JP6311379B2 - 表示装置、表示方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、印刷データをプレビュー表示するための表示技術に関する。
従来、印刷データを印刷するシステムにおいて、モニタ画面に印刷結果を推定するプレビュー画像を表示する印刷システムが広く利用されている。このようなシステムでは、ユーザが印刷前にプレビュー画像を表示することにより印刷結果を確認することができるので、印刷時のミスプリントを事前に防止することができる。
このようなプレビュー画像を表示する技術の中に、プレビュー画像の表示の際に、光の反射による表現を擬似的にディスプレイ上に表示する技術がある。
この技術は、撓みや光沢感をリアルに表現することにより、最終出力物の情報をより直感的にユーザに伝えるようにしたものである。ページをめくる機能も備え、画像の切り替えや効果音によりめくりの動作を表現している(特許文献1参照)。
しかし、従来のページめくり機能は、1ページごとにページをめくる機能に止まり、連続して複数ページをめくる様子を表現するところまでは十分に表現できていない。
特に、製本結果をプレビュー表示する場合は、複数ページをパラパラとめくる様子まで表現できると、ユーザに対して製本イメージをより直感的につかんでもらうことができるので、技術の進歩が望まれる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、印刷結果を示すプレビュー画面において、印刷データに含まれるページを連続してめくる様子をプレビュー表示することができる表示装置、表示方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、印刷データのプレビュー表示を行う表示装置を前提に、ユーザから印刷データのプレビュー表示の指示を受け付ける受付手段と、印刷データに含まれる複数のページを3次元モデル空間上で連続してめくるときの各ページの軌跡情報を生成するめくり生成手段と、上記受付手段による印刷データのプレビュー表示の指示に基づき、上記印刷データに含まれる複数のページを上記めくり生成手段で生成されたページの軌跡情報に対応付けて3次元モデル空間上で連続してめくられる態様を表示制御する表示制御手段と、を有し、上記めくり生成手段は、ページがめくられるときのページの各瞬間の状態をベジェ曲面で表すベジェ制御点列を上記軌跡情報として生成し、上記表示制御手段は、各瞬間の状態を時間パラメータの値を変えることによりベジェ制御点列で示し、ベジェ制御点列で示されるそれぞれの瞬間のベジェ曲面に印刷データの複数のページを1ページごとに貼り付けて3次元モデル空間上で連続してめくられるときのページの表示情報を動的に生成する、ことを特徴とする。
本発明によれば、印刷データに含まれる各ページがめくられるときの動きを3次元モデル空間上で表現できる。
このため、印刷データのプレビュー表示においてページのめくり動作が自然かつ連続的に表現され、ユーザはそのプレビュー表示によりページを連続してめくっていく様子を確認できるという効果を奏する。
図1は、実施形態の表示装置の機能的構成を示すブロック図である。 図2は、折り曲げ角度θのときの曲げ形状の制御点の例を示す図である。 図3は、ページ立体生成部で生成するページ立体の説明図である。 図4は、ページ立体に構築するソフトカバーの説明図である。 図5は、ソフトカバー立体とハードカバー立体を示す図である。 図6は、ソフトカバーとハードカバーの曲り具合の設定情報の例を示す図である。 図7は、背表紙立体生成部で生成する背表紙立体の説明図である。 図8は、コマ番号と折り曲げ角度の関係を示した図である。 図9は、パラパラめくりの構成を示す図である。 図10は、ユーザのめくり操作とめくり等の速度の関係を示した図である。 図11は、立体合成部で生成した冊子の3D合成図である。 図12は、冊子の3Dプレビューの表示例を示す図である。 図13は、表示装置のプレビュー表示処理の全体フロー図である。 図14は、質感面生成部の処理フロー図である。 図15は、ユーザがページめくりを指示したときの表示装置の動作フロー図である。 図16は、変形例のパラパラめくり生成部における動作フロー図である。 図17は、変形例の厚みの変わるページ立体の説明図である。 図18は、表示装置のハードウェア構成図である。
本実施の形態の表示装置は、画像形成装置としての印刷装置に通信ネットワークで接続され、印刷装置で原稿を印刷する前に、印刷結果の確認のために用紙の質感も含めた製本結果のプレビューを表示するものである。カバー、ページ、及び背表紙に、光源の映りこみと紙種の質感等を表現した上で、製本されたもの(または冊子とも言う)のページがめくられる動作軌跡パターンを定義する。その上で、その動作軌跡パターンに対する用紙の折れ曲がる態様を3D(3次元)で3次元モデル空間上に表現し、製本結果のプレビューにおいてページを順次めくっていく様子をプレビュー表示する。表示装置としては、例えば、PC等の通常のコンピュータ等が該当するがこれに限定されるものではない。
図1は、本実施の形態の表示装置の機能的構成を示すブロック図である。
本実施の形態の表示装置1は、図1に示すように、操作部(受付手段)10、入力部11、記憶部12、パラパラめくり生成部(めくり生成手段)13、表示部14、及び表示制御部(表示制御手段)15を主に備えている。
操作部10は、キーボードやマウス等の入力デバイスから入力された指示やデータを受け付ける。例えば印刷データをプレビュー表示する指示や、ページを構成する用紙の種類やカバーや背表紙などの種類や光源種類等の選択の指示、設定値の入力等を受け付ける。
入力部11は、操作部10により受け付けたプレビュー表示のための印刷データをRAM等に読み込み、表示装置で扱えるデータ形式のプレビュー表示用データに変換する。具体的には、入力部11は、印刷データを、画像データやPDF形式のデータ等のプレビュー表示用データ(後にページを示すベジェ曲面に貼り付けるテクスチャとして利用する)に変換する。
また、入力部11は質感面生成部110を備え、質感面生成部110において、プレビュー表示用データに用紙種類等に応じた質感を付与する。具体的には、操作部10から指定された用紙種類に対応する照明変換パラメータや光の反射強度パラメータを記憶部12から読み取り、読取った照明変換パラメータや反射強度パラメータから質感情報を生成し、上述のプレビュー表示用データに付与する。また、操作部10から指定されたカバー種類や背表紙種類に応じてカバーや背表紙などに対しても質感情報を生成し、後に生成するページ立体、カバー立体、及び背表紙立体に付与する。
