JP5745022B2 - 受信装置 - Google Patents

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    • H04B1/18Input circuits, e.g. for coupling to an antenna or a transmission line

Description

本発明は、内部アンテナと外部アンテナとを有し、これら2つのアンテナを介して無線信号を受信する受信装置に関する。
従来、受信装置は、無線信号を受信するアンテナと、アンテナと有線接続され当該アンテナが受信した信号から情報を取り出す処理部と、を備えている。このような受信装置においては、アンテナと処理部とを接続する信号線が断線した場合、処理部にはアンテナが受信した信号が入力されないので、受信装置として機能しない。そこで、多くの受信装置は、アンテナと処理部とを接続する信号線が断線した場合、これを検出する断線検出装置を備えている。
例えば、特許文献1に開示される断線検出装置は、抵抗を介してアンテナに直流を供給する供給回路と、供給回路に供給される電流の検出を通じて断線の有無を検出する検出部と、を備えている。供給回路に断線がない場合、供給回路は閉じているので、検出部は、供給回路に印加される電圧の値と当該回路に設けられる抵抗の値とから決まる電流を検出する。一方、供給回路に断線がある場合、供給回路は閉じていないので、供給回路には電流が流れない。従って、検出部は、電流を検出できない。このように、検出部は、供給回路に供給される電流の値から断線の有無を検出する。
特開2000−49718号公報
ところで、信号線を介して伝送される信号は、伝送される距離が長ければ長いほど情報を取り出しにくくなることが知られている。このような信号の伝達ロスを抑制するため、アンテナと処理部との間を繋ぐ信号線は極力短くすることが好ましい。
一方、上述したような受信装置には、元々のアンテナの他にコネクタ等を介してアンテナを外付けして、複数のアンテナで無線信号を受信するものもある。このような受信装置では、先の断線検出装置と同様の構成を用いることにより、コネクタ外れや他の要因に基づく外部アンテナと処理部との断線を検出することができる。しかし、この場合、信号の伝達ロスを低減するために、外部アンテナが接続されるコネクタと処理部との間を繋ぐ信号線の長さを短くしようとすると、コネクタと検出部との間に処理部が位置するような位置関係の場合には、処理部を迂回するようにコネクタと検出部とを繋ぐ接続線を配設する必要がある。この結果、配線が複雑になるおそれがある。
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであり、無線信号を受信しやすく、さらに簡易な構成で外部アンテナの断線を検出する受信装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、基板に取り付けられて、無線信号を受信する内部アンテナと、前記基板に設けられる接続部に取り付けられて、前記無線信号を受信する外部アンテナと、前記基板に設けられて、前記内部アンテナ及び前記外部アンテナを通じて受信した前記信号を復調する復調部と、前記基板に設けられて、前記接続部を介して前記外部アンテナへ電圧を印加する印加回路と、前記基板に設けられて、前記印加回路に印加される電圧又は電流に基づいて前記外部アンテナにおける断線の有無を判断する断線検知部と、を備え、前記内部アンテナは、前記印加回路の一部を構成する受信装置において、前記印加回路は、第1の経路とこれに並列接続される第2の経路とを備え、前記第1の経路は、前記内部アンテナ及び第1の抵抗が直列接続された回路と前記外部アンテナ及び第2の抵抗が直列接続された回路とが前記接続部を介して直列接続されるとともに、前記内部アンテナと前記接続部との間がハイインピーダンスとなるように構成され、前記第2の経路は、前記断線検知部を備えて構成されることを要旨とする。
この構成によれば、印加回路の一部を内部アンテナが構成するので、基板において接続部と検知部との間に復調部が位置する構成であっても、内部アンテナによって接続部と検知部との間を繋ぐことができる。このようにすれば、基板に復調部を迂回するように接続部と検知部との間を繋ぐ配線を設ける必要がない。この配線が必要ない分、基板の構成が簡素となる。このように、基板において、接続部、復調部、及び断線検知部を設ける位置の自由度が増す。従って、接続部と復調部との間を繋ぐ接続線を短くしやすい。これにより、接続線による信号のロスが抑制される。さらに、外部アンテナの断線を検出することもできる。
