JP6816161B2 - エアバッグ及びエアバッグ組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用安全装置に関し、特に、エアバッグ及びエアバッグ組立体に関する。
車両において使用されるエアバッグは、緊急時に車両内の乗員を怪我から保護するために頻繁に使用される、重要な装置である。エアバッグの一種類として、カーテンエアバッグは、典型的には側部ドアの上部に取り付けられ、内側ルーフの下の車両構造の縁に位置する。更に、カーテンエアバッグは、車両が衝突したときに膨張し、それによって、それが拡張し、車両の内部の側部窓等の車両側部構造に対して膨張状態に展開するようになっている。これにより、乗員が車両の内部構造物に直接当たったり、又は車窓から投げ出されたりすることによって引き起こされる重大な怪我を防止することができる。このようなカーテンエアバッグの例が、図1及び図2に示されている。具体的には、図1は、畳み込み状態のカーテンエアバッグ1が、車両の長さ方向(すなわち、図1の左右方向は車両の幅方向である)で見た場合の、車両側部構造3(例えば、側部ドア)及び内側ルーフ2の下の空間にロール状に折り畳まれて収納されている状態を示す。図2は、カーテンエアバッグ1が、車両の長さ方向(すなわち、図2の左右方向)に膨張して展開する展開状態にあるカーテンエアバッグ1を示し、エアバッグは、車両側部構造3に沿って下方に展開して、乗員保護領域内で乗員の保護を提供するようになっている。
エアバッグの取付空間が非常に限られているため、典型的には、エアバッグは車両の特定の空間内にロール状態又は畳み込まれて折り畳まれた状態で取り付けられる。図3及び図4は、先行技術のエアバッグの2つの一般的なロール状折り畳み方式:ロール状折り畳み様式(図3に示す)及びN字状折り畳み様式(図4に示す)を示す。図3は、ロール状折り畳み様式に折り畳まれたエアバッグの概略側面図を示す。このようなロール状折り畳み方式で形成されたエアバッグ組立体は、その外形を容易に維持することができる。このため、エアバッグ組立体は、シールカバー等の筐体を別途設けることなく、その形状を維持することができる。しかしながら、このようなエアバッグ組立体の直径は比較的大きいため、車両内の限られた取付空間要件を満たすことができないことが多い。図4は、N字状折り畳み様式に折り畳まれたエアバッグの断面が相対的に平坦であり、車両内の小空間が占有されているが、その大きさを維持するためにシールカバー4が必要とされることを示す。しかしながら、N字状折り畳み様式に折り畳まれたエアバッグの外形は平坦ではないため、シールカバー4は、通常はエアバッグの延在した長さの実質的に全体にエアバッグを囲い込む必要がある。シールカバーが必要となるため、コストの低減が困難となる。
このため、現在の様式で折り畳まれたエアバッグエアバッグ折り畳みは、車両内の大きな空間を占有し、取付コスト及び固定コストが高い。
上記課題を解決するために、本発明は、展開状態と畳み込み状態とを備えるエアバッグを提供し、エアバッグは、膨張及び拡張して展開状態になったときに、乗員と車両内との間で乗員の保護を提供することができ、畳み込み状態のときに車両内の所定の空間に収容可能であり、エアバッグは、少なくとも第1の端部及び第2の端部を備え、第1の端部はエアバッグの自由端部であり、第2の端部はエアバッグを取付位置に固定するために使用されており、エアバッグは、畳み込み状態のときに、折り畳み部分及びロール部分を備え、折り畳み部分は、エアバッグの一部を「N」字状に折り畳むことにより形成されており、ロール部分は、折り畳み部分の周囲を囲み、折り畳み部分がロール部分の内側によって完全に囲まれるようになっており、第1の端部はまた、ロール部分の内側に位置する。
本発明の一実施形態によると、ロール部分は畳み込み部分から延在し、折り畳み部分の周囲を一体的かつ連続的に囲む。
本発明の一実施形態によると、ロール部分は第1のロールサブ部分及び第2のロールサブ部分を備えるように分岐しており、第1のロールサブ部分は折り畳み部分から延在し、折り畳み部分の周囲の少なくとも一部を囲み、第2のロールサブ部分は第1のロールサブ部分から分岐し、折り畳み部分の周囲の少なくとも一部を囲む。
ここで、第1のロールサブ部分及び第2のロールサブ部分が分岐する位置が、起点として使用される場合、折り畳み部分の周囲の少なくとも一部を囲んでいる第1のロールサブ部分の延在方向は、折り畳み部分の少なくとも一部を囲んでいる第2のロールサブ部分の延在方向の反対である。
好ましくは、ロール部分は、約1巻きのみ折り畳み部分の周囲を囲む。
好ましくは、折り畳み部分は、第1の端部を備える。
好ましくは、折り畳み部分は、第1の端部を備える。
本発明は、ガス発生器と、本発明によるエアバッグとを備えるエアバッグ組立体を更に提供する。
本発明の一実施形態によると、エアバッグ組立体は、エアバッグを対応する取付位置に固定する取付装置を更に備え、取付装置は、エアバッグの第2の端部に固定されている。
好ましくは、取付装置は、エアバッグのバックルを囲むように構成され、バックルの一部は、エアバッグ組立体の第2の端部に固定される。
本発明により提供されるエアバッグは、車両の小空間のみを必要とし、低い取付及び固定コストの利点を有する。
添付図面を参照して、以下に本発明を詳細に記述する。
先行技術による、車両の長さ方向から見たときの、車両内のエアバッグ1の取付位置の概略図を示し、エアバッグ1は、畳み込み状態である。 先行技術による、車両の幅方向から見たときの、エアバッグ1の位置の概略図を示し、エアバッグは展開状態である。 先行技術による、エアバッグ1のロール状折り畳み様式の概略側断面図を示す。 先行技術による、エアバッグ1のN字状折り畳み様式の概略側断面図を示す。 本発明の実施形態1による、エアバッグ10の側断面図を示す。 本発明の実施形態2による、エアバッグ20の側断面図を示す。 本発明の別の実施形態による、エアバッグ1の折り畳み様式を示す。 本発明の別の実施形態による、エアバッグ1の折り畳み様式を示す。 本発明の別の実施形態による、エアバッグ1の折り畳み様式を示す。 本発明による、エアバッグを取付位置に固定するためのバックルの概略図を示す。
図面の参照番号、1:カーテンエアバッグ;2:内側ルーフ;3:車両側部構造;4:シールカバー;10、20、30、40、50、100:エアバッグ;11、21、51:第1の端部;12:第2の端部;13、23、33、43、53:折り畳み部分;14、24、34:ロール部分;141、241、441:第1のロールサブ部分;142、242、442:第2のロールサブ部分;240:分岐位置;300:バックル。
本発明によるエアバッグの具体的な実装例を、添付図面を参照して、以下に記載する。本「発明を実施するための形態」及び以下の図面は、本発明の原理を例示的に図示するために用いられる。本発明は記載された好ましい実施形態に限定されない。本発明の保護範囲は、「特許請求の範囲」によって定義される。
更に、空間的に関連する用語(「上」、「下」、「左」、「右」)を用いて、図面に示される要素と別の要素との間の相対位置関係を説明する。したがって、空間的に関連する用語は、実際の適用において、図面に示されるものとは異なる方向に適用される場合がある。明らかに、これらの全ての空間的に関連する用語は、説明を容易にするために図面に示される方向を指すが、当業者は図面に示されるものとは異なる方向が使用され得ることを理解できるだろう。同一又は類似の参照番号は、エアバッグ内の同一又は類似の構造を表す。
添付図面を参照して、本発明の実施形態によるエアバッグを、以下に説明する。
実施形態1
