JP5744121B2 - エレベータの出入口柱間開口閉塞装置 - Google Patents

エレベータの出入口柱間開口閉塞装置 Download PDF

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Description

本発明の実施の形態は、エレベータの出入口柱間開口閉塞装置に関する。
図7に示すように、エレベータ装置の乗りかご70が乗場71に着床した場合、かご敷居72と乗場敷居73との間には間隙76が形成される。この間隙76を閉塞するために、例えば、特許文献1に示すようなエレベータの出入口装置が知られている。ここでは、乗りかごの床に閉塞体が設けられ、この閉塞体が、かごドアが開いた場合に乗りかごのかご敷居と乗場の乗場敷居との間の間隙を越えて乗場敷居側に前進し、間隙の解消を図っている。
特開2002−321888号公報
しかしながら、乗りかごが乗場に着床した場合、かご敷居から立設するかご出入口柱と、乗場敷居から立設する乗場出入口柱との間には、柱間開口部が形成されている。このことにより、エレベータの乗りかごを乗降する利用者(特に子供)がかご出入口柱と乗場出入口柱との間の隙間に手を差し入れた場合、手を柱間開口部を通って奥深くまで差し入れてしまう可能性がある。この場合、利用者の手が負傷する等のトラブルが発生し得るという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、かご敷居から立設するかご出入口柱と乗場敷居から立設する乗場出入口柱との間に形成される柱間開口部に、利用者が手を差し入れることにより負傷する等のトラブルが発生することを防止できるエレベータの出入口柱間開口閉塞装置を提供することを目的とする。
実施の形態によれば、エレベータの出入口柱間開口閉塞装置は、片開き構造のかごドアが開いている場合に、乗りかごのかご敷居に立設されたかご出入口柱と乗りかごが着床した乗場の乗場敷居に立設された乗場出入口柱との間に形成される柱間開口部を閉塞する。このようなエレベータの出入口柱間開口閉塞装置は、かご出入口柱または乗場出入口柱に設けられた回動自在な閉塞部材と、閉塞部材を回動させる回動駆動手段と、を備えている。閉塞部材は、かごドアが閉じている場合に乗りかごを昇降可能にする開放位置に位置付けられるとともに、かごドアが開いている場合に柱間開口部を閉塞する閉塞位置に位置付けられるように、回動駆動手段により開放位置と閉塞位置との間で回動自在になっている。
図1は、エレベータ装置の全体概略構成を示す図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態におけるエレベータの出入口を示す水平断面図である。 図3は、図2のA部拡大図である。 図4は、図2のエレベータの出入口に設けられた閉塞部材を示す斜視図である。 図5は、本発明の第2の実施の形態におけるエレベータの出入口を示す水平断面図である。 図6は、図5のB部拡大図である。 図7は、従来のエレベータの出入口を示す水平断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図1乃至図4を用いて、本発明の第1の実施の形態におけるエレベータの出入口柱間開口閉塞装置について説明する。
ここでは、まず、本実施の形態によるエレベータの出入口柱間開口閉塞装置が適用されるエレベータ装置について説明する。図1に示すように、エレベータ装置1は、昇降路2内を昇降自在な乗りかご3と、乗りかご3にロープ4を介して連結された釣合錘5と、ロープ4を介して乗りかご3及び釣合錘5を昇降させる巻上機(昇降駆動部)6と、を備えている。このような構成において、巻上機6がロープ4を巻き上げることにより、乗りかご3及び釣合錘5がそれぞれ昇降し、乗りかご3は、エレベータ装置1が設置された建物の複数の階床にそれぞれ設けられた乗場7間を昇降するようになっている。
乗りかご3には、かごドア10が設けられている。かごドア10は、乗りかご3に設けられたドア駆動部11によって開閉するようになっている。また、図2に示すように乗場7には、乗場ドア20が設けられており、乗場ドア20は、かごドア10に連動して開閉するようになっている。
乗りかご3が所望の乗場7に着床した場合、ドア駆動部11によってかごドア10が開く。この際、乗場ドア20が、かごドア10に連動して開き、乗りかご3にエレベータの利用者が乗降可能となる。本実施の形態においては、かごドア10は、2つのかごドアパネル10aを含み、乗場ドア20は、2つの乗場ドアパネル20aを含んでいる。かごドア10および乗場ドア20は、片開き構造となっている。
