JP5178938B2 - 画像表示装置、画像表示装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像表示装置、画像表示装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、プレビュー画像を表示する表示部を有する画像表示装置、画像表示装置の制御方法、及びプログラムに関する。
複合機などの画像表示装置(画像形成装置)では、出力画像のプレビュー画像をディスプレイなどの表示部に表示する。ユーザは、プレビュー画像を参照して、出力画像の配置や色味, 文字の鮮明さなどを確認することができる。これにより、ミスプリントなどの発生を低減することができる。
従来の画像表示装置として、例えば、用紙枚数やトナー残量といったプレビュー画像では表現できない情報(以下「補足情報」という。)を、文字やアイコンで表現してプレビュー画像と共に表示部に表示する技術が提案されている(特許文献1)。この提案では、プリント途中におけるトナー切れや用紙切れを事前に把握することが可能となり、ミスプリントなどの発生を低減することができる。
また、プレビュー画像の表示倍率(拡大率/縮小率)を変えることができる画像表示装置もある。このような画像表示装置を用いれば、プレビュー画像を拡大することによって、ユーザは、出力画像をより詳細に確認することができる。
特開2001−113803号公報
しかしながら、画像表示装置がプレビュー画像を表示する表示部の大きさには制限がある。そのため、ユーザが、プレビュー画像を拡大して表示させた場合には、補足情報が表示されなくなってしまう。
また、表示部の表示領域中に補足情報を表示するための専用の領域を設けると、プレビュー画像を表示可能な領域が制限されるため、ユーザは、プレビュー画像を確認しづらい。さらに、補足情報の量が多い場合、全ての補足情報を表示しきらない場合がある。
そこで、本発明は、プレビュー画像の表示形態に応じたプレビュー画像を表示することができる仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像表示装置は、画像の印刷結果を示すプレビュー画像を表示する表示手段と、前記プレビュー画像の表示形態を決定する決定手段とを有し、前記表示手段は、前記決定手段によって前記プレビュー画像を用紙別に表示するよう決定された場合に、地紋画像を含む前記プレビュー画像を表示し、前記決定手段によって前記プレビュー画像を製本形態で表示する場合に、前記地紋画像を含まない前記プレビュー画像を表示することを特徴とする。
本発明によれば、プレビュー画像の表示形態に応じたプレビュー画像を表示することができる。
本発明の画像表示装置の第1の実施形態である画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 プレビュー出力定義データの一例を示すデータ構成図である。 ユーザインタフェースの表示部に補足情報として表示する表示データの一例を示す図である。 ユーザインタフェースの表示部に補足情報として表示する表示データの一例を示す図である。 ユーザインタフェースの表示部にプレビュー画像として表示する表示データの一例を示す図である。 コントローラ部がユーザインタフェースの表示部に表示する表示データを生成する処理を説明するためのフローチャート図である。 コントローラ部がユーザインタフェースのスピーカに出力する音声データを生成する処理を説明するためのフローチャート図である。 プレビュー表示後に拡大率/縮小率を変更した場合のコントローラ部の処理を説明するためのフローチャート図である。 ユーザインタフェースの表示部に表示される画面例を示す図である。 ユーザインタフェースの表示部に表示される画面例を示す図である。 ユーザインタフェースの表示部に表示される画面例を示す図である。 本発明の画像表示装置の第2の実施形態である画像形成装置における、プレビュー出力定義データの一例を示すデータ構成図である。 ユーザインタフェースの表示部にプレビュー画像として表示する表示データの一例を示す図である。 ユーザインタフェースの表示部に表示される画面例を示す図である。 ユーザインタフェースの表示部に表示される画面例を示す図である。 ユーザインタフェースの表示部に表示される画面例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の画像表示装置の第1の実施形態である画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す画像形成装置1は、印刷装置11、画像処理装置12、及び仕上げ装置13を備える。画像処理装置12には、CPU121、直接記憶部122、間接記憶部123、ユーザインタフェース124、外部インタフェース125、及びGPU(Graphics Processing Unit)126が設けられている。
直接記憶部122は、RAM等で構成され、CPU121と直接データをやり取りする記憶部である。また、直接記憶部122は、CPU121がコントローラプログラムを実行した際に得られる情報を一時的に記憶し、当該情報にはプレビュー画像が含まれる。間接記憶部123は、HDD等で構成され、直接記憶部122を介してCPU121とデータをやり取りする。間接記憶部123には、画像形成装置1を制御するためのコントローラプログラムが記憶されている。
ユーザインタフェース124は、タッチパネルやキーボード、マウス等の入力部及び表示部等を備え、ユーザからの指示の受け付け、受け付けた指示に応じたデータ(表示データ)を表示部に表示する。また、ユーザインタフェース124は、スピーカを含み、CPU121の指示に応じてスピーカから音声を出力する。
外部インタフェース125は、外部装置からのデータの受信や外部装置へのデータの送信が可能となっている。外部装置としては、例えば、外付けHDDや外付けUSBメモリ等の記憶装置や、ネットワークを介して接続された別体のホストコンピュータや画像形成装置等が含まれる。