図5は、本発明の実施形態1による、エアバッグ10の概略側断面図を示す。図5に示すように、エアバッグ10は、第1の端部11及び第2の端部12を有する。第1の端部11又は第2の端部12のいずれか一方が自由端部として使用される。他方は、エアバッグ10を車両の取付位置に固定するために用いられる。例えば、この実施形態において、第1の端部11はエアバッグ10の自由端部であり、第2の端部12はエアバッグ10を車両内の所定の取付位置に固定するために用いられる。図7に示される車両内のエアバッグ10の取付位置は、図1及び図2に示されるカーテンエアバッグ1の取付位置を指し得る。すなわち、エアバッグ10は、車両側部構造(例えば、側部ドア)及び内側ルーフの下の空間に位置している。
図5に示されるエアバッグ10は、畳み込み状態にあり、折り畳み部分13及びロール部分14を有する。折り畳み部分13は、エアバッグ10の一部を「N」字状に折り畳むことにより形成されている。ロール部分14は、折り畳み部分13から延在する。更に、ロール部分14は、折り畳み部分13の周囲を一体的かつ連続的に囲む。実施形態1において、ロール部分14は、約1巻き折り畳み部分13の周囲を囲み、折り畳み部分13がロール部分14の内側によって完全に囲まれるようになっており、第1の端部11はまた、ロール部分14の内側に位置する。
本発明のこの実施形態によるエアバッグ10のロール部分14は、折り畳み部分13を完全に囲むため、エアバッグ10の形状は、エアバッグ10の一部として機能するロール部分14を使用して維持することができる。このため、体積が「N」字形状折り畳みの小型化手順を改善することによって削減され得、エアバッグが畳み込み状態にあるときにエアバッグ10の形状を十分に維持するためのシールカバーは不要である。これにより、エアバッグ10を取付及び固定するためのコストが大幅に削減される。同時に、折り畳み部分13を有するエアバッグ10の断面は、平坦にして占有空間を最適化するように構成され得る。
例えば、車両事故時等、エアバッグ10を膨張して展開することが望ましいとき、エアバッグ10は膨張し、車両側部構造3に対して下方に拡張して展開し、第1の端部11が拡張して自由端部を形成し、乗員保護領域内で乗員の保護を提供する。
更に、一実施例として、実施形態1に示されるエアバッグ10を製造する場合には、エアバッグの一部は第1の端部11から「N」字形状に折り畳まれて折り畳み部分13を形成してもよい。次に、残りの部分が折り畳み部分13の周りに巻き付いてロール部分14を形成し、折り畳み部分がロール部分14の内側によって完全に囲まれるようになる。したがって、第1の端部もまた、ロール部分14の内側に位置する。
実施形態2
図6は、本発明の実施形態2による、エアバッグ20の側断面図を示す。実施形態2は、実施形態1と実質的に同一の技術的解決策を有する。主な違いは、エアバッグ20のロール部分24が、第1のロールサブ部分241及び第2のロールサブ部分242へと分岐していることである。第1のロールサブ部分241は、折り畳み部分23から延在し、折り畳み部分23の周囲の少なくとも一部を囲む。第2のロールサブ部分242は、第1のロールサブ部分241から分岐し、折り畳み部分23の周囲の少なくとも一部を囲む。
図6に示される実施形態において、第1のロールサブ部分241及び第2のロールサブ部分242が分岐する位置240を起点としてとる場合、折り畳み部分23の周囲の少なくとも一部を囲んでいる第1のロールサブ部分241の延在方向は、折り畳み部分23の少なくとも一部を囲んでいる第2のロールサブ部分242の延在方向の反対である。第1のロールサブ部分241及び第2のロールサブ部分242は共に、折り畳み部分23を完全に囲んでいる。更に、第1の端部21もまた、ロール部分24の内側に位置している。
本発明のこの実施形態によるエアバッグ20のロール部分24は、第1のロールサブ部分241及び第2のロールサブ部分242を備える。第1のロールサブ部分241及び第2のロールサブ部分242は共に、折り畳み部分23を完全に囲むため、エアバッグ20は、畳み込み状態で形状を維持するためにシールカバーを必要としない。これにより、エアバッグを取付及び固定するためのコストを大幅に削減する。同時に、折り畳み部分23を有するエアバッグ20の断面は平坦であるため、車両内で占有される空間は小さい。
