JP4519470B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータの戸が閉じられ、紐状の物体が挟持されたときに、乗りカゴの運行を制御するエレベータ装置に関する。
エレベータの戸安全装置は、エレベータの戸に相対的移動可能に設けられ、この戸の側端部より側方へ突出する作動片と、前記戸に設けられ、前記作動片の後退動作を検出する検出スイツチと、を有し、前記戸が閉じる際に前記作動片が物体に突き当たって後退するとき、前記戸の閉じ動作を停止させる。さらに、エレベータの戸安全装置は、前記作動片に、この作動片の下端より下方へ突出し上下方向へ移動可能な突出体を設けるとともに、この突出体に、前記戸の下部と係合する敷居上を転動するローラと、このローラより前記作動片の先端側に配置され、この作動片の下方の間隙を閉塞する閉塞片とを備えた構成になっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−147877号公報
電気掃除機で乗り場の床を清掃するとき、電気掃除機の電源コードを乗りカゴ内のコンセントに差し込んで掃除をすることがあるが、清掃をしている本人または乗客が誤ってエレベータを走行させることが起こる。このとき電気掃除機が乗り場に置き去りになる一方で電源コードがコンセントに接続されたままエレベータの乗りカゴが上昇または下降してしまう。その結果、電気掃除機、乗りカゴのコンセントまたはエレベータの戸を破損させる可能性がある。通常は戸と戸との間に物体が挟まれると、戸に備えられたセーフティエッジがそれを検出して、上記のような破損を未然に防止することができる。しかし、電気掃除機の電源コードのような細いまたは薄い物体が戸と戸との間に挟まれても、それを検出することが出来ずに乗りカゴが走行し、そのような物体などを破損してしまうという問題がある。
また、乗りカゴの戸と敷居との間に小さな空隙があるので、電源コードのような細いまたは薄い物体がその空隙に入り込んだときセーフティエッジでそれを検出することが出来ずに乗りカゴが走行してしまうという問題がある。
この発明の目的は、紐状の物体が戸と戸の間の間隙に挟まれたままで乗りカゴが走行を続けることを防止するエレベータ装置を提供することである。
この発明に係わるエレベータ装置は、エレベータの乗りカゴに備えられた戸が全閉位置にあるときに戸と戸との間の隙間、または戸と戸当たり柱との間の隙間に挟持されているとともにセーフティエッジにより検出されない紐状物体が上記乗りカゴの昇降に伴い上記戸の側端板の上下方向の中央部またはその周辺に対して相対的に移動することを検出する検出器と、上記紐状物体の移動が検出されたときに上記乗りカゴの昇降を停止する指令を発する非常停止制御回路と、を備えた。
この発明に係わるエレベータ装置の効果は、乗りカゴに対して相対的に移動する物体を乗りカゴの戸と戸との間に設けられた検出器で検出できるので、細いまたは薄い紐状の物体を挟んだまま動き出した乗りカゴを停止することができ、紐状の物体、紐状の物体に連なる物体または乗りカゴの戸などの破損を防ぐことができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係わるエレベータ装置のブロック図である。図2は、乗りカゴの戸部分を内側から見た様子である。図3は図2のAーA断面を戸上方から見た部分断面図である。
図1において、実施の形態1のエレベータ装置は、乗客を昇降する乗りカゴ1と、乗りカゴ1の運行を制御する制御装置2と、制御装置2の指令に基づき乗りカゴ1を運行する駆動機構3とが備えられている。駆動機構3は、乗りカゴ1を吊り下げるロープ3a、ロープ3aの巻き上げを行う図示しないモータなどから構成されているが、一般的な構成であるので説明は省略する。
図2および図3において、このエレベータ装置の乗りカゴ1は、乗客が乗り降りする開口部4を開閉する1対の第1の戸5および第2の戸6と、第1の戸5と第2の戸6の下端部に固定され、乗りカゴ1の床7に備えられた敷居8の溝9に沿って第1の戸5と第2の戸6とを乗りカゴ1の開口部4の幅方向に案内する乗りカゴ1の戸5、6の脚10a、10b、11a、11bとが備えられている。
さらに、乗りカゴ1には、戸締め検出装置12が開口部4の上方に備えられている。戸締め検出装置12は、開口部4が設けられた壁13に一端が回転自在に支持され、他端に下方に延びたツメ状の嵌合部14が設けられたレバー部材15と、第1の戸5の上端部に固定され、第1の戸5と第2の戸6とが全閉位置に移動されたときに上記嵌合部14とかみ合う突起部材16とからなる。
さらに、戸締め検出装置12の嵌合部14と突起部材16との間に出力端子29が電気的に並列に設けられている。また、受光器28には第2の出力端子30が設けられている。戸締め検出装置12の出力端子29における出力は、第1の戸5と第2の戸6とが全閉位置に移動したときにはオープンとなり、開いているときには短絡となる。
次に、乗りカゴの戸5、6は、上端板17、下端板18、左右の側端板19、20および表裏の側板21、22で囲まれた中空の箱である。開口部4は、図2の右方向に移動する第1の戸5の右側端板20と左方向に移動する第2の戸6の左側端板19とが当接することにより閉じられる。
さらに、第1の戸5の右側端板20の上下方向の中央部23と、第1の戸5の右側端板20と当接したときにその中央部23と重なる位置の第2の戸6の左側端板19の中央部24とに光通過孔25がそれぞれ設けられている。この第1の戸5の右側端板20の光通過孔25の中心と第2の戸6の左側端板19の光通過孔25の中心とを結ぶ線26(以下、光軸と称す。)上の第1の戸5の内部に投光手段としての投光器27が備えられている。投光器27からの光は、光軸26に沿って第1の戸5の光通過孔25を通過し、第2の戸6の光通過孔25を通過して第2の戸6の内部に照射される。一方、第2の戸6の光軸26上に受光手段としての受光器28が備えられ、受光器28の受光面が投光器27から投光された光に向いている。この投光器27と受光器28とから第1の紐検出器としての紐検出器36が構成されている。
さらに、受光器28の出力端子30における出力は、投光器27からの光を受光したときには短絡となり、受光していないときにはオープンとなる。
次に、制御装置2は、図4に示す非常停止制御回路31が備えられている。非常停止制御回路31には、第1の入力端子32、第2の入力端子33、第3の入力端子34および第1の出力端子35が設けられている。第1の入力端子32と第2の入力端子33との間に、戸締め検出装置12の出力端子29と受光器28の出力端子30がそれぞれ並列に接続されている。第1の出力端子35からは第1の入力端子32と第2の入力端子33とが短絡されているときにはHIGH出力、オープンのときにはLOW出力が出力される。この第1の出力端子35のLOW信号が駆動機構3に入力されたときには駆動機構3の操作が停止され、乗りカゴ1の運行が停止される。第3の入力端子34には戸締め検出装置12の出力端子29が接続されている。この出力端子29がオープンになっているときだけ、第1の出力端子35の出力が可変され、それ以外ではHIGH出力に固定されている。すなわち、戸5、6が全閉位置にあるときだけ、紐検出器36の出力が有効とされる。
次に、このエレベータ装置の動作について図5(a)、(b)を参照して説明する。図5(a)には、電気掃除機40が乗り場の床41に置かれ、電気掃除機40の電源コード42が乗りカゴ1内のコンセント43に接続されたままで乗りカゴ1の戸5、6が閉められた状態が示されている。この状態では、戸締め検出装置12の出力端子29がオープンとなり、同時に受光器28の出力端子30が短絡されている。この状態から図5(b)に示すように乗りカゴ1が下降を始めたとき、乗りカゴ1の戸5、6に挟まれた電気掃除機40の電源コード42が相対的に乗りカゴ1の戸5、6の隙間を上方へ移動する。電源コード42の相対的な移動の途中で、図6に示すように電源コード42が光通過孔25を遮ると、受光器28の出力端子30の出力がオープンとなる。その結果、非常停止制御回路31の第1の出力端子35の出力がLOWになり、駆動機構3により乗りカゴ1の運行が停止される。
このようなエレベータ装置は、戸間に電源コードのような紐状の物体が挟まれたとき、紐検出器が紐状物体の上方への通過を検出するので、紐状の物体を挟んだままで乗りカゴが運行されるようなことが防止される。
また、紐検出器が投光器と、投光器から投光される光を受光する受光器とから構成されているので、光を遮る時間が短くても紐状物体を検出できるので、細い紐でも確実に検出することができる。
また、戸が全閉位置にあるときだけ非常停止制御回路が検出器の出力を有効にするので、戸が開いているときなどの誤動作が減少する。
なお、実施の形態1においては、紐検出器を側端板の上下方向の中央部に備えた例について説明したが、上下方向の位置は中央部に限るものではない。
また、2枚の戸が備えられた乗りカゴについて説明したが、1枚の戸が備えられた乗りカゴに本発明を適用しても同様な効果が得られる。その際、投光器または受光器の一方を戸側に備え、他方を戸当たり柱に備える。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2に係わるエレベータ装置の紐検出器を戸内部に配置した様子を示す図である。図8は、実施の形態2のエレベータ装置で紐状物体を検出する様子を示す図である。図9は、実施の形態2の非常停止制御回路のブロック図である。
実施の形態2のエレベータ装置は、実施の形態1のエレベータ装置と紐検出器が異なっていて、その他は同様であるので、同様な部分の説明は省略する。図7は戸の中央部を横に断面し、紐検出器50を上方から見た様子である。
図7乃至9において、第1の戸5の右側端板20の上下方向の中央部23と、第2の戸6の左側端板19の上下方向の中央部24とに円形の貫通孔51がそれぞれ設けられている。その貫通孔51それぞれを可動部材としてのマイクロスイッチレバー52が上下方向に少しずれた位置で貫通している。マイクロスイッチレバー52がずれた位置に配設されているので、戸5、6が閉まったときにも相互に干渉することがない。マイクロスイッチレバー52の戸内部の一端には変位検出手段としてのマイクロスイッチ53が設けられ、マイクロスイッチ53はシリンダ54の先端に固定されている。シリンダ54は表側板21に固定されている。両マイクロスイッチレバー52は、戸締め検知装置12の出力端子29がオープンしたときに、シリンダ54が作動して、側端板19、20から戸の外側に前進する。この時、両マイクロスイッチレバー52の先端は、側端板19、20間で上下方向に重なるように位置している。マイクロスイッチ53は、マイクロスイッチレバー52が上方に押されたときに作動し、マイクロスイッチ53の出力端子55がオープンとなる。2つのマイクロスイッチ53の出力端子55が直列に非常停止制御装置31の第1の入力端子32と第2の入力端子33との間に接続される。マイクロスイッチレバー52とマイクロスイッチ53とから第1の紐検出器としての紐検出器50が構成されている。
次に、紐検出器50の動作について説明する。図5(a)と同様に電気掃除機40が乗り場の床41に置かれ、電気掃除機40の電源コード42が乗りカゴ1内のコンセット43に接続された状態で戸5、6が閉められ、電源コード42が戸5、6に挟まれている。この状態から乗りカゴ1が下降すると、図8に示されているように電源コード42が乗りカゴ1の右側端板20と左側端板19との間を上方(矢印方向)に相対的に移動する。そして、電源コード42がマイクロスイッチレバー52を押し上げながら通過すると、マイクロスイッチ53の出力端子55がオープンとなる。マイクロスイッチ53の出力端子55がオープンとなると非常停止制御回路31の第1の入力端子32と第2の入力端子33の間が図9に示すようにオープンとなり、第1の出力端子35がLOWに変化し、駆動機構3が停止される。
このようなエレベータ装置は、戸間に電源コードのような紐状の物体が挟まれたときに、紐検出器が紐状物体の上方への通過を検出するので、紐状の物体を挟んだままで乗りカゴが運行されるようなことが防止される。
また、マイクロスイッチレバーの先端側が上下方向に重なるように位置しているので、紐状物体が細くても薄くても確実に検出することができる。
なお、実施の形態2においては、紐検出器を側端板の上下方向の中央部に備えた例について説明したが、上下方向の位置は中央部に限るものではない。
また、マイクロスイッチレバーが戸の厚み方向に重なるように配置されていても同様な効果が得られる。
また、2枚の戸が備えられた乗りカゴについて説明したが、1枚の戸が備えられた乗りカゴに本発明を適用しても同様な効果が得られる。その際、マイクロスイッチを戸側と戸当たり柱側とに備える。
また、マイクロスイッチを2枚の戸のそれぞれに備えた例について説明したが、一方の戸に1つのマイクロスイッチを備えてもよい。
実施の形態3.
図10は、この発明の実施の形態3に係わるエレベータ装置の第2の紐検出器周りの正面図である。図11は、図10のB−B方向から見た第2の紐検出器の矢視図である。
実施の形態3のエレベータ装置は、実施の形態2のエレベータ装置にさらに第2の紐検出器60と、戸の下端部にガード部材とが備えられていることが異なっており、その他は同様であるので、同様な部分の説明は省略する。なお、実施の形態2で説明した紐検出器50を第1の紐検出器50と称する。
この第2の紐検出器60は、乗りカゴ1の敷居8の乗り場側の側面に設けられている。検出板61は、2つの直方体を重ね合わせたような形状である。上方の直方体62は、敷居8の乗り場側の側面から切り欠きされた検出板用切り欠き部63内に収容され、上端が敷居8の上面と同一平面内に位置され、乗り場側の側面が敷居の乗り場側の側面と同一平面上に位置されている。一方、下方の直方体64は、検出板用切り欠き部63から下方に連なり、敷居8を下方向に貫通する検出板用ガイド溝65内を上下自在に敷居8の下面から延びた板バネ66で支持されている。
さらに、第2の紐検出器60には、下方の直方体64の下面に下方に延びる検出板ロッド67が固定され、検出板ロッド67の下端にマイクロスイッチレバー68が固定されている。このマイクロスイッチレバー68が変位検出手段としてのマイクロスイッチ69に接続され、マイクロスイッチレバー68が下降したときに、マイクロスイッチ69が作動され、マイクロスイッチ69の出力端子70がオープンになる。この出力端子70が、図9の出力端子55と直列に接続されている。
また、ガード部材57が、第1の戸5と第2の戸6のそれぞれの下端部から下方に延びるように備えられ、下端が敷居8の溝9内に位置し、互いに対向する側端が戸の側端板と同一平面状に位置している。このガード部材57が第1の戸5および第2の戸6と敷居8との間の隙間に紐状の物体が入り込むことを防ぐガードの役割を果たしている。
次に、この第2の紐検出器60の動作について図12(a)、(b)を参照して説明する。図12(a)には、電気掃除機40が乗り場の床41に置かれ、電気掃除機40の電源コード42が乗りカゴ1内のコンセント43に接続されたまま乗りカゴ1の戸5、6が閉められた状態が示されている。この状態では、戸締め検出装置12の出力端子29がオープンとなり、同時に第1の紐検出器50の出力端子55と第2の紐検出器60の出力端子70が短絡されている。この状態から図12(b)に示すように乗りカゴ1が上昇を始めたとき、乗りカゴ1の戸5、6に挟まれた電気掃除機40の電源コード42が相対的に乗りカゴ1の戸5、6の隙間を下方へ移動する。そして、図13に示すように電源コード42が第2の紐検出器60の検出板61を下方に押すと、検出板61に連なる検出板ロッド67およびマイクロスイッチレバー68が下方に移動する。その結果、マイクロスイッチ69が作動して、出力端子70がオープンになる。そして、非常停止制御回路31の第1の出力端子35の出力がLOWになり、駆動機構3により乗りカゴ1の運行が停止される。
このようなエレベータ装置は、紐状の物体が乗りカゴの戸と戸との間に挟まれたとき、乗りカゴが下降し始めると第1の紐検出器、乗りカゴが上昇し始めると第2の紐検出器が紐状物体をそれぞれ検出するので、乗りカゴの下降・上昇ともに紐状の物体を挟んだまま乗りカゴが運行するようなことが防止される。
また、第2の紐検出器を構成する検出板が、その上端が敷居の上面と同一平面上にあるとともに、その乗り場側の側面が敷居の乗り場側の側面と同一平面上に位置しているので、乗りカゴと乗り場との敷居間隔に影響を与えない。また、敷居の上面から検出板が突き出ていないので、乗客が躓くこともない。
また、戸の下端部にガード部材が設けられているので、戸と敷居の間に電源コードなど紐状物体が入り込むことが防げる。
なお、実施の形態3においては第2の紐検出器を敷居に備えた例について説明したが、第2の紐検出器を乗りカゴの開口部の上端部に備えると乗りカゴが下降し始めたときの紐状物体の検出ができる。このときには、検出板が押し上げられたときマイクロスイッチが作動するような構成にすればよい。
この発明の実施の形態1に係わるエレベータ装置のブロック図である。 実施の形態1の乗りカゴの戸部分の斜視図である。 実施の形態1の乗りカゴの戸内部に設けられた紐検出器の断面矢視図である。 実施の形態1の非常停止制御回路のブロック図である。 実施の形態1のエレベータ装置で紐状物体を検出する様子を示す図である。 紐状物体が光貫通孔を遮る様子を示す図である。 この発明の実施の形態2に係わるエレベータ装置の乗りカゴの戸内部に設けられた紐検出器の断面矢視図である。 実施の形態2のエレベータ装置で紐状物体を検出する様子を示す図である。 実施の形態2の非常停止制御回路のブロック図である。 この発明の実施の形態3に係わるエレベータ装置の第2の紐検出器の矢視図である。 図10のB−B方向から見た第2の紐検出器の矢視図である。 実施の形態3のエレベータ装置で紐状物体を検出する様子を示す図である。 紐状物体が第2の紐検出器に作用する様子を示す図である。
