JP6381096B2 - 建設用構造体、架台及びタービン発電機設備、並びに建設用構造体の製造方法 - Google Patents

建設用構造体、架台及びタービン発電機設備、並びに建設用構造体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、建設用構造体、架台及びタービン発電機設備、並びに建設用構造体の製造方法に関する。
一般に、タービン発電機は、コンクリートで製造された架台の上に載置されて稼動している。この架台の製造方法としては、一対の側壁とこれら一対の側壁を繋ぐ底板とを有する型枠を形成する工程と、複数の柱間に型枠を配置する工程と、型枠内に鉄筋を配置する工程と、型枠内にコンクリートを打設する工程とを備えるものが提案されている(下記特許文献1参照)。
このような架台では、重量物であるタービン発電機を支持するために、該架台を構成する構造体の断面積を大きくすることや構造体内部の鉄筋量を多くすることで剛性や強度を確保している。
一方、ビル等の建築物では、鉄筋及びコンクリートからなる鉄筋コンクリート構造や、鉄筋、鉄骨及びコンクリートからなる鉄骨鉄筋コンクリート構造等構造が採用されている。また、初期剛性の確保や乾燥収縮の改善等の点から、鉄骨及び繊維補強コンクリートを用いた鉄骨コンクリート合成構造部材が提案されている(下記特許文献2参照)。
また、建築物では、現場での工期を短縮するために、予め工場等で部材を製造したプレキャストコンクリート部材を使用する場合がある。
特開2011−5689号公報 特開2003−336349号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載のタービン発電機の架台を現場にて製造すると、大量の鉄筋を配筋する工数を要する。また、特許文献2に記載の鉄骨コンクリート合成構造部材を製造する場合も、打設した繊維補強コンクリートを養生する期間等を要する。よって、いずれの場合も、工期が長期化するという問題がある。
一方、上記に示したプレキャストコンクリート部材を使用すれば、工期を短縮することができる。しかし、重量物であるタービン発電機の荷重を負担するためには、プレキャストコンクリート部材の断面積等を大きくして剛性を高める必要がある。したがって、プレキャストコンクリートの型枠自体が非常に大型化してしまうというという問題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであって、適度な大きさの断面積であって、現場での工数を低減することができる建設用構造体、架台及びタービン発電機設備、並びに建設用構造体の製造方法を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る建設用構造体は、コンクリートを用いたプレキャストコンクリート型枠と、断面視において垂直方向及び水平方向に格子を形成するように配置された複数の軸方向材及び複数の該軸方向材のうち断面視において垂直方向及び水平方向に隣接する2つの該軸方向材同士を接続する斜材からなり、前記プレキャストコンクリート型枠内に配置された補強鋼材と、繊維補強コンクリートで形成され、前記補強鋼材を覆うように前記プレキャストコンクリート型枠内に充填されたコンクリート部とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る建設用構造体の製造方法は、コンクリートを用いたプレキャストコンクリート型枠を配置する配置工程と、前記プレキャストコンクリート型枠内に、断面視において垂直方向及び水平方向に格子を形成するように配置された複数の軸方向材及び複数の該軸方向材のうち断面視において垂直方向及び水平方向に隣接する2つの該軸方向材同士を接続する斜材からなる補強鋼材を配置する補強鋼材配置工程と、前記プレキャストコンクリート型枠内に、前記補強鋼材を覆うように繊維補強コンクリートを打設する打設工程とを備えることを特徴とする。
このように構成された建設用構造体では、外力による曲げ引張力については、複数の軸方向材が抵抗し、さらに各軸方向材は斜材で拘束されているので局所的に降伏することなくその曲げ抵抗性を高めることができる。
