JP5718579B2 - 円環状ラベル貼付け器 - Google Patents
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Description
また、必要な管理情報量が多い場合には、ICチップおよびアンテナを有して無線によりデータの書込みおよび読取りを行うことができるRFID(Radio Frequency Identification;無線自動認識)インレットをラベルあるいはタグなどの形態とし、各種物品についての各種データの読み書きを行って、必要なデータ管理など諸々の分野に利用している。
しかも、この円環状ラベルは、比較的小型であるために、さらに取扱いに注意を必要とする。
図5は、一般的なRFIDラベル用プリンター1(サーマルプリンター)の概略側面図であって、RFIDラベル用プリンター1は、RFIDラベル2のラベル供給部3と、移送路4と、ラベル位置検出部5と、印字部6と、剥離部7と、台紙巻取り部8と、を有する。
RFIDインレット11は、ICチップ12およびアンテナ13を有し、所定の周波数帯の電波および電磁的作用などにもとづき、リーダーライター(図示せず)によりICチップ12に必要なデータの無線による読み取りおよび書き込みを行う。
円環状ラベル10の表面には、印字部6において必要な情報、たとえば各種の管理情報を表示可能な文字、図形あるいはバーコード14(図7)を印字可能とする。
円環状ラベル10の裏面には、任意の特性の粘着剤あるいは接着剤を塗布して糊面を構成し、円環状ラベル10を任意の被貼付け体(たとえばディスク23、図8)に貼り付け可能とする。
また、台紙9の裏面には、位置検出用マーク15をあらかじめ印刷してあって、ラベル位置検出部5における円環状ラベル10の位置の検出に使用する。
なお円環状ラベル10は、その中心に円形貫通孔10Aを形成してあり、この円形貫通孔10Aに対応したディスク中央孔23Aを有するディスク23(図8)に、この円形貫通孔10Aおよびこのディスク中央孔23Aを合わせるように貼り付けることになる。
もちろん貼付け作業にあたって、円環状ラベル10は、円環状という特殊な形状を呈しているため、ピンセット24だけで効率的に貼り付けることがむずかしいという問題がある。具体的には、ディスク23のディスク中央孔23Aに円環状ラベル10の円形貫通孔10Aを正確に位置決めして貼り付けることが困難であるという問題がある。
なお、貼付け作業者が指先で円環状ラベル10を取り扱えば、その指先のわずかな油脂分での裏面の接着力が微妙に不均一になり、貼付け後の使用時に円環状ラベル10がはがれてしまうという問題もある。
前記円環状ラベルは、無線によりデータの書込みおよび読取りを行うことができるRFIDインレットを有することを特徴としている。
特に、貼付け器本体と、この貼付け器本体に突出して形成され、前記ディスク中央孔に対応した円錐台状部と、この円錐台状部の周囲に形成され、前記円環状ラベルを吸引可能な吸引部と、を有するとともに、前記貼付け器本体は、該吸引部を駆動するスイッチを有し、前記円錐台状部には、円錐台状部を前記貼付け器本体の外方に突出するように付勢する付勢部材を設けることで、前記貼付け器本体に対してこれを出没可能とするとともに、前記円錐台状部は、前記ディスクの前記ディスク中央孔にこれを差し込み可能であり、前記吸引部は、前記円環状ラベルを吸引したままで前記ディスクに前記円環状ラベルを押し付け可能としてある。
そのため、円錐台状部をディスクのディスク中央孔に差し込むことにより、円環状ラベルとディスクとの位置合わせを簡単な操作で行って、円環状ラベルの糊面に接触することなく、正確かつ効率的な貼付け作業を実行可能である。
さらに、貼付け器本体に突出して形成する円錐台状部を貼付け器本体に対して出没可能としたので、円環状ラベルの円形貫通孔の内径がディスクのディスク中央孔の内径より大きな場合に、この円錐台状部により円環状ラベルの中心位置決めを正確に行った上で円環状ラベルをディスクに貼り付けることができる。
図1は、円環状ラベル貼付け器30全体を示す斜視図であって、円環状ラベル貼付け器30は、貼付け器本体31と、貼付け作業端部32と、円錐台状部33と、吸引部34と、を有する。
貼付け器本体31は、吸引部34を駆動するスイッチ37を有する。
さらに、吸引部34に円環状ラベル10を吸引したままで貼付け作業端部32をディスク23に円環状ラベル10を押し付け可能である。
図2に示す例は、円錐台状部33におけるその基部の円周縁33Aの外径Dと、円環状ラベル10の円形貫通孔10Aの内径Lと、ディスク23のディスク中央孔23Aの内径Eが等しい(E=D=L)場合の例である。
図3に示す例は、円錐台状部33におけるその基部の円周縁33Aの外径Dと、円環状ラベル10の円形貫通孔10Aの内径Lがディスク23のディスク中央孔23Aの内径Eよりも大きい(E<D=L)場合の例である。
図4に示すように、貼付け作業端部32における吸引部34の内方部に支持用基台41を一体的に突出形成し、その内部において円錐台状部33を往復動(図4中、上下動)させて、円環状ラベル貼付け器30による円環状ラベル10のディスク23への押付け操作にともなって貼付け器本体31に対して出没可能としてある。円錐台状部33は、その基部の裏面側に、支持用基台41の内壁面41Aに摺動する摺動部42および中心の軸部43を一体に有し、軸部43にコイルスプリング44(付勢部材)を取り付けて、円錐台状部33を、貼付け作業端部32の外方に突出するように常時付勢している。
このような構造により、円錐台状部33は、貼付け作業端部32の底面中央部に突出して形成するとともに、ディスク23のディスク中央孔23Aに対応し、ディスク中央孔23Aにこれを隙間なく差し込み可能としている。
すなわち円錐台状部33は、ディスク23のディスク中央孔23Aにこれを差し込み可能であって、円錐台状部33による円環状ラベル10の位置決め精度を考慮したものである。
ついで、円環状ラベル10を吸引したままの状態で、円錐台状部33をディスク23のディスク中央孔23Aに差し込むようにして位置合わせした状態で、貼付け器本体31をディスク23に押し付けるようにして円環状ラベル10をディスク23のディスク中央孔23Aのまわりに貼り付ける。
貼付けが終了したら、スイッチ37をオフする。
円錐台状部33のまわりに円環状ラベル10を吸引部34により吸引した状態で、円錐台状部33をディスク23のディスク中央孔23Aに挿入すると、円錐台状部33の傾斜面がディスク中央孔23Aに当接した状態で、円環状ラベル10がディスク23に対して正確に位置決め(中心合わせ)される。
この位置決め状態から、さらに円錐台状部33を円環状ラベル10方向に押し込むと、円錐台状部33はコイルスプリング44の付勢力に抗して支持用基台41内部に没入して円環状ラベル10を位置決めしながら後退し、円環状ラベル10がディスク23に当接し、必要な押付け力を作用することにより、ディスク23のディスク中央孔23Aのまわりに貼り付けられることになる。
ディスク23から円環状ラベル貼付け器30を離せば、コイルスプリング44の付勢力により、円錐台状部33は、吸引部34から外方に突出して、元位置に復帰することができる。
しかも、円環状ラベル10の裏面側における糊面には一切触れる部分がないので、貼付け強度の均一性も維持することができる。
2 RFIDラベル
3 ラベル供給部
4 移送路
5 ラベル位置検出部
6 印字部
7 剥離部
8 台紙巻取り部
9 台紙
10 円環状ラベル
10A 円環状ラベル10の円形貫通孔
11 RFIDインレット
12 ICチップ
13 アンテナ
14 バーコード
15 位置検出用マーク
16 位置検出センサー
17 サーマルヘッド
18 プラテンローラー
19 熱転写リボン
20 リボン供給軸
21 リボン巻取り軸
22 剥離板
23 ディスク
24 ピンセット
30 円環状ラベル貼付け器
31 貼付け器本体
32 貼付け作業端部
33 円錐台状部
33A 円錐台状部33におけるその基部の円周縁
34 吸引部
34A 吸引部34の吸引孔
35 吸引装置
36 通気チューブ
37 スイッチ
41 支持用基台
41A 支持用基台41の内壁面
42 円錐台状部33の摺動部
43 円錐台状部33の軸部
44 コイルスプリング(付勢部材)
D 円錐台状部33におけるその基部の円周縁33Aの外径
L 円環状ラベル10の円形貫通孔10Aの内径
E ディスク23のディスク中央孔23Aの内径
(図2では、E=D=L、図3では、E<D=L)
Claims (2)
- その中心に円形貫通孔を有する円環状ラベルを、この円形貫通孔に対応したディスク中央孔を有するディスクに、この円形貫通孔およびこのディスク中央孔を合わせるように貼り付けるための円環状ラベル貼付け器であって、
貼付け器本体と、
この貼付け器本体に突出して形成され、前記ディスク中央孔に対応した円錐台状部と、
この円錐台状部の周囲に形成され、前記円環状ラベルを吸引可能な吸引部と、
を有するとともに、
前記貼付け器本体は、該吸引部を駆動するスイッチを有し、
前記円錐台状部には、円錐台状部を前記貼付け器本体の外方に突出するように付勢する付勢部材を設けることで、前記貼付け器本体に対してこれを出没可能とするとともに、
前記円錐台状部は、前記ディスクの前記ディスク中央孔にこれを差し込み可能であり、
前記吸引部は、前記円環状ラベルを吸引したままで前記ディスクに前記円環状ラベルを押し付け可能であることを特徴とする円環状ラベル貼付け器。 - 上記円環状ラベルは、無線によりデータの書込みおよび読取りを行うことができるRFIDインレットを有することを特徴とする請求項1に記載の円環状ラベル貼付け器。
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