乗りかご3のかごドア10の下方には、かご敷居12が設けられている。かごドア10は、かご敷居12に設けられた案内溝(図示せず)によって案内されながら開閉するようになっている。また、かご敷居12には、かご出入口柱13が立設されており、かご出入口柱13は、閉じられたかごドア10が当接するかご戸当たり部14を有している。かご戸当たり部14には、クッション材(図示せず)が取り付けられており、閉じられたかごドア10は、クッション材を介してかご戸当たり部14に当接するようになっている。
乗場ドア20の下方には、乗場敷居21が設けられている。乗場ドア20は、乗場敷居21に設けられた案内溝(図示せず)によって案内されながら開閉するようになっている。また、乗場敷居21には、乗場出入口柱22が立設されており、乗場出入口柱22は、閉じられた乗場ドア20が当接する乗場戸当たり部23を有している。この乗場出入口柱22は、エレベータの出入口を覆う三方枠の一部を構成している。乗場戸当たり部23には、かご戸当たり部14と同様に、クッション材(図示せず)が取り付けられており、閉じられた乗場ドア20は、クッション材を介して乗場戸当たり部23に当接するようになっている。
次に、本実施の形態によるエレベータの出入口柱間開口閉塞装置30について説明する。ここで、エレベータの出入口柱間開口閉塞装置30は、上述したような片開き構造のかごドア10が開いている場合に、乗りかご3のかご敷居12に立設されたかご出入口柱13と乗りかご3が着床した乗場7の乗場敷居21に立設された乗場出入口柱22との間に形成される柱間開口部25を閉塞するためのものである。なお、閉塞とは、柱間開口部を完全に閉塞するという意味に限られることはなく、エレベータの利用者が手を差し入れることができない程度の柱間開口部を許容する場合を含む意味として用いている。
図2および図3に示すように、エレベータの出入口柱間開口閉塞装置30は、かご出入口柱13に設けられた回動自在な閉塞板(閉塞部材)31と、閉塞板31を回動させる回動駆動手段40と、を備えている。このうち閉塞板31は、かごドア10が閉じている場合に乗りかご3を昇降可能にする開放位置に位置付けられるとともに、かごドア10が開いている場合に柱間開口部25を閉塞する閉塞位置に位置付けられるように、回動駆動手段40により開放位置と閉塞位置との間で回動自在になっている。なお、開放位置においては、閉塞板31は、かご敷居12上に配置されており、かご敷居12から乗場敷居21側に突出していない。
回動駆動手段40は、閉塞板31を閉塞位置側に付勢するねじりコイルばね(付勢手段)41と、かごドア10が閉じている場合に、ねじりコイルばね41の付勢力に対抗して閉塞板31を開放位置側に押圧し、開放位置に位置付ける押圧手段44と、を有している。
ねじりコイルばね41は、かご出入口柱13より外側(かごドア10の側とは反対側)に設けられた支持軸42に固定されている。支持軸42は、かご出入口柱13に沿って略鉛直方向に延びており、閉塞板31を、ねじりコイルばね41を介して回動自在に支持している。ねじりコイルばね41は、そのコイル部の内側に支持軸42が挿入されて固定されており、ねじりコイルばね41の一端部は、かご出入口柱13に溶接等によって固定されるとともに、他端部は、閉塞板31に溶接等によって固定されている。ねじりコイルばね41は、閉塞板31を閉塞位置の側に付勢するように、かご出入口柱13および閉塞板31に固定されている。なお、支持軸42は、図4に示すように、その上端部および下端部において、かご出入口柱13に固定された保持片43によって保持されて固定されている。
図2乃至図4に示すように、押圧手段44は、かごドア10に設けられた突出部45を有している。具体的には、突出部45は、かご戸当たり部14側のかごドアパネル10aのかご戸当たり部14の側の面に配置されており、当該面から、かご戸当たり部14の側に向って突出している。このような突出部45が、ドア駆動部11が駆動されてかごドアパネル10aがかご戸当たり部14の側に移動することによって、閉塞板31の被押圧部33(後述)を押圧するようになっている。すなわち、突出部45、かごドア10およびドア駆動部11等によって押圧手段44が構成され、かごドア10が閉じられた場合に、突出部45は、閉塞板31の被押圧部33を押圧するようになっている。
閉塞板31は、閉塞板本体(閉塞部材本体)32と、閉塞板本体32に固定された被押圧部33と、を有している。押圧手段44の突出部45が被押圧部33を押圧することにより、閉塞板31は、ねじりコイルばね41の付勢力に対抗して開放位置の側に回動するようになっている。被押圧部33は、突出部45からの押圧力を効果的に受けることができるように、閉塞板本体32に対して傾斜していることが好適である。なお、本実施の形態における閉塞板本体32は、水平断面視(図2のように示す場合)で、L字状に形成されている。また、閉塞板31の高さ寸法および取り付け高さは任意とすることができる。すなわち、閉塞板31は、エレベータの利用者が手を差し入れることを効果的に防止できれば、任意の高さ寸法および取り付け高さとすることができ、閉塞板31の上方および下方に、閉塞されていない柱間開口部の一部が残存していてもよい。
