JPH04304501A - 数値制御装置の送り速度制御方法 - Google Patents

数値制御装置の送り速度制御方法

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JPH04304501A
JPH04304501A JP6830591A JP6830591A JPH04304501A JP H04304501 A JPH04304501 A JP H04304501A JP 6830591 A JP6830591 A JP 6830591A JP 6830591 A JP6830591 A JP 6830591A JP H04304501 A JPH04304501 A JP H04304501A
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JP
Japan
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circular interpolation
feed rate
machining
tool
feed speed
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Pending
Application number
JP6830591A
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English (en)
Inventor
Yuji Kobayashi
祐司 小林
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は数値制御装置(以下NC
装置という)の送り速度制御方法、特にオフセット量を
有する工具を用いて円弧補間加工を行なう場合の円弧補
間送り速度の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のNC装置の構成を示すブロ
ック図である。同図において、11はマイクロプロセッ
サ(以下CPUという)、12Aは従来の制御プログラ
ム40が記憶されているリードオンリメモリ(以下RO
Mという)、13は加工プログラム30及びへール(溝
)加工に必要なデータ等が記憶されているランダムアク
セスメモリ(以下RAMという)、14はワーキグメモ
リとして使用するRAMである。15はNCテープNT
からNCプログラムデータを読取るデータ読取装置、1
6は操作盤、17はCRT表示装置、18はキーボード
である。19はサーボコントローラで、サーボ駆動回路
20を介してサーボモータ21を駆動し、工作機械22
を制御する。
【0003】図4はRMA13に記憶されるヘール(溝
)加工に必要なデータ例を示す図である。同図において
は、RAM13の内部に、加工プログラム30以外にヘ
ール(溝)加工に必要なデータとして、例えば加工プロ
グラムに円弧指令の有無を示す円弧フラグ31、円弧指
令に必要な円弧半径(単位はmm)32、加工に必要な
送り速度指令(以下、F指令と略し、加工プログラムで
F指令を指令すると、1分間当りの送り速度mm/分と
して格納される)33、ヘールバイト等の円弧補間送り
速度(単位はmm/分)34、ヘールバイト等の工具オ
フセット量(単位はmm)35等のデータがそれぞれ記
憶されている例が示されている。
【0004】図5は法線方向制御加工プログラムの加工
軌跡の説明図である。同図においては、被加工物は固定
され、被加工物に円弧の溝加工を行なうため、工作機械
の工具としてヘールバイトを回転軸に装着し、前記回転
軸を円弧半径rの円周上の加工プログラム通路102に
沿って円弧補間送り速度Fr(mm/分)で送り制御す
る。このとき前記ヘールバイトには工具オフセット量R
があるため、溝加工形状の加工軌跡は半径(r+R)の
円周上の工具先端通路101に沿ったものとなる。
【0005】ここで工具であるヘールバイトの刃先は常
に工具の進行方向(円周方向)に対して直角な方向(こ
れを法線方向といい、この例では円弧の半径方向)を保
持するように、ヘールバイトの装着された回転軸が少し
ずつ回転制御される。また工具先端通路101に沿った
工具先端位置送り速度F(mm/分)は、前記円弧補間
送り速度Frよりも半径がrから(r+R)に増加した
分だけ大きな値となっている。
【0006】図4を参照し、図3の動作を説明する。加
工を行なうには、まずデータ読取装置15により加工プ
ログラムが穿孔されているNCテープNTを読取るか、
或いはキーボード18により加工プログラムを入力して
CRT表示装置17の画面に表示させ、その内容を確認
した後にRAM13内に加工プログラム30として格納
する。加工プログラム30がRAM13内に格納された
後に、オペレータが操作盤16或いはキーボード18を
操作してNC運転開始を指示すると、CPU11はRA
M13内に格納された加工プログラム30に基づき加工
データを作成し、サーボコントローラ19を介してサー
ボ駆動回路20に送り、サーボ駆動回路20はサーボモ
ータ21を駆動制御する。そして、工作機械22はサー
ボモータ21により制御されて加工を行う。
【0007】図6は従来の円弧補間送り速度を算出する
手順を示すフローチャートである。図4及び図5を参照
し、図6のフローチャートを説明する。図6のステップ
S1では、CPU11は加工プログラム30に基づいて
加工プログラム通路102を作成すると共に、円弧補間
