JP5734251B2 - モータを冷却する冷却構造体を有する多関節ロボット及びその製造方法 - Google Patents

モータを冷却する冷却構造体を有する多関節ロボット及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は多関節ロボットに関する。
多関節ロボットは、飛沫又は粉塵に頻繁にさらされる環境、腐食環境等の過酷な環境において使用されることが多い。そこで、アームを駆動するモータ等の構成部品は、不具合の発生を防止するために外部空間から遮蔽された閉空間内に収容されることが多い。そのため、ロボットが動作するのに従ってモータ等の熱源から発生される熱が十分に散逸されない傾向がある。特許文献1〜3は、モータの発熱部分とロボットの構造体との間の間隙に熱伝導性の部材を介在させることによって、放熱効果を促進する構造を開示している。
実公昭62−25193号公報 特開平1−274993号公報 特開平9−323286号公報
閉空間に収容されたモータを冷却するための冷却構造体を備えた多関節ロボットが望まれている。
本願の1番目の発明によれば、可動体と、該可動体を作動させるための動力を発生するモータと、該モータを外部空間から遮蔽するように該モータを内部空間に収容するモータハウジングと、前記モータから発生される熱を散逸させて前記モータを冷却する冷却構造体と、を備える多関節ロボットであって、前記モータは、胴部側面において熱を発生する発熱面を有しており、前記冷却構造体は、前記モータから前記モータハウジングまで熱を伝達する熱伝導経路を形成する熱伝導体を前記モータハウジングの前記内部空間に備えており、前記熱伝導体は、前記モータの前記発熱面に接触する第1の接触面と、前記モータハウジングの内表面に接触する第2の接触面と、を有しており、前記第1の接触面及び前記第2の接触面のうちの少なくとも一方を、対向する前記発熱面又は前記内表面に沿ってスライドさせて前記熱伝導体の位置を調整した後に、前記熱伝導体を固定手段で固定することによって、前記熱伝導経路を形成するようにした、多関節ロボットが提供される。
本願の2番目の発明によれば、1番目の発明において、前記モータの前記発熱面及び前記モータハウジングの前記内表面と、前記熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の接触面とが、或る角度を形成するように互いに傾斜してそれぞれ延在しており、前記熱伝導体は、前記熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の接触面のうちの一方が対向する前記発熱面又は前記内表面に接触するまで、前記第1の接触面及び前記第2の接触面のうちの他方を、対向する前記発熱面又は前記内表面に沿ってスライドさせた後に、固定手段で固定することによって、前記熱伝導経路を形成するようにした、多関節ロボットが提供される。
本願の3番目の発明によれば、1番目の発明において、前記モータの前記発熱面及び前記モータハウジングの前記内表面と、前記熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の接触面とが、互いに平行にそれぞれ延在しており、前記熱伝導体は、前記第1の接触面を形成する第1の熱伝導体と、前記第2の接触面を形成していて前記第1の熱伝導体とは別個の第2の熱伝導体と、を有しており、前記第1の熱伝導体と前記第2の熱伝導体とが互いに接触されるまで、前記第1の熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の熱伝導体の前記第2の接触面のうちの一方を、対向する前記発熱面又は前記内表面に沿ってスライドさせた後に、固定手段で固定することによって、前記熱伝導経路を形成するようにした、多関節ロボットが提供される。
本願の4番目の発明によれば、可動体と、該可動体を作動させるための動力を発生するモータと、該モータを外部空間から遮蔽するように該モータを内部空間に収容するモータハウジングと、前記モータハウジングの前記内部空間に設けられていて前記モータから前記モータハウジングまで熱を伝達する熱伝導経路を形成する熱伝導体と、を備える多関節ロボットを製造する製造方法であって、前記熱伝導体の第1の接触面が前記モータの胴部側面における発熱面に接触するように、かつ、前記熱伝導体の第2の接触面が前記モータハウジングの内表面に接触するように、前記熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の接触面のうちの少なくとも一方を、対向する前記発熱面又は前記内表面に沿ってスライドさせて前記熱伝導体の位置を調整した後に、前記熱伝導体を固定手段で固定することによって、前記熱伝導経路を形成することを特徴とする、製造方法が提供される。
