JP5746270B2 - 穴あけ加工を行う工作機械の数値制御装置 - Google Patents

穴あけ加工を行う工作機械の数値制御装置 Download PDF

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Description

本発明は工作機械の数値制御装置に関し、特に穴あけ加工を行う工作機械の数値制御装置に関する。
被加工物に穴をあける穴あけ加工を行うために、被加工物と工具との間に相対的な回転運動及び送り運動を行わせて穴あけ加工を行う穴あけ加工装置が知られている。従来の穴あけ加工では、送り運動の送り速度及び回転運動の回転速度は、予め指定した一定の送り速度及び主軸の回転速度で行われていたため、工具が被加工物に接触する時に大きな負荷を受けてしまい、それにより、工具の寿命や真直度性に影響を与えるおそれがあった。
穴あけ加工における工具の速度制御に関する先行技術として、以下の特許文献に開示された技術がある。
特許文献1には、被加工物の加工領域を加工順にくいつき部、深部、貫通部と規定して、一定の切り込み量の切削を繰り返して行う工程において、工具の切削送り速度を、深部、くいつき部、貫通部の順に高くなるように設定し、工具の回転速度を、くいつき部及び深部における回転速度よりも、貫通部における回転速度の方が低くなるように設定するといったように、規定した領域の加工開始時にあらかじめ設定した送り速度と主軸回転速度に変更する技術が開示されている。
特許文献2には、深穴加工における切削軸の送り速度を、所定の間隔ごとに一時的に応力除去送り速度に低下させることによって、切削工具にかかる応力が減少またはゼロに解放されて、この間に、切削工具の曲がった姿勢が自己の弾性により元の状態に復元する技術が開示されている。
特許文献3には、脆性材に穴を貫通させる方法において、脆性材内部で貫通点より一定距離離れた特定点に工具の先端が到達したときから貫通点を抜けるまでは、工具を低速に切り替えて前進させることで、脆性材の後面に欠けが発生しないようにする技術が開示されている。
特許文献4には、設定領域に対して送り速度や主軸回転速度の比率をオーバーライドにより変化させる技術が開示されている。
特許文献5には、予め下穴が形成されている工作対象物に対し、主軸によって回転しているタップ工具を挿入離脱しながら、工作対象物に所定の深さ及び径による穴を形成するタップ穴形成加工において、切削に必要なトルクを計算し、回転角加速度を適切に制御することで、主軸モータのトルクを十分に活用させて作業効率を向上させる技術が開示されている。
特許文献6には、異なる材質の材料により形成されていることで区分される複数の形成領域を有する被加工物に穴を形成する際に、工具に作用する負荷トルクによって材質の変化を判別して、異なる材質ごとに自動で送り速度及び主軸速度を制御する技術が開示されている。
特許第3934237号公報 特開平5−50311号公報 特開2002−120219号公報 特許第3856917号公報 特許第4014485号公報 特開2012−16793号公報
特許文献1に開示されている技術は、くいつき部、深部、貫通部に応じて送り速度と主軸回転速度を切り換える技術ではあるが、いずれも被加工物に接触した後の送り速度及び主軸回転速度であり、切り込み開始前には規定の速度に達していて、切削中に適切な加速が行われないおそれがある。
特許文献2に開示されている技術は、送り速度を所定の間隔ごとに低下させてはいるが、目的が工具に係る応力を減少またはゼロにして、切削工具の曲がった姿勢を復元することとされている。また、主軸回転速度に対する制御については行われていないため、工具への負荷が低減しきれない可能性がある。
特許文献3に開示されている技術は、脆性材内部の特定点において工具の送り速度を低速に切り替えているが、特定点のいずれも被加工物である脆性材内部の送り速度であり、切り込み開始前には規定の速度に達していて、切削中に適切な加速が行われないおそれがある。また、主軸回転速度に対する制御については行われていないため、工具への負荷が低減しきれない可能性がある。
