JP5592161B2 - 画像編集装置、画像編集方法及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、画像編集装置、画像編集方法及びプログラムに関する。
近時、印刷製版の分野において、中間成果物を生成せずに電子データにより直接刷版を形成するCTP(Computer To Plate)が普及している。このCTP用データを用いて校正作業を効率的に行うため、校正支援ツールが種々提案されている。
校正工程には、印刷物の加工形態に関わる確認作業が含まれる。具体的な項目として、例えば、レイアウト、面付け、折り、断裁位置等が挙げられる。この確認作業を容易にするため、印刷物の加工形態を考慮して印刷データ画像を表示する技術が種々開示されている。
例えば、特許文献1には、紙折り方法の指示に応じたテンプレート画像に印刷データ画像を合成し、得られたプレビュー画像を表示する装置及び方法が開示されている。これにより、紙折り後の印刷物上での印刷画像の配置を事前に確認できる旨が記載されている。
また、特許文献2には、印刷データ画像のレイアウト及び出力形態をプレビュー表示する装置及び方法が開示されている。これにより、様々な印刷機能を反映したプレビューを表示できる旨が記載されている。
特開2008−302518号公報 特開2004−102614号公報
ところで、作業者による校正作業が完了した後、次の印刷工程に移行する前にクライアント(発注者)からの承認を得る場合がある。このとき、クライアントは、校正機を用いて印刷した校正刷りを目視で確認した上で、印刷工程への移行の可否を判断する。このような場合、印刷物の最終形態になるべく近い状態で確認を行いたいという潜在的ニーズがある。
しかし、特許文献1及び2に開示された装置及び方法は、特に面付け・折りを簡易に確認することを主目的としており、実際の印刷データ(版下データ)を用いていない。そのため、印刷物の最終形態との乖離が生じ、レイアウトや断裁を含む他の項目の最終確認に用いることには適さなかった。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、印刷物の加工形態を精度良く予測可能であり、校正時の作業効率を飛躍的に向上可能である画像編集装置、画像編集方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る画像編集装置は、ページ記述言語データに基づいて印刷加工しようとする印刷物の面付け情報を取得する面付け情報取得部と、前記面付け情報取得部により取得された前記面付け情報に従って、前記ページ記述言語データを面付けして面付けデータを作成する面付け処理部と、面付け処理部により作成された前記面付けデータをRIP処理してラスタ形式データに変換するRIP処理部と、前記RIP処理部により変換された前記ラスタ形式データから複数のページ領域に応じた各ページデータを切り出すページ切出処理部と、前記印刷物の三次元形状モデルを決定する形状モデル決定部と、前記形状モデル決定部により決定された前記三次元形状モデルのうち前記複数のページ領域に対応する各モデル領域上に、前記ページ切出処理部により切り出された各前記ページデータをマッピングして前記印刷物の三次元プレビューデータを作成するプレビューデータ作成部と、前記プレビューデータ作成部により作成された前記三次元プレビューデータに基づいて前記印刷物の三次元プレビュー画像を表示する表示部とを有することを特徴とする。
このように、ラスタ形式データから複数のページ領域に応じた各ページデータを切り出すページ切出処理部と、印刷物の三次元形状モデルを決定する形状モデル決定部と、決定された前記三次元形状モデルのうち前記複数のページ領域に対応する各モデル領域上に、切り出された各前記ページデータをマッピングして前記印刷物の三次元プレビューデータを作成するデータ作成部とを設けたので、実際に印刷しようとする面付けデータ及び加工形態に近い条件下でプレビュー画像を作成し表示することが可能であり、印刷物の加工形態を精度良く予測できる。これにより、校正作業の効率が飛躍的に向上する。
また、前記面付けデータが表す複数のページのうち少なくとも1つのページを選択するページ選択部を有し、前記表示部は、前記ページ選択部により選択された前記少なくとも1つのページの各ページデータを表す画像を表示し、且つ、残余のページの各ページデータを表す画像を表示しないで前記三次元プレビュー画像を表示することが好ましい。
さらに、前記ページ選択部は、複数の折り丁からなる前記複数のページから、通算ページ単位、折り丁毎のページ単位、又は折り丁単位のいずれか1つの単位で前記少なくとも1つのページを選択することが好ましい。
さらに、前記三次元プレビュー画像として裁ち落とし領域を併せて表示するか否かを選択する裁ち落とし要否選択部を有し、前記表示部は、前記裁ち落とし要否選択部による選択結果に応じて前記裁ち落とし領域を表示し又は表示しないで前記三次元プレビュー画像を表示することが好ましい。
さらに、前記ページ切出処理部は、前記裁ち落とし要否選択部による選択結果に関わらず前記裁ち落とし領域を含めて各前記ページデータを切り出し、前記プレビューデータ作成部は、前記裁ち落とし要否選択部による選択に応じて前記裁ち落とし領域を含めて又は含めないで前記印刷物の三次元プレビューデータを作成することが好ましい。
さらに、コントーン表示又は分版表示のいずれか一方の階調表示方法を選択する階調表示方法選択部を有し、前記表示部は、前記階調表示方法選択部による選択結果に応じて前記コントーン表示又は分版表示により前記三次元プレビュー画像を表示することが好ましい。
さらに、前記階調表示方法選択部は、前記分版表示に用いるC版、M版、Y版、K版又は特色版のうち少なくとも1つの色版をさらに選択することが好ましい。
さらに、前記表示部は、前記階調表示方法選択部により複数の色版が選択される場合、該複数の色版が重畳された前記三次元プレビュー画像を表示することが好ましい。
さらに、前記プレビューデータ作成部は、前記面付け情報に応じて前記三次元形状モデルを調整することが好ましい。
さらに、前記プレビューデータ作成部は、各前記ページデータを所定の解像度に合わせて変換することが好ましい。
さらに、前記ページ切出処理部は、所定のページ領域を超える大サイズのページ記述言語データを前記面付け情報に従って各前記ページデータ毎に分割して切り出すことが好ましい。
さらに、前記大サイズのページ記述言語データをページ毎に分割する境界線の線数及び境界線の位置を前記面付け情報に基づいて算出する分割位置算出部を有し、前記ページ切出処理部は、前記分割位置算出部により算出された前記境界線の位置に従って各前記ページデータを切り出すことが好ましい。
さらに、前記境界線の位置を調整する分割位置調整部を有することが好ましい。
本発明に係る画像編集方法は、ページ記述言語データに基づいて印刷加工しようとする印刷物の面付け情報を取得する取得ステップと、取得された前記面付け情報に従って、前記ページ記述言語データを面付けして面付けデータを作成する面付けステップと、作成された前記面付けデータをRIP処理してラスタ形式データに変換するRIP処理ステップと、変換された前記ラスタ形式データから複数のページ領域に応じた各ページデータを切り出す切出ステップと、前記印刷物の加工形態に応じた三次元形状モデルを決定する決定ステップと、決定された前記三次元形状モデルのうち前記複数のページ領域に対応する各モデル領域上に、切り出された各前記ページデータをマッピングして前記印刷物の三次元プレビューデータを作成する作成ステップと、作成された前記三次元プレビューデータに基づいて前記印刷物の三次元プレビュー画像を表示する表示ステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、ページ記述言語データに基づいて印刷加工しようとする印刷物の面付け情報を取得する手段、取得された前記面付け情報に従って、前記ページ記述言語データを面付けして面付けデータを作成する手段、作成された前記面付けデータをRIP処理してラスタ形式データに変換する手段、変換された前記ラスタ形式データから複数のページ領域に応じた各ページデータを切り出す手段、前記印刷物の加工形態に応じた三次元形状モデルを決定する手段、決定された前記三次元形状モデルのうち前記複数のページ領域に対応する各モデル領域上に、切り出された各前記ページデータをマッピングして前記印刷物の三次元プレビューデータを作成する手段、作成された前記三次元プレビューデータに基づいて前記印刷物の三次元プレビュー画像を表示させる手段として機能させることを特徴とする。
本発明に係る画像編集装置、画像編集方法及びプログラムによれば、ラスタ形式データから複数のページ領域に応じた各ページデータを切り出し、印刷物の三次元形状モデルのうち前記複数のページ領域に対応する各モデル領域上に、切り出された各前記ページデータをマッピングして前記印刷物の三次元プレビューデータを作成するようにしたので、実際に印刷しようとする版下データ及び加工形態に近い条件下でプレビュー画像を作成し表示することが可能であり、印刷物の加工形態を精度良く予測できる。これにより、校正作業の効率が飛躍的に向上する。
本実施の形態に係る画像編集装置が組み込まれた印刷システムの概略説明図である。 図1に示す画像編集装置の機能ブロック図である。 図1に示す印刷システムを用いた印刷ワークフローのフローチャートである。 図4A及び図4Bは、仮想印刷物の3Dプレビュー画面の第1変化を表す概略説明図である。 図5A〜図5Cは、仮想印刷物の3Dプレビュー画面の第2変化を表す概略説明図である。 図3の入稿・編集ステップにおける画像編集装置の動作を説明するためのフローチャートである。 面付けパターンの選択画面を表す第1の図である。 図7に示す表示欄の部分拡大図である。 面付けパターンの選択画面を表す第2の図である。 面付けパターンの選択画面を表す第3の図である。 ページ配置順番の設定画面を表す図である。 図6の3Dプレビュー表示ステップにおける画像編集装置の動作を説明するためのフローチャートである。 ラスタ形式の面付けデータの描画例を表す概略説明図である。 ラスタ形式の面付けデータからページデータを切り出した描画状態を表す概略説明図である。 ページ分割の設定画面を表す図である。 端物の3D形状モデルの概略斜視図である。 本の3D形状モデルの概略斜視図である。
以下、本発明に係る画像編集方法についてそれを実施する画像編集装置並びに印刷システムとの関係において好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像編集装置20が組み込まれた印刷システム10の概略説明図である。
印刷システム10は、製版サイト12と、印刷サイト14と、データベースサーバ16と、LAN18とを基本的に備える。製版サイト12は、画像編集装置20と、校正機22とを備える。
画像編集装置20は、ページ記述言語(以下、PDLという。)による製版データあるいは編集工程下の編集データ、例えば、4色(CMYK)や3色(RGB)のカラーチャンネルからなるPDL形式データを生成する。
ここで、PDLとは、印刷や表示等の出力単位である「ページ」内で文字、図形等の書式情報、位置情報、色情報(濃度情報を含む)等の画像情報を記述する言語である。例えば、PDF(Portable Document Formatの略で、ISO32000−1:2008に規定)、AdobeSystems社のPostScript(登録商標)やXPS(XML Paper Specification)等が知られている。
画像編集装置20は、PDL形式データに対して、所望の画像処理、例えばプレフライト処理、色変換処理や配置処理等を行い、ラスタ形式の画像データ(例えば、ビットマップやTIFF)に変換し、校正機22の印刷方式に適した印刷制御信号に変換し、前記校正機22に前記印刷制御信号を送信する各機能を有している。
画像編集装置20は、仮想印刷物の3D画像(三次元画像)を表示部28に表示させる。ここで、仮想印刷物とは、実際に製本しようとする形態下で、ページ毎のデータ内容を閲覧可能である仮想的な印刷物をいう。なお、本実施の形態では、3D画像として三次元コンピュータグラフィックス(以下、3DCGという。)を適用している。三次元画像の種別はこれに限られず、例えば立体視画像を用いてもよい。例えば、並置方式、画像分離方式、視差分割方式、偏光表示方式等の各方式に適した、既知の画像処理技術を用いることができる。
画像編集装置20は、本体26と、表示部28と、入力部30(キーボード32及びマウス34)とを備える。ポインティングデバイスとしてのマウス34に代替し、トラックパッドやトラックボールを用いてもよい。
校正機22は、校正するための校正刷り24を得る出力装置である。校正機22として、オフセット印刷機と同等の印刷性能を備えるDDCP(Direct Digital Color Proofer)、インクジェットカラープルーファ、低解像度のカラーレーザプリンタ(電子写真方式)やインクジェットプリンタ等が用いられる。
データベースサーバ16は、校正作業が完了した製版データファイル(TIFFファイルやPDFファイル等)やジョブチケット{例えば、JDF(Job Difinition Format)ファイル}の保存や管理等を行うためのサーバである。
LAN18は、イーサネット(登録商標)等の通信規格に基づいて構築されているネットワークである。製版サイト12と、印刷サイト14と、データベースサーバ16とは相互に接続されている。製版サイト12と印刷サイト14とは異なる作業場に設けられているので、製版サイト12内での製版工程と印刷サイト14内での印刷工程とがLAN18を介して行われる。
印刷サイト14は、データベースサーバ16から取得した製版データファイルに対して所望の画像処理を行う画像処理装置、刷版を作成するためのプレートセッタ、所望のカラー・モノクロ画像を各種メディアに印刷するオフセット印刷機やデジタル印刷機等を備えている。
図2は、図1に示す画像編集装置20の機能ブロック図である。
本体26は、I/F36と、入稿データ編集部38と、画像処理部40と、制御部42と、表示制御部44と、I/F46と、印刷制御部48と、I/F50と、メモリ52と、プレビューデータ作成部54とを備えている。
入稿データ編集部38は、1つ又は複数の入稿データファイルに対して、プレフライト処理、色調整等の各種処理を行い、ページ単位の編集データを作成自在である。また、入稿データ編集部38は、予め指定された綴じ方法や紙折り方法に応じて、ページ単位の編集データを面付けして面付けデータを作成する。また、校正印刷の結果を踏まえて、面付けデータの修整処理を行うこともできる。
画像処理部40は、ページ単位の編集データ(PDL形式)をラスタ形式データに変換するRIP(ラスタイメージングプロセッサ)機能を有する。
制御部42は、CPU等のプロセッサによって構成されてよい。制御部42は、画像処理部40、表示制御部44、プレビューデータ作成部54等の本体26の各部を制御する。
表示制御部44は、制御部42の制御に従って、表示部28を駆動制御する制御回路である。表示制御部44が表示制御信号をI/F46を介して表示部28に出力することで、表示部28が駆動する。これにより、表示部28は、画像を表示することができる。
印刷制御部48は、制御部42の制御に従って、校正機22を駆動制御する制御回路である。印刷制御部48が印刷制御信号をI/F50を介して校正機22に出力することで、校正機22が駆動する。これにより、校正機22は、校正刷り24を印刷することができる。
メモリ52は、制御部42が各部を制御するのに必要なプログラム及びデータ(例えば、プレビューデータ作成部54の処理に必要なデータ)や編集データファイル等を記憶している。メモリ52は、不揮発性のメモリ、ハードディスク等の記録媒体であってよい。
プレビューデータ作成部54は、面付け情報取得部56と、面付け処理部58と、RIP処理部60と、ページ切出処理部62と、ページ選択部63と、表示状態変数取得部64と、形状モデル決定部66と、データ選択部68と、3Dデータ作成部70と、分割位置算出部71とをさらに備える。
面付け情報取得部56は、面付け作業を行う際に必要な各種情報(以下、面付け情報という。)を取得する。さらに、面付け情報取得部56は、校正刷り24の加工情報を取得する加工情報取得部72と、面付けの際の画像配置情報を取得する画像配置情報取得部74とを備える。
ここで、加工情報には、ページ総数、綴じ方法、紙折り方法等が含まれる。本明細書では、上記したページ総数、綴じ方法、紙折り方法等の組合せを勘案して面付けされる態様を総称して「面付けパターン」という。本製造時の面付けパターンには、例えば、本掛け(水平返し・垂直返し)、打返し、どん天返し等が挙げられる。また、パンフレット製造時の面付けパターンには、巻き三折り、巻き四折り、経本折り、巻き込み折り、混合折り、観音開き折り等が挙げられる。
また、画像配置情報には、版面・ページのサイズ、ブリード、のど、ノンブル等のレイアウト情報が含まれる。
面付け処理部58は、面付けパターンの各ページ番号と各ページデータとの対応付け情報(以下、ページ対応情報という。)を作成する。以下、各ページデータ及びページ対応情報をあわせて「面付けデータ」という。
RIP処理部60は、面付けデータをRIP処理してラスタ形式データ(以下、「RIP後の面付けデータ」という。)に変換する。具体的には、RIP処理部60は、画像配置情報に基づいてページ単位の編集データを所定のデータ領域内にそれぞれ配置し、トンボ等のマーク情報を付加し、ラスタライズ処理を行うことで、RIP後の面付けデータを得る。なお、上述した画像処理部40が備えるRIP機能を用いて画像処理を行ってもよい。
ページ切出処理部62は、RIP後の面付けデータから複数のページ領域に応じた各ページデータを切り出す。ここで、ページデータとは、印刷物を実際に断裁して得られるページ毎の画像データである。
ページ選択部63は、後述する3Dプレビュー画像上で、各ページデータの描画内容を表示するか否か(又は、表示しないか否か)を選択する。
表示状態変数取得部64は、後述する仮想印刷物102(図4A等参照)を3DCGで表示するための各種変数(以下、表示状態変数という。)を取得する。
形状モデル決定部66は、印刷加工をしようとする印刷物の3D形状モデルを決定する。ここで、3D形状モデルとは、仮想印刷物102の加工形態の三次元モデルをいう。本明細書において、加工形態とは、紙面上に印刷された印刷物の最終的な加工形態を意味する。すなわち、加工形態には、綴じ加工を要するページ物のみならず、綴じ加工を要しない見開きパンフレット等の端物(1枚物)が含まれるものとする。
データ選択部68は、複数のページデータの中から、仮想印刷物102上の所定のモデル領域に貼り付けるページデータを少なくとも1つ選択する。
3Dデータ作成部70は、予め決定された3D形状モデルに従って仮想印刷物102の3Dプレビューデータを作成する。例えば、3Dデータ作成部70は、輪郭や形状を表すプロットデータを決定し、該プロットデータを頂点とする格子状の領域内に画像データをマッピングするテクスチャマッピングを用いて、仮想印刷物102を表示するための3Dプレビューデータを作成する。テクスチャマッピングの手法は、公知のアルゴリズムを種々用いてもよい。
なお、複数のプロットデータ組を予め用意し、例えば1秒当たり30フレームの時間間隔で、プロットデータを順次変えながら3Dプレビューデータを作成し、その都度表示させれば仮想印刷物102の動作表示となる。演算に用いるプロットデータは、メモリ52に予めすべて記憶しておいてもよい。また、輪郭だけのプロットデータ(ワイヤフレーム)を用意し、補間演算や近似曲線演算を用いて、フレーム毎のプロットデータを算出してから演算を行ってもよい。
分割位置算出部71は、大サイズのPDLデータをページ毎に分割するための境界線の線数及び境界線の位置を算出する。
入力部30は、面付け情報を入力する面付け情報入力部78(分割位置調整部)と、表示状態変数を入力する表示状態変数入力部80と、各種表示方法を選択する表示選択部82(裁ち落とし要否選択部、階調表示選択部)とを備える。
画像編集装置20は以上のように構成され、上述した各画像処理機能は、基本プログラム(オペレーティングシステム)上で動作する、メモリ52に格納された応用プログラムを用いて実現することができる。
この実施形態に係る印刷システム10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作について図3のフローチャート及び図2の機能ブロック図を参照しながら説明する。
製版サイト12(図1参照)内での作業工程は、ステップS1〜S8から構成されている。本実施の形態では、特に編集工程を中心に説明する。
先ず、作業者は、原稿データの入稿及び編集作業を行う(ステップS1)。画像編集装置20は、クライアントにより入稿された各データファイルを編集し、得られた面付けデータをファイルとしてメモリ52に記憶する。動作の詳細については後述する。
次いで、作業者は、ステップS1で作成された面付けデータに基づいて校正印刷を行う(ステップS2)。
画像処理部40は、印刷指示を受けて、メモリ52から取得した面付けデータ(PDL形式)をラスタ形式データに変換する。そして、印刷制御部48は、変換されたラスタ形式データを印刷制御信号に変換する。そして、校正機22は、I/F50を介して印刷制御信号を取得し、該印刷制御信号に基づいて図示しないメディア上にカラー・モノクロ印刷することで、校正刷り24を得る。このとき、印刷サイト14での印刷色に一致するように、公知のカラーマッチング技術を用いて校正刷り24の色を調整してもよい。
次いで、作業者は、校正刷り24を目視し、修整箇所がないか否かを確認する(ステップS3)。修整箇所が発見された場合、作業者は、校正刷り24上に修整箇所及び修整内容を記入する。そして、必要に応じて面付けデータを修整する(ステップS4)。入稿データ編集部38は、作業者の変更指示に応じて、面付けデータの内容を変更する。メモリ52は、修整を終えたデータを新たな面付けデータファイルとして記憶する。
一方、ステップS3で発見した修整箇所について、修整作業がすべて完了した場合は、ステップS2に戻って、校正印刷を再度行う(ステップS2)。校正機
22による印刷では、ステップS4で記憶された新たな面付けデータファイルを用いる。以下、作業者は、面付けデータの修整箇所がなくなるまでステップS2〜S4を繰り返す。そして、校正作業が終了すると、面付けデータファイルのデータ内容が確定する。
次いで、承認者は、3Dプレビューによる最終確認を行う(ステップS5)。ここで、承認者とは、ステップS1〜S4を行う作業者のみならず、該作業者に業務を発注したクライアントが含まれる。本実施の形態では、校正刷り24ではなく、端末装置(例えば、画像編集装置20)に接続された表示装置(例えば、表示部28)に3Dプレビューを表示させて確認する。
あるいは、面付けデータファイルをデータベースサーバ16に予めアップロードしてもよい。例えば、LAN18に接続された図示しない端末装置にプレビューデータ作成部54(図2参照)の機能を備える応用ソフトウェアを予めインストールしておく。そうすると、承認者は、LAN18に接続された図示しない端末装置から前記面付けデータファイルをダウンロードし、3Dプレビューを閲覧することができる。あるいは、メール機能、FTP、ファイルサーバ等を用いて、3Dビューワや3D表示用データの送受信を行ってもよい。
図4Aは、プレビュー画面100の初期状態を表す。プレビュー画面100上には、折りが無く、表面を上向きにした状態の仮想印刷物102が表示されている。ポインタ104は、プレビュー画面100上にある任意の地点(例えば左端部106)を指示している。この状態下で、キーボード32の所定のキー(例えばシフトキー)を押下操作と併せてマウス34のドラッグ操作(矢印A方向)が行われると、左端部106がポインタ104に追随するように、仮想印刷物102の形状が変化する。すなわち、図4Bに示すように、折り線108を軸にして、左側の基材が表面側(内側)に折られた表示形態に遷移し、プレビュー画面100a上には新たな仮想印刷物102aが表示される。
続いて、図5Aに示すように、プレビュー画面100a上にある任意の地点(例えば下端部110)をポインタ104が指示する状態下で、マウス34のスライド操作(矢印B方向)が行われると、下端部110がポインタ104に追随するように、仮想印刷物102の形状が変化する。すなわち、図5Bに示すように、仮想印刷物102aの短辺側の中心線112を軸にして、仮想印刷物102a全体が90度回動した表示形態に遷移し、プレビュー画面100b上には新たな仮想印刷物102bが表示される。
さらに、図5Bの状態から、マウス34のスライド操作(矢印B方向)が行われると、中心線112を軸にして、仮想印刷物102b(102a)全体が90度(180度)回動した表示形態に遷移し、プレビュー画面100c上には新たな仮想印刷物102cが表示される。
同様に、図5Aから、マウス34のスライド操作(矢印C方向)が行われると、矢印B方向に平行する所定の軸を中心にして、仮想印刷物102a全体が回動する。すなわち、マウス34のスライド操作(斜め方向)が行われると、矢印B方向、矢印C方向について回動量をそれぞれ算出し、その合成量だけ仮想印刷物102a全体が回動する。
また、プレビュー画面100の上方部に、アイコン群114が配設されている。アイコン群114の操作に応じて、仮想印刷物102の表示態様を即時に変更自在である。表示態様として、例えば、表示倍率や位置・姿勢等の観察態様のみならず、紙厚(撓み度合い)やページ表面の光沢度等の物理特性が挙げられる。
さらに、アイコン群114の操作に応じて、仮想印刷物102の表示内容を即時に選択自在である。表示内容として、例えば、コントーン表示又は分版表示の選択、裁ち落とし領域の表示又は非表示の選択、あるいは閲覧可能なページ範囲の選択等が挙げられる。
このようにして、承認者は、実際に印刷加工しようとする印刷物の最終形態に近い状態下で、印刷内容の確認作業ができる。
図3に戻って、ステップS6の最終確認の結果、OKでない旨の判断がなされた場合は、面付けデータファイルの再編集又は再修整を行う(ステップS7)。その後、変更箇所が軽微である場合はそのまま再確認を行ったり(ステップS5)、必要に応じて校正印刷等を再度行ったりする(ステップS2〜S4)。このように、次の印刷工程への移行の承認が得られるまで、ステップS2〜S7を繰り返す。
一方、ステップS6の最終確認の結果、OKである旨の判断がなされた場合は、作業者は、データファイルをデータベースサーバ16にアップロードする(ステップS8)。制御部42は、メモリ52に記憶した最新の面付けデータファイルを製版データファイルとして、I/F30、LAN18を介して、データベースサーバ16側に送信する。
最後に、作業者は、印刷工程を行う(ステップS9)。印刷サイト14は、データベースサーバ16が保持する製版データファイルをダウンロードする。その後、画像処理装置により所望の画像処理がなされ、プレートセッタにより刷版が作成され、オフセット印刷機によりカラー画像が印刷される。あるいは、刷版を作成することなく、デジタル印刷機を用いて直接印刷してもよい。
以上のようにして、入稿から印刷までの印刷フローの全工程が終了する。
続いて、図3の入稿・編集ステップ(ステップS1)における画像編集装置20の動作について、図6のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
先ず、各データファイルを入力する(ステップS11)。
図2に示すように、クライアントによる入稿指示に従って、図示しない端末装置は、LAN18を介して、所望の入稿データファイルを画像編集装置20側に供給する。そして、画像編集装置20は、I/F36を介して入稿データファイルをメモリ52内に一旦記憶する。
なお、入稿データファイルは、任意のファイル形式である。例えば、PDF、PS、EPS(Encapsulated PS;登録商標)、TIFFのみならず、AdobeSystems社のInDesign(登録商標)を含む各種アプリケーションデータを用いてもよい。この場合は、例えばPDL形式に一旦変換し、ファイル形式を統一した後に編集してもよい。
次いで、面付けパターンを選択する(ステップS12)。図7〜図10に例示する選択画面120から、種々の面付けパターンが選択可能である。
図7に示すように、選択画面120の略全面に表示欄122が設けられており、種々の面付けパターンが模式的に表示されている。
図8は、図7に示す表示欄122(破線で囲む矩形領域)の一部拡大説明図である。ハッチングで示す領域124は、背景126及びパターン128とは異なる色で着色されている。パターン128(面付けの名称「F6−4」)は領域124に囲繞されており、現在選択されていることを表す。
パターン128が有する各矩形領域130は各ページに相当するものであり、矩形領域130内の略中央に示される算用数字はページ番号を表す。パターン128上に示される2本の太線132は折り線である。なお、実線で示される折り線は山折りを表すとともに、破線で示される折り線は、谷折りを表す。太線132の近傍にある白抜き数字134は、紙折りの順番を表している。
図7に戻って、選択画面120には、作業者の利便性を考慮して、面付けパターンの選択支援機能が種々設けられている。
例えば、プルダウンメニュー136、138の設定値を変更することで、水平ページ数(又は垂直ページ数)が前記設定値である面付けパターンのみが表示欄122に表示される。これにより、表示欄122に表示されるパターン数を予め絞り込むことができる。
また、ラジオボタン140のいずれかを選択することで、表示欄122の表示態様が種々変更される。具体的には、ラジオボタン140aを選択すると、表示欄122には各面付けパターンの表面のみが表示される。また、ラジオボタン140bを選択すると、裏面のみが表示される。さらに、ラジオボタン140cを選択すると、各面付けパターンの表面及び裏面が一対でして表示される。これにより、仕上がりを確認しながら選択できる。
OKボタン142のクリック操作に応じて、面付け情報入力部78は、面付けパターンの種類を本体26側に入力する。その後、メモリ52は、面付け情報入力部78から取得した面付けパターンの種類を記憶する。ここで、メモリ52は、各面付けパターンに応じた水平ページ数、垂直ページ数、ページ番号、折り線等の各加工種情報を予め記憶している。
なお、作業者により、紙折り方法(折り線の位置、折り方向)や綴じ方法等をデザインし、独自の面付パターンとして保存できるようにしてもよい。このとき、本体26は、保存された面付けパターンに基づいてページ番号との対応関係を算出し、得られたページ対応情報をメモリ52に記憶してもよい。
次いで、ページ単位の編集データを面付けパターンに応じて配置する(ステップS13)。
図11に示すように、配置画面150は、左側の第1表示欄152と、中央の第2表示欄154と、右側の第3表示欄156との3つの欄に分割されている。
第1表示欄152には、上から順番に、入力したデータファイルの属性情報158と、複数のサムネイル160とが並んで表示されている。属性情報158は、ファイル形式を模式化したアイコン162及び拡張子を含めたファイル名164を備えている。図11には、「File1.pdf」を構成する1〜4ページ目のサムネイル164a〜164dがそれぞれ表示されている。サムネイル164aは、ハッチングで示した領域166に囲繞されており、現在選択されていることを表す。なお、ボタン168のクリック操作に応じて、入力するデータファイルを新たに追加することができる。
第2表示欄154には、複数の画像表示欄170a〜170dが上下方向に並んで表示されている。画像表示欄170a〜170dには、1〜4ページ目の面付け画像が表示されている。ボタン17のクリック操作等に応じて、面付けしようとするページを新たに追加することができる。
画像表示欄170a〜170dの初期状態には余白画像が表示されている。マウス34の所定の操作(例えば、サムネイル164aの位置から画像表示欄170aの位置までのドラッグ・アンド・ドロップ操作)に応じて、面付けデータの第1ページと「File1.pdf」の第1ページとが対応付けられる。このとき、画像表示欄170aに表示される画像は、余白画像からサムネイル164aに変わる。以下、同様に、面付けデータの各ページについて、所望のデータファイル及びページと対応付けられる。
第3表示欄156には、面付けパターンの模式図、すなわち図7及び図8で選択したパターン128が表示される。小欄176には表面のページ配置及びページ番号がそれぞれ表示されており、小欄178には裏面のページ配置及びページ番号がそれぞれ表示されている。これにより、面付けパターンの種類を確認しながら面付け作業ができる。
そして、マウス34の操作に応じて、面付け情報入力部78は、ページ対応情報を本体26側に入力する。そして、メモリ52は、入力されたページ対応情報を記憶する。
次いで、図6に戻って、仮想印刷物102の3Dプレビューを実行する旨の指示があったか否かを判別する(ステップS14)。実行指示がなかった場合は、ステップS1を終了する。一方、実行指示があった場合は、3Dプレビューを実行する(ステップS15)。
このステップS15について、図12のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
先ず、面付けデータに対してRIP処理を行う(ステップS151)。
面付けデータの作成に先立ち、図2に示す面付け情報取得部56は、メモリ52から面付け情報を取得する。具体的には、加工情報取得部72はメモリ52から加工情報を取得するとともに、画像配置情報取得部74はメモリ52から画像配置情報を取得する。
そして、面付け処理部58は、ページ単位の編集データをメモリ52から取得するとともに、加工情報及び画像配置情報を面付け情報取得部56から取得し、これらのデータ組を面付けデータとして作成する。
そして、RIP処理部60は、面付け処理部58から取得した面付けデータをRIP処理し、RIP後の面付けデータを得る。具体的には、以下に示す画像処理を行う。
先ず、RIP処理部60は、画像配置情報を参照しながら、イメージデータ(中間データ)内での第1ページの画像領域を決定する。そして、RIP処理部60は、ページ対応情報を参照しながら、第1ページに対応付けられたページ単位の編集データを取得する。そして、RIP処理部60は、イメージデータ内の第1ページの画像領域に前記編集データを埋め込む。以下、同様にして、RIP処理部60は、すべてのページに対して配置を行う。そして、RIP処理部60は、イメージデータの所定の位置に、見当合わせ用のマーク(センタートンボ、角トンボ)を付与する。例えば、図13に示すような描画内容のイメージデータが得られる。
最後に、RIP処理部60は、得られたイメージデータに対してラスタライズ処理を行うことで、RIP後の面付けデータを得る。なお、データ形式は、ビットマップ等の多階調画像でもよいし、スクリーニング処理後の2値画像でもよい。例えば、CMYKからなる4つの色版に変換する場合は色版毎の面付けデータを得る。
次いで、RIP後の面付けデータから各ページデータを切り出す処理を行う(ステップS152)。ページ切出処理部62は、RIP処理部60から取得したRIP後の面付けデータから複数のページ領域に応じた各ページデータを切り出す。すなわち、印刷物の製本工程における断裁と同様に、トンボの位置に合わせて各ページデータを電子的に切り出す。なお、図14は、「観音開き折り」の表面側から第3ページのページデータを切り出した状態を表している。
また、3Dプレビュー画像として裁ち落とし領域を併せて表示するか否かを選択できるようにしてもよい。このとき、作業者の操作に応じて、表示選択部82は、裁ち落とし領域の要否に関する選択情報を本体26側に予め入力しておく。ページ切出処理部62は、この選択結果に応じて、裁ち落とし領域を含めて/含めないで各ページデータを切り出す。これにより、作業者の嗜好に応じたページデータの描画内容を確認することができる。裁ち落とし領域として、例えば、トリム(仕上がり)、ブリード(裁ち代)やクリープ(中綴じの際、各折本の用紙の厚みと折りに必要なスペース)等が挙げられる。
