JP4266791B2 - 機械加工方法 - Google Patents

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本発明は、数値制御工作機械によりワークに切削加工、研削加工等を施す機械加工方法に関し、特に先端に円弧状切刃を有するボールエンドミルやボール砥石等の工具を用い、回転送り軸を含む4軸制御加工を行う際の加工時間を短縮できる機械加工方法に関する。
金型等の3次元の凹形状、凸形状をしたワークを、先端に円弧状切刃を有するボールエンドミルやボール砥石等のいわゆるボールカッタ(以下単に工具という)を用いて機械加工を行う際、工具を回転させてワークと工具とをX、Y、Zの直動送り軸により相対送り動作を行わせるとともに、A、B又はCの回転送り軸によりワークと工具との相対姿勢を変更して加工することが一般に行われている。ワークと工具との相対姿勢を変更するのは、工具を極力突き出し長さを短くして主軸に装着させ、ワークの立壁の奥深くを加工しても工具とワークとが干渉しないようにするためや、工具の回転周速の大きい部分で加工が行えるように、工具をワークに対して寝かせる姿勢にするためである。
特許文献1には、回転送り軸を含む数値制御工作機械の主軸に工具を装着してワークを機械加工する場合、ワークの形状データと工具まわりの形状データとから、ワークと工具とが干渉しない範囲内で、できるだけ工具を寝かせた姿勢で加工する、つまり工具の回転周速の大きい部分で加工を行うことができる機械加工方法が開示されている。
また、特許文献2には、図2及び図3に示すように、主軸1とテーブル3との間で、X、Y、Z軸方向の相対送り動作を行わせる直動送り軸と、主軸1にC軸方向の回転送り動作を行わせる回転送り軸と、主軸1に取付けられ、工具5の先端円弧中心7がC軸の回転中心線9上に位置するように工具5を傾けて回転主軸11に装着したアングル主軸13とを有する数値制御工作機械により、ワークWを機械加工することが開示されている。
特許第2845710号公報 特開2003−205432号公報
従来、上述のアングル主軸頭13を用いて、図3のようにワークWを等高線に沿って加工する場合、コーナ部つまり工具5の送り方向が変わるとき、図9(a)に示すようにA点でX軸の送りを止め、工具5の姿勢を90°転回し、その後Y軸の送りを開始するように送り軸制御を行っている。このときのX軸、Y軸、C軸の各送り速度Vx、Vy、Vcのタイムチャートが図9(b)に示されている。X軸の送り速度Vxは、指令速度から減速されA点で零となり、次いでC軸の送り速度Vcが、零から加速、定速、減速を経て零になり、次いでY軸の送り速度Vyが、零から加速して指令速度になる。C軸が90°転回して工具5の姿勢が変更される時間T0の間は、加工されておらず、無駄時間になっている。
特許文献1には、ワークと工具とが干渉しない範囲で、できるだけ工具を寝かせた姿勢で加工することが開示されているが、コーナ加工部や円弧加工部等工具の送り方向の変わるとき、工具姿勢をどのように制御するかについては開示されていない。
本発明は前述の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、工具姿勢の変更を伴い工具の送り方向を変えてワークを加工するときの加工時間を短縮することができる機械加工方法を提供することである。
