が確保される。
これらから、低コストで既存の構造物の免震化が可能となる。また、免震化のために構造物を建て替える必要がないので、資源の有効活用につながる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の免震装置の取付工法において、前記免震装置取付工程は、前記下部壁面と前記耐圧版にアンカーを取り付けて配筋し、キャップ形状の下部プレートで囲み、前記下部プレートと前記下部壁面及び前記耐圧版をコンクリートで一体化し、前記上部壁面と前記基礎版にアンカーを取り付けて配筋し、キャップ形状の上部プレートで囲み、前記上部プレートと前記上部壁面及び前記基礎版をコンクリートで一体化し、前記下部プレートと前記上部プレートの間に前記免震装置を配置し、前記下部プレート及び前記上部プレートに接合した固定手段で前記免震装置を固定することを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、免震装置取付工程は、下部壁面と耐圧版にアンカーを取り付けて配筋し、下部プレートと下部壁面及び耐圧版をコンクリートで一体化し、同様に、上部壁面と基礎版にアンカーを取り付けて配筋し、上部プレートと上部壁面及び基礎版をコンクリートで一体化する。そして、下部プレートと上部プレートの間に免震装置を配置して固定する。
これにより、下部プレートと下部壁面及び耐圧版の一体化が図れる。また、上部プレートと上部壁面及び基礎版の一体化が図れる。この結果、免震装置の取り付け作業が容易となる。
また、下部プレートと上部プレートはキャップ形状とされ、連続壁杭の下部壁面及び上部壁面を覆っている。これにより、切断部より上部の連続壁杭が受ける鉛直荷重を、免震装置を介して切断部より下部の連続壁杭に伝達できる。
また、下部プレートと下部壁面及び耐圧版、及び上部プレートと上部壁面及び基礎版が、それぞれコンクリートで一体化されている。これにより、下部プレートと下部壁面及び耐圧版の接合強度、及び上部プレートと基礎版及び上部壁面との接合強度を確保できる。
本発明の免震装置の取付工法は、上記構成としてあるので仮設のサポートを必要とせず、連続壁杭の上部に免震装置を設置できる。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る免震装置の取付工法は、連続壁杭16で支持された、既築の建物12を建物12ごと免震化する工法である。
建物12の下部、建物12の基礎版14、及び建物12を支持する連続壁杭16は、建物12が建てられた地盤18に埋め込まれ、連続壁杭16の先端16Eは、地盤18の下にある建物12を支持する支持層20に根入れされている。
ここに、連続壁杭16は、図2のX−X断面に示すように、建物12の柱や梁の位置に対応させて壁状に連続して形成された構成である。連続壁杭16の厚さはTで、格子状に配置され、十分な安全率を確保した構成とされている。なお、連続壁杭16で囲まれた壁の内部Sには、土砂が埋め戻されている。
既築の建物12を免震化するには、連続壁杭16の所定の位置に取付部を設けて免震装置を固定し、免震装置が建物12を支持した状態で、残りの連続壁杭16を切断し、切断位置より上にある建物12を免震装置で支持する手順となる。以下にこの手順を詳細に説明する。
先ず、図3に示すように、擁壁構築工程で建物12の外周に山留壁40を深さH1で打設し、建物12の外壁12Sと山留壁40の間の地盤18を掘削する。掘削深さH2は、連続壁杭16の一部が露出され、露出された連続壁杭16の上部に免震装置を取り付けるのに必要な深さとされている。
掘削された建物12の外壁12Sと山留壁40の間には、逆打工法で擁壁30が構築される。このとき、擁壁30の上端部には、建物12の外壁12Sを囲むスラブ36が構築される。
スラブ36は、建物12の外壁12Sと所定の隙間をあけて、建物12の外壁を囲んで設けられている。これにより、万一、作業時に地震が発生しても、スラブが建物12の傾斜を抑制し作業の安全性が確保される。擁壁30と建物12の外壁12Sとの間にはドライエリア22が設けられ、以後の作業に利用される。