特許文献4に開示されている技術は、加工材料内部に領域を設け、領域ごとに送り速度や主軸回転速度を制御するものではあるが、いずれも被加工物に接触した後の送り速度及び主軸回転速度であり、穴あけ加工時の被加工物への接触時の工具への負荷を軽減させることは難しい。
特許文献5に開示されている技術は、あらかじめ下穴を形成している工作対象物に対してのタップ穴あけ加工を目的としたものであるため、加工前に下穴がすでに形成されていることが前提となっており、加工の目的としてもタップ穴あけであって、穴のネジの溝を形成することであるため、穴あけ加工時の被加工物への接触時の工具への負荷を軽減させることは困難である。
特許文献6に開示されている技術は、被加工物に接触した際の負荷トルクを検知して加工速度を変更するようにしており、いずれも被加工物に接触した後の送り速度や主軸回転速度を変更しているものである。そのため、穴あけ加工時の被加工物への接触時の工具への負荷を軽減させることは難しい。
そこで本発明は、穴あけ加工を行う工作機械において、被加工物に接触する前後の任意の領域で、工具を移動させる軸の送り速度と工具を回転駆動させる主軸の回転速度を、領域内の工具位置に合わせて、各々最適な任意の速度比で加速させることで、被加工物への接触時の切り込み開始時の工具への負荷を軽減可能として、工具寿命の延命や、工具の高い真直性の維持が可能な工作機械の数値制御装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る発明では、回転工具を移動させる送り軸および前記回転工具を回転駆動させる主軸を有し、前記回転工具で被加工物に穴を形成する穴あけ加工を行う工作機械の数値制御装置において、前記被加工物と前記回転工具とが最初に接触する接触位置を含み、前記回転工具の加工方向で前記接触位置の前後に任意領域を設定する任意領域設定手段と、前記回転工具を移動させる前記送り軸の現在位置を更新する手段と、前記回転工具の前記現在位置が前記任意領域内にあるとき、前記送り軸の送り速度および前記主軸の主軸回転速度を、前記回転工具の前記現在位置に応じて加速させる速度変更手段と、を有することを特徴とする数値制御装置が提供される。
すなわち、請求項1に係る発明では、回転工具と被加工物が接触する位置を含み、回転工具の加工方向で接触位置の前後に任意領域を設定し、任意領域内においては、回転工具の送り速度と主軸回転速度を現在位置に応じて加速することによって、回転工具と被加工物が接触する際の回転工具の送り速度と主軸回転速度を適切に制御することが可能となり、穴あけ加工時の被加工物への接触時の工具への負荷を軽減させることが可能となる。
本願の請求項2に係る発明では、穴あけ加工の終了位置である穴底位置、穴あけ加工指令開始位置、前記任意領域の終了位置以降の穴あけ加工中の穴あけ送り速度となる基準送り速度前記任意領域の終了位置以降の穴あけ加工中の穴あけ主軸回転速度となる基準主軸回転速度、前記任意領域の開始位置、前記任意領域の終了位置、前記穴あけ加工指令開始位置から前記任意領域の開始位置までの前記送り軸の送り速度より前記基準送り速度が大きくなるように規定された任意送り速度比、前記穴あけ加工指令開始位置から前記任意領域の開始位置までの前記主軸の主軸回転速度より前記基準主軸回転速度が大きくなるように規定された任意主軸回転速度比を指令する指令手段と、前記任意領域内において、前記任意送り速度比から前記回転工具の前記現在位置における前記送り軸の送り速度比を算出し、前記任意主軸回転速度比から前記主軸の主軸回転速度比を算出する速度比算出手段とを有し、前記速度変更手段は、前記送り速度比および前記主軸回転速度比から前記現在位置における前記送り速度および前記主軸回転速度を算出することを特徴とする請求項1記載の数値制御装置が提供される。
すなわち、請求項2に係る発明では、任意領域内において回転工具の現在位置における送り速度比および主軸回転速度比から現在位置における送り速度および主軸回転速度を算出することによって、回転工具と被加工物が接触する際の回転工具の送り速度と主軸回転速度を適切に制御することが可能となり、穴あけ加工時の被加工物への接触時の工具への負荷を軽減させることが可能となる。
