JP5735482B2 - 縮合環のc型肝炎阻害剤 - Google Patents
縮合環のc型肝炎阻害剤 Download PDFInfo
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Description
本出願は、2009年3月27日に提出された米国仮出願第61/164,342号および2009年4月28日に提出された米国仮出願第61/214,883号の利益を主張する。
Dは、存在または非存在のいずれかであり、存在する場合、−CR2CR2−、−CR2−、−NRN−、−O−および−S−からなる群から選択され、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドであり、
各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
AおよびEは:それぞれ独立して、−CR2−、−CR=、−CR2−CR2−、−CR=CR−、−N=CR−、−(CR2)a−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−C(O)−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−N(RN)−C(O)−(CR2)a−または−(CR2)b−O−(CR2)b−であり、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択され;
各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され、ここで:
2個のR’は、両方が単一のC上または隣接するC上のいずれかにあり、これらが結合するCまたは複数のCと一緒になって、環を任意に形成し、
2個のR’がC上にあり得る場合、該Cは、二重結合によって単一のRに任意に連結していてよく;
aおよびbは、それぞれ、独立して0、1、2、または3であり、ただし、Dが存在するとき、両方のbが0でないことを条件とし;
RNおよびRは、Dが存在するとき、Dへの結合によって置き換えられていてよく、
Dが存在しないとき、AおよびEは、さらに、それぞれ独立して、結合、−O−、−S−、−S(O2)−、−S(O)−、−C(O)−または−N=であってよく、
ただし、WおよびW’の両方が5員環であるとき、AおよびEは、両方が結合であるか、両方が結合以外であるかのいずれかであることを条件とし;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
WおよびW’は、以下
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1、Y2およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
X2は、NH、OまたはSであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Cyは、最大で3個のヘテロ原子が独立してN、SまたはOであって、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によって任意に置換されている単環式、二環式または三環式の5〜12員シクロアルキル、複素環、アリール基またはヘテロアリール基であり;
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜6員複素環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜6員複素環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成する。
RNは、水素、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択される;
から選択される複素環式縮合環系を形成する。
RNは、水素、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択される;
からなる群から選択される複素環式縮合環を形成する。
AおよびEは、それぞれ独立して、結合、−O−、−S−、−S(O2)−、−S(O)−、−C(O)−、−N=、−CR2−、−CR=、−CR2−CR2−、−CR=CR−、−N=CR−、−(CR2)a−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−C(O)−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−N(RN)−C(O)−(CR2)a−または−(CR2)b−O−(CR2)b−であり、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択され;
各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され、ここで:
2個のR’は、両方が単一のC上または隣接するC上のいずれかにあり、これらが結合するCまたは複数のCと一緒になって、環を任意に形成し、
2個のR’がC上にあり得る場合、該Cは、二重結合によって単一のRに任意に連結していてよく;
aおよびbは、それぞれ、独立して0、1、2、または3であり、
ただし、WおよびW’の両方が5員環であるとき、AおよびEは、両方が結合であるか、両方が結合以外であるかのいずれかであることを条件とし;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
WおよびW’は、それぞれ、以下
からなる群から独立して選択され、ここで:
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1、Y2およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
X2は、NH、OまたはSであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Cyは、最大で3個のヘテロ原子が独立してN、SまたはOであり、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によって任意に置換されている単環式、二環式または三環式の5〜12員シクロアルキル、複素環、アリール基またはヘテロアリール基であり;
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
を有する。
Dは、存在または非存在のいずれかであり、存在する場合、−CR2CR2−、−CR2−、−NRN−、−O−および−S−からなる群から選択され、ここで:RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドであり、各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
AおよびEは:それぞれ独立して、−CR2−、−CR=、−CR2−CR2−、−CR=CR−、−N=CR−、−(CR2)a−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−C(O)−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−N(RN)−C(O)−(CR2)a−または−(CR2)b−O−(CR2)b−であり、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択され;
各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され、ここで:
2個のR’は、両方が単一のC上または隣接するC上のいずれかにあり、これらが結合するCまたは複数のCと一緒になって、環を任意に形成し、
2個のR’がC上にあり得る場合、該Cは、二重結合によって単一のRに任意に連結していてよく;
aおよびbは、それぞれ独立して0、1、2、または3であり、ただし、Dが存在するとき、両方のbが0でないことを条件とし;
RNおよびRは、Dが存在するとき、Dへの結合によって置き換えられていてよく、
Dが存在しないとき、AおよびEは、さらに、それぞれ独立して、結合、−O−、−S−、−S(O2)−、−S(O)−、−C(O)−または−N=であってよく、
ただし、WおよびW’の両方が5員環であるとき、AおよびEは、両方が結合であるか、両方が結合以外であるかのいずれかであることを条件とし;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
式中:
Aは、結合、−CR2−、−CR=、−CR2−CR2−、−CR=CR−、−N=CR−、−(CR2)a−N(RN)−(CR2)a−、−O−、−S−、−S(O2)−、−S(O)−、−C(O)−、−N=、−(CR2)a−C(O)−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−N(RN)−C(O)−(CR2)a−または−(CR2)b−O−(CR2)b−であり、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択され;
各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され、ここで:
2個のR’は、両方が単一のC上または隣接するC上のいずれかにあり、これらが結合するCまたは複数のCと一緒になって、環を任意に形成し、
