JP5722229B2 - アニメーション制御装置、アニメーション制御方法、プログラムおよび集積回路 - Google Patents

アニメーション制御装置、アニメーション制御方法、プログラムおよび集積回路 Download PDF

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Description

本発明は、ディスプレイ上に表示される画像のアニメーションを制御する装置などに関する。
従来、ユーザがテレビやビデオ、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤといった家庭用電気機器(以下、機器と称す)を操作するために、テレビなどのディスプレイにその操作を受け付けるための画像を表示するGUI(Graphical User Interface)アプリケーションプログラム(以下、アプリケーションと称す)が利用されている。また、現在では、アニメーションを伴うアプリケーションが増加している。アニメーションとは、アニメーション部品の状態(例えば位置、大きさ、形状、色、および透明度などのうちの少なくとも1つ)が一定の時間間隔ごとに少しずつ変更されてそのアニメーション部品が表示されることである。一定の時間間隔は、ディスプレイごとに予め決まっており、具体的には、ディスプレイに設定される垂直同期周波数と呼ばれるディスプレイの更新レートにより決定される。また、アニメーション部品とは、アプリケーションによるアニメーションの対象として表示される画像(GUI部品)である。
つまり、従来の機器に備えられたアニメーション制御装置は、アプリケーションにしたがったアニメーションを実現するために、一定の時間間隔ごとに描画内容の更新処理を行う。例えば、ディスプレイに設定される垂直同期周波数が60Hzである場合、そのディスプレイでは、描画内容を1秒間に60回だけ更新することができる。この場合、上述の一定の時間間隔は、16.6msとなる。なお、上述の一定の時間間隔を、以下、更新間隔という。
図11は、従来のアニメーション制御装置によるアニメーションの一例を示す図である。
従来のアニメーション制御装置は、アプリケーションを実行し、そのアプリケーションにしたがって、図11の(a)に示すように、ディスプレイ201に表示されているアニメーション部品202を、予め定められた時間(描画処理時間)をかけて拡大しながら、予め定められた描画方向(図11の(a)中の矢印)に移動させ、アニメーション部品203として表示させようとする。このとき、アニメーション制御装置は、アニメーションを実現するために、図11の(b)に示すように、描画処理時間の間、更新間隔ごとに描画内容の更新処理を行う。つまり、アニメーション制御装置は、アニメーションが開始されてから更新間隔が経過すると、アニメーション部品202を、少しだけ拡大して少しだけ上述の描画方向に移動させる。その後、アニメーション制御装置は、更新間隔が経過するごとに、表示されているアニメーション部品202に対して上述の拡大と移動(描画内容の更新処理)を繰り返し行うことによって、アニメーションの開始から描画処理時間経過後に、アニメーション部品203をディスプレイ201に表示させる。
なお、アプリケーションには、描画処理時間の間に更新間隔が経過する回数だけ、上述の描画内容の更新処理を行うように設定されている。例えば、ディスプレイに設定される垂直同期周波数が60Hzであって、アニメーション部品202が移動してアニメーション部品203として表示されるまでの描画処理時間が2秒の場合、アプリケーションでは、120回分の描画内容の更新処理を行うよう設定されている必要がある。
この描画内容の更新処理が更新間隔ごとに行われることで、アニメーションが実現される。つまり、アニメーション部品202が描画処理時間に描画方向に移動し、最終的に、アニメーション部品203として表示されることになる。
ここで、現在、例えばネットワークなどによって配信された同じアプリケーションが互いに異なる複数の機器で実行されることがある。しかし、これらの機器に備えられたアニメーション制御装置では、例えば、それらの機器のCPU(Central Processing Unit)のクロック数が異なるために、ディスプレイの更新間隔ごとに、動かせるアニメーション部品の数が異なる場合がある。また、同じCPUのクロック数の機器でも、CPUの使用状況に応じて、動かせるアニメーション部品の個数が異なる場合がある。
そこで、従来、CPU使用率に応じて、アニメーションの表示品質を、高い品質と低い品質とに切り替えるアニメーション制御装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1のアニメーション制御装置は、CPU使用率が高いときには、アイコン、メニュー、および動画のフレームレートの変更を行い、CPU使用率を下げる。
特開2002−278658号公報
しかしながら、上記特許文献1のアニメーション制御装置では、アニメーションの全体的な表示品質が低下してしまい、アプリケーション開発者の意図したアニメーションを実現することができないという問題がある。
具体的には、上記特許文献1のアニメーション制御装置では、CPU使用率が低いときには、アプリケーションにしたがったアニメーションを行うが、CPU使用率が高いときには、そのCPU使用率が低下するように、アプリケーションにしたがうことなく、アニメーションのフレームレート、すなわちアニメーションの描画処理量を変更する。このとき、アプリケーションによって表示される画面全体の品位、つまり、ディスプレイ上の全てのアニメーション部品のアニメーションの品位が低下してしまい、アプリケーション開発者が意図したアニメーションが行われない。
そこで、本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであって、全体的なアニメーションの表示品質の低下を抑制し、アプリケーション開発者が意図したアニメーションを行うことを可能にしたアニメーション制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るアニメーション制御装置は、アプリケーションプログラムによるアニメーションを制御するアニメーション制御装置であって、前記アプリケーションプログラムに対して予め設定されている、表示対象の画像である複数の描画部品のそれぞれの優先度を示す部品優先度情報を参照することにより、前記複数の描画部品のそれぞれの優先度を特定する優先度特定部と、前記複数の描画部品のアニメーションを行うアニメーション実行部と、前記複数の描画部品の前記アニメーション実行部による第1の制御内容にしたがったアニメーションに必要な演算処理量である判定値が、第1の適正値よりも大きいか否かを判定する判定部と、前記判定部によって大きいと判定された際に、前記優先度特定部によって特定される優先度が低いほど、当該優先度に対応する描画部品である変更対象部品のアニメーションに必要な演算処理量が少なくなるように、当該変更対象部品のアニメーションの制御内容を、前記第1の制御内容から第2の制御内容に変更する部品制御部とを備え、前記アニメーション実行部は、前記変更対象部品のアニメーションを前記第2の制御内容にしたがって行い、前記複数の描画部品のうちの前記変更対象部品以外の描画部品である非変更対象部品のアニメーションを前記第1の制御内容にしたがって行う。例えば、前記アニメーション制御装置は、さらに、CPUを備え、前記アニメーション実行部は、前記複数の描画部品の前記第1の制御内容にしたがったアニメーションに必要な演算処理を前記CPUに実行させ、前記判定部は、前記演算処理に使用される前記CPUの使用率を前記判定値として扱うことによって前記判定を行う。
これにより、複数の描画部品(アニメーション部品)の第1の制御内容にしたがったアニメーションに必要な演算処理量であるCPUの使用率(CPU平均使用率)が第1の適正値よりも大きい場合には、優先度の低い描画部品、つまり変更対象部品のアニメーションの制御内容が第1の制御内容から第2の制御内容に変更されることによって、その優先度の低い描画部品のアニメーションは(演算処理量が少なくなるように)制限され、一方、優先度の高い描画部品、つまり非変更対象部品のアニメーションの制御内容は変更されないため、その優先度の高い描画部品のアニメーションは第1の制御内容にしたがって制限を受けることなく行われる。さらに、上述の演算処理量が多い場合には、優先度の低い描画部品のアニメーションが制限されるために、その演算処理量を抑えて、演算処理に余裕を与えることができ、優先度の高い描画部品のアニメーションを適切に行うことができる。したがって、複数の描画部品の全てのアニメーションが制限されることを防ぐことができ、全体的なアニメーションの表示品質の低下を抑制することができる。さらに、アプリケーション開発者は、自らが意図するアニメーションの対象とされる描画部品に対して高い優先度を部品優先度情報に設定しておけば、CPUの使用率が高い場合であっても、自らが意図したアニメーションを行うことができる。