本願の請求項3に係る発明では、前記指令手段は、更に前記任意領域内における前記回転工具と前記被加工物とが最初に接触する接触位置、前記接触位置における前記送り軸の送り速度が前記基準送り速度より小さくかつ前記穴あけ加工指令開始位置から前記任意領域の開始位置までの前記送り軸の送り速度より大きくなるように規定された接触位置送り速度比、前記接触位置における前記主軸の主軸回転速度が前記基準主軸回転速度より小さくかつ前記穴あけ加工指令開始位置から前記任意領域開始位置までの前記主軸の主軸回転速度より大きくなるように規定された接触位置主軸回転速度比を指令し、前記速度比算出手段は、前記任意領域の開始位置から前記接触位置までの前記現在位置において、前記任意送り速度比及び前記接触位置送り速度比から第1送り速度比を算出し、前記任意主軸回転速度比及び前記接触位置主軸回転速度比から第1主軸回転速度比を算出し、前記接触位置から前記任意領域の終了位置までの前記現在位置において、前記接触位置送り速度比から第2送り速度比を算出し、前記接触位置主軸回転速度比から第2主軸回転速度比を算出し、前記速度変更手段は、前記任意領域の開始位置から前記接触位置までの前記現在位置において、前記第1送り速度比および前記第1主軸回転速度比から前記現在位置の前記送り速度および前記主軸回転速度、および前記接触位置から前記任意領域の終了位置までの前記現在位置において、前記第2送り速度比および前記第2主軸回転速度比から前記現在位置の前記送り速度および前記主軸回転速度を算出することを特徴とする請求項2記載の数値制御装置が提供される。
すなわち、請求項3に係る発明では、任意領域内を、任意領域の開始位置から接触位置までと、接触位置から任意領域の終了位置までに分け、それぞれの領域において送り速度比および主軸回転速度比から現在位置における送り速度および主軸回転速度を算出することによって、回転工具の送り速度と主軸回転速度をより適切に制御することができ、特に回転工具と被加工物が接触する際の回転工具の送り速度と主軸回転速度を適切に制御することが可能となり、穴あけ加工時の被加工物の接触時の工具への負荷を軽減させることが可能となる。
本願の請求項4に係る発明では、前記任意送り速度比と前記任意主軸回転速度比の少なくとも一方の指令が省略された場合、前記速度比算出手段は、前記穴あけ加工指令開始位置の直前までに指令されている設定送り速度と前記基準送り速度、前記穴あけ加工指令開始位置の直前までに指令されている設定主軸回転速度と前記基準主軸回転速度により、前記任意送り速度比と前記任意主軸回転速度比を算出することを特徴とする請求項2又は3に記載の数値制御装置が提供される。
すなわち、請求項4に係る発明では、任意送り速度比と任意主軸回転速度比の少なくとも一方の指令が省略された場合であっても、穴あけ加工指令開始位置の直前までに指令されている設定送り速度や設定主軸回転速度から任意送り速度比と任意主軸回転速度比を算出することによって、速度比の指令が省略された場合であっても、回転工具の適切な送り速度及び主軸回転速度比を算出することが可能となる。
本発明により、穴あけ加工を行う工作機械において、被加工物に接触する前後の任意の領域で、工具を移動させる軸の送り速度と工具を回転駆動させる主軸の回転速度を、領域内の工具位置に合わせて、各々最適な任意の速度比で加速させることで、被加工物への接触時の切り込み開始時の工具への負荷を軽減可能として、工具寿命の延命や、工具の高い真直性の維持が可能な工作機械の数値制御装置を提供することができる。
本発明における回転工具を用いた被加工物の加工の様子を側面から見た模式図である。 第1の実施形態における回転工具を用いた被加工物の加工の様子を側面から見た模式図である。 第2の実施形態における回転工具を用いた被加工物の加工の様子を側面から見た模式図である。 本発明に係る穴あけ加工を実行する数値制御装置のブロック図である。 第1の実施形態における算出方法の流れを示すフローチャートである(その1)。 第1の実施形態における算出方法の流れを示すフローチャートである(その2)。 第2の実施形態における算出方法の流れを示すフローチャートである(その1)。 第2の実施形態における算出方法の流れを示すフローチャートである(その2)。 第2の実施形態における算出方法の流れを示すフローチャートである(その3)。