JP6311379B2 - 表示装置、表示方法およびプログラム - Google Patents
表示装置、表示方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6311379B2 JP6311379B2 JP2014054222A JP2014054222A JP6311379B2 JP 6311379 B2 JP6311379 B2 JP 6311379B2 JP 2014054222 A JP2014054222 A JP 2014054222A JP 2014054222 A JP2014054222 A JP 2014054222A JP 6311379 B2 JP6311379 B2 JP 6311379B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- page
- display
- print data
- pages
- solid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Description
このようなプレビュー画像を表示する技術の中に、プレビュー画像の表示の際に、光の反射による表現を擬似的にディスプレイ上に表示する技術がある。
特に、製本結果をプレビュー表示する場合は、複数ページをパラパラとめくる様子まで表現できると、ユーザに対して製本イメージをより直感的につかんでもらうことができるので、技術の進歩が望まれる。
このため、印刷データのプレビュー表示においてページのめくり動作が自然かつ連続的に表現され、ユーザはそのプレビュー表示によりページを連続してめくっていく様子を確認できるという効果を奏する。
本実施の形態の表示装置1は、図1に示すように、操作部(受付手段)10、入力部11、記憶部12、パラパラめくり生成部(めくり生成手段)13、表示部14、及び表示制御部(表示制御手段)15を主に備えている。
操作部10は、キーボードやマウス等の入力デバイスから入力された指示やデータを受け付ける。例えば印刷データをプレビュー表示する指示や、ページを構成する用紙の種類やカバーや背表紙などの種類や光源種類等の選択の指示、設定値の入力等を受け付ける。
0から1の範囲の値である。1に近い程、用紙が硬く曲げにくいことを示す。
折り曲げ形状生成部130は、操作部10から指定された折り曲げ形状の種類やページ(用紙)の厚さや用紙サイズに応じてページをパラパラとめくるときのページの形状をベジェ曲面で表現する。そして、ベジェ曲面を定義する制御点列を記憶部12の基本情報テーブル120の設定に基づいて算出する。この算出方法の一つとして、特願2013−175943に記載の方法を適用すると、次のようにしてベジェ曲面の制御点列を求めることができる。
戻し形状は、用紙が垂れ下がった状態から持ち上げられて起き上がる(平面の状態になる)ときの形状である。
曲げ形状は、用紙が手持ち位置とは逆側をつままれて前方ないし、後方に折り曲げられるときの形状である。
各形状に応じて折り曲げ角度や補正値は異なる。
この場合、折り曲げ形状の種類は曲げ形状が該当し、以下には曲げ形状における制御点列の算出例を示す。
折り曲げ形状生成部130は、3次元空間上のベジエ曲面の6個の制御点を求める。同図では、3つの制御点P10,P11,P12に着目して制御する方法を示している。制御点P10,P11,P12は、y=0のxz平面上にあり、折り曲げ形状生成部130は、制御点P10を原点に配置する。
r=R×H・・・(1)
折り曲げ形状生成部130は、制御点P11を、x軸上の点Ocを中心とする楕円上にあるように設定する。楕円の中心Ocは、用紙が硬く全く曲がらない場合、すなわち、硬さパラメータH=1のときには、制御点P10と一致する。一方、用紙が非常に柔らかい場合、すなわち、硬さパラメータH=0のとき、楕円の中心Ocは、折り曲げ角度θ=90度のときに、ベジエ曲線の性質からx軸上のhと一致する。折り曲げ形状生成部130は、この性質を満たすように、楕円の中心Ocを設定してその楕円上に制御点P11を配置する。制御点P11が配置される楕円の中心Ocはx軸上にあり、制御点P12が配置される楕円との関係から、次の(2)式で示される。
Oc=R−r×sin((π/2)・(r/R))
=R−RHsin(H・(π/2))・・・(2)
C=(RHsin(H・(π/2))/2・・・(3)
c=C×H=(RHHsin(H・(π/2))/2・・・(4)
折り曲げ形状130は、以上のような原理に従い、各種数式やパラメータ値を記憶部12の基本情報テーブル120から読み出す。また操作部10から指定されたユーザ指定情報を各種数式のパラメータに代入する。そして、折り曲げ角度θをパラメータとするベジェ曲面の制御点列を算出する。この折り曲げ角度θは、時間経過と共にページの状態を変化させてページがめくられる様子を表現するための時間パラメータとなっている。このパラメータがとる値によりページをめくるときの各瞬間の用紙の形状が決定する。
ページ立体生成部131は、アニメーション表示させるページの送り元と送り先のページの束を示す3D画像(ページ立体)を生成する。
カバー立体生成部132は、ページの束の外側に構成されるカバーの3D画像(カバー立体)を生成する。
図3は、ページ立体生成部131で生成するページ立体の説明図である。
ページ立体とは、冊子の各ページの集合を表現する立体である。
同図には冊子の左側に構築するページの送り元としてのページ立体を示している。
図4は、図3のページ立体に対して構築するソフトカバーの説明図である。
カバー立体とは、冊子のカバーを表現する立体である。その性質上、カバー立体はページ立体を外から覆うようにしてページ立体の外側に構築される。
同図には冊子の左側のページ立体(送り元のページ立体)に構築するカバー立体を示している。
つまり、ソフトカバー用に構築された右側のページ立体において、ページを送る方向に所定の厚みを持たせることにより形成されるページ立体の表面(ベジェ曲面)を基準にカバーの厚みをもたせてなるカバー立体を構築する。
図5は、ソフトカバー立体とハードカバー立体を示す図である。
同図には説明を理解しやすいように、カバー立体を構築する基礎となるページ立体を共に示している。
同図(a)に示すように、ソフトカバー立体は、左右のページ立体の折り曲げに沿うようにページ立体の外側の位置に構築される。
図5(b)の右側のページ立体は、ハードカバーである場合、右側のページ立体は折り曲げ角度0°で構築される。このため、ページ立体生成部131で、ページを送る方向に所定の厚みを持たせることにより形成されるページ立体の表面(ベジェ曲面)を基準にカバーの厚みをもたせてなるカバー立体を構築する。
同図(a)はソフトカバー冊子の曲り具合を決める設定情報、同図(b)はハードカバー冊子の曲り具合を決める設定情報である。
ソフトカバーの場合、めくり元(ページの送り元)はページ立体もカバー立体も曲げるように設定する。めくり先(ページの送り先)はカバー立体に合わせてページ立体を設定する。つまり、図6(a)に示すように、カバー立体が曲げる設定であればページ立体も曲げるように設定し、カバー立体が曲げない設定であればページ立体も曲げないように設定する。
ページ立体生成部131及びカバー立体生成部132は、操作部10からのプレビュー表示方法を示す情報に基づき、図6に示す設定情報に基づいてページ立体及びカバー立体を構築する。
背表紙立体生成部133は、操作部10からのプレビュー表示方法を示す情報(ここではカバーのタイプを示す情報)に基づき、ソフトカバー用の背表紙立体又はハードカバー用の背表紙立体を構築する。
図7(a)はソフトカバー用の背表紙立体を示した図、図7(b)はハードカバー用の背表紙立体を示した図である。
ページ立体やカバー立体との3次元空間上の位置の比較のため、ここでも座標軸を重ねて示している。
以上のように、パラパラめくり生成部13では、ページを3Dでアニメーション表示するためのベジエ曲面の制御点列と、印刷データのテクスチャ画像を動的に生成する。また、アニメーションに合成するページ立体やカバー立体や背表紙立体を生成する。そして、生成したデータを表示制御部15に送出する。
表示部14は、ディスプレイ装置等の表示デバイスである。
表示制御部15は、OpenGLなどで代表される公知の3D表示エンジンを備え、表示部14に対する印刷データのプレビュー表示を制御する。
表示制御部15は、更にアニメーション制御部150と立体合成部151とを備えている。
同図に示すように、1番から7番までの各コマに順に、30°か−10°刻みで減らした折り曲げ角度が設けられている。ここでは、1コマ目が折り曲げ角度の値が最も大きく(最大折り曲げ角度に)設定されており、コマ番号が増えるに従い、折り曲げ角度が−10°刻みで減少して、7コマ目で最小の折り曲げ角度−30°に達する。
なお、用紙の硬さHに伴う変化は、図2において数式を用いて説明したように原点P10を中心とする楕円の短径rと点Ocの変化によってページめくりの軌跡に反映される。
例えば、所要時間が数秒あるような低速表示の場合で、描画スピードが間に合うものであれば、上述した7コマ或いは更にもっとコマ数を増やして全コマをその順番で繰り返し表示する。