また、この構成によれば、接続部と外部アンテナとが好適な接続状態、すなわち外部アンテナに断線がない場合であれば印加回路に電圧を印加すると内部アンテナと接続部との間はハイインピーダンスとされているので、外部アンテナが受信した信号は接続部から内部アンテナ側に流れにくく、電圧を印加したときに生じる直流は内部アンテナから接続部を介して外部アンテナ側に流すことができる。従って、断線検知部には、第1の抵抗と第2の抵抗との比に基づいた電圧が印加される。一方、外部アンテナに断線がある場合、第1の経路が閉じない。従って、第1の経路に印加される電圧が第2の経路に印加される分、断線検知部に印加される電圧が高くなる。このように、外部アンテナが断線している場合と断線していない場合とで、断線検知部に印加される電圧が異なるので、断線検知部は、印加される電圧を通じて外部アンテナの断線の有無を検出することができる。
上記課題を解決するために、基板に取り付けられて、無線信号を受信する内部アンテナと、前記基板に設けられる接続部に取り付けられて、前記無線信号を受信する外部アンテナと、前記基板に設けられて、前記内部アンテナ及び前記外部アンテナを通じて受信した前記無線信号を復調する復調部と、前記基板に設けられて、前記接続部を介して前記外部アンテナへ電圧を印加する印加回路と、前記基板に設けられて、前記印加回路に印加される電圧又は電流に基づいて前記外部アンテナにおける断線の有無を判断する断線検知部と、を備え、前記内部アンテナは、前記印加回路の一部を構成する受信装置において、前記印加回路は、並列に設けられた第3の経路及び第4の経路と、これら第3の経路と第4の経路とを繋ぐ中間経路と、により構成され、前記第3の経路及び第4の経路に設けられる各抵抗が前記中間経路に電圧が印加されないように設定されたホイートストンブリッジ回路であって、前記内部アンテナは前記中間経路に、前記外部アンテナは前記第3の経路及び第4の経路のどちらかにおける前記中間経路との接続点よりも下流側に、それぞれ設けられ、前記断線検知部は、前記中間経路に設けられることを要旨とする。
この構成によれば、外部アンテナが断線していない場合には中間経路、すなわち内部アンテナに電圧が印加されない。一方、外部アンテナが断線している場合には中間経路、すなわち内部アンテナに電圧が印加される。このように、外部アンテナが断線している場合と断線していない場合とで、断線検知部に印加される電圧が異なるので、断線検知部は、印加される電圧を通じて外部アンテナの断線の有無を検出することができる。
また、外部アンテナが断線していない通常時、内部アンテナには電圧が印加されないので電流が流れない。これにより、内部アンテナにおけるマイグレーションの発生が抑制される。ひいては、印加回路の不具合が抑制される。
上記構成において、前記第1の経路は、前記内部アンテナと前記接続部との間に第3の抵抗が介在されてなることが好ましい。
この構成によれば、第3の抵抗を設けるという簡易な構成で内部アンテナと接続部との間をハイインピーダンスとすることができる。
上記構成において、前記内部アンテナと前記復調部との間、及び前記外部アンテナと前記復調部との間に介在され、前記内部アンテナで受信した信号及び前記外部アンテナで受信した信号を合成する合成器を備えることが好ましい。
この構成によれば、内部アンテナ及び外部アンテナのそれぞれで受信する信号の強度が弱くても復調部には、合成器によって合成された信号が入力される。これにより、復調部は、信号を復調しやすい。
上記構成において、前記内部アンテナと前記復調部との間の接続と、前記外部アンテナと前記復調部との間の接続とを切り替えるスイッチを備えることが好ましい。
この構成によれば、復調部は、受信した信号が内部アンテナで受信したものであるのか外部アンテナで受信したものであるのかを判定することができる。ひいては、受信した信号の送信元の方向や送信元の位置を推定することができる。
本発明の受信装置は、無線信号を受信しやすく、さらに簡易な構成で外部アンテナの断線を検出するという効果を有する。
第1の実施形態における受信装置の概略構成を示す斜視図。 図1の等価回路図。 第2の実施形態における受信装置の概略構成を示す斜視図。 図3の等価回路図。 別例を示すブロック図。
以下、受信装置の第1の実施形態を図面に従って説明する。
<受信装置の構成>
図1に示すように、受信装置1は、基板2と、内部アンテナ3と、外部アンテナ4と、を備えている。
内部アンテナ3は、UHF(Ultra High Frequency)帯の無線信号を受信するアンテナ本体31と、当該アンテナ本体31から基板2側に延びる2本の支持線32,33とを備えている。支持線32,33の先端部は、それぞれ基板2にはんだ付けされる。支持線32は、はんだ付けによって後述の接続線25,26のそれぞれに接続される。支持線33は、はんだ付けによって後述の接続線27,28のそれぞれに接続される。