次に、図4、5に示すように、耐圧版構築工程で、基礎版14の下方に耐圧版32を構築する。先ず、連続壁杭16の壁面へ部分的に開口部38を形成する。開口部38は、後述する免震装置を取り付けるための取付部であるが、免震装置を取り付ける前に、この開口部38からドライエリア22を経由して、連続壁杭16で囲まれた壁の内部Sの土砂を撤去する。連続壁杭16は格子状とされ、内部Sは壁で閉じられているため、順次、手前の連続壁杭16から開口部38を開けながら、内側Sの土砂を深さH2まで撤去してゆき、基礎版14の底面14Sと平行な地盤面18Cを形成する。
これにより、基礎版14の底面14Sと掘削された地盤面18Cの間にドライエリア22と連続する地下の作業空間24が形成される。その後、この作業空間24に耐圧版32を構築する。
このとき、擁壁30の下部が完成する前に、建物12の周囲を囲んで地盤面18Cに杭26を埋め込み、杭26の頭部にフーチング28を形成する。そして、作業空間24の地盤面18C上に、フーチング28及び杭26と一体化した耐圧版32を形成する。これによりピット34が構築される。
次に、図6、7に示すように、ピット34において、免震装置取付工程で、耐圧版32が設けられた連続壁杭16の、開口部38によって切り残された下部壁面44と上部壁面46に、免震装置42を取り付ける。なお、免震装置42は、積層ゴム、滑り支承、各種ダンパー等の種類を問わず、取り付けることができる。
先ず、開口部38から下部壁面44の上面に頭付アンカー50Dを打設する。耐圧版32の表面にも下部壁面44に沿ってアンカー48Dを打設し、それぞれに配筋する。同様に、開口部38から上部壁面46の下面に頭付アンカー50Uを打設する。基礎版14の底面14Sにも上部壁面46に沿ってアンカー48Uを打設し、それぞれに配筋する。
次に、キャップ状に形成された鋼板製の下部プレート52で、配筋された下部壁面44を囲み、下部プレート52、下部壁面44、及び耐圧版32で囲まれた空間に膨張性のコンクリート60を、注入口(図示せず)から圧入する。これにより、下部プレート52、下部壁面44、及び耐圧版32が膨張性のコンクリート60で一体化される。
同様に、キャップ状に形成された鋼板製の上部プレート54で、配筋された上部壁面46を囲み、上部プレート54、上部壁面46、及び基礎版14で囲まれた空間に膨張性のコンクリート60を、注入口(図示せず)から圧入する。これにより、上部プレート54、上部壁面46、及び基礎版14が膨張性のコンクリート60で一体化される。
この結果、既存の連続壁杭16に、免震装置の取付台となる下部プレート52及び上部プレート54の取付けが完成する。このとき、下部プレート52は、下部壁面44と耐圧版32にアンカー50D、48Dを利用して固定されるので、連続壁杭16の鉄筋を切断して開口部38を設けたことによる耐力低下を補い、十分な免震装置の取付強度を得ることができる。上部プレート54も、上部壁面46と基礎版14にアンカー50U、48Uを利用して固定されるので、同様に、十分な免震装置の取付強度を確保できる。
このとき、下部プレート52の免震装置42の固定面52Fと、上部プレート54の免震装置42の固定面54Fとの間の距離H3は、免震装置42の高さH3と等しくされている。また、固定面52Fと固定面54Fには、予め免震装置42の固定用の袋ナット56が埋め込まれている。
そして、図8に示すように、膨張性のコンクリート60の強度発現後、免震装置42を固定面52Fと固定面54Fの間に挿入し、袋ナット56を利用して、アンカーボルト58で固定する。これで免震装置42の1つの取り付け作業が終了する。
上記の手順を繰り返して、連続壁杭16の全ての壁面に開口部38を設けて、免震装置42を取り付ける。
免震装置42の全ての取り付けが終了した後に、図9に示すように、切断工程で、免震装置42が取り付けられた開口部38と、同じく免震装置42が取り付けられた開口部38の間の連続壁杭16を、開口部38の側壁位置で横方向に切断する。切断部に形成される溝60の幅dは、地震で免震装置42が上下方向に伸縮した時に、溝60の上下面が互いが接触しない寸法とされている。
