JP2003212846A - 縮合環化合物及びc型肝炎治療剤 - Google Patents

縮合環化合物及びc型肝炎治療剤

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JP2003212846A
JP2003212846A JP2002185241A JP2002185241A JP2003212846A JP 2003212846 A JP2003212846 A JP 2003212846A JP 2002185241 A JP2002185241 A JP 2002185241A JP 2002185241 A JP2002185241 A JP 2002185241A JP 2003212846 A JP2003212846 A JP 2003212846A
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benzyloxy
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Hiromasa Hashimoto
宏正 橋本
Kenji Mizutani
憲二 水谷
Atsuhito Yoshida
厚仁 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HCVポリメラーゼ阻害作用により抗HCV
作用を示す、C型肝炎に対し有効な治療剤及び予防剤を
提供すること。 【解決手段】 下記一般式[I] 【化1】 (式中、各記号は明細書に記載の通りである。)等で表
される縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩、及び
それら化合物を含有してなるC型肝炎治療剤に関する。
本発明の化合物は、C型肝炎ウイルス(HCV)ポリメ
ラーゼ阻害作用により抗HCV作用を示し、C型肝炎の
治療剤又は予防剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、C型肝炎治療剤と
して有用な新規な縮合環化合物又は製薬上許容されるそ
の塩或いはそれらの合成中間体化合物に関する。また本
発明は、ある種の縮合環化合物又は製薬上許容されるそ
の塩のC型肝炎治療剤としての新規な用途に関する。更
に詳しくは、抗C型肝炎ウイルス(HCV)作用、特に
RNA依存性RNAポリメラーゼ阻害活性により抗HC
V作用を示すC型肝炎の予防若しくは治療に有効な縮合
環化合物又は製薬上許容されるその塩を含むC型肝炎治
療剤に関する。
【0001】
【従来の技術】1989年、輸血後の非A非B型肝炎の
主要な原因ウイルスが発見されC型肝炎ウイルス(HC
V)と名づけられた。現在では、A型、B型、C型の
他、数種の肝炎ウイルスが発見されており、HCVによ
り引き起こされる肝炎がC型肝炎と呼ばれている。HC
V感染患者は全世界人口の数%にも及ぶと推定されてお
り、その感染は長期慢性化する特徴を有する。HCV
は、エンベロープを有するRNAウイルスであり、ゲノ
ムは一本鎖プラス鎖RNAで、フラビウイルス科のHepa
civirus属に分類される(InternationalUnion of Micro
biological Societies のThe International Committee
on Taxonomy of Virusesより)。例えば同じ肝炎ウイ
ルスであっても、DNAウイルスであるB型肝炎ウイル
ス(HBV)は、免疫能の未熟な新生児、乳幼児期以外
では、たとえ感染しても免疫機構により排除され急性感
染で終わる。それと比較し、HCVは、未だ明らかでは
ない原因により宿主の免疫機構を回避するため、免疫機
構の発達した大人に感染した場合でも持続感染に移行す
ることが多い。HCVの持続感染に伴い慢性肝炎が引き
起こされると、その後、高率に肝硬変、肝癌へと進行
し、手術で癌を摘出しても、非癌部で引き続き起こる炎
症のため肝癌が再発する患者も多いことが知られてい
る。また、HCV感染が慢性蕁麻疹、偏平苔癬、クリオ
グロブリン血症性紫斑等の皮膚疾患に関与するとの報告
も見られる(日皮会誌, 111(7), 1075-81, 2001)。よ
って、C型肝炎の有効な治療方法の確立が望まれてお
り、その中でも、抗炎症剤により炎症を抑える対症療法
とは別に、炎症が引き起こされない程度にHCVを減ら
す或はHCVを根絶させる薬剤の開発が強く望まれてい
る。
【0002】現在、HCV排除の唯一有効な治療法とし
てインターフェロン治療が知られている。しかし、イン
ターフェロンによりウイルスを排除できる人は、全患者
の1/3程度であり、残りの人には全く効かない、若し
くは一時的な効果しか見られないことが知られている。
従って、インターフェロンに代わり用いられる若しくは
それと併用される抗HCV薬への期待は大きい。近年、
リバビリン(Ribavirin:1−β−D−リボフ
ラノシル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カル
ボキサミド)がインターフェロンとの併用によるC型肝
炎治療剤として市販されているが、インターフェロンの
有効性を高めはするものの、依然有効率は低く、更なる
新規なC型肝炎治療剤が望まれている。また、インター
フェロンアゴニスト、インターロイキン−12アゴニス
ト等、患者自身の免疫力を増強させウイルスを排除する
手段も試みられているが、未だ有効とされる薬剤は見出
されていない。また近年、HCV特異的なタンパク質を
ターゲットとしたHCV増殖阻害にも注目が集まってい
る。HCV自身の遺伝子にはセリンプロテアーゼ、RN
Aヘリカーゼ、RNA依存性RNAポリメラーゼ等のタ
ンパク質がコードされており、それらタンパク質はHC
Vの増殖に必須の特異的タンパク質として機能する。特
異的タンパク質の一つであるRNA依存性RNAポリメ
ラーゼ(以後単にHCVポリメラーゼとも言う。)は、
ウイルス増殖に必須の酵素である。プラス鎖RNA遺伝
子を持つHCVの遺伝子複製は、まずプラス鎖RNAを
鋳型にして、相補的なマイナス鎖RNAを合成し、さら
にそのマイナス鎖RNAを鋳型にしてプラス鎖RNAを
増幅するという手順によると考えられている。HCVの
コードするタンパク質前駆体のNS5Bと呼ばれる部位
が、RNA依存性RNAポリメラーゼ活性を示すことが
示されており(EMBO J., 15, 12-22, 1996)、HCV遺
伝子複製の中心的役割を果たすと考えられている。よっ
て、HCVポリメラーゼの阻害剤は、抗HCV薬開発の
ターゲットとなり得、その開発への期待は高い。しか
し、その他の作用機序による抗HCV薬の開発と同様、
未だ有効なHCVポリメラーゼ阻害剤の開発には至って
おらず、未だC型肝炎を治療できる薬剤は不十分であ
る。
【0003】次に本発明に比較的類似の既知化合物につ
いて述べる。ベンゾイミダゾール骨格を有するC型肝炎
治療剤としては、特開2001−247550号(WO
01/47883号、EP1162196A1)及びW
O02/04425号が公知である。当該公報には、イ
ンテグラーゼ阻害活性を有する抗HIV剤として、それ
ぞれ、下記β−ケトアミド化合物J等、K等が記載され
ている。
【化37】
【化38】 なお、当該公報の最先の公開日は、それぞれ、2001
年7月5日(WO01/47883号)、2002年1
月17日(WO02/04425号)であるのに対し、
本出願の優先権主張日が、それ以前の2001年6月2
6日であることを考慮されたい。また、ベンゾイミダゾ
ール骨格を有するC型肝炎治療剤としては、WO97/
36866号、特表2000−511899号(EP9
06097号)、WO99/51619号も公知であ
る。WO97/36866号には下記化合物D等が開示
されており、該化合物のHCVヘリカーゼ阻害活性につ
いて記載されている。特表2000−511899号
(EP906097号)には下記化合物E等が、また、
WO99/51619号には下記化合物F等が開示され
ており、両者ともにHCV阻害剤として有効な可能性が
述べられている。しかし、これら公報には本発明明細書
中に開示の化合物は含まれず、またそれを示唆する記載
も見られない。
【0004】
【化39】
【0005】ベンゾイミダゾール骨格を有する抗肝炎ウ
イルス剤としては、特表2000−503017号(W
O97/25316号)及び特表平10−505092
号(WO96/7646号)が公知である。WO97/
25316号には下記化合物A等が開示されており、そ
の用途としてウイルス感染の治療が述べられている。ま
た、対象となるウイルスとしてB型肝炎ウイルス等のD
NAウイルスが挙げられている。しかし、当該公報には
本発明明細書中に開示の化合物は含まれず、かつHCV
に関する記載はなく、またそれを示唆する記載も見られ
ない。特表平10−505092号には下記化合物B等
が開示されており、その用途としてウイルス感染の治療
が述べられている。また、対象となるウイルスとしてD
NAウイルスであるヘルペスウイルス及びB型肝炎ウイ
ルスが記載されている。しかし、当該公報にも本発明明
細書中に開示の化合物は含まれず、かつHCVに関する
記載、またそれを示唆する記載も見られない。
【0006】
【化40】
【0007】抗ウイルス活性を有するベンゾイミダゾー
ル誘導体は、特開平3−31264号、US36443
82号及びUS3778504号にも記載されている。
また、WO98/37072号には腫瘍壊死因子(TN
F)及びサイクリックAMPの産生阻害物質として、ベ
ンゾイミダゾール誘導体の抗ヒト免疫不全ウイルス(H
IV)剤及び抗炎症剤への利用が記載されている。ま
た、WO98/05327号には逆転写酵素阻害剤とし
て、ベンゾイミダゾール誘導体の抗HIV剤への利用が
記載されている。また、J.Med.Chem.(13
(4), 697-704, 1970)にはノイラミニダーゼ阻害剤とし
て、ベンゾイミダゾール誘導体の抗インフルエンザウイ
ルス剤への利用が記載されている。しかし、何れの文献
にも本発明化合物は含まれず、抗HCV作用に関する記
載またそれを示唆する記載も見られない。抗ウイルス剤
以外の医薬用途を有するベンゾイミダゾール誘導体とし
て、特開平8−501318号(US5814651
号)及び特開平8−134073号(US556314
3号)が公知である。当該公報にはカテコールジエーテ
ル化合物として下記化合物C等が開示されており、抗炎
症剤としての使用について記載されている。しかし、両
公報ともに本発明化合物を含まず、その作用機序として
は、前者にはホスホジエステラーゼIVが、後者にはT
NFが記載されているのみであり、抗HCV作用に関す
る記載またそれを示唆する記載は見られない。また、特
表2000−159749号(EP882718号)に
は、下記化合物G等が開示されており、気管支炎、腎炎
等への治療用途が記載されている。しかし、当該公報は
本発明化合物を含まず、ホスホジエステラーゼIV阻害
及び血糖降下活性が記載されているのみであり、抗HC
V作用に関する記載またそれを示唆する記載は見られな
い。また、US6211177号には、下記化合物H等
が開示されており、抗腫瘍剤への利用が記載されてい
る。しかし、当該公報は本発明化合物を含まず、抗HC
V作用に関する記載またそれを示唆する記載も見られな
い。
【0008】
【化41】
【0009】また、WO98/50029号、WO98
/50030号及びWO98/50031号には、プロ
テインイソプレニル転移酵素作用を有する抗癌剤として
ベンゾイミダゾール誘導体が記載されている。当該公報
には、広範な請求の範囲が記載されるが、少なくとも本
発明化合物と類似する化合物は記載されておらず、抗H
CV作用に関する記載またそれを示唆する記載も見られ
ない。また、特開平8−109169号(EP6945
35号)にはタキキニン受容体拮抗物質の炎症性疾患へ
の適用が、WO96/35713号には成長ホルモン放
出促進剤としての骨粗鬆症等の成長ホルモン関連疾患へ
の適用が記載されている。しかし、何れの公報にも抗H
CVに関する記載はなく、それを示唆する記載も見られ
ない。また、WO2001/21634号には、ケミカ
ルライブラリーとして、下記化合物Iが開示されてい
る。しかし、当該公報は本発明化合物を含まず、一部化
合物の抗微生物活性が記載されてはいるものの、抗HC
Vに関する記載はなく、それを示唆する記載も見られな
い。
【0010】
【化42】 医薬用途以外にも特開昭53−14735号には、光沢
剤としてベンゾイミダゾール誘導体が記載されてはいる
が、これも本発明化合物を包含するものではない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】これまでの研究で得ら
れた知見により抗HCV作用を有する薬剤は、C型肝炎
の予防及び治療に有効であり、特にHCVの有するRN
A依存性RNAポリメラーゼ阻害作用を有する抗HCV
剤は有効なC型肝炎の予防及び治療剤、またC型肝炎に
起因する疾患の予防及び治療剤に成り得ることが明らか
になった。従って、本発明は、抗HCV作用を有する薬
剤、特にRNA依存性RNAポリメラーゼ阻害作用を有
する薬剤を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、抗HCV
作用、特にRNA依存性RNAポリメラーゼ阻害作用を
有する化合物を見出すべく鋭意研究を重ねた結果、本発
明を完成するに至った。より詳しくは下記(1)乃至
(73)に示す通りである。
【0013】(1) 下記一般式[I]で表される縮合
環化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として
含んで成るC型肝炎治療剤。
【化43】 [式中、破線は単結合又は二重結合であり、G1は、C
(−R1)又は窒素原子であり、G2は、C(−R2)又は窒
素原子であり、G3は、C(−R3)又は窒素原子であり、
4は、C(−R4)又は窒素原子であり、G5、G6、G8
及びG9、は、それぞれ独立して、炭素原子又は窒素原
子であり、Gは、C(−R7)、酸素原子、硫黄原子、
又はR8で置換されてもよい窒素原子であり、ここで、
1、R2、R3及びR4は、それぞれ独立して、 (1)水素原子、 (2)C1-6アルカノイル基、 (3)カルボキシル基、 (4)シアノ基、 (5)ニトロ基、 (6)下記グループAから選ばれる1乃至3個の置換基で
置換されてもよいC1-6アルキル基、 グループA;ハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基、
アミノ基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシC1-6
アルコキシ基、C1-6アルコキシカルボニル基及びC1-6
アルキルアミノ基。 (7)−COORa1、ここでRa1は、置換されてもよいC1
-6アルキル基(前記定義の通り。)、下記グループBか
ら選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-
14アリールC1-6アルキル基、又はグルクロン酸残基を
意味する。 グループB;ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-
6アルキル基、ハロゲン化C1-6アルキル基、C1-6アル
カノイル基、−(CH2)−COORb1、−(CH2)
CONRb1b2、−(CH2)−NRb1b2、−(CH2)
−NRb1−CORb2、−(CH2)−NHSO2b1
−(CH2)−ORb1、−(CH2)−SRb1、−(C
2)−SO2b1及び−(CH2)−SO2NR
b1b2。ここでRb1及びRb2は、それぞれ独立して、水
素原子又はC1-6アルキル基を意味し、rは0又は1乃
至6の整数である。 (8)−CONRa2a3、ここでRa2及びRa3は、それぞ
れ独立して、水素原子、C1-6アルコキシ基又は置換さ
れてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通り。)を意
味する。 (9)−C(=NRa4)NH2、 ここでRa4は、水素原子又は水酸基を意味する。 (10)−NHRa5、ここでRa5は、水素原子、C1-6アル
カノイル基又はC1-6アルキルスルホニル基を意味す
る。 (11)−ORa6、 ここでRa6は、水素原子又は置換されてもよいC1-6ア
ルキル基(前記定義の通り。)を意味する。 (12)−SO2a7、 ここでRa7は、水酸基、アミノ基、C1-6アルキル基又
はC1-6アルキルアミノ基を意味する。 (13)−P(=O)(ORa31)2 ここでRa31は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
リールC1-6アルキル基を意味する。又は、 (14)酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃
至4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基であり、R
及びRは、水素原子又は置換されてもよいC1-6ア
ルキル基(前記定義の通り。)であり、環Cyは、 (1)下記グループCから選ばれる1乃至5個の置換基で
置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、 グループC;水酸基、ハロゲン原子、C1-6アルキル基
及びC1-6アルコキシ基。 (2)前記グループCから選ばれる1乃至5個の置換基で
置換されてもよいC3-8シクロアルケニル基又は、(3)
【化44】 (式中、u及びvは、それぞれ独立して1乃至3の整数
を表す。)であり、環Aは、(1)C6-14アリール基、(2)
C3-8シクロアルキル基、(3)C3-8シクロアルケニル
基、又は、(4)酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選
ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基で
あり、R5及びR6は、それぞれ独立して、(1)水素原
子、(2)ハロゲン原子、(3)置換されてもよいC1-6アル
キル基(前記定義の通り。)、又は、(4)−ORa8 ここ
でRa8は、水素原子、C1-6アルキル基又はC6-14アリ
ールC1-6アルキル基を意味する。であり、
【0014】Xは、(1)水素原子、(2)ハロゲン原子、
(3)シアノ基、(4)ニトロ基、(5)アミノ基、C1-6アルカ
ノイルアミノ基、(6)C1-6アルキルスルホニル基、(7)
置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
り。)、(8)前記グループAから選ばれる1乃至3個の
置換基で置換されてもよいC2-6アルケニル基、(9)−C
OORa9、ここでRa9は、水素原子又はC1-6アルキル
基を意味する。(10)−CONH−(CH2)−Ra10、こ
こでRa10は、置換されてもよいC1-6アルキル基(前記
定義の通り。)、C1-6アルコキシカルボニル基又はC1
-6アルカノイルアミノ基であり、lは、0又は1乃至6
の整数を意味する。(11)−ORa11、ここでRa11は、水
素原子又は置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定
義の通り。)を意味する。又は、(12)
【化45】 {式中、環Bは、(1')C6-14アリール基、(2')C3-8シ
クロアルキル基、又は、(3')ヘテロ環基(前記定義の通
り。)であり、Zは、それぞれ独立して、(1')下記グル
ープDから選ばれる基、(2')下記グループDから選ばれ
る1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリー
ル基、(3')下記グループDから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、(4')
下記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換
されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、(5')下
記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換さ
れてもよいヘテロ環基、ここで当該ヘテロ環基は酸素原
子、窒素原子又は硫黄原子から選ばれる1乃至4個のヘテ
ロ原子を含む。又は、(6')下記グループDから選ばれる
1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環C1-6
アルキル基、ここで当該ヘテロ環C1-6アルキル基は、
前記定義の通りの「グループDから選ばれる1乃至5個
の置換基で置換されてもよいヘテロ環基」で置換された
C1-6アルキル基を意味する。であり、
【0015】グループD: (a)水素原子、(b)ハロゲン原子、(c)シアノ基、(d)ニト
ロ基、(e)置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義
の通り。)、(f)−(CH2)−CORa18、以下、t
は、それぞれ独立して、0又は1乃至6の整数を意味す
る。ここでRa18は、(1'')置換されてもよいC1-6アル
キル基(前記定義の通り。)、(2'')前記グループBか
ら選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-
14アリール基、又は、(3'')前記グループBから選ばれ
る1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環基、
ここで当該ヘテロ環基は酸素原子、窒素原子及び硫黄原
子から選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含む。であり、 (g)−(CH2)−COORa19、 ここでRa19は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
リール基C1-6アルキル基を意味する。 (h)−(CH2)−CONRa27a28、 ここでRa27及びRa28は、それぞれ独立して、(1'')水
素原子、(2'')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記
定義の通り。)、(3'')前記グループBから選ばれる1
乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリール
基、(4'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル
基、(5'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいヘテロ環基、(6'')前記グルー
プBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いヘテロ環C1-6アルキル基、ここで当該ヘテロ環C1-6
アルキル基は、前記定義の通りの「グループBから選ば
れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環
基」で置換されたC1-6アルキル基を意味する。(7'')前
記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換さ
れてもよいC3-8シクロアルキル基、(8'')前記グループ
Bから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよい
C3-8シクロアルキルC1-6アルキル基、(9'')水酸基、
又は、(10'')C1-6アルコキシ基であり、 (i)−(CH2)−C(=NRa33)NH2、 ここでRa33は、水素原子、C1-6アルキル基、水酸基又
はC1-6アルコキシ基を意味する。 (j)−(CH2)−ORa20、 ここでRa20は、(1'')水素原子、(2'')置換されてもよ
いC1-6アルキル基(前記定義の通り。)、(3'')置換さ
れてもよいC2-6アルケニル基(前記定義の通り。)、
(4'')前記グループAから選ばれる1乃至3個の置換基
で置換されてもよいC2-6アルキニル基、(5'')前記グル
ープBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されても
よいC6-14アリール基、(6'')前記グループBから選ば
れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリ
ールC1-6アルキル基、(7'')前記グループBから選ばれ
る1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環基、
(8'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
で置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、(9'')前
記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換さ
れてもよいC3-8シクロアルキル基、又は、(10'')前記
グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換され
てもよいC3-8シクロアルキルC1-6アルキル基であり、
(k)−(CH2)−O−(CH2)−CORa21、ここでR
a21は、アミノ基、C1-6アルキルアミノ基又は前記グル
ープBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されても
よいヘテロ環基であり、pは0又は1乃至6の整数を意
味する。 (l)−(CH2)−NRa22a23、ここでRa22及びRa23
は、それぞれ独立して、(1'')水素原子、(2'')置換され
てもよいC1-6アルキル基(前記定義の通り。)、(3'')
前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換
されてもよいC6-14アリール基、(4'')前記グループB
から選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC
6-14アリールC1-6アルキル基、(5'')前記グループBか
ら選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテ
ロ環C1-6アルキル基、又は、(6'')前記グループBから
選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ
環基であり、(m)−(CH2)−NRa29CO−Ra24、こ
こでRa29は、水素原子、C1-6アルキル基又はC1-6ア
ルカノイル基を意味し、Ra24は、(1'')アミノ基、
(2'')C1-6アルキルアミノ基、(3'')置換されてもよい
C1-6アルキル基(前記定義の通り。)、(4'')前記グル
ープBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されても
よいC6-14アリール基、(5'')前記グループBから選ば
れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環
基、又は、(6'')前記グループBから選ばれる1乃至5
個の置換基で置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル
基、を意味する。 (n)−(CH2)−NRa29SO2−Ra25、ここでRa29
前記定義の通りであり、Ra25は、水素原子、置換され
てもよいC1-6アルキル基(前記定義の通り。)、前記
グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換され
てもよいC6-14アリール基又は前記グループBから選ば
れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環基
を意味する。 (o)−(CH2)−S(O)−Ra25、 ここでRa25は前記定義の通りであり、qは0、1又は
2である。 (p)−(CH2)−SO2−NHRa26、 ここでRa26は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
キル基(前記定義の通り。)、前記グループBから選ば
れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリ
ール基又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいヘテロ環基を意味する。及び、
(q)酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃至
4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基であり、
【0016】wは、1乃至3の整数であり、Yは、(1')
単結合、(2')C1-6アルキレン、(3')C2-6アルケニレ
ン、(4')−(CH2)−O−(CH2)−、以下、m及び
nは、それぞれ独立して、0又は1乃至6の整数を意味
する。(5')−CO−、(6')−CO2−(CH2)−、(7')
−CONH−(CH2)−NH−、(8')−NHCO2−、
(9')−NHCONH−、(10')−O−(CH2)−CO
−、(11')−O−(CH2)−O−、(12')−SO2−、(1
3')−(CH2)−NRa12−(CH2)−、ここでRa12
は、(1'')水素原子、(2'')置換されてもよいC1-6アル
キル基(前記定義の通り。)、(3'')前記グループBか
ら選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-
14アリールC1-6アルキル基、(4'')前記グループBから
選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14
アリール基、(5'')−CORb5、ここでRb5は、水素原
子、置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
り。)、前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換
基で置換されてもよいC6-14アリール基又は前記グルー
プBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いC6-14アリールC1-6アルキル基を意味する。(6'')−
COORb5(Rb5は前記定義の通り。)、又は、(7'')
−SO2b5(Rb5は前記定義の通り。)、(14')−NR
a12CO−(Ra12は前記の定義と同じ。)、(15')−C
ONRa13−(CH2)−、ここでRa13は、水素原子、
置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
り。)又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル
基を意味する。(16')−CONH−CHRa14−、ここで
a14は、前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリール基を意味する。
(17')−O−(CH2)−CRa15a16−(CH2)−、
ここでRa15及びRa16は、それぞれ独立して、(1'')水
素原子、(2'')カルボキシル基、(3'')C1-6アルキル
基、(4'')−ORb6、ここでRb6は、C1-6アルキル基又
はC6-14アリールC1-6アルキル基を意味する。又は、
(5'')−NHRb7 ここでRb7は、水素原子、C1-6アルキル基、C1-6アル
カノイル基又はC6-14アリールC1-6アルキルオキシカ
ルボニル基を意味する。であり、更にRa15は、(6'')
【化46】 であってもよく、ここでn'、環B'、Z'及びw'は、そ
れぞれ上記n、環B、Z及びwと同義であり、それぞれ
n、環B、Z及びwと同一若しくは異なってもよい。(1
8')−(CH2)−NRa12−CHRa15−(Ra12及びR
a15は、それぞれ前記定義の通り。)、(19')−NRa17
SO2− ここでRa17は、水素原子又はC1-6アルキル基を意味す
る。(20')−S(O)−(CH2)−CRa15a16−(C
2)−(eは0、1又は2であり、Ra15及びR
a16は、それぞれ前記定義の通り。)、又は、(21')−
(CH2)−CRa15a16−(CH2)−(Ra15及びR
a16は、それぞれ前記定義の通り。)である。}であ
る。]
【0017】(2) G1、G2、G3、G4、G5、G6
7、G8及びG9のうち1乃至4個が窒素原子である
(1)記載のC型肝炎治療剤。
【0018】(3) G2がC(−R2)であり、Gが炭
素原子である(2)記載のC型肝炎治療剤。
【0019】(4) G5が窒素原子である(2)又は
(3)記載のC型肝炎治療剤。
【0020】(5) 一般式[I]の
【化47】 部位が、
【化48】 からなる群より選ばれる縮合環である(1)記載のC型
肝炎治療剤。
【0021】(6) 一般式[I]の
【化49】 部位が、
【化50】 からなる群より選ばれる縮合環である(5)記載のC型
肝炎治療剤。
【0022】(7) 下記一般式[I−1]で表される
縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分と
して含んで成る(6)記載のC型肝炎治療剤。
【化51】 (式中、各記号は(1)記載の通りである。)
【0023】(8) 下記一般式[I−2]で表される縮
合環化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分とし
て含んで成る(6)記載のC型肝炎治療剤。
【化52】 (式中、各記号は(1)記載の通りである。)
【0024】(9) 下記一般式[I−3]で表される
縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分と
して含んで成る(6)記載のC型肝炎治療剤。
【化53】 (式中、各記号は(1)記載の通りである。)
【0025】(10) 下記一般式[I−4]で表され
る縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分
として含んで成る(6)記載のC型肝炎治療剤。
【化54】 (式中、各記号は(1)記載の通りである。)
【0026】(11) R1、R2、R3及びR4のうち少
なくとも1つが、カルボキシル基、−COORa1、−C
ONRa2a3、−SO2a7(Ra1、Ra2、Ra3及びR
a7は(1)記載の通りである。)、
【化55】 である(1)乃至(10)のいずれかに記載のC型肝炎
治療剤。
【0027】(12) R1、R2、R3及びR4のうち少
なくとも1つが、カルボキシル基、−COORa1、−C
ONRa2a3又は−SO2a7(Ra1、Ra2、Ra3及び
a7は(1)記載の通りである。)である(11)に記
載のC型肝炎治療剤。
【0028】(13) R1、R2、R3及びR4のうち少
なくとも1つが−COORa1であり、Ra1がグルクロン
サン残基である(1)乃至(10)のいずれかに記載の
C型肝炎治療剤。
【0029】(14) R1、R2、R3及びR4のうち少
なくとも1つが、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から
選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基
である(1)乃至(10)のいずれかに記載のC型肝炎
治療剤。
【0030】(15) 環Cyが、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基、シクロヘプチル基又はテトラヒドロ
チオピラニル基、ピペリジノ基である(1)乃至(1
4)のいずれかに記載のC型肝炎治療剤。
【0031】(16) 環Cyが、
【化56】 (式中、各記号は(1)記載の通りである。)である
(1)乃至(14)のいずれかに記載のC型肝炎治療
剤。
【0032】(17) 環Aが、C6-14アリール基であ
る(1)乃至(16)のいずれかに記載のC型肝炎治療
剤。
【0033】(18) グループAによって置換されて
もよい置換基のうち少なくとも何れか1つが、C1-6アル
コキシC1-6アルコキシ基で置換された置換基である
(1)乃至(17)のいずれかに記載のC型肝炎治療
剤。
【0034】(19) Yが、−(CH2)−CRa15
a16−(CH2)−(各記号は、(1)記載の通りであ
る。)である(1)乃至(17)のいずれかに記載のC
型肝炎治療剤。
【0035】(20) Zの少なくとも一つが、グルー
プDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いヘテロ環C1-6アルキル基である(1)乃至(19)
のいずれかに記載のC型肝炎治療剤。
【0036】(21) Zの少なくとも一つが、グルー
プDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いヘテロ環基であり、
【化57】
【化58】
【化59】
【化60】 (式中、E1は酸素原子、硫黄原子又はN(−Ra35)であ
り、E2は酸素原子、CH2又はN(−Ra35)であり、E3
は酸素原子又は硫黄原子であり、ここでRa35は、それ
ぞれ独立して、水素原子又はC1-6アルキル基であり、f
は1乃至3の整数であり、h及びh’はそれぞれ同一若
しくは異なって1乃至3の整数である。)である(1)
乃至(19)のいずれかに記載のC型肝炎治療剤。
【0037】(22) Zの少なくとも一つが、グルー
プDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いヘテロ環基であり、
【化61】 (式中、各記号は(21)記載の通りである。)である
(21)に記載のC型肝炎治療剤。
【0038】(23) グループDの少なくとも一つが
−(CH2)−CONRa27a28(各記号は、(1)記
載の通りである。)であり、Ra27及びRa28の少なくと
も何れか一方が、C1-6アルコキシ基である(1)乃至
(19)のいずれかに記載のC型肝炎治療剤。
【0039】(24) グループDの少なくとも一つが
−(CH2)−C(=NRa33)NH2(各記号は、(1)
記載の通りである。)であり、Ra33が水酸基又はC1-6
アルコキシ基である(1)乃至(19)のいずれかに記
載のC型肝炎治療剤。
【0040】(25) グループDの少なくとも一つが
−(CH2)−O−(CH2)−CORa21(各記号は、
(1)記載の通りである。)であり、Ra21がアミノ基
である(1)乃至(19)のいずれかに記載のC型肝炎
治療剤。
【0041】(26) グループDの少なくとも一つが
−(CH2)−NRa29CO−Ra24(各記号は、(1)
記載の通りである。)であり、Ra24がアミノ基又はC1-
6アルキルアミノ基である(1)乃至(19)のいずれ
かに記載のC型肝炎治療剤。
【0042】(27) グループDの少なくとも一つが
−(CH2)−NRa22a23(各記号は、請求項1記載
の通りである。)であり、Ra22及びRa23の少なくとも
何れか一方が、アミノ基又はC1-6アルキルアミノ基であ
る(1)乃至(19)のいずれかに記載のC型肝炎治療
剤。
【0043】(28) グループDの少なくとも一つ
が、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃
至4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基である
(1)乃至(19)のいずれかに記載のC型肝炎治療
剤。
【0044】(29) 下記一般式[II]で表される縮
合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【化62】 [式中、
【化63】 部位は、
【化64】 からなる群より選ばれる縮合環であり、ここで、R1
2、R3及びR4は、それぞれ独立して、(1)水素原子、
(2)C1-6アルカノイル基、(3)カルボキシル基、(4)シア
ノ基、(5)ニトロ基、(6)下記グループAから選ばれる1
乃至3個の置換基で置換されてもよいC1-6アルキル
基、 グループA;ハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基、
アミノ基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシC1-6
アルコキシ基、C1-6アルコキシカルボニル基及びC1-6
アルキルアミノ基。(7)−COORa1、ここでRa1は、
置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
り。)、下記グループBから選ばれる1乃至5個の置換
基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル
基、又はグルクロン酸残基を意味する。 グループB;ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-
6アルキル基、ハロゲン化C1-6アルキル基、C1-6アル
カノイル基、−(CH2)−COORb1、−(CH2)
CONRb1b2、−(CH2)−NRb1b2、−(CH2)
−NRb1−CORb2、−(CH2)−NHSO2b1
−(CH2)−ORb1、−(CH2)−SRb1、−(C
2)−SO2b1及び−(CH2)−SO2NR
b1b2。ここでRb1及びRb2は、それぞれ独立して、水
素原子又はC1-6アルキル基を意味し、rは0又は1乃
至6の整数である。(8)−CONRa2a3、ここでRa2
及びRa3は、それぞれ独立して、水素原子、C1-6アル
コキシ基又は置換されてもよいC1-6アルキル基(前記
定義の通り。)を意味する。(9)−C(=NRa4)NH2
ここでRa4は、水素原子又は水酸基を意味する。(10)−
NHRa5、ここでRa5は、水素原子、C1-6アルカノイ
ル基又はC1-6アルキルスルホニル基を意味する。(11)
−ORa6、ここでRa6は、水素原子又は置換されてもよ
いC1-6アルキル基(前記定義の通り。)を意味する。
(12)−SO2a7、ここでRa7は、水酸基、アミノ基、
C1-6アルキル基又はC1-6アルキルアミノ基を意味す
る。(13)−P(=O)(ORa31)2 ここでRa31は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
リールC1-6アルキル基を意味する。又は、(14)酸素原
子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃至4個のヘテ
ロ原子を含んでなるヘテロ環基であり、R7は、水素原
子又は置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の
通り。)であり、環Cy'は、(1)下記グループCから選
ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC3-8シ
クロアルキル基 グループC;水酸基、ハロゲン原子、C1-6アルキル基
及びC1-6アルコキシ基。又は、(2)
【化65】 (式中、u及びvは、それぞれ独立して1乃至3の整数
を表す。)であり、環A’は、(1)フェニル基、ピリジ
ル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル
基、シクロヘキシル基、シクロヘキセニル基、フリル基
及びチエニル基からなる群より選ばれる基であり、R5'
及びR6'は、それぞれ独立して、(1)水素原子、(2)ハロ
ゲン原子、(3)置換されてもよいC1-6アルキル基(前記
定義の通り。)、又は、(4)水酸基であり、
【0045】環Bは、(1)C6-14アリール基、(2)C3-8
シクロアルキル基、又は、(3)酸素原子、窒素原子及び
硫黄原子から選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含んで
なるヘテロ環基であり、Zは、それぞれ独立して、(1)
下記グループDから選ばれる基、(2)下記グループDか
ら選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-
14アリール基、(3)下記グループDから選ばれる1乃至
5個の置換基で置換されてもよいC3-8シクロアルキル
基、(4)下記グループDから選ばれる1乃至5個の置換
基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル
基、又は、(5)下記グループDから選ばれる1乃至5個
の置換基で置換されてもよいヘテロ環基であり、ここで
当該ヘテロ環基は酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から
選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含む。又は、(6)下
記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換さ
れてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、ここで当該ヘテ
ロ環C1-6アルキル基は、前記定義の通りの「グループ
Dから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよい
ヘテロ環基」で置換されたC1-6アルキル基を意味す
る。であり、 グループD: (a)水素原子、(b)ハロゲン原子、(c)シアノ基、(d)ニト
ロ基、(e)置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義
の通り。)、(f)−(CH2)−CORa18、以下、t
は、それぞれ独立して、0又は1乃至6の整数を意味す
る。ここでRa18は、(1')置換されてもよいC1-6アルキ
ル基(前記定義の通り。)、(2')前記グループBから選
ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
リール基、又は、(3')前記グループBから選ばれる1乃
至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環基、ここで
当該ヘテロ環基は酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から
選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含む。であり、(g)
−(CH2)−COORa19、ここでRa19は、水素原
子、置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
り。)又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリール基C1-6アルキ
ル基を意味する。(h)−(CH2)−CONRa27a28
ここでRa27及びRa28は、それぞれ独立して、(1')水素
原子、(2')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定
義の通り。)、(3')前記グループBから選ばれる1乃至
5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基、
(4')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、
(5')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
置換されてもよいヘテロ環基、(6')前記グループBから
選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ
環C1-6アルキル基、ここで当該ヘテロ環C1-6アルキル
基は、前記定義の通りの「前記グループBから選ばれる
1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環基」で
置換されたC1-6アルキル基を意味する。(7')前記グル
ープBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されても
よいC3-8シクロアルキル基、(8')前記グループBから
選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC3-8
シクロアルキルC1-6アルキル基、(9')水酸基、又は、
(10')C1-6アルコキシ基であり、(i)−(CH2)−C(=
NRa33)NH2、ここでRa33は、水素原子、C1-6アル
キル基、水酸基又はC1-6アルコキシ基を意味する。(j)
−(CH2)−ORa20、ここでRa20は、(1')水素原
子、(2')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義
の通り。)、(3')置換されてもよいC2-6アルケニル基
(前記定義の通り。)、(4')前記グループAから選ばれ
る1乃至3個の置換基で置換されてもよいC2-6アルキ
ニル基、(5')前記グループBから選ばれる1乃至5個の
置換基で置換されてもよいC6-14アリール基、(6')前記
グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換され
てもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、(7')前記グ
ループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されて
もよいヘテロ環基、(8')前記グループBから選ばれる1
乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環C1-6ア
ルキル基、(9')前記グループBから選ばれる1乃至5個
の置換基で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、
又は、(10')前記グループBから選ばれる1乃至5個の
置換基で置換されてもよいC3-8シクロアルキルC1-6ア
ルキル基であり、(k)−(CH2)−O−(CH2)−C
ORa21、ここでRa21は、アミノ基、C1-6アルキルア
ミノ基又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいヘテロ環基であり、pは0又は
1乃至6の整数を意味する。(l)−(CH2)−NRa22
a23、ここでRa22及びRa23は、それぞれ独立して、
(1')水素原子、(2')置換されてもよいC1-6アルキル基
(前記定義の通り。)、(3')前記グループBから選ばれ
る1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリー
ル基、(4')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル
基、(5')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換
基で置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、又
は、(6')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換
基で置換されてもよいヘテロ環基であり、(m)−(CH2)
−NRa29CO−Ra24、ここでRa29は、水素原子、
C1-6アルキル基又はC1-6アルカノイル基を意味し、R
a24は、(1')アミノ基、(2')C1-6アルキルアミノ基、
(3')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
り。)、(4')前記グループBから選ばれる1乃至5個の
置換基で置換されてもよいC6-14アリール基、(5')前記
グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換され
てもよいヘテロ環基、又は、(6')前記グループBから選
ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環
C1-6アルキル基、を意味する。(n)−(CH2)−NR
a29SO2−Ra25、ここでRa29は前記定義の通りであ
り、Ra25は、水素原子、置換されてもよいC1-6アルキ
ル基(前記定義の通り。)、前記グループBから選ばれ
る1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリー
ル基又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換
基で置換されてもよいヘテロ環基を意味する。(o)−(C
2)−S(O)−Ra25、ここでRa25は前記定義の通
りであり、qは0、1又は2である。(p)−(CH2)
SO2−NHRa26、ここでRa26は、水素原子、置換さ
れてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通り。)、前
記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換さ
れてもよいC6-14アリール基又は前記グループBから選
ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環
基を意味する。及び、(q)酸素原子、窒素原子及び硫黄
原子から選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含んでなるヘ
テロ環基であり、
【0046】wは、1乃至3の整数であり、Yは、(1)
単結合、(2)C1-6アルキレン、(3)C2-6アルケニレン、
(4)−(CH2)−O−(CH2)−、以下、m及びn
は、それぞれ独立して、0又は1乃至6の整数を意味す
る。(5)−CO−、(6)−CO2−(CH2)−、(7)−C
ONH−(CH2)−NH−、(8)−NHCO2−、(9)−
NHCONH−、(10)−O−(CH2)−CO−、(11)
−O−(CH2)−O−、(12)−SO2−、(13)−(C
2)−NRa12−(CH2)−、ここでRa12は、(1')
水素原子、(2')置換されてもよいC1-6アルキル基(前
記定義の通り。)、(3')前記グループBから選ばれる1
乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリールC
1-6アルキル基、(4')前記グループBから選ばれる1乃
至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基、
(5')−CORb5、ここでRb5は、水素原子、置換されて
もよいC1-6アルキル基(前記定義の通り。)、前記グ
ループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されて
もよいC6-14アリール基又は前記グループBから選ばれ
る1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリー
ルC1-6アルキル基を意味する。(6')−COORb5(R
b5は前記定義の通り。)、又は、(7')−SO2b5(R
b5は前記定義の通り。)、(14)−NRa12CO−(Ra12
は前記の定義と同じ。)、(15)−CONRa13−(CH2)
−、ここでRa13は、水素原子、置換されてもよいC1
-6アルキル基(前記定義の通り。)又は前記グループB
から選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC
6-14アリールC1-6アルキル基を意味する。(16)−CO
NH−CHRa14−、ここでRa14は、前記グループBか
ら選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-
14アリール基を意味する。(17)−O−(CH2)−CR
a15a16−(CH2)−、ここでRa15及びRa16は、そ
れぞれ独立して、(1')水素原子、(2')カルボキシル基、
(3')C1-6アルキル基、(4')−ORb6、ここでRb6は、
C1-6アルキル基又はC6-14アリールC1-6アルキル基を
意味する。又は、(5')−NHRb7 ここでRb7は、水素原
子、C1-6アルキル基、C1-6アルカノイル基又はC6-14
アリールC1-6アルキルオキシカルボニル基を意味す
る。であり、更にRa15は、(6')
【化66】 であってもよく、ここでn'、環B'、Z'及びw'は、そ
れぞれ上記n、環B、Z及びwと同義であり、それぞれ
n、環B、Z及びwと同一若しくは異なってもよい。(1
8)−(CH2)−NRa12−CHRa15−(Ra12及びR
a15は、それぞれ前記定義の通り。)、(19)−NRa17
2−、ここでRa17は、水素原子又はC1-6アルキル基
を意味する。(20)−S(O)−(CH2)−CRa15
a16−(CH2)−(eは0、1又は2であり、Ra15
びRa16は、それぞれ前記定義の通り。)、又は、(21)
−(CH2)−CRa15a16−(CH2)−(Ra15及び
a16は、それぞれ前記定義の通り。)である。]
【0047】(30) 下記一般式[II−1]で表され
る(29)記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるそ
の塩。
【化67】 (式中、各記号は(29)記載の通りである。)
【0048】(31) 下記一般式[II−2]で表され
る(29)記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるそ
の塩。
【化68】 (式中、各記号は(29)記載の通りである。)
【0049】(32) 下記一般式[II−3]で表され
る(29)記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるそ
の塩。
【化69】 (式中、各記号は(29)記載の通りである。)
【0050】(33) 下記一般式[II−4]で表され
る(29)記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるそ
の塩。
【化70】 (式中、各記号は(29)記載の通りである。)
【0051】(34) R1、R2、R3及びR4のうち少
なくとも1つが、カルボキシル基、−COORa1、−C
ONRa2a3、−SO2a7(Ra1、Ra2、Ra3及びR
a7は(29)記載の通りである。)、
【化71】 である(29)乃至(33)のいずれかに記載の縮合環
化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0052】(35) R1、R2、R3及びR4のうち少
なくとも1つが、カルボキシル基、−COORa1又は−
SO2a7(ここでRa1及びRa7は(29)記載の通
り。)である(34)に記載の縮合環化合物又は製薬上
許容されるその塩。
【0053】(36) R1、R2、R3及びR4のうち少
なくとも1つが、カルボキシル基又は−COORa1(こ
こでRa1は(29)記載の通り。)である(35)記載
の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0054】(37) R2がカルボキシル基であり、
1、R3及びR4が水素原子である(36)記載の縮合
環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0055】(38) R1、R2、R3及びR4のうち少
なくとも1つが−COORa1であり、Ra1がグルクロン
サン残基である(29)乃至(33)のいずれかに記載
の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0056】(39) R1、R2、R3及びR4のうち少
なくとも1つが、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から
選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基
である(29)乃至(33)のいずれかに記載の縮合環
化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0057】(40) 環Cy’が、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基又はテトラヒ
ドロチオピラニル基である(29)乃至(39)のいず
れかに記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
塩。
【0058】(41) 環Cy’が、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基又はシクロヘプチル基である(4
0)記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0059】(42) 環Cy’が、
【化72】 (式中、各記号は(29)記載の通りである。)である
(29)乃至(39)のいずれかに記載の縮合環化合物
又は製薬上許容されるその塩。
【0060】(43) 環A’が、フェニル基、ピリジ
ル基、ピラジニル基、ピリミジニル基又はピリダジニル
基である(29)乃至(42)のいずれかに記載の縮合
環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0061】(44) 環A’が、フェニル基又はピリ
ジル基である(43)記載の縮合環化合物又は製薬上許
容されるその塩。
【0062】(45) 環A’が、フェニル基である
(44)記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
塩。
【0063】(46) グループAによって置換されて
もよい置換基のうち少なくとも何れか1つが、C1-6アル
コキシC1-6アルコキシ基で置換された置換基である(2
9)乃至(45)のいずれかに記載の縮合環化合物又は
製薬上許容されるその塩。
【0064】(47) Yが、−(CH2)−O−(CH
2)−、−NHCO2−、−CONH−CHRa14−、−
(CH2)−NRa12−(CH2)−、−CONRa13
(CH 2)−、−O−(CH2)−CRa15a16−(C
2)−又は−(CH2)−NRa 12−CHRa15−(こ
こで各記号は(29)記載の通り。)である(29)乃
至(46)のいずれかに記載の縮合環化合物又は製薬上
許容されるその塩。
【0065】(48) Yが、−(CH2)−O−(CH
2)−又は−O−(CH2)−CRa 15a16−(CH2)
−(ここで各記号は(29)記載の通り。)である(4
7)記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0066】(49) Yが、−(CH2)−O−(CH
2)−(ここで各記号は(29)記載の通り。)である
(48)記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
塩。
【0067】(50) Yが、−(CH2)−CRa15
a16−(CH2)−(各記号は、(29)記載の通りであ
る。)である(29)乃至(46)のいずれかに記載の
縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0068】(51) R2がカルボキシル基であり、
1、R3及びR4が水素原子であり、環Cy’がシクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基又はシクロヘプチル基で
あり、環A’がフェニル基である(29)乃至(50)
のいずれかに記載の縮合環化合物又は製薬上許容される
その塩。
【0069】(52) Zの少なくとも一つが、グルー
プDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いヘテロ環C1-6アルキル基である(29)乃至(5
1)のいずれかに記載の縮合環化合物又は製薬上許容さ
れるその塩。
【0070】(53) Zの少なくとも一つが、グルー
プDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いヘテロ環基であり、
【化73】
【化74】
【化75】
【化76】 (式中、E1は酸素原子、硫黄原子又はN(−Ra35)であ
り、E2は酸素原子、CH2又はN(−Ra35)であり、E3
は酸素原子又は硫黄原子であり、ここでRa35は、それ
ぞれ独立して、水素原子又はC1-6アルキル基であり、f
は1乃至3の整数であり、h及びh’はそれぞれ同一若
しくは異なって1乃至3の整数である。)である(2
9)乃至(51)のいずれかに記載の縮合環化合物又は
製薬上許容されるその塩。
【0071】(54) Zの少なくとも一つが、グルー
プDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いヘテロ環基であり、
【化77】 (式中、各記号は(53)記載の通りである。)である
(53)に記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるそ
の塩。
【0072】(55) グループDの少なくとも一つが
−(CH2)−CONRa27a28(各記号は、(29)
記載の通りである。)であり、Ra27及びRa28の少なく
とも何れか一方が、C1-6アルコキシ基である(29)乃
至(51)のいずれかに記載の縮合環化合物又は製薬上
許容されるその塩。
【0073】(56) グループDの少なくとも一つが
−(CH2)−C(=NRa33)NH2(各記号は、(2
9)記載の通りである。)であり、Ra33が、水酸基又
はC1-6アルコキシ基である(29)乃至(51)のいず
れかに記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
塩。
【0074】(57) グループDの少なくとも一つが
−(CH2)−O−(CH2)−CORa21(各記号は、
(29)記載の通りである。)であり、Ra21が、アミ
ノ基である(29)乃至(51)のいずれかに記載の縮
合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0075】(58) グループDの少なくとも一つが
−(CH2)−NRa29CO−Ra24(各記号は、(2
9)記載の通りである。)であり、Ra24が、アミノ基
又はC1-6アルキルアミノ基である(29)乃至(51)
のいずれかに記載の縮合環化合物又は製薬上許容される
その塩。
【0076】(59) グループDの少なくとも一つが
−(CH2)−NRa22a23(各記号は、(29)記載
の通りである。)であり、Ra22及びRa23の少なくとも
何れか一方が、グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいヘテロ環基である(29)乃至
(51)のいずれかに記載の縮合環化合物又は製薬上許
容されるその塩。
【0077】(60) グループDの少なくとも一つ
が、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃
至4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基である(2
9)乃至(51)のいずれかに記載の縮合環化合物又は
製薬上許容されるその塩。
【0078】(61) 2−[4−(3−ブロモフェノ
キシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸エチルエステル(実施例1)、2
−[4−(3−ブロモフェノキシ)フェニル]−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実
施例2)、1−シクロヘキシル−2−(4−ヒドロキシ
フェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチル
エステル(実施例3)、2−[4−(2−ブロモ−5−
クロロベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル
(実施例4)、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
ル)−5−クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチ
ルエステル(実施例5)、2−{4−[2−(4−クロ
ロフェニル)−5−クロロベンジルオキシ]フェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例6)、2−[4−(2−ブロモ−5−メト
キシベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル
(実施例7)、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
ル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
チルエステル(実施例8)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例9)、1−シクロヘキシル−2−{4
−[(E)−2−フェニルビニル]フェニル}ベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル(実施例1
0)、
【0079】1−シクロヘキシル−2−{4−[(E)
−2−フェニルビニル]フェニル}ベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸(実施例11)、2−(4−ベンジル
オキシフェニル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例12)、2−(4−ベン
ジルオキシフェニル)−1−シクロペンチルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボキサミド(実施例13)、2−
(4−ベンジルオキシフェニル)−5−シアノ−1−シ
クロペンチルベンゾイミダゾール(実施例14)、2−
(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペンチル
ベンゾイミダゾール−5−カルボキサミドオキシム(実
施例15)、1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−
(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−チアゾリ
ル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸エチルエステル(実施例16)、1−シクロヘ
キシル−2−{4−[{4−(4−フルオロフェニル)
−2−メチル−5−チアゾリル}メトキシ]フェニル}
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例17)、
1−シクロヘキシル−2−(2−フルオロ−4−ヒドロ
キシフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
チルエステル(実施例18)、2−{4−[ビス(3−
フルオロフェニル)メトキシ]−2−フルオロフェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸エチルエステル(実施例19)、2−{4−
[ビス(3−フルオロフェニル)メトキシ]−2−フル
オロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例20)、
【0080】1−シクロペンチル−2−(4−ニトロフ
ェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエ
ステル(実施例21)、2−(4−アミノフェニル)−
1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸エチルエステル(実施例22)、2−(4−ベンゾイ
ルアミノフェニル)−1−シクロペンチルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸エチルエステル(実施例2
3)、2−(4−ベンゾイルアミノフェニル)−1−シ
クロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実
施例24)、2−{4−[3−(3−クロロフェニル)
フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル(実施例2
5)、2−{4−[3−(3−クロロフェニル)フェノ
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例26)、2−[4−(3
−アセトキシフェニルオキシ)フェニル]−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエ
ステル(実施例27)、1−シクロヘキシル−2−[4
−(3−ヒドロキシフェニルオキシ)フェニル]ベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル(実施例
28)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−
ピリジルメトキシ)フェニルオキシ]フェニル}ベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル(実施例
29)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−
ピリジルメトキシ)フェニルオキシ]フェニル}ベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例30)、
【0081】2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1
−シクロペンチルベンゾイミダゾール(実施例31)、
2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
チルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステ
ル(実施例32)、2−(4−ベンジルオキシフェニ
ル)−1−シクロペンチル−N,N−ジメチルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボキサミド(実施例33)、2−
(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペンチル
−N−メトキシ−N−メチルベンゾイミダゾール−5−
カルボキサミド(実施例34)、2−(4−ベンジルオ
キシフェニル)−1−シクロペンチル−5−(1−ヒド
ロキシ−1−メチルエチル)ベンゾイミダゾール(実施
例35)、5−アセチル−2−(4−ベンジルオキシフ
ェニル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール(実
施例36)、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1
−シクロペンチル−N−(2−ジメチルアミノエチル)
ベンゾイミダゾール−5−カルボキサミド 2塩酸塩
(実施例37)、2−(4−ベンジルオキシフェニル)
−1−シクロペンチル−5−ニトロベンゾイミダゾール
(実施例38)、5−アミノ−2−(4−ベンジルオキ
シフェニル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール
塩酸塩(実施例39)、5−アセチルアミノ−2−
(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペンチル
ベンゾイミダゾール(実施例40)、
【0082】2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1
−シクロペンチル−5−メタンスルホニルアミノベンゾ
イミダゾール(実施例41)、5−スルファモイル−2
−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペンチ
ルベンゾイミダゾール(実施例42)、2−[4−(4
−tert−ブチルベンジルオキシ)フェニル]−1−
シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例43)、2−[4−(4−カルボキシベンジル
オキシ)フェニル]−1−シクロペンチルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸(実施例44)、2−[4−
(4−クロロベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロ
ペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
45)、2−{4−[(2−クロロ−5−チエニル)メ
トキシ]フェニル}−1−シクロペンチルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸(実施例46)、1−シクロペ
ンチル−2−[4−(4−トリフルオロメチルベンジル
オキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸(実施例47)、1−シクロペンチル−2−[4−
(4−メトキシベンジルオキシ)フェニル]ベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸(実施例48)、1−シクロ
ペンチル−2−[4−(4−ピリジルメトキシ)フェニ
ル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実
施例49)、1−シクロペンチル−2−[4−(4−メ
チルベンジルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例50)、
【0083】1−シクロペンチル−2−{4−[(3,
5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)メトキシ]フェ
ニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例5
1)、1−シクロペンチル−2−(4−ヒドロキシフェ
ニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例5
2)、[2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シ
クロペンチルベンゾイミダゾール−5−イル]カルボニ
ルアミノ酢酸(実施例53)、2−[4−(2−クロロ
ベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロペンチルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例54)、2−
[4−(3−クロロベンジルオキシ)フェニル]−1−
シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例55)、2−(4−ベンジルオキシフェニル)
−3−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例56)、2−[4−(ベンゼンスルホニル
アミノ)フェニル]−1−シクロペンチルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸(実施例57)、1−シクロペ
ンチル−2−[4−(3,5−ジクロロフェニルカルボ
ニルアミノ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カル
ボン酸(実施例58)、2−{4−[(4−クロロフェ
ニル)カルボニルアミノ]フェニル}−1−シクロペン
チルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例5
9)、2−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)
カルボニルアミノ]フェニル}−1−シクロペンチルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例60)、
