JP5714425B2 - 画像編集装置、画像編集方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像編集装置、画像編集方法及びプログラムに関する。
従来から、印刷製版の分野において、製本工程での乱丁、取り込み、落丁等を防止するため、折り丁の順序を識別可能なマーク(背丁・背標)を付与する場合がある。そして、1冊分の折り丁が正しく丁合いされているか否かを自動的に検査する装置及び方法が種々提案されている(特許文献1〜3参照)。
近時、中間成果物を生成せずに電子データにより直接刷版を形成するCTP(Computer to Plate)が普及している。このCTP用データを用いて校正作業を効率的に行うため、校正支援ツールが種々提案されている。
特許文献4では、印刷・加工すべき文書の電子出力表現を生成するシステムが提案されている。このシステムによれば、例えば、各用紙が丁合いされている場合に、背標を見て落丁の有無を検出できる。
特開平7−117922号公報 特開平4−361093号公報 特開昭60−85998号公報 特表2010−537298号公報(段落[0053]、図11)
本発明は、特許文献4に開示されている技術的思想に関連してなされたものであって、丁合い用のマークの形態及び配置位置を容易且つ簡便にカスタマイズ可能な画像編集装置、画像編集方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る画像編集装置は、2以上の折り丁にわたって規則的に形成される2以上のマークからなるマーク集合体の形態を複数指定するマーク形態指定部と、各前記折り丁の周縁部のうち各前記マーク集合体を配置する配置領域をそれぞれ指定する配置領域指定部と、前記2以上の折り丁の形態を表す折り丁画像上の、前記配置領域指定部により指定された各前記配置領域に対応する画像領域に、前記マーク形態指定部により指定された各前記マーク集合体の形態を表す画像集合体をそれぞれ重ねて配置することで、丁合い物の形態を模擬的に可視化する丁合い画像を作成する丁合い画像作成部とを有することを特徴とする。
このように、2以上の折り丁の形態を表す折り丁画像上の、指定された各配置領域に対応する画像領域に、指定された各マーク集合体の形態を表す画像集合体をそれぞれ重ねて配置することで、丁合い物の形態を模擬的に可視化する丁合い画像を作成するようにしたので、マークの形態及び配置位置の組み合わせの指定が簡便であるとともに、現物(丁合い物)と同一の形態について容易に確認可能である。これにより、丁合い用のマークの形態及び配置位置を容易且つ簡便にカスタマイズできる。
また、前記マーク形態指定部は、折り丁毎の配置位置を周期的に変化させた2以上のマークからなる第1マーク集合体の形態を少なくとも1つ指定するとともに、前記第1マーク集合体の繰り返し単位の配列順番を表す2以上のマークからなる第2マーク集合体を少なくとも1つ指定することが好ましい。
さらに、前記配置領域指定部は、各前記マーク集合体が互いに重ならない位置関係下に各前記配置領域をそれぞれ指定することが好ましい。
さらに、前記周縁部は、背、天及び地のうちの少なくとも1つの部位であることが好ましい。
さらに、前記2以上の折り丁のうち、形成されるマークの形態及び配置位置がすべて一致する折り丁が存在するか否かを判別するマーク一致性判別部をさらに有することが好ましい。
さらに、前記マーク一致性判別部により一致する折り丁が存在すると判別された場合、前記マークの形態及び配置位置が重複する旨を警告する警告画像を作成する警告画像作成部をさらに有することが好ましい。
さらに、前記マーク形態指定部は、前記マーク一致性判別部により一致する折り丁が存在すると判別された場合、各前記マーク集合体の形態の指定を禁止することが好ましい。
さらに、前記丁合い画像作成部は、前記丁合い物の三次元形態を可視化する前記丁合い画像を作成することが好ましい。
さらに、前記丁合い画像作成部は、骨格のみで形成された前記折り丁画像を用いて前記丁合い画像を作成することが好ましい。
さらに、前記丁合い画像作成部により作成された前記丁合い画像を表示する表示部をさらに有することが好ましい。
さらに、前記マーク形態指定部は、ユーザインターフェースからの入力に応じて、各前記マーク集合体の形態をそれぞれ指定することが好ましい。
さらに、前記配置領域指定部は、ユーザインターフェースからの入力に応じて、各前記配置領域をそれぞれ指定することが好ましい。
さらに、各前記マーク集合体の形態及び前記配置領域に関するマーク情報を記憶するマーク情報記憶部をさらに有することが好ましい。
本発明に係る画像編集方法は、2以上の折り丁にわたって規則的に形成される2以上のマークからなるマーク集合体の形態を複数指定するステップと、各前記折り丁の周縁部のうち各前記マーク集合体を配置する配置領域をそれぞれ指定するステップと、前記2以上の折り丁の形態を表す折り丁画像上の、指定された各前記配置領域に対応する画像領域に、指定された各前記マーク集合体の形態を表す画像集合体をそれぞれ重ねて配置することで、丁合い物の形態を模擬的に可視化する丁合い画像を作成するステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、2以上の折り丁にわたって規則的に形成される2以上のマークからなるマーク集合体の形態を複数指定するマーク形態指定部、各前記折り丁の周縁部のうち各前記マーク集合体を配置する配置領域をそれぞれ指定する配置領域指定部、前記2以上の折り丁の形態を表す折り丁画像上の、前記配置領域指定部により指定された各前記配置領域に対応する画像領域に、前記マーク形態指定部により指定された各前記マーク集合体の形態を表す画像集合体をそれぞれ重ねて配置することで、丁合い物の形態を模擬的に可視化する丁合い画像を作成する丁合い画像作成部として機能させることを特徴とする。
