JP2005207130A - 設備機器用架台 - Google Patents

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Tatsunori Hashimoto
竜憲 橋本
Takeshi Fujiseki
健 藤関
Yu Shida
祐 志田
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Abstract

【課題】防振性能及び耐震性能を保持しつつ、建設現場の工期短縮を図ることができる設備機器用架台を提供する。
【解決手段】設備機器用架台1は、振動を発生する設備機器が据え付けられ、例えば鉄骨梁4a、中間鉄骨柱4b、及び補強材4c等からなる鉄骨造の据付架台2と、この据付架台2を固定支持し、例えば鉄骨柱6a、鉄骨中間梁6b、補強材6c、主鉄筋6d、フープ鉄筋、及びコンクリート6e,6eA等からなる複数の鉄骨鉄筋コンクリート造の架台柱脚3とを一体として備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、振動を発生する例えばタービンや発電機等の設備機器が据え付けられる設備機器用架台に関する。
一般に、タービン、発電機、輪転機、及びプレス機等の設備機器が据え付けられる架台においては、設備機器で発生する振動や地震等による振動が伝播することが知られている。そこで従来、例えば、鉄骨部材によって組立てられ骨組みをなす鉄骨フレームと、この鉄骨フレームに取り付けた設備機器据え付け用のアンカーボルトと、前記鉄骨フレーム外側に取り付けた取付け部材と、この取付け部材を介し配筋された鉄筋と、設備機器の据え付け面から前記アンカーボルトを一部突出するように前記鉄骨フレームの周囲に打設されたコンクリートとからなる基礎架台が提唱されている(例えば、特許文献1参照)。この基礎架台は、鉄骨鉄筋コンクリート造とすることで、設備機器及び地震等の振動に耐えうる防振性能及び耐震性能を保持するようになっている。
特開平9−125415号公報
しかしながら、上記従来技術には以下のような課題が存在する。
すなわち、上記基礎架台は鉄骨鉄筋コンクリート造であるため、建設現場で行われる現地依存性の高い工事となって作業工程期間が長くなり、全体の建設工期を長くさせていた。かといって、工期を短縮するために基礎架台を例えば鉄骨造とすれば、防振性能及び耐震性能を保持することが困難となっていた。
本発明の目的は、防振性能及び耐震性能を保持しつつ、建設現場の工期短縮を図ることができる設備機器用架台を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、振動を発生する設備機器が据え付けられる鉄骨造の据付架台と、この据付架台を固定支持する複数の鉄骨鉄筋コンクリート造の架台柱脚とを一体として備える。
本発明によれば、振動を発生する設備機器が据え付けられる据付架台と、この据付架台を固定支持する複数の架台柱脚とを一体として備えており、架台柱脚を鉄骨鉄筋コンクリート造とするので、防振性能及び耐震性能を保持しつつ、据付架台を鉄骨造とすることで、据付架台は工場等で製作することが可能となり、建設現場の工期短縮を図ることができる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記架台柱脚のコンクリートから露出した鉄骨部分と前記据付架台とが接合されている。
(3)上記(1)において、また好ましくは、前記架台柱脚のコンクリートから露出した鉄骨部分と前記据付架台とがスペーサ用鋼板を介し接合されている。
(4)上記(2)又は(3)において、前記据付架台と接合された前記架台柱脚の前記鉄骨部分は、鉄筋が配筋され、それら周囲にコンクリートが打設されている。
(5)上記(1)〜(4)のいずれか1つにおいて、前記設備機器は、タービンや発電機等の回転機器である。
本発明によれば、防振性能及び耐震性能を保持しつつ、建設現場の工期短縮を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の設備機器用架台の一実施形態の全体構造を表す側面図であり、図2は、図1中A部の部分拡大側面図である。
これら図1及び図2において、設備機器用架台1は、振動を発生する例えばタービンや発電機等の回転機器(図示しない)が据え付けられる鉄骨造の据付架台2と、この据付架台2を固定支持する複数の鉄骨鉄筋コンクリート造の架台柱脚3とを一体として備えている。
据付架台2は、例えば、水平方向の鉄骨梁4a及び鉛直方向の中間鉄骨柱4bで骨組みされ、さらに補強材4cがすじかいに設けられている。これにより、据付架台2は、例えば鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造とする場合に比べ、物量が大幅に低減されている。
架台柱脚3は、例えば、基礎5に立設した複数の鉄骨柱6aと、これら鉄骨柱6aに架設した水平方向の鉄骨中間梁6bと、すじかいに設けた補強材6cとで骨組みされ、基礎5から鉛直方向に配筋される主鉄筋6d(図1中便宜上、斜線で図示)と、鉄骨柱6a及び鉄骨中間梁6bに巻かれるフープ鉄筋(図示せず)とが配筋され、それら周囲にコンクリート6eが打設されている。
また、架台柱脚3の鉄骨柱6aの上側(図1及び図2中上側)には、最初、コンクリート6eから露出した鉄骨部分6aA及び主鉄筋部分6dAがあり、例えば鉄骨部分6aAと据付架台2の鉄骨梁4aとがスペーサ用鋼板7を介し(あるいはスペーサ用鋼板7を介さず)ボルト又は溶接等で接合されている。そして、接合された鉄骨部分6aA及び主鉄筋部分6dAの周囲にはコンクリート6eAが打設され、このコンクリート6eAの上面と据付架台2の底面とがほぼ一致するようになっている。このようにして、設備機器用架台1は、据付架台2と複数の架台柱脚3とが一体として構成されている。
次に、上記据付架台2における回転機器据え付け用のアンカーボルトの取付構造について詳細を説明する。
図3(a)は、据付架台2におけるアンカーボルト取付構造の一例を表す梁断面図であり、図3(b)は、図3(a)断面B−Bによる側断面図である。
これら図3(a)及び図3(b)に示すように、据付架台2におけるアンカーボルト8の取付位置が例えばH形鋼の鉄骨梁4aにある場合は、鉄骨梁4aの上・下フランジ部9a,9bの所定位置に貫通孔10が形成され、上・下フランジ部9a,9bの間に例えば2枚の補強用リブ11が溶接されている。そして、上・下フランジ部9a,9bの貫通孔10にアンカーボルト8が挿通され、下フランジ部9bの上下両面側(図3(a)及び図3(b)中上下両側)からアンカーボルト8に座金12を介しナット13が螺合されて、アンカーボルト8を固定するようになっている。
また、図4(a)は、据付架台2におけるアンカーボルト取付構造の他の例を表す梁断面図であり、図4(b)は、図4(a)中断面C−Cによる側断面図である。
これら図4(a)及び図4(b)においては、上記補強用リブ11に代えて、上・下フランジ部9a,9bの間の貫通孔10位置に例えば略円筒状の補強用スリーブ14が溶接されている。そして、上・下フランジ部9a,9bの貫通孔10及び補強用スリーブ14にアンカーボルト8が挿通され、下フランジ部9bの下面側(図4(a)及び図4(b)中下側)からアンカーボルト8に座金12を介しナット13が螺合され、座金12及びナット13が溶接接合されてアンカーボルト8を固定するようになっている。
また、図5(a)及び図5(b)に示すように、アンカーボルト8の取付位置が鉄骨梁4aにない場合は、鉄骨梁4aの上・下フランジ部9a,9bに追設用鋼板15a,15bがそれぞれ溶接され、これら追設用鋼板15a,15bの所定位置に貫通孔10’が形成されて、上記と同様の構造でアンカーボルト8を固定するようになっている。
次に、本実施形態による設備機器用架台1の施工手順及び作用効果を説明する。
例えば発電所建設現場等にてタービンや発電機等の回転機器が据え付けられる設備機器用架台1を施工する場合、まず、基礎5上の所定位置に複数の鉄骨柱6aを立設し、これら鉄骨柱6aに中間鉄骨梁6b及び補強材6cを例えばボルト又は溶接等で接合して骨組みを形成し、主鉄筋6d及びフープ筋を配筋し、組み立てた所定の型枠によりコンクリート6eを打設する。これによって複数の架台柱脚3が設けられ、これら架台柱脚3の鉄骨柱6aの上側には、鉄骨部分6eA及び主鉄筋部分6dAをコンクリート6eから露出させる。
そして、例えば工場等で製作した据付架台2を建設現場に輸送し(ただし、輸送可能な程度の大きさに分割製作された場合は建設現場で組み立てられ)、複数の架台柱脚3の上方の所定位置に配置する。そして、例えば据付架台2の水平度等の調整または鉄骨柱6aより大きい接合断面積を確保するため等の必要に応じてスペーサ用鋼板7を介し(あるいはスペーサ用鋼板7を介さず)、据付架台2の鉄骨梁4aと架台柱脚3の鉄骨部分6aAとを例えばボルト又は溶接等で接合する。その後、コンクリート6eから露出していた鉄骨部分6aA及び主鉄筋がほぼ隠れるように、据付架台2の底面付近までコンクリート6eAを打設する。