かご出入口柱13は、水平断面視で、外側が開口するような枠状に形成されている。このようなかご出入口柱13のかご戸当たり部14よりも外側に、閉塞板31の被押圧部33が配置されている。かご戸当たり部14には、突出部45が貫通可能な貫通開口部46が設けられている。この貫通開口部46は、上述したクッション材をも貫通している。このようにして、かごドア10が閉じられた場合には、突出部45が貫通開口部46を貫通して閉塞板31の被押圧部33を押圧可能に構成されている。
また、閉塞位置において、閉塞板31の被押圧部33の端部が、かご戸当たり部14の裏面に当接することが好適である。この場合、かご戸当たり部14を、閉塞位置における閉塞板31のストッパーとして機能させることができ、閉塞板31の行き過ぎを防止できる。また、この場合、エレベータの利用者が閉塞板31を閉塞位置側に押圧した場合であっても、閉塞板31が所定の閉塞位置から更に回動することを防止できる。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
エレベータの乗りかご3が昇降路2内を昇降している間、かごドア10は閉じられ、当該かごドア10のかごドアパネル10aに設けられた突出部45が、閉塞板31の被押圧部33を押圧している。このことにより、閉塞板31は、ねじりコイルばね41の付勢力に対抗して開放位置に位置付けられている。この場合、閉塞板31は、乗場7側に突出していないため、閉塞板31が昇降路2内の構造物に干渉することが防止されて、乗りかご3はスムースに昇降可能になっている。
エレベータの乗りかご3が所望の乗場7に着床すると、ドア駆動部11が駆動されて、かごドア10が、乗場ドア20を連動させながら開き、エレベータの利用者が乗りかご3に乗降する。
この場合、かごドア10が開くことにより、当該かごドア10のかごドアパネル10aが、かご戸当たり部14から離れる方向(戸開方向)に移動する。このことにより、突出部45が、かご出入口柱13の貫通開口部46から引き出されて、閉塞板31の被押圧部33から離れる。このため、閉塞板31が、ねじりコイルばね41の付勢力によって回動して閉塞位置に位置付けられる。このようにして、閉塞板31が、かご出入口柱13と乗場出入口柱22との間の柱間開口部25を閉塞する。この際、閉塞板31の被押圧部33の端部が、かご戸当たり部14の裏面に当接する。
エレベータの利用者の乗降が終了すると、ドア駆動部11が駆動されて、かごドア10が乗場ドア20を連動させながら閉じられる。
この場合、かごドア10が閉じることにより、当該かごドア10のかごドアパネル10aが、のかご戸当たり部14に向う方向(戸閉方向)に移動し、突出部45が、かご出入口柱13の貫通開口部46に挿入されて、閉塞板31の被押圧部33を押圧する。このことにより、閉塞板31が、ねじりコイルばね41の付勢力に対抗して、閉塞位置から開放位置に向って回動する。かごドアパネル10aがかご戸当たり部14に当接すると、閉塞板31は開放位置に位置付けられる。このようにして、閉塞板31が、かご出入口柱13と乗場出入口柱22との間の柱間開口部25を開放する。
その後、乗りかご3は、昇降を開始する。この際、閉塞板31が開放位置に位置付けられているため、乗りかご3は、昇降路2内をスムースに昇降できる。
このように本実施の形態によれば、かごドア10が開いている場合に、かご敷居12に立設されたかご出入口柱13と乗場敷居21に立設された乗場出入口柱22との間に形成される柱間開口部25を、閉塞板31によって閉塞することができる。このことにより、かご出入口柱13と乗場出入口柱22との間の隙間にエレベータの利用者が手を差し入れた場合であっても、手を奥深くまで差し入れることを防止できる。このため、当該柱間開口部25に、エレベータの利用者が手を差し入れることにより負傷する等のトラブルが発生することを防止でき、利用者の安全性を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、閉塞板31は、ねじりコイルばね41によって閉塞位置側に付勢されており、かごドア10が閉じている場合に、ねじりコイルばね41の付勢力に対抗して閉塞板31を開放位置側に押圧し、開放位置に位置付けられる。このことにより、閉塞板31を閉塞位置および開放位置に位置付ける構成を簡素化して実現することができる。
また、本実施の形態によれば、押圧手段44が、かごドア10に設けられた突出部45を含み、この突出部45が、かご戸当たり部14に設けられた貫通開口部46を貫通して、閉塞板31の被押圧部33を押圧する。このことにより、かご出入口柱13より外側に配置された閉塞板31を回動させることができる。すなわち、閉塞板31をかご出入口柱13より外側に配置することができ、閉塞板31をエレベータの利用者が触れることを防止して、利用者の安全性を確保することができる。
さらに、本実施の形態によれば、ねじりコイルばね41は、かご戸当たり部14より外側に設けられた支持軸42に取り付けられている。このことにより、閉塞板31を付勢する構造を簡素化して実現することができる。
(第2の実施の形態)
次に、図5および図6により、本発明の第2の実施の形態におけるエレベータの出入口柱間開口閉塞装置について説明する。
図5および図6に示す第2の実施の形態においては、回動駆動手段が、サーボモータと距離検出手段と、を有している点が主に異なり、他の構成は、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図5および図6において、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図5および図6に示すように、回動駆動手段50は、閉塞板31を開放位置と閉塞位置との間で回動させるサーボモータ51と、かごドア10とかご戸当たり部14との間のドア距離xを検出する近接センサ(距離検出手段)52と、を有している。
このうち、サーボモータ51は、かご出入口柱13より外側に設けられた支持軸42に連結されている。本実施の形態による支持軸42は、かご出入口柱13に対して回動自在に構成されている。すなわち、支持軸42は、保持片43に対して回動自在になっている。このことにより、サーボモータ51の回動動力が、支持軸42を介して閉塞板31に伝達されて、閉塞板31が回動するようになっている。なお、サーボモータ51は、支持軸42の下端部に連結されていることが好適である。
図5および図6に示す形態では、近接センサ52は、かご出入口柱13に設けられている。近接センサ52は、誘導形、静電容量形、超音波形、光電形、磁気形など、任意の方式のセンサを使用することができる。すなわち、近接センサ52は、かごドア10のかご戸当たり部14の側の面と、かご戸当たり部14のかごドア10の側の面とのドア距離を検出可能であれば、任意の構成することができる。また、図5および図6の形態とは異なるが、近接センサ52は、例えば、かご戸当たり部14に設けられた第1センサ構成部と、かごドアパネル10aに設けられた第2センサ構成部とによって、構成されるようにしてもよい。
このような構成により、近接センサ52により検出されたドア距離が所定の距離(しきい値)より短い状態から当該しきい値より長い状態に移行した場合(すなわち、かごドア10が戸閉状態から戸開状態に移行した場合)に、サーボモータ51は、閉塞板31を回動させて閉塞位置に位置付ける。また、近接センサ52により検出されたドア距離が上記しきい値より長い状態から当該しきい値より短い状態に移行した場合(すなわち、かごドア10が戸開状態から戸閉状態に移行した場合)に、サーボモータ51は、閉塞板31を回動させて開放位置に位置付ける。
このようなサーボモータ51の駆動には、コンタクタ(電磁接触器、図示せず)を用いることが好適である。すなわち、近接センサ52の出力接点とコンタクタの入力接点とを接続し、当該コンタクタの出力接点とサーボモータ51の入力接点とを接続する。このことにより、近接センサ52により検出されたドア距離の変化に基づいて、サーボモータ51に駆動電流を供給して、サーボモータ51を駆動して閉塞板31を所望の方向に回動することが可能となる。なお、サーボモータ51の駆動方式としては、このことに限られることはない。
このように本実施の形態によれば、かごドア10とかご戸当たり部14との間のドア距離が近接センサ52によって検出され、この検出されたドア距離が、所定のしきい値より短い状態から長い状態に移行した場合に、サーボモータ51によって閉塞板31が閉塞位置に位置付けられ、検出されたドア距離が、所定のしきい値より長い状態から短い状態に移行した場合に、サーボモータ51によって閉塞板31が開放位置に位置付けられる。このことにより、かごドア10が開いている場合に、かご敷居12に立設されたかご出入口柱13と乗場敷居21に立設された乗場出入口柱22との間に形成される柱間開口部25を、閉塞板31によって閉塞することができる。このため、かご出入口柱13と乗場出入口柱22との間の隙間にエレベータの利用者が手を差し入れた場合であっても、手を奥深くまで差し入れることを防止できる。このため、当該柱間開口部25に、エレベータの利用者が手を差し入れることにより負傷する等のトラブルが発生することを防止でき、利用者の安全性を向上させることができる。また、閉塞板31を閉塞位置および開放位置に位置付ける構成を簡素化することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明によるエレベータの出入口柱間開口閉塞装置は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、上述した本実施の形態においては、閉鎖板が、乗りかご3に設けられている例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、閉鎖板は、乗場7に設けられていてもよい。この場合、上述した本実施の形態と同様にして、乗場7に、閉鎖板、回動駆動手段などを設けることにより、かご敷居12に立設されたかご出入口柱13と乗場敷居21に立設された乗場出入口柱22との間に形成される柱間開口部25を、閉塞板31によって閉塞することが可能となる。
3 乗りかご
7 乗場
10 かごドア
12 かご敷居
13 かご出入口柱
14 かご戸当たり部
21 乗場敷居
22 乗場出入口柱
25 柱間開口部
30 エレベータの出入口柱間開口閉塞装置
31 閉塞板
32 閉塞板本体
33 被押圧部
40 回動駆動手段
41 ねじりコイルばね
42 支持軸
44 押圧手段
45 突出部
46 貫通開口部
50 回動駆動手段
51 サーボモータ
52 近接センサ

Claims (4)

  1. 片開き構造のかごドアが開いている場合に、乗りかごのかご敷居に立設されたかご出入口柱と前記乗りかごが着床した乗場の乗場敷居に立設された乗場出入口柱との間に形成される柱間開口部を閉塞するエレベータの出入口柱間開口閉塞装置において、
    前記かご出入口柱または前記乗場出入口柱に設けられた回動自在な閉塞部材と、
    前記閉塞部材を回動させる回動駆動手段と、を備え、
    前記閉塞部材は、前記かごドアが閉じている場合に前記乗りかごを昇降可能にする開放位置に位置付けられるとともに、前記かごドアが開いている場合に前記柱間開口部を閉塞する閉塞位置に位置付けられるように、前記回動駆動手段により前記開放位置と前記閉塞位置との間で回動自在であり、
    前記回動駆動手段は、
    前記閉塞部材を前記閉塞位置側に付勢する付勢手段と、
    前記かごドアが閉じている場合に、前記付勢手段の付勢力に対抗して前記閉塞部材を前記開放位置側に押圧し、当該開放位置に位置付ける押圧手段と、を有し、
    前記閉塞部材は、閉塞部材本体と、前記閉塞部材本体に固定され、前記押圧手段に押圧される被押圧部と、を有し、
    前記閉塞部材の前記被押圧部は、前記かご出入口柱のかご戸当たり部よりも前記かごドア側とは反対側に配置され、
    前記押圧手段は、前記かごドアに設けられた、前記かごドアが閉じられた場合に前記被押圧部を押圧する突出部を含み、
    前記かご戸当たり部に、前記押圧手段の前記突出部が貫通可能な開口部が設けられていることを特徴とするエレベータの出入口柱間開口閉塞装置。
  2. 前記かご戸当たり部よりも前記かごドア側とは反対側に、前記閉塞部材を回動自在に支持する支持軸が設けられ、
    前記付勢手段は、前記支持軸に設けられたねじりコイルばねを含んでいることを特徴とする請求項に記載のエレベータの出入口柱間開口閉塞装置。
  3. 片開き構造のかごドアが開いている場合に、乗りかごのかご敷居に立設されたかご出入口柱と前記乗りかごが着床した乗場の乗場敷居に立設された乗場出入口柱との間に形成される柱間開口部を閉塞するエレベータの出入口柱間開口閉塞装置において、
    前記かご出入口柱または前記乗場出入口柱に設けられた回動自在な閉塞部材と、
    前記閉塞部材を回動させる回動駆動手段と、を備え、
    前記閉塞部材は、前記かごドアが閉じている場合に前記乗りかごを昇降可能にする開放位置に位置付けられるとともに、前記かごドアが開いている場合に前記柱間開口部を閉塞する閉塞位置に位置付けられるように、前記回動駆動手段により前記開放位置と前記閉塞位置との間で回動自在であり、
    前記回動駆動手段は、
    前記閉塞部材を前記開放位置と前記閉塞位置との間で回動させるサーボモータと、
    前記かごドアと前記かご出入口柱のかご戸当たり部との間のドア距離を検出する距離検出手段と、を有し、
    前記距離検出手段により検出された前記ドア距離が所定の距離より短い状態から当該所定の距離より長い状態に移行した場合に、前記サーボモータは、前記閉塞部材を回動させて前記閉塞位置に位置付け、前記距離検出手段により検出された前記ドア距離が前記所定の距離より長い状態から当該所定の距離より短い状態に移行した場合に、前記サーボモータは、前記閉塞部材を回動させて前記開放位置に位置付けることを特徴とするエレベータの出入口柱間開口閉塞装置。
  4. 前記閉塞部材は、前記開放位置において、前記かご敷居から前記乗場敷居側に突出していないことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のエレベータの出入口柱間開口閉塞装置。
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