また、軸方向材として例えばH形鋼を使用すれば、必要強度を確保するための鋼材数を減らすことが可能となる。したがって、建設用構造体の断面積を小さくすることも可能となる。
一般に、型枠が例えば合板で構成されている場合には、現場で合板を支持する支保工を設置したり、コンクリートを打設し養生した後に合板を取り外したりする等の工数を要する。しかし、本発明に係る型枠は予めコンクリートを用いて構成されたプレキャストコンクリート型枠であり、プレキャストコンクリート型枠は他の建設用構造体に取り付けられれば建設用構造体の一部となる。よって、支保工を設置したり、コンクリート打設後に型枠を取り外したりする工数を要しない。
また、補強鋼材は、予め工場等で製造されて現場に納入される。よって、例えば現場で鉄筋を配筋する作業を要しないため、現場における工数を低減することができる。
また、本発明に係る建設用構造体は、前記プレキャストコンクリート型枠は、互いに連結可能に、複数に分割されていることが好ましい。
このように構成された建設用構造体では、プレキャストコンクリート型枠は分割されているため、分割された部材の重量はプレキャストコンクリート型枠全体の重量よりも軽くなる。よって、例えば一体とされたプレキャストコンクリート型枠の重量が揚重機械の重量制限を超える場合には、分割された部材を1個ずつ揚重機械で吊り上げて、配置することができる。また、配置後には、分割された部材を互いに連結することで型枠を構成することができる。
また、本発明に係る建設用構造体は、前記軸方向材に支持される支柱と、前記コンクリート部よりも上方で該支柱に支持されたテンプレートと、該テンプレートに着脱可能に取り付けられ、下部が前記コンクリート部内に埋め込まれたボルトとを有するボルト設置体をさらに備えることが好ましい。
また、本発明に係る建設用構造体の製造方法は、コンクリートを用いたプレキャストコンクリート型枠を配置する配置工程と、前記プレキャストコンクリート型枠内に、断面視において垂直方向及び水平方向に格子を形成するように配置された複数の軸方向材及び複数の該軸方向材のうち断面視において垂直方向及び水平方向に隣接する2つの該軸方向材同士を接続する斜材からなる補強鋼材を配置する補強鋼材配置工程と、支柱と、該支柱に支持されたテンプレートと、該テンプレートに着脱可能に取り付けられたボルトとを有するボルト設置体を、前記軸方向材に前記支柱を支持させるように、配置するボルト設置体配置工程と、前記プレキャストコンクリート型枠内に、前記補強鋼材及び前記ボルトの下部を覆うように繊維補強コンクリートを打設する打設工程と、前記ボルトから前記テンプレートを取り外す取り外し工程とを備えることが好ましい。
このような建設用構造体及び建設用構造体の製造方法では、プレキャストコンクリート型枠の軸方向材が、支柱を介してテンプレートを支持している。よって、例えばプレキャストコンクリート型枠の下部からテンプレートを支持するための長い支柱等を設ける必要がないため、コンパクトな構成で、架台にテンプレートを設置して、ボルトを設けることができる。
また、本発明に係る架台は、複数の柱と、複数の該柱間に架設される上記のいずれか一に記載の建設用構造体とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係るタービン発電機設備は、上記に記載の架台と、該架台に支持されるタービン発電機とを備えることを特徴とする。
このような架台及びタービン発電機設備では、適度な大きさの断面積でありながら剛性や強度を維持しつつ、現場工数を低減することができる。
本発明に係る建設用構造体、架台及びタービン発電機設備、並びに建設用構造体の製造方法によれば、補強鋼材の軸方向材は斜材で拘束されているので局所的に降伏することなく、その曲げ抵抗性を確保することができる。したがって、建設用構造体の強度を向上させることができる。
また、プレキャストコンクリート型枠は、他の建設用構造体に取り付けられれば、建設用構造体の一部となるため、支保工を設置したり、コンクリート打設後に取り外したりする工数を要しない。よって、適度な大きさの断面積であって、現場での工数を低減することができる。
