JP2885228B2 - ワイヤ放電加工方法及び装置 - Google Patents
ワイヤ放電加工方法及び装置Info
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Description
よって定義される移動指令にしたがって、ワイヤ電極と
ワーク(被加工物)とを相対的に移動させ、ワイヤ電極
とワークとの間に発生させる放電によってワークを切
断、切抜き、輪郭等の加工を行うワイヤ放電加工方法及
び装置に関し、特に、段差部を有するワークの加工に適
するワイヤ放電加工方法及び装置に関する。
電極とワークとの間に、加工電源によって電圧パルスを
印加して、その間に放電を発生させることで、ワークに
対して、切断、切抜き及び輪郭等の加工を行うものであ
る。
構成図である。図7に示すように、ワイヤ供給リール
(図示せず)から供給されるワイヤ電極100は、複数
のプーリ101、102およびワイヤガイド103、1
04に架設されてワイヤ走行経路を形成している。移動
機構105は、ワイヤガイド104を、X軸およびY軸
を直交軸とするXY平面上で移動させることができ、移
動機構106は、ワイヤガイド103を、U軸およびV
軸を直交軸としXY平面に平行なUV平面上で移動させ
ることができる。移動機構105および106は、数値
制御部900から出力される移動指令により、それぞれ
の平面上で各軸を駆動するモータ(図示せず)により位
置決め制御される。
ータに従って、ワイヤガイド103、104をXY平面
−UV平面間で相対的に移動することで、ワイヤ電極1
00と、XY平面とUV平面の挟まれた位置に置かれる
加工テーブル107上のワーク108との相対位置を操
作し、ワーク108に対して、切断、切抜きおよび輪郭
等の加工での目的の形状を指令する。
ヤガイド104を固定し、移動機構105でワーク10
8を載せる加工テーブル107をXY平面内で移動させ
るワイヤ放電加工装置が開示されているが、この装置
は、ワイヤ電極とワークとを相対的に移動させる点で
は、上述した従来のワイヤ放電加工装置と同様である。
ック図である。図8に示すように、数値制御部900
は、外部から入力される加工プログラム1000をモー
タ406〜409を回転させるための移動指令に変換す
るためのものである。
00の移動指令、つまり、移動機構105および106
への移動指令の規定および拡大・縮小、座標回転、ワイ
ヤ径補正およびテーパ加工といった各種の補正機能等の
規定を行うプログラムであり、前述のXY平面に平行な
平面に定義されるものである。
動終点の座標や、移動機構の送り速度等の情報を含むも
のである。また、通常、移動指令は、線分や円弧といっ
た基本形状単位の移動指令やそれらを組み合わせたもの
として表現される。
れる加工プログラム1000は、記憶手段402に格納
された後、加工指令処理手段403に送られる。また、
加工プログラム1000は必ずしも記憶手段402に格
納する必要はなく、入力手段401により入力された
後、直接、加工指令処理手段403に送ることもでき
る。
ラム1000が解析され、解析された移動指令に対して
前述のワイヤ径補正等の各種補正が施される。この各種
の補正が施された後の線分、円弧といった基本形状単
位、またはそれらを組み合わせた移動指令が補間手段4
04に送られる。補間手段404は、加工指令処理手段
403から送られた移動指令に基づいて、微小時間周期
ごとに、その周期でのモータ406〜409の回転量を
サーボ制御手段405に指令する。サーボ制御手段40
5は、補間手段404から指令される微小時間周期ごと
の移動量にしたがってモータ406〜409を追従させ
るようにサーボ制御を行う。
駆動平面に平行な上下2平面(例えばXY平面およびU
V平面)に加工プログラム1000によって定義された
加工形状に対して、その上下2平面上の加工形状におけ
る対応する2点を直線で結んだ状態にワイヤ電極100
を操作して、ワーク108との相対的な位置関係を操作
するものである。
ーク108との間に電圧パルスを印加し、この間で放電
を発生させ、放電エネルギーによりワーク108を部分
的に除去する。この放電現象を連続的に発生すること
で、加工を進行させるものである。加工速度は、ワーク
108への単位時間当たりの放電回数すなわち放電周波
数と、放電エネルギーの大きさによって定まる。放電エ
ネルギーが大きいほどワーク108の除去量も大きくな
り、加工速度は速くなるが、反面、ワーク表面の加工状
態は粗くなる。このため、通常は同一のワークに対し、
放電エネルギーの異なる状態で複数回の加工を行う。
目の加工(荒加工)を行い、次第に小さい状態にして最
後に仕上げ加工を行う。一般的に用いられる直方体のワ
ークの場合では、形状の急激に変化する点、例えばコー
ナ部分などを除き、加工を行う位置に関わらず加工条件
はほぼー定となるため、ワーク表面の加工状態もほぼー
様となる。
においては、例えば図9に示すように、階段状外形のワ
ーク108に対して、階段状の断面となる方向で切断す
る場合がある。この場合、段差部分では形状が急激に変
化し、加工条件も大きく変化する。このため、従来のワ
イヤ放電加工装置では、一様で安定した加工を行うこと
ができず、ワーク108の表面に筋状の加工傷200が
形成されるという問題があった。
有するワークを加工する場合、段差部に加工傷が形成さ
れるのを防止し、良好な加工を行うことができるワイヤ
放電加工方法および装置を提供することを目的とする。
方法は、ワイヤ電極とワークとを相対的に移動させ、ワ
イヤ電極とワークとの間に発生させる放電によってワー
クを加工する、ワイヤ放電加工方法において、ワークの
段差部を挟む区間で、ワイヤ電極をワークに対して傾斜
させて放電を行うことを特徴とするものである。
間で、ワイヤ電極をワークに対して傾斜させて放電を行
うので、ワイヤ電極がワークの段差部を連続的な加工状
態の変化の下で通過することになり、加工状態の急激な
変化を回避して加工を行うことができる。
方法は、ワークの段差部を挟む区間及びワイヤ電極の傾
斜量を設定する工程と、ワイヤ電極がワークの段差部を
挟む区間に位置するか否かを判定する工程と、ワイヤ電
極がワークの段差部を挟む区間に位置する場合、設定さ
れた傾斜量に基づき、ワイヤ電極をワークに対して所定
角度傾斜させる工程と、を有することを特徴とするもの
である。この場合、ワーク電極の傾斜を行う区間及び傾
斜角度を加工プログラムにより定義することになる。
は、ワイヤ電極の傾斜量を設定する工程と、ワークの加
工状態からワークの段差部の位置を検出する工程と、ワ
イヤ電極が検出されたワークの段差部を挟む区間に位置
するか否かを判定する工程と、ワイヤ電極がワークの段
差部を挟む区間に位置する場合、設定された傾斜量に基
づき、ワイヤ電極をワークに対して所定角度傾斜させる
工程と、を有することを特徴とするものである。この場
合、ワーク電極の傾斜を行う区間を加工中の加工状態か
ら検出して定義し、傾斜角度を加工プログラムによって
定義して、次回以降の加工を行うことになる。
方法は、ワークの加工状態から、ワークの段差部の位置
を検出するとともに、ワイヤ電極の所望の傾斜量を算出
する工程と、ワイヤ電極が検出されたワークの段差部を
挟む区間に位置するか否かを判定する工程と、ワイヤ電
極がワークの段差部を挟む区間に位置する場合、算出さ
れた傾斜量に基づき、ワイヤ電極をワークに対して所定
角度傾斜させる工程と、を有することを特徴とするもの
である。この場合、ワーク電極の傾斜を行う区間及び傾
斜角度を加工中の加工状態から算出して定義し、次回以
降の加工を行うことになる。
極とワークとを相対的に移動させ、ワイヤ電極とワーク
との間に発生させる放電によってワークを加工する、ワ
イヤ放電加工装置において、ワークの段差部を挟む区間
で、ワイヤ電極をワークに対して傾斜させて放電を行う
手段を有することを特徴とするものである。
加工状態から、ワークの段差部の位置を検出する手段を
有してもよく、また、ワークの加工状態から、ワークの
段差部に対するワイヤ電極の所望の傾斜量を算出する手
段を有してもよい。
態の急激な変化をより回避するために、ワイヤ電極がワ
ークの段差部にさしかかる手前の位置から、ワイヤ電極
を徐々に傾斜させ、ワイヤ電極がワークの段差部を通過
した位置から、ワイヤ電極を徐々に元の状態に戻すのが
好ましい。
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形
態を示す構成図である。
形態は、ワイヤ供給リール(図示せず)からプーリ1
a,1bを介して供給されるワイヤ電極2と、そのワイ
ヤ電極2を支持するワイヤガイド3、4と、ワイヤガイ
ド4をX軸およびY軸を直交軸とするXY平面上で移動
させる移動機構5と、ワイヤガイド3を、U軸およびV
軸を直交軸としXY平面に平行なUV平面上で移動させ
る移動機構6とを有する。移動機構5、6は、数値制御
部9から出力される移動指令により、それぞれの平面上
で各軸を駆動するモータ26〜29(図2参照)により
位置決め制御される。
工データに従って、ワイヤガイド3、4をXY平面−U
V平面間で相対的に移動することで、ワイヤ電極2と、
XY平面とUV平面の挟まれた位置に置かれる加工テー
ブル7上のワーク8との相対位置を操作し、加工テーブ
ル7上のワーク8に対して、切断、切抜きおよび輪郭等
の加工での目的の形状を指令する。
との間に電圧パルスを印加し、この間で放電を発生さ
せ、放電エネルギーによりワーク8を部分的に除去す
る。この放電現象を連続的に発生することで、加工を進
行させる。
5でワーク8を載せる加工テーブル7をXY平面内で移
動させることにより、ワイヤ電極2とワーク8とを相対
的に移動させてもよい。
を示すブロック図である。図2に示すように、数値制御
部9は、前述の従来のワイヤ放電加工装置の場合と同様
に、外部から入力される加工プログラム20をモータ2
6〜29を回転させるための移動指令に変換するもので
ある。この数値制御部9は、図8で示した従来のワイヤ
放電加工装置における数値制御部900とは加工プログ
ラム20の内容と、加工指令処理手段23における処理
が異なる。
極2の移動指令の規定および拡大・縮小、座標回転、ワ
イヤ径補正およびテーパ加工といった各種の補正機能等
の規定を行うプログラムであり、キーボード等の入力手
段21から入力されて記憶手段22に格納された後、も
しくは直接加工指令処理手段23に送られる。加工指令
処理手段23では、加工プログラム20が解析され、解
析された移動指令に対して前述のワイヤ径補正等の各種
補正が施される。
といった基本形状単位、またはそれらを組み合わせた移
動指令が補間手段24に送られる。
ら送られた移動指令に基づいて、微小時間周期ごとに、
その周期でのモータ26〜29の回転量をサーボ制御手
段25に指令する。サーボ制御手段25は、補間手段2
4から指令される微小時間周期ごとの移動量にしたがっ
てモータ26〜29を追従させるサーボ制御を行う。
加工プログラム20および加工指令処理手段23の動作
について、図3および図4を用いて説明する。
ム20の処理概要を示すフローチャートである。
(S1)。この加工プログラム20は、前述のように移
動指令の規定および各種の補正機能等の規定を行うプロ
グラムである。
補正データが付与されて設定される(S2)。ここで、
ワイヤ傾斜補正データとは、例えば、ワーク8の段差部
を挟む区間の位置及びワイヤ電極2の傾斜量に関するデ
ータである。
イヤ傾斜補正データに基づき、移動指令に対してワイヤ
傾斜補正の開始・終了を決定し、加工プログラム20を
実行する(S3)。
間、すなわち補正区間内に進入すると(S4)、補正が
実行させていなければ(S5)、補正が開始され(S
6)、ワイヤ電極2の姿勢を徐々に傾斜させる(S
7)。そして、ワイヤ電極2が補正終了位置に達すると
(S8)、補正を終了し(S9)、ワイヤ電極2の姿勢
を徐々に元に戻す(S10)。
とに上記動作を繰り返す(S11)。
るための説明図である。図4に示すように、段差部を有
するワーク8に対する加工は矢印方向(左から右)へと
進行し、ワイヤ電極2は、Aの位置からのD位置まで移
動する。Aの位置のワイヤ電極2は、ワーク8の段差位
置に進入する時点Bで、図4に示すように、ワイヤ電極
2とワーク8の段差面の成す角がθとなるように、また
加工の状態の急激な変化を避けるために、徐々に傾斜角
を増しながら加工していく。
ち補正が施された状態で段差部の加工を行い、段差部を
通過する。
ように、また加工の状態の急激な変化を避けるために、
徐々に姿勢を元の状態に戻しながら加工していく。
θ、補正開始位置Aおよび補正終了開始位置Cの指定
を、加工プログラム20から解析し移動指令に補正を施
すことで、ワイヤ電極2と段差状のワーク8との相対位
置を補正する。
区間で、ワイヤ電極2をワーク8に対して傾斜させて放
電を行うので、ワイヤ電極2がワーク8の段差部を連続
的な加工状態の変化の下で通過することになり、加工状
態の急激な変化を回避して加工を行うことができる。し
たがって、本発明を用いれば、ワーク8の表面に筋状の
加工傷が形成されるのを防止でき、良好な放電加工を行
うことができる。
図である。図5に示すように、第2の実施の形態は、第
1の実施の形態に追加して、加工電源10から放電エネ
ルギーの推移などの加工情報を入力して加工状態を監視
する加工状態監視手段30と、加工状態監視手段30か
ら段差情報を入力し、加工指令処理手段23から加工位
置情報を入力して段差位置を検出する段差位置検出手段
31とを有する。加工指令処理手段23は、段差位置検
出手段31から段差位置情報を入力する。
御部9による加工プログラムの処理概要を示すフローチ
ャートである。まず、加工プログラム20が作成され
(S01)、ワイヤ傾斜補正データが設定される(S0
2)。このワイヤ傾斜補正データには補正区間に関する
データが除去されている。
(S03)、荒加工が行われる(S04)。加工指令処
理手段23は、通常行われる第1回目の加工である荒加
工の実行中に、段差位置検出手段31から段差位置情報
を取得し、この段差位置から第2回目以降の加工におい
て補正区間を設定する(S05)。
が、この後の動作は、第1の実施の形態と同様に行われ
る。
は、第1回目の加工(荒加工)においてはワイヤ傾斜補
正は行わないが、第2回目以降の加工においては、第1
の実施の形態と同一の動作となる。
とはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範
囲内において、種々の変更が可能である。例えば、第2
の実施の形態における加工指令処理手段23は、ワーク
8の加工状態から、ワーク8の段差部の位置を検出する
とともに、ワイヤ電極2の所望の傾斜量を算出するよう
にしてもよい。また、ワイヤ電極2を傾斜させるのでは
なく、加工テーブル7の移動を制御して、ワーク8をワ
イヤ電極2に対して傾斜させるように構成してもよい。
区間で、ワイヤ電極をワークに対して傾斜させて放電を
行うので、ワイヤ電極がワークの段差部を連続的な加工
状態の変化の下で通過することになり、加工状態の急激
な変化を回避して加工を行うことができる。したがっ
て、本発明を用いれば、ワークの表面に筋状の加工傷が
形成されるのを防止でき、良好な放電加工を行うことが
できる。
る。
図である。
示すフローチャートである。
図である。
工プログラムの処理概要を示すフローチャートである。
る。
するための説明図である。
Claims (8)
- 【請求項1】ワイヤ電極とワークとを相対的に移動さ
せ、前記ワイヤ電極と前記ワークとの間に発生させる放
電によってワークを加工する、ワイヤ放電加工方法にお
いて、 前記ワークの段差部を挟む区間で、前記相対的移動によ
って形成される加工平面と前記ワークの段差面との交わ
る辺に対して前記ワイヤ電極が前記加工平面内で交わる
方向に前記ワイヤ電極を傾斜させて放電を行うことを特
徴とするワイヤ放電加工方法。 - 【請求項2】前記ワークの段差部を挟む区間及びワイヤ
電極の傾斜量を設定する工程と、 前記ワイヤ電極が前記ワークの段差部を挟む区間に位置
するか否かを判定する工程と、 前記ワイヤ電極が前記ワークの段差部を挟む区間に位置
する場合、前記設定された傾斜量に基づき、ワイヤ電極
を前記ワークに対して前記方向に所定角度傾斜させる工
程と、 を有することを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電
加工方法。 - 【請求項3】前記ワイヤ電極の傾斜量を設定する工程
と、 前記ワークの加工状態からワークの段差部の位置を検出
する工程と、 前記ワイヤ電極が前記検出されたワークの段差部を挟む
区間に位置するか否かを判定する工程と、 前記ワイヤ電極が前記ワークの段差部を挟む区間に位置
する場合、前記設定された傾斜量に基づき、ワイヤ電極
を前記ワークに対して前記方向に所定角度傾斜させる工
程と、 を有することを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電
加工方法。 - 【請求項4】前記ワークの加工状態から、ワークの段差
部の位置を検出するとともに、前記ワイヤ電極の所望の
傾斜量を算出する工程と、 前記ワイヤ電極が前記検出されたワークの段差部を挟む
区間に位置するか否かを判定する工程と、 前記ワイヤ電極が前記ワークの段差部を挟む区間に位置
する場合、前記算出された傾斜量に基づき、ワイヤ電極
を前記ワークに対して前記方向に所定角度傾斜させる工
程と、 を有することを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電
加工方法。 - 【請求項5】ワイヤ電極とワークとを相対的に移動さ
せ、前記ワイヤ電極と前記ワークとの間に発生させる放
電によってワークを加工する、ワイヤ放電加工装置にお
いて、 前記ワークの段差部を挟む区間で、前記相対的移動によ
って形成される加工平面と前記ワークの段差面との交わ
る辺に対して前記ワイヤ電極が前記加工平面内で交わる
方向に前記ワイヤ電極を傾斜させて放電を行う手段を有
することを特徴とするワイヤ放電加工装置。 - 【請求項6】前記ワークの加工状態から、ワークの段差
部の位置を検出する手段を有することを特徴とする請求
項5に記載のワイヤ放電加工装置。 - 【請求項7】前記ワークの加工状態から、ワークの段差
部に対する前記ワイヤ電極の所望の傾斜量を算出する手
段を有することを特徴とする請求項5又は6に記載のワ
イヤ放電加工装置。 - 【請求項8】前記ワイヤ電極がワークの段差部にさしか
かる手前の位置から、ワイヤ電極を徐々に前記方向に傾
斜させ、前記ワイヤ電極がワークの段差部を通過した位
置から、ワイヤ電極を徐々に元の状態に戻すことを特徴
とする請求項5乃至7のいずれか1つの項に記載のワイ
ヤ放電加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14366697A JP2885228B2 (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | ワイヤ放電加工方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14366697A JP2885228B2 (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | ワイヤ放電加工方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10328938A JPH10328938A (ja) | 1998-12-15 |
JP2885228B2 true JP2885228B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=15344119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14366697A Expired - Fee Related JP2885228B2 (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | ワイヤ放電加工方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2885228B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2013146836A (ja) * | 2012-01-20 | 2013-08-01 | Fanuc Ltd | ワイヤ電極を傾斜させて放電加工を行うワイヤ放電加工機 |
US11534843B2 (en) | 2020-03-31 | 2022-12-27 | Sodick Co., Ltd. | Wire electric discharge machining method and wire electric discharge machining apparatus |
JP7233615B1 (ja) * | 2022-02-21 | 2023-03-06 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工装置、ワイヤ放電加工方法、学習装置および推論装置 |
Families Citing this family (2)
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JP6908647B2 (ja) * | 2019-03-12 | 2021-07-28 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機、および加工プログラム編集装置 |
-
1997
- 1997-06-02 JP JP14366697A patent/JP2885228B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US8921729B2 (en) | 2012-01-20 | 2014-12-30 | Fanuc Corporation | Wire electrical discharge machine carrying out electrical discharge machining by inclining wire electrode |
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WO2023157308A1 (ja) * | 2022-02-21 | 2023-08-24 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工装置、ワイヤ放電加工方法、学習装置および推論装置 |
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JPH10328938A (ja) | 1998-12-15 |
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