以上のような構成では、高速になればなるほど、冊子のページをパラパラとめくっているプレビュー表示を表示画面で表現できる。
この動作の設定は「最初のページのめくり動作を始めてから次のページのめくり動作を始めるまでのフレーム間隔を定義することにより行う。
本実施形態において一例として示すように7コマでめくり動作を表現する場合は、最大で1ページ目から7ページ目までつまり7ページ分を同じ1カット内に表示することが可能である。
1ページ分のめくり動作を表現するコマ数や次ページのめくり動作を開始するフレーム間隔は描画能力に応じて適宜設定して良い。
同図(a)は、ソフトカバーの、ページの送り元と送り先の何れのページ立体も「曲げる」に設定した場合のパラパラめくりの表示状態を示す図である。
カットが進むに連れて、同図(a)に示す矢印の向きに最大折り曲げ角度30°から最小折り曲げ角度−30°まで−10°刻みで各ページが送られる。このようにして、パラパラとページをめくる様子を3Dアニメーションでプレビュー表示する。
同図(b)も同図(a)と同様に、7コマ中の4コマ目にn(nは整数)番目のページが表示され、2コマ目にn−1番目のページが表示されたときの1カットを示したものである。
なお、同じ−10°刻みで表現する場合は、最大折り曲げ角度が60°となるように各種設定を変更し、ページ立体やカバー立体の傾斜角度もそれに合わせて生成する。
この動作方法は、基本情報テーブル120の設定情報や計算式に基づく。具体的には、カーソルの移動が所定スピード以上で高速であった場合、高速にページをめくる態様をプレビュー表示する。例えば、1ページのめくり動作を7コマから2コマに減らして、1ページがめくられるまでの時間を短縮し、従って全ページがめくり終わるまでの時間を短くしてページめくりを高速に行う。
また、この他の態様では、カーソルの移動距離(移動ピクセル)が表示画面に対して所定距離(ピクセル)以上であった場合、1ページずつではなく、複数ページをとばして或いは複数ページをまとめてページを送る態様をプレビュー表示する。例えば、1ページ目のめくり動作の次に2ページ目から5ページ目をとばして6ページ目のめくり動作を行い、その後も4ページとばしでページめくりをプレビュー表示するようにする。また或いは1ページ目から5ページ目までを一度にめくり、次に6ページ目から10ページ目までを一度にめくるなど、5ページ分をまとめてページめくりするようにする。
このように、カーソルの移動距離に応じて一度にページをめくるページ量を決定するようにする。
図10(a)は、ユーザのマウス等によるめくり操作(カーソルの高速移動操作や移動距離に基づく操作)によりめくり枚数やアニメーションスピードを変える計算式を示した表である。
図10(b)は、ユーザのめくり操作を基に計算式から算出した、めくり枚数やアニメーション速度の例を示した表である。
図10(a)に示すように、ここに示した計算式では、アニメーション速度はめくり速度に比例し、めくり係数が大きくなるほど、同じめくり速度においてアニメーション速度は高速になる。
図10(b)では、その計算式により、めくり速度が0.5m/sから1.0m/sに倍になると、50ページを半分の時間でめくり終わることが示されている。
立体合成部151は質感面生成部110やパラパラめくり生成部13において生成された情報を基に冊子のプレビューの3D表現を構築する。具体的には冊子のページ立体やカバー立体や背表紙立体に質感を加えて3D合成する。
同図(a)は、ソフトカバーを使用した場合の冊子の3D合成図である。
同図(a)は、図3を用いて説明したページの送り元のページ立体(曲げる設定)とページの送り先のページ立体(曲げる設定)と、図5(a)に示すソフトカバー立体と、図7(a)に示すソフトカバー用の背表紙立体とを同じ座標軸を基準として3次元モデル空間上で合成したものである。
同図(b)は、図3を用いて説明したページの送り元のページ立体(曲げる設定)とページの送り先のページ立体(曲げない設定)と、図5(b)に示すハードカバー立体と、図7(b)に示すハードカバー用の背表紙立体とを同じ座標軸を基準として3次元モデル空間上で合成したものである。
同図(a)は、ソフトカバーを使用した場合の冊子の3Dプレビューである。
同図(b)は、ハードカバーを使用した場合の冊子の3Dプレビューである。
各図は、立体合成部151で生成した冊子の3Dイメージとアニメーション制御部150で生成したパラパラめくりのアニメーションとを所定位置に表示させたときの冊子の3Dプレビューである。
これらの動作は、例えばメモリに記憶された表示プログラムがCPU(中央演算処理装置)で実行されることにより、上述した各部の処理をコンピュータで実現し、行われるものである。
図13は、図1に示す表示装置1におけるプレビュー表示処理の全体フロー図である。
この処理は、ユーザが表示画面を見ながらマウスやキーボード等の入力装置を操作して印刷データのプレビュー表示方法を指定する設定情報の入力を行い、印刷データのプレビュー表示の実行をコンピュータに命令することにより行われる。
パラパラめくり生成部13は、表示制御部15に製本のプレビュー表示を命令する(S5)。
そして、それらからなる3Dオブジェクトを表示部14に描画する(S7)。
一度描画したページの内、折り曲げ角度が所定角度のものは記憶部12に保存する。
本実施形態では印刷データの全ページに対してページ毎に7コマ分(折り曲げ角度30°、20°、10°、0°、−10°、−20°、−30°)のアニメーション情報を記憶する。
先ず、質感面生成部110は、操作部10から用紙種類のユーザ指定情報を受信する(S20)。
用紙種類に対応するパラメータとしては照明変換パラメータや光の反射強度パラメータ等がある。
そして、ステップS22で生成した質感情報をプレビュー表示用データに反映し、そのデータを記憶部12に保存する(S23)。
この処理は、ユーザが表示画面に3Dプレビューされた冊子を見ながらマウスやキーボード等の入力装置の操作によりページめくりを指示することで、コンピュータによりこれが検出されて、実行される処理である。ページめくりを指示するときの入力装置の操作は、例えば、マウスパッド上においてマウスを高速又は低速に走らせる操作やマウスを長い距離又は短い距離移動させる操作などである。
先ず、操作部10から入力部11に対してページめくりを指示する信号を送信する(S8)。このとき、マウスを高速に移動していれば高速を示すページめくり信号を、マウスを低速に移動していれば低速を示すページめくり信号を送信する。この高速に走らせたか否かは、マウスを走らせたことによるカーソルの移動距離と移動時間により求まる。
この場合、入力部11は、パラパラめくり生成部13をスルーして表示制御部15にアニメーションの実行を命令する(S9)。
以上のように、本実施形態の表示装置では、ユーザが印刷前に印刷データの製本結果をプレビュー表示することができる。その際に、印刷データに含まれる各ページをカバーや背表紙などの間に表示して複数ページをパラパラとめくる様子を3Dアニメーションでリアルに表示することができる。
このため、ユーザは、印刷データの製本結果を用紙の質感や光の当たり具合に加えて、実際にページをめくったときの様子を印刷前に確認できるようになる。
なお、本実施形態では、折り曲げ形状生成部130においてページを折り曲げた状態のベジェ曲面を形成し、それを基礎にページ立体、カバー立体、及び背表紙立体を構築した。
また、本実施形態ではアニメーション制御部150で各コマのベジェ曲面の生成とテクスチャの貼り付けを行い、ページめくりのアニメーション情報を動的に生成したが、この限りでない。例えば、パラパラめくり生成部13で各コマのベジェ曲面の生成とテクスチャの生成とを行い、アニメーション制御部に動的に出力し続けるように構成しても良い。
先ず、パラパラめくり生成部13は入力部11から受信したユーザ指定情報に含まれる用紙サイズの情報を抽出する(S40)。
次に、パラパラめくり生成部13は、ページ立体生成部131に対し、ユーザに指定されたサイズのページ立体を生成するよう命令する(S41)。
折り曲げ形状生成部130は、ページの曲げ形状に基づいてページ立体の曲げ形状を生成し、補正部134に形状補正するよう指示する(S43)。
カバー立体生成部132は、カバー立体を生成し、折り曲げ形状生成部130に曲げ形状を生成するよう指示する(S45)。
次に、パラパラめくり生成部13は、背表紙立体生成部133に対し、指定サイズの背表紙立体を生成するよう指示する(S47)。
折り曲げ形状生成部130は、ページの曲げ形状に基づいて背表紙立体の曲げ形状を生成し、補正部134に形状補正するよう指示する(S49)。
また、本実施形態では、ページ立体つまりページの束の厚みを固定としたが、ページめくりに応じてページの送り元の厚みを少なくとり(つまり幅を狭くし)、ページの送り先の厚みを多くとる(つまり幅を広くする)態様のものに変形しても良い。
同図の矢印lに示す方向にページp1、p2がめくられる場合、最初は同図の左側(ページp1、p2の送り元)のページ立体170の厚みを多くとり、ページめくりに応じて徐々に左側のページ立体170の厚みを減らして厚みを少なくする。
同図は全ページの半分以上がめくられて送り先側に移動したときの状態を示した図である。同図に矢印j1、j2で厚みを示すように、左側のページ立体170よりも右側のページ立体171の方が厚みがある。
ページ立体生成部131において、3種類のページ立体を生成する。
1つ目は、送り元のページの厚みを少なくとり、送り先のページの厚みを多くとったページ立体である。
三つ目は、送り元のページの厚みを多くとり、送り先のページの厚みを少なくとったページ立体である。
10 操作部
11 入力部
12 記憶部
13 パラパラめくり生成部
14 表示部
15 表示制御部
110 質感面生成部
120 基本情報テーブル
130 折り曲げ形状生成部
131 ページ立体生成部
132 カバー立体生成部
133 背表紙立体生成部
134 補正部
150 アニメーション制御部
151 立体合成部
Claims (8)
- 印刷データのプレビュー表示を行う表示装置であって、
ユーザから印刷データのプレビュー表示の指示を受け付ける受付手段と、
印刷データに含まれる複数のページを3次元モデル空間上で連続してめくるときの各ページの軌跡情報を生成するめくり生成手段と、
前記受付手段による印刷データのプレビュー表示の指示に基づき、前記印刷データに含まれる複数のページを前記めくり生成手段で生成されたページの軌跡情報に対応付けて3次元モデル空間上で連続してめくられる態様を表示制御する表示制御手段と、
を備え、
前記めくり生成手段は、ページがめくられるときのページの各瞬間の状態をベジェ曲面で表すベジェ制御点列を前記軌跡情報として生成し、
前記表示制御手段は、各瞬間の状態を時間パラメータの値を変えることによりベジェ制御点列で示し、ベジェ制御点列で示されるそれぞれの瞬間のベジェ曲面に印刷データの複数のページを1ページごとに貼り付けて3次元モデル空間上で連続してめくられるときのページの表示情報を動的に生成する、
ことを特徴とする表示装置。 - 前記ベジェ制御点列は、用紙の硬さをパラメータとする、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記受付手段は、更に、ユーザによるカーソル操作の速度を受け付け、
前記表示制御手段は、ユーザのカーソル操作の速度に応じためくり速度で、印刷データに含まれる複数のページを連続してめくられる態様を表示制御する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。 - 前記受付手段は、更に、ユーザによるカーソル操作の移動距離を受け付け、
前記表示制御手段は、ユーザのカーソル操作の移動距離に応じたページ量を単位として、印刷データに含まれる複数のページを連続してめくられる態様を表示制御する、
ことを特徴とする請求項1乃至3の内の何れか一つに記載の表示装置。 - 前記めくり生成手段は、複数ページがめくられるときの製本状態を示すページの束と、カバーと、背表紙とを立体的に生成し、
前記表示制御手段は、前記ページの束とカバーと背表紙とからなる3次元冊子画像を組み合わせて、前記印刷データに含まれる複数のページを3次元モデル空間上で連続してめくられる態様を表示制御する、
ことを特徴とする請求項1乃至4の内の何れか一つに記載の表示装置。 - 前記受付手段は、更に、ユーザによりカバー種類の指定を受け付け、
前記めくり生成手段は、選択されたカバー種類に応じた3次元冊子画像を生成し、
前記表示制御手段は、選択されたカバー種類に応じた3次元冊子画像を組み合わせて、前記印刷データに含まれる複数のページを3次元モデル空間上で連続してめくられる態様を表示制御する、
ことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。 - 表示装置で実行される表示方法であって、
前記表示装置は、印刷データに含まれる複数のページを3次元モデル空間上で連続してめくるときの各ページの軌跡情報を記憶するための記憶手段を備え、
ユーザから印刷データのプレビュー表示の指示を受け付ける工程と、
印刷データに含まれる複数のページを3次元モデル空間上で連続してめくるときの各ページの軌跡情報を生成する生成工程と、
前記印刷データのプレビュー表示の指示に基づき、前記印刷データに含まれる複数のページを該ページの軌跡情報に対応付けて3次元モデル空間上で連続してめくられる態様を表示制御する表示工程と、
を含み、
前記生成工程において、ページがめくられるときのページの各瞬間の状態をベジェ曲面で表すベジェ制御点列を前記軌跡情報として生成し、
前記表示工程において、各瞬間の状態を時間パラメータの値を変えることによりベジェ制御点列で示し、ベジェ制御点列で示されるそれぞれの瞬間のベジェ曲面に印刷データの複数のページを1ページごとに貼り付けて3次元モデル空間上で連続してめくられるときのページの表示情報を動的に生成する、
ことを特徴とする表示方法。 - 印刷データのプレビュー表示を行う表示装置のコンピュータを、
ユーザから印刷データのプレビュー表示の指示を受け付ける受付手段と、
印刷データに含まれる複数のページを3次元モデル空間上で連続してめくるときの各ページの軌跡情報を生成するめくり生成手段と、
前記受付手段による印刷データのプレビュー表示の指示に基づき、前記印刷データに含まれる複数のページを前記めくり生成手段で生成されたページの軌跡情報に対応付けて3次元モデル空間上で連続してめくられる態様を表示制御する表示制御手段と、
して機能させ、
前記めくり生成手段は、ページがめくられるときのページの各瞬間の状態をベジェ曲面で表すベジェ制御点列を前記軌跡情報として生成し、
前記表示制御手段は、各瞬間の状態を時間パラメータの値を変えることによりベジェ制御点列で示し、ベジェ制御点列で示されるそれぞれの瞬間のベジェ曲面に印刷データの複数のページを1ページごとに貼り付けて3次元モデル空間上で連続してめくられるときのページの表示情報を動的に生成する、
プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014054222A JP6311379B2 (ja) | 2014-03-17 | 2014-03-17 | 表示装置、表示方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014054222A JP6311379B2 (ja) | 2014-03-17 | 2014-03-17 | 表示装置、表示方法およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015176503A JP2015176503A (ja) | 2015-10-05 |
JP6311379B2 true JP6311379B2 (ja) | 2018-04-18 |
Family
ID=54255606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014054222A Expired - Fee Related JP6311379B2 (ja) | 2014-03-17 | 2014-03-17 | 表示装置、表示方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6311379B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06507743A (ja) * | 1991-05-21 | 1994-09-01 | ケンブリッジ アニメーション システムズ リミテッド | 画像合成及び処理 |
JPH10301751A (ja) * | 1997-04-24 | 1998-11-13 | Canon Inc | 電子ファイリングシステム,電子ファイリング方法および記憶媒体 |
JP2004178218A (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-24 | Hirohiko Sakai | 動画の作成方法、装置、プログラム及び該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP3894203B2 (ja) * | 2004-05-27 | 2007-03-14 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 表示装置、表示システム、表示方法、および表示プログラム |
JP4733376B2 (ja) * | 2004-10-18 | 2011-07-27 | 学校法人加計学園 | ブラウジング可能な電子表示装置 |
US9104358B2 (en) * | 2004-12-01 | 2015-08-11 | Xerox Corporation | System and method for document production visualization |
JP5592161B2 (ja) * | 2010-05-18 | 2014-09-17 | 富士フイルム株式会社 | 画像編集装置、画像編集方法及びプログラム |
-
2014