本発明の第一実施形態に係るタービン発電機設備の模式図である。 本発明の第一実施形態に係るタービン発電機設備を構成する架台の斜視図である。 本発明の第一実施形態に係るタービン発電機設備を構成する架台の製造方法における(a)補強鋼材配置工程後の建設用構造体の断面図であり、(b)打設工程後の建設用構造体の断面図である。 本発明の第一実施形態に係るタービン発電機設備を構成する架台を構成する補強鋼材の(a)縦断面図であり、(b)(a)と直交する方向の縦断面図であり、(c)横断面図である。 本発明の第二実施形態に係るタービン発電機設備を構成する架台の製造方法における補強鋼材配置工程後の建設用構造体の断面図である。 本発明の第三実施形態に係るタービン発電機設備を構成する架台の製造方法における(a)補強鋼材配置工程後の建設用構造体の断面図であり、(b)打設工程後の建設用構造体の断面図である。 本発明の第三実施形態の変形例に係るタービン発電機設備を構成する架台の製造方法における打設工程後の建設用構造体の断面図である。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、タービン発電機設備100は、地面Gに設けられた架台1と、架台1に支持された機器2とを備えている。機器2は、例えば蒸気タービンやガスタービン等のタービン発電機である。
図2に示すように、架台1は、平面視略長方形状をなし、複数の柱10と、複数の柱10間に架設される梁20(建設用構造体)と、柱10、梁20から張り出す張出し部60とを備えている。
柱10は、架台1の長手方向に離間して配置された一対の柱10A,10Bと、これら一対の柱10A,10Bに対してそれぞれ架台の短手方向に対向配置された柱10C,10Dとで構成されている。
この柱10は、べた基礎等で構成された地面Gに、上下方向に延びるように設けられている。柱10は、例えば内部に鉄骨や鉄筋(不図示)が配置されている。また、これら鉄骨や鉄筋は、コンクリートが充填された柱コンクリート部11で覆われている。この柱10の梁20と連結される側の面の当該連結される部分には、柱コンクリート部11から梁20側に向かって鉄骨が突出している(不図示)。この突出した鉄骨は、後述する梁20と接合されている。
梁20は、柱10Aと柱10Bとを連結する梁20Aと、柱10Cと柱10Dとを連結する梁20Bと、柱10Bと柱10Dとを連結する梁20Cとで構成されている。
図3に示すように、梁20は、コンクリートを用いたプレキャストコンクリート型枠30と、このプレキャストコンクリート型枠30内に配置される補強鋼材40と、プレキャストコンクリート型枠30内に繊維補強コンクリートで形成された梁コンクリート部50(コンクリート部)とを有している。
プレキャストコンクリート型枠30は、予め工場等で製造されたプレキャストコンクリート部材である。このプレキャストコンクリート型枠30は、底部31と、底部31の両端に上下方向に延びるように設けられた一対の側壁部32とを有し、上方に向かって開口する形状とされている。
底部31は、水平方向に沿って平板状に形成され、梁20が延びる方向に延びている。また側壁部32は、上下方向に沿って平板状に形成され、梁20が延びる方向に延びている。
この底部31及び側壁部32は、本実施形態では、所定の間隔で配置された複数の鉄筋(又はPC鋼線)36,36…と、これら鉄筋(又はPC鋼線)36,36…を覆うようにコンクリートで形成された型枠コンクリート部37とで構成されている。
なお、この底部31及び側壁部32の柱10と連結される側の端面には、型枠コンクリート部37から鉄筋(又はPC鋼線)36,36…が突出している。この突出した鉄筋(又はPC鋼線)36,36…は、柱10の柱コンクリート部11に定着されている。
補強鋼材40は、プレキャストコンクリート型枠30の底部31の上方且つ、一対の側壁部32の内方に配置されている。この補強鋼材40は、4本のH形鋼41,41…(軸方向材)と、これら複数のH形鋼41,41…を接続する複数の斜材42とを有している。
H形鋼41は、本実施形態では、プレキャストコンクリート型枠30の延在方向に向かって延びている。これら4本のH形鋼41,41…は、鉛直方向及び水平方向に離間して配置されている。
このH形鋼41は、水平方向に沿って配置されるとともに互いに上下方向に離間する一対のフランジ41Aと、これら一対のフランジ41Aを上下方向に連結するウェブ41Bとを有している。
図3及び図4に示すように、斜材42は、上下方向に離間して配置されたH形鋼41,41を互いに接続する斜材42Aと、水平方向に離間して配置されたH形鋼41,41を互いに接続する斜材42Bとで構成されている。斜材42は、例えばアングル材であってもよい。
斜材42Aは、上方に配置されたH形鋼41の下側のフランジ41Aと、下方に配置されたH形鋼41の上側のフランジ41Aとを、接続している。この斜材42Aは、フランジ41Aに直交する方向に向かうにしたがって、H形鋼41の延在方向に向かうようにフランジ41Aに対して傾斜するように接続している。
斜材42Bは、水平方向に離間して配置された一方のH形鋼41のウェブ41Bと、他方のH形鋼41のウェブ41Bとを、接続している。この斜材42Bは、ウェブ41Bに直交する方向に向かうにしたがって、H形鋼41の延在方向に向かうようにウェブ41Bに対して傾斜するように配置されている。
図3(b)に示すように、梁コンクリート部50は、繊維補強コンクリートで形成され補強鋼材40を覆うようにプレキャストコンクリート型枠30内に充填されている。本実施形態では、梁コンクリート部50は、プレキャストコンクリート型枠30の底部31の上面から側壁部32の上面高さまで打設されている。また、梁コンクリート部50における柱10と対向する側には、梁コンクリート部50から4本のH形鋼41,41…が突出している。この突出したH形鋼41,41…は、柱10の柱コンクリート部11から突出した鉄骨と接合されている。
繊維補強コンクリートは、合成繊維や鋼繊維等をコンクリートに複合したコンクリート材であって、コンクリートの引張強度、曲げ強度及び靭性を高める性質を有する。
次に、上記のように構成された架台1の製造方法について説明する。
ここで、プレキャストコンクリート型枠30及び補強鋼材40は、それぞれ予め工場等で上記に示すように製造されて、建築現場に納入される。
まず、建築現場では、べた基礎を布設した後に、地面Gに複数の柱10,10…を施工する。
次に、プレキャストコンクリート型枠30を配置する型枠配置工程を実行する。すなわち、プレキャストコンクリート型枠30をクレーン等の揚重機械で所定の高さまで吊り上げて、プレキャストコンクリート型枠30を柱10間に配置する。
次に、プレキャストコンクリート型枠30内に、補強鋼材40を配置する補強鋼材配置工程を実行する。すなわち、補強鋼材40のH形鋼41の端部と、柱10の柱コンクリート部11から突出した鉄骨とを、ボルト・ナット(不図示)等により螺合する。このようにして、プレキャストコンクリート型枠30の底部31の上方且つ一対の側壁部32の内方に、補強鋼材40を配置して、補強鋼材40を柱10で支持させる。
なお、上記のように梁コンクリート部50の端部からH形鋼41,41…を突出させて、H形鋼41,41…を柱10で支持させる構成ではなく、プレキャストコンクリート型枠30を柱10で支持させることとしてもよい。または、H形鋼41,41…及びプレキャストコンクリート型枠30の両方を柱10で支持させることとしてもよい。
次に、プレキャストコンクリート型枠30内に補強鋼材40を覆うように補強鋼材40の上方まで、本実施形態ではプレキャストコンクリート型枠30の側壁部32の上面の高さまで、繊維補強コンクリートを打設する打設工程を実行する。繊維補強コンクリートを打設し養生すると、打設された繊維補強コンクリートが硬化した梁コンクリート部50が形成される。養生が完了すると、柱10及び梁20に張出し部60を構築し、架台1が完成する。
上記のように構成されたタービン発電機設備100では、梁20に作用する外力による曲げ引張力については、H形鋼41,41が抵抗し、さらにH形鋼41,41は斜材42で拘束されているため局所的に降伏することなくその曲げ抵抗性を高めることができる。また、H形鋼41は、鉄筋に比べて断面積が大きいので、少ない本数(本実施形態では4本)で必要強度を確保することができ、梁内の過密配筋あるいは梁断面積の増加を防ぐことができる。一方、H形鋼41,41、斜材42を覆う繊維補強コンクリートは引張り強度が高く、H形鋼41,41の拘束度を高めることができるので、H形鋼41,41の局所降伏を防ぎ、梁20の曲げ抵抗性を高めることができる。
また、一般に、型枠が例えば合板で構成されている場合には、現場で合板を支持する支保工を設置したり、コンクリートを打設し養生した後に合板を取り外したりする等の工数を要する。しかし、本発明に係る型枠は予めコンクリートを用いて構成されたプレキャストコンクリート型枠30であり、プレキャストコンクリート型枠30は柱10に取り付けられれば梁20の一部となる。よって、支保工を設置したり、コンクリート打設後に支保工を取り外したりする工数を要しないため、現場工数を低減して、工期を短縮することができる。
また、プレキャストコンクリート型枠30に、タービン発電機を固定する際に必要な金物等を予め工場で取り付けておくことができるため、現場にて金物を取り付ける工数を省略することができる。
また、補強鋼材40のH形鋼41と斜材42とは、予め工場等で製造されたものである。よって、例えば現場で鉄筋を配筋する作業がないため、現場における工数を低減することができる。
(第二実施形態)
図5に示すように、第二実施形態に係る梁120を構成するプレキャストコンクリート型枠130は、上記に示したプレキャストコンクリート型枠30の底部31が鉛直方向に延びる鉛直面Xに沿って分割された一対の分割体130A,130Bを有している。
分割体130A,130Bは、鉛直面Xを中心として互いに対称形状とされている。分割体130A(130B)は、底部131と、底部131における鉛直面X側と反対側の端部に上下方向に延びるように設けられた側壁部132とを有している。
底部131は、水平方向に沿って平板状に形成され、梁120の延びる方向に延びている。この底部131の上面131Aと下面131Bとは、鉛直面Xに向かうにしたがって上方から下方に向かって傾斜するように形成された傾斜壁面133で接続されている。
側壁部132は、上下方向に沿って平板状に形成され、梁120が延びる方向に延びている。
分割体130A,130Bは、互いに傾斜壁面133,133の先端を突き合わせるようにして配置されている。この分割体130A,130Bの下面には、当て板136が設けられている。当て板136は、分割体130A,130Bの傾斜壁面133の突き合わされた部分の下方に位置するように配置されている。
また、傾斜壁面133には、それぞれ鉛直面Xに向かって鉄筋138が突出している。分割体130Aの鉄筋138と分割体130Bの鉄筋138とは、互いに接合されている。鉄筋138,138同士は、例えばエンクローズ溶接や、ヒンジで連結、又はボルトで螺合されて接合されている。このようにして、分割体130A,130Bは、互いに連結可能とされている。
次に、上記のように構成されたプレキャストコンクリート型枠130を柱10に取り付ける方法について説明する。
まず、分割体130A,130Bをそれぞれクレーン等の揚重機械で所定の高さまで吊り上げる。そして、上記に示す第一実施形態と同様に、プレキャストコンクリート型枠130の分割体130A,130Bを柱10間に配置する。
次に、分割体130Aの傾斜壁面133から突出している鉄筋138と、分割体130Bの傾斜壁面133から突出している鉄筋138とを、接合する。この傾斜壁面133,133の突合せ部分の下方に当て板136を取り付ける。
次に、分割体130Aの側壁部132の上端と、分割体130Bの側壁部132の上端とを仮設鋼材140で連結する。この仮設鋼材140と側壁部132とは、ボルト141で螺合されている。この仮設鋼材140が側壁部132とボルト141で螺合されることにより、プレキャストコンクリート型枠130内に繊維補強コンクリートを打設する際に、側壁部132,132が互い離間する方向にたわんで開いてしまうことが防止される。仮設鋼材140は、繊維補強コンクリートの養生後に取り外される。このようにして、複数の柱10間に、プレキャストコンクリート型枠30を配置する。
このように構成されたプレキャストコンクリート型枠130の分割体130A,130Bの重量は、一体型とされたプレキャストコンクリート型枠30の重量の約半分である。よって、例えば、一体型のプレキャストコンクリート型枠30の重量が揚重機械の重量制限を超える場合には、本実施形態に係る分割体130A,130Bを1個ずつ揚重機械で吊り上げて、複数の柱10間に配置することができる。また、分割体130A,130Bを互いに連結することで、プレキャストコンクリート型枠130が形成され、梁120が製造される。
(第三実施形態)
図6に示すように、第三実施形態に係る架台201は、プレキャストコンクリート型枠30内に形成された梁コンクリート部50から突出するように、アンカーボルトである基礎ボルト290(ボルト)が設けられている。この基礎ボルト290は、架台201に載置されたタービン発電機を固定するために用いられる。
梁コンクリート部50に設けられるボルト設置体270は、上方に配置されたH形鋼41に支持される支柱271と、梁コンクリート部50よりも上方で支柱271に支持されたテンプレート280と、テンプレート280に着脱可能に取り付けられた基礎ボルト290とを有している。
支柱271は、H形鋼41の上側のフランジ41Aに取り付けられる台座部272と、台座部272に上下方向に延びるように設けられた水平断面がC字状のC形鋼で形成された支柱本体273とを有している。この支柱本体273の上部は、プレキャストコンクリート型枠30内に形成された梁コンクリート部50の上面50Aから突出している。本実施形態では、この支柱271の台座部272は、シムプレート274を介してH形鋼41のフランジ41Aにボルト275、ナット276で螺合されている。
テンプレート280は、支柱271に取り付けられ、上向きC字状のC形鋼で形成された第一フレーム281と、第一フレーム281に取り付けられ、上向きC字状のC形鋼で形成された第二フレーム282とを有している。このテンプレート280は、プレキャストコンクリート型枠30内に形成された梁コンクリート部50の上面50Aよりも上方に配置されている。
基礎ボルト290は、テンプレート280の第一フレーム281又は第二フレーム282に着脱可能に螺合されている。この基礎ボルト290は、下部がプレキャストコンクリート型枠30内に形成された梁コンクリート部50内に埋め込まれている。また、基礎ボルト290は、梁コンクリート部50内に埋め込まれた下部から上方に向かって延び、上部が梁コンクリート部50の上面50Aから突出している。
次に、上記のように構成された架台201の製造方法について説明する。
なお、補強鋼材配置工程までは上記に示した工程と同様であるため、説明を省略する。
補強鋼材配置工程の次に、ボルト設置体配置工程を実行する。すなわち、上方に配置されたH形鋼41の上側のフランジ41Aと支柱271の台座部272との間にシムプレート274を介在させて、フランジ41Aと台座部272とをボルト275、ナット276で螺合する。このようにして、H形鋼41に支柱271を支持させるように、プレキャストコンクリート型枠30内にボルト設置体270を配置する。
次に、プレキャストコンクリート型枠30内に繊維補強コンクリートを打設する打設工程を実行する。すなわち、補強鋼材40及びボルト設置体270の基礎ボルト290の下部を覆うように繊維補強コンクリートを打設する。繊維補強コンクリートの養生後、打設された繊維補強コンクリートが硬化した梁コンクリート部50が形成される。このとき、基礎ボルト290は、上部が梁コンクリート部50から突出した状態で、梁コンクリート部50に固定されている。
次に、ボルト設置体270のテンプレート280から基礎ボルト290を取り外す取り外し工程を実行する。この際に、支柱本体273の上端とテンプレート280の下端との接合箇所を切断して、支柱本体273からテンプレート280を取り外す。そして、柱10及び梁20に張出し部60を構築し、梁コンクリート部50から基礎ボルト290の上部が突出した架台201が完成する。