本願の5番目の発明によれば、4番目の発明において、前記モータの前記発熱面及び前記モータハウジングの前記内表面と、前記熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の接触面とが、或る角度を形成するように互いに傾斜してそれぞれ延在しており、前記熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の接触面のうちの一方が対向する前記発熱面又は前記内表面に接触するまで、前記第1の接触面及び前記第2の接触面のうちの他方を、対向する前記発熱面又は前記内表面に沿ってスライドさせた後に、固定手段で固定することによって、前記熱伝導経路を形成することを特徴とする、製造方法が提供される。
本願の6番目の発明によれば、4番目の発明において、前記モータの前記発熱面及び前記モータハウジングの前記内表面と、前記熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の接触面とが、互いに平行にそれぞれ延在しており、前記熱伝導体は、前記第1の接触面を形成する第1の熱伝導体と、前記第2の接触面を形成していて前記第1の熱伝導体とは別個の第2の熱伝導体と、を有しており、前記第1の熱伝導体と前記第2の熱伝導体とが互いに接触されるまで、前記第1の熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の熱伝導体の前記第2の接触面のうちの一方を、対向する前記発熱面又は前記内表面に沿ってスライドさせた後に、固定手段で固定することによって、前記熱伝導経路を形成することを特徴とする、製造方法が提供される。
前述した1番目及び4番目の発明においては、熱伝導体の第1の接触面及び前記第2の接触面のうちの少なくとも一方を、対向する発熱面又は内表面に沿ってスライドさせることによって熱伝導体の位置が調整される。それにより、第1の接触面及び第2の接触面のうちの一方をモータ又はモータハウジングに接触させた後に、他方の接触面の位置を調整できる。したがって、例えば熱伝導体の肉厚にばらつきがある場合、モータハウジングの内表面に凹凸又は勾配がある場合等、モータとモータハウジングとの間の間隙の大きさが一様ではない場合においても、熱伝導体をモータ及びモータハウジングの両方に対して緊密に接触させられる。
前述した2番目及び5番目の発明においては、接触面の一方を対向する発熱面又は内表面に沿ってスライドさせることによって、接触面の他方を対向する発熱面又は内表面に接触させる。したがって、モータの発熱面と、モータハウジングの内表面とが互いに傾斜している場合において、熱伝導体をモータ及びモータハウジングの両方に対して緊密に接触させられる。
前述した3番目及び6番目の発明においては、第1の熱伝導体及び第2の熱伝導体のうちの一方を、対向する発熱面又は内表面に沿ってスライドさせることによって、第1の熱伝導体及び第2の熱伝導体を互いに接触させる。したがって、モータの発熱面と、モータハウジングの内表面とが互いに平行に延在している場合において、第1の熱伝導体及びモータの間と、第2の熱伝導体及びモータハウジングの間と、第1の熱伝導体及び第2の熱伝導体の間とをそれぞれ緊密に接触させられる。
本発明の第1の実施形態に係る多関節ロボットを示す概略断面図である。 図1に示される領域IIを拡大して示す部分拡大図である。 第2の実施形態に係る多関節ロボットを説明するための図2に対応する部分拡大図である。 第2の実施形態に係る多関節ロボットを説明するための拡大斜視図である。 第3の実施形態に係る多関節ロボットを説明するための図2に対応する部分拡大図である。 第4の実施形態に係る多関節ロボットを説明するための図2に対応する部分拡大図である。 第5の実施形態に係る多関節ロボットを説明するための図2に対応する部分拡大図である。 図7の熱伝導体を拡大して示す拡大斜視図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図示される実施形態の各構成要素は、本発明の理解を助けるためにその縮尺が実用的な形態から変更されている場合があることに留意されたい。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る多関節ロボット10を示す概略断面図である。ロボット10は、設置面に設置されるベース20と、関節30を介してベース20に連結される第1のアーム22と、関節32を介して第1のアーム22に連結される第2のアーム24と、関節34を介して第2のアーム24に連結される第3のアーム26と、関節36を介して第3のアーム26に連結される手首部28と、を備えている。