また、前記アニメーション制御装置は、さらに、優先度ごとに、当該優先度に対応する第1の制御内容を示す部品状態制御情報を記憶している記憶部と、前記複数の描画部品の前記アニメーション実行部による第1の制御内容にしたがったアニメーションに使用された演算処理量を計測する計測部とを備え、前記判定部は、前記計測部によって計測された前記演算処理量を前記判定値として用いることによって前記判定を行い、前記部品制御部は、前記記憶部に記憶されている前記部品状態制御情報によって示される、前記変更対象部品の優先度に対応する前記第1の制御内容を、前記第2の制御内容に変更し、前記アニメーション実行部は、前記記憶部に記憶されている前記部品状態制御情報によって示される第1および第2の制御内容にしたがって前記複数の描画部品のアニメーションを行う。
これにより、複数の描画部品の第1の制御内容にしたがったアニメーションが行われると、そのアニメーションに使用された演算処理量が計測されて、その計測された実際の演算処理量が判定値として扱われるため、正確な判定値を用いて第1の適正値よりも大きいか否かの判定を行うことができる。さらに、その判定結果に応じて、記憶部に記憶されている部品状態制御情報の制御内容が変更される。したがって、複数の描画部品のアニメーションが再び行われるときには、更新されて記憶部に記憶されている部品状態制御情報にしたがってアニメーションが行われるため、過去の経験に基づいてアニメーションを適切に制御することができる。
また、前記部品制御部は、前記変更対象部品のアニメーションの制御内容を、アニメーションを実行することを示す前記第1の制御内容から、アニメーションを実行しないことを示す前記第2の制御内容に変更し、前記アニメーション実行部は、前記第1の制御内容にしたがって前記非変更対象部品のアニメーションを行い、前記第2の制御内容にしたがって前記変更対象部品のアニメーションを行わない。
これにより、優先度の低い描画部品のアニメーションが行われないため、複数の描画部品のアニメーションに使用される演算処理量を確実に抑えることができ、優先度の高い描画部品のアニメーションを、アプリケーション開発者の意図する第1の制御内容にしたがって確実に行うことができる。
また、前記部品制御部は、前記変更対象部品のアニメーションの制御内容を、第1のフレームレートを示す前記第1の制御内容から、前記第1のフレームレートよりも低い第2のフレームレートを示す前記第2の制御内容に変更し、前記アニメーション実行部は、前記第1の制御内容にしたがって前記非変更対象部品のアニメーションを第1のフレームレートで行い、前記第2の制御内容にしたがって前記変更対象部品のアニメーションを前記第2のフレームレートで行う。
これにより、優先度の低い描画部品のアニメーションのフレームレートが下がるため、複数の描画部品のアニメーションに使用される演算処理量を抑えることができるとともに、アニメーションが行われる描画部品の数が減少してしまうのを防ぐことができる。
また、前記アニメーション制御装置は、さらに、前記複数の描画部品のそれぞれに対して優先度を決定し、決定された優先度を示す前記部品優先度情報を生成する情報生成部を備える。例えば、前記複数の描画部品には、第1の描画部品と、前記第1の描画部品よりも表示される領域のサイズが小さい第2の描画部品とがあり、前記情報生成部は、前記第1の描画部品の方が前記第2の描画部品よりも優先度が高くなるように、前記第1および第2の描画部品の優先度を決定する。または、前記複数の描画部品には、第1の描画部品と、前記第1の描画部品よりもデータサイズが小さい第2の描画部品とがあり、前記情報生成部は、前記第1の描画部品の方が前記第2の描画部品よりも優先度が高くなるように、前記第1および第2の描画部品の優先度を決定する。
例えば、アプリケーション開発者は、表示される領域のサイズ、またはデータサイズが大きい描画部品ほど、その描画部品のアニメーションが行われることを強く望んでいる傾向にある。したがって、それらのサイズにしたがって優先度が決定され、その決定された優先度を示す部品優先度情報が生成されることによって、アプリケーション開発者は、優先度を部品優先度情報にわざわざ設定する必要がなく、アプリケーションの開発効率を向上することができる。
また、前記アニメーション制御装置は、さらに、前記複数の描画部品のそれぞれに対して、当該描画部品がユーザによって操作された履歴を操作履歴として記録する履歴記録部を備え、前記情報生成部は、描画部品ごとに、当該描画部品に対して記録されている前記操作履歴に基づいて優先度を決定する。
例えば、アプリケーション開発者は、ユーザによって操作された頻度が多い描画部品や、前回操作されたときからの経過時間が短い描画部品ほど、その描画部品のアニメーションが行われることを強く望んでいる傾向にある。したがって、描画部品の操作履歴に基づいて優先度が決定され、その決定された優先度を示す部品優先度情報が生成されることによって、アプリケーション開発者は、優先度を部品優先度情報にわざわざ設定する必要がなく、アプリケーションの開発効率を向上することができる。
また、前記判定部は、さらに、前記第1の適正値よりも小さい第2の適正値よりも前記判定値が小さいか否かを判定し、前記部品制御部は、さらに、前記判定部によって小さいと判定された際に、前記優先度特定部によって特定される優先度が低いほど、当該優先度に対応する描画部品である変更処理対象部品のアニメーションに必要な演算処理量が小さい変化率で多くなるように、当該変更処理対象部品のアニメーションの制御内容を、前記第1の制御内容から第3の制御内容に変更し、前記アニメーション実行部は、さらに、前記変更処理対象部品のアニメーションを前記第3の制御内容にしたがって行い、前記複数の描画部品のうちの前記変更処理対象部品以外の描画部品である非変更処理対象部品のアニメーションを前記第1の制御内容にしたがって行う。
例えば、優先度の低い描画部品に対する第1の制御内容は、アニメーションを制限するという内容であり、優先度の高い描画部品に対する第1の制御内容は、アニメーションを制限しないという内容である。このときに、複数の描画部品の第1の制御内容にしたがったアニメーションに必要な演算処理量であるCPUの使用率(CPU平均使用率)が第2の適正値よりも小さい場合には、優先度の低い描画部品、つまり変更処理対象部品のアニメーションの制御内容が第1の制御内容から第3の制御内容に変更されることによって、その変更処理対象部品のアニメーションに対する制限は解除される。したがって、第1の制御内容によって、優先度の低い描画部品に対するアニメーションの制限が必要以上に行われているような場合には、その制限を解除することができる。
また、優先度が高、中および低のそれぞれの描画部品があれば、優先度が低い描画部品のアニメーションに必要な演算処理よりも、優先度が中程度の描画部品のアニメーションに必要な演算処理量の方が大きな変化率で多くなるように、優先度が中および低の描画部品のそれぞれのアニメーションの制御内容が第1の制御内容から第3の制御内容に変更される。つまり、優先度が中程度の描画部品の方が、優先度が低い描画部品よりも優先してそのアニメーションの制限が緩和される。したがって、アニメーションの制限が解除される場合でも、優先度の低い描画部品に対するアニメーションは、優先度が中および高の描画部品のアニメーションよりも制限された状態にしておくことができる。
なお、本発明は、このようなアニメーション制御装置として実現することができるだけでなく、そのアニメーション処理装置における処理動作の方法、コンピュータにその処理動作をさせるためのプログラム、そのプログラムを格納する記憶媒体、またはアニメーション制御装置として機能する集積回路としても実現することができる。
本発明のアニメーション制御装置は、全体的なアニメーションの表示品質の低下を抑制し、アプリケーション開発者の意図したアニメーションを行うことができる。
図1は、本発明の実施の形態におけるアニメーション制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、同上のCPU適正情報の一例を示す図である。 図3は、同上の部品優先度情報の一例を示す図である。 図4は、同上の部品状態制御情報の一例を示す図である。 図5は、同上の更新された部品状態制御情報の一例を示す図である。 図6は、同上のアニメーション制御装置によるアニメーションを示す図である。 図7は、同上のアニメーション制御装置の全体的な動作を示すフローチャートである。 図8は、同上の実行部の動作を示すフローチャートである。 図9は、同上の部品制御部の動作を示すフローチャートである。 図10は、本発明に係るアニメーション制御装置の構成を示すブロック図である。 図11は、従来のアニメーション制御装置によるアニメーションの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態におけるアニメーション制御装置について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態におけるアニメーション制御装置は、GUIアプリケーションプログラム(アプリケーション)を実行することによって、GUIとしての機能を実現するためのアニメーション部品(描画部品)のアニメーションを行う装置である。例えば、このようなアニメーション制御装置は、動画像や静止画の記録再生装置(例えば、DVDプレーヤ)などの機器に備えられ、アプリケーションを実行することによって、記録されている動画像や静止画のサムネイルの一覧を表示する。このとき、アニメーション制御装置は、例えばサムネイルをアニメーション部品として用い、それらのアニメーション部品(サムネイル)のアニメーションを行って、上記一覧を表示する。このようなアニメーション制御装置では、全体的なアニメーションの表示品質の低下を抑制し、アプリケーション開発者が意図したアニメーションを行うことができるという効果がある。
なお、本実施の形態において、アニメーションとは、アニメーション部品の状態(例えば位置、大きさ、形状、色、および透明度などのうちの少なくとも1つ)が更新間隔ごとに少しずつ変更されてそのアニメーション部品が表示されることである。また、アニメーションを行うという処理は、更新間隔ごとに、アニメーション部品の状態を変更し、その変更された状態のアニメーション部品を表示する処理である。
図1は、本実施の形態におけるアニメーション制御装置の構成の一例を示すブロック図である。
本実施の形態におけるアニメーション制御装置100は、記憶部101、実行部102、CPU103、部品制御部104および表示部105を備える。
記憶部101は、複数のアプリケーションapと、CPU103の適正な使用率を示すCPU適正情報d1と、複数のアニメーション部品のそれぞれの優先度を示す部品優先度情報d2と、アニメーション部品の優先度に応じてそのアニメーション部品の状態(アニメーション)の制御内容を示す部品状態制御情報d3とを記憶している。
実行部102は、記憶部101に記憶されている複数のアプリケーションapから何れか1つのアプリケーションapを選択し、その選択したアプリケーションapを読み出して実行する。以下、実行部102によって実行されているアプリケーションapを実行アプリケーションapという。
また、実行部102は、記憶部101に記憶されている部品優先度情報d2および部品状態制御情報d3に基づいて、複数のアニメーション部品のアニメーションの制御内容を特定する。そして、実行部102は、特定された制御内容にしたがって複数のアニメーション部品のアニメーションを行う。なお、その特定された制御内容が、アニメーションを行わないことを示すときには、実行部102は、その制御内容に対応するアニメーション部品のアニメーションを行わない。
また、実行部102は、複数のアニメーション部品のアニメーションを行うときには、描画処理時間の間に、描画内容の更新処理を更新間隔ごとに行う。この描画処理時間は、実行アプリケーションapによって決定された、アニメーションが行われる時間である。また、実行部102は、描画内容の更新処理では、アニメーションの対象とされる1つ以上のアニメーション部品の少なくとも一部が描かれた表示画像を生成し、その表示画像を表示部105に出力する。このような表示画像は更新間隔ごとに生成され、更新間隔ごとに生成される複数の表示画像はそれぞれ互いに異なっている。つまり、実行部102は、アニメーションを行うときには、表示画像上において、アニメーションの対象とされる1つ以上のアニメーション部品の状態が次第に変化するように、互いに異なる表示画像を更新間隔ごとに順次生成して出力する。なお、実行部102は、実行アプリケーションapに予め設定されている複数のアニメーション部品を部品格納部200から読み出して上述の描画内容の更新処理に用いる。
また、実行部102は、アプリケーションapの実行およびアニメーションを行うときには、それらに必要な演算処理をCPU103に実行させる。
CPU103は、実行部102からの指示に応じて、実行部102によるアプリケーションapの実行およびアニメーションに必要な演算処理を行う。
部品制御部104は、CPU103のCPU平均使用率を算出し、そのCPU平均使用率と、記憶部101に記憶されていているCPU適正情報d1とに基づいて、部品状態制御情報d3の制御内容を変更する。なお、本実施の形態では、部品制御部104は、複数のアニメーション部品の実行部102による部品状態制御情報d3にしたがったアニメーションに使用された演算処理量(CPU使用率またはCPU平均使用率)を計測する計測部として構成されている。
表示部105は、例えば液晶ディスプレイまたはPDP(Plasma Display Panel)などからなり、更新間隔ごとに、実行部102から出力された表示画像を受け取り、その表示画像を表示する。
ここで、記憶部101に記憶されている各情報について詳細に説明する。
図2は、CPU適正情報d1の一例を示す図である。
CPU適正情報d1は、図2に示すように、記憶部101に記憶されているアプリケーションapごとに、そのアプリケーションapの名称(アプリケーション名)と、そのアプリケーションapに対するCPU103の適正な使用率の範囲(CPU適正範囲)とを示す。なお、CPU適正範囲は、機器(例えば記録再生装置)全体から見て、アプリケーションapがCPU103を使用してもよい適正な割合(例えば百分率)であり、そのアプリケーションapの開発者によって決定される。具体的には、CPU適正情報d1は、記録された写真を見るためのアプリケーションapについて、そのアプリケーションapのアプリケーション名「写真ビューワ」と、そのアプリケーションapに対するCPU適正範囲「20〜30%」とを示す。なお、このCPU適正範囲の上限値が第1の適正値であり、下限値が第2の適正値である。
図3は、部品優先度情報d2の一例を示す図である。
部品優先度情報d2は、図3に示すように、アプリケーションapに予め設定されているアニメーション部品ごとに、そのアニメーション部品の優先度を示す。このような優先度は、そのアプリケーションapの開発者によって決定される。例えば、図3に示す部品優先度情報d2は、写真ビューワのアプリケーションapに予め設定されているアニメーション部品A〜Eのそれぞれの優先度を示す。具体的には、部品優先度情報d2は、アニメーション部品AおよびBの優先度が「高」であることと、アニメーション部品C〜Eのそれぞれの優先度が「低」であることを示す。
図4は、部品状態制御情報d3の一例を示す図である。
部品状態制御情報d3は、図4に示すように、優先度ごとに、その優先度に対応するアニメーション部品のアニメーションの制御内容を示す。制御内容は、例えば「アニメーション有」または「アニメーション無」である。「アニメーション有」はアニメーションを行うことを示し、「アニメーション無」はアニメーションを行わないことを示す。つまり、図4に示す部品状態制御情報d3は、優先度「高」および「低」の何れに対しても、「アニメーション有」、つまりアニメーションを行うことを示す。このような部品状態制御情報d3の制御内容は、部品制御部104によって優先度ごとに更新される。
図5は、更新された部品状態制御情報d3の一例を示す図である。
例えば、部品状態制御情報d3が更新されると、その更新された部品状態制御情報d3は、優先度「高」に対して制御内容「アニメーション有」を示し、一方、優先度「低」に対しては制御内容「アニメーション無」を示す。つまり、図5に示す部品状態制御情報d3は、優先度「高」に対応するアニメーション部品についてはアニメーションを行うことを示し、優先度「低」に対応するアニメーション部品にいてはアニメーションを行わないことを示す。
図6は、アニメーション制御装置100によるアニメーションを示す図である。
例えば、実行部102は、上述の写真ビューワのアプリケーションapを実行アプリケーションapとして記憶部101から読み出して実行すると、写真の一覧をサムネイルで表示するためのアニメーションを行う。つまり、実行部102は、更新間隔ごとに、異なる表示画像を生成して表示部105に表示させる。写真の一覧には、サムネイルであるアニメーション部品A〜Eが含まれる。
実行部102は、アニメーションを行う前に、まず、記憶部101から部品優先度情報d2および部品状態制御情報d3を読み出し、それらに基づいて、アニメーションの対象とされるアニメーション部品を選択する。つまり、実行部102は、部品優先度情報d2に基づいて、アニメーション部品AおよびBの優先度がそれぞれ「高」であって、アニメーション部品C〜Eの優先度がそれぞれ「低」であると判断する。さらに、実行部102は、図4に示す部品状態制御情報d3に基づいて、優先度「高」および「低」のアニメーション部品に対してアニメーションを行うと判断する。その結果、実行部102は、アニメーションの対象とされるアニメーション部品としてアニメーション部品A〜Eを選択する。
次に、実行部102は、図6の(a)→(b)→(c)に示すように、その選択されたアニメーション部品のアニメーションを行う。まず、実行部102は、アニメーションの開始時に、表示画像を生成して表示部105に表示させる。その結果、図6の(a)に示すように、アニメーション部品A〜Eのうちアニメーション部品Aの一部だけが表示部105の表示領域105aの上部に表示される。
さらに、実行部102は、更新間隔が経過すると、新たな表示画像を生成して表示部105に表示させる。その結果、図6の(b)に示すように、アニメーション部品A〜Eのそれぞれの一部が表示部105の表示領域105aに表示される。さらに、実行部102は、描画処理時間が経過すると、新たな表示画像を生成して表示部105に表示させる。その結果、図6の(c)に示すように、アニメーション部品A〜Eの全てが、表示部105の表示領域105a内の予め定められた位置で停止して表示される。
このような、図6の(a)→(b)→(c)に示すアニメーションは、部品状態制御情報d3にしたがって制限を受けることなく行われ、アニメーション部品A〜Eはそれぞれ表示領域105aの外部から内部にフェードインするように表示される。なお、図6のアニメーション部品を起点とする点線の矢印は、アニメーション部品が移動する方向(描画方向)を示す。
部品制御部104は、記憶部101からCPU適正情報d1を取得し、実行アプリケーションapのアニメーション(例えば、図6の(a)→(b)→(c)に示すアニメーション)が開始されると、CPU103の使用率を監視する。また、CPU適正情報d1には、実行アプリケーションap、すなわち写真ビューワのアプリケーションapのCPU適正範囲が示されている。そこで、部品制御部104は、アニメーションに対するCPU103の使用率に基づくCPU平均使用率がそのCPU適正範囲から外れているか否かを判定し、外れていれば部品状態制御情報d3を更新する。例えば、CPU103のCPU平均使用率がCPU適正範囲(第1の適正値)よりも高ければ、部品制御部104は、優先度「低」に対して制御内容「アニメーション無」が示されるように、部品状態制御情報d3を更新する。つまり、図4に示す部品状態制御情報d3は、図5に示す部品状態制御情報d3に更新される。
実行部102は、このように部品状態制御情報d3が更新されると、再び写真ビューワのアプリケーションapによるアニメーションを行うときには、その図5に示す更新された部品状態制御情報d3にしたがってアニメーションを行う。つまり、実行部102は、そのアニメーションを再び行う前に、部品優先度情報d2に基づいて、アニメーション部品AおよびBの優先度がそれぞれ「高」であって、アニメーション部品C〜Eの優先度がそれぞれ「低」であると判断する。さらに、実行部102は、図5に示す更新された部品状態制御情報d3に基づいて、優先度「高」のアニメーション部品のみに対してアニメーションを行うと判断する。その結果、実行部102は、アニメーションの対象となるアニメーション部品としてアニメーション部品AおよびBのみを選択する。
次に、実行部102は、図6の(a)→(d)→(c)に示すように、選択されたアニメーション部品のアニメーションを行う。まず、実行部102は、アニメーションの開始時に、表示画像を生成して表示部105に表示させる。その結果、図6の(a)に示すように、アニメーション部品A〜Eのうちアニメーション部品Aの一部だけが表示部105の表示領域105aの上部に表示される。
さらに、実行部102は、更新間隔が経過すると、新たな表示画像を生成して表示部105に表示させる。その結果、図6の(d)に示すように、アニメーション部品AおよびBの一部が表示部105の表示領域105aに表示される。このとき、アニメーション部品C〜Eは表示されない。さらに、実行部102は、描画処理時間が経過すると、新たな表示画像を生成して表示部105に表示させる。その結果、図6の(c)に示すように、アニメーション部品A〜Eの全てが表示部105の表示領域105aに表示される。
このような、図6の(a)→(d)→(c)に示すアニメーションは、部品状態制御情報d3によって制限を受けて行われ、アニメーション部品AおよびBだけがそれぞれ表示領域105aの外部から内部にフェードインするように表示される。つまり、アニメーション部品C〜Dは、図6の(d)に示すように、アニメーションが行われている間は表示されず、アニメーションが終了するとき、つまり、アニメーション部品AおよびBの移動が停止するときに、図6の(c)に示すように、予め定められた位置に唐突に表示される。
図7は、アニメーション制御装置100の全体的な動作を示すフローチャートである。
アニメーション制御装置100は、記憶部101に格納されている実行対象のアプリケーションapを実行する(ステップS101)。さらに、アニメーション制御装置100は、部品優先度情報d2および部品状態制御情報d3に基づいて、実行アプリケーションapによるアニメーションに設定されている複数のアニメーション部品の中から、アニメーションの対象とされるアニメーション部品を選択する(ステップS102)。
次に、アニメーション制御装置100は、ステップS102で選択されたアニメーション部品のアニメーションを行い、そのアニメーションが行われている間のCPU103のCPU使用率(機器全体に対して使用されている使用率)を、サンプリング時間ごとに計測(または取得)する(ステップS103)。
ステップS103のアニメーションが終了すると、アニメーション制御装置100は、ステップS103で計測されたCPU使用率から、アニメーションのみに対してCPU103が使用されている使用率の平均値をCPU平均使用率として算出し、そのCPU平均使用率がCPU適正範囲から外れているか否かを判定する(ステップS104)。
ここで、アニメーション制御装置100は、CPU適正範囲から外れていると判定すると(ステップS104のY)、部品状態制御情報d3を更新する(ステップS105)。一方、アニメーション制御装置100は、CPU適正範囲から外れていないと判別すると(ステップS104のN)、部品状態制御情報d3を更新することなく処理を終了する。
このようなステップS101〜S105の処理は、アプリケーションapの実行の指示が受け付けられるごとに繰り返し実行される。したがって、アニメーション制御装置100は、ステップS104またはS105の後に、アプリケーションapの実行の指示を受け付けると、再びステップS101からの処理を繰り返し実行する。つまり、ステップS105で部品状態制御情報d3が更新されたときには、その更新された部品状態制御情報d3が次のステップS102の処理に用いられる。
図8は、実行部102の動作を示すフローチャートである。
実行部102は、実行対象のアプリケーションapと、CPU適正情報d1と、部品優先度情報d2と、部品状態制御情報d3とを記憶部101から読み出す(ステップS201)。実行部102は、実行対象のアプリケーションapを実行し、実行アプリケーションapに対応するCPU適正範囲をCPU適正情報d1から特定し、そのCPU適正範囲を部品制御部104に通知する(ステップS202)。
次に、実行部102は、部品優先度情報d2と部品状態制御情報d3とに基づいて、実行アプリケーションapに予め設定されている複数のアニメーション部品の中から、アニメーションの対象とされるアニメーション部品を選択する(ステップS203)。さらに、実行部102は、アニメーションを開始したことを部品制御部104に通知する(ステップS204)。
実行部102は、アニメーションの開始を部品制御部104に通知すると、アニメーションを開始し、描画内容の更新処理を実行する(ステップS205)。つまり、実行部102は、ステップS203で選択されたアニメーション部品を用いて表示画像を生成し、その表示画像を表示部105に出力する。表示部105は、その表示画像を実行部102から受け取って表示する。また、このようなステップS205が繰り返されるときには、実行部102は、実行アプリケーションapおよび部品状態制御情報d3の制御内容に基づいて、表示画像の中のアニメーション部品の状態(位置、大きさ、形状、色、および透明度などのうちの少なくとも1つ)が変更されるように、表示画像を更新し、その更新された表示画像を表示部105に出力する。このような、ステップS205の処理が繰り返されることによってアニメーションが実現される。
実行部102は、ステップS205で描画内容の更新処理が実行されると、描画処理時間が経過したか否かを判別する(ステップS206)。ここで、経過したと判別すると(ステップS206のY)、実行部102は、アニメーションが終了したことを部品制御部104に通知する(ステップS207)。一方、経過していないと判別すると(ステップS206のN)、実行部102は、さらに、更新間隔が経過したか否かを判別する(ステップS208)。ここで、経過したと判別すると(ステップS208のY)、実行部102は、ステップS205からの処理を繰り返し実行する。一方、経過していないと判別すると(ステップS208のN)、実行部102は、ステップS206からの処理を繰り返し実行する。つまり、実行部102は描画処理時間または更新間隔の経過を待ち受ける。