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明における回転工具を用いた被加工物の加工の様子を側面から見た模式図である。図1(a)は、回転工具14が被加工物12に接触する前の状態を示しており、図1(b)は、回転工具14が接触位置16において被加工物12に接触した直後の状態を示している。図1(a)に示されているように、回転工具14は、被加工物12方向へ進む速度である所定の送り速度と、回転の速度である所定の主軸回転速度を有している。送り速度を有しているため、回転工具14は徐々に被加工物12に近づくこととなり、図1(b)のように被加工物12に接触することとなる。ここで、適切な加工を行うためには、特に接触位置の前後において、回転工具の送り速度と主軸回転速度を各々にとって最適な速度比に応じて滑らかに加速させる必要がある。
そこで、本実施形態においては、被加工物12と回転工具14とが最初に接触する接触位置を含み、回転工具14の加工方向で接触位置の前後に任意領域を設定し、任意領域内において回転工具14の現在位置における送り速度比及び主軸回転速度比を算出して、現在位置における送り速度及び主軸回転速度を算出するようにしている。以下詳細に説明する。
図2は、本実施形態における回転工具14を用いた被加工物12の加工の様子を側面から見た模式図である。図2(a)は、回転工具14が被加工物12に接触する前の状態を示しており、図2(b)は、回転工具14が被加工物12内を加工中の状態を示している。Rは穴あけ加工指令開始位置である基準位置、Iは任意領域開始位置、Jは任意領域終了位置である。任意領域開始位置Iと任意領域終了位置Jとの間に工具と被加工物の接触位置が含まれるように構成されており、両者の間で任意領域(A2)が形成されている。また、Zは穴あけ加工の終了位置となる穴底位置である。
まず、これらの穴底位置、穴あけ加工指令開始位置(基準位置)、任意領域開始位置、任意領域終了位置、穴あけ加工中の穴あけ主軸回転速度、穴あけ加工指令開始位置から任意領域開始位置までの穴あけ加工中の穴あけ送り速度に対する速度比である任意送り速度比、穴あけ加工指令開始位置から任意領域開始位置までの穴あけ加工中の穴あけ主軸回転速度に対する速度比である任意主軸回転速度比を指定する。任意領域は操作者が任意に定めることができるが、あらかじめ定数として定めておくこともできるし、被加工物12の厚み、硬さや材質、回転工具14の種類や大きさ等に応じて変更することもできる。指令方法の一例として、加工プログラム中で以下のようなフォーマットによる指令を行うことができる。
G83.9Z_R_F_S_I_J_L_Q_;(_:任意の数値)
上記フォーマットにおいて、G83.9は穴あけ加工指令コードである、Zは穴底位置、Rは穴あけ加工指令開始位置である基準位置、Fは穴あけ中の送り速度である基準送り速度、Sは穴あけ中の主軸回転速度である基準主軸回転速度、Iは任意領域開始位置、Jは任意領域終了位置、Lは基準位置Rから任意領域開始位置Iまでの基準送り速度Fに対する速度比、Qは基準位置Rから任意領域開始位置Iまでの基準主軸回転速度Sに対する速度比である。
回転工具14の現在位置に応じた送り速度と主軸回転速度の算出方法は以下のとおりとなる。
(1)現在位置が加工開始時の基準位置Rから任意領域開始位置Iまでの間(領域A1)のとき
Figure 0005746270
(2)現在位置が任意領域内(領域A2)のとき
Figure 0005746270
(3)現在位置が任意領域終了位置Jから穴底位置Zまでの間(領域A3)のとき
Figure 0005746270
(第2の実施形態)
本実施形態においては、任意領域内を任意領域開始位置から接触位置までの間と、接触位置から任意領域終了位置までの間に分け、それぞれ回転工具14の現在位置における送り速度比及び主軸回転速度比を算出して、現在位置における送り速度及び主軸回転速度を算出するようにしている。以下詳細に説明する。
図3は、本実施形態における回転工具14を用いた被加工物12の加工の様子を側面から見た模式図である。図3(a)は、回転工具14が被加工物12に接触する前の状態を示しており、図3(b)は、回転工具14が被加工物12内を加工中の状態を示している。図2に示された第1の実施形態との相違点は、任意領域を、任意領域開始位置Iから接触位置Kまでの第1任意領域(B2)と、接触位置Kから任意領域終了位置Jまでの第2任意領域(B3)に分けて、送り速度及び主軸回転速度の算出方法を変更した点である。
本実施形態においては、基準位置、穴底位置、穴あけ加工指令開始位置、任意領域開始位置、任意領域終了位置、穴あけ加工中の穴あけ主軸回転速度、穴あけ加工指令開始位置から任意領域開始位置までの穴あけ加工中の穴あけ送り速度に対する速度比である任意送り速度比、穴あけ加工指令開始位置から任意領域開始位置までの穴あけ加工中の穴あけ主軸回転速度に対する速度比である任意主軸回転速度比に加え、回転工具と被加工物の接触位置、接触位置における穴あけ加工中の送り速度に対する速度比、接触位置における穴あけ加工中の主軸回転速度に対する速度比を指定する。任意領域は操作者が任意に定めることができるが、あらかじめ定数として定めておくこともできるし、被加工物12の厚み、硬さや材質、回転工具14の種類や大きさ等に応じて変更することもできる。指令方法の一例として、加工プログラム中で以下のようなフォーマットによる指令を行うことができる。
G83.9Z_R_F_S_I_J_K_L_Q_P_T_;(_:任意の数値)
上記フォーマットにおいて、G83.9は穴あけ加工指令コードである、Zは穴底位置、Rは穴あけ加工指令開始位置である基準位置、Fは穴あけ中の送り速度である基準送り速度、Sは穴あけ中の主軸回転速度である基準主軸回転速度、Iは任意領域開始位置、Jは任意領域終了位置、Kは回転工具と被加工物との接触位置、Lは基準位置Rから任意領域開始位置Iまでの基準送り速度Fに対する速度比、Qは基準位置Rから任意領域開始位置Iまでの基準主軸回転速度Sに対する速度比、Pは接触位置Kにおける基準送り速度Fに対する速度比、Tは接触位置Kにおける基準主軸回転速度Sに対する速度比である。
回転工具14の現在位置に応じた送り速度と主軸回転速度の算出方法は以下のとおりとなる。
(1)現在位置が加工開始時の基準位置Rから任意領域開始位置Iまでの間(領域B1)のとき
Figure 0005746270
(2)現在位置が任意領域開始位置Iから接触位置Kまでの第1任意領域内(領域B2)のとき
Figure 0005746270
(3)現在位置が回転工具と被加工物との接触位置Kのとき
Figure 0005746270
(4)現在位置が接触位置Kから任意領域終了位置Jまでの第2任意領域内(領域B3)のとき
Figure 0005746270
(5)現在位置が任意領域終了位置Jから穴底位置Zまでの間(領域B4)のとき
Figure 0005746270
(第3の実施形態)
本実施形態においては、基準位置Rから任意領域開始位置Iまでの基準送り速度Fに対する速度比L、基準位置Rから任意領域開始位置Iまでの基準主軸回転速度Sに対する速度比Qの指定が省略された場合の、速度比L及び速度比Qを算出するようにしている。
具体的な算出方法としては、穴あけ加工指令開始位置である基準位置Rの直前までに指令されている設定送り速度Fpと、主軸回転速度Spを用いて、以下のように計算する。
Figure 0005746270
このようにして求められた速度比L、速度比Qを第1の実施形態、第2の実施形態で用いて、回転工具の現在位置に応じた送り速度と主軸回転速度を算出する。
また、穴底位置Zに到達後は、被加工物から回転工具を引き抜くため、穴底位置Zから基準位置Rまでの移動を行う。このときの送り速度Fcは基準送り速度Fを使用する。
回転工具の現在位置は、送り速度Fcより計算できる単位時間あたりの移動量ΔFcを加算することにより、単位時間毎に更新する。例えば、現在位置の単位を[mm]、送り速度Fcの単位を[mm/min]、単位時間を1[msec]とすると、単位時間あたりの移動量ΔFcおよび現在位置は、以下のように計算できる。
Figure 0005746270