GPU126は、グラフィクス処理をCPU121に変わって処理するプロセッサであり、表示データの拡大や縮小、変形を高速に実行することができる。
印刷装置11は、画像処理装置12が生成した画像を用紙に印刷して出力する。仕上げ装置13は、印刷装置11が出力した用紙に、ステイプルや折り等の仕上げ処理を実行する。
なお、本実施形態では、印刷装置11や画像処理装置12、仕上げ装置13が実行する画像形成処理や印刷処理、仕上げ処理を「ジョブ」と称し、ジョブに関する設定を「ジョブ設定」と称する。
CPU121は、間接記憶部123に記憶されたコントローラプログラムを直接記憶部122に移動(記憶)させることができる。この移動が完了すると、CPU121は、コントローラプログラムを実行することができる状態になる。
コントローラ部20は、CPU121、GPU126、直接記憶部122のうちのコントローラプログラムの記憶領域、直接記憶部122及び間接記憶部123のうちのCPU121がコントローラプログラムを処理した際に得られる情報の記憶領域を備える。コントローラ部20は、ユーザインタフェース124に各種画面を表示するための表示制御を行う。
次に、プレビュー画像の生成について説明する。
ユーザインタフェース124は、ユーザからのプレビュー表示指示を受け付けると、コントローラ部20へ通知する。コントローラ部20は、画像処理装置12が読み取った画像(原稿画像)や、外部インタフェース125が外部装置より受信した画像(受信画像)からプレビュー画像を生成する。画像形成装置1が扱う画像は、ユーザインタフェース124の表示部に表示する画像に比べて相当に高い解像度を有すため、プレビュー画像は、画像形成装置1が扱う画像より低い解像度で生成する。
そして、コントローラ部20は、生成したプレビュー画像から表示データを生成する。また、コントローラ部20は、プレビュー表示の拡大率/縮小率に応じて、生成したプレビュー画像を縮小・変形して表示データを生成する。
ユーザインタフェース124は、ユーザによるプレビュー画像の表示倍率の変更を受け付ける。本実施形態では、当該表示倍率は、200[%]から20[%]の範囲で指定できるものとする。
ユーザインタフェース124は、受け付けた表示倍率をコントローラ部20に通知する。コントローラ部20は、通知された表示倍率に応じて、プレビュー画像から表示データを生成する。コントローラ部20は、表示倍率が200[%]であれば、プレビュー画像を原稿画像または受信画像のサイズそのままのサイズで表示データを生成し、表示倍率が200[%]未満であれば、その値に応じて、プレビュー画像を縮小して表示データを生成する。なお、プレビュー画像を表示した際に表示部の表示領域に表示しきれない場合、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124にプレビュー画像の一部を拡大して表示させる。
このように、実際の処理においては、プレビュー画像を縮小することにより表示データを生成するが、ユーザインタフェース124における表示部への表示やユーザ指示上の概念としては、プレビュー画像の半分のサイズを100[%]とする。そして、以下の説明では、100[%]を超える表示倍率を拡大率とし、100[%]未満の表示倍率を縮小率とする。
次に、図2を参照して、プレビュー出力定義データについて説明する。図2は、プレビュー出力定義データの一例を示すデータ構成図である。
プレビュー出力定義データ200は、プレビュー画像の拡大率/縮小率に応じて、ユーザインタフェース124の表示部に表示する内容及びスピーカに出力する音声内容を定義したデータであり、コントローラ部20が記憶し管理する。
プレビュー出力定義データ200のひとつのレコード(行)が、そのときの拡大率/縮小率に応じて、ユーザインタフェース124の表示部及びスピーカに出力する内容に相当する。
データ項目201およびデータ項目202は、プレビュー画像の拡大率/縮小率を示すデータ項目である。ユーザインタフェース124は、現在のプレビュー画像の拡大率/縮小率が、データ項目201の値以上データ項目202の値以下のレコードの内容に従って表示部への表示およびスピーカからの音声出力を行う。
データ項目203は、表示する補足情報の種類を示すデータ項目である。データ項目203には、次の文字列(情報)のうちのいずれか、あるいは、次の文字列のうちの複数をカンマ(,)で連結した文字列を記憶する。
ページ情報(総ページ数およびページ番号)を示す「PAGE」。用紙情報(用紙サイズ、用紙種類、給紙段)を示す「PAPER」。ジョブ設定のうち原稿の読み込みに関する情報を示す「MODE_IN」。ジョブ設定のうち原稿の読み込み以外に関する情報を示す「MODE_OUT」。機器状態情報を示す「STATUS」。
なお、以下の説明では、ジョブ設定のうち、原稿読み込みに関する情報を「ジョブ設定情報(入力)」と称し、ジョブ設定のうち、原稿読み込み以外に関する情報を「ジョブ設定情報(出力)」と呼称する。
データ項目204は、データ項目203で示される補足情報を表示する位置を示すデータ項目である。この位置は、ユーザインタフェース124の表示部上の位置であり、横方向位置(x)と縦方向位置(y)を{x,y}の形式で記憶する。データ項目203に、表示する補足情報の種類が複数記憶されている場合には、それぞれの表示位置をカンマ(,)で連結した値を記憶する。すなわち、{x1,y1,x2,y2,...,x{n},y{n}}の形式({n}は表示する補足情報の数)で記憶する。
なお、本実施形態では、ユーザインタフェース124の表示部は、VGAサイズのディスプレイで構成されているものとする。
データ項目205は、プレビュー画像の表示態様を示すデータ項目である。データ項目205には、次の情報を記憶する。通常の用紙の態様を示す「NORMAL」。通常の用紙であってかつ前後ページの一部も表示する事を示す「PAGE」。通常の用紙であってかつプレビュー画像上に地紋の様子を表示する「NORMAL+WATERMARK」。通常の用紙であってかつ前後ページの一部も表示しつつプレビュー画像上に地紋の様子を表示する「PAGE+WATERMARK」。通常の用紙であってかつプレビュー画像上にクリアトナーの様子を表示する「NORMAL+CLEARTONER」。通常の用紙であってかつ前後ページの一部も表示しつつプレビュー画像上にクリアトナーの様子を表示する「PAGE+CLEARTONER」。
データ項目206は、プレビュー画像を表示する位置を示すデータ項目である。
データ項目207は、ユーザインタフェース124のスピーカから出力する音声の内容を示すデータ項目である。データ項目207に記憶する情報は、データ項目203に記憶する情報と同様の種類である。また、データ項目203と同様に、複数の文字列をカンマ(,)で連結した文字列を記憶することができる。
データ項目201からデータ項目206の具体例として、プレビュー出力定義データ200のレコード212について説明する。レコード212の各データ項目は、次のとおりである。
拡大率/縮小率が「51」%(データ項目201)以上「80」%以下(データ項目202)の場合には、次の内容を出力する。
補足情報データとして用紙情報(「PAPER」)およびページ情報(「PAGE」)、機器状態情報(「STATUS」)を表示する(データ項目203)。
用紙情報をユーザインタフェース124の位置(x,y)=(10,320)に表示する。ページ情報をユーザインタフェース124の位置(x,y)=(180,290)に表示する。機器状態情報をユーザインタフェース124の位置(x,y)=(10,440)に表示する(データ項目204)。なお、位置(x,y)は、表示対象の情報の左上端(描画開始位置)を示している。ただし、座標の表し方は一例であって、これら以外の座標の表し方を採用してもよい。例えば、表示対象の情報の中心位置を表す値を採用してもよい。
プレビュー画像は、通常の用紙であって前後ページを伴う態様(「PAGE」)で、ユーザインタフェース124の位置(x,y)=(10,10)に表示する(データ項目205およびデータ項目206)。
ジョブ設定情報(入力)(「MODE_IN」)、ジョブ設定情報(出力)(「MODE_OUT」)、機器状態(「STATUS」)、用紙情報(「PAPER」)、ページ情報(「PAGE」)の内容をこの順序でスピーカに出力する(データ項目207)。
次に、ユーザインタフェース124の表示部に表示する補足情報について説明する。
図3及び図4は、ユーザインタフェース124の表示部に補足情報として表示する表示データの一例を示す図である。
コントローラ部20は、データ項目203に記憶されている値に応じて、補足情報の内容を決定し、ユーザインタフェース124の表示部に補足情報として表示する表示データを生成する。
コントローラ部20は、データ項目203に「PAGE」が記憶されている場合には、図3(a)に示す表示データ300(a)を生成する。表示データ300(a)の表示部位301は、現在表示しているプレビュー画像のページ番号を示し、表示部位302は、総ページ数を示す。
コントローラ部20は、データ項目203に「PAPER」が記憶されている場合には、図3(b)に示す表示データ300(b)を生成し、印刷装置11が出力する用紙情報を表示する。表示データ300(b)の表示領域300(b−2)には、現在表示しているページの用紙情報が表示され、表示領域300(b−1)には、前のページの用紙情報が表示され、表示領域300(b−3)には、次のページの用紙情報が表示される。なお、総ページ数が1の場合など、現在表示しているページに前のページ又は次のページがないときは、表示領域300(b−1),300(b−3)は非表示となる。
表示領域300(b−1),300(b−2),300(b−3)の表示内容は同様であり、次のとおりである。
表示部位303及び表示部位304は、それぞれアイコンと文字列で、用紙の種類を示す。表示部位305は、用紙のサイズを示す。表示部位306及び表示部位307は、それぞれアイコンと文字列で、当該用紙を給紙する給紙段を示す。表示部位308は、表示部位306及び表示部位307で示した給紙段における用紙残量を示す。
コントローラ部20は、データ項目203に「MODE_IN」が記憶されている場合には、図4(a)に示す表示データ300(c)を生成する。表示データ300(c)は、倍率やカラーモード、連続読込の有無といったジョブ設定情報(入力)を示す。
コントローラ部20は、データ項目203に「MODE_OUT」が記憶されている場合には、図4(b)に示す表示データ300(d)を生成する。表示データ300(d)は、部数や仕上げ、地紋有無といったジョブ設定情報(出力)を示す。
コントローラ部20は、データ項目204に「STATUS」が記憶されている場合には、図4(c)に示す表示データ300(e)を生成する。表示データ300(e)は、機器の状態情報を示す。
次に、プレビュー画像の表示態様について説明する。
図5は、ユーザインタフェース124の表示部にプレビュー画像として表示する表示データの一例を示す図である。
コントローラ部20は、データ項目205に記憶されている値に応じて、プレビュー画像の表示態様を決定し、ユーザインタフェース124の表示部に表示する表示データを生成する。
コントローラ部20は、データ項目205に「NORMAL」が記憶されている場合には、図5(a)に示す態様のプレビュー画像の表示データ400(a)を生成する。プレビュー画像の表示データ400(a)は、現在のページの矩形部分に生成する。
コントローラ部20は、データ項目205に「PAGE」が記憶されている場合には、図5(b)に示す態様のプレビュー画像の表示データ400(b)を生成する。表示データ400(b)は、中央の矩形部分に現在のページのプレビュー画像の表示データを生成し、左の矩形部分に前のページのプレビュー画像の表示データを生成し、右のページの矩形部分に次のページのプレビュー画像の表示データを生成する。なお、現在のページに前のページ又は次のページがない場合は、左の矩形部分又は右の矩形部分にプレビュー画像の表示データを生成しない。
コントローラ部20は、データ項目205に「NORMAL+WATERMARK」が記憶されている場合には、図5(c)に示すように、「NORMAL」と同様の態様のプレビュー画像に地紋の画像を加えた表示データ400(c)を生成する。
コントローラ部20は、データ項目205に「NORMAL+CLEARTONER」が記憶されている場合には、図5に示す態様の表示データ400(d)を生成する。表示データ400(d)は、「NORMAL」と同様の態様のプレビュー画像の表示データに対しクリアトナーの版を示す位置を黒く表示した表示データである。
コントローラ部20は、データ項目205に「PAGE+WATERMARK」が記憶されている場合には、「PAGE」と同様の態様でプレビュー画像の表示データ400(b)を生成する。加えて、コントローラ部20は、プレビュー画像の表示データ400(b)に、「NORMAL+WATERMARK」と同様の地紋を生成する。
コントローラ部20は、データ項目205に「PAGE+CLEARTONER」が記憶されている場合には、「PAGE」と同様の態様でプレビュー画像の表示データ400(b)を生成する。加えて、コントローラ部20は、プレビュー画像の表示データ400(b)に対し、「NORMAL+CLEARTONER」と同様に、クリアトナーを載置する箇所以外を暗転する。
次に、ユーザインタフェース124のスピーカから出力する音声データについて説明する。
コントローラ部20は、データ項目207に記憶されている値に応じて、音声内容を決定し、ユーザインタフェース124のスピーカから出力する音声データを生成する。
コントローラ部20は、データ項目207に「PAGE」が記憶されている場合には、ページ情報について、例えば「総ページ数、5ページ。現在のページ番号、2。」の音声データを生成する。
コントローラ部20は、データ項目207に「PAPER」が記憶されている場合には、用紙情報について、例えば「用紙サイズA4、光沢紙。給紙段1。」の音声データを生成する。また、コントローラ部20は、当該給紙段の用紙が少ない場合や用紙がない場合には、前記音声データに続けて、例えば「用紙が少なくなっています。」、「用紙がありません」の音声データを生成する。
コントローラ部20は、データ項目207に「MODE_IN」が記憶されている場合には、ジョブ設定情報(入力)について、例えば「倍率、定型、70%。カラーモード、白黒。連続読込、あり」の音声データを生成する。
コントローラ部20は、データ項目207に「MODE_OUT」が記憶されている場合には、ジョブ設定情報(出力)について、例えば「部数、3部。両面設定、両面から片面。仕上げ、ホチキス、右上。地紋印字、あり」の音声データを生成する。
コントローラ部20は、データ項目207に「STATUS」が記憶されている場合には、機器状態について、例えば「ホチキスの針を補充してください」の音声データを生成する。
次に、プレビュー表示データの生成処理について説明する。図6は、コントローラ部20がユーザインタフェース124の表示部に表示する表示データを生成する処理を説明するためのフローチャート図である。
ステップS501では、コントローラ部20は、所定の記憶領域に記憶している現在の拡大率/縮小率を読み出し、ステップS502に進む。
ステップS502では、コントローラ部20は、所定の記憶領域に記憶しているプレビュー出力定義データ200から、現在の拡大率/縮小率に該当するレコードを取得し、ステップS503に進む。
ここでは、コントローラ部20は、現在の拡大率/縮小率の値がデータ項目201の値以上かつデータ項目202の値以下であるレコードを取得する。なお、ここで取得したレコードは、後述する音声データの生成処理において使用するため、コントローラ部20は、取得したレコードのデータを所定の記憶領域に記憶しておく。
ステップS503では、コントローラ部20は、ステップS502で取得したレコードのデータ項目203の値を解析し、補足情報としてユーザインタフェース124の表示部に表示する内容を決定し、ステップS504に進む。
ここでは、コントローラ部20は、データ項目203の値を、カンマ(,)で分解して、補足情報を示す文字列を取得する。例えばレコード212の場合、データ項目203は「PAPER,PAGE,STATUS」である。従って、この場合、取得する補足情報は、用紙情報(「PAPER」)とページ情報(「PAGE」)、機器状態情報(「STATUS」)となる。ここでの処理は、本発明の第1の決定手段の一例に相当する。
ステップS504では、コントローラ部20は、ステップS502で取得したレコードのデータ項目204の値を解析し、ユーザインタフェース124の表示部に表示する補足情報の位置を決定し、ステップS505に進む。
ここでは、コントローラ部20は、データ項目204の値を、カンマ(,)で分解して、表示位置を示す座標値を取得する。例えばレコード212の場合、用紙情報の表示位置として(x,y)=(10,320)と得る。また、ページ情報の表示位置として(x,y)=(180,290)を得る。更に、機器状態情報の位置として(x,y)=(10,440)を得る。
ステップS505では、コントローラ部20は、ステップS502で取得したレコードのデータ項目205の値から、プレビュー画像の表示態様を決定し、ステップS506に進む。ここでは、コントローラ部20は、例えばレコード212の場合、図5(b)に示すプレビュー画像の表示態様を決定する。ここでの処理は、本発明の第2の決定手段の一例に相当する。
ステップS506では、コントローラ部20は、ステップS502で取得したレコードのデータ項目206の値から、プレビュー画像の表示位置を取得し、ステップS507に進む。ここでは、コントローラ部20は、例えばレコード212の場合、プレビュー画像の表示位置として(x,y)=(10,10)を取得する。
