JP3856917B2 - 数値制御装置 - Google Patents
数値制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3856917B2 JP3856917B2 JP21777097A JP21777097A JP3856917B2 JP 3856917 B2 JP3856917 B2 JP 3856917B2 JP 21777097 A JP21777097 A JP 21777097A JP 21777097 A JP21777097 A JP 21777097A JP 3856917 B2 JP3856917 B2 JP 3856917B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- override
- area
- machining program
- unit
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Numerical Control (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、数値制御装置に係り、特に、指定領域を設定して送り速度・主軸回転数を制御する機能を備えた数値制御装置(NC装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来金型加工において、加工物の材質が同一なときは、予め用意された加工プログラムに従い送り速度及び主軸回転数等が決められていた。
【0003】
しかしながら、加工物の材質は同一とは限らず、加工物にインサート材などが埋め込まれたような物、例えば鋳鉄材と鋼材が混じっている物のような場合がある。このような加工物に対しては、材質毎にプログラムを分けて作成したり、又はオペレータが材質毎にオーバライド操作をして送り速度や主軸回転数等を変える必要がある。この送り速度等の変更操作は、加工精度及び工具寿命等に大きく影響するため、必要不可欠なものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来においては、一般に金型加工用プログラムは膨大であるため、プログラムを分割するとなると、その作成には多くの時間が必要となる。
【0005】
また、オペレータがオーバライド操作をする場合には、該当する金型加工に、オペレータは常に操作及び監視をしていなければならず、工作機械から離れることはできなかった。
【0006】
本発明は、加工物の材質により、このようなプログラム分割を必要とせず、また、オペレータによるオーバライド操作も必要とせず、時間の節約と人手の省力化を図ることを目的とする。
【0007】
また、本発明は、送り速度又は主軸回転数等を材質に応じて最適化し、工具の寿命を延ばすことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、領域データを設定する領域指定部と、前記領域指定部により指定された前記領域データと加工プログラムとを記憶する加工プログラム記憶部と、送り速度用オーバライド変化量と主軸回転数用オーバライド変化量を別々に記憶するパラメータ記憶部と、前記加工プログラム記憶部に記憶された前記加工プログラムの指令が前記領域データにより指定された領域の領域内か領域外かを判別し、その判別結果により前記加工プログラムで指令された送り速度及び主軸回転数を前記パラメータ記憶部で設定される前記オーバライド変化量に応じてそれぞれ変化させる制御部であって、これらオーバーライド変化量を用いることにより、それぞれ独立して送り速度及び主軸回転数を変化させる制御部と、前記制御部によって変化させられた送り速度及び主軸回転数によって加工を行うための指令を出力する出力制御部とを備えた数値制御装置が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】
まず、本発明に係る数値制御装置の動作概要の一例を説明する。
【0010】
図1に、オーバライドを変化させるようにした加工説明図の一例を示す。図1(A)は上面図、図1(B)は図1(A)のA−A′断面図をそれぞれ示す。
【0011】
図1(A)において、加工材料1は、一例として、3つの領域を備えるものとする。加工材料1は、例えば、斜線部領域▲1▼,▲3▼が硬い鋼材等であり、領域▲2▼が柔かめの鋳鉄材等で構成されているものとする。
【0012】
加工に際しては、工具2が加工材料1の上面を移動していく。この際、鋼材の領域▲1▼のところでは送り速度、主軸回転数を下げ、鋳鉄材の領域▲2▼のところでは送り速度、主軸回転数を上げ、そして再度鋼材の領域▲3▼では送り速度、主軸回転数を下げるように制御する。このような制御は、工具が左右に移動する毎に行わなわれなければならない。
【0013】
本発明では、例えば図1の斜線部領域▲1▼及び▲3▼を予め指定領域として設定し、さらに、オーバライド変化率をパラメータとしてNC装置に設定しておく。すなわち、加工プログラム自体で指定されるのは、領域▲2▼の鋳鉄材の送り速度と主軸回転数であり、パラメータとして設定されるのは、領域▲1▼及び▲3▼の鋼材の部分(つまり、指定領域部)を削るとき、オーバライドをどの程度まで変化させるかという数値(例えば%値)である。
【0014】