外部アンテナ4は、UHF帯の無線信号を受信するアンテナ本体41と、当該アンテナ本体41の一方の端部に接続線44を介して接続されるオスコネクタ42とを備えている。オスコネクタ42は、後述のメスコネクタ23に接続可能とされている。なお、アンテナ本体41は、接続線43に設けられる抵抗R4を介して接地されている。抵抗R4は、第2の抵抗に相当する。また、接続線43は、オスコネクタ42のシールドに接続されている。
基板2は、CPU21と、UHF処理回路22と、メスコネクタ23と、電源24と、接続線25,26,27,28,29と、合成器30と、を備えている。接続線25は、抵抗R1を備え、電源24と支持線32との間を接続する。抵抗R1は、第1の抵抗に相当する。接続線26は、抵抗R2を備え、CPU21と支持線32との間を接続する。接続線27は、抵抗R3を備え、メスコネクタ23と支持線33との間を接続する。抵抗R3は第3の抵抗に相当する。接続線28は、合成器30と支持線33との間を接続する。接続線29は、接続線27における抵抗R3とメスコネクタ23との間の部位と合成器30との間を接続する。合成器30は、UHF処理回路22に接続されている。合成器30は、内部アンテナ3及び外部アンテナ4が受信した信号を合成し、その合成波をUHF処理回路22に送る。なお、メスコネクタ23のシールドは、接続線を介して接地されている。
CPU21は、外部アンテナ4との間の断線の有無を検出する。UHF処理回路22は、内部アンテナ3及び外部アンテナ4が受信した信号の合成波から情報を取り出す。メスコネクタ23は、オスコネクタ42と接続可能とされている。なお、CPU21は断線検知部に、UHF処理回路22は復調部に、メスコネクタ23は接続部に、それぞれ相当する。電源24は、電圧Vを印加する。
ここで、接続線25、内部アンテナ3、接続線27、メスコネクタ23、及び外部アンテナ4が直列接続された経路が第1の経路に、接続線26、及びCPU21が直列接続された経路が第2の経路に、それぞれ相当する。また、接続線25及び接続線26は、支持線32にそれぞれ接続されているので、第1の経路及び第2の経路は並列とされている。また、これら第1の経路及び第2の経路は、印加回路を構成する。
なお、基板2及び内部アンテナ3は、メスコネクタ23が露出した状態で図示しないケースに収容されている。
<受信装置の作用>
次に、受信装置1の作用について説明する。なお、外部アンテナ4は、オスコネクタ42とメスコネクタ23との接続を通じて基板2に接続されているものとする。従って、オスコネクタ42におけるGND電位とメスコネクタ23のGND電位とが同じ電位となる。
図2に示すように、電源24は、接続線25、支持線32、アンテナ本体31、支持線32、接続線27、メスコネクタ23、オスコネクタ42、接続線44、アンテナ本体41、及び接続線43を介して接地されている。また、電源24は、接続線25,26を介してCPU21に接続されている。従って、電源24から供給される直流は、内部アンテナ3及び外部アンテナ4側と、CPU21側との2つの経路に供給される。このため、各経路には、各経路の抵抗比に基づいた電圧が印加される。
すなわち、電源24から2つの経路に直流が供給されるとき、CPU21に印加される電圧VINは、次の(式1)で示される。
IN=(R3+R4)×V/(R1+R3+R4)・・・(式1)
一方、外部アンテナ4が基板2から取り外されたり外部アンテナ4において断線が発生したりした場合には、先の2つの経路のうち外部アンテナ4側の経路が閉じないので、電源24から供給される電流は、抵抗R1,R2を経てCPU21に供給される。この場合、CPU21に印加される電圧VINは、次の(式2)で示される。
IN=V・・・(式2)
CPU21は、自身に印加される電圧VINを監視することにより、外部アンテナ4が基板2から取り外されていること、又は外部アンテナ4において断線が発生していることを検出することができる。
なお、上述したように、内部アンテナ3を介して外部アンテナ4に電流を供給することにより、基板2において、メスコネクタ23とCPU21との間にUHF処理回路22が位置する構成であっても、従来必要であったUHF処理回路22を迂回するようにメスコネクタ23とCPU21との間を繋ぐ接続線を省略することができる。これにより、基板2においてメスコネクタ23を設ける位置の自由度が増す。このため、UHF処理回路22と近接するようにメスコネクタ23を設けやすい。また、メスコネクタ23とUHF処理回路22との間を接続する接続線29の長さが短くなるので、伝送ロスが抑制される。これにより、外部アンテナ4で受信した信号がUHF処理回路22において処理されやすい。