を示す円弧フラグ31や円弧半径32を求めてRMA1
3内に格納する。ステップS2では、ステップS1で作
成された加工プログラム通路102から円弧フラグ31
を読み出して円弧フラグ31がオンであるかどうかを判
別する。この判別結果として、円弧フラグ31がオフの
場合には、円弧補間する必要がないので、ステップS3
において、通常の直線補間処理を行い次のブロックの加
工プログラムの加工に移る。またステップS2の判別結
果として、円弧フラグ31がオンの場合には円弧補間と
判断する。そしてステップS5において、RAM13内
の円弧補間送り速度34に加工プログラムで設定された
F指令33をその送り速度してRAM13内に格納する
。そしてステップS6において、前記円弧補間送り速度
34に基づいて工具移動補間を行い、工作機械22の工
具を移動させて加工を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のNC装置がヘー
ルバイトのようにオフセット量を有する工具を回転軸に
装着し、該回転軸を前記工具の進行方向に対する法線方
向に向けて円弧補間加工を行なう場合の送り速度制御方
法においては、この工具オフセット量の値により、円弧
補間中は工具先端位置送り速度がF指令速度と一致せず
、加工プログラムを直線−円弧、円弧−直線と変化する
と急激に送り速度が変化することがあり、工具を傷めた
り、被加工物の切削部分がきれいに加工できないといっ
た問題点があった。
【0009】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたものであり、加工プログラムを直線−円弧
、円弧−直線と変化させても送り速度が変化せず、円弧
補間中の工具先端位置送り速度が自動的にF指令の速度
と一致するようなNC装置の送り速度制御方法を得るこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る数値制御
装置の送り速度制御方法は、数値制御装置がオフセット
量を有する工具を回転軸に装着し、該回転軸を前記工具
の進行方向に対する法線方向に向けて円弧補間加工を行
なう場合に、前記円弧補間加工中の前記工具先端位置送
り速度が加工に必要な指令送り速度と一致する円弧補間
送り速度を算出する送り速度算出手段と、該送り速度算
出手段により算出された円弧補間送り速度により円弧補
間加工を行なう送り速度制御手段とを備えたものである
【0011】
【作用】この発明においては、数値制御装置がオフセッ
ト量を有する工具を回転軸に装着し、該回転軸を前記工
具の進行方向に対する法線方向に向けて円弧補間加工を
行なう場合に、送り速度算出手段は前記円弧補間加工中
の前記工具先端位置の送り速度が加工に必要な指令送り
速度と一致する円弧補間送り速度を算出し、送り速度制
御手段は前記算出された円弧補間送り速度により円弧補
間加工を行なう。
【0012】
【実施例】図2は本発明に係るNC装置の構成を示すブ
ロック図である。同図において、11及び13〜22の
機器は図3の従来装置と同一のものである。12は本発
明に係るROMであり、従来の制御プログラム40のほ
かに、本発明に係る円弧補間送り速度算出プログラム4
1を記憶している。
【0013】図2のROM12内に格納された前記円弧
補間送り速度算出プログラム41は、図5に示されるよ
うにNC装置がオフセット量を有する工具を回転軸に装
着し、該回転軸を前記工具の進行方向に対する法線方向
に向けて円弧補間加工を行なう場合に、前記円弧補間加
工中の前記工具先端位置の送り速度Fが加工に必要な指
令送り速度と一致する円弧補間送り速度Frを算出する
演算プログラムである。いま円弧半径をr(mm)、工
具オフセット量をR(mm)とすると、円弧補間送り速
度Fr(mm/分)は次の(1)式により算出される。       Fr=(F指令)×r/(R+r)   
                 …(1)
【001
4】前記(1)式により算出されるFrのデータ値は円
弧補間送り速度34としてRMA13内に記憶される。 そしてCPU11はこのRAM13内に記憶された円弧
補間送り速度34によりサーボコントローラ19、サー
ボ駆動回路20及びサーボモータ21を介して円弧補間
加工を行なう。
【0015】図1は本発明に係る円弧補間送り速度を算
出する手順を示すフローチャートである。即ち前記(1
)式の円弧補間送り速度Frを算出し、このFrにより
円弧補間を行なう手順を示している。
【0016】図1のフローチャートを参照し、図2の動
作を説明する。図2のNC装置において、ヘール(溝)
加工を行う時は、前述の従来装置の場合と同様に、デー
タ読取装置15により加工プログラムが穿孔されている
NCテープNTを読取るか、或いはキーボード18によ
り加工プログラムを入力してCRT表示装置17の画面
に表示させ、その内容を確認した後にRAM13内に加
工プログラム30として格納する。加工プログラム30
が格納された後に、オペレータが操作盤16或いはキー
ボード18を操作してNC運転開始を指示すると、CP
U11はRAM13内に格納された加工プログラム30
に基づいて加工プログラム通路102を作成する。そし
て、この加工プログラム通路102に対して所定の工具
オフセット量Rを有する工具先端通路101を作成し、
工作機械22の工具先端がこの工具先端通路101を通
るように位置制御を行なうが、ここで加工プログラム通
路102に図5に示すような円弧がある場合について説