- 2014-03-17 JP JP2014054222A patent/JP6311379B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015176503A (ja) | 2015-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5671921B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム | |
US20100182328A1 (en) | Method to animate on a computer screen a virtual pen which writes and draws | |
JP6452574B2 (ja) | 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム | |
US20140177011A1 (en) | Image-reading device, image-reading method and computer readable storage medium | |
JP2011108165A (ja) | コンテンツ作成支援装置、コンテンツ作成支援方法、およびシナリオファイル生成方法 | |
US9792517B2 (en) | Method and system for generating and selectively outputting two types of ink vector data | |
JP5962112B2 (ja) | 表示制御装置、印刷装置及びプログラム | |
JP2012014657A (ja) | 画像表示装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体 | |
US20060202991A1 (en) | System and a method for drawing development figures and a computer readable medium thereof | |
JP6311379B2 (ja) | 表示装置、表示方法およびプログラム | |
US9253364B2 (en) | Display apparatus, display method, and computer program product | |
JP5920858B1 (ja) | プログラム、情報処理装置、深度定義方法及び記録媒体 | |
JP2011140135A (ja) | 画像処理装置及びその制御方法 | |
JP5034806B2 (ja) | 図形描画装置、図形描画方法、図形描画プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体 | |
JPWO2016092588A1 (ja) | 描画装置、および描画方法 | |
JP2011215709A (ja) | 漫画作成支援装置、漫画作成支援方法及びプログラム | |
JP2001209816A5 (ja) | ||
KR101691434B1 (ko) | 영상 저작 장치 및 영상 저작 방법 | |
JP4733376B2 (ja) | ブラウジング可能な電子表示装置 | |
JP5962111B2 (ja) | 表示制御装置、印刷装置及びプログラム | |
JP2012003727A (ja) | 画像処理装置およびその方法 | |
JP6146208B2 (ja) | 表示装置、表示方法およびプログラム | |
US20160125646A1 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and image prodessing program | |
JP6409678B2 (ja) | 表示装置、表示方法、および表示プログラム | |
JP5178938B2 (ja) | 画像表示装置、画像表示装置の制御方法、及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171219 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180305 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6311379 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |