JP2009302736A - アンテナ接続検知回路 - Google Patents

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Yoshinori Yasunaga
吉徳 安永
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Abstract

【課題】安価で調整が不要なアナログ回路の構成でもって、アンテナの接続の有無を検知するアンテナ接続検知回路を得る。
【解決手段】送受信機2と、送受信機2の入出力端に一端が接続されたDCカット用コンデンサ3と、DC電源4と、DC電源4の出力端に一端が接続され他端がDCカットコンデンサ3の他端に接続された第1の抵抗器5と、基準電源6と、基準電源6の基準電圧と第1の抵抗器5の他端に生じる印加電圧が入力され相対的な大小を比較する比較器7とからなる通信部1と、第1の抵抗器5の他端に入出力端が接続されたアンテナ11と、アンテナ11の入出力端に一端が接続され他端が接地された第2の抵抗器12とからなるアンテナ部10とを備え、アンテナ部10の接続の有無に応じて第1の抵抗器5の他端に生じる印加電圧と基準電源6の基準電圧の相対的な大きさを比較器7で比較することにより、アンテナ11の接続の有無を検知する。
【選択図】図1

Description

この発明は、アンテナを有する通信機器に設けられ、アンテナの接続の有無を検知するアンテナ接続検知回路に関するものである。
例えば、RFID(Radio Frequency Identification)リーダライタなどのアンテナを有する通信機器は、通信機器に設けられた回路を保護するために、アンテナの接続を検知するための回路を備えている。
このようなアンテナの接続を検知する回路としては、例えば、特許文献1の図8に示すような反射電力検知回路がある。
この図8に示す反射電力検知回路では、アンテナである空中線が接続されていない場合に、送信機側に戻ってきた反射電力の一部を方向性結合器で取出し、取出した反射電力を、必要な帯域を透過する検知回路用バンドパスフィルタを介して検波器でDC(直流)電圧に変換して比較器の一方の端子に入力し、このDC電圧と比較器の他方の端子に入力される基準電圧を比較して、その比較結果に基づいてアンテナの接続の有無を判定している。
特開平6−26094号公報(図8)
しかしながら、上記に示す反射電力検知回路は、送信機の出力信号である高周波信号の反射電力量を測定するように構成されているため、アンテナの接続の有無を検知するような場合でも、高周波用の方向性結合器やバンドパスフィルタなどの高価な高周波用部品を用いる必要があった。またこれらの高周波用部品は、インピーダンス整合などの煩わしい調整を必要とした。
この発明は、上記の問題を解消するためになされたもので、安価で、かつ調整が不要なアナログ回路の構成でもって、アンテナの接続の有無を検知するアンテナ接続検知回路を得ることを目的とする。
この発明に係るアンテナ接続検知回路は、通信部とアンテナ部とからなり、前記通信部は、送受信機と、この送受信機の入出力端に一端が接続されたDCカット用コンデンサと、DC電源と、このDC電源の出力端に一端が接続され他端が前記DCカットコンデンサの他端に接続された第1の抵抗器と、基準電源と、この基準電源の基準電圧と前記第1の抵抗器の他端に生じる印加電圧とが入力される比較器とを備え、前記アンテナ部は、前記第1の抵抗器の他端に入出力端が接続されたアンテナと、このアンテナの入出力端に一端が接続され他端が接地された第2の抵抗器とを備えるように構成したものである。
この発明によれば、アンテナ部の接続の有無に応じて第1の抵抗器の他端に生じる印加電圧と基準電源の基準電圧との相対的な大きさを比較器で比較することにより、アンテナの接続の有無を検知するようにしてアンテナ接続検知回路を構成したので、従来のように、調整が煩わしく、かつ高価な高周波用部品を用いた回路を用いる必要がなくなり、調整が不要で、かつ安価なアナログ回路の構成でもってアンテナの接続の有無を検知するアンテナ接続検知回路を得ることができる。
実施の形態1
図1は、この発明の実施の形態1に係るアンテナ接続検知回路の回路構成図である。
図1において、アンテナ接続検知回路は通信部1とアンテナ部10から構成されている。通信部1は、送受信機2と、送受信機2の入出力端に一端が接続されたDCカット用コンデンサ3と、DC電源4と、DC電源4の出力端に一端が接続され他端がDCカットコンデンサ3の他端に接続された第1の抵抗器5と、基準電源6と、基準電源6の基準電圧と第1の抵抗器5の他端に生じる印加電圧がそれぞれ入力され、基準電圧と印加電圧の相対的な大きさを比較して、その比較結果をH(High)又はL(Low)のH/L信号として出力する比較器7と、H/L信号に基づいてアンテナの接続の有無を判定する制御部8と、DCカットコンデンサ3の他端に接続されたアンテナ接続用コネクタ9から構成されている。一方、アンテナ部10は、アンテナ11と、アンテナ11の入出力端に一端が接続され他端が接地された第2の抵抗器12と、アンテナ11の入出力端に接続されたアンテナ接続用コネクタ13から構成されている。なお通信部1のアンテナ接続用コネクタ9とアンテナ部10のアンテナ接続用コネクタ13は、例えば、高周波ケーブル14により接続されている。なおアンテナ接続用コネクタ9及び10を使用せず、DCカットコンデンサ3の他端とアンテナ11の入出力端を直接接続してもよい。
次に動作について、図1を参照して説明する。
アンテナ部10のアンテナ11の入出力端には、抵抗値R2を有する第2の抵抗器12の一端が接続され、他端は接地されている。また通信部1のDCカットコンデンサ3の他端(図1のA点)には、一端が電圧Vccを有するDC電源4の出力端に接続された抵抗値R1を有する第1の抵抗器5の他端が接続されている。このため、図1に示すように、アンテナ部10が、高周波ケーブル14により通信部1と接続されている場合、第1の抵抗器5の他端(A点)に生じる印加電圧(Vdc)は、第1の抵抗器5の抵抗値R1と第2の抵抗器12の抵抗値R2との分圧値となる。
また図2は、アンテナ部10と通信部1が高周波ケーブル14で接続されていない場合を示すものである。なお図2は、高周波ケーブル14でアンテナ部10と通信部1が接続されていないことを除けば、図1と同じであるため、同じ符号を付し、符号の詳細な説明は省略する。
図2に示すように、アンテナ部10と通信部1が高周波ケーブル14で接続されていない場合では、第1の抵抗値5の他端(A点)に生じる印加電圧(Vdc)は、DC電源4の電源電圧Vccとなる。
以上のことを式で表すと、
(1)アンテナ部10と通信部1が接続されている場合は、
Vdc=Vcc×R2/(R1+R2)
(2)アンテナ部10と通信部1が接続されていない場合は、
Vdc=Vcc
となる。
この印加電圧Vdcは、比較器7に入力される。また比較器7には、基準電源6の基準電圧Vrefが入力されている。比較器7は、印加電圧Vdcと基準電圧Vrefの相対的な大きさを比較し、High(H)又はLow(L)のロジック信号(Vcmp)を出力する。例えば、Vdc<Vrefの場合にはH信号を出力し、Vdc>Vrefの場合にはL信号を出力するようにする。この場合には、Vcc>Vref>Vcc×R2/(R1+R2)の関係を満たすように、Vcc、Vref、R1及びR2を選択する必要がある。
このように選択することにより、比較器7からの出力信号(Vcmp)は、
(1)アンテナ部10と通信部1が接続されている場合は、Vref>Vdc=Vcc×R2/(R1+R2)となるので、
Vcmp=H
(2)アンテナ部10と通信部1が接続されていない場合は、Vcc=Vdc>Vrefとなるので、
Vcmp=L
となる。
制御部8は、比較器7からのH又はLの出力信号(Vcmp)を受けることで、アンテナ部10が通信部1に接続されているか否かを検知する。制御部8は、アンテナ部10が通信部1に接続されていないとが判断した場合、例えば、アラームを出力したり、送受信機2からの送信を停止するなどの制御を行う。以上により、アンテナ11の接続の有無を検知することができる。
なお、比較器7からの出力信号(Vcmp)は、論理を逆にして、Vdc<Vrefの場合にはL信号を出力し、Vdc>Vrefの場合にはH信号を出力するようにしてもよい。この場合も、L又はHの出力信号(Vcmp)に応じて、制御部8が、アンテナ部10の接続の有無を検知し、アンテナ部10が通信部1に接続されていない場合には、アラームを出力したり、送受信機2からの送信を停止するなどの制御を行う。
この発明の実施の形態1によれば、送受信機2と、この送受信機2の入出力端に一端が接続されたDCカット用コンデンサ3と、DC電源4と、このDC電源4の出力端に一端が接続され他端がDCカットコンデンサ3の他端に接続された第1の抵抗器5と、基準電源6と、この基準電源6の基準電圧と第1の抵抗器5の他端に生じる印加電圧が入力され、その相対的な大きさを比較する比較器7とからなる通信部1と、第1の抵抗器5の他端に入出力端が接続されたアンテナ11と、アンテナ11の入出力端に一端が接続され他端が接地された第2の抵抗器12とからなるアンテナ部10とを備え、アンテナ部10の接続の有無に応じて第1の抵抗器5の他端に生じる印加電圧と基準電源6の基準電圧の相対的な大きさを比較器7で比較し、この比較結果に基づいてアンテナ11の接続の有無を検知するようにアンテナ接続検知回路を構成したので、高価で、かつ調整が煩わしい高周波用部品を用いる必要がなくなり、安価で、かつ調整が不要なアナログ回路の構成でもって、アンテナの接続の有無を検知するアンテナ接続検知回路を得ることができる。
実施の形態2
図3は、この発明の実施の形態2に係るアンテナ接続検知回路の回路構成図である。図3において、実施の形態1に係る図1と相違する点は、DCカット用コンデンサ3とアンテナ接続用コネクタ9の間に第1の高周波回路21及び第2の高周波回路22を順に設け、DC電源4の出力端に一端が接続された第1の抵抗器5の他端を、第1の高周波回路21と第2の高周波回路22の間に接続(図2のB点)していることである。そして、第1の抵抗器5の他端(B点)に生じる印加電圧(Vdc)が比較器7に入力される。その他については、実施の形態1の図1で示した構成と同じであるため、同じ符号を付し、符号の詳細な説明は省略する。なお第1の高周波回路21は、例えば、LPF(Low-pass filter,ローパスフィルタ)であり、第2の高周波回路22は、例えば、LPFや高周波スイッチである。また第2の高周波回路22は、DC電流を阻止しない回路を用いる必要がある。
次に動作について、図3を参照して説明する。
まずアンテナ部10が、高周波ケーブル14により通信部1と接続されている場合、第1の抵抗器5の他端(B点)に生じる印加電圧(Vdc)は、カタログや仕様書等で得られる第2の高周波回路22の既知の抵抗値をRcとすると、第1の抵抗器5の抵抗値R1と、第2の抵抗器12の抵抗値R2と第2の高周波回路22の抵抗値Rcを加算した抵抗値(R2+Rc)との分圧値となる。
またアンテナ部10が通信部1と接続されていない場合では、第1の抵抗値5の他端(B点)に生じる印加電圧(Vdc)は、DC電源4の電圧Vccとなる。
以上のことを式で表すと、
(1)アンテナ部10と通信部1が接続されている場合は、
Vdc=Vcc×(R2+Rc)/(R1+R2+Rc)
(2)アンテナ部10と通信部1が接続されていない場合は、
Vdc=Vcc
となる。
この印加電圧Vdcは、比較器7に入力される。また比較器7には、基準電源6の基準電圧Vrefが入力されている。比較器7は、印加電圧Vdcと基準電圧Vrefの相対的な大きさを比較し、High(H)又はLow(L)のロジック信号(Vcmp)を出力する。例えば、Vdc<Vrefの場合にはH信号を出力し、Vdc>Vrefの場合にはL信号を出力するようにする。この場合には、Vcc>Vref>Vcc×(R2+Rc)/(R1+R2+Rc)の関係を満たすように、Vcc、Vref、R1及びR2を選択する必要がある。なお抵抗値Rcは、既知であり、通常無視できる程度に小さい値であるので、ここでの選択項目に入れる必要性は極めて小さい。
このように選択することにより、比較器7からの出力信号(Vcmp)は、
(1)アンテナ部10と通信部1が接続されている場合は、Vref>Vdc=Vcc×(R2+Rc)/(R1+R2+Rc)となるので、
Vcmp=H
(2)アンテナ部10と通信部1が接続されていない場合は、Vcc=Vdc>Vrefとなるので、
Vcmp=L
となる
制御部8は、比較器7からのH又はLの出力信号(Vcmp)を受けることで、アンテナ部10が通信部1に接続されているか否かを検知する。制御部8は、アンテナ部10が通信部1に接続されていないと判断した場合、例えば、アラームを出力したり、送受信機2からの送信を停止するなどの制御を行う。以上により、アンテナ11の接続の有無を検知することができる。
なお、比較器7からの出力信号(Vcmp)は、論理を逆にして、Vdc<Vrefの場合にはL信号を出力し、Vdc>Vrefの場合にはH信号を出力するようにしてもよい。この場合も、L又はHの出力信号(Vcmp)に応じて、制御部8が、アンテナ部10の接続状態を検知し、アンテナ部10が通信部1に接続されていないような場合には、アラームを出力したり、送受信機2の送信を停止するなどの制御を行う。
この発明の実施の形態2によれば、実施の形態1で示した通信部1において、DCカット用コンデンサ3の他端とアンテナ11の入出力端との間に第1の高周波回路21と第2の高周波回路22を順に設け、第1の抵抗器5の他端を第1の高周波回路21と第2の高周波回路22の間に接続して通信部1を構成するようにした。この場合においても、アンテナ部10の接続の有無に応じて第1の抵抗器5の他端に生じる印加電圧と基準電源6の基準電圧との相対的な大きさを比較器7で比較し、この比較結果に基づいてアンテナ11の接続の有無が検知可能なようにアンテナ接続検知回路が構成される。よって、実施の形態1と同じく、高価で、かつ調整が煩わしい高周波用部品を用いる必要がなくなり、安価で、かつ調整が不要なアナログ回路の構成でもって、アンテナの接続の有無を検知するアンテナ接続検知回路を得ることができる。
この実施の形態2によれば、DCカット用コンデンサ3とアンテナ接続用コネクタ9の間に第1の高周波回路21及び第2の高周波回路22を順に設けたものを示したが、何も第1の高周波回路21と第2の高周波回路22が必ず必要であるというわけではなく、図4に示すように、第1の高周波回路21のみを用いた場合でもよく、図5に示すように、第2の高周波回路22を用いた場合でもよく、実施の形態1で示した効果と同じ効果を得ることができる。なお図4に示したように、第1の高周波回路21のみを用いた場合では、第2の高周波回路22の抵抗値をRcを考慮する必要がないため、実施の形態1で示した動作と同じ動作となる。
またこの実施の形態2において、第2の高周波回路22として高周波スイッチを用いた場合は、図6に示すように、アンテナ部10が通信部1に接続されていない場合は、制御部8がそれを検知して、通信部1に接続されている別のアンテナ部25に高周波スイッチを切替える。これにより、実施の形態1及び2で示した効果に加えて、複数のアンテナの接続判定が容易にできると共に、アンテナ部と通信部が接続されていなかった場合における再接続までの中断時間を、極力少なくすることができる。なお図6においてアンテナ部25は、アンテナ26と、アンテナ26の入出力端に一端が接続され他端が接地された第2の抵抗器12と、アンテナ26の入出力端に接続されたアンテナ接続用コネクタ27から構成されている。このアンテナ部25は、アンテナ部10と同等の機能を有するものである。また通信部1には、高周波スイッチとしての第2の高周波回路22に接続されたアンテナ接続用コネクタ28が設けられており、アンテナ接続用コネクタ27及び28は、互いに高周波ケーブル29で接続されている。
なお図6では、二つのアンテナ部10及び25を設けた例を示しているが、当然のことながら、2以上の複数のアンテナ部に対して適用可能であることは言うまでもない。
実施の形態3
図7は、この発明の実施の形態3に係るアンテナ接続検知回路の回路構成図である。図7において、実施の形態1に係る図1と相違する点は、アンテナ部10の抵抗器12をインダクタ31(インダクタンスL1)に替えたことである。その他については、図1と同じであるため、同じ符号を付し、符号の詳細な説明は省略する。
次に動作について、図7を参照して説明する。
まずアンテナ部10が高周波ケーブル14により通信部1と接続されている場合、インダクタ31はDC的に見て短絡状態となるために、第1の抵抗器5の他端(C点)に生じる印加電圧(Vdc)は0Vとなる。
またアンテナ器10が通信機1と接続されていない場合には、第1の抵抗器5の他端(C点)に生じる印加電圧(Vdc)は、DC電源4の電圧Vccとなる。
以上のことを式で表すと、
(1)アンテナ部10と通信部1が接続されている場合は、
Vdc=0V
(2)アンテナ部10と通信部1が接続されていない場合は、
Vdc=Vcc
となる。
この印加電圧Vdcは、比較器7に入力される。また比較器7には、基準電源6の基準電圧Vrefが入力されている。比較器7は、印加電圧Vdcと基準電圧Vrefの相対的な大きさを比較し、High(H)又はLow(L)のロジック信号(Vcmp)を出力する。例えば、Vdc<Vrefの場合にはH信号を出力し、Vdc>Vrefの場合にはL信号を出力するようにする。この場合には、Vcc>Vref>0Vの関係を満たすようにVrefを選択する必要がある。
このように選択することにより、比較器7からの出力信号(Vcmp)は、
(1)アンテナ部10と通信部1が接続されている場合は、Vref>Vdc=0Vとなるので、
Vcmp=H
(2)アンテナ部10と通信部1が接続されていない場合は、Vcc=Vdc>Vrefとなるので、
Vcmp=L
となる
制御部8は、比較器7からのH又はLの出力信号(Vcmp)を受けることで、アンテナ部10が通信部1に接続されているか否かを検知する。制御部は、アンテナ部10が通信部1に接続されていないと判断した場合は、アラームを出力したり、送受信機2からの送信を停止するなどの制御を行う。以上により、アンテナ11の接続の有無を検知することができる。
なお、比較器7からの出力信号(Vcmp)は、論理を逆にして、Vdc<Vrefの場合にはL信号を出力し、Vdc>Vrefの場合にはH信号を出力するようにしてもよく、この場合も、L又はHの出力信号(Vcmp)に応じて、制御部8が、アンテナ部10の接続状態を検知し、アンテナ部10が通信部1に接続されていないような場合には、アラームを出力したり、送受信機2の送信を停止するなどの制御を行う。
この発明の実施の形態3によれば、実施の形態1で示したアンテナ部10において、抵抗器12をインダクタ31にしてアンテナ部10を構成するようにした。この場合においても、アンテナ部10の接続の有無に応じて第1の抵抗器5の他端に生じる印加電圧と基準電源6の基準電圧の相対的な大きさを比較器7で比較し、この比較結果に基づいてアンテナ11の接続の有無が検知可能なようにアンテナ接続検知回路が構成される。よって、実施の形態1と同じく、高価で、かつ調整が煩わしい高周波用部品を用いる必要がなくなり、安価で、かつ調整が不要なアナログ回路の構成でもって、アンテナの接続の有無を検知するアンテナ接続検知回路を得ることができる。
実施の形態4
図8は、この発明の実施の形態4に係るアンテナ接続検知回路の回路構成図である。この実施の形態4は、実施の形態3で示した構成に実施の形態2で示した第1の高周波回路21及び第2の高周波回路22を加えたものである。符号は、実施の形態2を示す図3及び実施の形態3を示す図7で付した符号と同じであるため、ここでの符号の詳細な説明は省略する。
次に動作について、図8を参照して説明する。
まずアンテナ部10が、高周波ケーブル14により通信部1と接続されている場合、第1の抵抗器5の他端(D点)に生じる印加電圧(Vdc)は、インダクタ31がDC的に見て短絡状態となるために、第1の抵抗器5の抵抗値R1とカタログや仕様書等で得られる第2の高周波回路22の既知の抵抗値をRcとの分圧値となる。
またアンテナ部10が通信部1と接続されていない場合には、第1の抵抗器5の他端(D点)に生じる印加電圧(Vdc)は、DC電源4の電圧Vccとなる。
以上のことを式で表すと、
(1)アンテナ部10と通信部1が接続されている場合は、
Vdc=Vcc×Rc/(R1+Rc)
(2)アンテナ部10と通信部1が接続されていない場合は、
Vdc=Vcc
となる。
この印加電圧Vdcは、比較器7に入力される。また比較器7には、基準電源6の基準電圧Vrefが入力されている。比較器7は、印加電圧Vdcと基準電圧Vrefの相対的な大きさを比較し、High(H)又はLow(L)のロジック信号(Vcmp)を出力する。例えば、Vdc<Vrefの場合にはH信号を出力し、Vdc>Vrefの場合にはL信号を出力するようにする。この場合には、Vcc>Vref>Vcc×Rc/(R1+Rc)の関係を満たすように、Vcc、Vref、R1を選択する必要がある。なお抵抗値Rcは、既知であり、通常無視できる程度に小さい値であるので、ここでの選択項目に入れる必要は極めて小さい。
このように選択することにより、比較器7からの出力信号(Vcmp)は、
(1)アンテナ部10と通信部1が接続されている場合は、Vref>Vdc=Vcc×Rc/(R1+Rc)となるので、
Vcmp=H
(2)アンテナ部10と通信部1が接続されていない場合は、Vcc=Vdc>Vrefとなるので、
Vcmp=L
となる
制御部8は、比較器7からのH又はLの出力信号(Vcmp)を受けることで、アンテナ部10が通信部1に接続されているか否かを検知する。制御部8は、アンテナ部10が通信部1に接続されていないと判断した場合は、アラームを出力したり、送受信機2の送信を停止するなどの制御を行う。以上により、アンテナ11の接続の有無を検知することができる。
なお、比較器7からの出力信号(Vcmp)は、論理を逆にして、Vdc<Vrefの場合にはL信号を出力し、Vdc>Vrefの場合にはH信号を出力するようにしてもよく、この場合も、L又はHの出力信号(Vcmp)に応じて、制御部8が、アンテナ部10の接続状態を検知し、アンテナ部10が通信部1に接続されていないような場合には、アラームを出力したり、送受信機2の送信を停止するなどの制御を行う。
この発明の実施の形態4によれば、実施の形態1で示したアンテナ部10において、抵抗器12をインダクタ31にしてアンテナ部10を構成すると共に、通信部1において、DCカット用コンデンサ3の他端とアンテナ11の入出力端との間に第1の高周波回路21と第2の高周波回路22を順に設け、第1の抵抗器5の他端を第1の高周波回路21と第2の高周波回路22の間に接続して通信部1を構成するようにした。この場合においても、アンテナ部10の接続の有無に応じて第1の抵抗器5の他端に生じる印加電圧と基準電源6の基準電圧の相対的な大きさを比較器7で比較し、この比較結果に基づいてアンテナ11の接続の有無が検知可能なようにアンテナ接続検知回路が構成される。よって、実施の形態1と同じく、高価で、かつ調整が煩わしい高周波用部品を用いる必要がなくなり、安価で、かつ調整が不要なアナログ回路の構成でもって、アンテナの接続の有無を検知するアンテナ接続検知回路を得ることができる。
この実施の形態4によれば、DCカット用コンデンサ3とアンテナ接続用コネクタ9の間に第1の高周波回路21及び第2の高周波回路22を順に設けたものを示したが、何も第1の高周波回路21と第2の高周波回路22が必ず必要であるというわけではない。実施の形態2の図4に示したように、第1の高周波回路21のみを用いた場合でもよく、図5に示したように、第2の高周波回路22のみを用いた場合でもよく、この発明に係る効果を得ることができる。なお図4に示したように、第1の高周波回路21のみを用いた場合では、第2の高周波回路22の抵抗値をRcを考慮する必要がないため、実施の形態3で示した動作と同じ動作となる。
またこの実施の形態4においても、実施の形態2の図6で示したように、第2の高周波回路22を高周波スイッチとして、複数のアンテナ部(図6ではアンテナ部10,25)と通信部1の接続状態を制御部8が検知して、通信部1に接続されているアンテナ部に高周波スイッチを切替えるようにしてもよく、実施の形態3及び4で示した効果に加えて、複数のアンテナの接続判定が容易にできると共に、アンテナ部と通信部が接続されていなかった場合における再接続までの中断時間を、極力少なくすることができる。
実施の形態5
図9は、この発明の実施の形態5に係るアンテナ接続検知回路の回路構成図である。図9において、実施の形態1に係る図1と相違する点は、アンテナ部10の抵抗器12をT型減衰器41に替えたことである。T型減衰器41は、直列に接続された抵抗器41A(抵抗値r1)と抵抗器41B(抵抗値r2)の間に抵抗器41C(抵抗値r3)に一端を接続してT字形を成した回路であり、ここではアンテナ用接続コネクタ13に抵抗器41Aの一端が接続され、抵抗器41Aの他端は抵抗器41Bの一端に接続され、抵抗器41Bの他端はアンテナ11の入出力端に接続され、抵抗器41Aの他端、即ち抵抗器41Aと抵抗器41Bの間に抵抗器41Cの一端が接続され、他端は接地されている。その他の構成については、図1に示す構成と同じであるため、同じ符号を付し、符号の詳細な説明は省略する。
次に動作について、図9を参照して説明する。
まずアンテナ部10が、高周波ケーブル14により通信部1と接続されている場合、第1の抵抗器5の他端(E点)に生じる印加電圧(Vdc)は、抵抗器5の抵抗値R1と、T型減衰器41の抵抗器41Aの抵抗値r1と抵抗器41Cの抵抗値r3を加算した抵抗値(r1+r3)との分圧値となる。
またアンテナ部10が通信部1と接続されていない場合では、第1の抵抗器5の他端(E点)に生じる印加電圧(Vdc)は、DC電源4の電圧Vccとなる。
以上のことを式で表すと、
(1)アンテナ部10と通信部1が接続されている場合は、
Vdc=Vcc×(r1+r3)/(R1+r1+r3)
(2)アンテナ部10と通信部1が接続されていない場合は、
Vdc=Vcc
となる。
この印加電圧Vdcは、比較器7に入力される。また比較器7には、基準電源6の基準電圧Vrefが入力されている。比較器7は、印加電圧Vdcと基準電圧Vrefの相対的な大きさを比較し、High(H)又はLow(L)のロジック信号(Vcmp)を出力する。例えば、Vdc<Vrefの場合にはH信号を出力し、Vdc>Vrefの場合にはL信号を出力するようにする。この場合には、Vcc>Vref>Vcc×(r1+r3)/(R1+r1+r3)の関係を満たすように、Vcc、Vref、R1を選択する必要がある。なお抵抗値r1及びr3は、T型減衰器41で送受信機2からの出力信号を所定の大きさに減衰させる場合、固定値となるので、ここでの選択項目に入れる必要は無い。
このように選択することにより、比較器7からの出力信号(Vcmp)は、
(1)アンテナ部10と通信部1が接続されている場合は、Vref>Vdc=Vcc×(r1+r3)/(R1+r1+r3)となるので、
Vcmp=H
(2)アンテナ部10と通信部1が接続されていない場合は、Vcc=Vdc>Vrefとなるので、
Vcmp=L
となる。
制御部8は、比較器7からのH又はLの出力信号(Vcmp)を受けることで、アンテナ部10が通信部1に接続されているか否かを検知する。制御部8は、アンテナ部10が通信部1に接続されていないと判断された場合には、アラームを出力したり、送受信機2の送信を停止するなどの制御を行う。以上により、アンテナ11の接続の有無を検知することができる。
なお、比較器7からの出力信号(Vcmp)は、論理を逆にして、Vdc<Vrefの場合にはL信号を出力し、Vdc>Vrefの場合にはH信号を出力するようにしてもよく、この場合も、L又はHの出力信号(Vcmp)に応じて、制御部8が、アンテナ部10の接続状態を検知し、アンテナ部10が通信部1に接続されていないような場合には、アラームを出力したり、送受信機2の送信を停止するなどの制御を行う。
この発明の実施の形態5によれば、実施の形態1で示したアンテナ部10において、抵抗器12の代わりにアンテナ部10の入出力端と第1の抵抗器5の他端との間にT型減衰器41を設けてアンテナ部10を構成するようにした。この場合においても、アンテナ部10の接続の有無に応じて第1の抵抗器5の他端に生じる印加電圧と基準電源6の基準電圧の相対的な大きさを比較器7で比較し、この比較結果に基づいてアンテナ11の接続の有無が検知可能なようにアンテナ接続検知回路が構成される。よって、実施の形態1と同じく、高価で、かつ調整が煩わしい高周波用部品を用いる必要がなくなり、安価で、かつ調整が不要なアナログ回路の構成でもって、アンテナの接続の有無を検知するアンテナ接続検知回路を得ることができる。
なおこの実施の形態5においてはT型減衰器41を用いたものを示したが、π型減衰器を用いてもよく、適切なVcc、Vref、R1を選択することにより、同様の効果を得ることができる。
実施の形態6
図10は、この発明の実施の形態6に係るアンテナ接続検知回路の回路構成図である。この実施の形態6は、実施の形態5で示した構成に実施の形態2で示した第1の高周波回路21及び第2の高周波回路22を加えたものである。符号は、実施の形態2を示す図3及び実施の形態5を示す図9で付した符号と同じであるため、ここでの符号の詳細な説明は省略する。
次に動作について、図10を参照して説明する。
まずアンテナ部10が、高周波ケーブル14により通信部1と接続されている場合、第1の抵抗器5の他端(F点)に生じる印加電圧(Vdc)は、第1の抵抗器5の抵抗値R1と、第2の高周波回路22の抵抗値RcとT型減衰器41の抵抗器41Aの抵抗値r1と抵抗器41Cの抵抗値r3の抵抗値を加算した抵抗値(Rc+r1+r3)との分圧値となる。
またアンテナ部10が通信部1と接続されていない場合には、第1の抵抗値5の他端(F点)に生じる印加電圧(Vdc)は、DC電源4の電圧Vccとなる。
以上のことを式で表すと、
(1)アンテナ部10と通信部1が接続されている場合は、
Vdc=Vcc×(Rc+(r1+r3))/(R1+Rc+(r1+r3))
(2)アンテナ部10と通信部1が接続されていない場合は、
Vdc=Vcc
となる。
この印加電圧Vdcは、比較器7に入力される。また比較器7には、基準電源6の基準電圧Vrefが入力されている。比較器7は、印加電圧Vdcと基準電圧Vrefの相対的な大きさを比較し、High(H)又はLow(L)のロジック信号(Vcmp)を出力する。例えば、Vdc<Vrefの場合にはH信号を出力し、Vdc>Vrefの場合にはL信号を出力するようにする。この場合には、T型減衰器41の抵抗器41Aと抵抗器41Cの抵抗値(r1,r3)を加味して、Vcc>Vref>Vcc×(Rc+(r1+r2))/(R1+Rc+(r1+r2))の関係を満たすように、Vcc、Vref、R1を選択する必要がある。なお抵抗値Rcは、既知であり、通常無視できる程度に小さい値であるので、ここでの選択項目に入れる必要は極めて小さい。また抵抗値r1及びr3は、T型減衰器41で送受信機2からの出力信号を所定の大きさに減衰させる場合、固定値となるので、ここでの選択項目に入れる必要は無い。
これにより、比較器7からの出力信号(Vcmp)は、
(1)アンテナ部10と通信部1が接続されている場合は、Vref>Vdc=Vcc×(Rc+(r1+r3))/(R1+Rc+(r1+r3))となるので、
Vcmp=H
(2)アンテナ部10と通信部1が接続されていない場合は、Vcc=Vdc>Vrefとなるので、
Vcmp=L
となる
制御部8は、比較器7からのH又はLの出力信号(Vcmp)を受けることで、アンテナ部10が通信部1に接続されているか否かを検知する。制御部8は、アンテナ部10が通信部1に接続されていないと判断した場合は、アラームを出力したり、送受信機2の送信を停止するなどの制御を行う。以上により、アンテナ11の接続の有無を検知することができる。
なお、比較器7からの出力信号(Vcmp)は、論理を逆にして、Vdc<Vrefの場合にはL信号を出力し、Vdc>Vrefの場合にはH信号を出力するようにしてもよく、この場合も、L又はHの出力信号(Vcmp)に応じて、制御部8が、アンテナ部10の接続状態を検知し、アンテナ部10が通信部1に接続されていないような場合には、アラームを出力したり、送受信機2からの送信を停止するなどの制御を行う。
この発明の実施の形態6によれば、実施の形態1で示したアンテナ部10において、抵抗器12の代わりにアンテナ部10の入出力端と第1の抵抗器5の他端との間にT型減衰器41を設けてアンテナ部10を構成すると共に、通信部1において、DCカット用コンデンサ3の他端とT型減衰器41の一端との間に第1の高周波回路21と第2の高周波回路22を順に設け、第1の抵抗器5の他端を第1の高周波回路21と第2の高周波回路22の間に接続して通信部1を構成するようにした。この場合においても、アンテナ部10の接続の有無に応じて第1の抵抗器5の他端に生じる印加電圧と基準電源6の基準電圧の相対的な大きさを比較器7で比較し、この比較結果に基づいてアンテナ11の接続の有無が検知可能なようにアンテナ接続検知回路が構成される。よって、実施の形態1と同じく、高価で、かつ調整が煩わしい高周波用部品を用いる必要がなくなり、安価で、かつ調整が不要なアナログ回路の構成でもって、アンテナの接続の有無を検知するアンテナ接続検知回路を得ることができる。
なおこの実施の形態6においてはT型減衰器41を用いたものを示したが、π型減衰器を用いてもよく、適切なVcc、Vref、R1を選択することにより、同様の効果を得ることができる。
この実施の形態6によれば、DCカット用コンデンサ3とアンテナ接続用コネクタ9の間に第1の高周波回路21及び第2の高周波回路22を順に設けたものを示したが、何も第1の高周波回路21と第2の高周波回路22が必ず必要であるというわけではない。実施の形態2の図4に示したように、第1の高周波回路21のみを用いた場合でもよく、図5に示したように、第2の高周波回路22のみを用いた場合でもよく、この発明に係る効果を得ることができる。なお図4に示したように、第1の高周波回路21のみを用いた場合では、第2の高周波回路22の抵抗値をRcを考慮する必要がないため、実施の形態5で示した動作と同じ動作となる。
またこの実施の形態6においても、実施の形態2の図6で示したように、第2の高周波回路22を高周波スイッチとして、複数のアンテナ部(図6ではアンテナ部10,25)と通信部1の接続状態を制御部8が検知して、通信部1に接続されているアンテナ部に高周波スイッチを切替えるようにしてもよく、実施の形態5及び6で示した効果に加えて、複数のアンテナの接続判定が容易にできると共に、アンテナ部と通信部が接続されていなかった場合における再接続までの中断時間を、極力少なくすることができる。
この発明の実施の形態1に係るアンテナ接続検知回路の回路構成図である。 この発明の実施の形態1に係るアンテナ接続検知回路でアンテナが未接続の場合を示す説明図である。 この発明の実施の形態2に係るアンテナ接続検知回路の回路構成図である。 この発明の実施の形態2に係るアンテナ接続検知回路の他の回路構成を示す回路構成図である。 この発明の実施の形態2に係るアンテナ接続検知回路の他の回路構成を示す回路構成図である。 この発明の実施の形態2に係るアンテナ接続検知回路の他の回路構成を示す回路構成図である。 この発明の実施の形態3に係るアンテナ接続検知回路の回路構成図である。 この発明の実施の形態4に係るアンテナ接続検知回路の回路構成図である。 この発明の実施の形態5に係るアンテナ接続検知回路の回路構成図である。 この発明の実施の形態6に係るアンテナ接続検知回路の回路構成図である。
符号の説明
1 通信部、2 送受信機、3 DCカット用コンデンサ、4 DC電源、5 第1の抵抗器、6 基準電源、7 比較器、8 制御器、9 アンテナ接続用コネクタ、10 アンテナ部、11 アンテナ、12 第2の抵抗器、13 アンテナ接続用コネクタ

Claims (18)

  1. 送受信機と、DC電源と、基準電源と、前記送受信機の入出力端に一端が接続されたDCカット用コンデンサと、前記DC電源の出力端に一端が接続され他端が前記DCカットコンデンサの他端に接続された第1の抵抗器と、前記基準電源の基準電圧と前記第1の抵抗器の他端に生じる印加電圧とが入力され前記基準電圧と前記印加電圧の相対的な大きさを比較する比較器とからなる通信部と、
    前記第1の抵抗器の他端に入出力端が接続されたアンテナと、前記アンテナの入出力端に一端が接続され他端が接地された第2の抵抗器或いはインダクタとからなるアンテナ部と
    を備えたことを特徴とするアンテナ接続検知回路。
  2. 通信部において、前記DCカット用コンデンサの他端と前記第1の抵抗器の他端は第1の高周波回路を介して接続されることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ接続検知回路。
  3. 第1の高周波回路はローパスフィルタであることを特徴とする請求項2に記載のアンテナ接続検知回路。
  4. 通信部において、前記第1の抵抗器の他端と前記アンテナの入力端はDC電流を阻止しない第2の高周波回路を介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ接続検知回路。
  5. 第2の高周波回路はローパスフィルタであることを特徴とする請求項4に記載のアンテナ接続検知回路。
  6. 第2の高周波回路は、前記比較器における前記基準電圧と前記印加電圧の比較結果に基づいて複数設けられた前記アンテナ部の内、接続可能な1つの前記アンテナ部を選択する高周波スイッチであることを特徴とする請求項4に記載のアンテナ接続検知回路。
  7. 通信部において、前記DCカット用コンデンサの他端と前記第1の抵抗器の他端は第1の高周波回路を介して接続され、前記第1の抵抗器の他端と前記アンテナの入力端はDC電流を阻止しない第2の高周波回路を介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ接続検知回路。
  8. 第1の高周波回路はローパスフィルタであり、第2の高周波回路はローパスフィルタであることを特徴とする請求項7に記載のアンテナ接続検知回路。
  9. 第1の高周波回路はローパスフィルタであり、前記第2の高周波回路は、前記比較器における前記基準電圧と前記印加電圧の比較結果に基づいて複数設けられた前記アンテナ部の内、接続可能な1つの前記アンテナ部を選択する高周波スイッチであることを特徴とする請求項7に記載のアンテナ接続検知回路。
  10. 送受信機と、DC電源と、基準電源と、前記送受信機の入出力端に一端が接続されたDCカット用コンデンサと、前記DC電源の出力端に一端が接続され他端が前記DCカットコンデンサの他端に接続された第1の抵抗器と、前記基準電源の基準電圧と前記第1の抵抗器の他端に生じる印加電圧とが入力され前記基準電圧と前記印加電圧の相対的な大きさを比較する比較器とからなる通信部と、
    アンテナと、前記第1の抵抗器の他端に一端が接続され他端が前記アンテナに入力端に接続されたT型減衰器或いはπ型減衰器とからなるアンテナ部と
    を備えたことを特徴とするアンテナ接続検知回路。
  11. 通信部において、前記DCカット用コンデンサの他端と前記第1の抵抗器の他端は第1の高周波回路を介して接続されることを特徴とする請求項10に記載のアンテナ接続検知回路。
  12. 第1の高周波回路はローパスフィルタであることを特徴とする請求項11に記載のアンテナ接続検知回路。
  13. 通信部において、前記第1の抵抗器の他端と前記T型減衰器の一端或いは前記π型減衰器の一端はDC電流を阻止しない第2の高周波回路を介して接続されていることを特徴とする請求項10に記載のアンテナ接続検知回路。
  14. 第2の高周波回路はローパスフィルタであることを特徴とする請求項13に記載のアンテナ接続検知回路。
  15. 第2の高周波回路は、前記比較器における前記基準電圧と前記印加電圧の比較結果に基づいて複数設けられた前記アンテナ部の内、接続可能な1つの前記アンテナ部を選択する高周波スイッチであることを特徴とする請求項13に記載のアンテナ接続検知回路。
  16. 通信部において、前記DCカット用コンデンサの他端と前記第1の抵抗器の他端は第1の高周波回路を介して接続され、前記第1の抵抗器の他端と前記T型減衰器の一端或いは前記π型減衰器の一端はDC電流を阻止しない第2の高周波回路を介して接続されていることを特徴とする請求項10に記載のアンテナ接続検知回路。
  17. 第1の高周波回路はローパスフィルタであり、第2の高周波回路はローパスフィルタであることを特徴とする請求項16に記載のアンテナ接続検知回路。
  18. 第1の高周波回路はローパスフィルタであり、前記第2の高周波回路は、前記比較器における前記基準電圧と前記印加電圧の比較結果に基づいて複数設けられた前記アンテナ部の内、接続可能な1つの前記アンテナ部を選択する高周波スイッチであることを特徴とする請求項16に記載のアンテナ接続検知回路。
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