本発明の実施形態2において、第2のロールサブ部分242は、第1のロールサブ部分241と共に一体的に形成されてもよく、又は別部品として第1のロールサブ部分241に縫製、接着、及びその他の方法で取り付けられてもよい。例えば、エアバッグの畳み込み状態は、第2のロールサブ部分242の一端を、エアバッグの第2の端部に近接する第1のロールサブ部分241の位置に取り付け、次いで、折り畳み部分の周りに第2のロールサブ部分242を巻き付けることによってより良好に維持され得る。
本発明のこの実施形態によるエアバッグ20の拡張及び展開プロセスは、実施形態1と同様であり、ここで詳細に記載されない。
更に、一実施例として、実施形態2に示されるエアバッグ20を製造するときに、エアバッグの一部は第1の端部21から「N」字形状に折り畳まれて折り畳み部分23を形成してもよい。次に、残りの部分が例えば、分岐点240まで折り畳み部分23の周りに巻き付いて、第1のロールサブ部分241を形成する。分岐した部分は、分岐点240から引き続き巻き付いて、第2のロールサブ部分242を形成する。このようにして、折り畳み部分はロール部分24の内側によって完全に囲まれる。更に、第1の端部23も、ロール部分24の内側に位置している。
他の実施形態
本発明によるエアバッグのいくつかの実施形態を前に記載したが、本発明はそれらに限定されない。他の実装例もまた可能である。
本発明の実施形態1として、図5に示すように、ロール部分14は、約1巻きのみ折り畳み部分13の周囲を囲む。しかしながら、当業者は、ロール部分14がまた、折り畳み部分13の周囲を1巻きより多く又は更に複数の巻きで囲み得ることを理解できるだろう。例えば、図7に示すように、ロール部分14は、折り畳み部分13の周囲を約2巻き囲む。巻き数が多い場合には、折り畳まれた畳み込み状態でのエアバッグの形状はより良好に維持され得るが、エアバッグの展開速度に悪影響を与え得る。
本発明の実施形態2として、図6に示すように、折り畳み部分23の周囲の少なくとも一部を囲んでいる第1のロールサブ部分241の延在方向は、折り畳み部分23の周囲の少なくとも一部を囲んでいる第2のロールサブ部分242の延在方向の反対である。しかしながら、当業者は、本発明は図8に示される実装例に限定されないことを理解できるだろう。例えば、本発明は、図8に示されるような実装例を更に含んでもよい。すなわち、折り畳み部分43の周囲の少なくとも一部を囲んでいる第1のロールサブ部分441の延在方向は、折り畳み部分43の周囲の少なくとも一部を囲んでいる第2のロールサブ部分442の延在方向と同一である。
本発明の前述の実施形態において、折り畳み部分は自由端部としての第1の端部を含む。すなわち、製造時には、折り畳み部分は、自由端部を「N」字状にまず折り畳むことによって形成され得る。しかしながら、当業者は、本発明はそれらに限定されないことを理解できるだろう。例えば、本発明はまた、図9に示されるような実装例を更に含んでもよい。すなわち、第1の端部51は、折り畳み部分53に含まれておらず、したがって折り畳み部分53の一部ではない。この実施形態において、例えば、製造の際に、自由端部51から所定の距離での位置から折り畳みを行って、折り畳み部分53を形成してもよい。更に、開始点の一部としての自由端部51はまた、折り畳み部分の一部又は更には周囲の周りに巻き付くように形成されてもよい。この場合、自由端部51から折り畳み部分53までの長さが十分に長い場合には、その一部を別の折り畳み部分として形成することもできることがまた理解されるだろう。これらの全ての場合において、最外ロール部分を、折り畳み部分の周囲を囲むように形成し、第1の端部をロール部分の内側に位置させることを可能にすることにより、本発明の目的を達成することができる。
上述のエアバッグに加えて、本発明は、エアバッグ組立体を更に提供する。エアバッグ組立体は、ガス発生器及び前述の実施形態によるエアバッグを備える。ガス発生器は、起爆時にエアバッグを膨張するために使用され、エアバッグを膨張及び展開させる。
より具体的には、エアバッグ組立体は、エアバッグを対応する取付位置に固定するためのバックル300を更に備え得る。図10に示すように、バックル300の近傍の概略図が示されている。図10では、エアバッグ100は完全には示されていないが、バックル300の近傍にエアバッグ100の一部のみが示されている。バックル300の一部は、エアバッグの第2の端部(図面には示さず)に固定され、エアバッグ100を囲む。バックル300の別の一部は、バックルの端部の開口部を通って突出し、エアバッグの外周を囲む。突出部は、エアバッグを対応する取付位置に固定するために使用することができる。これにより、バックル300は、エアバッグ100の形状を維持することができ、エアバッグ組立体を容易に取り付けることができる。
本発明によるエアバッグ自体が滑らかな一体形状を維持することができるため、シールカバーの必要性を排除することが可能である。更に、形状を維持し、取り付けを行うために、バックルのような簡単な装置を使用することが可能である。
当業者は、エアバッグ組立体の取付装置が上述のバックルに限定されないことを理解できるだろう。当業者は、特定の状況によって、エアバッグを車両の所定の取付位置に固定することができる、任意の取付装置を使用できるだろう。例えば、エアバッグは、凹形及びかぎ状の部材等を用いて、及び/又は特定の用途シナリオに応じて、リベット締め、接着、スナッピング等の方法によって、車両の所定の取付位置に固定することができる。
上述のように、本発明の例示的な実施形態を、本明細書中の添付図面を参照して説明したが、本発明は上記の実装例に限定されない。本発明の保護範囲は、「特許請求の範囲」及びそれらの同等の意味によって定義されるべきである。

Claims (5)

  1. 車両のルーフライニングの内側に収容された折り畳み状態と、当該畳み込み状態から下方に向かって展開する展開状態とを備えるエアバッグであって、
    膨張及び拡張して前記展開状態になったときに、乗員と車両側部構造との間で乗員保護する構成であり、
    少なくとも第1の端部及び第2の端部を備え、前記第1の端部は自由端部であり、前記第2の端部は当該エアバッグを前記内側ルーフの取付位置に固定するために使用され、
    前記畳み込み状態のときに、折り畳み部分及びロール部分を備え、
    前記折り畳み部分は、上下に折り目を有する「N」字状に折り畳むことにより形成され、前記折り畳み部分が前記ロール部分によって完全に囲まれ、前記第1の端部が前記ロール部分の内側に位置し、
    前記ロール部分が、第1のロールサブ部分及び第2のロールサブ部分を備え前記折り畳み部分は前記第1のロールサブ部分と前記第1の端部との間で両者と連なり、前記第1のロールサブ部分は、前記折り畳み部分の前記周囲の少なくとも一部を囲み、前記第2のロールサブ部分は、前記第1のロールサブ部分から分岐し、前記折り畳み部分の前記周囲の少なくとも一部を囲むように構成され、
    前記第1のロールサブ部分及び前記第2のロールサブ部分が分岐する箇所を起点としたとき、前記第1のロールサブ部分が前記起点から前記折り畳み部分の前記周囲を回る方向は、前記第2のロールサブ部分が前記起点から前記折り畳み部分の前記周囲を回る方向とは逆の方向であることを特徴とするエアバッグ。
  2. 前記ロール部分が、約1巻きのみ前記折り畳み部分の前記周囲を囲む、請求項1に記載のエアバッグ。
  3. 前記折り畳み部分が、前記第1の端部を備える、請求項1又は2に記載のエアバッグ。
  4. ガス発生器と、
    請求項1、2又は3に記載のエアバッグと、を備える、エアバッグ組立体。
  5. 前記エアバッグを対応する取付位置に固定するための取付装置を更に備え、前記取付装置が前記エアバッグの前記第2の端部に固定されている、請求項4に記載のエアバッグ組立体。
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