JP2001001174A - レーザ加工機におけるパイプ切断方法及びその装置 - Google Patents

レーザ加工機におけるパイプ切断方法及びその装置

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JP2001001174A
JP2001001174A JP11177092A JP17709299A JP2001001174A JP 2001001174 A JP2001001174 A JP 2001001174A JP 11177092 A JP11177092 A JP 11177092A JP 17709299 A JP17709299 A JP 17709299A JP 2001001174 A JP2001001174 A JP 2001001174A
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Yosuke Ozawa
洋介 小澤
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Amada Wasino Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプの加工面が傾斜しているときでも安定
した加工精度と加工品質を維持する。 【解決手段】 レーザビームを照射するノズル9を首振
り自在に備えたレーザ加工ヘッド7をパイプWの加工面
上に対して例えばX,Z軸方向へ移動位置決めしてパイ
プの切断加工を行う際に、加工テーブル上のパイプ回転
装置に備えた把持具でパイプを把持し、このパイプの加
工面上のP点とP点の2点の座標値をノズル先端の
ならい検出装置23により測定する。上記のP点とP
点の測定座標値(X,Z)と(X,Z)によ
りパイプの傾き角度θが自動的に計算される。ノズル9
が同じ傾き角度θに傾けられることによりノズル先端は
パイプの加工面に対して垂直に位置する。この状態でパ
イプはパイプ回転装置により回転され切断されるので、
パイプの傾きによる加工寸法の違いや加工不良がなくな
り、加工精度と加工品質が安定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ加工機にお
けるパイプ切断方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ加工機におけるパイプ切断
は、図7および図8に示されているようにパイプ回転装
置としてのインデックス装置101(A軸)によりパイ
プWが回転されながら、レーザビームを照射するノズル
103を備えたレーザ加工ヘッド105をX軸方向へ移
動させる円筒補間により行われており、また、パイプW
の加工面は上下方向(Z軸方向)の高さにバラツキがあ
るので、Z軸ならい制御によりレーザ加工ヘッド105
が上下動されている。
【0003】なお、パイプWは加工テーブル107上に
設置されたパイプサポート109により支持されてパイ
プWのたわみ等によるパイプWの傾きがなくなるように
されている場合と、パイプサポート109がない場合と
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のパイ
プ切断において、パイプサポート109がない場合で
は、図9(A)に示されているようにパイプWの傾きが
ないときはノズル103がパイプWの加工面に対して垂
直に向けられているので、X方向の加工寸法は所望の寸
法xで切断され、パイプ切断面の高さは図9(B)に
示されているようにパイプWの肉厚tと同じ値で切断
される。
【0005】しかし、図10(A)に示されているよう
にパイプWのたわみ等によりパイプWの傾きが大きくな
ると、パイプWの加工面とレーザ加工ヘッド105の位
置関係が垂直ではなくなるので、ノズル103がパイプ
Wの加工面に対して斜めに向けられているために、図1
0(A)に示されているようにX方向の加工寸法が所望
の寸法xより小さい値x(x>x)になり、加
工精度が悪くなる。また、図10(B)に示されている
ように特に肉厚が厚いパイプWでは切断面がテーパ形状
になるためにパイプ切断面の厚さがパイプWの肉厚t
より大きな値t (t<t)に変化し、加工不良に
なるという問題点があった。
【0006】また、パイプサポート109が設置される
場合では、このパイプサポート109のセッティングや
調整に時間がかかるという問題点があった。
【0007】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、パイプの加工面が傾斜してい
るときでも安定した加工精度と加工品質が維持されるレ