図4は、本発明にかかる穴あけ加工の動作を実行する数値制御装置20のブロック図である。数値制御装置20は、上述した加工プログラムをブロック毎に読み込み、解析して実行する。数値制御部22は、後述する図5−1、図5−2、図6−1、図6−2及び図6−3に示されるフローチャートの処理を実行し、サーボ制御部24に指令する。指令を受けたサーボ制御部24は、サーボモータ26を制御する。
第3の実施形態の速度比L及び速度比Qの指定が省略された場合も含んだ、第1の実施形態の算出方法について、図5−1及び図5−2に基づいてステップ毎に説明する。なお、図5−1及び図5−2で示すフローチャートでは、単位時間を1[msec]、位置の単位を[mm]、送り速度の単位を[mm/min]、主軸回転速度の単位を[回/min]として扱う。
・(ステップSA1)穴あけ指令コードの解析を行う。
・(ステップSA2)データの設定を行う。Zに穴底位置、Rに穴あけ加工指令開始位置である基準位置、Fbに穴あけ中の送り速度である基準送り速度、Sbに穴あけ中の主軸回転速度である基準主軸回転速度、Iに任意領域開始位置、Jに任意領域終了位置、Lに基準位置Rから任意領域開始位置Iまでの基準送り速度Fbに対する速度比、Qに基準位置Rから任意領域開始位置Iまでの基準主軸回転速度Sbに対する速度比を設定する。
・(ステップSA3)Lとして、基準位置Rから任意領域開始位置Iまでの基準送り速度Fbに対する速度比が指令されているかどうかを判定する。指令がある場合(YES)は、ステップSA5に進み、指令がない場合(NO)は、ステップSA4に進む。
・(ステップSA4)送り速度比Lを計算する。Fpとして穴あけ加工指令開始位置である基準位置Rの直前までに指令されている設定送り速度を設定し、LとしてFp/Fbの値を設定し、ステップSA5に進む。
・(ステップSA5)Qとして、基準位置Rから任意領域開始位置Iまでの基準主軸回転速度Sbに対する速度比が指令されているかどうかを判定する。指令がある場合(YES)は、ステップSA7に進み、指令がない場合(NO)は、ステップSA6に進む。
・(ステップSA6)主軸回転速度比Qを計算する。Spとして穴あけ加工指令開始位置である基準位置Rの直前までに指令されている設定主軸回転速度を設定し、QとしてSp/Sbの値を設定し、ステップSA7に進む。
・(ステップSA7)現在位置Cの取得を行う。
・(ステップSA8)現在位置Cが、JからZの間の区間であるかどうかを判定する。区間に含まれている場合(YES)は、ステップSA9に進み、区間に含まれていない場合(NO)は、ステップSA11に進む。
・(ステップSA9)送り速度FcとしてFbの値を設定し、主軸回転速度ScとしてSbの値を設定し、ステップSA10に進む。
・(ステップSA10)現在位置Cが穴底位置Zに到達したかどうかを判定する。到達した場合(YES)はステップSA15に進み、到達していない場合(NO)はステップSA14に進む。
・(ステップSA11)現在位置Cが、IからJの間の区間かどうかを判定する。区間に含まれている場合(YES)は、ステップSA12に進み、区間に含まれていない場合(NO)は、ステップSA13に進む。
・(ステップSA12)送り速度Fcとして、Fb×((C−I)/(J−I)×(1−L)+L)の値を設定し、主軸回転速度Scとして、Sb×((C−I)/(J−I)×(1−Q)+Q)の値を設定し、ステップSA14に進む。
・(ステップSA13)現在位置CがRからIの間の区間であるものとして、送り速度FcとしてFb×Lの値を設定し、主軸回転速度ScとしてSb×Qの値を設定し、ステップSA14に進む。
・(ステップSA14)現在位置Cに単位時間あたりの移動量ΔFcとして、Fc×1/60000を加算することにより現在位置Cを更新し、ステップSA8に戻る。
・(ステップSA15)穴底位置Zから基準位置Rに移動するため、送り速度Fcとして−Fbの値を設定する。
・(ステップSA16)現在位置Cに単位時間あたりの移動量ΔFcとして、Fc×1/60000を加算することにより現在位置Cを更新する。
・(ステップSA17)現在位置Cが基準位置Rに到達したかどうかを判定する。到達した場合(YES)は終了し、到達していない場合(NO)はステップSA16に戻る。
