JP5731157B2 - 食器洗浄機 - Google Patents
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洗浄すべき食器が収容されるとともに、洗浄水が基準水位まで貯留されるように構成された洗浄槽と、
前記洗浄槽の底面よりも前記基準水位の洗浄水の水面側に近い位置に偏って配設され、前記洗浄槽に貯留された洗浄水を加熱するヒータと、
洗浄水を吸引して噴出ノズルから前記洗浄槽内に噴出させるポンプと、
平面視における前記ヒータの配設領域の前記洗浄槽の底面の温度を検出する温度検出手段と、
季節の判定を行う季節判定手段と
を具備し、
前記ヒータに通電することにより、前記洗浄槽に貯留した洗浄水を加熱して、前記洗浄槽内に蒸気を発生させるスチーム運転を行った後、
前記スチーム運転により加熱された洗浄水を前記ポンプにより吸引して前記噴出ノズルから前記洗浄槽内に噴出させて食器を洗浄する洗浄運転を行うように構成されているとともに、
前記温度検出手段の出力について、前記スチーム運転で、前記ヒータへの通電状態を、オンからオフに切り換える閾値を定め、かつ、前記温度検出手段の出力についての前記閾値を、前記季節判定手段の出力および前記スチーム運転の開始時点における前記温度検出手段の出力に応じて設定するように構成され、
前記季節判定手段により、季節が、夏、または、春・秋、または、冬であると判定され、
前記温度検出手段の出力についての前記閾値が、前記季節判定手段の出力が夏のときは、前記季節判定手段の出力が夏以外のときより高く設定され、かつ、
前記スチーム運転の開始時点における前記温度検出手段の出力が高いときと、前記温度検出手段の出力が低いときについてみた場合に、前記スチーム運転の開始時点における前記温度検出手段の出力が高いときには、前記スチーム運転の開始時点における前記温度検出手段の出力が低いときに比べて、前記温度検出手段の出力についての前記閾値が高く設定されるように構成されていること
を特徴している。
ただし、本発明の食器洗浄機においては、スチーム運転開始時点の温度検出手段の出力に関係なく、ヒータ通電制御を行うことも可能である。
なお、本発明の食器洗浄機は、温度検出手段とは別の、機器への給水温度や機器周辺の外気温度を検出する温度センサの出力により、季節を判定するように構成することも可能である。
なお、本発明の食器洗浄機においては、圧力逃がし弁を設けることにより、特にソフトスタート運転を行うことなく、洗浄槽内の圧力が急変した場合にも、空気通過音の発生や洗浄槽の変形が防止されるように構成することも可能である。
図1は本発明の実施例にかかる食器洗浄機(この実施例では食器洗浄乾燥機)の主要部の構成を示す斜視図、図2は側面断面図、図3は本発明の食器洗浄機の扉体の内側領域の概略構成を示す斜視図である。図7は本発明の実施例にかかる食器洗浄機の動作を説明するための図である。
また、この実施例の食器洗浄機においては、図7に示すように、洗浄槽Dに水を供給する給水路4および給水路4を開閉する給水弁4aが設けられている。
さらに、水貯留用凹部Sには、案内管13を介して水位センサJが接続されている。
なお、図2に示すように、本体部1の底部には、漏水受止め用のドレンパン14が配備されており、特に図示しないが、このドレンパン14には、受け止めた水の存否を検出する漏水センサが装備されている。
まず、図外の収納スイッチにより、引出し部2が本体部1の収納位置に収納されることが検出され、操作部SSの電源スイッチがON操作されると、運転コースの選択が行われる。
そして、使用者が操作部SSの電源スイッチをON操作すると、制御部H(図7)において、ヒータ9の通電を停止してから所定時間(例えば5時間)以上経過していたときは、サーミスタTHの検出温度の出力より、季節判定手段が季節の判定を行う。なお、この実施例の食器洗浄機では、制御部Hが季節判定手段としての機能も併せて果たすように構成されている。
なお、初期設定は、「春・秋」に設定されている。
また、ヒータ9の通電を停止してから5時間以上経過していない場合には、前回の判定結果を用いるように構成されている。
例えば、使用者が操作部SSから、念入り運転コースを選択すると、洗浄運転の前に、スチーム運転が行われる。
なお、この実施例では、水位センサJは、スチーム運転用と洗浄運転用に共用されている。ただし、スチーム運転用基準水位と洗浄運転用洗浄水位を別にして、水位センサを別々に設けることも可能である。
湯気を含むスチームが洗浄槽に充満すると、細かい水分子は、洗浄槽内に漂い食器と汚れの間に入りこみ、食器についた汚れを浮き上がらせる。
なお、ヒータ9への通電を制御するヒータ通電制御は、表2に示すように、季節判定手段の出力および温度検出手段の出力を考慮して設定(選択)された設定温度(閾値)によって行われるように構成されている。
なお、上記の運転開始時温度は、使用者が操作部SSにより念入り運転コースを選択し、給水動作が終わった後、ヒータ9の通電が行われる前の時点で、制御部Hにおいて、サーミスタTHの検出温度の出力が記憶されるもので、以下のようにヒータ通電制御に使用される。
すなわち、表2に示すように、
(a)運転開始時の検出温度が35℃未満のとき、夏であれば46℃、春・秋であれば45℃、冬であれば45℃になった時点でヒータ9をオンからオフにし、
(b)運転開始時の検出温度が35〜50℃のとき、夏であれば47℃、春・秋であれば46℃、冬であれば46℃になった時点でヒータ9をオンからオフにし、
(c)運転開始時の検出温度が50℃以上のとき、夏であれば49℃、春・秋であれば48℃、冬であれば48℃になった時点でヒータ9をオンからオフにするようにしている。
スチーム運転の開始から所定時間(例えば10分間)が経過すると、ヒータ9の通電を停止し、スチーム運転を終了する。
2 引出部
3 内蓋部
4 給水路
4a 給水弁
6 ポンプ(兼用ポンプ)
8 洗浄ノズル
9 ヒータ
10 洗浄かご
11 吸引管
12 排水管
13 案内管
14 漏水受止め用のドレンパン
15 ケーシング
15a 横側壁部
15A 前部側分割ケーシング部分
15B 後部側分割ケーシング部分
21 空気供給口
22 空気吸引口
23 循環ファン(通風手段)
23A 循環ファンの吸引用開口
23B 循環ファンの吐き出し部
24 凝縮部
24a 伝熱体
25 除湿用冷却水供給手段
26 除湿用給水路
27 除湿用冷却水断続弁
28 給水圧安定用のガバナ
30 保持部材
40 仕切り壁
51 分配ノズル
53 流下口
A 扉体
B 把持部
D 洗浄槽
Df 前側壁部
F 通風経路
f1 上昇経路部分
f2 下降経路部分
G 除湿部
H 制御部
J 水位センサ
L 液面
K 乾燥ユニット
P 係合手段
Pa 係止部
Q 洗浄空間
S 水貯留用凹部
SS 操作部
TH サーミスタ(温度検出手段)
Claims (3)
- 洗浄すべき食器が収容されるとともに、洗浄水が基準水位まで貯留されるように構成された洗浄槽と、
前記洗浄槽の底面よりも前記基準水位の洗浄水の水面側に近い位置に偏って配設され、前記洗浄槽に貯留された洗浄水を加熱するヒータと、
洗浄水を吸引して噴出ノズルから前記洗浄槽内に噴出させるポンプと、
平面視における前記ヒータの配設領域の前記洗浄槽の底面の温度を検出する温度検出手段と、
季節の判定を行う季節判定手段と
を具備し、
前記ヒータに通電することにより、前記洗浄槽に貯留した洗浄水を加熱して、前記洗浄槽内に蒸気を発生させるスチーム運転を行った後、
前記スチーム運転により加熱された洗浄水を前記ポンプにより吸引して前記噴出ノズルから前記洗浄槽内に噴出させて食器を洗浄する洗浄運転を行うように構成されているとともに、
前記温度検出手段の出力について、前記スチーム運転で、前記ヒータへの通電状態を、オンからオフに切り換える閾値を定め、かつ、前記温度検出手段の出力についての前記閾値を、前記季節判定手段の出力および前記スチーム運転の開始時点における前記温度検出手段の出力に応じて設定するように構成され、
前記季節判定手段により、季節が、夏、または、春・秋、または、冬であると判定され、
前記温度検出手段の出力についての前記閾値が、前記季節判定手段の出力が夏のときは、前記季節判定手段の出力が夏以外のときより高く設定され、かつ、
前記スチーム運転の開始時点における前記温度検出手段の出力が高いときと、前記温度検出手段の出力が低いときについてみた場合に、前記スチーム運転の開始時点における前記温度検出手段の出力が高いときには、前記スチーム運転の開始時点における前記温度検出手段の出力が低いときに比べて、前記温度検出手段の出力についての前記閾値が高く設定されるように構成されていること
を特徴とする食器洗浄機。 - 前記季節判定手段による季節の判定を、前記ヒータへの通電を停止してから所定時間以上経過した時点における前記温度検出手段の出力により行うことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
- 前記ポンプの出力を可変とし、前記スチーム運転の終了後、前記洗浄運転を開始するに際し、最初は洗浄運転用定格出力より小さい出力で前記ポンプを運転し、時間の経過に伴って、前記ポンプの出力を前記洗浄運転用定格出力まで大きくすることを特徴とする請求項1または2記載の食器洗浄機。
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