明する。
【0017】図1のステップS1では、CPU11は加
工プログラムに基づいて作成された加工プログラム通路
102により、円弧フラグ31や円弧半径32を求めて
RAM13内に格納する。ステップS2では、ステップ
S1で作成された加工プログラム通路102から円弧フ
ラグ31を読出して円弧フラグ31がオンであるかどう
かを判別する。この判別結果として、その円弧フラグ3
1がオフの場合には、円弧補間する必要がないので、ス
テップS3において、通常の直線補間処理を行い次のブ
ロックの加工プログラムの加工に移る。またステップS
2の判別結果として、円弧フラグ31がオンの場合には
円弧補間と判断する。そしてステップS4において、C
PU11はROM12内の円弧補間送り速度算出プログ
ラム41に基づき、前記(1)式に示される円弧補間送
り速度Frを算出し、この算出結果をRAM13内の円
弧補間送り速度34として記憶する。そしてステップS
6において、工具先端位置送り速度FがF指令速度と等
しい値となる前記円弧補間送り速度34に基づいて工具
移動補間を行い、工作機械22の工具を移動させて加工
を行なう。
【0018】また、上記実施例ではヘール(溝)加工に
おける円弧補間時の自動速度制御について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えば研削盤
を対象にした工作機械や、ミシン、カーペットなどの縫
製加工等の加工中に工具が常に工具の進行方向と直角な
方向に向くように制御動作を行なう機械にも本発明を同
様に適用することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、NC装
置がオフセット量を有する工具を回転軸に装着し、該回
転軸を前記工具の進行方向に対する法線方向に向けて円
弧補間加工を行なう場合に、前記補間加工中の前記工具
先端位置の送り速度が加工に必要な指令送り速度と一致
する円弧補間送り速度により円弧補間加工を行なうよう
にしたので、加工プログラムを直線−円弧、円弧−直線
と変化させても、被加工物の不良などが発生しにくくな
り、切削面も均一にきれいに仕上がり、オペレータは、
円弧補間を意識せずに、きわめて容易に加工できるNC
装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る円弧補間送り速度を算出する手順
を示すフローチャートである。
【図2】本発明に係るNC装置の構成を示すブロック図
である。
【図3】従来のNC装置の構成を示すブロック図である
【図4】RAM13に記憶されるヘール(溝)加工に必
要なデータ例を示す図である。
【図5】法線方向制御加工プログラムの加工軌跡の説明
図である。
【図6】従来の円弧補間送り速度を算出する手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
11  CPU 12、12A  ROM 13  RAM 14  RAM 15  データ読取装置 16  操作盤 17  CRT表示装置 18  キーボード 19  サーボコントローラ 20  サーボ駆動回路 21  サーボモータ 22  工作機械 30  加工プログラム 31  円弧フラグ 32  円弧半径 33  F指令 34  円弧補間送り速度 35  工具オフセット量 40  制御プログラム 41  円弧補間送り速度算出プログラム101  工
具先端通路 102  加工プログラム通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  数値制御装置がオフセット量を有する
    工具を回転軸に装着し、該回転軸を前記工具の進行方向
    に対する法線方向に向けて円弧補間加工を行なう場合に
    、前記円弧補間加工中の前記工具先端位置の送り速度が
    加工に必要な指令送り速度と一致する円弧補間送り速度
    を算出し、該算出された円弧補間送り速度により円弧補
    間加工を行なうことを特徴とする数値制御装置の送り速
    度制御方法。
JP6830591A 1991-04-01 1991-04-01 数値制御装置の送り速度制御方法 Pending JPH04304501A (ja)

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JP6830591A JPH04304501A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 数値制御装置の送り速度制御方法

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62154112A (ja) * 1985-12-27 1987-07-09 Mitsubishi Electric Corp 数値制御自動プログラミング装置
JPH02199509A (ja) * 1989-01-30 1990-08-07 Fanuc Ltd インボリュート補間速度制御方式

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62154112A (ja) * 1985-12-27 1987-07-09 Mitsubishi Electric Corp 数値制御自動プログラミング装置
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