なお、内部アンテナ3とメスコネクタ23との間には抵抗R3が介在されているので、この両者の間はハイインピーダンスとなる。従って、外部アンテナ4が受信した信号はメスコネクタ23から内部アンテナ3に流れにくい。なお、抵抗R3に代えて、インダクタンスコイルやトロダイルコア(フェライトビーズ)を採用しても、同様の効果を得ることができる。
また、内部アンテナ3が受信した信号も外部アンテナ4に流れにくい。このため、内部アンテナ3及び外部アンテナ4が受信した信号は、合成器30を介してUHF処理回路22に流れる。また、電源24から内部アンテナ3に流れる直流は、メスコネクタ23及びオスコネクタ42を介して外部アンテナ4に流れる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)内部アンテナ3が印加回路の一部を構成するようにした。これにより、基板2において、メスコネクタ23とCPU21との間にUHF処理回路22が位置する構成であっても、内部アンテナ3によってメスコネクタ23とCPU21との間を繋ぐことができる。これにより、基板2にUHF処理回路22を迂回するようにメスコネクタ23とCPU21との間を繋ぐ配線を設ける必要がない。この配線が必要ない分、基板2の構成を簡素とすることができる。このため、メスコネクタ23、UHF処理回路22、及びCPU21の基板2における配設位置の自由度が増す。従って、メスコネクタ23とUHF処理回路22との間を繋ぐ接続線28,29を短くしやすい。これにより、接続線28,29による信号の伝送ロスが抑制される。さらに、外部アンテナ4の断線を検出することもできる。なお、内部アンテナ3及び外部アンテナ4の2つのアンテナでUHF帯の無線信号を受信することができるので、どちらか一方のアンテナしか備えない受信装置と比較して無線信号を受信しやすい。
(2)外部アンテナ4へ電圧を印加する印加回路を、第1の経路と、これに並列接続される第2の経路とによって構成した。第1の経路は、接続線25、内部アンテナ3、接続線27、メスコネクタ23、及び外部アンテナ4を直列接続した構成した。第2の経路は、接続線26、及びCPU21を直列接続して構成した。なお、第1の接続線25には抵抗R1を、第2の接続線26には抵抗R2を、外部アンテナ4には抵抗R4をそれぞれ設けた。これにより、CPU21に印加される電圧は、外部アンテナ4に断線の有無に応じて異なる。このため、CPU21は、印加される電圧VINを通じて外部アンテナ4の断線の有無を検出することができる。
(3)内部アンテナ3とメスコネクタ23との間に抵抗R3を設けた。この抵抗R3を設けるという簡易な構成で内部アンテナ3とメスコネクタ23との間をハイインピーダンスとすることができる。
(4)内部アンテナ3とUHF処理回路22との間、及び外部アンテナ4とUHF処理回路22との間に合成器30を設けた。合成器30は、内部アンテナ3で受信した信号と外部アンテナ4で受信した信号を合成する。これにより、内部アンテナ3及び外部アンテナ4のそれぞれで受信する信号の強度が弱くてもUHF処理回路22には、合成器30によって合成された信号が入力されので、UHF処理回路22は、信号を復調しやすい。
<第2の実施形態>
次に、受信装置の第2の実施形態を図面に従って説明する。なお、当該第2の実施形態と上述した第1の実施形態との主たる相違点は、電源、内部アンテナ、及び外部アンテナを繋ぐ接続線の繋ぎ方である。このため、第1の実施形態と同様の構成については、その説明を省略する。
<受信装置の構成>
図3に示す受信装置50は、基板2と、内部アンテナ3と、外部アンテナ4と、を備えている。
基板2は、CPU21と、UHF処理回路22と、メスコネクタ23と、電源24と、接続線51,53,54,55,56,57,58,59と、合成器30と、を備えている。
接続線51は、抵抗R11,R12を備えている。接続線51の抵抗R11側の端部は電源24に接続され、抵抗R12側の端部は接地されている。なお、接続線51が、第3の経路に相当する。
接続線53は、抵抗R13を備え、電源24とメスコネクタ23との間を接続する。なお、接続線53と、メスコネクタ23を介してこれに接続される外部アンテナ4が、第4の経路に相当する。
接続線54は、支持線33と合成器30との間を接続する。
接続線55は、抵抗R15を備えている。接続線55の一方の端部は支持線33に、他方の端部は抵抗R13よりも下流側の位置で接続線53に、それぞれ接続されている。