ーザ加工機におけるパイプ切断方法及びその装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のレーザ加工機におけるパイ
プ切断方法は、加工テーブル上のパイプ回転装置に備え
た把持具でパイプを把持し、このパイプの加工面上の2
点に、レーザ加工ヘッドの先端に設けられたノズル先端
のならい検出装置により一定の高さに位置決めして、こ
の2点におけるノズル先端の位置に基づいて前記パイプ
の加工面上の2点のX軸とZ軸の座標値を求め、上記の
2点の座標値により前記パイプの傾き角度を計算し、こ
の計算した傾き角度と同じ角度に前記ノズルをX軸方向
に旋回するU軸で傾けることにより前記ノズル先端をパ
イプの加工面に対して垂直に位置決めせしめ、パイプ回
転装置によりパイプをX軸と平行なA軸で回転してノズ
ル先端からのレーザビームでパイプを切断することを特
徴とするものである。
【0009】したがって、ならい検出装置により一定の
高さに位置決めされたノズル先端の位置からパイプの加
工面上の2点の座標値が求められ、この2点の座標値か
らパイプの傾き角度が自動的に計算され、この求められ
た傾き角度と同じ角度にノズルがU軸で傾けられてノズ
ル先端がパイプの加工面に対して垂直な位置に位置決め
された状態でパイプ切断が行われるので、パイプの傾き
による加工寸法の違いや加工不良がなくなり、安定した
加工精度と加工品質が維持される。
【0010】また、パイプサポート等のパイプ支持具が
不要となるので、パイプのセッティングが容易になり、
作業効率の向上に寄与する。
【0011】請求項2によるこの発明のレーザ加工機に
おけるパイプ切断装置は、レーザビームを照射するノズ
ルを備えたレーザ加工ヘッドをパイプの加工面上に対し
てX軸、Z軸方向の各軸へ移動位置決め自在に設け、前
記ノズルをX軸方向に旋回するU軸で首振り自在に設け
ると共にノズルを光軸方向に移動するW軸で進退自在に
設けてなるレーザ加工機におけるパイプ切断装置におい
て、パイプを把持する把持具を備えると共に前記パイプ
をX軸と平行なA軸で回転するパイプ回転装置を加工テ
ーブル上に設け、前記ノズルの先端にパイプの加工面上
の位置を検出するならい検出装置を設け、このならい検
出装置によりパイプの加工面上の2点にノズル先端を一
定の高さに位置決めして、この2点におけるノズル先端
の位置に基づいて求めた前記パイプの加工面上の2点の
X軸とZ軸の座標値を記憶するメモリと、前記2点の座
標値により前記パイプの傾き角度を計算する演算処理部
と、この演算処理部で計算した傾き角度と同じ角度に前
記ノズルをU軸で傾けてノズル先端をパイプの加工面に
対して垂直に位置せしめるべくX軸、Z軸、U軸の各軸
並びにW軸、A軸を制御する軸制御部と、パイプの加工
面に対するノズルのならい制御をZ軸とW軸に切り換え
るならい軸切換え部とを備えた制御装置を設けてなるこ
とを特徴とするものである。
【0012】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、ならい検出装置により一定の高さに位置決めされ
たノズル先端の位置からパイプの加工面上の2点の座標
値が求められ、この2点の座標値からパイプの傾き角度
が自動的に計算され、この求められた傾き角度と同じ角
度にノズルがU軸で傾けられてノズル先端がパイプの加
工面に対して垂直な位置に位置決めされた状態でパイプ
切断が行われるので、パイプの傾きによる加工寸法の違
いや加工不良がなくなり、安定した加工精度と加工品質
が維持される。
【0013】また、パイプサポート等のパイプ支持具が
不要となるので、パイプのセッティングが容易になり、
作業効率の向上に寄与する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレーザ加工方法及
びその装置の実施の形態について、図面を参照して説明
する。
【0015】図2を参照するに、本実施の形態に係わる
レーザ加工機1は、図示せざるNC装置の制御の下に駆
動されるX軸駆動手段によりX軸方向に移動位置決め自
在のX軸キャリッジ3を備え、このX軸キャリッジ3に
はX軸方向と直交するY軸方向に、NC装置の制御の下
に駆動されるY軸駆動手段により移動位置決め自在のY
軸キャリッジ5が設けられている。このY軸キャリッジ
5の下部にはX,Y軸に直交するZ軸方向に移動位置決
め自在のレーザ加工ヘッド7が設けられており、このレ
ーザ加工ヘッド7にはレーザ加工用の集光装置(図示省
略)を備えたノズル9が取付けられている。
【0016】なお、レーザ加工機1にはレーザ発振器
(図示省略)が備えられており、このレーザ発振器から
のレーザビームが、X軸キャリッジ3、Y軸キャリッジ
5、レーザ加工ヘッド7を経由してノズル9まで図示せ
ざる光学系により導かれるように構成されている。な
お、前記レーザ加工ヘッド7は前記XY軸に直交するZ
軸方向(垂直方向)にも移動位置決め自在となってい
る。
【0017】上記のX軸キャリッジ3は図3に示されて
いるように制御装置11に電気的に接続されたX軸サー
ボモータ13により駆動制御されており,同様に、Y軸
キャリッジ5はY軸サーボモータ15により駆動制御さ
れ、レーザ加工ヘッド7はZ軸サーボモータ17により
パイプWに対し垂直方向に駆動制御される。なお、Y軸
サーボモータ15及びZ軸サーボモータ17も図3に示
されているように制御装置11に電気的に接続されてい
る。
【0018】図5及び図6を参照するに、ノズル9はX
軸に平行にU軸方向に首振り自在であり、ノズル先端の
前方向のW軸(ならい軸)で進退自在に設けられてい
る。なお、上記のU軸は図3に示されているようにU軸
サーボモータ19により駆動制御可能に設けられてお
り、W軸はW軸サーボモータ21により駆動制御可能に
設けられている。なお、U軸サーボモータ19並びにW
軸サーボモータ21は制御装置11に電気的に接続され
ている。
【0019】また、ノズル9にはパイプWとの一定の高
さのギャップαを検出してパイプWの加工面の位置をな
らうためのならい検出装置としての例えばならいセンサ
23が装備されており、このならいセンサ23は図3に
示されているようにならいコントローラ25を経由して
制御装置11に電気的に接続されている。
【0020】図2を参照するに、前記レーザ加工ヘッド
7の下方位置にはレーザ加工機のベッド27上に加工テ
ーブル29が設けられており、この加工テーブル29上
の図2において右端側には、X軸方向と平行に配置した
パイプWをA軸上で回転するA軸サーボモータ31を備
えたパイプ回転装置33が設けられており、A軸サーボ
モータ31は図3に示されているように制御装置11に
電気的に接続されてパイプWを所望の位置に回転位置決
め可能に設けられている。
【0021】図3を参照するに、制御装置11として
は、中央処理装置としてのCPU35に、パイプWの材
質、形状、長さなどの種々のレーザ加工条件等のデータ
や加工プログラムを入力する入力装置37と表示装置3
9と、入力されたデータや加工プログラム、ノズル先端
のならいセンサ23により測定したパイプWの加工面上
の2点の測定座標値を記憶するメモリ41が電気的に接
続されている。
【0022】また、上記のCPU35には、上記の2点
の測定座標値によりパイプWの傾き角度θを計算する演
算処理部43と、この演算処理部43で計算した傾き角
度θと同じ角度にノズル9を傾けてノズル先端をパイプ
Wの加工面に対して垂直に位置せしめるべくX軸、Y
軸、Z軸、U軸、A軸の各軸を制御する軸制御部45
と、パイプWの加工面に対するノズル9のならい制御を
Z軸(加工ヘッド上下軸)とW軸(ノズル移動軸)に切
り換えるならい軸切換え部47が電気的に接続されてい
る。
【0023】なお、軸制御部45にはサーボアンプ49
を介して上述したX軸、Y軸、Z軸、U軸、W軸、A軸
の各軸サーボモータ13,15,17,19,21に接
続されている。
【0024】上記構成により、図4を参照して説明する
と、レーザ加工ヘッド7がP点へ向けてX軸方向へ移
動され且つノズル先端のZ軸ならいがONされることに
より上下方向に移動されて、ならいセンサ23によりパ
イプWの加工面のP点(X ,Z)が検出されるま
でノズル先端が接近する(ステップS1及びS2)。
【0025】ならいセンサ23によりパイプWの加工面
が検出されたときに図1の(1)で示されているように
点(X,Z)へのアプローチが完了する。つま
り、ならいセンサ23による一定の高さのギャップαと
すると、このときのノズル先端の座標値は(X,Z
+α)であるので、パイプWの加工面のP点の座
標値(X,Z)が求められる。このアプローチ完了
時にZ軸ならいがOFFとなり、P点の座標値
(X,Z)がメモリ41に記憶される(ステップS
3及びS4)。
【0026】次に、レーザ加工ヘッド7が図1の(2)
に示されているようにP点へ向けてX軸方向へ移動さ
れ且つノズル先端のZ軸ならいがONされることにより
下方向に移動されて、ならいセンサ23によりパイプW
の加工面のP点(X,Z )が検出されるまでノズ
ル先端が接近する(ステップS5及びS6)。
【0027】ならいセンサ23によりパイプWの加工面
が検出されたときに図1の(3)の2点鎖線で示されて
いるようにP点(X,Z)へのアプローチが完了
