JP2001247550A - 縮合環化合物及びその医薬用途 - Google Patents

縮合環化合物及びその医薬用途

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JP2001247550A JP2000391904A JP2000391904A JP2001247550A JP 2001247550 A JP2001247550 A JP 2001247550A JP 2000391904 A JP2000391904 A JP 2000391904A JP 2000391904 A JP2000391904 A JP 2000391904A JP 2001247550 A JP2001247550 A JP 2001247550A
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Hiromasa Hashimoto
宏正 橋本
Kenji Mizutani
憲二 水谷
Atsuhito Yoshida
厚仁 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HCVポリメラーゼ阻害作用により抗HCV
作用を示す、C型肝炎に対し有効な治療剤及び予防剤を
提供すること。 【解決手段】 下記一般式[I] 【化1】 (式中、各記号は明細書に記載の通りである。)等で表
される縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩、及び
それら化合物を含有してなるC型肝炎治療剤に関する。
本発明の化合物は、C型肝炎ウイルス(HCV)ポリメ
ラーゼ阻害作用により抗HCV作用を示し、C型肝炎の
治療剤又は予防剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、C型肝炎治療剤と
して有用な新規な縮合環化合物又は製薬上許容されるそ
の塩に関する。また本発明は、ある種の縮合環化合物又
は製薬上許容されるその塩のC型肝炎治療剤としての新
規な用途に関する。更に詳しくは、抗C型肝炎ウイルス
(HCV)作用、特にRNA依存性RNAポリメラーゼ
阻害活性により抗HCV作用を示すC型肝炎の予防若し
くは治療に有効な縮合環化合物又は製薬上許容されるそ
の塩を含むC型肝炎治療剤に関する。
【0001】
【従来の技術】1989年、輸血後の非A非B型肝炎の
主要な原因ウイルスが発見されC型肝炎ウイルス(HC
V)と名づけられた。現在では、A型、B型、C型の
他、数種の肝炎ウイルスが発見されており、HCVによ
り引き起こされる肝炎がC型肝炎と呼ばれている。HC
V感染患者は全世界人口の数%にも及ぶと推定されてお
り、その感染は長期慢性化する特徴を有する。HCV
は、エンベロープを有するRNAウイルスであり、ゲノ
ムは一本鎖プラス鎖RNAで、フラビウイルス科のHepa
civirus属に分類される(InternationalUnion of Micro
biological Societies のThe International Committee
on Taxonomy of Virusesより)。例えば同じ肝炎ウイ
ルスであっても、DNAウイルスであるB型肝炎ウイル
ス(HBV)は、免疫能の未熟な新生児、乳幼児期以外
では、たとえ感染しても免疫機構により排除され急性感
染で終わる。それと比較し、HCVは、未だ明らかでは
ない原因により宿主の免疫機構を回避するため、免疫機
構の発達した大人に感染した場合でも持続感染に移行す
ることが多い。HCVの持続感染に伴い慢性肝炎が引き
起こされると、その後、高率に肝硬変、肝癌へと進行
し、手術で癌を摘出しても、非癌部で引き続き起こる炎
症のため肝癌が再発する患者も多いことが知られてい
る。よって、C型肝炎の有効な治療方法の確立が望まれ
ており、その中でも、抗炎症剤により炎症を抑える対症
療法とは別に、炎症が引き起こされない程度にHCVを
減らす或はHCVを根絶させる薬剤の開発が強く望まれ
ている。
【0002】現在、HCV排除の唯一有効な治療法とし
てインターフェロン治療が知られている。しかし、イン
ターフェロンによりウイルスを排除できる人は、全患者
の1/3程度であり、残りの人には全く効かない、若し
くは一時的な効果しか見られないことが知られている。
従って、インターフェロンに代わり用いられる若しくは
それと併用される抗HCV薬への期待は大きい。近年、
リバビリン(Ribavirin:1−β−D−リボフ
ラノシル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カル
ボキサミド)がインターフェロンとの併用によるC型肝
炎治療剤として市販されているが、インターフェロンの
有効性を高めはするものの、依然有効率は低く、更なる
新規なC型肝炎治療剤が望まれている。また、インター
フェロンアゴニスト、インターロイキン−12アゴニス
ト等、患者自身の免疫力を増強させウイルスを排除する
手段も試みられているが、未だ有効とされる薬剤は見出
されていない。また近年、HCV特異的なタンパク質を
ターゲットとしたHCV増殖阻害にも注目が集まってい
る。HCV自身の遺伝子にはセリンプロテアーゼ、RN
Aヘリカーゼ、RNA依存性RNAポリメラーゼ等のタ
ンパク質がコードされており、それらタンパク質はHC
Vの増殖に必須の特異的タンパク質として機能する。特
異的タンパク質の一つであるRNA依存性RNAポリメ
ラーゼ(以後単にHCVポリメラーゼとも言う。)は、
ウイルス増殖に必須の酵素である。プラス鎖RNA遺伝
子を持つHCVの遺伝子複製は、まずプラス鎖RNAを
鋳型にして、相補的なマイナス鎖RNAを合成し、さら
にそのマイナス鎖RNAを鋳型にしてプラス鎖RNAを
増幅するという手順によると考えられている。HCVの
コードするタンパク質前駆体のNS5Bと呼ばれる部位
が、RNA依存性RNAポリメラーゼ活性を示すことが
示されており(EMBO J., 15, 12-22, 1996)、HCV遺
伝子複製の中心的役割を果たすと考えられている。よっ
て、HCVポリメラーゼの阻害剤は、抗HCV薬開発の
ターゲットとなり得、その開発への期待は高い。しか
し、その他の作用機序による抗HCV薬の開発と同様、
未だ有効なHCVポリメラーゼ阻害剤の開発には至って
おらず、未だC型肝炎を治療できる薬剤は不十分であ
る。
【0003】次に本発明に比較的類似の既知化合物につ
いて述べる。ベンゾイミダゾール骨格を有するC型肝炎
治療剤としては、WO97/36866号、特表200
0−511899号(EP906097号)、WO99
/51619号が公知である。WO97/36866号
には下記化合物D等が開示されており、該化合物のHC
Vヘリカーゼ阻害活性について記載されている。特表2
000−511899号(EP906097号)には下
記化合物E等が、また、WO99/51619号には下
記化合物F等が開示されており、両者ともにHCV阻害
剤として有効な可能性が述べられている。しかし、これ
ら公報には本発明明細書中に開示の化合物は含まれず、
またそれを示唆する記載も見られない。
【0004】
【化22】
【0005】ベンゾイミダゾール骨格を有する抗肝炎ウ
イルス剤としては、特表2000−503017号(W
O97/25316号)及び特表平10−505092
号(WO96/7646号)が公知である。WO97/
25316号には下記化合物A等が開示されており、そ
の用途としてウイルス感染の治療が述べられている。ま
た、対象となるウイルスとしてB型肝炎ウイルス等のD
NAウイルスが挙げられている。しかし、当該公報には
本発明明細書中に開示の化合物は含まれず、かつHCV
に関する記載はなく、またそれを示唆する記載も見られ
ない。特表平10−505092号には下記化合物B等
が開示されており、その用途としてウイルス感染の治療
が述べられている。また、対象となるウイルスとしてD
NAウイルスであるヘルペスウイルス及びB型肝炎ウイ
ルスが記載されている。しかし、当該公報にも本発明明
細書中に開示の化合物は含まれず、かつHCVに関する
記載、またそれを示唆する記載も見られない。
【0006】
【化23】
【0007】抗ウイルス活性を有するベンゾイミダゾー
ル誘導体は、特開平3−31264号、US36443
82号及びUS3778504号にも記載されている。
また、WO98/37072号には腫瘍壊死因子(TN
F)及びサイクリックAMPの産生阻害物質として、ベ
ンゾイミダゾール誘導体の抗ヒト免疫不全ウイルス(H
IV)剤及び抗炎症剤への利用が記載されている。ま
た、WO98/05327号には逆転写酵素阻害剤とし
て、ベンゾイミダゾール誘導体の抗HIV剤への利用が
記載されている。また、J.Med.Chem.(13
(4), 697-704, 1970)にはノイラミニダーゼ阻害剤とし
て、ベンゾイミダゾール誘導体の抗インフルエンザウイ
ルス剤への利用が記載されている。しかし、何れの文献
にも本発明化合物は含まれず、抗HCV作用に関する記
載またそれを示唆する記載も見られない。抗ウイルス剤
以外の医薬用途を有するベンゾイミダゾール誘導体とし
て、特開平8−501318号(US5824651
号)及び特開平8−134073号(US556324
3号)が公知である。当該公報にはカテコールジエーテ
ル化合物として下記化合物C等が開示されており、抗炎
症剤としての使用について記載されている。しかし、両
公報ともに本発明化合物を含まず、その作用機序として
は、前者にはホスホジエステラーゼIVが、後者にはT
NFが記載されているのみであり、抗HCV作用に関す
る記載またそれを示唆する記載は見られない。また、特
表2000−159749号(EP882718号)に
は、下記化合物G等が開示されており、気管支炎、腎炎
等への治療用途が記載されている。しかし、当該公報は
本発明化合物を含まず、ホスホジエステラーゼIV阻害
及び血糖降下活性が記載されているのみであり、抗HC
V作用に関する記載またそれを示唆する記載は見られな
い。
【0008】
【化24】
【0009】また、WO98/50029号、WO98
/50030号及びWO98/50031号には、プロ
テインイソプレニル転移酵素作用を有する抗癌剤として
ベンゾイミダゾール誘導体が記載されている。当該公報
には、広範な請求の範囲が記載されるが、少なくとも本
発明化合物と類似する化合物は記載されておらず、抗H
CV作用に関する記載またそれを示唆する記載も見られ
ない。また、特開平8−109169号(EP6945
35号)にはタキキニン受容体拮抗物質の炎症性疾患へ
の適用が、WO96/35713号には成長ホルモン放
出促進剤としての骨粗鬆症等の成長ホルモン関連疾患へ
の適用が記載されている。しかし、何れの公報にも抗H
CVに関する記載はなく、それを示唆する記載も見られ
ない。医薬用途以外にも特開昭53−14735号に
は、光沢剤としてベンゾイミダゾール誘導体が記載され
てはいるが、これも本発明化合物を包含するものではな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】これまでの研究で得ら
れた知見により抗HCV作用を有する薬剤は、C型肝炎
の予防及び治療に有効であり、特にHCVの有するRN
A依存性RNAポリメラーゼ阻害作用を有する抗HCV
剤は有効なC型肝炎の予防及び治療剤、またC型肝炎に
起因する疾患の予防及び治療剤に成り得ることが明らか
になった。従って、本発明は、抗HCV作用を有する薬
剤、特にRNA依存性RNAポリメラーゼ阻害作用を有
する薬剤を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、抗HCV
作用、特にRNA依存性RNAポリメラーゼ阻害作用を
有する化合物を見出すべく鋭意研究を重ねた結果、本発
明を完成するに至った。より詳しくは下記(1)乃至
(35)に示す通りである。
【0012】(1)下記一般式[I]で表される縮合環
化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含
んで成るC型肝炎治療剤。 [式中、破線は単結合又は二重結合であり、G1は、C
(−R1)又は窒素原子であり、G2は、C(−R2)又は窒
素原子であり、G3は、C(−R3)又は窒素原子であり、
4は、C(−R4)又は窒素原子であり、G5、G6、G8
及びG9、は、それぞれ独立して、炭素原子又は窒素原
子であり、Gは、C(−R7)、酸素原子、硫黄原子、
又はR8で置換されてもよい窒素原子であり、
【0013】ここで、R1、R2、R3及びR4は、それぞ
れ独立して、(1)水素原子、(2)C1-6アルカノイル基、
(3)カルボキシル基、(4)シアノ基、(5)ニトロ基、(6)下
記グループAから選ばれる1乃至3個の置換基で置換さ
れてもよいC1-6アルキル基、 グループA;ハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基、
アミノ基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシカルボ
ニル基及びC1-6アルキルアミノ基。 (7)−COORa1、ここでRa1は、置換されてもよいC1
-6アルキル基(前記定義の通り。)又は下記グループB
から選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC
6-14アリールC1-6アルキル基を意味する。 グループB;ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-
6アルキル基、ハロゲン化C1-6アルキル基、C1-6アル
カノイル基、−(CH2)−COORb1、−(CH2)
CONRb1b2、−(CH2)−NRb1b2、−(CH2)
−NRb1−CORb2、−(CH2)−NHSO2b1
−(CH2)−ORb1、−(CH2)−SRb1、−(C
2)−SO2b1及び−(CH2)−SO2NR
b1b2。 ここでRb1及びRb2は、それぞれ独立して、水素原子又
はC1-6アルキル基を意味し、rは0又は1乃至6の整
数である。 (8)−CONRa2a3、ここでRa2及びRa3は、それぞ
れ独立して、水素原子、C1-6アルコキシ基又は置換さ
れてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通り。)を意
味する。 (9)−C(=NRa4)NH2、ここでRa4は、水素原子又は
水酸基を意味する。 (10)−NHRa5、ここでRa5は、水素原子、C1-6アル
カノイル基又はC1-6アルキルスルホニル基を意味す
る。 (11)−ORa6、ここでRa6は、水素原子又は置換されて
もよいC1-6アルキル基(前記定義の通り。)を意味す
る。 (12)−SO2a7、ここでRa7は、水酸基、アミノ基、
C1-6アルキル基又はC1-6アルキルアミノ基を意味す
る。又は、(13)−P(=O)(ORa31)2 ここでRa31は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
リールC1-6アルキル基を意味する。であり、R及び
は、水素原子又は置換されてもよいC1-6アルキル
基(前記定義の通り。)であり、
【0014】環Cyは、(1)下記グループCから選ばれ
る1乃至5個の置換基で置換されてもよいC3-8シクロ
アルキル基、 グループC;水酸基、ハロゲン原子、C1-6アルキル基
及びC1-6アルコキシ基。 (2)前記グループCから選ばれる1乃至5個の置換基で
置換されてもよいC3-8シクロアルケニル基又は、(3) (式中、u及びvは、それぞれ独立して1乃至3の整数
を表す。)であり、環Aは、(1)C6-14アリール基、(2)
C3-8シクロアルキル基、(3)C3-8シクロアルケニル
基、又は、(4)酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選
ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基で
あり、R5及びR6は、それぞれ独立して、(1)水素原
子、(2)ハロゲン原子、(3)置換されてもよいC1-6アル
キル基(前記定義の通り。)、又は、(4)−ORa8 ここでRa8は、水素原子、C1-6アルキル基又はC6-14
アリールC1-6アルキル基を意味する。であり、
【0015】Xは、(1)水素原子、(2)ハロゲン原子、
(3)シアノ基、(4)ニトロ基、(5)アミノ基、C1-6アルカ
ノイルアミノ基、(6)C1-6アルキルスルホニル基、(7)
置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
り。)、(8)前記グループAから選ばれる1乃至3個の
置換基で置換されてもよいC2-6アルケニル基、(9)−C
OORa9、ここでRa9は、水素原子又はC1-6アルキル
基を意味する。 (10)−CONH−(CH2)−Ra10、ここでRa10は、
置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
り。)、C1-6アルコキシカルボニル基又はC1-6アルカ
ノイルアミノ基であり、lは、0又は1乃至6の整数を
意味する。 (11)−ORa11、ここでRa11は、水素原子又は置換され
てもよいC1-6アルキル基(前記定義の通り。)を意味
する。又は、
【0016】(12) {式中、環Bは、(1')C6-14アリール基、(2')C3-8シ
クロアルキル基、又は、(3')ヘテロ環基(前記定義の通
り。)であり、Zは、それぞれ独立して、(1')下記グル
ープDから選ばれる基、(2')下記グループDから選ばれ
る1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリー
ル基、(3')下記グループDから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、(4')
下記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換
されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、又は、
(5')下記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で
置換されてもよいヘテロ環基であり、ここで当該ヘテロ
環基は酸素原子、窒素原子又は硫黄原子から選ばれる1
乃至4個のヘテロ原子を含む。 グループD: (a)水素原子、(b)ハロゲン原子、(c)シアノ基、(d)ニト
ロ基、(e)置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義
の通り。)、(f)−(CH2)−CORa18、以下、t
は、それぞれ独立して、0又は1乃至6の整数を意味す
る。ここでRa18は、(1'')置換されてもよいC1-6アル
キル基(前記定義の通り。)、(2'')前記グループBか
ら選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-
14アリール基、又は、(3'')前記グループBから選ばれ
る1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環基、
ここで当該ヘテロ環基は酸素原子、窒素原子及び硫黄原
子から選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含む。であり、
(g)−(CH2)−COORa19、ここでRa19は、水素原
子、置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
り。)又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリール基C1-6アルキ
ル基を意味する。 (h)−(CH2)−CONRa27a28、ここでRa27及び
a28は、それぞれ独立して、(1'')水素原子、(2'')置
換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
り。)、(3'')前記グループBから選ばれる1乃至5個
の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基、(4'')
前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換
されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、(5'')前
記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換さ
れてもよいヘテロ環基、(6'')前記グループBから選ば
れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環C
1-6アルキル基、ここで当該ヘテロ環C1-6アルキル基
は、前記定義の通りの「前記グループBから選ばれる1
乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環基」で置
換されたC1-6アルキル基を意味する。 (7'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、又は、
(8'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
で置換されてもよいC3-8シクロアルキルC1-6アルキル
基であり、(i)−(CH2)−C(=NRa33)NH2、ここ
でRa33は、水素原子又はC1-6アルキル基を意味する。
【0017】(j)−(CH2)−ORa20、ここでR
a20は、(1'')水素原子、(2'')置換されてもよいC1-6ア
ルキル基(前記定義の通り。)、(3'')置換されてもよ
いC2-6アルケニル基(前記定義の通り。)、(4'')前記
グループAから選ばれる1乃至3個の置換基で置換され
てもよいC2-6アルキニル基、(5'')前記グループBから
選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14
アリール基、(6'')前記グループBから選ばれる1乃至
5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6
アルキル基、(7'')前記グループBから選ばれる1乃至
5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環基、(8'')前
記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換さ
れてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、(9'')前記グルー
プBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いC3-8シクロアルキル基、又は、(10'')前記グループ
Bから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよい
C3-8シクロアルキルC1-6アルキル基であり、(k)−(C
2)−O−(CH2)−CORa21、ここでRa21は、
C1-6アルキルアミノ基又は前記グループBから選ばれ
る1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環基で
あり、pは0又は1乃至6の整数を意味する。 (l)−(CH2)−NRa22a23、ここでRa22及びRa23
は、それぞれ独立して、(1'')水素原子、(2'')置換され
てもよいC1-6アルキル基(前記定義の通り。)、(3'')
前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換
されてもよいC6-14アリール基、(4'')前記グループB
から選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC
6-14アリールC1-6アルキル基、又は、(5'')前記グルー
プBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いヘテロ環C1-6アルキル基であり、(m)−(CH2)
NRa29CO−Ra24、ここでRa29は、水素原子、C1-6
アルキル基又はC1-6アルカノイル基を意味し、R
a24は、置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の
通り。)、前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリール基又は前記グル
ープBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されても
よいヘテロ環基を意味する。 (n)−(CH2)−NHSO2−Ra25、ここでRa25は、
水素原子、置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定
義の通り。)、前記グループBから選ばれる1乃至5個
の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基又は前記
グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換され
てもよいヘテロ環基を意味する。 (o)−(CH2)−S(O)−Ra25、ここでRa25は前記
定義の通りであり、qは0、1又は2である。及び、
(p)−(CH2)−SO2−NHRa26、ここでRa26は、
水素原子、置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定
義の通り。)、前記グループBから選ばれる1乃至5個
の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基又は前記
グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換され
てもよいヘテロ環基を意味する。wは、1乃至3の整数
であり、
【0018】Yは、(1')単結合、(2')C1-6アルキレ
ン、(3')C2-6アルケニレン、(4')−(CH2)−O−
(CH2)−、以下、m及びnは、それぞれ独立して、
0又は1乃至6の整数を意味する。 (5')−CO−、(6')−CO2−(CH2)−、(7')−CO
NH−(CH2)−NH−、(8')−NHCO2−、(9')−
NHCONH−、(10')−O−(CH2)−CO−、(1
1')−O−(CH2)−O−、(12')−SO2−、(13')−
(CH2)−NRa12−(CH2)−、ここでRa12は、
(1'')水素原子、(2'')置換されてもよいC1-6アルキル
基(前記定義の通り。)、(3'')前記グループBから選
ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
リールC1-6アルキル基、(4'')前記グループBから選ば
れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリ
ール基、(5'')−CORb5、ここでRb5は、水素原子、
置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
り。)、前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換
基で置換されてもよいC6-14アリール基又は前記グルー
プBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いC6-14アリールC1-6アルキル基を意味する。 (6'')−COORb5(Rb5は前記定義の通り。)、又
は、(7'')−SO2b5(Rb5は前記定義の通り。)、(1
4')−NRa12CO−(Ra12は前記の定義と同じ。)、
(15')−CONRa13−(CH2)−、ここでRa13は、水
素原子、置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義
の通り。)又は前記グループBから選ばれる1乃至5個
の置換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アル
キル基を意味する。 (16')−CONH−CHRa14−、ここでRa14は、前記
グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換され
てもよいC6-14アリール基を意味する。 (17')−O−(CH2)−CRa15a16−(CH2)−、
ここでRa15及びRa16は、それぞれ独立して、(1'')水
素原子、(2'')カルボキシル基、(3'')C1-6アルキル
基、(4'')−ORb6、ここでRb6は、C1-6アルキル基又
はC6-14アリールC1-6アルキル基を意味する。又は、
(5'')−NHRb7 ここでRb7は、水素原子、C1-6アルキル基、C1-6アル
カノイル基又はC6-14アリールC1-6アルキルオキシカ
ルボニル基を意味する。であり、更にRa15は、(6'') であってもよく、ここでn'、環B'、Z'及びw'は、そ
れぞれ上記n、環B、Z及びwと同義であり、それぞれ
n、環B、Z及びwと同一若しくは異なってもよい。(1
8')−(CH2)−NRa12−CHRa15−(Ra12及びR
a15は、それぞれ前記定義の通り。)、(19')−NRa17
SO2− ここでRa17は、水素原子又はC1-6アルキル基を意味す
る。又は、(20')−S(O)−(CH2)−CRa15a16
−(CH2)−(eは0、1又は2であり、Ra15及びR
a16は、それぞれ前記定義の通り。)である。}であ
る。]
【0019】(2)G1、G2、G3、G4、G5、G6、G
7、G8及びG9のうち1乃至4個が窒素原子である
(1)記載のC型肝炎治療剤。
【0020】(3)G2がC(−R2)であり、Gが炭素
原子である(2)記載のC型肝炎治療剤。
【0021】(4)G5が窒素原子である(2)又は
(3)記載のC型肝炎治療剤。
【0022】(5)一般式[I]の 部位が、 からなる群より選ばれる縮合環である(1)記載のC型
肝炎治療剤。
【0023】(6)一般式[I]の 部位が、 からなる群より選ばれる縮合環である(5)記載のC型
肝炎治療剤。
【0024】(7)下記一般式[I−1]で表される縮
合環化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分とし
て含んで成る(6)記載のC型肝炎治療剤。 (式中、各記号は(1)記載の通りである。)
【0025】(8)下記一般式[I−2]で表される縮合
環化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として
含んで成る(6)記載のC型肝炎治療剤。 (式中、各記号は(1)記載の通りである。)
【0026】(9)下記一般式[I−3]で表される縮
合環化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分とし
て含んで成る(6)記載のC型肝炎治療剤。 (式中、各記号は(1)記載の通りである。)
【0027】(10)下記一般式[I−4]で表される
縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分と
して含んで成る(6)記載のC型肝炎治療剤。 (式中、各記号は(1)記載の通りである。)
【0028】(11)R1、R2、R3及びR4のうち少な
くとも1つが、カルボキシル基、−COORa1、−CO
NRa2a3又は−SO2a7(Ra1、Ra2、Ra3及びR
a7は(1)記載の通りである。)である(1)乃至(1
0)のいずれかに記載のC型肝炎治療剤。
【0029】(12)環Cyが、シクロペンチル基、シ
クロヘキシル基、シクロヘプチル基又はテトラヒドロチ
オピラニル基である(1)乃至(11)のいずれかに記
載のC型肝炎治療剤。
【0030】(13)環Aが、C6-14アリール基である
(1)乃至(12)のいずれかに記載のC型肝炎治療
剤。
【0031】(14)下記一般式[II]で表される縮合
環化合物又は製薬上許容されるその塩。 [式中、 部位は、 からなる群より選ばれる縮合環であり、
【0032】ここで、R1、R2、R3及びR4は、それぞ
れ独立して、(1)水素原子、(2)C1-6アルカノイル基、
(3)カルボキシル基、(4)シアノ基、(5)ニトロ基、(6)下
記グループAから選ばれる1乃至3個の置換基で置換さ
れてもよいC1-6アルキル基、 グループA;ハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基、
アミノ基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシカルボ
ニル基及びC1-6アルキルアミノ基。 (7)−COORa1、ここでRa1は、置換されてもよいC1
-6アルキル基(前記定義の通り。)又は下記グループB
から選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC
6-14アリールC1-6アルキル基を意味する。 グループB;ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-
6アルキル基、ハロゲン化C1-6アルキル基、C1-6アル
カノイル基、−(CH2)−COORb1、−(CH2)
CONRb1b2、−(CH2)−NRb1b2、−(CH2)
−NRb1−CORb2、−(CH2)−NHSO2b1
−(CH2)−ORb1、−(CH2)−SRb1、−(C
2)−SO2b1及び−(CH2)−SO2NR
b1b2。 ここでRb1及びRb2は、それぞれ独立して、水素原子又
はC1-6アルキル基を意味し、rは0又は1乃至6の整
数である。 (8)−CONRa2a3、ここでRa2及びRa3は、それぞ
れ独立して、水素原子、C1-6アルコキシ基又は置換さ
れてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通り。)を意
味する。 (9)−C(=NRa4)NH2、ここでRa4は、水素原子又は
水酸基を意味する。 (10)−NHRa5、ここでRa5は、水素原子、C1-6アル
カノイル基又はC1-6アルキルスルホニル基を意味す
る。 (11)−ORa6、ここでRa6は、水素原子又は置換されて
もよいC1-6アルキル基(前記定義の通り。)を意味す
る。 (12)−SO2a7、ここでRa7は、水酸基、アミノ基、
C1-6アルキル基又はC1-6アルキルアミノ基を意味す
る。又は、(13)−P(=O)(ORa31)2 ここでRa31は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
リールC1-6アルキル基を意味する。であり、R7は、水
素原子又は置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定
義の通り。)であり、
【0033】環Cy'は、(1)下記グループCから選ばれ
る1乃至5個の置換基で置換されてもよいC3-8シクロ
アルキル基 グループC;水酸基、ハロゲン原子、C1-6アルキル基
及びC1-6アルコキシ基。又は、(2) (式中、u及びvは、それぞれ独立して1乃至3の整数
を表す。)であり、環A’は、(1)フェニル基、ピリジ
ル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル
基、シクロヘキシル基、シクロヘキセニルキ基、フリル
基及びチエニル基からなる群より選ばれる基であり、R
5'及びR6'は、それぞれ独立して、(1)水素原子、(2)ハ
ロゲン原子、(3)置換されてもよいC1-6アルキル基(前
記定義の通り。)、又は、(4)水酸基であり、環Bは、
(1)C6-14アリール基、(2)C3-8シクロアルキル基、又
は、(3)酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれる
1乃至4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基であ
り、Zは、それぞれ独立して、(1)下記グループDから
選ばれる基、(2)下記グループDから選ばれる1乃至5
個の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基、(3)
下記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換
されてもよいC3-8シクロアルキル基、(4)下記グループ
Dから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよい
C6-14アリールC1-6アルキル基、又は、(5)下記グルー
プDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いヘテロ環基であり、ここで当該ヘテロ環基は酸素原
子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃至4個のヘ
テロ原子を含む。
【0034】グループD: (a)水素原子、(b)ハロゲン原子、(c)シアノ基、(d)ニト
ロ基、(e)置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義
の通り。)、(f)−(CH2)−CORa18、以下、t
は、それぞれ独立して、0又は1乃至6の整数を意味す
る。ここでRa18は、(1')置換されてもよいC1-6アルキ
ル基(前記定義の通り。)、(2')前記グループBから選
ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
リール基、又は、(3')前記グループBから選ばれる1乃
至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環基、ここで
当該ヘテロ環基は酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から
選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含む。であり、(g)
−(CH2)−COORa19、ここでRa19は、水素原
子、置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
り。)又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリール基C1-6アルキ
ル基を意味する。(h)−(CH2)−CONRa27a28
ここでRa27及びRa28は、それぞれ独立して、(1')水素
原子、(2')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定
義の通り。)、(3')前記グループBから選ばれる1乃至
5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基、
(4')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、
(5')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
置換されてもよいヘテロ環基、(6')前記グループBから
選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ
環C1-6アルキル基、ここで当該ヘテロ環C1-6アルキル
基は、前記定義の通りの「前記グループBから選ばれる
1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環基」で
置換されたC1-6アルキル基を意味する。 (7')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、又は、(8')
前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換
されてもよいC3-8シクロアルキルC1-6アルキル基であ
り、(i)−(CH2)−C(=NRa33)NH2、ここでR
a33は、水素原子又はC1-6アルキル基を意味する。 (j)−(CH2)−ORa20、ここでRa20は、(1')水素原
子、(2')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義
の通り。)、(3')置換されてもよいC2-6アルケニル基
(前記定義の通り。)、(4')前記グループAから選ばれ
る1乃至3個の置換基で置換されてもよいC2-6アルキ
ニル基、(5')前記グループBから選ばれる1乃至5個の
置換基で置換されてもよいC6-14アリール基、(6')前記
グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換され
てもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、(7')前記グ
ループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されて
もよいヘテロ環基、(8')前記グループBから選ばれる1
乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環C1-6ア
ルキル基、(9')前記グループBから選ばれる1乃至5個
の置換基で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、
又は、(10')前記グループBから選ばれる1乃至5個の
置換基で置換されてもよいC3-8シクロアルキルC1-6ア
ルキル基であり、(k)−(CH2)−O−(CH2)−C
ORa21、ここでRa21は、C1-6アルキルアミノ基又は
前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換
されてもよいヘテロ環基であり、pは0又は1乃至6の
整数を意味する。 (l)−(CH2)−NRa22a23、ここでRa22及びRa23
は、それぞれ独立して、(1')水素原子、(2')置換されて
もよいC1-6アルキル基(前記定義の通り。)、(3')前
記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換さ
れてもよいC6-14アリール基、(4')前記グループBから
選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14
アリールC1-6アルキル基、又は、(5')前記グループB
から選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘ
テロ環C1-6アルキル基であり、(m)−(CH2)−NR
a29CO−Ra24、ここでRa29は、水素原子、C1-6アル
キル基又はC1-6アルカノイル基を意味し、Ra24は、置
換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
り。)、前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換
基で置換されてもよいC6-14アリール基又は前記グルー
プBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いヘテロ環基を意味する。 (n)−(CH2)−NHSO2−Ra25、ここでRa25は、
水素原子、置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定
義の通り。)、前記グループBから選ばれる1乃至5個
の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基又は前記
グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換され
てもよいヘテロ環基を意味する。 (o)−(CH2)−S(O)−Ra25、ここでRa25は前記
定義の通りであり、qは0、1又は2である。及び、
(p)−(CH2)−SO2−NHRa26、ここでRa26は、
水素原子、置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定
義の通り。)、前記グループBから選ばれる1乃至5個
の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基又は前記
グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換され
てもよいヘテロ環基を意味する。wは、1乃至3の整数
であり、
【0035】Yは、(1)単結合、(2)C1-6アルキレン、
(3)C2-6アルケニレン、(4)−(CH2)−O−(CH2)
−、以下、m及びnは、それぞれ独立して、0又は1
乃至6の整数を意味する。(5)−CO−、(6)−CO2
(CH2)−、(7)−CONH−(CH2)−NH−、(8)
−NHCO2−、(9)−NHCONH−、(10)−O−(C
2)−CO−、(11)−O−(CH2)−O−、(12)−
SO2−、(13)−(CH2)−NRa12−(CH2)−、こ
こでRa12は、(1')水素原子、(2')置換されてもよいC1
-6アルキル基(前記定義の通り。)、(3')前記グループ
Bから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよい
C6-14アリールC1-6アルキル基、(4')前記グループB
から選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC
6-14アリール基、(5')−CORb5、ここでRb5は、水素
原子、置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の
通り。)、前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリール基又は前記グル
ープBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されても
よいC6-14アリールC1-6アルキル基を意味する。(6')
−COORb5(Rb5は前記定義の通り。)、又は、(7')
−SO2b5(Rb5は前記定義の通り。)、(14)−NR
a12CO−(Ra12は前記の定義と同じ。)、(15)−CO
NRa13−(CH2)−、ここでRa13は、水素原子、置
換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通り。)
又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基を意
味する。 (16)−CONH−CHRa14−、ここでRa14は、前記グ
ループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されて
もよいC6-14アリール基を意味する。 (17)−O−(CH2)−CRa15a16−(CH2)−、こ
こでRa15及びRa16は、それぞれ独立して、(1')水素原
子、(2')カルボキシル基、(3')C1-6アルキル基、(4')
−ORb6、ここでRb6は、C1-6アルキル基又はC6-14
アリールC1-6アルキル基を意味する。又は、(5')−N
HRb7 ここでRb7は、水素原子、C1-6アルキル基、C1-6アル
カノイル基又はC6-14アリールC1-6アルキルオキシカ
ルボニル基を意味する。であり、更にRa15は、(6') であってもよく、ここでn'、環B'、Z'及びw'は、そ
れぞれ上記n、環B、Z及びwと同義であり、それぞれ
n、環B、Z及びwと同一若しくは異なってもよい。(1
8)−(CH2)−NRa12−CHRa15−(Ra12及びR
a15は、それぞれ前記定義の通り。)、(19)−NRa17
2−、ここでRa17は、水素原子又はC1-6アルキル基
を意味する。又は、(20)−S(O)−(CH2)−CR
a15a16−(CH2)−(eは0、1又は2であり、R
a15及びRa16は、それぞれ前記定義の通り。)であ
る。]
【0036】(15)下記一般式[II−1]で表される
(14)記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
塩。 (式中、各記号は(14)記載の通りである。)
【0037】(16)下記一般式[II−2]で表される
(14)記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
塩。 (式中、各記号は(14)記載の通りである。)
【0038】(17)下記一般式[II−3]で表される
(14)記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
塩。 (式中、各記号は(14)記載の通りである。)
【0039】(18)下記一般式[II−4]で表される
(14)記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
塩。 (式中、各記号は(14)記載の通りである。)
【0040】(19)R1、R2、R3及びR4のうち少な
くとも1つが、カルボキシル基、−COORa1又は−S
2a7(ここでRa1及びRa7は(14)記載の通
り。)である(14)乃至(18)のいずれかに記載の
縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0041】(20)R1、R2、R3及びR4のうち少な
くとも1つが、カルボキシル基又は−COORa1(ここ
でRa1は(14)記載の通り。)である(19)記載の
縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0042】(21)R2がカルボキシル基であり、
1、R3及びR4が水素原子である(20)記載の縮合
環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0043】(22)環Cy’が、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基、シクロヘプチル基又はテトラヒドロ
チオピラニル基である(14)乃至(21)のいずれか
に記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0044】(23)環Cy’が、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基又はシクロヘプチル基である(22)
記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0045】(24)環A’が、フェニル基、ピリジル
基、ピラジニル基、ピリミジニル基又はピリダジニル基
である(14)乃至(23)のいずれかに記載の縮合環
化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0046】(25)環A’が、フェニル基又はピリジ
ル基である(24)記載の縮合環化合物又は製薬上許容
されるその塩。
【0047】(26)環A’が、フェニル基である(2
5)記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0048】(27) Yが、−(CH2)−O−(CH
2)−、−NHCO2−、−CONH−CHRa14−、−
(CH2)−NRa12−(CH2)−、−CONRa13
(CH2) −、−O−(CH2)−CRa15a16−(C
2)−又は−(CH2)−NRa12−CHRa15−(こ
こで各記号は(14)記載の通り。)である(14)乃
至(26)のいずれかに記載の縮合環化合物又は製薬上
許容されるその塩。
【0049】(28)Yが、−(CH2)−O−(CH2)
−又は−O−(CH2)−CRa15 a16−(CH2)
(ここで各記号は(14)記載の通り。)である(2
7)記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
【0050】(29)Yが、−(CH2)−O−(CH2)
−(ここで各記号は(14)記載の通り。)である
(28)記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
塩。
【0051】(30)R2がカルボキシル基であり、
1、R3及びR4が水素原子であり、環Cy’がシクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基又はシクロヘプチル基で
あり、環A’がフェニル基である(14)乃至(29)
のいずれかに記載の縮合環化合物又は製薬上許容される
その塩。
【0052】(31)2−[4−(3−ブロモフェノキ
シ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸エチルエステル(実施例1)、2−
[4−(3−ブロモフェノキシ)フェニル]−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施
例2)、1−シクロヘキシル−2−(4−ヒドロキシフ
ェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエ
ステル(実施例3)、2−[4−(2−ブロモ−5−ク
ロロベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル
(実施例4)、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
ル)−5−クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチ
ルエステル(実施例5)、2−{4−[2−(4−クロ
ロフェニル)−5−クロロベンジルオキシ]フェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例6)、2−[4−(2−ブロモ−5−メト
キシベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル
(実施例7)、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
ル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
チルエステル(実施例8)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例9)、1−シクロヘキシル−2−{4
−[(E)−2−フェニルビニル]フェニル}ベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル(実施例1
0)、
【0053】1−シクロヘキシル−2−{4−[(E)
−2−フェニルビニル]フェニル}ベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸(実施例11)、2−(4−ベンジル
オキシフェニル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例12)、2−(4−ベン
ジルオキシフェニル)−1−シクロペンチルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボキサミド(実施例13)、2−
(4−ベンジルオキシフェニル)−5−シアノ−1−シ
クロペンチルベンゾイミダゾール(実施例14)、2−
(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペンチル
ベンゾイミダゾール−5−カルボキサミドオキシム(実
施例15)、1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−
(4−フルオロフェニル)−2−メチル−5−チアゾリ
ル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸エチルエステル(実施例16)、1−シクロヘ
キシル−2−{4−[{4−(4−フルオロフェニル)
−2−メチル−5−チアゾリル}メトキシ]フェニル}
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例17)、
1−シクロヘキシル−2−(2−フルオロ−4−ヒドロ
キシフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
チルエステル(実施例18)、2−{4−[ビス(3−
フルオロフェニル)メトキシ]−2−フルオロフェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸エチルエステル(実施例19)、2−{4−
[ビス(3−フルオロフェニル)メトキシ]−2−フル
オロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例20)、
【0054】1−シクロペンチル−2−(4−ニトロフ
ェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエ
ステル(実施例21)、2−(4−アミノフェニル)−
1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸エチルエステル(実施例22)、2−(4−ベンゾイ
ルアミノフェニル)−1−シクロペンチルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸エチルエステル(実施例2
3)、2−(4−ベンゾイルアミノフェニル)−1−シ
クロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実
施例24)、2−{4−[3−(3−クロロフェニル)
フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル(実施例2
5)、2−{4−[3−(3−クロロフェニル)フェノ
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例26)、2−[4−(3
−アセトキシフェニルオキシ)フェニル]−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエ
ステル(実施例27)、1−シクロヘキシル−2−[4
−(3−ヒドロキシフェニルオキシ)フェニル]ベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル(実施例
28)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−
ピリジルメトキシ)フェニルオキシ]フェニル}ベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル(実施例
29)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−
ピリジルメトキシ)フェニルオキシ]フェニル}ベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例30)、
【0055】2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1
−シクロペンチルベンゾイミダゾール(実施例31)、
2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
チルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステ
ル(実施例32)、2−(4−ベンジルオキシフェニ
ル)−1−シクロペンチル−N,N−ジメチルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボキサミド(実施例33)、2−
(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペンチル
−N−メトキシ−N−メチルベンゾイミダゾール−5−
カルボキサミド(実施例34)、2−(4−ベンジルオ
キシフェニル)−1−シクロペンチル−5−(1−ヒド
ロキシ−1−メチルエチル)ベンゾイミダゾール(実施
例35)、5−アセチル−2−(4−ベンジルオキシフ
ェニル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール(実
施例36)、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1
−シクロペンチル−N−(2−ジメチルアミノエチル)
ベンゾイミダゾール−5−カルボキサミド 2塩酸塩
(実施例37)、2−(4−ベンジルオキシフェニル)
−1−シクロペンチル−5−ニトロベンゾイミダゾール
(実施例38)、5−アミノ−2−(4−ベンジルオキ
シフェニル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール
塩酸塩(実施例39)、5−アセチルアミノ−2−
(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペンチル
ベンゾイミダゾール(実施例40)、
【0056】2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1
−シクロペンチル−5−メタンスルホニルアミノベンゾ
イミダゾール(実施例41)、5−スルファモイル−2
−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペンチ
ルベンゾイミダゾール(実施例42)、2−[4−(4
−tert−ブチルベンジルオキシ)フェニル]−1−
シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例43)、2−[4−(4−カルボキシベンジル
オキシ)フェニル]−1−シクロペンチルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸(実施例44)、2−[4−
(4−クロロベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロ
ペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
45)、2−{4−[(2−クロロ−5−チエニル)メ
トキシ]フェニル}−1−シクロペンチルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸(実施例46)、1−シクロペ
ンチル−2−[4−(4−トリフルオロメチルベンジル
オキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸(実施例47)、1−シクロペンチル−2−[4−
(4−メトキシベンジルオキシ)フェニル]ベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸(実施例48)、1−シクロ
ペンチル−2−[4−(4−ピリジルメトキシ)フェニ
ル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実
施例49)、1−シクロペンチル−2−[4−(4−メ
チルベンジルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例50)、
【0057】1−シクロペンチル−2−{4−[(3,
5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)メトキシ]フェ
ニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例5
1)、1−シクロペンチル−2−(4−ヒドロキシフェ
ニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例5
2)、[2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シ
クロペンチルベンゾイミダゾール−5−イル]カルボニ
ルアミノ酢酸(実施例53)、2−[4−(2−クロロ
ベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロペンチルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例54)、2−
[4−(3−クロロベンジルオキシ)フェニル]−1−
シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例55)、2−(4−ベンジルオキシフェニル)
−3−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例56)、2−[4−(ベンゼンスルホニル
アミノ)フェニル]−1−シクロペンチルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸(実施例57)、1−シクロペ
ンチル−2−[4−(3,5−ジクロロフェニルカルボ
ニルアミノ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カル
ボン酸(実施例58)、2−{4−[(4−クロロフェ
ニル)カルボニルアミノ]フェニル}−1−シクロペン
チルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例5
9)、2−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)
カルボニルアミノ]フェニル}−1−シクロペンチルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例60)、
【0058】2−{4−[(4−ベンジルオキシフェニ
ル)カルボニルアミノ]フェニル}−1−シクロペンチ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例6
1)、trans−4−[2−(4−ベンジルオキシフ
ェニル)−5−カルボキシベンゾイミダゾール−1−イ
ル]シクロヘキサン−1−オール(実施例62)、tr
ans−1−[2−(4−ベンジルオキシフェニル)−
5−カルボキシベンゾイミダゾール−1−イル]−4−
メトキシシクロヘキサン(実施例63)、2−(4−ベ
ンジルオキシフェニル)−5−カルボキシメチル−1−
シクロペンチルベンゾイミダゾール(実施例64)、2
−[1−ベンジルオキシカルボニル−4−ピペリジル]
−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例65)、2−[(4−シクロヘキシルフェ
ニル)カルボニルアミノ]−1−シクロペンチルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例66)、1−シ
クロペンチル−2−[4−(3,5−ジクロロベンジル
オキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸(実施例67)、1−シクロペンチル−2−[4−
(3,4−ジクロロベンジルオキシ)フェニル]ベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例68)、1−シ
クロペンチル−2−[4−(フェニルカルバモイルアミ
ノ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例69)、1−シクロペンチル−2−[4−(ジ
フェニルメトキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例70)、
【0059】1−シクロペンチル−2−(4−フェネチ
ルオキシフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸(実施例71)、trans−1−[2−(4−ベン
ジルオキシフェニル)−5−カルボキシベンゾイミダゾ
ール−1−イル]−4−tert−ブチルシクロヘキサ
ン(実施例72)、2−(4−ベンジルオキシフェニ
ル)−5−カルボキシメトキシ−1−シクロペンチルベ
ンゾイミダゾール(実施例73)、2−(4−ベンジル
アミノフェニル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例74)、2−[4−(N
−ベンゼンスルホニル−N−メチルアミノ)フェニル]
−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例75)、2−[4−(N−ベンジル−N−
メチルアミノ)フェニル]−1−シクロペンチルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例76)、1−シ
クロヘキシル−2−(4−フェネチルフェニル)ベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例77)、2−
(1−ベンジル−4−ピペリジル)−1−シクロペンチ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例7
8)、2−(1−ベンゾイル−4−ピペリジル)−1−
シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例79)、1−シクロペンチル−2−[1−(p
−トルエンスルホニル)−4−ピペリジル]ベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸(実施例80)、
【0060】1−シクロヘキシル−2−[4−(3,5
−ジクロロベンジルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例81)、1−シクロヘキ
シル−2−[4−(ジフェニルメトキシ)フェニル]ベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例82)、1
−シクロヘキシル−2−[4−(3,5−ジ−tert
−ブチルベンジルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例83)、2−(4−ベンジ
ルオキシフェニル)−1−(4−メチルシクロヘキシ
ル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例8
4)、1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(2−ナ
フチル)エトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例85)、1−シクロヘキシル−2
−[4−(1−ナフチル)メトキシフェニル]ベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例86)、1−シク
ロヘキシル−2−[4−(ジベンジルアミノ)フェニ
ル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例8
7)、2−[4−(2−ビフェニリルメトキシ)フェニ
ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例88)、2−(4−ベンジルオキシフ
ェニル)−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例89)、1−シクロヘキシル−2
−[4−(ジベンジルメトキシ)フェニル]ベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸(実施例90)、
【0061】2−(4−ベンゾイルメトキシフェニル)
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例91)、2−(4−ベンジル−1−ピペラ
ジニル)−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 2塩酸塩(実施例92)、1−シクロヘ
キシル−2−[4−(3,3−ジフェニルプロピルオキ
シ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例93)、2−[4−(3−クロロ−6−フェニ
ルベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例94)、2
−(4−ベンジルオキシピペリジノ)−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例9
5)、1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(フェノ
キシ)エトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例96)、1−シクロヘキシル−2−
[4−(3−フェニルプロピルオキシ)フェニル]ベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例97)、1−
シクロヘキシル−2−[4−(5−フェニルペンチルオ
キシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例98)、2−(3−ベンジルオキシ−5−イソ
オキサゾリル)−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例99)、2−(2−ベンジ
ルオキシ−5−ピリジル)−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例100)、
【0062】1−シクロヘキシル−2−{4−[2−
(3,4,5−トリメトキシフェニル)エトキシ]フェ
ニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例1
01)、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−
(4,4−ジメチルシクロヘキシル)ベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例102)、1−シクロヘキ
シル−2−{4−[2−(1−ナフチル)エトキシ]フ
ェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
103)、2−[4−(2−ベンジルオキシフェノキ
シ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例104)、2−[4−(3
−ベンジルオキシフェノキシ)フェニル]−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
105)、1−シクロヘキシル−2−[4−(2−ヒド
ロキシフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例106)、1−シクロヘキシル−
2−[4−(3−ヒドロキシフェノキシ)フェニル]ベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例107)、
1−シクロヘキシル−2−[4−(2−メトキシフェノ
キシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例108)、1−シクロヘキシル−2−[4−
(3−メトキシフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例109)、1−シクロヘ
キシル−2−[4−(2−プロポキシフェノキシ)フェ
ニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例1
10)、
【0063】1−シクロヘキシル−2−[4−(3−プ
ロポキシフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例111)、1−シクロヘキシル
−2−{4−[2−(3−メチル−2−ブテニルオキ
シ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例112)、1−シクロヘキシル−2
−{4−[3−(3−メチル−2−ブテニルオキシ)フ
ェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例113)、1−シクロヘキシル−2−[4
−(2−イソペンチルオキシフェノキシ)フェニル]ベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例114)、
1−シクロヘキシル−2−[4−(3−イソペンチルオ
キシフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例115)、1−シクロヘキシル−2
−{4−[2−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベン
ゾ[b,f]アゼピン−5−イル)エトキシ]フェニ
ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例11
6)、1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(4−ト
リフルオロメチルフェニル)ベンジルオキシ]フェニ
ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例11
7)、2−{4−[ビス(4−クロロフェニル)メトキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例118)、1−シクロヘキ
シル−2−{4−[2−(4−メトキシフェニル)エト
キシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例119)、1−シクロヘキシル−2−{4−
[2−(2−メトキシフェニル)エトキシ]フェニル}
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例12
0)、
【0064】1−シクロヘキシル−2−{4−[2−
(3−メトキシフェニル)エトキシ]フェニル}ベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例121)、2−
(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロヘプチル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例12
2)、1−シクロヘキシル−2−[4−(2−フェネチ
ルオキシフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例123)、1−シクロヘキシル
−2−[4−(3−フェネチルオキシフェノキシ)フェ
ニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例1
24)、1−シクロヘキシル−2−[4−(2,2−ジ
フェニルエトキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例125)、2−(4−ベンジルオ
キシフェニル)−1−(3−シクロヘキセニル)ベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例126)、ci
s−1−[2−(4−ベンジルオキシフェニル)−5−
カルボキシベンゾイミダゾール−1−イル]−4−フル
オロシクロヘキサン(実施例127)、1−シクロヘキ
シル−2−[4−(2−フェノキシフェノキシ)フェニ
ル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例12
8)、1−シクロヘキシル−2−[4−(3−フェノキ
シフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例129)、2−{4−[(2R)−2
−ベンジルオキシカルボニルアミノ−2−フェニルエト
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例130)、
【0065】1−シクロヘキシル−2−{2−フルオロ
−4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)ベン
ジルオキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カル
ボン酸(実施例131)、2−[4−(4−ベンジルオ
キシフェノキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例132)、2
−{4−[ビス(4−メチルフェニル)メトキシ]フェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例133)、2−{4−[ビス(4−
フルオロフェニル)メトキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
134)、1−シクロヘキシル−6−メトキシ−2−
[4−(3−フェニルプロポキシ)フェニル]ベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例135)、1−シ
クロヘキシル−6−ヒドロキシ−2−[4−(3−フェ
ニルプロポキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例136)、1−シクロヘキシル−6
−メチル−2−[4−(3−フェニルプロポキシ)フェ
ニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例1
37)、2−{4−[2−(2−ベンジルオキシフェニ
ル)エトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例138)、2−
{4−[2−(3−ベンジルオキシフェニル)エトキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例139)、2−[4−(2
−カルボキシメチルオキシフェノキシ)フェニル]−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例140)、
【0066】2−[4−(3−カルボキシメチルオキシ
フェノキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例141)、2−
{4−[3−クロロ−6−(4−メチルフェニル)ベン
ジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例142)、2−
{4−[3−クロロ−6−(4−メトキシフェニル)ベ
ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例143)、1−
シクロヘキシル−2−{2−メチル−4−[2−(4−
トリフルオロメチルフェニル)ベンジルオキシ]フェニ
ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例14
4)、2−{4−[2−(4−tert−ブチルフェニ
ル)−5−クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実
施例145)、2−{4−(3−クロロ−6−フェニル
ベンジルオキシ)−2−フルオロフェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施
例146)、2−{4−[3−クロロ−6−(3,5−
ジクロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例147)、2−{4−[ビス(4−フルオロフ
ェニル)メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実
施例148)、2−{4−(4−ベンジルオキシフェノ
キシ)−2−クロロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例149)、
2−{4−(4−ベンジルオキシフェノキシ)−2−ト
リフルオロメチルフェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例150)、
【0067】2−{4−[3−クロロ−6−(2−トリ
フルオロメチルフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例151)、2−{4−[(2R)−2−ア
ミノ−2−フェニルエトキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
152)、2−[4−(2−ビフェニリルオキシ)フェ
ニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例153)、2−[4−(3−ビフェ
ニリルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例154)、2−
{4−[2−{(1−tert−ブトキシカルボニル−
4−ピペリジル)メトキシ}フェノキシ]フェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸(実施例155)、2−{4−[3−{(1−ter
t−ブトキシカルボニル−4−ピペリジル)メトキシ}
フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例156)、2−
{4−[3−クロロ−6−(3,4,5−トリメトキシ
フェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例1
57)、2−{4−[2−(2−ビフェニリル)エトキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例158)、2−[4−(2
−ビフェニリルメトキシ)フェニル]−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例15
9)、1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(4−ピ
ペリジルメトキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例160)、
【0068】1−シクロヘキシル−2−{4−[3−
(4−ピペリジルメトキシ)フェノキシ]フェニル}ベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例1
61)、2−{4−[(2R)−2−アセチルアミノ−
2−フェニルエトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例16
2)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−メ
チル−3−ペンテニルオキシ)フェノキシ]フェニル}
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例16
3)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(3−メ
チル−3−ブテニルオキシ)フェノキシ]フェニル}ベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例164)、
2−{4−[{(2S)−1−ベンジル−2−ピロリジ
ニル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例16
5)、2−{4−[3−クロロ−6−(4−メチルチオ
フェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例1
66)、2−{4−[3−クロロ−6−(4−メタンス
ルホニルフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例167)、2−{4−[3−クロロ−6−(2
−チエニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
168)、2−{4−[3−クロロ−6−(3−クロロ
フェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例1
69)、2−{4−[3−クロロ−6−(3−ピリジ
ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例17
0)、
【0069】2−{4−[3−クロロ−6−(4−フル
オロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施
例171)、2−[4−(4−ベンジルオキシフェノキ
シ)−3−フルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例172)、
2−[4−(2−ブロモ−5−クロロベンジルオキシ)
フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例173)、2−{4−[3−ク
ロロ−6−(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]−
2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例174)、2−
{4−[2−{(1−アセチル−4−ピペリジル)メト
キシ}フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例175)、
2−{4−[3−{(1−アセチル−4−ピペリジル)
メトキシ}フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例17
6)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(2−プ
ロピニルオキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸(実施例177)、1−シクロ
ヘキシル−2−{4−[3−(3−ピリジルメトキシ)
フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カル
ボン酸(実施例178)、2−(4−ベンジルオキシ−
2−メトキシフェニル)−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例179)、2−
[4−(2−ブロモ−5−メトキシベンジルオキシ)フ
ェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例180)、
【0070】2−[4−(カルボキシジフェニルメトキ
シ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例181)、2−{4−[2
−(4−クロロフェニル)−5−ニトロベンジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例182)、2−{4−[3
−アセチルアミノ−6−(4−クロロフェニル)ベンジ
ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸(実施例183)、2−{4
−[2−(4−カルボキシフェニル)−5−クロロベン
ジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例184)、2−
{4−[{(2S)−1−ベンジルオキシカルボニル−
2−ピロリジニル}メトキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
185)、2−{2−クロロ−4−[2−(4−トリフ
ルオロメチルフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸(実施例186)、1−シクロヘキシル−2−{4−
[3−(2−ピリジルメトキシ)フェノキシ]フェニ
ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例18
7)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
フルオロベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例18
8)、2−{4−[3−カルボキシ−6−(4−クロロ
フェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例1
89)、2−{4−[3−カルバモイル−6−(4−ク
ロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施
例190)、
【0071】1−シクロヘキシル−2−{4−[2−
(ジメチルカルバモイルメトキシ)フェノキシ]フェニ
ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例19
1)、1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(ピペリ
ジノカルボニルメトキシ)フェノキシ]フェニル}ベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例192)、2
−{4−[{(2S)−1−ベンゼンスルホニル−2−
ピロリジニル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例19
3)、2−{4−[{(2S)−1−ベンゾイル−2−
ピロリジニル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例19
4)、2−{4−[2−(4−カルバモイルフェニル)
−5−クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
195)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(ジ
メチルカルバモイルメトキシ)フェノキシ]フェニル}
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例19
6)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(ピペリ
ジノカルボニルメトキシ)フェノキシ]フェニル}ベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例197)、1
−シクロヘキシル−2−{4−[3−{(1−メタンス
ルホニル−4−ピペリジル)メトキシ}フェノキシ]フ
ェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
198)、1−シクロヘキシル−2−{4−[{2−メ
チル−5−(4−クロロフェニル)−4−オキサゾリ
ル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例199)、2−{4−[3−(3−ク
ロロベンジルオキシ)フェノキシ]フェニル}−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実
施例200)、
【0072】2−{4−[3−(4−クロロベンジルオ
キシ)フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例201)、
1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−フルオロ
ベンジルオキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸(実施例202)、1−シクロ
ヘキシル−2−{4−[{(2S)−1−(4−ニトロ
フェニル)−2−ピロリジニル}メトキシ]フェニル}
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例20
3)、1−シクロヘキシル−2−{4−[{(2S)−
1−フェニル−2−ピロリジニル}メトキシ]フェニ
ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実
施例204)、2−{4−[{(2S)−1−(4−ア
セチルアミノフェニル)−2−ピロリジニル}メトキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例205)、2−{4−
[{5−(4−クロロフェニル)−2−メチル−4−チ
アゾリル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例20
6)、2−{4−[ビス(3−フルオロフェニル)メト
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例207)、1−シクロヘ
キシル−2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−3
−ニトロベンジルオキシ]フェニル}ベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例208)、1−シクロヘキ
シル−2−{4−[3−(4−テトラヒドロピラニルオ
キシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例209)、1−シクロヘキシル−
2−{4−[3−(4−トリフルオロメチルベンジルオ
キシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例210)、
【0073】1−シクロヘキシル−2−{4−[3−
{(1−メチル−4−ピペリジル)メトキシ}フェノキ
シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例211)、2−{4−[3−(4−tert−
ブチルベンジルオキシ)フェノキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例212)、2−{4−[3−(2−クロロベン
ジルオキシ)フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例21
3)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(3−ピ
リジル)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例214)、2−{4−[3−
(4−クロロフェニル)フェノキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例215)、1−シクロヘキシル−2−{4−
[3−(4−メトキシフェニル)フェノキシ]フェニ
ル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例21
6)、1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−(4−
メタンスルホニルフェニル)−2−メチル−5−チアゾ
リル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例217)、2−{4−[{4−(4
−クロロフェニル)−2−メチル−5−チアゾリル}メ
トキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸(実施例218)、2−{4−
[1−(4−クロロベンジル)−3−ピペリジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例219)、1−シクロヘキ
シル−2−{4−[3−{(2−メチル−4−チアゾリ
ル)メトキシ}フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例220)、
【0074】1−シクロヘキシル−2−{4−[3−
{(2,4−ジメチル−5−チアゾリル)メトキシ}フ
ェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸(実施例221)、1−シクロヘキシル−2−{4
−[3−(3,5−ジクロロフェニル)フェノキシ]フ
ェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
222)、2−{4−[1−(4−クロロベンジル)−
4−ピペリジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例22
3)、2−{4−[3−(4−クロロベンジルオキシ)
ピペリジノ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例224)、2−
{4−[4−カルバモイル−2−(4−クロロフェニ
ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例22
5)、2−{4−[4−(4−クロロベンジルオキシ)
ピペリジノ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例226)、2−
{4−[3−{(2−クロロ−4−ピリジル)メトキ
シ}フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例227)、2
−{4−[{(2S)−1−(4−ジメチルカルバモイ
ルフェニル)−2−ピロリジニル}メトキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例228)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−5−エトキシカルボニルベンジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例229)、1−シクロヘキ
シル−2−[4−(3−トリフルオロメチルフェノキ
シ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例230)、
【0075】1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−
(4−ジメチルカルバモイルフェニル)−2−メチル−
5−チアゾリル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例231)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−ジメチルカルバモ
イルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例23
2)、2−{4−[{4−(4−クロロフェニル)−2
−メチル−5−ピリミジニル}メトキシ]フェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸 塩酸塩(実施例233)、2−{4−[{2−(4
−クロロフェニル)−3−ピリジル}メトキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 2塩酸塩(実施例234)、2−{4−
[{3−(4−クロロフェニル)−2−ピリジル}メト
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例235)、2−{4−
[2−(3−クロロフェニル)−4−メチルアミノ−
1,3,5−トリアジン−6−イルオキシ]フェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 トリフルオロ酢酸塩(実施例236)、2−{4
−[2−(4−クロロフェニル)−4−(5−テトラゾ
リル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例23
7)、2−[4−(4−ベンジルオキシ−6−ピリミジ
ニルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例238)、1−シ
クロヘキシル−2−{4−[4−(4−ピリジルメトキ
シ)−6−ピリミジニルオキシ]フェニル}ベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸(実施例239)、2−{4
−[4−(3−クロロフェニル)−6−ピリミジニルオ
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例240)、
【0076】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチル
エステル(実施例241)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 塩酸塩(実施例242)、2−{4−[3−
(4−クロロフェニル)ピリジン−2−イルメトキシ]
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸エチルエステル(実施例243)、2−
[4−(2−ブロモ−5−tert−ブトキシカルボニ
ルベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル(実
施例244)、2−{4−[5−tert−ブトキシカ
ルボニル−2−(4−クロロフェニル)ベンジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸メチルエステル(実施例245)、
2−{4−[5−カルボキシ−2−(4−クロロフェニ
ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル
塩酸塩(実施例246)、2−{4−[2−(4−クロ
ロフェニル)−5−メチルカルバモイルベンジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸メチルエステル(実施例247)、
2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メチル
カルバモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸塩酸塩
(実施例248)、2−{4−[3−(tert−ブチ
ルスルファモイル)−6−(4−クロロフェニル)ベン
ジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例249)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−スルファモ
イルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 トリフルオロ酢
酸塩(実施例250)、
【0077】2−(4−ベンジルオキシシクロヘキシ
ル)−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸 塩酸塩(実施例251)、2−[2−(2−
ビフェニリルオキシメチル)−5−チエニル]−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実
施例252)、2−[2−(2−ビフェニリルオキシメ
チル)−5−フリル]−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸(実施例253)、1−シク
ロヘキシル−2−{4−[{4−(4−フルオロフェニ
ル)−2−ヒドロキシメチル−5−チアゾリル}メトキ
シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例254)、1−シクロヘキシル−2−{4−
[{4−(4−カルボキシフェニル)−2−メチル−5
−チアゾリル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例255)、1−シ
クロヘキシル−2−{2−フルオロ−4−[4−フルオ
ロ−2−(3−フルオロベンゾイル)ベンジルオキシ]
フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施
例256)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−スルホン酸(実施
例257)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−3−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−4−カルボン酸(実施
例258)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−ジ
メチルカルバモイル−5−(4−ピリジルメトキシ)フ
ェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸2塩酸塩(実施例259)、1−シクロヘキシル−
2−{4−[3−カルボキシ−5−(4−ピリジルメト
キシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸 2塩酸塩(実施例260)、
【0078】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−4−カルボン酸(実施
例261)、2−{4−[3−カルバモイル−6−(4
−クロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例262)、2−{4−[{2−(4−カ
ルボキシフェニル)−3−ピリジル}メトキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例263)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−(4−テトラヒドロチオピラニル)ベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸(実施例264)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ジメチルカ
ルバモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩
(実施例265)、1−シクロヘキシル−2−{4−
[3−ジメチルカルバモイル−6−(4−トリフルオロ
メチルフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}ベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例26
6)、1−シクロヘキシル−2−{4−[3−ジメチル
カルバモイル−6−(4−メチルチオフェニル)ベンジ
ルオキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸 塩酸塩(実施例267)、2−{4−[2−(4
−クロロフェニル)−5−メチルカルバモイルベンジル
オキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施
例268)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−ジメチルカルバモイルベンジルオキシ]−2−フ
ルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例269)、2−
{4−[3−カルバモイル−6−(4−クロロフェニ
ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
塩酸塩(実施例270)、
【0079】2−{4−[3−ジメチルカルバモイル−
6−(4−メタンスルホニルフェニル)ベンジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例271)、2−
{4−[3−ジメチルカルバモイル−6−(3−ピリジ
ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 2塩酸塩(実施
例272)、2−{4−[3−ジメチルカルバモイル−
6−(4−ジメチルカルバモイルフェニル)ベンジルオ
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例273)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキシベンジル
オキシ]フェニル}−1−(1−オキソ−4−テトラヒ
ドロチオピラニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸(実施例274)、2−{4−[2−(4−クロロフ
ェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−
1−(1,1−ジオキソ−4−テトラヒドロチオピラニ
ル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例27
5)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
メトキシベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
1−(4−テトラヒドロチオピラニル)ベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例276)、2−{4−
[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキシベンジル
オキシ]−2−フルオロフェニル}−1−(1−オキソ
−4−テトラヒドロチオピラニル)ベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸(実施例277)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキ
シ]−2−フルオロフェニル}−1−(1,1−ジオキ
ソ−4−テトラヒドロチオピラニル)ベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸(実施例278)、2−{4−[2
−(4−クロロフェニル)−5−ジメチルスルファモイ
ルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩(実施例2
79)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
−メタンスルホニルベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例280)、
【0080】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−メチルスルファモイルベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例281)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−5−ジメチルアミノベンジルオキシ]
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例282)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−メタンスルホニルアミノ
ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例283)、2
−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ジエチル
カルバモイルベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例284)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−5−イソプロピルカルバモイルベンジ
ルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例28
5)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
ピペリジノカルボニルベンジルオキシ]−2−フルオロ
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例286)、2−{4−[2−
(4−クロロフェニル)−5−(1−ピロリジニル)カ
ルボニルベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸(実施例287)、2−{4−[2−(4−クロロフ
ェニル)−5−(2−ヒドロキシエチル)カルバモイル
ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施
例288)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−(4−ヒドロキシピペリジノ)カルボニルベンジ
ルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例28
9)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
モルホリノカルボニルベンジルオキシ]−2−フルオロ
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸(実施例290)、
【0081】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−チオモルホリノカルボニルベンジルオキシ]−2
−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸(実施例291)、2−{4
−[3−(カルボキシメチルカルバモイル)−6−(4
−クロロフェニル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例292)、2−{4−[2−{4
−(2−カルボキシエチル)フェニル}−5−クロロベ
ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸(実施例293)、2−
{4−[3−クロロ−6−(4−ヒドロキシメチルフェ
ニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例29
4)、2−{4−[3−クロロ−6−(4−メトキシメ
チルフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施
例295)、2−{4−[2−(3−カルボキシフェニ
ル)−5−クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実
施例296)、2−{4−[2−(4−クロロフェニ
ル)−5−メチルチオベンジルオキシ]フェニル}−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例297)、2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−メチルスルフィニルベンジルオキシ]フェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例298)、2−{4−[2−(4−
クロロフェニル)−5−シアノベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(実施例299)、2−{4−[ビス(2−ピ
リジル)メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例300)、
【0082】2−{4−[ビス(4−ジメチルカルバモ
イルフェニル)メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例30
1)、2−{4−[ビス(2−チエニル)メトキシ]フ
ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例302)、2−{4−[2−(4
−クロロフェニル)−5−(ジメチルカルバモイル)ベ
ンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエ
ステル(実施例303)、2−{4−[2−(4−クロ
ロフェニル)−5−(ジメチルカルバモイル)ベンジル
オキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・ナトリウム塩
(実施例304)、2−{4−[5−カルボキシ−2−
(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]−2−フルオ
ロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸(実施例305)、2−{4−[2−
(4−カルボキシフェニル)−5−メトキシベンジルオ
キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸(実施例306)、2−{4−
[2−(4−カルバモイルフェニル)−5−(ジメチル
カルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施
例307)、2−{4−[5−アミノ−2−(4−クロ
ロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
308)、2−{4−[5−(4−クロロフェニル)−
2−メトキシベンジルスルフィニル]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・
塩酸塩(実施例309)、2−{4−[5−(4−クロ
ロフェニル)−2−メトキシベンジルスルホニル]フェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸・塩酸塩(実施例310)、
【0083】2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−メトキシベンジルチオ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩
(実施例311)、2−{4−[ビス(4−カルボキシ
フェニル)メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
(実施例312)、2−{4−[フェニル−3−ピリジ
ルメトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例3
13)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
−(メチルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フル
オロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸メチルエステル(実施例314)、
2−{4−[5−クロロ−2−(4−ピリジル)ベンジ
ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩(実施例315)、
2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(ベン
ジルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・
塩酸塩(実施例316)、2−{4−[2−(4−クロ
ロフェニル)−5−(シクロヘキシルメチルカルバモイ
ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩(実施例
317)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−
5−(4−ピリジルメチルカルバモイル)ベンジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸・二塩酸塩(実施例318)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(N−ベン
ジル−N−メチルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸・塩酸塩(実施例319)、2−{4−[5
−ジメチルアミノカルボニル−2−(4−ピリジル)ベ
ンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸・2塩酸塩(実施例32
0)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
(4−メチルピペラジン−1−イルカルボニル)ベンジ
ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸・2塩酸塩(実施例32
1)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
{N−(3−ピリジルメチル)カルバモイル}ベンジル
オキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
ゾール−5−カルボン酸・2塩酸塩(実施例322)、
2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−{N−
(2−ピリジルメチル)カルバモイル}ベンジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸・2塩酸塩(実施例323)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(シクロヘ
キシルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
・塩酸塩(実施例324)、2−{4−[2−(4−ク
ロロフェニル)−5−(2−ピリジン−4−イルエチル
カルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・2塩
酸塩(実施例325)、2−{4−[(4−フルオロフ
ェニル){4−(ジメチルアミノカルボニル)フェニ
ル}メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(実施例
326)、2−{4−[(4−フルオロフェニル)(4
−カルボキシフェニル)メトキシ]−2−フルオロフェ
ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸(実施例327)、2−{4−[2−(4−
クロロフェニル)−5−(4−オキソピペリジノカルボ
ニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩(実施
例328)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−ヒドロキシベンジルオキシ]フェニル}−1−シ
クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩
酸塩(実施例329)、2−{4−[2−(4−クロロ
フェニル)−5−(イソプロピルカルバモイル)ベンジ
ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩(実施例330)、
2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(N−
イソプロピル−N−メチルカルバモイル)ベンジルオキ
シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸・塩酸塩(実施例331)、2−
{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(フェニル
カルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸
塩(実施例332)、2−{4−[2−(4−クロロフ
ェニル)−5−(4−メトキシピペリジノカルボニル)
ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩(実施例33
3)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
(3−ヒドロキシプロピルオキシ)ベンジルオキシ]フ
ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸(実施例334)、2−{4−[2−(4
−クロロフェニル)−5−(2−ヒドロキシエトキシ)
ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩(実施例33
5)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−
メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルインドール−5−カルボン酸メチルエステル(実施
例501)、2−{4−[2−(4−クロロフェニル)
−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
ロヘキシル−1H−インドール−5−カルボン酸(実施
例502)、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1
−シクロペンチル−1H−インドール−5−カルボン酸
(実施例503)、2−(4−ベンジルオキシフェニ
ル)−3−シクロヘキシルイミダゾ[1,2−a]ピリ
ジン−7−カルボン酸エチルエステル(実施例60
1)、2−(4−ベンジルオキシフェニル)−3−シク
ロヘキシルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−カル
ボン酸(実施例602)、及び2−{4−[2−(4−
クロロフェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェ
ニル}−3−シクロヘキシル−3H−イミダゾ[4,5
−b]ピリジン−6−カルボン酸(実施例701)から
なる群より選ばれる一般式[I]で表される縮合環化合
物又は製薬上許容されるその塩。
【0084】(32)(14)乃至(31)のいずれか
に記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩、及
び製薬上許容される担体を含んで成る医薬組成物。
【0085】(33)(1)乃至(31)のいずれかに
記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩、及び
製薬上許容される担体を含んで成るC型肝炎ウイルスポ
リメラーゼ阻害剤。
【0086】(34)(1)乃至(31)のいずれかに
記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩、及び
製薬上許容される担体を含んで成る抗C型肝炎ウイルス
剤。
【0087】(35)(14)乃至(31)のいずれか
に記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩、及
び製薬上許容される担体を含んで成るC型肝炎治療剤。
【0088】本明細書において使用する各置換基及び各
部位の定義は、次の通りである。「ハロゲン原子」と
は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子で
あり、好ましくはフッ素原子、塩素原子又は臭素原子で
ある。特に好ましくは、R5、R5’、R6、R6’、グル
ープA及びグループCにおいてフッ素原子であり、X、
Z、Z’、グループB及びグループDにおいてフッ素原
子又は塩素原子である。
【0089】「C1-6アルキル基」とは、炭素数1乃至
6の直鎖又は分岐鎖アルキル基を表し、具体的にはメチ
ル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチ
ル基、ペンチル基、イソペンチル基、tert−ペンチ
ル基、ヘキシル基等が挙げられる。好ましくは炭素数1
乃至4の直鎖又は分岐鎖アルキル基であり、特に好まし
くは、Ra7、Ra8、Ra9、Ra15、Ra16、Ra17
a29、Ra33、Rb6及びRb7においてメチル基であり、
b1、Rb2、グループB及びグループCにおいてメチル
基又はtert−ブチル基である。
【0090】「ハロゲン化C1-6アルキル基」とは、上
記定義の「C1-6アルキル基」が上記定義の「ハロゲン
原子」で置換されたものであり、好ましくはそのアルキ
ル部位が炭素数1乃至4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基
であるハロゲン化アルキル基である。具体的には、フル
オロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチ
ル基、ブロモメチル基、クロロメチル基、1,2−ジク
ロロメチル基、2,2−ジクロロメチル基、2,2,2
−トリフルオロエチル基等が挙げられる。グループBに
おいて特に好ましくは、トリフルオロメチル基である。
【0091】「C1-6アルキレン」とは、炭素数1乃至
6の直鎖アルキレンを表し、メチレン、エチレン、トリ
メチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメ
チレンが挙げられる。Yにおいて好ましくは、メチレン
又はエチレンである。
【0092】「C2-6アルケニレン」とは、炭素数2乃
至6の直鎖アルケニレンを表し、ビニレン、プロペニレ
ン、1−ブテニレン、1,3−ブタジエニレン等が挙げ
られる。Yにおいて好ましくは、ビニレンである。
【0093】「C1-6アルコキシ基」とは、そのアルキ
ル部位が上記定義の「C1-6アルキル基」であるアルキ
ル−オキシ基であり、好ましくはそのアルキル部位が炭
素数1乃至4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基であるアル
コキシ基である。具体的にはメトキシ基、エトキシ基、
プロポキシ基、イソプロピルオキシ基、ブトキシ基、イ
ソブチルオキシ基、tert−ブチルオキシ基、ペンチ
ルオキシ基、ヘキシルオキシ基等が挙げられる。Ra2
a3、グループA及びグループCにおいて特に好ましく
は、メトキシ基である。
【0094】「C1-6アルカノイル基」とは、そのアル
キル部位が上記定義の「C1-6アルキル基」であるアル
キル−カルボニル基であり、好ましくはそのアルキル部
位が炭素数1乃至4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基であ
るアルカノイル基である。具体的にはアセチル基、プロ
ピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、ピバロイル
基等が挙げられる。R1、R2、R3、R4、Ra5
a29、Rb7、グループBにおいて特に好ましくは、ア
セチル基である。
【0095】「C1-6アルコキシカルボニル基」とは、
そのアルコキシ部位が上記定義の「C1-6アルコキシ
基」であるアルキル−オキシ−カルボニル基であり、好
ましくはそのアルキル部位が炭素数1乃至4の直鎖又は
分岐鎖のアルキル基であるアルコキシカルボニル基であ
る。具体的には、メトキシカルボニル基、エトキシカル
ボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロピルオキ
シカルボニル基、ブトキシカルボニル基、イソブチルオ
キシカルボニル基、tert−ブチルオキシカルボニル
基、ペンチルオキシカルボニル基、ヘキシルオキシカル
ボニル基等が挙げられる。Ra10及びグループAにおい
て特に好ましくは、メトキシカルボニル基、エトキシカ
ルボニル基である。
【0096】「C1-6アルキルアミノ基」とは、そのア
ルキル部位が上記定義の「C1-6アルキル基」であるア
ルキル−アミノ基若しくはジアルキル−アミノ基であ
り、好ましくはそのアルキル部位が炭素数1乃至4の直
鎖又は分岐鎖のアルキル基であるアルキルアミノ基若し
くはジアルキルアミノ基である。具体的にはメチルアミ
ノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基、イソプロピ
ルアミノ基、ブチルアミノ基、イソブチルアミノ基、t
ert−ブチルアミノ基、ペンチルアミノ基、ヘキシル
アミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、メチ
ルエチルアミノ基、N−イソプロピル−N−イソブチル
アミノ基等が挙げられる。Ra7において特に好ましくは
メチルアミノ基であり、Ra21及びグループAにおいて
特に好ましくはジメチルアミノ基である。
【0097】「C1-6アルカノイルアミノ基」とは、そ
のアルカノイル部位が上記定義の「C1-6アルカノイル
基」であるアルキル−カルボニル−アミノ基であり、好
ましくはそのアルキル部位が炭素数1乃至4の直鎖又は
分岐鎖のアルキル基であるアルキルカルボニルアミノ基
である。具体的にはアセチルアミノ基、プロピオニルア
ミノ基、ブチリルアミノ基、イソブチリルアミノ基、ピ
バロイルアミノ基等が挙げられる。X及びRa10におい
て特に好ましくは、アセチルアミノ基である。
【0098】「C1-6アルキルスルホニル基」とは、そ
のアルキル部位が上記定義の「C1-6アルキル基」であ
るアルキル−スルホニル基であり、好ましくはそのアル
キル部位が炭素数1乃至4の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基であるアルキルスルホニル基である。具体的には、メ
チルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスル
ホニル基、イソプロピルスルホニル基、ブチルスルホニ
ル基、イソブチルスルホニル基、tert−ブチルスル
ホニル基、ペンチルスルホニル基、ヘキシルスルホニル
基等が挙げられる。X及びRa5において特に好ましく
は、メチルスルホニル基である。
【0099】「C6-14アリール基」とは、炭素数6乃至
14の芳香族炭化水素基であり、具体的にはフェニル
基、ナフチル基、アントリル基、インデニル基、アズレ
ニル基、フルオレニル基、フェナントリル基等が挙げら
れる。環A、環A’、環B及び環B’において、好まし
くはフェニル基又はナフチル基、特に好ましくはフェニ
ル基である。
【0100】「C3-8シクロアルキル基」とは、炭素数
3乃至8個、好ましくは5乃至7個の飽和シクロアルキ
ル基であり、具体的にはシクロプロピル基、シクロブチ
ル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘ
プチル基及びシクロオクチル基である。環A、環A’、
環B及び環B’において特に好ましくは、シクロヘキシ
ル基である。
【0101】「C3-8シクロアルケニル基」とは、炭素
数3乃至8個、好ましくは5乃至7個のシクロアルケニ
ル基であり、少なくとも1個、好ましくは1又は2個の
二重結合を含む。具体的にはシクロプロペニル基、シク
ロブテニル基、シクロペンテニル基、シクロペンタジエ
ニル基、シクロヘキセニル基、2,4−シクロヘキサジ
エン−1−イル基、2,5−シクロヘキサジエン−1−
イル基、シクロヘプテニル基及びシクロオクテニル基等
が挙げられ、フェニル基の様なアリール基及び完全飽和
のシクロアルキル基を含まない。環A、環A’において
好ましくは、シクロヘキセニル基である。
【0102】「ヘテロ環基」とは、環を構成する原子と
して、炭素原子の他に、酸素原子、窒素原子及び硫黄原
子から選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を有し、環を構成
する原子の数が3乃至14であり、飽和環及び不飽和
環、単環及び縮合環を含む。単環であるヘテロ環基とし
て具体的には、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニ
ル基、ピリダジニル基、1,3,5−トリアジニル基、
ピロリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、1,2,
4−トリアゾリル基、テトラゾリル基、チエニル基、フ
リル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾ
リル基、イソチアゾリル基、チアジアゾリル基、ピロリ
ニル基、ピロリジニル基、イミダゾリジニル基、ピペリ
ジル基、ピペラジニル基、モルホリニル基、チオモルホ
リニル基、テトラヒドロピラニル基等が挙げられる。ま
た、縮合環であるヘテロ環基として具体的には、キノリ
ル基、イソキノリル基、キナゾリニル基、キノキサリル
基、フタラジニル基、シンノリニル基、ナフチリジニル
基、5,6,7,8−テトラヒドロキノリル基、インド
リル基、ベンゾイミダゾリル基、インドリニル基、ベン
ゾフラニル基、ベンゾチエニル基、ベンゾオキサゾリル
基、ベンゾチアゾリル基等が挙げられる。好ましくは、
5員環或は6員環の単環であるヘテロ環基であり、具体
的には、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、
ピリダジニル基、1,3,5−トリアジニル基、ピロリ
ル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、1,2,4−ト
リアゾリル基、テトラゾリル基、チエニル基、フリル
基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル
基、イソチアゾリル基、チアジアゾリル基、ピロリジニ
ル基、ピペリジル基、ピペラジニル基等が挙げられる。
環A及び環A’において特に好ましくは、芳香族である
ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジ
ニル基であり、さらに好ましくはピリジル基である。環
B及び環B’において特に好ましくは、芳香族であるピ
リジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニ
ル基、1,3,5−トリアジニル基、ピロリル基、ピラ
ゾリル基、イミダゾリル基、1,2,4−トリアゾリル
基、テトラゾリル基、チエニル基、フリル基、オキサゾ
リル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチア
ゾリル基、チアジアゾリル基である。更に好ましくはピ
リジル基、チアゾリル基であり、最も好ましくはチアゾ
リル基である。
【0103】「C6-14アリールC1-6アルキル基」と
は、そのアルキル部位が上記定義の「C1-6アルキル
基」であり、アリール部位が上記定義の「C6-14アリー
ル基」であるアリール−アルキル基である。好ましくは
そのアルキル部位が炭素数1乃至4の直鎖のアルキル基
であり、アリール部位がフェニル基であるアリール−ア
ルキル基であり、具体的には、ベンジル基、フェネチル
基、3−フェニルプロピル基、2−フェニルプロピル
基、4−フェニルブチル基等が挙げられる。Ra8及びR
b6において特に好ましくは、ベンジル基である。
【0104】「C6-14アリールC1-6アルキルオキシカ
ルボニル基」とは、そのC6-14アリールC1-6アルキル
部位が上記定義の「C6-14アリールC1-6アルキル基」
である、アリール−アルキル−オキシ−カルボニル基で
ある。好ましくはそのアルキル部位が炭素数1乃至4の
直鎖のアルキル基であり、アリール部位がフェニル基で
あるアリール−アルキル−オキシ−カルボニル基であ
り、具体的には、ベンジルオキシカルボニル基、フェネ
チルオキシカルボニル基、3−フェニルプロピルオキシ
カルボニル基、2−フェニルプロピルオキシカルボニル
基、4−フェニルブチルオキシカルボニル基等が挙げら
れる。Rb7において特に好ましくは、ベンジルオキシカ
ルボニル基である。
【0105】「置換されてもよいC1-6アルキル基」と
は、上記定義の「C1-6アルキル基」、好ましくは炭素
数1乃至4の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が1乃至3個
の置換基で置換されてもよいものであり、無置換のアル
キル基を含む。該置換基としては、上記定義の「ハロゲ
ン原子」、水酸基、カルボキシル基、アミノ基、上記定
義の「C1-6アルコキシ基」、上記定義の「C1-6アルコ
キシカルボニル基」及び上記定義の「C1-6アルキルア
ミノ基」から選ばれる。「置換されてもよいC1-6アル
キル基」として具体的には、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、s
ec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イ
ソペンチル基、tert−ペンチル基、ネオペンチル
基、1−エチルプロピル基、ヘキシル基、トリフルオロ
メチル基、ヒドロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル
基、3−ヒドロキシプロピル基、4−ヒドロキシブチル
基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、カルボキシル
メチル基、2−カルボキシルエチル基、メトキシメチル
基、エトキシカルボニルメチル基、2−エトキシカルボ
ニルエチル基、2−ジメチルアミノエチル基等が挙げら
れる。好ましくは、R1、R2、R3及びR4においてメチ
ル基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、カルボキシ
ルメチル基又は2−ジメチルアミノエチル基であり、R
5、R5’、R6及びR6’においてはメチル基又はトリフ
ルオロメチル基であり、R7、R8、Ra18、Ra24、R
a25、Ra31及びRb5においてはメチル基であり、Ra1
びRa19においてはメチル基、エチル基、Ra2及びRa3
においてはメチル基、カルボキシルメチル基又は2−ジ
メチルアミノエチル基であり、Ra6においてはメチル基
又はカルボキシルメチル基であり、Xにおいてはメチル
基、エチル基、イソプロピル基、ブチル基又はトリフル
オロメチル基であり、Ra10においては、メチル基、エ
チル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t
ert−ブチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、
1−エチルプロピル基又はカルボキシルメチル基であ
り、Ra11においてはメチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、トリフ
ルオロメチル基、2−ヒドロキシエチル基又はカルボキ
シルメチル基であり、Ra12においてはメチル基又は4
−ヒドロキシブチル基であり、Ra13においてはメチル
基、エチル基、イソプロピル基、ブチル基、2−ヒドロ
キシエチル基、4−ヒドロキシブチル基、エトキシカル
ボニルメチル基、2−(エトキシカルボニル)エチル基
又は2−ジメチルアミノエチル基であり、Ra20におい
てはメチル基、プロピル基、ブチル基、イソペンチル
基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシメチル基、2−
ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基、又は
カルボキシメチル基であり、Ra2 2及びRa23においては
メチル基、エチル基であり、Ra26においてはメチル基
又はtert−ブチル基であり、Ra27及びRa28におい
てはメチル基、エチル基、イソプロピル基、2−ヒドロ
キシエチル基又はカルボキシルメチル基であり、Z、
Z’及びグループDにおいてはメチル基、エチル基、プ
ロピル基、イソプロピル基、tert−ブチル基、トリ
フルオロメチル基、ヒドロキシメチル基、2−ヒドロキ
シエチル基、2−カルボキシルエチル基、メトキシメチ
ル基又はエトキシカルボニルメチル基である。特に好ま
しくは、R5、R5’、R6及びR6’においてはトリフル
オロメチル基であり、Ra26においてはメチル基又はt
ert−ブチル基であり、Z、Z’及びグループDにお
いてはメチル基、tert−ブチル基、トリフルオロメ
チル基又はヒドロキシメチル基であり、その他各置換基
においてはメチル基である。
【0106】「置換されてもよいC2-6アルケニル基」
とは、炭素数2乃至6の直鎖又は分岐鎖アルケニル基が
1乃至3個の置換基で置換されてもよいものであり、無
置換のアルケニル基を含む。該置換基としては、上記定
義の「ハロゲン原子」、水酸基、カルボキシル基、アミ
ノ基、上記定義の「C1-6アルコキシ基」、上記定義の
「C1-6アルコキシカルボニル基」及び上記定義の「C1
-6アルキルアミノ基」から選ばれる。「置換されてもよ
いC2-6アルケニル」として具体的には、ビニル基、ア
リル基、1−プロペニル基、イソプロペニル基、1−ブ
テニル基、2−ブテニル基、1,3−ブタジエニル基、
2−イソペンテニル基、3−イソヘキセニル基、4−メ
チル−3−ペンテニル基、2−カルボキシルエテニル基
等が挙げられる。Xにおいて好ましくは2−カルボキシ
ルエテニル基であり、Ra20において好ましくは、2−
イソペンテニル基、3−イソヘキセニル基又は4−メチ
ル−3−ペンテニル基である。
【0107】「置換されてもよいC2-6アルキニル基」
とは、炭素数2乃至6の直鎖又は分岐鎖アルキニル基が
1乃至3個の置換基で置換されてもよいものであり、無
置換のアルキニル基を含む。該置換基としては、上記定
義の「ハロゲン原子」、水酸基、カルボキシル基、アミ
ノ基、上記定義の「C1-6アルコキシ基」、上記定義の
「C1-6アルコキシカルボニル基」及び上記定義の「C1
-6アルキルアミノ基」から選ばれる。具体的にはエチニ
ル基、1−プロピニル基、2−プロピニル基、3−ブチ
ニル基等が挙げられる。Ra20において好ましくは、2
−プロピニル基である。
【0108】「グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリール基」とは、上記
定義の「C6-14アリール基」が1乃至5個の置換基で置
換されてもよいものであり、無置換のアリール基を含
む。該置換基は、上記定義の「ハロゲン原子」、シアノ
基、ニトロ基、上記定義の「C1-6アルキル基」、上記
定義の「ハロゲン化C1-6アルキル基」、上記定義の
「C1-6アルカノイル基」、−(CH2)r−COORb1
−(CH2)r−CONRb1b2、−(CH2)r−NR
b1 b2、−(CH2)r−NRb1−CORb2、−(CH2)r
NHSO2b1、−(CH2)r−ORb1、−(CH2)r−S
b1、−(CH2)r−SO2b1及び−(CH2)r−SO2
b1b2(ここでRb1及びRb2は、それぞれ独立して、
水素原子又は上記定義の「C1-6アルキル基」であり、
rは0又は1乃至6の整数である。)から選ばれる。具
体的にはフェニル基、ナフチル基、アントリル基、イン
デニル基、アズレニル基、フルオレニル基、フェナント
リル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニ
ル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、
2,4−ジクロロフェニル基、3,5−ジクロロフェニ
ル基、ペンタフルオロフェニル基、4−メチルフェニル
基、4−tert−ブチルフェニル基、2−トリフルオ
ロメチルフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル
基、4−ニトロフェニル基、4−シアノフェニル基、4
−アセチルフェニル基、4−カルボキシルフェニル基、
4−カルバモイルフェニル基、4−アミノフェニル基、
4−ジメチルアミノフェニル基、4−アセチルアミノフ
ェニル基、4−(メチルスルホニルアミノ)フェニル
基、4−メトキシフェニル基、3,4,5−トリメトキ
シフェニル基、4−メチルチオフェニル基、4−メチル
スルホニルフェニル基、4−アミノスルホニルフェニル
基、3−ニトロ−4−メトキシフェニル基、4−ニトロ
−3−メトキシフェニル基が挙げられる。アリール部位
において好ましくはフェニル基であり、グループBとし
て好ましくは上記定義の「ハロゲン原子」、ニトロ基、
上記定義の「C1-6アルキル基」、上記定義の「ハロゲ
ン化C1-6アルキル基」、−(CH2)r−ORb1であり、
具体的にはフッ素原子、塩素原子、ニトロ基、メチル
基、tert−ブチル基、トリフルオロメチル基又はメ
トキシ基である。特に好ましくはフッ素原子又は塩素原
子である。具体的な「グループBから選ばれる1乃至5
個の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基」とし
て好ましくは、Ra12、Ra27及びRa28においてはフェ
ニル基、4−tert−ブチルフェニル基、3−クロロ
フェニル基、4−クロロフェニル基、4−メトキシフェ
ニル基又は4−トリフルオロメチルフェニル基であり、
a14、Ra22、Ra23、Ra26及びRb5においてフェニル
基、Ra18においてはフェニル基、3−フルオロフェニ
ル基、Ra20においてはフェニル基、2,4−ジクロロ
フェニル基、Ra24においてはフェニル基、4−クロロ
フェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、3,
5−ジクロロフェニル基、3−ニトロ−4−メトキシフ
ェニル基又は4−ニトロ−3−メトキシフェニル基、R
a25においてはフェニル基又は4−メチルフェニル基で
ある。各置換基において特に好ましくは、フェニル基で
ある。
【0109】「グループDから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリール基」とは、上記
定義の「C6-14アリール基」が1乃至5個の置換基で置
換されてもよいものであり、無置換のアリール基を含
む。該置換基は、上記グループD((a)乃至(p)に示され
る置換基)から選ばれる。グループDとして具体的に
は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ニトロ基、シア
ノ基、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、tert−ブチル基、トリフルオロメチル基、ヒド
ロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル基、メトキシメ
チル基、2−カルボキシルエチル基、メトキシカルボニ
ルメチル基、エトキシカルボニルメチル基、アセチル
基、カルボキシル基、メトキシカルボニル基、エトキシ
カルボニル基、カルバモイル基、メチルアミノカルボニ
ル基、イソプロピルアミノカルボニル基、ジメチルアミ
ノカルボニル基、ジエチルアミノカルボニル基、(2−
ヒドロキシエチル)アミノカルボニル基、(カルボキシ
ルメチル)アミノカルボニル基、水酸基、メトキシ基、
エトキシ基、プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ
基、イソペンチルオキシ基、2−イソペンテニルオキシ
基、3−イソヘキセニルオキシ基、4−メチル−3−ペ
ンテニルオキシ基、2−プロピニルオキシ基、ヒドロキ
シメチルオキシ基、カルボキシルメチルオキシ基、(ジ
メチルアミノカルボニル)メチルオキシ基、アミノ基、
メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ
基、アセチルアミノ基、メチルスルホニルアミノ基、メ
チルチオ基、メチルスルホニル基、メチルスルフィニル
基、アミノスルホニル基、メチルアミノスルホニル基、
ジメチルアミノスルホニル基が挙げられる。「グループ
Dから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよい
C6-14アリール基」として具体的には、フェニル基、ナ
フチル基、アントリル基、インデニル基、アズレニル
基、フルオレニル基、フェナントリル基、3−フルオロ
フェニル基、4−フルオロフェニル基、3−クロロフェ
ニル基、4−クロロフェニル基、2,4−ジクロロフェ
ニル基、3,5−ジクロロフェニル基、4−ブロモフェ
ニル基、4−ニトロフェニル基、ペンタフルオロフェニ
ル基、4−メチルフェニル基、4−tert−ブチルフ
ェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル基、4−ト
リフルオロメチルフェニル基、4−(ヒドロキシメチ
ル)フェニル基、4−(メトキシメチル)フェニル基、
4−(2−カルボキシルエチル)フェニル基、3−カル
ボキシルフェニル基、4−カルボキシルフェニル基、4
−メトキシフェニル基、3,4,5−トリメトキシフェ
ニル基、4−カルバモイルフェニル基、4−メチルチオ
フェニル基、4−(ジメチルアミノカルボニル)フェニ
ル基、4−メチルスルホニルフェニル基、4−アセチル
アミノフェニル基、4−シアノフェニル基、4−アセチ
ルフェニル基、4−アミノフェニル基、4−ジメチルア
ミノフェニル基、4−(メチルスルホニルアミノ)フェ
ニル基、4−メチルスルフィニルフェニル基、4−アミ
ノスルホニルフェニル基、3−ニトロ−4−メトキシフ
ェニル基又は4−ニトロ−3−メトキシフェニル基が挙
げられる。Z及びZ’において、アリール部位として好
ましくはフェニル基であり、グループDとして好ましく
は上記定義の「ハロゲン原子」、ニトロ基、上記定義の
「置換されてもよいC1-6アルキル基」、−(CH2)
COORa19、−(CH2)−CONRa27a28、−(C
2)−ORa20、−(CH2)−NRa29CO−Ra2 4
−(CH2)−S(O)−Ra25又は−(CH2)−SO2
−NHRa26である。「グループDから選ばれる1乃至
5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基」と
して具体的に好ましくは、フェニル基、3−フルオロフ
ェニル基、4−フルオロフェニル基、3−クロロフェニ
ル基、4−クロロフェニル基、3,5−ジクロロフェニ
ル基、4−ブロモフェニル基、4−ニトロフェニル基、
4−メチルフェニル基、4−tert−ブチルフェニル
基、2−トリフルオロメチルフェニル基、4−トリフル
オロメチルフェニル基、4−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル基、4−(メトキシメチル)フェニル基、4−(2
−カルボキシルエチル)フェニル基、3−カルボキシル
フェニル基、4−カルボキシルフェニル基、4−メトキ
シフェニル基、3,4,5−トリメトキシフェニル基、
4−カルバモイルフェニル基、4−メチルチオフェニル
基、4−(ジメチルアミノカルボニル)フェニル基、4
−メチルスルホニルフェニル基、4−アセチルアミノフ
ェニル基、4−メチルスルフィニルフェニル基、4−ア
ミノスルホニルフェニル基である。特に好ましくは上記
定義の「ハロゲン原子」、上記定義の「置換されてもよ
いC1-6アルキル基」、−(CH2)−COORa19、−
(CH2)−CONRa27a 28、−(CH2)−ORa20
又は−(CH2)−S(O)−Ra25であり、具体的には
フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ニトロ基、メチル
基、tert−ブチル基、カルボキシル基、トリフルオ
ロメチル基、ヒドロキシメチル基、メトキシメチル基、
2−カルボキシルエチル基、メトキシ基、カルバモイル
基、メチルチオ基、ジメチルアミノカルボニル基、メチ
ルスルホニル基、アセチルアミノ基である。更に好まし
くはフッ素原子、塩素原子、メチル基、tert−ブチ
ル基、カルボキシル基、メトキシ基、カルバモイル基、
メチルチオ基、ジメチルアミノカルボニル基、メチルス
ルホニル基又はアセチルアミノ基であり、最も好ましく
はフッ素原子又は塩素原子である。
【0110】「グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいヘテロ環基」とは、上記定義の
「ヘテロ環基」が1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いものであり、無置換のヘテロ環基を含む。該置換基
は、上記定義の「ハロゲン原子」、シアノ基、ニトロ
基、上記定義の「C1-6アルキル基」、上記定義の「ハ
ロゲン化C1-6アルキル基」、上記定義の「C1-6アルカ
ノイル基」、−(CH2)r−COORb1、−(CH2)r−C
ONRb1b2、−(CH2)r−NRb1b2、−(CH2)r
NRb1−CORb2、−(CH2)r−NHSO2b1、−(C
2)r−ORb1、−(CH2)r−SRb1、−(CH2)r−S
2b1及び−(CH2)r−SO2NRb1b2(ここでRb1
及びRb2は、それぞれ独立して、水素原子又は上記定義
の「C1-6アルキル基」であり、rは0又は1乃至6の
整数である。)から選ばれる。具体的には、2−ピリジ
ル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、3−フルオロ
ピリジン−4−イル基、3−クロロピリジン−4−イル
基、4−クロロピリジン−3−イル基、ピラジニル基、
ピリミジニル基、ピリダジニル基、1,3,5−トリア
ジニル基、ピロリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル
基、1,2,4−トリアゾリル基、テトラゾリル基、2
−チエニル基、3−チエニル基、フリル基、オキサゾリ
ル基、2−メチルオキサゾール−4−イル基、イソオキ
サゾリル基、チアゾリル基、2−メチルチアゾール−4
−イル基、2,5−ジメチルチアゾール−4−イル基、
2,4−ジメチルチアゾール−5−イル基、イソチアゾ
リル基、チアジアゾリル基、ピロリニル基、ピロリジニ
ル基、3−ヒドロキシピロリジニル基、イミダゾリジニ
ル基、ピペリジル基、3−ヒドロキシピペリジノ基、4
−ヒドロキシピペリジノ基、3,4−ジヒドロキシピペ
リジノ基、4−メトキシピペリジノ基、4−カルボキシ
ピペリジノ基、4−(ヒドロキシメチル)ピペリジノ
基、2−オキソピペリジノ基、4−オキソピペリジノ
基、2,2,6,6−テトラメチルピペリジノ基、2,
2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジノ
基、N−メチルピペリジン−4−イル基、N−(ter
t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル基、N
−アセチルピペリジン−4−イル基、N−メチルスルホ
ニルピペリジン−4−イル基、ピペラジニル基、4−メ
チルスルホニルピペラジニル基、モルホリニル基、チオ
モルホリニル基、1−オキソチオモルホリン−4−イル
基、1,1−ジオキソチオモルホリン−4−イル基、テ
トラヒドロピラニル基、キノリル基、イソキノリル基、
キナゾリニル基、キノキサリル基、フタラジニル基、シ
ンノリニル基、ナフチリジニル基、5,6,7,8−テ
トラヒドロキノリル基、インドリル基、ベンゾイミダゾ
リル基、インドリニル基、ベンゾフラニル基、ベンゾチ
エニル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基
等が挙げられる。ヘテロ環部位として好ましくは、5員
環或は6員環の単環であるヘテロ環基であり、具体的に
は、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリ
ダジニル基、1,3,5−トリアジニル基、ピロリル
基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、1,2,4−トリ
アゾリル基、テトラゾリル基、チエニル基、フリル基、
オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、
イソチアゾリル基、チアジアゾリル基、ピロリジニル
基、ピペリジル基、ピペラジニル基、モルホリニル基、
チオモルホリニル基又はテトラヒドロピラニル基であ
り、グループBとして好ましくは上記定義の「ハロゲン
原子」、上記定義の「C1-6アルキル基」、上記定義の
「ハロゲン化C1-6アルキル基」、上記定義の「C1-6ア
ルカノイル基」、−(CH2)r−COORb1、−(CH2)r
−CONRb1b2、−(CH2)r−ORb1である。具体的
な「グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換
されてもよいヘテロ環基」として、好ましくはピペリジ
ノ基、4−ヒドロキシピペリジノ基、1−ピペラジニル
基、1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル
基、1−ピロリジニル基、モルホリノ基、4−チオモル
ホリニル基、テトラヒドロピラニル基、ピリジル基、チ
アゾリル基である。特に好ましくは、Ra18においてピ
ペリジノ基、4−ヒドロキシピペリジノ基、1−ピペラ
ジニル基、1−ピロリジニル基、モルホリノ基、4−チ
オモルホリニル基であり、Ra20においてはテトラヒド
ロピラニル基又は4−ヒドロキシピペリジノ基、であ
り、Ra21においてはピペリジノ基であり、Ra24及びR
a25においてはピリジル基であり、Ra26においてはピリ
ジル基又はチアゾリル基であり、Ra27又はRa28におい
ては1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル
基、3−ヒドロキシピロリジニル基、3−ヒドロキシピ
ペリジノ基、4−ヒドロキシピペリジノ基、3,4−ジ
ヒドロキシピペリジノ基、4−メトキシピペリジノ基、
4−カルボキシピペリジノ基、4−(ヒドロキシメチ
ル)ピペリジノ基、2−オキソピペリジノ基、4−オキ
ソピペリジノ基、2,2,6,6−テトラメチルピペリ
ジノ基、2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキ
シピペリジノ基、4−メチルスルホニルピペラジニル
基、1−オキソチオモルホリン−4−イル基又は1,1
−ジオキソチオモルホリン−4−イル基である。
【0111】「グループDから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいヘテロ環基」とは、上記定義の
「ヘテロ環基」が1乃至5個の置換基で置換されてもよ
いものであり、無置換のヘテロ環基を含む。該置換基
は、上記グループD((a)乃至(p)に示される置換基)か
ら選ばれる。グループDとして具体的には、「グループ
Dから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよい
ヘC6-14アリール基」で挙げられた置換基が挙げられ
る。「グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で置
換されてもよいヘテロ環基」として具体的には、2−ピ
リジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、3−フル
オロピリジン−4−イル基、3−クロロピリジン−4−
イル基、4−クロロピリジン−3−イル基、ピラジニル
基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、1,3,5−ト
リアジニル基、ピロリル基、ピラゾリル基、イミダゾリ
ル基、1,2,4−トリアゾリル基、テトラゾリル基、
2−チエニル基、3−チエニル基、フリル基、オキサゾ
リル基、2−メチルオキサゾール−4−イル基、イソオ
キサゾリル基、チアゾリル基、2−メチルチアゾール−
4−イル基、2,5−ジメチルチアゾール−4−イル
基、2,4−ジメチルチアゾール−5−イル基、イソチ
アゾリル基、チアジアゾリル基、ピロリニル基、ピロリ
ジニル基、イミダゾリジニル基、ピペリジル基、N−メ
チルピペリジン−4−イル基、N−(tert−ブトキ
シカルボニル)ピペリジン−4−イル基、N−アセチル
ピペリジン−4−イル基、N−メチルスルホニルピペリ
ジン−4−イル基、ピペラジニル基、モルホリニル基、
チオモルホリニル基、テトラヒドロピラニル基、キノリ
ル基、イソキノリル基、キナゾリニル基、キノキサリル
基、フタラジニル基、シノリニル基、ナフチリジニル
基、5,6,7,8−テトラヒドロキノリル基、インド
リル基、ベンゾイミダゾリル基、インドリニル基、ベン
ゾフラニル基、ベンゾチエニル基、ベンゾオキサゾリル
基、ベンゾチアゾリル基等が挙げられる。また、2−ピ
リジル基の3,4,5又は6位、3−ピリジル基の2,
4,5又は6位、4−ピリジル基の2,3,5又は6
位、2−チエニル基の3,4又は5位、3−チエニル基
の2,4又は5位にフッ素原子、塩素原子、臭素原子、
ニトロ基、メチル基、tert−ブチル基、カルボキシ
ル基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシメチル基、メ
トキシメチル基、2−カルボキシルエチル基、メトキシ
基、カルバモイル基、メチルチオ基、ジメチルアミノカ
ルボニル基、メチルスルホニル基又はアセチルアミノ基
が置換したものが挙げられる。Z及びZ’において、ヘ
テロ環部位として好ましくは、5員環或は6員環、単環
であるヘテロ環基であり、具体的には、ピリジル基、ピ
ラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、1,
3,5−トリアジニル基、ピロリル基、ピラゾリル基、
イミダゾリル基、1,2,4−トリアゾリル基、テトラ
ゾリル基、チエニル基、フリル基、オキサゾリル基、イ
ソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、
チアジアゾリル基、ピロリジニル基、ピペリジル基、ピ
ペラジニル基、モルホリニル基、チオモルホリニル基又
はテトラヒドロピラニル基であり、グループDとして好
ましくは上記定義の「ハロゲン原子」、ニトロ基、上記
定義の「置換されてもよいC1-6アルキル基」、−(CH
2)−COORa19、−(CH 2)−CONRa27a28
−(CH2)−ORa20、−(CH2)−NRa29CO−R
a24、−(CH2)−S(O)−Ra25又は−(CH2)
SO2−NHRa26である。具体的な「グループDから選
ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環
基」として好ましくは、ピペリジノ基、4−ヒドロキシ
ピペリジノ基、1−ピペラジニル基、1−ピロリジニル
基、モルホリノ基、4−チオモルホリニル基、4−テト
ラヒドロピラニル基、3−ピリジル基、2−ピリミジニ
ル基、5−テトラゾリル基、2−チアゾリル基、4−チ
アゾリル基、5−チアゾリル基、2−チエニル基であ
る。特に好ましくは、ピリジル基、ピリミジニル基、テ
トラゾリル基、チエニル基又はピペリジル基である。
【0112】「グループCから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基」と
は、上記定義の「C3-8シクロアルキル基」が、水酸
基、上記定義の「ハロゲン原子」、上記定義の「C1-6
アルキル基」、上記定義の「C1-6アルコキシ基」から
選ばれる置換基により1乃至5置換されてもよいもので
あり、無置換であってもよい。具体的には、シクロプロ
ピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘ
キシル基、シクロヘプチル基、4−フルオロシクロヘキ
シル基、2−メチルシクロペンチル基、3−メチルシク
ロヘキシル基、4−メチルシクロヘキシル基、4,4−
ジメチルシクロヘキシル基、3,5−ジメチルシクロヘ
キシル基、4−tert−ブチルシクロヘキシル基、4
−ヒドロキシシクロヘキシル基、4−メトキシシクロヘ
キシル基、2,3,4,5,6−ペンタフルオロシクロ
ヘキシル基が挙げられる。シクロアルキル基部位におい
て好ましくは、シクロペンチル基又はシクロヘキシル基
であり、特に好ましくはシクロヘキシル基である。環C
y及び環Cy’において好ましくは、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、4−フルオロシクロヘキシル
基、4−メチルシクロヘキシル基、4,4−ジメチルシ
クロヘキシル基、4−tert−ブチルシクロヘキシル
基、4−ヒドロキシシクロヘキシル基、4−メトキシシ
クロヘキシル基であり、特に好ましくはシクロペンチル
基又はシクロヘキシル基であり、更に好ましくはシクロ
ヘキシル基である。
【0113】「グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基」と
は、上記定義の「C3-8シクロアルキル基」が1乃至5
個の置換基で置換されてもよいものであり、無置換のシ
クロアルキル基を含む。該置換基は、上記グループBか
ら選ばれる。具体的には、シクロプロピル基、シクロブ
チル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロ
ヘプチル基、4−フルオロシクロヘキシル基、2−メチ
ルシクロペンチル基、3−メチルシクロヘキシル基、4
−メチルシクロヘキシル基、4,4−ジメチルシクロヘ
キシル基、3,5−ジメチルシクロヘキシル基、4−t
ert−ブチルシクロヘキシル基、4−ヒドロキシシク
ロヘキシル基、4−メトキシシクロヘキシル基、2,
3,4,5,6−ペンタフルオロシクロヘキシル基が挙
げられる。また、シクロペンチル基又はシクロヘキシル
基にフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ニトロ基、メチ
ル基、tert−ブチル基、カルボキシル基、トリフル
オロメチル基、ヒドロキシメチル基、メトキシメチル
基、2−カルボキシルエチル基、メトキシ基、カルバモ
イル基、メチルチオ基、ジメチルアミノカルボニル基、
メチルスルホニル基又はアセチルアミノ基が置換したも
のが挙げられる。シクロアルキル基部位において好まし
くは、シクロペンチル基又はシクロヘキシル基であり、
「グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換さ
れてもよいC3-8シクロアルキル基」として、Ra27及び
a28において特に好ましくはシクロヘキシル基又は4
−ヒドロキシシクロヘキシル基である。
【0114】「グループDから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基」と
は、上記定義の「C3-8シクロアルキル基」が1乃至5
個の置換基で置換されてもよいものであり、無置換のシ
クロアルキル基を含む。該置換基は、上記グループD
((a)乃至(p)に示される置換基)から選ばれる。グルー
プDとして具体的には、「グループDから選ばれる1乃
至5個の置換基で置換されてもよいヘC6-14アリール
基」で挙げられた置換基が挙げられる。具体的には、シ
クロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、4−フルオロシ
クロヘキシル基、2−メチルシクロペンチル基、3−メ
チルシクロヘキシル基、4−メチルシクロヘキシル基、
4,4−ジメチルシクロヘキシル基、3,5−ジメチル
シクロヘキシル基、4−tert−ブチルシクロヘキシ
ル基、4−ヒドロキシシクロヘキシル基、4−メトキシ
シクロヘキシル基、2,3,4,5,6−ペンタフルオ
ロシクロヘキシル基が挙げられる。また、シクロペンチ
ル基又はシクロヘキシル基にフッ素原子、塩素原子、臭
素原子、ニトロ基、メチル基、tert−ブチル基、カ
ルボキシル基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシメチ
ル基、メトキシメチル基、2−カルボキシルエチル基、
メトキシ基、カルバモイル基、メチルチオ基、ジメチル
アミノカルボニル基、メチルスルホニル基又はアセチル
アミノ基が置換したものが挙げられる。シクロアルキル
基部位において好ましくは、シクロペンチル基又はシク
ロヘキシル基であり、Z及びZ’において特に好ましく
はシクロヘキシル基である。
【0115】「置換されてもよいC3-8シクロアルケニ
ル基」とは、上記定義の「C3-8シクロアルケニル基」
が、水酸基、上記定義の「ハロゲン原子」、上記定義の
「C1-6アルキル基」、上記定義の「C1-6アルコキシ
基」から選ばれる置換基により置換されてもよいもので
あり、無置換であってもよい。具体的には、シクロプロ
ペニル基、シクロブテニル基、シクロペンテニル基、シ
クロペンタジエニル基、シクロヘキセニル基、4−フル
オロ−2−シクロヘキセニル基、4−メチル−2−シク
ロヘキセニル基、4−メチル−3−シクロヘキセニル
基、2,4−シクロヘキサジエン−1−イル基、2,5
−シクロヘキサジエン−1−イル基、シクロヘプテニル
基及びシクロオクテニル基等が挙げられ、フェニル基の
様なアリール基及び完全飽和のシクロアルキル基を含ま
ない。環Cyにおいて、特に好ましくはシクロヘキセニ
ル基である。
【0116】「グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル
基」とは、上記定義の「C6-14アリールC1-6アルキル
基」が1乃至5個の置換基で置換されてもよいものであ
り、無置換のアリールアルキル基を含む。該置換基は、
上記グループBから選ばれる。具体的にはベンジル基、
1−ナフチルメチル基、2−ナフチルメチル基、フェネ
チル基、3−フェニルプロピル基、2−フェニルプロピ
ル基、3−フルオロベンジル基、4−フルオロベンジル
基、3−クロロベンジル基、4−クロロベンジル基、
2,4−ジクロロベンジル基、3,5−ジクロロベンジ
ル基、ペンタフルオロベンジル基、4−メチルベンジル
基、4−tert−ブチルベンジル基、2−トリフルオ
ロメチルベンジル基、4−トリフルオロメチルベンジル
基、4−ニトロベンジル基、4−シアノベンジル基、4
−アセチルベンジル基、4−カルボキシルベンジル基、
4−カルバモイルベンジル基、4−アミノベンジル基、
4−ジメチルアミノベンジル基、4−アセチルアミノベ
ンジル基、4−(メチルスルホニルアミノ)ベンジル
基、4−メトキシベンジル基、3,4,5−トリメトキ
シベンジル基、4−メチルチオベンジル基、4−メチル
スルホニルベンジル基、4−アミノスルホニルベンジル
基、3−ニトロ−4−メトキシベンジル基、4−ニトロ
−3−メトキシベンジル基が挙げられる。C6-14アリー
ルC1-6アルキル部位において好ましくはベンジル基、
フェネチル基であり、特に好ましくはベンジル基であ
る。グループBとして好ましくは上記定義の「ハロゲン
原子」、ニトロ基、上記定義の「C1-6アルキル基」、
上記定義の「ハロゲン化C1-6アルキル基」、−(CH2)
r−ORb1であり、具体的にはフッ素原子、塩素原子、
ニトロ基、メチル基、tert−ブチル基、トリフルオ
ロメチル基、メトキシ基又はトリフルオロメチルオキシ
基である。特に好ましくはフッ素原子又は塩素原子であ
る。具体的な「グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル
基」として、Ra12及びRa13において好ましくはベンジ
ル基、フェネチル基、3−クロロベンジル基、4−クロ
ロベンジル基、4−tert−ブチルベンジル基又は3
−トリフルオロメチルベンジル基、Ra1、R a19
a27、Ra28、Ra31、Rb5において好ましくはベンジ
ル基であり、Ra20において好ましくはベンジル基、フ
ェネチル基、4−フルオロベンジル基、2−クロロベン
ジル基、3−クロロベンジル基、4−クロロベンジル
基、4−tert−ブチルベンジル基又は4−トリフル
オロメチルベンジル基であり、Ra22及びRa23において
4−クロロベンジル基、3,5−ジクロロベンジル基又
は4−トリフルオロメチルベンジル基である。各置換基
において特に好ましくは、ベンジル基である。
【0117】「グループDから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル
基」とは、上記定義の「C6-14アリールC1-6アルキル
基」が1乃至5個の置換基で置換されてもよいものであ
り、無置換のアリール基を含む。該置換基は、上記グル
ープD((a)乃至(p)に示される置換基)から選ばれる。
グループDとして具体的には、フッ素原子、塩素原子、
臭素原子、ニトロ基、シアノ基、メチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、tert−ブチル基、ト
リフルオロメチル基、ヒドロキシメチル基、2−ヒドロ
キシエチル基、メトキシメチル基、2−カルボキシルエ
チル基、メトキシカルボニルメチル基、エトキシカルボ
ニルメチル基、アセチル基、カルボキシル基、メトキシ
カルボニル基、エトキシカルボニル基、カルバモイル
基、メチルアミノカルボニル基、イソプロピルアミノカ
ルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、ジエチルア
ミノカルボニル基、(2−ヒドロキシエチル)アミノカ
ルボニル基、(カルボキシルメチル)アミノカルボニル
基、水酸基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロピルオ
キシ基、ヒドロキシメチルオキシ基、カルボキシルメチ
ルオキシ基、(ジメチルアミノカルボニル)メチルオキ
シ基、アミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、
ジエチルアミノ基、アセチルアミノ基、メチルスルホニ
ルアミノ基、メチルチオ基、メチルスルホニル基、メチ
ルスルフィニル基、アミノスルホニル基、メチルアミノ
スルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基が挙げられ
る。「グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で置
換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基」とし
て具体的にはベンジル基、1−ナフチルメチル基、2−
ナフチルメチル基、フェネチル基、3−フェニルプロピ
ル基、2−フェニルプロピル基、3−フルオロベンジル
基、4−フルオロベンジル基、3−クロロベンジル基、
4−クロロベンジル基、2,4−ジクロロベンジル基、
3,5−ジクロロベンジル基、4−ブロモベンジル基、
4−ニトロベンジル基、ペンタフルオロベンジル基、4
−メチルベンジル基、4−tert−ブチルベンジル
基、2−トリフルオロメチルベンジル基、4−トリフル
オロメチルベンジル基、4−(ヒドロキシメチル)ベン
ジル基、4−(メトキシメチル)ベンジル基、4−(2
−カルボキシルエチル)ベンジル基、3−カルボキシル
ベンジル基、4−カルボキシルベンジル基、4−メトキ
シベンジル基、3,4,5−トリメトキシベンジル基、
4−カルバモイルベンジル基、4−メチルチオベンジル
基、4−(ジメチルアミノカルボニル)ベンジル基、4
−メチルスルホニルベンジル基、4−(アセチルアミ
ノ)ベンジル基、4−シアノベンジル基、4−アセチル
ベンジル基、4−アミノベンジル基、4−ジメチルアミ
ノベンジル基、4−(メチルスルホニルアミノ)ベンジ
ル基、4−メチルスルフィニルベンジル基、4−アミノ
スルホニルベンジル基、(3−ニトロ−4−メトキシフ
ェニル)メチル基又は(4−ニトロ−3−メトキシフェ
ニル)メチル基が挙げられる。
【0118】Z及びZ’において、C6-14アリールC1-
6アルキル部位として好ましくはベンジル基又はフェネ
チル基であり、グループDとして好ましくは上記定義の
「ハロゲン原子」、ニトロ基、上記定義の「置換されて
もよいC1-6アルキル基」、−(CH2)−COO
a19、−(CH2)−CONRa27a28、−(CH2)
−ORa20、−(CH2)−NRa29CO−Ra24、−(C
2)−S(O)−Ra25又は−(CH2)−SO2−N
HRa26である。「グループDから選ばれる1乃至5個
の置換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アル
キル基」として具体的に好ましくは、ベンジル基、3−
フルオロベンジル基、4−フルオロベンジル基、3−ク
ロロベンジル基、4−クロロベンジル基、3,5−ジク
ロロベンジル基、4−ブロモベンジル基、4−ニトロベ
ンジル基、4−メチルベンジル基、4−tert−ブチ
ルベンジル基、2−トリフルオロメチルベンジル基、4
−トリフルオロメチルベンジル基、4−(ヒドロキシメ
チル)ベンジル基、4−(メトキシメチル)ベンジル
基、4−(2−カルボキシルエチル)ベンジル基、3−
カルボキシルベンジル基、4−カルボキシルベンジル
基、4−メトキシベンジル基、3,4,5−トリメトキ
シベンジル基、4−カルバモイルベンジル基、4−メチ
ルチオベンジル基、4−(ジメチルアミノカルボニル)
ベンジル基、4−メチルスルホニルベンジル基、4−ア
セチルアミノベンジル基、4−メチルスルフィニルベン
ジル基、4−アミノスルホニルベンジル基である。特に
好ましくは上記定義の「ハロゲン原子」、上記定義の
「置換されてもよいC1-6アルキル基」、−(CH2)
COORa19、−(CH2)−CONRa27a 28、−(C
2)−ORa20又は−(CH2)−S(O)−Ra25
あり、具体的にはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ニ
トロ基、メチル基、tert−ブチル基、カルボキシル
基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシメチル基、メト
キシメチル基、2−カルボキシルエチル基、メトキシ
基、カルバモイル基、メチルチオ基、ジメチルアミノカ
ルボニル基、メチルスルホニル基、アセチルアミノ基で
ある。更に好ましくはフッ素原子、塩素原子、メチル
基、tert−ブチル基、カルボキシル基、メトキシ
基、カルバモイル基、メチルチオ基、ジメチルアミノカ
ルボニル基又はメチルスルホニル基であり、最も好まし
くはフッ素原子又は塩素原子である。
【0119】「グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基」と
は、上記定義の「ヘテロ環C1-6アルキル基」が1乃至
5個の置換基で置換されてもよいものであり、無置換の
ヘテロ環C1-6アルキル基を含む。該置換基は、上記グ
ループBから選ばれる。具体的には、2−ピリジルメチ
ル基、3−ピリジルメチル基、2−クロロピリジン−4
−イルメチル基、4−ピリジルメチル基、ピロリルメチ
ル基、イミダゾリルメチル基、2−チエニルメチル基、
3−チエニルメチル基、2−フリルメチル基、2−オキ
サゾリルメチル基、5−イソチアゾリルメチル基、2−
メチルオキサゾール−4−イルメチル基、2−チアゾリ
ルメチル基、4−チアゾリルメチル基、5−チアゾリル
メチル基、2−メチルチアゾール−4−イルメチル基、
2−メチルチアゾール−5−イルメチル基、2,5−ジ
メチルチアゾール−4−イルメチル基、4−メチルチア
ゾール−2−イルメチル基、2,4−ジメチルチアゾー
ル−5−イルメチル基、2−イソチアゾリルメチル基、
2−ピロリニルメチル基、ピロリジニルメチル基、ピペ
リジルメチル基、4−ピペリジルメチル基、1−メチル
ピペリジン−4−イルメチル基、2−(4−ヒドロキシ
ピペリジノ)エチル基、1−(tert−ブトキシカル
ボニル)ピペリジン−4−イルメチル基、1−アセチル
ピペリジン−4−イルメチル基、1−メチルスルホニル
ピペリジン−4−イルメチル基、ピペラジニルメチル
基、モルホリノメチル基、チオモルホリニルメチル基、
1−テトラヒドロピラニルメチル基、2−キノリルメチ
ル基、1−イソキノリルメチル基等が挙げられる。ヘテ
ロ環部位として好ましくは、5員環或は6員環、単環で
あるヘテロ環基であり、具体的には、ピリジル基、ピラ
ジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、1,3,
5−トリアジニル基、ピロリル基、ピラゾリル基、イミ
ダゾリル基、1,2,4−トリアゾリル基、テトラゾリ
ル基、チエニル基、フリル基、オキサゾリル基、イソオ
キサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、チア
ジアゾリル基、ピロリジニル基、ピペリジル基、ピペラ
ジニル基、モルホリニル基、チオモルホリニル基又はテ
トラヒドロピラニル基であり、アルキル部位として好ま
しくは炭素数1乃至4の直鎖のアルキル基である。ま
た、グループBとして好ましくは上記定義の「ハロゲン
原子」、上記定義の「C1-6アルキル基」、上記定義の
「ハロゲン化C1-6アルキル基」、上記定義の「C1-6ア
ルカノイル基」、−(CH2)r−COORb1、−(CH2)r
−CONRb1b2又は−(CH2)r−ORb1である。具体
的な「グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で置
換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基」として好ま
しくは、2−ピリジルメチル基、3−ピリジルメチル
基、2−クロロピリジン−4−イルメチル基、4−ピリ
ジルメチル基、ピペリジン−4−イルメチル基、1−メ
チルピペリジン−4−イルメチル基、2−(4−ヒドロ
キシピペリジノ)エチル基、1−アセチルピペリジン−
4−イルメチル基、1−(tert−ブトキシカルボニ
ル)ピペリジン−4−イルメチル基、1−(メチルスル
ホニル)ピペリジン−4−イルメチル基、2−チアゾリ
ルメチル基、4−チアゾリルメチル基、2−メチルチア
ゾリン−4−イルメチル基、2,4−ジメチルチアゾリ
ン−5−イルメチル基、4−メチルチアゾール−2−イ
ルメチル基である。特に好ましくは、Ra20において2
−ピリジルメチル基、3−ピリジルメチル基、2−クロ
ロピリジン−4−イルメチル基、4−ピリジルメチル
基、ピペリジン−4−イルメチル基、1−メチルピペリ
ジン−4−イルメチル基、2−(4−ヒドロキシピペリ
ジノ)エチル基、1−アセチルピペリジン−4−イルメ
チル基、1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリ
ジン−4−イルメチル基、1−(メチルスルホニル)ピ
ペリジン−4−イルメチル基、2−メチルチアゾリン−
4−イルメチル基、2,4−ジメチルチアゾリン−5−
イルメチル基、4−メチルチアゾール−2−イルメチル
基であり、Ra22及びRa 23においては2−ピリジルメチ
ル基、Ra27及びRa28においては4−ピリジルメチル基
及び4−メチルチアゾール−2−イルメチル基である。
【0120】「グループBから選ばれる1乃至5個の置
換基で置換されてもよいC3-8シクロアルキルC1-6アル
キル基」とは、上記定義の「C3-8シクロアルキルC1-6
アルキル基」が1乃至5個の置換基で置換されてもよい
ものであり、無置換のシクロアルキル基を含む。該置換
基は、上記グループBから選ばれる。具体的には、シク
ロプロピルメチル基、シクロブチルメチル基、シクロペ
ンチルメチル基、シクロヘキシルメチル基、2−(シク
ロペンチル)エチル基、2−(シクロヘキシル)エチル
基、シクロヘプチルメチル基、4−フルオロシクロヘキ
シルメチル基、2−メチルシクロペンチルメチル基、3
−メチルシクロヘキシルメチル基、4−メチルシクロヘ
キシルメチル基、4,4−ジメチルシクロヘキシルメチ
ル基、3,5−ジメチルシクロヘキシルメチル基、4−
tert−ブチルシクロヘキシルメチル基、4−ヒドロ
キシシクロヘキシルメチル基、4−メトキシシクロヘキ
シルメチル基、2,3,4,5,6−ペンタフルオロシ
クロヘキシルメチル基が挙げられる。また、シクロペン
チルメチル基又はシクロヘキシルメチル基にフッ素原
子、塩素原子、臭素原子、ニトロ基、メチル基、ter
t−ブチル基、カルボキシル基、トリフルオロメチル
基、ヒドロキシメチル基、メトキシメチル基、2−カル
ボキシルエチル基、メトキシ基、カルバモイル基、メチ
ルチオ基、ジメチルアミノカルボニル基、メチルスルホ
ニル基又はアセチルアミノ基が置換したものが挙げられ
る。C3-8シクロアルキルC1-6アルキル基部位において
好ましくは、シクロペンチルメチル基又はシクロヘキシ
ルメチル基であり、Ra20、Ra27及びRa28において特
に好ましくはシクロヘキシルメチル基である。
【0121】一般式[I]において、Xとして好ましく
は、
【化25】 (式中、各記号の定義は前記の通り。)である。G1
2、G3及びG4として好ましくは、それぞれ(C−
1)、(C−R2)、(C−R3)及び(C−R4)であ
り、G5として好ましくは窒素原子であり、G6、G8
びG9として好ましくは炭素原子である。Gとして好
ましくは、C(−R7)又は無置換の窒素原子であり、こ
の時R7として好ましくは水素原子である。組合せとし
て好ましくは、G2が(C−R2)、かつG6が炭素原子
であり、特に好ましくは、G2が(C−R2)、G6が炭
素原子、かつG5が窒素原子であり、最も好ましくは、
2が(C−R2)、G6が炭素原子、G5が窒素原子、か
つGが無置換の窒素原子である。
【0122】一般式[I]及び[II]の
【化26】 部位において好ましくは、G1乃至G9のうち1乃至4個
が窒素原子であるものであり、具体的に好ましくは、
【化27】 であり、特に好ましくは、
【化28】 であり、更に好ましくは、
【化29】 であり、最も好ましくは、
【化30】 である。
【0123】R1及びR4において好ましくは水素原子で
ある。R2において好ましくはカルボキシル基、−CO
ORa1、−CONRa2a3又は−SO2a7(各記号は
前記定義の通り。)であり、特に好ましくはカルボキシ
ル基、−COORa1又は−SO2a7であり、更に好ま
しくはカルボキシル基又は−COORa1であり、最も好
ましくはカルボキシル基である。R3において好ましく
は水素原子又は−ORa 6(Ra6は前記定義の通り。)で
あり、特に好ましくは水素原子である。
【0124】環Cy及び環Cy'において好ましくは、
シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル
基又はテトラヒドロチオピラニル基であり、特に好まし
くはシクロペンチル基、シクロヘキシル基又はシクロヘ
プチル基であり、更に好ましくはシクロヘキシル基であ
る。環A及び環A’において好ましくはフェニル基、ピ
リジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニ
ル基、シクロヘキシル基、シクロヘキセニル基、フリル
基又はチエニル基であり、特に好ましくはフェニル基、
ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基又はピリダ
ジニル基であり、更に好ましくはフェニル基又はピリジ
ル基であり、最も好ましくはフェニル基である。環B及
び環B'において好ましくは「C1-6アリール基」又は
「ヘテロ環基」であり、具体的に好ましくは、フェニル
基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリ
ダジニル基、1,3,5−トリアジニル基、ピロリル
基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、1,2,4−トリ
アゾリル基、テトラゾリル基、チエニル基、フリル基、
オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、
イソチアゾリル基又はチアジアゾリル基であり、特に好
ましくはフェニル基、ピリジル基、ピリミジニル基、
1,3,5−トリアジニル基又はチアゾリル基であり、
更に好ましくは、フェニル基、ピリジル基又はチアゾリ
ル基であり、最も好ましくはフェニル基又はチアゾリル
基である。
【0125】R5及びR6においては、何れか一方が水素
原子かつ他方がハロゲン原子、特にフッ素原子である
か、両者が水素原子であるときが好ましい。環Aがフェ
ニル基のとき、R5及びR6はG6−からオルト位に位置
することが好ましい。またR5'及びR6'においても同様
である。
【0126】Yにおいて好ましくは、−(CH2)−O
−(CH2)−、−NHCO2−、−CONH−CHR
a14−、−(CH2)−NRa12−(CH2)−、−CON
a13−(CH2)−、−O−(CH2)−CRa15a16
−(CH2)−又は−(CH2)−NRa12−CHRa15
(各記号の定義は前述の通り。)であり、更に好ましく
は、−(CH2)−O−(CH2)−又は−O−(CH2)
−CRa15a16−(CH 2)−であり、最も好ましく
は−O−(CH2)−CRa15a16−(CH2)−であ
る。Yにおけるl、m及びnにおいて好ましくは0又は
1乃至4の整数であり、特に好ましくは0、1又は2で
ある。−(CH2)−O−(CH2)−において更に好ま
しくはm=n=0若しくはm=0かつn=1であり、最
も好ましくはm=0かつn=1である。また−O−(C
2)−CRa15a16−(CH2)−において更に好ま
しくはm=n=0、m=0かつn=1、m=1かつn=
0若しくはm=1かつn=1であり、最も好ましくはm
=n=0である。Yが−O−(CH2)−CRa15a16
−(CH2)−の時、Ra16として好ましくは水素原子で
あり、Ra15として好ましくは、
【化31】 であり、この時、
【化32】 部位は対称形であることが好ましく、n、環B、Z、w
における好ましい態様と、n'、環B'、Z'、w'におけ
る好ましい態様はそれぞれ同一である。
【0127】環Aがフェニル基のとき、X若しくはYは
6−に対してパラ位に位置することが好ましい。環B
及び環B’がフェニル基のときZはYに対してオルト位
若しくはメタ位に置換することが好ましく、フェニル基
上の3位に1つの置換基が置換すること若しくはフェニ
ル基上の2位及び5位に1つづつの置換基が置換するこ
とが好ましい。また環Bがチアゾリル基のときYは5位
に置換することが好ましく、この時Zは2位、4位若し
くは2位及び4位に置換されることが好ましい。同様に
環B’がチアゾリル基のとき(CH2)n'−もまた5位に
置換することが好ましく、この時Z'は2位、4位若し
くは2位及び4位に置換されることが好ましい。
【0128】Z及びZ'として好ましくはグループD、
「グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換さ
れてもよいC6-14アリール基」又は「グループDから選
ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環
基」であり、特に好ましくはグループD又は「グループ
Dから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよい
C6-14アリール基」である。更に好ましくは上記定義の
「ハロゲン原子」、ニトロ基、上記定義の「置換されて
もよいC1-6アルキル基」、−(CH2)−CORa18
−(CH2)−COORa19、−(CH2)−CONRa27
a28、−(CH2)−ORa20、−(CH2)−NRa29
CO−Ra24、−(CH2)−S(O)−Ra25又は−(C
2)−SO2−NHRa26、或いはそれらで置換されて
もよいC6-14アリール基又はヘテロ環基である。Z及び
Z'において、それぞれ環B及び環B'に直接置換するグ
ループDの好ましい態様と、C6-14アリール基、C3-8
シクロアルキル基、C6-14アリールC1-6アルキル基又
はヘテロ環基上に置換するグループDの好ましい態様と
は、同様なものが挙げられ、それぞれ同一若しくは異な
ってもよい。具体的な置換基として好ましくは、フッ素
原子、塩素原子、臭素原子、ニトロ基、シアノ基、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ter
t−ブチル基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシメチ
ル基、2−ヒドロキシエチル基、メトキシメチル基、2
−カルボキシルエチル基、メトキシカルボニルメチル
基、エトキシカルボニルメチル基、アセチル基、カルボ
キシル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル
基、カルバモイル基、メチルアミノカルボニル基、イソ
プロピルアミノカルボニル基、N−イソプロピル−N−
メチルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル
基、ジエチルアミノカルボニル基、(2−ヒドロキシエ
チル)アミノカルボニル基、(カルボキシルメチル)ア
ミノカルボニル基、水酸基、メトキシ基、エトキシ基、
プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基、ブチルオキ
シ基、イソペンチルオキシ基、2−イソペンテニルオキ
シ基、3−イソヘキセニルオキシ基、4−メチル−3−
ペンテニルオキシ基、2−プロピニルオキシ基、トリフ
ルオロメチルオキシ基、ヒドロキシメチルオキシ基、カ
ルボキシルメチルオキシ基、(ジメチルアミノカルボニ
ル)メチルオキシ基、アミノ基、メチルアミノ基、ジメ
チルアミノ基、ジエチルアミノ基、アセチルアミノ基、
メチルスルホニルアミノ基、メチルチオ基、メチルスル
ホニル基、メチルスルフィニル基、アミノスルホニル
基、メチルアミノスルホニル基、ジメチルアミノスルホ
ニル基、tert−ブチルアミノスルホニル基、フェニ
ル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル
基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、
3,5−ジクロロフェニル基、4−ブロモフェニル基、
4−ニトロフェニル基、4−シアノフェニル基、4−メ
チルフェニル基、4−エチルフェニル基、4−プロピル
フェニル基、4−イソプロピルフェニル基、4−ter
t−ブチルフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニ
ル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、4−(ヒド
ロキシメチル)フェニル基、4−(2−ヒドロキシエチ
ル)フェニル基、4−(メトキシメチル)フェニル基、
4−(2−カルボキシルエチル)フェニル基、4−(メ
トキシカルボニルメチル)フェニル基、4−(エトキシ
カルボニルメチル)フェニル基、4−アセチルフェニル
基、3−カルボキシルフェニル基、4−カルボキシルフ
ェニル基、4−(メトキシカルボニル)フェニル基、4
−(エトキシカルボニル)フェニル基、4−カルバモイ
ルフェニル基、4−(メチルアミノカルボニル)フェニ
ル基、4−(イソプロピルアミノカルボニル)フェニル
基、4−(ジメチルアミノカルボニル)フェニル基、4
−(ジエチルアミノカルボニル)フェニル基、4−
[(2−ヒドロキシエチル)アミノカルボニル]フェニ
ル基、4−[(カルボキシルメチル)アミノカルボニ
ル]フェニル基、4−ヒドロキシフェニル基、4−メト
キシフェニル基、3,4,5−トリメトキシフェニル
基、4−エトキシフェニル基、4−プロピルオキシフェ
ニル基、4−イソプロピルオキシフェニル基、4−ブチ
ルオキシフェニル基、4−イソペンチルオキシフェニル
基、4−(2−イソペンテニルオキシ)フェニル基、4
−(3−イソヘキセニルオキシ)フェニル基、4−(4
−メチル−3−ペンテニルオキシ)フェニル基、4−
(2−プロピニルオキシ)フェニル基、4−(トリフル
オロメチルオキシ)フェニル基、4−(ヒドロキシメチ
ルオキシ)フェニル基、4−(カルボキシルメチルオキ
シ)フェニル基、4−[(ジメチルアミノカルボニル)
メチルオキシ]フェニル基、4−アミノフェニル基、4
−(メチルアミノ)フェニル基、4−(ジメチルアミノ
フェニル)基、4−(ジエチルアミノ)フェニル基、4
−(アセチルアミノ)フェニル基、4−(メチルスルホ
ニルアミノ)フェニル基、4−(メチルチオ)フェニル
基、4−(メチルスルホニル)フェニル基、4−(メチ
ルスルフィニル)フェニル基、4−(アミノスルホニ
ル)フェニル基、4−(メチルアミノスルホニル)フェ
ニル基、4−(ジメチルアミノスルホニル)フェニル
基、4−(tert−ブチルアミノスルホニル)フェニ
ル基、
【0129】シクロヘキシル基、ベンジル基、4−クロ
ロベンジル基、フェネチル基、ベンジルオキシ基、4−
フルオロベンジルオキシ基、2−クロロベンジルオキシ
基、3−クロロベンジルオキシ基、4−クロロベンジル
オキシ基、4−tert−ブチルベンジルオキシ基、4
−トリフルオロメチルベンジルオキシ基、フェネチルオ
キシ基、2−チエニル基、2−チアゾリル基、2−ピリ
ジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミ
ジニル基、5−テトラゾリル基、ピペリジノ基、ピペリ
ジノカルボニル基、4−ヒドロキシピペリジノカルボニ
ル基、1−ピペラジニルカルボニル基、1−ピロリジニ
ルカルボニル基、モルホリノカルボニル基、4−チオモ
ルホリニルカルボニル基、フェノキシ基、2,4−ジク
ロロフェノキシ基、テトラヒドロピラニルオキシ基、2
−ピリジルメチルオキシ基、3−ピリジルメチルオキシ
基、2−クロロピリジン−4−イルメチルオキシ基、4
−ピリジルメチルオキシ基、2−ピペリジルメチルオキ
シ基、3−ピペリジルメチルオキシ基、4−ピペリジル
メチルオキシ基、1−メチルピペリジン−4−イルメチ
ルオキシ基、1−アセチルピペリジン−4−イルメチル
オキシ基、1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペ
リジン−4−イルメチルオキシ基、1−(メチルスルホ
ニル)ピペリジン−4−イルメチルオキシ基、2−メチ
ルチアゾリン−4−イルオキシ基、2,4−ジメチルチ
アゾリン−5−イルオキシ基、ジメチルアミノカルボニ
ルメチルオキシ基、ピペリジノカルボニルメチルオキシ
基、2−メチルチアゾール−4−イル基、(2−メチル
チアゾール−4−イル)メチルオキシ基、(2,4−ジ
メチルチアゾール−5−イル)メチルオキシ基、ベンゾ
イル基、3−フルオロベンゾイル基、4−クロロベンジ
ルアミノ基、3,5−ジクロロベンジルアミノ基、4−
トリフルオロメチルベンジルアミノ基、2−ピリジルメ
チルアミノ基、ベンゾイルアミノ基、4−クロロベンゾ
イルアミノ基、4−トリフルオロメチルベンゾイルアミ
ノ基、3,5−ジクロロベンゾイルアミノ基、3−ニト
ロ−4−メトキシベンゾイルアミノ基、4−ニトロ−3
−メトキシベンゾイルアミノ基、3−ピリジルカルボニ
ルアミノ基、4−メチルフェニルスルホニルアミノ基、
2−チアゾリルアミノスルホニル基、2−ピリジルアミ
ノスルホニル基、ベンジルアミノカルボニル基、N−ベ
ンジル−N−メチルアミノカルボニル基、(4−ピリジ
ルメチル)アミノカルボニル基、(シクロヘキシルメチ
ル)アミノカルボニル基、2−ヒドロキシエチルオキシ
基、3−ヒドロキシプロピルオキシ基、3−ヒドロキシ
ピロリジニルカルボニル基、3−ヒドロキシピペリジノ
カルボニル基、3,4−ジヒドロキシピペリジノカルボ
ニル基、4−メトキシピペリジノカルボニル基、4−カ
ルボキシピペリジノカルボニル基、4−(ヒドロキシメ
チル)ピペリジノカルボニル基、2−オキソピペリジノ
カルボニル基、4−オキソピペリジノカルボニル基、
2,2,6,6−テトラメチルピペリジノカルボニル
基、2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピ
ペリジノカルボニル基、1−オキソチオモルホリン−4
−イルカルボニル基、1,1−ジオキソチオモルホリン
−4−イルカルボニル基、1−(メチルスルホニル)ピ
ペリジン−4−イルアミノカルボニル基、4−メチルス
ルホニルピペラジニルカルボニル基、N,N−ビス(2
−ヒドロキシエチル)アミノカルボニル基、フェニルア
ミノカルボニル基、シクロヘキシルアミノカルボニル
基、4−ヒドロキシシクロヘキシルアミノカルボニル
基、4−メチルチアゾール−2−イルメチルアミノカル
ボニル基、2−(4−ヒドロキシピペリジノ)エチルオ
キシ基、2−ピリジルメチルアミノカルボニル基、3−
ピリジルメチルアミノカルボニル基、N−メチル−N−
(4−ピリジルメチル)アミノカルボニル基、シクロヘ
キシルメチルオキシ基、4−ヒドロキシピペリジノカル
ボニルメチルオキシ基又は4−メチルチアゾール−2−
イルメチルオキシ基である。
【0130】具体的な置換基として特に好ましくは、フ
ッ素原子、塩素原子、臭素原子、ニトロ基、シアノ基、
メチル基、ヒドロキシメチル基、カルボキシル基、カル
バモイル基、メチルアミノカルボニル基、イソプロピル
アミノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、ジ
エチルアミノカルボニル基、(2−ヒドロキシルエチ
ル)アミノカルボニル基、(カルボキシルメチル)アミ
ノカルボニル基、メトキシ基、2−イソペンテニルオキ
シ基、2−プロピニルオキシ基、メチルチオ基、メチル
アミノ基、ジメチルアミノ基、アセチルアミノ基、メチ
ルスルホニルアミノ基、メチルスルホニル基、アミノス
ルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、tert−
ブチルアミノスルホニル基、フェニル基、3−フルオロ
フェニル基、4−フルオロフェニル基、3−クロロフェ
ニル基、4−クロロフェニル基、3,5−ジクロロフェ
ニル基、4−ニトロフェニル基、4−メチルフェニル
基、4−tert−ブチルフェニル基、4−トリフルオ
ロメチルフェニル基、4−(メトキシメチル)フェニル
基、4−(2−ヒドロキシルエチル)フェニル基、3−
カルボキシルフェニル基、4−カルボキシルフェニル
基、4−メトキシフェニル基、4−カルバモイルフェニ
ル基、4−メチルチオフェニル基、4−(ジメチルアミ
ノカルボニル)フェニル基、4−メチルスルホニルフェ
ニル基、ベンジル基、フェネチル基、ベンジルオキシ
基、4−フルオロベンジルオキシ基、4−クロロベンジ
ルオキシ基、2−チアゾリル基、3−ピリジル基、4−
ピリジル基、4−ピリジルメチルオキシ、2−ピペリジ
ルメチルオキシ基、3−ピペリジルメチルオキシ基、4
−ピペリジルメチルオキシ基、1−メチルピペリジン−
4−イルメチルオキシ基、1−アセチルピペリジン−4
−イルメチルオキシ基、2−クロロピペリジン−4−イ
ルメチルオキシ基、1−(メチルスルホニル)ピペリジ
ン−4−イルメチルオキシ基、2−メチルチアゾール−
4−イル基、(2−メチルチアゾール−4−イル)メチ
ルオキシ基、(2,4−ジメチルチアゾール−5−イ
ル)メチルオキシ基、5−テトラゾリル基、3−フルオ
ロベンゾイル基、ピペリジノカルボニル基、4−ヒドロ
キシルピペリジノカルボニル基、1−ピロリジニルカル
ボニル基、モルホリノカルボニル基、4−チオモルホリ
ニルカルボニル基、ベンジルアミノカルボニル基、N−
ベンジル−N−メチルアミノカルボニル基、(4−ピリ
ジルメチル)アミノカルボニル基又は(シクロヘキシル
メチル)アミノカルボニル基であり、具体的な置換基と
して最も好ましくは、フッ素原子、塩素原子、メチル
基、ヒドロキシメチル基、カルボキシル基、カルバモイ
ル基、メチルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカル
ボニル基、メトキシ基、メチルアミノ基、アセチルアミ
ノ基、アミノスルホニル基、ジメチルアミノスルホニル
基、tert−ブチルアミノスルホニル基、フェニル
基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル
基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、
3,5−ジクロロフェニル基、4−メチルフェニル基、
4−tert−ブチルフェニル基、4−トリフルオロメ
チルフェニル基、4−カルボキシルフェニル基、4−メ
トキシフェニル基、4−カルバモイルフェニル基、4−
メチルチオフェニル基、4−(ジメチルアミノカルボニ
ル)フェニル基、4−メチルスルホニルフェニル基であ
る。
【0131】またwとして好ましくは1又は2であり、
r、tにおいて好ましくは0、1又は2であり、特に好
ましくは0又は1であり、更に好ましくは0であり、p
として好ましくは1であり、qとして好ましくは0又は
2である。
【0132】また、「製薬上許容されるその塩」とは、
上記一般式[I]又は[II]で示される化合物と無毒の
塩を形成するものであればいかなる塩でもよく、例えば
塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸等の無機酸;又はシュ
ウ酸、マロン酸、クエン酸、フマル酸、乳酸、リンゴ
酸、コハク酸、酒石酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、グル
コン酸、アスコルビン酸、メチルスルホン酸、ベンジル
スルホン酸等の有機酸;又は水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水
酸化アンモニウム等の無機塩基;又はメチルアミン、ジ
エチルアミン、トリエチルアミン、トリエタノールアミ
ン、エチレンジアミン、トリス(ヒドロキシメチル)メ
チルアミン、グアニジン、コリン、シンコニン等の有機
塩基;又はリジン、アルギニン、アラニン等のアミノ酸
と反応させることにより得ることができる。なお、本発
明においては各化合物の含水物或るいは水和物及び溶媒
和物も包含される。
【0133】また、上記一般式[I]又は[II]で示さ
れる化合物においては、種々の異性体が存在する。例え
ば、幾何異性体としてE体及びZ体が存在し、また、不
斉炭素原子が存在する場合は、これらに基づく立体異性
体としての鏡像異性体及びジアステレオマーが存在す
る。場合によっては互変異性体が存在し得る。従って、
本発明の範囲にはこれらすべての異性体及びそれらの混
合物が包含される。
【0134】なお、本発明においては各化合物のプロド
ラッグ及び代謝物も包含される。「プロドラッグ」と
は、化学的又は代謝的に分解し得る基を有し、生体に投
与された後、元の化合物に復元して本来の薬効を示す本
発明化合物の誘導体であり、共有結合によらない複合体
及び塩を含む。
【0135】本発明化合物を医薬製剤として用いる場
合、通常それ自体公知の製薬上許容される担体、賦形
剤、希釈剤、増量剤、崩壊剤、安定剤、保存剤、緩衝
剤、乳化剤、芳香剤、着色剤、甘味剤、粘稠剤、矯味
剤、溶解補助剤、その他添加剤、具体的には水、植物
油、エタノール又はベンジルアルコール等のアルコー
ル、ポリエチレングリコール、グリセロールトリアセテ
ート、ゼラチン、ラクトース、デンプン等の炭水化物、
ステアリン酸マグネシウム、タルク、ラノリン、ワセリ
ン等と混合して、常法により錠剤、丸剤、散剤、顆粒、
坐剤、注射剤、点眼剤、液剤、カプセル剤、トローチ
剤、エアゾール剤、エリキシル剤、懸濁剤、乳剤、シロ
ップ剤等の形態となすことにより、全身的或るいは局所
的に、経口若しくは非経口で投与することができる。投
与量は年齢、体重、症状、治療効果、投与方法等により
異なるが、通常、成人ひとり当たり、1回に0.1mg
乃至1gの範囲で、1日1回乃至数回が投与される。
【0136】「C型肝炎の予防」とは、例えば検査等に
よりHCVが検出された人であってC型肝炎の症状が現
われていない人に対し薬剤を投与すること、或はC型肝
炎の治療後、肝炎の症状が改善された人であってHCV
が根絶されておらず肝炎の再発が懸念される人に対し薬
剤を投与することが挙げられる。
【0137】
【発明の実施の形態】次に、本発明を実施するために用
いる化合物の製造方法の一例を説明する。しかしなが
ら、本発明化合物の製造方法はこれらに限定されるもの
ではない。本製法に記載はなくとも、必要に応じて官能
基に保護基を導入し後工程で脱保護を行う、各製法及び
工程の順序を入れ替えるなどの工夫により効率よく製造
を行えばよい。また、各工程において、反応後の処理は
通常行われる方法で行えばよく、単離精製、結晶化、再
結晶化、シリカゲルクロマトグラフィー、分取HPLC
等の慣用される方法を適宜選択し、また組み合わせて行
えばよい。
【0138】製法1 本製法は、ニトロベンゼン化合物からベンゾイミダゾー
ル化合物を形成する方法である。製法1−1
【化33】
【0139】(式中、Halは塩素原子、臭素原子等の
ハロゲン原子を示し、Rc1は塩素原子、臭素原子等のハ
ロゲン原子又は水酸基を示し、その他各記号は前述の通
りである。) 第1工程 常法により得られる若しくは市販の化合物[1]を、
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、アセトニト
リル、テトラヒドロフラン(THF)、トルエン等の溶
媒中、炭酸カリウム、トリエチルアミン、カリウム t
−ブトキシド等の塩基の存在下、或は非存在下、室温又
は加熱条件下で、アミン化合物[2]と反応させること
により化合物[3]を得ることが出来る。 第2工程 化合物[3]をメタノール、エタノール、THF、酢酸
エチル、酢酸、水等の溶媒中、パラジウム炭素、水酸化
パラジウム、酸化白金、ラネーニッケル等の触媒の存在
下、室温又は加熱条件下で水素化することにより化合物
[4]を得ることが出来る。また、化合物[3]を亜
鉛、鉄、塩化第一スズ、亜硫酸ナトリウム等の還元剤で
還元する、或は塩化第二鉄の存在下、ヒドラジンと反応
させることにより化合物[4]を得ることも出来る。 第3工程 化合物[4]を、DMF、アセトニトリル、THF、ク
ロロホルム、酢酸エチル、塩化メチレン、トルエン等の
溶媒中、ジシクロヘキシルカルボジイミドや、1−エチ
ル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミ
ド・塩酸塩、ジフェニルホスホリルアジド等の縮合剤及
び必要に応じてN−ヒドロキシスクシンイミド、1−ヒ
ドロキシベンゾトリアゾール等を加えて、カルボン酸化
合物[5]と縮合することによりアミド化合物[6]を
得ることが出来る。また、カルボン酸化合物[5]を塩
化チオニル、塩化オキサリル等で誘導される酸ハライド
とする、或は、クロロ炭酸エチル等により誘導される混
合酸無水物とする等により化合物[5]の活性化エステ
ルとし、次いで、トリエチルアミン、炭酸カリウム、ピ
リジン等の塩基存在下、或はピリジン等のアミン溶媒中
で反応させることによりアミド化合物[6]を得ること
も出来る。 第4工程 化合物[6]をエタノール、メタノール、トルエン、D
MF、クロロホルム等の溶媒中若しくは無溶媒中、酢
酸、ぎ酸、塩酸、希硫酸、リン酸、ポリリン酸、p−ト
ルエンスルホン酸等の酸や塩化亜鉛、オキシ塩化リン、
塩化チオニル等のハロゲン化剤或は無水酢酸等の酸無水
物の存在下、加熱し環化反応させることにより化合物[I
-2]を得ることが出来る。
【0140】製法1−2 本製法は、化合物[I-2]を製造する別法である。
【化34】
【0141】(式中、各記号は前述の通りである。) 第1工程 製法1−1の第1工程と同様にして得られる化合物
[3]を、製法1−1の第3工程と同様の方法で化合物
[5]とアミド縮合することにより、化合物[7]を得
ることができる。 第2工程 化合物[7]を製法1−1の第2工程と同様の方法で還
元することにより、化合物[8]を得ることができる。 第3工程 化合物[8]を製法1−1の第4工程と同様の方法で環
化することにより、化合物[I-2]を得ることができる。
【0142】製法1―3
【化35】
【0143】(式中、Rc2はメチル基、エチル基等のア
ルキル基を示し、その他各記号は前述の通りである。) 化合物[4]をイミダート化合物[9]と、メタノー
ル、エタノール、酢酸、DMF、THF、クロロホルム
等の溶媒中、室温又は加熱条件下で反応させることによ
り化合物[I-2]を得ることが出来る。また、化合物
[4]を、酢酸、ぎ酸、アセトニトリル、DMF、ニト
ロベンゼン、トルエン等の溶媒中、ベンゾフロキサン、
二酸化マンガン、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ
−p−ベンゾキノン、ヨウ素、フェリシアン酸カリウム
等の酸化剤の存在下或は非存在下で、加熱下、アルデヒ
ド化合物[10]と反応させることにより化合物[I-2]を
得ることも出来る。或は、化合物[4]とカルボン酸化
合物[11]を、ポリリン酸、リン酸、オキシ塩化リン、
塩酸等存在下で直接加熱反応することにより化合物[I-
2]を得ることも出来る。
【0144】製法2 本製法では、ベンゾイミダゾールのベンゼン環上の置換
基R1、R2、R3、R4の変換方法を示す。なおここで
は、R1、R3及びR4が水素原子である場合のR2の変換
方法を示すが、本製法は置換位置に依らず用いることが
できる。 製法2−1 カルボン酸エステル部位をアミドへ変換する方法。
【化36】
【0145】{式中、Eは単結合、−(CH2)s−、−O
−(CH2)s−又は−NH−(CH2)s−(ここで、sは1
乃至6の整数である。)であり、Rc3、Rc4及びR
c5は、C1- 6アルキル基であり、その他各記号は前述の
通りである。} 第1工程 上記製法と同様にして得られる化合物[I-2-1]を、メ
タノール、エタノール、THF、ジオキサン等の溶媒
中、若しくはそれら溶媒と水との混合溶媒中、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、水酸化リチ
ウム等の塩基性条件下、或は、塩酸、硫酸等の酸性条件
下で加水分解することにより化合物[I-2-2]を得るこ
とが出来る。 第2工程 化合物[I-2-2]を、製法1−1の第3工程と同様の方
法で化合物[12]と反応させることにより、化合物[I-
2-3]を得ることが出来る。
【0146】製法2−2 シアノ基を置換アミジノ基へ変換する方法。
【化37】 (式中、各記号は前述の通りである。) 上記製法と同様にして得られる化合物[I-2-4]を、
水、メタノール、エタノール、THF、DMF等の溶媒
中、ヒドロキシルアミンと反応させることにより化合物
[I-2-5]を得ることが出来る。ヒドロキシルアミンの
塩酸塩等の塩を用いる場合は、炭酸水素ナトリウム、水
酸化ナトリウム、トリエチルアミン等の塩基の存在下で
反応を行えばよい。
【0147】製法2−3 スルホン酸エステル部位をスルホン酸へ変換する方法。
【化38】 (式中、Rc6はC1-6アルキル基であり、その他各記号
の定義は前述の通りである。) 上記製法と同様にして得られる化合物[I-2-6]を、D
MF、ジメチルスルホキシド(DMSO)、アセトニト
リル、メタノール、エタノール、水等の溶媒中、ヨウ化
ナトリウム、ヨウ化リチウム等のヨウ化物塩、臭化ナト
リウム、トリメチルアンモニウムブロミド等の臭化物
塩、ピリジン、トリメチルアミン、トリアゾール等のア
ミン、トリフェニルホスフィン等のホスフィンと加熱
下、反応させることにより[I-2-7]を得ることが出来
る。
【0148】製法3 本製法は、ベンゾイミダゾールの2位に置換するフェニ
ル基上の置換基を変換する方法である。なお、フェニル
基が他の環であっても本製法を用いることができる。 製法3−1 水酸基をエーテルに変換する方法。
【化39】
【0149】{式中、Rc7はRa11に対応する置換され
てもよいアルキル基であり、G1は単結合、*−(CH2)
n−、*−(CH2)n−O−、*−(CH2)n−CO−又は
*−(CH2)m−CRa15a16)−(CH2)n−を示し、こ
こで*はRc1に結合する側を示し、その他各記号の定義
は前述の通りである。} 化合物[13]においてRc1がハロゲン原子である場合、
上記製法と同様にして得られる化合物[I-2-8]を、D
MF、DMSO、アセトニトリル、エタノール、THF
等の溶媒中、水素化ナトリウム、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、炭酸カリウム、ナトリウムエトキシド、
カリウムt−ブトキシド等の塩基存在下、室温又は加熱
条件で、化合物[13]と反応させることにより化合物
[II-2-1]を得ることが出来る。また、化合物[13]に
おいてRc1が水酸基である場合、化合物[13]の水酸基
を、塩化チオニル、三臭化リン、四臭化炭素−トリフェ
ニルホスフィン等でハロゲン原子に変えた後、前述の方
法で化合物[I-2-8]と反応させることにより化合物[I
I-2-1]を得ることが出来る。また、この場合、化合物
[I-2-8]を、DMF、アセトニトリル、THF等の溶
媒中、トリフェニルホスフィン−アゾジカルボン酸ジエ
チル等により化合物[13]と光延反応をさせることによ
り化合物[II-2-1]を得ることも出来る。同様にして化
合物[I-2-8]及び化合物[14]より化合物[I-2-9]を
得ることが出来る。
【0150】製法3−2 ニトロ基を置換アミノ基に変換する方法。
【化40】
【0151】{式中、Rc8はC1-6アルキル基を示し、
2は*−(CH2)−又は*−CHRa 15−を示し、G3
は−CO−、*−CO2−、*−CONH−又は−SO2
−を示し、その他各記号は前述の通りである。} 第1工程 上記製法と同様にして得られるニトロ化合物[I-2-10]
から、製法1−1の第2工程と同様の方法で反応を行う
ことにより化合物[I-2-11]を得ることが出来る。 第2工程 化合物[I-2-11]を、製法3−1と同様の方法により化
合物[15]でアルキル化することにより化合物[II-2-
2]を得ることが出来る。 第3工程 化合物[16]においてG3が−CO−、−CO2−及び−
CONH−の場合、化合物[I-2-11]を、製法1−1の
第3工程と同様の方法で化合物[16]でアシル化するこ
とにより化合物[II-2-3]を得ることが出来る。また、
化合物[16]においてG3が−SO2−の場合、製法1−
1の第3工程で用いた酸ハロゲン化物に換えてスルホニ
ルハライドを用いてスルホニル化することにより、化合
物[II-2-3]を得ることが出来る。同様にして化合物
[I-2-11]を、化合物[17]でアシル化することにより
化合物[I-2-12]を得ることが出来る。また、同様にし
て本製法を用いることにより化合物[II-2-2]、化合物
[II-2-3]及び化合物[I-2-12]のジ置換体(三級アミ
ン)を得ることが出来る。
【0152】製法3−3 カルボン酸エステル部位をアミドに変換する方法。
【化41】
【0153】(式中、Rc9はC1-6アルキル基を示し、
4は#−(CH2)n−、#−(CH2)n−NH−、#−C
HRa14−を示し、ここで#は反応するアミンに結合す
る側を示し、その他各記号は前述の通りである。) 第1工程 上記製法と同様にして得られる化合物[I-2-13]を、製
法2−1の第1工程と同様の方法で反応させることによ
り、化合物[I-2-14]を得ることが出来る。 第2工程 化合物[I-2-14]を製法2−1の第2工程と同様の方法
で化合物[18]と反応させることにより、化合物[II-2
-4]を得ることが出来る。また同様にして化合物[I-2-
14]及び化合物[19]より化合物[I-2-15]を得ること
が出来る。
【0154】製法4 本製法は、ベンゾイミダゾールの2位に置換するフェニ
ル基上の環Bに対し、更に置換基を導入する方法であ
る。なお、フェニル基が他の環であっても本製法を用い
ることができる。 製法4−1 環Bに更に環Z''を直結させる方法。
【化42】
【0155】(式中、環Z''−Mはアリール金属化合物
を示し、環Z''部位は置換基Zに対応する置換されても
よいC6-14アリール基、置換されてもよいヘテロ環基、
金属部位にはホウ素、亜鉛、スズ、マグネシウム等が含
まれ、例えばフェニルボロン酸であり、w''は0、1又
は2であり、その他各記号は前述の通りである。) 上記製法と同様にして得られる化合物[II-2-5]を、D
MF、アセトニトリル、1,2−ジメトキシエタン、T
HF、トルエン、水等の溶媒中、テトラキストリフェニ
ルホスフィンパラジウム、ビストリフェニルホスフィン
パラジウム(II)ジクロリド、酢酸パラジウム−トリフェ
ニルホスフィン等のパラジウム触媒や、塩化ニッケル、
塩化1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンニ
ッケル(II)等のニッケル触媒、及び炭酸カリウム、炭
酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、リン酸カリウ
ム、トリエチルアミン等の塩基存在下、室温又は加熱条
件で、アリール金属化合物[20]と反応させることによ
り化合物[II-2-6]を得ることが出来る。
【0156】製法4−2 水酸基をエーテルに変換する方法。
【化43】
【0157】(式中、Rc10は置換基Zに対応する−R
a20又は−(CH2)p−CORa21を示し、その他各記号は
前述の通りである。) 上記製法で得られる化合物[II-2-7]から、製法3−1
の方法と同様にして化合物[21]と反応させることによ
り、化合物[II-2-8]を得ることが出来る。
【0158】製法4−3 製法3−1における化合物[13]の様な環Bパーツを、
予め合成する方法。
【化44】
【0159】(式中、Rc11は臭素原子、ヨウ素原子、
トリフルオロメタンスルホニルオキシ基等の脱離基であ
り、Rc12はホルミル基、カルボキシル基或いはメトキ
シカルボニル基、エトキシカルボニル基、tert−ブ
トキシカルボニル基等のカルボン酸エステルを示し、そ
の他各記号は前述の通りである。) 第1工程 市販若しくは常法により得られる化合物[22]を、製法
4−1と同様の方法でアリール金属化合物[20]と反応
させることにより、化合物[23]を得ることが出来る。 第2工程 上記製法と同様にして得られる化合物[23]を、常法に
より還元することにより、化合物[24]を得ることが出
来る。例えば、化合物[23]を、メタノール、エタノー
ル、THF等の溶媒中、水素化アルミニウムリチウム、
水素化ホウ素ナトリウム等の還元剤の存在下、冷却乃至
加熱条件下で反応させることにより化合物[24]を得る
ことが出来る。 第3工程 上記製法と同様にして得られる化合物[24]を、1,4
−ジオキサン、ジエチルエーテル、THF、ジクロロメ
タン、クロロホルム、トルエン等の溶媒中、五塩化リ
ン、三臭化リン等のハロゲン化リン又は塩化チオニル等
のハロゲン化剤と、ピリジン等の三級アミンの存在下若
しくは加熱下で反応させることにより、化合物[25]を
得ることが出来る。 第4工程 上記製法と同様にして得られる化合物[24]又は[25]
を、製法3−1と同様の方法で化合物[I-2-8]と反応
させることにより、化合物[II-2-9]を得ることが出来
る。
【0160】製法4−4
【化45】 (式中、M’はマグネシウム、リチウム、亜鉛等の金属
であり、各記号は前述の通りである。) 第1工程 市販若しくは常法により得られる化合物[41]を、常法
によりアリール金属試薬とすることにより、化合物[4
2]を得ることが出来る。例えば、M’がマグネシウム
の場合、マグネシウムをTHF、ジエチルエーテル、ベ
ンゼン、トルエン等の溶媒中、好ましくはTHF溶媒
中、冷却乃至加熱条件下、好ましくは−100乃至10
0℃で化合物[41]と反応させることにより、化合物
[42]を得ることが出来る。 第2工程 上記製法と同様にして得られる化合物[42]を化合物
[43]と反応させることにより、化合物[44]を得るこ
とが出来る。化合物[42]を、ジエチルエーテル、ベン
ゼン、トルエン、THF等の溶媒中、好ましくはTHF
溶媒中、冷却乃至室温条件下、好ましくは−100乃至
30℃で反応させることにより、化合物[44]を得るこ
とが出来る。 第3工程 上記製法と同様にして得られる化合物[44]を、製法4
−3の第3工程と同様の方法でハロゲン化することによ
り、化合物[45]を得ることが出来る。化合物[44]
を、好ましくはトルエン溶媒中、塩化チオニル及びピリ
ジンで反応させることにより化合物[45]を得ることが
出来る。化合物[45]が対称形の場合、すなわち、環B
−(Z)w部分と環B'−(Z')w'部分が同一の場合、化
合物[42]を、ジエチルエーテル、ベンゼン、トルエ
ン、THF等の溶媒中、好ましくはTHF溶媒中、ぎ酸
メチル、ぎ酸エチル等のぎ酸エステル、好ましくはぎ酸
エチルと、冷却乃至室温条件下、好ましくは−100乃
至30℃で反応させることにより、化合物[45]を得る
ことが出来る。
【0161】製法4−5 官能基への保護基を導入する工程を含んだ方法。
【化46】
【0162】(式中、Rc13はtert−ブチル基等の
カルボン酸保護基であり、Rc14はメチル基等のカルボ
ン酸保護基であり、その他各記号は前述の通りであ
る。) 第1工程 市販若しくは既知の方法により得られる化合物[26]に
常法により保護基を導入することにより、化合物[27]
を得ることが出来る。例えば、Rc13がtert−ブチ
ル基の場合、化合物[26]を、THF、クロロホルム、
ジクロロメタン、トルエン等の溶媒中、塩化チオニル、
塩化オキサリル等で誘導される酸ハライドとし、カリウ
ムtert−ブトキシドと反応させることにより化合物
[27]を得ることが出来る。ここで、Rc13は第2、第
3工程によって脱離せず、また、第4工程によって−C
2c14に影響を与えず脱離される保護基であれば他の
保護基であってもよい。 第2工程 上記製法と同様にして得られる化合物[27]のメチル基
をN−ブロモこはく酸イミド及びN,N'−アゾビスイ
ソブチロニトリルでブロモメチル基に変換した後、製法
3−1と同様の方法で化合物[I-2-16]と反応させるこ
とにより、化合物[II-2-10]を得ることが出来る。 第3工程 上記製法と同様にして得られる化合物[II-2-10]を、
製法4−1と同様の方法でアリール金属化合物[20]と
反応させることにより、化合物[II-2-11]を得ること
が出来る。
【0163】第4工程 上記製法と同様にして得られる化合物[II-2-11]のR
c13を、常法により脱離させることにより、化合物[II-
2-12]を得ることが出来る。カルボン酸保護基の脱離
は、保護基に応じた通常の脱保護法を用いればよいが、
本工程ではRc14が反応しない条件が望ましい。例え
ば、Rc13がtert−ブチル基の場合、化合物[II-2-
11]を、ジクロロメタン、クロロホルム等の溶媒中、ト
リフルオロ酢酸で処理することにより化合物[II-2-1
2]を得ることが出来る。 第5工程 上記製法と同様にして得られる化合物[II-2-12]を、
製法1−1の第3工程と同様の方法で化合物[28]とア
ミド縮合させることにより、化合物[II-2-13]を得る
ことが出来る。 第6工程 上記製法と同様にして得られる化合物[II-2-13]を、
製法2−1の第1工程と同様の方法で脱保護させること
により、化合物[II-2-14]を得ることが出来る。ここ
で、Rc14は第1乃至5工程によって反応を示さず、本
工程によって脱離される保護基が望ましい。例えば、R
c14がメチル基のとき、化合物[II-2-13]をメタノー
ル、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール
等のアルコール系溶媒若しくはアルコール溶媒と水との
混合溶媒中、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化リ
チウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の塩基の
存在下、冷却乃至加熱下で反応させ脱保護した後、溶液
を酸性にすることにより化合物[II-2-14]を得ること
ができる。
【0164】製法5 インドール環を形成する方法。
【化47】
【0165】(式中、RC15はトリメチルシリル基、t
ert−ブチルジメチルシリル基、tert−ブチルジ
フェニルシリル基等の保護基であり、その他各記号は前
述の通りである。) 第1工程 上記製法若しくは常法により得られる化合物[29]を、
DMF、アセトニトリル、1,2−ジメトキシエタン、
THF、トルエン、水等の溶媒中、テトラキス(トリフ
ェニルホスフィン)パラジウム、ビス(トリフェニルホ
スフィン)パラジウム(II)ジクロリド、酢酸パラジウム
−トリフェニルホスフィン等のパラジウム触媒、ヨウ化
銅(I)等の銅触媒若しくはそれらの混合物、及び炭酸
カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、リ
ン酸カリウム、トリエチルアミン等の塩基存在下、室温
又は加熱条件で、化合物[30]と反応させることにより
化合物[31]を得ることが出来る。 第2工程 上記製法と同様にして得られる化合物[31]を、メタノ
ール、エタノール等のアルコール溶媒、若しくはアルコ
ール溶媒とDMF、アセトニトリル、THF、クロロホ
ルム、ジクロロメタン、酢酸エチル、塩化メチレン、ト
ルエン等との混合溶媒中、炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウ
ム等の塩基の存在下、室温若しくは加熱下で反応させる
ことにより保護基の脱離を行った後、製法1−1の第1
工程と同様にして得られる化合物[32]と製法5の第1
工程と同様の方法で反応させることにより、化合物[3
3]を得ることが出来る。 第3工程 上記製法と同様にして得られる化合物[33]を、DM
F、アセトニトリル、THF、クロロホルム、ジクロロ
メタン、酢酸エチル、塩化メチレン、トルエン等の溶媒
中、ヨウ化銅(I)等の銅触媒若しくは塩化パラジウム
(II)等のパラジウム触媒の存在下、室温又は加熱条件
下で、環化反応させることにより、化合物[II-2-15]
を得ることが出来る。
【0166】製法6 イミダゾ[1,2−a]ピリジン環を形成する方法。
【化48】
【0167】(式中、Rc16及びRc17は、それぞれ独立
して、メチル基、エチル基等のアルキル基を示し、その
他各記号は前述の通りである。) 第1工程 上記製法若しくは常法により得られる化合物[34]を、
製法1−1の第3工程と同様の方法で化合物[35]とア
ミド縮合させることにより、化合物[36]を得ることが
出来る。 第2工程 上記製法により得られる化合物[36]を、常法により得
られるグリニャール試薬[37]と反応させることによ
り、化合物[38]を得ることが出来る。ここで、化合物
[36]に代えて、化合物[34]の酸ハライドを用いても
よい。 第3工程 上記製法により得られる化合物[38]を、常法によりハ
ロゲン化することにより、化合物[39]を得ることが出
来る。例えば、Halが臭素原子の場合、化合物[38]
を冷却若しくは室温条件下、DMF、アセトニトリル、
THF、クロロホルム、ジクロロメタン、酢酸エチル、
トルエン等の溶媒中、臭素と反応させることにより化合
物[39]を得ることが出来る。なお、臭素に換えて次亜
塩素酸塩等の次亜ハロゲン酸塩、N−ブロモスクシンイ
ミド等のハロゲン化剤を用いてハロゲン化することもで
きる。 第4工程 上記製法により得られる化合物[39]を、常法若しくは
既知の方法(特開平8−48651号)により得られる
化合物[40]と、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸
化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素
化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の塩
基の存在下、室温又は加熱条件下、溶媒中若しくは無溶
媒で環化反応させることにより、化合物[II-2-16]を
得ることが出来る。
【0168】上記製法2乃至4に示された製法は、一般
式[I]及び[II]で表されるベンゾイミダゾール以外
の化合物、例えば化合物[II-2-15]、[II-2-16]の合
成にも用いることが出来る。
【0169】次に、本発明に係る一般式[I]及び[II]で
示される化合物及びその製造方法を実施例によって具体
的に説明する。しかしながら、本発明はこれら実施例に
よって限定されるものではない。
【0170】実施例1 2−[4−(3−ブロモフェノキシ)フェニル]−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
チルエステルの製造 工程1:4−クロロ−3−ニトロ安息香酸エチルの製造 4−クロロ−3−ニトロ安息香酸(300g)をエチルアル
コール(1500ml)に溶解し、氷冷下濃硫酸(100ml)を
加え、7時間加熱還流した。反応液を氷水に注ぎ、析出
した結晶を濾取し、表題化合物(332g,収率97%)を得
た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.50(1H,d,J=2.1Hz),8.16(1H,d
d,J=8.4,2.1Hz),7.63(1H,d,J=8.4Hz),4.43(2H,q,J=7.5H
z),1.42(3H,t,J=7.5Hz) 工程2:4−シクロヘキシルアミノ−3−ニトロ安息香酸
エチルの製造 前工程で得られた4−クロロ−3−ニトロ安息香酸エチ
ル(330g)をアセトニトリル(1500ml)に溶解し、シク
ロヘキシルアミン(220g)、トリエチルアミン(195g)
を加え、終夜加熱還流した。反応液を氷水に注ぎ、析出
した結晶を濾取し、表題化合物(400g,収率94%)を得
た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.87(1H,d,J=2.1Hz),8.35-8.46
(1H,m),8.02(1H,dd,J=9.1,2.1Hz),6.87(1H,d,J=9.1Hz),
4.35(2H,q,J=7.1Hz),3.65-3.50(1H,m),2.14-1.29(10H,
m),1.38(3H,t,J=7.1Hz)
【0171】工程3:3−アミノ−4−シクロヘキシル
アミノ安息香酸エチルの製造 前工程で得られた4−シクロヘキシルアミノ−3−ニト
ロ安息香酸エチル(400g)を酢酸エチル(1500ml)、エ
チルアルコール(500ml)に溶解し、7.5%パラジウム炭
素(50% wet,40g)を加え、7時間常圧水素添加した。
触媒をろ別し、濾液を減圧濃縮した。残渣にジイソプロ
ピルエーテルを加え、析出した結晶を濾取し、表題化合
物(289g,収率80%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.57(1H,dd,J=8.4,1.9Hz),7.41
(1H,d,J=1.9Hz),6.59(1H,d,J=8.4Hz),4.30(2H,q,J=7.1H
z),3.40-3.30(1H,m),2.18-2.02(2H,m),1.88-1.15(8H,
m),1.35(3H,t,J=7.1Hz) 工程4:3−[4−(3−ブロモフェノキシ)ベンゾイ
ル]アミノ−4−シクロヘキシルアミノ安息香酸エチル
エステルの製造 4−(3−ブロモフェノキシ)安息香酸(74g)をクロ
ロホルム(500ml)に溶解し、塩化オキサリル(33ml)
及びジメチルホルムアミド(触媒量)を加え室温で4時
間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、ジクロロメタン(15
0ml)に溶解した。これを、前工程で得られた3−アミ
ノ−4−シクロヘキシルアミノ安息香酸エチル(66g)
のジクロロメタン(500ml)、トリエチルアミン(71m
l)溶液に滴下し、室温にて1時間攪拌した。反応液を
水に注ぎ、ジクロロメタンで抽出した。有機層を、飽和
食塩水で洗浄して、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減
圧濃縮した。残渣に、ジエチルエーテルを加えて結晶化
し、これを濾取して表題化合物(129g,収率95%)を得
た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.00-7.78(4H,m),7.66(1H,brs),
7.37-7.18(3H,m),7.13-6.59(3H,m),6.72(1H,d,J=8.7H
z),4.50(1H,brs),4.29(2H,q,J=7.2Hz),3.36(1H,m),2.12
-1.96(2H,m),1,83-1.56(3H,m),1.47-1.12(5H,m),1.37(3
H,t,J=7.2Hz) 工程5:2−[4−(3−ブロモフェノキシ)フェニ
ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸エチルエステルの製造 前工程で得られた3−[4−(3−ブロモフェノキシ)
ベンゾイル]アミノ−4−シクロヘキシルアミノ安息香
酸エチルエステル(129g)を酢酸(600ml)に懸濁し、
3時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮して、残渣に水
を加え、析出した結晶を濾取し表題化合物(124g,収率
99%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.51(1H,d,J=1.5Hz),8.00(1H,d
d,J=8.4,1.5Hz),7.67(1H,d,J=8.4Hz),7.63(2H,d,J=8.7H
z),7.35-7.21(3H,m),7.17(2H,d,J=8.7Hz),7.14(1H,m),
4.42(2H,q,J=7.2Hz),4.38(1H,m),2.43-2.22(2H,m),2.07
-1.87(4H,m),1.80(1H,m),1.42(3H,t,J=7.2Hz),1.40-1.2
7(3H,m)
【0172】実施例2 2−[4−(3−ブロモフェノキシ)フェニル]−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸の
製造 実施例1で得られた2−[4−(3−ブロモフェノキ
シ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸エチルエステル(1.0g)をテトラヒ
ドロフラン(10ml)、エチルアルコール(10ml)に溶解
し、4N水酸化ナトリウム(10ml)を加え、1時間加熱
還流した。反応液を減圧濃縮し、残渣に水を加え、6N
塩酸で酸性にし、析出した結晶を濾取して、表題化合物
(0.9g,収率96%)を得た。 融点:255-256℃ FAB-Ms:491(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):12.75(1H,brs),8.24(1H,s),7.
96(1H,d,J=8.7Hz),7.86(1H,d,J=8.7Hz),7.71(2H,d,J=8.
6Hz),7.47-7.34(3H,m),7.24(2H,d,J=8.6Hz),7.20(1H,
m),4.31(1H,m),2.38-2.18(2H,m),2.02-1.79(4H,m),1.65
(1H,m),1.44-1.20(3H,m)
【0173】実施例3 1−シクロヘキシル−2−(4−ヒドロキシフェニル)
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステルの
製造 実施例1の工程3で得られた3−アミノ−4−シクロヘ
キシルアミノ安息香酸エチル(130g)、メチル 4−ヒ
ドロキシベンズイミデート塩酸塩(139g)をメチルアル
コール(1500ml)に加え、4時間加熱還流した。反応液
を放冷した後、析出した結晶を濾取し表題化合物(131
g,収率72%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):10.02(1H,brs),8.21(1H,d,J=1.4
Hz),7.93(1H,d,J=8.6Hz),7.83(1H,dd,J=8.6,1.4Hz),7.4
8(2H,d,J=8.6Hz),6.95(2H,d,J=8.6Hz),4.39-4.25(1H,
m),4.33(1H,q,J=7.0Hz),2.35-2.18(2H,m),1.98-1.79(4
H,m),1.70- 1.60(1H,m),1.46-1.19(3H,m),1.35(3H,t,J
=7.0Hz)
【0174】実施例4 2−[4−(2−ブロモ−5−クロロベンジルオキシ)
フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸エチルエステルの製造 2−ブロモ−5−クロロトルエン(50g)及びN−ブロ
モこはく酸イミド、N,N’−アゾビスイソブチロニト
リルより調製した2−ブロモ−5−クロロベンジルブロ
ミド及び、実施例3で得られた1−シクロヘキシル−2
−(4−ヒドロキシフェニル)ベンゾイミダゾール−5
−カルボン酸エチルエステル(50g)をジメチルホルミ
アミド(300ml)に懸濁し、炭酸カリウム (38g)を加
え80℃にて1時間加熱攪拌した。反応液を放冷し、水、
酢酸エチル混合溶媒に加え、析出した結晶を濾取し、表
題化合物(50g,収率64%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.50(1H,d,J=1.4Hz),7.97(1H,d
d,J=8.6,1.4Hz),7.70-7.57(5H,m),7.20(1H,dd,J=8.4,2.
5Hz),7.14(2H,d,J=8.7Hz),5.17(2H,s),4.46-4.30(1H,
m),4.41(2H,q,J=7.1Hz),2.40-2.20(2H,m),2.02-1.21(8
H,m),1.42(3H,t,J=7.1Hz)
【0175】実施例5 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−クロロ
ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステルの製造 実施例4で得られた2−[4−(2−ブロモ−5−クロ
ロベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル(49
g)、4−クロロフェニルボロン酸(18g)及びテトラキ
ストリフェニルフォスフィンパラジウム(10g)を1,
2−ジメトキシエタン(600ml)に懸濁し、飽和重曹水
(300ml)を加え、2時間加熱還流した。反応液にクロロ
ホルムを加え、有機層を飽和重曹水、水、飽和食塩水に
て順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃
縮した。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィ
ー(展開溶媒 クロロホルム:酢酸エチル=97:3)で精
製した。得られた油状物に、酢酸エチル及びジイソプロ
ピルエーテルを加え、結晶化し、これを濾取して表題化
合物(44g,収率85%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.49(1H,d,J=1.4Hz),7.97(1H,d
d,J=8.6,1.6Hz),7.70-7.60(2H,m),7.55(2H,d,J=8.7Hz),
4.95(2H,s),4.48-4.28(1H,m),4.40(2H,m),2.02-1.20(8
H,m),1.41(3H,t,J=7.1Hz)
【0176】実施例6 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−クロロ
ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸の製造 実施例5で得られた2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
チルエステル(43g)を用い、実施例2と同様の方法に
より、表題化合物(33g、収率76%)を得た。 融点:243−244℃ FAB-Ms:571(MH+) 1H-NMR(300MHz, DMSO-d6):8.32(1H,s),8.28(1H,d,J=8.9
Hz),8.05(1H,d,J=8.8Hz),7.76-7.72(3H,m),7.58-7.46(5
H,m),7.40(1H,d,J=8.3Hz),7.24(2H,d,J=8.9Hz),5.11(2
H,s),4.36(1H,m),2.40-2.15(2H,m),2.15-1.95(2H,m),1.
95-1.75(2H,m),1.75-1.55(1H,m),1.55-1.15(3H,m)
【0177】実施例7 2−[4−(2−ブロモ−5−メトキシベンジルオキ
シ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸エチルエステルの製造 実施例4と同様にして、実施例3で得られた1−シクロ
ヘキシル−2−(4−ヒドロキシフェニル)ベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸エチルエステルと2−ブロモ
−5−メトキシベンジルブロミドから表題化合物(59g)
を得た。
【0178】実施例8 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステルの製
造 実施例7で得られた2−[4−(2−ブロモ−5−メト
キシベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステルか
ら実施例5と同様の方法により表題化合物(48g,収率7
7%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.49(1H,d,J=1.4Hz),7.97(1H,d
d,J=8.6,1.4Hz),7.64(1H,d,J=8.6Hz),7.54(2H,d,J=8.7H
z),7.37(2H,d,J=8.6Hz),7.31(2H,d,J=8.6Hz),7.25(1H,
d,J=8.4Hz),7.19(1H,d,J=2.7Hz),7.00(2H,d,J=8.7Hz),
6.97(1H,dd,J=8.4,2.7Hz),4.98(2H,s),4.41(2H,q,J=7.1
Hz),4.42-4.29(1H,m),3.88(3H,s),2.40-2.20(2H,m),2.0
1-1.88(4H,m),1.83-1.73(1H,m),1.42(3H,t,J=7.1Hz),1.
41-1.25(3H,m)
【0179】実施例9 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸の製造 実施例8で得られた2−{4−[2−(4−クロロフェ
ニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1
−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
エチルエステル(52g)を用い、実施例2と同様の方法
により表題化合物(44g,収率89%)を得た。 融点:248-249℃ FAB-Ms:568(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.20(1H,s),7.88(1H,d,J=8.7H
z),7.85(1H,d,J=8.7Hz),7.57(d,2H,J=8.6Hz),7.46(2H,
d,J=8.6Hz),7.44(2H,d,J=8.6Hz),7.29(1H,d,J=8.5Hz),
7.24(1H,d,J=2.6Hz),7.11(2H,d,J=8.6Hz),7.06(1H,dd,J
=8.5,2.6Hz),5.04(2H,s),4.26(1H,m),3.83(3H,s),2.38-
2.29(2H,m)
【0180】実施例10 1−シクロヘキシル−2−{4−[(E)−2−フェニ
ルビニル]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸エチルエステルの製造 実施例1の工程3で得られた3−アミノ−4−シクロヘ
キシルアミノ安息香酸エチル(500mg)をメチルアルコ
ール(6ml)に溶解し、氷冷下、トランス−4−スチル
ベンカルボアルデヒド(397mg)を加え、室温にて終夜
攪拌した。反応液を氷冷し、アセトニトリル(2ml)に
溶解したベンゾフロキサン(259mg)を加え、50℃にて7
時間攪拌した。反応液を氷冷し、1N水酸化ナトリウム
(0.1ml)を加えた後、酢酸エチルを加えて抽出した。
有機層を、水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルフラッ
シュクロマトグラフィー(展開溶媒 n−ヘキサン:酢酸
エチル=4:1)で精製し、表題化合物(540mg,収率63
%)を得た。 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.28(1H,d,J=1.4Hz),8.01(1H,
d,J=8.7Hz),7.90-7.80(3H,m),7.75-7.65(4H,m),7.50-7.
25(5H,m),4.35(2H,q,J=7.0Hz),4.31(1H,m),2.40-2.20(2
H,m),2.00-1.80(4H,m),1.63(1H,m),1.40-1.20(3H,m),1.
36(3H,t,J=7.0Hz)
【0181】実施例11 1−シクロヘキシル−2−{4−[(E)−2−フェニ
ルビニル]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸の製造 実施例10で得られた1−シクロヘキシル−2−{4−
[(E)−2−フェニルビニル]フェニル}ベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸エチルエステル(127mg)を
用い、実施例2と同様の方法により、表題化合物(116m
g,収率97%)を得た。 融点:300℃以上 FAB-Ms:423(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.25(1H,s),7.96-7.29(13H,
m),4.33(1H,brt),2.41-2.23(2H,m),2.03-1.78(4H,m),1.
71-1.59(1H,m),1.49-1.20(3H,m)
【0182】実施例12 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
チルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸の製造 実施例1及び2と同様にして表題化合物(700mg)を得
た。 FAB-Ms:413(MH+) 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.60(1H,s),8.04(1H,d,J=9.0H
z),7.63(2H,d,J=8.4Hz),7.51-7.32(6H,m),7.14(2H,d,J=
9.0Hz),5.16(2H,s),5.03-4.89(1H,m),2.41-1.63(8H,m)
【0183】実施例13 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
チルベンゾイミダゾール−5−カルボキサミドの製造 実施例12で得られた2−(4−ベンジルオキシフェニ
ル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸(700mg)をジメチルホルムアミド(10ml)に
溶解し、塩化アンモニウム(108mg)、1−エチル−3
−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸
塩(390mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(275
mg)及びトリエチルアミン(0.3ml)を加え室温にて終
夜攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和重曹水、水、飽和食塩水にて順次洗浄
して、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮した。
残渣に、酢酸エチル及びジイソプロピルエーテルを加
え、結晶化し、これを濾取して、表題化合物(571mg,
収率81%)を得た。 融点:232-233℃ FAB-Ms:412(MH+) 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.23(1H,d,=1.5Hz),7.86(1H,dd,
J=8.5,1.5Hz),7.65-7.30(8H,m),7.13(2H,d,J=8.8Hz),5.
16(2H,s),4.93(1H,quint,J=8.8Hz),2.40-1.60(8H,m)
【0184】実施例14 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−5−シアノ−1
−シクロペンチルベンゾイミダゾールの製造 実施例1と同様にして表題化合物(400mg)を得た。 FAB-Ms:394(MH+) 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.11(1H,s),7.68-7.30(9H,m),7.
13(2H,s),5.16(2H,s),4.94(1H,quint,J=8.9Hz),2.35-1.
60(8H,m)
【0185】実施例15 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
チルベンゾイミダゾール−5−カルボキサミドオキシム
の製造 実施例14で得られた2−(4−ベンジルオキシフェニ
ル)−5−シアノ−1−シクロペンチルベンゾイミダゾ
ール(400mg)をエチルアルコール(3ml)、水(1.5m
l)に懸濁し、ヒドロキシルアミン塩酸塩(141mg)及び
重曹(170mg)を加え、終夜加熱還流した。反応液を、
放冷し析出した結晶を濾取して、表題化合物(312mg,
収率71%)を得た。 融点:225-226℃ FAB-Ms:456(MH+) 1H-NMR(300MHz, DMSO-d6):8.20(1H,s),7.50-7.31(9H,
m),7.12(2H,d,J=8.7Hz),5.15(2H,s),4.94(1H,quint,J=
8.7Hz),3.61(3H,s),3.40(3H,s),2.41-1.42(8H,m)
【0186】実施例16 1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−(4−フルオ
ロフェニル)−2−メチル−5−チアゾリル}メトキ
シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
チルエステルの製造 工程1:4−(4−フルオロフェニル)−5−ヒドロキ
シメチル−2−メチルチアゾールの製造 文献既知(Chem. Pharm. Bull.,43(6),947,1995)の
方法により調製した4−(4−フルオロフェニル)−2
−メチル−5−チアゾールカルボン酸エチルエステル
(59g)をテトラヒドロフラン(700ml)に溶解し、氷冷
下、水素化リチウムアルミニウム(13g)を加え30分攪
拌した。反応液に水(13ml)、15%水酸化ナトリウム
(13ml)、水(39ml)を順次加え、析出した不溶物をろ
別した。濾液を減圧濃縮し、表題化合物(37g,収率71
%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.60(2H,dd,J=8.7,6.6Hz),7.11
(2H,t,J=8.7Hz),4.80(2H,s),2.70(3H,s) 工程2:5−クロロメチル−4−(4−フルオロフェニ
ル)−2−メチルチアゾールの製造 前工程で得られた4−(4−フルオロフェニル)−5−
ヒドロキシメチル−2−メチルチアゾール(37g)をク
ロロホルム(500ml)に溶解し、塩化チオニル(24m
l)、ピリジン(2ml)を加え、室温で3時間攪拌した。
反応液を氷水に注ぎ、クロロホルムで抽出し、水、飽和
食塩水で洗浄した。これを、硫酸ナトリウムで乾燥し、
減圧濃縮して表題化合物(29g,収率76%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.67(2H,dd,J=8.8,5.4Hz),7.16
(2H,t,J=8.7Hz),4.79(2H,s),2.73(3H,s)
【0187】工程3:1−シクロヘキシル−2−{4−
[{4−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−5−
チアゾリル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸エチルエステルの製造 前工程で得られた5−クロロメチル−4−(4−フルオ
ロフェニル)−2−メチルチアゾール(28g)及び実施
例3で得られた1−シクロヘキシル−2−(4−ヒドロ
キシフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
チルエステル(36g)を用い、実施例4と同様の方法に
より表題化合物(61g,収率100%)を得た。 APCI-Ms:570(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.25(1H,d,J=1.5Hz),7.97(1H,
d,J=8.7Hz),7.86(1H,dd,J=8.6,1.6Hz),7.74(2H,dd,J=8.
8,5.5Hz),7.62(2H,d,J=8.7Hz),7.33(2H,t,J=8.9Hz),7.2
2(2H,t,J=8.9Hz),5.41(2H,s),4.34(2H,q,J=7.1Hz),4.31
(1H,m),2.71(3H,s),2.40-2.15(2H,m),2.05-1.75(4H,m),
1.55-1.15(3H,m),1.36(3H,t,J=7.1Hz)
【0188】実施例17 1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−(4−フルオ
ロフェニル)−2−メチル−5−チアゾリル}メトキ
シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 実施例16で得られた1−シクロヘキシル−2−{4−
[{4−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−5−
チアゾリル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール
−5−カルボン酸エチルエステル(60g)を用い、実施
例2と同様の方法により表題化合物(39g、収率69%)
を得た。 融点:196-198℃ FAB-Ms:542(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):13.1(1H,brs),8.34(1H,s),8.2
9(1H,d,J=8.8Hz),8.06(1H,d,J=8.7Hz),7.80-7.72(4H,
m),7.36-7.31(4H,m),5.46(2H,s),4.38(1H,m),2.72(3H,
s),2.45-2.15(2H,m),2.15-1.95(2H,m),1.95-1.75(2H,
m),1.75-1.55(1H,m),1.55-1.20(3H,m)
【0189】実施例18 1−シクロヘキシル−2−(2−フルオロ−4−ヒドロ
キシフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
チルエステルの製造 実施例3と同様にして表題化合物(50g)を得た。
【0190】実施例19 2−{4−[ビス(3−フルオロフェニル)メトキシ]
−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸エチルエステルの製造 工程1:3,3’−ジフルオロベンズヒドロールの製造 マグネシウム片(35.4g)のTHF(200ml)混合液にヨ
ウ素片を加え、窒素気流攪拌下、ヨウ素の色がほぼ消え
るまで加熱した。この溶液を内温60℃に維持しながら、
3−フルオロ−ブロモベンゼン(250.0g)のTHF(10
00ml)溶液を2.5時間で滴下した。滴下終了後、1時間
加熱還流した。得られたグリニャール溶液を氷冷し、ぎ
酸エチル(63.2g)のTHF(200ml)溶液を1時間かけ
て滴下した。更に反応溶液を30分攪拌後、飽和塩化アン
モニウム水溶液(700ml)を氷冷攪拌下滴下し、水(300
ml)を加え、10分攪拌した。有機層と水層を分離し、水
層を酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせて2N塩酸、
飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸
マグネシウムで乾燥、濾過後、溶媒を減圧留去し、目的
化合物(156.2g、収率99%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.31(2H,td,J=7.9,5.8Hz),7.15
-7.80(4H,m),6.97-6.94(2H,m),5.82(1H,d,J=3.3Hz),2.3
0(1H,d,J=3.3Hz) 工程2:3,3’−ジフルオロベンズヒドリルクロリド
の製造 前工程で得られた3,3’−ジフルオロベンズヒドロー
ル(150.0g)のトルエン溶液(400ml)に、室温でピリ
ジン(539mg)を加えた。この溶液に塩化チオニル(89.
1g)を室温で1時間かけ滴下し、更に2時間攪拌した。
内温が40℃になるように加熱し、更に1.5時間攪拌し
た。塩化チオニル(8.1g)を再度加え、30分攪拌した。
反応液に水を加え、有機層を分離し、これを水、飽和重
曹水、飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥、濾過後、溶媒を減圧留去し、表題化合物
(158.2g,収率97%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.32(2H,td,J=8.0,5.9Hz),7.18-
7.10(4H,m),7.01(2H,tdd,J=8.2,2.5,1.2Hz),6.05(1H,s) 工程3:2−{4−[ビス(3−フルオロフェニル)メ
トキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル
の製造 実施例18で得られた1−シクロヘキシル−2−(2−
フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)ベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸エチルエステル(50g)及び前工程
により得られた3,3’−ジフルオロベンズヒドリルク
ロリド(34g)を用い、実施例4と同様の方法により、
表題化合物(76g,収率99%)を得た。 FAB-Ms:585(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.24(1H,d,J=1.4Hz),7.98(1H,
d,J=8.7Hz),7.88(1H,d,J=8.7Hz),7.56(1H,t,J=8.6Hz),
7.50-7.40(6H,m),6.82(1H,s),4.34(2H,q,J=7.1Hz),3.95
(1H,m),2.20-2.10(2H,m),1.90-1.80(4H,m),1.6(1H,m),
1.35(3H,t,J=7.2Hz),1.30-1.20(3H,mz)
【0191】実施例20 2−{4−[ビス(3−フルオロフェニル)メトキシ]
−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
イミダゾール−5−カルボン酸の製造 実施例19で得られた2−{4−[ビス(3−フルオロ
フェニル)メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
チルエステル(75g)を用い、実施例2と同様の方法に
より、表題化合物(48g,収率62%)を得た。 融点:242-243℃ FAB-Ms:557(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.29(1H,s),8.16(1H,d,J=8.8H
z),7.99(1H,d,J=8.7Hz),7.66(1H,t,J=8.7Hz),7.51-7.40
(6H,m),7.30(1H,d,J=12.1Hz),7.20-7.14(3H,m),6.88(1
H,s),4.07(1H,m),2.40-2.10(2H,m),2.00-1.75(4H,m),1.
70-1.55(1H,m),1.50-1.15(3H,m)
【0192】実施例21 1−シクロペンチル−2−(4−ニトロフェニル)ベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル 実施例1と同様にして表題化合物(12g)を得た。
【0193】実施例22 2−(4−アミノフェニル)−1−シクロペンチルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステルの製造 実施例21で得られた1−シクロペンチル−2−(4−
ニトロフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
エチルエステル(12g)をテトラヒドロフラン(200m
l)、エチルアルコール(50ml)に溶解し、7.5%パラジ
ウム炭素(50% wet,1g)を加え、1時間常圧水素添加し
た。触媒をろ別し、ろ液を減圧濃縮した。残渣にテトラ
ヒドロフランを加え結晶化し、これを濾取して、表題化
合物(11g,収率98%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.49(1H,d,J=1.3Hz),7.95(1H,d
d,J=8.5,1.3Hz),7.50-7.40(3H,m),6.79(2H,d,J=4.6Hz),
4.97(1H,quint,J=8.9Hz),4.40(2H,q,J=7.1Hz),3.74(2H,
brs),2.40-1.60(8H,m),1.41(3H,t,J=7.1Hz)
【0194】実施例23 2−(4−ベンゾイルアミノフェニル)−1−シクロペ
ンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエス
テルの製造 実施例22で得られた1−シクロペンチル−2−(4−
アミノフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
エチルエステル(300mg)をピリジン(3ml)、クロロホ
ルム(3ml)に溶解し、塩化ベンゾイル(127mg)を加
え、室温にて30分攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣
に水を加えて結晶化した。これを濾取して表題化合物
(403mg,収率100%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.58(1H,s),8.00(1H,d,J=9.0H
z),7.84(2H,d,J=7.5Hz),7.60-7.40(6H,m),7.14(2H,d,J=
7.5Hz),4.84(1H,quint,J=8.7Hz),4.41(2H,q,J=7.5Hz),
2.20-1.30(8H,m),1.41(3H,t,J=7.5Hz)
【0195】実施例24 2−(4−ベンゾイルアミノフェニル)−1−シクロペ
ンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸の製造 実施例23で得られた2−(4−ベンゾイルアミノフェ
ニル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−
カルボン酸エチルエステル(200mg)を用い、実施例2
と同様の方法により、表記化合物(131mg,収率70%)
を得た。 融点:300℃以上 FAB-Ms:426(MH+) 1H-NMR(300MHz, DMSO-d6):10.75(1H,s),8.35(1H,s),8.1
5and7.85(4H,ABq,J=8.9Hz),8.10-7.98(4H,m),7.70-7.55
(3H,m),5.02(1H,quint,J=8.7Hz),2.36-2.15(4H,m),2.14
-1.95(2H,m),1.80-1.62(2H,m)
【0196】実施例25 2−{4−[3−(3−クロロフェニル)フェノキシ]
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸エチルエステルの製造 実施例1で得られた2−[4−(3−ブロモフェノキ
シ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
ル−5−カルボン酸エチルエステル(65g)及び3−ク
ロロフェニルボロン酸(23g)を用い、実施例5と同様
の方法により、表題化合物(59g,収率85%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.51(1H,d,J=1.8Hz),7.99(1H,d
d,J=8.7,1.8Hz),7.71-7.55(4H,m),7.51-7.43(2H,m),7.4
3-7.27(4H,m),7.19(1H,d,J=8.4Hz),7.12(1H,m),4.41(2
H,q,J=7.2Hz),4.39(1H,m),2.42-2.22(2H,m),2.03-1.87
(4H,m),1.79(1H,m),1.42(3H,t,J=7.2Hz),1.39-1.29(3H,
m)
【0197】実施例26 2−{4−[3−(3−クロロフェニル)フェノキシ]
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸の製造 実施例25で得られた2−{4−[3−(3−クロロフ
ェニル)フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル
(59g)を用い、実施例2と同様の方法により、表題化
合物(43g,収率76%)を得た。 融点:253-254℃ FAB-Ms:523(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):12.82(1H,brs),8.24(1H,d,J=
1.3Hz),7.98(1H,d,J=8.7Hz),7.89(1H,dd,J=8.7,1.3Hz),
7.78(1H,s),7.72(2H,d,J=9.7Hz),7.70(1H,m),7.64-7.42
(5H,m),7.25(2H,d,J=8.7Hz),7.20(1H,m),4.33(1H,m),2.
39-2.17(2H,m),2.00-1.76(4H,m),1.65(1H,m),1.50-1.22
(3H,m)
【0198】実施例27 2−[4−(3−アセトキシフェニルオキシ)フェニ
ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸エチルエステルの製造 実施例1と同様にして表題化合物(87g)を得た。
【0199】実施例28 1−シクロヘキシル−2−[4−(3−ヒドロキシフェ
ニルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カル
ボン酸エチルエステルの製造 実施例27で得られた2−[4−(3−アセトキシフェ
ニルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル(87g)を
メチルアルコール(250ml)、テトラヒドロフラン(250
ml)に溶解し、炭酸カリウム(31g)を加え、室温にて3
0分攪拌した。不溶物をろ別し、ろ液を減圧濃縮した。
残渣に水を加え、2N塩酸で中和し、析出した結晶を濾取
して表題化合物(78g,収率97%)を得た。 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):9.71(1H,s),7.98(1H,d,J=8.7H
z),7.87(1H,d,J=8.7Hz),7.68(2H,d,J=8.6Hz),7.24(1H,
t,J=8.1Hz),7.18(2H,d,J=8.6Hz),6.63(1H,d,J=8.1Hz),
6.57(1H,d,J=8.1Hz),6.51(1H,s),4.38-4.23(1H,m),4.35
(2H,q,J=6.9Hz),2.36-2.18(2H,m),1.99-1.78(4H,m),1.7
1-1.59(1H,m),1.45-1.20(3H,m),1.36(3H,t,J=6.9Hz)
【0200】実施例29 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−ピリジル
メトキシ)フェニルオキシ]フェニル}ベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸エチルエステルの製造 実施例28で得られた1−シクロヘキシル−2−[4−
(3−ヒドロキシフェニルオキシ)フェニル]ベンゾイ
ミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル(78g)を
ジメチルホルムアミド(800ml)に懸濁し、氷冷下、水
素化ナトリウム(60%油性、14g)を加え、室温にて1時
間攪拌した。反応液を氷冷し、4−クロロメチルピリジ
ン塩酸塩(29g)を加え30分攪拌した後、室温で終夜攪
拌した。反応液に水を加え、析出した結晶を濾取した。
これをエチルアルコールより再結晶して、表題化合物
(77g,収率82%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.63(2H,d,J=6.0Hz),8.51(1H,
s),7.99(1H,d,J=8.7Hz),7.66(2H,d,J=8.7Hz),7.62(2H,
d,J=8.7Hz),7.36(2H,d,J=8.7Hz),7.31(1H,t,J=8.2Hz),
7.26(1H,s),7.16(2H,d,J=8.7Hz),6.79-6.70(3H,m),5.09
(2H,s),4.47-4.31(1H,m),4.42(2H,q,J=7.0Hz),2.42-2.2
2(2H,m),2.04-1.71(5H,m),1.45-1.25(3H,m),1.42(3H,t,
J=7.0Hz)
【0201】実施例30 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−ピリジル
メトキシ)フェニルオキシ]フェニル}ベンゾイミダゾ
ール−5−カルボン酸の製造 実施例29で得られた1−シクロヘキシル−2−{4−
[3−(4−ピリジルメトキシ)フェニルオキシ]フェ
ニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエス
テル(60g)を用い、実施例2と同様の方法により表題
化合物(54g、収率75%)を得た。 融点:235-237℃ FAB-Ms:520(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.58(2H,d,J=6.0Hz),8.23(1H,
s),7.96and7.86(2H,ABq,J=8.7Hz),7.68and7.17(4H,A'B'
q,J=8.7Hz),7.44(2H,d,J=8.7Hz),7.39(1H,t,J=8.3Hz),
6.90(1H,d,J=8.1Hz),6.84(1H,s),6.75(1H,d,J=8.1Hz),
5.22(2H,s),4.40-4.22(1H,m),2.40-2.19(2H,m),2.00-1.
80(4H,m)
【0202】実施例241 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステルの製
造 工程1:2−ブロモ−5−メトキシベンズアルデヒドの
製造 3−メトキシベンズアルデヒド(15g)を酢酸(75ml)
に溶解し、酢酸(15ml)に溶解した臭素(5.7ml)を滴
下し、室温で終夜攪拌した。反応液に水(150ml)を加
え、析出した結晶を濾取、水洗、減圧乾燥し、表題化合
物(21g,収率88%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):10.31(1H,s),7.52(1H,d,J=8.8H
z),7.41(1H,d,J=3.3Hz),7.03(1H,dd,J=8.8,3.3Hz),3.48
(3H,s) 工程2:2−(4−クロロフェニル)−5−メトキシベ
ンズアルデヒドの製造 前工程で得られた2−ブロモ−5−メトキシベンズアル
デヒド(10g)を用い、実施例5と同様の方法により、
表題化合物(11g,収率96%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):9.92(1H,s),7.50(1H,d,J=2.6H
z),7.48-7.14(6H,m),3.90(3H,s)
【0203】工程3:2−(4−クロロフェニル)−5
−メトキシベンジルアルコールの製造 前工程で得られた2−(4−クロロフェニル)−5−メ
トキシベンズアルデヒド(10g)をテトラヒドロフラン
(30ml)に溶解し、これを水素化ホウ素ナトリウム(62
0mg)をイソプロピルアルコール(50ml)に懸濁したも
のに滴下し、1時間攪拌した。溶媒を減圧留去し、残渣
に水を加え析出した結晶を濾取して減圧乾燥した。これ
を、メタノールと水の混合液より再結晶して表題化合物
(9.2g,収率91%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.37(2H,d,J=8.6Hz),7.27(2H,d,
J=8.6Hz),7.17(1H,d,J=8.6Hz),7.11(1H,d,J=2.6Hz),6.8
9(1H,dd,J=8.6,2.6Hz),4.57(2H,s),3.86(3H,s) 工程4:2−(4−クロロフェニル)−5−メトキシベ
ンジルクロリドの製造 前工程で得られた2−(4−クロロフェニル)−5−メ
トキシベンジルアルコール(20g)を酢酸エチル(100m
l)、ピリジン(0.5ml)に溶解し、塩化チオニル(11m
l)を滴下し1時間攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を水、飽和重曹水、水、飽和食
塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧濃縮し
た。残渣にイソプロピルアルコールを加え結晶化し、こ
れを濾取、減圧乾燥し、表題化合物(16g,収率74%)を
得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.43-7.29(4H,m),7.17(1H,d,J=
8.6Hz),7.05(1H,d,J=2.6Hz),6.96-6.89(1H,m),4.46(2H,
s),3.86(3H,s) 工程5:2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエス
テルの製造 前工程で得られた2−(4−クロロフェニル)−5−メ
トキシベンジルクロリド(4.0g)、実施例3と同様にし
て得られた1−シクロヘキシル−2−(4−ヒドロキシ
フェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチル
エステル(5.0g)を用い実施例4と同様の方法により、
表題化合物(6.0g,収率72%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.48(1H,s),8.00-7.93(1H,m),7.
68-7.62(1H,m),7.54(2H,d,J=9.0Hz),7.41-7.16(6H,m),
7.04-6.93(3H,m),4.97(2H,s),4.36(1H,m),3.94(3H,s),
3.87(3H,s),2.39-2.21(2H,m),2.02-1.88(4H,m),1.85-1.
45(4H,m)
【0204】実施例242 2−{4−(2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩の製造 実施例241で得られた2−{4−[2−(4−クロロ
フェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}
−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸メチルエステル(5.0g)を用い、実施例2と同様の
方法により、表題化合物(5.1g,収率98%)を得た。 APCI-Ms:568(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.30(1H,d,J=1.4Hz),8.24(1H,
d,J=8.7Hz),8.03(1H,d,J=8.7Hz),7.72(2H,d,J=8.7Hz),
7.51-7.39(4H,m),7.34-7.18(4H,m),7.11-7.03(1H,m),5.
08(2H,s),4.35(1H,m),3.83(3H,m),2.40-2.18(2H,m),2.1
0-1.96(2H,m),1.93-1.78(2Hm),1.72-1.18(4H,m)
【0205】実施例243 2−{4−[3−(4−クロロフェニル)ピリジン−2
−イルメトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
ゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステルの製造 工程1:3−ヒドロキシピコリン酸メチルエステルの製
造 3−ヒドロキシピコリン酸(1.0g)をメタノール(10m
l)に懸濁し、濃硫酸(1.0ml)を加え、5時間加熱還流
した。反応液を氷冷し、飽和重曹水を加え中和した後、
クロロホルムで抽出した。有機層を、水、飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧
留去し、表題化合物(711mg,収率64%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):10.63(1H,s),8.28(1H,dd,J=3.7,
1.8Hz),7.47-7.35(2H,m),4.06(3H,s) 工程2:3−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)
ピリジン−2−カルボン酸メチルエステルの製造 前工程で得られた3−ヒドロキシピコリン酸メチルエス
テル(710mg)、トリエチルアミン(0.77ml)をジクロ
ロメタン(7ml)に溶解し、氷冷下、トリフルオロメタ
ンスルホン酸無水物(0.86ml)を加えた。反応液を室温
に戻し、2時間攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄して、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、表題化合
物(1.2g,収率90%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.80-8.73(1H,m),7.75-7.70(1H,
m),7.63(1H,dd,J=8.2,4.5Hz),4.05(3H,s) 工程3:3−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−カ
ルボン酸メチルエステルの製造 前工程で得られた3−(トリフルオロメチルスルホニル
オキシ)ピリジン−2−カルボン酸メチルエステル(1.
2g)を用い、実施例5と同様の方法により、表題化合物
(728mg,収率69%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.73-8.66(1H,m),7.77-7.68(1H,
m),7.49(1H,dd,J=7.8,4.5Hz),7.46-7.37(2H,m),7.32-7.
23(2H,m),3.80(3H,s)
【0206】工程4:[3−(4−クロロフェニル)ピ
リジン−2−イル]メタノールの製造 前工程で得られた3−(4−クロロフェニル)ピリジン
−2−カルボン酸メチルエステル(720mg)をテトラヒ
ドロフラン(10ml)に溶解し氷冷した。これに水素化リ
チウムアルミニウム(160mg)を加え、1時間攪拌した。
反応液に、水(1.6ml)、15%水酸化ナトリウム(1.6m
l)、水(4.8ml)を順次加え、不溶物をろ別して減圧濃
縮した。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィ
ー(展開溶媒 n-ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精
製して、表題化合物(208mg,収率32%)を得た。 1H,NMR(300MHz,CDCl3):8.60(1H,dd,J=4.8,1.5Hz),7.60-
7.55(1H,m),7.40-7.48(2H,m),7.29-7.36(1H,m),7.27-7.
20(3H,m),4.63(2H,s) 工程5:2−{4−[3−(4−クロロフェニル)ピリ
ジン−2−イルメトキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステ
ルの製造 前工程で得られた[3−(4−クロロフェニル)ピリジ
ン−2−イル]メタノール(200mg)をクロロホルム(3
ml)に溶解し、塩化チオニル(0.13ml)、ピリジン(触
媒量)を加え、室温で1時間攪拌し、減圧濃縮した。残
渣をジメチルホルムアミド(3ml)に溶解し、実施例3
と同様にして得られた1−シクロヘキシル−2−(4−
ヒドロキシフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボ
ン酸エチルエステル(232mg)、炭酸カリウム(250mg)
を加え、80℃で3時間攪拌した。反応液を放冷し、水を
加え酢酸エチルで抽出した。有機層を、水、飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮し
た。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー
(展開溶媒 n-ヘキサン:酢酸エチル=1:2)で精製
し、表題化合物(246mg,収率68%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.71(1H,dd,J=4.7,1.4Hz),8.49
(1H,d,J=2.1Hz),7.96(1H,d,J=10.2Hz),7.71-7.62(2H,
m),7.53(2H,d,J=8.7Hz),7.45-7.34(5H,m),7.04(2H,d,J=
8.7Hz),5.14(2H,s),4.48-4.29(3H,m),2.38-2.19(2H,m),
2.02-1.22(11H,m)
【0207】実施例244 2−[4−(2−ブロモ−5−tert−ブトキシカル
ボニルベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシ
ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル
の製造 工程1:4−ブロモ−3−メチル安息香酸−tert−
ブチルエステルの製造 4−ブロモ−3−メチル安息香酸(25g)をジクロロメ
タン(200ml)に懸濁し、塩化オキサリル(12ml)、ジ
メチルホルムアミド(触媒量)を加え、室温で2時間攪
拌した。溶媒を減圧留去して残渣をテトラヒドロフラン
(200ml)に溶解し氷冷した。これに、テトラヒドロフ
ラン(150ml)に溶解したカリウム−tert−ブトキ
シドを滴下し、30分間攪拌した。反応液に水を加え酢酸
エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸マグネシウム乾燥した。溶媒を減圧留去し、表
題化合物(27g,収率85%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.83(1H,d,J=2.2Hz),7.67-7.53
(2H,m),2.43(3H,s),1.58(9H,s) 工程2:2−[4−(2−ブロモ−5−tert−ブト
キシカルボニルベンジルオキシ)フェニル]−1−シク
ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチル
エステルの製造 前工程で得られた4−ブロモ−3−メチル安息香酸−t
ert−ブチルエステル(7.0g)及び実施例3と同様に
して得られた1−シクロヘキシル−2−(4−ヒドロキ
シフェニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチ
ルエステル(6.3g)を用い、実施例4と同様の方法によ
り、表題化合物(8.8g,収率77%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.49(1H,d,J=1.5Hz),8.21(1H,d,
J=2.1Hz),7.97(1H,d,J=10.2Hz),7.82(1H,d,J=10.2Hz),
7.71-7.58(4H,m),7.16(2H,d,J=8.7Hz),5.23(2H,s),4.38
(1H,m),3.95(3H,s),2.40-2.23(2H,m),2.04-1.90(4H,m),
1.84-1.73(1H,m),1.59(9H,s),1.44-1.27(3H,m)
【0208】実施例245 2−{4−[5−tert−ブトキシカルボニル−2−
(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−
1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
酸メチルエステルの製造 実施例244で得られた2−[4−(2−ブロモ−5−
tert−ブトキシカルボニルベンジルオキシ)フェニ
ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸メチルエステル(4.5g)を用い、実施例5と同
様の方法により、表題化合物(3.6g,収率76%)を得
た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.48(1H,s),8.27(1H,d,J=1.8H
z),8.04(1H,dd,J=7.9,1.5Hz),7.96(1H,dd,J=7.0,1.5H
z),7.65(1H,d,J=8.6Hz),7.55(2H,d,J=8.6Hz),7.43-7.32
(5H,m),7.01(2H,d,J=8.6Hz),4.99(2H,s),4.43-4.29(1H,
m),3.95(3H,s),2.41-2.21(2H,m),2.02-1.89(4H,m),1.82
-1.73(1H,m),1.62(9H,s),1.46-1.28(3H,m)
【0209】実施例246 2−{4−[5−カルボキシ−2−(4−クロロフェニ
ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル
塩酸塩の製造 実施例245で得られた2−{4−[5−tert−ブ
トキシカルボニル−2−(4−クロロフェニル)ベンジ
ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
ダゾール−5−カルボン酸メチルエステル(3.5g)をジ
クロロメタン(35ml)に溶解し、トリフルオロ酢酸(35
ml)を加え室温で1時間攪拌した。反応液を減圧濃縮
し、残渣を酢酸エチルに溶解して、4N塩酸−酢酸エチ
ルを加え、析出した結晶を濾取、減圧乾燥して表題化合
物(3.3g,収率97%)を得た。 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.33(1H,d,J=1.5Hz),8.29(1H,
s),8.24(1H,d,J=1.8Hz),8.09-8.00(2H,m),7.74(2H,d,J=
8.6Hz),7.61-7.44(5H,m),7.24(2H,d,J=8.6Hz),5.19(2H,
s),4.36(1H,m),3.93(3H,s),2.37-1.21(10H,m)
【0210】実施例247 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メチル
カルバモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエ
ステルの製造 実施例246で得られた2−{4−[5−カルボキシ−
2−(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニ
ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
ルボン酸メチルエステル 塩酸塩(400mg)をジクロロ
メタン(5ml)に懸濁し、塩化オキサリル(0.08ml)、
ジメチルホルムアミド(触媒量)を加え室温で2時間攪
拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣をジクロロメタン
(5ml)に溶解した。これを、40%メチルアミン水溶液
(5ml)、テトラヒドロフラン(5ml)の混合溶液に、氷
冷下滴下した。反応液を1時間攪拌し、減圧濃縮した。
残渣に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽
和重曹水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣を酢酸エチル、ジイ
ソプロピルエーテルで結晶化した。これを濾取、減圧乾
燥して表題化合物(335mg,収率86%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.47(1H,s),8.06(1H,d,J=1.8H
z),7.96(1H,dd,J=8.6,1.5Hz),7.82(1H,dd,J=8.2,2.2H
z),7.64(1H,d,J=8.6Hz),7.54(2H,d,J=9.0Hz),7.44-7.31
(5H,m),6.99(2H,d,J=9.0Hz),6.35-6.26(1H,m),5.00(2H,
s),4.35(1H,m),3.95(3H,s),3.05(3H,d,J=4.8Hz),2.40-
1.24(10H,m)
【0211】実施例248 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メチル
カルバモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸塩酸塩の
製造 実施例247で得られた2−{4−[2−(4−クロロ
フェニル)−5−メチルカルバモイルベンジルオキシ]
フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
5−カルボン酸メチルエステル(150mg)、テトラヒド
ロフラン(2ml)を用い、実施例2と同様の方法によ
り、表題化合物(141mg,収率90%)を得た。 APCI-Ms:594(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.65-8.58(1H,m),8.27(1H,d,J
=1.5Hz),8.21(1H,d,J=8.2Hz),8.15(1H,d,J=1.5Hz),8.05
-7.90(2H,m),7.70(2H,d,J=8.6Hz),7.56-7.43(5H,m),7.2
1(2H,d,J=8.6Hz),5.14(2H,s),4.34(1H,m),2.81(3H,d,J=
4.5Hz),2.39-1.19(10H,m)
【0212】実施例1から30及び実施例241から2
48と同様な方法により、また必要に応じその他常法を
用いることにより、実施例31から240、実施例24
9から335、701、1001から1559を得た。
化学構造式及び物性値を表1乃至177、185乃至2
12、219乃至221に示す。
【0213】実施例501 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル−
1H−インドール−5−カルボン酸メチルエステルの製
造 工程1:3−ブロモ−4−シクロヘキシルアミノ安息香
酸メチルエステルの製造 3−ブロモ−4−フルオロ安息香酸(2.0g)をメタノー
ル(20ml)に溶解し、濃硫酸(2ml)を加え、3時間還流
した。反応液を氷水に注ぎ、酢酸エチル(50ml)で抽出
した。有機層を水(30ml)、飽和食塩水(30ml)で洗浄
し、硫酸ナトリウムで乾燥、ろ過後、溶媒を減圧留去し
た。残渣をジメチルスルホキシド(20ml)に溶解し、シ
クロヘキシルアミン(10.3ml)を加え、120℃で終夜攪
拌した。反応液を10%クエン酸水溶液(100ml)に注ぎ、
酢酸エチル(100ml)で抽出した。有機層を水(50m
l)、飽和食塩水(50ml)で洗浄、硫酸ナトリウムで乾
燥、ろ過後、溶媒を減圧留去、シリカゲルフラッシュク
ロマトグラフィー(展開溶媒 n-ヘキサン:酢酸エチル
=10:1)で精製し、表題化合物(2.6g,収率92%)を得
た。 1H-NMR (300MHz,CDCl3):8.10(1H,d,J=1.9Hz), 7.83(1H,
dd,J=1.9Hz,8.6Hz), 6.59(1H,d,J=8.7Hz), 4.73(1H,br
d,J=7.3Hz), 3.85(3H,s), 3.38(1H,m), 2.10-2.00(2H,
m), 1.90-1.20(8H,m) 工程2:4’−クロロ−2−(4−ヨードフェノキシメ
チル)−4−メトキシビフェニルの製造 4−ヨードフェノール(5.0g)をアセトン(50ml)に溶
解し、炭酸カリウム(4.7g)、4’−クロロ−2−クロ
ロメチル−4−メトキシビフェニル(6.0g)を加え、10
時間還流した。反応液を濃縮し、4N水酸化ナトリウム
水溶液(50ml)を加えた。析出した結晶を濾取、水洗、
減圧乾燥し、表題化合物 (10.0g,収率98%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.52(2H,d,J=8.9Hz),7.35(2H,d,
J=8.5Hz),7.27-7.20(3H,m),7.12(1H,s),6.95(1H,d,J=8.
5Hz),6.62(2H,d,J=8.9Hz),4.84(2H,s),3.85(3H,s) 工程3:[4−(4’−クロロ−4−メトキシビフェニ
ル−2−イルメトキシ)フェニルエチニル]トリメチル
シランの製造 前工程で得られた4’−クロロ−2−(4−ヨードフェ
ノキシメチル)−4−メトキシビフェニル(7.0g)をア
セトニトリル(50ml)に溶解し、トリメチルシリルアセ
チレン(2.3g)、テトラキストリフェニルフォスフィン
パラジウム錯体(1.8g)、ヨウ化銅(I)(0.6g)、ト
リエチルアミン(50ml)を加え、室温で終夜攪拌した。
反応液を濃縮し、水(30ml)を加え、酢酸エチル(50m
l)で抽出した。有機層を水(30ml)、飽和食塩水(30m
l)で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥、ろ過後、溶媒を減
圧留去、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(展
開溶媒 n-ヘキサン:酢酸エチル=10:1)で精製し、表
題化合物(5.1g,収率79%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.37(2H,d,J=8.9Hz),7.34(2H,d,
J=8.2Hz),7.28-7.21(3H,m),7.13(1H,s),6.94(1H,d,J=8.
2Hz),6.75(2H,d,J=8.9Hz),4.87(2H,s),3.85(3H,s),0.23
(9H,s)
【0214】工程4:3−[4−(4’−クロロ−4−
メトキシビフェニル−2−イルメトキシ)フェニルエチ
ニル]−4−シクロヘキシルアミノ安息香酸メチルエス
テルの製造 前工程で得られた[4−(4’−クロロ−4−メトキシ
ビフェニル−2−イルメトキシ)フェニルエチニル]ト
リメチルシラン(5.1g)をメタノール(50ml)、クロロ
ホルム(50ml)に溶解し、炭酸カリウム(2.5g)を加
え、室温で3時間攪拌した。反応液を濃縮し、水(30m
l)を加え、酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機層を
水(30ml)、飽和食塩水(30ml)で洗浄、硫酸ナトリウ
ムで乾燥、ろ過後、溶媒を減圧留去し白色結晶(3.8g)
を得た。この白色結晶(2.3g)をアセトニトリル(10m
l)に溶解し、工程1で得られた3−ブロモ−4−シクロ
ヘキシルアミノ安息香酸メチルエステル(1.0g)、テト
ラキストリフェニルフォスフィンパラジウム錯体(0.4
g)、ヨウ化銅(I)(0.1g)、トリエチルアミン(10m
l)を加え、100℃で終夜攪拌した。反応液を減圧濃縮
し、水(30ml)を加え、酢酸エチル(50ml)で抽出し
た。有機層を水(30ml)、飽和食塩水(30ml)で洗浄、
硫酸ナトリウムで乾燥、ろ過後、溶媒を減圧留去、シリ
カゲルフラッシュクロマトグラフィー(展開溶媒 n-ヘ
キサン:酢酸エチル=8:1)で精製し、表題化合物(0.
9g,収率49%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.03(1H,s),7.84(1H,d,J=8.7H
z),7.42-7.22(7H,m),7.15(1H,s),6.95(1H,d,J=8.2Hz),
6.85(2H,d,J=8.8Hz),6.59(1H,d,J=8.8Hz),5.07(1H,br
s),4.91(2H,s),3.86(3H,s),3.85(3H,s),3.42(1H,m),2.1
5−2.00(2H,m),1.80-1.20(8H,m) 工程5:2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
−メトキシベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
キシル−1H−インドール−5−カルボン酸メチルエス
テルの製造 前工程で得られた3−[4−(4’−クロロ−4−メト
キシビフェニル−2−イルメトキシ)フェニルエチニ
ル]−4−シクロヘキシルアミノ安息香酸メチルエステ
ル(0.5g)をN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)に
溶解し、ヨウ化銅(I)(0.17g)を加え、180℃で3時
間還流した。反応液をろ過することにより不溶物を除い
た後、水(10ml)を加え、酢酸エチル(30ml)で抽出し
た。有機層を水(10ml)、飽和食塩水(10ml)で洗浄、
硫酸ナトリウムで乾燥、ろ過後、溶媒を減圧留去、シリ
カゲルフラッシュクロマトグラフィー(展開溶媒 n-ヘ
キサン:酢酸エチル=8:1)で精製し、表題化合物(0.
27g,収率55%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):8.34(1H,s),7.85(1H,d,J=8.8H
z),7.62(1H,d,J=8.8Hz),7.40-7.18(8H,m),7.00-6.94(3
H,m),6.48(1H,s),4.95(2H,m),4.18(1H,m),3.93(3H,s),
3.88(3H,s),2.45-2.25(2H,m),1.95-1.20(8H,m)
【0215】実施例502 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル−
1H−インドール−5−カルボン酸の製造 実施例501で得られた2−{4−[2−(4−クロロ
フェニル)−5−メトキシベンジルオキシ]フェニル}
−1−シクロヘキシル−1H−インドール−5−カルボン
酸メチルエステル(0.27g)を用い、実施例2と同様な
方法により、表題化合物(0.19g,収率71%)を得た。 APCI-Ms:566(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):12.43(1H,brs),8.20(1H,s),7.
79(1H,d,J=9.3Hz),7.72(1H,d,J=9.0Hz),7.50-7.20(8H,
m),7.07-7.03(3H,m),6.53(1H,s),5.01(2H,s),4.13(1H,
m),3.83(3H,m),2.35-2.25(2H,m),1.85-1.10(8H,m)
【0216】実施例501及び502と同様な方法によ
り、また必要に応じてその他常法を用いることにより、
実施例503を得た。化学構造式及び物性値を表207
に示す。
【0217】実施例601 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−3−シクロヘキ
シルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−カルボン酸
エチルエステルの製造 工程1:4−ベンジルオキシ−N−メトキシ−N−メチ
ルベンズアミドの製造4−ベンジルオキシ安息香酸(5.
0g)、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(2.5
g)をジメチルホルムアミド(50ml)に懸濁し、1−
(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジ
イミド塩酸塩(5.0g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾ
ール(3.5g)、トリエチルアミン(3.6ml)を加え、室
温で終夜攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽
出した。有機層を、水、飽和重曹水、水、飽和食塩水で
順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を
減圧留去し、表題化合物(5.6g,収率94%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.22,2H,d,J=8.8Hz),7.28-7.46
(5H,m),6.97(2H,d,J=8.8Hz),5.10(2H,s),3.56(3H,s),3.
35(3H,s) 工程2:1−(4−ベンジルオキシフェニル)−2−シ
クロヘキシルエタノンの製造 マグネシウム(470mg)をテトラヒドロフラン(2ml)に
懸濁し、シクロヘキシルメチルブロミド(3.4g)を室温
で滴下した。滴下後、反応液を60℃で30分攪拌した。反
応液を放冷し、テトラヒドロフラン(5ml)で希釈し
た。前工程で得られた4−ベンジルオキシ−N−メトキ
シ−N−メチルベンズアミド(3.4g)をテトラヒドロフ
ラン(10ml)に溶解し、室温で反応液に滴下し、2時間
攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水を加え、ジ
エチルエーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し
た。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー
(展開溶媒 n-ヘキサン:酢酸エチル=9:1)で精製
し、表題化合物(3.8g,収率66%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.93(2H,d,J=8.8Hz),7.28-7.46
(5H,m),7.00(2H,d,J=8.8Hz),5.13(2H,s),2.76(2H,d,J=
6.8Hz),1.95(1H,m),0.78-1.82(10H,m)
【0218】工程3:1−(4−ベンジルオキシフェニ
ル)−2−ブロモ−2−シクロヘキシルエタノンの製造 前工程で得られた1−(4−ベンジルオキシフェニル)
−2−シクロヘキシルエタノン(1.0g)を1,4−ジオ
キサン(10ml)に溶解して、臭素(0.17ml)を加え室温
で10分間攪拌した。反応液に飽和重曹水を加え、ジエチ
ルエーテルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し
た。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー
(展開溶媒n-ヘキサン:酢酸エチル=9:1)で精製
し、表題化合物(696mg,収率55%)を得た。 1H-NMR(300MHz,CDCl3):7.98(2H,d,J=8.9Hz),7.28-7.48
(5H,m),7.02(2H,d,J=8.9Hz),5.14(2H,s),4.89(1H,d,J=
9.3Hz),0.86-3.30(11H,m) 工程4 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−3−シクロヘキ
シルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−カルボン酸
エチルエステルの製造 公知の方法(特開平08-048651号)により製造した2−
アミノピリジン−4−カルボン酸エチルエステル(214m
g)、前工程で得られた1−(4−ベンジルオキシフェ
ニル)−2−ブロモ−2−シクロヘキシルエタノン(50
0mg)、炭酸カリウム(356mg)を140℃で5時間攪拌した。
反応液を放冷し、クロロホルムを加え不溶物をろ別し減
圧濃縮した。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラ
フィー(展開溶媒 n-ヘキサン:酢酸エチル=1:1)
で精製し、表題化合物(95mg,収率16%)を得た。 APCI-MS : 455(MH+) 1H-NMR:(300MHz,CDCl3):8.33(1H,s),8.21(1H,d,J=7.5H
z),7.55(2H,d,J=8.7Hz),7.25-7.50(6H,m),5.13(2H,s),
4.41(2H,q,J=7.1Hz),3.25(1H,m),1.41(3H,t,J=7.1Hz),
1.15-2.00(10H,m)
【0219】実施例602 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−3−シクロヘキ
シルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−カルボン酸
の製造 前工程で得られた2−(4−ベンジルオキシフェニル)
−3−シクロヘキシルイミダゾ[1,2−a]ピリジン
−7−カルボン酸エチルエステル(95mg)を用い、実施
例2と同様な方法により、表題化合物(33mg,37%)を
得た。 APCI-MS : 427(MH+) 1H-NMR(300MHz,DMSO-d6):8.67(1H,d,J=7.3Hz),8.08(1H,
s),7.25-7.58(8H,m),7.13(2H,d,J=8.7Hz),5.17(2H,s),
3.23(1H,m),1.25-2.10(10H,m)
【0220】実施例1から701と同様な方法により、
また必要に応じその他常法を用いることにより、更に表
213乃至218に示される化合物を得ることが出来
る。
【0221】
【表1】
【0222】
【表2】
【0223】
【表3】
【0224】
【表4】
【0225】
【表5】
【0226】
【表6】
【0227】
【表7】
【0228】
【表8】
【0229】
【表9】
【0230】
【表10】
【0231】
【表11】
【0232】
【表12】
【0233】
【表13】
【0234】
【表14】
【0235】
【表15】
【0236】
【表16】
【0237】
【表17】
【0238】
【表18】
【0239】
【表19】
【0240】
【表20】
【0241】
【表21】
【0242】
【表22】
【0243】
【表23】
【0244】
【表24】
【0245】
【表25】
【0246】
【表26】
【0247】
【表27】
【0248】
【表28】
【0249】
【表29】
【0250】
【表30】
【0251】
【表31】
【0252】
【表32】
【0253】
【表33】
【0254】
【表34】
【0255】
【表35】
【0256】
【表36】
【0257】
【表37】
【0258】
【表38】
【0259】
【表39】
【0260】
【表40】
【0261】
【表41】
【0262】
【表42】
【0263】
【表43】
【0264】
【表44】
【0265】
【表45】
【0266】
【表46】
【0267】
【表47】
【0268】
【表48】
【0269】
【表49】
【0270】
【表50】
【0271】
【表51】
【0272】
【表52】
【0273】
【表53】
【0274】
【表54】
【0275】
【表55】
【0276】
【表56】
【0277】
【表57】
【0278】
【表58】
【0279】
【表59】
【0280】
【表60】
【0281】
【表61】
【0282】
【表62】
【0283】
【表63】
【0284】
【表64】
【0285】
【表65】
【0286】
【表66】
【0287】
【表67】
【0288】
【表68】
【0289】
【表69】
【0290】
【表70】
【0291】
【表71】
【0292】
【表72】
【0293】
【表73】
【0294】
【表74】
【0295】
【表75】
【0296】
【表76】
【0297】
【表77】
【0298】
【表78】
【0299】
【表79】
【0300】
【表80】
【0301】
【表81】
【0302】
【表82】
【0303】
【表83】
【0304】
【表84】
【0305】
【表85】
【0306】
【表86】
【0307】
【表87】
【0308】
【表88】
【0309】
【表89】
【0310】
【表90】
【0311】
【表91】
【0312】
【表92】
【0313】
【表93】
【0314】
【表94】
【0315】
【表95】
【0316】
【表96】
【0317】
【表97】
【0318】
【表98】
【0319】
【表99】
【0320】
【表100】
【0321】
【表101】
【0322】
【表102】
【0323】
【表103】
【0324】
【表104】
【0325】
【表105】
【0326】
【表106】
【0327】
【表107】
【0328】
【表108】
【0329】
【表109】
【0330】
【表110】
【0331】
【表111】
【0332】
【表112】
【0333】
【表113】
【0334】
【表114】
【0335】
【表115】
【0336】
【表116】
【0337】
【表117】
【0338】
【表118】
【0339】
【表119】
【0340】
【表120】
【0341】
【表121】
【0342】
【表122】
【0343】
【表123】
【0344】
【表124】
【0345】
【表125】
【0346】
【表126】
【0347】
【表127】
【0348】
【表128】
【0349】
【表129】
【0350】
【表130】
【0351】
【表131】
【0352】
【表132】
【0353】
【表133】
【0354】
【表134】
【0355】
【表135】
【0356】
【表136】
【0357】
【表137】
【0358】
【表138】
【0359】
【表139】
【0360】
【表140】
【0361】
【表141】
【0362】
【表142】
【0363】
【表143】
【0364】
【表144】
【0365】
【表145】
【0366】
【表146】
【0367】
【表147】
【0368】
【表148】
【0369】
【表149】
【0370】
【表150】
【0371】
【表151】
【0372】
【表152】
【0373】
【表153】
【表154】
【0374】
【表155】
【0375】
【表156】
【0376】
【表157】
【0377】
【表158】
【0378】
【表159】
【0379】
【表160】
【0380】
【表161】
【0381】
【表162】
【0382】
【表163】
【表164】
【0383】
【表165】
【0384】
【表166】
【0385】
【表167】
【0386】
【表168】
【0387】
【表169】
【0388】
【表170】
【0389】
【表171】
【0390】
【表172】
【0391】
【表173】
【0392】
【表174】
【0393】
【表175】
【0394】
【表176】
【0395】
【表177】
【0396】次に、本発明化合物のHCVポリメラーゼ
阻害活性の評価方法について説明する。当該ポリメラー
ゼは、HCVのRNA遺伝子上のNS5Bと呼ばれる非
構造タンパク領域にコードされる酵素である(EMBO J.,
15:12-22,1996)。 試験例[I] i)酵素(HCVポリメラーゼ)の調製法 C型肝炎の患者血液より採取したHCV BK株の全長
RNA遺伝子に対応するcDNAクローンを鋳型とし
て、NS5B(591アミノ酸;J Virol 1991 Mar,65(3),
1105-13)をコードする領域をPCR法により増幅し
た。この5'末端に6Hisタグ{連続する6つのヒス
チジン(His)をコードする塩基対}を付加して得た
目的遺伝子を、大腸菌に形質転換した。目的蛋白質産生
大腸菌を培養した後、菌体を、界面活性剤を含む緩衝液
中で懸濁し、マイクロフルイダイザーにて破砕した。次
に遠心した上清を、金属キレートクロマトグラフィーを
含む各種カラムクロマトグラフィー{ポリ[U]-セファロ
ース、セファクリルS-200、モノ-S(ファルマシア社
製)}で処理することにより酵素標品を得た。
【0397】ii)基質RNAの合成 HCVゲノムの3'非翻訳領域配列をもとに設計した合
成プライマーを用いて、polyU及び3'X配列を含
むDNA断片(148bp)を全合成し、プラスミドpBluesc
ript SK II(+)(Stratagene社製)にクローニングし
た。前記i)で調製したNS5B全長をコードするcD
NAを制限酵素KpnIで消化し、該制限酵素切断部位
から終止コドンまでの塩基配列からなるcDNA断片を
得た。このcDNA断片をpBluescript SK II(+)の3'
非翻訳領域DNAの上流に挿入、接続した。この様にし
て挿入されたあわせて約450bpのDNA配列を基質RN
A調製の鋳型とした。該プラスミドを3'X配列の直後
で切断し、線状化した後、フェノール・クロロフォルム
処理、エタノール沈殿法により精製し、DNAを回収し
た。該精製したDNAを鋳型として、pBluescript SK I
I(+)のプロモーターを利用し、MEGAscript
RNA合成キット(Ambion社製)及びT7RNA
ポリメラーゼを用いてrun−off 法により、RN
A合成を行った(37℃、3時間)。ついで、DNas
eIを加えてさらに1時間インキュベートした後、鋳型
DNAを分解除去することによりRNA粗生成物を得
た。該粗生成物をフェノール・クロロホルム処理、エタ
ノール沈殿法によって精製することにより目的の基質R
NAを得た。該RNAは、ホルムアルデヒド変性アガロ
ースゲル電気泳動で品質を確認した後、−80℃で保存
した。
【0398】iii)酵素(HCVポリメラーゼ)阻害活
性の測定 被験物質(本発明の化合物)及び下記組成の反応液(3
0μl)を、25℃で90分間反応させた。次いで、該
反応液に4℃の10%トリクロロ酢酸及び1%ピロリン
酸ナトリウム溶液(150μl)を加えて反応を停止さ
せた後、氷中で15分間放置してRNAを不溶化させ
た。次いで該RNAを吸引濾過によりガラスフィルター
(Whatman社製GF/C等)にトラップした。該
フィルターを1%トリクロロ酢酸及び0.1%ピロリン
酸ナトリウムからなる溶液で洗浄し、次いで90%エタ
ノールで洗浄後、乾燥させた。液体シンチレーションカ
クテル(Packard社)を加え、酵素反応により合
成されたRNAの放射活性を液体シンチレーションカウ
ンターで測定した。本発明化合物のHCVポリメラーゼ
阻害活性(IC50)は、被験物質を加えた場合の酵素
反応における放射活性の値と被験物質を加えない場合の
酵素反応における放射活性の値から算出した。結果を表
178から表184に示す。反応液:i)で得られたH
CVポリメラーゼ(5μg/ml)、ii)で得られた基
質RNA(10μg/ml)、ATP(50μM)、G
TP(50μM)、CTP(50μM)、UTP(2μ
M)、[5,6−H]UTP(46Ci/mmol
(Amersham社製),1.5μCi)20mM
Tris−HCl(pH7.5)、EDTA(1m
M)、MgCl(5mM)、NaCl(50mM)、
DTT(1mM)、BSA(0.01%)
【0399】
【表178】
【0400】
【表179】
【0401】
【表180】
【0402】
【表181】
【0403】
【表182】
【0404】
【表183】
【0405】
【表184】
【0406】
【表185】
【0407】
【表186】
【0408】
【表187】
【0409】
【表188】
【0410】
【表189】
【0411】
【表190】
【0412】
【表191】
【0413】
【表192】
【0414】
【表193】
【0415】
【表194】
【0416】
【表195】
【0417】
【表196】
【0418】
【表197】
【0419】
【表198】
【0420】
【表199】
【0421】
【表200】
【0422】
【表201】
【0423】
【表202】
【0424】
【表203】
【0425】
【表204】
【0426】
【表205】
【0427】
【表206】
【0428】
【表207】
【0429】
【表208】
【0430】
【表209】
【0431】
【表210】
【0432】
【表211】
【0433】
【表212】
【0434】
【表213】
【0435】
【表214】
【0436】
【表215】
【0437】
【表216】
【0438】
【表217】
【0439】
【表218】
【0440】
【表219】
【0441】
【表220】
【0442】
【表221】
【0443】
【表222】
【0444】
【表223】
【0445】
【表224】
【0446】
【表225】
【0447】
【表226】
【0448】
【表227】
【0449】
【表228】
【0450】
【表229】
【0451】
【表230】
【0452】
【表231】
【0453】
【表232】
【0454】
【表233】
【0455】
【表234】
【0456】
【表235】
【0457】
【表236】
【0458】
【表237】
【0459】
【表238】
【0460】
【表239】
【0461】
【表240】
【0462】
【表241】
【0463】
【表242】
【0464】
【表243】
【0465】
【表244】
【0466】以下に製剤例を挙げるが、これに限定され
るものではない。 製剤例 (a)実施例1の化合物 10g (b)乳糖 50g (c)トウモロコシデンプン 15g (d)カルボキシメチルセルロースナトリウム 44g (e)ステアリン酸マグネシウム 1g (a)、(b)、(c)の全量及び(d)の30gを水
で練合し、真空乾燥後、製粒を行う。この製粒末に14
gの(d)及び1gの(e)を混合し、打錠機で錠剤と
することにより、1錠あたり10mgの(a)を含有す
る錠剤1000個を製造する。
【0467】
【発明の効果】上記結果から明らかな様に、本発明の化
合物はHCVポリメラーゼに対し高い阻害活性を示す。
よって、これら化合物は、HCVポリメラーゼ阻害活性
により抗HCV作用を示すC型肝炎の予防若しくは治療
に有効な薬剤となり得る。また、インターフェロン等の
他の抗HCV剤及び/又は他の抗炎症剤等との併用によ
りC型肝炎の予防若しくは治療により有効な薬剤となり
得る。また、HCVポリメラーゼに特異的な高い阻害活
性を有することは、人体に対し安全な副作用の少ない薬
剤となり得ることを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/454 A61K 31/454 31/496 31/496 A61P 1/16 A61P 1/16 31/12 31/12 C07D 235/30 C07D 235/30 B 401/04 401/04 401/12 401/12 401/14 401/14 403/04 403/04 403/12 403/12 405/04 405/04 405/12 405/12 409/04 409/04 409/12 409/12 413/04 413/04 413/12 413/12

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式[I]で表される縮合環化合
    物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含んで
    成るC型肝炎治療剤。 【化1】 [式中、破線は単結合又は二重結合であり、G1は、C
    (−R1)又は窒素原子であり、G2は、C(−R2)又は窒
    素原子であり、G3は、C(−R3)又は窒素原子であり、
    4は、C(−R4)又は窒素原子であり、G5、G6、G8
    及びG9、は、それぞれ独立して、炭素原子又は窒素原
    子であり、Gは、C(−R7)、酸素原子、硫黄原子、
    又はR8で置換されてもよい窒素原子であり、 ここで、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ独立して、 (1)水素原子、 (2)C1-6アルカノイル基、 (3)カルボキシル基、 (4)シアノ基、 (5)ニトロ基、 (6)下記グループAから選ばれる1乃至3個の置換基で
    置換されてもよいC1-6アルキル基、 グループA;ハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基、
    アミノ基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシカルボ
    ニル基及びC1-6アルキルアミノ基。 (7)−COORa1、 ここでRa1は、置換されてもよいC1-6アルキル基(前
    記定義の通り。)又は下記グループBから選ばれる1乃
    至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-
    6アルキル基を意味する。 グループB;ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-
    6アルキル基、ハロゲン化C1-6アルキル基、C1-6アル
    カノイル基、−(CH2)−COORb1、−(CH2)
    CONRb1b2、−(CH2)−NRb1b2、−(CH2)
    −NRb1−CORb2、−(CH2)−NHSO2b1
    −(CH2)−ORb1、−(CH2)−SRb1、−(C
    2)−SO2b1及び−(CH2)−SO2NR
    b1b2。 ここでRb1及びRb2は、それぞれ独立して、水素原子又
    はC1-6アルキル基を意味し、rは0又は1乃至6の整
    数である。 (8)−CONRa2a3、 ここでRa2及びRa3は、それぞれ独立して、水素原子、
    C1-6アルコキシ基又は置換されてもよいC1-6アルキル
    基(前記定義の通り。)を意味する。 (9)−C(=NRa4)NH2、 ここでRa4は、水素原子又は水酸基を意味する。 (10)−NHRa5、 ここでRa5は、水素原子、C1-6アルカノイル基又はC1
    -6アルキルスルホニル基を意味する。 (11)−ORa6、 ここでRa6は、水素原子又は置換されてもよいC1-6ア
    ルキル基(前記定義の通り。)を意味する。 (12)−SO2a7、 ここでRa7は、水酸基、アミノ基、C1-6アルキル基又
    はC1-6アルキルアミノ基を意味する。又は、 (13)−P(=O)(ORa31)2 ここでRa31は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
    ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
    リールC1-6アルキル基を意味する。であり、 R及びRは、水素原子又は置換されてもよいC1-6
    アルキル基(前記定義の通り。)であり、環Cyは、 (1)下記グループCから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、 グループC;水酸基、ハロゲン原子、C1-6アルキル基
    及びC1-6アルコキシ基。 (2)前記グループCから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC3-8シクロアルケニル基又は、 (3) 【化2】 (式中、u及びvは、それぞれ独立して1乃至3の整数
    を表す。)であり、環Aは、(1)C6-14アリール基、(2)
    C3-8シクロアルキル基、(3)C3-8シクロアルケニル
    基、又は、(4)酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選
    ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基で
    あり、R5及びR6は、それぞれ独立して、(1)水素原
    子、(2)ハロゲン原子、(3)置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)、又は、(4)−ORa8 ここ
    でRa8は、水素原子、C1-6アルキル基又はC6-14アリ
    ールC1-6アルキル基を意味する。であり、Xは、(1)水
    素原子、(2)ハロゲン原子、(3)シアノ基、(4)ニトロ
    基、(5)アミノ基、C1-6アルカノイルアミノ基、(6)C1
    -6アルキルスルホニル基、(7)置換されてもよいC1-6ア
    ルキル基(前記定義の通り。)、(8)前記グループAか
    ら選ばれる1乃至3個の置換基で置換されてもよいC2-
    6アルケニル基、(9)−COORa9、 ここでRa9は、水素原子又はC1-6アルキル基を意味す
    る。 (10)−CONH−(CH2)−Ra10、 ここでRa10は、置換されてもよいC1-6アルキル基(前
    記定義の通り。)、C1-6アルコキシカルボニル基又は
    C1-6アルカノイルアミノ基であり、lは、0又は1乃
    至6の整数を意味する。(11)−ORa11、 ここでRa11は、水素原子又は置換されてもよいC1-6ア
    ルキル基(前記定義の通り。)を意味する。又は、(12) 【化3】 {式中、環Bは、 (1')C6-14アリール基、 (2')C3-8シクロアルキル基、又は、 (3')ヘテロ環基(前記定義の通り。)であり、 Zは、それぞれ独立して、 (1')下記グループDから選ばれる基、 (2')下記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリール基、 (3')下記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、 (4')下記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、又
    は、 (5')下記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環基であり、 ここで当該ヘテロ環基は酸素原子、窒素原子又は硫黄原
    子から選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含む。 グループD: (a)水素原子、 (b)ハロゲン原子、 (c)シアノ基、 (d)ニトロ基、 (e)置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (f)−(CH2)−CORa18、 以下、tは、それぞれ独立して、0又は1乃至6の整数
    を意味する。ここでRa18は、 (1'')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (2'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリール基、又は、 (3'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環基、 ここで当該ヘテロ環基は酸素原子、窒素原子及び硫黄原
    子から選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含む。であり、 (g)−(CH2)−COORa19、 ここでRa19は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
    ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
    リール基C1-6アルキル基を意味する。 (h)−(CH2)−CONRa27a28、 ここでRa27及びRa28は、それぞれ独立して、 (1'')水素原子、 (2'')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (3'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリール基、 (4'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、 (5'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環基、 (6'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、 ここで当該ヘテロ環C1-6アルキル基は、前記定義の通
    りの「前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環基」で置換されたC1-6ア
    ルキル基を意味する。 (7'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、又は、 (8'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC3-8シクロアルキルC1-6アルキル
    基であり、 (i)−(CH2)−C(=NRa33)NH2、 ここでRa33は、水素原子又はC1-6アルキル基を意味す
    る。 (j)−(CH2)−ORa20、 ここでRa20は、 (1'')水素原子、 (2'')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (3'')置換されてもよいC2-6アルケニル基(前記定義の
    通り。)、 (4'')前記グループAから選ばれる1乃至3個の置換基
    で置換されてもよいC2-6アルキニル基、 (5'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリール基、 (6'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、 (7'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環基、 (8'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、 (9'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、又は、 (10'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC3-8シクロアルキルC1-6アルキル
    基であり、 (k)−(CH2)−O−(CH2)−CORa21、 ここでRa21は、C1-6アルキルアミノ基又は前記グルー
    プBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
    いヘテロ環基であり、pは0又は1乃至6の整数を意味
    する。 (l)−(CH2)−NRa22a23、 ここでRa22及びRa23は、それぞれ独立して、 (1'')水素原子、 (2'')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (3'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリール基、 (4'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、
    又は、 (5'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基であり、 (m)−(CH2)−NRa29CO−Ra24、 ここでRa29は、水素原子、C1-6アルキル基又はC1-6
    アルカノイル基を意味し、Ra24は、置換されてもよい
    C1-6アルキル基(前記定義の通り。)、前記グループ
    Bから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよい
    C6-14アリール基又は前記グループBから選ばれる1乃
    至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環基を意味す
    る。 (n)−(CH2)−NHSO2−Ra25、 ここでRa25は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)、前記グループBから選ば
    れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリ
    ール基又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
    換基で置換されてもよいヘテロ環基を意味する。 (o)−(CH2)−S(O)−Ra25、 ここでRa25は前記定義の通りであり、qは0、1又は
    2である。及び、 (p)−(CH2)−SO2−NHRa26、 ここでRa26は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)、前記グループBから選ば
    れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリ
    ール基又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
    換基で置換されてもよいヘテロ環基を意味する。wは、
    1乃至3の整数であり、 Yは、 (1')単結合、 (2')C1-6アルキレン、 (3')C2-6アルケニレン、 (4')−(CH2)−O−(CH2)−、 以下、m及びnは、それぞれ独立して、0又は1乃至6
    の整数を意味する。 (5')−CO−、 (6')−CO2−(CH2)−、 (7')−CONH−(CH2)−NH−、 (8')−NHCO2−、 (9')−NHCONH−、 (10')−O−(CH2)−CO−、 (11')−O−(CH2)−O−、 (12')−SO2−、 (13')−(CH2)−NRa12−(CH2)−、 ここでRa12は、 (1'')水素原子、 (2'')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (3'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、 (4'')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC6-14アリール基、 (5'')−CORb5、 ここでRb5は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)、前記グループBから選ば
    れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリ
    ール基又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
    換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル
    基を意味する。 (6'')−COORb5(Rb5は前記定義の通り。)、又
    は、 (7'')−SO2b5(Rb5は前記定義の通り。)、 (14')−NRa12CO−(Ra12は前記の定義と同
    じ。)、 (15')−CONRa13−(CH2)−、 ここでRa13は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
    ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
    リールC1-6アルキル基を意味する。 (16')−CONH−CHRa14−、 ここでRa14は、前記グループBから選ばれる1乃至5
    個の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基を意味
    する。 (17')−O−(CH2)−CRa15a16−(CH2)−、 ここでRa15及びRa16は、それぞれ独立して、 (1'')水素原子、 (2'')カルボキシル基、 (3'')C1-6アルキル基、 (4'')−ORb6、 ここでRb6は、C1-6アルキル基又はC6-14アリールC1
    -6アルキル基を意味する。又は、 (5'')−NHRb7 ここでRb7は、水素原子、C1-6アルキル基、C1-6アル
    カノイル基又はC6-14アリールC1-6アルキルオキシカ
    ルボニル基を意味する。であり、 更にRa15は、 (6'') 【化4】 であってもよく、 ここでn'、環B'、Z'及びw'は、それぞれ上記n、環
    B、Z及びwと同義であり、それぞれn、環B、Z及び
    wと同一若しくは異なってもよい。 (18')−(CH2)−NRa12−CHRa15−(Ra12及び
    a15は、それぞれ前記定義の通り。)、 (19')−NRa17SO2− ここでRa17は、水素原子又はC1-6アルキル基を意味す
    る。又は、 (20')−S(O)−(CH2)−CRa15a16−(CH2)
    −(eは0、1又は2であり、Ra15及びRa16は、そ
    れぞれ前記定義の通り。)である。}である。]
  2. 【請求項2】 G1、G2、G3、G4、G5、G6、G7
    8及びG9のうち1乃至4個が窒素原子である請求項1
    記載のC型肝炎治療剤。
  3. 【請求項3】 G2がC(−R2)であり、Gが炭素原子
    である請求項2記載のC型肝炎治療剤。
  4. 【請求項4】 G5が窒素原子である請求項2又は請求
    項3記載のC型肝炎治療剤。
  5. 【請求項5】 一般式[I]の 【化5】 部位が、 【化6】 からなる群より選ばれる縮合環である請求項1記載のC
    型肝炎治療剤。
  6. 【請求項6】 一般式[I]の 【化7】 部位が、 【化8】 からなる群より選ばれる縮合環である請求項5記載のC
    型肝炎治療剤。
  7. 【請求項7】 下記一般式[I−1]で表される縮合環
    化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含
    んで成る請求項6記載のC型肝炎治療剤。 【化9】 (式中、各記号は請求項1記載の通りである。)
  8. 【請求項8】 下記一般式[I−2]で表される縮合環化
    合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含ん
    で成る請求項6記載のC型肝炎治療剤。 【化10】 (式中、各記号は請求項1記載の通りである。)
  9. 【請求項9】 下記一般式[I−3]で表される縮合環
    化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含
    んで成る請求項6記載のC型肝炎治療剤。 【化11】 (式中、各記号は請求項1記載の通りである。)
  10. 【請求項10】 下記一般式[I−4]で表される縮合
    環化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として
    含んで成る請求項6記載のC型肝炎治療剤。 【化12】 (式中、各記号は請求項1記載の通りである。)
  11. 【請求項11】 R1、R2、R3及びR4のうち少なくと
    も1つが、カルボキシル基、−COORa1、−CONR
    a2a3又は−SO2a7(Ra1、Ra2、Ra3及びRa7
    請求項1記載の通りである。)である請求項1乃至10
    のいずれかに記載のC型肝炎治療剤。
  12. 【請求項12】 環Cyが、シクロペンチル基、シクロ
    ヘキシル基、シクロヘプチル基又はテトラヒドロチオピ
    ラニル基である請求項1乃至11のいずれかに記載のC
    型肝炎治療剤。
  13. 【請求項13】 環Aが、C6-14アリール基である請求
    項1乃至12のいずれかに記載のC型肝炎治療剤。
  14. 【請求項14】 下記一般式[II]で表される縮合環化
    合物又は製薬上許容されるその塩。 【化13】 [式中、 【化14】 部位は、 【化15】 からなる群より選ばれる縮合環であり、 ここで、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ独立して、 (1)水素原子、 (2)C1-6アルカノイル基、 (3)カルボキシル基、 (4)シアノ基、 (5)ニトロ基、 (6)下記グループAから選ばれる1乃至3個の置換基で
    置換されてもよいC1-6アルキル基、 グループA;ハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基、
    アミノ基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシカルボ
    ニル基及びC1-6アルキルアミノ基。 (7)−COORa1、 ここでRa1は、置換されてもよいC1-6アルキル基(前
    記定義の通り。)又は下記グループBから選ばれる1乃
    至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-
    6アルキル基を意味する。 グループB;ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-
    6アルキル基、ハロゲン化C1-6アルキル基、C1-6アル
    カノイル基、−(CH2)−COORb1、−(CH2)
    CONRb1b2、−(CH2)−NRb1b2、−(CH2)
    −NRb1−CORb2、−(CH2)−NHSO2b1
    −(CH2)−ORb1、−(CH2)−SRb1、−(C
    2)−SO2b1及び−(CH2)−SO2NR
    b1b2。 ここでRb1及びRb2は、それぞれ独立して、水素原子又
    はC1-6アルキル基を意味し、rは0又は1乃至6の整
    数である。 (8)−CONRa2a3、 ここでRa2及びRa3は、それぞれ独立して、水素原子、
    C1-6アルコキシ基又は置換されてもよいC1-6アルキル
    基(前記定義の通り。)を意味する。 (9)−C(=NRa4)NH2、 ここでRa4は、水素原子又は水酸基を意味する。 (10)−NHRa5、 ここでRa5は、水素原子、C1-6アルカノイル基又はC1
    -6アルキルスルホニル基を意味する。 (11)−ORa6、 ここでRa6は、水素原子又は置換されてもよいC1-6ア
    ルキル基(前記定義の通り。)を意味する。 (12)−SO2a7、 ここでRa7は、水酸基、アミノ基、C1-6アルキル基又
    はC1-6アルキルアミノ基を意味する。又は、 (13)−P(=O)(ORa31)2 ここでRa31は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
    ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
    リールC1-6アルキル基を意味する。であり、 R7は、水素原子又は置換されてもよいC1-6アルキル基
    (前記定義の通り。)であり、環Cy'は、(1)下記グル
    ープCから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されても
    よいC3-8シクロアルキル基 グループC;水酸基、ハロゲン原子、C1-6アルキル基
    及びC1-6アルコキシ基。又は、(2) 【化16】 (式中、u及びvは、それぞれ独立して1乃至3の整数
    を表す。)であり、環A’は、(1)フェニル基、ピリジ
    ル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル
    基、シクロヘキシル基、シクロヘキセニルキ基、フリル
    基及びチエニル基からなる群より選ばれる基であり、R
    5'及びR6'は、それぞれ独立して、(1)水素原子、(2)ハ
    ロゲン原子、(3)置換されてもよいC1-6アルキル基(前
    記定義の通り。)、又は、(4)水酸基であり、環Bは、
    (1)C6-14アリール基、(2)C3-8シクロアルキル基、又
    は、(3)酸素原子、窒素原子及び硫黄原子から選ばれる
    1乃至4個のヘテロ原子を含んでなるヘテロ環基であ
    り、Zは、それぞれ独立して、(1)下記グループDから
    選ばれる基、(2)下記グループDから選ばれる1乃至5
    個の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基、(3)
    下記グループDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換
    されてもよいC3-8シクロアルキル基、(4)下記グループ
    Dから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよい
    C6-14アリールC1-6アルキル基、又は、(5)下記グルー
    プDから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
    いヘテロ環基であり、 ここで当該ヘテロ環基は酸素原子、窒素原子及び硫黄原
    子から選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含む。 グループD: (a)水素原子、 (b)ハロゲン原子、 (c)シアノ基、 (d)ニトロ基、 (e)置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (f)−(CH2)−CORa18、 以下、tは、それぞれ独立して、0又は1乃至6の整数
    を意味する。ここでRa18は、 (1')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (2')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリール基、又は、 (3')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環基、 ここで当該ヘテロ環基は酸素原子、窒素原子及び硫黄原
    子から選ばれる1乃至4個のヘテロ原子を含む。であ
    り、 (g)−(CH2)−COORa19、 ここでRa19は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
    ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
    リール基C1-6アルキル基を意味する。 (h)−(CH2)−CONRa27a28、 ここでRa27及びRa28は、それぞれ独立して、 (1')水素原子、 (2')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (3')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリール基、 (4')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、 (5')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環基、 (6')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、 ここで当該ヘテロ環C1-6アルキル基は、前記定義の通
    りの「前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいヘテロ環基」で置換されたC1-6ア
    ルキル基を意味する。 (7')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、又は、 (8')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC3-8シクロアルキルC1-6アルキル基
    であり、 (i)−(CH2)−C(=NRa33)NH2、 ここでRa33は、水素原子又はC1-6アルキル基を意味す
    る。 (j)−(CH2)−ORa20、 ここでRa20は、 (1')水素原子、 (2')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (3')置換されてもよいC2-6アルケニル基(前記定義の
    通り。)、 (4')前記グループAから選ばれる1乃至3個の置換基で
    置換されてもよいC2-6アルキニル基、 (5')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリール基、 (6')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、 (7')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環基、 (8')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基、 (9')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC3-8シクロアルキル基、又は、 (10')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基
    で置換されてもよいC3-8シクロアルキルC1-6アルキル
    基であり、 (k)−(CH2)−O−(CH2)−CORa21、 ここでRa21は、C1-6アルキルアミノ基又は前記グルー
    プBから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよ
    いヘテロ環基であり、pは0又は1乃至6の整数を意味
    する。 (l)−(CH2)−NRa22a23、 ここでRa22及びRa23は、それぞれ独立して、 (1')水素原子、 (2')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (3')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリール基、 (4')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、又
    は、 (5')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいヘテロ環C1-6アルキル基であり、 (m)−(CH2)−NRa29CO−Ra24、 ここでRa29は、水素原子、C1-6アルキル基又はC1-6
    アルカノイル基を意味し、Ra24は、置換されてもよい
    C1-6アルキル基(前記定義の通り。)、前記グループ
    Bから選ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよい
    C6-14アリール基又は前記グループBから選ばれる1乃
    至5個の置換基で置換されてもよいヘテロ環基を意味す
    る。 (n)−(CH2)−NHSO2−Ra25、 ここでRa25は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)、前記グループBから選ば
    れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリ
    ール基又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
    換基で置換されてもよいヘテロ環基を意味する。 (o)−(CH2)−S(O)−Ra25、 ここでRa25は前記定義の通りであり、qは0、1又は
    2である。及び、 (p)−(CH2)−SO2−NHRa26、 ここでRa26は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)、前記グループBから選ば
    れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリ
    ール基又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
    換基で置換されてもよいヘテロ環基を意味する。wは、
    1乃至3の整数であり、Yは、(1)単結合、(2)C1-6ア
    ルキレン、(3)C2-6アルケニレン、(4)−(CH2)−O
    −(CH2)−、 以下、m及びnは、それぞれ独立して、0又は1乃至6
    の整数を意味する。 (5)−CO−、(6)−CO2−(CH2)−、(7)−CON
    H−(CH2)−NH−、(8)−NHCO2−、(9)−NH
    CONH−、(10)−O−(CH2)−CO−、(11)−O
    −(CH2)−O−、(12)−SO2−、(13)−(CH2)
    −NRa12−(CH2)−、 ここでRa12は、 (1')水素原子、 (2')置換されてもよいC1-6アルキル基(前記定義の通
    り。)、 (3')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル基、 (4')前記グループBから選ばれる1乃至5個の置換基で
    置換されてもよいC6-14アリール基、 (5')−CORb5、 ここでRb5は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)、前記グループBから選ば
    れる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14アリ
    ール基又は前記グループBから選ばれる1乃至5個の置
    換基で置換されてもよいC6-14アリールC1-6アルキル
    基を意味する。 (6')−COORb5(Rb5は前記定義の通り。)、又は、 (7')−SO2b5(Rb5は前記定義の通り。)、(14)−
    NRa12CO−(Ra12は前記の定義と同じ。)、(15)−
    CONRa13−(CH2)−、 ここでRa13は、水素原子、置換されてもよいC1-6アル
    キル基(前記定義の通り。)又は前記グループBから選
    ばれる1乃至5個の置換基で置換されてもよいC6-14ア
    リールC1-6アルキル基を意味する。 (16)−CONH−CHRa14−、 ここでRa14は、前記グループBから選ばれる1乃至5
    個の置換基で置換されてもよいC6-14アリール基を意味
    する。 (17)−O−(CH2)−CRa15a16−(CH2)−、 ここでRa15及びRa16は、それぞれ独立して、 (1')水素原子、 (2')カルボキシル基、 (3')C1-6アルキル基、 (4')−ORb6、 ここでRb6は、C1-6アルキル基又はC6-14アリールC1
    -6アルキル基を意味する。又は、 (5')−NHRb7 ここでRb7は、水素原子、C1-6アルキル基、C1-6アル
    カノイル基又はC6-14アリールC1-6アルキルオキシカ
    ルボニル基を意味する。であり、 更にRa15は、 (6') 【化17】 であってもよく、 ここでn'、環B'、Z'及びw'は、それぞれ上記n、環
    B、Z及びwと同義であり、それぞれn、環B、Z及び
    wと同一若しくは異なってもよい。(18)−(CH2)
    NRa12−CHRa15−(Ra12及びRa15は、それぞれ前
    記定義の通り。)、 (19)−NRa17SO2−、 ここでRa17は、水素原子又はC1-6アルキル基を意味す
    る。又は、(20)−S(O)−(CH2)−CRa15a16
    −(CH2)−(eは0、1又は2であり、Ra15及びR
    a16は、それぞれ前記定義の通り。)である。]
  15. 【請求項15】 下記一般式[II−1]で表される請求
    項14記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
    塩。 【化18】 (式中、各記号は請求項14記載の通りである。)
  16. 【請求項16】 下記一般式[II−2]で表される請求
    項14記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
    塩。 【化19】 (式中、各記号は請求項14記載の通りである。)
  17. 【請求項17】 下記一般式[II−3]で表される請求
    項14記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
    塩。 【化20】 (式中、各記号は請求項14記載の通りである。)
  18. 【請求項18】 下記一般式[II−4]で表される請求
    項14記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
    塩。 【化21】 (式中、各記号は請求項14記載の通りである。)
  19. 【請求項19】 R1、R2、R3及びR4のうち少なくと
    も1つが、カルボキシル基、−COORa1又は−SO2
    a7(ここでRa1及びRa7は請求項14記載の通り。)
    である請求項14乃至18のいずれかに記載の縮合環化
    合物又は製薬上許容されるその塩。
  20. 【請求項20】 R1、R2、R3及びR4のうち少なくと
    も1つが、カルボキシル基又は−COORa1(ここでR
    a1は請求項14記載の通り。)である請求項19記載の
    縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
  21. 【請求項21】 R2がカルボキシル基であり、R1、R
    3及びR4が水素原子である請求項20記載の縮合環化合
    物又は製薬上許容されるその塩。
  22. 【請求項22】 環Cy’が、シクロペンチル基、シク
    ロヘキシル基、シクロヘプチル基又はテトラヒドロチオ
    ピラニル基である請求項14乃至21のいずれかに記載
    の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
  23. 【請求項23】 環Cy’が、シクロペンチル基、シク
    ロヘキシル基又はシクロヘプチル基である請求項22記
    載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
  24. 【請求項24】 環A’が、フェニル基、ピリジル基、
    ピラジニル基、ピリミジニル基又はピリダジニル基であ
    る請求項14乃至23のいずれかに記載の縮合環化合物
    又は製薬上許容されるその塩。
  25. 【請求項25】 環A’が、フェニル基又はピリジル基
    である請求項24記載の縮合環化合物又は製薬上許容さ
    れるその塩。
  26. 【請求項26】 環A’が、フェニル基である請求項2
    5記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
  27. 【請求項27】 Yが、−(CH2)−O−(CH2)
    −、−NHCO2−、−CONH−CHRa14−、−
    (CH2)−NRa12−(CH2)−、−CONRa13
    (CH2)−、−O−(CH2)−CRa15a16−(C
    2)−又は−(CH2)−NRa12−CHRa15−(こ
    こで各記号は請求項14記載の通り。)である請求項1
    4乃至26のいずれかに記載の縮合環化合物又は製薬上
    許容されるその塩。
  28. 【請求項28】 Yが、−(CH2)−O−(CH2)
    又は−O−(CH2)−CRa15a16−(CH2)−(こ
    こで各記号は請求項14記載の通り。)である請求項2
    7記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
  29. 【請求項29】 Yが、−(CH2)−O−(CH2)
    (ここで各記号は請求項14記載の通り。)である請求
    項28記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその
    塩。
  30. 【請求項30】 R2がカルボキシル基であり、R1、R
    3及びR4が水素原子であり、環Cy’がシクロペンチル
    基、シクロヘキシル基又はシクロヘプチル基であり、環
    A’がフェニル基である請求項14乃至29のいずれか
    に記載の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
  31. 【請求項31】 2−[4−(3−ブロモフェノキシ)
    フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸エチルエステル、 2−[4−(3−ブロモフェノキシ)フェニル]−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−[4−(2−ブロモ−5−クロロベンジルオキシ)
    フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸エチルエステル、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−クロロ
    ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−クロロ
    ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−[4−(2−ブロモ−5−メトキシベンジルオキ
    シ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸エチルエステル、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
    シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
    シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[(E)−2−フェニ
    ルビニル]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸エチルエステル、 1−シクロヘキシル−2−{4−[(E)−2−フェニ
    ルビニル]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
    チルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
    チルベンゾイミダゾール−5−カルボキサミド、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−5−シアノ−1
    −シクロペンチルベンゾイミダゾール、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
    チルベンゾイミダゾール−5−カルボキサミドオキシ
    ム、 1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−(4−フルオ
    ロフェニル)−2−メチル−5−チアゾリル}メトキ
    シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エ
    チルエステル、 1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−(4−フルオ
    ロフェニル)−2−メチル−5−チアゾリル}メトキ
    シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[ビス(3−フルオロフェニル)メトキシ]
    −2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル、 2−{4−[ビス(3−フルオロフェニル)メトキシ]
    −2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、 2−(4−ベンゾイルアミノフェニル)−1−シクロペ
    ンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエス
    テル、 2−(4−ベンゾイルアミノフェニル)−1−シクロペ
    ンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−(3−クロロフェニル)フェノキシ]
    フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸エチルエステル、 2−{4−[3−(3−クロロフェニル)フェノキシ]
    フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、 2−[4−(3−アセトキシフェニルオキシ)フェニ
    ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸エチルエステル、 1−シクロヘキシル−2−[4−(3−ヒドロキシフェ
    ニルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カル
    ボン酸エチルエステル、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−ピリジル
    メトキシ)フェニルオキシ]フェニル}ベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸エチルエステル、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−ピリジル
    メトキシ)フェニルオキシ]フェニル}ベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
    チルベンゾイミダゾール、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
    チルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステ
    ル、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
    チル−N,N−ジメチルベンゾイミダゾール−5−カル
    ボキサミド、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
    チル−N−メトキシ−N−メチルベンゾイミダゾール−
    5−カルボキサミド、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
    チル−5−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)ベン
    ゾイミダゾール、 5−アセチル−2−(4−ベンジルオキシフェニル)−
    1−シクロペンチルベンゾイミダゾール、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
    チル−N−(2−ジメチルアミノエチル)ベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボキサミド 2塩酸塩、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
    チル−5−ニトロベンゾイミダゾール、 5−アミノ−2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1
    −シクロペンチルベンゾイミダゾール 塩酸塩、 5−アセチルアミノ−2−(4−ベンジルオキシフェニ
    ル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
    チル−5−メタンスルホニルアミノベンゾイミダゾー
    ル、 5−スルファモイル−2−(4−ベンジルオキシフェニ
    ル)−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール、 2−[4−(4−tert−ブチルベンジルオキシ)フ
    ェニル]−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸、 2−[4−(4−カルボキシベンジルオキシ)フェニ
    ル]−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−[4−(4−クロロベンジルオキシ)フェニル]−
    1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 2−{4−[(2−クロロ−5−チエニル)メトキシ]
    フェニル}−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、 1−シクロペンチル−2−[4−(4−トリフルオロメ
    チルベンジルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、 1−シクロペンチル−2−[4−(4−メトキシベンジ
    ルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、 1−シクロペンチル−2−[4−(4−ピリジルメトキ
    シ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、 1−シクロペンチル−2−[4−(4−メチルベンジル
    オキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 1−シクロペンチル−2−{4−[(3,5−ジメチル
    −4−イソオキサゾリル)メトキシ]フェニル}ベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、 [2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペ
    ンチルベンゾイミダゾール−5−イル]カルボニルアミ
    ノ酢酸、 2−[4−(2−クロロベンジルオキシ)フェニル]−
    1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 2−[4−(3−クロロベンジルオキシ)フェニル]−
    1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−3−シクロペン
    チルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−[4−(ベンゼンスルホニルアミノ)フェニル]−
    1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 1−シクロペンチル−2−[4−(3,5−ジクロロフ
    ェニルカルボニルアミノ)フェニル]ベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、 2−{4−[(4−クロロフェニル)カルボニルアミ
    ノ]フェニル}−1−シクロペンチルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、 2−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルボ
    ニルアミノ]フェニル}−1−シクロペンチルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[(4−ベンジルオキシフェニル)カルボニ
    ルアミノ]フェニル}−1−シクロペンチルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸、 trans−4−[2−(4−ベンジルオキシフェニ
    ル)−5−カルボキシベンゾイミダゾール−1−イル]
    シクロヘキサン−1−オール、 trans−1−[2−(4−ベンジルオキシフェニ
    ル)−5−カルボキシベンゾイミダゾール−1−イル]
    −4−メトキシシクロヘキサン、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−5−カルボキシ
    メチル−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール、 2−[(4−シクロヘキシルフェニル)カルボニルアミ
    ノ]−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 1−シクロペンチル−2−[4−(3,5−ジクロロベ
    ンジルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 1−シクロペンチル−2−[4−(3,4−ジクロロベ
    ンジルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 1−シクロペンチル−2−[4−(フェニルカルバモイ
    ルアミノ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、 1−シクロペンチル−2−[4−(ジフェニルメトキ
    シ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロペンチル−2−(4−フェネチルオキシフェ
    ニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 trans−1−[2−(4−ベンジルオキシフェニ
    ル)−5−カルボキシベンゾイミダゾール−1−イル]
    −4−tert−ブチルシクロヘキサン、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−5−カルボキシ
    メトキシ−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール、 2−(4−ベンジルアミノフェニル)−1−シクロペン
    チルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−[4−(N−ベンゼンスルホニル−N−メチルアミ
    ノ)フェニル]−1−シクロペンチルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、 2−[4−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)フェニ
    ル]−1−シクロペンチルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−(4−フェネチルフェニル)
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(3,5−ジクロロベ
    ンジルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(ジフェニルメトキ
    シ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(3,5−ジ−ter
    t−ブチルベンジルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−(4−メチ
    ルシクロヘキシル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(2−ナフチ
    ル)エトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(1−ナフチル)メト
    キシフェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(ジベンジルアミノ)
    フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−[4−(2−ビフェニリルメトキシ)フェニル]−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(ジベンジルメトキ
    シ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−(4−ベンゾイルメトキシフェニル)−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(3,3−ジフェニル
    プロピルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸、 2−[4−(3−クロロ−6−フェニルベンジルオキ
    シ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(フェノキシ)
    エトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(3−フェニルプロピ
    ルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(5−フェニルペンチ
    ルオキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、 2−(2−ベンジルオキシ−5−ピリジル)−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(3,4,5−
    トリメトキシフェニル)エトキシ]フェニル}ベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−(4,4−
    ジメチルシクロヘキシル)ベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(1−ナフチ
    ル)エトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−[4−(2−ベンジルオキシフェノキシ)フェニ
    ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−[4−(3−ベンジルオキシフェノキシ)フェニ
    ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(2−ヒドロキシフェ
    ノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(3−ヒドロキシフェ
    ノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(2−メトキシフェノ
    キシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(3−メトキシフェノ
    キシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(2−プロポキシフェ
    ノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(3−プロポキシフェ
    ノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(3−メチル−
    2−ブテニルオキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(3−メチル−
    2−ブテニルオキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(2−イソペンチルオ
    キシフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(3−イソペンチルオ
    キシフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(10,11−
    ジヒドロ−5H−ジベンゾ[b,f]アゼピン−5−イ
    ル)エトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(4−トリフル
    オロメチルフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}ベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[ビス(4−クロロフェニル)メトキシ]フ
    ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(4−メトキシ
    フェニル)エトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(2−メトキシ
    フェニル)エトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(3−メトキシ
    フェニル)エトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロヘプ
    チルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(2−フェネチルオキ
    シフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(3−フェネチルオキ
    シフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(2,2−ジフェニル
    エトキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、 cis−1−[2−(4−ベンジルオキシフェニル)−
    5−カルボキシベンゾイミダゾール−1−イル]−4−
    フルオロシクロヘキサン、 1−シクロヘキシル−2−[4−(2−フェノキシフェ
    ノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(3−フェノキシフェ
    ノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 2−{4−[(2R)−2−ベンジルオキシカルボニル
    アミノ−2−フェニルエトキシ]フェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{2−フルオロ−4−[2−
    (4−トリフルオロメチルフェニル)ベンジルオキシ]
    フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−[4−(4−ベンジルオキシフェノキシ)フェニ
    ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−{4−[ビス(4−メチルフェニル)メトキシ]フ
    ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸、 2−{4−[ビス(4−フルオロフェニル)メトキシ]
    フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−6−メトキシ−2−[4−(3−
    フェニルプロポキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−6−ヒドロキシ−2−[4−(3
    −フェニルプロポキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール
    −5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−6−メチル−2−[4−(3−フ
    ェニルプロポキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸、 2−{4−[2−(2−ベンジルオキシフェニル)エト
    キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(3−ベンジルオキシフェニル)エト
    キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、 2−[4−(2−カルボキシメチルオキシフェノキシ)
    フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、 2−[4−(3−カルボキシメチルオキシフェノキシ)
    フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、 2−{4−[3−クロロ−6−(4−メチルフェニル)
    ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−クロロ−6−(4−メトキシフェニ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{2−メチル−4−[2−
    (4−トリフルオロメチルフェニル)ベンジルオキシ]
    フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−tert−ブチルフェニル)−
    5−クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−(3−クロロ−6−フェニルベンジルオキ
    シ)−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−クロロ−6−(3,5−ジクロロフェ
    ニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[ビス(4−フルオロフェニル)メトキシ]
    −2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−(4−ベンジルオキシフェノキシ)−2−ク
    ロロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、 2−{4−(4−ベンジルオキシフェノキシ)−2−ト
    リフルオロメチルフェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−クロロ−6−(2−トリフルオロメチ
    ルフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[(2R)−2−アミノ−2−フェニルエト
    キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、 2−[4−(2−ビフェニリルオキシ)フェニル]−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 2−[4−(3−ビフェニリルオキシ)フェニル]−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 2−{4−[2−{(1−tert−ブトキシカルボニ
    ル−4−ピペリジル)メトキシ}フェノキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−{4−[3−{(1−tert−ブトキシカルボニ
    ル−4−ピペリジル)メトキシ}フェノキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−{4−[3−クロロ−6−(3,4,5−トリメト
    キシフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(2−ビフェニリル)エトキシ]フェ
    ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸、 2−[4−(2−ビフェニリルメトキシ)フェニル]−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(4−ピペリジ
    ルメトキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−ピペリジ
    ルメトキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸 塩酸塩、 2−{4−[(2R)−2−アセチルアミノ−2−フェ
    ニルエトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−メチル−
    3−ペンテニルオキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(3−メチル−
    3−ブテニルオキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[{(2S)−1−ベンジル−2−ピロリジ
    ニル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、 2−{4−[3−クロロ−6−(4−メチルチオフェニ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−クロロ−6−(4−メタンスルホニル
    フェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−クロロ−6−(2−チエニル)ベンジ
    ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−クロロ−6−(3−クロロフェニル)
    ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−クロロ−6−(3−ピリジル)ベンジ
    ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−クロロ−6−(4−フルオロフェニ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−[4−(4−ベンジルオキシフェノキシ)−3−フ
    ルオロフェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、 2−[4−(2−ブロモ−5−クロロベンジルオキシ)
    フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、 2−{4−[3−クロロ−6−(4−クロロフェニル)
    ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−{(1−アセチル−4−ピペリジル)
    メトキシ}フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−{(1−アセチル−4−ピペリジル)
    メトキシ}フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(2−プロピニ
    ルオキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール
    −5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(3−ピリジル
    メトキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール
    −5−カルボン酸、 2−(4−ベンジルオキシ−2−メトキシフェニル)−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 2−[4−(2−ブロモ−5−メトキシベンジルオキ
    シ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、 2−[4−(カルボキシジフェニルメトキシ)フェニ
    ル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ニトロ
    ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−アセチルアミノ−6−(4−クロロフ
    ェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−カルボキシフェニル)−5−ク
    ロロベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[{(2S)−1−ベンジルオキシカルボニ
    ル−2−ピロリジニル}メトキシ]フェニル}−1−シ
    クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{2−クロロ−4−[2−(4−トリフルオロメチ
    ルフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(2−ピリジル
    メトキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール
    −5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−フルオ
    ロベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−カルボキシ−6−(4−クロロフェニ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−カルバモイル−6−(4−クロロフェ
    ニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(ジメチルカル
    バモイルメトキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(ピペリジノカ
    ルボニルメトキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[{(2S)−1−ベンゼンスルホニル−2
    −ピロリジニル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[{(2S)−1−ベンゾイル−2−ピロリ
    ジニル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−カルバモイルフェニル)−5−
    クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(ジメチルカル
    バモイルメトキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(ピペリジノカ
    ルボニルメトキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−{(1−メタン
    スルホニル−4−ピペリジル)メトキシ}フェノキシ]
    フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[{2−メチル−5−
    (4−クロロフェニル)−4−オキサゾリル}メトキ
    シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−(3−クロロベンジルオキシ)フェノ
    キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−(4−クロロベンジルオキシ)フェノ
    キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−フルオロ
    ベンジルオキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[{(2S)−1−
    (4−ニトロフェニル)−2−ピロリジニル}メトキ
    シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[{(2S)−1−フ
    ェニル−2−ピロリジニル}メトキシ]フェニル}ベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、 2−{4−[{(2S)−1−(4−アセチルアミノフ
    ェニル)−2−ピロリジニル}メトキシ]フェニル}−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 2−{4−[{5−(4−クロロフェニル)−2−メチ
    ル−4−チアゾリル}メトキシ]フェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[ビス(3−フルオロフェニル)メトキシ]
    フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[2−(4−クロロフ
    ェニル)−3−ニトロベンジルオキシ]フェニル}ベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−テトラヒ
    ドロピラニルオキシ)フェノキシ]フェニル}ベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−トリフル
    オロメチルベンジルオキシ)フェノキシ]フェニル}ベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−{(1−メチル
    −4−ピペリジル)メトキシ}フェノキシ]フェニル}
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−(4−tert−ブチルベンジルオキ
    シ)フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−(2−クロロベンジルオキシ)フェノ
    キシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(3−ピリジ
    ル)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸、 2−{4−[3−(4−クロロフェニル)フェノキシ]
    フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(4−メトキシ
    フェニル)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール
    −5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−(4−メタン
    スルホニルフェニル)−2−メチル−5−チアゾリル}
    メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、 2−{4−[{4−(4−クロロフェニル)−2−メチ
    ル−5−チアゾリル}メトキシ]フェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[1−(4−クロロベンジル)−3−ピペリ
    ジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−{(2−メチル
    −4−チアゾリル)メトキシ}フェノキシ]フェニル}
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−{(2,4−ジ
    メチル−5−チアゾリル)メトキシ}フェノキシ]フェ
    ニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−(3,5−ジク
    ロロフェニル)フェノキシ]フェニル}ベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、 2−{4−[1−(4−クロロベンジル)−4−ピペリ
    ジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−(4−クロロベンジルオキシ)ピペリ
    ジノ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、 2−{4−[4−カルバモイル−2−(4−クロロフェ
    ニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[4−(4−クロロベンジルオキシ)ピペリ
    ジノ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−{(2−クロロ−4−ピリジル)メト
    キシ}フェノキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[{(2S)−1−(4−ジメチルカルバモ
    イルフェニル)−2−ピロリジニル}メトキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−エトキ
    シカルボニルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−[4−(3−トリフルオロメ
    チルフェノキシ)フェニル]ベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−(4−ジメチ
    ルカルバモイルフェニル)−2−メチル−5−チアゾリ
    ル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ジメチ
    ルカルバモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[{4−(4−クロロフェニル)−2−メチ
    ル−5−ピリミジニル}メトキシ]フェニル}−1−シ
    クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩
    酸塩、 2−{4−[{2−(4−クロロフェニル)−3−ピリ
    ジル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸 2塩酸塩、 2−{4−[{3−(4−クロロフェニル)−2−ピリ
    ジル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(3−クロロフェニル)−4−メチル
    アミノ−1,3,5−トリアジン−6−イルオキシ]フ
    ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸 トリフルオロ酢酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−4−(5−
    テトラゾリル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−[4−(4−ベンジルオキシ−6−ピリミジニルオ
    キシ)フェニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[4−(4−ピリジル
    メトキシ)−6−ピリミジニルオキシ]フェニル}ベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[4−(3−クロロフェニル)−6−ピリミ
    ジニルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
    シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
    シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、 2−{4−[3−(4−クロロフェニル)ピリジン−2
    −イルメトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸エチルエステル、 2−[4−(2−ブロモ−5−tert−ブトキシカル
    ボニルベンジルオキシ)フェニル]−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステ
    ル、 2−{4−[5−tert−ブトキシカルボニル−2−
    (4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸メチルエステル、 2−{4−[5−カルボキシ−2−(4−クロロフェニ
    ル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル
    塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メチル
    カルバモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエ
    ステル、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メチル
    カルバモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸塩酸塩、 2−{4−[3−(tert−ブチルスルファモイル)
    −6−(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−スルフ
    ァモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 トリフルオ
    ロ酢酸塩、 2−(4−ベンジルオキシシクロヘキシル)−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、 2−[2−(2−ビフェニリルオキシメチル)−5−チ
    エニル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸、 2−[2−(2−ビフェニリルオキシメチル)−5−フ
    リル]−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−(4−フルオ
    ロフェニル)−2−ヒドロキシメチル−5−チアゾリ
    ル}メトキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[{4−(4−カルボ
    キシフェニル)−2−メチル−5−チアゾリル}メトキ
    シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、 1−シクロヘキシル−2−{2−フルオロ−4−[4−
    フルオロ−2−(3−フルオロベンゾイル)ベンジルオ
    キシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
    シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−スルホン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
    シベンジルオキシ]フェニル}−3−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−4−カルボン酸、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−ジメチルカルバ
    モイル−5−(4−ピリジルメトキシ)フェノキシ]フ
    ェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸2塩酸
    塩、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−カルボキシ−5
    −(4−ピリジルメトキシ)フェノキシ]フェニル}ベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸 2塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
    シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−4−カルボン酸、 2−{4−[3−カルバモイル−6−(4−クロロフェ
    ニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸塩、 2−{4−[{2−(4−カルボキシフェニル)−3−
    ピリジル}メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
    シベンジルオキシ]フェニル}−1−(4−テトラヒド
    ロチオピラニル)ベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ジメチ
    ルカルバモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩酸
    塩、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−ジメチルカルバ
    モイル−6−(4−トリフルオロメチルフェニル)ベン
    ジルオキシ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カル
    ボン酸 塩酸塩、 1−シクロヘキシル−2−{4−[3−ジメチルカルバ
    モイル−6−(4−メチルチオフェニル)ベンジルオキ
    シ]フェニル}ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メチル
    カルバモイルベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ジメチ
    ルカルバモイルベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸 塩酸塩、 2−{4−[3−カルバモイル−6−(4−クロロフェ
    ニル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    塩酸塩、 2−{4−[3−ジメチルカルバモイル−6−(4−メ
    タンスルホニルフェニル)ベンジルオキシ]フェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸 塩酸塩、 2−{4−[3−ジメチルカルバモイル−6−(3−ピ
    リジル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 2塩酸塩、 2−{4−[3−ジメチルカルバモイル−6−(4−ジ
    メチルカルバモイルフェニル)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
    シベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
    (4−テトラヒドロチオピラニル)ベンゾイミダゾール
    −5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ジメチ
    ルスルファモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−シ
    クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸 塩
    酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メタン
    スルホニルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メチル
    スルファモイルベンジルオキシ]フェニル}−1−シク
    ロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ジメチ
    ルアミノベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メタン
    スルホニルアミノベンジルオキシ]フェニル}−1−シ
    クロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ジエチ
    ルカルバモイルベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−イソプ
    ロピルカルバモイルベンジルオキシ]−2−フルオロフ
    ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ピペリ
    ジノカルボニルベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(1−
    ピロリジニル)カルボニルベンジルオキシ]−2−フル
    オロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−
    ヒドロキシエチル)カルバモイルベンジルオキシ]−2
    −フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(4−
    ヒドロキシピペリジノ)カルボニルベンジルオキシ]−
    2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイ
    ミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−モルホ
    リノカルボニルベンジルオキシ]−2−フルオロフェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−チオモ
    ルホリノカルボニルベンジルオキシ]−2−フルオロフ
    ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸、 2−{4−[3−(カルボキシメチルカルバモイル)−
    6−(4−クロロフェニル)ベンジルオキシ]−2−フ
    ルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾ
    ール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−{4−(2−カルボキシエチル)フェ
    ニル}−5−クロロベンジルオキシ]フェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−クロロ−6−(4−ヒドロキシメチル
    フェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘ
    キシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[3−クロロ−6−(4−メトキシメチルフ
    ェニル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(3−カルボキシフェニル)−5−ク
    ロロベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メチル
    チオベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メチル
    スルフィニルベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−シアノ
    ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[ビス(2−ピリジル)メトキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−{4−[ビス(4−ジメチルカルバモイルフェニ
    ル)メトキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾ
    イミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[ビス(2−チエニル)メトキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
    シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル−
    1H−インドール−5−カルボン酸メチルエステル、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
    シベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル−
    1H−インドール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(ジメ
    チルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
    ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸メチルエステル、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(ジメ
    チルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフ
    ェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5
    −カルボン酸・ナトリウム塩、 2−{4−[5−カルボキシ−2−(4−クロロフェニ
    ル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−カルボキシフェニル)−5−メ
    トキシベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−カルバモイルフェニル)−5−
    (ジメチルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸、 2−{4−[5−アミノ−2−(4−クロロフェニル)
    ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[5−(4−クロロフェニル)−2−メトキ
    シベンジルスルフィニル]フェニル}−1−シクロヘキ
    シルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩、 2−{4−[5−(4−クロロフェニル)−2−メトキ
    シベンジルスルホニル]フェニル}−1−シクロヘキシ
    ルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−メトキ
    シベンジルチオ]フェニル}−1−シクロヘキシルベン
    ゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩、 2−{4−[ビス(4−カルボキシフェニル)メトキ
    シ]−2−フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベ
    ンゾイミダゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[フェニル−3−ピリジルメトキシ]−2−
    フルオロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダ
    ゾール−5−カルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)―5−(メチ
    ルカルバモイル)ベンジルオキシ]−2−フルオロフェ
    ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸メチルエステル、 2−{4−[5−クロロ−2−(4−ピリジル)ベンジ
    ルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミ
    ダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)―5−(ベン
    ジルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・
    塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)―5−(シク
    ロヘキシルメチルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェ
    ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸・塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)―5−(4−
    ピリジルメチルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸・二塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)―5−(N−
    ベンジル−N−メチルカルバモイル)ベンジルオキシ]
    フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−
    5−カルボン酸・塩酸塩、 2−{4−[5−ジメチルアミノカルボニル−2−(4
    −ピリジル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロ
    ヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・2塩酸
    塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(4−
    メチルピペラジン−1−イルカルボニル)ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸・2塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−{N−
    (3−ピリジルメチル)カルバモイル}ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸・2塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−{N−
    (2−ピリジルメチル)カルバモイル}ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸・2塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(シク
    ロヘキシルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}
    −1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボ
    ン酸・塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−
    ピリジン−4−イルエチルカルバモイル)ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸・2塩酸塩、 2−{4−[(4−フルオロフェニル){4−(ジメチ
    ルアミノカルボニル)フェニル}メトキシ]−2−フル
    オロフェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸、 2−{4−[(4−フルオロフェニル)(4−カルボキ
    シフェニル)メトキシ]−2−フルオロフェニル}−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(4−
    オキソピペリジノカルボニル)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸・塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−ヒドロ
    キシベンジルオキシ]フェニル}−1−シクロヘキシル
    ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(イソ
    プロピルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−
    1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン
    酸・塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(N−
    イソプロピル−N−メチルカルバモイル)ベンジルオキ
    シ]フェニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾー
    ル−5−カルボン酸・塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(フェ
    ニルカルバモイル)ベンジルオキシ]フェニル}−1−
    シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸・
    塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(4−
    メトキシピペリジノカルボニル)ベンジルオキシ]フェ
    ニル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−
    カルボン酸・塩酸塩、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(3−
    ヒドロキシプロピルオキシ)ベンジルオキシ]フェニ
    ル}−1−シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カ
    ルボン酸、 2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5−(2−
    ヒドロキシエトキシ)ベンジルオキシ]フェニル}−1
    −シクロヘキシルベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
    ・塩酸塩、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1−シクロペン
    チルインドール−5−カルボン酸、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−3−シクロヘキ
    シルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−カルボン酸
    エチルエステル、 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−3−シクロヘキ
    シルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−カルボン
    酸、及び2−{4−[2−(4−クロロフェニル)−5
    −メトキシベンジルオキシ]フェニル}−3−シクロヘ
    キシル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−
    カルボン酸からなる群より選ばれる請求項14記載の縮
    合環化合物又は製薬上許容されるその塩。
  32. 【請求項32】 請求項14乃至31のいずれかに記載
    の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩、及び製薬
    上許容される担体を含んで成る医薬組成物。
  33. 【請求項33】 請求項1乃至31のいずれかに記載の
    縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩、及び製薬上
    許容される担体を含んで成るC型肝炎ウイルスポリメラ
    ーゼ阻害剤。
  34. 【請求項34】 請求項1乃至31のいずれかに記載の
    縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩、及び製薬上
    許容される担体を含んで成る抗C型肝炎ウイルス剤。
  35. 【請求項35】 請求項14乃至31のいずれかに記載
    の縮合環化合物又は製薬上許容されるその塩、及び製薬
    上許容される担体を含んで成るC型肝炎治療剤。
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