JP2009091103A - エレベーター扉の異物検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】細い紐状異物や床面に接している紐状異物を挟んだときにも有効に動作し、扉と扉の間隙に紐状異物を挟んだままカゴが昇降を続けることを防止するエレベーター扉の異物検出装置を得る。
【解決手段】エレベーターのカゴ1の出入り口2を開閉する扉3a、3bと、扉の戸当り面に沿って上下方向に延長するように配設され、戸当り面に沿って上下動する作動体11と、作動体が上下動することによる相対的位置変化を検出する検出器15と、検出器の出力によりカゴの昇降を停止させる制御装置10とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベーター扉の異物検出装置に関し、特にロープ等の紐状の異物が扉に挟まれたこと検出するエレベーター扉の異物検出装置に関する。
一般に、エレベーターのカゴ扉には乗客や搬入物等が挟まれたとき、扉の閉動作を停止し、開動作に反転させる作動片とスイッチを備えたドアセフティシューが設けられている
。しかしながら、このドアセフティシューの作動片はある程度の硬さと厚さのある異物ならば検出することができるが、細いロープや電気機器の電源コード、ペット用のリードといった紐状異物を検出することが困難であった。
このため例えば、清掃業者が電気掃除機の電源コードをカゴ内のコンセントに接続してカゴ床の清掃作業を実施することがあるが、電源コードを抜き忘れたまま電気掃除機を持って乗場に降りたとき扉が閉まったとすると、ドアセフティシューでは電源コードの挟み込みを検出することができず扉と扉との間隙に電源コードが挟まってしまうことがあった
。このとき、他の階で呼び登録がありカゴが昇降したとすると、本人と電気掃除機は乗場に置き去りになる一方で電源コードがコンセントに接続されたままカゴが上昇または下降してしまう。その結果、電気掃除機、カゴ内のコンセント、扉等を破損させてしまう虞がある。
このような従来の問題を解決するための、カゴ扉の戸当り面に圧力センサを有する緩衝ゴムを設け、この圧力センサの検出信号からカゴ扉を反転制御するエレベーター扉の異物検出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、カゴ扉が閉じ始めてからエレベーターが発進するまでに戸開方向に押すと扉が反転して戸開するドアセフティシューと、このドアセフティシューに閉端で接する異物検出用部材を備えたエレベーター扉の異物検出装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−172745号公報(第1頁、第1図) 特開2004−323189号公報(第1頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に記載されたエレベーター扉の異物検出装置では、扉の全閉時に緩衝ゴムと緩衝ゴムとの間にわずかな間隙を設けられていたため、この間隙より細い異物が挟まった場合には、検出できないという問題があった。また扉の下端部と敷居の上面との間には互いが摺接しないように所定の空隙が設けられているため、カゴ床面に接した紐状異物を検出できない虞があった。また、特許文献2に記載された従来のエレベーター扉の異物検出装置では、ドアセフティシューは乗客の乗降等によってカゴに振動、揺れが発生しても誤動作しないように作動片が押されてスイッチが動作するまで2〜5mm程度の遊びを設ける必要があるため、この寸法より細い異物が挟まった場合には、検出できないという問題があった。また、ドアセフティシューはその構造上押されたときに斜め上方向に後退するため、カゴ床面に接した紐状異物を検出できない虞があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、細い紐状異物や床面に接している紐状異物を挟んだときにも有効に動作し、扉と扉の間隙に紐状異物を挟んだままカゴが昇降を続けることを防止するエレベーター扉の異物検出装置を得ることである。
この発明に係るエレベーター扉の異物検出装置は、エレベーターのカゴの出入り口を開閉する扉と、扉の戸当り面に沿って上下方向に延長するように配設され、戸当り面に沿って上下動する作動体と、作動体が上下動することによる相対的位置変化を検出する検出器と、検出器の出力によりカゴの昇降を停止させる制御装置とを備えたものである。
この発明によれば、扉に挟まった紐状異物によって作動体が上下動したことを検出するとカゴの昇降を停止するようにしたので、扉と扉との間隙に紐状異物を挟んだままカゴが昇降したとしても、挟まった紐状異物、またはエレベーター機器が破損することを有効に防止することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るエレベーター扉の異物検出装置の全体構成図である。図2は、図1のII−II線における矢視断面図である。図3は、図1のIII−III線における要部断面図である。図4は、図3のIV−IV線における要部断面図である。図5は、この発明のエレベーター扉の異物検出装置で紐状異物を検出する様子を示す図である。図6は、図5のVI−VI線における矢視断面図である。図7は、図5のVII−VII線における矢視断面図である。図8は、この発明の実施の形態1に係るエレベーター扉の異物検出装置で紐状異物を検出する様子を示す図である。図9は、この発明のエレベーター扉の異物検出装置の動作フロー図である。
図1において、昇降路(図示せず)内を昇降し乗客を運搬するカゴ1は、乗客が出入りするためのカゴ出入り口2を有している。カゴ出入り口2には一対の引き戸であるカゴ扉3a、3bが設けられている。カゴ扉3a、3bは、上端部をカゴ出入り口2の上方に配設されたドアレール4により案内されるハンガーローラ5に支持され、下端部をカゴ出入り口2の下方に配設された敷居6の上面に開口した敷居溝7に案内されるドアシュー8に支持されている。また、カゴ扉3a、3bは、カゴ1の上部に配設されたドア制御装置9に備えられた駆動装置(図示せず)の駆動力によって開閉動作される。ドア制御装置9は、昇降路内または機械室(図示せず)内に設けられ、カゴ1の昇降を制御するエレベーター制御装置10に接続されており、相互に制御信号を送受信しエレベーターの制御が行なわれる。
図2、図3に示すように、カゴ扉3a、3bの一側面であってカゴ扉3a、3bが閉じたとき互いが当接しあう面(以下、戸当り面という)には、戸当り面に沿って上下方向に延長した作動体11がそれぞれ配設され、戸当り面に突出するように固着された前後一対のガイド12に僅かな空隙をもって挟持されている。それぞれの作動体11が対向する面(作動体の戸当り面)はガイド12の戸当り面から所定寸法だけ突出している。また、作動体11の上端部はカゴ出入り口2の間口高さより高く延長しており、その下端部は敷居溝7内まで延長している。作動体11と前後一対のガイド12との対向する面にはそれぞれ円弧状の凸部と円弧状の凹部が形成されており、作動体11はその凸部をガイド12の凹部にガイドされ戸当り面に沿って上下動する。また、作動体11は、前後一対のガイド12に僅かな空隙をもって挟持された本体となる作動片11aと、この作動片11aの反戸当り面側の上下部に水平方向に設けられた上下一対の支持片11bと、作動片11aの反戸当り面側の中央部に水平方向に設けられた検出片11cとから構成され、作動片11aの戸当り面には複数のV字溝を有するウレタンやゴム等を材質とする挟持部材11dが固着されており、この挟持部材11dがガイド12の戸当り面から所定寸法だけ突出している。
図3、図4に示すように、作動片11aの所定位置に固着された上下一対の支持片11bと、中央の検出片11cは、カゴ扉3a及びカゴ扉3bの戸当り面の所定位置にそれぞれ設けられた三つの取付孔13にそれぞれ挿通されている。各支持片11bの上下部には、一方をカゴ扉3aまたはカゴ扉3bに固着された二つの弾性体14が設けられている。また、中央の検出片11cの先端部付近には、検出片11cと相対するようにカゴ扉3a及びカゴ扉3bに固着された検出器としてのフォトスイッチ15が設けられている。そして、上記二つの弾性体14により各支持片11bが弾性的に挟持されており、この弾性体14の弾性力によって、作動片11aは検出片11cと、検出片11cに相対して配置されたフォトスイッチ15とが重合する位置に保持されている。また、カゴ扉3a及びカゴ扉3bには各支持片11bに近接した所定位置に支持片11bが当接することによって作動片11aの作動範囲を制限するためのストッパー16が固着されている。フォトスイッチ15の検出信号はドア制御装置9に送信され、カゴ扉3a、3bの開閉動作の制御またはカゴ1の運行制御が行なわれる。
図5に示すように、乗客が乗降する乗場17は、乗客が乗降するための乗場出入り口18を有しており、乗場出入り口18には一対の引き戸である乗場扉19a、19bが設けられている。この乗場扉19a、19bは、カゴ扉3a、3bと係合装置(図示せず)によって係合され、カゴ扉3a、3bに連動して開閉動作し乗場出入り口18を開閉する。
次いで、この発明の実施の形態1に係るエレベーター扉の異物検出装置が、扉に紐状異物が挟まったことを検出するまでの過程について、図5乃至図8を参照して説明する。
図5の(a)及び図6の(a)には、カゴ1内のコンセント1aに接続した電源コード21aを抜き忘れた利用者20が電気掃除機21を持って乗場17に降りたとき、カゴ扉3a、3b及び乗場扉19a、19bが全閉状態となり、カゴ扉3a、3bの間隙及び乗場扉19a、19bの間隙に電源コード21aが挟まった状態が示されている。カゴ扉3a、3bは全閉状態にあるときでもカゴ1の走行振動や、悪戯等によって簡単に開くことがないように駆動装置により戸閉方向に一定のトルクで閉め付けられている。従って、電源コード21aは作動片11aに固着されたウレタンやゴム等の挟持部材11dによって十分な力で狭持されている。
このとき、カゴ1に設けられた全閉検出スイッチ(図示せず)によって、カゴ扉3a、3bが全閉となったことを検出したドア制御装置9は、全閉検出信号をエレベーター制御装置10に送信する。全閉検出信号を受信したエレベーター制御装置10は、乗場17のある当該階とは別の階で呼び登録があるか否かの判定を行なう。この判断において、当該階より下方階で呼び登録があったとすると、エレベーター制御装置10は巻上機(図示せず)を駆動して、カゴ1を呼び登録のある下方階に向けて走行させる。このとき図6の(b)に示すように、カゴ1が下方に向けて移動し電気掃除機21とカゴ扉3a、3bとの間の電源コード21aが張り詰めた状態となったとき、電源コード21aに矢印Aのように斜め上方向に張力が働く。この張力によって作動片11aが図8の(a)に示す正常位置から、図8の(b)に示すように上方向に移動し、少なくとも一方の検出片11cがフォトスイッチ15と非重合となる位置まで移動すると、フォトスイッチ15はドア制御装置9を経由してエレベーター制御装置10に異常信号を送信する。
次に上述した、乗場17のある当該階とは別の階で呼び登録があるか否かの判断において、当該階より上方階で呼び登録があったとすると、エレベーター制御装置10は巻上機を駆動して、カゴ1を呼び登録のある上方階に向けて走行させる。このとき図6の(c)に示すように、カゴ1が上方に向けて移動し電気掃除機21とカゴ扉3a、3bとの間の電源コード21aが張り詰めた状態となったとき、電源コード21aに矢印Bのように斜め下方向に張力が働く。この張力によって作動片11aが図8の(a)に示す正常位置から、図8の(c)に示すように下方向に移動し、少なくとも一方の検出片11cがフォトスイッチ15と非重合となる位置まで移動すると、フォトスイッチ15はドア制御装置9を経由してエレベーター制御装置10に異常信号を送信する。
次に上述した、乗場17のある当該階とは別の階で呼び登録があるか否かの判断において、呼び登録がなかったとすると、カゴ1は各扉を閉じて乗場17のある当該階で停止状態となる、このとき、詳細には図示しないが利用者20が電源コード21aを斜め上方向に引き寄せたとすると、利用者20とカゴ扉3a、3b間との間の電源コード21aに張力が働く。この張力によって作動片11aが図8の(a)に示す正常位置から、図8の(b)に示すように上方向に移動し、少なくとも一方の検出片11cがフォトスイッチ15と非重合となる位置まで移動すると、フォトスイッチ15はドア制御装置9を経由してエレベーター制御装置10に異常信号を送信する。
次に図5の(b)及び図7には、カゴ1内のコンセント1aに接続した電源コード21aを抜き忘れた利用者20が電気掃除機21を持って乗場17に降りたとき、カゴ扉3a、3b及び乗場扉19a、19bが戸閉動作を開始し、カゴ扉3aの作動体11に電源コード21aが摺接した状態が示されている。
この状態から更にかご扉3a、3bの閉動作が進むと、作動片11aには利用者20が電気掃除機21を把持する把持力と、コンセント1aと電源コード21aとの接続力に応じて電源コード21aの張力が働く。このとき利用者20の把持力が大きいとすると、電気掃除機21と作動片11aとの間の電源コード21aに矢印Eのように斜め上方向に張力が働く。この張力によって作動片11aが図8の(a)に示す正常位置から、図8の(b)に示すように上方向に移動し、検出片11cがフォトスイッチ15と非重合となる位置まで移動すると、フォトスイッチ15はドア制御装置9を経由してエレベーター制御装置10に異常信号を送信する。
次に、コンセント1aと電源コード21aとの接続力が大きいとすると、作動片11aとコンセント1aとの間の電源コード21aに矢印Fのように斜め下方向に張力が働く。この張力によって作動片11aが図8の(a)に示す正常位置から、図8の(c)に示すように下方向に移動し、検出片11cがフォトスイッチ15と非重合となる位置まで移動すると、フォトスイッチ15はドア制御装置9を経由してエレベーター制御装置10に異常信号を送信する。
次に詳細には図示しないが、各扉が戸開動作中またはカゴ1に設けられた全開検出スイッチ(図示せず)によって全開状態を検出しているときに、例えば利用者20等の接触よって作動片11aが上方向または下方向に移動して、検出片11cがフォトスイッチ15と非重合となった場合にも、フォトスイッチ15はドア制御装置9を経由してエレベーター制御装置10に異常信号を送信する。
次いでこの発明の実施の形態1に係るエレベーター扉の異物検出装置が、異物を検出したときのカゴ1の昇降動作及び各扉の開閉動作について図9を参照して説明する。なお、説明の便宜上、図9では本文中のステップ101〜ステップ112をS101〜S112と記す。
ステップ101では、エレベーター制御装置10はドア制御装置9からフォトスイッチ15の異常信号を受信しているか否かを判断する。この判断において異常信号を受信していないと判断するとステップ101に戻りこの判断を繰り返し、異常信号が受信されていると判断とするとステップ102に進む。
ステップ102では、エレベーター制御装置10は、ドア制御装置9から全閉検出スイッチの全閉検出信号を受信しているか否かを判断する。この判断において、全閉検出信号を受信していると判断するとステップ103に進む。ステップ102の判断において、全閉検出信号を受信してないと判断すると後述するステップ111に進む。
ステップ103では、カゴ1の昇降を制御するエレベーター制御装置10はカゴ1が昇降中(走行中)であるか否かを判断する。この判断において、カゴ1が昇降中であると判断するとステップ104に進み、カゴ1が扉に異物を挟んだまま昇降を続けることを防止するため巻上機に設けられた電動機(図示せず)への給電を遮断しカゴ1を非常停止させてステップ105に進む。ステップ103の判断において、カゴ1が昇降中(走行中)でないと判断すると後述するステップ109に進む。
ステップ105では、巻上機に設けられた電動機の回転を検出するエンコーダ(図示せず)から、カゴ1の位置情報を常時受信するエレベーター制御装置10は、カゴ1の停止位置がカゴ扉3a、3bと乗場扉19a、19bとの係合装置が係合する位置(以下、ドアゾーンという)であるか否かの判断をする。この判断において、カゴ1の停止位置がドアゾーン内ではないと判断するとステップ106に進む。ステップ105の判断において、カゴ1の停止位置がドアゾーン内であると判断すると後述するステップ109に進む。
ステップ106では、エレベーター制御装置10は、カゴ1が昇降していた方向とは逆方向、即ちスタート階に向けてカゴ1をゆっくりとした速度いわゆる微速でドアゾーン内に到着するまで昇降させた(ステップ107)後、走行停止させ(ステップ108)、ステップ109に進む。
次いでステップ109では、エレベーター制御装置10はドア制御装置9に戸開信号を送信する。戸開信号が受信されたドア制御装置9は、カゴ扉3a、3bを開動作させてカゴ1に設けられた全開検出スイッチによって全開を検出する位置で停止させ、ステップ110に進み、所定時間カゴ扉3a、3bの全開状態を保持させる。
なお、ステップ102の判断において全閉検出信号を受信していないと判断しステップ111に進むと、エレベーター制御装置10は、全開検出信号を受信しているか否かを判断する。この判断において全開検出信号を受信していると判断するとステップ110に進み、所定時間カゴ扉3a、3bの全開状態を保持させる。
一方、ステップ111の判断において全開検出信号を受信していないと判断、即ち扉が開動作中または閉動作中であるときはステップ112に進み、エレベーター制御装置10は扉の開閉動作を一旦停止させた後、カゴ扉3a、3bを開動作させカゴ1に設けられた全開検出スイッチによって全開を検出する位置で停止させ(ステップ109)、所定時間カゴ扉3a、3bの全開状態を保持させる(ステップ110)。
上述のようにこの発明の実施の形態1によれば、カゴ扉に挟まった紐状異物の張力によって上下動する作動体をカゴ扉の戸当り面に配設し、この作動体の上下動を検出するフォトスイッチを設けたので、例え細い紐状異物であってもカゴ扉とカゴ扉との間隙に挟まっていること、またはカゴ扉に摺接していることを有効に検出することができる。これにより、カゴが昇降中であれば非常停止させてカゴが昇降を続けることを防止し、更に非常停止位置がドアゾーン外であればスタート階のドアゾーン内まで微速走行させて戸開動作させるとともに、扉が開閉動作中であれば一旦開閉動作を停止させた後、戸開動作させるようにしたので、扉に挟まった異物が破損すること、またはエレベーター関連機器が破損することをより有効に防止することができる。
また、作動片の下端部は敷居溝内まで延長して配設したことによって、紐状異物がカゴ出入り口の間口のどの高さに位置してようとも、より確実に検出することができる。
実施の形態2.
図10は、この発明の実施の形態2に係るエレベーター扉の異物検出装置の全体構成図である。図11は、図10のXI−XI線における矢視断面図である。図12は、図10のXII−XII線における矢視断面図である。図13は、図12のXIII−XIII線における要部断面図である。図14は、この発明の実施の形態2に係るエレベーター扉の異物検出装置で紐状異物を検出する様子を示す図である。図15は、この発明の実施の形態2に係るエレベーター扉の異物検出装置で紐状異物を検出する様子を示す図である。図中、図1乃至図9と同一符号は、同一部分または同一内容を示し説明は省略する。
図10乃至図13に示すように、かご扉3a及びカゴ扉3bの戸当り面には、戸当り面に沿って上下方向に延長した横断面コ字状の枠体22がそれぞれの開口部を相対するように配設されている。それぞれの枠体22の互いに対向する面に開口して設けられた凹部には回動体23が配設されている。この回動体23は、その一部が凹部より突出して配設されている。回動体23は、本体となる断面が円形をした回動片23aと、この回動片23aの反戸当り面側の上下部に水平方向に設けられた上下一対の支持片23bと、回動片23aの反戸当り面側の中央部に水平方向に設けられた検出片23cとから構成されている。回動片23aはウレタンやゴム等を材質とする挟持部材23dよってコーティング加工されている。回動片23aは、上端部と下端部が枠体22の上端部と下端部に備えられた軸受24にそれぞれ支持され鉛直軸回りに回動する。また、回動片23aの上端部はカゴ出入り口2の間口高さより高く延長しており、その下端部は敷居溝7内まで延長している。
回動片23aの所定位置に固着された上下一対の支持片23bと、中央の検出片23cは、カゴ扉3aの戸当り面と枠体22の所定位置及びカゴ扉3bの戸当り面と枠体22の所定位置にそれぞれ設けられた三つの取付孔13、25にそれぞれ挿通されている。各支持片23bの両側部には、一方をカゴ扉3aまたはカゴ扉3bにそれぞれ固着された二つの弾性体26が設けられている。また、中央の検出片23cの両側部には、検出片23cを挟んで所定の間隙をおいて配設された一対の検出スイッチ(検出器)27が設けられている。そして、上記二つの弾性体26により各支持片23bが弾性的に挟持されており、この弾性体26の弾性力によって、回動片23aは検出片23cを挟んで所定の間隙をおいて配設された一対の検出スイッチ27の中心位置に検出片23cが位置するように保持されている。また、取付孔13の側縁部は、回動片23aの回動に伴って回動する上下一対の支持片23b、中央の検出片23cが当接することで回動片23aの回動を制限するストッパーとしての機能を有している。検出スイッチ27の検出信号はドア制御装置9に送信され、カゴ扉3a、3bの開閉動作の制御またはカゴ1の運行制御が行なわれる。
次いで、この発明の実施の形態2に係るエレベーター扉の異物検出装置が、扉に紐状異物が挟まったことを検出するまでの過程について、図5乃至図7、図14、図15を参照して説明する。
図5の(a)及び図6の(a)には、カゴ1内のコンセント1aに接続した電源コード21aを抜き忘れた利用者20が電気掃除機21を持って乗場17に降りたとき、カゴ扉3a、3b及び乗場扉19a、19bが全閉状態となり、カゴ扉3a、3bの間隙及び乗場扉19a、19bの間隙に電源コード21aが挟まった状態が示されている。カゴ扉3a、3bは全閉状態にあるときでもカゴ1の走行振動や、悪戯等によって簡単に開くことがないように駆動装置により戸閉方向に一定のトルクで閉め付けられている。従って、電源コード21aは表面がウレタンやゴム等でコーティング加工された回動片23aによって十分な力で狭持されている。
このとき、カゴ1に設けられた全閉検出スイッチ(図示せず)によって、カゴ扉3a、3bが全閉となったことを検出したドア制御装置9は、全閉検出信号をエレベーター制御装置10に送信する。全閉検出信号を受信したエレベーター制御装置10は、乗場17のある当該階とは別の階で呼び登録があるか否かの判断を行なう。この判断において、当該階より下方階で呼び登録があったとすると、エレベーター制御装置10は巻上機(図示せず)を駆動して、カゴ1を呼び登録のある下方階に向けて走行させる。このとき図6の(b)に示すように、カゴ1が下方に向けて移動し電気掃除機21とカゴ扉3a、3bとの間の電源コード21aが張り詰めた状態となったとき、電源コード21aに矢印Aのように斜め上方向に張力が働く。この張力によって各回動片23aが図14の(a)に示す正常位置から、図14の(b)に示すように矢印C、矢印D方向に回動し、検出片23cが検出スイッチ27を押圧すると、検出スイッチ27はドア制御装置9を経由してエレベーター制御装置10に異常信号を送信する。
次に上述した、乗場17のある当該階とは別の階で呼び登録があるか否かの判断において、当該階より上方階で呼び登録があったとすると、エレベーター制御装置10は巻上機を駆動して、カゴ1を呼び登録のある上方階に向けて走行させる。このとき図6の(c)に示すように、カゴ1が上方に向けて移動し電気掃除機21とカゴ扉3a、3bとの間の電源コード21aが張り詰めた状態となったとき、電源コード21aに矢印Bのように斜め下方向に張力が働く。この張力によって各回動片23aが図14の(a)に示す正常位置から、図14の(b)に示すように矢印C、矢印D方向に回動し、少なくとも一方の検出片23cが検出スイッチ27を押圧すると、検出スイッチ27はドア制御装置9を経由してエレベーター制御装置10に異常信号を送信する。
次に上述した、乗場17のある当該階とは別の階で呼び登録があるか否かの判断において、呼び登録がなかったとすると、カゴ1は各扉を閉じて乗場17のある当該階で停止状態となる。このとき、詳細には図示しないが利用者20が電源コード21aを斜め上方向に引き寄せたとすると、利用者20とカゴ扉3a、3bとの間の電源コード21aに張力が働く。この張力によって各回動片23aが図14の(a)に示す正常位置から、図14の(b)に示すように矢印B、矢印C方向に回動し、少なくとも一方の検出片23cが検出スイッチ27を押圧すると、検出スイッチ27はドア制御装置9を経由してエレベーター制御装置10に異常信号を送信する。
次に図5の(b)及び図7には、カゴ1内のコンセント1aに接続した電源コード21aを抜き忘れた利用者20が電気掃除機21を持って乗場17に降りたとき、カゴ扉3a、3b及び乗場扉19a、19bが戸閉動作を開始し、カゴ扉3aの回動片23aに電源コード21aが摺接した状態が示されている。
この状態から更にかご扉3a、3bの閉動作が進むと、回動片23aには利用者20が電気掃除機21を把持する把持力と、コンセント1aと電源コード21aとの接続力に応じて電源コード21aの張力が働く。このとき利用者20の把持力が大きいとすると、電気掃除機21と回動片23aとの間の電源コード21aに矢印Eのように斜め上方向に張力が働く。この張力によって回動片23aが図15の(a)に示す正常位置から、図15の(b)に示すように矢印G方向に回動し、検出片23cが検出スイッチ27を押圧すると、検出スイッチ27はドア制御装置9を経由してエレベーター制御装置10に異常信号を送信する。
次に、コンセント1aと電源コード21aとの接続力が大きいとすると、回動片23aとコンセント1aとの間の電源コード21aに矢印Fのように斜め下方向に張力が働く。この張力によって回動片23aが図15の(a)に示す正常位置から、図15の(c)に示すように、矢印H方向に回動し、回動片23aに固着された検出片23cが検出スイッチ27を押圧すると、検出スイッチ27はドア制御装置9を経由してエレベーター制御装置10に異常信号を送信する。
次に詳細には図示しないが、各扉が戸開動作中またはカゴ1に設けられた全開検出スイッチ(図示せず)によって全開状態を検出しているときに、例えば利用者20等の接触よって回動片23aが回動し、検出片23cが検出スイッチ27を押圧した場合にも、検出スイッチ27はドア制御装置9を経由してエレベーター制御装置10に異常信号を送信する。
この発明の実施の形態2に係るエレベーター扉の異物検出装置が、異物を検出したときのカゴ1の昇降動作及び各扉の開閉動作については、実施の形態1で説明した動作と同一内容のため説明は省略する。
上述のようにこの発明の実施の形態2によれば、カゴ扉に挟まった紐状異物の張力によって回動する回動体をカゴ扉の戸当り面に配設し、この回動体の回動を検出する検出スイッチを設けたので、例え細い紐状異物であってもカゴ扉とカゴ扉との間隙に挟まっていること、またはカゴ扉に摺接していることを有効に検出することができる。これにより、カゴが昇降中であれば非常停止させてカゴが昇降を続けることを防止し、更に非常停止位置がドアゾーン外であればスタート階のドアゾーン内まで微速走行させて戸開動作させるとともに、扉が開閉動作中であれば一旦開閉動作を停止させた後、戸開動作させるようにしたので、扉に挟まった異物が破損すること、またはエレベーター関連機器が破損することをより有効に防止することができる。
また、回動片の下端部は敷居溝内まで延長して配設したことによって、紐状異物がカゴ出入り口の間口のどの高さに位置してようとも、より確実に検出することができる。
なお、この発明の実施の形態1または実施の形態2において、カゴをスタート階へ微速走行させるとき、扉を開くとき等に、事前に「カゴが動きます。ご注意下さい。」、「扉が開きます。扉から離れてお待ち下さい。」等といった音声報知を行なうようにすれば、利用者はエレベーターの動作を事前に察知することができ安心感を得ることができる。
また、この発明の実施の形態1または実施の形態2において、説明の便宜上ドアセフティシューの説明を省略したが、ドアセフティシューがカゴ扉に設けられていることは言うまでもない。
この発明の実施の形態1に係るエレベーター扉の異物検出装置の全体構成図である。 図1のII−II線における矢視断面図である。 図1のIII−III線における要部断面図である。 図3のIV−IV線における要部断面図である。 この発明のエレベーター扉の異物検出装置で紐状異物を検出する様子を示す図である。 図5のVI−VI線における矢視断面図である。 図5のVII−VII線における矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーター扉の異物検出装置で紐状異物を検出する様子を示す図である。 