JP5743914B2 - 蒸気タービン軸受の支持構造および蒸気タービン - Google Patents

蒸気タービン軸受の支持構造および蒸気タービン Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、蒸気タービン軸受の支持構造および蒸気タービンに関する。
蒸気タービンは、通常コンクリート製の基礎台上に設置される。図7は、車室のコーン部に設置した軸受によってタービンロータを支持する形態の蒸気タービンを模式的に示した側面断面図である。
図7に示した蒸気タービン10は、中央部に蒸気入口部を設置し両側に蒸気排気部を設置した低圧蒸気タービンであって、コンクリート部16で形成された基礎台14と、この基礎台14に支持された車室13と、この車室13内に挿通されるタービンロータ12と、このタービンロータ12を両側で回転自在に支持するとともに、軸受支持部15Sを介して下部の車室13のコーン部13Cに設置された軸受15とから構成されている。
台板24は基礎台14のコンクリート部16の頂上部に設置されている。また、動翼11はタービンロータ12に備えられており、車室13側の静止部に固定された図示しない静翼との間でタービン段落を構成している。
近年の蒸気タービン10は、大容量高出力化に伴いタービンロータ12が大型化しているため、図7のように車室13のコーン部13Cに軸受15を設置してタービンロータ12を支持する形態では、経年使用によりタービンロータ12の重量によって車室13自体が変形して静止部と回転部とが接触するとか、コーン部13Cの剛性を保持することが難しいため、タービンロータ12に振動が発生しやすいという課題があった。
この課題を解決するために、図8のように軸受15をコーン部13Cよりも外側の基礎台14のコンクリート部16の頂上部に移し、台板24を介して基礎台14のコンクリート部16で軸受15を固定し、タービンロータ12を支持するという形態の蒸気タービン10もある。
しかしながら、図8の形態の蒸気タービン10では、軸受15が車室13のコーン部13Cの外側に配置されるため、軸受15、15相互間の距離が長くなる。一般に、軸受15、15相互間の距離が長くなるほどタービンロータ12に振動が発生しやすいことが知られている。軸受15、15相互間の距離を短縮すればタービンロータ12の振動を効果的に抑制することはできるが、車室13の軸長寸法を小さくするとタービン性能が著しく損なわれるため、基礎台14、14相互間は一定の距離以上狭めることはできない。
さらに、図8の形態の蒸気タービン10の課題を改善するために、長方形の板状の補強部材を基礎台14のコンクリート部16の頂上部に対して縦方向に複数枚並べた状態で埋設し、その端部をタービン翼11側に張り出すようにし、この張り出した部分で軸受15を支持することによって基礎台14、14相互間の距離は変えずに軸受15、15相互間の距離を短縮した発明も提案されている。
特開昭52−57412号公報 特開2003−278504号公報
しかしながら、図8のように張り出し部を形成した補強部材を基礎台14のコンクリート部16の頂上部に埋設する場合、張り出し部に数十トン以上のタービンロータ12の荷重がかかると、補強部材を通して基礎台14のコンクリート部16に強いせん断応力がかかる。
コンクリートは圧縮応力に対しては強度が強いものの、引張応力やせん断応力に対しては10分の1程度の強度しか有しないことが一般に知られており、埋設された補強部材によるタービンロータ支持方法では、張り出し部を長く張り出すことが困難である。
さらに、この埋設された補強部材でタービンロータを支持する方法では、補強部材を基礎台14のコンクリート部16に設置した後に車室13を据え付けようとする場合、埋設金物が車室に干渉してしまう恐れがある。この干渉を避けるためには、車室13を据え付け後に補強部材を埋設するか、あるいは、車室13の一部を分解可能な構造とする必要がある。前者の場合、車室13支持用の基礎台14のコンクリートを打設後に、車室13を据え付け、補強部材を埋設するために再度コンクリートを打設しなければならず、工程の増加を招く欠点がある。また後者の場合には、補強部材と車室とが干渉しないように車室の一部を分解構造にする必要があり、その分、車室構造が複雑になるという欠点がある。
そこで、本発明の実施形態は、基礎台に引張応力やせん断応力が極力作用しないようにするとともに、車室の据付け時に軸受を支持する軸受支持部材と干渉することのない蒸気タービン軸受の支持構造および蒸気タービンを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するため、本発明の実施形態は、タービン翼を有するタービンロータと、前記タービンロータを収容しタービン翼とでタービン段落を構成する静翼を有する車室と、前記タービンロータの両端を基礎台に設置された軸受により回転自在に支持するようにした蒸気タービン軸受の支持構造において、前記基礎台は、前記車室の両側に設置され、対向する壁面に対して、頂上部の平坦面から所定の深さに亘って所定の幅および奥行きを有する直方体状の切り欠き部を形成し、前記各基礎台に形成された前記切り欠き部に対し、前記車室側に向けて張出し部を形成した軸受支持部材を敷設し、前記軸受支持部材の前記張出し部に前記軸受を設置するようにしたことを特徴とする。
本発明の実施形態1に係る蒸気タービンの構成を模式的に示す断面図。 図1の軸受支持部材を基礎台に敷設した状態を示す拡大斜視図。 図2の軸受支持部材の側面図。 本発明の実施形態2の軸受支持部材を基礎台に敷設した状態を示す拡大斜視図。 本発明の実施形態3の軸受支持部材を基礎台に敷設した状態を示す拡大斜視図。 本発明の実施形態4の軸受支持部材を基礎台に敷設した状態を示す拡大斜視図。 従来の蒸気タービンの一つの構成を示す断面図。 従来の蒸気タービンの別の構成を示す断面図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図を通して同一部材には同一符号を付けて、重複する説明は適宜省略する。
[実施形態1]
図1は本実施形態1に係る蒸気タービンの構成を模式的に示す断面図であり、図2は図1に記載した軸受支持部材を基礎台に敷設した状態を示す拡大斜視図、図3は図2の軸受支持部材の側面図である。
図1において、蒸気タービン10は、タービン翼11を植設したタービンロータ12と、このタービンロータ12を収容し、タービン翼11との間でタービン段落を構成する静翼(図示せず)有する車室13と、コンクリートを鉄骨等で補強するようにして形成された基礎台14と、この基礎台14上でタービンロータ12を回転自在に支持する軸受15とから構成される。基礎台14は、コンクリート部16の頂上部に軸受支持部材17を敷設するようにして、車室13の両側にそれぞれ1基ずつ設置される。
図2および図3で示すように、基礎台14のコンクリート部16は頂上部に平坦面16Tを有しており、さらに、下部の車室13に面した壁面16Wに対して、頂上部の平坦面16Tの位置を基準にして下方向に所定の深さに亘って、所定の幅および奥行きを有する直方体状の切り欠き部23を形成している。
この切り欠き部23は、後述するように、軸受支持部材17の構成部品である倒立状態のほぼ直角三角形状に形成された補強部材19と、この補強部材19の下部に固定された下部板を収納するために設けられたものであり、頂上平坦面16Tからの深さ(h)、奥行き(d1)および幅(w)は、タービンロータ12の重量によって定められる。
軸受支持部材17は、本実施形態1の場合、3個の構成部品によって構成されている。すなわち、基礎台14のコンクリート部16の頂上平坦面16Tに設置される鋼製で平板状の上部板18と、この上部板18の下面に溶接されるとともに、上部板18の下面と接する辺に対向する角部を水平にカットして倒立状態のほぼ直角三角形状に形成された鋼製の複数枚の補強部材19と、この複数枚の補強部材19のカット面にそれぞれ溶接により固定された鋼製で平板状の下部板20とから軸受支持部材17は構成されている。しかも、上部板18の一端は下部板20の投影位置から車室13内に張り出すように形成されている。
そして、上部板18の切り欠き部23側と反対側の部位にはコンクリート部16の頂上部の平坦面16Tに当該上部板18を固定するための基礎ボルト用の貫通穴21を4箇所設けており、一方、下部板20は、切り欠き部23の底部23Bに設置されて、複数枚の補強部材19から鉛直方向に作用する荷重を受けるようになっている。
なお、補強部材19の垂直辺と、切り欠き部23の内壁面23Wとの間には隙間が形成されるようになっている。このため、下部板20の奥行きを(d3)とすると、補強部材19の垂直辺と切り欠き部23の内壁面23Wとの間に(d1−d3)の隙間ができる。因みに、上部板18がコンクリート部16の頂上の平坦面16Tの縁から切り欠き部23側に張出している部分の寸法を(d2)とすると、d2>d1>d3の寸法関係が成立する。
軸受支持部材17には上記の寸法関係によって基礎台14の平坦面16Tから切り欠き部23を越えて車室13側に(d2-d1)の寸法差分だけ張り出す張り出し部22が形成される。そして、図1で示すようにこの張り出し部22上に台板24を介して軸受15が設置されるようになっている。
張り出し部22上に設置された軸受15でタービンロータ12を回転自在に支持することにより、前述した図8の従来例と比較して、タービンロータ12の支持間隔を狭めることができ、これによりタービンロータ12回転時の振動を抑制することができる。
また、本実施形態1では、軸受15にかかる荷重によって軸受支持部材17は底部23Bの下部板20を支点とするモーメントを受けるが、軸受支持部材17の上部板18には貫通穴21を設け、この貫通穴21に基礎ボルト(図示省略)を貫通させて固定するようにしたので、上記モーメントには十分に耐えることができる。
本実施形態1では、上部板18の張り出し部22にかかるタービンロータ12の荷重は、補強部材19および下部板20を通して基礎台14の切り欠き部23の底部23Bに鉛直方向にかかるが、基礎台14を構成するコンクリート部16は圧縮方向に対して強い強度を有するため、コンクリート材の損壊は発生しにくい。このため、発電所運用中の長期間にわたり、タービンロータの振動に対して軸受を安定して保持できる利点がある。
また、本実施形態1では、基礎台14の頂上部に軸受支持部材17を埋設せずに、頂上部に形成した切り欠き部23に軸受支持部材17を敷設するようにしたので、車室13を据え付け後に、基礎台14に軸受支持部材17を敷設しても、据付時の軸受支持部材と車室13との干渉は起こらないという長所を有する。
[実施形態2]
本実施形態2について図4を参照して説明する。
図4は本実施形態2おける軸受支持部材を基礎台に敷設した状態を示す斜視図である。
図4において、図1ないし図3と同一部品又は同一部位については、対応する符号を付与して重複する説明は適宜省略する。
上述した実施形態1では軸受支持部材17の上部板18を基礎台14に固定保持するために、上部板18に貫通穴21を開け、この貫通穴21に図示しない基礎ボルトを通すようにしたが、本実施形態2では、図4で示すように、基礎台14の頂上部に複数個の四角いブロック状の埋設金物25を所定の深さだけ埋設し、この埋設金物25を上部板18の当該張出し部と反対側の部位に設けた突起26により挟持することにより軸受支持部材17の上部板18を基礎台14に固定するようにしたものである。
本実施形態2においても、軸受支持部材17に作用するモーメントの支点は、基礎台14の頂上部ではなく、切り欠き部23の底部23Bに配置した下部板20であるために、基礎台14のコンクリート部16鉛直方向にかかる荷重は実施形態1の場合と同じである。
したがって、実施形態1と同様、基礎台14のコンクリート部16に過大な水平方向の力がかからないため、コンクリート基礎の長期的な信頼性を増し、また基礎台14のコンクリート部16を過度に高強度にする必要がなくなるといった効果が得られる。
なお、本実施形態2では、上記の効果に加えて、基礎台14にボルトを通す必要がないため、工事が省略できるといった効果も併せて得ることができる。
[実施形態3]
本実施形態3について図5を参照して説明する。
図5は本実施形態3の軸受支持部材を基礎台に敷設した状態を示す拡大斜視図である。
図5において、図1ないし図4と同一部品又は同一部位については、対応する符号を付与して重複する説明は適宜省略する。
本実施形態3は、上述した実施形態1における軸受支持部材17の上部板18の水平位置を調整するようにしたものである。
本実施形態は、基礎台14のコンクリート部16頂上部の平坦面16Tと切り欠き部23の底部23Bとにそれぞれレベリングブロック28を設置してから、それぞれのレベリングブロック28の上に上部板18および下部板20を設置してレベリングブロック28の高さ調整を行なうことにより、上部板18が水平、または適正な角度にする。
レベリングブロック28によって上部板18の高さ調整をした後に台板24を介して軸受15を設置する。その後、上部板18および基礎台14のコンクリート部16の平坦面16T間、下部板20および切り欠き部23の底部23B間にそれぞれグラウト(図示せず)を充填して固化させる。
以上の構造により、タービンロータ12は適正な高さに調整されるため、タービンロータの軸継手部(図示省略)の曲がりが抑えられ、タービンロータの軸継手部のボルトに過大な応力がかかることがないので、軸継手ボルト破損による重大な事故を抑止することができる。
また、従来技術のように軸受支持部材17を基礎台14のコンクリート部16の頂上部に埋設した場合は、設置後に高さを調整することができないが、本実施形態3では軸受支持部材17を基礎台14の頂上部に敷設するようにしているため、コンクリート部16と軸受支持部材17の間にレベリングブロック28を設置することが可能になり、軸受支持部材17の高さを調整することができる。
[実施形態4]
本実施形態4について図6を参照して説明する。
図6は本実施形態4の軸受支持部材を基礎台に敷設した状態を示す拡大斜視図である。
図6において、図1ないし図5と同一部品又は同一部位については、対応する符号を付与して重複する説明は適宜省略する。
本実施形態4は軸受支持部材17と軸受台15Pとを一体化したことを特徴とするものである。
本実施形態4では、基礎台14のコンクリート部16に設けた切り欠き部23の底部23B上にソールプレート30を敷設し、その上に軸受支持部材17と一体となった軸受台15Pを設置するようにしたものである。軸受台15Pは軸受15を支持するとともに軸受支持部材17の張り出し部22と一体的に固定されている。張り出し部22の下部には補強部材19を介して下部板20が設置され、この下部板20で軸受荷重を支持する。
本実施形態4によれば、軸受支持部材17と軸受台15Pを一体化したために、台板24が不要になる上に、軸受支持部材17の敷設工程と軸受の設置工程とが一緒になるので、工期短縮を行うことができる。
[変形例]
レベリングブロック28による上部板18の高さ調整は、図5の実施形態3だけでなく、図4の実施形態2や図6の実施形態4でも実施できるものである。なお、図6の実施形態4の場合、レベリングブロック28はソールプレート30と下部板20との間に設置される。
[各実施形態に共通する効果]
以上述べた実施形態によれば、タービンロータを両側で支持する軸受を基礎台の車室に対向する壁面に、頂上部の平坦面から所定の深さの直方体状の切り欠き部を設け、この切り欠き部に張出し部を有する軸受支持部材を敷設し、この張出し部に軸受を設置するようにしたので、軸受支持部材は軸受にかかる荷重によって切り欠き部の底部の下部板を支点とするモーメントを受けるが、軸受支持部材の上部板は基礎ボルトや埋設金物で基礎台の頂部に固定するようにしたので、上記モーメントには十分に耐えることができる。また、軸受相互間の間隔を短くすることもできる。
なお、以上説明した実施形態は、それぞれ例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図するものではない。また、これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…蒸気タービン、11…タービン翼、12…タービンロータ、13…タービン低圧車室、14…基礎台、15…軸受、15P…軸受台、16…コンクリート部、16T…頂上の平坦面,16W…コンクリート部壁面、17…軸受支持部材、18…上部板、19…補強部材、20…下部板、21…貫通穴、22…張り出し部、23…切り欠き部、23B…切り欠き部底部、23W…切り欠き部壁面、24…台板、25…埋設金物、26…突起、28…レベリングブロック。

Claims (8)

  1. タービン翼を有するタービンロータと、前記タービンロータを収容しタービン翼とでタービン段落を構成する静翼を有する車室と、前記タービンロータの両端を基礎台に設置された軸受により回転自在に支持するようにした蒸気タービン軸受の支持構造において、
    前記基礎台は、前記車室の両側に設置され、対向する壁面に対して、頂上部の平坦面から所定の深さに亘って所定の幅および奥行きを有する直方体状の切り欠き部を形成し、
    前記各基礎台に形成された前記切り欠き部に対し、前記車室側に向けて張出し部を形成した軸受支持部材を敷設し、
    前記軸受支持部材の前記張出し部に前記軸受を設置するようにしたことを特徴とする蒸気タービン軸受の支持構造。
  2. 前記軸受支持部材は、前記基礎台の頂上に設置される上部板と、前記切り欠き部の底部に設置される下部板と、これら上部板および下部板を連結する倒立状態でほぼ直角三角形状の補強部材とから構成したことを特徴とする請求項1記載の蒸気タービン軸受の支持構造。
  3. 前記軸受支持部材は、前記上部板の前記張出し部と反対側の部位を基礎ボルトによって前記基礎台の頂上部に固定することを特徴とする請求項2記載の蒸気タービン軸受の支持構造。
  4. 前記軸受支持部材は、前記基礎台の頂上の所定位置に埋め込まれた埋め込み金物を前記上部板の前記張出し部と反対側の部位に形成した突起で固定することを特徴とする請求項2記載の蒸気タービン軸受の支持構造。
  5. 前記基礎台の頂上と前記軸受支持部材の上部板との間、および前記切り欠き部の底部と前記軸受支持部材の下部板との間にそれぞれレベリングブロックを設置し、前記各レベリングブロックの高さ調整を行なうことにより、前記上部板の水平角度を調整したことを特徴とする請求項2記載の蒸気タービン軸受の支持構造。
  6. 前記レベリングブロックによる水平角度調整後、前記基礎台の頂上と前記軸受支持部材の上部板との間、および前記切り欠き部の底部と前記軸受支持部材の下部板との間にそれぞれグラウトを充填し固化することを特徴とする請求項5記載の蒸気タービン軸受の支持構造。
  7. 前記軸受支持部材の前記上部板と軸受台とを一体的に構成したうえで、前記基礎台に設置することを特徴とする請求項ないし6のいずれか1項に記載の蒸気タービン軸受の支持構造。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の蒸気タービン軸受の支持構造を備えたことを特徴とする蒸気タービン。
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