JP5725469B2 - 骨分化阻害剤およびその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明は、かかる知見に基づいて完成されたものであって、下記の式[I]で表される化合物であるFKI-5513-1物質、および下記式[II]で表される化合物であるFKI-5513-2物質に関するものである。
また本発明は、トリコデルマ属に属し、上記FKI-5513-1物質および/またはFKI-5513-2物質を生産する能力を有する微生物、特に、トリコデルマ・エスピーFKI-5513 (Trichoderma sp.FKI-5513) (NITE P-986)に関する。
本菌株は、ポテト・デキストロース寒天培地、コーンミール・デキストロース寒天培地、合成栄養寒天培地などで良好に生育し、各種寒天培地で分生子の着生は良好であった。
フィアライドの大きさは13.5-24.1×1.4-4.1μmで、3〜5本輪生して生じ、ずんぐりして短い。フィアライドの先端から分生子が生じ、粘性球形を形成する。分生子は楕円形〜卵形で大きさは5.0-7.2×2.3-2.8μmで、その表面は滑面である。
各種寒天培地上で、25℃、7日間培養した場合の肉眼的観察結果を表1に示す。
1)最適生育条件
本菌株の最適生育条件は、pH 5〜7、温度18.0〜26.0℃である。
本菌株の生育範囲は、pH 2〜7、温度7.0〜30.5℃である。
3)好気性、嫌気性の区別
好気性
上記FKI-5513株の形態的特徴、培養性状および生理的性状に基づき、既知菌種との比較を試みた結果、本菌株はトリコデルマ (Trichoderma) に属する一菌株と同定し、トリコデルマ・エスピー FKI-5513と命名した。なお本菌株はトリコデルマ・エスピー FKI-5513 (Trichoderma sp. FKI-5513) として、独立行政法人製品評価技術基盤機構特許生物寄託センターに寄託されている(受託番号:NITE P-986)。
培養物に蓄積された本発明の新規物質を採取するには、微生物培養物から代謝産物を採取するのに通常使用される方法を用いることができる。例えば、有機溶媒による抽出、濃縮、乾燥、吸着、濾過、遠心分離、クロマトグラフィーなどの方法により目的物質を分離・精製する。
(1)性状:白色粉末
(2)分子式:C11H14O3
HREI-MS (m/z) [M]+ 計算値194.0943, 実測値194.0941
(3)分子量:194
EI-MS(m/z) で[M]+ 194を観測
(4)紫外部吸収スペクトル:メタノール溶液中で測定した紫外部吸収スペクトルは図1に示すとおりであり、λmax (MeOH,ε): 330 (970) nmの吸収を示す。
(5)赤外部吸収スペクトル:臭化カリウム錠剤法で測定した赤外吸収スペクトルは図2に示すとおりであり、νmax 3440, 2929, 1745, 1670, 1442, 1346, 1024, 1001 cm-1等に特徴的な吸収極大を示す。
(6)比旋光度: [α]D22 15.60 °(c=0.1、メタノール)
(7)溶剤に対する溶解性:メタノール、エタノール、アセトニトリル、酢酸エチル、ジメチルスルホキサイド、水に易溶。クロロホルムに可溶。
(8)プロトン及びカーボン核磁気共鳴スペクトル:重ジメチルスルホキサイド中で、バリアン社製300MHz核磁気共鳴スペクトロメータで測定した水素の化学シフト(ppm)及び炭素の化学シフト(ppm)は下記に示すとおりである:
δH : 1.68 (3H), 3.30 (2H), 4.10 (2H), 4.73 (2H), 4.96 (1H) 5.56 (1H), 5.63 (1H), 6.00 (1H), 6.12 (1H) ppm
δC : 17.9, 29.6, 52.7, 71.1, 125.3, 125.4, 128.7, 131.0, 133.1, 163.4, 173.8 ppm。
(1)性状:白色粉末
(2)分子式:C11H16O3
HRFAB-MS (m/z) [M+H]+ 計算値197.1178, 実測値197.1170
(3)分子量:196
FAB-MS(m/z) で[M+H]+ 197 を観測
(4)紫外部吸収スペクトル:メタノール溶液中で測定した紫外部吸収スペクトルは図5に示すとおりであり、λmax (EtOH,ε): 291 (706), 216 (9878) nmの吸収を示す。
(5)赤外部吸収スペクトル:臭化カリウム錠剤法で測定した赤外吸収スペクトルは図6に示すとおりであり、νmax 3444, 2931, 1743, 1678, 1446, 1086, 1036 cm-1等に特徴的な吸収極大を示す。
(6)比旋光度: [α]D22 10.20 °(c=0.1、メタノール)
(7)溶剤に対する溶解性:メタノール、エタノール、アセトニトリル、酢酸エチル、ジメチルスルホキサイドや水に易溶。クロロホルムに可溶。
(8)プロトン及びカーボン核磁気共鳴スペクトル:重ジメチルスルホキサイド中で、バリアン社製300MHz核磁気共鳴スペクトロメータで測定した水素の化学シフト(ppm)及び炭素の化学シフト(ppm)は下記に示すとおりである:
δH : 1.53 (1H), 1.58 (3H), 1.62 (1H), 1.71 (3H), 1.96 (1H), 2.02 (1H), 4.57 (1H), 4.75 (1H), 4.81 (1H), 5.37 (1H), 5.40 (2H) ppm
δC : 8.68, 17.8, 27.9, 35.5, 65.8, 69.5, 120.3, 125.0, 130.6, 164.4, 175.0 ppm。
寒天斜面培地 (グリセロール 0.1 % (関東化学)、KH2PO40.08 % (関東化学)、K2HPO4 0.02 % (関東化学)、MgSO4・7H2O 0.02 % (和光純薬)、KCl 0.02 % (関東化学)、NaNO3 0.2 % (和光純薬)、酵母エキス 0.02%(オリエンタル酵母)、寒天 1.5 %(清水食品)、pH 6.0に調製) で培養したFKI-5513株を、種培地 (グルコース 2 % (和光純薬)、ポリペプトン 0.5 % (和光純薬)、MgSO4・7H2O 0.05 % (和光純薬)、酵母エキス0.2 % (オリエンタル酵母)、KH2PO4 0.1 % (関東化学)、寒天 0.1% (清水食品)pH 6.0に調製) 10 mlを分注した大試験管に一白金耳ずつ接種し、27℃ で 3日間ロータリーシェイカー (210 rpm)で培養した後、生産培地 (可溶性スターチ 3.0 % (Becton Dickinson)、グリセロール 1.0 % (関東化学)、大豆粉 2.0% (Becton Dickinson)、乾燥酵母 0.3% (旭化成)、KCl 0.3% (関東化学)、CaCO3 0.2% (関東化学)、KH2PO4 0.05 % (関東化学)、MgSO4・7H2O 0.05 % (関東化学)、pH 6.5) 4.0 lを100 mlずつ分注した500 ml容三角フラスコに1% 植菌し、27℃で7日間振とう培養を行った。
寒天斜面培地 (グリセロール 0.1 % (関東化学)、KH2PO40.08 % (関東化学)、K2HPO4 0.02 % (関東化学)、MgSO4・7H2O 0.02 % (和光純薬)、KCl 0.02 % (関東化学)、NaNO3 0.2 % (和光純薬)、酵母エキス 0.02%(オリエンタル酵母)、寒天 1.5 %(清水食品)、pH 6.0に調製) で培養したFKI-5513株を、種培地 (グルコース 2 % (和光純薬)、ポリペプトン 0.5 % (和光純薬)、MgSO4・7H2O 0.05 % (和光純薬)、酵母エキス0.2 % (オリエンタル酵母)、KH2PO4 0.1 % (関東化学)、寒天 0.1% (清水食品)pH 6.0に調製) 10 mlを分注した大試験管に一白金耳ずつ接種し、27℃ で 3日間ロータリーシェイカー (210 rpm)で培養した後、生産培地 (可溶性スターチ 3.0 % (Becton Dickinson)、グリセロール 1.0 % (関東化学)、大豆粉 2.0% (Becton Dickinson)、乾燥酵母 0.3% (旭化成)、KCl 0.3% (関東化学)、CaCO3 0.2% (関東化学)、KH2PO4 0.05 % (関東化学)、MgSO4・7H2O 0.05 % (関東化学)、pH 6.5) 4.0 lを100 mlずつ分注した500 ml容三角フラスコに1% 植菌し、27℃で7日間振とう培養を行った。
骨芽細胞に分化すると、アルカリホスファターゼを発現することが知られている (Katagiri等、J Cell Biol、127巻、p1755-1766、1994年)。そこで、本発明のFKI-5513-1物質、あるいはFKI-5513-2物質について、Fukuda等の方法 (Fukuda等、J Biol Chem、284巻、p7149-7156、2009年) に従い、アルカリホスファターゼの酵素活性を指標として骨分化阻害活性を調べた。
本酵素活性を50%阻害する濃度(IC50)を算定した。その結果、FKI-5513-1物質およびFKI-5513-2物質は、アルカリホスファターゼの酵素活性を阻害し、それぞれのIC50値は、83と187μM と測定された。
チアゾリルブルー臭化テトラゾリルを用いたMTT評価法 (Mosmann等、J Immunol Methods、65巻、p55-63、1983年) により、本発明のFKI-5513-1物質およびFKI-5513-2物質の細胞毒性について調べた。
各穴に溶解液 (40% N,N-ジメチルホルムアミド、2%酢酸、20% ドデシル硫酸ナトリウム、0.03N 塩酸) を90μlずつ加え、3時間振とうした。
生存率 (%)=100 X{1- [(試験化合物添加時の吸光度)−(バックグラウンド)]/[(コントロールの吸光度)−(バックグラウンド)]}
本発明のFKI-5513-1物質の生存率は、515μMにおいて78%であり、また、FKI-5513-2物質に関しては、生存率を50%に低下させる濃度は369μMと算出され、両物質ともアルカリホスファターゼの酵素活性を充分に阻害する濃度において、細胞毒性をほとんど示さないことが明らかとなった。
Claims (10)
- 下記式[I]で表される化合物であるFKI-5513-1物質。
- 下記式[II]で表される化合物であるFKI-5513-2物質。
- FKI-5513-1物質および/またはFKI-5513-2物質を生産する能力を有するトリコデルマ・エスピーFKI-5513 (Trichoderma sp. FKI-5513)株 (NITE P-986) またはその変異株である微生物を培地に培養し、培養物中にFKI-5513-1物質またはFKI-5513-2物質を蓄積せしめ、該培養物からFKI-5513-1物質またはFKI-5513-2物質を採取することを特徴とする、請求項1記載のFKI-5513-1物質または請求項2記載のFKI-5513-2物質の製造方法。
- 前記微生物がトリコデルマ・エスピーFKI-5513 (Trichoderma sp. FKI-5513) (NITE P-986)である請求項3記載の製造方法。
- 請求項1記載のFKI-5513-1物質および/または請求項2記載のFKI-5513-2物質を生産する能力を有するトリコデルマ・エスピーFKI-5513 (Trichoderma sp. FKI-5513)株 (NITE P-986) またはその変異株である微生物。
- トリコデルマ・エスピーFKI-5513 (Trichoderma sp. FKI-5513) (NITE P-986) である請求項5記載の微生物。
- 請求項1または2記載の物質を有効成分とする、骨代謝阻害剤。
- 骨形成タンパク質シグナル伝達阻害剤である、請求項7記載の骨代謝阻害剤。
- 請求項1または2記載の物質を有効成分とする、骨代謝異常に起因する疾患の予防薬または治療薬。
- 骨代謝異常に起因する疾患が進行性骨化性繊維異形成症である、請求項9記載の予防薬または治療薬。
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