接続線56は、抵抗R16を備えている。接続線56の一方の端部は支持線32に、他方の端部は抵抗R11と抵抗R12との間の位置で接続線51に、それぞれ接続されている。なお、接続線55,56が、中間経路に相当する。
接続線57は、抵抗R13よりも下流側の位置における接続線53と合成器30との間を接続する。
接続線58は、抵抗R16よりも支持線32側で接続線56とCPU21との間を接続する。
接続線59は、抵抗R16よりも接続線51側で接続線56とCPU21との間を接続する。
すなわち、図4に示すように、電源24から接地点までの間には、抵抗R11,R12,R13,R4で構成されるホイートストンブリッジ回路が組まれている。このホイートストンブリッジ回路は、印加回路に相当する。また、ホイートストンブリッジ回路において抵抗の中間点には内部アンテナ3が位置している。なお、抵抗R11,R12,R13,R4は、次の(式3)で示される関係が成り立つように、それぞれの抵抗値が設定されている。
R11×R4=R12×R13・・・(式3)
<受信装置の作用>
次に、受信装置50の作用について説明する。なお、外部アンテナ4は、オスコネクタ42とメスコネクタ23との接続を通じて基板2に接続されているものとする。
図4に示すように、内部アンテナ3は、ホイートストンブリッジ回路において抵抗の中間点に位置している。また、抵抗R11,R12,R13,R4の抵抗値は、上述の(式3)が成り立つように設定されている。すなわち、支持線32と支持線33との間に電位差が0(零)であるので、内部アンテナ3には電流が供給されない。このように、外部アンテナ4に断線がない通常時、内部アンテナ3には電流が供給されないので、電流が供給されることによるマイグレーションの発生が抑制される。
一方、外部アンテナ4が基板2から取り外されたり外部アンテナ4において断線が発生したりした場合には、抵抗R4には電流が供給されない。すなわち、(式3)において抵抗R4の抵抗値が変化する(見かけ上、無限大となる)ので、支持線32と支持線33との間に電位差が生じて、内部アンテナ3に電流が供給される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、上記第1の実施形態の(1)及び(4)の効果に加えて、以下に示す効果が得られる。
(5)並列に設けられた第3の経路及び第4の経路と、これら第3の経路と第4の経路とを繋ぐ中間経路と、により構成されるホイートストンブリッジ回路の第4の経路に外部アンテナ4を、中間経路に内部アンテナ3を設けた。そして、第3の経路及び第4の経路に設けられる各抵抗R11,R12,R13,R4を中間経路に電圧が印加されないように設定した。CPU21は、中間経路に設けられる抵抗R16の電圧を検出するようにした。
この構成によれば、外部アンテナ4が断線していない場合、内部アンテナ3が設けられる中間経路には電流が流れない。一方、外部アンテナ4が断線している場合には、中間経路に電位差が生じて内部アンテナ3に電流が供給される。すなわち、CPU21は、中間経路に生じる電圧を通じて外部アンテナ4の断線の有無を検出することができる。
(6)また、外部アンテナ4が断線していない通常時、内部アンテナ3には電圧が印加されないので電流が流れない。これにより、内部アンテナ3におけるマイグレーションの発生が抑制される。ひいては、内部アンテナ3がUHF帯の無線信号を受信しにくくなることが抑制される。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態において、合成器30に代えて、切り替えスイッチを採用してもよい。上記第1の実施形態において、合成器30を切り替えスイッチに変更した場合について説明する。
図5に示すように、切り替えスイッチ60は、接続線28とUHF処理回路22との間の接続と、接続線29とUHF処理回路22との間の接続と、をUHF処理回路22からの切替信号に基づき切り替える。このように構成すれば、上記第1の実施形態の(1)の効果に加えて、UHF処理回路22は、受信した信号が内部アンテナ3で受信したものであるのか外部アンテナ4で受信したものであるのかを判定することができる。ひいては、受信した信号の送信元の方向や送信元の位置を推定することができる。なお、切り替えスイッチ60は、定期的に切り替える構成であってもよい。また、切り替えスイッチ60は、第2の実施形態においても適用することができる。
・上記各実施形態において、CPU21は、印加される電圧に基づいて外部アンテナ4における断線の有無を検出したが、電圧に代えて電流であってもよい。