前述の目的を達成するため、主軸とテーブルとの間でX、Y、Z軸方向の相対送り動作を行わせる直動送り軸と、前記主軸にC軸方向の回転送り動作を行わせる回転送り軸と、前記主軸に取付けられ、先端に円弧状切刃を有する工具の円弧中心が前記C軸の回転中心線上に位置するように前記工具を傾けて回転可能に装着したアングル主軸頭とを有する数値制御工作機械の前記テーブルにワークを固定し、前記直動送り軸による前記工具の送り動作と前記回転送り軸による前記工具の姿勢変更動作とを伴って前記ワークを加工する機械加工方法において、前記工具の送り軌跡でC軸を回転させても干渉が起こらない最大の角度をC軸の許容重畳値として予め計算し重畳動作制御部に入力し、前記重畳動作制御部は、各送り軸に移動指令を分配する補間演算部の前に設けられた補間前の加減速制御部に、予め数値制御装置に入力されているC軸の通常の加速度より大きな加速度を補間前のC軸加速度として設定するとともに、前記補間演算部の後に設けられたC軸の補間後の加減速制御部に、前記C軸の許容重畳値と前記補間前のC軸加速度とに基づき決まる該補間前のC軸加速度より小さな加速度を補間後のC軸加速度として設定し、NCプログラムが実行されると、前記補間前の加減速制御部及び前記補間演算部により前記補間前のC軸加速度を加味した加減速指令が生成されて各送り軸に移動指令が分配され、前記工具の姿勢変更があったとき、前記補間後の加減速制御部によってC軸のみに前記補間後のC軸加速度を加味した加減速指令が生成され、前記工具の送り軸動作に前記工具の姿勢変更動作が重畳する機械加工方法が提供される。
工具の姿勢変更動作を工具の送り動作に重畳させることにより、加工に寄与しない工具の姿勢変更動作だけの時間がなくなる、又は少なくなり、実質的に加工時間が短縮される。
値制御工作機械の数値制御装置に出力する数値制御プログラムは、工具姿勢変更を工具の送り動作に重畳させない、従来の思想で作成したもので良く、数値制御装置の働きにより、工具の送り方向が変わった後の工具の送り動作に工具の姿勢変更動作が自動的に重畳するように制御される。これにより工具の姿勢変更動作だけの時間が少なくなる。
以上説明したように本発明によれば、金型などの3次元の凹形状や凸形状をしたワークのコーナ加工部や円弧加工部等工具の送り方向の変わるとき、工具の姿勢変更動作を工具の送り動作に重畳させることにより、加工に寄与しない工具の姿勢変更動作だけが行われる時間がなくなるか、又は従来より少なくなり、実質的にワークの加工時間が短縮される。金型などを細かいピックフィードで仕上げ加工する場合、何回もコーナ加工部や円弧加工部を通過し、合計の時間短縮効果は大きい。
本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の機械加工方法を実施するための構成ブロック図、図2は、本発明の機械加工で用いるアングル主軸頭の正面図、図3は、図2のアングル主軸頭を用いてワークを機械加工している様子を示した斜視図、図4は、数値制御プログラム(以下NCプログラムという)により工具姿勢変更を工具移動に重畳させる制御のフロー図、図5は、数値制御装置の重畳動作制御部により工具姿勢変更を工具移動に重畳させる制御のフロー図、図6は、NCプログラム及び数値制御装置の重畳動作制御部により工具姿勢変更を工具移動に重畳させる制御のフロー図、図7(a)は、NCプログラムにより工具姿勢変更を工具移動に重畳させる機械加工の様子を示した説明図、図7(b)は、そのときのX軸、Y軸、C軸の送り速度を示したタイムチャート、図8(a)は、数値制御装置の重畳動作制御部により工具姿勢変更を工具移動に重畳させる機械加工の様子を示した説明図、図8(b)は、そのときのX軸、Y軸、C軸の送り速度を示したタイムチャート、図9(a)は、工具姿勢変更を工具移動に重畳させない、従来の機械加工の様子を示した説明図、図9(b)は、そのときのX軸、Y軸、C軸の送り速度を示したタイムチャートである。
本発明で用いる数値制御工作機械は、図2及び図3に示すように、主軸1とテーブル3との間でX、Y、Z軸方向の相対送り動作を行わせる直動送り軸と、主軸1にZ軸と平行な中心線9まわりのC軸方向の回転送り動作を行わせる回転送り軸と、主軸1に取り付けられ、先端に円弧状切刃を有する工具5の円弧中心7が中心線9上に位置するように工具5を傾けて回転主軸11に装着したアングル主軸頭13とを有する。そしてワークWをテーブル3上に固定し、上方からアングル主軸頭13を近づけて工具5を回転させ、X、Y、Z、C軸の4軸制御を行ない、ワークWを所望形状に加工する。直動送り軸は工具を移動し、回転送り軸は工具の姿勢を変更する。
まず、図7(a)、(b)を参照して、本発明の機械加工方法を説明する。図3に示すようにワークWを等高線に沿って加工するときの、XY平面における工具移動軌跡と工具5との刻々の位置関係は、工具5がA点までX軸方向に移動しているとき、A点の手前から工具姿勢を徐々に変化させる。A点においては例えば45°傾けられ、Y軸方向に移動を開始したら、その移動中に残り45°の工具姿勢の変更を行う。このときのX軸速度Vxが定速から減速し零になると、直ちに、Y軸速度Vyは加速し定速になる。C軸速度Vcは、X軸速度Vxが零になる手前から加速し、定速を経て、Y軸速度Vyが立上がってから減速し零となる。つまり図9(b)に示した従来の工具姿勢変更に要する時間T0だけ加工時間を短縮できることがわかる。
この工具の姿勢変更動作を工具の送り動作に重畳させる制御フローを図1を参照しつつ、図4に基づいて説明する。直動送り軸による工具の移動軌跡をまず生成する(ステップS1)。工具の送り方向が変わるのに伴い工具姿勢の変更があるか否かを判断し(ステップS2)、工具姿勢変更ありの場合、NCプログラム作成部21の工具姿勢制御NCプログラム作成部23で刻々の加工位置に応じた工具姿勢のとり得るC軸の回転角度値、つまり許容角度値を計算する(ステップS3)。そのためには、加工形状データ、工具5を含むアングル主軸頭13まわりの形状データが予め工具姿勢制御NCプログラム作成部23に記憶され、干渉チェック演算が行われる。こうして計算した許容角度値の範囲内で、工具姿勢変更指令を軸移動指令に重畳したNCプログラム25を作成する(ステップS4)。この作成したNCプログラム25を数値制御装置27に送出し、NCプログラム解釈部29、補間前の加減速制御部31、補間演算部33、X、Y、Z、Cの各送り軸のサーボ制御部35、37、39、41を経て、X、Y、Z、Cの各送り軸モータ43、45、47、49を駆動制御する。以上がNCプログラムにより工具姿勢を工具移動に重畳させる場合の機械加工方法である。この場合、図1のC軸の許容重畳値51、重畳動作制御部53、補間後の加減速制御部55は必要としない。
次に図8(a)、(b)を参照して、数値制御装置27の重畳動作制御部53により工具姿勢変更を工具移動に重畳させる場合の機械加工方法を説明する。工具5がA点までX軸方向に移動しているとき、工具姿勢は変更しない。A点でX軸の移動が停止してから工具姿勢が変更を開始し、工具姿勢の変更が完了する前にY軸の移動が開始され、その後工具姿勢変更が完了する。そのときのX、Y、C軸の各送り速度Vx、Vy、Vcの変化の様子は、図8(b)の実線で描かれているように、X軸速度Vxが零になったらC軸速度Vcが加速し、零になる前にY軸速度Vyが加速を開始する。工具5がX軸及びY軸方向に移動せず、工具姿勢のみが変更される時間はT0より小さいT1である。こうして加工時間が短縮される。
この場合の工具の姿勢変更動作を工具の送り動作に重畳される制御フローを図1を参照しつつ図5に基づいて説明する。この場合はNCプログラム作成部21、工具姿勢制御NCプログラム作成部23は必要としない。図9に示す、工具姿勢変更を工具移動に重畳させない従来の方式で作成したNCプログラムをNCプログラム解釈部29で解釈する(ステップS11)。一方、ワークWを加工する場合、あらゆる位置でC軸を回転させても干渉が起こらない最大の角度をC軸の許容重畳値51として予め計算しておき、重畳動作制御部53に入力する(ステップS12)。重畳動作制御部53は、補間前の加減速制御部31に設定されるC軸加速度として、実際よりも大きな加速度を設定する(ステップS13)。X、Y、Z軸の各加速度値は、通常通り実際の値が設定される。