各関節30,32,34,36は、減速機42を介してモータ40によって軸線X1,X2,X3,X4の回りにそれぞれ回動可能である。第1のアーム22は、関節30において軸線X1の回りにベース20に対して回動可能である。第2のアーム24は、関節32において軸線X2の回りに第1のアーム22に対して回動可能である。第3のアーム26は、関節34において軸線X3の回りに第2のアーム24に対して回動可能である。手首部28は、関節36において軸線X4の回りに第3のアーム26に対して回動可能である。このような多関節ロボット10の構成及び動作の態様は周知であるので、本明細書においては詳細な説明を省略する。
図2は、図1に示される領域IIを拡大して示す部分拡大図である。領域IIは図1の関節32及びその周囲の構成を示している。以下の説明において、関節32の駆動部を例として説明するものの、他の関節30,34,36の駆動部においても本実施形態を同様に適用可能であることは自明である。
関節32の駆動部は、可動体の一例である第2のアーム24と、第2のアーム24を作動させるための動力を発生するモータ40と、モータ40を収容する内部空間52を形成するモータハウジング50と、を備えている。モータ40は、モータハウジング50によって外部空間から遮蔽されており、モータ40が周囲環境に存在する粉塵及び液滴等に直接接触しないように保護されている。モータ40は出力軸40aを有しており、モータ40において発生する回転動力は、出力軸40aを介して減速機42に出力される。減速機42は図示されない入力部及び出力部を有している。減速機42の入力部はモータ40の出力軸40aに連結されている。一方、減速機42の出力部は、第2のアーム24に連結されている。モータ40によって付与される回転動力は、減速機42を介して所定の減速比で減速されてから、第2のアーム24に伝達されるようになっている。モータ40の出力軸40aとは反対側にはエンコーダ44が設けられており、モータ40の回転位置、回転速度等の動作情報が検出されるようになっている。
モータ40は動作中に熱を発生する。モータ40から発生される熱はモータ40の外表面から周囲環境に放出される。例えば、熱は、軸線X2上に位置するモータ40の取付部40bを介してロボット10の他の構成部品、例えば減速機42及び第2のアーム24に伝達される。本実施形態においては、モータ40がモータハウジング50によって外部空間から遮蔽されているので、モータ40の周囲に存在する気体によってもたらされる放熱作用ではモータ40を冷却するのに十分ではない。そこで、本実施形態においては、モータ40の取付部40bを通る熱伝導経路に加えて、モータの熱を散逸させてモータを冷却するための冷却構造体を備えている。
本実施形態の冷却構造体は、モータハウジング50の内部空間52内に配置されていて、モータ40からモータハウジング50まで延在する熱伝導経路を形成する熱伝導体80を備えている。熱伝導体80は、良好な熱伝導性及び剛性を有する材料、例えばアルミニウム等の金属から形成される。熱伝導体80は、或る角度、例えば図2に示されるように直角を形成するように結合された1対の平板からなる断面L字状の板材である。図示された実施形態において熱伝導体80は直角を形成しているものの、この角度は、モータ40の発熱面46及びモータハウジング50の内表面によって形成される角度に応じて変更され得る。熱伝導体80は、弾性変形可能な熱伝導シート60を介してモータ40の発熱面46に接触する第1の接触面82と、同様に弾性変形可能な熱伝導シート62を介して、発熱面46に対して概ね直交して延在するモータハウジング50の内表面54に接触する第2の接触面84と、を有している。熱伝導シート60,62は良好な熱伝導性を有している。熱伝導シート60,62の代わりに、良好な熱伝導性を有するグリースが、熱伝導体80の第1の接触面82及びモータ40の発熱面46の間と、熱伝導体80の第2の接触面84及びモータハウジング50の内表面54の間とに塗布されてもよい。また、熱伝導シート60,62及びグリースなどの中間体を介在させずに、熱伝導体80の第1の接触面82及び第2の接触面84が発熱面46及び内表面54に直接接触されるようにしてもよい。このように、本明細書において使用される「接触」の文言は、2つの部材が直接的に接触する場合と、熱伝導性を有する他の中間体を介在させて2つの部材が間接的に接触する場合との両方が含まれるように解されるべきである。
熱伝導体80は、モータ40の発熱面46及びモータハウジング50の内表面54にそれぞれ接触した状態で固定具70によって固定される。固定具70は、例えば紐状、帯状、ブロック状の部材であり、モータ40及び熱伝導体80の周囲に取付けられ得る。この固定具70によって、熱伝導体80と、モータ40及びモータハウジング50との間の接触状態が維持される。
次に、熱伝導体80を取付ける際の態様について説明する。先ず、熱伝導体80の第1の接触面82をモータ40の発熱面46に接触させる。このとき熱伝導体80は固定具70によって固定されていないので、熱伝導体80の位置は自由に変更可能である。第1の接触面82と発熱面46との間の接触状態が確立されたら、熱伝導体80の第2の接触面84が対向するモータハウジング50の内表面54に接触するまで、熱伝導体80の第1の接触面82を発熱面46に沿ってスライドさせる。第2の接触面84及び内表面54互いに接触した後に、発熱面46に対する第1の接触面82の位置を再度調整してもよい。
このように、本実施形態においては、熱伝導体80の第1の接触面82及びモータ40の発熱面46を接触させた後に、熱伝導体80を発熱面46に沿ってスライドさせることによって、第2の接触面84をモータハウジング50の内表面54に接触させる。例えば公知技術のようにモータの発熱面とモータハウジングの内表面との間に形成される間隙に熱伝導体を単純に配置した場合、間隙の大きさのばらつきに起因して熱伝導体をモータ及びモータハウジングの両方に対して緊密に接触させることは容易ではなかった。それに対し、本実施形態においては、熱伝導体80の第1の接触面82をモータ40に接触させた後に、第2の接触面84がモータハウジング50に接触するように熱伝導体80の位置を調整できる。それにより、熱伝導体80をモータ40及びモータハウジング50の両方に対して十分に緊密な状態で接触させられる。そして、熱伝導体80がいったん適切な位置に位置決めされたら、固定具70を用いて熱伝導体80をその位置に固定できる。このようにして、熱伝導体80と、モータ40及びモータハウジング50との間の接触状態が維持される。
当然ながら、熱伝導体80の第2の接触面84をモータハウジング50の内表面54に最初に接触させ、その後に、第1の接触面82をモータ40の発熱面46に接触させるように工程の順番を入れ替えてもよい。その場合は、熱伝導体80をモータハウジング50の内表面54に沿ってスライドさせることになる。なお、熱伝導シート60,62等の中間体が熱伝導体80とモータ40及びモータハウジング50との間に介在している場合、各部材間の接触状態が維持されやすくなるので有利である。
続いて、前述した実施形態とは異なる本発明の他の実施形態について説明する。以下の説明において、既に述べた内容と重複する事項については説明を適宜省略する。また、同一又は対応する構成要素には同一の参照符号が使用される。
図3は、第2の実施形態に係る多関節ロボットを説明するための図2に対応する部分拡大図である。図4は、第2の実施形態に係る多関節ロボットを説明するための拡大斜視図である。本実施形態においては、熱伝導体80をモータハウジング50に固定するとともに、熱伝導体80の位置を調整できるようにするための位置調整取付部がモータハウジング50に形成されている。
図3に例示される位置調整取付部は、ボルト72と、モータハウジング50の壁面に形成されていてボルト72を挿入可能な長穴66と、を有している。図示された実施形態においては、ボルト72及び長穴66からなる組合体が2つ併設されている。長穴66は、モータ40の発熱面46に対して概ね直交する方向(図3及び図4の上下方向)において長尺になるように形成されている。熱伝導体80には、ボルト72を受容するねじ穴が形成されており、ボルト72を長穴66に通して熱伝導体80のねじ穴に螺合させることにより、熱伝導体80をモータハウジング50に対して固定可能になっている。
この実施形態によれば、熱伝導体80がボルト72によってモータハウジング50に固定される前の状態では、熱伝導体80は、長穴66と熱伝導体80に形成されたねじ穴とが重なり合う範囲にわたって自由に位置調整され得る。そして、熱伝導体80をいったん発熱面46に対して接触させた後においても、ボルト72の締結力を調整することによって、熱伝導体80をモータ40の発熱面46に沿ってスライドさせて熱伝導体80の位置を調整できる。このように、本実施形態によれば、熱伝導体80の第1の接触面82を対向するモータ40の発熱面46に接触させた後に、モータハウジング50の内表面54に対する第2の接触面84の位置の調整が可能である。
図5は、第3の実施形態に係る多関節ロボットを説明するための図2に対応する部分拡大図である。本実施形態において、熱伝導体80は、第1及び第2の実施形態のものと同様である。しかしながら、本実施形態においては、熱伝導体80の第1の接触面82が、ボルト74によってモータ40の発熱面46に対して押圧された状態で固定されている。ボルト74は、モータ40の発熱面46に対向するモータハウジング50の内表面56を通って形成されたねじ穴(図示せず)を貫通して内部空間52内に突出している。したがって、ボルト74が内部空間52内に突出する長さに応じて、モータ40の発熱面46に対する熱伝導体80の第1の接触面82の位置が調整できるようになっている。
本実施形態においては、熱伝導体80の第2の接触面84をモータハウジング50の内表面54に接触させた後に、ボルト74の内部空間52に対する突出長さを変更することによって、熱伝導体80が内表面54に沿ってスライドされる。このようにして、熱伝導体80と、発熱面46及び内表面54との間における接触状態が得られる。
図6は、第4の実施形態に係る多関節ロボットを説明するための図2に対応する部分拡大図である。本実施形態においては、熱伝導体80が第1の熱伝導体86と、第2の熱伝導体88と、を有している。第1の熱伝導体86は、第1の接触面82を有していてモータ40の発熱面46に対して平行に延在する平行部86aと、平行部86aの一端から概ね直角を為して発熱面46に対して平行なモータハウジング50の内表面56に向かって延在する直交部86bと、を有する断面L字状の部材である。第2の熱伝導体88は、第2の接触面84を有していてモータハウジング50の内表面56に対して平行に延在する平行部88aと、平行部88aの一端から概ね直角を為してモータ40の発熱面46に向かって延在する直交部88bと、を有するL字状の部材である。第1の熱伝導体86及び第2の熱伝導体88は同一の寸法を有していてもよいし、異なる寸法を有していてもよい。
第1の熱伝導体86の平行部86aは、第1の接触面82においてモータ40の発熱面46に接触した状態で第1の固定具76aによってモータ40に固定されている。また、第1の熱伝導体86の直交部86b及び第2の熱伝導体88の直交部88bは、互いに接触した状態で第2の固定具76bによって互いに固定されている。したがって、本実施形態においては、これら第1の固定具76a及び第2の固定具76bによって、第1の熱伝導体86及び第2の熱伝導体88は、モータ40及びモータハウジング50に対してそれぞれ接触状態を維持している。
本実施形態においては、先ず第1の熱伝導体86をモータ40に対して接触させる。このとき第1の固定具76aは取付けられていないので、第1の熱伝導体86の位置は自由に調整可能である。そして、第1の熱伝導体86の第1の接触面82がモータ40の発熱面46に接触した状態で、第1の固定具76aによって第1の熱伝導体86がモータ40に対して固定される。
続いて、第2の熱伝導体88をモータハウジング50の内表面56に接触させる。このとき第2の熱伝導体88は固定されていないので、第2の熱伝導体88の位置は自由に調整可能である。そして、第2の接触面84を内表面56に接触させた後、第2の熱伝導体88の直交部88bが第1の熱伝導体86の直交部86bに接触するまで、第2の熱伝導体88を内表面56に沿ってスライドさせる。
第1の熱伝導体86の直交部86bと第2の熱伝導体88の直交部88bとが十分に熱伝導可能な程度に互いに接触されると、第2の固定具76bが直交部86b,88bに取付けられるそれにより、これら第1の熱伝導体86及び第2の熱伝導体88が互いに固定される。このようにして、第1の熱伝導体86及びモータ40の間と、第2の熱伝導体88及びモータハウジング50の間と、第1の熱伝導体86及び第2の熱伝導体88の間と、のそれぞれにおいて接触状態が維持される。このような実施形態によれば、モータ40の発熱面46と、発熱面46に対して平行に延在するモータハウジング50の内表面56との間に熱伝導経路を確実に形成できる。なお、第1の熱伝導体86を最初に固定し、第2の熱伝導体88をモータハウジング50の内表面56に沿ってスライドさせる構成例を説明したものの、第2の熱伝導体88をモータハウジング50に固定した後に、第1の熱伝導体86をモータ40の発熱面46に沿ってスライドさせることによって、第1の熱伝導体86及び第2の熱伝導体88を互いに連結する構成を採用してもよい。
図7は、第5の実施形態に係る多関節ロボットを説明するための図2に対応する部分拡大図である。図8は、図7の熱伝導体を拡大して示す拡大斜視図である。本実施形態は、第4の実施形態と同様に、第1の熱伝導体86及び第2の熱伝導体88によって熱伝導経路が形成される。本実施形態においては、第1の熱伝導体86及び第2の熱伝導体88を固定する手段として、第2の固定具76bの代わりに、ボルト78が使用されている。図8においてより良く示されるように、第2の熱伝導体88の直交部88bには2つの長穴90が間隔を空けて形成されている。各長穴90は、第2の接触面84に対して概ね直交する方向において長尺になるように形成されている。第1の熱伝導体86の直交部86bには、ボルト78を受容するねじ穴が形成されている。それにより、ボルト78が第2の熱伝導体88の長穴90を通って第1の熱伝導体86のねじ穴に螺合することによって、第1の熱伝導体86及び第2の熱伝導体88が互いに固定されるようになっている。
第1の熱伝導体86がモータ40に接触した状態で第1の固定具76aによって固定される態様は前述した第4の実施形態と同様である。第2の熱伝導体88を位置決めする際、第2の熱伝導体88は固定されていないので、長穴90におけるボルト78の締結位置を移動させることによって、モータハウジング50の内表面56に対する第2の熱伝導体88の固定位置を調整できる。そして、第2の熱伝導体88の第2の接触面84が内表面56に対して接触された状態で、第2の熱伝導体88は、ボルト78によって第1の熱伝導体86と締結される。このようにして、第1の熱伝導体86及びモータ40の間と、第2の熱伝導体88及びモータハウジング50の間と、第1の熱伝導体86及び第2の熱伝導体88の間と、のそれぞれにおいて接触状態が維持される。なお、長穴90が第2の熱伝導体88に形成される構成例を説明したものの、長穴90が第1の熱伝導体86に形成される構成を採用してもよい。
以上、本発明の種々の実施形態を説明したが、本明細書において明示的又は暗示的に開示される複数の実施形態の特徴を任意に組合せることによっても本発明を実施できることは当業者に自明である。また、可動体の例としてアームを挙げたものの、可動体は、例えば旋回テーブルであってもよい。また、説明を簡単にするために、モータの発熱面が平坦である実施形態を例として説明したものの、発熱面が平坦ではない場合、例えば曲面である場合も本発明の範囲に含まれる。
10 多関節ロボット
22 第1のアーム(可動体)
24 第2のアーム(可動体)
26 第3のアーム(可動体)
28 手首部(可動体)
40 モータ
42 減速機
46 発熱面
50 モータハウジング
52 内部空間
54 内表面
56 内表面
80 熱伝導体
82 第1の接触面
84 第2の接触面
86 第1の熱伝導体
88 第2の熱伝導体

Claims (6)

  1. 可動体と、該可動体を作動させるための動力を発生するモータと、該モータを外部空間から遮蔽するように該モータを内部空間に収容するモータハウジングと、前記モータから発生される熱を散逸させて前記モータを冷却する冷却構造体と、を備える多関節ロボットであって、
    前記モータは、胴部側面において熱を発生する発熱面を有しており、
    前記冷却構造体は、前記モータから前記モータハウジングまで熱を伝達する熱伝導経路を形成する熱伝導体を前記モータハウジングの前記内部空間に備えており、
    前記熱伝導体は、前記モータの前記発熱面に接触する第1の接触面と、前記モータハウジングの内表面に接触する第2の接触面と、を有しており、前記第1の接触面及び前記第2の接触面のうちの少なくとも一方を、対向する前記発熱面又は前記内表面に沿ってスライドさせて前記熱伝導体の位置を調整した後に、前記熱伝導体を固定手段で固定することによって、前記熱伝導経路を形成するようにした、多関節ロボット。
  2. 前記モータの前記発熱面及び前記モータハウジングの前記内表面と、前記熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の接触面とが、或る角度を形成するように互いに傾斜してそれぞれ延在しており、
    前記熱伝導体は、前記熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の接触面のうちの一方が対向する前記発熱面又は前記内表面に接触するまで、前記第1の接触面及び前記第2の接触面のうちの他方を、対向する前記発熱面又は前記内表面に沿ってスライドさせた後に、固定手段で固定することによって、前記熱伝導経路を形成するようにした、請求項1に記載の多関節ロボット。
  3. 前記モータの前記発熱面及び前記モータハウジングの前記内表面と、前記熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の接触面とが、互いに平行にそれぞれ延在しており、
    前記熱伝導体は、前記第1の接触面を形成する第1の熱伝導体と、前記第2の接触面を形成していて前記第1の熱伝導体とは別個の第2の熱伝導体と、を有しており、
    前記第1の熱伝導体と前記第2の熱伝導体とが互いに接触されるまで、前記第1の熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の熱伝導体の前記第2の接触面のうちの一方を、対向する前記発熱面又は前記内表面に沿ってスライドさせた後に、固定手段で固定することによって、前記熱伝導経路を形成するようにした、請求項1に記載の多関節ロボット。
  4. 可動体と、該可動体を作動させるための動力を発生するモータと、該モータを外部空間から遮蔽するように該モータを内部空間に収容するモータハウジングと、前記モータハウジングの前記内部空間に設けられていて前記モータから前記モータハウジングまで熱を伝達する熱伝導経路を形成する熱伝導体と、を備える多関節ロボットを製造する製造方法であって、
    前記熱伝導体の第1の接触面が前記モータの胴部側面における発熱面に接触するように、かつ、前記熱伝導体の第2の接触面が前記モータハウジングの内表面に接触するように、前記熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の接触面のうちの少なくとも一方を、対向する前記発熱面又は前記内表面に沿ってスライドさせて前記熱伝導体の位置を調整した後に、前記熱伝導体を固定手段で固定することによって、前記熱伝導経路を形成することを特徴とする、
    製造方法。
  5. 前記モータの前記発熱面及び前記モータハウジングの前記内表面と、前記熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の接触面とが、或る角度を形成するように互いに傾斜してそれぞれ延在しており、
    前記熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の接触面のうちの一方が対向する前記発熱面又は前記内表面に接触するまで、前記第1の接触面及び前記第2の接触面のうちの他方を、対向する前記発熱面又は前記内表面に沿ってスライドさせた後に、固定手段で固定することによって、前記熱伝導経路を形成することを特徴とする、請求項4に記載の製造方法。
  6. 前記モータの前記発熱面及び前記モータハウジングの前記内表面と、前記熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の接触面とが、互いに平行にそれぞれ延在しており、
    前記熱伝導体は、前記第1の接触面を形成する第1の熱伝導体と、前記第2の接触面を形成していて前記第1の熱伝導体とは別個の第2の熱伝導体と、を有しており、
    前記第1の熱伝導体と前記第2の熱伝導体とが互いに接触されるまで、前記第1の熱伝導体の前記第1の接触面及び前記第2の熱伝導体の前記第2の接触面のうちの一方を、対向する前記発熱面又は前記内表面に沿ってスライドさせた後に、固定手段で固定することによって、前記熱伝導経路を形成することを特徴とする、請求項4に記載の製造方法。
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