例えば設定されたオーバライド変化率が50であれば、現在使っているオーバライド値を50/100に下げることを意味する。このオーバライド変化率は送り速度用の送りオーバライド、主軸回転数の主軸オーバライド等それぞれに対して適宜設定することができる。ここで、送りオーバライドの変化率をfα、主軸オーバライドの変化率をrα、プログラムで指令され送り速度と主軸回転数をそれぞれF,Sとする。
【0015】
本発明においては、実際に加工を行うとき、現在の加工位置が指定領域の内にあるか外にあるかが常に監視される。そして、加工位置が領域▲1▼になったら、送り速度と主軸回転数のオーバライドは自動的にそれぞれfα/100、rα/100に変化する。このとき結果的に得られる送り速度と主軸回転数はそれぞれ
【数1】
になる。次に、加工位置が領域▲1▼からはずれ、つまり指定領域外になったらオーバライド変化率は100に戻される。つまり、送り速度と主軸回転数はプログラム上のFとSになる。さらに加工位置が領域▲3▼になると、領域▲1▼の場合と同様に、オーバライドはfα/100、rα/100に変化される。
【0016】
以上のように、指定領域ではオーバライドが変化するため、加工プログラムの指令がこの領域を通過する毎に自動的に送り速度・主軸回転数は変化することになる。
【0017】
次に、図2に、本発明に係る数値制御装置のシステム構成図を示す。
【0018】
図示のように、このシステムは、入力部11、数値制御部12及び駆動部13を備える。
【0019】
入力部11は、キーボード、マウス等周知の入力装置であり、領域指定部101及びNC加工プログラム指定部102を含む。
【0020】
領域指定部101はオーバライドを変化させる領域を指定する。この指定は、例えば任意の点(点群)を指定し、その点を直線等で結んでその結ばれた線の内側を領域内とすることができる。なおこの指定領域は、ひとつに限らず、複数個指定可能である。
【0021】
また、指定領域としては、任意の多角形、円(一周)、円弧等を含む任意の形状を指定することもできる。また、指定領域としては、直線の両端の端点として、複数の直線及び端点による多角形を指定することができる。この際、直線の数又は端点の数について、最大値(例えば30点等)を設定し、その範囲で定めることもできる。指定領域のパターンとして、図形パターンの他、文字パターン(例、A,B,C等)、特定パターン(例、#,☆,◎,▽等)も指定することができる。
【0022】
NC加工プログラム部102は、実際の加工プログラムを指定する。また、入力部11は、各種設定値、メンテナンス、障害対策等のための入力も行うことができる。
【0023】
数値制御部12は、NC加工プログラム記憶部103、NC加工プログラム解析実行部104、表示処理部105、表示部106、オーバライド変化量パラメータ記憶部107、領域テーブル記憶部108、領域判別オーバライド算出部109、速度制御部110、出力制御部111を備えている。
【0024】
NC加工プログラム記憶部103は、入力部11の領域指定部101及びNC加工プログラム指定部102によりそれぞれ設定された、領域データ及び加工プログラムを記憶する。加工プログラムとしては、例えば、1ブロック毎に機械の動作を命令する情報である加工プログラムデータがある。これらの加工プログラムデータは、通常は、JIS B 6311で規定されたISOコードとEIAコード等が用いられる。NC工作装置の加工プログラムデータとしては、例えば、G機能(制御機能、準備機能)、N機能(補助機能)、F機能(送り機能)、寸法語X、Y、Z(X軸、Y軸、Z軸の運動ディメンジョン)等がある。
【0025】
NC加工プログラム解析実行部104は、NC加工プログラム記憶部103に記憶された加工プログラムにより、速度制御部110及び領域判別オーバライド算出部109を制御する。NC加工プログラム解析実行部104は、マイクロコンピュータ等で構成され、NC加工プログラム記憶部103に記憶された加工プログラムの指令データを1ブロックずつ順次読み出し解析して、所定の制御を行う。また、NC加工プログラム解析実行部104は、NC加工プログラム記憶部103に記憶された領域データにより、表示処理部105に表示命令を出力し、これを制御することができる。
【0026】
表示処理部105は、表示命令により、指定された点群やプログラム等を表示部106に出力表示するとともに、指定領域をビットパターンに変換して、領域テーブル記憶部108にビットパターンを出力する。また、入力部11又は他に設けられている入力手段により、適宜、指定領域の修正・指定・選択等を行うことができる。例えば、描画確認及び修正時に、オーバライド変化量を与える部分が領域の内側又は外側かを指定・選択することができる。
【0027】
表示部106は、CRT、液晶ディスプレー等の表示装置により構成され、各種のデータ、プログラム等を表示できる。登録された指定領域は、画面上で描画確認及び修正等が可能である。また、2次元又は3次元のグラフイック機能を備えることにより、全体加工図又は部分加工図等により、必要に応じて加工範囲、加工状況等を表示することができる。
【0028】
領域テーブル記憶部108には、表示処理部105で設定・変換されたビットパターンが記憶される。
【0029】
オーバライド変化量パラメータ記憶部107には、オーバライド変化量が記憶されている。設定値は、入力部11又は他に設けられている入力手段等により、適宜入力することができる。
【0030】
オーバライド変化量は、前述したように、変化率で指定しても良いし、オーバライド値として特定の値を指定しても良い。また、送り速度・主軸回転数のそれぞれ又は一方について指定しても良いし、その他の加工指定のための回転数、移動速度等について必要に応じて適宜指定することもできる。
【0031】
領域判別オーバライド算出部109では、オーバライド変化量パラメータ記憶部107及び領域データ記憶部108の出力により、加工プログラムのオーバライド値を算出する。
【0032】
速度制御部110では、加工プログラム解析実行部104から出力された加工プログラムによる加工命令を、又は/及び、領域判別オーバライド算出部109から出力されたオーバライド値で補正した加工命令を、出力制御部111に出力する。
【0033】
出力制御部111は、速度制御部110の指令により、所定の駆動装置13に送り速度、主軸回転数等の駆動指令を指示する。
【0034】
駆動部13は、送りモータ等によるNC工作機の回転部又は移動部等から構成される。駆動部13は、通常、サーボ機構を有し、複数の駆動装置により構成されている。出力制御部111を介して送られてきた駆動指令信号により、所定の駆動部13が駆動され、NC工作機の送り速度、主軸回転数等が制御される。
【0035】
以下に、フローチャートを参照して、本発明に係る領域加工の詳細な動作を説明する。
【0036】
図3に、本発明による領域指定に関するフローチャートを示す。
【0037】
ここでは、一例として、前述の図1に示すような加工材料において、領域▲1▼及び▲2▼を指定領域とし、これら指定領域についてオーバライドを行う場合を想定する。
【0038】
まず、図1に示したように、領域指定部101により領域指定の作成を行う(S01)。つぎにこのデータをNC加工プログラム記憶部103に読み込み記憶する(S02)。NC加工プログラム解析実行部104は、NC加工プログラム記憶部103の記憶内容に従い、領域指定の解析を行う(S03)。以後、領域指定が終了するまで領域指定データが全て入力される(S05)。領域指定が終了すると表示命令により、表示処理部105は、NC加工プログラム記憶部103の内容を呼び出し、表示部106により加工領域を表示する(S06)。この際、縮尺を変えて表示してもよいし、また、塗りつぶし、色等により加工範囲内外を区別して表示することができる。さらに、表示処理部105は、指定領域のデータをビットパターンに細分化して領域データ記憶部108に記憶する(S06)。
【0039】
操作者は、表示部106に表示に基づき、必要に応じて、表示用データを修正することができる(S07)。さらに、オーバライド変化量を与える部分が、領域の内側又は外側かを指定・選択することができる(S07)。このような修正・指定・選択等を行うためには、例えば入力部11又は他の入力手段により所定の命令を入力するか、加工プログラム自体で指定することができる。この際、表示処理部105により、表示データが必要に応じてビットパターンに変換され、領域テーブル記憶部108に転送される(S07)。つぎに、領域が適切に指定されていることが確認されると(S08)、領域指定に関するフローを終了する。
【0040】
ここで、図4に、領域テーブル記憶部に記憶されたビットパターンの説明図の一例を示す。ここでは、オーバライド変化量を与える部分を「0」、与えない部分を「1」で表している。上述したステップS07において、入力装置11等に入力によりこのビットパターンを反転させることにより、「0」と「1」とを逆にして、変化量を与える領域を指定領域の内側又は外側に適宜指定することもできる。
【0041】
つぎに、図5に、本発明による加工プログラムの実行に関するフローチャートを示す。
【0042】
引き続き、上述のように登録されたビットパターンにより、加工工程を行う場合で説明する。
【0043】
ここで、登録した指定領域を確認後に、加工を開始するための操作(例えば、サイクルスタートボタンの押圧、入力部11等によるスタートコマンドの入力、等)を行い、領域加工モードになる(S10)。なお、この段階で通常の加工プログラムの実行と、本発明のような領域指定した加工プログラムの実行とを選択することもできる。つぎに、NC加工プログラム指定部102に記憶された加工プログラムを、NC加工プログラム記憶部103に読み込み、記憶する(S11)。NC加工プログラム記憶部103から実行プログラムを呼び出し、NC加工プログラム解析実行部104は、所定の加工を行うように必要な制御命令(例えばX,Y,Z座標、移動量等)を、領域判別オーバライド算出部109及び速度制御部110に出力する(S12)。領域判別オーバライド算出部109は、現在のX座標Y座標等の加工位置情報と、領域テーブル記憶部108で指定された指定領域とを比較し、指定領域外又は領域内を判別する(S13)。例えば、NC加工プログラム解析実行部104の出力である平面軸のX,Y座標値から領域テーブル記憶部108のビットパターンの位置を計算し、該当ビットが「0」又は「1」により、領域の外又は内を判断することができる。
【0044】
ここで、指定領域内であると判断されると、オーバライド変化量パラメータ記憶部107に記憶されたオーバライド変化率等のオーバライド変化量を設定する(S14)。オーバライド変化量が各材質等に応じて複数記憶されている場合は、自動的にプログラムにより設定することもできるし、また、プログラム実行の際に、入力部11又は他の入力手段等によりマニュアルで設定することもできる。また、本来の加工プログラムと同様にするために、オーバライド変化量を「0」に設定することも可能である。
【0045】
次に、このオーバライド変化量と領域内外の判別結果をもとに、領域判別オーバライド算出部109は、送り速度・主軸回転数等のオーバライド値を算出する(S15)。
【0046】
速度制御部110では、指定領域内である場合は、オーバライド値をもとに加工プログラムの送り速度、主軸回転数の補正処理を行う(S16)。一方、領域外と判断されると(S13)、変化量による補正をせずに本来の加工プログラムのまま加工命令を出力する(S16)。出力制御部111は、速度制御部110の出力データにより駆動部13に対してモータ回転量、回転数を指示して、所定の領域の加工を行う(S17)。以後、加工プログラムを1ステップずつ順次実行する(S18)。
【0047】
なお、領域内及び領域外の材料としては、どのような材料でも本発明を適用することができる。
【0048】
また、領域指定としては、オーバライド変化量により変化させる領域を指定するようにしても、変化させない領域を指定するようにしても、本発明を適宜適用することができる。
【0049】
上述の実施の形態では領域及びオーバライド変化量を2種類備えるようにしたが、これに限らず、複数種類の材質に対応して、複数領域及び複数のオーバライド量を設定することにより、より汎用性のあるNC装置を実現することもできる。
【0050】
さらに、材質の異なる材料以外にも、同一材質の材料に対して本発明を適用することもできる。この場合、所望のモータによる送り速度、回転数等を変化させるデータを記憶することにより、加工領域に応じて、精密加工、荒削り工程、仕上げ工程等の区別をして加工を行うことができる。
【0051】
【発明の効果】
以上のように、本発明によると、材質によってプログラムを分割したり、オーバライド操作を必要としないため、時間と人手の省力が図れる。
【0052】
また、加工物の材質に応じて送り速度又は主軸回転数等を最適化できるようになるため、工具寿命を延ばすこともできる。
【0053】
なお、加工物の材質が一定である場合には、オーバライドを変えることにより指定した領域での加工精度(面精度)を変えるという応用も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】オーバライドを変化させるようにした加工説明図。
【図2】本発明にかかる数値制御装置のシステム構成図。
【図3】本発明による加工領域指定に関するフローチャート。
【図4】領域テーブル記憶部に記憶されたビットパターンの説明図。
【図5】本発明による加工プログラムの実行に関するフローチャート。
【符号の説明】
11 入力部
12 数値制御部
13 駆動部
101 領域指定部
103 NC加工プログラム記憶部
104 NC加工プログラム解析実行部
107 オーバライド変化量パラメータ記憶部
108 領域テーブル記憶部
109 領域判別オーバライド算出部
110 速度制御部
111 出力制御部
Claims (5)
- 領域データを設定する領域指定部と、
前記領域指定部により指定された前記領域データと加工プログラムとを記憶する加工プログラム記憶部と、
送り速度用オーバライド変化量と主軸回転数用オーバライド変化量を別々に記憶するパラメータ記憶部と、
前記加工プログラム記憶部に記憶された前記加工プログラムの指令が前記領域データにより指定された領域の領域内か領域外かを判別し、その判別結果により前記加工プログラムで指令された送り速度及び主軸回転数を前記パラメータ記憶部で設定される前記オーバライド変化量に応じてそれぞれ変化させる制御部であって、これらオーバーライド変化量を用いることにより、それぞれ独立して送り速度及び主軸回転数を変化させる制御部と、
前記制御部によって変化させられた送り速度及び主軸回転数によって加工を行うための指令を出力する出力制御部とを備えた数値制御装置。 - 前記制御部は、
前記判別結果により指定領域の領域内又は領域外のいずれかの場合にのみ前記オーバライド変化量により送り速度及び主軸回転数を変化させることを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。 - 前記オーバライド変化量は、
前記パラメータ記憶部に予め設定されるか又は前記加工プログラムによる指令により設定されることを特徴とする請求項1または2に記載の数値制御装置。 - 前記オーバライド変化量は、
オーバライド変化率又はオーバライド値として設定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の数値制御装置。 - 前記パラメータ記憶部は、
複数種類又は複数個の前記オーバライド変化量を記憶し、所定の操作又はプログラムによる指令によりいずれかのオーバライド変化量が選択されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の数値制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21777097A JP3856917B2 (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 数値制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21777097A JP3856917B2 (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 数値制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1165633A JPH1165633A (ja) | 1999-03-09 |
JP3856917B2 true JP3856917B2 (ja) | 2006-12-13 |
Family
ID=16709469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21777097A Expired - Lifetime JP3856917B2 (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 数値制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3856917B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4809488B1 (ja) * | 2010-05-24 | 2011-11-09 | ファナック株式会社 | 任意区間で速度変更が可能な揺動動作機能を有する数値制御装置 |
JP5746270B2 (ja) | 2013-06-20 | 2015-07-08 | ファナック株式会社 | 穴あけ加工を行う工作機械の数値制御装置 |
JP6379536B2 (ja) * | 2014-03-12 | 2018-08-29 | 株式会社ジェイテクト | 数値制御装置及びncプログラム作成装置 |
JP5936781B1 (ja) * | 2014-10-29 | 2016-06-22 | 三菱電機株式会社 | 数値制御装置、nc加工装置、nc加工方法およびシミュレーション装置 |
-
1997
- 1997-08-12 JP JP21777097A patent/JP3856917B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1165633A (ja) | 1999-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1195665B1 (en) | Apparatus and method for setting control parameters of machining apparatus | |
US7058473B2 (en) | Method and device for generation of machining program | |
US5453674A (en) | Numerical control apparatus | |
JP3856917B2 (ja) | 数値制御装置 | |
JP3808125B2 (ja) | 数値制御装置 | |
JP3574462B2 (ja) | 領域指定方法 | |
US4740902A (en) | Numerical control apparatus having memory storage for machine patterns, plural individually selectable remachining patterns, and control parameters | |
JPH06202724A (ja) | 数値制御装置 | |
JP3471644B2 (ja) | 領域加工運転用の制御装置 | |
KR100481032B1 (ko) | 공작물 기계 원점 좌표 설정 시스템 및 방법 | |
JPH08168925A (ja) | ワイヤカット放電加工機用数値制御装置 | |
JP3217329B2 (ja) | Ncデータ確認装置 | |
JPH0798609A (ja) | 2トーチ型レーザ加工機の加工分担決定装置 | |
JP3660038B2 (ja) | 数値制御装置 | |
JP4489324B2 (ja) | 数値制御装置 | |
JP4489323B2 (ja) | 数値制御装置 | |
JP3641285B2 (ja) | 対話型生爪成形装置 | |
JPH0441157A (ja) | 放電加工装置 | |
EP0476137A1 (en) | Method of setting boring condition | |
JPH0264715A (ja) | Ncデータ作成方法 | |
JPH04344504A (ja) | 数値制御装置 | |
JPH07115277B2 (ja) | 輪郭形状加工方式 | |
JPH06119025A (ja) | 数値制御装置 | |
JPH1020913A (ja) | 数値制御放電加工機 | |
JPH04304501A (ja) | 数値制御装置の送り速度制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040330 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040531 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040702 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060613 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060713 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060913 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922 Year of fee payment: 7 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |