JP6085689B2 - 回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は電子音響デバイスの電子音響特性のマッチング用の回路装置に関する。
電子音響デバイスを含む回路装置では、マッチング,帯域幅,選択度,および絶縁度に関して提示された仕様を達成するために、一体化されたコイル(複数)の使用が必要である。ここで1つのチップ上でこれらのコイルと配線との間の誘導性カップリングが生成し、この誘導性カップリングは、他の信号路または周波数領域における選択度および絶縁度に影響する。
この誘導性カップリングを低減する、あるいは所望に制御するための様々な可能性が特許文献1〜3で知られている。
米国公開特許公報第2011/0254639A1号明細書 国際公開公報第2011092879A1号明細書 米国特許第7151430B2号明細書
本発明の課題は、この誘導性カップリングを調整するための簡便な可能性を提示することである。
この課題は、請求項1に記載の特徴を有する回路装置によって解決される。本発明の有利な実施形態が他の請求項に示される。
本発明は電子音響デバイスの電子音響特性のマッチング用の回路装置を提示し、この回路装置は1つの第1の配線ループおよび1つの別の素子を備える。この第1の配線ループは、1つの主ループおよび1つの逆カップリングループ(Gegenkopplungsschleife)を備え、ここでこの逆カップリングループは、当該主ループの曲げ方向に対し反対方向に曲げられている。この逆カップリングループは、主ループと別の素子との間のカップリングを相殺する。
この別の素子は、この回路装置の任意の素子であってよい。たとえばこの別の素子は、別の配線ループであってよい。この別の素子は、バランス構成の接続端子から構成される1つの出力配線ループであってもよい。この別の素子は、1つのインダクタンスを形成するこの回路装置の電流路であってもよい。
上記の第1の配線ループおよび上記の別の素子は、等価回路図の接続形態において、互いに任意の距離で配設されていてよい。この際この第1の配線ループと別の素子との間のカップリングは、この回路装置の等価回路図の接続形態の大部分がこのカップリングによってジャンパーされる場合には、非常に大きな影響を有する。
この回路装置は、たとえば電子音響デバイスを備えた回路装置であってよい。電子音響デバイスは、たとえば音響表面波(SAW=surface acoustic wave)で動作するか、または音響体積波(BAW=bulk acoustic wave)で動作するデバイスである。この回路装置は、たとえば1つのアンテナ端子を1つの送信端子および1つの受信端子と接続してよい。
さらに、上記の第1の配線ループおよび/または別の素子はそれぞれ1つのマッチングコイルであってよく、これらは、この回路装置において音響特性のマッチングのために回路接続されている。上記の第1の配線ループおよび/または別の素子は、それぞれアンテナ端子と受信端子との間、またはアンテナ端子と送信端子との間に配設されていてよい。
上記の主ループと別の素子との間のカップリングが、逆カップリングループによって相殺される場合、これによりスペース節約の可能性があるが、これはこの逆カップリングループが、このカップリングのシールド、たとえばグラウンド面(複数)またはビアフェンス(“Viazaune”)のようなものと比較して、顕著に小さな必要スペースを有しているからである。これに対応して、この回路装置を非常に微小化した際にも、上記の配線ループと別の素子との間のカップリングを相殺することができる。
この逆カップリングループによるカップリングの相殺は、さらに、アンバランス動作(“erdunsymmetrischem Betrieb”)の場合にも可能である。このカップリングは、広帯域な作用によって相殺される。これにはフィルタ接続形態の制限は必要でない。さらにこのカップリングの相殺の可能性は、用いられるハウジング技術と無関係に適用することができる。
2つのループ間のカップリングは、誘導性カップリングである。上記の逆カップリングループによって相殺されるこのカップリングは、寄生カップリングであってよく、この寄生カップリングは、本回路装置の電子音響特性の望ましくない変化を起こす。
上記の逆カップリングループの幾何形状重心と、上記の主ループの幾何形状重心との間を結ぶ直線が、このフィードバックループの作用方向(Wirkrichtung)を規定し得る。1つの実施形態においては、このこの逆カップリングループの作用方向は、この主ループと上記の別の素子との間のカップリングの方向から最大で50°ずれており、ここでこのカップリングの方向は、この主ループの幾何形状重心と上記の別の素子との間を結ぶ直線で規定される。
上記の構造仕様によって第1の配線ループが構成されると、上記の主ループと別の素子との間のカップリングは、効果的に相殺することができる。この際この別の素子と逆カップリングループとの間のカップリングは、この別の素子と主ループとの間のカップリングと反対に作用する。これら2つのカップリングの作用は、相互にほぼ解消される。このようにして寄生的な、好ましくないカップリングは殆どキャンセルすることができる。
上記の逆カップリングループは、上記の主ループの巻線の少なくとも70%に対応する長さを備えてよい。この逆カップリングループは、1つの単一の巻線を備えてよい。この逆カップリングループの巻線は、主ループに対して反対向きに設定された曲げによってこの主ループの巻線の回りに巻介されており、こうしてこの第1の配線ループの必要スペースは、この逆カップリングループによってほんの僅かに大きくなる。これによって全体として省スペースの回路装置を構築することができる。
上記の逆カップリングループは、楕円弧形状の巻線を備えてよく、ここでこの楕円弧の両端部は、この楕円弧の楕円の中心点に対して少なくとも90°の角度を挟んでいる。好ましくはこの楕円弧の両端部は、この楕円の中心点に対して少なくとも160°の角度を挟んでいる。具体的にはこの楕円弧形状の巻線は、円弧形状の巻線であってよく、ここでこの円弧の両端部は、この円弧の円の中心点に対して少なくとも90°の角度を挟んでおり、ここでこの角度は好ましくは少なくとも160°である。
上記の逆カップリングループは、主ループより小さなインダクタンスを備えてよい。
本発明よる回路装置は、基板の上に配設されている1つのチップを備えてよく、ここで上記の第1の配線ループは、このチップ側に向いたこの基板の面上に配設されている。このチップはさらにデバイスパターンを備えてよい。このデバイスパターンは、たとえば電子音響デバイスであってよい。これに対応して、上記の第1の配線ループは、1つの電子音響デバイスのすぐそばに対向して配設されていてよい。この第1の配線ループおよび電子音響デバイスは、上記のチップと基板との間に形成されている空洞部に配設されていてよい。
代替として、この第1の配線ループは、基板に配設されていてよい。この基板は一層または多層であってよい。多層基板では、この第1の配線ループは、この基板の単一の層に配設されていてよく、またはこの基板の複数の層に渡って延在してよい。たとえば上記の主ループは、この基板の第1の層に配設されていてよく、上記のフィードバックループは、この基板の第2の層に配設されていてよい。
本発明による回路装置は、さらに1つの電子音響デバイスを備えてよく、ここで上記の第1の配線ループは、この回路装置の音響特性(複数)をマッチングする。この第1の配線ループによってマッチングされるこれらの電子音響特性は、たとえばこの回路装置の通過特性であってよい。この電子音響デバイスは、MEMSデバイス(複数)であってよい。
上記の別の素子は、1つの別の配線ループであってよい。この別の素子は、本発明による回路装置の等価回路図における任意の場所に配設されていてよく、ここで上記の第1の配線ループとこの別の素子との間のカップリングは、このカップリングがこの回路装置の接続形態の大部分をジャンパーする場合には、特にこの回路装置の特性に影響する。さらに、大きなカップリング強度を有するカップリングも常に影響する。
本発明による回路装置は、さらに複数の別の素子を備えてよく、これらはそれぞれ上記の第1の配線ループとカップリングし、ここでこれらのカップリングは重なり合って全カップリングとなり、かつここで上記の逆カップリングループはこの全カップリングを相殺する。これに対応して上記の第1の配線ループは、1つの単一の別の素子とのカップリングを相殺するために構成されているのではなく、むしろ複数の別の素子とのカップリングも同時に相殺するように構成されている。
上記の逆カップリングループの方向は、上記の主ループと上記の別の素子(複数)との間のカップリング(複数)の方向(複数)のそれぞれから、最大50°ずれていてよい。
本発明のもう1つの態様によれば、電子音響デバイスの電子音響特性のマッチングのための回路装置と、電子音響デバイスとを備える装置が提示される。この回路装置は、上述の回路装置であってよい。同様に上述の回路装置の構造的および機能的特徴は、この装置においても存在してよい。
この電子音響デバイスは、1つのMEMSデバイスであってよい。
以下では、実施形態例とこれに付随する図を参照して、本発明を説明する。
1つの回路装置の等価回路図である。 第1の配線ループを示す図である。 もう1つの回路装置の等価回路図である。 基板上に配設されているチップを示す図である。 図4に示す基板を有するチップの回路からなる回路装置を示す図である。 本発明による回路装置のもう1つの構成を示す図である。 1つの多層基板における1つの第1の配線ループを示す図である。 本発明による回路装置のもう1つの構成を示す図である。 その上に配線ループが配設された基板の斜視図である。
図1は、回路装置1の等価回路図を示す。回路装置1は、1つのアンテナ接続端子2を備え、このアンテナ接続端子にはアンテナ3が接続されている。さらにこの回路装置1は、1つの送信信号路4および1つの受信信号路5を備える。送信信号路4は、アンテナ接続端子2を1つの送信接続端子6に接続している。受信信号路5は、アンテナ接続端子2を1つの受信接続端子7に接続している。
この回路装置1は、さらに電音響デバイス8を備える。送信信号路4にも、また受信信号路5にも、電子音響デバイス8が配設されている。この電子音響デバイス8は、音響特性、たとえばこの送信信号路4および受信信号路5の通過特性を決定する。この電子音響デバイス8は、音響表面波で動作するデバイスおよび/または音響体積波で動作するデバイスを備える。
さらにこの回路装置1は、1つの第1の配線ループ9を備える。図1に示す回路装置において、この第1の配線ループ9はマッチング素子であり、このマッチング素子は、回路装置1の音響特性を変化させる。さらにこの回路装置1は、別の配線ループ10を備える。
アンテナ接続端子2を受信接続端子7に接続する受信信号路5は、分岐路(Nebenpfade,複数)11を介してそれぞれ基準電位12に接続されており、ここでこれらの分岐路11においてそれぞれ、受信信号路5に配設されたノード(複数)13および基準電位12との間に電子音響デバイス8および/または1つの配線ループ9,10が回路接続されている。たとえばアンテナ接続端子2から見て4番目の分岐路11は、受信信号路5のノード13を、1つの電子音響デバイス8および上記の配線ループ9を介して基準電位12に接続している。
さらに送信信号路4も、分岐路(Nebenpfade,複数)11を介してそれぞれ基準電位12に接続されており、ここでこれらの分岐路11においてそれぞれ、送信信号路4に配設されたノード(複数)13および基準電位12との間に電子音響デバイス8および/または1つの配線ループ10が回路接続されている。
上記の第1の配線ループ9は、誘導性カップリング14によって、回路装置1の別の素子15とカップリングされている。図1によれば、この別の素子15は、受信信号路5に回路接続された1つの第2の配線ループである。この第2の配線ループは、アンテナ接続端子2と1つの電子音響デバイス8との間に直列に回路接続されている。
この第1の配線ループ9と別の素子15との間の誘導性カップリング14は、この回路装置1の音響特性を望ましくない変化をもたらす寄生カップリングである。この誘導性カップリング14の影響は特に大きいが、これはこの誘導性カップリング14によって、等価回路図の接続形態において受信信号路5の大部分がジャンパーされるからである。
さらにこの第1の配線ループ9は、この回路装置1の別の素子(複数)とも誘導性カップリングする。しかしながら以下ではまず第1の配線ループ9と単一の別の素子15との間のカップリングにのみ着目する。複数のカップリングへの展開についても続いて着目する。
図2は、第1の配線ループ9の構成を示し、この配線ループは、この第1の配線ループ9と別の素子15との間のカップリング14を相殺する。
図2に示す配線ループ9は、1つの主ループ16および1つの逆カップリングループ17を備える。この逆カップリングループ17は、この主ループ16の曲げ方向に対し反対方向の曲げ方向を有している。
この第1の配線ループ9の中心点は、点Aと定義されている。まずこの配線ループ9は、この点Aから延伸され、この点Aと1つの点Bとの間は常に第1の曲げ方向となっている。点Bでこの曲げ方向が変わる。この点Bと1つの点Cとの間は、常に第2の曲げ方向となっており、この曲げ方向は第1の曲げ方向と反対向きになっている。
これに対応してこの第1の配線ループ9の点Bは、この第1の配線ループ9の主ループ16および逆カップリングループ17への分離点として定義される。
この分離点Bは、この点Bで第1の配線ループの曲げ方向が変化することによって定義される。第1の曲げ方向を有する1つの主ループ16および第2の曲げ方向を有する1つの逆カップリングループ17が直線の配線部品で配設されると、この直線の配線部品の中点が、主ループ16と逆カップリングループ17との間の分離点Bとして定義される。
大きなインダクタンスを有する、第1の配線ループ16の一部が、ここでは常にこの第1の配線ループ9の主ループ16として見做される。これに対応してこの主ループ16は、逆カップリングループ17より大きなインダクタンスを有する。
さらに主ループ16の幾何学的な重心点18が定義される。このためこの主ループ16を凸状の殻と見做すと、この凸状の殻の幾何学的な重心点がこの主ループ16の幾何学的重心点18として定義される。同様にして逆カップリングループ17の凸状の殻の幾何学的重心点19が、この逆カップリングループ17の幾何学的重心点として定義される。
この逆カップリングループ17の重心点19と主ループ16の幾何学的重心点18との間を結ぶ直線は、さらにこの逆カップリング17の作用方向20として定義される。
以下に、第1の配線ループ9と別の素子15との間の誘導性カップリング14が逆カップリンループ17によって相殺されることを説明する。
まず、回路装置1のどの素子が、第1の配線ループ9と特に強くまた特に妨害的に誘導性カップリングを生じるかが確定される。これは、基本的に、等価回路図の接続形態に着目すると、着目した第1の配線ループ9から遠く離れている配線ループである。
カップリング14に関連するものとしては、とりわけこのカップリング14の感度および絶対強度が最も重要である。接続形態から見てこのカップリング14を介してジャンパーされる回路装置1の部分が大きいほど、このカップリング14の感度は大きくなる。
このカップリング14の方向は、たとえば図5に示されているが、第1の配線ループ9の第1の主ループ16の幾何学的重心と別の素子15の幾何学的中心との間を結ぶ接続直線によって定義される。ここでこの逆カップリングループ17は、この逆カップリング17の作用方向20が、カップリング14の方向31に一致するように配設される。
この場合も、この逆カップリングループ17は別の素子15と誘導的にカップリングする。この逆カップリング17は、主ループ16に対して逆方向に設定された曲げを備えるので、この逆カップリング17と別の素子15との間のカップリングの、回路装置1の音響特性への影響は、主ループ16とこの別の素子15との間のカップリング14に反対になる。この結果この逆カップリング17は、主ループ16と別の素子15との間の誘導性カップリング14を補償する。このようにして、第1の配線ループ9の主ループ16と別の素子15との間の望ましくない寄生カップリング14は殆ど相殺される。
この主ループ16と別の素子15との間のカップリング14の補償のためには、逆カップリング17の作用方向20がこの主ループ16と別の素子15との間のカップリング14の方向31と厳密に一致している必要はない。むしろこの逆カップリング17の作用方向20は、カップリング14の方向から50°までずれてもよい。カップリング14の方向31からの、このような逆カップリング17の作用方向20のずれでも、このカップリング14は相殺され得る。
逆カップリングループ17は、主ループ16の巻線の長さの少なくとも70%に対応する長さを備える。
この逆カップリングループ17は、楕円の弧の形状の巻線を備えている。この楕円の弧の形状の端部22,23は、これに付随する楕円の中心点24との、少なくとも90°、好ましくは少なくとも160°の角度25を挟んでいる。図2では、逆カップリングループ17は、1つの円弧形状の巻線を備え、ここでこの円弧の端部22,23は、これに付随する円の中心点24と、少なくとも90°、好ましくは少なくとも160°の角度25を挟んでいる。
図3は、回路装置1のもう1つの等価回路図を示し、この等価回路図では第1の配線ループ9は、別の素子15と誘導的に結合されている。この回路装置1の構造は、図1に示す回路装置1にほぼ一致している。図3に示す回路装置1も、アンテナ接続端子2を送信信号路4を介して送信信号路6に接続し、かつ受信信号路5を介して受信接続端子7に接続している。さらにこの回路装置1は、分岐路(複数)11を備え、これらはそれぞれ、電子デバイス8および/または配線ループ9,10を介して、送信信号路4または受信信号路5を基準電位12と接続している。
図3に示す回路装置1では、受信信号路5の受信接続端子7はバランス構成となっている。これに対応してこの受信接続端子7は、1つの出力配線ループ26を備える。この出力配線ループ26は、ここでは第1の配線ループ9と誘導的にカップリングする別の素子15である。第1の配線ループ9は、送信信号路4の1つの分岐路11に配設されており、この送信信号路4の音響特性のマッチングのために用いられる。このようなカップリング14は、回路装置1の接続構成の特に大きな部分をジャンパーしており、これによりこのカップリング14の、回路装置1の周波数特性への感度はとりわけ高くなる。
第1の配線ループ9は、さらに図2に示すように主ループ16および逆カップリングループ17を備える。この逆カップリングループ17の作用方向20は、ここでも上述のように規定されている。これに対応してこの逆カップリング17は、第1の配線ループ9と別の素子15、ここではバランス構成の受信接続端子7の出力配線ループ26とのカップリング14を相殺することができる。
第1の配線ループ9は、回路装置1の任意の配線ループであってよい。この第1の配線ループ9は、送信信号路4,受信信号路6,または分岐路(複数)11の1つに配設されていてよい。別の素子15も同様にこの回路装置1の任意の部品であってよい。たとえばこの別の素子15は、送信信号路4,受信信号路6,または分岐路(複数)11の1つに配設されていてよい。図3に示すように、この別の素子15も、受信接続端子によって形成されてよい。
図4は、基板28上にボンディングされているチップ27の概略外観図を示す。チップ27と基板28とは、ボンディング接続部29を介して互いに1つの回路装置1に回路接続されている。チップ27は、デバイスパターン30を備えている。具体的には、このチップ27上には、この回路装置1の電子音響デバイス8が配設されている。
図4の構成によれば、基板28上には、さらに同様にデバイスパターン30が配設されている。具体的には、この基板28上には、この回路装置1の第1の配線ループ15および別の配線ループ10が配設されている。こうしてこれらの第1の配線ループ15および別の配線ループ10は、上記のデバイス8の直ぐそばに対向している。
代替として、これらの第1の配線ループ15および別の配線ループ10は、この基板28内でメタライジング部によって形成されていてよい。
図5は、基板28とチップ27の回路接続から成る回路装置1を示す。このチップ27上に配設された電子音響デバイス(複数)8は、図5の図示においては等価回路図として示されており、ここでこれらの図5に図示された実際の幾何学的配置の電子音響デバイス8は、チップ27上に配置されているとしている。さらに図5には、基板28上の配線ループ9,10が示されている。
図5を参照して上記の第1の配線ループの複数の別の素子15とのカップリングの相殺に着目する。
この回路装置1は、1つの第1の配線ループ9,1つの第2の配線ループ10,および1つの第3の配線ループ10を備える。配線ループ9は、1つの主ループ16および1つの逆カップリングループ17を備える。さらにこの逆カップリングループの作用方向20が点線で示されている。この逆カップリングループ17は、第2の配線ループ10とのカップリング14とも、また第3の配線ループ10とのカップリングとも相殺するために構成されている。ここでこの逆カップリング17の作用方向20およびぞれぞれのカップリングの方向31は、それぞれ50°より小さい角度を挟んでいる。
図6は、回路装置1のもう1つの構成を示す。ここで図6での図示の仕方は図5での図示に対応している。図6に示す構成によれば、逆カップリング17は、基板28上に配設されている1つの枠32と接続されている。これによりこの枠32は、逆カップリングに寄与する。この枠32は、金属、たとえば銅を含む。
図7は、多層基板28における第1の配線ループ9の実施例を示し、この基板は1つの第1の層33および1つの第2の層34を備える。この第1の配線ループ9は、部分的に基板28の第1の層33上に配設されており、かつ部分的にこの基板28の第2の層34上に配設されている。図7においては、主ループ16は基板28の第1の層33に配設されている。さらに、逆カップリングループ17はこの基板28の第2の層34に配設されている。
図8は、回路装置1を図5,6と同様な図示で示す。ここで第1の配線ループ9は、この回路装置1の送信信号路4と回路接続されている。別の素子15は、図3と同様に、出力配線ループ26であり、この出力配線ループは、1つのDMSトラック(DMS-Spur)のバランス構成の受信接続端子7によって形成されている。この逆カップリングループ17は、ここでも主ループ16と別の素子15との間のカップリングを相殺する。
図9は、本発明による回路装置の基板28を斜視図で示す。この基板28上には、さらに図9に示されていないチップ27がボンディングされる。この基板28上にはメタライジング部35が配設されている。このメタライジング部は、配線ループ9,10を形成している。このメタライジング部35は、基板28上でここに第1の配線ループ9および3つの別の配線ループ10を備える。
第1の配線ループ9は、主ループ16および逆カップリングループ17を備える。この逆カップリングループ17は、上述のように、この主ループ16の1つ以上の別の素子15とのカップリングを相殺する。この際上記のカップリング(複数)14は、重畳されて1つの全カップリングとなり、この全カップリングはここでも逆カップリング17によって相殺される。
さらに逆カップリング17の大きさおよび位置の変更により、主ループ16と別の素子(複数)15との間のカップリングの相殺がさらに改善される。
主ループ16および逆カップリングループ17を有する第1の配線ループの構成に、追加として、1つの誘導性カップリング14を低減するための別の方法が採用されてよい。たとえば、カップリングしている部品間の距離が大きくされてよい。互いに誘導的にカップリングしている部品間のシールドのためにグラウンド面またはビアフェンスを用いることができる。さらに、1つの接続形態が用いられてよく、この接続形態では、たとえばこのフィルタ等価回路の接続形態から見て互いに近接して配設されているコイルを使用することにより、配線ループ間のカップリングがそれほど重要ではない。誘導性カップリングは、容量性カップリングによって補償することができる。さらに、この誘導性カップリングの補償のために、追加的に電磁極(複数)が用いられてよい。音響学的なデザインは、存在するカップリングの境界条件の元で最適な解となるように選択される。誘導性カップリングを極小とするために、さらに対称性、たとえばバランス接続端子が利用されてよい。
1 回路装置
2 アンテナ接続端子
3 アンテナ
4 送信信号路
5 受信信号路
6 送信接続端子
7 受信接続端子
8 電子音響デバイス
9 第1の配線ループ
10 別の配線ループ
11 分岐路
12 基準電位
13 ノード
14 誘導性カップリング
15 別の素子
16 主ループ
17 逆カップリングループ
18 主ループの幾何学的重心点
19 逆カップリングループの幾何学的重心点
20 作用方向
21 カップリングの方向
22 端部
23 端部
24 中心点
25 角度
26 出力配線ループ
27 チップ
28 基板
29 ボンディング接続部
30 デバイスパターン
31 カップリングの方向
32 枠
33 第1の層
34 第2の層
35 メタライジング部

Claims (12)

  1. 子音響特性のマッチングのための回路装置(1)であって、
    1つの主ループ(16)および1つの逆カップリングループ(17)を備える1つの第1の配線ループ(9)と、1つの素子(15)と、を備え、
    前記逆カップリングループ(17)は、前記主ループ(16)の曲げ方向に対し反対方向の曲げ方向を有しており、
    前記逆カップリングループ(17)は、主ループ(16)と前記素子(15)との間のカップリング(14)を相殺し、
    前記逆カップリングループ(17)は、楕円弧形状の巻線を備え、当該楕円弧の両端部(22,23)は、当該楕円弧の楕円の中心点(24)に対して少なくとも90°の角度(25)を挟んでいる、ことを特徴とする回路装置。
  2. 請求項1に記載の回路装置(1)において、
    前記逆カップリングループ(17)の幾何学的重心点(19)と、前記主ループ(16)の幾何学的重心点(18)との間の接続直線が、前記逆カップリング(17)の作用方向(20)を規定し、当該作用方向は、前記主ループ(16)と前記素子(15)との間のカップリング(31)の方向(31)から最大50°ずれており、
    前記カップリング(14)の前記方向(31)は、前記主ループ(16)の幾何学的重心点と前記素子(15)の接続直線によって規定される、ことを特徴とする回路装置。
  3. 請求項1または2に記載の回路装置(1)において、
    前記逆カップリングループ(17)は、前記主ループ(16)の巻線の少なくとも70%に対応する長さを備えていることを特徴とする回路装置。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の回路装置(1)において、
    前記逆カップリングループ(17)は、前記主ループ(16)より小さなインダクタンスを備えることを特徴とする回路装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の回路装置(1)において、
    前記回路装置(1)は、1つの基板(28)上に配設されている1つのチップ(27)を備え、
    前記第1の配線ループ(9)は、前記チップ(27)側に向いている前記基板(28)の面上に配設されていることを特徴とする回路装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の回路装置において、
    前記第1の配線ループ(9)は、1つの基板(28)に配設されていることを特徴とする回路装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の回路装置(1)において、
    前記回路装置は、1つの電子音響デバイスを備え、
    前記第1の配線ループ(9)は、当該回路装置(1)の音響特性をマッチングすることを特徴とする回路装置。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の回路装置(1)において、
    記素子(15)は、1つの別の配線ループ(10)であることを特徴とする回路装置。
  9. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の回路装置(1)において、
    それぞれ前記第1の配線ループ(9)の主ループ(16)とカップリングする複数の素子(15)を備え、
    複数の前記カップリング(14)は1つの全カップリングとなるように重畳され、
    前記逆カップリングループ(17)は、前記全カップリングを相殺する、ことを特徴とする回路装置。
  10. 請求項に記載の回路装置(1)において、
    前記逆カップリングループ(17)の方向は、前記主ループ(16)と複数の前記素子(15)との間の複数の前記カップリング(14)の複数の方向のそれぞれから、最大50°ずれている、ことを特徴とする回路装置
  11. 電子音響特性のマッチングのための回路装置(1)であって、
    1つの主ループ(16)および1つの逆カップリングループ(17)を備える1つの第1の配線ループ(9)と、1つの素子(15)と、を備え、
    前記逆カップリングループ(17)は、前記主ループ(16)の曲げ方向に対し反対方向の曲げ方向を有しており、
    前記逆カップリングループ(17)は、主ループ(16)と前記素子(15)との間のカップリング(14)を相殺し、
    前記素子(15)は、1つの別の配線ループ(10)である、ことを特徴とする回路装置。
  12. 電子音響特性のマッチングのための回路装置(1)であって、
    1つの主ループ(16)および1つの逆カップリングループ(17)を備える1つの第1の配線ループ(9)と、それぞれ前記第1の配線ループ(9)の主ループ(16)とカップリング(14)する複数の素子(15)と、を備え、
    前記逆カップリングループ(17)は、前記主ループ(16)の曲げ方向に対し反対方向の曲げ方向を有しており、
    複数の前記カップリング(14)は、1つの全カップリングとなるように重畳され、
    前記逆カップリングループ(17)は、前記全カップリングを相殺する、ことを特徴とする回路装置。
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