この発明のエレベーター扉の異物検出装置の動作フロー図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベーター扉の異物検出装置の全体構成図である。 図10のXI−XI線における矢視断面図である。 図10のXII−XII線における矢視断面図である。 図12のXIII−XIII線における要部断面図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベーター扉の異物検出装置で紐状異物を検出する様子を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベーター扉の異物検出装置で紐状異物を検出する様子を示す図である。
符号の説明
1 カゴ、1a カゴ内コンセント、2 カゴ出入り口、3a カゴ扉、3b カゴ扉、6 敷居、7 敷居溝、9 ドア制御装置、10 エレベーター制御装置、11 作動体、11a 作動片、11b 支持片、11c 検出片、11d 挟持部材、12 ガイド、13 取付孔、14 弾性体、15 フォトスイッチ(検出器)、16 ストッパー、17 乗場、18 乗場出入り口、19a、19b 乗場扉、20 利用者、21 電気掃除機、21a 電源コード、22 枠体、23 回動体、23a 回動片、23b 支持片、23c 検出片、23d 挟持部材、24 軸受、25 取付孔、26 弾性体、27 検出スイッチ(検出器)。

Claims (7)

  1. エレベーターのカゴの出入り口を開閉する扉と、
    上記扉の戸当り面に沿って上下方向に延長するように配設され、戸当り面に沿って上下動する作動体と、
    上記作動体が上下動することによる相対的位置変化を検出する検出器と、
    上記検出器の出力により上記カゴの昇降を停止させる制御装置と、
    を備えたことを特徴とするエレベーター扉の異物検出装置。
  2. 上記作動体は、扉の戸当り面に沿って上下方向に設けられたガイドにより上下動可能に保持された作動片と、この作動片の反戸当り面側の上下部に水平方向に設けられた支持片と、上記作動片の反戸当り面側の中央部に水平方向に設けられた検出片と、上記作動片の戸当り面側に設けられたウレタンやゴム等からなる挟持部材とから構成したことを特徴とする請求項1記載のエレベーター扉の異物検出装置。
  3. エレベーターのカゴの出入り口を開閉する扉と、
    上記扉の戸当り面に沿って上下方向に延長するように配設され、鉛直軸回りに回動する回動体と、
    上記回動体が鉛直軸回りに回動することによる相対的位置変化を検出する検出器と、
    上記検出器の出力により上記カゴの昇降を停止させる制御装置と、
    を備えたことを特徴とするエレベーター扉の異物検出装置。
  4. 上記回動体は、扉の戸当り面に沿って上下方向に設けられた枠体に鉛直軸回りに回動可能に保持された回動片と、この回動片の反戸当り面側の上下部に水平方向に設けられた支持片と、上記回動片の反戸当り面側の中央部に水平方向に設けられた検出片と、上記回動片にウレタンやゴム等からなるコーティング加工が施された挟持部材とから構成したことを特徴とする請求項3記載のエレベーター扉の異物検出装置。
  5. 上記制御装置は、上記検出器の出力により上記カゴの昇降を停止させた後、カゴの停止位置に応じて上記カゴが昇降を開始した階に微速走行させることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のエレベーター扉の異物検出装置。
  6. 上記制御装置は、上記検出体の出力によって上記扉の開閉動作を制御することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のエレベーター扉の異物検出装置。
  7. 上記作動体または上記回動体は、その下端部が少なくとも敷居上面まで延長したことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のエレベーター扉異物検出装置。
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