本発明に係る画像編集装置、画像編集方法及びプログラムによれば、2以上の折り丁の形態を表す折り丁画像上の、指定された各配置領域に対応する画像領域に、指定された各マーク集合体の形態を表す画像集合体をそれぞれ重ねて配置することで、丁合い物の形態を模擬的に可視化する丁合い画像を作成するようにしたので、マークの形態及び配置位置の組み合わせの指定が簡便であるとともに、現物(丁合い物)と同一の形態について容易に確認可能である。これにより、丁合い用のマークの形態及び配置位置を容易且つ簡便にカスタマイズできる。
本実施の形態に係る画像編集装置が組み込まれた印刷物生産システムの概略説明図である。 各折り丁が正しく配置された丁合い物の概略正面図である。 図1に示す画像編集装置の電気的なブロック図である。 図1に示す印刷物生産システムを用いた印刷ワークフローの概略を説明するフローチャートである。 図4のステップS5でのマークの付与の際の、画像編集装置の動作説明に供されるフローチャートである。 18束の折り丁の形態を模擬的に表す折り丁画像の概略正面図である。 マーク集合体の設定例を表す第1画像図である。 図8A及び図8Bは、各画像集合体の形態を模式的に表す概略説明図である。図8Cは、各画像集合体の配置領域を模式的に表す概略説明図である。 丁合い画像の表示例を表す第2画像図である。 マーク集合体の設定例を表す第3画像図である。 本実施の形態の第1変形例に係る画像図である。 図11に示すウィンドウの変化状態を表す画像図である。 図13A及び図13Bは、本実施の形態の第2変形例に係る画像図である。
以下、本発明に係る画像編集方法について、それを実施する画像編集装置並びに印刷物生産システムとの関係において好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像編集装置20が組み込まれた印刷物生産システム10の概略説明図である。
印刷物生産システム10は、製版サイト12と、印刷サイト14と、製本サイト15、データベースサーバ16と、ネットワーク18とを基本的に備える。製版サイト12内には、画像編集装置20と、校正機22とが設けられている。
画像編集装置20は、ページ記述言語(以下、PDLという。)によるページ単位の編集データ(ページ記述データ)、例えば、4色(CMYK)や3色(RGB)のカラーチャンネルからなるPDL形式のデータを生成する。
ここで、PDLとは、印刷や表示等の出力単位である「ページ」内で文字、図形等の書式情報、位置情報、色情報(濃度情報を含む。)等の画像情報を記述する言語である。例えば、PDF(”Portable Document Format”の略で、ISO32000−1:2008に規定)、AdobeSystems社のPostScript(登録商標)やXPS(XML Paper Specification)等が知られている。
画像編集装置20は、ページ単位の編集データに対して、所望の画像処理、例えばプレフライト処理、色変換処理、又は配置処理等を行った後、ラスタ形式のデータ(例えば、ビットマップやTIFF)に変換し、印刷データを校正機22に送信する各機能を有している。
画像編集装置20は、本体部26と、表示部28と、入力部30(キーボード32及びマウス34)とを備える。ポインティングデバイスとしてのマウス34に代替し、トラックパッドやトラックボールを用いてもよい。
校正機22は、校正するための校正刷り24を得る出力装置である。校正機22として、オフセット印刷機と同等の印刷性能を備えるDDCP(Direct Digital Color Proofer)、インクジェットカラープルーファ、低解像度のカラーレーザプリンタ(電子写真方式)やインクジェットプリンタ等が用いられる。
データベースサーバ16は、最終印刷物FPの生産に必要な各種データファイルを保存、更新、削除等する。各種データファイルには、図示しない制作会社からの素材データ(コンテンツ)、校正データ、刷版用データ、ジョブチケット{例えば、JDF(Job Definition Format)ファイル}、ICC(International Color Consortium)プロファイル、色見本データ等が含まれる。
ネットワーク18は、イーサネット(登録商標)等の通信規格に基づいて構築されている。そして、ネットワーク18を介して、製版サイト12と、印刷サイト14と、データベースサーバ16とが相互に接続されている。例えば、製版サイト12と印刷サイト14とが地理的に離れている場合、ネットワーク18を介して、刷版用データは、製版サイト12と印刷サイト14との間で授受される。
印刷サイト14には、刷版用データを用いて所望の画像処理を行う画像処理装置、刷版を作成するためのプレートセッタ、所望の画像を各種メディアに印刷して印刷物(複数の端物36)を得るオフセット印刷機等が配置されている。なお、プレートセッタ及びオフセット印刷機に代替して、刷版用データから直接印刷可能なデジタル印刷機を設けてもよい。
製本サイト15には、印刷サイト14側から供給された複数の端物36に対して、表面処理、紙折り、丁合い、綴じ、断裁、表紙貼り等の生産工程を実行する各種装置が配置されている。そして、前記生産工程が順次実行されることで、最終印刷物FP(本図例では上製本)が生産される。
図2は、各折り丁42が正しく配置された丁合い物40の概略正面図である。各折り丁42は、第1折り丁(左側)から第18折り丁(右側)までの順に、背44の位置を揃えた状態で配されている。各折り丁42の周縁部46(本図例では、背44のみ)には、2以上の折り丁42にわたって、複数のマーク集合体がそれぞれ形成されている。本明細書において、マーク集合体とは、共通する性質を備えるマーク(背丁、背標を含む。)の集合を意味する。例えば、折り丁42の配列順番を看者に観念させるものであればよい。
背44の下方部の配置領域47に配置されたマーク集合体48(第1マーク集合体)は、複数のマーク50で構成されている。各マーク50は、高さ方向に長尺な矩形状であり、それぞれ同一の形状を有している。各マーク50は、折り丁42毎に周期的に位置を異ならせて配置されている。本図例では、マーク集合体48の繰り返し単位52は、6つのマーク50からなる。
背44の上方部の配置領域53に配置されたマーク集合体54(第2マーク集合体)は、複数のマーク56、57、58で構成されている。各マーク56は、高さ方向に僅かに長尺な矩形状であり、第1〜第6折り丁(1番目の繰り返し単位52)においてそれぞれ同一の形状を有している。各マーク57は、マーク56と同一の形状を有するマークを高さ方向に2つ並べて構成されており、第7〜第12折り丁(2番目の繰り返し単位52)においてそれぞれ同一の形状を有している。各マーク58は、マーク56と同一の形状を有するマークを高さ方向に3つ並べて構成されており、第13〜第18折り丁(3番目の繰り返し単位52)においてそれぞれ同一の形状を有している。各マーク56〜58は、繰り返し単位52毎に規則的に形状を異ならせて配置されている。本図例では、繰り返し単位52の配列順番に応じて、矩形状のマークの数を増やしている。
このように、本図例のマーク集合体48、54を各折り丁42に付与(合わせて印刷)することで、第1〜第18折り丁の配置(向き及び順番)を一意に特定できる。
図3は、図1に示す画像編集装置20の電気的なブロック図である。
本体部26は、制御部60と、通信I/F62と、表示制御部64と、印刷I/F66と、メモリ68(マーク情報記憶部)とを備える。
通信I/F62は、外部装置からの電気信号を送受信するインターフェースである。例えば、図示しない制作会社から提供された素材データを取得可能である。また、データベースサーバ16で管理・保存された刷版用データ、ICCプロファイル等の各種情報を取得可能である。
表示制御部64は、制御部60の制御に従って、表示部28を駆動制御する制御回路である。表示制御部64が、図示しないI/Fを介して、表示制御信号を表示部28に出力することで、表示部28が駆動する。これにより、表示部28は、各種画像を表示することができる。
印刷I/F66は、印刷データとしての電気信号を送信するインターフェースである。印刷I/F66を介して、校正機22は、所望の校正刷り24を印刷することができる。
メモリ68は、制御部60が各部を制御するのに必要なプログラム及びデータ等を記憶している。データの一例として、マーク集合体48、54の形態及び配置領域47、53に関する情報(以下、マーク情報をいう。)が挙げられる。メモリ68は、不揮発性のメモリ、ハードディスク等の記録媒体であってよい。
制御部60は、CPU等のプロセッサによって構成されている。制御部60は、メモリ68に格納されたプログラムを読み出し実行することで、画像編集部70、RIP処理部72、及び表示データ作成部74の機能を実現可能である。
画像編集部70は、文字、図形、絵柄や写真等から構成される素材データから、ページ単位の編集データを作成する。また、画像編集部70は、指定された綴じ方法や紙折り方法に応じて、所定サイズの用紙上にページ単位で面付けするための面付けデータ(例えば、ジョブチケット)を作成する。
RIP処理部72は、面付けデータを参照しつつページ単位の編集データを面付けすることで面付け済みデータを得る面付け処理部76と、面付け済みデータに対してラスタライズ処理を施すラスタライズ処理部78とを備える。このラスタライズ処理には、PDL形式からラスタ形式に変換するデータ形式変換処理と、ICCプロファイルを用いたカラーマッチング処理とが含まれる。
表示データ作成部74は、最終印刷物FPに関する面付け情報を取得する面付け情報取得部80と、各マーク集合体48、54の形態をそれぞれ指定するマーク形態指定部82と、マーク集合体48、54の各配置領域47、53をそれぞれ指定する配置領域指定部84と、丁合い物40(図2参照)の形態を模擬的に可視化する丁合い画像246(図9参照)を作成する丁合い画像作成部86と、各折り丁42に形成されるマーク50、56〜58の形態及び配置位置が相互に一致するか否かを判別するマーク一致性判別部88と、マーク50、56〜58の形態及び配置位置が一致する旨を報知・警告する警告画像174(図12参照)を作成する警告画像作成部90とを備える。