・上記各実施形態において、図1及び図3に示すように、UHF処理回路22は、メスコネクタ23とCPU21との間に位置するように設けられたが、必ずしもこの位置関係を満たすように設けられなくてもよい。内部アンテナ3が印加回路の一部を構成することにより、基板2の配線の数を抑制することができる。
・上記各実施形態において、外部アンテナ4にオスコネクタ42が、基板2にメスコネクタ23が、それぞれ設けられたが、逆の関係であってもよい。また、外部アンテナ4と基板2との接続は、コネクタによる接続に限らない。
・上記各実施形態において、外部アンテナ4の断線とは、外部アンテナ4のオスコネクタ42がメスコネクタ23から外れることに限らず、外部アンテナ4の接続線43が切断されているような状況も含まれる。
・上記各実施形態において、外部アンテナ4は、アンテナ本体41とオスコネクタ42とが直接接続された構成とされたが、この両者は、接続線によって接続された構成であってもよい。
・上記各実施形態において、内部アンテナ3、及び外部アンテナ4の形状は、適宜変更してもよい。
・上記各実施形態において、内部アンテナ3及び外部アンテナ4が受信する無線信号はUHF帯とされたが、他の帯域の無線信号を受信してもよい。この場合、復調部も、内部アンテナ3及び外部アンテナ4が受信する帯域の信号を復調するものに変更する。
1,41…受信装置、2…基板、3…内部アンテナ、4…外部アンテナ、21…CPU(断線検知部)、22…UHF処理回路(復調部)、23…メスコネクタ(接続部)、30…合成器、60…スイッチ。

Claims (5)

  1. 基板に取り付けられて、無線信号を受信する内部アンテナと、
    前記基板に設けられる接続部に取り付けられて、前記無線信号を受信する外部アンテナと、
    前記基板に設けられて、前記内部アンテナ及び前記外部アンテナを通じて受信した前記無線信号を復調する復調部と、
    前記基板に設けられて、前記接続部を介して前記外部アンテナへ電圧を印加する印加回路と、
    前記基板に設けられて、前記印加回路に印加される電圧又は電流に基づいて前記外部アンテナにおける断線の有無を判断する断線検知部と、を備え、
    前記内部アンテナは、前記印加回路の一部を構成する受信装置において、
    前記印加回路は、第1の経路とこれに並列接続される第2の経路とを備え、
    前記第1の経路は、前記内部アンテナ及び第1の抵抗が直列接続された回路と前記外部アンテナ及び第2の抵抗が直列接続された回路とが前記接続部を介して直列接続されるとともに、前記内部アンテナと前記接続部との間がハイインピーダンスとなるように構成され、
    前記第2の経路は、前記断線検知部を備えて構成される受信装置。
  2. 基板に取り付けられて、無線信号を受信する内部アンテナと、
    前記基板に設けられる接続部に取り付けられて、前記無線信号を受信する外部アンテナと、
    前記基板に設けられて、前記内部アンテナ及び前記外部アンテナを通じて受信した前記無線信号を復調する復調部と、
    前記基板に設けられて、前記接続部を介して前記外部アンテナへ電圧を印加する印加回路と、
    前記基板に設けられて、前記印加回路に印加される電圧又は電流に基づいて前記外部アンテナにおける断線の有無を判断する断線検知部と、を備え、
    前記内部アンテナは、前記印加回路の一部を構成する受信装置において、
    前記印加回路は、並列に設けられた第3の経路及び第4の経路と、これら第3の経路と第4の経路とを繋ぐ中間経路と、により構成され、前記第3の経路及び第4の経路に設けられる各抵抗が前記中間経路に電圧が印加されないように設定されたホイートストンブリッジ回路であって、
    前記内部アンテナは前記中間経路に、前記外部アンテナは前記第3の経路及び第4の経路のどちらかにおける前記中間経路との接続点よりも下流側に、それぞれ設けられ、前記断線検知部は、前記中間経路に設けられる受信装置。
  3. 請求項に記載の受信装置において、
    前記第1の経路は、前記内部アンテナと前記接続部との間に第3の抵抗が介在されてなる受信装置。
  4. 請求項1〜のうちいずれか一項に記載の受信装置において、
    前記内部アンテナと前記復調部との間、及び前記外部アンテナと前記復調部との間に介在され、前記内部アンテナで受信した信号及び前記外部アンテナで受信した信号を合成する合成器を備える受信装置。
  5. 請求項1〜のうちいずれか一項に記載の受信装置において、
    前記内部アンテナと前記復調部との間の接続と、前記外部アンテナと前記復調部との間の接続とを切り替えるスイッチを備える受信装置。
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