これにより、図10に示すように、免震装置42の取り付けが完成した状態では、溝60より上部の鉛直荷重を、免震装置42が一旦受け、次いで免震装置42に加えられた鉛直荷重を、溝60より下部の連続壁杭16が受ける。即ち、連続壁杭16が免震装置42を介して継続して建物12を支持するため、耐圧版32に大きな強度が求められることはない。
また、連続壁杭16は、十分な安全率を確保して構築されているため、開口部38の位置と面積を適正に設計することにより、部分的に開口部38を設けても、開口部38が設けられていない連続壁杭16が建物12を継続して支持できるため、仮設サポートを構築することなく、連続壁杭16に免震装置42を取り付けることができる。
この結果、低コストで既存の建物12の免震化が可能となる。また、免震化のために建物12を建て替える必要がないので、資源の有効活用につながる。
本発明の実施の形態に係る免震装置取付工法の施工前の建物の構造を示す図である。 本発明の実施の形態に係る免震装置取付工法の連続壁杭の構造を示す図である。 本発明の実施の形態に係る免震装置取付工法の擁壁構築工程を示す図である。 本発明の実施の形態に係る免震装置取付工法の擁壁構築工程を示す図である。 本発明の実施の形態に係る免震装置取付工法の耐圧版構築工程を示す図である。 本発明の実施の形態に係る免震装置取付工法の耐圧版構築工程を示す図である。 本発明の実施の形態に係る免震装置取付工法の免震装置取付工程を示す図である。 本発明の実施の形態に係る免震装置取付工法の免震装置取付工程を示す図である。 本発明の実施の形態に係る免震装置取付工法の切断工程を示す図である。 本発明の実施の形態に係る免震装置取付工法の完成状態を示す図である。 従来例の免震装置取付工法を示す図である。 従来例の免震装置取付工法を示す図である。 従来例の免震装置取付工法を示す図である。 従来例の免震装置取付工法を示す図である。 従来例の免震装置取付工法を示す図である。
符号の説明
12 建物(構造物)
14 基礎版
16 連続壁杭
18 地盤
30 擁壁
32 耐圧板
36 スラブ
38 開口部
40 山留壁
42 免震装置
44 下部壁面
46 上部壁面
48 アンカー
50 アンカー
52 下部プレート
54 上部プレート
56 袋ナット(固定手段)
58 アンカーボルト(固定手段)
60 膨張性コンクリート(コンクリート)

Claims (2)

  1. 連続壁杭で支持された構造物の外周に山留壁を打設し、逆打工法で前記連続壁杭が露出する深さまで擁壁を構築しながら、前記擁壁の上端部に前記構造物の外壁と所定の隙間をあけて、前記構造物の外壁を囲むスラブを構築する工程の後、
    前記連続壁杭の壁面へ部分的に開口部を形成し、前記開口部から前記連続壁杭の内側の土砂を撤去しながら、順次前記構造物の基礎版の下に耐圧版を構築する工程を行い、
    次に、前記開口部又は前記連続壁杭の壁面に新たに形成された開口部によって切り残された、前記連続壁杭の下部壁面と上部壁面との間に免震装置を取り付ける工程を行い、
    次に、前記構造物を支持する残りの前記連続壁杭を切断する工程を行う、
    免震装置の取付工法。
  2. 前記免震装置取付工程は、
    前記下部壁面と前記耐圧版にアンカーを取り付けて配筋し、キャップ形状の下部プレートで囲み、前記下部プレートと前記下部壁面及び前記耐圧版をコンクリートで一体化し、
    前記上部壁面と前記基礎版にアンカーを取り付けて配筋し、キャップ形状の上部プレートで囲み、前記上部プレートと前記上部壁面及び前記基礎版をコンクリートで一体化し、
    前記下部プレートと前記上部プレートの間に前記免震装置を配置し、
    前記下部プレート及び前記上部プレートに接合した固定手段で前記免震装置を固定する請求項1に記載の免震装置の取付工法。
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