次に、第3の実施形態の速度比L及び速度比Qの指定が省略された場合も含んだ、第2の実施形態の算出方法について、図6−1〜図6−3に基づいてステップ毎に説明する。なお、図6−1〜図6−3で示すフローチャートでは、単位時間を1[msec]、位置の単位を[mm]、送り速度の単位を[mm/min]、主軸回転速度の単位を[回/min]として扱う。
・(ステップSB1)穴あけ指令コードの解析を行う。
・(ステップSB2)データの設定を行う。Zに穴底位置、Rに穴あけ加工指令開始位置である基準位置、Fbに穴あけ中の送り速度である基準送り速度、Sbに穴あけ中の主軸回転速度である基準主軸回転速度、Iに任意領域開始位置、Jに任意領域終了位置、Kに接触位置、Lに基準位置Rから任意領域開始位置Iまでの基準送り速度Fbに対する速度比、Qに基準位置Rから任意領域開始位置Iまでの基準主軸回転速度Sbに対する速度比、Pに接触位置の送り速度比、Tに接触位置の主軸回転速度比を設定する。
・(ステップSB3)Lとして、基準位置Rから任意領域開始位置Iまでの基準送り速度Fbに対する速度比が指令されているかどうかを判定する。指令がある場合(YES)は、ステップSB5に進み、指令がない場合(NO)は、ステップSB4に進む。
・(ステップSB4)送り速度比Lを計算する。Fpとして穴あけ加工指令開始位置である基準位置Rの直前までに指令されている設定送り速度を設定し、LとしてFp/Fbの値を設定し、ステップSB5に進む。
・(ステップSB5)Qとして、基準位置Rから任意領域開始位置Iまでの基準主軸回転速度Sbに対する速度比が指令されているかどうかを判定する。指令がある場合(YES)は、ステップSB7に進み、指令がない場合(NO)は、ステップSB6に進む。
・(ステップSB6)主軸回転速度比Qを計算する。Spとして穴あけ加工指令開始位置である基準位置Rの直前までに指令されている設定主軸回転速度を設定し、QとしてSp/Sbの値を設定し、ステップSB7に進む。
・(ステップSB7)現在位置Cの取得を行う。
・(ステップSB8)現在位置Cが、JからZの間の区間であるかどうかを判定する。区間に含まれている場合(YES)は、ステップSB9に進み、区間に含まれていない場合(NO)は、ステップSB11に進む。
・(ステップSB9)送り速度FcとしてFbの値を設定し、主軸回転速度ScとしてSbの値を設定し、ステップSB10に進む。
・(ステップSB10)現在位置Cが穴底位置Zに到達したかどうかを判定する。到達した場合(YES)はステップSB17に進み、到達していない場合(NO)はステップSB16に進む。
・(ステップSB11)現在位置Cが、KからJの間の区間かどうかを判定する。区間に含まれている場合(YES)は、ステップSB12に進み、区間に含まれていない場合(NO)は、ステップSB13に進む。
・(ステップSB12)送り速度Fcとして、Fb×((C−K)/(J−K)×(1−P)+P)の値を設定し、主軸回転速度Scとして、Sb×((C−K)/(J−K)×(1−T)+T)の値を設定し、ステップSB16に進む
・(ステップSB13)現在位置Cが、IからKの間の区間かどうかを判定する。区間に含まれている場合(YES)は、ステップSB14に進み、区間に含まれていない場合(NO)は、ステップSB15に進む。
・(ステップSB14)送り速度Fcとして、Fb×((C−I)/(K−I)×(P−L)+L)の値を設定し、主軸回転速度Scとして、Sb×((C−I)/(K−I)×(T−Q)+Q)の値を設定し、ステップSB16に進む。
・(ステップSB15)現在位置CがRからIの間の区間であるものとして、送り速度FcとしてFb×Lの値を設定し、主軸回転速度ScとしてSb×Qの値を設定し、ステップSB16に進む。
・(ステップSB16)現在位置Cに単位時間あたりの移動量ΔFcとして、Fc×1/60000を加算することにより現在位置Cを更新し、ステップSB8に戻る。
・(ステップSB17)穴底位置Zから基準位置Rに移動するため、送り速度Fcとして−Fbの値を設定する。
・(ステップSB18)現在位置Cに単位時間あたりの移動量ΔFcとして、Fc×1/60000を加算することにより現在位置Cを更新する。
・(ステップSB19)現在位置Cが基準位置Rに到達したかどうかを判定する。到達した場合(YES)は終了し、到達していない場合(NO)はステップSB18に戻る。