このように構成された架台201では、プレキャストコンクリート型枠30のH形鋼41が、支柱271を介してテンプレート280を支持している。よって、例えばプレキャストコンクリート型枠30の下部からテンプレート280を支持するための長い支柱等を設ける必要がないため、コンパクトな構成で架台201にテンプレート280を設置して、基礎ボルト290を設けることができる。
(第三実施形態の変形例)
図7に示すように、第三実施形態の変形例に係る架台301は、H形鋼41から張り出したリブ343に、テンプレート280を支持する支柱271が設けられている。
補強鋼材40を構成するH形鋼41の上下のフランジ41A,41A間には、ウェブ41Bから張り出すリブ343が設けられている。リブ343の上端には、水平方向に延びるブラケット344が設けられて
また、支柱271の台座部272は、シムプレート274を介してブラケット344にボルト、ナット(不図示)で螺合されている
このように構成された架台301では、プレキャストコンクリート型枠30のH形鋼41に設けられたリブ343に支柱271を設けることで、基礎ボルト290を架台301に設けることができる。つまり、第三実施形態に係る架台201ではH形鋼41の直上にテンプレート280を配置することができ、本変形例に係る架台301ではH形鋼41から水平方向に位置をずらした位置にテンプレート280を配置することができる。よって、H形鋼41に、第三実施形態に係るテンプレート280及び本変形例に係るテンプレート280を使い分けて設置することで、所望の位置に基礎ボルト290を設けることができる。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、架台1として、タービン発電機が載置されるものを例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限られず、発電機等の重量構造物等や、運転時に振動する機械等が載置されるものにも適用してもよい。
また、上記に示す実施形態では、梁20を構成するH形鋼41は4本である場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られない。梁20に求められる剛性等に応じて、2本以上のH形鋼41を用い、これらが接続されていればよい。
また、建設用構造体を梁20として利用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られず、柱や張出し部に適用してもよい。
また、軸方向材として、H形鋼41を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られず、I形鋼かT形鋼等他の形状の鋼材であってもよい。
また、プレキャストコンクリート型枠30の断面積、つまり底部31及び側壁部32の厚さを薄くして重量を低減する場合には、プレキャストコンクリート型枠30内に打設する繊維補強コンクリートを複数回に分けて打設してもよい。これにより、始めに打設された繊維補強コンクリートが硬化すると、硬化した部分がプレキャストコンクリート型枠30とともに型枠として機能する。よって、繊維補強コンクリート打設時のプレキャストコンクリート型枠30のたわみ、変形を抑制することができる。
また、上記に示す第二実施形態では、プレキャストコンクリート型枠30は、分割体130A,130Bの2個で構成されている場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限られず、プレキャストコンクリート型枠30が、3以上分割された分割体であってもよい。この場合には、個々の分割体の重量をさらに軽くすることができるため、制限重量の軽い揚重機械を使用して、架台1を製造することができる。
1…架台 2…機器(タービン発電機) 10…柱 11…柱コンクリート部 20…梁(建設用構造体) 30…プレキャストコンクリート型枠 31…底部 32…側壁部 36…鉄筋 37…型枠コンクリート部 40…補強鋼材 41…H形鋼(軸方向材) 41A…フランジ 41B…ウェブ 42…斜材 50…梁コンクリート部(コンクリート部) 60…張出し部 130A,130B…分割体 131…底部 132…側壁部 133…傾斜壁部 136…当て板 139…鉄筋 270…ボルト設置体 271…支柱 272…台座部 273…支柱本体 274…シムプレート 280…テンプレート 281…第一フレーム 282…第二フレーム 290…基礎ボルト(ボルト)

Claims (8)

  1. コンクリートを用いたプレキャストコンクリート型枠と、
    断面視において垂直方向及び水平方向に格子を形成するように配置された複数の軸方向材及び複数の該軸方向材のうち断面視において垂直方向及び水平方向に隣接する2つの該軸方向材同士を接続する斜材からなり、前記プレキャストコンクリート型枠内に配置された補強鋼材と、
    繊維補強コンクリートで形成され、前記補強鋼材を覆うように前記プレキャストコンクリート型枠内に充填されたコンクリート部とを備えることを特徴とする建設用構造体。
  2. 前記プレキャストコンクリート型枠は、互いに連結可能に、複数に分割されていることを特徴とする請求項1に記載の建設用構造体。
  3. 前記軸方向材に支持される支柱と、
    前記コンクリート部よりも上方で該支柱に支持されたテンプレートと、
    該テンプレートに着脱可能に取り付けられ、下部が前記コンクリート部内に埋め込まれたボルトとを有するボルト設置体をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の建設用構造体。
  4. コンクリートを用いたプレキャストコンクリート型枠と、
    断面視において垂直方向及び水平方向に格子を形成するように配置された複数の軸方向材及び複数の該軸方向材のうち断面視において垂直方向及び水平方向に隣接する2つの該軸方向材同士を接続する斜材からなり、前記プレキャストコンクリート型枠内に配置された補強鋼材と、
    繊維補強コンクリートで形成され、前記補強鋼材を覆うように前記プレキャストコンクリート型枠内に充填されたコンクリート部とを備え、
    前記軸方向材に支持される支柱と、
    前記コンクリート部よりも上方で該支柱に支持されたテンプレートと、
    該テンプレートに着脱可能に取り付けられ、下部が前記コンクリート部内に埋め込まれたボルトとを有するボルト設置体をさらに備えることを特徴とする建設用構造体。
  5. 複数の柱と、
    複数の該柱間に架設される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の建設用構造体とを備えることを特徴とする架台。
  6. 請求項5に記載の架台と、
    該架台に支持されるタービン発電機とを備えることを特徴とするタービン発電機設備。
  7. コンクリートを用いたプレキャストコンクリート型枠を配置する配置工程と、
    前記プレキャストコンクリート型枠内に、断面視において垂直方向及び水平方向に格子を形成するように配置された複数の軸方向材及び複数の該軸方向材のうち断面視において垂直方向及び水平方向に隣接する2つの該軸方向材同士を接続する斜材からなる補強鋼材を配置する補強鋼材配置工程と、
    前記プレキャストコンクリート型枠内に、前記補強鋼材を覆うように繊維補強コンクリートを打設する打設工程とを備えることを特徴とする建設用構造体の製造方法。
  8. コンクリートを用いたプレキャストコンクリート型枠を配置する配置工程と、
    前記プレキャストコンクリート型枠内に、断面視において垂直方向及び水平方向に格子を形成するように配置された複数の軸方向材及び複数の該軸方向材のうち断面視において垂直方向及び水平方向に隣接する2つの該軸方向材同士を接続する斜材からなる補強鋼材を配置する補強鋼材配置工程と、
    支柱と、該支柱に支持されたテンプレートと、該テンプレートに着脱可能に取り付けられたボルトとを有するボルト設置体を、前記軸方向材に前記支柱を支持させるように、配置するボルト設置体配置工程と、
    前記プレキャストコンクリート型枠内に、前記補強鋼材及び前記ボルトの下部を覆うように繊維補強コンクリートを打設する打設工程と、
    前記ボルトから前記テンプレートを取り外す取り外し工程とを備えることを特徴とする建設用構造体の製造方法。
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