ここで、ページ切出処理部62は、裁ち落とし領域の要否に関わらず前記裁ち落とし領域を含めて各ページデータを切り出すようにしてもよい。このとき、前記選択結果に応じて裁ち落とし領域を含めて/含めないで各ページデータを加工(後述する3Dプレビューデータを作成)すればよい。このようにすれば、裁ち落とし領域の要否の設定変更の都度、各ページデータを新たに切り出す必要がなくなる。
さらに、入稿されたPDLデータのサイズが大きい場合、例えば、図13に示す表面側の第5、第2、及び第3ページを跨ぐ場合には、ページ切出処理部62は、面付け情報に従って複数のページに分割して切り出すようにしてもよい。
図15は、PDLデータの分割設定画面の一例を表す図である。設定画面200の表示欄202には、PDLデータが表す可視画像204(「Large Page」と表記されている。)が表示されている。可視画像204の領域を左右方向に分割する左端線206、境界線208、境界線210、及び右端線212がそれぞれ破線で表示されている。可視画像204の下方には、ページ番号を表す文字列214が表示されている。文字列214は、左端線206と境界線208との間に表示された「Page3」からなる文字列216と、境界線208と境界線210との間に表示された「Page2」からなる文字列218と、境界線210と右端線212との間に表示された「Page5」からなる文字列220とからなる。
設定画面200の表示に先立ち、分割位置算出部71は、分割しようとするPDLデータを取得した後、データ領域内での見当合わせ用のマーク(トンボ等)の各配置位置を検出する。この検出には、テンプレートマッチング等の公知のアルゴリズムを適用できる。そして、分割位置算出部71は、検出された各マークの配置に基づいて、左端線206、境界線208、境界線210、及び右端線212の線数及び位置を決定する。あるいは、分割位置算出部71は、PDLデータのトリム領域(左端線206、右端線22)を検出し、面付け情報取得部56から取得した1面当たりのページ数(図8例では3ページ分)に基づいて、トリム領域を等分割するように境界線208、210を算出してもよい。
表示制御部44は、分割位置算出部71から取得した線数及び位置に応じて境界線208、210等を可視画像204に重畳して表示欄202に表示させる。これにより、作業者は、PDLデータをページ毎に分割する位置を一見して把握できる。
そして、入力部30を介して、ページ毎の分割位置の初期値を変更できるようにしてもよい。作業者によるマウス34の操作に応じて、境界線208の位置を矢印D1方向に移動自在であるとともに、境界線210の位置を矢印D2方向に移動自在である。そして、面付け情報入力部78を介して本体26側に入力した調整値をメモリ52に記憶しておくとともに、必要に応じて面付け情報取得部56は前記調整値をメモリ52から取得すればよい。これにより、作業者は、PDLデータをページ毎に分割する位置を容易に微調整できる。
また、現在設定されている境界線208、210の分割位置を矢印222、224に固定表示することで、作業者は現在の設定値を参照しながら作業できる。
次いで、3D形状モデルを決定する(ステップS153)。
図16は、端物の3D形状モデル例の概略斜視図である。例えば、巻き三折り、巻き四折り、経本折り、巻き込み折り、混合折り、観音開き折りの6通りの紙折り方法についての一状態を表している。この3D形状モデルは、見開き状態、折られた状態、その中間状態等の種々の形態もさらに備えている。
通常は、実際に印刷しようとする印刷物に対応させるべく、ステップS2(図3参照)で選択したものと同一の3D形状モデルに自動又は手動で決定する。観察者の嗜好に応じて、3D形状モデルも種々変更できるようにしてもよい。例えば、様々な面付けパターンでプレビューを行うため、ステップS12(図6参照)で選択したパターンと異なるパターンを選択できるようにしてもよい。
なお、作業者により、紙折り方法や綴じ方法等を独自にデザインした場合、形状モデル決定部66は、新たに作成された面付けパターンに基づいて3D形状モデルを構築してもよい。
次いで、図12に戻って、表示状態変数の初期値を取得する(ステップS154)。表示状態変数取得部64は、初期値として、仮想印刷物102の観察態様(表示倍率や位置・姿勢等)、物理特性(紙厚や光沢度等)や表示対象であるページ番号等を取得する。
次いで、仮想印刷物102の形状を決定する(ステップS155)。3Dデータ作成部70は、形状モデル決定部66から取得した3D形状モデルと、表示状態変数取得部64から取得した観察態様(特に姿勢)及び物理特性(特に紙厚)とに基づいて、仮想印刷物102の現在の形状(骨格)を決定する。例えば、3Dデータ作成部70は、複数組のプロットデータのうち、現在の姿勢に応じたプロットデータを決定する。
例えば、所定の本の3D形状モデルに基づいて、図1に示すような3D形状が得られる。このように、基材(用紙)の撓み具合を再現し可視化することで、作業者は、印刷加工の最終形態を容易に想起することができる。
次いで、テクスチャマッピング処理を行う(ステップS156)。
画像処理に先立ち、データ選択部68は、ページ切出処理部62から各ページに相当する複数のページデータを取得する。そして、データ選択部68は、表示状態変数取得部64から取得した表示状態変数(表示中のページ番号)を参照して、前記複数のページデータの中から少なくとも1つのページデータを選択する。
そして、3Dデータ作成部70は、形状モデル決定部66から取得した3D形状モデルを必要に応じて調整する。例えば、3Dデータ作成部70は、面付け情報取得部56から取得した面付け情報を参照しながら、3D形状モデルが所定の画像領域内(所定の画素数)で表現できるようにサイズを微調整する。
例えば、面付けパターンが「F6−4」(図7及び図8参照)の場合、線132は、表面側の第2ページと第3ページとの間、第2ページと第5ページとの間にそれぞれ設けられている。パターン128の表記上ではページのサイズはすべて同一であるが、実際は、面付け情報に応じて各ページのサイズを自在に設定可能である。そこで、各ページのサイズ(横サイズ、縦サイズ)に基づいて3D形状モデルの全体サイズを試算し、リスケーリングする。かかる場合に、例えば、仮想印刷物102の位置・姿勢が任意の状態であっても所定の画像領域内に収まり、且つ、3D形状モデルの最大寸法となるように決定することが好ましい。そうすれば、作業者は、可能な限り大きなサイズで仮想印刷物102を閲覧できる。
そして、3Dデータ作成部70は、ステップS155で決定した仮想印刷物102の形状に、データ選択部68から取得したページデータをマッピングして3Dプレビューデータを作成する。このとき、3Dデータ作成部70は、表示しようとするページの画像領域を抽出し、抽出された画像領域に形状に合うようにマッピング処理を行い、各ページデータを所定の領域内に貼り付ける。このマッピング手法は、公知のアルゴリズムを種々用いることができる。そして、メモリ52は、必要に応じて、3Dデータ作成部70で作成した3Dプレビューデータを一時的に記憶する。
なお、数百ページからなる本の3Dプレビューを行う場合、ページデータの総量は膨大であるので、演算処理速度に影響を及ぼす場合がある。そこで、ページ選択部63により、切り出すページデータを予め選択させ、3Dプレビューに用いるページ(すなわち、ページ全体のうち一部のページ)の数を減らしてもよい。ページの選択方法は、例えば、開始ページ、終了ページ、又はページ数のうちいずれか2つの指定による。複数の折り丁で製本する場合は、通算ページ単位、折り丁毎のページ単位、又はいずれか1つの単位で選択してもよい。これらの選択方法は、作業者に要求に応じて自在に変更できることはいうまでもない。
例えば、ページ総数が256ページ(64ページの折り丁が4冊)である場合、全ページを選択のみならず、第1〜第100ページ、あるいは第101〜第200ページ等のように、100ページ分のページデータを選択してもよい。また、第1折り(第1〜第64ページ)や、第2折りの最初・最後の3ページ(第65〜67ページ、第126〜第128ページ)等のように選択してもよい。さらに、見開き右ページのみ、左ページのみを選択できるようにしてもよい。さらにまた、ページ選択部63は、実際のページデータを表示させるページを選択してもよいし、表示させないページを選択してもよい。
このとき、3Dデータ作成部70は、ページ選択部63により選択されなかった残余のページに関しては、余白データとして3Dプレビューデータを作成してもよい。あるいは、落丁ページであると作業者に誤認をさせないように、余白データに代替して、現在のページデータの内容が非表示である旨を識別可能とするマークを付してもよい。
また、綴じ方法は平綴じに限られることなく、無線綴じ、中綴じ、袋綴じ、かがり綴じに適用してもよい。
さらに、コントーン表示又は分版表示のいずれか一方の階調表現方法を選択し、3Dプレビュー画像を表示できるようにしてもよい。このとき、作業者による入力部30の操作に応じて、表示選択部82は、コントーン表示又は分版表示の選択結果を予め本体26側に入力しておく。また、作業者による入力部30の操作に応じて、表示選択部82は、分版表示に用いるC版、M版、Y版、K版又は特色版のうち少なくとも1つの色版の選択結果を予め本体26側に入力しておく。なお、特色とは、印刷画像上での色再現を高める色(CMYKを除く。)であり、例えば、RGB、ピンク色、オレンジ色、肌色、金色、銀色が含まれる。要するに、CMYKを用いてもなお再現できない色を補完するための補助的な単色群である。3Dデータ作成部70は、これらの選択結果に応じて、コントーン表示又は分版表示に適した色変換処理を行う。
コントーン表示が選択された場合、3Dデータ作成部70は、各色に分版された3Dプレビューデータに対してデスクリーニング処理を行い、多階調データ(例えば、8ビットRGB)の3Dプレビューデータに変換する。一方、分版表示が選択された場合、特に、複数の色版(例えば、C版及びM版)が選択された場合、3Dデータ作成部70は、前記複数の色版を重畳した3Dプレビューデータを作成する。これにより、スクリーニング処理に起因するモアレの有無をあわせて確認できる。
次いで、仮想印刷物102の3Dプレビュー画像を表示する(ステップS157)。
表示制御部44は、メモリ52から取得した3Dプレビューデータを、プレビュー画面100(図4A等参照)上の所定の位置に配置する。そして、表示制御部44は、I/F46を介して、表示制御信号を表示部28側に出力する。そして、図4Aに示すプレビュー画面100は、表示部28に表示される。このとき、表示状態変数は初期値であるので、仮想印刷物102の初期状態が表示されている。図4Aの仮想印刷物102は、折りが無く、且つ、表面が上に向いた状態である。
次いで、3Dプレビューを継続するか否かを判別する(ステップS158)。継続する場合は、仮想印刷物102の表示状態変数を新たに取得する(ステップS159)。マウス34の所定の操作により、表示状態変数の値が更新されるとき、表示状態変数入力部80は、その値を本体26側に入力する。そして、表示状態変数取得部64はその変数の値を取得する。
次いで、ステップS155に戻って、画像編集装置20は、ステップS155〜S158の動作を繰り返す。これにより、プレビューデータ作成部54は、表示状態変数の変更の都度にレンダリング処理を行い、仮想印刷物102の新たな形態を即時に表示部28に表示させることができる。すなわち、マウス34の操作に応じて、仮想印刷物102のページを捲ったり、仮想印刷物102を回転・反転させたりすることができる(図4A〜図5C参照)。
なお、図3に示す3Dプレビュー(ステップS5)は、図12のフローチャートに示すステップS51〜S59の手順に従って、上記と同様に行うことができる。
以上のように、ラスタ形式データから複数のページ領域に応じた各ページデータを切り出し、印刷物の三次元形状モデルのうち前記複数のページ領域に対応する各モデル領域上に、切り出された各前記ページデータをマッピングして前記印刷物の三次元プレビューデータを作成するようにしたので、実際に印刷しようとする版下データ及び加工形態に近い条件下でプレビュー画像を作成し表示することが可能であり、印刷物の加工形態を精度良く予測できる。これにより、校正作業の効率が飛躍的に向上する。
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、校正機22に代替して、3Dプレビュー画像(図4Aの仮想印刷物102)を参照しながら、校正作業を行うようにしてもよい。すなわち、図6の3Dプレビュー表示(ステップS15)を必ず実行することで、図3の校正印刷(ステップS2)が不要になる。
10…印刷システム 12…製版サイト
14…印刷サイト 18…LAN
20…画像編集装置 22…校正機
24…校正刷り 26…本体
28…表示部 30…入力部
38…入稿データ編集部 40…画像処理部
42…制御部 44…表示制御部
48…印刷制御部 52…メモリ
54…プレビューデータ作成部 56…面付け情報取得部
58…面付け処理部 60…RIP処理部
62…ページ切出処理部 63…ページ選択部
64…表示状態変数取得部 66…形状モデル決定部
68…データ選択部 70…3Dデータ作成部
72…加工情報取得部 74…画像配置情報取得部
78…面付け情報入力部 80…表示状態変数入力部
82…表示選択部 100(a〜c)…プレビュー画面
102(a〜c)…仮想印刷物 120…選択画面
150…配置画面 200…設定画面

Claims (15)

  1. ページ記述言語データに基づいて印刷加工しようとする印刷物の面付け情報を取得する面付け情報取得部と、
    前記面付け情報取得部により取得された前記面付け情報に従って、前記ページ記述言語データを面付けして面付けデータを作成する面付け処理部と、
    前記面付け処理部により作成された前記面付けデータをRIP処理してラスタ形式データに変換するRIP処理部と、
    前記RIP処理部により変換された前記ラスタ形式データから複数のページ領域に応じた各ページデータを切り出すページ切出処理部と、
    前記印刷物の三次元形状モデルを決定する形状モデル決定部と、
    前記形状モデル決定部により決定された前記三次元形状モデルのうち前記複数のページ領域に対応する各モデル領域上に、前記ページ切出処理部により切り出された各前記ページデータをマッピングして前記印刷物の三次元プレビューデータを作成するプレビューデータ作成部と、
    前記プレビューデータ作成部により作成された前記三次元プレビューデータに基づいて前記印刷物の三次元プレビュー画像を表示する表示部と
    前記面付けデータが表す2つ以上のページのうち複数のページ番号を選択するページ選択部と
    を有し、
    前記表示部は、前記ページ選択部により選択された前記複数のページ番号の各ページデータを表す画像を表示し、且つ、残余のページ番号の各ページデータを表す画像を表示しないで前記三次元プレビュー画像を表示する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  2. 請求項1記載の画像編集装置において、
    前記プレビューデータ作成部は、前記残余のページ番号に対応する前記三次元プレビューデータとして、非表示である旨を示す余白領域又はマークを示すデータを作成する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像編集装置において、
    前記ページ選択部は、複数の折り丁からなる前記2つ以上のページから、通算ページ単位、折り丁毎のページ単位、又は折り丁単位のいずれか1つの単位で前記複数のページ番号を選択する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    前記三次元プレビュー画像として裁ち落とし領域を併せて表示するか否かを選択する裁ち落とし要否選択部を有し、
    前記表示部は、前記裁ち落とし要否選択部による選択結果に応じて前記裁ち落とし領域を表示し又は表示しないで前記三次元プレビュー画像を表示する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  5. 請求項4記載の画像編集装置において、
    前記ページ切出処理部は、前記裁ち落とし要否選択部による選択結果に関わらず前記裁ち落とし領域を含めて各前記ページデータを切り出し、
    前記プレビューデータ作成部は、前記裁ち落とし要否選択部による選択に応じて前記裁ち落とし領域を含めて又は含めないで前記印刷物の三次元プレビューデータを作成する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    コントーン表示又は分版表示のいずれか一方の階調表示方法を選択する階調表示方法選択部を有し、
    前記表示部は、前記階調表示方法選択部による選択結果に応じて前記コントーン表示又は分版表示により前記三次元プレビュー画像を表示する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  7. 請求項6記載の画像編集装置において、
    前記階調表示方法選択部は、前記分版表示に用いるC版、M版、Y版、K版又は特色版のうち少なくとも1つの色版をさらに選択する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  8. 請求項7記載の画像編集装置において、
    前記表示部は、前記階調表示方法選択部により複数の色版が選択される場合、該複数の色版が重畳された前記三次元プレビュー画像を表示する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    前記プレビューデータ作成部は、前記面付け情報に応じて前記三次元形状モデルを調整する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  10. 請求項9記載の画像編集装置において、
    前記プレビューデータ作成部は、各前記ページデータを所定の解像度に合わせて変換する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    前記ページ切出処理部は、所定のページ領域を超える大サイズのページ記述言語データを前記面付け情報に従って各前記ページデータ毎に分割して切り出す
    ことを特徴とする画像編集装置。
  12. 請求項11記載の画像編集装置において、
    前記大サイズのページ記述言語データをページ毎に分割する境界線の線数及び境界線の位置を前記面付け情報に基づいて算出する分割位置算出部を有し、
    前記ページ切出処理部は、前記分割位置算出部により算出された前記境界線の位置に従って各前記ページデータを切り出す
    ことを特徴とする画像編集装置。
  13. 請求項12記載の画像編集装置において、
    前記境界線の位置を調整する分割位置調整部を有する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  14. ページ記述言語データに基づいて印刷加工しようとする印刷物の面付け情報を取得する取得ステップと、
    取得された前記面付け情報に従って、前記ページ記述言語データを面付けして面付けデータを作成する面付けステップと、
    作成された前記面付けデータをRIP処理してラスタ形式データに変換するRIP処理ステップと、
    変換された前記ラスタ形式データから複数のページ領域に応じた各ページデータを切り出す切出ステップと、
    前記印刷物の三次元形状モデルを決定する決定ステップと、
    決定された前記三次元形状モデルのうち前記複数のページ領域に対応する各モデル領域上に、切り出された各前記ページデータをマッピングして前記印刷物の三次元プレビューデータを作成する作成ステップと、
    作成された前記三次元プレビューデータに基づいて前記印刷物の三次元プレビュー画像を表示する表示ステップと
    前記面付けデータが表す2つ以上のページのうち複数のページ番号を選択する選択ステップと
    を備え、
    前記表示ステップでは、選択された前記複数のページ番号の各ページデータを表す画像を表示し、且つ、残余のページ番号の各ページデータを表す画像を表示しないで前記三次元プレビュー画像を表示する
    ことを特徴とする画像編集方法。
  15. コンピュータを、
    ページ記述言語データに基づいて印刷加工しようとする印刷物の面付け情報を取得する手段、
    取得された前記面付け情報に従って、前記ページ記述言語データを面付けして面付けデータを作成する手段、
    作成された前記面付けデータをRIP処理してラスタ形式データに変換する手段、
    変換された前記ラスタ形式データから複数のページ領域に応じた各ページデータを切り出す手段、
    前記印刷物の三次元形状モデルを決定する手段、
    決定された前記三次元形状モデルのうち前記複数のページ領域に対応する各モデル領域上に、切り出された各前記ページデータをマッピングして前記印刷物の三次元プレビューデータを作成する手段、
    作成された前記三次元プレビューデータに基づいて前記印刷物の三次元プレビュー画像を表示させる表示指示手段
    前記面付けデータが表す2つ以上のページのうち複数のページ番号を選択する選択手段と
    として機能させ
    前記表示指示手段は、選択された前記複数のページ番号の各ページデータを表す画像を表示させ、且つ、残余のページ番号の各ページデータを表す画像を表示しないで前記三次元プレビュー画像を表示させる
    ことを特徴とするプログラム。
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