JP5739458B2 - 自動車の人保護システム用エアーバッグ装置及びその製造方法 - Google Patents

自動車の人保護システム用エアーバッグ装置及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1に記載の導入部に従った、自動車の人保護システム用エアーバッグ装置に関し、また、そうしたエアーバッグ装置の製造方法に関する。
エアーバッグ装置は知られており、衝突時、特に側面の衝撃時に、乗員の頭部を保護するのに使用される。そうしたエアーバッグ装置は、ヘッドエアーバッグ又はヘッドサイドエアーバッグとしても言及されるが、折り畳んだエアーバッグパッケージを有し、例えば、エアーバッグのジグザグの折り畳みや巻き込みの折り畳みによって作られる。折り畳みの考え方は、本明細書では、エアーバッグパッケージの形状に影響を与える。そのため、例えばジグザグの折り畳みを備えたエアーバッグパッケージは、四角形又は矩形の形状を有する。巻き込みの折り畳みを備えると、円形又はやや卵形のエアーバッグパッケージが作られる。
しばしばエアーバッグ装置を収容する車には限られた空間しかない為、折り畳まれたエアーバッグパッケージを利用可能な設置空間へ適応することについては、高い程度の柔軟性が付与される必要がある。
車に沿ってエアーバッグパッケージのコースを確保するため、プラスチックの側面部を、折り畳まれたエアーバッグパッケージを囲む柔軟なカバーの所定のポケットに挿入することが知られている。ヘッドエアーバッグ用のそうしたエアーバッグ装置は、例えば、フォルクスワーゲンポロ及びSEATイビザで採用されている。また、位置決め機構を、折り畳まれたエアーバッグパッケージを囲む柔軟なカバーのポケットに挿入することは、WO2009/049695A1(特許文献1)からも知られている。
WO2009/049695A1
本発明の基礎となる目的は、設置可能な空間が限られる場合に、エアーバッグ装置を提供することであり、そのエアーバッグ装置は、エアーバッグ装置を設置するための必要な設置空間に対して更なる適応性を可能にする。また、そうしたエアーバッグ装置を製造する方法が提供されるだろう。
本発明の目的は、請求項1の特徴を有するエアーバッグ装置に係る発明に従って達成され、請求項6の特徴を有する方法に係る発明に従って達成される。本発明の実施形態群は、それらの従属請求項で説明される。

それに応じて、本発明のエアーバッグ装置は、直接にエアーバッグに接続されるか、及び/又は、エアーバッグ内に配置される、はめ込み要素を含む。はめ込み要素は、エアーバッグパッケージの少なくとも一部分の長さに実質的に相当する長さを有する。更に、はめ込み要素は、エアーバッグパッケージの高さに実質的に相当する高さを有する。そうしたはめ込み要素を供給することは、折り畳まれたエアーバッグをその断面の寸法に関して定義することを可能にし、及び、それによって、所望の断面寸法で固定することを可能にする。一実施形態では、折り畳まれたエアーバッグパッケージは、はめ込み要素に対して押圧されることも考えられ、それによって、折り畳まれたエアーバッグパッケージは、その厚さが減少する。
従って、はめ込み要素は、その断面寸法に関して折り畳まれたエアーバッグを定義するよう供給・構成され、さらに、それによって、エアーバッグを所望の断面寸法で固定する。はめ込み要素は、細長い平坦な側面部(プロファイル)として構成される。
はめ込み要素は、更に、複数の部分からなり、エアーバッグの長手方向に相互に連続している。はめ込み要素の少なくとも1つの部分は、1つの孔を有し、その孔を介して、取り付け手段を通り、その取り付け手段は、車内のエアーバッグ装置を取り付けるのに使用される。この部分は、エアーバッグパッケージに折り畳み可能に取り付けられ、エアーバッグフラップを形成する。
そうしたはめ込み要素を有するエアーバッグ装置を供給することは、それ故、エアーバッグパッケージの断面寸法を所望の方法で定義することを可能にし、それによって、その厚さを減少する。エアーバッグ装置を構成する際の更なる柔軟性によって、これと結合して、利用可能な空間が限られるときでも、車内でエアーバッグ装置の取り付けが可能になるということが実現される。
はめ込み部分のセグメンテーションは、次の効果に結びつく。即ち、エアーバッグ装置が、車の屋根の伸びる方向(コース)に、又は、車の他の領域に、より簡易に適合することが可能で、そこに、エアーバッグ装置が備えつけられることになる。つまり、はめ込み部分は、一方では、エアーバッグ装置又はエアーバッグパッケージのサイズをそれぞれ減少させ、他方では、様々な設置形状に適合するよう特に柔軟な可能性をもたらす。
また、ここで、はめ込み要素は、特に、折り畳み可能なセグメントのエアーバッグフラップを形成することによって、取り付け手段の非回転保護として使用され、即ち、取り付け要素の回転に対する保護要素として使用される。
第1空間方向におけるエアーバッグパッケージの長手方向の伸びは、エアーバッグパッケージの長さとして示される。頭部保護用のエアーバッグ装置が車に取り付けられるとき、この第1空間方向は、その車の長手方向軸(x軸)と実質的に平行である。第1空間方向と垂直である、第2空間方向のエアーバッグパッケージの伸びは、エアーバッグパッケージの高さとして示される。追加的に、エアーバッグパッケージは或る厚さを有し、エアーバッグパッケージの第3空間方向の伸びは、第1及び第2の空間方向と垂直をなす。ここで、エアーバッグパッケージは、矩形に形成される場合の厚さを有するだけでなく、弧の形状、例えば、円形や卵形の境界を有する場合の厚さも有する。この場合、その厚さは、第3空間方向の最大の膨らみによって定義される。
エアーバッグパッケージの高さと厚さは変化し得ることが示される。例えば、エアーバッグが矩形に形成されていないという事実のため、エアーバッグが巻き上げられたり、ジグザグに折り畳まれると、エアーバッグ素材の様々な量が様々な領域で蓄積する。この場合、エアーバッグパッケージがとる最大高さと最大厚さは、本願発明で定義されるように、エアーバッグパッケージの高さと厚さとして言及される。
更に、はめ込み要素の高さは、折り畳まれたエアーバッグパッケージの高さに正確に一致する必要はないことが示される。一致は、単に「実質的に」行われる必要がある。これは以下の場合に該当する。はめ込み要素が、エアーバッグパッケージの高さに比べて異なる高さであるにもかかわらず、エアーバッグパッケージの断面寸法を定義する機能を実現することができ、それにより、場合によっては断面寸法さえも減少し、即ち、エアーバッグパッケージははめ込み要素に対して押されて、それによって、厚さが減少する。一実施形態では、ここで、はめ込み要素の高さが、エアーバッグパッケージの高さの最大50%を越えるか又は下回ることが考えられる。他の実施形態では、はめ込み要素の高さは、エアーバッグパッケージの高さの最大20%を越えるか又は下回る。
本発明の一実施形態では、はめ込み要素は、エアーバッグの一つの層と共に縫い合わされるか、及び/又は、車内のエアーバッグ装置を取り付けるのに使用される取り付け手段を介してエアーバッグの一つの層に連結される。おそらくは存在する第2のエアーバッグ層が、ここでは、保護層として使用され、取り付け手段を覆って配置される。
更なる一実施形態では、はめ込み要素が、エアーバッグの上端部でエアーバッグの長手方向に伸び、その端部は車内に取り付けられ、そのエアーバッグははめ込み要素の方へ折り畳まれる。エアーバッグ装置がヘッドエアーバッグモジュールの部品である場合は、ここでは、エアーバッグの長手方向は、車の長手方向に対応する。ここで、エアーバッグは、上端部に向かって折り畳まれ、そして、はめ込み要素はその上端部に位置する。折り畳みの方法は、ここでは、基本的に如何なる種類であっても良い。実施形態では、ジグザグ折り畳み、巻き折り畳み、又は、この2種の折り畳みの組合せが行われる。
代替的な実施形態では、はめ込み要素は、車内に取り付けられた状態のエアーバッグ装置に関して、エアーバッグ装置の上端部ではなく、下端部に位置付けられる。はめ込み要素は、ここでは、下端部に沿って、エアーバッグの長手方向に伸びる。はめ込み要素と共に、エアーバッグは上端部へ折り畳まれ、その上端部に沿って、エアーバッグは車の構造に結合され得る。
更なる一実施形態では、はめ込み要素をエアーバッグに関して固定することが、車内のエアーバッグを取り付けるのに使用される取り付け手段によって行われることが考えられる。そうした取り付け手段は、例えば、取り付け要素であり、その取り付け要素は、少なくとも1つのエアーバッグ層とはめ込み要素との孔をそれぞれ通って伸びる。特に、そうした取り付け要素は、留め具要素として構成され、車の構造内の対応する開口と共にスナップオン結合に入るよう適合・構成される。これは、そうした取り付け要素を(車内に取り付けられた状態のエアーバッグ装置に関して)エアーバッグ装置の後側に車のインテリアと反対に取り付けることを可能にし、外から見えないアセンブリが可能になる。
はめ込み要素は、如何なる素材で作ることもできる。実施形態では、はめ込み要素は、プラスチック部分又はシート状の金属部分として構成される。
既に述べたように、はめ込み要素は、エアーバッグの長手方向で相互に連続する複数の部分から作られる。更に、ここでは、はめ込み要素の異なる部分が、異なる側面形状を有し、それは、例えば、考慮される部分のエアーバッグの厚さに、及び/又は、考慮される部分の領域の設置可能空間に基づくことが考えられる。
同様に既に述べたように、はめ込み要素の少なくとも1つの部分は、取り付け手段を通る1つの孔を有する。この部分は、エアーバッグパッケージに折り畳み可能に取り付けられる。エアーバッグに折り畳み可能に取り付けられるその部分は、エアーバッグフラップを形成し、車内でエアーバッグを取り付けるのに使用される。その孔を通って挿入される取り付け手段と共に、そうしたフラップは、ここでは、折り畳まれたエアーバッグパッケージに逆に折り畳まれ、例えば、接着テープを用いて固定することが可能である。これは、エアーバッグ装置の外から見えないアセンブリを可能にする。
はめ込み要素は、基本的には細長く構成され、即ち、エアーバッグパッケージの全体長に渡って、又は、少なくともその一部分の長さに渡って伸びる。それは、細長い側面形状として構成され、基本的には、車内の構造に適合する如何なる形状をも有する。存在するはめ込み要素は平坦な側面部として構成され、即ち、実質的に矩形の長手方向に伸びるプレートによって形成される。他の実施形態では、はめ込み要素は、角度側面部又は円形側面部によって形成される。
一実施形態では、エアーバッグ装置は、追加的に被覆手段を有し、エアーバッグパッケージとはめ込み要素とを包み込み、固定する。その被覆手段は、一実施形態では、ここで、エアーバッグパッケージがはめ込み要素が押される形態で固定されるように、エアーバッグパッケージとはめ込み要素とを包み込む。はめ込み要素を使用することで可能になる、断面寸法の定義、及び/又は、エアーバッグパッケージの厚さの減少は、それ故、その被覆手段によって維持される。そうした被覆手段は、例えば、柔軟性のあるカバーや接着性のストリップである。
被覆手段として柔軟性のあるカバーを使用する場合、以下の点が考えられ、一実施形態では、そのカバーは、少なくとも1つの折り畳み可能な領域を形成し、畳み込まれた状態で、取り付け要素の上に配置されるように構成・適合され、その取り付け要素は車内でエアーバッグ装置を固定するのに使用される。折り込まれた折り畳み可能領域は、ここでは、取り付け要素と折り畳まれたエアーバッグとの間に位置し、エアーバッグ素材を、取り付け手段によって生ずる可能性のある損傷から保護する。
本発明は、更に、エアーバッグ装置を製造する方法に関する。その方法は以下のステップを有する:
― エアーバッグを供給するステップ、
― はめ込み要素を供給するステップであって、そのはめ込み要素は、細長い平坦な側面部として構成され、長さと高さを有し、折り畳まれたエアーバッグに関して断面寸法を定義し、それによって、所望の断面寸法で固定するように供給・構成される、ステップ、
― はめ込み要素は、複数の部分から作られ、エアーバッグの長手方向に相互に連続し、そして、そのはめ込み要素の少なくとも1つの部分は、取り付け手段を通る1つの孔を有し、車内でエアーバッグ装置を固定するのに使用され、
― はめ込み要素をエアーバッグに取り付け、及び/又は、はめ込み要素をエアーバッグのポケット又はループの中に配置するステップ、
― 長さと高さを有するエアーバッグパッケージを形成するようにエアーバッグを折り畳むステップであって、前記はめ込み要素は、エアーバッグパッケージの少なくとも一部の長さに実質的に相当する長さを有し、前記はめ込み要素は、エアーバッグパッケージの高さに実質的に相当する高さを有する、ステップ、
― 取り付け手段を通過する孔を有する部分は、エアーバッグパッケージに折り畳み可能に取り付けられ、エアーバッグフラップを形成する。
一実施形態では、エアーバッグパッケージは、折り畳みのステップの後、はめ込みパッケージに対して押圧され、エアーバッグパッケージは、その厚さを減少することが考えられる。厚さが減少したエアーバッグパッケージを固定するステップが、更に、折り畳みと減少された厚さが維持されるように、押圧する間又はその後に行われる。例えば、エアーバッグパッケージをはめ込み要素に対して押圧するステップは、エアーバッグパッケージを柔軟性のあるカバーにしまい込む間に、又は、接着テープを取り付ける間に行われる。
本発明は、更に、引き続いて、複数の例示的な実施形態を用いて、図面を参照して説明される。
本発明は、エアーバッグ装置に基づいて引き続き説明され、そのエアーバッグ装置は、頭部保護用装置の形態で構成され、その頭部保護用装置は、備え付けられた状態で、横方向の車の構造に沿って伸び、その中で、膨張した状態のエアーバッグは1つ又は複数の膨張範囲を形成し、それにより、特に、少なくとも1つの車のサイド窓ガラスが大きくカバーできるようになる。しかしながら、側面の衝突の際に車の乗員の頭部を保護する、そうしたエアーバッグ装置に基づいた本発明の説明は、単なる一例として理解されるべきである。本発明の原理は、他の種類のエアーバッグ装置においても同様に実現可能であり、例えば、サイドエアーバッグとして構成されるエアーバッグ装置、又は、車のボディシェル上に配置され、他の通行関係者、例えば、歩行者を保護するのに使用されるエアーバッグ装置においても実現することができる。
図1A乃至1Dは、エアーバッグ装置の第1の実施形態を示し、折り畳まれたエアーバッグパッケージと、はめ込み要素とを有し、及び、そうしたエアーバッグ装置を製造するプロセスの一連のステップを有する。
図1Aによれば、エアーバッグ2が供給され、それは2つのエアーバッグ層21,22からなる。エアーバッグ層21,22は、2つの縫い目31,32によって互いに結合され、その縫い目はエアーバッグ2の上端部25の範囲、及び、下端部26の範囲に形成され、平らに広がったエアーバッグの長手方向に伸びる。追加的に、エアーバッグ2の異なる範囲を定義するダーツ33が任意的に供給され得る。設置の際には、不図示のガス生成器を介してガスがエアーバッグ2の中へ導かれ、それによって、広範囲のガスクッションが形成され、衝突の際に車の乗員を保護する。
縫い目31の上部には、2つのエアーバッグ層21,22が2つの布製のストリップ21a、22aを形成する。はめ込み要素1は、平坦な側面部として構成され、エアーバッグ2の長手方向に同様に伸びるよう供給される。ここでは、その素材ストリップ21a、22aの高さは、はめ込み要素1の高さに実質的に相当する。
はめ込み要素1は、素材ストリップ22aに結合される。これは、例えば、取り付け要素4を用いて行われ、その取り付け要素4は、一方で布製の層22aの開口27を通って、他方ではめ込み要素1の開口11を通って挿入される。取り付け要素4は、ここでは、留め具要素を有し、それは、スナップオン接続手段によって対応する車内の留め具要素に結合可能であり、車内にエアーバッグ装置を取り付けることができる。
図1Bによれば、はめ込み要素1のエアーバッグ層22aへの結合が取り付け要素4を用いて行われる。複数のそうした取り付け要素4を、エアーバッグ2の長手方向に供給することもできる。ここで、図1Aは、エアーバッグ2とはめ込み要素1との一部分を単に例示するものであることが指摘される。
はめ込み要素1のエアーバッグ層22aへの結合の代わりに、又は、補充的に、他の結合手段が供給されることも可能であり、はめ込み要素1をエアーバッグ層22aに結合することができる。例えば、縫い上げ又は接着結合を行うことができる。
第2のエアーバッグ層21aは、取り付け要素4を覆う保護層として使用される。この保護層21aは、とりわけ、折り畳まれたエアーバッグ2を、取り付け要素4によって引き起こされる可能性のある損傷から保護する。
図1Bによれば、エアーバッグは、上端部25の方向に、下端部26から始まって折り畳まれる。この折り畳みは、例えば、図1C及び図1Dに示されるように、巻き折り畳みとして行われる。しかしながら、同様に、ジグザグ折り畳み、巻き折り畳みとジグザグ折り畳みとの組合せ、又は、他の折り畳みを使用することができる。
エアーバッグパッケージ5を形成するようエアーバッグ2を折り畳むことは、折り畳まれたエアーバッグの高さHが、実質的にはめ込み要素1の高さに相当するように行われる。更に、はめ込み要素1は長さ(図面平面と垂直な)を有し、その長さは、全体のエアーバッグパッケージ5の長さに相当するか、又は、エアーバッグパッケージ5の少なくとも一部分、或いはその部分範囲に相当する。
図1Cは、折り畳まれたエアーバッグパッケージ5を示し、平坦に形成されたはめ込み要素1の両面のうちの1つの上に全面的に形成される。エアーバッグパッケージとはめ込み要素1との寸法を実質的に一致させることにより、エアーバッグパッケージ5をはめ込み要素に対して押圧し、これによって、エアーバッグパッケージ5の断面寸法を新たに定義することが可能である。例えば、もともとは巻き折り畳みのために存在していた、エアーバッグパッケージの円形又は卵形形状を平らにし、それにより、エアーバッグパッケージの厚さBを減少することが可能である。
場合によっては厚さが減少した、エアーバッグパッケージ5の新たに定義された形状を固定するため、柔軟なカバー6の形態の被覆手段が供給され、その被覆手段は、エアーバッグパッケージ5とはめ込み要素1との周りを取り囲む。それから、エアーバッグ装置は最終的に仕上げられ、そして、供給・構成されて車内に備え付けられる。
取り付け要素4はエアーバッグパッケージの後側に突出するので、外から見えないアセンブリが可能である。折り畳まれたエアーバッグパッケージ5からはみ出る、別の取り付けフラップは必要ではない。
はめ込み要素1によって、エアーバッグパッケージの定義された高さH、及び、定義されてその結果減少した厚さBを与えることが可能になる。ここで、厚さBは、はめ込み要素1の高さに基づき、同じく、車内に取り付けられた状態のエアーバッグ装置に関してz方向のエアーバッグのカバー領域に基づく。
図2A乃至2Dは、代替的な実施形態を示し、図1A乃至1Dの実施形態とは、はめ込み要素1をエアーバッグ2に取り付ける方法に関して異なる。即ち、この実施形態では、ポケット23が上端部25に形成され、例えば、図1A乃至1Dの2つの素材ストリップ21a、22aを一緒に縫うことにより形成される。しかし、ポケット23は、代替的に、分離して製造され、それからエアーバッグ2に結合されてもよい。はめ込み要素1は、ポケット23の中に挿入され、こうして、エアーバッグに結合される。はめ込み要素1をエアーバッグ2に対して固定することは、再び、1つ以上の取り付け要素4によって行われ、その取り付け要素は、はめ込み要素1の開口部11と共にポケット23の両方の層の孔27を通る。
エアーバッグの折り畳みは、図1A乃至1Dを参照して説明されるように行われる。エアーバッグパッケージ5を折り畳んだ後、再びエアーバッグパッケージ5は定義された寸法を有し、そのエアーバッグパッケージをはめ込み要素1に対して押圧することによりその厚さを減少することができ、カバー6によって、その形状が固定され、厚さが減少する。ここで、エアーバッグパッケージ5をはめ込み要素1に対して押圧することは、別個のプロセスステップとして行われる必要はなく、しかし、代わりに、カバー6で全体を覆う際に行うことができる。
図3A乃至3Dは、一実施形態を示し、はめ込み要素1はエアーバッグ2の上端部25には取り付けられないが、下端部26に取り付けられる。ここでは、はめ込み要素1は、如何なる方法であっても、エアーバッグの下端部26に結合される。折り畳みのプロセスは、エアーバッグ2がはめ込み要素1と共に上端部25に向かって折り畳まれるように行われる。巻き折り畳みが再度例示されるが、ジグザグ折り畳み、巻き折り畳みとジグザグ折り畳みの組合せといった他の折り畳みが同様に行われることが可能である。
図3A乃至3Dの実施形態においては、エアーバッグ2は、追加のエアーバッグフラップ7を有し、そのフラップは、フラップ7を貫通するボルト4を用いて、そのエアーバッグを車に取り付けるように使用される。
折り畳まれたエアーバッグパッケージ5は、はめ込み要素1の高さに実質的に相当する高さを有する。さらに、所定の厚さBが与えられ、その厚さは折り畳まれたエアーバッグをはめ込み要素1に対してプッシュすること又はプレスすることにより減少することができる。エアーバッグを折り畳んで、カバー6の内部にしまい込んだ後は、結果的に、図1A乃至1D、図2A乃至2Dの実施形態と類似して、エアーバッグパッケージは所望の高さHと所望の厚さBを有する。ここで、厚さBの寸法は、再び、はめ込み要素1の高さに基づき、及び、z方向のエアーバッグのカバー領域に基づく。
図3A乃至3Dの実施形態において、折り畳まれたエアーバッグパッケージ5は、巻き折り畳みによってはめ込み要素1を巻き上げるため、はめ込み要素1に関してはみ出ることが示される。その点では、エアーバッグパッケージの高さHは、はめ込み要素1の高さよりも多少大きい。しかしながら、はめ込み要素1の高さと、折り畳まれたエアーバッグパッケージ5の高さは、「実質的に」同一であり、即ち、その異なる高さにもかかわらず、はめ込み要素1は、エアーバッグパッケージの定義された断面寸法を与えるよう適合され構成され、カバー6によってその寸法は維持される。
図1A乃至3Dでは、はめ込み要素1は、一片の平らな側面部として例示される。しかしながら、一片の構成の代わりに、複数の個々の部分によってはめ込み要素1を形成して供給することが可能であり、その部分は、エアーバッグの長手方向に互いに連続する。さらに、はめ込み要素1が平らな側面部として構成されるということは一実施形態を例示的に示しているに過ぎない。側面の可能な形状は、図4乃至7に示される。はめ込み要素1が複数の個々の部分から作られる場合は、さらに、個々の部分は様々な側面部を有するよう供給されてもよい。
図4では、折り畳まれたエアーバッグパッケージ5、平らな側面部1、及び柔軟なカバー6を有するエアーバッグ装置が示され、そのエアーバッグ装置は、図1D,2D及び3Dのエアーバッグ装置に対応する。例えば、その平らな側面部では、巻き折り畳みは平らにすることが可能であり、又は、ジグザグ折り畳みは追加的にその厚さを減少することが可能である。
図5は、2つの辺12a、12bを有する角度側面部12を示し、その2つの辺は、互いに直角を成し、折り畳まれたエアーバッグパッケージ5の2つの側面に向かって横たわる。
これらの辺12a、12bの間に、エアーバッグパッケージ5が円弧状のコース51を有し、円弧51の半径は、角度側面部12がどのような種類であるかに基づく。
図6は、円形側面部13として構成されるはめ込み要素を示す。図7は、任意の種類の形状を有する側面部14の例を示し、エアーバッグパッケージの形状が如何にして車のシェル構造に最適に適合できるかに応じて、構成される。
また、図4乃至7のはめ込み要素1,12,13、14の実施形態群においては、はめ込み要素1,12,13,14の高さは、折り畳まれたエアーバッグパッケージ5の高さと実質的に相当することが示される。
図8Aと図8Bは、エアーバッグ装置が取り外されなければならない場合、取り付け要素4のアクセスのし易さを示す。この目的のため、柔軟なカバー6は取り付け要素4の範囲で露出されるようカットされるか、又は、必要に応じて露出されるようカットされることが考えられる。その後、取り付け要素4の上に位置するエアーバッグパッケージ5は、少しサイドへプッシュされる。図8Bを参照のこと。その後、取り付け要素4は、アクセス可能であり、そのモジュールは、取り外し指示マニュアルに従って、取り外すことができる。
図8A、8Bにおけるはめ込み要素1は、一片で構成されても、また個々の部分から形成されてもよいことが示される。
図9A,9B,10A,10B,11A,11Bは、取り付け要素4をエアーバッグ装置の後側に配置する3つの変形例を示し、そのエアーバッグ装置は、例えば、図1A乃至図1Dのエアーバッグ装置に対応して構成される。ここで、その後側は、エアーバッグ装置が車内に備え付けられる際に、横方向の車の構造の方向を指し示す、エアーバッグ装置の側である。
3つの全ての変形例において、はめ込み要素1は、一片で構成されないが、代わりに、1つの取り付け要素4の領域の両側で各々遮られる。はめ込み要素1の対応する部分16が図9Aで示される。その部分16は、エアーバッグの対応する形状の素材部分28に、取り付け要素4によって結合され、そして、このようにエアーバッグパッケージ5に折り畳み可能に取り付けられる。部分16と素材部分28とは、1つのエアーバッグフラップ8を形成し、その結果、エアーバッグ装置を車両構造に取り付けることができる。
エアーバッグパッケージ5は、連続した柔軟なカバー6に取り囲まれる。素材部分28とはめ込み要素の部分16とによって形成されるフラップ8は、カバー6の切り取った部分を通してカバー6から外へ導かれる。
カバー6で、折り畳まれたエアーバッグパッケージとはめ込み要素の他の部分との全体に覆ってカバーした後、エアーバッグフラップ8は、エアーバッグ装置の後側に、例えば2つの接着ストリップ91,92によって固定される。エアーバッグフラップをカバー6とエアーバッグパッケージ5の上に逆に折り畳むことによって、その装置の全体の高さは、エアーバッグパッケージの高さ、又は、はめ込み要素1の高さにそれぞれ減少する。同時に、外から見えないアセンブリの可能性は、後側に備え付けられた取り付け要素4によって与えられ、その取り付け要素は、留め具要素を有してスナップロックを形成する。
図10A、10Bの変形例は、エアーバッグ装置が柔軟なカバーを有していないことを除き、図9A、9Bの変形例に対応する。代わりに、折り畳まれたエアーバッグパッケージは、接着ストリップ93,94で固定される。図10A,10Bでは、はめ込み要素の他の部分15,17を見て取ることができる。
図11A,11Bの変形例では、柔軟なカバー6は、エアーバッグフラップ8の領域で切り抜かれ、そうして、エアーバッグパッケージとはめ込み要素をカバー6の中へしまい込んだ後、この部分は折り畳まれる。エアーバッグフラップ8は、図9A、9B,10A、10Bに対応して構成される。エアーバッグフラップ8は、バッグパッケージ5の上に配置されるか又は折り畳まれ、その後、柔軟なカバー6の折り畳み可能な領域61は取り付け要素4を越えて固定される。取り付け要素4は、折り畳み可能な領域61の孔62を通って突き出る。また、固定することは、接着ストリップによっても行われることができる。
図9A,9B,10A,10B、11A,11Bの変形例では、はめ込み要素1が一片で構成され、即ち、はめ込み要素1は取り付け要素4やエアーバッグフラップ8の領域では遮断されないということも基本的に考えられる。この場合、部分16は、実際のはめ込み要素1の上に折り畳まれた追加のはめ込み要素を表すだろう。
代替的には、はめ込み要素1を一片で提供する場合、図3Aのエアーバッグフラップ7に対応する分離したエアーバッグフラップが考えられる。そうしたエアーバッグフラップは、例えば、柔軟なカバーの切り抜きから外へ導かれるか、又は、柔軟なカバーは部分から作られ、その部分はエアーバッグパッケージ5上のそうしたエアーバッグフラップの左と右とに夫々備え付けられる。
図12A、12B、12Cは、一実施形態を示し、図11A,11Bと類似の形態で、柔軟なカバー6は折り畳み可能な領域61を形成する。この領域61は、エアーバッグパッケージ5とはめ込み要素1を柔軟なカバー6の中にしまい込んだ後、畳み込まれ、そうして、取り付け要素4を越えて、取り付け要素4とエアーバッグパッケージ5との間に配置される。これは、エアーバッグパッケージ5の保護のために用いられる。ここで、はめ込み要素1は、図9A,9B,10A,10B,11A,11Bに従って、一片で、又は、複数の部分からも作ることも可能である。
図1Aは、エアーバッグ装置の第1の実施形態であって、エアーバッグの上端部に取り付けられたはめ込み要素を使用した折り畳みプロセス及びその折り畳まれたエアーバッグパッケージを示す。 図1Bは、エアーバッグ装置の第1の実施形態であって、エアーバッグの上端部に取り付けられたはめ込み要素を使用した折り畳みプロセス及びその折り畳まれたエアーバッグパッケージを示す。 図1Cは、エアーバッグ装置の第1の実施形態であって、エアーバッグの上端部に取り付けられたはめ込み要素を使用した折り畳みプロセス及びその折り畳まれたエアーバッグパッケージを示す。 図1Dは、エアーバッグ装置の第1の実施形態であって、エアーバッグの上端部に取り付けられたはめ込み要素を使用した折り畳みプロセス及びその折り畳まれたエアーバッグパッケージを示す。 図2Aは、エアーバッグ装置の第2の実施形態であって、エアーバッグの上端部のポケット内に挿入されたはめ込み要素を使用した折り畳みプロセス及びその折り畳まれたエアーバッグパッケージを示す。 図2Bは、エアーバッグ装置の第2の実施形態であって、エアーバッグの上端部のポケット内に挿入されたはめ込み要素を使用した折り畳みプロセス及びその折り畳まれたエアーバッグパッケージを示す。 図2Cは、エアーバッグ装置の第2の実施形態であって、エアーバッグの上端部のポケット内に挿入されたはめ込み要素を使用した折り畳みプロセス及びその折り畳まれたエアーバッグパッケージを示す。 図2Dは、エアーバッグ装置の第2の実施形態であって、エアーバッグの上端部のポケット内に挿入されたはめ込み要素を使用した折り畳みプロセス及びその折り畳まれたエアーバッグパッケージを示す。 図3Aは、エアーバッグ装置の第3の実施形態であって、エアーバッグの下端部に取り付けられたはめ込み要素を使用した折り畳みプロセス及びその折り畳まれたエアーバッグパッケージを示す。 図3Bは、エアーバッグ装置の第3の実施形態であって、エアーバッグの下端部に取り付けられたはめ込み要素を使用した折り畳みプロセス及びその折り畳まれたエアーバッグパッケージを示す。 図3Cは、エアーバッグ装置の第3の実施形態であって、エアーバッグの下端部に取り付けられたはめ込み要素を使用した折り畳みプロセス及びその折り畳まれたエアーバッグパッケージを示す。 図3Dは、エアーバッグ装置の第3の実施形態であって、エアーバッグの下端部に取り付けられたはめ込み要素を使用した折り畳みプロセス及びその折り畳まれたエアーバッグパッケージを示す。 図4は、エアーバッグパッケージと平坦な側面部として構成されたはめ込み要素とを有するエアーバッグ装置を示す。 図5は、エアーバッグパッケージと角度側面部として構成されたはめ込み要素とを有するエアーバッグ装置を示す。 図6は、エアーバッグパッケージと円形側面部として構成されたはめ込み要素とを有するエアーバッグ装置を示す。 図7は、エアーバッグパッケージとはめ込み要素とを有するエアーバッグ装置であって、そのはめ込み要素は、基本的には任意形状の側面部によって形成される。 図8Aは、折り畳まれたエアーバッグパッケージ、はめ込み要素、及び柔軟なカバーを有するエアーバッグ装置であって、そこでは取り付け要素へのアクセスが供給される。 図8Bは、折り畳まれたエアーバッグパッケージ、はめ込み要素、及び柔軟なカバーを有するエアーバッグ装置であって、そこでは取り付け要素へのアクセスが供給される。 図9Aは、取り付け要素をエアーバッグ装置に取り付ける、第1の変形実施例であって、折り畳まれたエアーバッグパッケージとはめ込み要素とを有する。 図9Bは、取り付け要素をエアーバッグ装置に取り付ける、第1の変形実施例であって、折り畳まれたエアーバッグパッケージとはめ込み要素とを有する。 図10Aは、取り付け要素をエアーバッグ装置に取り付ける、第2の変形実施例であって、折り畳まれたエアーバッグパッケージとはめ込み要素とを有する。 図10Bは、取り付け要素をエアーバッグ装置に取り付ける、第2の変形実施例であって、折り畳まれたエアーバッグパッケージとはめ込み要素とを有する。 図11Aは、取り付け要素をエアーバッグ装置に取り付ける、第3の変形実施例であって、折り畳まれたエアーバッグパッケージとはめ込み要素とを有する。 図11Bは、取り付け要素をエアーバッグ装置に取り付ける、第3の変形実施例であって、折り畳まれたエアーバッグパッケージとはめ込み要素とを有する。 図12Aは、折り畳まれたエアーバッグパッケージ、はめ込み要素、及び柔軟な保護用カバーを有するエアーバッグ装置の一実施形態であって、その柔軟な保護用カバーは、保護層として用いられる折り畳み可能な或る範囲を形成する。 図12Bは、折り畳まれたエアーバッグパッケージ、はめ込み要素、及び柔軟な保護用カバーを有するエアーバッグ装置の一実施形態であって、その柔軟な保護用カバーは、保護層として用いられる折り畳み可能な或る範囲を形成する。 図12Cは、折り畳まれたエアーバッグパッケージ、はめ込み要素、及び柔軟な保護用カバーを有するエアーバッグ装置の一実施形態であって、その柔軟な保護用カバーは、保護層として用いられる折り畳み可能な或る範囲を形成する。

Claims (7)

  1. 長手方向における長さと垂直方向における高さを有するエアーバッグパッケージを形成する、折り畳まれたエアーバッグと、
    前記エアーバッグに直接に結合される、及び/又は、その中に配置され、長手方向における前記エアーバッグパッケージ全体の長さに相当する長さと、垂直方向における前記エアーバッグパッケージの高さに相当する高さとを有するはめ込み要素と
    を有し、
    前記はめ込み要素は、細長い平坦な側面部として構成され自動車の人保護システム用エアーバッグ装置であって、
    前記はめ込み要素は、前記エアーバッグの長手方向に互いに直接連続する複数の部分から作られ、
    前記はめ込み要素の少なくとも1つの部分は、車内に前記エアーバッグ装置を取り付けるのに使用される取り付け手段を通すため、孔を有しており、及び
    当該部分は、折り畳み可能に前記エアーバッグパッケージ上に取り付けられ、それによりエアーバッグフラップを形成する、エアーバッグ装置。
  2. 前記はめ込み要素は、前記エアーバッグの下端部で、前記エアーバッグの長手方向に伸び、当該下端部は上端部へ折り上げられるもので、前記エアーバッグは前記はめ込み要素と共に前記上端部へ折り畳まれる、請求項1に記載のエアーバッグ装置。
  3. 被覆手段が前記エアーバッグパッケージと前記はめ込み要素とをカバーし、前記被覆手段は、前記エアーバッグパッケージを前記はめ込み要素に対して押された形態で固定する、請求項1又は2に記載のエアーバッグ装置。
  4. 前記被覆手段は柔軟性のあるカバーで形成され、前記カバーは、少なくとも1つの折り畳み可能な領域を形成し、当該領域は、折り込まれた状態で、車内に前記エアーバッグを取り付けるのに使用される取り付け手段の上に位置付けられるように構成・適合される、請求項3に記載のエアーバッグ装置。
  5. 前記孔が矩形の開口であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載のエアーバッグ装置。
  6. 以下のステップ:
    ― エアーバッグを供給するステップ、
    長い平坦な側面部として構成され、長さと高さを有する、はめ込み要素を供給するステップであって、ステップであって
    前記はめ込み要素は、エアーバッグの長手方向に相互に直接連続する複数の部分から作られ、そして、そのはめ込み要素の少なくとも1つの部分は、取り付け手段を通1つの孔を有し、車内でエアーバッグ装置を固定するのに使用されるステップ
    前記はめ込み要素をエアーバッグに取り付け、及び/又は、はめ込み要素をエアーバッグのポケット又はループの中に配置するステップ、
    長手方向における長さと垂直方向における高さを有するエアーバッグパッケージを形成するようにエアーバッグを折り畳むステップであって、前記はめ込み要素は、長手方向におけるエアーバッグパッケージ全体の長さに相当する長さを有し、前記はめ込み要素は、垂直方向におけるエアーバッグパッケージの高さに相当する高さを有する、ステップであって
    ― 取り付け手段を通孔を有する前記部分は、エアーバッグパッケージに折り畳み可能に取り付けられ、それによりエアーバッグフラップを形成するステップ、
    を有する、請求項1に記載のエアーバッグ装置を製造する方法
  7. 前記エアーバッグパッケージを前記はめ込み要素に対して押圧するステップであって、それにより前記エアーバッグパッケージは厚さが減少するステップ、及び前記折り畳みと減少した厚さが維持されるように、前記押圧するステップの間に又はその後に、その厚さが減少した前記エアーバッグパッケージを固定するステップを特徴とする、請求項6に記載の方法。

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