2個のR’がC上にあり得る場合、該Cは、二重結合によって単一のRに任意に連結していてよく;
aおよびbは、それぞれ独立して0、1、2、または3であり、
ただし、WおよびW’の両方が5員環であるとき、Aは結合であり;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
WおよびW’は、それぞれ、以下
からなる群から独立して選択され、ここで:
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1、Y2およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
X2は、NH、OまたはSであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Cyは、最大で3個のヘテロ原子が独立してN、SまたはOであり、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によって任意に置換されている単環式、二環式または三環式の5〜12員シクロアルキル、複素環、アリール基またはヘテロアリール基であり;
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
AおよびEは:それぞれ独立して、結合、−CR2−、−CR=、−CR2−CR2−、−CR=CR−、−N=CR−、−(CR2)a−C(O)−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−N(RN)−C(O)−(CR2)a− −(CR2)a−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)b−O−(CR2)b−、−O−、−S−、−S(O2)−、−S(O)−、−C(O)−または−N=であり、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択され;
各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され、ここで:
2個のR’は、両方が単一のC上または隣接するC上のいずれかにあり、これらが結合するCまたは複数のCと一緒になって、環を任意に形成し、
2個のR’がC上にあり得る場合、該Cは、二重結合によって単一のRに任意に連結していてよく;
aおよびbは、それぞれ独立して0、1、2、または3であり、
ただし、AおよびEは、両方が結合であるか、両方が結合以外であるかのいずれかであることを条件とし;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
AおよびEは:それぞれ独立して、−CR2−、−CR2−CR2−、−CR=CR−、−N=CR−、−(CR2)a−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−C(O)−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−N(RN)−C(O)−(CR2)a−または−(CR2)b−O−(CR2)b−であり、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択され、
各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され、ここで:
2個のR’は、両方が単一のC上または隣接するC上のいずれかにあり、これらが結合するCまたは複数のCと一緒になって、環を任意に形成し、
2個のR’がC上にあり得る場合、該Cは、二重結合によって単一のRに任意に連結していてよく;
aおよびbは、それぞれ独立して0、1、2、または3であり、ただし、両方のbが0でないことを条件とし;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
AおよびEは、それぞれ独立して、−CR=または−N=であり、ここで、Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択され;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
Eは、−CR2−、−CR=、−CR2−CR2−、−CR=CR−、−N=CR−、−(CR2)a−N(RN)−(CR2)a− −(CR2)a−C(O)−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−N(RN)−C(O)−(CR2)a−、または−(CR2)b−O−(CR2)b−であり、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択され、
各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され、ここで:
2個のR’は、両方が単一のC上または隣接するC上のいずれかにあり、これらが結合するCまたは複数のCと一緒になって、環を任意に形成し、
2個のR’がC上にあり得る場合、該Cは、二重結合によって単一のRに任意に連結していてよく;
aおよびbは、それぞれ独立して0、1、2、または3であり;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
A’およびE’は、それぞれ、独立して、−CR2−、−CR=、−N(RN)−、−O−、−S−、−S(O2)−、−S(O)−、または−N=であり、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択され、
Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択され;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
の基を意図し、DまたはL型のいずれにおいても、限定されないが、20種の「標準的な」アミノ酸:イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン、バリン、アラニン、アスパラギン、アスパルテート、システイン、グルタメート、グルタミン、グリシン、プロリン、セリン、チロシン、アルギニンおよびヒスチジンを含む。本発明はまた、非限定的には、D型アミノ酸、β−アミノ酸、側鎖を有するアミノ酸、ならびに当業者に公知の全ての非天然アミノ酸も含む。
を有する基を意図し、ここで、Rsは、水素、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C1〜C10アルカノイルまたはC1〜C10アルコキシカルボニルからなる群から選択される。
Dは、存在または非存在のいずれかであり、存在する場合、−CR2CR2−、−CR2−、−NRN−、−O−および−S−からなる群から選択され、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドであり、
各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
AおよびEは:それぞれ独立して、−CR2−、−CR=、−CR2−CR2−、−CR=CR−、−N=CR−、−(CR2)a−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−C(O)−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−N(RN)−C(O)−(CR2)a−または−(CR2)b−O−(CR2)b−であり、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択され;
各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され、ここで:
2個のR’は、両方が単一のC上または隣接するC上のいずれかにあり、これらが結合するCまたは複数のCと一緒になって、環を任意に形成し、
2個のR’がC上にあり得る場合、該Cは、二重結合によって単一のRに任意に連結していてよく;
aおよびbは、それぞれ独立して0、1、2、または3であり、ただし、Dが存在するとき、両方のbが0でないことを条件とし;
RNおよびRは、Dが存在するとき、Dへの結合によって置き換えられていてよく、
Dが存在しないとき、AおよびEは、さらに、それぞれ独立して、結合、−O−、−S−、−S(O2)−、−S(O)−、−C(O)−または−N=であってよく、
ただし、WおよびW’の両方が5員環であるとき、AおよびEは、両方が結合であるか、両方が結合以外であるかのいずれかであることを条件とし;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
WおよびW’は、以下
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1、Y2およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
X2は、NH、OまたはSであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Cyは、最大で3個のヘテロ原子が独立してN、SまたはOであり、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によって任意に置換されている単環式、二環式または三環式の5〜12員シクロアルキル、複素環、アリール基またはヘテロアリール基であり;
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜6員複素環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜6員複素環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成する。
ここで:
RNは、水素、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択される;
から選択される複素環式縮合環系を形成する。
ここで:
RNは、水素、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択される;
からなる群から選択される複素環式縮合環を形成する。
式中:
AおよびEは、それぞれ独立して、結合、−O−、−S−、−S(O2)−、−S(O)−、−C(O)−、−N=、−CR2−、−CR=、−CR2−CR2−、−CR=CR−、−N=CR−、−(CR2)a−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−C(O)−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−N(RN)−C(O)−(CR2)a−または−(CR2)b−O−(CR2)b−、であり、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択され;
各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され、ここで:
2個のR’は、両方が単一のC上または隣接するC上のいずれかにあり、これらが結合するCまたは複数のCと一緒になって、環を任意に形成し、
2個のR’がC上にあり得る場合、該Cは、二重結合によって単一のRに任意に連結していてよく;
aおよびbは、それぞれ独立して0、1、2、または3であり、
ただし、WおよびW’の両方が5員環であるとき、AおよびEは、両方が結合であるか、両方が結合以外であるかのいずれかであることを条件とし;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
WおよびW’は、それぞれ、以下
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1、Y2およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
X2は、NH、OまたはSであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Cyは、最大で3個のヘテロ原子が独立してN、SまたはOであり、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によって任意に置換されている単環式、二環式または三環式の5〜12員シクロアルキル、複素環、アリール基またはヘテロアリール基であり;
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
を有する。
Dは、存在または非存在のいずれかであり、存在する場合、−CR2CR2−、−CR2−、−NRN−、−O−および−S−からなる群から選択され、ここで、RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドであり、各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
AおよびEは:それぞれ独立して、−CR2−、−CR=、−CR2−CR2−、−CR=CR−、−N=CR−、−(CR2)a−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−C(O)−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−N(RN)−C(O)−(CR2)a−または−(CR2)b−O−(CR2)b−であり、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択され;
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立して、N、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
Aは、結合、−CR2−、−CR=、−CR2−CR2−、−CR=CR−、−N=CR−、−(CR2)a−N(RN)−(CR2)a−、−O−、−S−、−S(O2)−、−S(O)−、−C(O)−、−N=、−(CR2)a−C(O)−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−N(RN)−C(O)−(CR2)a−または−(CR2)b−O−(CR2)b−であり、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択され;
各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され、ここで:
2個のR’は、両方が単一のC上または隣接するC上のいずれかにあり、これらが結合するCまたは複数のCと一緒になって、環を任意に形成し、
2個のR’がC上にあり得る場合、該Cは、二重結合によって単一のRに任意に連結していてよく;
aおよびbは、それぞれ独立して0、1、2、または3であり、
ただし、WおよびW’の両方が5員環であるとき、Aは結合であり;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
WおよびW’は、それぞれ、以下
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1、Y2およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
X2は、NH、OまたはSであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Cyは、最大で3個のヘテロ原子が独立してN、SまたはOであり、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によって任意に置換されている単環式、二環式または三環式の5〜12員シクロアルキル、複素環、アリール基またはヘテロアリール基であり;
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
AおよびEは:それぞれ独立して、結合、−CR2−、−CR=、−CR2−CR2−、−CR=CR−、−N=CR−、−(CR2)a−C(O)−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−N(RN)−C(O)−(CR2)a− −(CR2)a−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)b−O−(CR2)b−、−O−、−S−、−S(O2)−、−S(O)−、−C(O)−または−N=であり、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択され;
各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され、ここで:
2個のR’は、両方が単一のC上または隣接するC上のいずれかにあり、これらが結合するCまたは複数のCと一緒になって、環を任意に形成し、
2個のR’がC上にあり得る場合、該Cは、二重結合によって単一のRに任意に連結していてよく;
aおよびbは、それぞれ独立して0、1、2、または3であり、
ただし、AおよびEは、両方が結合であるか、両方が結合以外であるかのいずれかであることを条件とし;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
AおよびEは:それぞれ独立して、−CR2−、−CR2−CR2−、−CR=CR−、−N=CR−、−(CR2)a−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−C(O)−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−N(RN)−C(O)−(CR2)a−または−(CR2)b−O−(CR2)b−であり、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択され、
各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され、ここで:
2個のR’は、両方が単一のC上または隣接するC上のいずれかにあり、これらが結合するCまたは複数のCと一緒になって、環を任意に形成し、
2個のR’がC上にあり得る場合、該Cは、二重結合によって単一のRに任意に連結していてよく;
aおよびbは、それぞれ独立して0、1、2、または3であり、ただし、両方のbが0でないことを条件とし;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
AおよびEは、それぞれ独立して、−CR=または−N=であり、ここで、Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択され;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