ステップS507では、コントローラ部20は、所定の記憶領域に記憶しているプレビュー画像を読み出し、ステップS508に進む。
ステップS508では、コントローラ部20は、ステップS503で決定した補足情報の内容を基に、表示データを生成し、ステップS509に進む。このとき、コントローラ部20は、プレビューされる画像に対応するジョブのジョブ設定に従って、表示データを生成する。例えば、ジョブが複数ページから構成され、そのジョブに対して1ページ目を光沢紙に印刷して、2ページ目を普通紙に印刷して、3ページ目をユーザ定義の用紙に印刷するよう指定されているとする。コントローラ部20は、ジョブを受付ける際に、これらのジョブ設定を間接記憶部123で管理しておき、当該ジョブ設定と、ステップS503で決定した補足情報とに従って、プレビュー画像を生成して表示する。
ステップS509では、コントローラ部20は、ステップS505で取得したプレビュー画像の表示態様及びステップS507で読み出したプレビュー画像を基に、表示データを生成し、ステップS510に進む。
ステップS510では、コントローラ部20は、ステップS508及びステップS509で生成した表示データ、ステップS504及びステップS506で取得した位置をユーザインタフェース124の表示部に出力し、処理を終了する。
図7は、コントローラ部20がユーザインタフェース124のスピーカに出力する音声データを生成する処理を説明するためのフローチャート図である。
ステップS601では、コントローラ部20は、所定の記憶領域に記憶している現在の拡大率/縮小率を読み出し、ステップS602に進む。
ステップS602では、コントローラ部20は、図6のステップS502で記憶したプレビュー出力定義データ200における現在の拡大率/縮小率に応じたレコードを読み出し、ステップS603に進む。
ステップS603では、コントローラ部20は、ステップS602で読み出したレコードのデータ項目201の値とステップS601で読み出した現在の拡大率/縮小率とが一致するか否かを判断する。
そして、コントローラ部20は、ステップS602で読み出したレコードのデータ項目201の値とステップS601で読み出した現在の拡大率/縮小率とが一致する場合は、ステップS604に進み、一致しない場合は、処理を終了する。
ステップS604では、コントローラ部20は、ステップS602で読み出したレコードのデータ項目207の値を解析し、ユーザインタフェース124のスピーカから出力する音声内容を決定し、ステップS605に進む。
ここでは、コントローラ部20は、データ項目207の値を、カンマ(,)で分解して、音声内容の文字列を取得する。例えばレコード212の場合、データ項目207は「MODE_IN,MODE_OUT,STATUS,PAPER,PAGE」である。従って、ジョブ設定情報(入力)、ジョブ設定情報(出力)情報、機器状態情報、用紙情報、ページ情報を当該順序でスピーカから出力する音声内容を取得する。これにより、現在の拡大率/縮小率では表示部に表示されない補足情報の音声内容が優先的にスピーカから出力されることになる。ここでの処理は、本発明の第3の決定手段の一例に相当する。
ステップS605では、コントローラ部20は、ステップS604で取得した音声内容を基に、音声データを生成し、ステップS606に進む。
ステップS606では、コントローラ部20は、ステップS605で生成した音声データをユーザインタフェース124のスピーカに出力し、処理を終了する。
図8は、プレビュー表示後に拡大率/縮小率を変更した場合のコントローラ部20の処理を説明するためのフローチャート図である。
ステップS701では、コントローラ部20は、現在の拡大率/縮小率を100[%]に設定して、所定の記憶領域に記憶し、ステップS702に進む。
ステップS702では、コントローラ部20は、画像処理装置12が読み取った画像や外部インタフェース125が外部装置より受信した画像からプレビュー画像を生成し、ステップS703に進む。
ステップS703では、コントローラ部20は、図6で説明した処理を実行する事により、プレビュー画像及び補足情報の表示データを生成して、ユーザインタフェース124の表示部に出力し、ステップS704に進む。これにより、ユーザインタフェース124の表示部にプレビュー画像及び補足情報が表示される。
ステップS704では、コントローラ部20は、図7で説明した処理を実行する事により、音声データを生成して、ユーザインタフェース124のスピーカに出力し、ステップS705に進む。これにより、ユーザインタフェース124のスピーカから音声が出力される。
ステップS705では、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124でのユーザ操作により、拡大率/縮小率が変更されたか否かを判断する。そして、コントローラ部20は、拡大率/縮小率が変更された場合は、ステップS706に進み、拡大率/縮小率が変更されていない場合は、ステップS707に進む。
ステップS706では、コントローラ部20は、ステップS705で変更された拡大率/縮小率を所定の記憶領域に記憶して、ステップS703に戻り、変更後の拡大率/縮小率でステップS703以降の処理を実行する。
ステップS707では、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124でのユーザ操作により、プレビュー表示の終了が指示されたか否かを判断する。そして、コントローラ部20は、プレビュー表示の終了が指示された場合は、処理を終了し、プレビュー表示の終了が指示されない場合は、ステップS705に戻る。
次に、図9〜図11を参照して、ユーザインタフェース124の表示部に表示される画面例について説明する。
コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の入力部でのユーザ操作によりプレビュー表示の指示が成されると、表示部に図9(b)に示す画面800(d)を表示する。画面800(d)は、プレビュー出力定義データ200におけるレコード213に応じた表示内容である。具体的には、プレビュー画像は、図5(b)に示す表示データ400(b)の態様で表示する。補足情報は、ページ情報を図3(a)に示す表示データ300(a)の内容で表示し、機器状態情報を図4(c)に示す表示データ300(e)に示した内容で表示する。800(d)に示すプレビュー表示では、5ページあるデータのうちの2ページ目が中央に表示されている。なお、図9〜図11に示されるプレビュー表示において、表示される各用紙ごとに、実際にその用紙に印刷される画像が重ねて表示される。それによって、印刷結果がプレビュー表示として表示部に表示される。
スライダ801は、プレビュー表示の拡大率/縮小率を指示するためのものである。ツマミ802を画面上方向に移動させることで、プレビュー表示を小さく表示(縮小)し、ツマミ802を画面下方向に移動させることで、プレビュー表示を大きく表示(拡大)する。ここで、ツマミ802を画面上方向に移動することを「縮小指示」、ツマミ802を画面下方向に移動することを「拡大指示」とする。閉じるボタン803は、プレビュー表示の終了を指示するためのものである。この閉じるボタン803を操作すると、コントローラ部20は、プレビュー表示を終了して、それ以前の画面(不図示)へ遷移させる。
なお、スライダ801、ツマミ802、及び閉じるボタン803は、以降説明する各画面800(a)、800(b)、800(c)、800(e)、800(f)においても同様であるので、以降での説明は省略する。コントローラ部20は、これらの画面を、図2に示すプレビュー出力定義データに従って表示する。
画面800(d)の表示状態から縮小指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に図10(b)に示す画面800(b)を表示する。画面800(b)は、プレビュー出力定義データ200におけるレコード212に応じた表示内容である。具体的には、プレビュー画像は、画面800(d)と同様の態様の表示データ400(b)で表示する。補足情報は、画面800(d)で表示した内容に加えて、用紙情報を図3(b)に示す表示データ300(b)に示した内容で表示する。なお、画面800(b)の表示状態から拡大指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に、図9(b)に示す画面800(d)を表示する。
画面800(b)の表示状態から縮小指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に図10(a)に示す画面800(a)を表示する。画面800(a)は、プレビュー出力定義データ200におけるレコード211に応じた表示内容である。具体的には、プレビュー画像は、画面800(b)と同様の態様の表示データ400(b)で表示する。補足情報は、画面800(b)で表示した内容に加えて、ジョブ設定情報(入力)の図4(a)に示す表示データ300(c)及びジョブ設定情報(出力)の図4(b)に示す表示データ300(d)に示した内容で表示する。なお、画面800(a)の表示状態から拡大指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に画面800(b)を表示する。
画面800(d)の表示状態から拡大指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に図9(a)に示す画面800(c)を表示する。画面800(c)は、プレビュー出力定義データ200におけるレコード214に応じた表示内容である。具体的には、プレビュー画像は、図5(a)に示す表示データ400(a)の態様(現在ページ)で表示する。なお、この画面800(c)では、補足情報は表示しない。また、画面800(c)の表示状態から縮小指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に図9(b)に示す画面800(d)を表示する。
画面800(c)の表示状態から拡大指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に図11(a)に示す画面800(e)を表示する。画面800(e)は、プレビュー出力定義データ200におけるレコード215に応じた表示内容である。具体的には、プレビュー画像を、図5(c)に示す表示データ400(c)の態様(地紋印字の様子を表示)で表示する。なお、画面800(e)の表示状態から縮小指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に図9(a)に示す画面800(c)を表示する。
画面800(e)の表示状態から拡大指示(最大倍率以上を指示)すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に図11(b)に示す画面800(f)を表示する。画面800(f)は、プレビュー出力定義データ200におけるレコード216に応じた表示内容である。具体的には、プレビュー画像を、図5(d)に示す表示データ400(d)の態様(クリアトナー載りの様子を表示)で表示する。なお、画面800(f)の表示状態から縮小指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に図11(a)に示す画面800(e)を表示する。
以上説明したように、本実施形態では、プレビュー表示の拡大率/縮小率に応じて、プレビュー画像以外の補足情報の表示やプレビュー画像自体の表示態様を制御して、プレビュー画像と共に表示する情報の種類とプレビュー画像の表示態様を変えている。これにより、ユーザが、プレビュー画像を拡大/縮小して確認しようとしている内容に適合した情報を表示部に表示することができ、利便性が向上する。
また、プレビュー表示の現在の拡大率/縮小率が所定の値の場合には、プレビュー画像と共に補足情報をスピーカから音声で出力し、この音声は、現在の拡大率/縮小率では表示部に表示されていない情報について優先的に出力される。このため、ユーザは、表示部に表示されていない補足情報についても把握する事ができ、より利便性が向上する。
(第2の実施形態)
次に、図12〜図16を参照して、本発明の画像表示装置の第2の実施形態である画像形成装置について説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図及び符号を流用して説明する。
本実施形態では、ジョブ設定に「製本」が設定されている場合の例を説明する。上記第1の実施形態では、プレビュー出力定義データ200におけるデータ項目205(プレビュー画像の表示態様)には、次のいずれかの情報を記憶可能である。「NORMAL」、「PAGE」、「NORMAL+WATERMARK」、「NORMAL+CLEARTONER」、「PAGE+WATERMARK」、「PAGE+CLEARTONER」。
本実施形態では、データ項目205に、上記情報に加えて、製本出力の態様を示す「BOOK」を記憶可能にしている。
図12は、本実施形態で用いるプレビュー出力定義データ900の一例を示すデータ構成図である。プレビュー出力定義データ900は、プレビュー画像の拡大率/縮小率に応じて、ユーザインタフェース124の表示部及びスピーカに出力する内容を定義したデータであり、コントローラ部20が記憶し管理する。
プレビュー出力定義データ900の各データ項目およびレコードは、次の内容を除いて上記第1の実施形態で用いたプレビュー出力定義データ200と同様である。
レコード211のデータ項目205の値は「BOOK」であり、データ項目204のページ情報の表示位置は(x,y)=(300,10)である(レコード911)。レコード212のデータ項目205の値は「BOOK」であり、データ項目204のページ情報の表示位置は(x,y)=(420,10)である(レコード912)。レコード213のデータ項目205の値は「BOOK」であり、データ項目204のページ情報の表示位置は(x,y)=(420,10)である(レコード912)。
次に、プレビュー画像の表示態様について説明する。
図13は、ユーザインタフェース124の表示部にプレビュー画像として表示する表示データの一例を示す図である。
コントローラ部20は、データ項目205に記憶されている値に応じて、プレビュー画像の表示態様を決定し、ユーザインタフェース124の表示部に表示する表示データを生成する。
データ項目205に次の情報が記憶されている場合には、コントローラ部20は、図5で説明した内容と同様の処理を実行する。「NORMAL」、「PAGE」、「NORMAL+WATERMARK」、「NORMAL+CLEARTONER」、「PAGE+WATERMARK」、「PAGE+CLEARTONER」。
また、コントローラ部20は、データ項目205に「BOOK」が記憶されている場合には、図13に示す態様(製本された出力物の態様)でプレビュー画像の表示データ1000を生成する。
次に、図14〜図16を参照して、ユーザインタフェース124の表示部に表示される画面例について説明する。
コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の入力部でのユーザ操作によりプレビュー表示の指示が成されると、表示部に図14(b)に示す画面1100(d)を表示する。画面1100(d)は、プレビュー出力定義データ900におけるレコード913に応じた表示内容である。具体的には、プレビュー画像は、図13に示す表示データ1000の態様で表示し、補足情報は、図9(b)に示す画面800(d)と同様の内容を表示する。なお、図13〜図16に示されるプレビュー表示において、表示される各用紙ごとに、コントローラ部20は、実際にその用紙に印刷される画像を重ねて表示する。
画面1100(d)の表示状態から縮小指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に図15(b)に示す画面1100(b)を表示する。画面1100(b)は、プレビュー出力定義データ900におけるレコード912に応じた表示内容である。具体的には、プレビュー画像は、画面1100(d)と同様の態様の表示データ1000で表示し、補足情報は、図10(b)に示す画面800(b)と同様の内容を表示する。なお、画面1100(b)の表示状態から拡大指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に画面1100(d)を表示する。
画面1100(b)の表示状態から縮小指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に図15(a)に示す画面1100(a)を表示する。画面1100(a)は、プレビュー出力定義データ900におけるレコード911に応じた表示内容である。具体的には、プレビュー画像は、画面1100(b)と同様の態様の表示データ1000で表示し、補足情報は、図10に示す画面800(a)と同様の内容を表示する。なお、画面1100(a)の表示状態から拡大指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に画面1100(b)を表示する。
画面1100(d)の表示状態から拡大指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に図14(b)に示す画面800(c)を表示する。画面800(c)は、プレビュー出力定義データ900におけるレコード914に応じた表示内容であり、表示内容は図9(a)と同様である。なお、画面800(c)の表示状態から縮小指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に画面1100(d)を表示する。
画面800(c)の表示状態から拡大指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に図16(a)に示す画面800(e)を表示する。画面800(e)は、プレビュー出力定義データ900におけるレコード915に応じた表示内容であり、表示内容は図11(a)と同様である。なお、画面800(e)の表示状態から縮小指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に画面800(c)を表示する。
画面800(e)の表示状態から拡大指示(最大倍率以上を指示)すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に図16(b)に示す画面800(f)を表示する。画面800(f)は、プレビュー出力定義データ900におけるレコード916に応じた表示内容であり、表示内容は図11(b)と同様である。なお、画面800(f)の表示状態から縮小指示すると、コントローラ部20は、ユーザインタフェース124の表示部に画面800(e)を表示する。
以上説明したように、本実施形態では、プレビュー画像の表示態様として、製本イメージを表す形態をも指定することができ、そして、所定の拡大率でプレビュー画像の表示態様を用紙を表す形態に変更する。これにより、プレビュー表示を小さく(縮小)しているときは、出来上がりの製本イメージによりプレビュー画像を参照しつつ、他の情報を参照し、プレビュー表示を大きく(拡大)しているときは、文字の鮮明さや色味、地紋印字の様子を参照することができる。このように、プレビュー表示の拡大率/縮小率に応じて、より適した態様によるプレビュー画像と情報の表示をすることができる。その他の構成及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、本発明は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウェア(プログラム)をパーソナルコンピュータ(CPU,プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
1 画像形成装置
20 コントローラ部
124 ユーザインタフェース

Claims (10)

  1. 画像の印刷結果を示すプレビュー画像を表示する表示手段と、
    前記プレビュー画像の表示形態を決定する決定手段とを有し、
    前記表示手段は、前記決定手段によって前記プレビュー画像を用紙別に表示するよう決定された場合に、地紋画像を含む前記プレビュー画像を表示し、前記決定手段によって前記プレビュー画像を製本形態で表示する場合に、前記地紋画像を含まない前記プレビュー画像を表示することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記表示手段は、前記決定手段によって前記プレビュー画像を製本形態で表示する場合に、前記地紋画像を含まない前記プレビュー画像と、当該プレビュー画像で示される画像の印刷に用いる用紙の情報とを表示することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記表示手段は、前記決定手段によって前記プレビュー画像を用紙別に表示するよう決定された場合に、前記プレビュー画像で示される画像の印刷に用いる用紙の情報を表示せずに、前記地紋画像を含む前記プレビュー画像を表示することを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記表示手段は、前記表示手段は、前記決定手段によって前記プレビュー画像を製本形態で表示する場合に、前記地紋画像を含まない前記プレビュー画像と、当該プレビュー画像で示される画像を印刷する部数の情報とを表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記表示手段は、前記決定手段によって前記プレビュー画像を用紙別に表示するよう決定された場合に、前記プレビュー画像で示される画像を印刷する部数の情報を表示せずに、前記地紋画像を含む前記プレビュー画像を表示することを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 前記表示手段は、前記表示手段は、前記決定手段によって前記プレビュー画像を製本形態で表示する場合に、前記地紋画像を含まない前記プレビュー画像と、当該プレビュー画像で示される画像に、前記地紋画像を印刷するよう設定されていることを示す文字情報を表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記表示手段は、前記決定手段によって前記プレビュー画像を用紙別に表示するよう決定された場合に、前記地紋画像を印刷するよう設定されていることを示す文字情報を表示せずに、前記地紋画像を含む前記プレビュー画像を表示することを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。
  8. 前記画像を用紙に印刷する印刷手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  9. 画像の印刷結果を示すプレビュー画像を表示する表示工程と、
    前記プレビュー画像の表示形態を決定する決定工程とを有し、
    前記表示工程では、前記決定工程で前記プレビュー画像を用紙別に表示するよう決定された場合に、地紋画像を含む前記プレビュー画像を表示し、前記決定工程で前記プレビュー画像を製本形態で表示する場合に、前記地紋画像を含まない前記プレビュー画像を表示することを特徴とする画像表示装置の制御方法。
  10. 請求項9に記載された画像表示装置の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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