上記した表示部28の表示機能と、入力部30の入力機能とを併せて用いることで、ユーザインターフェース(UI部92)を実現する。このとき、入力部30は、マーク集合体48、54に関するマーク情報を入力するマーク情報入力部94、及び丁合い画像246(図9参照)の表示形態に関する情報(以下、表示状態情報という。)を入力する表示状態情報入力部96として機能する。
本実施の形態に係る画像編集装置20は、以上のように構成される。続いて、印刷物生産システム10を用いた印刷ワークフローの概略について、図4のフローチャートを主に参照しながら説明する。製版サイト12(図1参照)内での作業工程は、ステップS1〜S6から構成されている。本実施の形態では、特に校正工程を中心に説明する。
先ず、制作会社等に属するデザイナは、最終印刷物FPの素材データ(コンテンツ)を入稿するとともに、製版サイト12に属するユーザとしての作業者は、前記素材データを編集してDTP処理を行う(ステップS1)。例えば、画像編集装置20は、データベースサーバ16に予め保存された素材データを、ネットワーク18、通信I/F62を介して取得した後、メモリ68に一旦記録する。
そして、作業者による編集作業に応じて、画像編集部70は、1つ又は複数の素材データからページ単位の編集データを作成する。そして、画像編集部70は、指定された綴じ方法や紙折り方法に応じた面付けデータを作成する。そして、入稿・DTP工程が完了した後、次の工程に移行するため、前記ページ単位の編集データ及び面付けデータを、校正データとしてメモリ68に一時的に記録する。
次いで、作業者は、校正データの校正を行うため、校正機22に校正刷り24を印刷させる(ステップS2)。印刷指示に応じて、RIP処理部72(図3参照)は、メモリ68から取得した校正データから、面付け済みのラスタデータに変換する。そして、校正機22は、印刷I/F66を介して、前記ラスタデータを取得し、図示しないメディア上に画像を印刷することで、校正刷り24を得る。このとき、最終印刷物FPの色を再現するように、公知のカラーマッチング技術を用いて校正刷り24の色を調整してもよい。
次いで、作業者は、校正データについて修整箇所があるか否かを確認する(ステップS3)。修整箇所があった場合、現時点での校正データを修整した上で(ステップS4)、作業者は、校正作業を繰り返す(ステップS2〜S4)。
修整箇所がないと判別された場合、作業者は、校了データに、丁合い用のマーク50、56〜58を電子的に付与させる(ステップS5)。なお、マーク50、56〜58を付与する際の、画像編集装置20の動作については後述する。
次いで、得られた校了データをデータベースサーバ16にアップロードし、データファイルを保存する(ステップS6)。そして、印刷サイト14において、データベースサーバ16からダウンロードした校了データ(すなわち、刷版用データ)に基づいて、複数の端物36を印刷する(ステップS7)。
最後に、製本サイト15において、複数の端物36に対し各種処理を施して、最終印刷物FPの生産を行う(ステップS8)。
以上のように、印刷物生産システム10を用いることで、最終印刷物FPの生産が可能である。続いて、ステップS5(図4参照)におけるマーク50、56〜58の付与の際の、画像編集装置20の動作について、図5〜図10を参照しながら詳細に説明する。
先ず、図5において、面付け情報取得部80は、メモリ68から読み出した面付けデータを参照し、最終印刷物FPに関する面付け情報を取得する(ステップS51)。これにより、最終印刷物FPの形態、例えば、折り丁42の数、背44等の周縁部46の各サイズ(高さ・幅)等の実サイズを把握できる。
次いで、丁合い画像作成部86は、2以上の折り丁42の形態を表す折り丁画像200を作成する(ステップS52)。図6に例示する折り丁画像200は、背44側から観察した正面視の画像を表す。折り丁画像200中の各矩形は、折り丁42の形態をそれぞれ模擬的に表している。
次いで、マーク形態指定部82は、各マーク集合体48、54の形態をそれぞれ指定する(ステップS53)。この「形態」は、個々のマーク50等の形状のみならず、繰り返し単位52の周期数、各マーク50同士の相対的位置関係をも含む概念である。
ステップS53及び後述するステップS54での指定方法は、予め決定された形態を指定する方法であってもよいし、面付けデータを参照することで取得したマーク情報に基づいて指定してもよい。以下、ユーザインターフェース(UI部92)からの入力に応じて、マーク情報入力部94を介して、マーク集合体48、54の形態を指定する方法について詳細に説明する。
図7に示すように、ウィンドウ100上には、各マーク集合体48、54の形状を設定するための第1設定部102と、各マーク集合体48、54の配置領域47、53を設定するための第2設定部104と、[プレビュー]と表記されたボタン106とがそれぞれ配置されている。なお、ウィンドウ100内のタブ108の切り替え操作に応じて、複数のマーク情報を一時に設定・入力できる。
第1設定部102は、プルダウンメニュー110、112の操作に応じて、予め登録されたマーク集合体48、54の形状及び色彩をそれぞれ設定する。後述するように、[編集]と表記されたボタン114のクリック操作に応じて、マーク集合体48、54の形状をカスタムで登録してもよい。また、第1設定部102は、プルダウンメニュー116、118、及び120の操作に応じて、マーク50、56〜58の高さ・幅、背景色、及び向きをそれぞれ設定する。この設定操作の結果、図8A及び図8Bに示す各形態が指定されたとする。説明の便宜のため、折り丁画像200(破線で示す。)の一部を併せて表記している。
図8Aに示すように、マーク集合体48(図2参照)に対応する画像集合体202は、複数のマーク画像204で構成されている。各マーク画像204は、高さ方向に長尺な矩形状であり、それぞれ同一の形状を有している。各マーク画像204は、周期的に位置を異ならせて配置されている。ここで、画像集合体202の繰り返し単位(繰り返し画像206)は、6つのマーク画像204からなる。
図8Bに示すように、マーク集合体54(図2参照)に対応する画像集合体208は、複数のマーク画像210、211、212で構成されている。各マーク画像210は、幅方向に僅かに長尺な矩形状である。各マーク画像211は、マーク画像210と同一の形状を有するマークを高さ方向に2つ並べて構成されている。各マーク画像212は、マーク画像210と同一の形状を有するマークを高さ方向に3つ並べて構成されている。6つのマーク画像210からなるインデックス画像214は、1番目の繰り返し画像206に対応する。6つのマーク画像211からなるインデックス画像215は、2番目の繰り返し画像206に対応する。6つのマーク画像212からなるインデックス画像216は、3番目の繰り返し画像206に対応する。
このように、マーク形態指定部82は、折り丁42毎の配置位置を周期的に変化させた2以上のマーク50からなるマーク集合体48を少なくとも1つ指定するとともに、繰り返し単位52の配列順番を表す2以上のマーク56〜58からなるマーク集合体54を少なくとも1つ指定する。
なお、図8A及び図8Bに例示するマーク画像204、210〜212(図2のマーク50、56〜58)はいずれも矩形状であるが、形状の差異を識別可能であれば種類は問わない。例えば、円形、楕円形、三角形、多角形、記号、文字又はこれらの結合であってもよい。
次いで、配置領域指定部84は、各マーク集合体48、54を配置する配置領域47、53をそれぞれ指定する(ステップS54)。
図7に戻って、第2設定部104は、チェックボックス群122の操作に応じて、マーク集合体48、54の付与位置(本図例では、背44、天の前側、天の後側、地の前側、及び地の後側のうちの少なくとも1つ)をそれぞれ設定する。また、第2設定部104は、プルダウンメニュー124、126の操作に応じて、マーク集合体48、54のサイズ定義、及びオフセット量をそれぞれ設定する。この設定操作の結果、図8Cに示すように、配置領域47(図2参照)に対応する画像領域218が指定され、配置領域53(同参照)に対応する画像領域220が指定されたとする。
そして、作業者による[プレビュー]ボタン106(図7参照)のクリック操作に応じて、次のステップS55(図5参照)に進む。
次いで、丁合い画像作成部86は、丁合い物40(図2参照)を模擬的に可視化する丁合い画像246を作成する(ステップS55)。具体的には、丁合い画像作成部86は、ステップS53において各形態が指定された各画像集合体202、208を、ステップS54で指定された折り丁画像200上の各画像領域218、220に重ねて配置する。
次いで、表示制御部64は、ステップS55で作成された丁合い画像246を表示部28に表示させる(ステップS56)。具体的には、表示制御部64は、ウィンドウ100(図7参照)とは別のウィンドウ240を新たに表示させる。
図9に示すように、ウィンドウ240には、プレビュー画像を表示する表示欄242と、[閉じる]と表記されたボタン243と、[OK]と表記されたボタン244とがそれぞれ配置されている。表示欄242の中央部には、背44側から視た丁合い画像246が表示されている。丁合い画像246の上方には、天側から視た平面図248が併せて表示されている。丁合い画像246の下方には、地側から視た底面図250が併せて表示されている。これにより、作業者は、丁合い物40を実際に印刷することなく、現物と同一のマーク集合体48、54の形態(又は、配置領域47、53)等を容易に確認できる。
次いで、制御部60は、マーク情報の設定変更の指示を受け付けたか否かを判別する(ステップS57)。具体的には、ウィンドウ240(図9参照)上の[OK]ボタン244のクリック操作があったか否かで判別する。指示を受け付けていないと判別された場合(ステップS57:NO)、制御部60は、マーク情報の変更の指示を受け付けたか否かをさらに判別する(ステップS58)。具体的には、[閉じる]ボタン243(図9参照)をクリックした後、第1設定部102又は第2設定部104(図7参照)を介して各値の変更があったか否かで判別する。
指示を受け付けていない場合(ステップS58:NO)、ステップS56に戻って、表示制御部64は、ウィンドウ240を表示部28に継続して表示させる。一方、指示を受け付けた場合(ステップS58:YES)、ステップS53に戻って、表示データ作成部74は、入力部30により入力されたマーク情報を新たに取得する。以下、ステップS53〜S56を繰り返し、現時点でのマーク情報に応じた丁合い画像246を適時表示する。