【0084】2−{4−[(4−ベンジルオキシフェニ
ル)カルボニルアミノ]フェニル}−1−シクロペンチ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例6
1)、trans−4−[2−(4−ベンジルオキシフ
ェニル)−5−カルボキシベンゾイミダゾール−1−イ
ル]シクロヘキサン−1−オール(実施例62)、tr
ans−1−[2−(4−ベンジルオキシフェニル)−
5−カルボキシベンゾイミダゾール−1−イル]−4−
メトキシシクロヘキサン(実施例63)、2−(4−ベ
ンジルオキシフェニル)−5−カルボキシメチル−1−
シクロペンチルベンゾイミダゾール(実施例64)、2
−[1−ベンジルオキシカルボニル−4−ピペリジル]
−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例65)、2−[(4−シクロヘキシルフェ
ニル)カルボニルアミノ]−1−シクロペンチルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例66)、1−シ
クロペンチル−2−[4−(3,5−ジクロロベンジル
オキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸(実施例67)、1−シクロペンチル−2−[4−
(3,4−ジクロロベンジルオキシ)フェニル]ベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例68)、1−シ
クロペンチル−2−[4−(フェニルカルバモイルアミ
ノ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例69)、1−シクロペンチル−2−[4−(ジ
フェニルメトキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例70)、
【0085】1−シクロペンチル−2−(4−フェネチ
ルオキシフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸(実施例71)、trans−1−[2−(4−ベン
ジルオキシフェニル)−5−カルボキシベンゾイミダゾ
ール−1−イル]−4−tert−ブチルシクロヘキサ
ン(実施例72)、2−(4−ベンジルオキシフェニ
ル)−5−カルボキシメトキシ−1−シクロペンチルベ
ンゾイミダゾール(実施例73)、2−(4−ベンジル
アミノフェニル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例74)、2−[4−(N
−ベンゼンスルホニル−N−メチルアミノ)フェニル]
−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例75)、2−[4−(N−ベンジル−N−
メチルアミノ)フェニル]−1−シクロペンチルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例76)、1−シ
クロヘキシル−2−(4−フェネチルフェニル)ベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例77)、2−
(1−ベンジル−4−ピペリジル)−1−シクロペンチ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例7
8)、2−(1−ベンゾイル−4−ピペリジル)−1−
シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例79)、1−シクロペンチル−2−[1−(p
−トルエンスルホニル)−4−ピペリジル]ベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸(実施例80)、
【0086】1−シクロヘキシル−2−[4−(3,5
−ジクロロベンジルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例81)、1−シクロヘキ
シル−2−[4−(ジフェニルメトキシ)フェニル]ベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例82)、1
−シクロヘキシル−2−[4−(3,5−ジ−tert
−ブチルベンジルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例83)、2−(4−ベンジ
ルオキシフェニル)−1−(4−メチルシクロヘキシ
ル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例8
4)、1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(2−ナ
フチル)エトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例85)、1−シクロヘキシル−2
−[4−(1−ナフチル)メトキシフェニル]ベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例86)、1−シク
ロヘキシル−2−[4−(ジベンジルアミノ)フェニ
ル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例8
7)、2−[4−(2−ビフェニリルメトキシ)フェニ
ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例88)、2−(4−ベンジルオキシフ
ェニル)−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例89)、1−シクロヘキシル−2
−[4−(ジベンジルメトキシ)フェニル]ベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸(実施例90)、
【0087】2−(4−ベンゾイルメトキシフェニル)
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例91)、2−(4−ベンジル−1−ピペラ
ジニル)−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 2塩酸塩(実施例92)、1−シクロヘ
キシル−2−[4−(3,3−ジフェニルプロピルオキ
シ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例93)、2−[4−(3−クロロ−6−フェニ
ルベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例94)、2
−(4−ベンジルオキシピペリジノ)−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例9
5)、1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(フェノ
キシ)エトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例96)、1−シクロヘキシル−2−
[4−(3−フェニルプロピルオキシ)フェニル]ベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例97)、1−
シクロヘキシル−2−[4−(5−フェニルペンチルオ
キシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例98)、2−(3−ベンジルオキシ−5−イソ
オキサゾリル)−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例99)、2−(2−ベンジ
ルオキシ−5−ピリジル)−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例100)、
【0088】1−シクロヘキシル−2−{4−[2−
(3,4,5−トリメトキシフェニル)エトキシ]フェ
ニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例1
01)、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−
(4,4−ジメチルシクロヘキシル)ベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例102)、1−シクロヘキ
シル−2−{4−[2−(1−ナフチル)エトキシ]フ
ェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
103)、2−[4−(2−ベンジルオキシフェノキ
シ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例104)、2−[4−(3
−ベンジルオキシフェノキシ)フェニル]−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
105)、1−シクロヘキシル−2−[4−(2−ヒド
ロキシフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例106)、1−シクロヘキシル−
2−[4−(3−ヒドロキシフェノキシ)フェニル]ベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例107)、
1−シクロヘキシル−2−[4−(2−メトキシフェノ
キシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例108)、1−シクロヘキシル−2−[4−
(3−メトキシフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例109)、1−シクロヘ
キシル−2−[4−(2−プロポキシフェノキシ)フェ
ニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例1
10)、
【0089】1−シクロヘキシル−2−[4−(3−プ
ロポキシフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例111)、1−シクロヘキシル
−2−{4−[2−(3−メチル−2−ブテニルオキ
シ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例112)、1−シクロヘキシル−2
−{4−[3−(3−メチル−2−ブテニルオキシ)フ
ェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例113)、1−シクロヘキシル−2−[4
−(2−イソペンチルオキシフェノキシ)フェニル]ベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例114)、
1−シクロヘキシル−2−[4−(3−イソペンチルオ
キシフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例115)、1−シクロヘキシル−2
−{4−[2−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベン
ゾ[b,f]アゼピン−5−イル)エトキシ]フェニ
ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例11
6)、1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(4−ト
リフルオロメチルフェニル)ベンジルオキシ]フェニ
ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例11
7)、2−{4−[ビス(4−クロロフェニル)メトキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例118)、1−シクロヘキ
シル−2−{4−[2−(4−メトキシフェニル)エト
キシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例119)、1−シクロヘキシル−2−{4−
[2−(2−メトキシフェニル)エトキシ]フェニル}
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例12
0)、
【0090】1−シクロヘキシル−2−{4−[2−
(3−メトキシフェニル)エトキシ]フェニル}ベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例121)、2−
(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロヘプチル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例12
2)、1−シクロヘキシル−2−[4−(2−フェネチ
ルオキシフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例123)、1−シクロヘキシル
−2−[4−(3−フェネチルオキシフェノキシ)フェ
ニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例1
24)、1−シクロヘキシル−2−[4−(2,2−ジ
フェニルエトキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例125)、2−(4−ベンジルオ
キシフェニル)−1−(3−シクロヘキセニル)ベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例126)、ci
s−1−[2−(4−ベンジルオキシフェニル)−5−
カルボキシベンゾイミダゾール−1−イル]−4−フル
オロシクロヘキサン(実施例127)、1−シクロヘキ
シル−2−[4−(2−フェノキシフェノキシ)フェニ
ル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例12
8)、1−シクロヘキシル−2−[4−(3−フェノキ
シフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例129)、2−{4−[(2R)−2
−ベンジルオキシカルボニルアミノ−2−フェニルエト
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例130)、
【0091】1−シクロヘキシル−2−{2−フルオロ
−4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)ベン
ジルオキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カル
ボン酸(実施例131)、2−[4−(4−ベンジルオ
キシフェノキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例132)、2
−{4−[ビス(4−メチルフェニル)メトキシ]フェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例133)、2−{4−[ビス(4−
フルオロフェニル)メトキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
134)、1−シクロヘキシル−6−メトキシ−2−
[4−(3−フェニルプロポキシ)フェニル]ベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例135)、1−シ
クロヘキシル−6−ヒドロキシ−2−[4−(3−フェ
ニルプロポキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例136)、1−シクロヘキシル−6
−メチル−2−[4−(3−フェニルプロポキシ)フェ
ニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例1
37)、2−{4−[2−(2−ベンジルオキシフェニ
ル)エトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例138)、2−
{4−[2−(3−ベンジルオキシフェニル)エトキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例139)、2−[4−(2
−カルボキシメチルオキシフェノキシ)フェニル]−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例140)、
【0092】2−[4−(3−カルボキシメチルオキシ
フェノキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例141)、2−
{4−[3−クロロ−6−(4−メチルフェニル)ベン
ジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例142)、2−
{4−[3−クロロ−6−(4−メトキシフェニル)ベ
ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例143)、1−
シクロヘキシル−2−{2−メチル−4−[2−(4−
トリフルオロメチルフェニル)ベンジルオキシ]フェニ
ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例14
4)、2−{4−[2−(4−tert−ブチルフェニ
ル)−5−クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実
施例145)、2−{4−(3−クロロ−6−フェニル
ベンジルオキシ)−2−フルオロフェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施
例146)、2−{4−[3−クロロ−6−(3,5−
ジクロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例147)、2−{4−[ビス(4−フルオロフ
ェニル)メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実
施例148)、2−{4−(4−ベンジルオキシフェノ
キシ)−2−クロロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例149)、
2−{4−(4−ベンジルオキシフェノキシ)−2−ト
リフルオロメチルフェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例150)、
【0093】2−{4−[3−クロロ−6−(2−トリ
フルオロメチルフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例151)、2−{4−[(2R)−2−ア
ミノ−2−フェニルエトキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
152)、2−[4−(2−ビフェニリルオキシ)フェ
ニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例153)、2−[4−(3−ビフェ
ニリルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例154)、2−
{4−[2−{(1−tert−ブトキシカルボニル−
4−ピペリジル)メトキシ}フェノキシ]フェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸(実施例155)、2−{4−[3−{(1−ter
t−ブトキシカルボニル−4−ピペリジル)メトキシ}
フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例156)、2−
{4−[3−クロロ−6−(3,4,5−トリメトキシ
フェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例1
57)、2−{4−[2−(2−ビフェニリル)エトキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例158)、2−[4−(2
−ビフェニリルメトキシ)フェニル]−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例15
9)、1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(4−ピ
ペリジルメトキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例160)、
【0094】1−シクロヘキシル−2−{4−[3−
(4−ピペリジルメトキシ)フェノキシ]フェニル}ベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例1
61)、2−{4−[(2R)−2−アセチルアミノ−
2−フェニルエトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例16
2)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−メ
チル−3−ペンテニルオキシ)フェノキシ]フェニル}
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例16
3)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(3−メ
チル−3−ブテニルオキシ)フェノキシ]フェニル}ベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例164)、
2−{4−[{(2S)−1−ベンジル−2−ピロリジ
ニル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例16
5)、2−{4−[3−クロロ−6−(4−メチルチオ
フェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例1
66)、2−{4−[3−クロロ−6−(4−メタンス
ルホニルフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例167)、2−{4−[3−クロロ−6−(2
−チエニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
168)、2−{4−[3−クロロ−6−(3−クロロ
フェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例1
69)、2−{4−[3−クロロ−6−(3−ピリジ
ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例17
0)、
【0095】2−{4−[3−クロロ−6−(4−フル
オロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施
例171)、2−[4−(4−ベンジルオキシフェノキ
シ)−3−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例172)、
2−[4−(2−ブロモ−5−クロロベンジルオキシ)
フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例173)、2−{4−[3−ク
ロロ−6−(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]−
2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例174)、2−
{4−[2−{(1−アセチル−4−ピペリジル)メト
キシ}フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例175)、
2−{4−[3−{(1−アセチル−4−ピペリジル)
メトキシ}フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例17
6)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(2−プ
ロピニルオキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸(実施例177)、1−シクロ
ヘキシル−2−{4−[3−(3−ピリジルメトキシ)
フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カル
ボン酸(実施例178)、2−(4−ベンジルオキシ−
2−メトキシフェニル)−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例179)、2−
[4−(2−ブロモ−5−メトキシベンジルオキシ)フ
ェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例180)、
【0096】2−[4−(カルボキシジフェニルメトキ
シ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例181)、2−{4−[2
−(4−クロロフェニル)−5−ニトロベンジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例182)、2−{4−[3
−アセチルアミノ−6−(4−クロロフェニル)ベンジ
ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸(実施例183)、2−{4
−[2−(4−カルボキシフェニル)−5−クロロベン
ジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例184)、2−
{4−[{(2S)−1−ベンジルオキシカルボニル−
2−ピロリジニル}メトキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
185)、2−{2−クロロ−4−[2−(4−トリフ
ルオロメチルフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸(実施例186)、1−シクロヘキシル−2−{4−
[3−(2−ピリジルメトキシ)フェノキシ]フェニ
ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例18
7)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
フルオロベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例18
8)、2−{4−[3−カルボキシ−6−(4−クロロ
フェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例1
89)、2−{4−[3−カルバモイル−6−(4−ク
ロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施
例190)、
【0097】1−シクロヘキシル−2−{4−[2−
(ジメチルカルバモイルメトキシ)フェノキシ]フェニ
ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例19
1)、1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(ピペリ
ジノカルボニルメトキシ)フェノキシ]フェニル}ベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例192)、2
−{4−[{(2S)−1−ベンゼンスルホニル−2−
ピロリジニル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例19
3)、2−{4−[{(2S)−1−ベンゾイル−2−
ピロリジニル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例19
4)、2−{4−[2−(4−カルバモイルフェニル)
−5−クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
195)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(ジ
メチルカルバモイルメトキシ)フェノキシ]フェニル}
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例19
6)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(ピペリ
ジノカルボニルメトキシ)フェノキシ]フェニル}ベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例197)、1
−シクロヘキシル−2−{4−[3−{(1−メタンス
ルホニル−4−ピペリジル)メトキシ}フェノキシ]フ
ェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
198)、1−シクロヘキシル−2−{4−[{2−メ
チル−5−(4−クロロフェニル)−4−オキサゾリ
ル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例199)、2−{4−[3−(3−ク
ロロベンジルオキシ)フェノキシ]フェニル}−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実
施例200)、
【0098】2−{4−[3−(4−クロロベンジルオ
キシ)フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例201)、
1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−フルオロ
ベンジルオキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸(実施例202)、1−シクロ
ヘキシル−2−{4−[{(2S)−1−(4−ニトロ
フェニル)−2−ピロリジニル}メトキシ]フェニル}
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例20
3)、1−シクロヘキシル−2−{4−[{(2S)−
1−フェニル−2−ピロリジニル}メトキシ]フェニ
ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実
施例204)、2−{4−[{(2S)−1−(4−ア
セチルアミノフェニル)−2−ピロリジニル}メトキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例205)、2−{4−
[{5−(4−クロロフェニル)−2−メチル−4−チ
アゾリル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例20
6)、2−{4−[ビス(3−フルオロフェニル)メト
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例207)、1−シクロヘ
キシル−2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−3
−ニトロベンジルオキシ]フェニル}ベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例208)、1−シクロヘキ
シル−2−{4−[3−(4−テトラヒドロピラニルオ
キシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例209)、1−シクロヘキシル−
2−{4−[3−(4−トリフルオロメチルベンジルオ
キシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例210)、
【0099】1−シクロヘキシル−2−{4−[3−
{(1−メチル−4−ピペリジル)メトキシ}フェノキ
シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例211)、2−{4−[3−(4−tert−
ブチルベンジルオキシ)フェノキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例212)、2−{4−[3−(2−クロロベン
ジルオキシ)フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例21
3)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(3−ピ
リジル)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例214)、2−{4−[3−
(4−クロロフェニル)フェノキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例215)、1−シクロヘキシル−2−{4−
[3−(4−メトキシフェニル)フェノキシ]フェニ
ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例21
6)、1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−(4−
メタンスルホニルフェニル)−2−メチル−5−チアゾ
リル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例217)、2−{4−[{4−(4
−クロロフェニル)−2−メチル−5−チアゾリル}メ
トキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸(実施例218)、2−{4−
[1−(4−クロロベンジル)−3−ピペリジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例219)、1−シクロヘキ
シル−2−{4−[3−{(2−メチル−4−チアゾリ
ル)メトキシ}フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例220)、
【0100】1−シクロヘキシル−2−{4−[3−
{(2,4−ジメチル−5−チアゾリル)メトキシ}フ
ェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例221)、1−シクロヘキシル−2−{4
−[3−(3,5−ジクロロフェニル)フェノキシ]フ
ェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
222)、2−{4−[1−(4−クロロベンジル)−
4−ピペリジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例22
3)、2−{4−[3−(4−クロロベンジルオキシ)
ピペリジノ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例224)、2−
{4−[4−カルバモイル−2−(4−クロロフェニ
ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例22
5)、2−{4−[4−(4−クロロベンジルオキシ)
ピペリジノ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例226)、2−
{4−[3−{(2−クロロ−4−ピリジル)メトキ
シ}フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例227)、2
−{4−[{(2S)−1−(4−ジメチルカルバモイ
ルフェニル)−2−ピロリジニル}メトキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例228)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−5−エトキシカルボニルベンジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例229)、1−シクロヘキ
シル−2−[4−(3−トリフルオロメチルフェノキ
シ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例230)、
【0101】1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−
(4−ジメチルカルバモイルフェニル)−2−メチル−
5−チアゾリル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例231)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−ジメチルカルバモ
イルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例23
2)、2−{4−[{4−(4−クロロフェニル)−2
−メチル−5−ピリミジニル}メトキシ]フェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸 塩酸塩(実施例233)、2−{4−[{2−(4
−クロロフェニル)−3−ピリジル}メトキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 2塩酸塩(実施例234)、2−{4−
[{3−(4−クロロフェニル)−2−ピリジル}メト
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例235)、2−{4−
[2−(3−クロロフェニル)−4−メチルアミノ−
1,3,5−トリアジン−6−イルオキシ]フェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 トリフルオロ酢酸塩(実施例236)、2−{4
−[2−(4−クロロフェニル)−4−(5−テトラゾ
リル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例23
7)、2−[4−(4−ベンジルオキシ−6−ピリミジ
ニルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例238)、1−シ
クロヘキシル−2−{4−[4−(4−ピリジルメトキ
シ)−6−ピリミジニルオキシ]フェニル}ベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸(実施例239)、2−{4
−[4−(3−クロロフェニル)−6−ピリミジニルオ
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例240)、
【0102】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチル
エステル(実施例241)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 塩酸塩(実施例242)、2−{4−[3−
(4−クロロフェニル)ピリジン−2−イルメトキシ]
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸エチルエステル(実施例243)、2−
[4−(2−ブロモ−5−tert−ブトキシカルボニ
ルベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル(実
施例244)、2−{4−[5−tert−ブトキシカ
ルボニル−2−(4−クロロフェニル)ベンジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸メチルエステル(実施例245)、
2−{4−[5−カルボキシ−2−(4−クロロフェニ
ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル
塩酸塩(実施例246)、2−{4−[2−(4−クロ
ロフェニル)−5−メチルカルバモイルベンジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸メチルエステル(実施例247)、
2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メチル
カルバモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸塩酸塩
(実施例248)、2−{4−[3−(tert−ブチ
ルスルファモイル)−6−(4−クロロフェニル)ベン
ジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例249)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−スルファモ
イルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 トリフルオロ酢
酸塩(実施例250)、
【0103】2−(4−ベンジルオキシシクロヘキシ
ル)−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 塩酸塩(実施例251)、2−[2−(2−
ビフェニリルオキシメチル)−5−チエニル]−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実
施例252)、2−[2−(2−ビフェニリルオキシメ
チル)−5−フリル]−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸(実施例253)、1−シク
ロヘキシル−2−{4−[{4−(4−フルオロフェニ
ル)−2−ヒドロキシメチル−5−チアゾリル}メトキ
シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例254)、1−シクロヘキシル−2−{4−
[{4−(4−カルボキシフェニル)−2−メチル−5
−チアゾリル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例255)、1−シ
クロヘキシル−2−{2−フルオロ−4−[4−フルオ
ロ−2−(3−フルオロベンゾイル)ベンジルオキシ]
フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施
例256)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−スルホン酸(実施
例257)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−3−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−4−カルボン酸(実施
例258)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−ジ
メチルカルバモイル−5−(4−ピリジルメトキシ)フ
ェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸2塩酸塩(実施例259)、1−シクロヘキシル−
2−{4−[3−カルボキシ−5−(4−ピリジルメト
キシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 2塩酸塩(実施例260)、
【0104】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−4−カルボン酸(実施
例261)、2−{4−[3−カルバモイル−6−(4
−クロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例262)、2−{4−[{2−(4−カ
ルボキシフェニル)−3−ピリジル}メトキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例263)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−(4−テトラヒドロチオピラニル)ベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例264)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ジメチルカ
ルバモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例265)、1−シクロヘキシル−2−{4−
[3−ジメチルカルバモイル−6−(4−トリフルオロ
メチルフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}ベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例26
6)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−ジメチル
カルバモイル−6−(4−メチルチオフェニル)ベンジ
ルオキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 塩酸塩(実施例267)、2−{4−[2−(4
−クロロフェニル)−5−メチルカルバモイルベンジル
オキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施
例268)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−ジメチルカルバモイルベンジルオキシ]−2−フ
ルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例269)、2−
{4−[3−カルバモイル−6−(4−クロロフェニ
ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例270)、
【0105】2−{4−[3−ジメチルカルバモイル−
6−(4−メタンスルホニルフェニル)ベンジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例271)、2−
{4−[3−ジメチルカルバモイル−6−(3−ピリジ
ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 2塩酸塩(実施
例272)、2−{4−[3−ジメチルカルバモイル−
6−(4−ジメチルカルバモイルフェニル)ベンジルオ
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例273)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキシベンジル
オキシ]フェニル}−1−(1−オキソ−4−テトラヒ
ドロチオピラニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸(実施例274)、2−{4−[2−(4−クロロフ
ェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−
1−(1,1−ジオキソ−4−テトラヒドロチオピラニ
ル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例27
5)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
メトキシベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
1−(4−テトラヒドロチオピラニル)ベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例276)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキシベンジル
オキシ]−2−フルオロフェニル}−1−(1−オキソ
−4−テトラヒドロチオピラニル)ベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸(実施例277)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキ
シ]−2−フルオロフェニル}−1−(1,1−ジオキ
ソ−4−テトラヒドロチオピラニル)ベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例278)、2−{4−[2
−(4−クロロフェニル)−5−ジメチルスルファモイ
ルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例2
79)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
−メタンスルホニルベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例280)、
【0106】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−メチルスルファモイルベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例281)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−5−ジメチルアミノベンジルオキシ]
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例282)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−メタンスルホニルアミノ
ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例283)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ジエチル
カルバモイルベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例284)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−5−イソプロピルカルバモイルベンジ
ルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例28
5)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
ピペリジノカルボニルベンジルオキシ]−2−フルオロ
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例286)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−(1−ピロリジニル)カ
ルボニルベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸(実施例287)、2−{4−[2−(4−クロロフ
ェニル)−5−(2−ヒドロキシエチル)カルバモイル
ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施
例288)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(4−ヒドロキシピペリジノ)カルボニルベンジ
ルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例28
9)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
モルホリノカルボニルベンジルオキシ]−2−フルオロ
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例290)、
【0107】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−チオモルホリノカルボニルベンジルオキシ]−2
−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸(実施例291)、2−{4
−[3−(カルボキシメチルカルバモイル)−6−(4
−クロロフェニル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例292)、2−{4−[2−{4
−(2−カルボキシエチル)フェニル}−5−クロロベ
ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例293)、2−
{4−[3−クロロ−6−(4−ヒドロキシメチルフェ
ニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例29
4)、2−{4−[3−クロロ−6−(4−メトキシメ
チルフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施
例295)、2−{4−[2−(3−カルボキシフェニ
ル)−5−クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実
施例296)、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
ル)−5−メチルチオベンジルオキシ]フェニル}−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例297)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−メチルスルフィニルベンジルオキシ]フェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例298)、2−{4−[2−(4−
クロロフェニル)−5−シアノベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例299)、2−{4−[ビス(2−ピ
リジル)メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例300)、
【0108】2−{4−[ビス(4−ジメチルカルバモ
イルフェニル)メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例30
1)、2−{4−[ビス(2−チエニル)メトキシ]フ
ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例302)、2−{4−[2−(4
−クロロフェニル)−5−(ジメチルカルバモイル)ベ
ンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエ
ステル(実施例303)、2−{4−[2−(4−クロ
ロフェニル)−5−(ジメチルカルバモイル)ベンジル
オキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・ナトリウム塩
(実施例304)、2−{4−[5−カルボキシ−2−
(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]−2−フルオ
ロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸(実施例305)、2−{4−[2−
(4−カルボキシフェニル)−5−メトキシベンジルオ
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例306)、2−{4−
[2−(4−カルバモイルフェニル)−5−(ジメチル
カルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施
例307)、2−{4−[5−アミノ−2−(4−クロ
ロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
308)、2−{4−[5−(4−クロロフェニル)−
2−メトキシベンジルスルフィニル]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・
塩酸塩(実施例309)、2−{4−[5−(4−クロ
ロフェニル)−2−メトキシベンジルスルホニル]フェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸・塩酸塩(実施例310)、
【0109】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−メトキシベンジルチオ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩
(実施例311)、2−{4−[ビス(4−カルボキシ
フェニル)メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例312)、2−{4−[フェニル−3−ピリジ
ルメトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例3
13)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
−(メチルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フル
オロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸メチルエステル(実施例314)、
2−{4−[5−クロロ−2−(4−ピリジル)ベンジ
ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩(実施例315)、
2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(ベン
ジルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・
塩酸塩(実施例316)、2−{4−[2−(4−クロ
ロフェニル)−5−(シクロヘキシルメチルカルバモイ
ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩(実施例
317)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
5−(4−ピリジルメチルカルバモイル)ベンジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸・二塩酸塩(実施例318)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(N−ベン
ジル−N−メチルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸・塩酸塩(実施例319)、2−{4−[5
−ジメチルアミノカルボニル−2−(4−ピリジル)ベ
ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸・2塩酸塩(実施例32
0)、
【0110】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(4−メチルピペラジン−1−イルカルボニル)
ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸・2塩酸塩(実施例3
21)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
−{N−(3−ピリジルメチル)カルバモイル}ベンジ
ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸・2塩酸塩(実施例32
2)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
{N−(2−ピリジルメチル)カルバモイル}ベンジル
オキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸・2塩酸塩(実施例323)、
2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(シク
ロヘキシルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸・塩酸塩(実施例324)、2−{4−[2−(4
−クロロフェニル)−5−(2−ピリジン−4−イルエ
チルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・
2塩酸塩(実施例325)、2−{4−[(4−フルオ
ロフェニル){4−(ジメチルアミノカルボニル)フェ
ニル}メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施
例326)、2−{4−[(4−フルオロフェニル)
(4−カルボキシフェニル)メトキシ]−2−フルオロ
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例327)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−(4−オキソピペリジノ
カルボニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩
(実施例328)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−ヒドロキシベンジルオキシ]フェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸・塩酸塩(実施例329)、2−{4−[2−(4−
クロロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)
ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩(実施例33
0)、
【0111】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(N−イソプロピル−N−メチルカルバモイル)
ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩(実施例33
1)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
(フェニルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸・塩酸塩(実施例332)、2−{4−[2−(4
−クロロフェニル)−5−(4−メトキシピペリジノカ
ルボニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩
(実施例333)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−(3−ヒドロキシプロピルオキシ)ベンジ
ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸(実施例334)、2−{4
−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−ヒドロキ
シエトキシ)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩
(実施例335)、2−[4−(2−ブロモ−5−ニト
ロベンジルオキシ)−2−フルオロフェニル]−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチ
ルエステル(実施例336)、2−[4−{2−(4−
クロロフェニル)−5−ニトロベンジルオキシ}−2−
フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸メチルエステル(実施例33
7)、2−[4−{5−アミノ−2−(4−クロロフェ
ニル)ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
メチルエステル(実施例338)、2−[4−{2−
(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソピロリジン
−1−イル)ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニ
ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸メチルエステル(実施例339)、2−[4−
{2−(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソピロ
リジン−1−イル)ベンジルオキシ}−2−フルオロフ
ェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 塩酸塩(実施例340)、
【0112】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(4−メチルピペリジン−1−イルカルボニル)
ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例34
1)、2−{4−[5−アセチル−2−(4−クロロフ
ェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実
施例342)、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
ル)−5−{(4−ヒドロキシピペリジン−1−イルカ
ルボニル)メトキシ}ベンジルオキシ]フェニル}−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例343)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−(2−メトキシエトキシ)ベンジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例344)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−{2−(2
−メトキシエトキシ)エトキシ}ベンジルオキシ]フェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸 塩酸塩(実施例345)、2−{4−[2
−(4−クロロフェニル)−5−(イソブチルカルボニ
ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例34
6)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
(2−メチルチアゾール−4−イル)ベンジルオキシ]
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例347)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−(3,4−ジヒドロキシ
ピペリジン−1−イルカルボニル)ベンジルオキシ]フ
ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 塩酸塩(実施例348)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−(3−メチル−
1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)ベンジルオ
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例349)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−4−(イソプロ
ピルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例350)、
【0113】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−4−(ピペリジノカルボニル)ベンジルオキシ]フェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸 塩酸塩(実施例351)、2−{4−[2
−(4−クロロフェニル)−5−{(1−ヒドロキシ−
2−メチルプロパン−2−イル)カルバモイル}ベンジ
ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例352)、
2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(4,
4−ジメチル−2−オキサゾリン−2−イル)}ベンジ
ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸 二塩酸塩(実施例35
3)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−4−
(4−ヒドロキシピペリジン−1−イルカルボニル)ベ
ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例35
4)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−4−
{(2−ヒドロキシエチル)カルバモイル}ベンジルオ
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例355)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−4−{(4−ピ
リジルメチル)カルバモイル}ベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例356)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−4−(ジメチルカルバモイル)ベンジ
ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例357)、
2−{4−[5−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 二塩酸塩(実施例358)、2−{4−[2
−(4−クロロフェニル)−5−(4−ヒドロキシピペ
リジン−1−イルスルホニル)ベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 塩酸塩(実施例359)、2−{4−[5−
(ジメチルカルバモイル)−2−(4−フルオロフェニ
ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例
360)、
【0114】2−{4−[5−(ジメチルカルバモイ
ル)−2−(3−フルオロフェニル)ベンジルオキシ]
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸 塩酸塩(実施例361)、2−{4−
[2−(5−クロロチオフェン−2−イル)−5−(ジ
メチルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例362)、2−{4−[2−ブロモ−
5−(5−メチルオキサゾール−2−イル)ベンジルオ
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例363)、2−
{4−[2−ブロモ−5−(5−メチルチアゾール−2
−イル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸塩酸塩(実施
例364)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(5−メチルオキサゾール−2−イル)ベンジル
オキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例365)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(5−メ
チルチアゾール−2−イル)ベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 塩酸塩(実施例366)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−テトラゾール−5−イル
ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例36
7)、2−{4−[5−クロロ−2−(4−シアノフェ
ニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施
例368)、2−{4−[5−クロロ−2−(4−テト
ラゾール−5−イルフェニル)ベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 塩酸塩(実施例369)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−{2−(4−ヒドロキシ
ピペリジン−1−イル)エトキシ}ベンジルオキシ]フ
ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 塩酸塩(実施例370)、
【0115】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(2−オキソピペリジン−1−イル)ベンジルオ
キシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例
371)、2−{4−[3−(4−クロロフェニル)−
5−(ジメチルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−
フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例372)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(N−ヒ
ドロキシアミジノ)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 二塩酸塩(実施例373)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−(2,5−ジヒド
ロ−5−オキソ−4H−1,2,4−オキサジアゾール
−3−イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 塩酸塩(実施例374)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソ−3H−
1,2,3,5−オキサチアジアゾール−4−イル)ベ
ンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例375)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−(2,5−ジヒドロ−5−オキソ−4H−
1,2,4−チアジアゾール−3−イル)ベンジルオキ
シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸塩酸塩(実施例37
6)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
(シクロプロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2
−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例377)、
2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(シク
ロブチルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオ
ロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例378)、2−{4
−[2−(4−クロロフェニル)−5−(tert−ブ
チルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 塩酸塩(実施例379)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−(イソブチルカル
バモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 塩酸塩(実施例380)、
【0116】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−{(1−ヒドロキシプロパン−2−イル)カルバ
モイル}ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸 塩酸塩(実施例381)、2−{4−[2−(4−
クロロフェニル)−5−(メトキシカルバモイル)ベン
ジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例382)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−{(2,3−ジヒドロキシプロピル)カル
バモイル}ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 塩酸塩(実施例383)、2−{4−[2−(4
−クロロフェニル)−5−(N−エチル−N−メチルカ
ルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 塩酸塩(実施例384)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−(N−メチル−N−プロ
ピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 塩酸塩(実施例385)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−(N−イソプロピ
ル−N−メチルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−
フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例386)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2,6
−ジメチルピペリジン−1−イルカルボニル)ベンジル
オキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施
例387)、2−{4−[5−(ブチルカルバモイル)
−2−(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]−2−
フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例388)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(プロピ
ルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸 塩酸塩(実施例389)、2−{4−[2
−(4−クロロフェニル)−5−(エチルカルバモイ
ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例390)、
【0117】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−{(ジメチルカルバモイル)アミノ}ベンジルオ
キシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例
391)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
5−{(モルホリノカルボニル)アミノ}ベンジルオキ
シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例3
92)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
−ウレイドベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 塩酸塩(実施例393)、2−{4−[2−(4
−クロロフェニル)−5−{(エチルカルバモイル)ア
ミノ}ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例394)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−5−{(イソプロピルカルバモイル)
アミノ}ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸 塩酸塩(実施例395)、2−{4−[2−(3,
4−ジフルオロフェニル)−5−(イソプロピルカルバ
モイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸(実施例396)、2−{4−[2−(2,4−ジフ
ルオロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)
ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
塩(実施例397)、2−{4−[2−(3,5−ジク
ロロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベ
ンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例398)、2−{4−[2−(3−クロロ−4
−フルオロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイ
ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例399)、2−{4−[2−(3,4−
ジクロロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイ
ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例400)、
【0118】2−{4−[2−(4−クロロ−2−フル
オロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベ
ンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例401)、2−{4−[2−(4−クロロ−2
−フルオロフェニル)−5−(ピロリジン−1−イルカ
ルボニル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 塩酸塩(実施例402)、2−{4−[2−(4
−クロロ−3−フルオロフェニル)−5−(ピロリジン
−1−イルカルボニル)ベンジルオキシ]−2−フルオ
ロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例403)、2−{4
−[2−(4−クロロ−3−フルオロフェニル)−5−
(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−
フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例404)、2
−{4−[2−{4−(メチルチオ)フェニル}−5−
(2−オキソピロリジン−1−イル)ベンジルオキシ]
−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例40
5)、2−{4−[2−{4−(メチルチオ)フェニ
ル}−5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオキ
シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例4
06)、2−{4−[4−クロロ−2−(4−クロロフ
ェニル)−5−(1,1−ジオキソイソチアゾリジン−
2−イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 塩酸塩(実施例407)、2−{4−[4−クロ
ロ−2−(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソピ
ロリジン−1−イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロ
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸 塩酸塩(実施例408)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−(イソプロピルア
ミノスルホニル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸 塩酸塩(実施例409)、2−{4−[2
−(4−クロロフェニル)−5−(ジメチルカルバモイ
ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例410)、
【0119】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イルカルボニ
ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例411)、2−{4−[2−(4−クロ
ロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベン
ジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロペ
ンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例412)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオ
キシ]フェニル}−1−シクロペンチルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例413)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(ジメチル
カルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
塩(実施例414)、2−{4−[2−(4−クロロフ
ェニル)−5−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル
カルボニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
ペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例415)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオ
キシ]フェニル}−1−(テトラヒドロチオピラン−4
−イル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例416)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ベン
ジルオキシ]フェニル}−1−(テトラヒドロチオピラ
ン−4−イル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例417)、2−{4−[2−(4−クロ
ロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベン
ジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−(テトラ
ヒドロチオピラン−4−イル)ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 塩酸塩(実施例418)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソピロ
リジン−1−イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
ェニル}−1−(テトラヒドロチオピラン−4−イル)
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例
419)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−
2−フルオロフェニル}−1−ピペリジノベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例420)、
【0120】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ベンジルオ
キシ]−2−フルオロフェニル}−1−ピペリジノベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例421)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−イ
ミダゾリン−2−イル)ベンジルオキシ]−2−フルオ
ロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸 二塩酸塩(実施例422)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−オキ
ソオキサゾリジン−3−イル)ベンジルオキシ]−2−
フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例423)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−オ
キソイミダゾリジン−1−イル)ベンジルオキシ]−2
−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例424)、
2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−
オキサゾリン−2−イルアミノ)ベンジルオキシ]−2
−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸 二塩酸塩(実施例42
5)、2−{4−[{2−[{(ジメチルカルバモイ
ル)メトキシ}メチル]−4−(4−フルオロフェニ
ル)チアゾール−5−イル}メトキシ]フェニル}−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例426)、2−{4−[{4−(4−
フルオロフェニル)−2−(4−ヒドロキシピペリジン
−1−イルメチル)チアゾール−5−イル}メトキシ]
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸 二塩酸塩(実施例427)、2−{4
−[{4−(4−フルオロフェニル)−2−[(カルバ
モイルメトキシ)メチル]チアゾール−5−イル}メト
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例428)、2−
{4−[{4−(4−フルオロフェニル)−2−(メチ
ルカルバモイル)チアゾール−5−イル}メトキシ]−
2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例42
9)、2−{4−[{4−(4−フルオロフェニル)−
2−{(2−ヒドロキシエチル)カルバモイル}チアゾ
ール−5−イル}メトキシ]−2−フルオロフェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 塩酸塩(実施例430)、
【0121】2−{4−[{2−(4−フルオロフェニ
ル)−5−(ジメチルカルバモイル)チオフェン−3−
イル}メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
塩(実施例431)、2−{4−[{2−(4−フルオ
ロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)チオ
フェン−3−イル}メトキシ]−2−フルオロフェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 塩酸塩(実施例432)、2−{4−[{2
−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ヒドロキシピ
ペリジン−1−イルカルボニル)チオフェン−3−イ
ル}メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例433)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−(ジメチルカルバモイル)ベンジルオキ
シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシル−
5−テトラゾール−5−イルベンゾイミダゾール(実施
例434)、2−{4−[2−(4−カルボキシフェニ
ル)−5−クロロベンジルオキシ]−2−フルオロフェ
ニル}−1−シクロヘキシル−5−テトラゾール−5−
イルベンゾイミダゾール 塩酸塩(実施例435)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(イソプ
ロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロ
フェニル}−1−シクロヘキシル−5−(2,5−ジヒ
ドロ−5−オキソ−4H−1,2,4−オキサジアゾー
ル−3−イル)ベンゾイミダゾール 塩酸塩(実施例4
36)、2−{4−[5−カルボキシ−2−(4−クロ
ロフェニル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
ル}−5−シアノ−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール(実施例437)、2−{4−[2−(4−クロロ
フェニル)−5−(ジメチルカルバモイル)ベンジルオ
キシ]−2−フルオロフェニル}−5−シアノ−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール(実施例438)、2
−{4−[{N−(4−ジメチルカルバモイル)−N−
(4−フルオロフェニル)アミノ}メチル]フェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例439)、2−{5−[ビス(3−フルオ
ロフェニル)メチル]−2−フルオロ−4−ヒドロキシ
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例440)、
【0122】2−{3−[ビス(3−フルオロフェニ
ル)メチル]−2−フルオロ−4−ヒドロキシフェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例441)、2−{4−[(3−ジメチ
ルカルバモイルフェニル)(4−フルオロフェニル)メ
トキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施
例442)、2−{4−[{3−(4−ヒドロキシピペ
リジル−1−イルカルボニル)フェニル}(4−フルオ
ロフェニル)メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例443)、1−{[2−{4−([4
−(4−フルオロフェニル)−2−メチルチアゾール−
5−イル]メトキシ)フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−イル]カルボニル}−β−D
−グルクロン酸(実施例444)、{[2−{4−[ビ
ス(3−フルオロフェニル)メトキシ]−2−フルオロ
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−イル]カルボニル}−β−D−グルクロン酸(実施
例445)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(1,1−ジオキソイソチアゾリジン−2−イ
ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例446)、3−{[4−(5−アミノス
ルホニル−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−2
−イル)−3−フルオロフェノキシ]メチル}−4−
(4−クロロフェニル)−N−イソプロピルベンズアミ
ド(実施例447)、2−[4−{2−(4−クロロフ
ェニル)−6−(イソプロピルアミノカルボニル)ベン
ジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例448)、2−[4−{2−(4−クロロフェ
ニル)−4−フルオロ−5−(1,1−ジオキソイソチ
アゾリジン−2−イル)ベンジルオキシ}−2−フルオ
ロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例449)、2−[4
−{2−(4−クロロフェニル)−5−(イソプロピル
アミノカルボニル)ベンジルオキシ}−2−フルオロフ
ェニル]−1−シクロヘキシル−4−メトキシベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例45
0)、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5−
(N−イソプロピルカルボニル−N−メチルアミノ)ベ
ンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例451)、2−[4−{2−(4−クロロフェ
ニル)−5−(イソプロピルカルボニルアミノ)ベンジ
ルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実
施例452)、2−[3−{[4−(4−フルオロフェ
ニル)−2−メチルチアゾール−5−イル]メチル}−
4−ヒドロキシフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例453)、2−
[4−{2−(4−クロロフェニル)−4−フルオロ−
5−(2−オキソピロリジン−1−イル)ベンジルオキ
シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例4
54)、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5
−(メチルスルホニルアミノ)ベンジルオキシ}−2−
フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例455)、2
−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5−[N−メ
チル−N−(メチルスルホニル)アミノ]ベンジルオキ
シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例4
56)、2−[4−{[3−(4−クロロフェニル)−
6−(2−オキソピロリジン−1−イル)ピリジン−2
−イル]メチルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例457)、2−[4−{2−(4−ク
ロロフェニル)−5−(アセチルアミノ)ベンジルオキ
シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例4
58)、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5
−(N−アセチル−N−エチルアミノ)ベンジルオキ
シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例4
59)、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5
−(N−アセチル−N−プロピルアミノ)ベンジルオキ
シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例4
60)、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5
−[N−エチル−N−(メチルスルホニル)アミノ]ベ
ンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例461)、2−[4−{2−(4−クロロフェ
ニル)−5−[N−(メチルスルホニル)−N−プロピ
ルアミノ]ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 塩酸塩(実施例462)、2−[4−{2−(4
−クロロフェニル)−5−(N−アセチル−N−メチル
アミノ)ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸 塩酸塩(実施例463)、2−[4−{2−(4−
クロロフェニル)−5−[N−(エチルスルホニル)−
N−メチルアミノ]ベンジルオキシ}−2−フルオロフ
ェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 塩酸塩(実施例464)、2−[4−
{2−(4−クロロフェニル)−5−[N−エチル−N
−(エチルスルホニル)アミノ]ベンジルオキシ}−2
−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例465)、
2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5−[N−
(エチルカルボニル)−N−メチルアミノ]ベンジルオ
キシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例
466)、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−
5−[N−エチル−N−(エチルカルボニル)アミノ]
ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
塩(実施例467)、2−[4−{2−(4−クロロフ
ェニル)−5−メトキシベンジルオキシ}−2−フルオ
ロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸(実施例468)、2−[4−{2−
(4−クロロフェニル)−5−(N−アセチル−N−イ
ソプロピルアミノ)ベンジルオキシ}−2−フルオロフ
ェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 塩酸塩(実施例469)、{[2−{4
−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソピ
ロリジン−1−イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロ
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−イル]カルボニル}−β−D−グルクロン酸(実施
例470)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルインドール−5−カルボン酸メチルエステル
(実施例501)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1
−シクロヘキシル−1H−インドール−5−カルボン酸
(実施例502)、2−(4−ベンジルオキシフェニ
ル)−1−シクロペンチル−1H−インドール−5−カ
ルボン酸(実施例503)、2−(4−ベンジルオキシ
フェニル)−3−シクロヘキシルイミダゾ[1,2−
a]ピリジン−7−カルボン酸エチルエステル(実施例
601)、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−3−
シクロヘキシルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−
カルボン酸(実施例602)、2−{4−[2−(4−
クロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェ
ニル}−3−シクロヘキシル−3H−イミダゾ[4,5
−b]ピリジン−6−カルボン酸(実施例701)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(イソプ
ロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−3
−シクロヘキシル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリ
ジン−6−カルボン酸 塩酸塩(実施例702)、及
び、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
(ピロリジン−1−イルカルボニル)ベンジルオキシ]
フェニル}−3−シクロヘキシル−3H−イミダゾ
[4,5−b]ピリジン−6−カルボン酸 塩酸塩(実
施例703)からなる群より選ばれる一般式[I]で表
される縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0123】(62) 2−[4−(2−ブロモ−5−
ニトロベンジルオキシ)−2−フルオロフェニル]−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
メチルエステル(実施例336)、2−[4−{2−
(4−クロロフェニル)−5−ニトロベンジルオキシ}
−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル(実施例
337)、2−[4−{5−アミノ−2−(4−クロロ
フェニル)ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸メチルエステル(実施例338)、2−[4−{2
−(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソピロリジ
ン−1−イル)ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニ
ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸メチルエステル(実施例339)、2−[4−
{2−(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソピロ
リジン−1−イル)ベンジルオキシ}−2−フルオロフ
ェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 塩酸塩(実施例340)、
【0124】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(4−メチルピペリジン−1−イルカルボニル)
ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例34
1)、2−{4−[5−アセチル−2−(4−クロロフ
ェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実
施例342)、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
ル)−5−{(4−ヒドロキシピペリジン−1−イルカ
ルボニル)メトキシ}ベンジルオキシ]フェニル}−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例343)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−(2−メトキシエトキシ)ベンジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例344)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−{2−(2
−メトキシエトキシ)エトキシ}ベンジルオキシ]フェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸 塩酸塩(実施例345)、2−{4−[2
−(4−クロロフェニル)−5−(イソブチルカルボニ
ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例34
6)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
(2−メチルチアゾール−4−イル)ベンジルオキシ]
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例347)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−(3,4−ジヒドロキシ
ピペリジン−1−イルカルボニル)ベンジルオキシ]フ
ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 塩酸塩(実施例348)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−(3−メチル−
1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)ベンジルオ
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例349)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−4−(イソプロ
ピルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例350)、
【0125】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−4−(ピペリジノカルボニル)ベンジルオキシ]フェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸 塩酸塩(実施例351)、2−{4−[2
−(4−クロロフェニル)−5−{(1−ヒドロキシ−
2−メチルプロパン−2−イル)カルバモイル}ベンジ
ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例352)、
2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(4,
4−ジメチル−2−オキサゾリン−2−イル)}ベンジ
ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸 二塩酸塩(実施例35
3)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−4−
(4−ヒドロキシピペリジン−1−イルカルボニル)ベ
ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例35
4)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−4−
{(2−ヒドロキシエチル)カルバモイル}ベンジルオ
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例355)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−4−{(4−ピ
リジルメチル)カルバモイル}ベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例356)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−4−(ジメチルカルバモイル)ベンジ
ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例357)、
2−{4−[5−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 二塩酸塩(実施例358)、2−{4−[2
−(4−クロロフェニル)−5−(4−ヒドロキシピペ
リジン−1−イルスルホニル)ベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 塩酸塩(実施例359)、2−{4−[5−
(ジメチルカルバモイル)−2−(4−フルオロフェニ
ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例
360)、
【0126】2−{4−[5−(ジメチルカルバモイ
ル)−2−(3−フルオロフェニル)ベンジルオキシ]
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸 塩酸塩(実施例361)、2−{4−
[2−(5−クロロチオフェン−2−イル)−5−(ジ
メチルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例362)、2−{4−[2−ブロモ−
5−(5−メチルオキサゾール−2−イル)ベンジルオ
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例363)、2−
{4−[2−ブロモ−5−(5−メチルチアゾール−2
−イル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸塩酸塩(実施
例364)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(5−メチルオキサゾール−2−イル)ベンジル
オキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例365)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(5−メ
チルチアゾール−2−イル)ベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 塩酸塩(実施例366)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−テトラゾール−5−イル
ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例36
7)、2−{4−[5−クロロ−2−(4−シアノフェ
ニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施
例368)、2−{4−[5−クロロ−2−(4−テト
ラゾール−5−イルフェニル)ベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 塩酸塩(実施例369)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−{2−(4−ヒドロキシ
ピペリジン−1−イル)エトキシ}ベンジルオキシ]フ
ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 塩酸塩(実施例370)、
【0127】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(2−オキソピペリジン−1−イル)ベンジルオ
キシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例
371)、2−{4−[3−(4−クロロフェニル)−
5−(ジメチルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−
フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例372)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(N−ヒ
ドロキシアミジノ)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 二塩酸塩(実施例373)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−(2,5−ジヒド
ロ−5−オキソ−4H−1,2,4−オキサジアゾール
−3−イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 塩酸塩(実施例374)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソ−3H−
1,2,3,5−オキサチアジアゾール−4−イル)ベ
ンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例375)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−(2,5−ジヒドロ−5−オキソ−4H−
1,2,4−チアジアゾール−3−イル)ベンジルオキ
シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸塩酸塩(実施例37
6)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
(シクロプロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2
−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例377)、
2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(シク
ロブチルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオ
ロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例378)、2−{4
−[2−(4−クロロフェニル)−5−(tert−ブ
チルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 塩酸塩(実施例379)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−(イソブチルカル
バモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 塩酸塩(実施例380)、
【0128】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−{(1−ヒドロキシプロパン−2−イル)カルバ
モイル}ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸 塩酸塩(実施例381)、2−{4−[2−(4−
クロロフェニル)−5−(メトキシカルバモイル)ベン
ジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例382)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−{(2,3−ジヒドロキシプロピル)カル
バモイル}ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 塩酸塩(実施例383)、2−{4−[2−(4
−クロロフェニル)−5−(N−エチル−N−メチルカ
ルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 塩酸塩(実施例384)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−(N−メチル−N−プロ
ピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 塩酸塩(実施例385)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−(N−イソプロピ
ル−N−メチルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−
フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例386)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2,6
−ジメチルピペリジン−1−イルカルボニル)ベンジル
オキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施
例387)、2−{4−[5−(ブチルカルバモイル)
−2−(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]−2−
フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例388)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(プロピ
ルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸 塩酸塩(実施例389)、2−{4−[2
−(4−クロロフェニル)−5−(エチルカルバモイ
ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例390)、
【0129】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−{(ジメチルカルバモイル)アミノ}ベンジルオ
キシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例
391)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
5−{(モルホリノカルボニル)アミノ}ベンジルオキ
シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例3
92)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
−ウレイドベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 塩酸塩(実施例393)、2−{4−[2−(4
−クロロフェニル)−5−{(エチルカルバモイル)ア
ミノ}ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例394)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−5−{(イソプロピルカルバモイル)
アミノ}ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸 塩酸塩(実施例395)、2−{4−[2−(3,
4−ジフルオロフェニル)−5−(イソプロピルカルバ
モイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸(実施例396)、2−{4−[2−(2,4−ジフ
ルオロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)
ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
塩(実施例397)、2−{4−[2−(3,5−ジク
ロロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベ
ンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例398)、2−{4−[2−(3−クロロ−4
−フルオロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイ
ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例399)、2−{4−[2−(3,4−
ジクロロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイ
ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例400)、
【0130】2−{4−[2−(4−クロロ−2−フル
オロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベ
ンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例401)、2−{4−[2−(4−クロロ−2
−フルオロフェニル)−5−(ピロリジン−1−イルカ
ルボニル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 塩酸塩(実施例402)、2−{4−[2−(4
−クロロ−3−フルオロフェニル)−5−(ピロリジン
−1−イルカルボニル)ベンジルオキシ]−2−フルオ
ロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例403)、2−{4
−[2−(4−クロロ−3−フルオロフェニル)−5−
(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−
フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例404)、2
−{4−[2−{4−(メチルチオ)フェニル}−5−
(2−オキソピロリジン−1−イル)ベンジルオキシ]
−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例40
5)、2−{4−[2−{4−(メチルチオ)フェニ
ル}−5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオキ
シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例4
06)、2−{4−[4−クロロ−2−(4−クロロフ
ェニル)−5−(1,1−ジオキソイソチアゾリジン−
2−イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 塩酸塩(実施例407)、2−{4−[4−クロ
ロ−2−(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソピ
ロリジン−1−イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロ
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸 塩酸塩(実施例408)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−(イソプロピルア
ミノスルホニル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸 塩酸塩(実施例409)、2−{4−[2
−(4−クロロフェニル)−5−(ジメチルカルバモイ
ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例410)、
【0131】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イルカルボニ
ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例411)、2−{4−[2−(4−クロ
ロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベン
ジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロペ
ンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例412)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオ
キシ]フェニル}−1−シクロペンチルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例413)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(ジメチル
カルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
塩(実施例414)、2−{4−[2−(4−クロロフ
ェニル)−5−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル
カルボニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
ペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例415)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオ
キシ]フェニル}−1−(テトラヒドロチオピラン−4
−イル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例416)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ベン
ジルオキシ]フェニル}−1−(テトラヒドロチオピラ
ン−4−イル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例417)、2−{4−[2−(4−クロ
ロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベン
ジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−(テトラ
ヒドロチオピラン−4−イル)ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 塩酸塩(実施例418)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソピロ
リジン−1−イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
ェニル}−1−(テトラヒドロチオピラン−4−イル)
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例
419)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−
2−フルオロフェニル}−1−ピペリジノベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例420)、
【0132】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ベンジルオ
キシ]−2−フルオロフェニル}−1−ピペリジノベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例421)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−イ
ミダゾリン−2−イル)ベンジルオキシ]−2−フルオ
ロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸 二塩酸塩(実施例422)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−オキ
ソオキサゾリジン−3−イル)ベンジルオキシ]−2−
フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例423)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−オ
キソイミダゾリジン−1−イル)ベンジルオキシ]−2
−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例424)、
2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−
オキサゾリン−2−イルアミノ)ベンジルオキシ]−2
−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸 二塩酸塩(実施例42
5)、2−{4−[{2−[{(ジメチルカルバモイ
ル)メトキシ}メチル]−4−(4−フルオロフェニ
ル)チアゾール−5−イル}メトキシ]フェニル}−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例426)、2−{4−[{4−(4−
フルオロフェニル)−2−(4−ヒドロキシピペリジン
−1−イルメチル)チアゾール−5−イル}メトキシ]
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸 二塩酸塩(実施例427)、2−{4
−[{4−(4−フルオロフェニル)−2−[(カルバ
モイルメトキシ)メチル]チアゾール−5−イル}メト
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例428)、2−
{4−[{4−(4−フルオロフェニル)−2−(メチ
ルカルバモイル)チアゾール−5−イル}メトキシ]−
2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例42
9)、2−{4−[{4−(4−フルオロフェニル)−
2−{(2−ヒドロキシエチル)カルバモイル}チアゾ
ール−5−イル}メトキシ]−2−フルオロフェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 塩酸塩(実施例430)、
【0133】2−{4−[{2−(4−フルオロフェニ
ル)−5−(ジメチルカルバモイル)チオフェン−3−
イル}メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
塩(実施例431)、2−{4−[{2−(4−フルオ
ロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)チオ
フェン−3−イル}メトキシ]−2−フルオロフェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 塩酸塩(実施例432)、2−{4−[{2
−(4−フルオロフェニル)−5−(4−ヒドロキシピ
ペリジン−1−イルカルボニル)チオフェン−3−イ
ル}メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例433)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−(ジメチルカルバモイル)ベンジルオキ
シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシル−
5−テトラゾール−5−イルベンゾイミダゾール(実施
例434)、2−{4−[2−(4−カルボキシフェニ
ル)−5−クロロベンジルオキシ]−2−フルオロフェ
ニル}−1−シクロヘキシル−5−テトラゾール−5−
イルベンゾイミダゾール 塩酸塩(実施例435)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(イソプ
ロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロ
フェニル}−1−シクロヘキシル−5−(2,5−ジヒ
ドロ−5−オキソ−4H−1,2,4−オキサジアゾー
ル−3−イル)ベンゾイミダゾール 塩酸塩(実施例4
36)、2−{4−[5−カルボキシ−2−(4−クロ
ロフェニル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
ル}−5−シアノ−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール(実施例437)、2−{4−[2−(4−クロロ
フェニル)−5−(ジメチルカルバモイル)ベンジルオ
キシ]−2−フルオロフェニル}−5−シアノ−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール(実施例438)、2
−{4−[{N−(4−ジメチルカルバモイル)−N−
(4−フルオロフェニル)アミノ}メチル]フェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例439)、2−{5−[ビス(3−フルオ
ロフェニル)メチル]−2−フルオロ−4−ヒドロキシ
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例440)、
【0134】2−{3−[ビス(3−フルオロフェニ
ル)メチル]−2−フルオロ−4−ヒドロキシフェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例441)、2−{4−[(3−ジメチ
ルカルバモイルフェニル)(4−フルオロフェニル)メ
トキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施
例442)、2−{4−[{3−(4−ヒドロキシピペ
リジル−1−イルカルボニル)フェニル}(4−フルオ
ロフェニル)メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例443)、1−{[2−{4−([4
−(4−フルオロフェニル)−2−メチルチアゾール−
5−イル]メトキシ)フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−イル]カルボニル}−β−D
−グルクロン酸(実施例444)、{[2−{4−[ビ
ス(3−フルオロフェニル)メトキシ]−2−フルオロ
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−イル]カルボニル}−β−D−グルクロン酸(実施
例445)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(1,1−ジオキソイソチアゾリジン−2−イ
ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例446)、3−{[4−(5−アミノス
ルホニル−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−2
−イル)−3−フルオロフェノキシ]メチル}−4−
(4−クロロフェニル)−N−イソプロピルベンズアミ
ド(実施例447)、2−[4−{2−(4−クロロフ
ェニル)−6−(イソプロピルアミノカルボニル)ベン
ジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例448)、2−[4−{2−(4−クロロフェ
ニル)−4−フルオロ−5−(1,1−ジオキソイソチ
アゾリジン−2−イル)ベンジルオキシ}−2−フルオ
ロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例449)、2−[4
−{2−(4−クロロフェニル)−5−(イソプロピル
アミノカルボニル)ベンジルオキシ}−2−フルオロフ
ェニル]−1−シクロヘキシル−4−メトキシベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例45
0)、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5−
(N−イソプロピルカルボニル−N−メチルアミノ)ベ
ンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例451)、2−[4−{2−(4−クロロフェ
ニル)−5−(イソプロピルカルボニルアミノ)ベンジ
ルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実
施例452)、2−[3−{[4−(4−フルオロフェ
ニル)−2−メチルチアゾール−5−イル]メチル}−
4−ヒドロキシフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例453)、2−
[4−{2−(4−クロロフェニル)−4−フルオロ−
5−(2−オキソピロリジン−1−イル)ベンジルオキ
シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例4
54)、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5
−(メチルスルホニルアミノ)ベンジルオキシ}−2−
フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例455)、2
−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5−[N−メ
チル−N−(メチルスルホニル)アミノ]ベンジルオキ
シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例4
56)、2−[4−{[3−(4−クロロフェニル)−
6−(2−オキソピロリジン−1−イル)ピリジン−2
−イル]メチルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例457)、2−[4−{2−(4−ク
ロロフェニル)−5−(アセチルアミノ)ベンジルオキ
シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例4
58)、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5
−(N−アセチル−N−エチルアミノ)ベンジルオキ
シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例4
59)、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5
−(N−アセチル−N−プロピルアミノ)ベンジルオキ
シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例4
60)、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5
−[N−エチル−N−(メチルスルホニル)アミノ]ベ
ンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例461)、2−[4−{2−(4−クロロフェ
ニル)−5−[N−(メチルスルホニル)−N−プロピ
ルアミノ]ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 塩酸塩(実施例462)、2−[4−{2−(4
−クロロフェニル)−5−(N−アセチル−N−メチル
アミノ)ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸 塩酸塩(実施例463)、2−[4−{2−(4−
クロロフェニル)−5−[N−(エチルスルホニル)−
N−メチルアミノ]ベンジルオキシ}−2−フルオロフ
ェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 塩酸塩(実施例464)、2−[4−
{2−(4−クロロフェニル)−5−[N−エチル−N
−(エチルスルホニル)アミノ]ベンジルオキシ}−2
−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例465)、
2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5−[N−
(エチルカルボニル)−N−メチルアミノ]ベンジルオ
キシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例
466)、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−
5−[N−エチル−N−(エチルカルボニル)アミノ]
ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
塩(実施例467)、2−[4−{2−(4−クロロフ
ェニル)−5−メトキシベンジルオキシ}−2−フルオ
ロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸(実施例468)、2−[4−{2−
(4−クロロフェニル)−5−(N−アセチル−N−イ
ソプロピルアミノ)ベンジルオキシ}−2−フルオロフ
ェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 塩酸塩(実施例469)、{[2−{4
−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソピ
ロリジン−1−イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロ
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−イル]カルボニル}−β−D−グルクロン酸(実施
例470)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]
フェニル}−3−シクロヘキシル−3H−イミダゾ
[4,5−b]ピリジン−6−カルボン酸 塩酸塩(実
施例702)、及び、2−{4−[2−(4−クロロフ
ェニル)−5−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ベ
ンジルオキシ]フェニル}−3−シクロヘキシル−3H
−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−カルボン酸
塩酸塩(実施例703)からなる群より選ばれる一般式
[I]で表される縮合環化合物又は製薬上許容されるそ
の塩。
【0135】(63) (29)乃至(62)のいずれ
かに記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩、
及び製薬上許容される担体を含んで成る医薬組成物。
【0136】(64) (1)乃至(28)又は(2
9)乃至(62)のいずれかに記載の縮合環化合物又は
製薬上許容されるその塩、及び製薬上許容される担体を
含んで成るC型肝炎ウイルスポリメラーゼ阻害剤。
【0137】(65) (1)乃至(28)又は(2
9)乃至(62)のいずれかに記載の縮合環化合物又は
製薬上許容されるその塩、及び製薬上許容される担体を
含んで成る抗C型肝炎ウイルス剤。
【0138】(66) (29)乃至(62)のいずれ
かに記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩、
及び製薬上許容される担体を含んで成るC型肝炎治療
剤。
【0139】(67) (65)に記載の抗C型肝炎ウ
イルス剤と他の抗ウイルス剤又は/及び抗炎症剤又は/
及び免疫増強剤とを組み合わせてなる抗C型肝炎ウイル
ス剤。
【0140】(68) (65)に記載の抗C型肝炎ウ
イルス剤とインターフェロンとを組み合わせてなる抗C
型肝炎ウイルス剤。
【0141】(69) (64)に記載のC型肝炎ウイ
ルスポリメラーゼ阻害剤と他の抗ウイルス剤又は/及び
抗炎症剤又は/及び免疫増強剤とを組み合わせてなるC
型肝炎治療剤。
【0142】(70) (64)に記載のC型肝炎ウイ
ルスポリメラーゼ阻害剤とインターフェロンとを組み合
わせてなるC型肝炎治療剤。
【0143】(71) 下記一般式[III]で表される
ベンゾイミダゾール化合物又はその塩。
【化78】 (式中、Ra36は水素原子又はカルボン酸保護基であ
り、Ra37はシクロペンチル基又はシクロヘキシル基で
あり、Ra38は水素原子又はフッ素原子である。)
【0144】(72) 4−(4−フルオロフェニル)
−5−ヒドロキシメチル−2−メチルチアゾール及び4
−(4−フルオロフェニル)−5−クロロメチル−2−
メチルチアゾールからなる群より選ばれるチアゾール化
合物又は製薬上許容されるその塩。 (73) 1−(4’−クロロ−2−ヒドロキシメチル
−ビフェニル−4−イル)−2−ピロリジノン及び1−
(4’−クロロ−2−クロロメチル−ビフェニル−4−
イル)−2−ピロリジノンからなる群より選ばれるビフ
ェニル化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0145】本明細書において使用する各置換基及び各
部位の定義は、次の通りである。「ハロゲン原子」と
は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子で
あり、好ましくはフッ素原子、塩素原子又は臭素原子で
ある。特に好ましくは、R5、R5’、R6、R6’、グル
ープA及びグループCにおいてフッ素原子であり、X、
Z、Z’、グループB及びグループDにおいてフッ素原
子又は塩素原子である。
【0146】「C1-6アルキル基」とは、炭素数1乃至
6の直鎖又は分岐鎖アルキル基を表し、具体的にはメチ
ル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチ
ル基、ペンチル基、イソペンチル基、tert−ペンチ
ル基、ヘキシル基等が挙げられる。好ましくは炭素数1
乃至4の直鎖又は分岐鎖アルキル基であり、特に好まし
くは、Ra7、Ra8、Ra9、Ra15、Ra16、Ra17
a33、Ra35、Rb6及びRb7においてメチル基であり、
b1、Rb2、グループB及びグループCにおいてメチル
基又はtert−ブチル基、Ra29においてメチル基、
エチル基、プロピル基又はイソプロピル基である。
【0147】「ハロゲン化C1-6アルキル基」とは、上
記定義の「C1-6アルキル基」が上記定義の「ハロゲン
原子」で置換されたものであり、好ましくはそのアルキ
ル部位が炭素数1乃至4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基
であるハロゲン化アルキル基である。具体的には、フル
オロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチ
ル基、ブロモメチル基、クロロメチル基、1,2−ジク
ロロメチル基、2,2−ジクロロメチル基、2,2,2
−トリフルオロエチル基等が挙げられる。グループBに
おいて特に好ましくは、トリフルオロメチル基である。
【0148】「C1-6アルキレン」とは、炭素数1乃至
6の直鎖アルキレンを表し、メチレン、エチレン、トリ
メチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメ
チレンが挙げられる。Yにおいて好ましくは、メチレン
又はエチレンである。
【0149】「C2-6アルケニレン」とは、炭素数2乃
至6の直鎖アルケニレンを表し、ビニレン、プロペニレ
ン、1−ブテニレン、1,3−ブタジエニレン等が挙げ
られる。Yにおいて好ましくは、ビニレンである。
【0150】「C1-6アルコキシ基」とは、そのアルキ
ル部位が上記定義の「C1-6アルキル基」であるアルキ
ル−オキシ基であり、好ましくはそのアルキル部位が炭
素数1乃至4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基であるアル
コキシ基である。具体的にはメトキシ基、エトキシ基、
プロポキシ基、イソプロピルオキシ基、ブトキシ基、イ
ソブチルオキシ基、tert−ブチルオキシ基、ペンチ
ルオキシ基、ヘキシルオキシ基等が挙げられる。Ra2
a3、Ra27、Ra28、Ra33、グループA及びグループ
Cにおいて特に好ましくは、メトキシ基である。
【0151】「C1-6アルコキシC1-6アルコキシ基」と
は、上記定義の「C1-6アルコキシ基」が上記定義の
「C1-6アルコキシ基」に置換されたものであり、好ま
しくはそのアルキル部位が炭素数1乃至4の直鎖又は分
岐鎖のアルキル基であるアルキル−オキシ−アルキル−
オキシ基である。具体的にはメトキシメチル基、エトキ
シメチル基、メトキシエトキシ基、メトキシプロポキシ
基、イソプロピルオキシエトキシ等が挙げられる。グル
ープAにおいて特に好ましくは、メトキシエトキシ基で
ある。
【0152】「C1-6アルカノイル基」とは、そのアル
キル部位が上記定義の「C1-6アルキル基」であるアル
キル−カルボニル基であり、好ましくはそのアルキル部
位が炭素数1乃至4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基であ
るアルカノイル基である。具体的にはアセチル基、プロ
ピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、ピバロイル
基等が挙げられる。R1、R2、R3、R4、Ra5
a29、Rb7、グループBにおいて特に好ましくは、ア
セチル基である。
【0153】「C1-6アルコキシカルボニル基」とは、
そのアルコキシ部位が上記定義の「C1-6アルコキシ
基」であるアルキル−オキシ−カルボニル基であり、好
ましくはそのアルキル部位が炭素数1乃至4の直鎖又は
分岐鎖のアルキル基であるアルコキシカルボニル基であ
る。具体的には、メトキシカルボニル基、エトキシカル
ボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロピルオキ
シカルボニル基、ブトキシカルボニル基、イソブチルオ
キシカルボニル基、tert−ブチルオキシカルボニル
基、ペンチルオキシカルボニル基、ヘキシルオキシカル
ボニル基等が挙げられる。Ra10及びグループAにおい
て特に好ましくは、メトキシカルボニル基、エトキシカ
ルボニル基である。
【0154】「C1-6アルキルアミノ基」とは、そのア
ルキル部位が上記定義の「C1-6アルキル基」であるア
ルキル−アミノ基若しくはジアルキル−アミノ基であ
り、好ましくはそのアルキル部位が炭素数1乃至4の直
鎖又は分岐鎖のアルキル基であるアルキルアミノ基若し
くはジアルキルアミノ基である。具体的にはメチルアミ
ノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基、イソプロピ
ルアミノ基、ブチルアミノ基、イソブチルアミノ基、t
ert−ブチルアミノ基、ペンチルアミノ基、ヘキシル
アミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、メチ
ルエチルアミノ基、N−イソプロピル−N−イソブチル
アミノ基等が挙げられる。Ra7において特に好ましくは
メチルアミノ基であり、Ra21及びグループAにおいて
特に好ましくはジメチルアミノ基であり、Ra24におい
て特に好ましくはジメチルアミノ基、エチルアミノ基、
イソプロピルアミノ基である。
【0155】「C1-6アルカノイルアミノ基」とは、そ
のアルカノイル部位が上記定義の「C1-6アルカノイル
基」であるアルキル−カルボニル−アミノ基であり、好
ましくはそのアルキル部位が炭素数1乃至4の直鎖又は
分岐鎖のアルキル基であるアルキルカルボニルアミノ基
である。具体的にはアセチルアミノ基、プロピオニルア
ミノ基、ブチリルアミノ基、イソブチリルアミノ基、ピ
バロイルアミノ基等が挙げられる。X及びRa10におい
て特に好ましくは、アセチルアミノ基である。
【0156】「C1-6アルキルスルホニル基」とは、そ
のアルキル部位が上記定義の「C1-6アルキル基」であ
るアルキル−スルホニル基であり、好ましくはそのアル
キル部位が炭素数1乃至4の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基であるアルキルスルホニル基である。具体的には、メ
チルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスル
ホニル基、イソプロピルスルホニル基、ブチルスルホニ
ル基、イソブチルスルホニル基、tert−ブチルスル
ホニル基、ペンチルスルホニル基、ヘキシルスルホニル
基等が挙げられる。X及びRa5において特に好ましく
は、メチルスルホニル基である。
【0157】「C6-14アリール基」とは、炭素数6乃至
14の芳香族炭化水素基であり、具体的にはフェニル
基、ナフチル基、アントリル基、インデニル基、アズレ
ニル基、フルオレニル基、フェナントリル基等が挙げら
れる。環A、環A’、環B及び環B’において、好まし
くはフェニル基又はナフチル基、特に好ましくはフェニ
ル基である。
【0158】「C3-8シクロアルキル基」とは、炭素数
3乃至8個、好ましくは5乃至7個の飽和シクロアルキ
ル基であり、具体的にはシクロプロピル基、シクロブチ
ル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘ
プチル基及びシクロオクチル基である。環A、環A’、
環B及び環B’において特に好ましくは、シクロヘキシ
ル基である。
【0159】「C3-8シクロアルケニル基」とは、炭素
数3乃至8個、好ましくは5乃至7個のシクロアルケニ
ル基であり、少なくとも1個、好ましくは1又は2個の
二重結合を含む。具体的にはシクロプロペニル基、シク
ロブテニル基、シクロペンテニル基、シクロペンタジエ
ニル基、シクロヘキセニル基、2,4−シクロヘキサジ
エン−1−イル基、2,5−シクロヘキサジエン−1−
イル基、シクロヘプテニル基及びシクロオクテニル基等
が挙げられ、フェニル基の様なアリール基及び完全飽和
のシクロアルキル基を含まない。環A、環A’において
好ましくは、シクロヘキセニル基である。
【0160】「ヘテロ環基」とは、環を構成する原子と
して、炭素原子の他に、酸素原子、窒素原子及び硫黄原
子から選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を有し、環を構成
する原子の数が3乃至14であり、飽和環及び不飽和
環、単環及び縮合環を含む。単環であるヘテロ環基とし
て具体的には、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニ
ル基、ピリダジニル基、1,3,5−トリアジニル基、
ピロリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、1,2,
4−トリアゾリル基、テトラゾリル基、チエニル基、フ
リル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾ
リル基、イソチアゾリル基、チアジアゾリル基、ピロリ
ニル基、ピロリジニル基、イミダゾリジニル基、ピペリ
ジル基、ピペラジニル基、モルホリニル基、チオモルホ
リニル基、テトラヒドロピラニル基等が挙げられる。ま
た、当該ヘテロ環には以下式で表される基も含まれる。
【化79】
【化80】
【化81】
【化82】 (式中、E1は酸素原子、硫黄原子又はN(−Ra35)であ
り、E2は酸素原子、CH2又はN(−Ra35)であり、E3
は酸素原子又は硫黄原子であり、ここでRa35は、それ
ぞれ独立して、水素原子又はC1-6アルキル基であり、f
は1乃至3の整数であり、h及びh’はそれぞれ同一若
しくは異なって1乃至3の整数である。)
【0161】具体的には、
【化83】
【化84】
【化85】
【化86】
【化87】
【化88】 等が挙げられる。また、縮合環であるヘテロ環基として
具体的には、キノリル基、イソキノリル基、キナゾリニ
ル基、キノキサリル基、フタラジニル基、シンノリニル
基、ナフチリジニル基、5,6,7,8−テトラヒドロ
キノリル基、インドリル基、ベンゾイミダゾリル基、
2,3−ジヒドロベンゾイミダゾリル基、2,3−ジヒ
ドロ−2−オキソベンゾイミダゾリル基、インドリニル
基、ベンゾフラニル基、ベンゾチエニル基、ベンゾオキ
サゾリル基、ベンゾチアゾリル基等が挙げられる。
【0162】好ましくは、5員環或は6員環の単環であ
るヘテロ環基であり、具体的には、ピリジル基、ピラジ
ニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、1,3,5
−トリアジニル基、ピロリル基、ピラゾリル基、イミダ
ゾリル基、1,2,4−トリアゾリル基、テトラゾリル
基、チエニル基、フリル基、オキサゾリル基、イソオキ
サゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、チアジ
アゾリル基、ピロリジニル基、ピペリジル基、ピペラジ
ニル基、
【化89】
【化90】
【化91】
【化92】
【化93】
【化94】
【化95】 等が挙げられる。R1、R2、R3、R4、Z及びグループ
Dにおいて特に好ましくは、テトラゾリル基、5−オキ
ソ−Δ−1,2,4−オキサジアゾリン−3−イル基
である。環A及び環A’において特に好ましくは、芳香
族であるピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、
ピリダジニル基であり、さらに好ましくはピリジル基で
ある。環B及び環B’において特に好ましくは、芳香族
であるピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピ
リダジニル基、1,3,5−トリアジニル基、ピロリル
基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、1,2,4−トリ
アゾリル基、テトラゾリル基、チエニル基、フリル基、
オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、
イソチアゾリル基、チアジアゾリル基である。更に好ま
しくはピリジル基、チアゾリル基であり、最も好ましく
はチアゾリル基である。
【0163】「C6-14アリールC1-6アルキル基」と
は、そのアルキル部位が上記定義の「C1-6アルキル
基」であり、アリール部位が上記定義の「C6-14アリー
ル基」であるアリール−アルキル基である。好ましくは
そのアルキル部位が炭素数1乃至4の直鎖のアルキル基
であり、アリール部位がフェニル基であるアリール−ア
ルキル基であり、具体的には、ベンジル基、フェネチル
基、3−フェニルプロピル基、2−フェニルプロピル
基、4−フェニルブチル基等が挙げられる。Ra8及びR
b6において特に好ましくは、ベンジル基である。
【0164】「グルクロン酸残基」とは、グルクロン酸
の何れかの水酸基を除いた残りの基であり、好ましくは
β−D−グルクロン酸の1位で置換する基である。
【0165】「C6-14アリールC1-6アルキルオキシカ
ルボニル基」とは、そのC6-14アリールC1-6アルキル
部位が上記定義の「C6-14アリールC1-6アルキル基」
である、アリール−アルキル−オキシ−カルボニル基で
ある。好ましくはそのアルキル部位が炭素数1乃至4の
直鎖のアルキル基であり、アリール部位がフェニル基で
あるアリール−アルキル−オキシ−カルボニル基であ
り、具体的には、ベンジルオキシカルボニル基、フェネ
チルオキシカルボニル基、3−フェニルプロピルオキシ
カルボニル基、2−フェニルプロピルオキシカルボニル
基、4−フェニルブチルオキシカルボニル基等が挙げら
れる。Rb7において特に好ましくは、ベンジルオキシカ
ルボニル基である。
【0166】「置換されてもよいC1-6アルキル基」と
は、上記定義の「C1-6アルキル基」、好ましくは炭素
数1乃至4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が1乃至3個
の置換基で置換されてもよいものであり、無置換のアル
キル基を含む。該置換基としては、上記定義の「ハロゲ
ン原子」、水酸基、カルボキシル基、アミノ基、上記定
義の「C1-6アルコキシ基」、上記定義の「C1-6アルコ
キシC1-6アルコキシ基」、上記定義の「C1-6アルコキ
シカルボニル基」及び上記定義の「C1-6アルキルアミ
ノ基」から選ばれる。「置換されてもよいC1-6アルキ
ル基」として具体的には、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、se
c−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソ
ペンチル基、tert−ペンチル基、ネオペンチル基、
1−エチルプロピル基、ヘキシル基、トリフルオロメチ
ル基、ヒドロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル基、
3−ヒドロキシプロピル基、4−ヒドロキシブチル基、
1−ヒドロキシ−1−メチルエチル基、1−ヒドロキシ
プロパン−2−イル基、1,3−ジヒドロキシプロパン
−2−イル基、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−
2−イル基、カルボキシルメチル基、2−カルボキシル
エチル基、メトキシメチル基、メトキシエチル基、メト
キシエトキシエチル基、エトキシカルボニルメチル基、
2−エトキシカルボニルエチル基、2−ジメチルアミノ
エチル基等が挙げられる。好ましくは、R1、R2、R3
及びR4においてメチル基、1−ヒドロキシ−1−メチ
ルエチル、カルボキシルメチル基又は2−ジメチルアミ
ノエチル基であり、R5、R5’、R6及びR6’において
はメチル基又はトリフルオロメチル基であり、R7
8、Ra31及びRb5においてはメチル基であり、Ra24
においてはメチル基、エチル基又はイソプロピル基であ
り、Ra18においてはメチル基及びイソプロピル基であ
り、Ra1、Ra19及びRa25においてはメチル基又はエチ
ル基、Ra2及びRa3においてはメチル基、カルボキシル
メチル基又は2−ジメチルアミノエチル基であり、Ra6
においてはメチル基又はカルボキシルメチル基であり、
Xにおいてはメチル基、エチル基、イソプロピル基、ブ
チル基又はトリフルオロメチル基であり、Ra10におい
ては、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、tert−ブチル基、イソペンチル
基、ネオペンチル基、1−エチルプロピル基又はカルボ
キシルメチル基であり、Ra11においてはメチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソ
ブチル基、トリフルオロメチル基、2−ヒドロキシエチ
ル基又はカルボキシルメチル基であり、R a12において
はメチル基又は4−ヒドロキシブチル基であり、Ra13
においてはメチル基、エチル基、イソプロピル基、ブチ
ル基、2−ヒドロキシエチル基、4−ヒドロキシブチル
基、エトキシカルボニルメチル基、2−(エトキシカル
ボニル)エチル基又は2−ジメチルアミノエチル基であ
り、Ra20においてはメチル基、プロピル基、ブチル
基、イソペンチル基、トリフルオロメチル基、ヒドロキ
シメチル基、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシ
プロピル基、メトキシエチル基、メトキシエトキシエチ
ル基、又はカルボキシメチル基であり、Ra22及びRa23
においてはメチル基、エチル基であり、Ra26において
はメチル基、イソプロピル基又はtert−ブチル基で
あり、Ra27及びRa28においてはメチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、tert−ブ
チル基、イソブチル基、2−ヒドロキシエチル基、1−
ヒドロキシプロパン−2−イル基、1−ヒドロキシ−2
−メチルプロパン−2−イル基又はカルボキシルメチル
基であり、Z、Z’及びグループDにおいてはメチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、tert
−ブチル基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシメチル
基、2−ヒドロキシエチル基、2−カルボキシルエチル
基、メトキシメチル基又はエトキシカルボニルメチル基
である。特に好ましくは、R5、R5’、R6及びR6’に
おいてはトリフルオロメチル基であり、Ra26において
はメチル基又はtert−ブチル基であり、Z、Z’及
びグループDにおいてはメチル基、tert−ブチル
基、トリフルオロメチル基又はヒドロキシメチル基であ
り、その他各置換基においてはメチル基である。
【0167】「置換されてもよいC2-6アルケニル基」
とは、炭素数2乃至6の直鎖又は分岐鎖アルケニル基が
1乃至3個の置換基で置換されてもよいものであり、無
置換のアルケニル基を含む。該置換基としては、上記定
義の「ハロゲン原子」、水酸基、カルボキシル基、アミ
ノ基、上記定義の「C1-6アルコキシ基」、上記定義の
「C1-6アルコキシC1-6アルコキシ基」、上記定義の
「C1-6アルコキシカルボニル基」及び上記定義の「C1
-6アルキルアミノ基」から選ばれる。「置換されてもよ
いC2-6アルケニル」として具体的には、ビニル基、ア
リル基、1−プロペニル基、イソプロペニル基、1−ブ
テニル基、2−ブテニル基、1,3−ブタジエニル基、
2−イソペンテニル基、3−イソヘキセニル基、4−メ
チル−3−ペンテニル基、2−カルボキシルエテニル基
等が挙げられる。Xにおいて好ましくは2−カルボキシ
ルエテニル基であり、Ra20において好ましくは、2−
イソペンテニル基、3−イソヘキセニル基又は4−メチ
ル−3−ペンテニル基である。
【0168】「置換されてもよいC2-6アルキニル基」
とは、炭素数2乃至6の直鎖又は分岐鎖アルキニル基が
1乃至3個の置換基で置換されてもよいものであり、無
置換のアルキニル基を含む。該置換基としては、上記定
義の「ハロゲン原子」、水酸基、カルボキシル基、アミ
ノ基、上記定義の「C1-6アルコキシ基」、上記定義の
「C1-6アルコキシカルボニル基」及び上記定義の「C1
-6アルキルアミノ基」から選ばれる。具体的にはエチニ
ル基、1−プロピニル基、2−プロピニル基、3−ブチ
ニル基等が挙げられる。Ra20において好ましくは、2
−プロピニル基である。
【0169】「グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリール基」とは、上記
定義の「C6-14アリール基」が1乃至5個の置換基で置
換されてもよいものであり、無置換のアリール基を含
む。該置換基は、上記定義の「ハロゲン原子」、シアノ
基、ニトロ基、上記定義の「C1-6アルキル基」、上記
定義の「ハロゲン化C1-6アルキル基」、上記定義の
「C1-6アルカノイル基」、−(CH2)r−COORb1
−(CH2)r−CONRb1b2、−(CH2)r−NR
b1 b2、−(CH2)r−NRb1−CORb2、−(CH2)r
NHSO2b1、−(CH2)r−ORb1、−(CH2)r−S
b1、−(CH2)r−SO2b1及び−(CH2)r−SO2
b1b2(ここでRb1及びRb2は、それぞれ独立して、
水素原子又は上記定義の「C1-6アルキル基」であり、
rは0又は1乃至6の整数である。)から選ばれる。具
体的にはフェニル基、ナフチル基、アントリル基、イン
デニル基、アズレニル基、フルオレニル基、フェナント
リル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニ
ル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、
2,4−ジクロロフェニル基、3,5−ジクロロフェニ
ル基、ペンタフルオロフェニル基、4−メチルフェニル
基、4−tert−ブチルフェニル基、2−トリフルオ
ロメチルフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル
基、4−ニトロフェニル基、4−シアノフェニル基、4
−アセチルフェニル基、4−カルボキシルフェニル基、
4−カルバモイルフェニル基、4−アミノフェニル基、
4−ジメチルアミノフェニル基、4−アセチルアミノフ
ェニル基、4−(メチルスルホニルアミノ)フェニル
基、4−メトキシフェニル基、3,4,5−トリメトキ
シフェニル基、4−メチルチオフェニル基、4−メチル
スルホニルフェニル基、4−アミノスルホニルフェニル
基、3−ニトロ−4−メトキシフェニル基、4−ニトロ
−3−メトキシフェニル基が挙げられる。アリール部位
において好ましくはフェニル基であり、グループBとし
て好ましくは上記定義の「ハロゲン原子」、ニトロ基、
上記定義の「C1-6アルキル基」、上記定義の「ハロゲ
ン化C1-6アルキル基」、−(CH2)r−ORb1であり、
具体的にはフッ素原子、塩素原子、ニトロ基、メチル
基、tert−ブチル基、トリフルオロメチル基又はメ
トキシ基である。特に好ましくはフッ素原子又は塩素原
子である。具体的な「グループBから選ばれる1乃至5
個の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基」とし
て好ましくは、Ra12、Ra27及びRa28においてはフェ
ニル基、4−tert−ブチルフェニル基、4−フルオ
ロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェ
ニル基、4−メトキシフェニル基又は4−トリフルオロ
メチルフェニル基であり、Ra14、Ra22、Ra23、Ra26
及びRb5においてフェニル基、Ra18においてはフェニ
ル基、3−フルオロフェニル基、Ra20においてはフェ
ニル基、2,4−ジクロロフェニル基、Ra24において
はフェニル基、4−クロロフェニル基、4−トリフルオ
ロメチルフェニル基、3,5−ジクロロフェニル基、3
−ニトロ−4−メトキシフェニル基又は4−ニトロ−3
−メトキシフェニル基、Ra25においてはフェニル基又
は4−メチルフェニル基である。各置換基において特に
好ましくは、フェニル基である。
【0170】「グループDから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリール基」とは、上記
定義の「C6-14アリール基」が1乃至5個の置換基で置
換されてもよいものであり、無置換のアリール基を含
む。該置換基は、上記グループD((a)乃至(q)に示され
る置換基)から選ばれる。グループDとして具体的に
は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ニトロ基、シア
ノ基、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、tert−ブチル基、トリフルオロメチル基、ヒド
ロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル基、メトキシメ
チル基、2−カルボキシルエチル基、メトキシカルボニ
ルメチル基、エトキシカルボニルメチル基、アセチル
基、カルボキシル基、メトキシカルボニル基、エトキシ
カルボニル基、カルバモイル基、メチルアミノカルボニ
ル基、イソプロピルアミノカルボニル基、ジメチルアミ
ノカルボニル基、ジエチルアミノカルボニル基、(2−
ヒドロキシエチル)アミノカルボニル基、(カルボキシ
ルメチル)アミノカルボニル基、水酸基、メトキシ基、
エトキシ基、プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ
基、イソペンチルオキシ基、2−イソペンテニルオキシ
基、3−イソヘキセニルオキシ基、4−メチル−3−ペ
ンテニルオキシ基、2−プロピニルオキシ基、ヒドロキ
シメチルオキシ基、カルボキシルメチルオキシ基、(ジ
メチルアミノカルボニル)メチルオキシ基、アミノ基、
メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ
基、アセチルアミノ基、メチルスルホニルアミノ基、メ
チルチオ基、メチルスルホニル基、メチルスルフィニル
基、アミノスルホニル基、メチルアミノスルホニル基、
ジメチルアミノスルホニル基、テトラゾリル基が挙げら
れる。「グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で
置換されてもよいC6-14アリール基」として具体的に
は、フェニル基、ナフチル基、アントリル基、インデニ
ル基、アズレニル基、フルオレニル基、フェナントリル
基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル
基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、
2,4−ジクロロフェニル基、3,5−ジクロロフェニ
ル基、4−ブロモフェニル基、4−ニトロフェニル基、
ペンタフルオロフェニル基、4−メチルフェニル基、4
−tert−ブチルフェニル基、2−トリフルオロメチ
ルフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、4
−(ヒドロキシメチル)フェニル基、4−(メトキシメ
チル)フェニル基、4−(2−カルボキシルエチル)フ
ェニル基、3−カルボキシルフェニル基、4−カルボキ
シルフェニル基、4−メトキシフェニル基、3,4,5
−トリメトキシフェニル基、4−カルバモイルフェニル
基、4−メチルチオフェニル基、4−(ジメチルアミノ
カルボニル)フェニル基、4−メチルスルホニルフェニ
ル基、4−アセチルアミノフェニル基、4−シアノフェ
ニル基、4−アセチルフェニル基、4−アミノフェニル
基、4−ジメチルアミノフェニル基、4−(メチルスル
ホニルアミノ)フェニル基、4−メチルスルフィニルフ
ェニル基、4−アミノスルホニルフェニル基、3−ニト
ロ−4−メトキシフェニル基又は4−ニトロ−3−メト
キシフェニル基、4−テトラゾール−5−イルフェニル
基が挙げられる。Z及びZ’において、アリール部位と
して好ましくはフェニル基である。グループDとして好
ましくは上記定義の「ハロゲン原子」、ニトロ基、上記
定義の「置換されてもよいC1-6アルキル基」、−(CH
2)−COORa19、−(CH2)−CONRa27a28
−(CH2)−ORa20、−(CH2)−NRa29CO−R
a24、−(CH2)−S(O)−Ra25又は−(CH2)
SO2−NHRa26である。特に好ましくは上記定義の
「ハロゲン原子」、上記定義の「置換されてもよいC1-
6アルキル基」、−(CH2)−COORa19、−(CH2)
−CONRa27a 28、−(CH2)−ORa20又は−
(CH2)−S(O)−Ra25であり、具体的にはフッ素
原子、塩素原子、臭素原子、ニトロ基、メチル基、te
rt−ブチル基、カルボキシル基、トリフルオロメチル
基、ヒドロキシメチル基、メトキシメチル基、2−カル
ボキシルエチル基、メトキシ基、カルバモイル基、メチ
ルチオ基、ジメチルアミノカルボニル基、メチルスルホ
ニル基、アセチルアミノ基である。更に好ましくはフッ
素原子、塩素原子、メチル基、tert−ブチル基、カ
ルボキシル基、メトキシ基、カルバモイル基、メチルチ
オ基、ジメチルアミノカルボニル基、メチルスルホニル
基又はアセチルアミノ基であり、最も好ましくはフッ素
原子又は塩素原子である。「グループDから選ばれる1
乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリール
基」として具体的に好ましくは、フェニル基、3−フル
オロフェニル基、4−フルオロフェニル基、3−クロロ
フェニル基、4−クロロフェニル基、3,5−ジクロロ
フェニル基、4−ブロモフェニル基、4−ニトロフェニ
ル基、4−メチルフェニル基、4−tert−ブチルフ
ェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル基、4−ト
リフルオロメチルフェニル基、4−(ヒドロキシメチ
ル)フェニル基、4−(メトキシメチル)フェニル基、
4−(2−カルボキシルエチル)フェニル基、3−カル
ボキシルフェニル基、4−カルボキシルフェニル基、4
−メトキシフェニル基、3,4,5−トリメトキシフェ
ニル基、4−カルバモイルフェニル基、4−メチルチオ
フェニル基、4−(ジメチルアミノカルボニル)フェニ
ル基、4−メチルスルホニルフェニル基、4−アセチル
アミノフェニル基、4−メチルスルフィニルフェニル
基、4−アミノスルホニルフェニル基、4−シアノフェ
ニル基、4−テトラゾリルフェニル基であり、特に好ま
しくは、4−クロロフェニル基である。
【0171】「グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいヘテロ環基」とは、上記定義の
「ヘテロ環基」が1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いものであり、無置換のヘテロ環基を含む。該置換基
は、上記定義の「ハロゲン原子」、シアノ基、ニトロ
基、上記定義の「C1-6アルキル基」、上記定義の「ハ
ロゲン化C1-6アルキル基」、上記定義の「C1-6アルカ
ノイル基」、−(CH2)r−COORb1、−(CH2)r−C
ONRb1b2、−(CH2)r−NRb1b2、−(CH2)r
NRb1−CORb2、−(CH2)r−NHSO2b1、−(C
2)r−ORb1、−(CH2)r−SRb1、−(CH2)r−S
2b1及び−(CH2)r−SO2NRb1b2(ここでRb1
及びRb2は、それぞれ独立して、水素原子又は上記定義
の「C1-6アルキル基」であり、rは0又は1乃至6の
整数である。)から選ばれる。具体的には、2−ピリジ
ル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、3−フルオロ
ピリジン−4−イル基、3−クロロピリジン−4−イル
基、4−クロロピリジン−3−イル基、ピラジニル基、
ピリミジニル基、ピリダジニル基、1,3,5−トリア
ジニル基、ピロリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル
基、1,2,4−トリアゾリル基、テトラゾリル基、2
−チエニル基、3−チエニル基、フリル基、オキサゾリ
ル基、2−メチルオキサゾール−4−イル基、イソオキ
サゾリル基、チアゾリル基、2−メチルチアゾール−4
−イル基、2,5−ジメチルチアゾール−4−イル基、
2,4−ジメチルチアゾール−5−イル基、イソチアゾ
リル基、チアジアゾリル基、ピロリニル基、ピロリジニ
ル基、3−ヒドロキシピロリジニル基、イミダゾリジニ
ル基、アゼチジニル基、ピペリジル基、3−ヒドロキシ
ピペリジノ基、4−ヒドロキシピペリジノ基、3,4−
ジヒドロキシピペリジノ基、4−メトキシピペリジノ
基、4−カルボキシピペリジノ基、4−(ヒドロキシメ
チル)ピペリジノ基、2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジノ基、2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒド
ロキシピペリジノ基、N−メチルピペリジン−4−イル
基、N−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン
−4−イル基、N−アセチルピペリジン−4−イル基、
N−メチルスルホニルピペリジン−4−イル基、ピペラ
ジニル基、4−メチルピペラジニル基、4−メチルスル
ホニルピペラジニル基、モルホリニル基、チオモルホリ
ニル基、1−オキソチオモルホリン−4−イル基、1,
1−ジオキソチオモルホリン−4−イル基、テトラヒド
ロピラニル基、キノリル基、イソキノリル基、キナゾリ
ニル基、キノキサリル基、フタラジニル基、シンノリニ
ル基、ナフチリジニル基、5,6,7,8−テトラヒド
ロキノリル基、インドリル基、ベンゾイミダゾリル基、
インドリニル基、ベンゾフラニル基、ベンゾチエニル
基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、
【0172】
【化96】
【化97】
【化98】
【化99】
【化100】
【化101】
【化102】 等が挙げられる。
【0173】ヘテロ環部位として好ましくは、5員環或
は6員環の単環であるヘテロ環基であり、具体的には、
ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジ
ニル基、1,3,5−トリアジニル基、ピロリル基、ピ
ラゾリル基、イミダゾリル基、1,2,4−トリアゾリ
ル基、テトラゾリル基、チエニル基、フリル基、オキサ
ゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチ
アゾリル基、チアジアゾリル基、ピロリジニル基、ピペ
リジル基、ピペラジニル基、モルホリニル基、チオモル
ホリニル基又はテトラヒドロピラニル基であり、グルー
プBとして好ましくは上記定義の「ハロゲン原子」、上
記定義の「C1-6アルキル基」、上記定義の「ハロゲン
化C1-6アルキル基」、上記定義の「C1-6アルカノイル
基」、−(CH2)r−COORb1、−(CH2)r−CONR
b1b2、−(CH2)r−ORb1である。具体的な「グルー
プBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いヘテロ環基」として、好ましくはピペリジノ基、4−
メチルピペリジノ基、2,6−ジメチルピペリジノ基、
4−ヒドロキシピペリジノ基、1−ピペラジニル基、1
−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル基、1−
ピロリジニル基、モルホリノ基、4−チオモルホリニル
基、テトラヒドロピラニル基、ピリジル基、チアゾリル
基、
【化103】
【化104】
【化105】 である。特に好ましくは、Ra18においてピペリジノ
基、4−メチルピペリジノ基、2,6−ジメチルピペリ
ジノ基、4−ヒドロキシピペリジノ基、1−ピペラジニ
ル基、1−ピロリジニル基、モルホリノ基、4−チオモ
ルホリニル基であり、Ra2 0においてはテトラヒドロピ
ラニル基又は4−ヒドロキシピペリジノ基、であり、R
a21においてはピペリジノ基、4−ヒドロキシピペリジ
ノ基又は3,4−ジヒドロキシピペリジノ基であり、R
a24においてはピリジル基又はモルホリノ基であり、R
a25においてはピリジル基又は4−ヒドロキシピペリジ
ノ基であり、Ra26においてはピリジル基又はチアゾリ
ル基であり、Ra27又はRa28においては1−(メチルス
ルホニル)ピペリジン−4−イル基、3−ヒドロキシピ
ロリジニル基、3−ヒドロキシピペリジノ基、4−ヒド
ロキシピペリジノ基、3,4−ジヒドロキシピペリジノ
基、4−メトキシピペリジノ基、4−カルボキシピペリ
ジノ基、4−(ヒドロキシメチル)ピペリジノ基、2−
オキソピペリジノ基、4−オキソピペリジノ基、2,
2,6,6−テトラメチルピペリジノ基、2,2,6,
6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジノ基、4−
メチルスルホニルピペラジニル基、1−オキソチオモル
ホリン−4−イル基又は1,1−ジオキソチオモルホリ
ン−4−イル基であり、Ra22及びRa23においては2−
オキサゾリン−2−イル基である。
【0174】「グループDから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいヘテロ環基」とは、上記定義の
「ヘテロ環基」が1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いものであり、無置換のヘテロ環基を含む。該置換基
は、上記グループD((a)乃至(q)に示される置換基)か
ら選ばれる。グループDとして具体的には、「グループ
Dから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよい
ヘC6-14アリール基」で挙げられた置換基が挙げられ
る。「グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で置
換されてもよいヘテロ環基」として具体的には、2−ピ
リジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、3−フル
オロピリジン−4−イル基、3−クロロピリジン−4−
イル基、4−クロロピリジン−3−イル基、ピラジニル
基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、1,3,5−ト
リアジニル基、ピロリル基、ピラゾリル基、イミダゾリ
ル基、1,2,4−トリアゾリル基、テトラゾリル基、
2−チエニル基、3−チエニル基、フリル基、オキサゾ
リル基、2−メチルオキサゾール−4−イル基、イソオ
キサゾリル基、チアゾリル基、2−メチルチアゾール−
4−イル基、2,5−ジメチルチアゾール−4−イル
基、2,4−ジメチルチアゾール−5−イル基、イソチ
アゾリル基、チアジアゾリル基、ピロリニル基、ピロリ
ジニル基、イミダゾリジニル基、ピペリジル基、N−メ
チルピペリジン−4−イル基、N−(tert−ブトキ
シカルボニル)ピペリジン−4−イル基、N−アセチル
ピペリジン−4−イル基、N−メチルスルホニルピペリ
ジン−4−イル基、ピペラジニル基、モルホリニル基、
チオモルホリニル基、テトラヒドロピラニル基、キノリ
ル基、イソキノリル基、キナゾリニル基、キノキサリル
基、フタラジニル基、シノリニル基、ナフチリジニル
基、5,6,7,8−テトラヒドロキノリル基、インド
リル基、ベンゾイミダゾリル基、インドリニル基、ベン
ゾフラニル基、ベンゾチエニル基、ベンゾオキサゾリル
基、ベンゾチアゾリル基
【0175】
【化106】
【化107】
【化108】 等が挙げられる。また、2−ピリジル基の3,4,5又
は6位、3−ピリジル基の2,4,5又は6位、4−ピ
リジル基の2,3,5又は6位、2−チエニル基の3,
4又は5位、3−チエニル基の2,4又は5位にフッ素
原子、塩素原子、臭素原子、ニトロ基、メチル基、te
rt−ブチル基、カルボキシル基、トリフルオロメチル
基、ヒドロキシメチル基、メトキシメチル基、2−カル
ボキシルエチル基、メトキシ基、カルバモイル基、メチ
ルチオ基、ジメチルアミノカルボニル基、メチルスルホ
ニル基、アミノ基又はアセチルアミノ基が置換したもの
が挙げられる。Z及びZ’において、ヘテロ環部位とし
て好ましくは、5員環或は6員環、単環であるヘテロ環
基であり、具体的には、ピリジル基、ピラジニル基、ピ
リミジニル基、ピリダジニル基、1,3,5−トリアジ
ニル基、ピロリル基、2−オキソピロリジニル基、2−
オキソピペリジル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、
2−イミダゾリニル基、2−オキソイミダゾリジニル
基、1,2,4−トリアゾリル基、テトラゾリル基、チ
エニル基、フリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリ
ル基、2−オキサゾリニル基、チアゾリル基、イソチア
ゾリル基、1,1−ジオキソイソチアゾリジニル基、チ
アジアゾリル基、ピロリジニル基、ピペリジル基、ピペ
ラジニル基、モルホリニル基、チオモルホリニル基、テ
トラヒドロピラニル基、Δ−1,2,4−オキサジア
ゾリル基、5−オキソ−Δ−1,2,4−オキサジア
ゾリル基、5−オキソ−Δ−1,2,4−チアジアゾ
リニル基、2−オキソ−3H−1,2,3,5−オキサ
チアジアゾリニル基であり、グループDとして好ましく
は上記定義の「ハロゲン原子」、ニトロ基、上記定義の
「置換されてもよいC1-6アルキル基」、−(CH2)
COORa19、−(CH2) −CONRa27a28、−(C
2)−ORa20、−(CH2)−NRa29CO−R a24
−(CH2)−S(O)−Ra25又は−(CH2)−SO2
−NHRa26である。具体的な「グループDから選ばれ
る1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環基」
として好ましくは、ピペリジノ基、4−ヒドロキシピペ
リジノ基、2−オキソピペリジン−1−イル基、1−ピ
ペラジニル基、1−ピロリジニル基、2−オキソピロリ
ジン−1−イル基、モルホリノ基、4−チオモルホリニ
ル基、4−テトラヒドロピラニル基、3−ピリジル基、
2−ピリミジニル基、2−イミダゾリン−2−イル基、
2−オキソイミダゾリジン−1−イル基、2−オキソオ
キサゾリジン−1−イル基、5−テトラゾリル基、2−
チアゾリル基、4−チアゾリル基、5−チアゾリル基、
2−メチルチアゾール−4−イル基、5−メチルチアゾ
ール−2−イル基、2−アミノチアゾール−4−イル
基、3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−
イル基、1,1−ジオキソイソチアゾリジン−2−イル
基、4,4−ジメチル−Δ−オキサゾリン−2−イル
基、2−チエニル基、5−クロロチオフェン−2−イル
基、5−メチルオキサゾール−2−イル基、5−オキソ
−Δ−1,2,4−オキサジアゾリン−3−イル基、
5−オキソ−Δ−1,2,4−チアジアゾリン−3−
イル基、2−オキソ−3H−1,2,3,5−オキサチ
アジアゾリン−4−イル基である。特に好ましくは、ピ
リジル基、ピリミジニル基、テトラゾリル基、チエニル
基、ピペリジル基、2−オキソピペリジン−1−イル
基、2−オキソピロリジン−1−イル基、2−イミダゾ
リン−2−イル基、2−オキソイミダゾリジン−1−イ
ル基、2−オキソオキサゾリジン−1−イル基、2−メ
チルチアゾール−4−イル基、5−メチルチアゾール−
2−イル基、2−アミノチアゾール−4−イル基、3−
メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル基、
1,1−ジオキソイソチアゾリジン−2−イル基、4,
4−ジメチル−Δ−オキサゾリン−2−イル基、5−
クロロチオフェン−2−イル基、5−メチルオキサゾー
ル−2−イル基、5−オキソ−Δ−1,2,4−オキ
サジアゾリン−3−イル基、5−オキソ−Δ−1,
2,4−チアジアゾリン−3−イル基、2−オキソ−3
H−1,2,3,5−オキサチアジアゾリン−4−イル
基であり、更に好ましくは2−オキソピペリジン−1−
イル基、2−オキソピロリジン−1−イル基、2−オキ
ソイミダゾリジン−1−イル基、2−オキソオキサゾリ
ジン−1−イル基及び1,1−ジオキソイソチアゾリジ
ン−2−イル基であり、最も好ましくは2−オキソピロ
リジン−1−イル基である。
【0176】「グループCから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基」と
は、上記定義の「C3-8シクロアルキル基」が、水酸
基、上記定義の「ハロゲン原子」、上記定義の「C1-6
アルキル基」、上記定義の「C1-6アルコキシ基」から
選ばれる置換基により1乃至5置換されてもよいもので
あり、無置換であってもよい。具体的には、シクロプロ
ピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘ
キシル基、シクロヘプチル基、4−フルオロシクロヘキ
シル基、2−メチルシクロペンチル基、3−メチルシク
ロヘキシル基、4−メチルシクロヘキシル基、4,4−
ジメチルシクロヘキシル基、3,5−ジメチルシクロヘ
キシル基、4−tert−ブチルシクロヘキシル基、4
−ヒドロキシシクロヘキシル基、4−メトキシシクロヘ
キシル基、2,3,4,5,6−ペンタフルオロシクロ
ヘキシル基が挙げられる。シクロアルキル基部位におい
て好ましくは、シクロペンチル基又はシクロヘキシル基
であり、特に好ましくはシクロヘキシル基である。環C
y及び環Cy’において好ましくは、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、4−フルオロシクロヘキシル
基、4−メチルシクロヘキシル基、4,4−ジメチルシ
クロヘキシル基、4−tert−ブチルシクロヘキシル
基、4−ヒドロキシシクロヘキシル基、4−メトキシシ
クロヘキシル基であり、特に好ましくはシクロペンチル
基又はシクロヘキシル基であり、更に好ましくはシクロ
ヘキシル基である。
【0177】「グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基」と
は、上記定義の「C3-8シクロアルキル基」が1乃至5
個の置換基で置換されてもよいものであり、無置換のシ
クロアルキル基を含む。該置換基は、上記グループBか
ら選ばれる。具体的には、シクロプロピル基、シクロブ
チル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロ
ヘプチル基、4−フルオロシクロヘキシル基、2−メチ
ルシクロペンチル基、3−メチルシクロヘキシル基、4
−メチルシクロヘキシル基、4,4−ジメチルシクロヘ
キシル基、3,5−ジメチルシクロヘキシル基、4−t
ert−ブチルシクロヘキシル基、4−ヒドロキシシク
ロヘキシル基、4−メトキシシクロヘキシル基、2,
3,4,5,6−ペンタフルオロシクロヘキシル基が挙
げられる。また、シクロペンチル基又はシクロヘキシル
基にフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ニトロ基、メチ
ル基、tert−ブチル基、カルボキシル基、トリフル
オロメチル基、ヒドロキシメチル基、メトキシメチル
基、2−カルボキシルエチル基、メトキシ基、カルバモ
イル基、メチルチオ基、ジメチルアミノカルボニル基、
メチルスルホニル基又はアセチルアミノ基が置換したも
のが挙げられる。シクロアルキル基部位において好まし
くは、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペン
チル基又はシクロヘキシル基であり、「グループBから
選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC3-8
シクロアルキル基」として、Ra27及びRa28において特
に好ましくはシクロプロピル基、シクロブチル基、シク
ロヘキシル基又は4−ヒドロキシシクロヘキシル基であ
る。
【0178】「グループDから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基」と
は、上記定義の「C3-8シクロアルキル基」が1乃至5
個の置換基で置換されてもよいものであり、無置換のシ
クロアルキル基を含む。該置換基は、上記グループD
((a)乃至(q)に示される置換基)から選ばれる。グルー
プDとして具体的には、「グループDから選ばれる1乃
至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基」
で挙げられた置換基が挙げられる。具体的には、シクロ
プロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シク
ロヘキシル基、シクロヘプチル基、4−フルオロシクロ
ヘキシル基、2−メチルシクロペンチル基、3−メチル
シクロヘキシル基、4−メチルシクロヘキシル基、4,
4−ジメチルシクロヘキシル基、3,5−ジメチルシク
ロヘキシル基、4−tert−ブチルシクロヘキシル
基、4−ヒドロキシシクロヘキシル基、4−メトキシシ
クロヘキシル基、2,3,4,5,6−ペンタフルオロ
シクロヘキシル基が挙げられる。また、シクロペンチル
基又はシクロヘキシル基にフッ素原子、塩素原子、臭素
原子、ニトロ基、メチル基、tert−ブチル基、カル
ボキシル基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシメチル
基、メトキシメチル基、2−カルボキシルエチル基、メ
トキシ基、カルバモイル基、メチルチオ基、ジメチルア
ミノカルボニル基、メチルスルホニル基又はアセチルア
ミノ基が置換したものが挙げられる。シクロアルキル基
部位において好ましくは、シクロペンチル基又はシクロ
ヘキシル基であり、Z及びZ’において特に好ましくは
シクロヘキシル基である。
【0179】「置換されてもよいC3-8シクロアルケニ
ル基」とは、上記定義の「C3-8シクロアルケニル基」
が、水酸基、上記定義の「ハロゲン原子」、上記定義の
「C1-6アルキル基」、上記定義の「C1-6アルコキシ
基」から選ばれる置換基により置換されてもよいもので
あり、無置換であってもよい。具体的には、シクロプロ
ペニル基、シクロブテニル基、シクロペンテニル基、シ
クロペンタジエニル基、シクロヘキセニル基、4−フル
オロ−2−シクロヘキセニル基、4−メチル−2−シク
ロヘキセニル基、4−メチル−3−シクロヘキセニル
基、2,4−シクロヘキサジエン−1−イル基、2,5
−シクロヘキサジエン−1−イル基、シクロヘプテニル
基及びシクロオクテニル基等が挙げられ、フェニル基の
様なアリール基及び完全飽和のシクロアルキル基を含ま
ない。環Cyにおいて、特に好ましくはシクロヘキセニ
ル基である。
【0180】「グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル
基」とは、上記定義の「C6-14アリールC1-6アルキル
基」が1乃至5個の置換基で置換されてもよいものであ
り、無置換のアリールアルキル基を含む。該置換基は、
上記グループBから選ばれる。具体的にはベンジル基、
1−ナフチルメチル基、2−ナフチルメチル基、フェネ
チル基、3−フェニルプロピル基、2−フェニルプロピ
ル基、3−フルオロベンジル基、4−フルオロベンジル
基、3−クロロベンジル基、4−クロロベンジル基、
2,4−ジクロロベンジル基、3,5−ジクロロベンジ
ル基、ペンタフルオロベンジル基、4−メチルベンジル
基、4−tert−ブチルベンジル基、2−トリフルオ
ロメチルベンジル基、4−トリフルオロメチルベンジル
基、4−ニトロベンジル基、4−シアノベンジル基、4
−アセチルベンジル基、4−カルボキシルベンジル基、
4−カルバモイルベンジル基、4−アミノベンジル基、
4−ジメチルアミノベンジル基、4−アセチルアミノベ
ンジル基、4−(メチルスルホニルアミノ)ベンジル
基、4−メトキシベンジル基、3,4,5−トリメトキ
シベンジル基、4−メチルチオベンジル基、4−メチル
スルホニルベンジル基、4−アミノスルホニルベンジル
基、3−ニトロ−4−メトキシベンジル基、4−ニトロ
−3−メトキシベンジル基が挙げられる。C6-14アリー
ルC1-6アルキル部位において好ましくはベンジル基、
フェネチル基であり、特に好ましくはベンジル基であ
る。グループBとして好ましくは上記定義の「ハロゲン
原子」、ニトロ基、上記定義の「C1-6アルキル基」、
上記定義の「ハロゲン化C1-6アルキル基」、−(CH2)
r−ORb1であり、具体的にはフッ素原子、塩素原子、
ニトロ基、メチル基、tert−ブチル基、トリフルオ
ロメチル基、メトキシ基又はトリフルオロメチルオキシ
基である。特に好ましくはフッ素原子又は塩素原子であ
る。具体的な「グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル
基」として、Ra12及びRa13において好ましくはベンジ
ル基、フェネチル基、3−クロロベンジル基、4−クロ
ロベンジル基、4−tert−ブチルベンジル基又は3
−トリフルオロメチルベンジル基、Ra1、R a19
a27、Ra28、Ra31、Rb5において好ましくはベンジ
ル基であり、Ra20において好ましくはベンジル基、フ
ェネチル基、4−フルオロベンジル基、2−クロロベン
ジル基、3−クロロベンジル基、4−クロロベンジル
基、4−tert−ブチルベンジル基又は4−トリフル
オロメチルベンジル基であり、Ra22及びRa23において
4−クロロベンジル基、3,5−ジクロロベンジル基又
は4−トリフルオロメチルベンジル基である。各置換基
において特に好ましくは、ベンジル基である。
【0181】「グループDから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル
基」とは、上記定義の「C6-14アリールC1-6アルキル
基」が1乃至5個の置換基で置換されてもよいものであ
り、無置換のアリール基を含む。該置換基は、上記グル
ープD((a)乃至(q)に示される置換基)から選ばれる。
グループDとして具体的には、フッ素原子、塩素原子、
臭素原子、ニトロ基、シアノ基、メチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、tert−ブチル基、ト
リフルオロメチル基、ヒドロキシメチル基、2−ヒドロ
キシエチル基、メトキシメチル基、2−カルボキシルエ
チル基、メトキシカルボニルメチル基、エトキシカルボ
ニルメチル基、アセチル基、カルボキシル基、メトキシ
カルボニル基、エトキシカルボニル基、カルバモイル
基、メチルアミノカルボニル基、イソプロピルアミノカ
ルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、ジエチルア
ミノカルボニル基、(2−ヒドロキシエチル)アミノカ
ルボニル基、(カルボキシルメチル)アミノカルボニル
基、水酸基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロピルオ
キシ基、ヒドロキシメチルオキシ基、カルボキシルメチ
ルオキシ基、(ジメチルアミノカルボニル)メチルオキ
シ基、アミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、
ジエチルアミノ基、アセチルアミノ基、メチルスルホニ
ルアミノ基、メチルチオ基、メチルスルホニル基、メチ
ルスルフィニル基、アミノスルホニル基、メチルアミノ
スルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基が挙げられ
る。「グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で置
換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基」とし
て具体的にはベンジル基、1−ナフチルメチル基、2−
ナフチルメチル基、フェネチル基、3−フェニルプロピ
ル基、2−フェニルプロピル基、3−フルオロベンジル
基、4−フルオロベンジル基、3−クロロベンジル基、
4−クロロベンジル基、2,4−ジクロロベンジル基、
3,5−ジクロロベンジル基、4−ブロモベンジル基、
4−ニトロベンジル基、ペンタフルオロベンジル基、4
−メチルベンジル基、4−tert−ブチルベンジル
基、2−トリフルオロメチルベンジル基、4−トリフル
オロメチルベンジル基、4−(ヒドロキシメチル)ベン
ジル基、4−(メトキシメチル)ベンジル基、4−(2
−カルボキシルエチル)ベンジル基、3−カルボキシル
ベンジル基、4−カルボキシルベンジル基、4−メトキ
シベンジル基、3,4,5−トリメトキシベンジル基、
4−カルバモイルベンジル基、4−メチルチオベンジル
基、4−(ジメチルアミノカルボニル)ベンジル基、4
−メチルスルホニルベンジル基、4−(アセチルアミ
ノ)ベンジル基、4−シアノベンジル基、4−アセチル
ベンジル基、4−アミノベンジル基、4−ジメチルアミ
ノベンジル基、4−(メチルスルホニルアミノ)ベンジ
ル基、4−メチルスルフィニルベンジル基、4−アミノ
スルホニルベンジル基、(3−ニトロ−4−メトキシフ
ェニル)メチル基又は(4−ニトロ−3−メトキシフェ
ニル)メチル基が挙げられる。
【0182】Z及びZ’において、C6-14アリールC1-
6アルキル部位として好ましくはベンジル基又はフェネ
チル基であり、グループDとして好ましくは上記定義の
「ハロゲン原子」、ニトロ基、上記定義の「置換されて
もよいC1-6アルキル基」、−(CH2)−COO
a19、−(CH2)−CONRa27a28、−(CH2)
−ORa20、−(CH2)−NRa29CO−Ra24、−(C
2)−S(O)−Ra25又は−(CH2)−SO2−N
HRa26である。「グループDから選ばれる1乃至5個
の置換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アル
キル基」として具体的に好ましくは、ベンジル基、3−
フルオロベンジル基、4−フルオロベンジル基、3−ク
ロロベンジル基、4−クロロベンジル基、3,5−ジク
ロロベンジル基、4−ブロモベンジル基、4−ニトロベ
ンジル基、4−メチルベンジル基、4−tert−ブチ
ルベンジル基、2−トリフルオロメチルベンジル基、4
−トリフルオロメチルベンジル基、4−(ヒドロキシメ
チル)ベンジル基、4−(メトキシメチル)ベンジル
基、4−(2−カルボキシルエチル)ベンジル基、3−
カルボキシルベンジル基、4−カルボキシルベンジル
基、4−メトキシベンジル基、3,4,5−トリメトキ
シベンジル基、4−カルバモイルベンジル基、4−メチ
ルチオベンジル基、4−(ジメチルアミノカルボニル)
ベンジル基、4−メチルスルホニルベンジル基、4−ア
セチルアミノベンジル基、4−メチルスルフィニルベン
ジル基、4−アミノスルホニルベンジル基である。特に
好ましくは上記定義の「ハロゲン原子」、上記定義の
「置換されてもよいC1-6アルキル基」、−(CH2)
COORa19、−(CH2)−CONRa27a 28、−(C
2)−ORa20又は−(CH2)−S(O)−Ra25
あり、具体的にはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ニ
トロ基、メチル基、tert−ブチル基、カルボキシル
基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシメチル基、メト
キシメチル基、2−カルボキシルエチル基、メトキシ
基、カルバモイル基、メチルチオ基、ジメチルアミノカ
ルボニル基、メチルスルホニル基、アセチルアミノ基で
ある。更に好ましくはフッ素原子、塩素原子、メチル
基、tert−ブチル基、カルボキシル基、メトキシ
基、カルバモイル基、メチルチオ基、ジメチルアミノカ
ルボニル基又はメチルスルホニル基であり、最も好まし
くはフッ素原子又は塩素原子である。
【0183】「グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基」と
は、上記定義の「ヘテロ環C1-6アルキル基」が1乃至
5個の置換基で置換されてもよいものであり、無置換の
ヘテロ環C1-6アルキル基を含む。該置換基は、上記グ
ループBから選ばれる。具体的には、2−ピリジルメチ
ル基、3−ピリジルメチル基、2−クロロピリジン−4
−イルメチル基、4−ピリジルメチル基、ピロリルメチ
ル基、イミダゾリルメチル基、2−チエニルメチル基、
3−チエニルメチル基、2−フリルメチル基、2−オキ
サゾリルメチル基、5−イソチアゾリルメチル基、2−
メチルオキサゾール−4−イルメチル基、2−チアゾリ
ルメチル基、4−チアゾリルメチル基、5−チアゾリル
メチル基、2−メチルチアゾール−4−イルメチル基、
2−メチルチアゾール−5−イルメチル基、2,5−ジ
メチルチアゾール−4−イルメチル基、4−メチルチア
ゾール−2−イルメチル基、2,4−ジメチルチアゾー
ル−5−イルメチル基、2−イソチアゾリルメチル基、
2−ピロリニルメチル基、ピロリジニルメチル基、ピペ
リジルメチル基、4−ピペリジルメチル基、1−メチル
ピペリジン−4−イルメチル基、4−ヒドロキシピペリ
ジノメチル基、3−ヒドロキシピロリジニルメチル基、
2−(4−ヒドロキシピペリジノ)エチル基、1−(t
ert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イルメ
チル基、1−アセチルピペリジン−4−イルメチル基、
1−メチルスルホニルピペリジン−4−イルメチル基、
ピペラジニルメチル基、モルホリノメチル基、チオモル
ホリニルメチル基、1−テトラヒドロピラニルメチル
基、2−キノリルメチル基、1−イソキノリルメチル基
等が挙げられる。ヘテロ環部位として好ましくは、5員
環或は6員環、単環であるヘテロ環基であり、具体的に
は、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリ
ダジニル基、1,3,5−トリアジニル基、ピロリル
基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、1,2,4−トリ
アゾリル基、テトラゾリル基、チエニル基、フリル基、
オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、
イソチアゾリル基、チアジアゾリル基、ピロリジニル
基、ピペリジル基、ピペラジニル基、モルホリニル基、
チオモルホリニル基又はテトラヒドロピラニル基であ
り、アルキル部位として好ましくは炭素数1乃至4の直
鎖のアルキル基である。また、グループBとして好まし
くは上記定義の「ハロゲン原子」、上記定義の「C1-6
アルキル基」、上記定義の「ハロゲン化C1-6アルキル
基」、上記定義の「C1-6アルカノイル基」、−(CH2)
r−COORb1、−(CH2)r−CONRb1b2又は−(C
2)r−ORb1である。具体的な「グループBから選ば
れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環C
1-6アルキル基」として好ましくは、2−ピリジルメチ
ル基、3−ピリジルメチル基、2−クロロピリジン−4
−イルメチル基、4−ピリジルメチル基、ピペリジン−
4−イルメチル基、1−メチルピペリジン−4−イルメ
チル基、2−(4−ヒドロキシピペリジノ)エチル基、
1−アセチルピペリジン−4−イルメチル基、1−(t
ert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イルメ
チル基、1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イ
ルメチル基、2−チアゾリルメチル基、4−チアゾリル
メチル基、2−メチルチアゾリン−4−イルメチル基、
2,4−ジメチルチアゾリン−5−イルメチル基、4−
メチルチアゾール−2−イルメチル基である。特に好ま
しくは、Ra20において2−ピリジルメチル基、3−ピ
リジルメチル基、2−クロロピリジン−4−イルメチル
基、4−ピリジルメチル基、ピペリジン−4−イルメチ
ル基、1−メチルピペリジン−4−イルメチル基、2−
(4−ヒドロキシピペリジノ)エチル基、1−アセチル
ピペリジン−4−イルメチル基、1−(tert−ブト
キシカルボニル)ピペリジン−4−イルメチル基、1−
(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イルメチル基、
2−メチルチアゾリン−4−イルメチル基、2,4−ジ
メチルチアゾリン−5−イルメチル基、4−メチルチア
ゾール−2−イルメチル基であり、Ra22及びRa 23にお
いては2−ピリジルメチル基、Ra27及びRa28において
は4−ピリジルメチル基及び4−メチルチアゾール−2
−イルメチル基である。
【0184】「グループDから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基」と
は、上記定義の「ヘテロ環C1-6アルキル基」が1乃至
5個の置換基で置換されてもよいものであり、無置換の
ヘテロ環C1-6アルキル基を含む。該置換基は、上記グ
ループD((a)乃至(q)に示される置換基)から選ばれ
る。グループDとして具体的には、フッ素原子、塩素原
子、臭素原子、ニトロ基、シアノ基、メチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、tert−ブチル
基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシメチル基、2−
ヒドロキシエチル基、メトキシメチル基、2−カルボキ
シルエチル基、メトキシカルボニルメチル基、エトキシ
カルボニルメチル基、アセチル基、カルボキシル基、メ
トキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、カルバモ
イル基、メチルアミノカルボニル基、イソプロピルアミ
ノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、ジエチ
ルアミノカルボニル基、(2−ヒドロキシエチル)アミ
ノカルボニル基、(カルボキシルメチル)アミノカルボ
ニル基、水酸基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロピ
ルオキシ基、ヒドロキシメチルオキシ基、カルボキシル
メチルオキシ基、(ジメチルアミノカルボニル)メチル
オキシ基、アミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、アセチルアミノ基、メチルスル
ホニルアミノ基、メチルチオ基、メチルスルホニル基、
メチルスルフィニル基、アミノスルホニル基、メチルア
ミノスルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基が挙げ
られる。「グループDから選ばれる1乃至5個の置換基
で置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基」として
具体的には、2−ピリジルメチル基、3−ピリジルメチ
ル基、2−クロロピリジン−4−イルメチル基、4−ピ
リジルメチル基、ピロリルメチル基、イミダゾリルメチ
ル基、2−チエニルメチル基、3−チエニルメチル基、
2−フリルメチル基、2−オキサゾリルメチル基、5−
イソチアゾリルメチル基、2−メチルオキサゾール−4
−イルメチル基、2−チアゾリルメチル基、4−チアゾ
リルメチル基、5−チアゾリルメチル基、2−メチルチ
アゾール−4−イルメチル基、2−メチルチアゾール−
5−イルメチル基、2,5−ジメチルチアゾール−4−
イルメチル基、4−メチルチアゾール−2−イルメチル
基、2,4−ジメチルチアゾール−5−イルメチル基、
2−イソチアゾリルメチル基、2−ピロリニルメチル
基、ピロリジニルメチル基、ピペリジルメチル基、4−
ピペリジルメチル基、1−メチルピペリジン−4−イル
メチル基、4−ヒドロキシピペリジノメチル基、2−
(4−ヒドロキシピペリジノ)エチル基、1−(ter
t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イルメチル
基、1−アセチルピペリジン−4−イルメチル基、1−
メチルスルホニルピペリジン−4−イルメチル基、ピペ
ラジニルメチル基、モルホリノメチル基、チオモルホリ
ニルメチル基、1−テトラヒドロピラニルメチル基、2
−キノリルメチル基、1−イソキノリルメチル基等が挙
げられる。Z及びZ’において、ヘテロ環部位として好
ましくは、5員環或は6員環、単環であるヘテロ環基で
あり、具体的には、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミ
ジニル基、ピリダジニル基、1,3,5−トリアジニル
基、ピロリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、1,
2,4−トリアゾリル基、テトラゾリル基、チエニル
基、フリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、
チアゾリル基、イソチアゾリル基、チアジアゾリル基、
ピロリジニル基、ピペリジル基、ピペラジニル基、モル
ホリニル基、チオモルホリニル基又はテトラヒドロピラ
ニル基であり、アルキル部位として好ましくは炭素数1
乃至4の直鎖のアルキル基、特にメチル基(すなわちメ
チレン)である。グループDとして好ましくは上記定義
の「ハロゲン原子」、ニトロ基、上記定義の「置換され
てもよいC1-6アルキル基」、−(CH2)−COOR
a19、−(CH2)−CONRa27a28、−(CH2)
ORa20、−(CH2)−NRa29CO−Ra24、−(C
2)−S(O)−Ra25又は−(CH2)−SO2−N
HRa26である。具体的な「グループDから選ばれる1
乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環C1-6ア
ルキル基」として好ましくは、2−ピリジルメチル基、
3−ピリジルメチル基、2−クロロピリジン−4−イル
メチル基、4−ピリジルメチル基、ピペリジン−4−イ
ルメチル基、1−メチルピペリジン−4−イルメチル
基、4−ヒドロキシピペリジノメチル基、2−(4−ヒ
ドロキシピペリジノ)エチル基、1−アセチルピペリジ
ン−4−イルメチル基、1−(tert−ブトキシカル
ボニル)ピペリジン−4−イルメチル基、1−(メチル
スルホニル)ピペリジン−4−イルメチル基、2−チア
ゾリルメチル基、4−チアゾリルメチル基、2−メチル
チアゾリン−4−イルメチル基、2,4−ジメチルチア
ゾリン−5−イルメチル基、4−メチルチアゾール−2
−イルメチル基である。特に好ましくは、4−ヒドロキ
シピペリジノメチル基である。
【0185】「グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC3-8シクロアルキルC1-6アル
キル基」とは、上記定義の「C3-8シクロアルキルC1-6
アルキル基」が1乃至5個の置換基で置換されてもよい
ものであり、無置換のシクロアルキル基を含む。該置換
基は、上記グループBから選ばれる。具体的には、シク
ロプロピルメチル基、シクロブチルメチル基、シクロペ
ンチルメチル基、シクロヘキシルメチル基、2−(シク
ロペンチル)エチル基、2−(シクロヘキシル)エチル
基、シクロヘプチルメチル基、4−フルオロシクロヘキ
シルメチル基、2−メチルシクロペンチルメチル基、3
−メチルシクロヘキシルメチル基、4−メチルシクロヘ
キシルメチル基、4,4−ジメチルシクロヘキシルメチ
ル基、3,5−ジメチルシクロヘキシルメチル基、4−
tert−ブチルシクロヘキシルメチル基、4−ヒドロ
キシシクロヘキシルメチル基、4−メトキシシクロヘキ
シルメチル基、2,3,4,5,6−ペンタフルオロシ
クロヘキシルメチル基が挙げられる。また、シクロペン
チルメチル基又はシクロヘキシルメチル基にフッ素原
子、塩素原子、臭素原子、ニトロ基、メチル基、ter
t−ブチル基、カルボキシル基、トリフルオロメチル
基、ヒドロキシメチル基、メトキシメチル基、2−カル
ボキシルエチル基、メトキシ基、カルバモイル基、メチ
ルチオ基、ジメチルアミノカルボニル基、メチルスルホ
ニル基又はアセチルアミノ基が置換したものが挙げられ
る。C3-8シクロアルキルC1-6アルキル基部位において
好ましくは、シクロペンチルメチル基又はシクロヘキシ
ルメチル基であり、Ra20、Ra27及びRa28において特
に好ましくはシクロヘキシルメチル基である。
【0186】「カルボン酸保護基」としては、反応条件
に適し、保護・脱保護可能な保護基であればよく、例え
ば、メチル基;メトキシメチル基、メチルチオメチル
基、2−テトラヒドロピラニル基、メトキシエトキシメ
チル基、ベンジルオキシメチル基、フェナシル基、ジア
シルメチル基、フタルイミドメチル基等の置換メチル
基;エチル基;2,2,2−トリクロロエチル基、2−
クロロエチル基、2−(トリメチルシリル)エチル基、
2−メチルチオエチル基、2−(p−トルエンスルホニ
ル)エチル基、t−ブチル基等の置換エチル基;ベンジ
ル基;ジフェニルメチル基、トリフェニルメチル基、p
−ニトロベンジル基、4−ピコリル基、p−メトキシベ
ンジル基、2−(9,10−ジオキソ)アンスリルメチ
ル基等の置換ベンジル基;トリメチルシリル基、t−ブ
チルジメチルシリル基、フェニルジメチルシリル基等の
シリル基等が挙げられる。好ましくは工業的に有効な保
護基であり、Ra36として具体的に好ましくはメチル
基、エチル基である。
【0187】一般式[I]において、Xとして好ましく
は、
【化109】 (式中、各記号の定義は前記の通り。)である。G1
2、G3及びG4として好ましくは、それぞれ(C−
1)、(C−R2)、(C−R3)及び(C−R4)であ
り、G5として好ましくは窒素原子であり、G6、G8
びG9として好ましくは炭素原子である。Gとして好
ましくは、C(−R7)又は無置換の窒素原子であり、こ
の時R7として好ましくは水素原子である。組合せとし
て好ましくは、G2が(C−R2)、かつG6が炭素原子
であり、特に好ましくは、G2が(C−R2)、G6が炭
素原子、かつG5が窒素原子であり、最も好ましくは、
2が(C−R2)、G6が炭素原子、G5が窒素原子、か
つGが無置換の窒素原子である。
【0188】一般式[I]及び[II]の
【化110】 部位において好ましくは、G1乃至G9のうち1乃至4個
が窒素原子であるものであり、具体的に好ましくは、
【化111】 であり、特に好ましくは、
【化112】 であり、更に好ましくは、
【化113】 であり、最も好ましくは、
【化114】 である。
【0189】
【化115】 部位が芳香環であることもまた、好ましい態様の一つで
ある。
【0190】R1及びR3において好ましくは水素原子又
は−ORa6(Ra6は前記定義の通り。)であり、特に好
ましくは水素原子である。R2において好ましくはカル
ボキシル基、−COORa1、−CONRa2a3、−SO
2a7(各記号は前記定義の通り。)、「酸素原子、窒
素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃至4個のヘテロ原子
を含んでなるヘテロ環基」であり、特に好ましくはカル
ボキシル基、−COORa1又は−SO2a7であり、更
に好ましくはカルボキシル基又は−COORa1であり、
最も好ましくはカルボキシル基である。R4において好
ましくは水素原子である。Ra1において好ましくは、
「置換されてもよいC1-6アルキル基」である。R2がカ
ルボキシル基又は−COORa1のとき、R1、R又は
4のいずれか一つ以上が水酸基、ハロゲン原子(特に
フッ素原子、塩素原子)、−ORa6(ここで、Ra6とし
て好ましくは水素原子、メチル基である。)であること
も好ましい態様の一つである。
【0191】環Cy及び環Cy'において好ましくは、
シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル
基、テトラヒドロチオピラニル基又はピペリジノ基であ
り、特に好ましくはシクロペンチル基、シクロヘキシル
基又はシクロヘプチル基であり、更に好ましくはシクロ
ヘキシル基である。環A及び環A’において好ましくは
フェニル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル
基、ピリダジニル基、シクロヘキシル基、シクロヘキセ
ニル基、フリル基又はチエニル基であり、特に好ましく
はフェニル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニ
ル基又はピリダジニル基であり、更に好ましくはフェニ
ル基又はピリジル基であり、最も好ましくはフェニル基
である。環B及び環B'において好ましくは「C1-6アリ
ール基」又は「ヘテロ環基」であり、具体的に好ましく
は、フェニル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジ
ニル基、ピリダジニル基、1,3,5−トリアジニル
基、ピロリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、1,
2,4−トリアゾリル基、テトラゾリル基、チエニル
基、フリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、
チアゾリル基、イソチアゾリル基又はチアジアゾリル基
であり、特に好ましくはフェニル基、ピリジル基、ピリ
ミジニル基、1,3,5−トリアジニル基又はチアゾリ
ル基であり、更に好ましくは、フェニル基、ピリジル基
又はチアゾリル基であり、最も好ましくはフェニル基又
はチアゾリル基である。
【0192】R5及びR6においては、何れか一方が水素
原子かつ他方がハロゲン原子、特にフッ素原子である
か、両者が水素原子であるときが好ましい。環Aがフェ
ニル基のとき、R5及びR6はG6−からオルト位に位置
することが好ましい。またR5'及びR6'においても同様
である。
【0193】Yにおいて好ましくは、−(CH2)−O
−(CH2)−、−NHCO2−、−CONH−CHR
a14−、−(CH2)−NRa12−(CH2)−、−CON
a13−(CH2)−、−O−(CH2)−CRa15a16
−(CH2)−又は−(CH2)−NRa12−CHRa15
(各記号の定義は前述の通り。)であり、更に好ましく
は、−(CH2)−O−(CH2)−又は−O−(CH2)
−CRa15a16−(CH 2)−であり、最も好ましく
は−(CH2)−O−(CH2)−である。Yにおける
l、m及びnにおいて好ましくは0又は1乃至4の整数
であり、特に好ましくは0、1又は2である。−(C
2)−O−(CH2)−において更に好ましくはm=
n=0若しくはm=0かつn=1であり、最も好ましく
はm=0かつn=1である。また−O−(CH2)−C
a15a16−(CH2)−において更に好ましくはm=
n=0、m=0かつn=1、m=1かつn=0若しくは
m=1かつn=1であり、最も好ましくはm=0かつn
=1である。Yが−O−(CH2)−CRa15a16−(C
2)−の時、Ra16として好ましくは水素原子であ
り、Ra15として好ましくは、
【化116】 であり、この時、
【化117】 部位は対称形であることが好ましく、n、環B、Z、w
における好ましい態様と、n'、環B'、Z'、w'におけ
る好ましい態様はそれぞれ同一である。
【0194】環Aがフェニル基のとき、X若しくはYは
6−に対してパラ位に位置することが好ましい。環B
及び環B’がフェニル基のときZはYに対してオルト位
若しくはメタ位に置換することが好ましく、フェニル基
上の3位に1つの置換基が置換すること若しくはフェニ
ル基上の2位及び5位に1つづつの置換基が置換するこ
とが好ましい。また環Bがピリジル−2−イル基として
Yに結合するとき、Zはピリジル基の3位、6位に置換
されることが好ましく、ピリジル−3−イル基としてY
に結合するとき、Zはピリジル基の2位、5位に置換さ
れることが好ましく、ピリジル−4−イル基としてYに
結合するとき、Zはピリジル基の2位、5位に置換され
ることが好ましい。また環Bがチアゾリル基のときYは
5位に置換することが好ましく、この時Zは2位、4位
若しくは2位及び4位に置換されることが好ましい。同
様に環B’がチアゾリル基のとき(CH2)n'−もまた5
位に置換することが好ましく、この時Z'は2位、4位
若しくは2位及び4位に置換されることが好ましい。
【0195】Z及びZ'として好ましくはグループD、
「グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換さ
れてもよいC6-14アリール基」又は「グループDから選
ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環
基」であり、特に好ましくはグループD又は「グループ
Dから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよい
C6-14アリール基」である。更に好ましくは上記定義の
「ハロゲン原子」、ニトロ基、上記定義の「置換されて
もよいC1-6アルキル基」、−(CH2)−CORa18
−(CH2)−COORa19、−(CH2)−CONRa27
a28、−(CH2)−ORa20、−(CH2)−NRa29
CO−Ra24、−(CH2)−S(O)−Ra25又は−(C
2)−SO2−NHRa26、或いはそれらで置換されて
もよいC6-14アリール基又はヘテロ環基である。Z及び
Z'において、それぞれ環B及び環B'に直接置換するグ
ループDの好ましい態様と、C6-14アリール基、C3-8
シクロアルキル基、C6-14アリールC1-6アルキル基又
はヘテロ環基上に置換するグループDの好ましい態様と
は、同様なものが挙げられ、それぞれ同一若しくは異な
ってもよい。
【0196】具体的な置換基として好ましくは、フッ素
原子、塩素原子、臭素原子、ニトロ基、シアノ基、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ter
t−ブチル基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシメチ
ル基、2−ヒドロキシエチル基、メトキシメチル基、2
−カルボキシルエチル基、メトキシカルボニルメチル
基、エトキシカルボニルメチル基、カルバモイルメトキ
シメチル基、(ジメチルアミノカルボニル)メトキシメ
チル基、アセチル基、イソバレリル基、カルボキシル
基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、カ
ルバモイル基、メチルアミノカルボニル基、ヒドロキシ
アミノカルボニル基、エチルアミノカルボニル基、プロ
ピルアミノカルボニル基、イソプロピルアミノカルボニ
ル基、ブチルアミノカルボニル基、イソブチルアミノカ
ルボニル基、tert−ブチルアミノカルボニル基、
(4−ヒドロキシブチル)アミノカルボニル基、(1−
ヒドロキシプロパン−2−イル)アミノカルボニル基、
(2,3−ジヒドロキシプロピル)アミノカルボニル
基、(1,3−ジヒドロキシプロパン−2−イル)アミ
ノカルボニル基、メトキシアミノカルボニル基、{2−
[2−(メトキシ)エトキシ]エチル}アミノカルボニ
ル基、N−エチル−N−メチルアミノカルボニル基、N
−メチル−N−プロピルアミノカルボニル基、N−イソ
プロピル−N−メチルアミノカルボニル基、ジメチルア
ミノカルボニル基、ジエチルアミノカルボニル基、(2
−ヒドロキシエチル)アミノカルボニル基、(2−ヒド
ロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)アミノカルボ
ニル基、(カルボキシルメチル)アミノカルボニル基、
水酸基、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、
イソプロピルオキシ基、ブチルオキシ基、イソペンチル
オキシ基、2−イソペンテニルオキシ基、3−イソヘキ
セニルオキシ基、4−メチル−3−ペンテニルオキシ
基、2−プロピニルオキシ基、トリフルオロメチルオキ
シ基、ヒドロキシメチルオキシ基、カルボキシルメチル
オキシ基、(ジメチルアミノカルボニル)メチルオキシ
基、アミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジ
エチルアミノ基、アセチルアミノ基、N−アセチル−N
−メチルアミノ基、N−アセチル−N−エチルアミノ
基、N−アセチル−N−プロピルアミノ基、N−アセチ
ル−N−イソプロピルアミノ基、N−エチルカルボニル
−N−メチルアミノ基、N−エチル−N−(エチルカル
ボニル)アミノ基、ウレイド基、イソプロピルカルボニ
ルアミノ基、イソブチルカルボニルアミノ基、tert
−ブチルカルボニルアミノ基、(エチルアミノ)カルボ
ニルアミノ基、(イソプロピルアミノ)カルボニルアミ
ノ基、(ジメチルアミノ)カルボニルアミノ基、(4−
ヒドロキシピペリジノ)カルボニルアミノ基、[(4−
ヒドロキシピペリジノ)メチル]カルボニルアミノ基、
[(3−ヒドロキシピロリジニル)メチル]カルボニル
アミノ基、メチルスルホニルアミノ基、イソプロピルス
ルホニルアミノ基、N−(メチルスルホニル)−N−メ
チルアミノ基、N−(エチルスルホニル)−N−メチル
アミノ基、N−(イソプロピルスルホニル)−N−メチ
ルアミノ基、N−(メチルスルホニル)−N−エチルア
ミノ基、N−(メチルスルホニル)−N−プロピルアミ
ノ基、N−(エチルスルホニル)−N−エチルアミノ
基、メチルチオ基、メチルスルホニル基、イソプロピル
スルホニル基、イソブチルスルホニル基、メチルスルフ
ィニル基、イソプロピルスルフィニル基、アミノスルホ
ニル基、メチルアミノスルホニル基、ジメチルアミノス
ルホニル基、イソプロピルアミノスルホニル基、ter
t−ブチルアミノスルホニル基、ヒドロキシアミジノ
基、フェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオ
ロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェ
ニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、3,4−ジフ
ルオロフェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、3,
5−ジクロロフェニル基、4−クロロ−3−フルオロフ
ェニル基、4−クロロ−2−フルオロフェニル基、4−
ブロモフェニル基、4−ニトロフェニル基、4−シアノ
フェニル基、4−メチルフェニル基、4−エチルフェニ
ル基、4−プロピルフェニル基、4−イソプロピルフェ
ニル基、4−tert−ブチルフェニル基、2−トリフ
ルオロメチルフェニル基、4−トリフルオロメチルフェ
ニル基、4−(ヒドロキシメチル)フェニル基、4−
(2−ヒドロキシエチル)フェニル基、4−(メトキシ
メチル)フェニル基、4−(2−カルボキシルエチル)
フェニル基、4−(メトキシカルボニルメチル)フェニ
ル基、4−(エトキシカルボニルメチル)フェニル基、
4−アセチルフェニル基、3−カルボキシルフェニル
基、4−カルボキシルフェニル基、4−(メトキシカル
ボニル)フェニル基、4−(エトキシカルボニル)フェ
ニル基、4−カルバモイルフェニル基、4−(メチルア
ミノカルボニル)フェニル基、4−(イソプロピルアミ
ノカルボニル)フェニル基、4−(ジメチルアミノカル
ボニル)フェニル基、4−(ジエチルアミノカルボニ
ル)フェニル基、4−[(2−ヒドロキシエチル)アミ
ノカルボニル]フェニル基、4−[(カルボキシルメチ
ル)アミノカルボニル]フェニル基、4−ヒドロキシフ
ェニル基、4−メトキシフェニル基、3,4,5−トリ
メトキシフェニル基、4−エトキシフェニル基、4−プ
ロピルオキシフェニル基、4−イソプロピルオキシフェ
ニル基、4−ブチルオキシフェニル基、4−イソペンチ
ルオキシフェニル基、4−(2−イソペンテニルオキ
シ)フェニル基、4−(3−イソヘキセニルオキシ)フ
ェニル基、4−(4−メチル−3−ペンテニルオキシ)
フェニル基、4−(2−プロピニルオキシ)フェニル
基、4−(トリフルオロメチルオキシ)フェニル基、4
−(ヒドロキシメチルオキシ)フェニル基、4−(カル
ボキシルメチルオキシ)フェニル基、4−[(ジメチル
アミノカルボニル)メチルオキシ]フェニル基、4−ア
ミノフェニル基、4−(メチルアミノ)フェニル基、4
−(ジメチルアミノフェニル)基、4−(ジエチルアミ
ノ)フェニル基、4−(アセチルアミノ)フェニル基、
N−アセチル−N−メチルアミノ基、4−(N−アセチ
ル−N−メチルアミノ基)フェニル基、4−(N−アセ
チル−N−エチルアミノ)フェニル基、4−(N−アセ
チル−N−プロピルアミノ)フェニル基、4−(N−ア
セチル−N−イソプロピルアミノ)フェニル基、4−
(N−エチルカルボニル−N−メチルアミノ)フェニル
基、4−[N−エチル−N−(エチルカルボニル)アミ
ノ]フェニル基、4−(メチルスルホニルアミノ)フェ
ニル基、4−(メチルチオ)フェニル基、4−(メチル
スルホニル)フェニル基、4−(メチルスルフィニル)
フェニル基、4−(アミノスルホニル)フェニル基、4
−(メチルアミノスルホニル)フェニル基、4−(ジメ
チルアミノスルホニル)フェニル基、4−(tert−
ブチルアミノスルホニル)フェニル基、テトラゾール−
5−イルフェニル基、
【0197】シクロヘキシル基、ベンジル基、4−クロ
ロベンジル基、フェネチル基、ベンジルオキシ基、4−
フルオロベンジルオキシ基、2−クロロベンジルオキシ
基、3−クロロベンジルオキシ基、4−クロロベンジル
オキシ基、4−tert−ブチルベンジルオキシ基、4
−トリフルオロメチルベンジルオキシ基、フェネチルオ
キシ基、2−チエニル基、2−チアゾリル基、2−ピリ
ジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、6−フルオ
ロピリジン−3−イル基、5−フルオロピリジン−2−
イル基、6−クロロピリジン−3−イル基、6−メチル
ピリジン−3−イル基、2−ピリミジニル基、5−テト
ラゾリル基、ピペリジノ基、2−オキソピペリジン−1
−イル基、2−オキソピロリジン−1−イル基、2−イ
ミダゾリン−2−イル基、2−オキソイミダゾリジン−
1−イル基、2−オキソオキサゾリジン−1−イル基、
2−メチルチアゾール−4−イル基、5−メチルチアゾ
ール−2−イル基、2−アミノチアゾール−4−イル
基、3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−
イル基、1,1−ジオキソイソチアゾリジン−2−イル
基、4,4−ジメチル−Δ−オキサゾリン−2−イル
基、5−クロロチオフェン−2−イル基、5−メチルオ
キサゾール−2−イル基、5−オキソ−Δ−1,2,
4−オキサジアゾリン−3−イル基、5−オキソ−Δ
−1,2,4−チアジアゾリン−3−イル基、2−オキ
ソ−3H−1,2,3,5−オキサチアジアゾリン−4
−イル基、4−ヒドロキシピペリジノメチル基、ピペリ
ジノカルボニル基、4−ヒドロキシピペリジノカルボニ
ル基、3,4−ジヒドロキシピペリジノカルボニル基、
1−ピペラジニルカルボニル基、1−ピロリジニルカル
ボニル基、モルホリノカルボニル基、4−チオモルホリ
ニルカルボニル基、フェノキシ基、2,4−ジクロロフ
ェノキシ基、テトラヒドロピラニルオキシ基、2−ピリ
ジルメチルオキシ基、3−ピリジルメチルオキシ基、2
−クロロピリジン−4−イルメチルオキシ基、4−ピリ
ジルメチルオキシ基、2−ピペリジルメチルオキシ基、
3−ピペリジルメチルオキシ基、4−ピペリジルメチル
オキシ基、1−メチルピペリジン−4−イルメチルオキ
シ基、1−アセチルピペリジン−4−イルメチルオキシ
基、1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン
−4−イルメチルオキシ基、1−(メチルスルホニル)
ピペリジン−4−イルメチルオキシ基、2−メチルチア
ゾリン−4−イルオキシ基、2,4−ジメチルチアゾリ
ン−5−イルオキシ基、ジメチルアミノカルボニルメチ
ルオキシ基、ピペリジノカルボニルメチルオキシ基、4
−ヒドロキシピペリジノカルボニルメチルオキシ基、2
−メチルチアゾール−4−イル基、(2−メチルチアゾ
ール−4−イル)メチルオキシ基、(2,4−ジメチル
チアゾール−5−イル)メチルオキシ基、ベンゾイル
基、3−フルオロベンゾイル基、4−クロロベンジルア
ミノ基、3,5−ジクロロベンジルアミノ基、4−トリ
フルオロメチルベンジルアミノ基、2−ピリジルメチル
アミノ基、ベンゾイルアミノ基、4−クロロベンゾイル
アミノ基、4−トリフルオロメチルベンゾイルアミノ
基、3,5−ジクロロベンゾイルアミノ基、3−ニトロ
−4−メトキシベンゾイルアミノ基、4−ニトロ−3−
メトキシベンゾイルアミノ基、3−ピリジルカルボニル
アミノ基、モルホリノカルボニルアミノ基、2−オキサ
ゾリニルアミノ基、4−ヒドロキシピペリジノスルホニ
ル基、4−メチルフェニルスルホニルアミノ基、2−チ
アゾリルアミノスルホニル基、2−ピリジルアミノスル
ホニル基、ベンジルアミノカルボニル基、N−ベンジル
−N−メチルアミノカルボニル基、(4−ピリジルメチ
ル)アミノカルボニル基、(シクロヘキシルメチル)ア
ミノカルボニル基、2−ヒドロキシエチルオキシ基、3
−ヒドロキシプロピルオキシ基、2−メトキシエトキシ
基、2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ基、アゼチ
ジニルカルボニル基、3−ヒドロキシピロリジニルカル
ボニル基、3−ヒドロキシピペリジノカルボニル基、4
−ヒドロキシピペリジノカルボニル基、3,4−ジヒド
ロキシピペリジノカルボニル基、4−メトキシピペリジ
ノカルボニル基、4−カルボキシピペリジノカルボニル
基、4−(ヒドロキシメチル)ピペリジノカルボニル
基、2−オキソピペリジノカルボニル基、4−オキソピ
ペリジノカルボニル基、2,6−ジメチルピペリジノカ
ルボニル基、2,2,6,6−テトラメチルピペリジノ
カルボニル基、2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒ
ドロキシピペリジノカルボニル基、1−オキソチオモル
ホリン−4−イルカルボニル基、1,1−ジオキソチオ
モルホリン−4−イルカルボニル基、1−(メチルスル
ホニル)ピペリジン−4−イルアミノカルボニル基、4
−メチルスルホニルピペラジニルカルボニル基、4−メ
チルピペラジニルカルボニル基、N,N−ビス(2−ヒ
ドロキシエチル)アミノカルボニル基、フェニルアミノ
カルボニル基、シクロプロピルアミノカルボニル基、シ
クロブチルアミノカルボニル基、シクロヘキシルアミノ
カルボニル基、4−ヒドロキシシクロヘキシルアミノカ
ルボニル基、4−メチルチアゾール−2−イルメチルア
ミノカルボニル基、2−(4−ヒドロキシピペリジノ)
エチルオキシ基、2−ピリジルメチルアミノカルボニル
基、3−ピリジルメチルアミノカルボニル基、N−メチ
ル−N−(4−ピリジルメチル)アミノカルボニル基、
シクロヘキシルメチルオキシ基、4−ヒドロキシピペリ
ジノカルボニルメチルオキシ基又は4−メチルチアゾー
ル−2−イルメチルオキシ基である。
【0198】具体的な置換基として特に好ましくは、フ
ッ素原子、塩素原子、臭素原子、ニトロ基、シアノ基、
メチル基、ヒドロキシメチル基、カルボキシル基、カル
バモイル基、メチルアミノカルボニル基、イソプロピル
アミノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、ジ
エチルアミノカルボニル基、(2−ヒドロキシルエチ
ル)アミノカルボニル基、(カルボキシルメチル)アミ
ノカルボニル基、メトキシ基、2−イソペンテニルオキ
シ基、2−プロピニルオキシ基、メチルチオ基、メチル
アミノ基、ジメチルアミノ基、アセチルアミノ基、N−
アセチル−N−メチルアミノ基、N−アセチル−N−エ
チルアミノ基、N−アセチル−N−プロピルアミノ基、
N−アセチル−N−イソプロピルアミノ基、N−エチル
カルボニル−N−メチルアミノ基、N−エチル−N−
(エチルカルボニル)アミノ基、メチルスルホニルアミ
ノ基、メチルスルホニル基、アミノスルホニル基、ジメ
チルアミノスルホニル基、tert−ブチルアミノスル
ホニル基、フェニル基、3−フルオロフェニル基、4−
フルオロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロ
ロフェニル基、3,5−ジクロロフェニル基、4−ニト
ロフェニル基、4−メチルフェニル基、4−tert−
ブチルフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル
基、4−(メトキシメチル)フェニル基、4−(2−ヒ
ドロキシルエチル)フェニル基、3−カルボキシルフェ
ニル基、4−カルボキシルフェニル基、4−メトキシフ
ェニル基、4−カルバモイルフェニル基、4−メチルチ
オフェニル基、4−(ジメチルアミノカルボニル)フェ
ニル基、4−メチルスルホニルフェニル基、ベンジル
基、フェネチル基、ベンジルオキシ基、4−フルオロベ
ンジルオキシ基、4−クロロベンジルオキシ基、2−チ
アゾリル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、4−ピ
リジルメチルオキシ、2−ピペリジルメチルオキシ基、
3−ピペリジルメチルオキシ基、4−ピペリジルメチル
オキシ基、1−メチルピペリジン−4−イルメチルオキ
シ基、1−アセチルピペリジン−4−イルメチルオキシ
基、2−クロロピペリジン−4−イルメチルオキシ基、
1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イルメチル
オキシ基、2−メチルチアゾール−4−イル基、(2−
メチルチアゾール−4−イル)メチルオキシ基、(2,
4−ジメチルチアゾール−5−イル)メチルオキシ基、
5−テトラゾリル基、3−フルオロベンゾイル基、ピペ
リジノカルボニル基、4−ヒドロキシルピペリジノカル
ボニル基、1−ピロリジニルカルボニル基、モルホリノ
カルボニル基、4−チオモルホリニルカルボニル基、ベ
ンジルアミノカルボニル基、N−ベンジル−N−メチル
アミノカルボニル基、(4−ピリジルメチル)アミノカ
ルボニル基又は(シクロヘキシルメチル)アミノカルボ
ニル基であり、具体的な置換基として最も好ましくは、
フッ素原子、塩素原子、メチル基、ヒドロキシメチル
基、カルボキシル基、カルバモイル基、メチルアミノカ
ルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メトキシ
基、メチルアミノ基、アセチルアミノ基、アミノスルホ
ニル基、ジメチルアミノスルホニル基、tert−ブチ
ルアミノスルホニル基、フェニル基、3−フルオロフェ
ニル基、4−フルオロフェニル基、3−クロロフェニル
基、4−クロロフェニル基、3,5−ジクロロフェニル
基、4−メチルフェニル基、4−tert−ブチルフェ
ニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、4−カル
ボキシルフェニル基、4−メトキシフェニル基、4−カ
ルバモイルフェニル基、4−メチルチオフェニル基、4
−(ジメチルアミノカルボニル)フェニル基、4−メチ
ルスルホニルフェニル基、2−オキソピロリジン−1−
イル基である。
【0199】またwとして好ましくは1又は2であり、
r、tにおいて好ましくは0、1又は2であり、特に好
ましくは0又は1であり、更に好ましくは0であり、p
として好ましくは1であり、qとして好ましくは0又は
2である。
【0200】一般式[I]において、Xが
【化118】 (式中、各記号の定義は前記の通り。)であり、wが2
以上であるとき、Zの1つが「グループDから選ばれる
1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリール
基」又は「グループDから選ばれる1乃至5個の置換基
で置換されてもよいヘテロ環基」であることが望まし
く、「グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で置
換されてもよいC6-14アリール基」が特に好ましい。ま
た環Bがフェニル基であり、wが2であり、フェニル基
がYに結合する位置を1位とした場合、フェニル基の2
位及び5位にZが結合し、2位のZが「グループDから
選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14
アリール基」であり、5位のZが「グループDから選ば
れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環
基」であるときが最も好ましい態様の1つである。
【0201】また、「製薬上許容されるその塩」とは、
上記一般式[I]又は[II]で示される化合物と無毒の
塩を形成するものであればいかなる塩でもよく、例えば
塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸等の無機酸;又はシュ
ウ酸、マロン酸、クエン酸、フマル酸、乳酸、リンゴ
酸、コハク酸、酒石酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、グル
コン酸、アスコルビン酸、メチルスルホン酸、ベンジル
スルホン酸、メグルミン酸等の有機酸;又は水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マ
グネシウム、水酸化アンモニウム等の無機塩基;又はメ
チルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリ
エタノールアミン、エチレンジアミン、トリス(ヒドロ
キシメチル)メチルアミン、グアニジン、コリン、シン
コニン等の有機塩基;又はリジン、アルギニン、アラニ
ン等のアミノ酸と反応させることにより得ることができ
る。なお、本発明においては各化合物の含水物或るいは
水和物及び溶媒和物も包含される。
【0202】また、上記一般式[I]又は[II]で示さ
れる化合物においては、種々の異性体が存在する。例え
ば、幾何異性体としてE体及びZ体が存在し、また、不
斉炭素原子が存在する場合は、これらに基づく立体異性
体としての鏡像異性体及びジアステレオマーが存在す
る。場合によっては互変異性体が存在し得る。従って、
本発明の範囲にはこれらすべての異性体及びそれらの混
合物が包含される。
【0203】なお、本発明においては各化合物のプロド
ラッグ及び代謝物も包含される。「プロドラッグ」と
は、化学的又は代謝的に分解し得る基を有し、生体に投
与された後、元の化合物に復元して本来の薬効を示す本
発明化合物の誘導体であり、共有結合によらない複合体
及び塩を含む。
【0204】本発明化合物を医薬製剤として用いる場
合、通常それ自体公知の製薬上許容される担体、賦形
剤、希釈剤、増量剤、崩壊剤、安定剤、保存剤、緩衝
剤、乳化剤、芳香剤、着色剤、甘味剤、粘稠剤、矯味
剤、溶解補助剤、その他添加剤、具体的には水、植物
油、エタノール又はベンジルアルコール等のアルコー
ル、ポリエチレングリコール、グリセロールトリアセテ
ート、ゼラチン、ラクトース、デンプン等の炭水化物、
ステアリン酸マグネシウム、タルク、ラノリン、ワセリ
ン等と混合して、常法により錠剤、丸剤、散剤、顆粒、
坐剤、注射剤、点眼剤、液剤、カプセル剤、トローチ
剤、エアゾール剤、エリキシル剤、懸濁剤、乳剤、シロ
ップ剤等の形態となすことにより、全身的或るいは局所
的に、経口若しくは非経口で投与することができる。投
与量は年齢、体重、症状、治療効果、投与方法等により
異なるが、通常、成人ひとり当たり、1回に0.1mg
乃至1gの範囲で、1日1回乃至数回が投与される。
【0205】「C型肝炎の予防」とは、例えば検査等に
よりHCVが検出された人であってC型肝炎の症状が現
われていない人に対し薬剤を投与すること、或はC型肝
炎の治療後、肝炎の症状が改善された人であってHCV
が根絶されておらず肝炎の再発が懸念される人に対し薬
剤を投与することが挙げられる。また、本発明のC型肝
炎治療剤は、他の抗ウイルス剤、抗炎症剤、免疫増強剤
との併用によって、相乗効果を期待する事ができる。相
乗効果の期待できる薬剤としては、例えば、インターフ
ェロン−α、インターフェロン−β、インターフェロン
−γ、インターロイキン−2、インターロイキン−8、
インターロイキン−10、インターロイキン−12、T
NFα又はそれらの組換体、修飾体、アゴニスト、或い
は、抗体、ワクチン、リボザイム、アンチセンスヌクレ
オチド等が挙げられる。抗HIV剤の併用療法(カクテ
ル療法とも呼ばれる。)に見られるように、遺伝子の変
異が多いウイルスに対し各種抗ウイルス剤を併用する事
は、薬剤耐性ウイルスの出現・増加を抑えるためにも効
果が期待できる。HCV−IRES阻害剤、HCV−N
S3プロテアーゼ阻害剤、HCV−NS2NS3プロテ
アーゼ阻害剤、HCV−NS5A阻害剤、HCVポリメ
ラーゼ阻害剤との2剤或いは3剤以上の併用が挙げら
れ、例えば、リバビリン(R)、インターフェロン−α
(IFN−α、Roferon(R)、Intron
A(R)、Sumiferon(R)、MultiFe
ron(R)、Infergen(R)、Omnife
ron(R)、Pegasys(R)、PEG−Int
ron A(R))、インターフェロン−β(Fron
e(R)、Rebif(R)、AvoneX(R)、I
FNβMOCHIDA(R))、インターフェロン−
ω、1−β−L−リボフラノシル−1H−1,2,4−
トリアゾール−3−カルボキサミド、16α−ブロモ−
3β−ヒドロキシ−5α−アンドロスタン−17−オ
ン、1H−イミダゾール−4−エタナミド ジヒドロク
ロライド、HCVリボザイムHeptazyme
(R)、ポリクローナル抗体Civacir(R)、ラ
クトフェリンGPX−400、(1S,2R,8R,8
aR)−1,2,8−トリヒドロキシオクタヒドロイン
ドリジジニウム クロリド、HCVワクチン(MTH−
68/B、Innivax C(R)、Engerix
B(R))、アンチセンスオリゴヌクレオチドISI
S−14803、HCV−RNA転写酵素阻害剤VP−
50406、テトラクロロデカオキシド(高濃度Oxo
ferin(R))、(S)−N−3−[3−(3−メ
トキシ−4−オキサゾール−5−イルフェニル)ウレイ
ド]ベンジルカルバミン酸 テトラヒドロフラン−3−
イルエステル、4−アミノ−2−エトキシメチル−α,
α−ヂメチル−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン
−1−エタノール、インターロイキン−2(Prole
ukin(R))、サイモシンα1等との併用が挙げら
れる。(R)は商品名であることを示す。
【0206】また、HIV−IRES阻害剤として、特
開平8−268890号、特開平10−101591
号、特開平7−69899号、WO99/61613
号、HCVプロテアーゼ阻害剤として、WO98/22
496号、WO99/7733号、WO99/7734
号、WO00/9543号、WO00/9558号、W
O01/59929号、WO98/17679号、WO
99/50230号、WO00/74768号、WO9
7/43310号、WO01/58929号、WO01
/77113号、WO02/8198号、WO02/8
187号、WO02/8244号、WO02/8256
号、WO01/7407号、WO01/40262号、
WO01/64678号、WO98/46630号、特
開平11−292840号、特開平10−298151
号、特開平11−127861号、特開2001−10
3993号、WO98/46597号、WO99/64
442号、WO00/31129号、WO01/329
61号、WO93/15730号、WO00/2004
00号、WO02/8251号、WO01/16379
号、WO02/7761号、HCVヘリカーゼ阻害とし
て、WO97/36554号、WO97/36866
号、WO01/7027号、WO00/24725号、
HCVポリメラーゼ阻害剤として、WO00/1057
3号、WO00/13708号、WO00/18231
号、WO00/6529号、WO02/6246号、W
O01/32153号、WO01/60315号、WO
01/77091号、WO02/4425号、WO02
/20497号、WO00/4141号、インターフェ
ロンアゴニスト或いは増強剤として、WO01/588
77号、特開平11−180981号、WO01/12
214号等の公報に記載される化合物等との併用も挙げ
られる。
【0207】HCVは遺伝子の変異が多いウイルスとし
て知られるため、多くの遺伝子型に効果がある化合物
は、好ましい態様の一つである。また、薬剤としてHC
V感染動物に投与されたとき、動物内で高い血中濃度を
確保できることも好ましい態様の一つである。これらの
点において、HCV1a型、1b型の両方に高い阻害活
性を示し、かつ高い血中濃度を示す化合物、例えば、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−オ
キソピロリジン−1−イル)ベンジルオキシ]−2−フ
ルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸 塩酸塩は、特に好ましい態様の
一つである。
【0208】
【発明の実施の形態】次に、本発明を実施するために用
いる化合物の製造方法の一例を説明する。しかしなが
ら、本発明化合物の製造方法はこれらに限定されるもの
ではない。本製法に記載はなくとも、必要に応じて官能
基に保護基を導入し後工程で脱保護を行う、各製法及び
工程の順序を入れ替えるなどの工夫により効率よく製造
を行えばよい。また、各工程において、反応後の処理は
通常行われる方法で行えばよく、単離精製、結晶化、再
結晶化、シリカゲルクロマトグラフィー、分取HPLC
等の慣用される方法を適宜選択し、また組み合わせて行
えばよい。
【0209】製法1 本製法は、ニトロベンゼン化合物からベンゾイミダゾー
ル化合物を形成する方法である。 製法1−1
【化119】
【0210】(式中、Halは塩素原子、臭素原子等の
ハロゲン原子を示し、Rc1は塩素原子、臭素原子等のハ
ロゲン原子又は水酸基を示し、その他各記号は前述の通
りである。) 第1工程 常法により得られる若しくは市販の化合物[1]を、
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、アセトニト
リル、テトラヒドロフラン(THF)、トルエン等の溶
媒中、炭酸カリウム、トリエチルアミン、カリウム t
−ブトキシド等の塩基の存在下、或は非存在下、室温又
は加熱条件下で、アミン化合物[2]と反応させること
により化合物[3]を得ることが出来る。 第2工程 化合物[3]をメタノール、エタノール、THF、酢酸
エチル、酢酸、水等の溶媒中、パラジウム炭素、水酸化
パラジウム、酸化白金、ラネーニッケル等の触媒の存在
下、室温又は加熱条件下で水素化することにより化合物
[4]を得ることが出来る。また、化合物[3]を亜
鉛、鉄、塩化第一スズ、亜硫酸ナトリウム等の還元剤で
還元する、或は塩化第二鉄の存在下、ヒドラジンと反応
させることにより化合物[4]を得ることも出来る。ま
た、化合物[3]をアルカリ性でハイドロサルファイト
ナトリウムと反応させることにより化合物[4]を得る
ことも出来る。 第3工程 化合物[4]を、DMF、アセトニトリル、THF、ク
ロロホルム、酢酸エチル、塩化メチレン、トルエン等の
溶媒中、ジシクロヘキシルカルボジイミドや、1−エチ
ル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミ
ド・塩酸塩、ジフェニルホスホリルアジド等の縮合剤及
び必要に応じてN−ヒドロキシスクシンイミド、1−ヒ
ドロキシベンゾトリアゾール等を加えて、カルボン酸化
合物[5]と縮合することによりアミド化合物[6]を
得ることが出来る。また、カルボン酸化合物[5]を塩
化チオニル、塩化オキサリル等で誘導される酸ハライド
とする、或は、クロロ炭酸エチル等により誘導される混
合酸無水物とする等により化合物[5]の活性化エステ
ルとし、次いで、トリエチルアミン、炭酸カリウム、ピ
リジン等の塩基存在下、或はピリジン等のアミン溶媒中
で反応させることによりアミド化合物[6]を得ること
も出来る。 第4工程 化合物[6]をエタノール、メタノール、トルエン、D
MF、クロロホルム等の溶媒中若しくは無溶媒中、酢
酸、ぎ酸、塩酸、希硫酸、リン酸、ポリリン酸、p−ト
ルエンスルホン酸等の酸や塩化亜鉛、オキシ塩化リン、
塩化チオニル等のハロゲン化剤或は無水酢酸等の酸無水
物の存在下、加熱し環化反応させることにより化合物[I
-2]を得ることが出来る。
【0211】製法1−2 本製法は、化合物[I-2]を製造する別法である。
【化120】
【0212】(式中、各記号は前述の通りである。) 第1工程 製法1−1の第1工程と同様にして得られる化合物
[3]を、製法1−1の第3工程と同様の方法で化合物
[5]とアミド縮合することにより、化合物[7]を得
ることができる。 第2工程 化合物[7]を製法1−1の第2工程と同様の方法で還
元することにより、化合物[8]を得ることができる。 第3工程 化合物[8]を製法1−1の第4工程と同様の方法で環
化することにより、化合物[I-2]を得ることができる。
【0213】製法1―3
【化121】
【0214】(式中、Rc2はメチル基、エチル基等のア
ルキル基を示し、その他各記号は前述の通りである。) 化合物[4]をイミダート化合物[9]と、メタノー
ル、エタノール、酢酸、DMF、THF、クロロホルム
等の溶媒中、室温又は加熱条件下で反応させることによ
り化合物[I-2]を得ることが出来る。また、化合物
[4]を、酢酸、ぎ酸、アセトニトリル、DMF、ニト
ロベンゼン、トルエン等の溶媒中、ベンゾフロキサン、
二酸化マンガン、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ
−p−ベンゾキノン、ヨウ素、フェリシアン酸カリウム
等の酸化剤の存在下或は非存在下で、加熱下、アルデヒ
ド化合物[10]と反応させることにより化合物[I-2]を
得ることも出来る。或は、化合物[4]とカルボン酸化
合物[11]を、ポリリン酸、リン酸、オキシ塩化リン、
塩酸等存在下で直接加熱反応することにより化合物[I-
2]を得ることも出来る。
【0215】製法2 本製法では、ベンゾイミダゾールのベンゼン環上の置換
基R1、R2、R3、R4の変換方法を示す。なおここで
は、R1、R3及びR4が水素原子である場合のR2の変換
方法を示すが、本製法は置換位置に依らず用いることが
できる。 製法2−1 カルボン酸エステル部位をアミドへ変換する方法。
【化122】
【0216】{式中、Eは単結合、−(CH2)s−、−O
−(CH2)s−又は−NH−(CH2)s−(ここで、sは1
乃至6の整数である。)であり、Rc3、Rc4及びR
c5は、C1- 6アルキル基であり、その他各記号は前述の
通りである。} 第1工程 上記製法と同様にして得られる化合物[I-2-1]を、メ
タノール、エタノール、THF、ジオキサン等の溶媒
中、それらの混合溶媒中、若しくはそれら溶媒と水との
混合溶媒中、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸
カリウム、水酸化リチウム等の塩基性条件下、或は、塩
酸、硫酸等の酸性条件下で加水分解することにより化合
物[I-2-2]を得ることが出来る。 第2工程 化合物[I-2-2]を、製法1−1の第3工程と同様の方
法で化合物[12]と反応させることにより、化合物[I-
2-3]を得ることが出来る。
【0217】製法2−2 シアノ基を置換アミジノ基へ変換する方法。
【化123】 (式中、各記号は前述の通りである。) 上記製法と同様にして得られる化合物[I-2-4]を、
水、メタノール、エタノール、THF、DMF等の溶媒
中、ヒドロキシルアミンと反応させることにより化合物
[I-2-5]を得ることが出来る。ヒドロキシルアミンの
塩酸塩等の塩を用いる場合は、炭酸水素ナトリウム、水
酸化ナトリウム、トリエチルアミン等の塩基の存在下で
反応を行えばよい。
【0218】製法2−3 スルホン酸エステル部位をスルホン酸へ変換する方法。
【化124】 (式中、Rc6はC1-6アルキル基であり、その他各記号
の定義は前述の通りである。) 上記製法と同様にして得られる化合物[I-2-6]を、D
MF、ジメチルスルホキシド(DMSO)、アセトニト
リル、メタノール、エタノール、水等の溶媒中、ヨウ化
ナトリウム、ヨウ化リチウム等のヨウ化物塩、臭化ナト
リウム、トリメチルアンモニウムブロミド等の臭化物
塩、ピリジン、トリメチルアミン、トリアゾール等のア
ミン、トリフェニルホスフィン等のホスフィンと加熱
下、反応させることにより[I-2-7]を得ることが出来
る。
【0219】製法3 本製法は、ベンゾイミダゾールの2位に置換するフェニ
ル基上の置換基を変換する方法である。なお、フェニル
基が他の環であっても本製法を用いることができる。 製法3−1 水酸基をエーテルに変換する方法。
【化125】
【0220】{式中、Rc7はRa11に対応する置換され
てもよいアルキル基であり、G1は単結合、*−(CH2)
n−、*−(CH2)n−O−、*−(CH2)n−CO−又は
*−(CH2)m−CRa15a16)−(CH2)n−を示し、こ
こで*はRc1に結合する側を示し、その他各記号の定義
は前述の通りである。} 化合物[13]においてRc1がハロゲン原子である場合、
上記製法と同様にして得られる化合物[I-2-8]を、D
MF、DMSO、アセトニトリル、エタノール、THF
等の溶媒中、水素化ナトリウム、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、炭酸カリウム、ナトリウムエトキシド、
カリウムt−ブトキシド等の塩基存在下、室温又は加熱
条件で、化合物[13]と反応させることにより化合物
[II-2-1]を得ることが出来る。また、化合物[13]に
おいてRc1が水酸基である場合、化合物[13]の水酸基
を、塩化チオニル、三臭化リン、四臭化炭素−トリフェ
ニルホスフィン等でハロゲン原子に変えた後、前述の方
法で化合物[I-2-8]と反応させることにより化合物[I
I-2-1]を得ることが出来る。また、この場合、化合物
[I-2-8]を、DMF、アセトニトリル、THF等の溶
媒中、トリフェニルホスフィン−アゾジカルボン酸ジエ
チル等により化合物[13]と光延反応をさせることによ
り化合物[II-2-1]を得ることも出来る。同様にして化
合物[I-2-8]及び化合物[14]より化合物[I-2-9]を
得ることが出来る。
【0221】製法3−2 ニトロ基を置換アミノ基に変換する方法。
【化126】
【0222】{式中、Rc8はC1-6アルキル基を示し、
2は*−(CH2)−又は*−CHRa 15−を示し、G3
は−CO−、*−CO2−、*−CONH−又は−SO2
−を示し、その他各記号は前述の通りである。} 第1工程 上記製法と同様にして得られるニトロ化合物[I-2-10]
から、製法1−1の第2工程と同様の方法で反応を行う
ことにより化合物[I-2-11]を得ることが出来る。 第2工程 化合物[I-2-11]を、製法3−1と同様の方法により化
合物[15]でアルキル化することにより化合物[II-2-
2]を得ることが出来る。 第3工程 化合物[16]においてG3が−CO−、−CO2−及び−
CONH−の場合、化合物[I-2-11]を、製法1−1の
第3工程と同様の方法で化合物[16]でアシル化するこ
とにより化合物[II-2-3]を得ることが出来る。また、
化合物[16]においてG3が−SO2−の場合、製法1−
1の第3工程で用いた酸ハロゲン化物に換えてスルホニ
ルハライドを用いてスルホニル化することにより、化合
物[II-2-3]を得ることが出来る。同様にして化合物
[I-2-11]を、化合物[17]でアシル化することにより
化合物[I-2-12]を得ることが出来る。また、同様にし
て本製法を用いることにより化合物[II-2-2]、化合物
[II-2-3]及び化合物[I-2-12]のジ置換体(三級アミ
ン)を得ることが出来る。
【0223】製法3−3 カルボン酸エステル部位をアミドに変換する方法。
【化127】
【0224】(式中、Rc9はC1-6アルキル基を示し、
4は#−(CH2)n−、#−(CH2)n−NH−、#−C
HRa14−を示し、ここで#は反応するアミンに結合す
る側を示し、その他各記号は前述の通りである。) 第1工程 上記製法と同様にして得られる化合物[I-2-13]を、製
法2−1の第1工程と同様の方法で反応させることによ
り、化合物[I-2-14]を得ることが出来る。 第2工程 化合物[I-2-14]を製法2−1の第2工程と同様の方法
で化合物[18]と反応させることにより、化合物[II-2
-4]を得ることが出来る。また同様にして化合物[I-2-
14]及び化合物[19]より化合物[I-2-15]を得ること
が出来る。
【0225】製法4 本製法は、ベンゾイミダゾールの2位に置換するフェニ
ル基上の環Bに対し、更に置換基を導入する方法であ
る。なお、フェニル基が他の環であっても本製法を用い
ることができる。 製法4−1 環Bに更に環Z''を直結させる方法。
【化128】
【0226】(式中、環Z''−Mはアリール金属化合物
を示し、環Z''部位は置換基Zに対応する置換されても
よいC6-14アリール基、置換されてもよいヘテロ環基、
金属部位にはホウ素、亜鉛、スズ、マグネシウム等が含
まれ、例えばフェニルボロン酸、4−クロロフェニルボ
ロン酸であり、w''は0、1又は2であり、その他各記
号は前述の通りである。) 上記製法と同様にして得られる化合物[II-2-5]を、D
MF、アセトニトリル、1,2−ジメトキシエタン、T
HF、トルエン、水等の溶媒中、テトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム、ビストリフェニルホスフィン
パラジウム(II)ジクロリド、酢酸パラジウム−トリフェ
ニルホスフィン等のパラジウム触媒や、塩化ニッケル、
塩化1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンニ
ッケル(II)等のニッケル触媒、及び炭酸カリウム、炭
酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、リン酸カリウ
ム、トリエチルアミン等の塩基存在下、室温又は加熱条
件で、アリール金属化合物[20]と反応させることによ
り化合物[II-2-6]を得ることが出来る。
【0227】製法4−2 水酸基をエーテルに変換する方法。
【化129】 (式中、Rc10は置換基Zに対応する−Ra20又は−(C
2)p−CORa21を示し、その他各記号は前述の通りで
ある。) 上記製法で得られる化合物[II-2-7]から、製法3−1
の方法と同様にして化合物[21]と反応させることによ
り、化合物[II-2-8]を得ることが出来る。
【0228】製法4−3 製法3−1における化合物[13]の様な環Bパーツを、
予め合成する方法。
【化130】
【0229】(式中、Rc11は、塩素原子、臭素原子、
ヨウ素原子、トリフルオロメタンスルホニルオキシ基等
の脱離基であり、Rc12はホルミル基、カルボキシル基
或いはメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、
tert−ブトキシカルボニル基等のカルボン酸エステ
ルを示し、その他各記号は前述の通りである。) 第1工程 市販若しくは常法により得られる化合物[22]を、製法
4−1と同様の方法でアリール金属化合物[20]と反応
させることにより、化合物[23]を得ることが出来る。 第2工程 上記製法と同様にして得られる化合物[23]を、常法に
より還元することにより、化合物[24]を得ることが出
来る。例えば、化合物[23]を、メタノール、エタノー
ル、THF等の溶媒中、水素化アルミニウムリチウム、
水素化ホウ素ナトリウム等の還元剤の存在下、冷却乃至
加熱条件下で反応させることにより化合物[24]を得る
ことが出来る。 第3工程 上記製法と同様にして得られる化合物[24]を、1,4
−ジオキサン、ジエチルエーテル、THF、ジクロロメ
タン、クロロホルム、トルエン等の溶媒中、五塩化リ
ン、三臭化リン等のハロゲン化リン又は塩化チオニル等
のハロゲン化剤と反応させることにより、化合物[25]
を得ることが出来る。反応を促進させるために、DM
F、ピリジン等の三級アミンの存在下若しくは加熱下で
反応させてもよい。 第4工程 上記製法と同様にして得られる化合物[24]又は[25]
を、製法3−1と同様の方法で化合物[I-2-8]と反応
させることにより、化合物[II-2-9]を得ることが出来
る。
【0230】製法4−4
【化131】
【0231】(式中、M’はマグネシウム、リチウム、
亜鉛等の金属であり、各記号は前述の通りである。) 第1工程 市販若しくは常法により得られる化合物[41]を、常法
によりアリール金属試薬とすることにより、化合物[4
2]を得ることが出来る。例えば、M’がマグネシウム
の場合、マグネシウムをTHF、ジエチルエーテル、ベ
ンゼン、トルエン等の溶媒中、好ましくはTHF溶媒
中、冷却乃至加熱条件下、好ましくは−100乃至10
0℃で化合物[41]と反応させることにより、化合物
[42]を得ることが出来る。 第2工程 上記製法と同様にして得られる化合物[42]を化合物
[43]と反応させることにより、化合物[44]を得るこ
とが出来る。化合物[42]を、ジエチルエーテル、ベン
ゼン、トルエン、THF等の溶媒中、好ましくはTHF
溶媒中、冷却乃至室温条件下、好ましくは−100乃至
30℃で反応させることにより、化合物[44]を得るこ
とが出来る。 第3工程 上記製法と同様にして得られる化合物[44]を、製法4
−3の第3工程と同様の方法でハロゲン化することによ
り、化合物[45]を得ることが出来る。化合物[44]
を、好ましくはトルエン溶媒中、塩化チオニル及びピリ
ジンで反応させることにより化合物[45]を得ることが
出来る。化合物[45]が対称形の場合、すなわち、環B
−(Z)w部分と環B'−(Z')w'部分が同一の場合、化
合物[42]を、ジエチルエーテル、ベンゼン、トルエ
ン、THF等の溶媒中、好ましくはTHF溶媒中、ぎ酸
メチル、ぎ酸エチル等のぎ酸エステル、好ましくはぎ酸
エチルと、冷却乃至室温条件下、好ましくは−100乃
至30℃で反応させることにより、化合物[45]を得る
ことが出来る。
【0232】製法4−5 官能基への保護基を導入する工程を含んだ方法。
【化132】
【0233】(式中、Rc13はtert−ブチル基等の
カルボン酸保護基であり、Rc14はメチル基等のカルボ
ン酸保護基であり、その他各記号は前述の通りであ
る。) 第1工程 市販若しくは既知の方法により得られる化合物[26]に
常法により保護基を導入することにより、化合物[27]
を得ることが出来る。例えば、Rc13がtert−ブチ
ル基の場合、化合物[26]を、THF、クロロホルム、
ジクロロメタン、トルエン等の溶媒中、塩化チオニル、
塩化オキサリル等で誘導される酸ハライドとし、カリウ
ムtert−ブトキシドと反応させることにより化合物
[27]を得ることが出来る。ここで、Rc13は第2、第
3工程によって脱離せず、また、第4工程によって−C
2c14に影響を与えず脱離される保護基であれば他の
保護基であってもよい。第2工程 上記製法と同様にして得られる化合物[27]のメチル基
をN−ブロモこはく酸イミド及びN,N'−アゾビスイ
ソブチロニトリルでブロモメチル基に変換した後、製法
3−1と同様の方法で化合物[I-2-16]と反応させるこ
とにより、化合物[II-2-10]を得ることが出来る。 第3工程 上記製法と同様にして得られる化合物[II-2-10]を、
製法4−1と同様の方法でアリール金属化合物[20]と
反応させることにより、化合物[II-2-11]を得ること
が出来る。
【0234】第4工程 上記製法と同様にして得られる化合物[II-2-11]のR
c13を、常法により脱離させることにより、化合物[II-
2-12]を得ることが出来る。カルボン酸保護基の脱離
は、保護基に応じた通常の脱保護法を用いればよいが、
本工程ではRc14が反応しない条件が望ましい。例え
ば、Rc13がtert−ブチル基の場合、化合物[II-2-
11]を、ジクロロメタン、クロロホルム等の溶媒中、ト
リフルオロ酢酸で処理することにより化合物[II-2-1
2]を得ることが出来る。 第5工程 上記製法と同様にして得られる化合物[II-2-12]を、
製法1−1の第3工程と同様の方法で化合物[28]とア
ミド縮合させることにより、化合物[II-2-13]を得る
ことが出来る。 第6工程 上記製法と同様にして得られる化合物[II-2-13]を、
製法2−1の第1工程と同様の方法で脱保護させること
により、化合物[II-2-14]を得ることが出来る。ここ
で、Rc14は第1乃至5工程によって反応を示さず、本
工程によって脱離される保護基が望ましい。例えば、R
c14がメチル基のとき、化合物[II-2-13]をメタノー
ル、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール
等のアルコール系溶媒若しくはアルコール溶媒と水との
混合溶媒中、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化リ
チウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の塩基の
存在下、冷却乃至加熱下で反応させ脱保護した後、溶液
を酸性にすることにより化合物[II-2-14]を得ること
ができる。
【0235】製法4−6
【化133】 (式中、gは1乃至5の整数であり、その他各記号は前
記の通りである。) 第1工程 上記製法と同様にして得られる化合物[I-2-16]を、製
法4−5の第2工程と同様の方法でトルエン誘導体[4
1]と反応させることにより、化合物[II-2-17]を得る
ことが出来る。 第2工程 上記製法と同様にして得られる化合物[II-2-17]を、
製法4−1と同様の方法でアリール金属化合物[20]と
反応させることにより、化合物[II-2-18]を得ること
が出来る。 第3工程 上記製法と同様にして得られる化合物[II-2-18]を、
製法1−1の第2工程と同様の方法で還元させることに
より、化合物[II-2-19]を得ることが出来る。 第4工程 上記製法と同様にして得られる化合物[II-2-19]を、
製法1−1の第3工程と同様の方法で化合物[42]とアミ
ド縮合させた後、製法1−1の第1工程と同様の方法で
環化させることにより、化合物[II-2-20]を得ること
が出来る。 第5工程 上記製法と同様にして得られる化合物[II-2-20]を、
製法2−1の第1工程と同様の方法で加水分解させるこ
とにより、化合物[II-2-21]を得ることが出来る。
【0236】製法4−7
【化134】 (式中、他各記号は前記の通りである。)
【0237】第1工程 市販若しくは常法により得られる化合物[46]を、製法
4−1と同様の方法で化合物[20]と反応させることに
より、化合物[47]を得ることが出来る。 第2工程 上記製法と同様にして得られる化合物[47]を、製法4
−3の第2工程と同様の方法で還元することにより、化
合物[48]を得ることが出来る。 第3工程 上記製法と同様にして得られる化合物[48]を、製法1
−1の第2工程と同様の方法で還元することにより、化
合物[49]を得ることが出来る。 第4工程 上記製法と同様にして得られる化合物[49]を、DM
F、アセトニトリル、THF、クロロホルム、酢酸エチ
ル、塩化メチレン、トルエン等の溶媒中、化合物[42]
と反応させることにより化合物[50]を得ることが出来
る。アミノ基への反応の選択性を高めるため、酢酸及び
酢酸ナトリウムを当量比で加えてもよい。
【0238】第5工程 上記製法と同様にして得られる化合物[50]を、製法1
−1の第1工程と同様の方法で環化反応させることによ
り、化合物[51]を得ることが出来る。 第6工程 上記製法と同様にして得られる化合物[51]を、製法4
−3の第3工程と同様の方法でハロゲン化することによ
り、化合物[52]を得ることが出来る。 第7工程 上記製法と同様にして得られる化合物[52]を、製法3
−1と同様の方法で、上記製法と同様にして得られる化
合物[I-2-16]と反応させることにより、化合物[II-2
-20]を得ることが出来る。 第8工程 上記製法と同様にして得られる化合物[II-2-20]を、
製法2−1の第1工程と同様の方法で加水分解させるこ
とにより、化合物[II-2-21]を得ることが出来る。
【0239】製法5 インドール環を形成する方法。
【化135】
【0240】(式中、RC15はトリメチルシリル基、t
ert−ブチルジメチルシリル基、tert−ブチルジ
フェニルシリル基等の保護基であり、その他各記号は前
述の通りである。) 第1工程 上記製法若しくは常法により得られる化合物[29]を、
DMF、アセトニトリル、1,2−ジメトキシエタン、
THF、トルエン、水等の溶媒中、テトラキス(トリフ
ェニルホスフィン)パラジウム、ビス(トリフェニルホ
スフィン)パラジウム(II)ジクロリド、酢酸パラジウム
−トリフェニルホスフィン等のパラジウム触媒、ヨウ化
銅(I)等の銅触媒若しくはそれらの混合物、及び炭酸
カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、リ
ン酸カリウム、トリエチルアミン等の塩基存在下、室温
又は加熱条件で、化合物[30]と反応させることにより
化合物[31]を得ることが出来る。 第2工程 上記製法と同様にして得られる化合物[31]を、メタノ
ール、エタノール等のアルコール溶媒、若しくはアルコ
ール溶媒とDMF、アセトニトリル、THF、クロロホ
ルム、ジクロロメタン、酢酸エチル、塩化メチレン、ト
ルエン等との混合溶媒中、炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウ
ム等の塩基の存在下、室温若しくは加熱下で反応させる
ことにより保護基の脱離を行った後、製法1−1の第1
工程と同様にして得られる化合物[32]と製法5の第1
工程と同様の方法で反応させることにより、化合物[3
3]を得ることが出来る。 第3工程 上記製法と同様にして得られる化合物[33]を、DM
F、アセトニトリル、THF、クロロホルム、ジクロロ
メタン、酢酸エチル、塩化メチレン、トルエン等の溶媒
中、ヨウ化銅(I)等の銅触媒若しくは塩化パラジウム
(II)等のパラジウム触媒の存在下、室温又は加熱条件
下で、環化反応させることにより、化合物[II-2-15]
を得ることが出来る。
【0241】製法6 イミダゾ[1,2−a]ピリジン環を形成する方法。
【化136】
【0242】(式中、Rc16及びRc17は、それぞれ独立
して、メチル基、エチル基等のアルキル基を示し、その
他各記号は前述の通りである。) 第1工程 上記製法若しくは常法により得られる化合物[34]を、
製法1−1の第3工程と同様の方法で化合物[35]とア
ミド縮合させることにより、化合物[36]を得ることが
出来る。 第2工程 上記製法により得られる化合物[36]を、常法により得
られるグリニャール試薬[37]と反応させることによ
り、化合物[38]を得ることが出来る。ここで、化合物
[36]に代えて、化合物[34]の酸ハライドを用いても
よい。 第3工程 上記製法により得られる化合物[38]を、常法によりハ
ロゲン化することにより、化合物[39]を得ることが出
来る。例えば、Halが臭素原子の場合、化合物[38]
を冷却若しくは室温条件下、DMF、アセトニトリル、
THF、クロロホルム、ジクロロメタン、酢酸エチル、
トルエン等の溶媒中、臭素と反応させることにより化合
物[39]を得ることが出来る。なお、臭素に換えて次亜
塩素酸塩等の次亜ハロゲン酸塩、N−ブロモスクシンイ
ミド等のハロゲン化剤を用いてハロゲン化することもで
きる。 第4工程 上記製法により得られる化合物[39]を、常法若しくは
既知の方法(特開平8−48651号)により得られる
化合物[40]と、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸
化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素
化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の塩
基の存在下、室温又は加熱条件下、溶媒中若しくは無溶
媒で環化反応させることにより、化合物[II-2-16]を
得ることが出来る。
【0243】一般式[I]及び[II]で表される化合物
において、既知文献に開示の方法と同様な方法により所
望のヘテロ環基を形成することができる。以下に具体的
なヘテロ環基の例及びその参考文献を記載する。5−オ
キソ−Δ−1,2,4−オキサジアゾリン−3−イル
基(すなわち2,5−ジヒドロ−5−オキソ−4H−
1,2,4−オキサジアゾール−3−イル基)、5−オ
キソ−Δ−1,2,4−チアジアゾリン−3−イル基
(すなわち2,5−ジヒドロ−5−オキソ−4H−1,
2,4−チアジアゾール−3−イル基)、2−オキソ−
Δ−1,2,3,5−オキサチアゾアゾリン−4−イ
ル基(すなわち2−オキソ−Δ−1,2,4−オキサ
チアジアゾール−4−イル基):Journal of Medicinal
Chemistry, 39(26), 5228-35, 1996、5−オキソ−Δ
−1,2,4−トリアゾリン−3−イル基:J Org Ch
em, 61(24), 8397-8401, 1996、1−オキソ−Δ
1,2,3,5−チアトリアゾリン−4−イル基:Lieb
igs Ann Chem, 1376, 1980、3−オキソ−Δ−1,
2,4−オキサジアゾリン−5−イル基:欧州特許EP
145095号、5−オキソ−Δ−1,3,4−オキ
サジアゾリン−2−イル基:J Org Chem, 20, 412, 195
5、5−オキソ−Δ−1,2,4−ジオキサゾリン−
3−イル基:J Prakt Chem, 314, 145, 1972、3−オキ
ソ−Δ−1,2,4−チアジアゾリン−5−イル基:
特開昭61−275271号、5−オキソ−Δ−1,
2,4−ジチアゾリン−3−イル基:J Org Chem, 61(1
9), 6639-6645, 1996、2−オキソ−Δ−1,3,4
−ジオキサゾリン−5−イル基:J Org Chem,39, 2472,
1974、2−オキソ−Δ−1,3,4−オキサチアゾ
リン−5−イル基:J Med Chem, 35(20), 3691-98, 199
2、5−オキソ−Δ−1,3,4−チアジアゾリン−
2−イル基:J Prakt Chem, 332(1), 55, 1990、5−オ
キソ−Δ−1,4,2−オキサチアゾリン−3−イル
基:J Org Chem, 31, 2417, 1966、2−オキソ−Δ
1,3,4−ジチアゾリン−5−イル基:Tetrahedron
Lett, 23, 5453, 1982、2−オキソ−Δ−1,3,
2,4−ジオキサチアゾリン−5−イル基:Tetrahedro
n Lett, 319, 1968、3,5−ジオキソイソオキサゾリ
ジン−4−イル基:Helv Chim Acta, 1973,48, 1965、
2,5−ジオキソイミダゾリジン−4−イル基:Hetero
cycles, 43(1), 49-52, 1996、5−オキソ−2−チオキ
ソイミダゾリジン−4−イル基:Heterocycles, 5, 39
1, 1983、2,4−ジオキソオキサゾリジン−5−イル
基:J Am Chem Soc, 73, 4752, 1951、4−オキソ−2
−チオキソオキサゾリジン−5−イル基:Chem Ber, 9
1, 300,1958、2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イ
ル基:特開昭57−123175号、4−オキソ−2−
チオキソチアゾリジン−5−イル基:Chem Pharm Bull,
30,3563, 1982、
【0244】上記製法2乃至4に示された製法は、一般
式[I]及び[II]で表されるベンゾイミダゾール以外
の化合物、例えば化合物[II-2-15]、[II-2-16]の合
成にも用いることが出来る。
【0245】次に、本発明に係る一般式[I]、[II]、[I
II]で示される化合物、4−(4−フルオロフェニル)
−5−ヒドロキシメチル−2−メチルチアゾール及び4
−(4−フルオロフェニル)−5−クロロメチル−2−
メチルチアゾール及びその製造方法を実施例によって具
体的に説明する。しかしながら、本発明はこれら実施例
によって限定されるものではない。
【0246】実施例1 2−[4−(3−ブロモフェノキシ)フェニル]−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
チルエステルの製造 工程1:4−クロロ−3−ニトロ安息香酸エチルの製造 4−クロロ−3−ニトロ安息香酸(300g)をエチルアル
コール(1500ml)に溶解し、氷冷下濃硫酸(100ml)を
加え、7時間加熱還流した。反応液を氷水に注ぎ、析出
した結晶を濾取し、表題化合物(332g,収率97%)を得
た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.50(1H,d,J=2.1Hz),8.16(1H,d
d,J=8.4,2.1Hz),7.63(1H,d,J=8.4Hz),4.43(2H,q,J=7.5H
z),1.42(3H,t,J=7.5Hz) 工程2:4−シクロヘキシルアミノ−3−ニトロ安息香酸
エチルの製造 前工程で得られた4−クロロ−3−ニトロ安息香酸エチ
ル(330g)をアセトニトリル(1500ml)に溶解し、シク
ロヘキシルアミン(220g)、トリエチルアミン(195g)
を加え、終夜加熱還流した。反応液を氷水に注ぎ、析出
した結晶を濾取し、表題化合物(400g,収率94%)を得
た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.87(1H,d,J=2.1Hz),8.35-8.46
(1H,m),8.02(1H,dd,J=9.1,2.1Hz),6.87(1H,d,J=9.1Hz),
4.35(2H,q,J=7.1Hz),3.65-3.50(1H,m),2.14-1.29(10H,
m),1.38(3H,t,J=7.1Hz)
【0247】工程3:3−アミノ−4−シクロヘキシル
アミノ安息香酸エチルの製造 前工程で得られた4−シクロヘキシルアミノ−3−ニト
ロ安息香酸エチル(400g)を酢酸エチル(1500ml)、エ
チルアルコール(500ml)に溶解し、7.5%パラジウム炭
素(50% wet,40g)を加え、7時間常圧水素添加した。
触媒をろ別し、濾液を減圧濃縮した。残渣にジイソプロ
ピルエーテルを加え、析出した結晶を濾取し、表題化合
物(289g,収率80%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.57(1H,dd,J=8.4,1.9Hz),7.41
(1H,d,J=1.9Hz),6.59(1H,d,J=8.4Hz),4.30(2H,q,J=7.1H
z),3.40-3.30(1H,m),2.18-2.02(2H,m),1.88-1.15(8H,
m),1.35(3H,t,J=7.1Hz) 工程4:3−[4−(3−ブロモフェノキシ)ベンゾイ
ル]アミノ−4−シクロヘキシルアミノ安息香酸エチル
エステルの製造 4−(3−ブロモフェノキシ)安息香酸(74g)をクロ
ロホルム(500ml)に溶解し、塩化オキサリル(33ml)
及びジメチルホルムアミド(触媒量)を加え室温で4時
間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、ジクロロメタン(15
0ml)に溶解した。これを、前工程で得られた3−アミ
ノ−4−シクロヘキシルアミノ安息香酸エチル(66g)
のジクロロメタン(500ml)、トリエチルアミン(71m
l)溶液に滴下し、室温にて1時間攪拌した。反応液を
水に注ぎ、ジクロロメタンで抽出した。有機層を、飽和
食塩水で洗浄して、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減
圧濃縮した。残渣に、ジエチルエーテルを加えて結晶化
し、これを濾取して表題化合物(129g,収率95%)を得
た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.00-7.78(4H,m),7.66(1H,brs),
7.37-7.18(3H,m),7.13-6.59(3H,m),6.72(1H,d,J=8.7H
z),4.50(1H,brs),4.29(2H,q,J=7.2Hz),3.36(1H,m),2.12
-1.96(2H,m),1,83-1.56(3H,m),1.47-1.12(5H,m),1.37(3
H,t,J=7.2Hz) 工程5:2−[4−(3−ブロモフェノキシ)フェニ
ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸エチルエステルの製造 前工程で得られた3−[4−(3−ブロモフェノキシ)
ベンゾイル]アミノ−4−シクロヘキシルアミノ安息香
酸エチルエステル(129g)を酢酸(600ml)に懸濁し、
3時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮して、残渣に水
を加え、析出した結晶を濾取し表題化合物(124g,収率
99%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.51(1H,d,J=1.5Hz),8.00(1H,d
d,J=8.4,1.5Hz),7.67(1H,d,J=8.4Hz),7.63(2H,d,J=8.7H
z),7.35-7.21(3H,m),7.17(2H,d,J=8.7Hz),7.14(1H,m),
4.42(2H,q,J=7.2Hz),4.38(1H,m),2.43-2.22(2H,m),2.07
-1.87(4H,m),1.80(1H,m),1.42(3H,t,J=7.2Hz),1.40-1.2
7(3H,m)
【0248】実施例2 2−[4−(3−ブロモフェノキシ)フェニル]−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸の
製造 実施例1で得られた2−[4−(3−ブロモフェノキ
シ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸エチルエステル(1.0g)をテトラヒ
ドロフラン(10ml)、エチルアルコール(10ml)に溶解
し、4N水酸化ナトリウム(10ml)を加え、1時間加熱
還流した。反応液を減圧濃縮し、残渣に水を加え、6N
塩酸で酸性にし、析出した結晶を濾取して、表題化合物
(0.9g,収率96%)を得た。 融点:255-256℃ FAB-Ms:491(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):12.75(1H,brs),8.24(1H,s),7.
96(1H,d,J=8.7Hz),7.86(1H,d,J=8.7Hz),7.71(2H,d,J=8.
6Hz),7.47-7.34(3H,m),7.24(2H,d,J=8.6Hz),7.20(1H,
m),4.31(1H,m),2.38-2.18(2H,m),2.02-1.79(4H,m),1.65
(1H,m),1.44-1.20(3H,m)
【0249】実施例3 1−シクロヘキシル−2−(4−ヒドロキシフェニル)
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステルの
製造 実施例1の工程3で得られた3−アミノ−4−シクロヘ
キシルアミノ安息香酸エチル(130g)、メチル 4−ヒ
ドロキシベンズイミデート塩酸塩(139g)をメチルアル
コール(1500ml)に加え、4時間加熱還流した。反応液
を放冷した後、析出した結晶を濾取し表題化合物(131
g,収率72%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):10.02(1H,brs),8.21(1H,d,J=1.4
Hz),7.93(1H,d,J=8.6Hz),7.83(1H,dd,J=8.6,1.4Hz),7.4
8(2H,d,J=8.6Hz),6.95(2H,d,J=8.6Hz),4.39-4.25(1H,
m),4.33(1H,q,J=7.0Hz),2.35-2.18(2H,m),1.98-1.79(4
H,m),1.70- 1.60(1H,m),1.46-1.19(3H,m),1.35(3H,t,J
=7.0Hz)
【0250】実施例4 2−[4−(2−ブロモ−5−クロロベンジルオキシ)
フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸エチルエステルの製造 2−ブロモ−5−クロロトルエン(50g)及びN−ブロ
モこはく酸イミド、N,N’−アゾビスイソブチロニト
リルより調製した2−ブロモ−5−クロロベンジルブロ
ミド及び、実施例3で得られた1−シクロヘキシル−2
−(4−ヒドロキシフェニル)ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸エチルエステル(50g)をジメチルホルミ
アミド(300ml)に懸濁し、炭酸カリウム (38g)を加
え80℃にて1時間加熱攪拌した。反応液を放冷し、水、
酢酸エチル混合溶媒に加え、析出した結晶を濾取し、表
題化合物(50g,収率64%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.50(1H,d,J=1.4Hz),7.97(1H,d
d,J=8.6,1.4Hz),7.70-7.57(5H,m),7.20(1H,dd,J=8.4,2.
5Hz),7.14(2H,d,J=8.7Hz),5.17(2H,s),4.46-4.30(1H,
m),4.41(2H,q,J=7.1Hz),2.40-2.20(2H,m),2.02-1.21(8
H,m),1.42(3H,t,J=7.1Hz)
【0251】実施例5 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−クロロ
ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステルの製造 実施例4で得られた2−[4−(2−ブロモ−5−クロ
ロベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル(49
g)、4−クロロフェニルボロン酸(18g)及びテトラキ
ストリフェニルフォスフィンパラジウム(10g)を1,
2−ジメトキシエタン(600ml)に懸濁し、飽和重曹水
(300ml)を加え、2時間加熱還流した。反応液にクロロ
ホルムを加え、有機層を飽和重曹水、水、飽和食塩水に
て順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃
縮した。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィ
ー(展開溶媒 クロロホルム:酢酸エチル=97:3)で精
製した。得られた油状物に、酢酸エチル及びジイソプロ
ピルエーテルを加え、結晶化し、これを濾取して表題化
合物(44g,収率85%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.49(1H,d,J=1.4Hz),7.97(1H,d
d,J=8.6,1.6Hz),7.70-7.60(2H,m),7.55(2H,d,J=8.7Hz),
4.95(2H,s),4.48-4.28(1H,m),4.40(2H,m),2.02-1.20(8
H,m),1.41(3H,t,J=7.1Hz)
【0252】実施例6 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−クロロ
ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸の製造 実施例5で得られた2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
チルエステル(43g)を用い、実施例2と同様の方法に
より、表題化合物(33g、収率76%)を得た。 融点:243−244℃ FAB-Ms:571(MH+) 1H-NMR(300MHz, DMSO-d6):8.32(1H,s),8.28(1H,d,J=8.9
Hz),8.05(1H,d,J=8.8Hz),7.76-7.72(3H,m),7.58-7.46(5
H,m),7.40(1H,d,J=8.3Hz),7.24(2H,d,J=8.9Hz),5.11(2
H,s),4.36(1H,m),2.40-2.15(2H,m),2.15-1.95(2H,m),1.
95-1.75(2H,m),1.75-1.55(1H,m),1.55-1.15(3H,m)
【0253】実施例7 2−[4−(2−ブロモ−5−メトキシベンジルオキ
シ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸エチルエステルの製造 実施例4と同様にして、実施例3で得られた1−シクロ
ヘキシル−2−(4−ヒドロキシフェニル)ベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸エチルエステルと2−ブロモ
−5−メトキシベンジルブロミドから表題化合物(59g)
を得た。
【0254】実施例8 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステルの製
造 実施例7で得られた2−[4−(2−ブロモ−5−メト
キシベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステルか
ら実施例5と同様の方法により表題化合物(48g,収率7
7%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.49(1H,d,J=1.4Hz),7.97(1H,d
d,J=8.6,1.4Hz),7.64(1H,d,J=8.6Hz),7.54(2H,d,J=8.7H
z),7.37(2H,d,J=8.6Hz),7.31(2H,d,J=8.6Hz),7.25(1H,
d,J=8.4Hz),7.19(1H,d,J=2.7Hz),7.00(2H,d,J=8.7Hz),
6.97(1H,dd,J=8.4,2.7Hz),4.98(2H,s),4.41(2H,q,J=7.1
Hz),4.42-4.29(1H,m),3.88(3H,s),2.40-2.20(2H,m),2.0
1-1.88(4H,m),1.83-1.73(1H,m),1.42(3H,t,J=7.1Hz),1.
41-1.25(3H,m)
【0255】実施例9 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸の製造 実施例8で得られた2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
エチルエステル(52g)を用い、実施例2と同様の方法
により表題化合物(44g,収率89%)を得た。 融点:248-249℃ FAB-Ms:568(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.20(1H,s),7.88(1H,d,J=8.7H
z),7.85(1H,d,J=8.7Hz),7.57(d,2H,J=8.6Hz),7.46(2H,
d,J=8.6Hz),7.44(2H,d,J=8.6Hz),7.29(1H,d,J=8.5Hz),
7.24(1H,d,J=2.6Hz),7.11(2H,d,J=8.6Hz),7.06(1H,dd,J
=8.5,2.6Hz),5.04(2H,s),4.26(1H,m),3.83(3H,s),2.38-
2.29(2H,m)
【0256】実施例10 1−シクロヘキシル−2−{4−[(E)−2−フェニ
ルビニル]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸エチルエステルの製造 実施例1の工程3で得られた3−アミノ−4−シクロヘ
キシルアミノ安息香酸エチル(500mg)をメチルアルコ
ール(6ml)に溶解し、氷冷下、トランス−4−スチル
ベンカルボアルデヒド(397mg)を加え、室温にて終夜
攪拌した。反応液を氷冷し、アセトニトリル(2ml)に
溶解したベンゾフロキサン(259mg)を加え、50℃にて7
時間攪拌した。反応液を氷冷し、1N水酸化ナトリウム
(0.1ml)を加えた後、酢酸エチルを加えて抽出した。
有機層を、水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルフラッ
シュクロマトグラフィー(展開溶媒 n−ヘキサン:酢酸
エチル=4:1)で精製し、表題化合物(540mg,収率63
%)を得た。 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.28(1H,d,J=1.4Hz),8.01(1H,
d,J=8.7Hz),7.90-7.80(3H,m),7.75-7.65(4H,m),7.50-7.
25(5H,m),4.35(2H,q,J=7.0Hz),4.31(1H,m),2.40-2.20(2
H,m),2.00-1.80(4H,m),1.63(1H,m),1.40-1.20(3H,m),1.
36(3H,t,J=7.0Hz)
【0257】実施例11 1−シクロヘキシル−2−{4−[(E)−2−フェニ
ルビニル]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸の製造 実施例10で得られた1−シクロヘキシル−2−{4−
[(E)−2−フェニルビニル]フェニル}ベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸エチルエステル(127mg)を
用い、実施例2と同様の方法により、表題化合物(116m
g,収率97%)を得た。 融点:300℃以上 FAB-Ms:423(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.25(1H,s),7.96-7.29(13H,
m),4.33(1H,brt),2.41-2.23(2H,m),2.03-1.78(4H,m),1.
71-1.59(1H,m),1.49-1.20(3H,m)
【0258】実施例12 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
チルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸の製造 実施例1及び2と同様にして表題化合物(700mg)を得
た。 FAB-Ms:413(MH+) 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.60(1H,s),8.04(1H,d,J=9.0H
z),7.63(2H,d,J=8.4Hz),7.51-7.32(6H,m),7.14(2H,d,J=
9.0Hz),5.16(2H,s),5.03-4.89(1H,m),2.41-1.63(8H,m)
【0259】実施例13 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
チルベンゾイミダゾール−5−カルボキサミドの製造 実施例12で得られた2−(4−ベンジルオキシフェニ
ル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(700mg)をジメチルホルムアミド(10ml)に
溶解し、塩化アンモニウム(108mg)、1−エチル−3
−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸
塩(390mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(275
mg)及びトリエチルアミン(0.3ml)を加え室温にて終
夜攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和重曹水、水、飽和食塩水にて順次洗浄
して、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮した。
残渣に、酢酸エチル及びジイソプロピルエーテルを加
え、結晶化し、これを濾取して、表題化合物(571mg,
収率81%)を得た。 融点:232-233℃ FAB-Ms:412(MH+) 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.23(1H,d,=1.5Hz),7.86(1H,dd,
J=8.5,1.5Hz),7.65-7.30(8H,m),7.13(2H,d,J=8.8Hz),5.
16(2H,s),4.93(1H,quint,J=8.8Hz),2.40-1.60(8H,m)
【0260】実施例14 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−5−シアノ−1
−シクロペンチルベンゾイミダゾールの製造 実施例1と同様にして表題化合物(400mg)を得た。 FAB-Ms:394(MH+) 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.11(1H,s),7.68-7.30(9H,m),7.
13(2H,s),5.16(2H,s),4.94(1H,quint,J=8.9Hz),2.35-1.
60(8H,m)
【0261】実施例15 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
チルベンゾイミダゾール−5−カルボキサミドオキシム
の製造 実施例14で得られた2−(4−ベンジルオキシフェニ
ル)−5−シアノ−1−シクロペンチルベンゾイミダゾ
ール(400mg)をエチルアルコール(3ml)、水(1.5m
l)に懸濁し、ヒドロキシルアミン塩酸塩(141mg)及び
重曹(170mg)を加え、終夜加熱還流した。反応液を、
放冷し析出した結晶を濾取して、表題化合物(312mg,
収率71%)を得た。 融点:225-226℃ FAB-Ms:456(MH+) 1H-NMR(300MHz, DMSO-d6):8.20(1H,s),7.50-7.31(9H,
m),7.12(2H,d,J=8.7Hz),5.15(2H,s),4.94(1H,quint,J=
8.7Hz),3.61(3H,s),3.40(3H,s),2.41-1.42(8H,m)
【0262】実施例16 1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−(4−フルオ
ロフェニル)−2−メチル−5−チアゾリル}メトキ
シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
チルエステルの製造 工程1:4−(4−フルオロフェニル)−5−ヒドロキ
シメチル−2−メチルチアゾールの製造 文献既知(Chem. Pharm. Bull.,43(6),947,1995)の
方法により調製した4−(4−フルオロフェニル)−2
−メチル−5−チアゾールカルボン酸エチルエステル
(59g)をテトラヒドロフラン(700ml)に溶解し、氷冷
下、水素化リチウムアルミニウム(13g)を加え30分攪
拌した。反応液に水(13ml)、15%水酸化ナトリウム
(13ml)、水(39ml)を順次加え、析出した不溶物をろ
別した。濾液を減圧濃縮し、表題化合物(37g,収率71
%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.60(2H,dd,J=8.7,6.6Hz),7.11
(2H,t,J=8.7Hz),4.80(2H,s),2.70(3H,s) 工程2:5−クロロメチル−4−(4−フルオロフェニ
ル)−2−メチルチアゾールの製造 前工程で得られた4−(4−フルオロフェニル)−5−
ヒドロキシメチル−2−メチルチアゾール(37g)をク
ロロホルム(500ml)に溶解し、塩化チオニル(24m
l)、ピリジン(2ml)を加え、室温で3時間攪拌した。
反応液を氷水に注ぎ、クロロホルムで抽出し、水、飽和
食塩水で洗浄した。これを、硫酸ナトリウムで乾燥し、
減圧濃縮して表題化合物(29g,収率76%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.67(2H,dd,J=8.8,5.4Hz),7.16
(2H,t,J=8.7Hz),4.79(2H,s),2.73(3H,s)
【0263】工程3:1−シクロヘキシル−2−{4−
[{4−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−5−
チアゾリル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸エチルエステルの製造 前工程で得られた5−クロロメチル−4−(4−フルオ
ロフェニル)−2−メチルチアゾール(28g)及び実施
例3で得られた1−シクロヘキシル−2−(4−ヒドロ
キシフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
チルエステル(36g)を用い、実施例4と同様の方法に
より表題化合物(61g,収率100%)を得た。 APCI-Ms:570(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.25(1H,d,J=1.5Hz),7.97(1H,
d,J=8.7Hz),7.86(1H,dd,J=8.6,1.6Hz),7.74(2H,dd,J=8.
8,5.5Hz),7.62(2H,d,J=8.7Hz),7.33(2H,t,J=8.9Hz),7.2
2(2H,t,J=8.9Hz),5.41(2H,s),4.34(2H,q,J=7.1Hz),4.31
(1H,m),2.71(3H,s),2.40-2.15(2H,m),2.05-1.75(4H,m),
1.55-1.15(3H,m),1.36(3H,t,J=7.1Hz)
【0264】実施例17 1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−(4−フルオ
ロフェニル)−2−メチル−5−チアゾリル}メトキ
シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 実施例16で得られた1−シクロヘキシル−2−{4−
[{4−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−5−
チアゾリル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸エチルエステル(60g)を用い、実施
例2と同様の方法により表題化合物(39g、収率69%)
を得た。 融点:196-198℃ FAB-Ms:542(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):13.1(1H,brs),8.34(1H,s),8.2
9(1H,d,J=8.8Hz),8.06(1H,d,J=8.7Hz),7.80-7.72(4H,
m),7.36-7.31(4H,m),5.46(2H,s),4.38(1H,m),2.72(3H,
s),2.45-2.15(2H,m),2.15-1.95(2H,m),1.95-1.75(2H,
m),1.75-1.55(1H,m),1.55-1.20(3H,m)
【0265】実施例18 1−シクロヘキシル−2−(2−フルオロ−4−ヒドロ
キシフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
チルエステルの製造 実施例3と同様にして表題化合物(50g)を得た。
【0266】実施例19 2−{4−[ビス(3−フルオロフェニル)メトキシ]
−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸エチルエステルの製造 工程1:3,3’−ジフルオロベンズヒドロールの製造 マグネシウム片(35.4g)のTHF(200ml)混合液にヨ
ウ素片を加え、窒素気流攪拌下、ヨウ素の色がほぼ消え
るまで加熱した。この溶液を内温60℃に維持しながら、
3−フルオロ−ブロモベンゼン(250.0g)のTHF(10
00ml)溶液を2.5時間で滴下した。滴下終了後、1時間
加熱還流した。得られたグリニャール溶液を氷冷し、ぎ
酸エチル(63.2g)のTHF(200ml)溶液を1時間かけ
て滴下した。更に反応溶液を30分攪拌後、飽和塩化アン
モニウム水溶液(700ml)を氷冷攪拌下滴下し、水(300
ml)を加え、10分攪拌した。有機層と水層を分離し、水
層を酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせて2N塩酸、
飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸
マグネシウムで乾燥、濾過後、溶媒を減圧留去し、目的
化合物(156.2g、収率99%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.31(2H,td,J=7.9,5.8Hz),7.15
-7.80(4H,m),6.97-6.94(2H,m),5.82(1H,d,J=3.3Hz),2.3
0(1H,d,J=3.3Hz) 工程2:3,3’−ジフルオロベンズヒドリルクロリド
の製造 前工程で得られた3,3’−ジフルオロベンズヒドロー
ル(150.0g)のトルエン溶液(400ml)に、室温でピリ
ジン(539mg)を加えた。この溶液に塩化チオニル(89.
1g)を室温で1時間かけ滴下し、更に2時間攪拌した。
内温が40℃になるように加熱し、更に1.5時間攪拌し
た。塩化チオニル(8.1g)を再度加え、30分攪拌した。
反応液に水を加え、有機層を分離し、これを水、飽和重
曹水、飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥、濾過後、溶媒を減圧留去し、表題化合物
(158.2g,収率97%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.32(2H,td,J=8.0,5.9Hz),7.18-
7.10(4H,m),7.01(2H,tdd,J=8.2,2.5,1.2Hz),6.05(1H,s) 工程3:2−{4−[ビス(3−フルオロフェニル)メ
トキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル
の製造 実施例18で得られた1−シクロヘキシル−2−(2−
フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)ベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸エチルエステル(50g)及び前工程
により得られた3,3’−ジフルオロベンズヒドリルク
ロリド(34g)を用い、実施例4と同様の方法により、
表題化合物(76g,収率99%)を得た。 FAB-Ms:585(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.24(1H,d,J=1.4Hz),7.98(1H,
d,J=8.7Hz),7.88(1H,d,J=8.7Hz),7.56(1H,t,J=8.6Hz),
7.50-7.40(6H,m),6.82(1H,s),4.34(2H,q,J=7.1Hz),3.95
(1H,m),2.20-2.10(2H,m),1.90-1.80(4H,m),1.6(1H,m),
1.35(3H,t,J=7.2Hz),1.30-1.20(3H,mz)
【0267】実施例20 2−{4−[ビス(3−フルオロフェニル)メトキシ]
−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸の製造 実施例19で得られた2−{4−[ビス(3−フルオロ
フェニル)メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
チルエステル(75g)を用い、実施例2と同様の方法に
より、表題化合物(48g,収率62%)を得た。 融点:242-243℃ FAB-Ms:557(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.29(1H,s),8.16(1H,d,J=8.8H
z),7.99(1H,d,J=8.7Hz),7.66(1H,t,J=8.7Hz),7.51-7.40
(6H,m),7.30(1H,d,J=12.1Hz),7.20-7.14(3H,m),6.88(1
H,s),4.07(1H,m),2.40-2.10(2H,m),2.00-1.75(4H,m),1.
70-1.55(1H,m),1.50-1.15(3H,m)
【0268】実施例21 1−シクロペンチル−2−(4−ニトロフェニル)ベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル 実施例1と同様にして表題化合物(12g)を得た。
【0269】実施例22 2−(4−アミノフェニル)−1−シクロペンチルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステルの製造 実施例21で得られた1−シクロペンチル−2−(4−
ニトロフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
エチルエステル(12g)をテトラヒドロフラン(200m
l)、エチルアルコール(50ml)に溶解し、7.5%パラジ
ウム炭素(50% wet,1g)を加え、1時間常圧水素添加し
た。触媒をろ別し、ろ液を減圧濃縮した。残渣にテトラ
ヒドロフランを加え結晶化し、これを濾取して、表題化
合物(11g,収率98%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.49(1H,d,J=1.3Hz),7.95(1H,d
d,J=8.5,1.3Hz),7.50-7.40(3H,m),6.79(2H,d,J=4.6Hz),
4.97(1H,quint,J=8.9Hz),4.40(2H,q,J=7.1Hz),3.74(2H,
brs),2.40-1.60(8H,m),1.41(3H,t,J=7.1Hz)
【0270】実施例23 2−(4−ベンゾイルアミノフェニル)−1−シクロペ
ンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエス
テルの製造 実施例22で得られた1−シクロペンチル−2−(4−
アミノフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
エチルエステル(300mg)をピリジン(3ml)、クロロホ
ルム(3ml)に溶解し、塩化ベンゾイル(127mg)を加
え、室温にて30分攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣
に水を加えて結晶化した。これを濾取して表題化合物
(403mg,収率100%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.58(1H,s),8.00(1H,d,J=9.0H
z),7.84(2H,d,J=7.5Hz),7.60-7.40(6H,m),7.14(2H,d,J=
7.5Hz),4.84(1H,quint,J=8.7Hz),4.41(2H,q,J=7.5Hz),
2.20-1.30(8H,m),1.41(3H,t,J=7.5Hz)
【0271】実施例24 2−(4−ベンゾイルアミノフェニル)−1−シクロペ
ンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸の製造 実施例23で得られた2−(4−ベンゾイルアミノフェ
ニル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸エチルエステル(200mg)を用い、実施例2
と同様の方法により、表記化合物(131mg,収率70%)
を得た。 融点:300℃以上 FAB-Ms:426(MH+) 1H-NMR(300MHz, DMSO-d6):10.75(1H,s),8.35(1H,s),8.1
5and7.85(4H,ABq,J=8.9Hz),8.10-7.98(4H,m),7.70-7.55
(3H,m),5.02(1H,quint,J=8.7Hz),2.36-2.15(4H,m),2.14
-1.95(2H,m),1.80-1.62(2H,m)
【0272】実施例25 2−{4−[3−(3−クロロフェニル)フェノキシ]
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸エチルエステルの製造 実施例1で得られた2−[4−(3−ブロモフェノキ
シ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸エチルエステル(65g)及び3−ク
ロロフェニルボロン酸(23g)を用い、実施例5と同様
の方法により、表題化合物(59g,収率85%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.51(1H,d,J=1.8Hz),7.99(1H,d
d,J=8.7,1.8Hz),7.71-7.55(4H,m),7.51-7.43(2H,m),7.4
3-7.27(4H,m),7.19(1H,d,J=8.4Hz),7.12(1H,m),4.41(2
H,q,J=7.2Hz),4.39(1H,m),2.42-2.22(2H,m),2.03-1.87
(4H,m),1.79(1H,m),1.42(3H,t,J=7.2Hz),1.39-1.29(3H,
m)
【0273】実施例26 2−{4−[3−(3−クロロフェニル)フェノキシ]
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸の製造 実施例25で得られた2−{4−[3−(3−クロロフ
ェニル)フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル
(59g)を用い、実施例2と同様の方法により、表題化
合物(43g,収率76%)を得た。 融点:253-254℃ FAB-Ms:523(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):12.82(1H,brs),8.24(1H,d,J=
1.3Hz),7.98(1H,d,J=8.7Hz),7.89(1H,dd,J=8.7,1.3Hz),
7.78(1H,s),7.72(2H,d,J=9.7Hz),7.70(1H,m),7.64-7.42
(5H,m),7.25(2H,d,J=8.7Hz),7.20(1H,m),4.33(1H,m),2.
39-2.17(2H,m),2.00-1.76(4H,m),1.65(1H,m),1.50-1.22
(3H,m)
【0274】実施例27 2−[4−(3−アセトキシフェニルオキシ)フェニ
ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸エチルエステルの製造 実施例1と同様にして表題化合物(87g)を得た。
【0275】実施例28 1−シクロヘキシル−2−[4−(3−ヒドロキシフェ
ニルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カル
ボン酸エチルエステルの製造 実施例27で得られた2−[4−(3−アセトキシフェ
ニルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル(87g)を
メチルアルコール(250ml)、テトラヒドロフラン(250
ml)に溶解し、炭酸カリウム(31g)を加え、室温にて3
0分攪拌した。不溶物をろ別し、ろ液を減圧濃縮した。
残渣に水を加え、2N塩酸で中和し、析出した結晶を濾取
して表題化合物(78g,収率97%)を得た。 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):9.71(1H,s),7.98(1H,d,J=8.7H
z),7.87(1H,d,J=8.7Hz),7.68(2H,d,J=8.6Hz),7.24(1H,
t,J=8.1Hz),7.18(2H,d,J=8.6Hz),6.63(1H,d,J=8.1Hz),
6.57(1H,d,J=8.1Hz),6.51(1H,s),4.38-4.23(1H,m),4.35
(2H,q,J=6.9Hz),2.36-2.18(2H,m),1.99-1.78(4H,m),1.7
1-1.59(1H,m),1.45-1.20(3H,m),1.36(3H,t,J=6.9Hz)
【0276】実施例29 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−ピリジル
メトキシ)フェニルオキシ]フェニル}ベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸エチルエステルの製造 実施例28で得られた1−シクロヘキシル−2−[4−
(3−ヒドロキシフェニルオキシ)フェニル]ベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル(78g)を
ジメチルホルムアミド(800ml)に懸濁し、氷冷下、水
素化ナトリウム(60%油性、14g)を加え、室温にて1時
間攪拌した。反応液を氷冷し、4−クロロメチルピリジ
ン塩酸塩(29g)を加え30分攪拌した後、室温で終夜攪
拌した。反応液に水を加え、析出した結晶を濾取した。
これをエチルアルコールより再結晶して、表題化合物
(77g,収率82%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.63(2H,d,J=6.0Hz),8.51(1H,
s),7.99(1H,d,J=8.7Hz),7.66(2H,d,J=8.7Hz),7.62(2H,
d,J=8.7Hz),7.36(2H,d,J=8.7Hz),7.31(1H,t,J=8.2Hz),
7.26(1H,s),7.16(2H,d,J=8.7Hz),6.79-6.70(3H,m),5.09
(2H,s),4.47-4.31(1H,m),4.42(2H,q,J=7.0Hz),2.42-2.2
2(2H,m),2.04-1.71(5H,m),1.45-1.25(3H,m),1.42(3H,t,
J=7.0Hz)
【0277】実施例30 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−ピリジル
メトキシ)フェニルオキシ]フェニル}ベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸の製造 実施例29で得られた1−シクロヘキシル−2−{4−
[3−(4−ピリジルメトキシ)フェニルオキシ]フェ
ニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエス
テル(60g)を用い、実施例2と同様の方法により表題
化合物(54g、収率75%)を得た。 融点:235-237℃ FAB-Ms:520(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.58(2H,d,J=6.0Hz),8.23(1H,
s),7.96and7.86(2H,ABq,J=8.7Hz),7.68and7.17(4H,A'B'
q,J=8.7Hz),7.44(2H,d,J=8.7Hz),7.39(1H,t,J=8.3Hz),
6.90(1H,d,J=8.1Hz),6.84(1H,s),6.75(1H,d,J=8.1Hz),
5.22(2H,s),4.40-4.22(1H,m),2.40-2.19(2H,m),2.00-1.
80(4H,m)
【0278】実施例241 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステルの製
造 工程1:2−ブロモ−5−メトキシベンズアルデヒドの
製造 3−メトキシベンズアルデヒド(15g)を酢酸(75ml)
に溶解し、酢酸(15ml)に溶解した臭素(5.7ml)を滴
下し、室温で終夜攪拌した。反応液に水(150ml)を加
え、析出した結晶を濾取、水洗、減圧乾燥し、表題化合
物(21g,収率88%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):10.31(1H,s),7.52(1H,d,J=8.8H
z),7.41(1H,d,J=3.3Hz),7.03(1H,dd,J=8.8,3.3Hz),3.48
(3H,s) 工程2:2−(4−クロロフェニル)−5−メトキシベ
ンズアルデヒドの製造 前工程で得られた2−ブロモ−5−メトキシベンズアル
デヒド(10g)を用い、実施例5と同様の方法により、
表題化合物(11g,収率96%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):9.92(1H,s),7.50(1H,d,J=2.6H
z),7.48-7.14(6H,m),3.90(3H,s)
【0279】工程3:2−(4−クロロフェニル)−5
−メトキシベンジルアルコールの製造 前工程で得られた2−(4−クロロフェニル)−5−メ
トキシベンズアルデヒド(10g)をテトラヒドロフラン
(30ml)に溶解し、これを水素化ホウ素ナトリウム(62
0mg)をイソプロピルアルコール(50ml)に懸濁したも
のに滴下し、1時間攪拌した。溶媒を減圧留去し、残渣
に水を加え析出した結晶を濾取して減圧乾燥した。これ
を、メタノールと水の混合液より再結晶して表題化合物
(9.2g,収率91%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.37(2H,d,J=8.6Hz),7.27(2H,d,
J=8.6Hz),7.17(1H,d,J=8.6Hz),7.11(1H,d,J=2.6Hz),6.8
9(1H,dd,J=8.6,2.6Hz),4.57(2H,s),3.86(3H,s) 工程4:2−(4−クロロフェニル)−5−メトキシベ
ンジルクロリドの製造 前工程で得られた2−(4−クロロフェニル)−5−メ
トキシベンジルアルコール(20g)を酢酸エチル(100m
l)、ピリジン(0.5ml)に溶解し、塩化チオニル(11m
l)を滴下し1時間攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を水、飽和重曹水、水、飽和食
塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧濃縮し
た。残渣にイソプロピルアルコールを加え結晶化し、こ
れを濾取、減圧乾燥し、表題化合物(16g,収率74%)を
得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.43-7.29(4H,m),7.17(1H,d,J=
8.6Hz),7.05(1H,d,J=2.6Hz),6.96-6.89(1H,m),4.46(2H,
s),3.86(3H,s) 工程5:2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエス
テルの製造 前工程で得られた2−(4−クロロフェニル)−5−メ
トキシベンジルクロリド(4.0g)、実施例3と同様にし
て得られた1−シクロヘキシル−2−(4−ヒドロキシ
フェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチル
エステル(5.0g)を用い実施例4と同様の方法により、
表題化合物(6.0g,収率72%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.48(1H,s),8.00-7.93(1H,m),7.
68-7.62(1H,m),7.54(2H,d,J=9.0Hz),7.41-7.16(6H,m),
7.04-6.93(3H,m),4.97(2H,s),4.36(1H,m),3.94(3H,s),
3.87(3H,s),2.39-2.21(2H,m),2.02-1.88(4H,m),1.85-1.
45(4H,m)
【0280】実施例242 2−{4−(2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩の製造 実施例241で得られた2−{4−[2−(4−クロロ
フェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸メチルエステル(5.0g)を用い、実施例2と同様の
方法により、表題化合物(5.1g,収率98%)を得た。 APCI-Ms:568(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.30(1H,d,J=1.4Hz),8.24(1H,
d,J=8.7Hz),8.03(1H,d,J=8.7Hz),7.72(2H,d,J=8.7Hz),
7.51-7.39(4H,m),7.34-7.18(4H,m),7.11-7.03(1H,m),5.
08(2H,s),4.35(1H,m),3.83(3H,m),2.40-2.18(2H,m),2.1
0-1.96(2H,m),1.93-1.78(2Hm),1.72-1.18(4H,m)
【0281】実施例243 2−{4−[3−(4−クロロフェニル)ピリジン−2
−イルメトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステルの製造 工程1:3−ヒドロキシピコリン酸メチルエステルの製
造 3−ヒドロキシピコリン酸(1.0g)をメタノール(10m
l)に懸濁し、濃硫酸(1.0ml)を加え、5時間加熱還流
した。反応液を氷冷し、飽和重曹水を加え中和した後、
クロロホルムで抽出した。有機層を、水、飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧
留去し、表題化合物(711mg,収率64%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):10.63(1H,s),8.28(1H,dd,J=3.7,
1.8Hz),7.47-7.35(2H,m),4.06(3H,s) 工程2:3−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)
ピリジン−2−カルボン酸メチルエステルの製造 前工程で得られた3−ヒドロキシピコリン酸メチルエス
テル(710mg)、トリエチルアミン(0.77ml)をジクロ
ロメタン(7ml)に溶解し、氷冷下、トリフルオロメタ
ンスルホン酸無水物(0.86ml)を加えた。反応液を室温
に戻し、2時間攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄して、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、表題化合
物(1.2g,収率90%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.80-8.73(1H,m),7.75-7.70(1H,
m),7.63(1H,dd,J=8.2,4.5Hz),4.05(3H,s) 工程3:3−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−カ
ルボン酸メチルエステルの製造 前工程で得られた3−(トリフルオロメチルスルホニル
オキシ)ピリジン−2−カルボン酸メチルエステル(1.
2g)を用い、実施例5と同様の方法により、表題化合物
(728mg,収率69%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.73-8.66(1H,m),7.77-7.68(1H,
m),7.49(1H,dd,J=7.8,4.5Hz),7.46-7.37(2H,m),7.32-7.
23(2H,m),3.80(3H,s)
【0282】工程4:[3−(4−クロロフェニル)ピ
リジン−2−イル]メタノールの製造 前工程で得られた3−(4−クロロフェニル)ピリジン
−2−カルボン酸メチルエステル(720mg)をテトラヒ
ドロフラン(10ml)に溶解し氷冷した。これに水素化リ
チウムアルミニウム(160mg)を加え、1時間攪拌した。
反応液に、水(1.6ml)、15%水酸化ナトリウム(1.6m
l)、水(4.8ml)を順次加え、不溶物をろ別して減圧濃
縮した。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィ
ー(展開溶媒 n-ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精
製して、表題化合物(208mg,収率32%)を得た。 1H,NMR(300MHz,CDCl3):8.60(1H,dd,J=4.8,1.5Hz),7.60-
7.55(1H,m),7.40-7.48(2H,m),7.29-7.36(1H,m),7.27-7.
20(3H,m),4.63(2H,s) 工程5:2−{4−[3−(4−クロロフェニル)ピリ
ジン−2−イルメトキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステ
ルの製造 前工程で得られた[3−(4−クロロフェニル)ピリジ
ン−2−イル]メタノール(200mg)をクロロホルム(3
ml)に溶解し、塩化チオニル(0.13ml)、ピリジン(触
媒量)を加え、室温で1時間攪拌し、減圧濃縮した。残
渣をジメチルホルムアミド(3ml)に溶解し、実施例3
と同様にして得られた1−シクロヘキシル−2−(4−
ヒドロキシフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸エチルエステル(232mg)、炭酸カリウム(250mg)
を加え、80℃で3時間攪拌した。反応液を放冷し、水を
加え酢酸エチルで抽出した。有機層を、水、飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮し
た。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー
(展開溶媒 n-ヘキサン:酢酸エチル=1:2)で精製
し、表題化合物(246mg,収率68%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.71(1H,dd,J=4.7,1.4Hz),8.49
(1H,d,J=2.1Hz),7.96(1H,d,J=10.2Hz),7.71-7.62(2H,
m),7.53(2H,d,J=8.7Hz),7.45-7.34(5H,m),7.04(2H,d,J=
8.7Hz),5.14(2H,s),4.48-4.29(3H,m),2.38-2.19(2H,m),
2.02-1.22(11H,m)
【0283】実施例244 2−[4−(2−ブロモ−5−tert−ブトキシカル
ボニルベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル
の製造 工程1:4−ブロモ−3−メチル安息香酸−tert−
ブチルエステルの製造 4−ブロモ−3−メチル安息香酸(25g)をジクロロメ
タン(200ml)に懸濁し、塩化オキサリル(12ml)、ジ
メチルホルムアミド(触媒量)を加え、室温で2時間攪
拌した。溶媒を減圧留去して残渣をテトラヒドロフラン
(200ml)に溶解し氷冷した。これに、テトラヒドロフ
ラン(150ml)に溶解したカリウム−tert−ブトキ
シドを滴下し、30分間攪拌した。反応液に水を加え酢酸
エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸マグネシウム乾燥した。溶媒を減圧留去し、表
題化合物(27g,収率85%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.83(1H,d,J=2.2Hz),7.67-7.53
(2H,m),2.43(3H,s),1.58(9H,s) 工程2:2−[4−(2−ブロモ−5−tert−ブト
キシカルボニルベンジルオキシ)フェニル]−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチル
エステルの製造 前工程で得られた4−ブロモ−3−メチル安息香酸−t
ert−ブチルエステル(7.0g)及び実施例3と同様に
して得られた1−シクロヘキシル−2−(4−ヒドロキ
シフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチ
ルエステル(6.3g)を用い、実施例4と同様の方法によ
り、表題化合物(8.8g,収率77%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.49(1H,d,J=1.5Hz),8.21(1H,d,
J=2.1Hz),7.97(1H,d,J=10.2Hz),7.82(1H,d,J=10.2Hz),
7.71-7.58(4H,m),7.16(2H,d,J=8.7Hz),5.23(2H,s),4.38
(1H,m),3.95(3H,s),2.40-2.23(2H,m),2.04-1.90(4H,m),
1.84-1.73(1H,m),1.59(9H,s),1.44-1.27(3H,m)
【0284】実施例245 2−{4−[5−tert−ブトキシカルボニル−2−
(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸メチルエステルの製造 実施例244で得られた2−[4−(2−ブロモ−5−
tert−ブトキシカルボニルベンジルオキシ)フェニ
ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸メチルエステル(4.5g)を用い、実施例5と同
様の方法により、表題化合物(3.6g,収率76%)を得
た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.48(1H,s),8.27(1H,d,J=1.8H
z),8.04(1H,dd,J=7.9,1.5Hz),7.96(1H,dd,J=7.0,1.5H
z),7.65(1H,d,J=8.6Hz),7.55(2H,d,J=8.6Hz),7.43-7.32
(5H,m),7.01(2H,d,J=8.6Hz),4.99(2H,s),4.43-4.29(1H,
m),3.95(3H,s),2.41-2.21(2H,m),2.02-1.89(4H,m),1.82
-1.73(1H,m),1.62(9H,s),1.46-1.28(3H,m)
【0285】実施例246 2−{4−[5−カルボキシ−2−(4−クロロフェニ
ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル
塩酸塩の製造 実施例245で得られた2−{4−[5−tert−ブ
トキシカルボニル−2−(4−クロロフェニル)ベンジ
ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸メチルエステル(3.5g)をジ
クロロメタン(35ml)に溶解し、トリフルオロ酢酸(35
ml)を加え室温で1時間攪拌した。反応液を減圧濃縮
し、残渣を酢酸エチルに溶解して、4N塩酸−酢酸エチ
ルを加え、析出した結晶を濾取、減圧乾燥して表題化合
物(3.3g,収率97%)を得た。 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.33(1H,d,J=1.5Hz),8.29(1H,
s),8.24(1H,d,J=1.8Hz),8.09-8.00(2H,m),7.74(2H,d,J=
8.6Hz),7.61-7.44(5H,m),7.24(2H,d,J=8.6Hz),5.19(2H,
s),4.36(1H,m),3.93(3H,s),2.37-1.21(10H,m)
【0286】実施例247 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メチル
カルバモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエ
ステルの製造 実施例246で得られた2−{4−[5−カルボキシ−
2−(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸メチルエステル 塩酸塩(400mg)をジクロロ
メタン(5ml)に懸濁し、塩化オキサリル(0.08ml)、
ジメチルホルムアミド(触媒量)を加え室温で2時間攪
拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣をジクロロメタン
(5ml)に溶解した。これを、40%メチルアミン水溶液
(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)の混合溶液に、氷
冷下滴下した。反応液を1時間攪拌し、減圧濃縮した。
残渣に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽
和重曹水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣を酢酸エチル、ジイ
ソプロピルエーテルで結晶化した。これを濾取、減圧乾
燥して表題化合物(335mg,収率86%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.47(1H,s),8.06(1H,d,J=1.8H
z),7.96(1H,dd,J=8.6,1.5Hz),7.82(1H,dd,J=8.2,2.2H
z),7.64(1H,d,J=8.6Hz),7.54(2H,d,J=9.0Hz),7.44-7.31
(5H,m),6.99(2H,d,J=9.0Hz),6.35-6.26(1H,m),5.00(2H,
s),4.35(1H,m),3.95(3H,s),3.05(3H,d,J=4.8Hz),2.40-
1.24(10H,m)
【0287】実施例248 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メチル
カルバモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩の製造 実施例247で得られた2−{4−[2−(4−クロロ
フェニル)−5−メチルカルバモイルベンジルオキシ]
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸メチルエステル(150mg)、テトラヒド
ロフラン(2ml)を用い、実施例2と同様の方法によ
り、表題化合物(141mg,収率90%)を得た。 APCI-Ms:594(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.65-8.58(1H,m),8.27(1H,d,J
=1.5Hz),8.21(1H,d,J=8.2Hz),8.15(1H,d,J=1.5Hz),8.05
-7.90(2H,m),7.70(2H,d,J=8.6Hz),7.56-7.43(5H,m),7.2
1(2H,d,J=8.6Hz),5.14(2H,s),4.34(1H,m),2.81(3H,d,J=
4.5Hz),2.39-1.19(10H,m)
【0288】実施例336 2−[4−(2−ブロモ−5−ニトロベンジルオキシ)
−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸メチルエステルの製造 市販の2−ブロモ−5−ニトロトルエンを四塩化炭素
(30ml)に溶解し、N−ブロモコハク酸イミド(2.9
g)、N,N’−アゾビスイソブチロニトリル(228mg)
を加え、終夜加熱還流した。反応液を放冷し、水を加え
クロロホルムで抽出した。有機層を硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧濃縮した。残渣をジメチルホルムアミド
(30ml)に溶解し、実施例3と同様にして得られた2−
(2−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチル
エステル(3.8g)、炭酸カリウム(3.8g)を加え80℃で
1時間攪拌した。反応液を放冷し、水を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄、無水硫
酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮した。残渣をシリカ
ゲルフラッシュクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸
エチル=1:1)で精製し、表題化合物(3.7g、収率61
%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.55-8.45(2H,m),8.15-8.05(1H,
m),7.99(1H,dd,J=8.6Hz,1.5Hz),7.70-7.55(2H,m)7.05-
6.85(2H,m),5.24(2H,s),4.06(1H,m),3.95(3H,s),2.35-
2.15(2H,m),2.05-1.85(4H,m),1.80-1.70(1H,m),1.45-1.
20(3H,m) 実施例337 2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5−ニトロ
ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチル
エステルの製造 実施例336で得られた2−[4−(2−ブロモ−5−
ニトロベンジルオキシ)−2−フルオロフェニル]−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
メチルエステル(2.0g)、4−クロロフェニルボロン酸
(590mg)、テトラキストリフェニルフォスフィンパラ
ジウム(396mg)をジメトキシエタン(40ml)に懸濁
し、飽和重曹水(20ml)を加え、1時間加熱還流した。
反応液を放冷して、水を加えクロロホルムで抽出した。
有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮し
た。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー
(n-ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、表題化合
物(1.9g、収率90%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.55(1H,d,J=2.3Hz),8.49(1H,d,
J=1.4Hz),8.29(1H,dd,J=8.4Hz,2.3Hz),7.98(1H,dd,J=8.
6Hz,1.5Hz),7.60-7.30(6H,m),6.85-6.70(2H,m),5.03(2
H,s),4.02(1H,m),3.95(3H,s),2.35-2.10(2H,m),2.05-1.
70(5H,m),1.40-1.20(3H,m)
【0289】実施例338 2−[4−{5−アミノ−2−(4−クロロフェニル)
ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチル
エステルの製造 実施例337で得られた2−[4−{2−(4−クロロ
フェニル)−5−ニトロベンジルオキシ}−2−フルオ
ロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸メチルエステル(1.9g)をエタノール
(40ml)に懸濁し、塩化第一スズ・二水和物(3.5g)を
加え、30分加熱還流した。反応液を減圧濃縮し、4N-水
酸化ナトリウムを加え、クロロホルムで抽出した。有機
層を2N-水酸化ナトリウム、水で洗浄、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥して減圧濃縮した。残渣にジイソプロピル
エーテルを加え、析出した結晶を濾取して、表題化合物
(1.5g,収率82%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.49(1H,d,J=1.2Hz),7.98(1H,d
d,J=9.0,1.5Hz),7.66(1H,d,J=8.7Hz),7.49(1H,t,J=8.4H
z),7.40-7.20(3H,m),7.13(1H,d,J=8.1Hz),6.92(1H,d,J=
2.7Hz),6.85-6.65(4H,m),4.92(2H,s),4.03(1H,m),3.95
(3H,s),3.82(2H,brs),2.30-2.10(2H,m),2.05-1.80(4H,
m),1.80-1.70(1H,m),1.40-1.10(3H,m)
【0290】実施例339 2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5−(2−
オキソピロリジン−1−イル)ベンジルオキシ}−2−
フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸メチルエステルの製造 実施例338で得られた2−[4−{5−アミノ−2−
(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ}−2−フルオ
ロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸メチルエステル(500mg)、トリエチ
ルアミン(0.14ml)をクロロホルム(5ml)に溶解し、
氷冷下、市販のクロロ酪酸クロリド(0.1ml)を加え、
室温で3時間攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エチル
で抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣をジメチル
ホルムアミド(6ml)に溶解し、炭酸カリウム(244mg)
を加え80℃で1時間攪拌した。反応液を放冷し、水を加
え、析出した結晶を濾取して表題化合物(502mg,収率8
9%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):4.89(1H,d,J=1.5Hz),7.98(1H,d
d,J=8.6Hz,1.6Hz),7.72(1H,d,J=2.2Hz)7.75-7.65(2H,
m),7.491H,t,J=8.3Hz),7.45-7.20(5H,m),6.85-7.65(2H,
m),4.99(2H,s),4.10-3.85(6H,m),2.66(2H,t,J=7.8Hz),
2.30-2.15(4H,m),2.00-1.85(4H,m),1.80-1.70(1H,m),1.
45-1.20(3H,m)
【0291】実施例340 2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5−(2−
オキソピロリジン−1−イル)ベンジルオキシ}−2−
フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩の製造 実施例339で得られた2−[4−{2−(4−クロロ
フェニル)−5−(2−オキソピロリジン−1−イル)
ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチル
エステル(200mg)を用い実施例2と同様の方法によ
り、表題化合物(182mg,収率87%)を得た。 Ms:638(M+1) 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.28(1H,d,J=1.3Hz),8.10(1H,d,
J=8.7Hz),8.05-7.90(2H,m),7.77(1H,dd,J=8.4Hz,2.2H
z),7.61(1H,t,J=8.5Hz),7.55-7.35(5H,m),7.00-7.20(2
H,m),5.09(2H,s),4.06(1H,m),3.90(2H,t,J=6.9Hz),2.60
-2.45(2H,m),2.30-2.00(4H,m),1.95-1.75(4H,m),1.70-
1.55(1H,m),1.45-1.15(3H,m)
【0292】実施例340その2 工程1:4’−クロロ−4−ニトロ−ビフェニル−2−
カルバルデヒドの製造 2−クロロ−5−ニトロベンズアルデヒド(100g)の
1,2−ジメトキシエタン(1000ml)溶液に、4−クロ
ロフェニルボロン酸(93g)、ビストリフェニルホスフ
ィンパラジウム(II)ジクロリド、(380mg)、炭酸水素
ナトリウム(68g)、水(500ml)を加え、1時間リフラ
ックスした。反応液を50℃まで冷却し、酢酸エチル(10
00ml)を加え攪拌した。水層を分離して、有機層を水
(500ml)、1N水酸化ナトリウム水溶液(500ml)、水
(500ml)、28%アンモニア水(500ml)、水(500ml)、
2N塩酸(500ml)、飽和食塩水(500ml)で洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮した。残渣をジ
イソプロピルエーテル(500ml)に懸濁して濾取、減圧
乾燥して、表題化合物(120g、収率85%)を得た。 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):9.92(1H,s),8.61(1H,d,J=2.5
Hz),8.53(1H,dd,J=2.6Hz,8.5Hz),7.82(1H,d,J=8.5Hz),
7.64(2H,d,J=8.7Hz),7.59(2H,d,J=8.7Hz) 工程2:(4’−クロロ−4−ニトロ−ビフェニル−2
−イル)−メタノールの製造 前工程で得られた4’−クロロ−4−ニトロ−ビフェニ
ル−2−カルバルデヒド(120g)のテトラヒドロフラン
(900ml)溶液を、水素化ホウ素ナトリウム(47g)の
2−プロパノール(600ml)懸濁液に水冷下、70分で滴
下した。反応液を室温で1時間攪拌し、水冷下、2N塩酸
(185ml)を40分で滴下した。室温で30分攪拌し、減圧
濃縮した。残渣を2−プロパノール(300ml)に懸濁し、
攪拌下水(1000ml)を加え、30分攪拌後結晶を濾取、減
圧乾燥して、表題化合物(116 g、収率 96%)を得た。 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.43(1H,d,J=2.5Hz),8.19(1
H,dd,J=2.6Hz,8.4Hz),7.57(2H,d,J=8.5Hz),7.52(1H,d,J
=8.4Hz),7.47(2H,d,J=8.6Hz),5.59(1H,brs),4.48(2H,s) 工程3:(4−アミノ−4’−クロロ−ビフェニル−2
−イル)メタノールの製造 前工程で得られた(4’−クロロ−4−ニトロ−ビフェ
ニル−2−イル)メタノール(1.0g)、ハイドロサルフ
ァイトナトリウム(2.0g)のN,N−ジメチルホルムアミ
ド(4ml)、メタノール(1ml)懸濁液に、100℃にて、
水(0.3ml)を50μlづつ6回に分けて、20分ごとに添加
した。室温にて水(5ml)を添加した。室温にて濃塩酸
(2.5ml)を加えた。55℃にて2.5時間攪拌後、氷冷下、
水酸化ナトリウム(1.2g)を水(3ml)に溶解した溶液
を添加した。水(5ml)を添加し、室温で1時間攪拌後、
析出物を濾過、水(3ml)で洗浄した。この結晶を減圧
乾燥して、表題化合物(700mg、収率79%)を得た。 1H-NMR(400MHz,DMSO-d6):7.39(2H,d,J=8.5Hz),7.35(2
H,d,J=8.5Hz),6.90(1H,d,J=8.4Hz),6.82(1H,s),6.56(1
H,d,J=8.4Hz),5.20(2H,brs),5.04(1H,t,J=5.4Hz),4.29
(2H,d,J=5.4Hz) 工程4:4−クロロ−N−(4’−クロロ−2−ヒドロ
キシメチル−ビフェニル−4−イル)ブチラミドの製造 前工程で得られた(4−アミノ−4’−クロロ−ビフェ
ニル−2−イル)−メタノール(1.0g)のテトラヒドロ
フラン(10ml)溶液に、室温にて酢酸ナトリウム(390m
g)、酢酸(0.27ml)を添加した。氷冷下、4−クロロブ
チリルクロライド(0.48ml)をゆっくりと滴下した。室
温で30分攪拌後、反応液に水(20ml)、酢酸エチル(20
ml)を加え、有機層を分離した。その有機層を飽和重曹
水(20ml)、飽和食塩水(20ml)で洗浄した。有機層を
硫酸ナトリウムで乾燥、濾過後、溶媒を減圧留去し表題
化合物(1.44g、収率99%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.68(1H,s),7.55(1H,d,J=8.4H
z),7.39(2H,d,J=8.5Hz),7.28(2H,d,J=8.5Hz),7.22(1H,
d,J=8.3Hz),4.58(2H,s),3.69(2H,t,J=6.1Hz),2.60(2H,
t,J=7.0Hz),2.22(2H,m)
【0293】工程5:1−(4’−クロロ−2−ヒドロ
キシメチル−ビフェニル−4−イル)−2−ピロリジノ
ンの製造 前工程で得られた4−クロロ−N−(4’−クロロ−2
−ヒドロキシメチル−ビフェニル−4−イル)ブチラミ
ド(1.44g)のN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)溶
液に、室温にて炭酸カリウム(710mg)を添加した。100
℃にて90分攪拌後、室温にて、1N塩酸(5ml)、水(20
ml)を添加し、析出した結晶を濾取、水(5ml)で洗浄
した。この結晶を減圧乾燥して、表題化合物(970mg、
収率76%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.76(1H,d,J=2.3Hz),7.62(1H,d
d,J=2.4Hz,8.3Hz),7.38(2H,d,J=8.5Hz),7.29(2H,d,J=8.
5Hz),7.25(1H,d,J=8.3Hz),4.61(2H,s),3.91(2H,t,J=7.0
Hz),2.62(2H,t,J=7.8Hz),2.18(2H,m) 工程6:1−(4’−クロロ−2−クロロメチル−ビフ
ェニル−4−イル)−2−ピロリジノンの製造 前工程で得られた1−(4’−クロロ−2−ヒドロキシ
メチル−ビフェニル−4−イル)−2−ピロリジノン
(900mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2ml)、トル
エン(7ml)混合溶液に、氷冷下、塩化チオニル(0.26m
l)を滴下した。室温で3時間攪拌後、反応液を酢酸エチ
ル(20ml)で薄め、水(20ml)、飽和重曹水(20ml)、
飽和食塩水(20ml)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウ
ムで乾燥、濾過後、溶媒を減圧留去し表題化合物(954m
g、収率99%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.77(1H,d,J=2.3Hz),7.69(1H,d
d,J=2.4Hz,8.5Hz),7.42(2H,d,J=8.6Hz),7.34(2H,d,J=8.
6Hz),7.26(1H,d,J=8.4Hz),4.50(2H,s),3.92(2H,t,J=7.0
Hz),2.65(2H,t,J=7.8Hz),2.20(2H,m) 工程7:2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5
−(2−オキソピロリジン−1−イル)ベンジルオキ
シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステルの製
造 実施例18で得られた1−シクロヘキシル−2−(2−フ
ルオロ−4−ヒドロキシフェニル)ベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸メチルエステル(915mg)のN,N−ジメ
チルホルムアミド(6ml)懸濁液に、室温にて前工程で
得られた1−(4’−クロロ−2−クロロメチル−ビフ
ェニル−4−イル)−2−ピロリジノン(954mg)、炭
酸カリウム(415mg)を加えた。100℃で1時間攪拌後、
室温にて、1N塩酸(3ml)、水(8ml)を添加し、析出
した結晶を濾取、水(5ml)で洗浄した。この結晶を減
圧乾燥して、表題化合物(1.6g、収率100%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.49(1H,d,J=1.5Hz),7.98(1H,d
d,J=1.6Hz,8.6Hz),7.90(1H,d,J=2.2Hz),7.72-7.65(2H,
m),7.49(1H,t,J=8.3Hz),7.40(2H,d,J=8.5Hz),7.34(1H,
d,J=8.7Hz),7.31(2H,d,J=8.6Hz)6.80 (1H,d,J=8.6Hz),
6.71(1H,d,J=11.6Hz),4.99(2H,s),4.04(1H,m),3.95(3H,
s),3.93(2H,t,J=7.1Hz),2.66(2H,t,J=7.8Hz),2.30-2.15
(4H,m),2.00-1.85(4H,m),1.80-1.70(1H,m)1.45-1.20(3
H,m) 工程8:2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5
−(2−オキソピロリジン−1−イル)ベンジルオキ
シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸の製造 前工程で得られた2−[4−{2−(4−クロロフェニ
ル)−5−(2−オキソピロリジン−1−イル)ベンジ
ルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステ
ル(2.0g)をメタノール(4.0ml)、テトラヒドロフラ
ン(8.0ml)に懸濁させ、2N水酸化ナトリウム水溶液
(2.3ml)を加え3時間加熱還流した。反応液を放冷し、
テトラヒドロフラン(1.0ml)、水(5.0ml)を添加し
た。室温にて、2N塩酸(2.3ml)をゆっくりと加えた。
室温で2時間攪拌後、析出した結晶を濾取し、メタノー
ル-水(1:1)混合溶液(6.0ml)、水(6.0ml)、メタノ
ール−水(1:1)混合溶液(6.0ml)で順次洗浄し、減圧
乾燥し、表題化合物(1.84g、収率94%)を得た。 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):12.75(1H,brs),8.26(1H,s),
7.99(1H,s),7.96(1H,d,J=9.0Hz),7.89(1H,d,J=9.0Hz),
7.78(1H,dd,J=2.1Hz,8.4Hz),7.54(1H,t,J=9.0Hz),7.49
(2H,d,J=8.7Hz),7.45(2H,d,J=8.4Hz),7.38(1H,d,J=8.4H
z),7.08(1H,dd,J=2.1Hz,12.0Hz),6.96(1H,dd,J=2.1Hz,
8.7Hz),5.09(2H,s),3.99(1H,m),3.91(2H,t,J=6.6Hz),2.
54(2H,t,J=7.8Hz),2.30-2.00(4H,m),1.95-1.50(5H,m),
1.45-1.20(3H,m) 工程9:2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5
−(2−オキソピロリジン−1−イル)ベンジルオキ
シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩の製造 4N塩酸(50ml)に前工程で得られた2−[4−{2−
(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソピロリジン
−1−イル)ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニ
ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カル
ボン酸(10.0g)、アセトン−メチルエチルケトン(3:
2)混合溶液(20ml)を順次添加し、60℃で3時間、室温
で1時間攪拌した。結晶を濾取し、アセトン(10ml)で2
回洗浄した後、減圧乾燥し、表題化合物(9.62g、収率9
1%)を得た。 融点:243−246℃ Ms:638(M+1) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.33(1H,d,J=1.1Hz),8.21(1
H,d,J=8.8Hz),8.02(1H,d,J=8.8Hz),8.00(1H,d,J=2.2H
z),7.77(1H,dd,J=2.2Hz,8.4Hz),7.68(1H,t,J=8.4Hz),7.
50(2H,d,J=8.4Hz),7.45(2H,d,J=8.4Hz),7.39(1H,d,J=8.
4Hz),7.20(1H,dd,J=2.2Hz,12.1Hz),7.06(1H,dd,J=2.2H
z,8.8Hz),5.11(2H,s),4.13(1H,m),3.91(2H,t,J=7.0Hz),
2.54(2H,t,J=8.1Hz),2.40-2.05(4H,m),2.00-1.75(4H,
m),1.70-1.55(1H,m),1.50-1.20(3H,m)
【0294】実施例1から30、実施例241から24
8及び実施例336から340と同様な方法により、ま
た必要に応じその他常法を用いることにより、実施例3
1から240、実施例249から335、341から4
71、701から703、1001から1559を得
た。化学構造式及び物性値を表1乃至177、185乃
至212、219乃至221、225乃至269に示
す。
【0295】実施例501 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル−
1H−インドール−5−カルボン酸メチルエステルの製
造 工程1:3−ブロモ−4−シクロヘキシルアミノ安息香
酸メチルエステルの製造 3−ブロモ−4−フルオロ安息香酸(2.0g)をメタノー
ル(20ml)に溶解し、濃硫酸(2ml)を加え、3時間還流
した。反応液を氷水に注ぎ、酢酸エチル(50ml)で抽出
した。有機層を水(30ml)、飽和食塩水(30ml)で洗浄
し、硫酸ナトリウムで乾燥、ろ過後、溶媒を減圧留去し
た。残渣をジメチルスルホキシド(20ml)に溶解し、シ
クロヘキシルアミン(10.3ml)を加え、120℃で終夜攪
拌した。反応液を10%クエン酸水溶液(100ml)に注ぎ、
酢酸エチル(100ml)で抽出した。有機層を水(50m
l)、飽和食塩水(50ml)で洗浄、硫酸ナトリウムで乾
燥、ろ過後、溶媒を減圧留去、シリカゲルフラッシュク
ロマトグラフィー(展開溶媒 n-ヘキサン:酢酸エチル
=10:1)で精製し、表題化合物(2.6g,収率92%)を得
た。 1H-NMR (300MHz,CDCl3):8.10(1H,d,J=1.9Hz), 7.83(1H,
dd,J=1.9Hz,8.6Hz), 6.59(1H,d,J=8.7Hz), 4.73(1H,br
d,J=7.3Hz), 3.85(3H,s), 3.38(1H,m), 2.10-2.00(2H,
m), 1.90-1.20(8H,m) 工程2:4’−クロロ−2−(4−ヨードフェノキシメ
チル)−4−メトキシビフェニルの製造 4−ヨードフェノール(5.0g)をアセトン(50ml)に溶
解し、炭酸カリウム(4.7g)、4’−クロロ−2−クロ
ロメチル−4−メトキシビフェニル(6.0g)を加え、10
時間還流した。反応液を濃縮し、4N水酸化ナトリウム
水溶液(50ml)を加えた。析出した結晶を濾取、水洗、
減圧乾燥し、表題化合物 (10.0g,収率98%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.52(2H,d,J=8.9Hz),7.35(2H,d,
J=8.5Hz),7.27-7.20(3H,m),7.12(1H,s),6.95(1H,d,J=8.
5Hz),6.62(2H,d,J=8.9Hz),4.84(2H,s),3.85(3H,s) 工程3:[4−(4’−クロロ−4−メトキシビフェニ
ル−2−イルメトキシ)フェニルエチニル]トリメチル
シランの製造 前工程で得られた4’−クロロ−2−(4−ヨードフェ
ノキシメチル)−4−メトキシビフェニル(7.0g)をア
セトニトリル(50ml)に溶解し、トリメチルシリルアセ
チレン(2.3g)、テトラキストリフェニルフォスフィン
パラジウム錯体(1.8g)、ヨウ化銅(I)(0.6g)、ト
リエチルアミン(50ml)を加え、室温で終夜攪拌した。
反応液を濃縮し、水(30ml)を加え、酢酸エチル(50m
l)で抽出した。有機層を水(30ml)、飽和食塩水(30m
l)で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥、ろ過後、溶媒を減
圧留去、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(展
開溶媒 n-ヘキサン:酢酸エチル=10:1)で精製し、表
題化合物(5.1g,収率79%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.37(2H,d,J=8.9Hz),7.34(2H,d,
J=8.2Hz),7.28-7.21(3H,m),7.13(1H,s),6.94(1H,d,J=8.
2Hz),6.75(2H,d,J=8.9Hz),4.87(2H,s),3.85(3H,s),0.23
(9H,s)
【0296】工程4:3−[4−(4’−クロロ−4−
メトキシビフェニル−2−イルメトキシ)フェニルエチ
ニル]−4−シクロヘキシルアミノ安息香酸メチルエス
テルの製造 前工程で得られた[4−(4’−クロロ−4−メトキシ
ビフェニル−2−イルメトキシ)フェニルエチニル]ト
リメチルシラン(5.1g)をメタノール(50ml)、クロロ
ホルム(50ml)に溶解し、炭酸カリウム(2.5g)を加
え、室温で3時間攪拌した。反応液を濃縮し、水(30m
l)を加え、酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機層を
水(30ml)、飽和食塩水(30ml)で洗浄、硫酸ナトリウ
ムで乾燥、ろ過後、溶媒を減圧留去し白色結晶(3.8g)
を得た。この白色結晶(2.3g)をアセトニトリル(10m
l)に溶解し、工程1で得られた3−ブロモ−4−シクロ
ヘキシルアミノ安息香酸メチルエステル(1.0g)、テト
ラキストリフェニルフォスフィンパラジウム錯体(0.4
g)、ヨウ化銅(I)(0.1g)、トリエチルアミン(10m
l)を加え、100℃で終夜攪拌した。反応液を減圧濃縮
し、水(30ml)を加え、酢酸エチル(50ml)で抽出し
た。有機層を水(30ml)、飽和食塩水(30ml)で洗浄、
硫酸ナトリウムで乾燥、ろ過後、溶媒を減圧留去、シリ
カゲルフラッシュクロマトグラフィー(展開溶媒 n-ヘ
キサン:酢酸エチル=8:1)で精製し、表題化合物(0.
9g,収率49%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.03(1H,s),7.84(1H,d,J=8.7H
z),7.42-7.22(7H,m),7.15(1H,s),6.95(1H,d,J=8.2Hz),
6.85(2H,d,J=8.8Hz),6.59(1H,d,J=8.8Hz),5.07(1H,br
s),4.91(2H,s),3.86(3H,s),3.85(3H,s),3.42(1H,m),2.1
5−2.00(2H,m),1.80-1.20(8H,m) 工程5:2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
キシル−1H−インドール−5−カルボン酸メチルエス
テルの製造 前工程で得られた3−[4−(4’−クロロ−4−メト
キシビフェニル−2−イルメトキシ)フェニルエチニ
ル]−4−シクロヘキシルアミノ安息香酸メチルエステ
ル(0.5g)をN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)に
溶解し、ヨウ化銅(I)(0.17g)を加え、180℃で3時
間還流した。反応液をろ過することにより不溶物を除い
た後、水(10ml)を加え、酢酸エチル(30ml)で抽出し
た。有機層を水(10ml)、飽和食塩水(10ml)で洗浄、
硫酸ナトリウムで乾燥、ろ過後、溶媒を減圧留去、シリ
カゲルフラッシュクロマトグラフィー(展開溶媒 n-ヘ
キサン:酢酸エチル=8:1)で精製し、表題化合物(0.
27g,収率55%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.34(1H,s),7.85(1H,d,J=8.8H
z),7.62(1H,d,J=8.8Hz),7.40-7.18(8H,m),7.00-6.94(3
H,m),6.48(1H,s),4.95(2H,m),4.18(1H,m),3.93(3H,s),
3.88(3H,s),2.45-2.25(2H,m),1.95-1.20(8H,m)
【0297】実施例502 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル−
1H−インドール−5−カルボン酸の製造 実施例501で得られた2−{4−[2−(4−クロロ
フェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}
−1−シクロヘキシル−1H−インドール−5−カルボン
酸メチルエステル(0.27g)を用い、実施例2と同様な
方法により、表題化合物(0.19g,収率71%)を得た。 APCI-Ms:566(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):12.43(1H,brs),8.20(1H,s),7.
79(1H,d,J=9.3Hz),7.72(1H,d,J=9.0Hz),7.50-7.20(8H,
m),7.07-7.03(3H,m),6.53(1H,s),5.01(2H,s),4.13(1H,
m),3.83(3H,m),2.35-2.25(2H,m),1.85-1.10(8H,m)
【0298】実施例501及び502と同様な方法によ
り、また必要に応じてその他常法を用いることにより、
実施例503を得た。化学構造式及び物性値を表207
に示す。
【0299】実施例601 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−3−シクロヘキ
シルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−カルボン酸
エチルエステルの製造 工程1:4−ベンジルオキシ−N−メトキシ−N−メチ
ルベンズアミドの製造 4−ベンジルオキシ安息香酸(5.0g)、N,O−ジメチル
ヒドロキシルアミン塩酸塩(2.5g)をジメチルホルムア
ミド(50ml)に懸濁し、1−(3−ジメチルアミノプロ
ピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(5.0g)、1
−ヒドロキシベンゾトリアゾール(3.5g)、トリエチル
アミン(3.6ml)を加え、室温で終夜攪拌した。反応液
に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、水、飽
和重曹水、水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、表題化合物
(5.6g,収率94%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.22,2H,d,J=8.8Hz),7.28-7.46
(5H,m),6.97(2H,d,J=8.8Hz),5.10(2H,s),3.56(3H,s),3.
35(3H,s) 工程2:1−(4−ベンジルオキシフェニル)−2−シ
クロヘキシルエタノンの製造 マグネシウム(470mg)をテトラヒドロフラン(2ml)に
懸濁し、シクロヘキシルメチルブロミド(3.4g)を室温
で滴下した。滴下後、反応液を60℃で30分攪拌した。反
応液を放冷し、テトラヒドロフラン(5ml)で希釈し
た。前工程で得られた4−ベンジルオキシ−N−メトキ
シ−N−メチルベンズアミド(3.4g)をテトラヒドロフ
ラン(10ml)に溶解し、室温で反応液に滴下し、2時間
攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水を加え、ジ
エチルエーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し
た。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー
(展開溶媒 n-ヘキサン:酢酸エチル=9:1)で精製
し、表題化合物(3.8g,収率66%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.93(2H,d,J=8.8Hz),7.28-7.46
(5H,m),7.00(2H,d,J=8.8Hz),5.13(2H,s),2.76(2H,d,J=
6.8Hz),1.95(1H,m),0.78-1.82(10H,m)
【0300】工程3:1−(4−ベンジルオキシフェニ
ル)−2−ブロモ−2−シクロヘキシルエタノンの製造 前工程で得られた1−(4−ベンジルオキシフェニル)
−2−シクロヘキシルエタノン(1.0g)を1,4−ジオ
キサン(10ml)に溶解して、臭素(0.17ml)を加え室温
で10分間攪拌した。反応液に飽和重曹水を加え、ジエチ
ルエーテルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し
た。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー
(展開溶媒n-ヘキサン:酢酸エチル=9:1)で精製
し、表題化合物(696mg,収率55%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.98(2H,d,J=8.9Hz),7.28-7.48
(5H,m),7.02(2H,d,J=8.9Hz),5.14(2H,s),4.89(1H,d,J=
9.3Hz),0.86-3.30(11H,m) 工程4 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−3−シクロヘキ
シルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−カルボン酸
エチルエステルの製造 公知の方法(特開平08-048651号)により製造した2−
アミノピリジン−4−カルボン酸エチルエステル(214m
g)、前工程で得られた1−(4−ベンジルオキシフェ
ニル)−2−ブロモ−2−シクロヘキシルエタノン(50
0mg)、炭酸カリウム(356mg)を140℃で5時間攪拌した。
反応液を放冷し、クロロホルムを加え不溶物をろ別し減
圧濃縮した。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラ
フィー(展開溶媒 n-ヘキサン:酢酸エチル=1:1)
で精製し、表題化合物(95mg,収率16%)を得た。 APCI-MS : 455(MH+) 1H-NMR:(300MHz,CDCl3):8.33(1H,s),8.21(1H,d,J=7.5H
z),7.55(2H,d,J=8.7Hz),7.25-7.50(6H,m),5.13(2H,s),
4.41(2H,q,J=7.1Hz),3.25(1H,m),1.41(3H,t,J=7.1Hz),
1.15-2.00(10H,m)
【0301】実施例602 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−3−シクロヘキ
シルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−カルボン酸
の製造 前工程で得られた2−(4−ベンジルオキシフェニル)
−3−シクロヘキシルイミダゾ[1,2−a]ピリジン
−7−カルボン酸エチルエステル(95mg)を用い、実施
例2と同様な方法により、表題化合物(33mg,37%)を
得た。 APCI-MS : 427(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.67(1H,d,J=7.3Hz),8.08(1H,
s),7.25-7.58(8H,m),7.13(2H,d,J=8.7Hz),5.17(2H,s),
3.23(1H,m),1.25-2.10(10H,m)
【0302】実施例1から703と同様な方法により、
また必要に応じその他常法を用いることにより、更に表
213乃至218に示される化合物を得ることが出来
る。
【0303】次に、本発明化合物のHCVポリメラーゼ
阻害活性の評価方法について説明する。当該ポリメラー
ゼは、HCVのRNA遺伝子上のNS5Bと呼ばれる非
構造タンパク領域にコードされる酵素である(EMBO J.,
15:12-22,1996)。 試験例[I] i)酵素(HCVポリメラーゼ)の調製法 C型肝炎の患者血液より採取したHCV BK株の全長
RNA遺伝子に対応するcDNAクローンを鋳型とし
て、NS5B(591アミノ酸;J Virol 1991 Mar,65(3),
1105-13)をコードする領域をPCR法により増幅し
た。この5'末端に6Hisタグ{連続する6つのヒス
チジン(His)をコードする塩基対}を付加して得た
目的遺伝子を、大腸菌に形質転換した。目的蛋白質産生
大腸菌を培養した後、菌体を、界面活性剤を含む緩衝液
中で懸濁し、マイクロフルイダイザーにて破砕した。次
に遠心した上清を、金属キレートクロマトグラフィーを
含む各種カラムクロマトグラフィー{ポリ[U]-セファロ
ース、セファクリルS-200、モノ-S(ファルマシア社
製)}で処理することにより酵素標品を得た。
【0304】ii)基質RNAの合成 HCVゲノムの3'非翻訳領域配列をもとに設計した合
成プライマーを用いて、polyU及び3'X配列を含
むDNA断片(148bp)を全合成し、プラスミドpBluesc
ript SK II(+)(Stratagene社製)にクローニングし
た。前記i)で調製したNS5B全長をコードするcD
NAを制限酵素KpnIで消化し、該制限酵素切断部位
から終止コドンまでの塩基配列からなるcDNA断片を
得た。このcDNA断片をpBluescript SK II(+)の3'
非翻訳領域DNAの上流に挿入、接続した。この様にし
て挿入されたあわせて約450bpのDNA配列を基質RN
A調製の鋳型とした。該プラスミドを3'X配列の直後
で切断し、線状化した後、フェノール・クロロフォルム
処理、エタノール沈殿法により精製し、DNAを回収し
た。該精製したDNAを鋳型として、pBluescript SK I
I(+)のプロモーターを利用し、MEGAscript
RNA合成キット(Ambion社製)及びT7RNA
ポリメラーゼを用いてrun−off 法により、RN
A合成を行った(37℃、3時間)。ついで、DNas
eIを加えてさらに1時間インキュベートした後、鋳型
DNAを分解除去することによりRNA粗生成物を得
た。該粗生成物をフェノール・クロロホルム処理、エタ
ノール沈殿法によって精製することにより目的の基質R
NAを得た。該RNAは、ホルムアルデヒド変性アガロ
ースゲル電気泳動で品質を確認した後、−80℃で保存
した。
【0305】iii)酵素(HCVポリメラーゼ)阻害活
性の測定 被験物質(本発明の化合物)及び下記組成の反応液(3
0μl)を、25℃で90分間反応させた。次いで、該
反応液に4℃の10%トリクロロ酢酸及び1%ピロリン
酸ナトリウム溶液(150μl)を加えて反応を停止さ
せた後、氷中で15分間放置してRNAを不溶化させ
た。次いで該RNAを吸引濾過によりガラスフィルター
(Whatman社製GF/C等)にトラップした。該
フィルターを1%トリクロロ酢酸及び0.1%ピロリン
酸ナトリウムからなる溶液で洗浄し、次いで90%エタ
ノールで洗浄後、乾燥させた。液体シンチレーションカ
クテル(Packard社)を加え、酵素反応により合
成されたRNAの放射活性を液体シンチレーションカウ
ンターで測定した。本発明化合物のHCVポリメラーゼ
阻害活性(IC50)は、被験物質を加えた場合の酵素
反応における放射活性の値と被験物質を加えない場合の
酵素反応における放射活性の値から算出した。結果を表
178から表184、表222から224に示す。 反応液:i)で得られたHCVポリメラーゼ(5μg/
ml)、ii)で得られた基質RNA(10μg/m
l)、ATP(50μM)、GTP(50μM)、CT
P(50μM)、UTP(2μM)、[5,6−H]
UTP(46Ci/mmol(Amersham社
製),1.5μCi)20mM Tris−HCl(p
H7.5)、EDTA(1mM)、MgCl(5m
M)、NaCl(50mM)、DTT(1mM)、BS
A(0.01%)
【0306】以下に製剤例を挙げるが、これに限定され
るものではない。 製剤例 (a)実施例1の化合物 10g (b)乳糖 50g (c)トウモロコシデンプン 15g (d)カルボキシメチルセルロースナトリウム 44g (e)ステアリン酸マグネシウム 1g (a)、(b)、(c)の全量及び(d)の30gを水
で練合し、真空乾燥後、製粒を行う。この製粒末に14
gの(d)及び1gの(e)を混合し、打錠機で錠剤と
することにより、1錠あたり10mgの(a)を含有す
る錠剤1000個を製造する。
【0307】
【表1】
【0308】
【表2】
【0309】
【表3】
【0310】
【表4】
【0311】
【表5】
【0312】
【表6】
【0313】
【表7】
【0314】
【表8】
【0315】
【表9】
【0316】
【表10】
【0317】
【表11】
【0318】
【表12】
【0319】
【表13】
【0320】
【表14】
【0321】
【表15】
【0322】
【表16】
【0323】
【表17】
【0324】
【表18】
【0325】
【表19】
【0326】
【表20】
【0327】
【表21】
【0328】
【表22】
【0329】
【表23】
【0330】
【表24】
【0331】
【表25】
【0332】
【表26】
【0333】
【表27】
【0334】
【表28】
【0335】
【表29】
【0336】
【表30】
【0337】
【表31】
【0338】
【表32】
【0339】
【表33】
【0340】
【表34】
【0341】
【表35】
【0342】
【表36】
【0343】
【表37】
【0344】
【表38】
【0345】
【表39】
【0346】
【表40】
【0347】
【表41】
【0348】
【表42】
【0349】
【表43】
【0350】
【表44】
【0351】
【表45】
【0352】
【表46】
【0353】
【表47】
【0354】
【表48】
【0355】
【表49】
【0356】
【表50】
【0357】
【表51】
【0358】
【表52】
【0359】
【表53】
【0360】
【表54】
【0361】
【表55】
【0362】
【表56】
【0363】
【表57】
【0364】
【表58】
【0365】
【表59】
【0366】
【表60】
【0367】
【表61】
【0368】
【表62】
【0369】
【表63】
【0370】
【表64】
【0371】
【表65】
【0372】
【表66】
【0373】
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【0374】
【表68】
【0375】
【表69】
【0376】
【表70】
【0377】
【表71】
【0378】
【表72】
【0379】
【表73】
【0380】
【表74】
【0381】
【表75】
【0382】
【表76】
【0383】
【表77】
【0384】
【表78】
【0385】
【表79】
【0386】
【表80】
【0387】
【表81】
【0388】
【表82】
【0389】
【表83】
【0390】
【表84】
【0391】
【表85】
【0392】
【表86】
【0393】
【表87】
【0394】
【表88】
【0395】
【表89】
【0396】
【表90】
【0397】
【表91】
【0398】
【表92】
【0399】
【表93】
【0400】
【表94】
【0401】
【表95】
【0402】
【表96】
【0403】
【表97】
【0404】
【表98】
【0405】
【表99】
【0406】
【表100】
【0407】
【表101】
【0408】
【表102】
【0409】
【表103】
【0410】
【表104】
【0411】
【表105】
【0412】
【表106】
【0413】
【表107】
【0414】
【表108】
【0415】
【表109】
【0416】
【表110】
【0417】
【表111】
【0418】
【表112】
【0419】
【表113】
【0420】
【表114】
【0421】
【表115】
【0422】
【表116】
【0423】
【表117】
【0424】
【表118】
【0425】
【表119】
【0426】
【表120】
【0427】
【表121】
【0428】
【表122】
【0429】
【表123】
【0430】
【表124】
【0431】
【表125】
【0432】
【表126】
【0433】
【表127】
【0434】
【表128】
【0435】
【表129】
【0436】
【表130】
【0437】
【表131】
【0438】
【表132】
【0439】
【表133】
【0440】
【表134】
【0441】
【表135】
【0442】
【表136】
【0443】
【表137】
【0444】
【表138】
【0445】
【表139】
【0446】
【表140】
【0447】
【表141】
【0448】
【表142】
【0449】
【表143】
【0450】
【表144】
【0451】
【表145】
【0452】
【表146】
【0453】
【表147】
【0454】
【表148】
【0455】
【表149】
【0456】
【表150】
【0457】
【表151】
【0458】
【表152】
【0459】
【表153】
【0460】
【表154】
【0461】
【表155】
【0462】
【表156】
【0463】
【表157】
【0464】
【表158】
【0465】
【表159】
【0466】
【表160】
【0467】
【表161】
【0468】
【表162】
【0469】
【表163】
【0470】
【表164】
【0471】
【表165】
【0472】
【表166】
【0473】
【表167】
【0474】
【表168】
【0475】
【表169】
【0476】
【表170】
【0477】
【表171】
【0478】
【表172】
【0479】
【表173】
【0480】
【表174】
【0481】
【表175】
【0482】
【表176】
【0483】
【表177】
【0484】
【表178】
【0485】
【表179】
【0486】
【表180】
【0487】
【表181】
【0488】
【表182】
【0489】
【表183】
【0490】
【表184】
【0491】
【表185】
【0492】
【表186】
【0493】
【表187】
【0494】
【表188】
【0495】
【表189】
【0496】
【表190】
【0497】
【表191】
【0498】
【表192】
【0499】
【表193】
【0500】
【表194】
【0501】
【表195】
【0502】
【表196】
【0503】
【表197】
【0504】
【表198】
【0505】
【表199】
【0506】
【表200】
【0507】
【表201】
【0508】
【表202】
【0509】
【表203】
【0510】
【表204】
【0511】
【表205】
【0512】
【表206】
【0513】
【表207】
【0514】
【表208】
【0515】
【表209】
【0516】
【表210】
【0517】
【表211】
【0518】
【表212】
【0519】
【表213】
【0520】
【表214】
【0521】
【表215】
【0522】
【表216】
【0523】
【表217】
【0524】
【表218】
【0525】
【表219】
【0526】
【表220】
【0527】
【表221】
【0528】
【表222】
【0529】
【表223】
【0530】
【表224】
【0531】
【表225】
【0532】
【表226】
【0533】
【表227】
【0534】
【表228】
【0535】
【表229】
【0536】
【表230】
【0537】
【表231】
【0538】
【表232】
【0539】
【表233】
【0540】
【表234】
【0541】
【表235】
【0542】
【表236】
【0543】
【表237】
【0544】
【表238】
【0545】
【表239】
【0546】
【表240】
【0547】
【表241】
【0548】
【表242】
【0549】
【表243】
【0550】
【表244】
【0551】
【表245】
【0552】
【表246】
【0553】
【表247】
【0554】
【表248】
【0555】
【表249】
【0556】
【表250】
【0557】
【表251】
【0558】
【表252】
【0559】
【表253】
【0560】
【表254】
【0561】
【表255】
【0562】
【表256】
【0563】
【表257】
【0564】
【表258】
【0565】
【表259】
【0566】
【表260】
【0567】
【表261】
【0568】
【表262】
【0569】
【表263】
【0570】
【表264】
【0571】
【表265】
【0572】
【表266】
【0573】
【表267】
【0574】
【表268】
【0575】
【表269】
【0576】
【表270】
【0577】
【表271】
【0578】
【表272】
【0579】
【表273】
【0580】
【表274】
【0581】
【表275】
【0582】
【表276】
【0583】
【表277】
【0584】
【表278】
【0585】
【表279】
【0586】
【表280】
【0587】
【表281】
【0588】
【表282】
【0589】
【表283】
【0590】
【表284】
【0591】
【表285】
【0592】
【表286】
【0593】
【表287】
【0594】
【表288】
【0595】
【表289】
【0596】
【表290】
【0597】
【表291】
【0598】
【表292】
【0599】
【発明の効果】上記結果から明らかな様に、本発明の化
合物はHCVポリメラーゼに対し高い阻害活性を示す。
よって、これら化合物は、HCVポリメラーゼ阻害活性
により抗HCV作用を示すC型肝炎の予防若しくは治療
に有効な薬剤となり得る。また、インターフェロン等の
他の抗HCV剤及び/又は他の抗炎症剤等との併用によ
りC型肝炎の予防若しくは治療により有効な薬剤となり
得る。また、HCVポリメラーゼに特異的な高い阻害活
性を有することは、人体に対し安全な副作用の少ない薬
剤となり得ることを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/4245 A61K 31/4245 4C086 31/427 31/427 4C204 31/428 31/428 31/433 31/433 31/437 31/437 31/4439 31/4439 31/454 31/454 31/4709 31/4709 31/4725 31/4725 31/496 31/496 31/497 31/497 31/498 31/498 31/501 31/501 31/506 31/506 31/519 31/519 31/53 31/53 31/5377 31/5377 31/541 31/541 31/55 31/55 31/551 31/551 31/7056 31/7056 38/21 45/00 45/00 A61P 29/00 A61P 29/00 31/12 31/12 37/04 37/04 43/00 111 43/00 111 C07D 235/08 C07D 235/08 235/18 235/18 401/04 401/04 401/10 401/10 401/12 401/12 401/14 401/14 403/04 403/04 403/10 403/10 403/12 403/12 405/04 405/04 405/12 405/12 409/04 409/04 409/12 409/12 409/14 409/14 413/04 413/04 413/12 413/12 417/12 417/12 417/14 417/14 419/12 419/12 471/04 107K 471/04 107 495/04 105Z 495/04 105 C07H 13/10 C07H 13/10 C12N 9/99 C12N 9/99 C07M 7:00 // C07M 7:00 9:00 9:00 A61K 37/66 G (72)発明者 吉田 厚仁 大阪府高槻市紫町1番1号 日本たばこ産 業株式会社医薬総合研究所内 Fターム(参考) 4C057 BB02 DD01 EE03 JJ55 4C063 AA01 AA03 BB01 BB02 BB06 BB07 BB08 BB09 CC26 CC28 CC29 CC31 CC34 CC36 CC42 CC43 CC44 CC47 CC51 CC52 CC54 CC58 CC61 CC62 CC64 CC67 CC68 CC75 CC78 CC81 CC82 CC92 CC95 DD03 DD10 DD12 DD14 DD15 DD19 DD22 DD25 DD26 EE01 4C065 AA04 BB06 CC01 DD03 EE02 HH08 JJ01 KK04 LL01 PP03 PP04 PP08 4C071 AA01 BB01 CC02 CC21 EE13 FF05 GG01 HH17 JJ01 JJ05 LL01 4C084 AA02 AA07 AA19 AA23 AA24 BA44 CA59 CA62 DA21 MA02 NA05 NA14 ZB092 ZB112 ZB332 ZC202 4C086 AA01 AA02 AA03 BC13 BC39 BC41 BC42 BC47 BC50 BC52 BC54 BC61 BC62 BC64 BC71 BC73 BC82 BC84 BC85 BC88 CB05 CB26 EA07 GA02 GA04 GA07 GA08 GA09 GA10 GA11 GA12 GA16 MA01 MA02 MA03 MA04 NA05 NA14 ZB09 ZB11 ZB33 ZC20 4C204 BB01 CB03 DB07 EB02 GB21

Claims (73)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式[I]で表される縮合環化合
    物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含んで
    成るC型肝炎治療剤。 【化1】 [式中、破線は単結合又は二重結合であり、G1は、C
    (−R1)又は窒素原子であり、G2は、C(−R2)又は窒
    素原子であり、G3は、C(−R3)又は窒素原子であり、
    4は、C(−R4)又は窒素原子であり、G5、G6、G8
    及びG9、は、それぞれ独立して、炭素原子又は窒素原
    子であり、Gは、C(−R7)、酸素原子、硫黄原子、
    又はR8で置換されてもよい窒素原子であり、 ここで、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ独立して、 (1)水素原子、 (2)C1-6アルカノイル基、 (3)カルボキシル基、 (4)シアノ基、 (5)ニトロ基、 (6)下記グループAから選ばれる1乃至3個の置換基で
    置換されてもよいC1-6アルキル基、 グループA;ハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基、
    アミノ基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシC1-6
    アルコキシ基、C1-6アルコキシカルボニル基及びC1-6
    アルキルアミノ基。 (7)−COORa1、 ここでRa1は、置換されてもよいC1-6アルキル基(前
    記定義の通り。)、下記グループBから選ばれる1乃至
    5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6
    アルキル基、又はグルクロン酸残基を意味する。 グループB;ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-
    6アルキル基、ハロゲン化C1-6アルキル基、C1-6アル
    カノイル基、−(CH2)−COORb1、−(CH2)
    CONRb1b2、−(CH2)−NRb1b2、−(CH2)
    −NRb1−CORb2、−(CH2)−NHSO2b1
    −(CH2)−ORb1、−(CH2)−SRb1、−(C
    2)−SO2b1及び−(CH2)−SO2NR
    b1b2。ここでRb1及びRb2は、それぞれ独立して、水
    素原子又はC1-6アルキル基を意味し、rは0又は1乃
    至6の整数である。 (8)−CONRa2a3、ここでRa2及びRa3は、それぞ
    れ独立して、水素原子、C1-6アルコキシ基又は置換さ
    れてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通り。)を意
    味する。 (9)−C(=NRa4)NH2、 ここでRa4は、水素原子又は水酸基を意味する。 (10)−NHRa5、 ここでRa5は、水素原子、C1-6アルカノイル基又はC1
    -6アルキルスルホニル基を意味する。 (11)−ORa6、ここでRa6は、水素原子又は置換されて
    もよいC1-6アルキル基(前記定義の通り。)を意味す
    る。 (12)−SO2a7、ここでRa7は、水酸基、アミノ基、
    C1-6アルキル基又はC1-6アルキルアミノ基を意味す
    る。 (13)−P(=O)(ORa31)2 ここでRa31は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
    ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
    リールC1-6アルキル基を意味する。又は、 (14)酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃
    至4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基であり、 R及びRは、水素原子又は置換されてもよいC1-6
    アルキル基(前記定義の通り。)であり、環Cyは、
    (1)下記グループCから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、 グループC;水酸基、ハロゲン原子、C1-6アルキル基
    及びC1-6アルコキシ基。(2)前記グループCから選ばれ
    る1乃至5個の置換基で置換されてもよいC3-8シクロ
    アルケニル基又は、(3) 【化2】 (式中、u及びvは、それぞれ独立して1乃至3の整数
    を表す。)であり、環Aは、(1)C6-14アリール基、(2)
    C3-8シクロアルキル基、(3)C3-8シクロアルケニル
    基、又は、(4)酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選
    ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基で
    あり、R5及びR6は、それぞれ独立して、(1)水素原
    子、(2)ハロゲン原子、(3)置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)、又は、(4)−ORa8 ここでRa8は、水素原子、C1-6アルキル基又はC6-14
    アリールC1-6アルキル基を意味する。であり、Xは、
    (1)水素原子、(2)ハロゲン原子、(3)シアノ基、(4)ニト
    ロ基、(5)アミノ基、C1-6アルカノイルアミノ基、(6)
    C1-6アルキルスルホニル基、(7)置換されてもよいC1-
    6アルキル基(前記定義の通り。)、(8)前記グループA
    から選ばれる1乃至3個の置換基で置換されてもよいC
    2-6アルケニル基、(9)−COORa9、 ここでRa9は、水素原子又はC1-6アルキル基を意味す
    る。(10)−CONH−(CH2)−Ra10、 ここでRa10は、置換されてもよいC1-6アルキル基(前
    記定義の通り。)、C1-6アルコキシカルボニル基又は
    C1-6アルカノイルアミノ基であり、lは、0又は1乃
    至6の整数を意味する。(11)−ORa11、 ここでRa11は、水素原子又は置換されてもよいC1-6ア
    ルキル基(前記定義の通り。)を意味する。又は、(12) 【化3】 {式中、環Bは、 (1')C6-14アリール基、 (2')C3-8シクロアルキル基、又は、 (3')ヘテロ環基(前記定義の通り。)であり、 Zは、それぞれ独立して、 (1')下記グループDから選ばれる基、 (2')下記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリール基、 (3')下記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、 (4')下記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、 (5')下記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環基、 ここで当該ヘテロ環基は酸素原子、窒素原子又は硫黄原
    子から選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含む。又は、 (6')下記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、 ここで当該ヘテロ環C1-6アルキル基は、前記定義の通
    りの「グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で置
    換されてもよいヘテロ環基」で置換されたC1-6アルキ
    ル基を意味する。であり、 グループD: (a)水素原子、 (b)ハロゲン原子、 (c)シアノ基、 (d)ニトロ基、 (e)置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (f)−(CH2)−CORa18、 以下、tは、それぞれ独立して、0又は1乃至6の整数
    を意味する。ここでRa18は、 (1'')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (2'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリール基、又は、 (3'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環基、 ここで当該ヘテロ環基は酸素原子、窒素原子及び硫黄原
    子から選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含む。であり、 (g)−(CH2)−COORa19、 ここでRa19は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
    ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
    リール基C1-6アルキル基を意味する。 (h)−(CH2)−CONRa27a28、 ここでRa27及びRa28は、それぞれ独立して、 (1'')水素原子、 (2'')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (3'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリール基、 (4'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、 (5'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環基、 (6'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、 ここで当該ヘテロ環C1-6アルキル基は、前記定義の通
    りの「グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置
    換されてもよいヘテロ環基」で置換されたC1-6アルキ
    ル基を意味する。 (7'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、 (8'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC3-8シクロアルキルC1-6アルキル
    基、 (9'')水酸基、又は、 (10'')C1-6アルコキシ基であり、 (i)−(CH2)−C(=NRa33)NH2、 ここでRa33は、水素原子、C1-6アルキル基、水酸基又
    はC1-6アルコキシ基を意味する。 (j)−(CH2)−ORa20、 ここでRa20は、 (1'')水素原子、 (2'')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (3'')置換されてもよいC2-6アルケニル基(前記定義の
    通り。)、 (4'')前記グループAから選ばれる1乃至3個の置換基
    で置換されてもよいC2-6アルキニル基、 (5'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリール基、 (6'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、 (7'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環基、 (8'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、 (9'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、又は、 (10'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC3-8シクロアルキルC1-6アルキル
    基であり、 (k)−(CH2)−O−(CH2)−CORa21、 ここでRa21は、アミノ基、C1-6アルキルアミノ基又は
    前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換
    されてもよいヘテロ環基であり、pは0又は1乃至6の
    整数を意味する。 (l)−(CH2)−NRa22a23、 ここでRa22及びRa23は、それぞれ独立して、 (1'')水素原子、 (2'')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (3'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリール基、 (4'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、 (5'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、又は、 (6'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環基であり、 (m)−(CH2)−NRa29CO−Ra24、 ここでRa29は、水素原子、C1-6アルキル基又はC1-6
    アルカノイル基を意味し、 Ra24は、 (1'')アミノ基、 (2'')C1-6アルキルアミノ基、 (3'')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (4'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリール基、 (5'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環基、又は、 (6'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、を意味
    する。 (n)−(CH2)−NRa29SO2−Ra25、 ここでRa29は前記定義の通りであり、Ra25は、水素原
    子、置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換
    基で置換されてもよいC6-14アリール基又は前記グルー
    プBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
    いヘテロ環基を意味する。 (o)−(CH2)−S(O)−Ra25、 ここでRa25は前記定義の通りであり、qは0、1又は
    2である。 (p)−(CH2)−SO2−NHRa26、 ここでRa26は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)、前記グループBから選ば
    れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリ
    ール基又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
    換基で置換されてもよいヘテロ環基を意味する。 及び、 (q)酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃至
    4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基であり、 wは、1乃至3の整数であり、 Yは、 (1')単結合、 (2')C1-6アルキレン、 (3')C2-6アルケニレン、 (4')−(CH2)−O−(CH2)−、 以下、m及びnは、それぞれ独立して、0又は1乃至6
    の整数を意味する。 (5')−CO−、 (6')−CO2−(CH2)−、 (7')−CONH−(CH2)−NH−、 (8')−NHCO2−、 (9')−NHCONH−、 (10')−O−(CH2)−CO−、 (11')−O−(CH2)−O−、 (12')−SO2−、 (13')−(CH2)−NRa12−(CH2)−、 ここでRa12は、 (1'')水素原子、 (2'')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (3'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、 (4'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリール基、 (5'')−CORb5、 ここでRb5は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)、前記グループBから選ば
    れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリ
    ール基又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
    換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル
    基を意味する。 (6'')−COORb5(Rb5は前記定義の通り。)、又
    は、 (7'')−SO2b5(Rb5は前記定義の通り。)、 (14')−NRa12CO−(Ra12は前記の定義と同
    じ。)、 (15')−CONRa13−(CH2)−、 ここでRa13は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
    ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
    リールC1-6アルキル基を意味する。 (16')−CONH−CHRa14−、 ここでRa14は、前記グループBから選ばれる1乃至5
    個の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基を意味
    する。 (17')−O−(CH2)−CRa15a16−(CH2)−、 ここでRa15及びRa16は、それぞれ独立して、 (1'')水素原子、 (2'')カルボキシル基、 (3'')C1-6アルキル基、 (4'')−ORb6、 ここでRb6は、C1-6アルキル基又はC6-14アリールC1
    -6アルキル基を意味する。又は、 (5'')−NHRb7 ここでRb7は、水素原子、C1-6アルキル基、C1-6アル
    カノイル基又はC6-14アリールC1-6アルキルオキシカ
    ルボニル基を意味する。であり、 更にRa15は、 (6'') 【化4】 であってもよく、 ここでn'、環B'、Z'及びw'は、それぞれ上記n、環
    B、Z及びwと同義であり、それぞれn、環B、Z及び
    wと同一若しくは異なってもよい。 (18')−(CH2)−NRa12−CHRa15−(Ra12及び
    a15は、それぞれ前記定義の通り。)、 (19')−NRa17SO2− ここでRa17は、水素原子又はC1-6アルキル基を意味す
    る。 (20')−S(O)−(CH2)−CRa15a16−(CH2)
    −(eは0、1又は2であり、Ra15及びRa16は、そ
    れぞれ前記定義の通り。)、又は、 (21')−(CH2)−CRa15a16−(CH2)−(Ra15
    及びRa16は、それぞれ前記定義の通り。)である。}
    である。]
  2. 【請求項2】 G1、G2、G3、G4、G5、G6、G7
    8及びG9のうち1乃至4個が窒素原子である請求項1
    記載のC型肝炎治療剤。
  3. 【請求項3】 G2がC(−R2)であり、Gが炭素原子
    である請求項2記載のC型肝炎治療剤。
  4. 【請求項4】 G5が窒素原子である請求項2又は請求
    項3記載のC型肝炎治療剤。
  5. 【請求項5】 一般式[I]の 【化5】 部位が、 【化6】 からなる群より選ばれる縮合環である請求項1記載のC
    型肝炎治療剤。
  6. 【請求項6】 一般式[I]の 【化7】 部位が、 【化8】 からなる群より選ばれる縮合環である請求項5記載のC
    型肝炎治療剤。
  7. 【請求項7】 下記一般式[I−1]で表される縮合環
    化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含
    んで成る請求項6記載のC型肝炎治療剤。 【化9】 (式中、各記号は請求項1記載の通りである。)
  8. 【請求項8】 下記一般式[I−2]で表される縮合環化
    合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含ん
    で成る請求項6記載のC型肝炎治療剤。 【化10】 (式中、各記号は請求項1記載の通りである。)
  9. 【請求項9】 下記一般式[I−3]で表される縮合環
    化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含
    んで成る請求項6記載のC型肝炎治療剤。 【化11】 (式中、各記号は請求項1記載の通りである。)
  10. 【請求項10】 下記一般式[I−4]で表される縮合
    環化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として
    含んで成る請求項6記載のC型肝炎治療剤。 【化12】 (式中、各記号は請求項1記載の通りである。)
  11. 【請求項11】 R1、R2、R3及びR4のうち少なくと
    も1つが、カルボキシル基、−COORa1、−CONR
    a2a3、−SO2a7(Ra1、Ra2、Ra3及びRa7は請
    求項1記載の通りである。)、 【化13】 である請求項1乃至10のいずれかに記載のC型肝炎治
    療剤。
  12. 【請求項12】 R1、R2、R3及びR4のうち少なくと
    も1つが、カルボキシル基、−COORa1、−CONR
    a2a3又は−SO2a7(Ra1、Ra2、Ra3及びRa7
    請求項1記載の通りである。)である請求項11に記載
    のC型肝炎治療剤。
  13. 【請求項13】 R1、R2、R3及びR4のうち少なくと
    も1つが−COORa1であり、Ra1がグルクロンサン残
    基である請求項1乃至10のいずれかに記載のC型肝炎
    治療剤。
  14. 【請求項14】 R1、R2、R3及びR4のうち少なくと
    も1つが、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれ
    る1乃至4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基である
    請求項1乃至10のいずれかに記載のC型肝炎治療剤。
  15. 【請求項15】 環Cyが、シクロペンチル基、シクロ
    ヘキシル基、シクロヘプチル基又はテトラヒドロチオピ
    ラニル基、ピペリジノ基である請求項1乃至14のいず
    れかに記載のC型肝炎治療剤。
  16. 【請求項16】 環Cyが、 【化14】 (式中、各記号は請求項1記載の通りである。)である
    請求項1乃至14のいずれかに記載のC型肝炎治療剤。
  17. 【請求項17】 環Aが、C6-14アリール基である請求
    項1乃至16のいずれかに記載のC型肝炎治療剤。
  18. 【請求項18】 グループAによって置換されてもよい
    置換基のうち少なくとも何れか1つが、C1-6アルコキシ
    C1-6アルコキシ基で置換された置換基である請求項1乃
    至17のいずれかに記載のC型肝炎治療剤。
  19. 【請求項19】 Yが、−(CH2)−CRa15a16
    (CH2)−(各記号は、請求項1記載の通りであ
    る。)である請求項1乃至18のいずれかに記載のC型
    肝炎治療剤。
  20. 【請求項20】 Zの少なくとも一つが、グループDか
    ら選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテ
    ロ環C1-6アルキル基である請求項1乃至19のいずれ
    かに記載のC型肝炎治療剤。
  21. 【請求項21】 Zの少なくとも一つが、グループDか
    ら選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテ
    ロ環基であり、 【化15】 【化16】 【化17】 【化18】 (式中、E1は酸素原子、硫黄原子又はN(−Ra35)であ
    り、E2は酸素原子、CH2又はN(−Ra35)であり、E3
    は酸素原子又は硫黄原子であり、ここでRa35は、それ
    ぞれ独立して、水素原子又はC1-6アルキル基であり、f
    は1乃至3の整数であり、h及びh’はそれぞれ同一若
    しくは異なって1乃至3の整数である。)である請求項
    1乃至19のいずれかに記載のC型肝炎治療剤。
  22. 【請求項22】 Zの少なくとも一つが、グループDか
    ら選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテ
    ロ環基であり、 【化19】 (式中、各記号は請求項21記載の通りである。)であ
    る請求項21に記載のC型肝炎治療剤。
  23. 【請求項23】 グループDの少なくとも一つが−(C
    2)−CONRa27 a28(各記号は、請求項1記載の
    通りである。)であり、Ra27及びRa28の少なくとも何
    れか一方が、C1-6アルコキシ基である請求項1乃至19
    のいずれかに記載のC型肝炎治療剤。
  24. 【請求項24】 グループDの少なくとも一つが−(C
    2)−C(=NRa33)NH2(各記号は、請求項1記載
    の通りである。)であり、Ra33が水酸基又はC1-6アル
    コキシ基である請求項1乃至19のいずれかに記載のC
    型肝炎治療剤。
  25. 【請求項25】 グループDの少なくとも一つが−(C
    2)−O−(CH2)−CORa21(各記号は、請求項
    1記載の通りである。)であり、Ra21がアミノ基であ
    る請求項1乃至19のいずれかに記載のC型肝炎治療
    剤。
  26. 【請求項26】 グループDの少なくとも一つが−(C
    2)−NRa29CO−Ra24(各記号は、請求項1記載
    の通りである。)であり、Ra24がアミノ基又はC1-6ア
    ルキルアミノ基である請求項1乃至19のいずれかに記
    載のC型肝炎治療剤。
  27. 【請求項27】 グループDの少なくとも一つが−(C
    2)−NRa22a23(各記号は、請求項1記載の通り
    である。)であり、Ra22及びRa23の少なくとも何れか
    一方が、グループBから撰ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環基である請求項1乃至19の
    いずれかに記載のC型肝炎治療剤。
  28. 【請求項28】 グループDの少なくとも一つが、酸素
    原子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃至4個のヘ
    テロ原子を含んでなるヘテロ環基である請求項1乃至1
    9のいずれかに記載のC型肝炎治療剤。
  29. 【請求項29】 下記一般式[II]で表される縮合環化
    合物又は製薬上許容されるその塩。 【化20】 [式中、 【化21】 部位は、 【化22】 からなる群より選ばれる縮合環であり、 ここで、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ独立して、 (1)水素原子、 (2)C1-6アルカノイル基、 (3)カルボキシル基、 (4)シアノ基、 (5)ニトロ基、 (6)下記グループAから選ばれる1乃至3個の置換基で
    置換されてもよいC1-6アルキル基、 グループA;ハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基、
    アミノ基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシC1-6
    アルコキシ基、C1-6アルコキシカルボニル基及びC1-6
    アルキルアミノ基。 (7)−COORa1、 ここでRa1は、置換されてもよいC1-6アルキル基(前
    記定義の通り。)、下記グループBから選ばれる1乃至
    5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6
    アルキル基、又はグルクロン酸残基を意味する。 グループB;ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-
    6アルキル基、ハロゲン化C1-6アルキル基、C1-6アル
    カノイル基、−(CH2)−COORb1、−(CH2)
    CONRb1b2、−(CH2)−NRb1b2、−(CH2)
    −NRb1−CORb2、−(CH2)−NHSO2b1
    −(CH2)−ORb1、−(CH2)−SRb1、−(C
    2)−SO2b1及び−(CH2)−SO2NR
    b1b2。ここでRb1及びRb2は、それぞれ独立して、水
    素原子又はC1-6アルキル基を意味し、rは0又は1乃
    至6の整数である。 (8)−CONRa2a3、 ここでRa2及びRa3は、それぞれ独立して、水素原子、
    C1-6アルコキシ基又は置換されてもよいC1-6アルキル
    基(前記定義の通り。)を意味する。 (9)−C(=NRa4)NH2、 ここでRa4は、水素原子又は水酸基を意味する。 (10)−NHRa5、 ここでRa5は、水素原子、C1-6アルカノイル基又はC1
    -6アルキルスルホニル基を意味する。 (11)−ORa6、 ここでRa6は、水素原子又は置換されてもよいC1-6ア
    ルキル基(前記定義の通り。)を意味する。 (12)−SO2a7、 ここでRa7は、水酸基、アミノ基、C1-6アルキル基又
    はC1-6アルキルアミノ基を意味する。 (13)−P(=O)(ORa31)2 ここでRa31は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
    ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
    リールC1-6アルキル基を意味する。又は、 (14)酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃
    至4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基であり、 R7は、水素原子又は置換されてもよいC1-6アルキル基
    (前記定義の通り。)であり、環Cy'は、(1)下記グル
    ープCから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されても
    よいC3-8シクロアルキル基 グループC;水酸基、ハロゲン原子、C1-6アルキル基
    及びC1-6アルコキシ基。又は、(2) 【化23】 (式中、u及びvは、それぞれ独立して1乃至3の整数
    を表す。)であり、環A’は、(1)フェニル基、ピリジ
    ル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル
    基、シクロヘキシル基、シクロヘキセニル基、フリル基
    及びチエニル基からなる群より選ばれる基であり、R5'
    及びR6'は、それぞれ独立して、(1)水素原子、(2)ハロ
    ゲン原子、(3)置換されてもよいC1-6アルキル基(前記
    定義の通り。)、又は、(4)水酸基であり、環Bは、(1)
    C6-14アリール基、(2)C3-8シクロアルキル基、又は、
    (3)酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃
    至4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基であり、Z
    は、それぞれ独立して、(1)下記グループDから選ばれ
    る基、(2)下記グループDから選ばれる1乃至5個の置
    換基で置換されてもよいC6-14アリール基、(3)下記グ
    ループDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されて
    もよいC3-8シクロアルキル基、(4)下記グループDから
    選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14
    アリールC1-6アルキル基、又は、(5)下記グループDか
    ら選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテ
    ロ環基であり、 ここで当該ヘテロ環基は酸素原子、窒素原子及び硫黄原
    子から選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含む。又は、
    (6)下記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、 ここで当該ヘテロ環C1-6アルキル基は、前記定義の通
    りの「グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で置
    換されてもよいヘテロ環基」で置換されたC1-6アルキ
    ル基を意味する。であり、 グループD: (a)水素原子、 (b)ハロゲン原子、 (c)シアノ基、 (d)ニトロ基、 (e)置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (f)−(CH2)−CORa18、 以下、tは、それぞれ独立して、0又は1乃至6の整数
    を意味する。ここでRa18は、 (1')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (2')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリール基、又は、 (3')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環基、 ここで当該ヘテロ環基は酸素原子、窒素原子及び硫黄原
    子から選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含む。であ
    り、 (g)−(CH2)−COORa19、 ここでRa19は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
    ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
    リール基C1-6アルキル基を意味する。 (h)−(CH2)−CONRa27a28、 ここでRa27及びRa28は、それぞれ独立して、 (1')水素原子、 (2')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (3')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリール基、 (4')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、 (5')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環基、 (6')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、 ここで当該ヘテロ環C1-6アルキル基は、前記定義の通
    りの「前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環基」で置換されたC1-6ア
    ルキル基を意味する。 (7')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、 (8')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC3-8シクロアルキルC1-6アルキル
    基、 (9')水酸基、又は、 (10')C1-6アルコキシ基であり、 (i)−(CH2)−C(=NRa33)NH2、 ここでRa33は、水素原子、C1-6アルキル基、水酸基又
    はC1-6アルコキシ基を意味する。 (j)−(CH2)−ORa20、 ここでRa20は、 (1')水素原子、 (2')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (3')置換されてもよいC2-6アルケニル基(前記定義の
    通り。)、 (4')前記グループAから選ばれる1乃至3個の置換基で
    置換されてもよいC2-6アルキニル基、 (5')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリール基、 (6')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、 (7')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環基、 (8')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、 (9')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、又は、 (10')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC3-8シクロアルキルC1-6アルキル
    基であり、 (k)−(CH2)−O−(CH2)−CORa21、 ここでRa21は、アミノ基、C1-6アルキルアミノ基又は
    前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換
    されてもよいヘテロ環基であり、pは0又は1乃至6の
    整数を意味する。 (l)−(CH2)−NRa22a23、 ここでRa22及びRa23は、それぞれ独立して、 (1')水素原子、 (2')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (3')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリール基、 (4')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、 (5')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、又は、 (6')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環基であり、 (m)−(CH2)−NRa29CO−Ra24、 ここでRa29は、水素原子、C1-6アルキル基又はC1-6
    アルカノイル基を意味し、 Ra24は、 (1')アミノ基、 (2')C1-6アルキルアミノ基、 (3')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (4')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリール基、 (5')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環基、又は、 (6')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、を意味す
    る。 (n)−(CH2)−NRa29SO2−Ra25、 ここでRa29は前記定義の通りであり、Ra25は、水素原
    子、置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換
    基で置換されてもよいC6-14アリール基又は前記グルー
    プBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
    いヘテロ環基を意味する。 (o)−(CH2)−S(O)−Ra25、 ここでRa25は前記定義の通りであり、qは0、1又は
    2である。 (p)−(CH2)−SO2−NHRa26、 ここでRa26は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)、前記グループBから選ば
    れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリ
    ール基又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
    換基で置換されてもよいヘテロ環基を意味する。 及び、 (q)酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃至
    4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基でありwは、
    1乃至3の整数であり、Yは、(1)単結合、(2)C1-6ア
    ルキレン、(3)C2-6アルケニレン、(4)−(CH2)−O
    −(CH2)−、以下、m及びnは、それぞれ独立し
    て、0又は1乃至6の整数を意味する。(5)−CO−、
    (6)−CO2−(CH2)−、(7)−CONH−(CH2)
    −NH−、(8)−NHCO2−、(9)−NHCONH−、
    (10)−O−(CH2)−CO−、(11)−O−(CH2)
    O−、(12)−SO2−、(13)−(CH2)−NRa12−(C
    2)−、 ここでRa12は、 (1')水素原子、 (2')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (3')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、 (4')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリール基、 (5')−CORb5、 ここでRb5は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)、前記グループBから選ば
    れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリ
    ール基又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
    換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル
    基を意味する。 (6')−COORb5(Rb5は前記定義の通り。)、又は、 (7')−SO2b5(Rb5は前記定義の通り。)、(14)−
    NRa12CO−(Ra12は前記の定義と同じ。)、(15)−
    CONRa13−(CH2)−、 ここでRa13は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
    ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
    リールC1-6アルキル基を意味する。(16)−CONH−
    CHRa14−、 ここでRa14は、前記グループBから選ばれる1乃至5
    個の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基を意味
    する。(17)−O−(CH2)−CRa15a16−(CH2)
    −、 ここでRa15及びRa16は、それぞれ独立して、 (1')水素原子、 (2')カルボキシル基、 (3')C1-6アルキル基、 (4')−ORb6、 ここでRb6は、C1-6アルキル基又はC6-14アリールC1
    -6アルキル基を意味する。又は、 (5')−NHRb7 ここでRb7は、水素原子、C1-6アルキル基、C1-6アル
    カノイル基又はC6-14アリールC1-6アルキルオキシカ
    ルボニル基を意味する。であり、 更にRa15は、 (6') 【化24】 であってもよく、 ここでn'、環B'、Z'及びw'は、それぞれ上記n、環
    B、Z及びwと同義であり、それぞれn、環B、Z及び
    wと同一若しくは異なってもよい。(18)−(CH2)
    NRa12−CHRa15−(Ra12及びRa15は、それぞれ前
    記定義の通り。)、 (19)−NRa17SO2−、 ここでRa17は、水素原子又はC1-6アルキル基を意味す
    る。(20)−S(O)−(CH2)−CRa15a16−(CH
    2)−(eは0、1又は2であり、Ra15及びRa16は、
    それぞれ前記定義の通り。)、又は、(21)−(CH2)
    −CRa15a16−(CH2)−(Ra15及びRa16は、そ
    れぞれ前記定義の通り。)である。]
  30. 【請求項30】 下記一般式[II−1]で表される請求
    項29記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
    塩。 【化25】 (式中、各記号は請求項29記載の通りである。)
  31. 【請求項31】 下記一般式[II−2]で表される請求
    項29記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
    塩。 【化26】 (式中、各記号は請求項29記載の通りである。)
  32. 【請求項32】 下記一般式[II−3]で表される請求
    項29記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
    塩。 【化27】 (式中、各記号は請求項29記載の通りである。)
  33. 【請求項33】 下記一般式[II−4]で表される請求
    項29記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
    塩。 【化28】 (式中、各記号は請求項29記載の通りである。)
  34. 【請求項34】 R1、R2、R3及びR4のうち少なくと
    も1つが、カルボキシル基、−COORa1、−CONR
    a2a3、−SO2a7(Ra1、Ra2、Ra3及びRa7は請
    求項29記載の通りである。)、 【化29】 である請求項29乃至33のいずれかに記載の縮合環化
    合物又は製薬上許容されるその塩。
  35. 【請求項35】 R1、R2、R3及びR4のうち少なくと
    も1つが、カルボキシル基、−COORa1又は−SO2
    a7(ここでRa1及びRa7は請求項29記載の通り。)
    である請求項34に記載の縮合環化合物又は製薬上許容
    されるその塩。
  36. 【請求項36】 R1、R2、R3及びR4のうち少なくと
    も1つが、カルボキシル基又は−COORa1(ここでR
    a1は請求項29記載の通り。)である請求項35記載の
    縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
  37. 【請求項37】 R2がカルボキシル基であり、R1、R
    3及びR4が水素原子である請求項36記載の縮合環化合
    物又は製薬上許容されるその塩。
  38. 【請求項38】 R1、R2、R3及びR4のうち少なくと
    も1つが−COORa1であり、Ra1がグルクロンサン残
    基である請求項29乃至33のいずれかに記載の縮合環
    化合物又は製薬上許容されるその塩。
  39. 【請求項39】 R1、R2、R3及びR4のうち少なくと
    も1つが、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれ
    る1乃至4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基である
    請求項29乃至33のいずれかに記載の縮合環化合物又
    は製薬上許容されるその塩。
  40. 【請求項40】 環Cy’が、シクロペンチル基、シク
    ロヘキシル基、シクロヘプチル基又はテトラヒドロチオ
    ピラニル基である請求項29乃至39のいずれかに記載
    の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
  41. 【請求項41】 環Cy’が、シクロペンチル基、シク
    ロヘキシル基又はシクロヘプチル基である請求項40記
    載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
  42. 【請求項42】 環Cy’が、 【化30】 (式中、各記号は請求項29記載の通りである。)であ
    る請求項29乃至39のいずれかに記載の縮合環化合物
    又は製薬上許容されるその塩。
  43. 【請求項43】 環A’が、フェニル基、ピリジル基、
    ピラジニル基、ピリミジニル基又はピリダジニル基であ
    る請求項29乃至42のいずれかに記載の縮合環化合物
    又は製薬上許容されるその塩。
  44. 【請求項44】 環A’が、フェニル基又はピリジル基
    である請求項43記載の縮合環化合物又は製薬上許容さ
    れるその塩。
  45. 【請求項45】 環A’が、フェニル基である請求項4
    4記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
  46. 【請求項46】 グループAによって置換されてもよい
    置換基のうち少なくとも何れか1つが、C1-6アルコキシ
    C1-6アルコキシ基で置換された置換基である請求項29
    乃至45のいずれかに記載の縮合環化合物又は製薬上許
    容されるその塩。
  47. 【請求項47】 Yが、−(CH2)−O−(CH2)
    −、−NHCO2−、−CONH−CHRa14−、−
    (CH2)−NRa12−(CH2)−、−CONRa13
    (CH2)−、−O−(CH2)−CRa15a16−(C
    2)−又は−(CH2)−NRa12−CHRa15−(こ
    こで各記号は請求項29記載の通り。)である請求項2
    9乃至46のいずれかに記載の縮合環化合物又は製薬上
    許容されるその塩。
  48. 【請求項48】 Yが、−(CH2)−O−(CH2)
    又は−O−(CH2)−CRa15a16−(CH2)−(こ
    こで各記号は請求項29記載の通り。)である請求項4
    7記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
  49. 【請求項49】 Yが、−(CH2)−O−(CH2)
    (ここで各記号は請求項29記載の通り。)である請求
    項48記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
    塩。
  50. 【請求項50】 Yが、−(CH2)−CRa15a16
    (CH2)−(各記号は、請求項29記載の通りであ
    る。)である請求項29乃至46のいずれかに記載の縮
    合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
  51. 【請求項51】 R2がカルボキシル基であり、R1、R
    3及びR4が水素原子であり、環Cy’がシクロペンチル
    基、シクロヘキシル基又はシクロヘプチル基であり、環
    A’がフェニル基である請求項29乃至50のいずれか
    に記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
  52. 【請求項52】 Zの少なくとも一つが、グループDか
    ら選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテ
    ロ環C1-6アルキル基である請求項29乃至51のいず
    れかに記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
    塩。
  53. 【請求項53】 Zの少なくとも一つが、グループDか
    ら選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテ
    ロ環基であり、 【化31】 【化32】 【化33】 【化34】 (式中、E1は酸素原子、硫黄原子又はN(−Ra35)であ
    り、E2は酸素原子、CH2又はN(−Ra35)であり、E3
    は酸素原子又は硫黄原子であり、ここでRa35は、それ
    ぞれ独立して、水素原子又はC1-6アルキル基であり、f
    は1乃至3の整数であり、h及びh’はそれぞれ同一若
    しくは異なって1乃至3の整数である。)である請求項
    29乃至51のいずれかに記載の縮合環化合物又は製薬
    上許容されるその塩。
  54. 【請求項54】 Zの少なくとも一つが、グループDか
    ら選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテ
    ロ環基であり、 【化35】 (式中、各記号は請求項53記載の通りである。)であ
    る請求項53に記載の縮合環化合物又は製薬上許容され
    るその塩。
  55. 【請求項55】 グループDの少なくとも一つが−(C
    2)−CONRa27 a28(各記号は、請求項29記載
    の通りである。)であり、Ra27及びRa28の少なくとも
    何れか一方が、C1-6アルコキシ基である請求項29乃至
    51のいずれかに記載の縮合環化合物又は製薬上許容さ
    れるその塩。
  56. 【請求項56】 グループDの少なくとも一つが−(C
    2)−C(=NRa33)NH2(各記号は、請求項29記
    載の通りである。)であり、Ra33が、水酸基又はC1-6
    アルコキシ基である請求項29乃至51のいずれかに記
    載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
  57. 【請求項57】 グループDの少なくとも一つが−(C
    2)−O−(CH2)−CORa21(各記号は、請求項
    29記載の通りである。)であり、Ra21が、アミノ基
    である請求項29乃至51のいずれかに記載の縮合環化
    合物又は製薬上許容されるその塩。
  58. 【請求項58】 グループDの少なくとも一つが−(C
    2)−NRa29CO−Ra24(各記号は、請求項29記
    載の通りである。)であり、Ra24が、アミノ基又はC1-
    6アルキルアミノ基である請求項29乃至51のいずれ
    かに記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
  59. 【請求項59】 グループDの少なくとも一つが−(C
    2)−NRa22a23(各記号は、請求項29記載の通
    りである。)であり、Ra22及びRa23の少なくとも何れ
    か一方が、グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環基である請求項29乃至5
    1のいずれかに記載の縮合環化合物又は製薬上許容され
    るその塩。
  60. 【請求項60】 グループDの少なくとも一つが、酸素
    原子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃至4個のヘ
    テロ原子を含んでなるヘテロ環基である請求項29乃至
    51のいずれかに記載の縮合環化合物又は製薬上許容さ
    れるその塩。
  61. 【請求項61】 2−[4−(3−ブロモフェノキシ)
    フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸エチルエステル、2−[4−(3−ブロ
    モフェノキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−(2−ブロ
    モ−5−クロロベンジルオキシ)フェニル]−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチル
    エステル、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
    5−クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエス
    テル、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
    クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−
    (2−ブロモ−5−メトキシベンジルオキシ)フェニ
    ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸エチルエステル、2−{4−[2−(4−クロ
    ロフェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸エチルエステル、2−{4−[2−(4−クロ
    ロフェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、1−シクロヘキシル−2−{4−[(E)−
    2−フェニルビニル]フェニル}ベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸エチルエステル、1−シクロヘキシル−
    2−{4−[(E)−2−フェニルビニル]フェニル}
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−(4−ベン
    ジルオキシフェニル)−1−シクロペンチルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸、2−(4−ベンジルオキシ
    フェニル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−
    5−カルボキサミド、2−(4−ベンジルオキシフェニ
    ル)−5−シアノ−1−シクロペンチルベンゾイミダゾ
    ール、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シク
    ロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボキサミドオ
    キシム、1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−(4
    −フルオロフェニル)−2−メチル−5−チアゾリル}
    メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸エチルエステル、1−シクロヘキシル−2−{4−
    [{4−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−
    チアゾリル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール
    −5−カルボン酸、2−{4−[ビス(3−フルオロフ
    ェニル)メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シ
    クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチ
    ルエステル、2−{4−[ビス(3−フルオロフェニ
    ル)メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    (4−ベンゾイルアミノフェニル)−1−シクロペンチ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステ
    ル、2−(4−ベンゾイルアミノフェニル)−1−シク
    ロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    {4−[3−(3−クロロフェニル)フェノキシ]フェ
    ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸エチルエステル、2−{4−[3−(3−ク
    ロロフェニル)フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−[4
    −(3−アセトキシフェニルオキシ)フェニル]−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
    チルエステル、1−シクロヘキシル−2−[4−(3−
    ヒドロキシフェニルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸エチルエステル、1−シクロヘキ
    シル−2−{4−[3−(4−ピリジルメトキシ)フェ
    ニルオキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カル
    ボン酸エチルエステル、1−シクロヘキシル−2−{4
    −[3−(4−ピリジルメトキシ)フェニルオキシ]フ
    ェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    (4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペンチル
    ベンゾイミダゾール、2−(4−ベンジルオキシフェニ
    ル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸エチルエステル、2−(4−ベンジルオキシフ
    ェニル)−1−シクロペンチル−N,N−ジメチルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボキサミド、2−(4−ベン
    ジルオキシフェニル)−1−シクロペンチル−N−メト
    キシ−N−メチルベンゾイミダゾール−5−カルボキサ
    ミド、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シク
    ロペンチル−5−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチ
    ル)ベンゾイミダゾール、5−アセチル−2−(4−ベ
    ンジルオキシフェニル)−1−シクロペンチルベンゾイ
    ミダゾール、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1
    −シクロペンチル−N−(2−ジメチルアミノエチル)
    ベンゾイミダゾール−5−カルボキサミド 2塩酸塩、
    2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
    チル−5−ニトロベンゾイミダゾール、5−アミノ−2
    −(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペンチ
    ルベンゾイミダゾール 塩酸塩、5−アセチルアミノ−
    2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
    チルベンゾイミダゾール、2−(4−ベンジルオキシフ
    ェニル)−1−シクロペンチル−5−メタンスルホニル
    アミノベンゾイミダゾール、5−スルファモイル−2−
    (4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペンチル
    ベンゾイミダゾール、2−[4−(4−tert−ブチ
    ルベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロペンチルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−(4−
    カルボキシベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロペ
    ンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−[4
    −(4−クロロベンジルオキシ)フェニル]−1−シク
    ロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    {4−[(2−クロロ−5−チエニル)メトキシ]フェ
    ニル}−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸、1−シクロペンチル−2−[4−(4−ト
    リフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]ベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロペンチル−2
    −[4−(4−メトキシベンジルオキシ)フェニル]ベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロペンチ
    ル−2−[4−(4−ピリジルメトキシ)フェニル]ベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、1−シク
    ロペンチル−2−[4−(4−メチルベンジルオキシ)
    フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−
    シクロペンチル−2−{4−[(3,5−ジメチル−4
    −イソオキサゾリル)メトキシ]フェニル}ベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸、[2−(4−ベンジルオキ
    シフェニル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール
    −5−イル]カルボニルアミノ酢酸、2−[4−(2−
    クロロベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロペンチ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−
    (3−クロロベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロ
    ペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    (4−ベンジルオキシフェニル)−3−シクロペンチル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−(ベ
    ンゼンスルホニルアミノ)フェニル]−1−シクロペン
    チルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロ
    ペンチル−2−[4−(3,5−ジクロロフェニルカル
    ボニルアミノ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、2−{4−[(4−クロロフェニル)カルボ
    ニルアミノ]フェニル}−1−シクロペンチルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[(4−te
    rt−ブチルフェニル)カルボニルアミノ]フェニル}
    −1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、2−{4−[(4−ベンジルオキシフェニル)カ
    ルボニルアミノ]フェニル}−1−シクロペンチルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、trans−4−
    [2−(4−ベンジルオキシフェニル)−5−カルボキ
    シベンゾイミダゾール−1−イル]シクロヘキサン−1
    −オール、trans−1−[2−(4−ベンジルオキ
    シフェニル)−5−カルボキシベンゾイミダゾール−1
    −イル]−4−メトキシシクロヘキサン、2−(4−ベ
    ンジルオキシフェニル)−5−カルボキシメチル−1−
    シクロペンチルベンゾイミダゾール、2−[(4−シク
    ロヘキシルフェニル)カルボニルアミノ]−1−シクロ
    ペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シ
    クロペンチル−2−[4−(3,5−ジクロロベンジル
    オキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、1−シクロペンチル−2−[4−(3,4−ジクロ
    ロベンジルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸、1−シクロペンチル−2−[4−(フェ
    ニルカルバモイルアミノ)フェニル]ベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、1−シクロペンチル−2−[4−
    (ジフェニルメトキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール
    −5−カルボン酸、1−シクロペンチル−2−(4−フ
    ェネチルオキシフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、trans−1−[2−(4−ベンジルオキ
    シフェニル)−5−カルボキシベンゾイミダゾール−1
    −イル]−4−tert−ブチルシクロヘキサン、2−
    (4−ベンジルオキシフェニル)−5−カルボキシメト
    キシ−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール、2−
    (4−ベンジルアミノフェニル)−1−シクロペンチル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−(N
    −ベンゼンスルホニル−N−メチルアミノ)フェニル]
    −1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、2−[4−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)
    フェニル]−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−(4−フェ
    ネチルフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、1−シクロヘキシル−2−[4−(3,5−ジクロ
    ロベンジルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−[4−(ジフ
    ェニルメトキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−[4−(3,5
    −ジ−tert−ブチルベンジルオキシ)フェニル]ベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−(4−ベンジ
    ルオキシフェニル)−1−(4−メチルシクロヘキシ
    ル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロ
    ヘキシル−2−{4−[2−(2−ナフチル)エトキ
    シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
    1−シクロヘキシル−2−[4−(1−ナフチル)メト
    キシフェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
    1−シクロヘキシル−2−[4−(ジベンジルアミノ)
    フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    [4−(2−ビフェニリルメトキシ)フェニル]−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
    2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロ
    ヘキシル−2−[4−(ジベンジルメトキシ)フェニ
    ル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−(4−
    ベンゾイルメトキシフェニル)−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロヘキシ
    ル−2−[4−(3,3−ジフェニルプロピルオキシ)
    フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    [4−(3−クロロ−6−フェニルベンジルオキシ)フ
    ェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−{4−[2−
    (フェノキシ)エトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−[4−
    (3−フェニルプロピルオキシ)フェニル]ベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−
    [4−(5−フェニルペンチルオキシ)フェニル]ベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−(2−ベンジル
    オキシ−5−ピリジル)−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2
    −{4−[2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)
    エトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−
    (4,4−ジメチルシクロヘキシル)ベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−{4−
    [2−(1−ナフチル)エトキシ]フェニル}ベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−(2−ベンジ
    ルオキシフェノキシ)フェニル]−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−(3
    −ベンジルオキシフェノキシ)フェニル]−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シ
    クロヘキシル−2−[4−(2−ヒドロキシフェノキ
    シ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
    1−シクロヘキシル−2−[4−(3−ヒドロキシフェ
    ノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、1−シクロヘキシル−2−[4−(2−メトキシフ
    ェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、1−シクロヘキシル−2−[4−(3−メトキシ
    フェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カル
    ボン酸、1−シクロヘキシル−2−[4−(2−プロポ
    キシフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−[4−(3−プ
    ロポキシフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−{4−[2
    −(3−メチル−2−ブテニルオキシ)フェノキシ]フ
    ェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シ
    クロヘキシル−2−{4−[3−(3−メチル−2−ブ
    テニルオキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−[4
    −(2−イソペンチルオキシフェノキシ)フェニル]ベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロヘキシ
    ル−2−[4−(3−イソペンチルオキシフェノキシ)
    フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−
    シクロヘキシル−2−{4−[2−(10,11−ジヒ
    ドロ−5H−ジベンゾ[b,f]アゼピン−5−イル)
    エトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(4−ト
    リフルオロメチルフェニル)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−
    [ビス(4−クロロフェニル)メトキシ]フェニル}−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(4−メト
    キシフェニル)エトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−{4−
    [2−(2−メトキシフェニル)エトキシ]フェニル}
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロヘキ
    シル−2−{4−[2−(3−メトキシフェニル)エト
    キシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロ
    ヘプチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シ
    クロヘキシル−2−[4−(2−フェネチルオキシフェ
    ノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、1−シクロヘキシル−2−[4−(3−フェネチル
    オキシフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−[4−(2,
    2−ジフェニルエトキシ)フェニル]ベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、cis−1−[2−(4−ベンジ
    ルオキシフェニル)−5−カルボキシベンゾイミダゾー
    ル−1−イル]−4−フルオロシクロヘキサン、1−シ
    クロヘキシル−2−[4−(2−フェノキシフェノキ
    シ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
    1−シクロヘキシル−2−[4−(3−フェノキシフェ
    ノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、2−{4−[(2R)−2−ベンジルオキシカルボ
    ニルアミノ−2−フェニルエトキシ]フェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
    1−シクロヘキシル−2−{2−フルオロ−4−[2−
    (4−トリフルオロメチルフェニル)ベンジルオキシ]
    フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    [4−(4−ベンジルオキシフェノキシ)フェニル]−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、2−{4−[ビス(4−メチルフェニル)メトキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、2−{4−[ビス(4−フルオロ
    フェニル)メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロヘキ
    シル−6−メトキシ−2−[4−(3−フェニルプロポ
    キシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、1−シクロヘキシル−6−ヒドロキシ−2−[4−
    (3−フェニルプロポキシ)フェニル]ベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−6−メチ
    ル−2−[4−(3−フェニルプロポキシ)フェニル]
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[2
    −(2−ベンジルオキシフェニル)エトキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、2−{4−[2−(3−ベンジルオキシフェ
    ニル)エトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−(2−カ
    ルボキシメチルオキシフェノキシ)フェニル]−1−シ
    クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2
    −[4−(3−カルボキシメチルオキシフェノキシ)フ
    ェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸、2−{4−[3−クロロ−6−(4−メ
    チルフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    {4−[3−クロロ−6−(4−メトキシフェニル)ベ
    ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−
    2−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチ
    ルフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}ベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸、2−{4−[2−(4−te
    rt−ブチルフェニル)−5−クロロベンジルオキシ]
    フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、2−{4−(3−クロロ−6−フェニ
    ルベンジルオキシ)−2−フルオロフェニル}−1−シ
    クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2
    −{4−[3−クロロ−6−(3,5−ジクロロフェニ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[ビ
    ス(4−フルオロフェニル)メトキシ]−2−フルオロ
    フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、2−{4−(4−ベンジルオキシフェ
    ノキシ)−2−クロロフェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−(4
    −ベンジルオキシフェノキシ)−2−トリフルオロメチ
    ルフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
    −5−カルボン酸、2−{4−[3−クロロ−6−(2
    −トリフルオロメチルフェニル)ベンジルオキシ]フェ
    ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸、2−{4−[(2R)−2−アミノ−2−
    フェニルエトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−(2−
    ビフェニリルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−(3
    −ビフェニリルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−
    [2−{(1−tert−ブトキシカルボニル−4−ピ
    ペリジル)メトキシ}フェノキシ]フェニル}−1−シ
    クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2
    −{4−[3−{(1−tert−ブトキシカルボニル
    −4−ピペリジル)メトキシ}フェノキシ]フェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、2−{4−[3−クロロ−6−(3,4,5−ト
    リメトキシフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、2−{4−[2−(2−ビフェニリル)エトキシ]
    フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、2−[4−(2−ビフェニリルメトキ
    シ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−{4−
    [2−(4−ピペリジルメトキシ)フェノキシ]フェニ
    ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、1
    −シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−ピペリジル
    メトキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール
    −5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[(2R)−2
    −アセチルアミノ−2−フェニルエトキシ]フェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−メ
    チル−3−ペンテニルオキシ)フェノキシ]フェニル}
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロヘキ
    シル−2−{4−[3−(3−メチル−3−ブテニルオ
    キシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸、2−{4−[{(2S)−1−ベンジル
    −2−ピロリジニル}メトキシ]フェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、2−{4−[3−クロロ−6−(4−メチルチオフ
    ェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−
    [3−クロロ−6−(4−メタンスルホニルフェニル)
    ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[3−ク
    ロロ−6−(2−チエニル)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、2−{4−[3−クロロ−6−(3−クロロ
    フェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4
    −[3−クロロ−6−(3−ピリジル)ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、2−{4−[3−クロロ−6−
    (4−フルオロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、2−[4−(4−ベンジルオキシフェノキシ)−
    3−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−(2−ブロモ
    −5−クロロベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    {4−[3−クロロ−6−(4−クロロフェニル)ベン
    ジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4
    −[2−{(1−アセチル−4−ピペリジル)メトキ
    シ}フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[3−
    {(1−アセチル−4−ピペリジル)メトキシ}フェノ
    キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−{4
    −[3−(2−プロピニルオキシ)フェノキシ]フェニ
    ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロ
    ヘキシル−2−{4−[3−(3−ピリジルメトキシ)
    フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カル
    ボン酸、2−(4−ベンジルオキシ−2−メトキシフェ
    ニル)−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸、2−[4−(2−ブロモ−5−メトキシベ
    ンジルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−(カルボキ
    シジフェニルメトキシ)フェニル]−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−
    [2−(4−クロロフェニル)−5−ニトロベンジルオ
    キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、2−{4−[3−アセチルアミ
    ノ−6−(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]フェ
    ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸、2−{4−[2−(4−カルボキシフェニ
    ル)−5−クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−シ
    クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2
    −{4−[{(2S)−1−ベンジルオキシカルボニル
    −2−ピロリジニル}メトキシ]フェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    {2−クロロ−4−[2−(4−トリフルオロメチルフ
    ェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロ
    ヘキシル−2−{4−[3−(2−ピリジルメトキシ)
    フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カル
    ボン酸、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
    −フルオロベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4
    −[3−カルボキシ−6−(4−クロロフェニル)ベン
    ジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[3−カルバ
    モイル−6−(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]
    フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−{4−[2
    −(ジメチルカルバモイルメトキシ)フェノキシ]フェ
    ニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シク
    ロヘキシル−2−{4−[2−(ピペリジノカルボニル
    メトキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール
    −5−カルボン酸、2−{4−[{(2S)−1−ベン
    ゼンスルホニル−2−ピロリジニル}メトキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、2−{4−[{(2S)−1−ベンゾイル−
    2−ピロリジニル}メトキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    {4−[2−(4−カルバモイルフェニル)−5−クロ
    ロベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロヘキシ
    ル−2−{4−[3−(ジメチルカルバモイルメトキ
    シ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−
    (ピペリジノカルボニルメトキシ)フェノキシ]フェニ
    ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロ
    ヘキシル−2−{4−[3−{(1−メタンスルホニル
    −4−ピペリジル)メトキシ}フェノキシ]フェニル}
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロヘキ
    シル−2−{4−[{2−メチル−5−(4−クロロフ
    ェニル)−4−オキサゾリル}メトキシ]フェニル}ベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[3−
    (3−クロロベンジルオキシ)フェノキシ]フェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、2−{4−[3−(4−クロロベンジルオキシ)
    フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2
    −{4−[3−(4−フルオロベンジルオキシ)フェノ
    キシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、1−シクロヘキシル−2−{4−[{(2S)−1
    −(4−ニトロフェニル)−2−ピロリジニル}メトキ
    シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
    1−シクロヘキシル−2−{4−[{(2S)−1−フ
    ェニル−2−ピロリジニル}メトキシ]フェニル}ベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−
    [{(2S)−1−(4−アセチルアミノフェニル)−
    2−ピロリジニル}メトキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    {4−[{5−(4−クロロフェニル)−2−メチル−
    4−チアゾリル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4
    −[ビス(3−フルオロフェニル)メトキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(4
    −クロロフェニル)−3−ニトロベンジルオキシ]フェ
    ニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シク
    ロヘキシル−2−{4−[3−(4−テトラヒドロピラ
    ニルオキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−{4−
    [3−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェ
    ノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−{(1−メ
    チル−4−ピペリジル)メトキシ}フェノキシ]フェニ
    ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−
    [3−(4−tert−ブチルベンジルオキシ)フェノ
    キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、2−{4−[3−(2−クロロ
    ベンジルオキシ)フェノキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シ
    クロヘキシル−2−{4−[3−(3−ピリジル)フェ
    ノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、2−{4−[3−(4−クロロフェニル)フェノキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−{4−
    [3−(4−メトキシフェニル)フェノキシ]フェニ
    ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロ
    ヘキシル−2−{4−[{4−(4−メタンスルホニル
    フェニル)−2−メチル−5−チアゾリル}メトキシ]
    フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    {4−[{4−(4−クロロフェニル)−2−メチル−
    5−チアゾリル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4
    −[1−(4−クロロベンジル)−3−ピペリジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−{4−
    [3−{(2−メチル−4−チアゾリル)メトキシ}フ
    ェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−{(2,
    4−ジメチル−5−チアゾリル)メトキシ}フェノキ
    シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
    1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(3,5−ジク
    ロロフェニル)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、2−{4−[1−(4−クロロ
    ベンジル)−4−ピペリジルオキシ]フェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
    2−{4−[3−(4−クロロベンジルオキシ)ピペリ
    ジノ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、2−{4−[4−カルバモイル
    −2−(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、2−{4−[4−(4−クロロベンジルオキ
    シ)ピペリジノ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[3−
    {(2−クロロ−4−ピリジル)メトキシ}フェノキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、2−{4−[{(2S)−1−
    (4−ジメチルカルバモイルフェニル)−2−ピロリジ
    ニル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[2−
    (4−クロロフェニル)−5−エトキシカルボニルベン
    ジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2
    −[4−(3−トリフルオロメチルフェノキシ)フェニ
    ル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロ
    ヘキシル−2−{4−[{4−(4−ジメチルカルバモ
    イルフェニル)−2−メチル−5−チアゾリル}メトキ
    シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
    2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ジメチ
    ルカルバモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    {4−[{4−(4−クロロフェニル)−2−メチル−
    5−ピリミジニル}メトキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、2−{4−[{2−(4−クロロフェニル)−3−
    ピリジル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 2塩酸塩、2−
    {4−[{3−(4−クロロフェニル)−2−ピリジ
    ル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[2−(3
    −クロロフェニル)−4−メチルアミノ−1,3,5−
    トリアジン−6−イルオキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 トリフ
    ルオロ酢酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
    ル)−4−(5−テトラゾリル)ベンジルオキシ]フェ
    ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸、2−[4−(4−ベンジルオキシ−6−ピ
    リミジニルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロヘキシ
    ル−2−{4−[4−(4−ピリジルメトキシ)−6−
    ピリミジニルオキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、2−{4−[4−(3−クロロフェニ
    ル)−6−ピリミジニルオキシ]フェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキシベ
    ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキシベ
    ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−
    [3−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−イルメト
    キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸エチルエステル、2−[4−(2
    −ブロモ−5−tert−ブトキシカルボニルベンジル
    オキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸メチルエステル、2−{4−
    [5−tert−ブトキシカルボニル−2−(4−クロ
    ロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエ
    ステル、2−{4−[5−カルボキシ−2−(4−クロ
    ロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエ
    ステル 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
    ル)−5−メチルカルバモイルベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸メチルエステル、2−{4−[2−(4−クロ
    ロフェニル)−5−メチルカルバモイルベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸塩酸塩、2−{4−[3−(ter
    t−ブチルスルファモイル)−6−(4−クロロフェニ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[2
    −(4−クロロフェニル)−5−スルファモイルベンジ
    ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸 トリフルオロ酢酸塩、2−
    (4−ベンジルオキシシクロヘキシル)−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、
    2−[2−(2−ビフェニリルオキシメチル)−5−チ
    エニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸、2−[2−(2−ビフェニリルオキシメ
    チル)−5−フリル]−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−
    {4−[{4−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロ
    キシメチル−5−チアゾリル}メトキシ]フェニル}ベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、1−シクロヘキシ
    ル−2−{4−[{4−(4−カルボキシフェニル)−
    2−メチル−5−チアゾリル}メトキシ]フェニル}ベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、1−シク
    ロヘキシル−2−{2−フルオロ−4−[4−フルオロ
    −2−(3−フルオロベンゾイル)ベンジルオキシ]フ
    ェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキシベ
    ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−スルホン酸、2−{4−[2−(4
    −クロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フ
    ェニル}−3−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−4
    −カルボン酸、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−
    ジメチルカルバモイル−5−(4−ピリジルメトキシ)
    フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カル
    ボン酸2塩酸塩、1−シクロヘキシル−2−{4−[3
    −カルボキシ−5−(4−ピリジルメトキシ)フェノキ
    シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    2塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
    5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−4−カルボン酸、2−
    {4−[3−カルバモイル−6−(4−クロロフェニ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[{2−(4−カルボキシフェニル)−3−ピリ
    ジル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[2−
    (4−クロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−(4−テトラヒドロチオピラニ
    ル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−
    [2−(4−クロロフェニル)−5−ジメチルカルバモ
    イルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、1−シ
    クロヘキシル−2−{4−[3−ジメチルカルバモイル
    −6−(4−トリフルオロメチルフェニル)ベンジルオ
    キシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−ジメ
    チルカルバモイル−6−(4−メチルチオフェニル)ベ
    ンジルオキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェ
    ニル)−5−メチルカルバモイルベンジルオキシ]−2
    −フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−
    (4−クロロフェニル)−5−ジメチルカルバモイルベ
    ンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、2−{4−[3−カルバモイル−6−(4−クロロ
    フェニル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸 塩酸塩、2−{4−[3−ジメチルカルバモイル
    −6−(4−メタンスルホニルフェニル)ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[3−ジメチ
    ルカルバモイル−6−(3−ピリジル)ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 2塩酸塩、2−{4−[3−ジメ
    チルカルバモイル−6−(4−ジメチルカルバモイルフ
    ェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−
    [2−(4−クロロフェニル)−5−メトキシベンジル
    オキシ]−2−フルオロフェニル}−1−(4−テトラ
    ヒドロチオピラニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
    ジメチルスルファモイルベンジルオキシ]フェニル}−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
    −5−メタンスルホニルベンジルオキシ]フェニル}−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メ
    チルスルファモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
    2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ジメチ
    ルアミノベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−
    [2−(4−クロロフェニル)−5−メタンスルホニル
    アミノベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−
    [2−(4−クロロフェニル)−5−ジエチルカルバモ
    イルベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
    2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−イソプ
    ロピルカルバモイルベンジルオキシ]−2−フルオロフ
    ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
    ル)−5−ピペリジノカルボニルベンジルオキシ]−2
    −フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[2−(4−ク
    ロロフェニル)−5−(1−ピロリジニル)カルボニル
    ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−ヒド
    ロキシエチル)カルバモイルベンジルオキシ]−2−フ
    ルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、2−{4−[2−(4−クロロ
    フェニル)−5−(4−ヒドロキシピペリジノ)カルボ
    ニルベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
    2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−モルホ
    リノカルボニルベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
    5−チオモルホリノカルボニルベンジルオキシ]−2−
    フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸、2−{4−[3−(カルボキ
    シメチルカルバモイル)−6−(4−クロロフェニル)
    ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    {4−[2−{4−(2−カルボキシエチル)フェニ
    ル}−5−クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−シ
    クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2
    −{4−[3−クロロ−6−(4−ヒドロキシメチルフ
    ェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−
    [3−クロロ−6−(4−メトキシメチルフェニル)ベ
    ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[2−(3
    −カルボキシフェニル)−5−クロロベンジルオキシ]
    フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
    ル)−5−メチルチオベンジルオキシ]フェニル}−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メ
    チルスルフィニルベンジルオキシ]フェニル}−1−シ
    クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2
    −{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−シアノベ
    ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[ビス(2
    −ピリジル)メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−
    [ビス(4−ジメチルカルバモイルフェニル)メトキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、2−{4−[ビス(2−チエニ
    ル)メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[2−(4
    −クロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フ
    ェニル}−1−シクロヘキシル−1H−インドール−5
    −カルボン酸メチルエステル、2−{4−[2−(4−
    クロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェ
    ニル}−1−シクロヘキシル−1H−インドール−5−
    カルボン酸、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
    −5−(ジメチルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2
    −フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、2−{4−
    [2−(4−クロロフェニル)−5−(ジメチルカルバ
    モイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸・ナトリウム塩、2−{4−[5−カルボキシ−2−
    (4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]−2−フルオ
    ロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
    −5−カルボン酸、2−{4−[2−(4−カルボキシ
    フェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、2−{4−[2−(4−カルバモイルフェニル)
    −5−(ジメチルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェ
    ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸、2−{4−[5−アミノ−2−(4−クロ
    ロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    {4−[5−(4−クロロフェニル)−2−メトキシベ
    ンジルスルフィニル]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩、2−
    {4−[5−(4−クロロフェニル)−2−メトキシベ
    ンジルスルホニル]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩、2−{4
    −[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキシベンジ
    ルチオ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸・塩酸塩、2−{4−[ビス
    (4−カルボキシフェニル)メトキシ]−2−フルオロ
    フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、2−{4−[フェニル−3−ピリジル
    メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−
    [2−(4−クロロフェニル)―5−(メチルカルバモ
    イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    メチルエステル、2−{4−[5−クロロ−2−(4−
    ピリジル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩、
    2−{4−[2−(4−クロロフェニル)―5−(ベン
    ジルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・
    塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)―5
    −(シクロヘキシルメチルカルバモイル)ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸・塩酸塩、2−{4−[2−(4−
    クロロフェニル)―5−(4−ピリジルメチルカルバモ
    イル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・二塩酸塩、2
    −{4−[2−(4−クロロフェニル)―5−(N−ベ
    ンジル−N−メチルカルバモイル)ベンジルオキシ]フ
    ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸・塩酸塩、2−{4−[5−ジメチルアミ
    ノカルボニル−2−(4−ピリジル)ベンジルオキシ]
    フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸・2塩酸塩、2−{4−[2−(4−ク
    ロロフェニル)−5−(4−メチルピペラジン−1−イ
    ルカルボニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・2塩
    酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
    {N−(3−ピリジルメチル)カルバモイル}ベンジル
    オキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸・2塩酸塩、2−{4−[2−
    (4−クロロフェニル)−5−{N−(2−ピリジルメ
    チル)カルバモイル}ベンジルオキシ]フェニル}−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    ・2塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
    −5−(シクロヘキシルカルバモイル)ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸・塩酸塩、2−{4−[2−(4−
    クロロフェニル)−5−(2−ピリジン−4−イルエチ
    ルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シ
    クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・2
    塩酸塩、2−{4−[(4−フルオロフェニル){4−
    (ジメチルアミノカルボニル)フェニル}メトキシ]−
    2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[(4−フル
    オロフェニル)(4−カルボキシフェニル)メトキシ]
    −2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[2−(4
    −クロロフェニル)−5−(4−オキソピペリジノカル
    ボニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩、2
    −{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ヒドロキ
    シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩、2−{4
    −[2−(4−クロロフェニル)−5−(イソプロピル
    カルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸
    塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
    (N−イソプロピル−N−メチルカルバモイル)ベンジ
    ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩、2−{4−[2−
    (4−クロロフェニル)−5−(フェニルカルバモイ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(4−メト
    キシピペリジノカルボニル)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸・塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェ
    ニル)−5−(3−ヒドロキシプロピルオキシ)ベンジ
    ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[2−(4−ク
    ロロフェニル)−5−(2−ヒドロキシエトキシ)ベン
    ジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−(2
    −ブロモ−5−ニトロベンジルオキシ)−2−フルオロ
    フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸メチルエステル、2−[4−{2−(4
    −クロロフェニル)−5−ニトロベンジルオキシ}−2
    −フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、2−[4−
    {5−アミノ−2−(4−クロロフェニル)ベンジルオ
    キシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、
    2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5−(2−
    オキソピロリジン−1−イル)ベンジルオキシ}−2−
    フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸メチルエステル、2−[4−
    {2−(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソピロ
    リジン−1−イル)ベンジルオキシ}−2−フルオロフ
    ェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロ
    フェニル)−5−(4−メチルピペリジン−1−イルカ
    ルボニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩2
    −{4−[5−アセチル−2−(4−クロロフェニル)
    ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩2−{4−
    [2−(4−クロロフェニル)−5−{(4−ヒドロキ
    シピペリジン−1−イルカルボニル)メトキシ}ベンジ
    ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[2−(4−ク
    ロロフェニル)−5−(2−メトキシエトキシ)ベンジ
    ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−
    (4−クロロフェニル)−5−{2−(2−メトキシエ
    トキシ)エトキシ}ベンジルオキシ]フェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
    −(イソブチルカルボニル)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
    5−(2−メチルチアゾール−4−イル)ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、2−{4−[2−(4−クロロフ
    ェニル)−5−(3,4−ジヒドロキシピペリジン−1
    −イルカルボニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
    −(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−
    イル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−4−(イソプロ
    ピルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−4
    −(ピペリジノカルボニル)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェ
    ニル)−5−{(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
    −2−イル)カルバモイル}ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェ
    ニル)−5−(4,4−ジメチル−2−オキサゾリン−
    2−イル)}ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 二塩酸
    塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−4−
    (4−ヒドロキシピペリジン−1−イルカルボニル)ベ
    ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−
    [2−(4−クロロフェニル)−4−{(2−ヒドロキ
    シエチル)カルバモイル}ベンジルオキシ]フェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
    ル)−4−{(4−ピリジルメチル)カルバモイル}ベ
    ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[2−(4
    −クロロフェニル)−4−(ジメチルカルバモイル)ベ
    ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−
    [5−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(4
    −クロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    二塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
    5−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イルスルホニ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[5−(ジメチルカルバモイル)−2−(4−フ
    ルオロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シ
    クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩
    酸塩、2−{4−[5−(ジメチルカルバモイル)−2
    −(3−フルオロフェニル)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(5−クロロチオ
    フェン−2−イル)−5−(ジメチルカルバモイル)ベ
    ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−
    [2−ブロモ−5−(5−メチルオキサゾール−2−イ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[2−ブロモ−5−(5−メチルチアゾール−2
    −イル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸塩酸塩、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(5−メチ
    ルオキサゾール−2−イル)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェ
    ニル)−5−(5−メチルチアゾール−2−イル)ベン
    ジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2
    −(4−クロロフェニル)−5−テトラゾール−5−イ
    ルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4
    −[5−クロロ−2−(4−シアノフェニル)ベンジル
    オキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[5−ク
    ロロ−2−(4−テトラゾール−5−イルフェニル)ベ
    ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−
    [2−(4−クロロフェニル)−5−{2−(4−ヒド
    ロキシピペリジン−1−イル)エトキシ}ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−
    クロロフェニル)−5−(2−オキソピペリジン−1−
    イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−{4−[3−(4−クロロフェニル)−
    5−(ジメチルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−
    フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−
    (4−クロロフェニル)−5−(N−ヒドロキシアミジ
    ノ)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    二塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
    5−(2,5−ジヒドロ−5−オキソ−4H−1,2,
    4−オキサジアゾール−3−イル)ベンジルオキシ]−
    2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2
    −(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソ−3H−
    1,2,3,5−オキサチアジアゾール−4−イル)ベ
    ンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
    (2,5−ジヒドロ−5−オキソ−4H−1,2,4−
    チアジアゾール−3−イル)ベンジルオキシ]−2−フ
    ルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸塩酸塩、2−{4−[2−(4−
    クロロフェニル)−5−(シクロプロピルカルバモイ
    ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
    −(シクロブチルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2
    −フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−
    (4−クロロフェニル)−5−(tert−ブチルカル
    バモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
    ル)−5−(イソブチルカルバモイル)ベンジルオキ
    シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4
    −[2−(4−クロロフェニル)−5−{(1−ヒドロ
    キシプロパン−2−イル)カルバモイル}ベンジルオキ
    シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4
    −[2−(4−クロロフェニル)−5−(メトキシカル
    バモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
    ル)−5−{(2,3−ジヒドロキシプロピル)カルバ
    モイル}ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
    −5−(N−エチル−N−メチルカルバモイル)ベンジ
    ルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2
    −{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(N−メ
    チル−N−プロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−
    2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2
    −(4−クロロフェニル)−5−(N−イソプロピル−
    N−メチルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フル
    オロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−
    クロロフェニル)−5−(2,6−ジメチルピペリジン
    −1−イルカルボニル)ベンジルオキシ]−2−フルオ
    ロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
    −5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[5−(ブチル
    カルバモイル)−2−(4−クロロフェニル)ベンジル
    オキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(プロピル
    カルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェ
    ニル)−5−(エチルカルバモイル)ベンジルオキシ]
    −2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−
    [2−(4−クロロフェニル)−5−{(ジメチルカル
    バモイル)アミノ}ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
    ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロ
    フェニル)−5−{(モルホリノカルボニル)アミノ}
    ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ウ
    レイドベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
    5−{(エチルカルバモイル)アミノ}ベンジルオキ
    シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4
    −[2−(4−クロロフェニル)−5−{(イソプロピ
    ルカルバモイル)アミノ}ベンジルオキシ]−2−フル
    オロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(3,
    4−ジフルオロフェニル)−5−(イソプロピルカルバ
    モイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、2−{4−[2−(2,4−ジフルオロフェニル)
    −5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]
    −2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−
    [2−(3,5−ジクロロフェニル)−5−(イソプロ
    ピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
    ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(3−クロロ
    −4−フルオロフェニル)−5−(イソプロピルカルバ
    モイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸 塩酸塩、2−{4−[2−(3,4−ジクロロフェ
    ニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオ
    キシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[2−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−
    5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−
    2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2
    −(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−(ピロ
    リジン−1−イルカルボニル)ベンジルオキシ]−2−
    フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−
    (4−クロロ−3−フルオロフェニル)−5−(ピロリ
    ジン−1−イルカルボニル)ベンジルオキシ]−2−フ
    ルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4
    −クロロ−3−フルオロフェニル)−5−(イソプロピ
    ルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェ
    ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−{4−(メチル
    チオ)フェニル}−5−(2−オキソピロリジン−1−
    イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−{4−[2−{4−(メチルチオ)フェ
    ニル}−5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオ
    キシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[4−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−5
    −(1,1−ジオキソイソチアゾリジン−2−イル)ベ
    ンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、2−{4−[4−クロロ−2−(4−クロロフェニ
    ル)−5−(2−オキソピロリジン−1−イル)ベンジ
    ルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2
    −{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(イソプ
    ロピルアミノスルホニル)ベンジルオキシ]−2−フル
    オロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−
    クロロフェニル)−5−(ジメチルカルバモイル)ベン
    ジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロペ
    ンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、
    2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(4−
    ヒドロキシピペリジン−1−イルカルボニル)ベンジル
    オキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロペンチ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(イソプロ
    ピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
    ェニル}−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロ
    フェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジ
    ルオキシ]フェニル}−1−シクロペンチルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−
    (4−クロロフェニル)−5−(ジメチルカルバモイ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロペンチル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(4−ヒド
    ロキシピペリジン−1−イルカルボニル)ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロペンチルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−
    クロロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)
    ベンジルオキシ]フェニル}−1−(テトラヒドロチオ
    ピラン−4−イル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
    −5−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ベンジルオ
    キシ]フェニル}−1−(テトラヒドロチオピラン−4
    −イル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
    (イソプロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−
    フルオロフェニル}−1−(テトラヒドロチオピラン−
    4−イル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
    (2−オキソピロリジン−1−イル)ベンジルオキシ]
    −2−フルオロフェニル}−1−(テトラヒドロチオピ
    ラン−4−イル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
    5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−
    2−フルオロフェニル}−1−ピペリジノベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−
    (4−クロロフェニル)−5−(ピロリジン−1−イル
    カルボニル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
    ル}−1−ピペリジノベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
    (2−イミダゾリン−2−イル)ベンジルオキシ]−2
    −フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸 二塩酸塩、2−{4−[2
    −(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソオキサゾ
    リジン−3−イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
    ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロ
    フェニル)−5−(2−オキソイミダゾリジン−1−イ
    ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
    −(2−オキサゾリン−2−イルアミノ)ベンジルオキ
    シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 二塩酸塩、2−
    {4−[{2−[{(ジメチルカルバモイル)メトキ
    シ}メチル]−4−(4−フルオロフェニル)チアゾー
    ル−5−イル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2
    −{4−[{4−(4−フルオロフェニル)−2−(4
    −ヒドロキシピペリジン−1−イルメチル)チアゾール
    −5−イル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 二塩酸塩、2
    −{4−[{4−(4−フルオロフェニル)−2−
    [(カルバモイルメトキシ)メチル]チアゾール−5−
    イル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−
    [{4−(4−フルオロフェニル)−2−(メチルカル
    バモイル)チアゾール−5−イル}メトキシ]−2−フ
    ルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[{4−
    (4−フルオロフェニル)−2−{(2−ヒドロキシエ
    チル)カルバモイル}チアゾール−5−イル}メトキ
    シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4
    −[{2−(4−フルオロフェニル)−5−(ジメチル
    カルバモイル)チオフェン−3−イル}メトキシ]−2
    −フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[{2
    −(4−フルオロフェニル)−5−(イソプロピルカル
    バモイル)チオフェン−3−イル}メトキシ]−2−フ
    ルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[{2−
    (4−フルオロフェニル)−5−(4−ヒドロキシピペ
    リジン−1−イルカルボニル)チオフェン−3−イル}
    メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2
    −{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(ジメチ
    ルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェ
    ニル}−1−シクロヘキシル−5−テトラゾール−5−
    イルベンゾイミダゾール、2−{4−[2−(4−カル
    ボキシフェニル)−5−クロロベンジルオキシ]−2−
    フルオロフェニル}−1−シクロヘキシル−5−テトラ
    ゾール−5−イルベンゾイミダゾール 塩酸塩、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(イソプロ
    ピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
    ェニル}−1−シクロヘキシル−5−(2,5−ジヒド
    ロ−5−オキソ−4H−1,2,4−オキサジアゾール
    −3−イル)ベンゾイミダゾール 塩酸塩、2−{4−
    [5−カルボキシ−2−(4−クロロフェニル)ベンジ
    ルオキシ]−2−フルオロフェニル}−5−シアノ−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール、2−{4−[2
    −(4−クロロフェニル)−5−(ジメチルカルバモイ
    ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−5−
    シアノ−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール、2−
    {4−[{N−(4−ジメチルカルバモイル)−N−
    (4−フルオロフェニル)アミノ}メチル]フェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、2−{5−[ビス(3−フルオロフェニル)メチ
    ル]−2−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
    2−{3−[ビス(3−フルオロフェニル)メチル]−
    2−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    {4−[(3−ジメチルカルバモイルフェニル)(4−
    フルオロフェニル)メトキシ]−2−フルオロフェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、2−{4−[{3−(4−ヒドロキ
    シピペリジル−1−イルカルボニル)フェニル}(4−
    フルオロフェニル)メトキシ]−2−フルオロフェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、1−{[2−{4−([4−(4−
    フルオロフェニル)−2−メチルチアゾール−5−イ
    ル]メトキシ)フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−イル]カルボニル}−β−D−グル
    クロン酸、{[2−{4−[ビス(3−フルオロフェニ
    ル)メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−イル]カルボニル}
    −β−D−グルクロン酸、2−{4−[2−(4−クロ
    ロフェニル)−5−(1,1−ジオキソイソチアゾリジ
    ン−2−イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、3−{[4−(5−アミノスルホニ
    ル−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−2−イ
    ル)−3−フルオロフェノキシ]メチル}−4−(4−
    クロロフェニル)−N−イソプロピルベンズアミド、2
    −[4−{2−(4−クロロフェニル)−6−(イソプ
    ロピルアミノカルボニル)ベンジルオキシ}−2−フル
    オロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2−(4−
    クロロフェニル)−4−フルオロ−5−(1,1−ジオ
    キソイソチアゾリジン−2−イル)ベンジルオキシ}−
    2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2
    −(4−クロロフェニル)−5−(イソプロピルアミノ
    カルボニル)ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニ
    ル]−1−シクロヘキシル−4−メトキシベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2−
    (4−クロロフェニル)−5−(N−イソプロピルカル
    ボニル−N−メチルアミノ)ベンジルオキシ}−2−フ
    ルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2−(4
    −クロロフェニル)−5−(イソプロピルカルボニルア
    ミノ)ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−[3−{[4−(4−フルオロフェニ
    ル)−2−メチルチアゾール−5−イル]メチル}−4
    −ヒドロキシフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−{2−(4−
    クロロフェニル)−4−フルオロ−5−(2−オキソピ
    ロリジン−1−イル)ベンジルオキシ}−2−フルオロ
    フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2−(4−クロ
    ロフェニル)−5−(メチルスルホニルアミノ)ベンジ
    ルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2
    −[4−{2−(4−クロロフェニル)−5−[N−メ
    チル−N−(メチルスルホニル)アミノ]ベンジルオキ
    シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4
    −{[3−(4−クロロフェニル)−6−(2−オキソ
    ピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル]メチルオ
    キシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    [4−{2−(4−クロロフェニル)−5−(アセチル
    アミノ)ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸 塩酸塩、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)
    −5−(N−アセチル−N−エチルアミノ)ベンジルオ
    キシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    [4−{2−(4−クロロフェニル)−5−(N−アセ
    チル−N−プロピルアミノ)ベンジルオキシ}−2−フ
    ルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2−(4
    −クロロフェニル)−5−[N−エチル−N−(メチル
    スルホニル)アミノ]ベンジルオキシ}−2−フルオロ
    フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2−(4−クロ
    ロフェニル)−5−[N−(メチルスルホニル)−N−
    プロピルアミノ]ベンジルオキシ}−2−フルオロフェ
    ニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2−(4−クロロフ
    ェニル)−5−(N−アセチル−N−メチルアミノ)ベ
    ンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5−
    [N−(エチルスルホニル)−N−メチルアミノ]ベン
    ジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、
    2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5−[N−
    エチル−N−(エチルスルホニル)アミノ]ベンジルオ
    キシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    [4−{2−(4−クロロフェニル)−5−[N−(エ
    チルカルボニル)−N−メチルアミノ]ベンジルオキ
    シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4
    −{2−(4−クロロフェニル)−5−[N−エチル−
    N−(エチルカルボニル)アミノ]ベンジルオキシ}−
    2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2
    −(4−クロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキ
    シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−{2−
    (4−クロロフェニル)−5−(N−アセチル−N−イ
    ソプロピルアミノ)ベンジルオキシ}−2−フルオロフ
    ェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸 塩酸塩、{[2−{4−[2−(4−ク
    ロロフェニル)−5−(2−オキソピロリジン−1−イ
    ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−イル]カルボ
    ニル}−β−D−グルクロン酸、2−{4−[2−(4
    −クロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フ
    ェニル}−1−シクロヘキシルインドール−5−カルボ
    ン酸メチルエステル、2−{4−[2−(4−クロロフ
    ェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−
    1−シクロヘキシル−1H−インドール−5−カルボン
    酸、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロ
    ペンチル−1H−インドール−5−カルボン酸、2−
    (4−ベンジルオキシフェニル)−3−シクロヘキシル
    イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−カルボン酸エチ
    ルエステル、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−3
    −シクロヘキシルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−7
    −カルボン酸、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
    ル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−3−
    シクロヘキシル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジ
    ン−6−カルボン酸、2−{4−[2−(4−クロロフ
    ェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジル
    オキシ]フェニル}−3−シクロヘキシル−3H−イミ
    ダゾ[4,5−b]ピリジン−6−カルボン酸 塩酸
    塩、及び2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
    −(ピロリジン−1−イルカルボニル)ベンジルオキ
    シ]フェニル}−3−シクロヘキシル−3H−イミダゾ
    [4,5−b]ピリジン−6−カルボン酸 塩酸塩から
    なる群より選ばれる請求項29記載の縮合環化合物又は
    製薬上許容されるその塩。
  62. 【請求項62】2−[4−(2−ブロモ−5−ニトロベ
    ンジルオキシ)−2−フルオロフェニル]−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエ
    ステル、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5
    −ニトロベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸メチルエステル、2−[4−{5−アミノ−2−(4
    −クロロフェニル)ベンジルオキシ}−2−フルオロフ
    ェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸メチルエステル、2−[4−{2−(4−
    クロロフェニル)−5−(2−オキソピロリジン−1−
    イル)ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    メチルエステル、2−[4−{2−(4−クロロフェニ
    ル)−5−(2−オキソピロリジン−1−イル)ベンジ
    ルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2
    −{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(4−メ
    チルピペリジン−1−イルカルボニル)ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩 2−{4−[5−アセチル−2−(4−クロロフェニ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−{(4
    −ヒドロキシピペリジン−1−イルカルボニル)メトキ
    シ}ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[2
    −(4−クロロフェニル)−5−(2−メトキシエトキ
    シ)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−5−{2−(2
    −メトキシエトキシ)エトキシ}ベンジルオキシ]フェ
    ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフ
    ェニル)−5−(イソブチルカルボニル)ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、2−{4−[2−(4−クロロフ
    ェニル)−5−(2−メチルチアゾール−4−イル)ベ
    ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[2−(4
    −クロロフェニル)−5−(3,4−ジヒドロキシピペ
    リジン−1−イルカルボニル)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェ
    ニル)−5−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾ
    ール−5−イル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シ
    クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩
    酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−4−
    (イソプロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェ
    ニル)−4−(ピペリジノカルボニル)ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−
    クロロフェニル)−5−{(1−ヒドロキシ−2−メチ
    ルプロパン−2−イル)カルバモイル}ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−
    クロロフェニル)−5−(4,4−ジメチル−2−オキ
    サゾリン−2−イル)}ベンジルオキシ]フェニル}−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸 二塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
    ル)−4−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イルカル
    ボニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2
    −{4−[2−(4−クロロフェニル)−4−{(2−
    ヒドロキシエチル)カルバモイル}ベンジルオキシ]フ
    ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロ
    フェニル)−4−{(4−ピリジルメチル)カルバモイ
    ル}ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−{4−[2
    −(4−クロロフェニル)−4−(ジメチルカルバモイ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[5−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
    −(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸 二塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
    ル)−5−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イルスル
    ホニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2
    −{4−[5−(ジメチルカルバモイル)−2−(4−
    フルオロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−{4−[5−(ジメチルカルバモイル)−
    2−(3−フルオロフェニル)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(5−クロロチオ
    フェン−2−イル)−5−(ジメチルカルバモイル)ベ
    ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−
    [2−ブロモ−5−(5−メチルオキサゾール−2−イ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[2−ブロモ−5−(5−メチルチアゾール−2
    −イル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸塩酸塩、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(5−メチ
    ルオキサゾール−2−イル)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェ
    ニル)−5−(5−メチルチアゾール−2−イル)ベン
    ジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2
    −(4−クロロフェニル)−5−テトラゾール−5−イ
    ルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4
    −[5−クロロ−2−(4−シアノフェニル)ベンジル
    オキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[5−ク
    ロロ−2−(4−テトラゾール−5−イルフェニル)ベ
    ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−
    [2−(4−クロロフェニル)−5−{2−(4−ヒド
    ロキシピペリジン−1−イル)エトキシ}ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−
    クロロフェニル)−5−(2−オキソピペリジン−1−
    イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−{4−[3−(4−クロロフェニル)−
    5−(ジメチルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−
    フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−
    (4−クロロフェニル)−5−(N−ヒドロキシアミジ
    ノ)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    二塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
    5−(2,5−ジヒドロ−5−オキソ−4H−1,2,
    4−オキサジアゾール−3−イル)ベンジルオキシ]−
    2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2
    −(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソ−3H−
    1,2,3,5−オキサチアジアゾール−4−イル)ベ
    ンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
    (2,5−ジヒドロ−5−オキソ−4H−1,2,4−
    チアジアゾール−3−イル)ベンジルオキシ]−2−フ
    ルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸塩酸塩、2−{4−[2−(4−
    クロロフェニル)−5−(シクロプロピルカルバモイ
    ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
    −(シクロブチルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2
    −フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−
    (4−クロロフェニル)−5−(tert−ブチルカル
    バモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
    ル)−5−(イソブチルカルバモイル)ベンジルオキ
    シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4
    −[2−(4−クロロフェニル)−5−{(1−ヒドロ
    キシプロパン−2−イル)カルバモイル}ベンジルオキ
    シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4
    −[2−(4−クロロフェニル)−5−(メトキシカル
    バモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
    ル)−5−{(2,3−ジヒドロキシプロピル)カルバ
    モイル}ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
    −5−(N−エチル−N−メチルカルバモイル)ベンジ
    ルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2
    −{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(N−メ
    チル−N−プロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−
    2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2
    −(4−クロロフェニル)−5−(N−イソプロピル−
    N−メチルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フル
    オロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−
    クロロフェニル)−5−(2,6−ジメチルピペリジン
    −1−イルカルボニル)ベンジルオキシ]−2−フルオ
    ロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
    −5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[5−(ブチル
    カルバモイル)−2−(4−クロロフェニル)ベンジル
    オキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(プロピル
    カルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェ
    ニル)−5−(エチルカルバモイル)ベンジルオキシ]
    −2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−
    [2−(4−クロロフェニル)−5−{(ジメチルカル
    バモイル)アミノ}ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
    ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロ
    フェニル)−5−{(モルホリノカルボニル)アミノ}
    ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ウ
    レイドベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
    5−{(エチルカルバモイル)アミノ}ベンジルオキ
    シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4
    −[2−(4−クロロフェニル)−5−{(イソプロピ
    ルカルバモイル)アミノ}ベンジルオキシ]−2−フル
    オロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(3,
    4−ジフルオロフェニル)−5−(イソプロピルカルバ
    モイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、2−{4−[2−(2,4−ジフルオロフェニル)
    −5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]
    −2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−
    [2−(3,5−ジクロロフェニル)−5−(イソプロ
    ピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
    ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(3−クロロ
    −4−フルオロフェニル)−5−(イソプロピルカルバ
    モイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸 塩酸塩、2−{4−[2−(3,4−ジクロロフェ
    ニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオ
    キシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[2−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−
    5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−
    2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2
    −(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−(ピロ
    リジン−1−イルカルボニル)ベンジルオキシ]−2−
    フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−
    (4−クロロ−3−フルオロフェニル)−5−(ピロリ
    ジン−1−イルカルボニル)ベンジルオキシ]−2−フ
    ルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4
    −クロロ−3−フルオロフェニル)−5−(イソプロピ
    ルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェ
    ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−{4−(メチル
    チオ)フェニル}−5−(2−オキソピロリジン−1−
    イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−{4−[2−{4−(メチルチオ)フェ
    ニル}−5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオ
    キシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[4−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−5
    −(1,1−ジオキソイソチアゾリジン−2−イル)ベ
    ンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、2−{4−[4−クロロ−2−(4−クロロフェニ
    ル)−5−(2−オキソピロリジン−1−イル)ベンジ
    ルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2
    −{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(イソプ
    ロピルアミノスルホニル)ベンジルオキシ]−2−フル
    オロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−
    クロロフェニル)−5−(ジメチルカルバモイル)ベン
    ジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロペ
    ンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、
    2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(4−
    ヒドロキシピペリジン−1−イルカルボニル)ベンジル
    オキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロペンチ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(イソプロ
    ピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
    ェニル}−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロ
    フェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジ
    ルオキシ]フェニル}−1−シクロペンチルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−
    (4−クロロフェニル)−5−(ジメチルカルバモイ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロペンチル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(4−ヒド
    ロキシピペリジン−1−イルカルボニル)ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロペンチルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−
    クロロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)
    ベンジルオキシ]フェニル}−1−(テトラヒドロチオ
    ピラン−4−イル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
    −5−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ベンジルオ
    キシ]フェニル}−1−(テトラヒドロチオピラン−4
    −イル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
    (イソプロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−
    フルオロフェニル}−1−(テトラヒドロチオピラン−
    4−イル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
    (2−オキソピロリジン−1−イル)ベンジルオキシ]
    −2−フルオロフェニル}−1−(テトラヒドロチオピ
    ラン−4−イル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
    5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−
    2−フルオロフェニル}−1−ピペリジノベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−
    (4−クロロフェニル)−5−(ピロリジン−1−イル
    カルボニル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
    ル}−1−ピペリジノベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
    (2−イミダゾリン−2−イル)ベンジルオキシ]−2
    −フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸 二塩酸塩、2−{4−[2
    −(4−クロロフェニル)−5−(2−オキソオキサゾ
    リジン−3−イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
    ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロ
    フェニル)−5−(2−オキソイミダゾリジン−1−イ
    ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
    −(2−オキサゾリン−2−イルアミノ)ベンジルオキ
    シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 二塩酸塩、2−
    {4−[{2−[{(ジメチルカルバモイル)メトキ
    シ}メチル]−4−(4−フルオロフェニル)チアゾー
    ル−5−イル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2
    −{4−[{4−(4−フルオロフェニル)−2−(4
    −ヒドロキシピペリジン−1−イルメチル)チアゾール
    −5−イル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 二塩酸塩、2
    −{4−[{4−(4−フルオロフェニル)−2−
    [(カルバモイルメトキシ)メチル]チアゾール−5−
    イル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−
    [{4−(4−フルオロフェニル)−2−(メチルカル
    バモイル)チアゾール−5−イル}メトキシ]−2−フ
    ルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[{4−
    (4−フルオロフェニル)−2−{(2−ヒドロキシエ
    チル)カルバモイル}チアゾール−5−イル}メトキ
    シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4
    −[{2−(4−フルオロフェニル)−5−(ジメチル
    カルバモイル)チオフェン−3−イル}メトキシ]−2
    −フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[{2
    −(4−フルオロフェニル)−5−(イソプロピルカル
    バモイル)チオフェン−3−イル}メトキシ]−2−フ
    ルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−{4−[{2−
    (4−フルオロフェニル)−5−(4−ヒドロキシピペ
    リジン−1−イルカルボニル)チオフェン−3−イル}
    メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2
    −{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(ジメチ
    ルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェ
    ニル}−1−シクロヘキシル−5−テトラゾール−5−
    イルベンゾイミダゾール、2−{4−[2−(4−カル
    ボキシフェニル)−5−クロロベンジルオキシ]−2−
    フルオロフェニル}−1−シクロヘキシル−5−テトラ
    ゾール−5−イルベンゾイミダゾール 塩酸塩、2−
    {4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(イソプロ
    ピルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
    ェニル}−1−シクロヘキシル−5−(2,5−ジヒド
    ロ−5−オキソ−4H−1,2,4−オキサジアゾール
    −3−イル)ベンゾイミダゾール 塩酸塩、2−{4−
    [5−カルボキシ−2−(4−クロロフェニル)ベンジ
    ルオキシ]−2−フルオロフェニル}−5−シアノ−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール、2−{4−[2
    −(4−クロロフェニル)−5−(ジメチルカルバモイ
    ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−5−
    シアノ−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール、2−
    {4−[{N−(4−ジメチルカルバモイル)−N−
    (4−フルオロフェニル)アミノ}メチル]フェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、2−{5−[ビス(3−フルオロフェニル)メチ
    ル]−2−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、
    2−{3−[ビス(3−フルオロフェニル)メチル]−
    2−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−
    {4−[(3−ジメチルカルバモイルフェニル)(4−
    フルオロフェニル)メトキシ]−2−フルオロフェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、2−{4−[{3−(4−ヒドロキ
    シピペリジル−1−イルカルボニル)フェニル}(4−
    フルオロフェニル)メトキシ]−2−フルオロフェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、1−{[2−{4−([4−(4−
    フルオロフェニル)−2−メチルチアゾール−5−イ
    ル]メトキシ)フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−イル]カルボニル}−β−D−グル
    クロン酸、{[2−{4−[ビス(3−フルオロフェニ
    ル)メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−イル]カルボニル}
    −β−D−グルクロン酸、2−{4−[2−(4−クロ
    ロフェニル)−5−(1,1−ジオキソイソチアゾリジ
    ン−2−イル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、3−{[4−(5−アミノスルホニ
    ル−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−2−イ
    ル)−3−フルオロフェノキシ]メチル}−4−(4−
    クロロフェニル)−N−イソプロピルベンズアミド、2
    −[4−{2−(4−クロロフェニル)−6−(イソプ
    ロピルアミノカルボニル)ベンジルオキシ}−2−フル
    オロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2−(4−
    クロロフェニル)−4−フルオロ−5−(1,1−ジオ
    キソイソチアゾリジン−2−イル)ベンジルオキシ}−
    2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2
    −(4−クロロフェニル)−5−(イソプロピルアミノ
    カルボニル)ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニ
    ル]−1−シクロヘキシル−4−メトキシベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2−
    (4−クロロフェニル)−5−(N−イソプロピルカル
    ボニル−N−メチルアミノ)ベンジルオキシ}−2−フ
    ルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2−(4
    −クロロフェニル)−5−(イソプロピルカルボニルア
    ミノ)ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、2−[3−{[4−(4−フルオロフェニ
    ル)−2−メチルチアゾール−5−イル]メチル}−4
    −ヒドロキシフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−{2−(4−
    クロロフェニル)−4−フルオロ−5−(2−オキソピ
    ロリジン−1−イル)ベンジルオキシ}−2−フルオロ
    フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2−(4−クロ
    ロフェニル)−5−(メチルスルホニルアミノ)ベンジ
    ルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2
    −[4−{2−(4−クロロフェニル)−5−[N−メ
    チル−N−(メチルスルホニル)アミノ]ベンジルオキ
    シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4
    −{[3−(4−クロロフェニル)−6−(2−オキソ
    ピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル]メチルオ
    キシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    [4−{2−(4−クロロフェニル)−5−(アセチル
    アミノ)ベンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸 塩酸塩、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)
    −5−(N−アセチル−N−エチルアミノ)ベンジルオ
    キシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    [4−{2−(4−クロロフェニル)−5−(N−アセ
    チル−N−プロピルアミノ)ベンジルオキシ}−2−フ
    ルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2−(4
    −クロロフェニル)−5−[N−エチル−N−(メチル
    スルホニル)アミノ]ベンジルオキシ}−2−フルオロ
    フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2−(4−クロ
    ロフェニル)−5−[N−(メチルスルホニル)−N−
    プロピルアミノ]ベンジルオキシ}−2−フルオロフェ
    ニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2−(4−クロロフ
    ェニル)−5−(N−アセチル−N−メチルアミノ)ベ
    ンジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5−
    [N−(エチルスルホニル)−N−メチルアミノ]ベン
    ジルオキシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、
    2−[4−{2−(4−クロロフェニル)−5−[N−
    エチル−N−(エチルスルホニル)アミノ]ベンジルオ
    キシ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−
    [4−{2−(4−クロロフェニル)−5−[N−(エ
    チルカルボニル)−N−メチルアミノ]ベンジルオキ
    シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4
    −{2−(4−クロロフェニル)−5−[N−エチル−
    N−(エチルカルボニル)アミノ]ベンジルオキシ}−
    2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、2−[4−{2
    −(4−クロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキ
    シ}−2−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、2−[4−{2−
    (4−クロロフェニル)−5−(N−アセチル−N−イ
    ソプロピルアミノ)ベンジルオキシ}−2−フルオロフ
    ェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸 塩酸塩、{[2−{4−[2−(4−ク
    ロロフェニル)−5−(2−オキソピロリジン−1−イ
    ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−イル]カルボ
    ニル}−β−D−グルクロン酸、2−{4−[2−(4
    −クロロフェニル)−5−(イソプロピルカルバモイ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−3−シクロヘキシル
    −3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−カルボ
    ン酸 塩酸塩、及び2−{4−[2−(4−クロロフェ
    ニル)−5−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ベン
    ジルオキシ]フェニル}−3−シクロヘキシル−3H−
    イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−カルボン酸 塩
    酸塩からなる群より選ばれる請求項61記載の縮合環化
    合物又は製薬上許容されるその塩。
  63. 【請求項63】 請求項29乃至62のいずれかに記載
    の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩、及び製薬
    上許容される担体を含んで成る医薬組成物。
  64. 【請求項64】 請求項1乃至28又は29乃至62の
    いずれかに記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるそ
    の塩、及び製薬上許容される担体を含んで成るC型肝炎
    ウイルスポリメラーゼ阻害剤。
  65. 【請求項65】 請求項1乃至28又は29乃至62の
    いずれかに記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるそ
    の塩、及び製薬上許容される担体を含んで成る抗C型肝
    炎ウイルス剤。
  66. 【請求項66】 請求項29乃至62のいずれかに記載
    の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩、及び製薬
    上許容される担体を含んで成るC型肝炎治療剤。
  67. 【請求項67】 請求項65に記載の抗C型肝炎ウイル
    ス剤と他の抗ウイルス剤又は/及び抗炎症剤又は/及び
    免疫増強剤とを組み合わせてなる抗C型肝炎ウイルス
    剤。
  68. 【請求項68】 請求項65に記載の抗C型肝炎ウイル
    ス剤とインターフェロンとを組み合わせてなる抗C型肝
    炎ウイルス剤。
  69. 【請求項69】 請求項64に記載のC型肝炎ウイルス
    ポリメラーゼ阻害剤と他の抗ウイルス剤又は/及び抗炎
    症剤又は/及び免疫増強剤とを組み合わせてなるC型肝
    炎治療剤。
  70. 【請求項70】 請求項64に記載のC型肝炎ウイルス
    ポリメラーゼ阻害剤とインターフェロンとを組み合わせ
    てなるC型肝炎治療剤。
  71. 【請求項71】 下記一般式[III]で表されるベンゾ
    イミダゾール化合物又はその塩。 【化36】 (式中、Ra36は水素原子又はカルボン酸保護基であ
    り、Ra37はシクロペンチル基又はシクロヘキシル基で
    あり、Ra38は水素原子又はフッ素原子である。)
  72. 【請求項72】 4−(4−フルオロフェニル)−5−
    ヒドロキシメチル−2−メチルチアゾール及び4−(4
    −フルオロフェニル)−5−クロロメチル−2−メチル
    チアゾールからなる群より選ばれるチアゾール化合物又
    は製薬上許容されるその塩。
  73. 【請求項73】 1−(4’−クロロ−2−ヒドロキシ
    メチル−ビフェニル−4−イル)−2−ピロリジノン及
    び1−(4’−クロロ−2−クロロメチル−ビフェニル
    −4−イル)−2−ピロリジノンからなる群より選ばれ
    るビフェニル化合物又は製薬上許容されるその塩。
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