Eは、−CR2−、−CR=、−CR2−CR2−、−CR=CR−、−N=CR−、−(CR2)a−N(RN)−(CR2)a− −(CR2)a−C(O)−N(RN)−(CR2)a−、−(CR2)a−N(RN)−C(O)−(CR2)a−、または−(CR2)b−O−(CR2)b−であり、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択され、
各Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され、ここで:
2個のR’は、両方が単一のC上または隣接するC上のいずれかにあり、これらが結合するCまたは複数のCと一緒になって、環を任意に形成し、
2個のR’がC上にあり得る場合、該Cは、二重結合によって単一のRに任意に連結していてよく;
aおよびbは、それぞれ独立して0、1、2、または3であり;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]U−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
A’およびE’は、それぞれ、独立して、−CR2−、−CR=、−N(RN)−、−O−、−S−、−S(O2)−、−S(O)−、または−N=であり、ここで:
RNは、H、−OH、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネートおよびスルホンアミドからなる群から選択され、
Rは、水素、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択され;
各Raは、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から独立して選択され;
各rは、独立して0、1、2または3であり;
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
WおよびW’は、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキル、C1〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、スルホネート、スルホンアミドおよびアミノからなる群から選択される1個以上の置換基によってそれぞれ独立して任意に置換されており、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、および、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってよい4〜8員環からなる群から独立して選択され、ここで、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、アラルキル、または、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってよい4〜8員環によって任意に置換されていてよく、ここで各ヘテロ原子は、存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し、
ReおよびRfは、任意に結合されて、別の3〜5員複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合された4〜8員複素環を形成し;
YおよびY’は、それぞれ独立して炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3個のアミノ酸、−[U−(CR4 2)t−NR5−C(R4 2)t]u−U−(CR4 2)t−NR7−(CR4 2)t−R8、−U−(CR4 2)t−R8、および−[U−(CR4 2)t−NR5−(CR4 2)t]u−U−(CR4 2)t−O−(CR4 2)t−R8からなる群から独立して選択され、ここで、
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
R4、R5およびR7は、それぞれ、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
R8は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R81 2、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R81 2からなる群から選択され、ここで、各R81は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群から独立して選択され、
任意に、R7およびR8は、一緒になって、4〜7員環を形成し、
各tは、独立して0、1、2、3、または4であり、
uは、0、1、または2である;
が提供される。
一般的合成
ACN アセトニトリル
AcOH 酢酸
aq 水溶液
Bn ベンジル
BnOH ベンジルアルコール
Boc t−ブトキシカルボニル
Cbz ベンゾキシルカルボニル
DCE ジクロロエタン
DCM ジクロロメタン
DEAD アゾジカルボン酸ジエチル
DEPBT 3−(ジエトキシ−ホスホリルオキシ)−3H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアジン−4−オン
DIEA(DIPEA) ジイソプロピルエチルアミン
DIBAL 水素化ジイソブチルアルミニウム
DMA N,N−ジメチルアセトアミド
DME 1,2−ジメトキシエタン
DMF N,N−ジメチルホルムアミド
DMSO ジメチルスルホキシド
DMTMM 塩化4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム
DPPA ジフェニルホスホリルアジド
dppp 1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン
DTT ジチオトレイトール
EDCI 1−エチル−3−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]カルボジイミド塩酸塩
EDTA エチレンジアミン四酢酸
EC50 最大効果の50%を生成する有効濃度
ESI エレクトロスプレーイオン化
Et3N、TEA トリエチルアミン
EtOAc、EtAc 酢酸エチル
EtOH エタノール
g グラム
hまたはhr 時間
HATU 2−(7−アザ−1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート
HBTU O−ベンゾトリアゾール−1−イル−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート
HOBt 1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
IC50 測定される活性の50%の低減を引き起こす阻害剤の濃度
LAH 水素化リチウムアルミニウム
LDA リチウムジイソプロピルアミド
LC−MS 液体クロマトグラフィ質量分析
mCPBA m−クロロペルオキシ安息香酸
MeI ヨウ化メチル
MeOH エタノール
min 分
mmol ミリモル
Moc メトキシルカルボニル
NMM 4−メチルモルホリン
NMP N−メチルピロリジノン
PG 保護基
PTT 三臭化フェニルトリメチル
Py、Pyr ピリジン
rt 室温
TEA トリエチルアミン
Tf トリフルオロメタンスルホネート
TFA トリフルオロ酢酸
TFAA トリフルオロ酢酸無水物
THF テトラヒドロフラン
TLC 薄層クロマトグラフィ
TMSOTf トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル
ップリング、続いてのα−臭素化、O−アルキル化および環形成によりビス−イミダゾールI−6を付与し、これをさらに変換して、一連の典型的な脱保護およびアミド形成工程を経て、種々のR基を有する種々のアナログを与えることができる。さらに、N−置換L−Pro−OHを他のN−置換D−またはL−アミノ酸によって置き換えて、I−6のビス−イミダゾールアナログを生成することができる。
1−5、ジメチル(2S,2’S)−1,1’−((2S,2’S)−2,2’−(5,5’−(ジベンゾ[b,e][1,4]ジオキシン−2,7−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ビス(ピロリジン−2,1−ジイル))ビス(3−メチル−1−オキソブタン−2,1−ジイル)ジカルバメートの調製
工程1.ジベンゾ−p−ジオキシン(1−1)(5.0g、27.14mmol)および塩化クロロアセチル(4.5mL、57mmol)のジクロロメタン(50mL)溶液を、塩化アルミニウム(14.5g、108.6mmol)のジクロロメタン(300mL)撹拌懸濁液に−78℃で20分かけて添加し、反応混合物を−78℃で15分間撹拌し、30分かけて室温まで昇温させた。次いで、反応混合物を50℃で3時間加熱し、室温で一晩中撹拌し続けた。反応物を0℃に冷却し、氷冷水(250mL)によって注意深くクエンチした。揮発性物質を真空中で除去し、形成された沈殿物を真空濾過により収集し、エチルエーテルで洗浄し、真空中50℃で乾燥して、粗生成物1−2(8.85g、収率97%)を与え、これをさらに精製することなく次の工程で用いた。1H NMR(CDCl3,300MHz)δ7.82−7.50(m,4H),7.20(m,2H),5.18(s,4H)ppm。
実施例2.