図9は、部品制御部104の動作を示すフローチャートである。
部品制御部104は、実行部102から、CPU適正範囲を取得し(ステップS301)、アニメーションの開始の通知を受けると(ステップS302)、サンプリング時間の繰り返し計測を開始する(ステップS303)。
次に、部品制御部104は、サンプリング時間が経過したか否かを判別する(ステップS304)。ここで、経過していないと判別すると(ステップS304のN)、部品制御部104は、ステップS304の処理を繰り返し実行する。つまり、部品制御部104はサンプリング時間の経過を待ち受ける。一方、経過したと判別すると(ステップS304のY)、部品制御部104は、CPU103のCPU使用率R(n)を取得して保存する(ステップS305)。例えば、機器またはアニメーション制御装置100に使用されるオペレーティングシステムがLinuxの場合、/procディレクトリ以下にあるstatファイルには、システムの状態を表す数値が格納されている。したがって、部品制御部104は、そのstatファイルにアクセスし、アクセス時のCPU使用率を取得して保存する。なお、CPU使用率R(n)のnは自然数であり、初期状態ではn=1である。
次に、部品制御部104は、実行部102からアニメーションの終了の通知を受けたか否かを判別する(ステップS306)。ここで、部品制御部104は、通知を受けていないと判別すると(ステップS306のN)、ステップS304からの処理を繰り返し実行する。これにより、ステップS305が繰り返し行われることになる。このとき、n=n+1のように、nは1だけ増加される。したがって、ステップS305では、n個のCPU使用率R(1)、R(2)、…、R(n)が取得される。一方、部品制御部104は、通知を受けたと判別すると(ステップS306のY)、アニメーションの終了後のCPU使用率Rfを取得して保持する(ステップS307)。このとき、部品制御部104は、ステップS305と同様の方法でCPU使用率Rfを取得する。さらに、部品制御部104は、ステップS305で取得されて保存されたCPU使用率R(1)、R(2)、…、R(n)と、ステップS307で取得して保存されたCPU使用率Rfとを用いて、CPU103のアニメーションのみに対する使用率の平均であるCPU平均使用率Raを算出する(ステップS308)。例えば、部品制御部104は、CPU平均使用率RaをRa=(R(1)+R(2)+…+R(n))/n−Rfによって算出する。したがって、上述のサンプリング時間が短ければ短いほど、多くのCPU使用率R(n)を取得することができ、正確なCPU平均使用率Raを算出することができる。
そして、部品制御部104は、ステップS308で算出されたCPU平均使用率Raが、ステップS301で取得されたCPU適正範囲から外れているか否かを判定する(ステップS309)。ここで、部品制御部104は、外れていると判定すると(ステップS309のY)、部品状態制御情報d3を記憶部101から読み出し(ステップS310)、その部品状態制御情報d3に示されている、低い優先度に対応する制御内容を変更する(ステップS311)。例えば、部品制御部104は、部品状態制御情報d3に示される優先度のうち、閾値よりも低い優先度、または最も低い優先度に対応付けられている制御内容を変更する。これにより、部品状態制御情報d3が更新される。その後、部品制御部104は、その更新された部品状態制御情報d3を記憶部101に格納する(ステップS312)。このとき、記憶部101に格納されている更新前の古い部品状態制御情報d3は上書きされて消去される。
このように本実施の形態では、複数のアニメーション部品の第1の制御内容にしたがったアニメーションに必要な演算処理量であるCPUの使用率(CPU平均使用率)が第1の適正値よりも大きい場合には、優先度の低い描画部品、つまり変更対象部品のアニメーションの制御内容が第1の制御内容から第2の制御内容に変更されることによって、その優先度の低いアニメーション部品のアニメーションは制限され、一方、優先度の高い描画部品、つまり非変更対象部品のアニメーションの制御内容は変更されないため、その優先度の高いアニメーション部品のアニメーションは第1の制御内容にしたがって制限を受けることなく行われる。さらに、上述の演算処理量が多い場合には、優先度の低いアニメーション部品のアニメーションが制限されるために、その演算処理量を抑えて、演算処理に余裕を与えることができ、優先度の高いアニメーション部品のアニメーションを適切に行うことができる。したがって、複数のアニメーション部品の全てのアニメーションが制限されることを防ぐことができ、全体的なアニメーションの表示品質の低下を抑制することができる。さらに、アプリケーション開発者は、自らが意図するアニメーションの対象とされるアニメーション部品に対して高い優先度を部品優先度情報d2に設定しておけば、CPUの使用率が高い場合であっても、自らが意図したアニメーションを行うことができる。
以上、本発明に係るアニメーション制御装置について、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図10は、本発明に係るアニメーション制御装置の構成を示すブロック図である。
アニメーション制御装置10は、アプリケーションプログラムによるアニメーションを制御する装置であって、アプリケーションプログラムに対して予め設定されている、表示対象の画像である複数の描画部品のそれぞれの優先度を示す部品優先度情報d2を参照することにより、複数の描画部品のそれぞれの優先度を特定する優先度特定部11と、複数の描画部品のアニメーションを行うアニメーション実行部14と、複数の描画部品のアニメーション実行部14による第1の制御内容にしたがったアニメーションに必要な演算処理量である判定値が、第1の適正値よりも大きいか否かを判定する判定部12と、判定部12によって大きいと判定された際に、優先度特定部11によって特定される優先度が低いほど、その優先度に対応する描画部品である変更対象部品のアニメーションに必要な演算処理量が少なくなるように、その変更対象部品のアニメーションの制御内容を、第1の制御内容から第2の制御内容に変更する部品制御部13とを備え、アニメーション実行部14は、変更対象部品のアニメーションを第2の制御内容にしたがって行い、複数の描画部品のうちの変更対象部品以外の描画部品である非変更対象部品のアニメーションを第1の制御内容にしたがって行う。
ここで、図10に示す本発明と上記実施の形態との間には、以下のような対応関係がある。つまり、アニメーション制御装置10は上記実施の形態のアニメーション制御装置100に相当する。優先度特定部11およびアニメーション実行部14を含む構成要素は上記実施の形態の実行部102に相当し、判定部12および部品制御部13を含む構成要素は上記実施の形態の部品制御部104に相当する。また、アプリケーションプログラムおよび描画部品はそれぞれ、上記実施の形態のアプリケーションおよびアニメーション部品に相当する。さらに、第1の制御内容は、上記実施の形態の図4に示す部品状態制御情報d3に含まれる、優先度ごとの制御内容、例えば「アニメーション有」に相当し、第2の制御内容は、上記実施の形態の図5に示す部品状態制御情報d3に含まれる、優先度ごとの制御内容、例えば「アニメーション有」または「アニメーション無」に相当する。なお、第1の制御内容は、複数の描画部品のアニメーションのそれぞれに対して定められている制御内容であり、第2の制御内容はその第1の制御内容から変更された制御内容である。したがって、変更対象部品のアニメーションに対する制御内容が第1の制御内容から第2の制御内容に変更された後に、判定部12により繰り返し判定が行われる場合には、その変更対象部品のアニメーションに対しては、その第2の制御内容が第1の制御内容として扱われる。
これにより、複数の描画部品(アニメーション部品)の第1の制御内容にしたがったアニメーションに必要な演算処理量であるCPUの使用率(CPU平均使用率)が第1の適正値よりも大きい場合には、優先度の低い描画部品のアニメーションの制御内容が第1の制御内容から第2の制御内容に変更されることによって、その優先度の低い描画部品のアニメーションは制限され、一方、優先度の高い描画部品のアニメーションの制御内容は変更されないため、その優先度の高い描画部品のアニメーションは第1の制御内容にしたがって制限を受けることなく行われる。さらに、上述の演算処理量が多い場合には、優先度の低い描画部品のアニメーションが制限されるために、その演算処理量を抑えて、演算処理に余裕を与えることができ、優先度の高い描画部品のアニメーションを適切に行うことができる。したがって、複数の描画部品の全てのアニメーションが制限されることを防ぐことができ、全体的なアニメーションの表示品質の低下を抑制することができる。さらに、アプリケーション開発者は、自らが意図するアニメーションの対象とされる描画部品に対して高い優先度を部品優先度情報d2に設定しておけば、CPUの使用率が高い場合であっても、自らが意図したアニメーションを行うことができる。
したがって、本発明に係るアニメーション制御装置10は、上記実施の形態の図1に示すように、表示部105およびCPU103などの構成要素を備えていなくてもよい。
また、上記実施の形態におけるアニメーション制御装置100では、図3の部品優先度情報d2に示すように、優先度を「高」と「低」の2段階で表していたが、3段階以上で細かく表してもよい。例えば、アニメーション部品の優先度を5段階で表し、アニメーション部品の優先度が、高いものから順にアニメーション部品A、B、C、D、Eとなるように、部品優先度情報d2を設定しておいてもよい。これにより、アニメーション部品A、B、C、DおよびEのそれぞれのアニメーションを個別に制限または制御することができる。また、このような場合、図7に示すフローチャートでは、ステップS103でアニメーションが行われ、ステップS104でCPU平均使用率がCPU適正範囲から外れると判定されるごとに、ステップS105で、部品状態制御情報d3において、優先度が低いアニメーション部品Eから、D、C、Bへの順に、そのアニメーション部品に対する制御内容が「アニメーション有」から「アニメーション無」に変更される。
また、上記実施の形態におけるアニメーション制御装置100では、図4および5の部品状態制御情報d3に示すように、制御内容を「アニメーション有」または「アニメーション無」としたが、例えば、「通常フレームレート」または「低フレームレート」のように制御内容をフレームレートとしてもよい。なお、通常フレームレートは、低フレームレートよりもフレームレートが高い。これにより、優先度の高いアニメーション部品のアニメーションは通常のフレームレートで行われる一方で、優先度の低いアニメーション部品のアニメーションは低フレームレートで行われることになる。例えば、低フレームレートでは、更新間隔が2回経過するごとに1度だけ上述の描画内容の更新処理が行われるように、表示画像が間引きされる。これにより、アニメーションに対するCPU平均使用率を適正範囲に入れることができるとともに、優先度の低いアニメーションを全く行わない場合よりも、ユーザの見た目の劣化を最小限に抑えることができる。
また、上記実施の形態におけるアニメーション制御装置100では、記憶部101に部品優先度情報d2が予め記憶されていたが、この部品優先度情報d2を自動的に生成してもよい。この場合、アニメーション制御装置100は、複数のアニメーション部品のそれぞれに対して優先度を決定し、複数のアニメーション部品のそれぞれに決定された優先度を示す部品優先度情報d2を生成する情報生成部を備える。情報生成部は、アニメーション部品の優先度を決定するためのパラメータとして、アニメーション部品の表示される領域のサイズ、データサイズ、ユーザの操作履歴、およびアニメーション部品のアニメーション効果のうち少なくとも1つを用いる。
例えば、そのパラメータは、アニメーション部品の表示される領域のサイズであり、複数のアニメーション部品には、第1のアニメーション部品と、第1のアニメーション部品よりも表示される領域のサイズが小さい第2のアニメーション部品とがある。このような場合、情報生成部は、第1のアニメーション部品の方が前記第2のアニメーション部品よりも優先度が高くなるように、第1および第2のアニメーション部品の優先度を決定する。
また、パラメータは、アニメーション部品のデータサイズであり、複数のアニメーション部品には、第1のアニメーション部品と、第1のアニメーション部品よりもデータサイズが小さい第2のアニメーション部品とがある。このような場合、情報生成部は、第1のアニメーション部品の方が第2のアニメーション部品よりも優先度が高くなるように、第1および第2のアニメーション部品の優先度を決定する。
例えば、アプリケーション開発者は、表示される領域のサイズまたはデータサイズが大きいアニメーション部品ほど、そのアニメーション部品のアニメーションが行われることを強く望んでいる傾向にある。したがって、それらのサイズにしたがって優先度が決定され、その決定された優先度を示す部品優先度情報d2が生成されることによって、アプリケーション開発者は、優先度を部品優先度情報d2にわざわざ設定する必要がなく、アプリケーションの開発効率を向上することができる。
また、パラメータはユーザの操作履歴である。この場合、アニメーション制御装置100は、さらに、複数のアニメーション部品のそれぞれに対して、そのアニメーション部品がユーザによって操作された履歴を操作履歴として記録する履歴記録部を備え、情報生成部は、アニメーション部品ごとに、そのアニメーション部品に対して記録されている操作履歴に基づいて優先度を決定する。
例えば、アプリケーション開発者は、ユーザによって操作された頻度が多いアニメーション部品や、前回操作されたときからの経過時間が短いアニメーション部品ほど、そのアニメーション部品のアニメーションが行われることを強く望んでいる傾向にある。したがって、アニメーション部品の操作履歴に基づいて優先度が決定され、その決定された優先度を示す部品優先度情報d2が生成されることによって、アプリケーション開発者は、優先度を部品優先度情報d2にわざわざ設定する必要がなく、アプリケーションの開発効率を向上することができる。
また、上記実施の形態では、アニメーションに対するCPU平均使用率が適正範囲から外れていることの一例として、主に、そのCPU平均使用率が適正範囲よりも高い場合を挙げた。つまり、CPU平均使用率が適正範囲の上限値である第1の適正値よりも高い場合に、優先度の低いアニメーション部品のアニメーションが制限されるように、部品状態制御情報d3を更新した。
しかし、アニメーションに対するCPU平均使用率が適正範囲から外れているということは、そのCPU平均使用率が適正範囲よりも低い場合であってもよい。つまり、CPU平均使用率が適正範囲の下限値である第2の適正値よりも低い場合には、優先度の低いアニメーション部品のアニメーションの制限が解除されるように、部品状態制御情報d3を更新してもよい。このような場合、部品制御部104(判定部12)は、さらに、第1の適正値よりも小さい第2の適正値よりもCPU平均使用率が小さいか否かを判定し、部品制御部104(部品制御部13)は、さらに、小さいと判定された際に、優先度が低いほど、その優先度に対応するアニメーション部品である変更処理対象部品のアニメーションに必要な演算処理量が小さい変化率で多くなるように、その変更処理対象部品のアニメーションの制御内容を、第1の制御内容から第3の制御内容に変更する。そして、実行部102(アニメーション実行部14)は、さらに、変更処理対象部品のアニメーションを第3の制御内容にしたがって行い、複数のアニメーション部品のうちのその変更処理対象部品以外のアニメーション部品である非変更処理対象部品のアニメーションを第1の制御内容にしたがって行う。
これにより、第1の制御内容によって、優先度の低いアニメーション部品に対するアニメーションの制限が必要以上に行われているような場合には、その制限を解除することができる。例えば、図5に示すように、部品状態制御情報d3において、低い優先度に対して第1の制御内容「アニメーション無」が設定されている場合に、その部品状態制御情報d3にしたがって複数のアニメーション部品のアニメーションが実行されると、複数のアニメーション部品のアニメーションに対するCPU平均使用率がCPU適正範囲(第2の適正値)よりも小さくなってしまうことがある。この場合、部品制御部104は、部品状態制御情報d3の低い優先度に対して設定されている第1の制御内容「アニメーション無」を緩和し、第3の制御内容「低フレームレート」に更新する。これにより、複数のアニメーション部品のアニメーションに対するCPU平均使用率をCPU適正範囲内に入れることができ、より適切なアニメーションを実現することができる。
また、優先度が高、中および低のそれぞれのアニメーション部品があれば、優先度が低いアニメーション部品のアニメーションに必要な演算処理よりも、優先度が中程度のアニメーション部品のアニメーションに必要な演算処理量の方が大きな変化率で多くなるように、優先度が中および低のアニメーション部品のそれぞれのアニメーションの制御内容が第1の制御内容から第3の制御内容に変更される。つまり、優先度が中程度のアニメーション部品の方が、優先度が低いアニメーション部品よりも優先してそのアニメーションの制限が緩和される。したがって、アニメーションの制限が解除される場合でも、優先度の低いアニメーション部品に対するアニメーションは、優先度が中および高のアニメーション部品のアニメーションよりも制限された状態にしておくことができる。
また、上記実施の形態では、CPU103の演算処理量として使用率(CPU使用率またはCPU平均使用率)を用いたが、このような相対的な値である割合(百分率)ではなく、絶対的な値を用いてもよい。
また、上記実施の形態では、複数のアニメーション部品A〜Eの図4に示す部品状態制御情報d3にしたがったアニメーションを実行し、その実行中のCPU平均使用率を取得、算出または計測したが、アニメーションを実行することなくそのCPU平均使用率を推定してもよい。例えば、アニメーション部品A〜Eのデータサイズおよび部品状態制御情報d3に示される制御内容に基づいてCPU平均使用率を推定する。これにより、アニメーション制御装置100は、アニメーションを実行することなく、部品状態制御情報d3を適切に更新することができる。
また、以下のような場合も本発明に含まれる。
(1)上記のアニメーション制御装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニット、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムである。上記RAMまたはハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。上記マイクロプロセッサが、上記コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、アニメーション制御装置は、その機能を達成する。ここでコンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
(2)上記のアニメーション制御装置を構成する構成要素の一部または全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしてもよい。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。上記RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。上記マイクロプロセッサが、上記コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
また、上記のアニメーション制御装置を構成する構成要素の各部は、個別に1チップ化されていてもよいし、一部またはすべてを含むように1チップ化されていてもよい。
また、ここでは、システムLSIと呼称したが、集積度の違いにより、IC、LSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。また、集積回路化の手法はLSIに限られるものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。また、LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて構成要素の集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
(3)上記のアニメーション制御装置を構成する構成要素の一部または全部は、各装置に脱着可能なICカードまたは単体のモジュールから構成されているとしてもよい。上記ICカードまたは上記モジュールは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどから構成されるコンピュータシステムである。上記ICカードまたは上記モジュールは、上記の超多機能LSIを含むとしてもよい。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、上記ICカードまたは上記モジュールは、その機能を達成する。このICカードまたはこのモジュールは、耐タンパ性を有するとしてもよい。
(4)本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、上記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、上記コンピュータプログラムまたは上記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)、半導体メモリなどに記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている上記デジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、上記コンピュータプログラムまたは上記デジタル信号を、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしてもよい。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリを備えたコンピュータシステムであって、上記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、上記マイクロプロセッサは、上記コンピュータプログラムにしたがって動作するとしてもよい。
また、上記プログラムまたは上記デジタル信号を上記記録媒体に記録して移送することにより、または上記プログラムまたは上記デジタル信号を上記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
(5)さらに加えて、本発明に係るアニメーション制御装置を集積化した半導体チップと、画像を描画するためのディスプレイとを組み合せて、様々な用途に応じた描画機器を構成することができる。携帯電話やテレビ、デジタルビデオレコーダ、デジタルビデオカメラ、カーナビゲーション等における情報描画手段として、本発明を利用することが可能である。ディスプレイとしては、ブラウン管(CRT)の他、液晶やPDP(プラズマディスプレイパネル)、有機ELなどのフラットディスプレイ、プロジェクターを代表とする投射型ディスプレイなどと組み合わせることが可能である。
(6)上記実施の形態およびその他のバリエーションをそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
本発明に係るアニメーション制御装置は、全体的なアニメーションの表示品質の低下を抑制し、アプリケーション開発者が意図したアニメーションを行うことができるという効果を奏し、例えば、携帯電話、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、またはデジタルビデオカメラ等の電池駆動の携帯表示端末に適用することができるとともに、テレビ、デジタルビデオレコーダ、またはカーナビゲーション等の高解像度の情報表示機器における、メニュー表示、Webブラウザ、エディタ、EPG、または地図表示等を行う情報表示手段として利用価値が高い。
10 アニメーション制御装置
11 優先度特定部
12 判定部
13 部品制御部
14 アニメーション実行部
100 アニメーション制御装置
101 記憶部
102 実行部
103 CPU
104 部品制御部
105 表示部
200 部品格納部
ap アプリケーション
d1 CPU適正情報
d2 部品優先度情報
d3 部品状態制御情報

Claims (11)

  1. アプリケーションプログラムによるアニメーションを制御するアニメーション制御装置であって、
    示対象の画像である複数の描画部品のそれぞれに対して優先度を決定し、決定された優先度を示す部品優先度情報を生成する情報生成部と、
    前記部品優先度情報を参照することにより、前記複数の描画部品のそれぞれの優先度を特定する優先度特定部と、
    前記複数の描画部品のアニメーションを行うアニメーション実行部と、
    前記複数の描画部品の前記アニメーション実行部による第1の制御内容にしたがったアニメーションに必要な演算処理量である判定値が、第1の適正値よりも大きいか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって大きいと判定された際に、前記優先度特定部によって特定される優先度が低いほど、当該優先度に対応する描画部品である変更対象部品のアニメーションに必要な演算処理量が少なくなるように、当該変更対象部品のアニメーションの制御内容を、前記第1の制御内容から第2の制御内容に変更する部品制御部と、
    前記複数の描画部品のそれぞれに対して、当該描画部品がユーザによって操作された履歴を操作履歴として記録する履歴記録部とを備え、
    前記アニメーション実行部は、前記変更対象部品のアニメーションを前記第2の制御内容にしたがって行い、前記複数の描画部品のうちの前記変更対象部品以外の描画部品である非変更対象部品のアニメーションを前記第1の制御内容にしたがって行
    前記情報生成部は、描画部品ごとに、当該描画部品に対して記録されている前記操作履歴に基づいて優先度を決定する
    アニメーション制御装置。
  2. 前記アニメーション制御装置は、さらに、
    優先度ごとに、当該優先度に対応する第1の制御内容を示す部品状態制御情報を記憶している記憶部と、
    前記複数の描画部品の前記アニメーション実行部による第1の制御内容にしたがったアニメーションに使用された演算処理量を計測する計測部とを備え、
    前記判定部は、前記計測部によって計測された前記演算処理量を前記判定値として用いることによって前記判定を行い、
    前記部品制御部は、前記記憶部に記憶されている前記部品状態制御情報によって示される、前記変更対象部品の優先度に対応する前記第1の制御内容を、前記第2の制御内容に変更し、
    前記アニメーション実行部は、前記記憶部に記憶されている前記部品状態制御情報によって示される第1および第2の制御内容にしたがって前記複数の描画部品のアニメーションを行う、
    請求項1に記載のアニメーション制御装置。
  3. 前記アニメーション制御装置は、さらに、
    CPUを備え、
    前記アニメーション実行部は、前記複数の描画部品の前記第1の制御内容にしたがったアニメーションに必要な演算処理を前記CPUに実行させ、
    前記判定部は、前記演算処理に使用される前記CPUの使用率を前記判定値として扱うことによって前記判定を行う、
    請求項1または2に記載のアニメーション制御装置。
  4. 前記部品制御部は、前記変更対象部品のアニメーションの制御内容を、アニメーションを実行することを示す前記第1の制御内容から、アニメーションを実行しないことを示す前記第2の制御内容に変更し、
    前記アニメーション実行部は、前記第1の制御内容にしたがって前記非変更対象部品のアニメーションを行い、前記第2の制御内容にしたがって前記変更対象部品のアニメーションを行わない、
    請求項1〜3の何れか1項に記載のアニメーション制御装置。
  5. 前記部品制御部は、前記変更対象部品のアニメーションの制御内容を、第1のフレームレートを示す前記第1の制御内容から、前記第1のフレームレートよりも低い第2のフレームレートを示す前記第2の制御内容に変更し、
    前記アニメーション実行部は、前記第1の制御内容にしたがって前記非変更対象部品のアニメーションを第1のフレームレートで行い、前記第2の制御内容にしたがって前記変更対象部品のアニメーションを前記第2のフレームレートで行う、
    請求項1〜3の何れか1項に記載のアニメーション制御装置。
  6. 前記複数の描画部品には、第1の描画部品と、前記第1の描画部品よりも表示される領域のサイズが小さい第2の描画部品とがあり、
    前記情報生成部は、前記第1の描画部品の方が前記第2の描画部品よりも優先度が高くなるように、前記第1および第2の描画部品の優先度を決定する
    請求項1〜5の何れか1項に記載のアニメーション制御装置。
  7. 前記複数の描画部品には、第1の描画部品と、前記第1の描画部品よりもデータサイズが小さい第2の描画部品とがあり、
    前記情報生成部は、前記第1の描画部品の方が前記第2の描画部品よりも優先度が高くなるように、前記第1および第2の描画部品の優先度を決定する
    請求項1〜5の何れか1項に記載のアニメーション制御装置。
  8. 前記判定部は、さらに、
    前記第1の適正値よりも小さい第2の適正値よりも前記判定値が小さいか否かを判定し、
    前記部品制御部は、さらに、
    前記判定部によって小さいと判定された際に、前記優先度特定部によって特定される優先度が低いほど、当該優先度に対応する描画部品である変更処理対象部品のアニメーションに必要な演算処理量が小さい変化率で多くなるように、当該変更処理対象部品のアニメーションの制御内容を、前記第1の制御内容から第3の制御内容に変更し、
    前記アニメーション実行部は、さらに、前記変更処理対象部品のアニメーションを前記第3の制御内容にしたがって行い、前記複数の描画部品のうちの前記変更処理対象部品以外の描画部品である非変更処理対象部品のアニメーションを前記第1の制御内容にしたがって行う、
    請求項1〜の何れか1項に記載のアニメーション制御装置。
  9. アプリケーションプログラムによるアニメーションを制御するアニメーション制御方法であって、
    示対象の画像である
    複数の描画部品のそれぞれに対して優先度を決定し、決定された優先度を示す部品優先度情報を生成する情報生成ステップと、
    前記部品優先度情報を参照することにより、前記複数の描画部品のそれぞれの優先度を特定する優先度特定ステップと、
    前記複数の描画部品のアニメーションを行うアニメーション実行ステップと、
    前記複数の描画部品の前記アニメーション実行ステップによる第1の制御内容にしたがったアニメーションに必要な演算処理量である判定値が、第1の適正値よりも大きいか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって大きいと判定された際に、前記優先度特定ステップによって特定される優先度が低いほど、当該優先度に対応する描画部品である変更対象部品のアニメーションに必要な演算処理量が少なくなるように、当該変更対象部品のアニメーションの制御内容を、前記第1の制御内容から第2の制御内容に変更する部品制御ステップと、
    前記複数の描画部品のそれぞれに対して、当該描画部品がユーザによって操作された履歴を操作履歴として記録する履歴記録ステップとを含み、
    前記アニメーション実行ステップでは、前記変更対象部品のアニメーションを前記第2の制御内容にしたがって行い、前記複数の描画部品のうちの前記変更対象部品以外の描画部品である非変更対象部品のアニメーションを前記第1の制御内容にしたがって行
    前記情報生成ステップでは、描画部品ごとに、当該描画部品に対して記録されている前記操作履歴に基づいて優先度を決定する
    アニメーション制御方法。
  10. アプリケーションプログラムによるアニメーションを制御するアニメーション制御方法するためのプログラムであって、
    示対象の画像である複数の描画部品のそれぞれに対して優先度を決定し、決定された優先度を示す部品優先度情報を生成する情報生成ステップと、
    前記部品優先度情報を参照することにより、前記複数の描画部品のそれぞれの優先度を特定する優先度特定ステップと、
    前記複数の描画部品のアニメーションを行うアニメーション実行ステップと、
    前記複数の描画部品の前記アニメーション実行ステップによる第1の制御内容にしたがったアニメーションに必要な演算処理量である判定値が、第1の適正値よりも大きいか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって大きいと判定された際に、前記優先度特定ステップによって特定される優先度が低いほど、当該優先度に対応する描画部品である変更対象部品のアニメーションに必要な演算処理量が少なくなるように、当該変更対象部品のアニメーションの制御内容を、前記第1の制御内容から第2の制御内容に変更する部品制御ステップと、
    前記複数の描画部品のそれぞれに対して、当該描画部品がユーザによって操作された履歴を操作履歴として記録する履歴記録ステップとをコンピュータに実行させ、
    前記アニメーション実行ステップでは、前記変更対象部品のアニメーションを前記第2の制御内容にしたがって行い、前記複数の描画部品のうちの前記変更対象部品以外の描画部品である非変更対象部品のアニメーションを前記第1の制御内容にしたがって行
    前記情報生成ステップでは、描画部品ごとに、当該描画部品に対して記録されている前記操作履歴に基づいて優先度を決定する
    プログラム。
  11. アプリケーションプログラムによるアニメーションを制御する集積回路であって、
    示対象の画像である複数の描画部品のそれぞれに対して優先度を決定し、決定された優先度を示す部品優先度情報を生成する情報生成部と、
    前記部品優先度情報を参照することにより、前記複数の描画部品のそれぞれの優先度を特定する優先度特定部と、
    前記複数の描画部品のアニメーションを行うアニメーション実行部と、
    前記複数の描画部品の前記アニメーション実行部による第1の制御内容にしたがったアニメーションに必要な演算処理量である判定値が、第1の適正値よりも大きいか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって大きいと判定された際に、前記優先度特定部によって特定される優先度が低いほど、当該優先度に対応する描画部品である変更対象部品のアニメーションに必要な演算処理量が少なくなるように、当該変更対象部品のアニメーションの制御内容を、前記第1の制御内容から第2の制御内容に変更する部品制御部と、
    前記複数の描画部品のそれぞれに対して、当該描画部品がユーザによって操作された履歴を操作履歴として記録する履歴記録部とを備え、
    前記アニメーション実行部は、前記変更対象部品のアニメーションを前記第2の制御内容にしたがって行い、前記複数の描画部品のうちの前記変更対象部品以外の描画部品である非変更対象部品のアニメーションを前記第1の制御内容にしたがって行
    前記情報生成部は、描画部品ごとに、当該描画部品に対して記録されている前記操作履歴に基づいて優先度を決定する
    集積回路。
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