このように本実施形態による設備機器用架台1は、振動を発生する回転機器が据え付けられる据付架台2と、この据付架台2を固定支持する複数の架台柱脚3とを一体として備えており、複数の架台柱脚3を鉄骨鉄筋コンクリート造とするので、防振性能及び耐震性能を保持しつつ、据付架台2を鉄骨造とすることで、据付架台2は工場等で製作することが可能となり、建設現場の工期短縮を図ることができる。
また、据付架台2を鉄骨造とすることにより、回転機器据え付け用のアンカーボルト8等を容易に設置できる効果もある。すなわち、例えば鉄骨鉄筋コンクリート造の据付架台においては、配筋された鉄筋の所定位置にアンカーボルト8の取付位置をテンプレートで決め、結束鉄筋やアンカープレート等を用いてアンカーボルト8を取り付けた後、アンカーボルト8が回転機器の据付面から突出するようにコンクリート打設を行う。あるいは、コンクリート打設の際にアンカーボルト8の取付位置付近に箱抜き孔を形成させ、アンカーボルト8を取り付けてからコンクリート打設を再度行う。そのため、コンクリート打設の際にアンカーボルト8の取付位置がずれないように配慮するか、コンクリート打設を二度行わなければならなかった。本実施形態においては、据付架台2を鉄骨造とするので、前述のような配慮は不要となり、アンカーボルト8を容易に設置でき、その取付位置を容易に変更することもできる。また同様に、例えば配管支持用金具等も据付架台2に容易に設置でき、取付位置を容易に変更することができる。
なお、上記一実施形態においては、複数の架台柱脚3の施工後、すなわちコンクリート6eの打設後、据付架台2と架台柱脚3とを接合する施工手順を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば、架台柱脚3の鉄骨柱6aと据付架台2の鉄骨梁4aとを接合してから、架台柱脚3の主鉄筋6d及びフープ筋を配筋しコンクリート6eの打設を行うような施工手順としてもよいことは言うまでもない。
本発明の設備機器用架台の一実施形態の全体構造を表す側面図である。 図1中A部の部分拡大側面図である。 本発明の設備機器用架台の一実施形態を構成する据付架台のアンカーボルト取付構造の一例を表す梁断面図、及び断面B−Bによる側断面図であり、アンカーボルト取付位置が鉄骨梁にある場合を表す。 本発明の設備機器用架台の一実施形態を構成する据付架台のアンカーボルト取付構造の他の例を表す梁断面図、及び断面C−Cによる側断面図であり、アンカーボルト取付位置が鉄骨梁にある場合を表す。 本発明の設備機器用架台の一実施形態を構成する据付架台のアンカーボルト取付構造の変形例を表す梁断面図であり、アンカーボルト取付位置が鉄骨梁にない場合を表す。
符号の説明
1 設備機器用架台
2 据付架台
3 架台柱脚
6aA 鉄骨部分
6dA 主鉄筋部分
6e コンクリート
6eA コンクリート
7 スペーサ用鋼板

Claims (5)

  1. 振動を発生する設備機器が据え付けられる鉄骨造の据付架台と、この据付架台を固定支持する複数の鉄骨鉄筋コンクリート造の架台柱脚とを一体として備えることを特徴とする設備機器用架台。
  2. 請求項1記載の設備機器用架台において、前記架台柱脚のコンクリートから露出した鉄骨部分と前記据付架台とが接合されていることを特徴とする設備機器用架台。
  3. 請求項1記載の設備機器用架台において、前記架台柱脚のコンクリートから露出した鉄骨部分と前記据付架台とがスペーサ用鋼板を介し接合されていることを特徴とする設備機器用架台。
  4. 請求項2又は3記載の設備機器用架台において、前記据付架台と接合された前記架台柱脚の前記鉄骨部分は、鉄筋が配筋され、それら周囲にコンクリートが打設されていることを特徴とする設備機器用架台。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載の設備機器用架台において、前記設備機器は、タービンや発電機等の回転機器であることを特徴とする設備機器用架台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104746529A (zh) * 2015-03-30 2015-07-01 河南省第二建筑工程发展有限公司 一种预埋槽钢安装工具

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