符号の説明
1 乗りカゴ、2 制御装置、3 駆動機構、3a ロープ、4 (乗りカゴの)開口部、5、6 (乗りカゴの)戸、7 (乗りカゴの)床、8 敷居、9 (敷居の)溝、10a、10b、11a、11b (戸の)脚、12 戸締め検出装置、13 (乗りカゴの)壁、14 嵌合部、15 レバー部材、16 突起部材、17 上端板、18 下端板、19 左側端板、20 右側端板、21、22 側板、23 (右側端板の)中央部、24 (左側端板の)中央部、25 光通過孔、26 光軸、27 投光器、28 受光器、29、30、35、55、70 出力端子、31 非常停止制御回路、32、33、34 入力端子、36、50、60 紐検出器、40 電気掃除機、41 (乗り場の)床、42 電源コード、43 コンセント、51 貫通孔、52、68 マイクロスイッチレバー、53、69 マイクロスイッチ、54 シリンダ、57 ガード部材、61 検出板、62、64 直方体、63 検出板用切り欠き部、65 検出板用ガイド溝、66 板バネ、67 検出板ロッド。

Claims (8)

  1. エレベータの乗りカゴに備えられた戸が全閉位置にあるときに戸と戸との間の隙間、または戸と戸当たり柱との間の隙間に挟持されているとともにセーフティエッジにより検出されない紐状物体が上記乗りカゴの昇降に伴い上記隙間の上下方向の中央部またはその周辺に形成される光路を遮ったり、または上記隙間の上下方向の中央部またはその周辺に配置される可動部材を動かしたりしたときに上記紐状物体が上記戸の側端板の上下方向の中央部またはその周辺に対して相対的に移動したとする検出器と、
    上記紐状物体の移動が検出されたときに上記乗りカゴの昇降を停止する指令を発する非常停止制御回路と、
    を備えたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 上記検出器のうち少なくとも1つが、上記セーフティエッジにより検出されない紐状物体が上記隙間の上下方向の中央部またはその周辺に形成される光路を遮ったり、または上記隙間の上下方向の中央部またはその周辺に配置される可動部材を上に押し上げたりしたときに上記紐状物体が上記隙間を上記乗りカゴの下降に伴い上記乗りカゴに対して相対的に上昇したとする第1の検出器であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 上記検出器のうち少なくとも1つが、上記セーフティエッジにより検出されない紐状物体が上記隙間の上下方向の中央部またはその周辺に形成される光路を遮ったり、または上記隙間の上下方向の中央部またはその周辺に配置される可動部材を下に押し下げたりしたときに上記紐状物体が上記隙間を上記乗りカゴの上昇に伴い上記乗りカゴに対して相対的に下降したとする第2の検出器であることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ装置。
  4. 上記第1の検出器が、上記隙間の上下方向の中央部またはその周辺に光路を形成する投光手段と受光手段とを有し、
    上記投光手段が投光する光を上記紐状物体が遮ることを上記受光手段が検出することを特徴とする請求項2に記載のエレベータ装置。
  5. 上記第1の検出器が、上記隙間の上下方向の中央部またはその周辺に配置されるとともに先端部が上下方向に重なるよう配設されている2個の可動部材と変位検出手段とを有し、
    上記紐状物体が上記可動部材を変位させたことを上記変位検出手段が検出することを特徴とする請求項2に記載のエレベータ装置。
  6. さらに、上記戸と戸との間の隙間、または上記戸と戸当たる柱との間の隙間の下方に位置する敷居に設けられた切り欠き部に上下自在に支持され、上端が上記敷居の上面と同一平面上に位置するとともに乗り場側の側面が上記敷居の乗り場側の側面と同一平面上に位置する検出板と、上記検出板が上記紐状物体により押し下げられたときに上記紐状物体の下降を検出する変位検出手段と、を有することを特徴とする請求項3に記載のエレベータ装置。
  7. 上記非常停止制御回路が、上記戸が全閉位置にあるとともに上記乗りカゴが移動しているときに上記検出器の出力を有効とすることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  8. 上記戸と敷居との隙間への上記紐状物体の入り込みを防止するガード部材が上記戸の下端部に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
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