する。つまり、ならいセンサ23によるギャップがαで
あるので、このときのノズル先端の座標値は(X,Z
+α)となり、パイプWの加工面のP点の座標値
(X,Z)が求められる。このアプローチ完了時に
Z軸ならいがOFFとなり、P点の座標値(X,Z
)がメモリ41に記憶される(ステップS7及びS
8)。
【0028】制御装置11の演算処理部43により、上
記のP点とP点の2点の測定座標値(X,Z
と(X,Z)からパイプWの傾き角度θが計算され
る。ちなみに、傾き角度θは、θ=tan−1(Z−Z
)/(X−X)の演算式で計算される(ステップ
S9)。
【0029】この計算された傾き角度θと同じ角度θに
ノズル9がU軸方向に旋回して傾けられることにより、
図1の(4)の実線で示されているようにノズル先端が
パイプWの加工面に対して垂直に位置せしめられる。次
いで、W軸ならいがONされてからパイプ回転装置33
によりパイプWがA軸で回転されてノズル先端からのレ
ーザビームでパイプWが切断される。このとき、W軸な
らいがONされていることにより、ノズル先端はパイプ
Wの回転によるパイプWの加工面のバラツキに追従可能
となり、ノズル先端とパイプWの加工面とのギャップが
常時一定に保たれながら安定した状態でパイプWが切断
加工される(ステップS10)。
【0030】以上のように、簡単に述べると、Z軸なら
い制御により測定されたパイプWの加工面上のP点と
点の2点のX軸及びZ軸の座標値からパイプWの傾
斜角度θが自動的に演算され、この求められた傾斜角度
θに基づいてノズル先端がパイプWの加工面に対して垂
直な位置になるようにノズル9が傾斜角度θ分だけ旋回
された状態でパイプ切断が行われるので、従来のような
パイプWの傾きによる加工寸法の違いや加工不良がなく
なり、安定した加工精度と加工品質が維持される。
【0031】また、パイプサポート等のパイプ支持具が
不要となるので、パイプWのセッティングが容易にな
る。
【0032】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。
【0033】また、前述した実施の形態では、Z軸座標
値がZ軸ならい制御により求められたが、メジャーリン
グプローブ等の測定器により求める方法であっても構わ
ない。
【0034】なお、前述した実施の形態ではパイプWが
X軸と平行なA軸で回転するものとして説明したが、A
軸がY軸と平行であってパイプWの加工面の2点の座標
値はY軸とZ軸で求め、U軸はY軸方向に旋回するもの
とすることもできる。
【0035】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、ならい
検出装置により一定の高さに位置決めされたノズル先端
の位置からパイプの加工面上の2点の座標値が求めら
れ、この2点の座標値からパイプの傾き角度を自動的に
計算でき、この求められた傾き角度と同じ角度でノズル
がU軸で傾けられることによりノズル先端をパイプの加
工面に対して垂直に位置せしめた状態でパイプ切断を行
うことができるので、パイプの傾きによる加工寸法の違
いや加工不良をなくすことができ、安定した加工精度と
加工品質を維持できる。
【0036】また、パイプサポート等のパイプ支持具を
不要にできるので、パイプのセッティングが容易にな
り、作業効率の向上を図ることができる。
【0037】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、ならい検出装置により一定の高さに
位置決めされたノズル先端の位置からパイプの加工面上
の2点の座標値が求められ、この2点の座標値からパイ
プの傾き角度を自動的に計算でき、この求められた傾き
角度と同じ角度でノズルがU軸で傾けられることにより
ノズル先端をパイプの加工面に対して垂直に位置せしめ
た状態でパイプ切断を行うことができるので、パイプの
傾きによる加工寸法の違いや加工不良をなくすことがで
き、安定した加工精度と加工品質を維持できる。
【0038】また、パイプサポート等のパイプ支持具を
不要にできるので、パイプのセッティングが容易にな
り、作業効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、パイプ切断
方法の概略的な動作を説明するための動作説明図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態で使用されるレーザ加工機
の斜視図である。
【図3】制御装置のブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態を示すもので、パイプ切断
方法のフローチャート図である。
【図5】本発明の実施の形態を示すもので、パイプ切断
装置の概略的な正面図である。
【図6】図5における右側面図である。
【図7】従来のパイプ切断装置の概略的な正面図であ
る。
【図8】図7における右側面図である。
【図9】(A)は従来のパイプ切断装置により傾きのな
いパイプを切断するときの動作説明図で、(B)はパイ
プの切断状態を示す説明図ある。
【図10】(A)は従来のパイプ切断装置により傾きの
あるパイプを切断するときの動作説明図で、(B)はパ
イプの切断状態を示す説明図ある。
【符号の説明】
1 レーザ加工装置 7 レーザ加工ヘッド 9 ノズル 11 制御装置 13 X軸サーボモータ 15 Y軸サーボモータ 17 Z軸サーボモータ 19 U軸サーボモータ 21 W軸サーボモータ 23 ならいセンサ(ならい検出装置) 29 加工テーブル 31 A軸サーボモータ 33 パイプ回転装置 35 CPU 41 メモリ 43 演算処理部 45 軸制御部 47 ならい軸切換え部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B23K 101:06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工テーブル上のパイプ回転装置に備え
    た把持具でパイプを把持し、このパイプの加工面上の2
    点にレーザ加工ヘッドの先端に設けられたノズル先端の
    ならい検出装置により一定の高さに位置決めして、この
    2点におけるノズル先端の位置に基づいて前記パイプの
    加工面上の2点のX軸とZ軸の座標値を求め、上記の2
    点の座標値により前記パイプの傾き角度を計算し、この
    計算した傾き角度と同じ角度に前記ノズルをX軸方向に
    旋回するU軸で傾けることにより前記ノズル先端をパイ
    プの加工面に対して垂直に位置決めせしめ、パイプ回転
    装置によりパイプをX軸と平行なA軸で回転してノズル
    先端からのレーザビームでパイプを切断することを特徴
    とするレーザ加工機におけるパイプ切断方法。
  2. 【請求項2】 レーザビームを照射するノズルを備えた
    レーザ加工ヘッドをパイプの加工面上に対してX軸、Z
    軸方向の各軸へ移動位置決め自在に設け、前記ノズルを
    X軸方向に旋回するU軸で首振り自在に設けると共にノ
    ズルを光軸方向に移動するW軸で進退自在に設けてなる
    レーザ加工機におけるパイプ切断装置において、 パイプを把持する把持具を備えると共に前記パイプをX
    軸と平行なA軸で回転するパイプ回転装置を加工テーブ
    ル上に設け、 前記ノズルの先端にパイプの加工面上の位置を検出する
    ならい検出装置を設け、 このならい検出装置によりパイプの加工面上の2点にノ
    ズル先端を一定の高さに位置決めして、この2点におけ
    るノズル先端の位置に基づいて求めた前記パイプの加工
    面上の2点のX軸とZ軸の座標値を記憶するメモリと、
    前記2点の座標値により前記パイプの傾き角度を計算す
    る演算処理部と、この演算処理部で計算した傾き角度と
    同じ角度に前記ノズルをU軸で傾けてノズル先端をパイ
    プの加工面に対して垂直に位置せしめるべくX軸、Z
    軸、U軸の各軸並びにW軸、A軸を制御する軸制御部
    と、パイプの加工面に対するノズルのならい制御をZ軸
    とW軸に切り換えるならい軸切換え部とを備えた制御装
    置を設けてなることを特徴とするレーザ加工機における
    パイプ切断装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6930275B2 (en) 2002-04-16 2005-08-16 Yamazaki Mazak Kabushiki Kaisha Three dimensional linear machining apparatus
JP2010125517A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Komatsu Ntc Ltd パイプのレーザ加工方法
CN103170737A (zh) * 2013-04-11 2013-06-26 昆山远大精工机械有限公司 一种数控加工用激光切割机
KR20140071530A (ko) * 2012-11-19 2014-06-12 주식회사 한광 바아형 부재 가공용 레이저 가공기

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