1−4Bの調製
実施例3.
1−5Bの調製
実施例5.
1−5Cの調製
実施例7.
1−5Dの調製
実施例9.
1−5Eの調製
(2S,2S’)−tert−ブチル2,2’(5,5’−(9H−キサンテン−2,7−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル)ジピロリジン−1−カルボキシレート(5−3)
実施例11.
ジメチル(2S,2’S)−1,1’−(2S,2’S)−2,2’−(5,5’−(9H−キサンテン−2,7−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ビス(ピロリジン−2,1−ジイル))ビス(3−メチル−1−オキソブタン−2,1−ジイル)ジカルバメート
実施例12.
ジメチル−(1R,1’R)−2,2’−(2S,2’S)−2,2’−(5,5’−(9H−キサンテン−2,7−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ビス(ピロリジン−2,1−ジイル))ビス(2−オキソ−1−フェニルエタン−2,1−ジイル)ジカルバメート(5−5)
ジメチル−(2S,2S’)−1,1’−(2S,2S’)−2,2’−(5,5’−(10,11−ジヒドロジベンゾ[b,f]オキセピン−2,8−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ビス(ピロリジン−2,1−ジイル))ビス(3−メチル−1−オキソブタン−2,1−ジイル)ジカルバメート(6−4)
工程1.一般的手順C:アリールブロミド、アリールヨージドまたはアリールトリフォレートからのアリールボレートの調製。スキーム6を参照して、2,8−ジブロモ−10,11−ジヒドロジベンゾ[b,f]オキセピン(6−1)(WO2005090337に報告されている手順にしたがって調製)(435mg、1.229mmol)、酢酸カリウム(627mg、6.39mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.31g、5.16mmol)およびPd(dppf)Cl2(90mg、0.123mmol)のジオキサン(15mL)溶液を脱気し、90℃で一晩中加熱した。反応混合物を室温まで冷却させ、次いでセライトを通して濾過し、SiO2に吸着させ、次いでカラムクロマトグラフィ(SiO2、0〜100% DCM/イソヘキサン)によって精製して、2,8−ビス(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−10,11−ジヒドロジベンゾ[b,f]オキセピン(6−2)(169mg、収率31%)を白色固体として与えた。1H NMR(CDCl3)δ7.63−7.57(4H,m),7.17−7.13(2H,m),3.13(4H,s),1.33(24H,s)ppm。LC−MS(ESI):m/z449.0(M+H)+。
実施例14.
ジメチル−(1R,1’R)−2,2’−(2S,2’S)−2,2’−(5,5’−10,11−ジヒドロジベンゾ[b,f]オキセピン−2,8−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ビス(ピロリジン−2,1−ジイル)ビス(2−オキソ−1−フェニルエタン−2,1−ジイル)ジカルバメート(6−5)
ジメチル−(2S,2S’)−1,1’−(2S,2S’)−2,2’−(5,5’−(9−オキソ−9H−キサンテン−2,6−ジイル)ビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル))ビス(ピロリジン−2,1−ジイル))ビス(3−メチル−1−オキソブタン−2,1−ジイル)ジカルバメート(7−5)の調製
工程1.一般的手順E−キサンテン−9−オンの合成。スキーム7を参照して、4−ブロモ−2−クロロ安息香酸(18.4g、83.9mmol)および4−ブロモフェノール(24g、109mmol)のニトロベンゼン溶液に炭酸セシウム(82g、251.7mmol)を添加した。得られた溶液を凝縮器によって170℃で1日間加熱した。反応混合物を70℃に冷却し、該温度で濾過した。残渣をトルエンで洗浄した。有機層を粘性のある暗色の残渣が残るまで真空蒸留によって除去した。暗色の残渣にHCl水(1N、400mL)およびDCM(200mL)を添加した。得られた溶液を暗色の油がDCM溶液内に分散するまで撹拌した。混合物を濾過した。有機層を無水Na2SO4上で乾燥し、濃縮して、粗生成物を与えた。残渣を、まずDCMによって、次いでDCMとMeOHとの混合物によって溶出する、シリカゲル上のカラムクロマトグラフィによって精製し、7−1を与えた。
実施例16.
7−7の調製
8−3の調製
工程1.スキーム8を参照して、トリメチルアルミニウム(2.4mL、ヘキサン中2M、4.80mmol)を2,6−ジブロモ−9H−キサンテン−9−オン7−2(500mg、1.412mmol)のトルエン(8mL)中の脱気された撹拌溶液に0℃で滴加した。得られた溶液を室温まで昇温させ、16時間撹拌した。粗反応混合物を1MのHCl氷冷水(200mL)中に注ぎ、水層をDCMで洗浄し(2×150mL)、MgSO4上で乾燥し、濾過し、溶媒を真空中で除去して、2,6−ジブロモ−9,9−ジメチル−9H−キサンテン8−1(482mg、収率93%)を白色固体として与えた。1H NMR(CDCl3)δ7.77−7.74(1H,m),7.55−7.51(1H,m),7.44−7.40(1H,m),7.33−7.29(2H,m),7.06−7.02(1H,m),1.58(6H,s)ppm。
9−4の調製
工程1.9−1(1.3g、3.70mmol)の無水DCM(40mL)溶液にEt2Zn(ヘプタン中1.0M、18.5mL)を室温で添加した。次いで、ジヨードメタン(2.97mL、37mmol)を滴加した。反応混合物を加熱還流した。一晩中撹拌した後、反応物を室温まで冷却し、DCMで希釈し、塩水、飽和NH4Clおよび水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を除去した後、粗混合物をフラッシュカラムクロマトグラフィ(ヘキサン:酢酸エチル=30:1(v/v))によって精製し、化合物9−2(0.50g)を与えた。
9−5の調製
9−4(20mg、0.0295mmol)のDCM(1mL)溶液にトリフルオロ酢酸(0.3mL)を添加した。反応物を室温で3時間撹拌した。反応物を濃縮して、化合物de−Boc−9−4(20mg)を与えた。LCMS(ESI):m/z240 1/2(M+2H)2+。de−Boc−9−4(20mg)のDMF(2mL)溶液に、DIPEA(24μL、0.138mmol)、N−Moc−L−Val−OH(12mg、0.068mmol)およびHATU(26mg、0.068mmol)を添加した。1時間撹拌した後、反応物をメタノールで希釈し、分取HPLC(Phenomenex、C18−Lunaカラム、H2O−MeCN、0.1% HCO2H)に直接付して、9−5(12.0mg)を付与した。LC−MS(ESI):m/z397(M+2H)2+。1H NMR(300MHz,CD3OD)δ7.87(s,1H),7.80(s,1H),7.52(d,J=8.2Hz,1H),7.38(d,J=8.2Hz,1H),7.36(s,1H),7.22(s,1H),7.08(d,J=9.2Hz,1H),6.98(d,J=8.2Hz,1H),5.23−5.20(m,2H),4.23(d,J=7.1Hz,2H),4.10−4.07(m,2H),3.94−3.88(m,2H),3.65(s,6H),2.60−2.55(m,2H),2.38−2.05(m,8H),1.68−1.50(m,4H),0.98−0.88(m,12H)ppm。
10−6の調製
工程1.スキーム10を参照して、ヨウ化メチルマグネシウム(14.12mL、Et2O中3M、42.4mmol)を2,6−ジブロモ−9H−キサンテン−9−オン(7−2)(10g、28.2mmol)のTHF(30mL)撹拌溶液に0℃で添加した。反応混合物を室温まで昇温させ2時間撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し、飽和NH4Cl溶液(250mL)でクエンチし、30分間撹拌した。揮発性物質を真空中で除去した。残渣をCHCl3(200mL)において採取し、有機層を分離して、水相をCHCl3で抽出し(2×200mL)、合わせた有機物をMgSO4上で乾燥し、濾過し、溶媒を真空中で除去し、粗生成物(9.46g)とした。粗反応物をEtOAc(200mL)において採取し、AcOH(20mL)を添加し、反応混合物を室温で3時間撹拌し、揮発性物質を真空中で除去し、残渣をイソヘキサンから沈澱させて、2,6−ジブロモ−9−メチレン−9H−キサンテン(9−1)(6.43g、収率64.7%)を与えた。
11−8の調製
工程1.スキーム11を参照して、4−ブロモ−2−クロロ安息香酸(18.4g、83.9mmol)および4−ブロモフェノール(24g、109mmol)のニトロベンゼン溶液に炭酸セシウム(82g、251.7mmol)を添加した。得られた溶液を凝縮器によって170℃で1日間加熱した。反応混合物を70℃まで冷却し、該温度で濾過した。残渣をトルエンで洗浄した。有機層を粘性のある暗色の残渣が残るまで真空蒸留によって除去した。暗色の残渣にHCl水(1N、400mL)およびDCM(200mL)を添加した。得られた溶液を暗色の油がDCM溶液内に分散するまで撹拌した。混合物を濾過した。有機層を乾燥し(Na2SO4)、濃縮して、粗生成物を与えた。残渣を、まずDCMによって、次いでDCMとMeOHとの10:1(v/v)比の混合物によって溶出するシリカゲル上のカラムクロマトグラフィによって精製し、対応するdes−ヨード化合物11−1’とともに11−1を与えた(16g、5:3比)。LC−MS(ESI):m/z419(M+H)+(11−1)、m/z293(M+H)+(11−1’)。混合物を次の工程で用いた。
上記からのケトエステル(3.4g、6.03mmol)、酢酸アンモニウム(6.97g、90.5mmol)およびトリエチルアミン(12.6mL、90.5mml)のキシレン(70mL)溶液を密閉管に置き、撹拌しながら140℃で2時間加熱した。溶媒を真空中で除去し、残渣を水とAcOEtとの間で分配した。水層をAcOEtで抽出した。合わせた有機相を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、濃縮した。粗混合物をフラッシュカラムクロマトグラフィ(DCM:MeOH=10:1(v/v))によって精製し、化合物11−4(2.0g)を与えた。LC−MS(ESI):m/z544(M+H)+。
11−10の調製
工程1.Cbz保護基を除去するためにPd/Cの存在下に化合物11−8をH2で処理し、11−9を与えた。LC−MS(ESI):m/z624.3(M+H)+。
11−12の調製
スキーム11における工程について記載した手順にしたがい、工程1において4−ブロモ−2クロロ−5−ニトロ安息香酸を4−ブロモ−2,5−ジクロロ5−ニトロ安息香酸に置換する。化合物11−11および11−12を得た。LC−MS(ESI):m/z735.3(M+H)+(11−1)およびLC−MS(ESI):m/z850.3(M+H)+(11−12)。
実施例25.
12−5の調製
13−5の調製
工程1.スキーム13を参照して、4−ブロモアニリン(10g、58.1mmol)のDMF(30mL)溶液をカリウムt−ブトキシド(19.57g、174mmol)のDMF(60mL)溶液に−60℃で、続いて直ちに1−ブロモ−4−ニトロベンゼン(11.74g、58.1mmol)のDMF(45mL)溶液に滴加した。混合物を5分間撹拌し、次いでAcOH(45mL)とDMF(45mL)との冷却された混合物を一部ずつ添加した。混合物を室温まで昇温させ、水(500mL)中に注ぎ、EtOAcで抽出し(3×300mL)、有機物を合わせ、水(3×500mL)、塩水(500mL)で洗浄し、有機層をMgSO4上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮して、粗褐色固体を与えた。生成物をシリカゲルクロマトグラフィ(SiO2、0〜10% EtOAc/イソヘキサン)によって精製し、13−1を褐色固体として与えた(10g、収率48.3%)。
1H NMR(CDCl3)δ8.43(2H,dd,J2.2,0.4Hz),8.10(2H,dd,J9.2,0.4Hz),7.91(2H,dd,J9.2,2.2Hz)ppm。LC−MS(ESI):m/z338.6(M+H)+。
1H NMR(CDCl3)δ8.93−8.91(2H,m),8.47−8.46(2H,m),8.41−8.37(2H,m),4.66(4H,s)ppm。LC−MS(ESI):m/z423.8(M+H)+。
14−5の調製
工程1.スキーム14を参照して、炭酸セシウム(6.20g、19.0mmol)を5−ブロモ−2−ヒドロキシ安息香酸メチル(4.0g、17.3mmol)のDMF(20mL)溶液に添加し、混合物を30分間撹拌した。次いで、4−ブロモ−2−フルオロ−1−ニトロベンゼン(3.81g、17.3mmol)を添加し、混合物を60℃で3時間加熱した。反応の完了の際に冷却した後、混合物を水(500mL)中に注ぎ、エーテルで抽出した(2×250mL)。合わせた有機層を塩水で洗浄し、無水Na2SO4上で乾燥し、濃縮して、粗14−1を褐色油として与えた(5.85g、収率78%)。
15−6の調製
工程1.スキーム15を参照して、4−ブロモアニリンおよびパラホルムアルデヒドをTFA(23mL)に−15℃で添加した。室温で24時間撹拌した後、反応混合物を氷と30%のNH3水(40mL)との撹拌混合物にゆっくりと添加した。全混合物(固体および溶液)をDCMで抽出し(3×10mL)、抽出物をMgSO4上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮して、15−1を与えた(2.35g、57%、黄色固体)。
16−6の調製
工程1.スキーム16を参照して、酸である4−ブロモ−4−フルオロ安息香酸(6g)および4−ブロモアニリン(7g)のDMSO(75mL)溶液にカリウムtert−ブトキシド(1.3g)を室温で添加した。3日間撹拌した後、反応物を水(300mL)で希釈し、ジエチルエーテルで抽出した(3×100mL)。水層を2MのHClによってpH1まで酸性化し、酢酸エチル(10%MeOHを含む)によって抽出した。合わせた有機層をNa2SO4上で乾燥し、濾過し、濃縮して粗生成物を与え、これをMeOH中で再結晶して16−1を与えた(1.2g、赤色固体、収率12%)。LC−MS(ESI):m/z372(M+H)+。
本発明の化合物の生物学的活性をHCVレプリコンアッセイを用いて測定した。Huh7細胞においてバイシストロニックな遺伝子型1bレプリコンを持続的に発現するHCV1b_Huh−Luc/Neo−ET細胞株をReBLikon GMBHから得た。この細胞株を用いて、レプリコンレベルの化合物阻害の測定値として読み出されるルシフェラーゼ酵素活性を用いて化合物阻害を試験した。
%対照=(化合物ルシフェラーゼレベル/対照ルシフェラーゼレベル)*100
Y=底部漸近線+(上部漸近線−底部漸近線)/(1+10Λ((LogEC50−X)*HillSlope))
本発明の第12態様は、本発明の化合物を含む医薬組成物を提供する。第1実施形態において、医薬組成物は、1種以上の薬学的に許容される賦形剤またはビヒクル、ならびに任意に他の治療および/または予防成分をさらに含む。かかる賦形剤は、当業者に公知である。本発明の化合物は、非限定的には、塩基性化合物、例えば、遊離塩基、およびこれらの化合物の薬学的に許容される塩を含む。薬学的に許容される賦形剤および塩の十分な議論は、Remington’s Pharmaceutical Sciences、18th Edition(Easton、Pennsylvania:Mack Publishing Company、1990)で入手可能である。
本発明の化合物およびその異性形態ならびにこれらの薬学的に許容される塩は、HCV感染のみを治療および防止する際に、またはHCVライフサイクルに関与するウイルスもしくは細胞要素もしくは機能を標的とする他の化合物と組み合わせて用いられるとき有用である。本発明に有用な化合物のクラスとして、非限定的には、HCVウイルス剤の全てのクラスを挙げることができる。併用療法では、本発明の化合物と組み合わせたとき有用であり得る剤の機構的なクラスとして、例えば、HCVポリメラーゼのヌクレオシドまたは非ヌクレオシド阻害剤、プロテアーゼ阻害剤、ヘリカーゼ阻害剤、NS4B阻害剤、ならびに内部リボソーム進入部位(IRES)を機能的に阻害する薬剤およびHCV細胞接着またはウイルス進入、HCV RNA翻訳、HCV RNA転写、複製またはHCV成熟、アセンブリまたはウイルス放出を阻害する他の薬剤が挙げられる。これらのクラスにおける、本発明において有用な具体的な化合物として、限定されないが、大環状、複素環式および線状のHCVプロテアーゼ阻害剤、例えば、テラプレビル(VX−950)、ボセプレビル(SCH−503034)、ナルラプレビル(SCH−900518)、ITMN−191(R−7227)、TMC−435350(a.k.a.TMC−435)、MK−7009、BI−201335、BI−2061(シルプレビル)、BMS−650032、ACH−1625、ACH−1095(HCV NS4Aプロテアーゼ補因子阻害剤)、VX−500、VX−813、PHX−1766、PHX2054、IDX−136、IDX−316、ABT−450EP−013420(および同種のもの)ならびにVBY−376が挙げられ;本発明において有用なヌクレオシド系HCVポリメラーゼ(レプリカーゼ)阻害剤として、限定されないが、R7128、PSI−7851、IDX−184、IDX−102、R1479、UNX−08189、PSI−6130、PSI−938およびPSI−879ならびに種々の他のヌクレオシドおよびヌクレオチドアナログ、ならびに(限定されないが)2’−C−メチル修飾ヌクレオシ(チ)ド、4’−アザ修飾ヌクレオシ(チ)ドおよび7’−デアザ修飾ヌクレオシ(チ)ドとして誘導されるものを含めたHCV阻害剤が挙げられる。本発明において有用な非ヌクレオシド系HCVポリメラーゼ(レプリカーゼ)阻害剤として、限定されないが、HCV−796、HCV−371、VCH−759、VCH−916、VCH−222、ANA−598、MK−3281、ABT−333、ABT−072、PF−00868554、BI−207127、GS−9190、A−837093、JKT−109、GL−59728およびGL−60667が挙げられる。
Claims (11)
- 下記式Iを含む化合物であって、
Dは、非存在であり;
Aは−CR2−、−CR2−CR2−、−C(O)−または−O−からなる群から選択され;
Eは−O−または−(CR2)a−N(RN)−(CR2)a−であり;ここで:
各Rは、水素、またはC1〜C12アルキルであり、ここで:
2個のRは、両方が単一のC上または隣接するC’上のいずれかにあり、これらが結合するCまたは複数のC’と一緒になって、環を任意に形成し、かつ
各aは独立して0または1であり;
RNは、H、C1〜C12アルキルから選択され、
各Raは、独立して、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C1〜C12アルキルからなる群から選択され;
各rは、独立して0、1、2であり;
WおよびW’は、以下
X1は、CH2、NH、OまたはSであり、
Y1、Y2およびZ1は、それぞれ独立してCHまたはNであり、
RcおよびRdは、任意に結合されて、4〜8員複素環を形成し、かつ
ReおよびRfは、任意に結合されて、4〜8員複素環を形成し;
各ヘテロ原子が存在する場合、独立してN、OまたはSであり、
YおよびY’は、それぞれ独立してCHまたはNであり;
ZおよびZ’は、それぞれ独立して−U−CR 4 2 −NR 5 −U−O−R 8 からなり、ここで
Uは、−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
各R 4 は水素、C 1 〜C 8 アルキル、C 1 〜C 8 ヘテロアルキル、C 3 〜C 12 シクロアルキル、C 5 〜C 6 複素環、C 5 〜C 6 アリール、からなる群から独立して選択され、
各R 5 は、独立して水素からなり、
R 8 は、水素、C 1 〜C 8 アルキル、C 1 〜C 8 ヘテロアルキル、C 3 〜C 12 シクロアルキルからなる群から独立して選択されることを特徴とする、化合物。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物であって、Aが−CH 2 −、−C(CH 3 ) 2 −、−C(CH 2 CH 2 )−、−O−、または−C(O)−であり、かつEが−O−であることを特徴とする化合物。
- YおよびY´の両方がNであるか、またはX 1 の一方または両方が−NH−であるかまたはZ 1 の一方または両方が−N−であることを特徴とする請求項5に記載の化合物。
- ZおよびZ’の一方または両方が、−C(O)−CR 4 2 −NR 7 −C(O)−O−R 8 である、請求項1に記載の化合物。
- 請求項1〜9に記載の化合物のいずれか1つを含む医薬組成物。
- C型肝炎治療用医薬の製造用の、請求項1〜9に記載の化合物の使用。
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