記憶部12は、ハードディスクドライブ装置(HDD)やフラッシュメモリ等の記憶媒体であり、印刷データのプレビューイメージを3Dで表現するための基本情報をもつ基本情報テーブル120を記憶する。基本情報テーブル120としてはページ紙種テーブルや、カバー紙種テーブルや、光源テーブルや、定義情報テーブル等がある。なお、先ほど述べた照明変換パラメータや光の反射強度パラメータも基本情報テーブル120に設定されている。
定義情報テーブルとしては、用紙の種類と硬さのパラメータとを対応付けた硬さテーブルや、後述する折り曲げ形状の種類と折り曲げ形状をベジェ曲面で定義するための制御点列の情報(折り曲げ角度θをパラメータとする)とを対応付けたテーブルがある。また、この他、ページの折り曲げ形状の状態を決定する角度情報を設定したテーブルや、ページめくりスピードとコマ数を対応付けたテーブルや、その他定義式等が設定されている。
ここで、硬さパラメータは、用紙の種類に応じた用紙の硬さを示すパラメータであり、
0から1の範囲の値である。1に近い程、用紙が硬く曲げにくいことを示す。
さらに、記憶部12には、「前方めくり」、「後方めくり」、「スナップ」の際に用紙に加わる力の大きさと、折り曲げ角度の補正値とを対応付けた曲げ負荷テーブル等が記憶されている。
パラパラめくり生成部13は、製本結果(冊子)の骨格を示す3D情報と、冊子内の複数ページを3次元モデル空間上でパラパラと連続してめくる様子をアニメーションで示すための情報とを生成する。後者のアニメーションで示すための情報として、例えば、冊子のページがめくられるときの軌跡情報を生成する。
パラパラめくり生成部13は、折り曲げ形状生成部130、ページ立体生成部131、カバー立体生成部132、背表紙立体生成部133、及び補正部134を備えている。
折り曲げ形状生成部130は、操作部10から指定された折り曲げ形状の種類やページ(用紙)の厚さや用紙サイズに応じてページをパラパラとめくるときのページの形状をベジェ曲面で表現する。そして、ベジェ曲面を定義する制御点列を記憶部12の基本情報テーブル120の設定に基づいて算出する。この算出方法の一つとして、特願2013−175943に記載の方法を適用すると、次のようにしてベジェ曲面の制御点列を求めることができる。
折り曲げ形状の種類には戻し形状や曲げ形状などがある。
戻し形状は、用紙が垂れ下がった状態から持ち上げられて起き上がる(平面の状態になる)ときの形状である。
曲げ形状は、用紙が手持ち位置とは逆側をつままれて前方ないし、後方に折り曲げられるときの形状である。
各形状に応じて折り曲げ角度や補正値は異なる。
以下では、説明を分かりやすくするために冊子の左側をページの送り元、冊子の右側をページの送り先として、冊子に構成される複数のページを左側から右側へめくるときの構成を例に挙げて説明する。
この場合、折り曲げ形状の種類は曲げ形状が該当し、以下には曲げ形状における制御点列の算出例を示す。
図2は、折り曲げ角度θ(≦θmax)のときの曲げ形状の制御点の例を示す図である。θmaxは用紙の硬さと折り曲げ形状の種類により決まる最大の折り曲げ角度である。
折り曲げ形状生成部130は、3次元空間上のベジエ曲面の6個の制御点を求める。同図では、3つの制御点P10,P11,P12に着目して制御する方法を示している。制御点P10,P11,P12は、y=0のxz平面上にあり、折り曲げ形状生成部130は、制御点P10を原点に配置する。
まず、制御点P12の軌跡について説明する。折り曲げ形状生成部130は、制御点P12を、制御点P10を中心とする楕円上に配置する。ここで、楕円の長径Rは用紙の高さ(縦方向の長さ)hとするが、短径rは用紙の硬さパラメータH(0.0〜1.0)に応じて変化させるようにする。用紙が硬い場合は曲がりが少ないため、短径は長くなり長径Rに近づく。一方、用紙が柔らかい場合は曲がりが大きいため、短径は短くなり長径Rとの差が大きくなる。このような性質を満たす短径rは、次の(1)式で示される。
r=R×H・・・(1)
折り曲げ形状生成部130は、楕円上における制御点P12の位置を、折り曲げ角度θを利用して定める。つまり、折り曲げ角度θを最大曲げ角度θmaxから0に向かって徐々に変化させることで、制御点P12の位置は、楕円上を移動してx軸との交点(x=h,y=0)に向かう。
次に、制御点P11の軌跡について説明する。
折り曲げ形状生成部130は、制御点P11を、x軸上の点Ocを中心とする楕円上にあるように設定する。楕円の中心Ocは、用紙が硬く全く曲がらない場合、すなわち、硬さパラメータH=1のときには、制御点P10と一致する。一方、用紙が非常に柔らかい場合、すなわち、硬さパラメータH=0のとき、楕円の中心Ocは、折り曲げ角度θ=90度のときに、ベジエ曲線の性質からx軸上のhと一致する。折り曲げ形状生成部130は、この性質を満たすように、楕円の中心Ocを設定してその楕円上に制御点P11を配置する。制御点P11が配置される楕円の中心Ocはx軸上にあり、制御点P12が配置される楕円との関係から、次の(2)式で示される。
Oc=R−r×sin((π/2)・(r/R))
=R−RHsin(H・(π/2))・・・(2)
次に、制御点P11の軌跡になる楕円の長径をC、短径をcとする。用紙が硬く全く折り曲がらない場合、すなわち硬さパラメータH=1のときは、制御点P11は線分P10−P12の間にある。用紙が非常に柔らかい場合、すなわち、硬さパラメータH=0のときは、制御点P11がx軸上のhにある。折り曲げ形状生成部130は、そのときの長径Cと短径cを定める。折り曲げ形状生成部130は、このような性質を満たすよう、長径Cを(3)式で定め、短径cを(4)式で定める。
C=(RHsin(H・(π/2))/2・・・(3)
c=C×H=(RHHsin(H・(π/2))/2・・・(4)
折り曲げ形状生成部130は、以上のように求めた楕円上における制御点P11の位置を、折り曲げ角度θを利用して定める。つまり、折り曲げ角度θを最大曲げ角度θmaxから0に向かって徐々に変化させることで、制御点P11の位置は、楕円上を移動してx軸との交点(x=h,y=0)に向かう。
以上により、折り曲げ形状生成部130は、折り曲げ角度θに応じた3つの制御点P10,P11,P12の位置を定めることができる。そして、P00,P01,P02の3制御点は、P10,P11,P12の3制御点を平行移動したものであるため、3次元空間における合計6個の制御点の位置を定めることができ、曲げ形状に対応するベジエ曲面を求めることができる。
折り曲げ形状130は、以上のような原理に従い、各種数式やパラメータ値を記憶部12の基本情報テーブル120から読み出す。また操作部10から指定されたユーザ指定情報を各種数式のパラメータに代入する。そして、折り曲げ角度θをパラメータとするベジェ曲面の制御点列を算出する。この折り曲げ角度θは、時間経過と共にページの状態を変化させてページがめくられる様子を表現するための時間パラメータとなっている。このパラメータがとる値によりページをめくるときの各瞬間の用紙の形状が決定する。
補正部134は、曲げ形状の用紙の長さの補正やテクスチャマッピングの歪み補正などを行なう。補正の方法についても特願2013−175943に記載の方法を適用できる。なお、ここでは、その詳しい説明は省略する。
ここで、図1の説明に戻る。
ページ立体生成部131は、アニメーション表示させるページの送り元と送り先のページの束を示す3D画像(ページ立体)を生成する。
カバー立体生成部132は、ページの束の外側に構成されるカバーの3D画像(カバー立体)を生成する。
背表紙立体生成部133は、背表紙の3D画像(背表紙立体)を生成する。
図3は、ページ立体生成部131で生成するページ立体の説明図である。
ページ立体とは、冊子の各ページの集合を表現する立体である。
同図には冊子の左側に構築するページの送り元としてのページ立体を示している。
同図に示すように同一曲げ角度のページの束をページ立体として構築する。同図には、説明のため、座標軸と、折り曲げ形状生成部130で算出した制御点列(図2参照)を重ねて示した。なお、座標軸の向きは図2のものとは異なるので注意されたい。曲げの角度は、折り曲げ形状生成部130で算出した最大の折り曲げ角度θmax(用紙の硬さと折り曲げ形状により決まる値)である。従って、折り曲げ角度θmaxのときの6つの制御点列P00〜P02、P10〜P12が形成するベジェ曲面を基準に曲面の法線方向に所定の厚みdを持たせることにより3次元モデル空間上にページ立体画像を構築することができる。本例ではθmaxを30°、法線方向は送り元のページ立体であるため、ページを送る方向とは反対の向きとなる。
一方、冊子の右側に構築するページの送り先としてのページ立体の曲げの角度は、後述するカバーの硬さに依存する。例えば、ソフトカバーでは送り先のページ立体は各ページの紙の種類に応じた最大の折り曲げ角度(θmax=本例では30°)をマイナスにしたもの(−θmax=本例では−30°)とする。また、ハードカバーでは送り先のページ立体はハードカバーと全面が接するように最大の折り曲げ角度を0°とする。ページの送り先のページ立体画像は、そのときの最大折り曲げ角度のベジェ曲面を基準に曲面の法線方向(この場合は、ページを送る方向)に所定の厚みを持たせることにより3次元モデル空間上にページ立体画像を構築する。なお、所定の厚みとしては、厚みdでも良いし、違う値を設定しても良い。
図4、図5は、カバー立体生成部132で生成するカバー立体の説明図である。
図4は、図3のページ立体に対して構築するソフトカバーの説明図である。
カバー立体とは、冊子のカバーを表現する立体である。その性質上、カバー立体はページ立体を外から覆うようにしてページ立体の外側に構築される。
同図には冊子の左側のページ立体(送り元のページ立体)に構築するカバー立体を示している。
同図に実線で示すように、ページ立体の厚みdを持たせた側の曲面に沿うように同一形状・同一折り曲げ角度のソフトカバーを構築する。なお、説明のため、図3に示した制御点列及び座標軸を重ねて示した。
この実線で示すソフトカバーは、ページ立体生成部131で算出した最大の折り曲げ角度(θmax=本例では30°)における6つの制御点列(P00〜P02、P10〜P12)から、それぞれ厚みの方向にd移動した点(P00´〜P02´、P10´〜P12´)で決まるベジェ曲面として構築される。
なお、冊子の右側に構築するソフトカバー立体も同様に構築する。
つまり、ソフトカバー用に構築された右側のページ立体において、ページを送る方向に所定の厚みを持たせることにより形成されるページ立体の表面(ベジェ曲面)を基準にカバーの厚みをもたせてなるカバー立体を構築する。
また、ハードカバーは、折り曲げ角度0°のカバー立体を構築する。
図5は、ソフトカバー立体とハードカバー立体を示す図である。
同図には説明を理解しやすいように、カバー立体を構築する基礎となるページ立体を共に示している。
同図(a)は、ソフトカバー立体を示す図であり、同図(b)は、ハードカバー立体を示す図である。
同図(a)に示すように、ソフトカバー立体は、左右のページ立体の折り曲げに沿うようにページ立体の外側の位置に構築される。
同図(b)のハードカバー立体は、折り曲げ角度が0°であるため、図に示すように板状のものが左右のページ立体の外側に構築される。
図5(b)の右側のページ立体は、ハードカバーである場合、右側のページ立体は折り曲げ角度0°で構築される。このため、ページ立体生成部131で、ページを送る方向に所定の厚みを持たせることにより形成されるページ立体の表面(ベジェ曲面)を基準にカバーの厚みをもたせてなるカバー立体を構築する。
一方、図5(b)の左側のページ立体は、折り曲げが生じている。このため、ハードカバーは、図4に示すP10´、P00´、P12´で決まる平面に厚みを持たせて構築される。ハードカバーの広さは、縦の幅を2点P10´、P00´までとし、横の幅をページ幅までとする。
図6は、ソフトカバーとハードカバーの曲り具合を決めるための設定情報の例である。
同図(a)はソフトカバー冊子の曲り具合を決める設定情報、同図(b)はハードカバー冊子の曲り具合を決める設定情報である。
ソフトカバーの場合、めくり元(ページの送り元)はページ立体もカバー立体も曲げるように設定する。めくり先(ページの送り先)はカバー立体に合わせてページ立体を設定する。つまり、図6(a)に示すように、カバー立体が曲げる設定であればページ立体も曲げるように設定し、カバー立体が曲げない設定であればページ立体も曲げないように設定する。
ハードカバーの場合、カバー立体はめくり元もめくり先も曲げない設定とし、ページ立体はめくり元では曲げて、めくり先では曲げない設定とする。
ページ立体生成部131及びカバー立体生成部132は、操作部10からのプレビュー表示方法を示す情報に基づき、図6に示す設定情報に基づいてページ立体及びカバー立体を構築する。
図7は、背表紙立体生成部133で生成する背表紙立体の説明図である。
背表紙立体生成部133は、操作部10からのプレビュー表示方法を示す情報(ここではカバーのタイプを示す情報)に基づき、ソフトカバー用の背表紙立体又はハードカバー用の背表紙立体を構築する。
図7(a)はソフトカバー用の背表紙立体を示した図、図7(b)はハードカバー用の背表紙立体を示した図である。
ページ立体やカバー立体との3次元空間上の位置の比較のため、ここでも座標軸を重ねて示している。
同図(a)に示すソフトカバー用の背表紙立体は、制御点P10(原点)を中心にX−Z平面上のXが負の領域に半円形状(半径=d)を形成し、この半円形状をy軸の正の向きの制御点P00の位置まで押し出したときの半円形状のとる軌跡により構築されたものである。この例ではソフトカバー用の背表紙立体は蒲鉾のような形状となる。
同図(b)に示すハードカバー用の背表紙立体は、制御点P10(原点)を基点としてX−Z平面上のXが負の領域に矩形(横の長さ=d、縦の長さ=e)を形成し、この矩形をy軸の正の向きの制御点P00の位置まで押し出したときの矩形のとる軌跡により構築されたものである。本例では、直方体の形状となる。
以上のように、パラパラめくり生成部13では、ページを3Dでアニメーション表示するためのベジエ曲面の制御点列と、印刷データのテクスチャ画像を動的に生成する。また、アニメーションに合成するページ立体やカバー立体や背表紙立体を生成する。そして、生成したデータを表示制御部15に送出する。
ここで、図1の表示部14と表示制御部15の説明に移る。
表示部14は、ディスプレイ装置等の表示デバイスである。
表示制御部15は、OpenGLなどで代表される公知の3D表示エンジンを備え、表示部14に対する印刷データのプレビュー表示を制御する。
3D表示エンジンでは、光源の強さを示すパラメータと、その光源の反射強度を示すパラメータを引数として受け取ることで、入力された画像データに光源との向きの関係を加味した光の映り込みを模擬表示できる。
表示制御部15は、更にアニメーション制御部150と立体合成部151とを備えている。
アニメーション制御部150は、操作部10から印刷データのプレビュー表示の指示があると、パラパラめくり生成部13において生成されたベジェ曲面の制御点列の情報や操作部10で指定されたページめくりを示す情報等を基に、プレビュー表示する冊子のページめくりの動作(つまり複数のページを連続してめくる動作)を3Dアニメーションとして構築する。
具体的には、ページめくりの形状を示すベジェ曲面を折り曲げ角度を順次減少させて、1ページのテクスチャを貼り付けたものを本例では7コマ分作成し、その7コマを折り曲げ角度の大きいもの(1コマ目)から順に1コマずつ再生し、最後のコマ(7コマ目)を再生した後は次のページのテクスチャを貼り付けたものを同様にして1コマ目から7コマ目まで順に再生する。これを全ページ分繰り返すことにより、パラパラめくりのイメージをアニメーションで表現する。
図8は、ソフトカバーにおいてページの送り元と送り先とで冊子を曲げる設定としたときのコマ番号と折り曲げ角度の関係を示した表である。
同図に示すように、1番から7番までの各コマに順に、30°か−10°刻みで減らした折り曲げ角度が設けられている。ここでは、1コマ目が折り曲げ角度の値が最も大きく(最大折り曲げ角度に)設定されており、コマ番号が増えるに従い、折り曲げ角度が−10°刻みで減少して、7コマ目で最小の折り曲げ角度−30°に達する。
なお、用紙の硬さHに伴う変化は、図2において数式を用いて説明したように原点P10を中心とする楕円の短径rと点Ocの変化によってページめくりの軌跡に反映される。
アニメーション制御部150は、この表に基づき、θ=30°(本例での最大折り曲げ角度)としたときの制御点列で示されるベジェ曲面を1番コマとし、−10°刻みでθの値を減らしてなるベジェ曲面を順次、2番コマ、3番コマ、4番コマ、5番コマ、6番コマ、7番コマとして動的に生成し、所要時間内に全てのコマをそのコマ番号順に表示部の所定位置にアニメーション表示させる。
ベジェ曲面に貼り付けられる印刷データのテクスチャとしては、1番コマから7番コマまでは同じ1ページ目の印刷データのテクスチャを使用し、次のサイクルの1番コマから7番コマまでは2ページ目の印刷データのテクスチャを使用する。この後も1番コマから7番コマまでのサイクルが終了するごとに3ページ目のテクスチャ、4ページ目のテクスチャのようにページ番号を1加算した印刷データのテクスチャを使用し、最後のページのテクスチャを使用したサイクルでパラパラめくりのプレビュー表示を終了する。
なお、所要時間や描画能力に応じて、コマ数は適宜設定して良い。
例えば、所要時間が数秒あるような低速表示の場合で、描画スピードが間に合うものであれば、上述した7コマ或いは更にもっとコマ数を増やして全コマをその順番で繰り返し表示する。
また、所要時間が1秒未満となるような高速表示の場合、上述した7コマ全てではなく、表示するコマを限定して所定時間内にその順番で繰り返し表示する。例えば、1番、3番、5番、7番のようにコマを間引いて表示する。
以上のような構成では、高速になればなるほど、冊子のページをパラパラとめくっているプレビュー表示を表示画面で表現できる。
次に、ページが送り元からめくられて送り先に到達する前に次のページを送り元からめくり始める動作の設定について説明する。
この動作の設定は「最初のページのめくり動作を始めてから次のページのめくり動作を始めるまでのフレーム間隔を定義することにより行う。
これまでに説明した、ページが送り元からめくられて送り先に到達してから、次のページを送り元からめくり始める動作においては、そのフレーム間隔は7コマ分のフレーム間隔であり、ページが送り元から送り先にめくられるまでの所要時間であった。ページが送り元からめくられて送り先に到達する前に次のページを送り元からめくり始める動作においては、そのフレーム間隔をページが送り元から送り先にめくられるまでの所要時間未満に設定すれば良い。
例えば、フレーム間隔を所要時間の約半分に設定した場合、1ページ目のめくり動作が中間地点まで終えた(ここでは4コマ目)の表示にあるときに2ページ目のめくり動作を1コマ目から開始する。この場合、1枚目の表示サイクルでは、最初のカットで1ページ目の1コマ目の状態が表示され、2番目のカットで1ページ目の2コマ目の状態が表示され、3番目のカットで1ページ目の3コマ目の状態が表示される。そして、4番目のカットになると、1ページ目の4コマ目の状態が表示され、これと同時に2ページ目のめくり動作が始まり、2ページ目の1コマ目の状態も表示されることになる。その後も、それぞれのページのコマ番号が1つずつ増加し、1ページ目の5コマ目の状態と2ページ目の2コマ目の状態が同時に表示されるように、2つのページが同じカット内に表示され、それぞれのページがめくられる状態が同時に示される。3ページ目以降の残りのページも、同様に前後の2つのページが同じカット内に表示され、カットが進むに連れてそれぞれのページがめくられる様子が同時に示される。
また、このフレーム間隔を更に短くすれば、1ページ目が終了する前に2ページ目は勿論のこと、3ページ目更には4ページ目といった後方のページのページめくりがコマ数を上限に順次開始される。
本実施形態において一例として示すように7コマでめくり動作を表現する場合は、最大で1ページ目から7ページ目までつまり7ページ分を同じ1カット内に表示することが可能である。
1ページ分のめくり動作を表現するコマ数や次ページのめくり動作を開始するフレーム間隔は描画能力に応じて適宜設定して良い。
図9は、アニメーション制御部150で生成されるページのパラパラめくりの表示状態を示す図である。
同図(a)は、ソフトカバーの、ページの送り元と送り先の何れのページ立体も「曲げる」に設定した場合のパラパラめくりの表示状態を示す図である。
同図(a)は、7コマ中の4コマ目にn(nは整数)番目のページが表示され、2コマ目にn−1番目のページが表示されたときの1カットを示したものである。
カットが進むに連れて、同図(a)に示す矢印の向きに最大折り曲げ角度30°から最小折り曲げ角度−30°まで−10°刻みで各ページが送られる。このようにして、パラパラとページをめくる様子を3Dアニメーションでプレビュー表示する。
同図(b)は、ハードカバーの、ページの送り元を「曲げる」に設定し、ページの送り先を「曲げない」に設定したときのパラパラめくりの表示状態を示す図である。
同図(b)も同図(a)と同様に、7コマ中の4コマ目にn(nは整数)番目のページが表示され、2コマ目にn−1番目のページが表示されたときの1カットを示したものである。
カットが進むに連れて、同図(b)の矢印に示す向きにハードカバーにおける最大折り曲げ角度30°から最小折り曲げ角度0°までこの場合は−5°刻みで各ページが送られる。このようにして、パラパラとページをめくる様子を3Dアニメーションでプレビュー表示する。
なお、同じ−10°刻みで表現する場合は、最大折り曲げ角度が60°となるように各種設定を変更し、ページ立体やカバー立体の傾斜角度もそれに合わせて生成する。
以上に示したパラパラめくりのコマ数やめくりスピードは、ユーザによるマウス移動やタッチ入力による指の移動等に連動するカーソルの移動(カーソル操作)により操作部10から指示を行うことができる。
例えば、表示部14に冊子がプレビュー表示されているときに、ユーザがマウスを走らせる。すると、その情報が操作部10から入力され、表示制御手段が15が基本情報テーブル120の設定に基づいてページめくりの動作方法を選択して表示部14に出力する。
この動作方法は、基本情報テーブル120の設定情報や計算式に基づく。具体的には、カーソルの移動が所定スピード以上で高速であった場合、高速にページをめくる態様をプレビュー表示する。例えば、1ページのめくり動作を7コマから2コマに減らして、1ページがめくられるまでの時間を短縮し、従って全ページがめくり終わるまでの時間を短くしてページめくりを高速に行う。
一方、カーソルの移動が所定スピード未満で低速であった場合は、例えば、1ページのめくり動作を7コマから10コマに増やして、1ページがめくられるまでの時間を長くし、従って全ページがめくり終わるまでの時間を長くしてページめくりを低速に行う。
また、この他の態様では、カーソルの移動距離(移動ピクセル)が表示画面に対して所定距離(ピクセル)以上であった場合、1ページずつではなく、複数ページをとばして或いは複数ページをまとめてページを送る態様をプレビュー表示する。例えば、1ページ目のめくり動作の次に2ページ目から5ページ目をとばして6ページ目のめくり動作を行い、その後も4ページとばしでページめくりをプレビュー表示するようにする。また或いは1ページ目から5ページ目までを一度にめくり、次に6ページ目から10ページ目までを一度にめくるなど、5ページ分をまとめてページめくりするようにする。
このように、カーソルの移動距離に応じて一度にページをめくるページ量を決定するようにする。
また、この他にも、カーソルの移動スピードや移動距離に基づいて、ページをめくるスピードや分量を算出し、全頁ではなく所定のページまでめくるなどの設定を行うことができる。
図10(a)は、ユーザのマウス等によるめくり操作(カーソルの高速移動操作や移動距離に基づく操作)によりめくり枚数やアニメーションスピードを変える計算式を示した表である。
図10(b)は、ユーザのめくり操作を基に計算式から算出した、めくり枚数やアニメーション速度の例を示した表である。
図10(a)に示すように、ここに示した計算式では、アニメーション速度はめくり速度に比例し、めくり係数が大きくなるほど、同じめくり速度においてアニメーション速度は高速になる。
図10(b)では、その計算式により、めくり速度が0.5m/sから1.0m/sに倍になると、50ページを半分の時間でめくり終わることが示されている。
ここで図1の立体合成部151の説明に移る。
立体合成部151は質感面生成部110やパラパラめくり生成部13において生成された情報を基に冊子のプレビューの3D表現を構築する。具体的には冊子のページ立体やカバー立体や背表紙立体に質感を加えて3D合成する。
図11は、立体合成部151で生成した冊子の3D合成図である。
同図(a)は、ソフトカバーを使用した場合の冊子の3D合成図である。
同図(a)は、図3を用いて説明したページの送り元のページ立体(曲げる設定)とページの送り先のページ立体(曲げる設定)と、図5(a)に示すソフトカバー立体と、図7(a)に示すソフトカバー用の背表紙立体とを同じ座標軸を基準として3次元モデル空間上で合成したものである。
同図(b)は、ハードカバーを使用した場合の冊子の3D合成図である。
同図(b)は、図3を用いて説明したページの送り元のページ立体(曲げる設定)とページの送り先のページ立体(曲げない設定)と、図5(b)に示すハードカバー立体と、図7(b)に示すハードカバー用の背表紙立体とを同じ座標軸を基準として3次元モデル空間上で合成したものである。
図12は、表示部14で表示される冊子の3Dプレビューの表示例である。
同図(a)は、ソフトカバーを使用した場合の冊子の3Dプレビューである。
同図(b)は、ハードカバーを使用した場合の冊子の3Dプレビューである。
各図は、立体合成部151で生成した冊子の3Dイメージとアニメーション制御部150で生成したパラパラめくりのアニメーションとを所定位置に表示させたときの冊子の3Dプレビューである。
次に、本実施形態の表示装置の全体動作を図13から図16を用いて説明する。
これらの動作は、例えばメモリに記憶された表示プログラムがCPU(中央演算処理装置)で実行されることにより、上述した各部の処理をコンピュータで実現し、行われるものである。
図13は、図1に示す表示装置1におけるプレビュー表示処理の全体フロー図である。
この処理は、ユーザが表示画面を見ながらマウスやキーボード等の入力装置を操作して印刷データのプレビュー表示方法を指定する設定情報の入力を行い、印刷データのプレビュー表示の実行をコンピュータに命令することにより行われる。
先ず、操作部10が、ユーザから受け付けたプレビュー表示対象の印刷データの識別情報(ファイル名や収納されているディレクトリの情報など)を入力部11に通知する(S1)。この際に、当該印刷データをプレビュー表示するときのユーザ指定情報を通知する。ユーザ指定情報は、用紙種類や用紙サイズや用紙枚数や、カバーの種類(ソフトカバーかハードカバーかの指定など)など、プレビュー表示方法を指定するための設定情報である。
入力部11は、ステップS1における操作部10からの通知に基づき、指定された印刷データのファイル(PDFファイルなど)をRAM等に読み込む。そして、そのデータをプレビュー表示用データに変換する(S2)。なお、入力部11の質感面生成部110の処理については後述する。
その後、入力部11は、パラパラめくり生成部13にユーザ指定情報等を送信すると共に、印刷データを製本イメージで立体的に表現するようパラパラめくり生成部13に命令する(S3)。
パラパラめくり生成部13は、入力部11から受信したユーザ指定情報や記憶部12の基本情報テーブル120の情報を参照しながらページのパラパラめくりを表現するアニメーションのためのページ素材や冊子を3Dで表現するための冊子素材(ページ立体、カバー立体、背表紙立体)を生成し、記憶部12に記憶する(S4)。
ページ素材は、具体的には、ページを3Dでアニメーション表示するためのベジエ曲面を定義する制御点列と、印刷データを3次元空間にマッピングするためのテクスチャ画像である。
パラパラめくり生成部13は、表示制御部15に製本のプレビュー表示を命令する(S5)。
表示制御部15は、記憶部12に記憶された製本プレビュー情報(ページ素材や冊子素材)を基に3D冊子を構築し、アニメーションでページめくりを動的に表現する(S6)。
そして、それらからなる3Dオブジェクトを表示部14に描画する(S7)。
ページめくりの描画は、本例では最大折り曲げ角度から最低折り曲げ角度に向けてベジェ曲面の折り曲げ角度を減少させることにより行う。それぞれの角度においてベジェ曲面に印刷データの1ページ目のテクスチャを貼り付けてページめくりを描画する。1ページ目のページめくりの終了後またはページめくりの途中で2ページ目のページめくりを描画する。3ページ以後も同様にしてページめくりを描画し、最終ページのページめくりの描画でパラパラめくりの描画を終了する。
この一連のページめくりの描画は、折り曲げ角度をパラメータとして動的に行われる。
一度描画したページの内、折り曲げ角度が所定角度のものは記憶部12に保存する。
本実施形態では印刷データの全ページに対してページ毎に7コマ分(折り曲げ角度30°、20°、10°、0°、−10°、−20°、−30°)のアニメーション情報を記憶する。
図14は、図13の入力部11におけるステップS2の処理において行われる質感面生成部110での処理のフロー図である。
先ず、質感面生成部110は、操作部10から用紙種類のユーザ指定情報を受信する(S20)。
次に、記憶部12の基本情報テーブル120を参照し、ユーザが指定した用紙種類に対応するパラメータの値を取得する(S21)。
用紙種類に対応するパラメータとしては照明変換パラメータや光の反射強度パラメータ等がある。
次に、ステップS21で取得したパラメータの値に基づいて質感情報を生成する(S22)。
そして、ステップS22で生成した質感情報をプレビュー表示用データに反映し、そのデータを記憶部12に保存する(S23)。
これにより、ユーザが印刷データのプレビュー表示をコンピュータに命令したときに、印刷データを製本したときの質感を含めたイメージと共に、印刷データをパラパラとめくったときの印刷イメージがアニメーションの動画として表示部14にプレビュー表示される。
次に、印刷データの3Dプレビュー表示後の、ユーザ操作によるページめくり時の表示装置の動作を説明する。
この処理は、ユーザが表示画面に3Dプレビューされた冊子を見ながらマウスやキーボード等の入力装置の操作によりページめくりを指示することで、コンピュータによりこれが検出されて、実行される処理である。ページめくりを指示するときの入力装置の操作は、例えば、マウスパッド上においてマウスを高速又は低速に走らせる操作やマウスを長い距離又は短い距離移動させる操作などである。
図15は、ユーザがページめくりを指示した場合の表示装置の動作フロー図である。
先ず、操作部10から入力部11に対してページめくりを指示する信号を送信する(S8)。このとき、マウスを高速に移動していれば高速を示すページめくり信号を、マウスを低速に移動していれば低速を示すページめくり信号を送信する。この高速に走らせたか否かは、マウスを走らせたことによるカーソルの移動距離と移動時間により求まる。
この場合、入力部11は、パラパラめくり生成部13をスルーして表示制御部15にアニメーションの実行を命令する(S9)。
表示制御部15は、入力部11からのアニメーションの実行の命令を受信すると、次の描画処理を実行する。
先ず、記憶部12からアニメーション情報を取得し(S10)、質感情報を取得する(S11)。具体的には、ページめくりの指示の内容(高速又は低速など)に応じて、対応するコマ番号のページめくりのアニメーション情報を取得する。例えば、低速の指示のときには、コマ番号1から7(つまり折り曲げ角度30°、20°、10°、0°、−10°、−20°、−30°)のページめくりのアニメーション情報を取得する。また、高速の指示のときには、コマ数を間引いたコマ番号1、3、5、7のページめくりのアニメーション情報を取得する。
表示制御部15は、取得したアニメーション情報に基づいて3Dオブジェクトの描画を表示部14に指示する(S12)。
以上のように、本実施形態の表示装置では、ユーザが印刷前に印刷データの製本結果をプレビュー表示することができる。その際に、印刷データに含まれる各ページをカバーや背表紙などの間に表示して複数ページをパラパラとめくる様子を3Dアニメーションでリアルに表示することができる。
このため、ユーザは、印刷データの製本結果を用紙の質感や光の当たり具合に加えて、実際にページをめくったときの様子を印刷前に確認できるようになる。
なお、本実施形態では、折り曲げ形状生成部130においてページを折り曲げた状態のベジェ曲面を形成し、それを基礎にページ立体、カバー立体、及び背表紙立体を構築した。
しかし、これに限らず、先に基本となるページ立体と、カバー立体と、背表紙立体を構築し、その立体に対して折り曲げの処理および補正を行って、ページ立体と、カバー立体と、背表紙立体を完成させても良い。
また、本実施形態ではアニメーション制御部150で各コマのベジェ曲面の生成とテクスチャの貼り付けを行い、ページめくりのアニメーション情報を動的に生成したが、この限りでない。例えば、パラパラめくり生成部13で各コマのベジェ曲面の生成とテクスチャの生成とを行い、アニメーション制御部に動的に出力し続けるように構成しても良い。
図16は、変形例のパラパラめくり生成部13における動作フロー図である。
先ず、パラパラめくり生成部13は入力部11から受信したユーザ指定情報に含まれる用紙サイズの情報を抽出する(S40)。
次に、パラパラめくり生成部13は、ページ立体生成部131に対し、ユーザに指定されたサイズのページ立体を生成するよう命令する(S41)。
ページ立体生成部131は、ページ立体を生成し、折り曲げ形状生成部130にそのページ立体の曲げ形状を生成するよう指示する(S42)。
折り曲げ形状生成部130は、ページの曲げ形状に基づいてページ立体の曲げ形状を生成し、補正部134に形状補正するよう指示する(S43)。
次に、パラパラめくり生成部13は、カバー立体生成部132に対し、指定サイズのカバー立体を生成するよう指示する(S44)。
カバー立体生成部132は、カバー立体を生成し、折り曲げ形状生成部130に曲げ形状を生成するよう指示する(S45)。
折り曲げ形状生成部130は、ページの曲げ形状に基づいてカバー立体の曲げ形状を生成し、補正部134に形状補正するよう指示する(S46)。
次に、パラパラめくり生成部13は、背表紙立体生成部133に対し、指定サイズの背表紙立体を生成するよう指示する(S47)。
背表紙立体生成部133は、背表紙立体を生成し、折り曲げ形状生成部130に曲げ形状を生成するよう指示する(S48)。
折り曲げ形状生成部130は、ページの曲げ形状に基づいて背表紙立体の曲げ形状を生成し、補正部134に形状補正するよう指示する(S49)。
パラパラめくり生成部13は、生成した冊子の3D情報やアニメーションに使用する情報を記憶部12に保存する(S50)。
また、本実施形態では、ページ立体つまりページの束の厚みを固定としたが、ページめくりに応じてページの送り元の厚みを少なくとり(つまり幅を狭くし)、ページの送り先の厚みを多くとる(つまり幅を広くする)態様のものに変形しても良い。
図17は、ページめくりに応じて厚みの変わるページ立体の説明図である。
同図の矢印lに示す方向にページp1、p2がめくられる場合、最初は同図の左側(ページp1、p2の送り元)のページ立体170の厚みを多くとり、ページめくりに応じて徐々に左側のページ立体170の厚みを減らして厚みを少なくする。
一方、同図の右側(ページp1、p2の送り先)のページ立体171の厚みは、最初は少なくとり、ページめくりに応じて徐々に厚みを増やして厚くする。
同図は全ページの半分以上がめくられて送り先側に移動したときの状態を示した図である。同図に矢印j1、j2で厚みを示すように、左側のページ立体170よりも右側のページ立体171の方が厚みがある。
このような表現は例えば次のようにして行う。
ページ立体生成部131において、3種類のページ立体を生成する。
1つ目は、送り元のページの厚みを少なくとり、送り先のページの厚みを多くとったページ立体である。
二つ目は、送り元のページの厚みと送り先のページの厚みを同じくしたページ立体である。
三つ目は、送り元のページの厚みを多くとり、送り先のページの厚みを少なくとったページ立体である。
そして、アニメーション制御部150から立体合成部151に対して、所定のタイミングで切り替え信号を送る。切り替え信号は1つ目のページ立体から3つ目のページ立体までを順に切り替えて表示部14に表示させるためのタイミング信号である。切り替えのタイミングは、この例では、全ページの1/3ページのめくりが終了した時点と、2/3ページのページめくりが終了した時点とすることができる。
このように構成することにより、アニメーション制御部150による先頭のページから全体の1/3ページまでのパラパラめくりの表示時は、送り元のページの厚みを少なくとり、送り先のページの厚みを多くとったページ立体が重ねて示される。次の、全体の1/3ページから2/3ページまでのパラパラめくりの表示時は、送り元と送り先のページの厚みが同じページ立体が重ねて示される。そして、全体の2/3ページから最終ページまでのパラパラめくりの表示時は、送り元のページの厚みを多くとり、送り先のページの厚みを少なくとったページ立体が重ねて示される。
本実施形態の表示装置では、カバー、ページ、背表紙に、光源の映りこみと紙種の質感を表現し、その上で冊子のページめくりの動作軌跡パターンを定義し、冊子のページがめくられる態様を3D表示できる。
このため、光源の映りこみと紙種の質感を交えて、さらに、冊子のページめくり動作に際する自然かつ連続的な折り曲げ表現をすることで、製本結果のプレビューに対して連続してページをめくっていく様子が確認できるようになる。
図18は、本実施の形態の表示装置のハードウェア構成図である。本実施の形態の表示装置1は、図18に示すように、CPU(Central Processing Unit)180と、ROM(不図示)やRAM181、VRAM183などのメモリと、HDD等の記憶部184と、ディスプレイなどの表示部185、キーボードやマウスなどの操作部186と、入出力インタフェース(I/O)187とを備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施の形態の表示装置1で実行される表示プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施の形態の表示装置1で実行される表示プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施の形態の表示装置1で実行される表示プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、本実施の形態の表示装置1で実行される表示プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施の形態の表示装置1で実行される表示プログラムは、上述した各部(入力部11、パラパラめくり生成部13、記憶部12、表示制御部15)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU180が上記記録媒体から表示プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、入力部11、パラパラめくり生成部13、記憶部12、表示制御部15が主記憶装置上に生成されるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 表示装置
10 操作部
11 入力部
12 記憶部
13 パラパラめくり生成部
14 表示部
15 表示制御部
110 質感面生成部
120 基本情報テーブル
130 折り曲げ形状生成部
131 ページ立体生成部
132 カバー立体生成部
133 背表紙立体生成部
134 補正部
150 アニメーション制御部
151 立体合成部
特開2011−140135号公報

Claims (8)

  1. 印刷データのプレビュー表示を行う表示装置であって、
    ユーザから印刷データのプレビュー表示の指示を受け付ける受付手段と、
    印刷データに含まれる複数のページを3次元モデル空間上で連続してめくるときの各ページの軌跡情報を生成するめくり生成手段と、
    前記受付手段による印刷データのプレビュー表示の指示に基づき、前記印刷データに含まれる複数のページを前記めくり生成手段で生成されたページの軌跡情報に対応付けて3次元モデル空間上で連続してめくられる態様を表示制御する表示制御手段と、
    を備え、
    前記めくり生成手段は、ページがめくられるときのページの各瞬間の状態をベジェ曲面で表すベジェ制御点列を前記軌跡情報として生成し、
    前記表示制御手段は、各瞬間の状態を時間パラメータの値を変えることによりベジェ制御点列で示し、ベジェ制御点列で示されるそれぞれの瞬間のベジェ曲面に印刷データの複数のページを1ページごとに貼り付けて3次元モデル空間上で連続してめくられるときのページの表示情報を動的に生成する、
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記ベジェ制御点列は、用紙の硬さをパラメータとする、
    ことを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  3. 前記受付手段は、更に、ユーザによるカーソル操作の速度を受け付け、
    前記表示制御手段は、ユーザのカーソル操作の速度に応じためくり速度で、印刷データに含まれる複数のページを連続してめくられる態様を表示制御する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記受付手段は、更に、ユーザによるカーソル操作の移動距離を受け付け、
    前記表示制御手段は、ユーザのカーソル操作の移動距離に応じたページ量を単位として、印刷データに含まれる複数のページを連続してめくられる態様を表示制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至の内の何れか一つに記載の表示装置。
  5. 前記めくり生成手段は、複数ページがめくられるときの製本状態を示すページの束と、カバーと、背表紙とを立体的に生成し、
    前記表示制御手段は、前記ページの束とカバーと背表紙とからなる3次元冊子画像を組み合わせて、前記印刷データに含まれる複数のページを3次元モデル空間上で連続してめくられる態様を表示制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至の内の何れか一つに記載の表示装置。
  6. 前記受付手段は、更に、ユーザによりカバー種類の指定を受け付け、
    前記めくり生成手段は、選択されたカバー種類に応じた3次元冊子画像を生成し、
    前記表示制御手段は、選択されたカバー種類に応じた3次元冊子画像を組み合わせて、前記印刷データに含まれる複数のページを3次元モデル空間上で連続してめくられる態様を表示制御する、
    ことを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  7. 表示装置で実行される表示方法であって、
    前記表示装置は、印刷データに含まれる複数のページを3次元モデル空間上で連続してめくるときの各ページの軌跡情報を記憶するための記憶手段を備え、
    ユーザから印刷データのプレビュー表示の指示を受け付ける工程と、
    印刷データに含まれる複数のページを3次元モデル空間上で連続してめくるときの各ページの軌跡情報を生成する生成工程と、
    前記印刷データのプレビュー表示の指示に基づき、前記印刷データに含まれる複数のページを該ページの軌跡情報に対応付けて3次元モデル空間上で連続してめくられる態様を表示制御する表示工程と、
    を含み、
    前記生成工程において、ページがめくられるときのページの各瞬間の状態をベジェ曲面で表すベジェ制御点列を前記軌跡情報として生成し、
    前記表示工程において、各瞬間の状態を時間パラメータの値を変えることによりベジェ制御点列で示し、ベジェ制御点列で示されるそれぞれの瞬間のベジェ曲面に印刷データの複数のページを1ページごとに貼り付けて3次元モデル空間上で連続してめくられるときのページの表示情報を動的に生成する、
    ことを特徴とする表示方法。
  8. 印刷データのプレビュー表示を行う表示装置のコンピュータを、
    ユーザから印刷データのプレビュー表示の指示を受け付ける受付手段と、
    印刷データに含まれる複数のページを3次元モデル空間上で連続してめくるときの各ページの軌跡情報を生成するめくり生成手段と、
    前記受付手段による印刷データのプレビュー表示の指示に基づき、前記印刷データに含まれる複数のページを前記めくり生成手段で生成されたページの軌跡情報に対応付けて3次元モデル空間上で連続してめくられる態様を表示制御する表示制御手段と、
    して機能させ
    前記めくり生成手段は、ページがめくられるときのページの各瞬間の状態をベジェ曲面で表すベジェ制御点列を前記軌跡情報として生成し、
    前記表示制御手段は、各瞬間の状態を時間パラメータの値を変えることによりベジェ制御点列で示し、ベジェ制御点列で示されるそれぞれの瞬間のベジェ曲面に印刷データの複数のページを1ページごとに貼り付けて3次元モデル空間上で連続してめくられるときのページの表示情報を動的に生成する、
    プログラム。
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