重畳動作制御部53は、C軸の許容重畳値51と補間前のC軸加速度に基づき、補間後の加減速制御部55に設定するC軸加速度を演算する(ステップS14)。この補間後のC軸加速度は補間前のC軸加速度より小さい値である。重畳動作制御部53は、求めた補間後のC軸加速度を補間後の加減速制御部55に設定する(ステップS15)。
補間前の加減速制御部31にて、補間前のC軸加速度を加味した加減速指令を生成する(ステップS16)と、図8(b)の一点鎖線に示すようにC軸速度Vcの加減速が急峻となり、X軸が停止してからY軸が移動を開始するまでの時間が、従来の時間T0より短い時間T1となるように準備される。そして補間演算部33で補間演算が実行され(ステップS17)、各送り軸に移動指令が分配される。工具の送り方向が変わるのに伴いC軸の移動指令があるか否かが判断され(ステップS18)、ありと判断された場合は、C軸についてのみ補間後の加減速制御部55にて補間後のC軸加速度に基づき、C軸動作指令に対して加減速制御をかける(ステップS19)。するとC軸の速度Vcは、図8(b)の実線で示したような加減速パターンとなり、工具5がY軸の移動に変わった直後の部分で工具姿勢変更が工具移動に重畳される。この場合は、NCプログラムを作成するとき、工具姿勢変更を工具移動に重畳させることを意識せず、従来の重畳させない場合のプログラミングで良い。あとは重畳動作制御部53の働きで自動的に重畳動作が行われ、結果としてNCプログラミングが容易になる効果もある。
次に図6により、図4と図5の制御を合体した、NCプログラム及び数値制御装置の重畳動作制御部により工具姿勢変更を工具移動に重畳させる制御フローについて説明する。NCプログラム作成部21にて工具の移動軌跡を生成する(ステップS21)。また予め計算して求めてあるC軸の許容重畳値を重畳動作制御部53に入力する(ステップS22)。工具5の姿勢変更の有無、つまり工具5の移動方向が変わるか否かの判断をし(ステップS23)、工具姿勢変更ありの場合、工具姿勢制御NCプログラム作成部23にて、刻々の加工位置に応じたC軸の許容角度値を計算する(ステップS24)。求めたC軸許容角度値からステップS22で重畳動作制御部53に入力したC軸の許容重畳値51を引いた値を、本NCプログラム生成で用いるC軸許容角度値とする(ステップS25)。このプログラム生成で用いるC軸許容角度値の範囲内で、工具姿勢変更指令を軸移動指令に重畳させ、NCプログラムを作成する(ステップS26)。
こうして作成したNCプログラム25を数値制御装置27に出力すると(ステップS27)、NCプログラム解釈部29がそのNCプログラム25を解釈する(ステップS28)。一方重畳動作制御部53は、補間前の加減速制御部31に設定されるC軸加速度として、実際よりも大きな加速度を設定する(ステップS29)。また重畳動作制御部53は、C軸の許容重畳値51と補間前のC軸加速度に基づき、加減速制御部55に設定する補間後のC軸加速度を演算する(ステップS30)。補間後のC軸加速度は補間前のC軸加速度より小さい値である。そして重畳動作制御部53は、求めた補間後のC軸加速度を補間後の加減速制御部55に設定する(ステップS31)。補間前の加減速制御部31は、補間前のC軸加速度を加味した加減速指令を生成し(ステップS32)、補間演算を実行し(ステップS33)、C軸の移動指令有無の判断後(ステップS34)、補間後の加減速制御部55にて、補間後のC軸加速度に基づきC軸動作指令に対して加減速制御をかける(ステップS35)。これにより工具姿勢変更が工具移動に重畳され、加工時間が短縮される。
本発明は、工具移動の軸制御は、加工寸法が指定されているので許容誤差はほとんどとれないが、工具姿勢の軸制御は、理屈上は加工寸法に関係しないので、許容誤差を比較的大きくとれるという思想に基づいてなされたものである。従って、必要な加工精度を維持しつつ、加工時間を短縮できる効果を得られる。
本発明の機械加工方法を実施するための構成ブロック図である。 本発明の機械加工で用いるアングル主軸頭の正面図である。 図2のアングル主軸頭を用いてワークを機械加工している様子を示した斜視図である。 NCプログラムにより工具姿勢変更を工具移動に重畳させる制御のフロー図である。 数値制御装置の重畳動作制御部により工具姿勢変更を工具移動に重畳させる制御フロー図である。 NCプログラム及び数値制御装置の重畳動作制御部により工具姿勢変更を工具移動に重畳させる制御のフロー図である。 (a)はNCプログラムにより工具姿勢変更を工具移動に重畳させる機械加工の様子を示した説明図、(b)はそのときのX軸、Y軸、C軸の送り速度を示したタイムチャートである。 (a)は数値制御装置の重畳動作制御部により工具姿勢変更を工具移動に重畳させる機械加工の様子を示した説明図、(b)はそのときのX軸、Y軸、C軸の送り速度を示したタイムチャートである。 (a)は、工具姿勢変更を工具移動に重畳させない、従来の機械加工の様子を示した説明図、(b)は、そのときのX軸、Y軸、C軸の送り速度を示したタイムチャートである。
符号の説明
1…主軸
3…テーブル
5…工具
7…円弧中心
9…C軸の回転中心線
11…回転主軸
13…アングル主軸頭
21…NCプログラム作成部
27…数値制御装置
31…補間前の加減速制御部
53…重畳動作制御部
55…補間後の加減速制御部
W…ワーク

Claims (1)

  1. 主軸とテーブルとの間でX、Y、Z軸方向の相対送り動作を行わせる直動送り軸と、前記主軸にC軸方向の回転送り動作を行わせる回転送り軸と、前記主軸に取付けられ、先端に円弧状切刃を有する工具の円弧中心が前記C軸の回転中心線上に位置するように前記工具を傾けて回転可能に装着したアングル主軸頭とを有する数値制御工作機械の前記テーブルにワークを固定し、前記直動送り軸による前記工具の送り動作と前記回転送り軸による前記工具の姿勢変更動作とを伴って前記ワークを加工する機械加工方法において、
    前記工具の送り軌跡でC軸を回転させても干渉が起こらない最大の角度をC軸の許容重畳値として予め計算し重畳動作制御部に入力し、
    前記重畳動作制御部は、各送り軸に移動指令を分配する補間演算部の前に設けられた補間前の加減速制御部に、予め数値制御装置に入力されているC軸の通常の加速度より大きな加速度を補間前のC軸加速度として設定するとともに、前記補間演算部の後に設けられたC軸の補間後の加減速制御部に、前記C軸の許容重畳値と前記補間前のC軸加速度とに基づき決まる該補間前のC軸加速度より小さな加速度を補間後のC軸加速度として設定し、
    NCプログラムが実行されると、前記補間前の加減速制御部及び前記補間演算部により前記補間前のC軸加速度を加味した加減速指令が生成されて各送り軸に移動指令が分配され、前記工具の姿勢変更があったとき、前記補間後の加減速制御部によってC軸のみに前記補間後のC軸加速度を加味した加減速指令が生成され、前記工具の送り軸動作に前記工具の姿勢変更動作が重畳することを特徴とした機械加工方法。
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