12 被加工物
14 回転工具
16 接触位置
20 数値制御装置
22 数値制御部
24 サーボ制御部
26 サーボモータ

Claims (4)

  1. 回転工具を移動させる送り軸および前記回転工具を回転駆動させる主軸を有し、前記回転工具で被加工物に穴を形成する穴あけ加工を行う工作機械の数値制御装置において、
    前記被加工物と前記回転工具とが最初に接触する接触位置を含み、前記回転工具の加工方向で前記接触位置の前後に任意領域を設定する任意領域設定手段と、
    前記回転工具を移動させる前記送り軸の現在位置を更新する手段と、
    前記回転工具の前記現在位置が前記任意領域内にあるとき、前記送り軸の送り速度および前記主軸の主軸回転速度を、前記回転工具の前記現在位置に応じて加速させる速度変更手段と、
    を有することを特徴とする数値制御装置。
  2. 穴あけ加工の終了位置である穴底位置、穴あけ加工指令開始位置、前記任意領域の終了位置以降の穴あけ加工中の穴あけ送り速度となる基準送り速度前記任意領域の終了位置以降の穴あけ加工中の穴あけ主軸回転速度となる基準主軸回転速度、前記任意領域の開始位置、前記任意領域の終了位置、前記穴あけ加工指令開始位置から前記任意領域の開始位置までの前記送り軸の送り速度より前記基準送り速度が大きくなるように規定された任意送り速度比、前記穴あけ加工指令開始位置から前記任意領域の開始位置までの前記主軸の主軸回転速度より前記基準主軸回転速度が大きくなるように規定された任意主軸回転速度比を指令する指令手段と、
    前記任意領域内において、前記任意送り速度比から前記回転工具の前記現在位置における前記送り軸の送り速度比を算出し、前記任意主軸回転速度比から前記主軸の主軸回転速度比を算出する速度比算出手段とを有し、
    前記速度変更手段は、前記送り速度比および前記主軸回転速度比から前記現在位置における前記送り速度および前記主軸回転速度を算出することを特徴とする請求項1記載の数値制御装置。
  3. 前記指令手段は、更に前記任意領域内における前記回転工具と前記被加工物とが最初に接触する接触位置、前記接触位置における前記送り軸の送り速度が前記基準送り速度より小さくかつ前記穴あけ加工指令開始位置から前記任意領域の開始位置までの前記送り軸の送り速度より大きくなるように規定された接触位置送り速度比、前記接触位置における前記主軸の主軸回転速度が前記基準主軸回転速度より小さくかつ前記穴あけ加工指令開始位置から前記任意領域開始位置までの前記主軸の主軸回転速度より大きくなるように規定された接触位置主軸回転速度比を指令し、
    前記速度比算出手段は、前記任意領域の開始位置から前記接触位置までの前記現在位置において、前記任意送り速度比及び前記接触位置送り速度比から第1送り速度比を算出し、前記任意主軸回転速度比及び前記接触位置主軸回転速度比から第1主軸回転速度比を算出し、前記接触位置から前記任意領域の終了位置までの前記現在位置において、前記接触位置送り速度比から第2送り速度比を算出し、前記接触位置主軸回転速度比から第2主軸回転速度比を算出し、
    前記速度変更手段は、前記任意領域の開始位置から前記接触位置までの前記現在位置において、前記第1送り速度比および前記第1主軸回転速度比から前記現在位置の前記送り速度および前記主軸回転速度、および前記接触位置から前記任意領域の終了位置までの前記現在位置において、前記第2送り速度比および前記第2主軸回転速度比から前記現在位置の前記送り速度および前記主軸回転速度を算出することを特徴とする請求項2記載の数値制御装置。
  4. 前記任意送り速度比と前記任意主軸回転速度比の少なくとも一方の指令が省略された場合、前記速度比算出手段は、前記穴あけ加工指令開始位置の直前までに指令されている設定送り速度と前記基準送り速度、前記穴あけ加工指令開始位置の直前までに指令されている設定主軸回転速度と前記基準主軸回転速度により、前記任意送り速度比と前記任意主軸回転速度比を算出することを特徴とする請求項2又は3に記載の数値制御装置。
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