JP2005200144A - エレベータ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この発明に係わるエレベータ装置は、エレベータの乗りカゴに備えられた戸が全閉位置にあるときの戸と戸との間の隙間、または戸と戸当たり柱との間の隙間に介在されている紐状物体の上記乗りカゴの昇降に伴う相対的な移動があることを検出する検出器と、上記紐状物体の移動が検出されたときに乗りカゴの昇降を停止する指令を発する非常停止制御回路と、を備えた。
【選択図】図3
Description
また、乗りカゴの戸と敷居との間に小さな空隙があるので、電源コードのような細いまたは薄い物体がその空隙に入り込んだときセーフティエッジでそれを検出することが出来ずに乗りカゴが走行してしまうという問題がある。
図1は、この発明の実施の形態1に係わるエレベータ装置のブロック図である。図2は、乗りカゴの戸部分を内側から見た様子である。図3は図2のAーA断面を戸上方から見た部分断面図である。
図1において、実施の形態1のエレベータ装置は、乗客を昇降する乗りカゴ1と、乗りカゴ1の運行を制御する制御装置2と、制御装置2の指令に基づき乗りカゴ1を運行する駆動機構3とが備えられている。駆動機構3は、乗りカゴ1を吊り下げるロープ3a、ロープ3aの巻き上げを行う図示しないモータなどから構成されているが、一般的な構成であるので説明は省略する。
さらに、乗りカゴ1には、戸締め検出装置12が開口部4の上方に備えられている。戸締め検出装置12は、開口部4が設けられた壁13に一端が回転自在に支持され、他端に下方に延びたツメ状の嵌合部14が設けられたレバー部材15と、第1の戸5の上端部に固定され、第1の戸5と第2の戸6とが全閉位置に移動されたときに上記嵌合部14とかみ合う突起部材16とからなる。
さらに、戸締め検出装置12の嵌合部14と突起部材16との間に出力端子29が電気的に並列に設けられている。また、受光器28には第2の出力端子30が設けられている。戸締め検出装置12の出力端子29における出力は、第1の戸5と第2の戸6とが全閉位置に移動したときにはオープンとなり、開いているときには短絡となる。
さらに、第1の戸5の右側端板20の上下方向の中央部23と、第1の戸5の右側端板20と当接したときにその中央部23と重なる位置の第2の戸6の左側端板19の中央部24とに光通過孔25がそれぞれ設けられている。この第1の戸5の右側端板20の光通過孔25の中心と第2の戸6の左側端板19の光通過孔25の中心とを結ぶ線26(以下、光軸と称す。)上の第1の戸5の内部に投光手段としての投光器27が備えられている。投光器27からの光は、光軸26に沿って第1の戸5の光通過孔25を通過し、第2の戸6の光通過孔25を通過して第2の戸6の内部に照射される。一方、第2の戸6の光軸26上に受光手段としての受光器28が備えられ、受光器28の受光面が投光器27から投光された光に向いている。この投光器27と受光器28とから第1の紐検出器としての紐検出器36が構成されている。
さらに、受光器28の出力端子30における出力は、投光器27からの光を受光したときには短絡となり、受光していないときにはオープンとなる。
また、2枚の戸が備えられた乗りカゴについて説明したが、1枚の戸が備えられた乗りカゴに本発明を適用しても同様な効果が得られる。その際、投光器または受光器の一方を戸側に備え、他方を戸当たり柱に備える。
図7は、この発明の実施の形態2に係わるエレベータ装置の紐検出器を戸内部に配置した様子を示す図である。図8は、実施の形態2のエレベータ装置で紐状物体を検出する様子を示す図である。図9は、実施の形態2の非常停止制御回路のブロック図である。
実施の形態2のエレベータ装置は、実施の形態1のエレベータ装置と紐検出器が異なっていて、その他は同様であるので、同様な部分の説明は省略する。図7は戸の中央部を横に断面し、紐検出器50を上方から見た様子である。
また、マイクロスイッチレバーが戸の厚み方向に重なるように配置されていても同様な効果が得られる。
また、2枚の戸が備えられた乗りカゴについて説明したが、1枚の戸が備えられた乗りカゴに本発明を適用しても同様な効果が得られる。その際、マイクロスイッチを戸側と戸当たり柱側とに備える。