ところで、ウィンドウ100の[編集]ボタン114(図7参照)のクリック操作に応じて、表示制御部64は、マーク集合体48、54の形態を編集するためのウィンドウ140を表示部28に表示させる。
図10に示すように、ウィンドウ140上には、マーク集合体48、54の形態を編集・設定するための第3設定部142と、[更新]と表記されたボタン144と、現時点で設定されているマーク集合体48等を可視化して表示する表示欄146と、2つのボタン148とがそれぞれ配置されている。
本図例では、第3設定部142は、マーク集合体48等の登録名、繰り返しパターンの種類、マーク50等の形状、高さ方向(上下方向)の全長、マーク50等の高さ、又はマーク50等の幅をそれぞれ設定可能である。
[更新]ボタン144のクリック操作に応じて、表示データ作成部74は、第3設定部142により現時点で設定されている各種変数を取得して、ウィンドウ140上の表示欄146の描画内容を更新する。そして、2つのボタン148の操作により、マーク集合体48等の編集内容を破棄(又は保存)し、編集モードを終了する。
これにより、作業者は、マーク集合体48等の形態を独自に設定できる。例えば、マーク50等を光学的に読み取る検査装置を用いて、丁合い結果の適否を検査する際、前記検査装置の仕様、換言すれば、読み取りの制約条件(例えば、マーク50の位置、サイズ、形状、マーク50等同士の離間距離)を考慮して設定できるので、便宜である。
図5に戻って、ステップS57において設定変更の指示を受け付けた場合、画像編集部70は、最終印刷物FPに関する面付けデータを更新する(ステップS59)。具体的には、画像編集部70は、複数の端物36(図1参照)に対応する面付け領域内の画像領域218、220(図8C参照)に、画像集合体202、208を付加する旨のデータを追加する。そして、制御部60は、この更新後の面付けデータをメモリ68に記録させる。これにより、マーク情報が記憶される。
このようにして、丁合い用のマーク50、56〜58が電子的に付与される(図4のステップS5)。そして、印刷された複数の端物36に対して紙折り及び丁合いを施すことで、図2に示すように、2以上の折り丁42にわたって、複数のマーク集合体48、54がそれぞれ形成されていた丁合い物40が得られる。
以上のように、2以上の折り丁42の形態を表す折り丁画像200上の、指定された各配置領域47、53に対応する画像領域218、220に、指定された各マーク集合体48、54の形態を表す画像集合体202、208をそれぞれ重ねて配置することで、丁合い物40の形態を模擬的に可視化する丁合い画像246を作成するようにしたので、マーク50、56〜58の形態及び配置位置の組み合わせの指定が簡便であるとともに、現物(丁合い物40)と同一の形態について容易に確認可能である。これにより、丁合い用のマーク50、56〜58の形態及び配置位置を容易且つ簡便にカスタマイズできる。
続いて、本実施の形態に係る画像編集装置20の変形例(第1〜第4変形例)について、図11〜図13を参照しながら説明する。なお、変形例において本実施の形態と同一である構成要素には、同一の参照符号を付して詳細な説明を省略する。
[第1変形例]
本実施の形態に係るウィンドウ140(図10参照)では、各マーク集合体48等の形態を編集可能に設けているが、複数のマーク集合体162a〜162dをグループ化して編集してもよい。
図11に示すように、ウィンドウ160上には、マーク集合体162a、162b、162c、162dの組合せ(以下、マークテンプレート164という。)を編集・設定するための第4設定部166と、各マーク集合体162a〜162dの位置を模式的に表示するインデックス欄168と、現時点で設定されているマークテンプレート164を可視化して表示する表示欄170と、2つのボタン172とがそれぞれ配置されている。
本図例では、第4設定部166を介して、マークテンプレート164の登録名、各マーク集合体162a〜162dのマーク表記での追加、テキスト表記での追加、又はこれらの削除をそれぞれ設定可能である。
第4設定部166での設定変更に応じて、表示データ作成部74は、現時点で設定されている各種変数を取得して、ウィンドウ160上のインデックス欄168及び表示欄170の描画内容を更新する。そして、2つのボタン172の操作により、マークテンプレート164の編集内容を破棄(又は保存)し、編集モードを終了する。
また、折り丁42の配列順番を一意に決定させるため次の構成を採ってもよい。例えば、マーク一致性判別部88は、2以上の折り丁42のうち、マーク集合体162a〜162dにより形成されるマークの形態及び配置位置がすべて一致する折り丁42(以下、単に「マークが一致する折り丁42」という。)が存在するか否かを判別する。そして、存在すると判別された場合、警告画像作成部90は、その旨を警告する警告画像174を作成して、ウィンドウ160上に重畳させる。
そうすると、図12に示すように、ウィンドウ160上の左下部に、「同じマークの折り丁があります。」と表記された警告画像174が配置される。これにより、作業者に注意を喚起できる。また、警告画像作成部90は、警告画像174に代替あるいは追加して、2つの枠画像176、178を作成し、表示欄170内の所定位置(マークが一致する折り丁42)にそれぞれ重畳させてもよい。
さらに、マーク形態指定部82は、マークが一致する折り丁42が存在するようなマーク集合体162a〜162dの形態の指定を禁止してもよい。これに代替して、第4設定部166での設定を禁止してもよい。
[第2変形例]
本実施の形態に係るウィンドウ240(図9参照)上において、丁合い画像246を二次元形態で表示可能に構成されているが、三次元形態であってもよい。
図13Aに示すように、ウィンドウ260上には、丁合い画像262を三次元形態で表示する表示欄264と、丁合い画像262の表示態様を変更自在に設けられたアイコン群265とがそれぞれ配置されている。
入力部30を介する所定の操作、具体的には、アイコン群265のクリック操作、及び/又は表示欄264内でのドラッグ操作等に応じて、表示状態情報入力部96は、丁合い画像262を3DCG(3-Dimensional Computer Graphics)で表示するための表示状態変数を本体部26側に入力する。そして、丁合い画像作成部86は、取得した表示状態変数に基づいて、丁合い画像262を作成する。そして、入力部30での操作に追随して丁合い画像262を即時に変化させることにより、丁合い画像262のページ捲り、回転、反転等の物理的変化を仮想的に再現させることができる。
概略直方体状の丁合い画像262は、骨格のみで表示されている。この骨格により形成される各面は、透明又は半透明の色で表示されている。丁合い画像262の背266には、複数の矩形状マークからなるマーク集合体268が形成されている。また、丁合い画像262の天270には、複数の円形状マークからなるマーク集合体272が形成されている。なお、マーク集合体268、272の各マークは、マーク形態指定部82により指定された色を半透明に変化した状態で表示されている。
表示欄264上にある任意の地点274をポインタ276が指示する状態下で、マウス34のドラッグ操作(矢印A方向)が行われると、ポインタ276の移動に追随するように、丁合い画像262の形状が変化する。すなわち、図13Bに示すように、軸278を中心として、丁合い画像262全体が右回りに回動した表示形態に遷移し、表示欄264上には、天地を反転させた丁合い画像262が表示される。
このとき、マーク集合体268の各マークは、図13Aと同様に、指定された色を半透明に変化した状態で表示されている。一方、マーク集合体272の各マークは、図13Aとは異なり、マーク形態指定部82により指定された色(非透明)の状態で表示されている。すなわち、同一の丁合い画像262上に透明度が異なるマーク集合体268、272をそれぞれ表示することで、複数の面(例えば、背266及び天270)に配置されたマークの形態及び配置位置を同時に視認できる。また、所定の時間差を設けながらマーク集合体268、272を交互に点滅表示させても同様の効果が得られる。
[第3変形例]
本実施の形態では、ユーザインターフェース(UI部92)からの入力に応じてマーク集合体48、54の形態を指定可能に設けているが、自動的に指定してもよい。例えば、マーク形態指定部82は、折り丁42の数及び折り丁42の厚さに基づいて繰り返し単位52を構成するマーク50の個数を決定し、その値を指定する。これにより、作業者にとって識別性が高いマーク集合体48を付与できる。
[第4変形例]
本実施の形態では、ユーザインターフェース(UI部92)からの入力に応じてマーク集合体48、54の配置領域47、53を指定可能に設けているが、自動的に指定してもよい。例えば、配置領域指定部84は、所定の規則に従って、各マーク集合体48、54が互いに重ならない位置関係下に配置領域47、53を順次指定する。所定の規則の一例として、配列方向(背44の場合は、下端から上端)や、優先順位(背44、天、及び地の順)等が挙げられる。これにより、マーク集合体48、52の印刷不具合(重複印刷、画像の欠け等)を防止できる。
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10…印刷物生産システム 12…製版サイト
14…印刷サイト 16…データベースサーバ
20…画像編集装置 22…校正機
28…表示部 30…入力部
40…丁合い物 42…折り丁
44…背 46…周縁部
47、53…配置領域 48、54…マーク集合体
50、56〜58…マーク 60…制御部
64…表示制御部 68…メモリ
74…表示データ作成部 80…面付け情報取得部
82…マーク形態指定部 84…配置領域指定部
86…丁合い画像作成部 88…マーク一致性判別部
90…警告画像作成部
100、140、160、240、260…ウィンドウ
174…警告画像 176、178…枠画像
200…折り丁画像 202、208…画像集合体
218、220…画像領域 246、262…丁合い画像

Claims (14)

  1. 2以上の折り丁にわたって規則的に形成される2以上のマークからなるマーク集合体の形態を複数指定するマーク形態指定部と、
    各前記折り丁の周縁部のうち各前記マーク集合体を配置する配置領域をそれぞれ指定する配置領域指定部と、
    前記2以上の折り丁の形態を表す折り丁画像上の、前記配置領域指定部により指定された各前記配置領域に対応する画像領域に、前記マーク形態指定部により指定された各前記マーク集合体の形態を表す画像集合体をそれぞれ重ねて配置することで、丁合い物の形態を模擬的に可視化する丁合い画像を作成する丁合い画像作成部と
    前記2以上の折り丁のうち、形成されるマークの形態及び配置位置がすべて一致する折り丁が存在するか否かを判別するマーク一致性判別部と、
    を有することを特徴とする画像編集装置。
  2. 請求項1記載の画像編集装置において、
    前記マーク形態指定部は、折り丁毎の配置位置を周期的に変化させた2以上のマークからなる第1マーク集合体の形態を少なくとも1つ指定するとともに、前記第1マーク集合体の繰り返し単位の配列順番を表す2以上のマークからなる第2マーク集合体を少なくとも1つ指定することを特徴とする画像編集装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像編集装置において、
    前記配置領域指定部は、各前記マーク集合体が互いに重ならない位置関係下に各前記配置領域をそれぞれ指定することを特徴とする画像編集装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    前記周縁部は、背、天及び地のうちの少なくとも1つの部位であることを特徴とする画像編集装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    前記マーク一致性判別部により一致する折り丁が存在すると判別された場合、前記マークの形態及び配置位置が重複する旨を警告する警告画像を作成する警告画像作成部をさらに有することを特徴とする画像編集装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    前記マーク形態指定部は、前記マーク一致性判別部により一致する折り丁が存在すると判別された場合、各前記マーク集合体の形態の指定を禁止することを特徴とする画像編集装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    前記丁合い画像作成部は、前記丁合い物の三次元形態を可視化する前記丁合い画像を作成することを特徴とする画像編集装置。
  8. 請求項記載の画像編集装置において、
    前記丁合い画像作成部は、骨格のみで形成された前記折り丁画像を用いて前記丁合い画像を作成することを特徴とする画像編集装置。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    前記丁合い画像作成部により作成された前記丁合い画像を表示する表示部をさらに有することを特徴とする画像編集装置。
  10. 請求項1〜のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    前記マーク形態指定部は、ユーザインターフェースからの入力に応じて、各前記マーク集合体の形態をそれぞれ指定することを特徴とする画像編集装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    前記配置領域指定部は、ユーザインターフェースからの入力に応じて、各前記配置領域をそれぞれ指定することを特徴とする画像編集装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    各前記マーク集合体の形態及び前記配置領域に関するマーク情報を記憶するマーク情報記憶部をさらに有することを特徴とする画像編集装置。
  13. 2以上の折り丁にわたって規則的に形成される2以上のマークからなるマーク集合体の形態を複数指定するステップと、
    各前記折り丁の周縁部のうち各前記マーク集合体を配置する配置領域をそれぞれ指定するステップと、
    前記2以上の折り丁の形態を表す折り丁画像上の、指定された各前記配置領域に対応する画像領域に、指定された各前記マーク集合体の形態を表す画像集合体をそれぞれ重ねて配置することで、丁合い物の形態を模擬的に可視化する丁合い画像を作成するステップと
    を備え
    前記2以上の折り丁のうち、形成されるマークの形態及び配置位置がすべて一致する折り丁が存在するか否かを判別することを特徴とする画像編集方法。
  14. コンピュータを、
    2以上の折り丁にわたって規則的に形成される2以上のマークからなるマーク集合体の形態を複数指定するマーク形態指定部、
    各前記折り丁の周縁部のうち各前記マーク集合体を配置する配置領域をそれぞれ指定する配置領域指定部、
    前記2以上の折り丁の形態を表す折り丁画像上の、前記配置領域指定部により指定された各前記配置領域に対応する画像領域に、前記マーク形態指定部により指定された各前記マーク集合体の形態を表す画像集合体をそれぞれ重ねて配置することで、丁合い物の形態を模擬的に可視化する丁合い画像を作成する丁合い画像作成部
    前記2以上の折り丁のうち、形成されるマークの形態及び配置位置がすべて一致する折り丁が存在するか否かを判別するマーク一致性判別部
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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