JP5758940B2 - 画像編集装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、複数のページ領域を有する少なくとも1枚の印刷物に後加工処理を施し、得られる最終生産物を模擬した仮想生産物を可視化する画像編集装置、方法及びプログラムに関する。
近時、印刷製版の分野において、中間成果物を生成せずに電子データから刷版を直接形成するCTP(Computer To Plate)が普及している。そして、この電子データを用いて、印刷処理及び後加工処理を経て最終的に得られる生産物(以下、最終生産物)の形態を模擬した仮想生産物を作成・可視化するプルーフ技術が種々提案されている。これにより、校正のための印刷が不要となると共に、最終生産物の仕上がりを早期にイメージできるので一層好ましい。
特許文献1には、コンテンツと幾何データから三次元パラメトリックモデルを生成し、文書の三次元電子出力表現を表示する方法等が提案されている。特に、クリープ、ボトリング等の物理的収差を考慮することで、より正確な表現が得られる旨が記載されている(同文献の段落[0060]参照)。
特許文献2には、面付けされた印刷用データに対してラスタライズ処理を施した後、ページ単位で切り出してマッピングすることで、三次元プレビューデータを作成・表示する装置等が提案されている。
特表2010−537298号公報 特開2011−242977号公報
しかしながら、特許文献1及び2には、物理的収差を反映させるための具体的手段や、後加工システムによる加工誤差の影響について何ら開示されていない。また、複雑な後加工処理を施す場合、のど側(又は小口側)に沿った移動処理や、固定点を中心とする回転処理のみでは、実際に起こり得る物理的収差又は加工誤差を適切に表現できないことがある。換言すれば、最終生産物における各ページ領域の位置を忠実に再現するという観点で、改良の余地が十分にあった。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、後加工処理の際に生じる各ページ領域の位置ずれの程度を忠実に可視化できる画像編集装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る画像編集装置は、複数のページ領域を有する少なくとも1枚の印刷物に後加工処理を施し、得られる最終生産物を模擬した仮想生産物を可視化する装置であって、上記印刷物が形成される用紙上に面付けするための面付けデータ、及び、上記印刷物と上記仮想生産物との間のページ領域の対応関係を示すマッピングデータを取得するデータ取得部と、上記データ取得部により取得された上記面付けデータに含まれる、上記後加工処理に関する後加工情報に基づいて、上記印刷物に対する上記後加工処理の際に生じるページ領域毎の二次元位置のずれ量を推定する位置ずれ量推定部と、上記データ取得部により取得された上記マッピングデータを参照し、上記位置ずれ量推定部により推定された上記ずれ量だけシフトした上記印刷物上のページ領域を示すページ画像を、上記仮想生産物上のページ領域内にマッピングすることで上記仮想生産物を示すプレビュー画像データを作成する画像作成部とを備える。
このように、後加工処理に関する後加工情報に基づいて、印刷物に対する後加工処理の際に生じるページ領域毎の二次元位置のずれ量を推定する位置ずれ量推定部と、推定されたずれ量だけシフトした印刷物上のページ領域を示すページ画像を、仮想生産物上のページ領域内にマッピングすることで仮想生産物を示すプレビュー画像データを作成する画像作成部とを設けたので、ページ領域毎の二次元的な位置ずれとして仮想生産物の形態に適切に反映可能であり、後加工処理の際に生じる各ページ領域の位置ずれの程度を忠実に可視化できる。
また、上記画像作成部は、三次元形状モデルを用いて上記仮想生産物を可視化する上記プレビュー画像データを作成することが好ましい。
また、上記後加工情報には、上記用紙の紙厚及び上記印刷物の紙折り情報が含まれ、上記位置ずれ量推定部は、上記紙厚及び上記紙折り情報を用いて、上記印刷物の紙折り処理の際に生じる上記ずれ量を推定することが好ましい。
また、上記位置ずれ量推定部は、上記紙折り情報から特定される少なくとも1本の折り線を基準として、上記紙折り処理の際に位置が固定される固定側領域及び固定されない非固定側領域にそれぞれ区画し、上記非固定側領域に属する各ページ領域に蓄積される上記ずれ量を推定することが好ましい。
また、上記後加工情報には、上記印刷物の断裁情報が含まれ、上記位置ずれ推定部は、上記断裁情報を用いて、上記印刷物の断裁処理の際に生じる上記ずれ量を推定することが好ましい。
また、上記画像作成部は、ユーザによる指示操作に応じて、裁ち落とし領域が存在する又は存在しない上記仮想生産物を示す上記プレビュー画像データを作成することが好ましい。
また、上記画像作成部により作成された上記プレビュー画像データに基づいて、上記仮想生産物を表示する表示部を更に備えることが好ましい。
本発明に係る画像編集方法は、複数のページ領域を有する少なくとも1枚の印刷物に後加工処理を施し、得られる最終生産物を模擬した仮想生産物を可視化する画像編集装置を用いた方法であって、上記印刷物が形成される用紙上に面付けするための面付けデータ、及び、上記印刷物と上記仮想生産物との間のページ領域の対応関係を示すマッピングデータを取得する取得ステップと、取得された上記面付けデータに含まれる、上記後加工処理に関する後加工情報に基づいて、上記印刷物に対する上記後加工処理の際に生じるページ領域毎の二次元位置のずれ量を推定する推定ステップと、取得された上記マッピングデータを参照し、推定された上記ずれ量だけシフトした上記印刷物上のページ領域を示すページ画像を、上記仮想生産物上のページ領域内にマッピングすることで上記仮想生産物を示すプレビュー画像データを作成する作成ステップとを備える。
本発明に係るプログラムは、複数のページ領域を有する少なくとも1枚の印刷物に後加工処理を施し、得られる最終生産物を模擬した仮想生産物を可視化するためのプログラムであって、上記印刷物が形成される用紙上に面付けするための面付けデータ、及び、上記印刷物と上記仮想生産物との間のページ領域の対応関係を示すマッピングデータを取得する取得ステップと、取得された上記面付けデータに含まれる、上記後加工処理に関する後加工情報に基づいて、上記印刷物に対する上記後加工処理の際に生じるページ領域毎の二次元位置のずれ量を推定する推定ステップと、取得された上記マッピングデータを参照し、推定された上記ずれ量だけシフトした上記印刷物上のページ領域を示すページ画像を、上記仮想生産物上のページ領域内にマッピングすることで上記仮想生産物を示すプレビュー画像データを作成する作成ステップとをコンピュータに実行させる。
本発明に係る画像編集装置、方法及びプログラムによれば、後加工処理に関する後加工情報に基づいて、印刷物に対する後加工処理の際に生じるページ領域毎の二次元位置のずれ量を推定し、このずれ量だけシフトした印刷物上のページ領域を示すページ画像を、仮想生産物上のページ領域内にマッピングすることで仮想生産物を示すプレビュー画像データを作成するようにしたので、ページ領域毎の二次元的な位置ずれとして仮想生産物の形態に適切に反映可能であり、後加工処理の際に生じる各ページ領域の位置ずれの程度を忠実に可視化できる。
この実施形態に係る画像編集装置としてのRIP装置を組み込んだ印刷物生産システムの全体構成図である。 図1に示すRIP装置の電気的なブロック図である。 図1及び図2に示すRIP装置の動作説明に供されるフローチャートである。 図1に示す印刷物の概略正面図である。 図5A〜図5Cは、紙折り処理の際に生じる位置ずれ量の推定モデルに関する概略説明図である。 図6A〜図6Cは、印刷物の紙折り処理を模式的に示す第1の概略図である。 図7A〜図7Cは、印刷物の紙折り処理を模式的に示す第2の概略図である。 図8A及び図8Bは、印刷物の紙折り処理を模式的に示す第3の概略図である。 三次元形状モデルの一例を示す概略斜視図である。 図10Aは、ページ画像の切り出し方法に関する概略説明図である。図10Bは、ページ画像のマッピング方法に関する概略説明図である。 図11A及び図11Bは、仮想生産物の3Dプレビュー表示の画像図である。
以下、本発明に係る画像編集方法について、それを実施する画像編集装置及びプログラムとの関係において好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書において、画像を形成することを「印刷」又は「印字」という場合がある。
[印刷物生産システム10の全体構成]
図1は、この実施形態に係る画像編集装置としてのRIP装置20を組み込んだ印刷物生産システム10の全体構成図である。
印刷物生産システム10内には、ネットワーク12との接続を中継する機器であるルータ14と、外部ネットワークに属する図示しない各端末装置からネットワーク12を介してアクセス可能なサーバ装置16と、サーバ装置16等から取得したコンテンツデータの編集等を含むDTP(Desktop Publishing)処理を行うためのDTP端末18と、DTP端末18により処理されたコンテンツデータを面付けする面付け装置19と、面付け装置19により面付けされた製版データ(又は刷版データ)に基づいてラスタライズ処理や色変換処理等の各画像処理を実行するRIP装置20(画像編集装置)と、RIP装置20から送信された処理済みの校正データに基づいてプルーフ22を印刷可能である校正機24と、RIP装置20から送信された製版データに基づいて刷版26、27を作製するプレートセッタ28と、刷版26、27を装着して印刷物30を印刷可能であるオフセット印刷機32と、少なくとも1枚の印刷物30に後加工処理を施して最終生産物FPを得る後加工システム34とがそれぞれ設けられている。
サーバ装置16は、印刷物生産システム10におけるワークフロー管理の中核をなす装置である。サーバ装置16は、ルータ14及びネットワーク12を介して、デザイナ及び/又は制作会社(図示しない。)が備える各端末装置に通信可能に接続されている。また、サーバ装置16は、印刷物生産システム10内に構築されたLAN(Local Area Network)42を介して、DTP端末18、面付け装置19及びRIP装置20に通信可能に接続されている。
すなわち、サーバ装置16は、各種データファイルの格納・転送を司るファイルサーバとしての機能、各端末装置、各ユーザ、又は各印刷ジョブにおいて実行可能なタスク権限を管理する権限管理サーバとしての機能、又は、各工程の開始・終了等の所定のタイミングで通知メールを生成・配信するメールサーバとしての機能をそれぞれ実行可能に構成されている。なお、ファイルサーバとして管理可能な各種データファイルには、例えば、コンテンツデータ、校正データ、製版データ、ジョブチケット{例えば、JDF(Job Definition Format)ファイル}、ICC(International Color Consortium)プロファイル、色見本データ等が含まれる。
DTP端末18は、文字、図形、絵柄や写真等から構成されるコンテンツデータに対してプリフライト処理を施した後、ページ単位の画像データ(以下、ページ画像ともいう)を作成する。面付け装置19は、ジョブチケットのタグ情報を参照しながら、指定された綴じ方法や紙折り方法に応じた面付け処理を行う。
RIP装置20は、少なくとも1種の印刷機に対する印刷処理サーバとして機能する。図1例では、RIP装置20は、校正機24と、プレートセッタ28とに通信可能に接続されている。この場合、RIP装置20は、ページ記述言語で記述されたPDL形式のデータ(以下、ページ記述データともいう)を各出力デバイスに適した印刷用データに変換し、該印刷用データを校正機24又はプレートセッタ28に供給する。
校正機24は、RIP装置20から供給された印刷用データに基づいてプルーフ22を印刷する。校正機24として、DDCP(Direct Digital Color Proofing)、インクジェットカラープルーファ、低解像度のカラーレーザプリンタ(電子写真方式)又はインクジェットプリンタ等を用いてもよい。
オフセット印刷機32は、刷版26、27及び図示しない中間転写体を介して、インキを用紙36(印刷媒体)上の各主面に付着させることで、用紙36の表面100及び裏面101(図4)に画像が形成された印刷物30を出力する。なお、オフセット印刷機32に代替して、ダイレクト印刷のためのデジタル印刷機を設けてもよい。デジタル印刷機としては、インクジェット印刷機、ワイドフォーマット印刷機、インクジェットカラープルーファ、カラーレーザプリンタ(電子写真方式)等を用いてもよい。
後加工システム34には、印刷物30を折ることで折り丁を形成する紙折り機38と、折り丁の不要部位(断ち代)を断裁し、又は、印刷物30を複数の折り丁に断ち分けする断裁機40とが設けられている。後加工システム34の構成はこれに限られず、最終生産物FPの形態に応じた各種装置、例えば、丁合い機、綴じ機、光沢付与機等を設けてもよい。
[RIP装置20の電気的なブロック図]
図2は、図1に示すRIP装置20の電気的なブロック図である。RIP装置20は、制御部50と、通信I/F52と、表示制御部54と、表示部56と、入力部58と、印刷I/F60、61と、メモリ62(記憶媒体)とを備えるコンピュータである。
通信I/F52は、外部装置からの電気信号を送受信するインターフェースである。例えば、サーバ装置16(図1参照)内で管理・保存された製版データ、刷版データ、ジョブチケット、ICCプロファイル等の各種情報を取得可能である。
表示制御部54は、制御部50の制御に従って、表示部56を駆動制御する制御回路である。表示制御部54が、図示しないI/Fを介して、表示制御信号を表示部56に出力することで、表示部56が駆動する。これにより、表示部56は、ウィンドウW(図11A及び図11B参照)を含む各種画像を表示することができる。
印刷I/F60、61は、印刷用データとしての電気信号を送信するインターフェースである。印刷I/F60により、校正機24は、所望のプルーフ22を印刷することができる。印刷I/F61により、プレートセッタ28は、所望の刷版26、27を作製することができる。
メモリ62は、制御部50が各構成要素を制御するのに必要なプログラム及びデータ等を記憶している。本図例では、後加工処理に関する情報(以下、後加工情報82)を含む面付けデータ84、及び印刷物30と仮想生産物VPとの間のページ領域(すなわち、位置)の対応関係を示すマッピングデータ86が格納されている。
メモリ62は、非一過性であり、且つ、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体で構成されてもよい。ここで、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM、フラッシュメモリ等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、この記憶媒体は、短時間に且つ動的にプログラムを保持するものであっても、一定時間プログラムを保持するものであってもよい。
制御部50は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサによって構成されている。制御部50は、メモリ62に格納されたプログラムを読み出し実行することで、プレビュー処理部64、表示用データ作成部66、面付けデータ作成部68及びラスタライズ処理部70の各機能を実現可能である。
プレビュー処理部64は、最終生産物FPの生産に供される各種データ等に基づき、最終生産物FPを模擬した仮想生産物VP(図11A及び図11B)を示すプレビュー画像データを作成する。
具体的には、プレビュー処理部64は、面付けデータ84及びマッピングデータ86を含む各種データを取得するデータ取得部72と、印刷物30に対する後加工処理の際に生じるページ領域108(図4参照)毎の二次元位置のずれ量を推定する位置ずれ量推定部74と、ページ単位の画像(以下、ページ画像170;図10B参照)を切り出すページ画像切出部76と、仮想生産物VPを示すプレビュー画像データを作成する画像作成部78とを備える。
表示用データ作成部66は、仮想生産物VPを含むウィンドウW(図11A及び図11B参照)を表示部56に表示させるための表示用データを作成する。面付けデータ作成部68は、用紙36又は刷版26、27上に複数のコンテンツ画像を配置するための面付けデータ84を作成する。
ラスタライズ処理部70は、面付け処理が完了したページ記述データに対してラスタライズ処理を実行する。このラスタライズ処理には、PDL形式からラスタ形式に変換するデータ形式変換処理と、ICCプロファイルを用いたカラーマッチング処理とが含まれる。
入力部58は、マウス、トラックボール、キーボード等の種々の入力デバイスで構成される。表示部56による表示機能及び入力部58による入力機能を組み合わせることでユーザ・インターフェースを実現する。この場合、入力部58は、仮想生産物VPの表示形態又は状態を指示する表示形態指示部80として機能する。
[RIP装置20の動作]
本実施形態に係る画像編集装置としてのRIP装置20は、以上のように構成される。続いて、RIP装置20の動作について、図3のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
ユーザとしての作業者は、通常、図1に示す校正機24を用いてプルーフ22を印刷した上で校正作業を行う。この実施形態では、プルーフ22を印刷する代わりに、最終生産物FPの形態を模擬した仮想生産物VPを可視化・表示する。
ステップS1において、データ取得部72は、校正対象である仮想生産物VPを可視化するための各種データ、より詳細には、コンテンツデータ、面付けデータ84(後加工情報82を含む)、マッピングデータ86等を取得する。後加工情報82には、後加工処理に関する各種情報、例えば、用紙情報(用紙36の種類・紙厚等)、紙折り情報、断裁情報等が含まれてもよい。
紙折り情報として、例えば、紙折りの位置・姿勢・順序・種類(山又は谷)、紙折り時の位置決め情報、紙折り機38に固有の加工精度が挙げられる。断裁情報として、例えば、断裁の位置・姿勢・順序、断裁時の位置決め情報、断裁機40に固有の加工精度が挙げられる。
図4は、図1に示す印刷物30の概略正面図であり、面付けデータ84の内容から特定される描画形態に相当する。
用紙36の表面100及び裏面101上には、8ページ分の台割りを表す版面102、及び、見当を合わせるための2種類のトンボ104、106がそれぞれ印刷されている。各面の版面102には、同じサイズである8つ(4対)のページ領域108が含まれている。この印刷物30に対して、(1)I−I線に沿った谷折り、(2)II−II線に沿った谷折り、及び(3)III−III線に沿った谷折りを順次施すことで、各ページが正しい順番で配置された16ページ単位の折り丁が1つ形成される。
ステップS2において、位置ずれ量推定部74は、ステップS1で取得された後加工情報82に基づいて、印刷物30に対する後加工処理の際に生じる二次元位置のずれ量(以下、位置ずれ量ともいう)をページ領域108毎に推定する。後加工処理として、紙折り処理、丁合い処理、綴じ処理、断裁処理等を含む種々の加工処理を考慮することができる。以下、紙折り処理の際に生じる具体的な推定方法について、図5A〜図8Bを参照しながら詳細に説明する。
図5A〜図5Cは、紙折り処理の際に生じる位置ずれ量の推定モデルに関する概略説明図である。ここでは、一辺の長さが4A、紙厚がdである印刷済み用紙110を順次折り畳むことを想定する。各図において、説明の便宜のため、実際よりも印刷済み用紙110の厚さ方向を誇張して示している。
図5Aに示すように、印刷済み用紙110の一端部112側を固定しつつ中央部114を矢印H方向に押さえた状態下に、他端部116を矢印F方向に沿って移動させる。その結果、図5Bに示すように、折曲部118を有する第1中間物120が形成される。
第1中間物120の一端部112の位置は、理想的には、他端部116の位置に一致する。しかし、実際には、紙厚中心を基準にすると、折曲部118にて、紙厚dを直径とする半円弧だけ長さの損失が発生する。これにより、他端部116の実際の位置は、一端部112を基準として、ずれ量(πd/2)だけ折曲部118側にずれている。
続いて、第1中間物120の一端部112側を固定しつつ中央部122を矢印H方向に押さえた状態下に、折曲部118を矢印F方向に沿って移動させる。その結果、図5Cに示すように、折曲部124を有する第2中間物126が形成される。
第2中間物126の一端部112の位置は、理想的には、折曲部118の位置に一致する。しかし、実際には、折曲部124にて、2枚分の紙厚d(すなわち、2d)を直径とする半円弧だけ長さの損失が発生する。これにより、折曲部118の実際の位置は、一端部112を基準として、ずれ量(πd)だけ折曲部124側にずれている。このように、後加工情報82としての紙折り情報から特定される少なくとも1本の折り線を基準として、紙折り処理の際に位置が固定される固定側領域及び固定されない非固定側領域にそれぞれ区画し、非固定側領域に属する各ページ領域108に蓄積される位置ずれ量を推定できる。
そして、上記した推定モデルを二次元的に拡張することで、ページ領域108毎の位置ずれ量(ΔX,ΔY)を高精度に推定できる。以下、図4に例示する印刷物30から形成される折り丁の形態に従って、図6A〜図8Bを参照しながら具体的に説明する。
例えば、印刷物30(図4)における表面100側の左上隅を基準点として、長手方向をX軸、短手方向をY軸として定義する。この場合、X軸の正方向は、裏面101側にあるフロントページ領域130(図6A等参照)の右側から左側に向かう方向に対応する。また、Y軸の正方向は、フロントページ領域130の上側から下側に向かう方向に対応する。
図6Aに示すように、紙折り機38は、固定側領域132にて位置決めした状態下に、折り線134に沿って矢印F1方向に谷折りすることで、印刷物30を半分に折る。この場合、破線で図示する非固定側領域136に属する各ページ領域108の位置ずれ量を更新する。より詳細には、位置ずれ量推定部74は、更新対象である4つずつ(両面で8つ)のページ領域108の位置ずれ量として、X軸成分を(k・πd/2)だけ加算する。ここで、kは、用紙36の種類に依存する正値の定数であり、理論的にはk=1である。
ところで、一般的な機能を有する紙折り機38の場合、紙折り機構の位置は固定されている。そのため、紙折り処理を施す前に印刷物30の位置・姿勢を適切に変更し、折りの向き(すなわち、折り線)を一定方向に揃える必要がある。
図6Bに示すように、紙折り機38は、二つ折りされた印刷物30(以下、二つ折り印刷物30aという)を、矢印R1方向に沿って90度回転させる。図6Cから理解されるように、二つ折り印刷物30aの向きの変更に伴って、位置ずれが発生する向き(X軸、Y軸)も変化する点に留意する。
図7Aに示すように、紙折り機38は、固定側領域138にて位置決めした状態下に、折り線140に沿って矢印F2方向に谷折りすることで、二つ折り印刷物30aを半分に折る。この場合、破線で図示する非固定側領域142に属する各ページ領域108の位置ずれ量を更新する。より詳細には、位置ずれ量推定部74は、更新対象である2つずつ(両面で4つ)のページ領域108の位置ずれ量として、Y軸成分を(k・πd)だけ加算する。
図7Bに示すように、紙折り機38は、二つ折りされた二つ折り印刷物30a(以下、四つ折り印刷物30bという)を、矢印R2方向に沿って90度回転させる。図7Cから理解されるように、四つ折り印刷物30bの向きの変更に伴って、位置ずれが発生する向き(X軸、Y軸)も変化する点に留意する。
図8Aに示すように、紙折り機38は、固定側領域144にて位置決めした状態下に、折り線146に沿って矢印F3方向に谷折りすることで、四つ折り印刷物30bを半分に折る。これにより、八つ折りの印刷物30、すなわち折り丁30cが形成される。
図8Bから理解されるように、基準点を含むフロントページ領域130の反転と併せて、位置ずれが発生する向き(X軸)も変化する点に留意する。この場合、破線で図示する非固定側領域148に属する各ページ領域108の位置ずれ量を更新する。より詳細には、位置ずれ量推定部74は、更新対象である1つずつ(両面で2つ)のページ領域108の位置ずれ量として、X軸成分を(k・2πd)だけ加算する。
このようにして、位置ずれ量推定部74は、ページ領域108毎に、X軸、Y軸方向の位置ずれ量(ΔX,ΔY)を推定する(ステップS2)。なお、推定方法は、上記した方法に限られず、種々の推定モデルを適用できることは言うまでもない。また、位置ずれ量推定部74は、この計算上の推定と併せて又はこれとは別に、実測値に基づく推定を行ってもよい。例えば、紙折り機38又は断裁機40に固有の加工精度に基づいて位置ずれ量(ΔX,ΔY)を推定してもよい。
ステップS3において、ページ画像切出部76は、後述するテキスチャマッピング処理に供されるページ画像170をそれぞれ切り出す。この処理に先立ち、最終生産物FPの形態に応じて三次元形状モデル160が予め決定される。
図9は、三次元形状モデル160の一例を示す概略斜視図である。この三次元形状モデル160は、複数の折り丁30cを重ねた本の三次元形状を表現する。なお、このモデル化に際し、用紙36の撓み具合、光沢等の物理特性を反映させてもよい。
一方、ラスタライズ処理部70は、図示しないコンテンツ画像及び面付けデータ84を用いて、実際の印刷用データと同一の又はこれに類する校正用データ162を作成する。そして、ページ画像切出部76は、ステップS2で推定された位置ずれ量(ΔX,ΔY)を考慮して、ページ領域108(図4)に対応するページ画像170を切り出す。
図10Aは、ページ画像170の切り出し方法に関する概略説明図である。本図では、校正用データ162の一部として、トンボ104(図4)に対応するトンボ164が表記されている。破線で示す矩形枠は、トンボ164等により一意に決定される理想的なページ領域(以下、シフト前ページ領域166という)である。これに対して、実線で示す矩形枠は、シフト前ページ領域166の位置に対して、X軸方向にΔXだけ、Y軸方向にΔYだけそれぞれシフトしたページ領域(以下、シフト後ページ領域168)である。
ページ画像切出部76は、校正用データ162の中から、シフト後ページ領域168内の画像を切り出すことでページ画像170を得る。ここで、表示対象となり得るすべてのページ画像170を予め取得してもよいし、現在の表示対象のページ番号及びその周辺のページ画像170を適時取得してもよい。
ステップS4において、画像作成部78は、マッピングデータ86を参照し、ステップS3で切り出されたページ画像170を、仮想生産物VP上のページ領域(以下、仮想ページ領域172)内にマッピングすることで、プレビュー画像データを作成する。
図10Bは、ページ画像170のマッピング方法に関する概略説明図である。本図例の仮想ページ領域172は、1枚のページが捲られる途中の形状を斜視的に示している。画像作成部78は、テキスチャマッピングに関する公知の手法を用いて、矩形状のページ画像170の一部(可視領域174)を、仮想ページ領域172内にマッピングする。なお、ページ画像170のうちハッチングを付した領域は、その表示形態にて仮想生産物VP上で表現されない非可視領域176である。
ステップS5において、RIP装置20は、ステップS4で作成されたプレビュー画像データに基づいて、仮想生産物VPの3Dプレビュー表示を行う。表示に先立ち、表示用データ作成部66は、プレビュー画面180(図11A等参照)の表示用データを作成した後、該表示用データを表示制御部54に供給する。そして、表示制御部54は、ウィンドウW(プレビュー画面180を含む)を表示部56に表示させる。
図11Aに示すように、プレビュー画面180上には、最終生産物FPを模擬した仮想生産物VPと、仮想生産物VPの表示に関する設定を変更可能なアイコン群182とが配置されている。仮想生産物VPは、1枚のページ184が捲られる途中の形状を斜視的に表現している。
ステップS6において、制御部50は、プレビュー表示を終了する旨の指示があったか否かを判定する。指示がなかったと判定された場合(ステップS6:NO)、次のステップS7に進む。
ステップS7において、プレビュー処理部64は、表示形態指示部80から、仮想生産物VPの現在の表示形態を示す状態変数(以下、表示状態変数)を取得する。表示状態変数として、三次元コンピュータグラフィックス(3DCG;3-Dimensional Computer Graphics)で表示するための種々の変数を採用してもよく、例えば、仮想生産物VPの観察態様(表示倍率や位置・姿勢等)、物理特性(紙厚や光沢度等)、表示対象であるページ番号等が挙げられる。
その後、ステップS4に戻って、以下、ステップS4〜S7を順次実行する。これにより、作業者による入力部58での操作に追従して、仮想生産物VPの形態を即時に変化させることができる。
例えば、図11Aのプレビュー画面180上にポインタ186が存在する状態下で、作業者は、入力部58を介した所定の操作、例えば、キーボードの所定キーの押下操作と併せて、マウスのドラッグ操作(A方向)を行う。そうすると、図11Bに示すように、プレビュー画面180上には、ページ184が左側から右側に所定量だけ捲られた仮想生産物VPが表示される。なお、ページ184の捲り動作に限られず、仮想生産物VPの回転、反転、拡縮表示、展開、再構成等を含む種々の動作を再現させてもよい。
また、仮想生産物VPに裁ち落とし領域を併せて表示させるか否かを選択可能に設けてもよい。この場合、画像作成部78は、作業者による指示操作に応じて、裁ち落とし領域を含む又は含まない各ページ画像170を取得し、仮想生産物VPを作成する。これにより、作業者の嗜好に応じた描画内容を確認することができる。裁ち落とし領域として、例えば、トリム(仕上がり)、ブリード(裁ち代)やクリープ(中綴じの際、各折本の用紙36の厚みと折りに必要なスペース)等が挙げられる。
一方、ステップS6に戻って、プレビュー表示を終了する旨の指示があったと判定された場合(ステップS6:YES)、RIP装置20は、最終生産物VPの可視化・表示を終了する。
[本発明の効果]
以上のように、この実施形態に係るRIP装置20は、印刷物30が形成される用紙36上に面付けするための面付けデータ84、及び、印刷物30と仮想生産物VPとの間のページ領域(108、172)の対応関係を示すマッピングデータ86を取得するデータ取得部72と、面付けデータ84に含まれる、後加工処理に関する後加工情報82に基づいて、印刷物30に対する後加工処理の際に生じるページ領域108毎の二次元的な位置ずれ量(ΔX,ΔY)を推定する位置ずれ量推定部74と、マッピングデータ86を参照し、位置ずれ量(ΔX,ΔY)だけシフトした印刷物30上のページ領域(シフト後ページ領域168)を示すページ画像170を、仮想生産物VP上のページ領域(仮想ページ領域172)内にマッピングすることで仮想生産物VPを示すプレビュー画像データを作成する画像作成部78と、を備える。
このように構成したので、ページ領域108毎の二次元的な位置ずれとして仮想生産物VPの形態に適切に反映可能であり、後加工処理の際に生じる各ページ領域108の位置ずれの程度を忠実に可視化できる。
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、この実施形態では、仮想生産物VPの表現形態として3DCGを適用しているが、プレビュー画像の種別はこれに限られない。例えば、各ページ領域108(図4)を平面視で示す二次元画像であってもよいし、並置方式、画像分離方式、視差分割方式、偏光表示方式等の各方式を採用した立体視画像であってもよい。
10…印刷物生産システム 20…RIP装置
30、30a、30b…印刷物 32…オフセット印刷機
34…後加工システム 36…用紙
38…紙折り機 40…断裁機
50…制御部 56…表示部
62…メモリ 64…プレビュー処理部
72…データ取得部 74…位置ずれ量推定部
78…画像作成部 82…後加工情報
84…面付けデータ 86…マッピングデータ
108…ページ領域 132、138、144…固定側領域
134、140、146…折り線 136、142、148…非固定側領域
166…シフト前ページ領域 168…シフト後ページ領域
170…ページ画像 172…仮想ページ領域
FP…最終生産物 VP…仮想生産物

Claims (7)

  1. 複数のページ領域を有する少なくとも1枚の印刷物に後加工処理を施し、得られる最終生産物を模擬した仮想生産物を可視化する画像編集装置であって、
    前記印刷物が形成される用紙上に面付けするための面付けデータ、及び、前記印刷物と前記仮想生産物との間のページ領域の対応関係を示すマッピングデータを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部により取得された前記面付けデータに含まれる、前記後加工処理に関する後加工情報に基づいて、前記印刷物に対する前記後加工処理の際に生じるページ領域毎の二次元位置のずれ量を推定する位置ずれ量推定部と、
    前記データ取得部により取得された前記マッピングデータを参照し、前記位置ずれ量推定部により推定された前記ずれ量だけシフトした前記印刷物上のページ領域を示すページ画像を、前記仮想生産物上のページ領域内にマッピングすることで前記仮想生産物を示すプレビュー画像データを作成する画像作成部と
    を備え
    前記後加工情報には、前記用紙の紙厚及び前記印刷物の紙折り情報が含まれ、
    前記位置ずれ量推定部は、
    前記紙厚及び前記紙折り情報を用いて、
    前記紙折り情報から特定される少なくとも1本の折り線を基準として、前記紙折り処理の際に位置が固定される固定側領域及び固定されない非固定側領域にそれぞれ区画し、
    前記印刷物の紙折り処理の際に生じる、前記固定側領域の端部を基準とした前記非固定側領域の端部の位置である、前記非固定側領域に属する各ページ領域に蓄積される前記ずれ量を推定することを特徴とする画像編集装置。
  2. 請求項1記載の画像編集装置において、
    前記画像作成部は、三次元形状モデルを用いて前記仮想生産物を可視化する前記プレビュー画像データを作成することを特徴とする画像編集装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像編集装置において、
    前記後加工情報には、前記印刷物の断裁情報が含まれ、
    前記位置ずれ量推定部は、前記断裁情報を用いて、前記印刷物の断裁処理の際に生じる前記ずれ量を推定する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    前記画像作成部は、ユーザによる指示操作に応じて、裁ち落とし領域が存在する又は存在しない前記仮想生産物を示す前記プレビュー画像データを作成する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    前記画像作成部により作成された前記プレビュー画像データに基づいて、前記仮想生産物を表示する表示部を更に備えることを特徴とする画像編集装置。
  6. 複数のページ領域を有する少なくとも1枚の印刷物に後加工処理を施し、得られる最終生産物を模擬した仮想生産物を可視化する画像編集装置を用いた方法であって、
    前記印刷物が形成される用紙上に面付けするための面付けデータ、及び、前記印刷物と前記仮想生産物との間のページ領域の対応関係を示すマッピングデータを取得する取得ステップと、
    取得された前記面付けデータに含まれる、前記後加工処理に関する後加工情報に基づいて、前記印刷物に対する前記後加工処理の際に生じるページ領域毎の二次元位置のずれ量を推定する推定ステップと、
    取得された前記マッピングデータを参照し、推定された前記ずれ量だけシフトした前記印刷物上のページ領域を示すページ画像を、前記仮想生産物上のページ領域内にマッピングすることで前記仮想生産物を示すプレビュー画像データを作成する作成ステップと
    を備え
    前記後加工情報には、前記用紙の紙厚及び前記印刷物の紙折り情報が含まれ、
    前記推定ステップでは、
    前記紙厚及び前記紙折り情報を用いて、
    前記紙折り情報から特定される少なくとも1本の折り線を基準として、前記紙折り処理の際に位置が固定される固定側領域及び固定されない非固定側領域にそれぞれ区画し、
    前記印刷物の紙折り処理の際に生じる、前記固定側領域の端部を基準とした前記非固定側領域の端部の位置である、前記非固定側領域に属する各ページ領域に蓄積される前記ずれ量を推定することを特徴とする画像編集方法。
  7. 複数のページ領域を有する少なくとも1枚の印刷物に後加工処理を施し、得られる最終生産物を模擬した仮想生産物を可視化するためのプログラムであって、
    前記印刷物が形成される用紙上に面付けするための面付けデータ、及び、前記印刷物と前記仮想生産物との間のページ領域の対応関係を示すマッピングデータを取得する取得ステップと、
    取得された前記面付けデータに含まれる、前記後加工処理に関する後加工情報に基づいて、前記印刷物に対する前記後加工処理の際に生じるページ領域毎の二次元位置のずれ量を推定する推定ステップと、
    取得された前記マッピングデータを参照し、推定された前記ずれ量だけシフトした前記印刷物上のページ領域を示すページ画像を、前記仮想生産物上のページ領域内にマッピングすることで前記仮想生産物を示すプレビュー画像データを作成する作成ステップと
    をコンピュータに実行させ
    前記後加工情報には、前記用紙の紙厚及び前記印刷物の紙折り情報が含まれ、
    さらに、前記推定ステップでは、
    前記紙厚及び前記紙折り情報を用いて、
    前記紙折り情報から特定される少なくとも1本の折り線を基準として、前記紙折り処理の際に位置が固定される固定側領域及び固定されない非固定側領域にそれぞれ区画し、
    前記印刷物の紙折り処理の際に生じる、前記固定側領域の端部を基準とした前記非固定側領域の端部の位置である、前記非固定側領域に属する各ページ領域に蓄積される前記ずれ量を推定することを特徴とするプログラム。
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