また、マイクロスイッチを2枚の戸のそれぞれに備えた例について説明したが、一方の戸に1つのマイクロスイッチを備えてもよい。
図10は、この発明の実施の形態3に係わるエレベータ装置の第2の紐検出器周りの正面図である。図11は、図10のB−B方向から見た第2の紐検出器の矢視図である。
実施の形態3のエレベータ装置は、実施の形態2のエレベータ装置にさらに第2の紐検出器60と、戸の下端部にガード部材とが備えられていることが異なっており、その他は同様であるので、同様な部分の説明は省略する。なお、実施の形態2で説明した紐検出器50を第1の紐検出器50と称する。
さらに、第2の紐検出器60には、下方の直方体64の下面に下方に延びる検出板ロッド67が固定され、検出板ロッド67の下端にマイクロスイッチレバー68が固定されている。このマイクロスイッチレバー68が変位検出手段としてのマイクロスイッチ69に接続され、マイクロスイッチレバー68が下降したときに、マイクロスイッチ69が作動され、マイクロスイッチ69の出力端子70がオープンになる。この出力端子70が、図9の出力端子55と直列に接続されている。
また、ガード部材57が、第1の戸5と第2の戸6のそれぞれの下端部から下方に延びるように備えられ、下端が敷居8の溝9内に位置し、互いに対向する側端が戸の側端板と同一平面状に位置している。このガード部材57が第1の戸5および第2の戸6と敷居8との間の隙間に紐状の物体が入り込むことを防ぐガードの役割を果たしている。
Claims (8)
- エレベータの乗りカゴに備えられた戸が全閉位置にあるときに戸と戸との間の隙間、または戸と戸当たり柱との間の隙間に挟持されている紐状物体が上記乗りカゴの昇降に伴い相対的に移動することを検出する検出器と、
上記紐状物体の移動が検出されたときに上記乗りカゴの昇降を停止する指令を発する非常停止制御回路と、
を備えたことを特徴とするエレベータ装置。 - 上記検出器のうち少なくとも1つが、上記紐状物体が上記戸と戸との間の隙間、または上記戸と戸当たり柱との間の隙間を上記乗りカゴの下降に伴い上記乗りカゴに対して相対的に上昇することを検出する第1の検出器であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
- 上記検出器のうち少なくとも1つが、上記紐状物体が上記戸と戸との間の隙間、または上記戸と戸当たり柱との間の隙間を上記乗りカゴの上昇に伴い上記乗りカゴに対して相対的に下降することを検出する第2の検出器であることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ装置。
- 上記第1の検出器が、投光手段と受光手段とを有し、
上記投光手段が投光する光を上記紐状物体が遮ることを上記受光手段が検出することを特徴とする請求項2に記載のエレベータ装置。 - 上記第1の検出器が、可動部材と変位検出手段とを有し、
上記紐状物体が上記可動部材を変位させたことを上記変位検出手段が検出することを特徴とする請求項2に記載のエレベータ装置。 - 上記第2の検出器が、上記戸と戸との間の隙間、または上記戸と戸当たる柱との間の隙間の下方に位置する敷居に設けられた切り欠き部に上下自在に支持され、上端が上記敷居の上面と同一平面上に位置するとともに乗り場側の側面が上記敷居の乗り場側の側面と同一平面上に位置する検出板と、上記検出板が上記紐状物体により押し下げられたときに上記紐状物体の下降を検出する変位検出手段と、を有することを特徴とする請求項3に記載のエレベータ装置。
- 上記非常停止制御回路が、上記戸が全閉位置にあるときに上記検出器の出力を有効とすることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
- 上記戸と敷居との隙間への上記紐状物体の入り込みを防止するガード部材が上記戸の下端部に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
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