JP5745924B2 - 耐火構造及び耐火性ブロック体 - Google Patents
耐火構造及び耐火性ブロック体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5745924B2 JP5745924B2 JP2011104375A JP2011104375A JP5745924B2 JP 5745924 B2 JP5745924 B2 JP 5745924B2 JP 2011104375 A JP2011104375 A JP 2011104375A JP 2011104375 A JP2011104375 A JP 2011104375A JP 5745924 B2 JP5745924 B2 JP 5745924B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fireproof
- wall
- block body
- hole
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 82
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 71
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 71
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 46
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 35
- 230000009970 fire resistant effect Effects 0.000 claims description 23
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 8
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000004636 vulcanized rubber Substances 0.000 claims description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims 1
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 7
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 description 7
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 7
- 239000002341 toxic gas Substances 0.000 description 7
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003779 heat-resistant material Substances 0.000 description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 229910052602 gypsum Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010440 gypsum Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記耐火性ブロック体の前面側には、前記器具の一部を収容するための収容部が設けられていることを要旨とする。
請求項9に記載の発明は、不燃材料からなる耐火性ブロック体において、耐火ボックスと、前記耐火ボックス内に収容されるセラミックボードとから構成されてなり、壁材に形成されるとともに器具の少なくとも一部が壁表側から収容される貫通孔の周りに密着して前記貫通孔を覆う大きさになっており、前記器具に接続されるケーブルが挿通されるケーブル挿通孔が前記セラミックボードに形成され、前記ケーブル挿通孔の軸方向に沿って、前記ケーブル挿通孔の内面と前記ケーブルの外面との間の隙間に熱膨張性材料からなる充填材が充填されることを要旨とする。
まず、耐火性ブロック体10について説明する。
図1に示すように、耐火性ブロック体10は不燃材料からなるとともに、片面壁W(以下、単に「壁」と記載する)を構築する二枚の石膏ボード製の壁材W1の後面に密着して、壁材W1に形成された貫通孔Wa周りを覆うものである。この耐火性ブロック体10は、金属製の耐火ボックス11と、耐火ボックス11内に収容される第1〜第4セラミックボード31,32,33,34とから構成されている。
火災等の発生時、貫通孔Waを介して火炎、煙、有毒ガス等が壁W裏側に向かって流入する。しかし、上記構成の耐火ボックス11が、壁W裏側から貫通孔Wa周りを覆っているため、耐火ボックス11内に流入した火炎、煙、有毒ガスが壁W裏に流入することが阻止されている。
(1)耐火構造を、壁材W1の後面における貫通孔Wa周りに密着して貫通孔Wa周りを覆う不燃材料からなる耐火性ブロック体10と、ケーブル挿通孔35の内面とケーブルCの外面との間の隙間を充填する充填材41とから形成した。そして、ケーブル挿通孔35の軸方向の長さL1を、充填材41の耐火性能を満たす充填長さ以上にした。よって、火災等の発生時、火炎等の熱により充填材41が加熱されて、充填材41が各ケーブル挿通孔35の径方向内側、すなわちケーブルCに向けて膨張するため、ケーブル挿通孔35の内周面とケーブルCの外面との間の隙間を効率良く埋めることができる。その結果、貫通孔Waを介して耐火性ブロック体10(耐火ボックス11)内に流入した火炎、煙、有毒ガス等が壁W裏に流入してしまうことを阻止することができる。その結果、耐火性能をより一層向上させることができる。
○ 図6に示す実施形態のように、ボックス本体12に、前端壁14から外方に向けて四角環状に突出するフランジ61を一体的に設けてもよい。フランジ61には、取付用ビスB1が挿通される取付用ビス挿通孔61bが複数(図6の実施形態では4つ)形成されている。よって、フランジ61は、耐火ボックス11を壁材W1に対して取り付けるための取付部として機能する。さらに、フランジ61の前面には上下方向に沿って延びる一対の耐熱パテP3、及び左右方向に沿って延びる一対の耐熱パテP4が設けられている。各耐熱パテP4は、取付用ビス挿通孔61bを前方から塞ぐようにフランジ61の前面に設けられている。そして、耐熱パテP4における取付用ビス挿通孔61bと重合する部位は、取付用ビス挿通孔61bに挿通された取付用ビスB1が耐熱パテP4を貫通することで孔が形成されるようになっている。
○ 実施形態において、耐火ボックス11内には4枚のセラミックボード31,32,33,34が収容されていたが、これに限らず、セラミックボードの枚数は特に限定されるものではない。
○ 実施形態において、耐熱パテP1,P2を削除してもよい。
○ 実施形態において、第1セラミックボード31に収容孔31aが無くてもよい。
Claims (9)
- 壁材に形成されるとともに器具の少なくとも一部が壁表側から収容される貫通孔と、
前記壁材の後面における前記貫通孔周りに壁裏側から密着して前記貫通孔を覆う不燃材料からなる耐火性ブロック体と、
前記耐火性ブロック体に形成されるとともに前記器具に接続されるケーブルが挿通されるケーブル挿通孔と、
前記ケーブル挿通孔の内面と前記ケーブルの外面との間の隙間に充填される熱膨張性材料からなる充填材と、を備え、
前記耐火性ブロック体は、耐火ボックスと、前記耐火ボックス内に収容されるセラミックボードとから構成され、前記セラミックボードに前記ケーブル挿通孔が形成されていることを特徴とする耐火構造。 - 壁材に形成されるとともに器具の少なくとも一部が壁表側から収容される貫通孔と、
前記壁材の後面における前記貫通孔周りに壁裏側から密着して前記貫通孔を覆う不燃材料からなる耐火性ブロック体と、
前記耐火性ブロック体の前面から後面に向けて貫通して形成され、軸方向に延在する内周面を有し、前記器具に接続されるケーブルが挿通されるケーブル挿通孔と、
前記ケーブル挿通孔の前記内周面と前記ケーブルの外面との間の隙間に充填される熱膨張性材料からなる充填材と、を備え、
前記ケーブル挿通孔の軸方向の長さは、耐火基準を満たす前記充填材の充填長さ以上であることを特徴とする耐火構造。 - 前記耐火性ブロック体の前面側には、前記器具の一部を収容するための収容部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の耐火構造。
- 前記耐火性ブロック体の前面側に、前記耐火性ブロック体を前記壁材に取り付けるための取付部が一体的に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の耐火構造。
- 前記耐火性ブロック体の前面側に前記壁材に当接する当接部を有し、
前記当接部には、前記取付部により前記耐火性ブロック体が前記壁材に取り付けられることで前記壁材に密着する耐火材が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の耐火構造。 - 前記耐火性ブロック体には前記器具を固定するための固定部が一体的に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の耐火構造。
- 前記耐火性ブロック体は、金属製の耐火ボックスと、前記耐火ボックス内に収容されるセラミックボードとから構成されており、
前記セラミックボードには前記ケーブル挿通孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の耐火構造。 - 前記充填材は加硫成形されたゴムからなることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の耐火構造。
- 不燃材料からなる耐火性ブロック体において、
耐火ボックスと、前記耐火ボックス内に収容されるセラミックボードとから構成されてなり、
壁材に形成されるとともに器具の少なくとも一部が壁表側から収容される貫通孔の周りに密着して前記貫通孔を覆う大きさになっており、
前記器具に接続されるケーブルが挿通されるケーブル挿通孔が前記セラミックボードに形成され、
前記ケーブル挿通孔の軸方向に沿って、前記ケーブル挿通孔の内面と前記ケーブルの外面との間の隙間に熱膨張性材料からなる充填材が充填されることを特徴とする耐火性ブロック体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011104375A JP5745924B2 (ja) | 2011-05-09 | 2011-05-09 | 耐火構造及び耐火性ブロック体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011104375A JP5745924B2 (ja) | 2011-05-09 | 2011-05-09 | 耐火構造及び耐火性ブロック体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012233373A JP2012233373A (ja) | 2012-11-29 |
JP5745924B2 true JP5745924B2 (ja) | 2015-07-08 |
Family
ID=47433934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011104375A Active JP5745924B2 (ja) | 2011-05-09 | 2011-05-09 | 耐火構造及び耐火性ブロック体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5745924B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101654127B1 (ko) * | 2016-03-14 | 2016-09-06 | 주식회사 에이스기술단 | 정보통신기기를 활용한 위치정보 제공시스템 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4384386B2 (ja) * | 2002-02-13 | 2009-12-16 | 因幡電機産業株式会社 | 電気接続ボックス |
JP2006254571A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Inaba Denki Sangyo Co Ltd | 電気接続ボックス及び電気接続ボックス用ボックスカバー |
JP4443521B2 (ja) * | 2006-02-02 | 2010-03-31 | 電気化学工業株式会社 | 防火部品 |
JP5209253B2 (ja) * | 2007-08-27 | 2013-06-12 | 未来工業株式会社 | 中空壁における延焼防止構造 |
JP5616816B2 (ja) * | 2010-02-17 | 2014-10-29 | 積水化学工業株式会社 | アウトレットボックスの防火措置構造およびその施工方法 |
-
2011
- 2011-05-09 JP JP2011104375A patent/JP5745924B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012233373A (ja) | 2012-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4420865B2 (ja) | 耐火壁へのボックス類の配設構造及び耐火壁へのボックス類の配設構造に使用する耐火材シート | |
JP6085378B2 (ja) | 耐火カバー、耐火カバーを有する耐火性配線ボックス及び耐火性配線ボックスの設置構造 | |
JP5745924B2 (ja) | 耐火構造及び耐火性ブロック体 | |
JP5616181B2 (ja) | 器具取付具 | |
JP5280071B2 (ja) | 耐火材支持具 | |
JP6348320B2 (ja) | 耐火部材及び防火区画壁構造 | |
JP5758694B2 (ja) | 耐火ボックス | |
JP2006254571A (ja) | 電気接続ボックス及び電気接続ボックス用ボックスカバー | |
JP6799524B2 (ja) | 耐火部材及び防火区画壁構造 | |
JP5813579B2 (ja) | 耐火ボックス体及び耐火ボックス体の配置構造 | |
JP5354813B2 (ja) | 耐火壁へのボックス類の配設構造及び耐火壁へのボックス類の配設構造に使用する耐火材シート | |
JP4927797B2 (ja) | 配線ボックス用耐火処理部材 | |
JP5796252B2 (ja) | 配線機器の耐火取付け構造及び貫通孔閉塞用筒体 | |
JP5996335B2 (ja) | 耐火処理材及び貫通部の耐火構造 | |
JP2018003345A (ja) | 目地カバーおよび目地構造 | |
JP5937902B2 (ja) | 耐火処理具及び貫通部の耐火構造 | |
JP2013027108A (ja) | 耐火遮煙ボックス及び耐火遮煙構造 | |
JP2006149079A (ja) | 区画貫通部の防火措置構造 | |
EP3280018B1 (en) | Electrical installation box with insert of fire retardant material | |
JP6138637B2 (ja) | 配線ボックス、遮音材、及び中空壁における配線ボックスの設置箇所の遮音方法 | |
JP2012244816A (ja) | 耐火性配線ボックス及びシート材 | |
JP5823852B2 (ja) | 耐火性配線ボックス | |
JP5036073B2 (ja) | 耐火壁へのボックス類の配設構造及び耐火壁へのボックス類の配設構造に使用する耐火材シート | |
JP2017227111A (ja) | 建築物の床又は壁体に区画貫通孔を形成するためのスリーブ | |
JP2012122524A (ja) | 貫通孔防火措置具、及び、貫通孔防火措置構造、並びに、貫通孔防火措置工法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20131216 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20140130 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141006 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141014 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150414 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150507 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5745924 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |