JP5232564B2 - 画像表示方法及び画像表示装置並びに印刷支援システム - Google Patents

画像表示方法及び画像表示装置並びに印刷支援システム Download PDF

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Description

本発明は、画像表示方法及び画像表示装置並びに印刷支援システムに係り、特に、雑誌やカタログなどの書籍印刷物の仕上がり状態を確認するための画像表示技術に関する。
雑誌やカタログ(カタログ書籍)などの書籍印刷物では、薄手の用紙に対して表裏両面に写真などの濃度の高い画像等が印刷される。薄手の用紙に両面印刷をすると、表面に裏面の印刷が透過してしまうことがあり、透過の程度によって透過が許容範囲を超えると印刷品質を著しく劣化させてしまう。このような印刷品質の劣化が発生すると、用紙の種類の変更や印刷内容の変更などを行う必要が生じてしまうので、印刷前に仕上がり状態を確認したいという要求がある。
特許文献1には、いわゆるコピー機を用いて両面印刷をする際に、表面に対する裏面の印刷方向が期待どおりであることを事前に確認するために、モニタ上で表面の画像と裏面の反転画像を重ね合わせて表示する画像形成装置及び画像形成方法が開示されている。
特許第3441794号公報
しかしながら、雑誌やカタログ書籍などに用いられる薄手の用紙を用いると、裏面だけでなく下となる面(次のページ)の印刷が透過してしまうことがあり、裏面の透過に加えて次のページの透過を予測する必要がある。
特許文献1に記載された技術では、表裏両面の画像の位置関係や方向関係を確認することはできるものの、裏面の画像の透過の程度や表面の画像に対して裏面の透過画像の影響がどの程度であるかを判断することは困難である。さらに、特許文献1には複数枚の連続印刷を行う場合についての開示はなく、特許文献1に記載された技術を用いて複数枚の用紙から成る印刷物の用紙間の透過の程度を確認することは極めて困難である。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、印刷前に印刷物の透過の状態をより現実に近い状態で確認することができる画像表示方法及び画像表示装置並びに印刷支援システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る画像表示方法は、第1の記録媒体の表面に画像が印刷された状態を表示し、前記第1の記録媒体の下に重ねられる第2の記録媒体の表面に印刷される画像が前記第1の記録媒体に透過した透過画像を生成し、前記第1の記録媒体の裏面に印刷される画像が前記第1の記録媒体の表面に透過した反転透過画像を生成し、前記透過画像及び前記反転透過画像を前記第1の記録媒体の表面に印刷される画像に重ねて表示し、前記透過画像は、観察位置に到達する光量に基づいて、前記第2の記録媒体の表面に印刷される画像の印刷データから生成され、前記反転透過画像は、観察位置に到達する光量に基づいて、前記第1の記録媒体の裏面に印刷される印刷データから生成されることを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも第1の記録媒体及び第2の記録媒体を含み、第1の記録媒体と第2の記録媒体とを重ね合わせた印刷物を製作する際に、第1の記録媒体の表面に印刷される画像に、第2の記録媒体の表面に印刷される画像が第1の記録媒体に透過された透過画像が重ねて表示されるので、印刷前に当該印刷物の仕上がり状態を視覚的に確認することができる。また、第1の記録媒体の裏面に印刷される画像が前記第1の記録媒体に透過した反転透過画像を生成し、反転透過画像を第1の記録媒体の表面に印刷される画像に重ねて表示するので、第1の記録媒体の裏面の反転透過画像が第1の記録媒体の表面に透過する状態を把握することができる。
「記録媒体」とは、印刷対象の媒体を意味し、紙類以外にも樹脂シートなどの媒体も含まれる。
本発明における「画像」は、写真や絵などの狭義の画像の他に、文字、記号、絵文字などを含む広い概念の画像を意味している。
本発明の一態様に係る画像表示方法は、前記観察位置に達する光量は、前記第1の記録媒体の光拡散率、前記第1の記録媒体の厚さ、前記第1の記録媒体の光吸収率の少なくともいずれかに基づいて決められることを特徴とする。
本発明の一態様に係る画像表示方法は、前記透過画像は、前記第2の記録媒体に印刷される画像の前記第1の記録媒体への映り込みを表す画像であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る画像表示方法は、前記反転透過画像は、前記第1の記録媒体の裏面に印刷される画像の前記第1の記録媒体への映り込みを表す画像であることを特徴とする。
察位置に到達する光量は、前記第1の記録媒体の反射光、前記第1の記録媒体の透過光、第2の記録媒体の反射光及び第2の記録媒体の透過光のうち、少なくともいずれか1つが含まれる。
さらに、観察位置に達する光量には、自発光が含まれていてもよい。
また、本発明の他の態様に係る画像表示方法は、前記第1の記録媒体の表面の位置をx,y座標で表したときの第1の記録媒体の表面から見た観察光量gl(x,y)は、前記第1の記録媒体の表面の反射光の明度をlp1、前記第1の記録媒体の裏面の反射光の明度をlp2、前記第2の記録媒体の表面の反射光の明度をlp3としたときに、次式gl(x,y)=lp1(x,y)+lp2(x,y)+lp3(x,y)で表されることを特徴とする。
かかる態様によれば、第1の記録媒体の表面から見た観察光量gl(x,y)に基づき、透過画像及び反転透過画像を生成することができる。
さらに、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体を含む印刷物を立体的に表示する態様も好ましい。
また、上記方法発明を具現化するための装置発明を提供する。すなわち、本発明に係る画像表示装置は、第1の記録媒体の表面に画像が印刷された状態を表示する表示手段と、前記第1の記録媒体の下に重ねられる第2の記録媒体の表面に印刷される画像が前記第1の記録媒体に透過した透過画像を生成する透過画像生成手段と、前記第1の記録媒体の裏面に印刷される画像が前記第1の記録媒体の表面に透過した反転透過画像を生成する反転透過画像生成手段と、を備え、前記透過画像生成手段は、観察位置に到達する光量に基づいて、前記第2の記録媒体の表面に印刷される画像の印刷データから前記透過画像を生成し、前記反転透過画像生成手段は、観察位置に到達する光量に基づいて、前記第1の記録媒体の裏面に印刷される印刷データから前記反転透過画像を生成し、前記表示手段は、前記透過画像及び前記反転透過画像を前記第1の記録媒体の表面に印刷される画像に重ねて表示することを特徴とする。
本発明に係る画像表示装置は、表示手段を含むモニタ装置と、透過画像生成手段を含む画像生成装置と、を含む構成を適用してもよいし、表示手段及び透過画像生成手段を一体に構成してもよい。
本発明に係る画像表示装置には、上記画像表示方法が適用されることが好ましい。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る印刷支援システムは、サーバ装置と、前記サーバ装置とネットワーク接続された端末装置と、前記端末装置に接続される印刷装置と、を含み、前記端末装置は、前記サーバ装置から送られる印刷データに基づき、第1の記録媒体の表面に画像が印刷された状態を表示する表示手段と、前記サーバ装置から送られる前記第1の記録媒体の下に重ねられる第2の記録媒体の表面に印刷される画像の印刷データに基づき、前記第2の記録媒体の表面に印刷される画像が前記第1の記録媒体に透過した透過画像を生成する透過画像生成手段と、前記サーバ装置から送られる前記第1の記録媒体の裏面に印刷される画像の印刷データに基づき、前記第1の記録媒体の裏面に印刷される画像が前記第1の記録媒体の表面に透過した反転透過画像を生成する反転透過画像生成手段と、を備え、前記表示手段は、前記透過画像及び前記反転透過画像を前記第1の記録媒体の表面に印刷される画像に重ねて表示することを特徴とする。
本発明に係る印刷支援システムに対して、上記画像表示方法及び画像表示装置を適用することで、印刷工程の前に印刷物の仕上がり状態を確認することができ、裏面や下に重ねられる面の印刷が表面の印刷に影響を与える場合には、記録媒体の変更、印刷データの変更等の対応を行うことが可能となる。
また、本発明に係る印刷支援システムにおいて、前記印刷データに基づいて前記印刷装置により印刷された前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体を含む印刷物を作製する印刷物作製装置を含む態様が好ましい。
さらに、本発明に係る印刷支援システムにおいて、前記端末装置は、請求項又はに記載の画像表示装置を含む態様が好ましい。
本発明によれば、第1の記録媒体と第2の記録媒体とを重ね合わせた印刷物を製作する際に、第1の記録媒体の表面に印刷される画像に、第2の記録媒体の表面に印刷される画像が第1の記録媒体に透過された透過画像が重ねて表示されるので、印刷前に当該印刷物の仕上がり状態を視覚的に確認することができる。また、第1の記録媒体の裏面に印刷される画像が前記第1の記録媒体に透過した反転透過画像を生成し、反転透過画像を第1の記録媒体の表面に印刷される画像に重ねて表示するので、第1の記録媒体の裏面の反転透過画像が第1の記録媒体の表面に透過する状態を把握することができる。
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について詳説する。
〔印刷物の仕上がり表示方法の概要〕
まず、本発明の実施形態に係る印刷物仕上がり表示方法(画像表示方法)の概要について説明する。
図1は、雑誌やカタログ(カタログ書籍)などの書籍印刷物10の斜視図であり、図2は、図1の書籍印刷物10の2ページと3ページを見開きにした状態を示す図である。図1及び図2に示す書籍印刷物10は、少なくとも2枚の印刷用紙を用いて構成されるとともに、コート紙や上質紙、中質紙など比較的厚みが薄い印刷用紙が適用される。なお、本明細書では「印刷用紙」を「用紙」や「記録媒体」と呼ぶことがある。
図1及び図2に示す書籍印刷物10は、1ページ(p1)の裏面の2ページ(図2のp2)に印刷がなされ、3ページ(p3)の裏面の4ページ(不図示)にも印刷がなされる両面印刷となっている。
1ページは画像部12とテキスト部14から構成され、画像部12は多色刷り、テキスト部14は単色刷り(例えば、黒)や2色刷り(例えば、黒と赤)となっている。また、図2に示す2ページ及び3ページはそれぞれ、多色刷りの画像部16及び画像部18から構成されている。
本実施形態に係る印刷物仕上がり表示方法は、書籍印刷物10の印刷原稿が完成し、印刷に入る前に書籍印刷物10の仕上がり状態を確認するために用いられる。図1の1ページを観察したときに、1ページの裏面である2ページの印刷内容がどのくらい透けて見えるか、1ページ及び2ページを構成する用紙20の下に重ねられる用紙22の表面である3ページの印刷内容が1ページを観察するときにどのくらい透けて見えるかを、1ページの印刷内容に重ねてモニタ装置(図8に符号112で図示)に表示するものである。
換言すると、面付け結果のプレビュー画像(1ページのプレビュー画像)に、裏面(2ページ)及び下に重ねられる紙面(3ページ)の印刷の映り込みが付加される。この表示結果に基づき、裏面の画像及び下に重ねられる面の画像の映り込み(透過)が許容範囲を超えているか否かを判断することができ、許容範囲を超えている場合には面付けの変更や用紙の変更、画像の変更等の対応が適宜行われる。
以下に、本例に示す仕上がり表示方法の各工程について詳細に説明する。
〔画像透過のシミュレーション〕
次に、裏面及び下に重ねられる面の透過画像を生成する際に用いられる画像透過のシミュレーションについて説明する。
以下に説明する画像透過のシミュレーションは、用紙20の表面p1を観察面とし、不図示の光源による照射光は観察方向のみから照射されるものとして、黒色のみ(1色のみ)の印刷をした場合の透過光算出方法である。
用紙20の表面p1、用紙20の裏面p2、用紙22の表面p3から反射される光線のうち、観察位置に到達するものを観察方向ごとに足し合わせたものが観察画像(透過光)となる。これはレイトレイシングと呼ばれる一般的な手法である。
図3(a)には、用紙20の裏面p2の画像部16、用紙22の表面p3の画像部18が用紙20の表面p1側に透過する様子を示す。なお、図3(a)では用紙20の表面p1面の印刷(図1の画像部12及びテキスト部14)の図示は省略されている。
観察方向を用紙20の表面p1上のx,y座標で表すと、観察光量gl(x,y)は、次式(1)で表すことができる。
[数1]
gl(x,y)=lp1(x,y)+lp2(x,y)+lp3(x,y) …(1)
上記(1)式におけるlp1(x,y)は、用紙20の表面p1上の画像(図3には図示しない画像部12及びテキスト部14)そのものに相当する。用紙20の表面p1に印刷がない場合は最大値Lp1となり、印刷がある場合はその部分の光反射率に応じて減少し、反射率が0(黒体)の場合に最小値0となる。当該最大値Lp1は用紙20の表面p1のみからの反射光を測定するために略黒体の上に用紙20と同質のサンプルを置き測定することで求められる。
上記(1)式におけるlp2(x,y)は、図3に符号24で示す用紙20の裏面p2からの反射光及び拡散光に相当する。lp2(x,y)は用紙20の裏面p2の印刷濃度に起因する用紙20の裏面p2の光反射率、及び用紙22の光拡散率、厚さ、光吸収率、画像部16と非画像部の境界からの距離をパラメータとする関数であり、用紙ごとに画像部16と非画像部の境界からの距離と、用紙20の裏面p2面の光反射率に対応して一義的に定まる。
したがって、画像部16と非画像部の境界からの距離と用紙20の裏面p2の印刷濃度に対応する用紙20の表面p1での観察光量を予め測定し、上記最大値Lp1を減じた値をテーブル化することで、実際の運用時に上記(1)式のlp2(x,y)を高速に算出することができる。
上記(1)式におけるlp3(x,y)は、図3に符号25で示す用紙22の表面p3からの反射光(乱反射光)に相当する。lp3(x,y)を求めるには、まず、用紙22の表面p3から反射した光が用紙20の裏面p2に結像する光量を算出する。その後、用紙20を透過し観察位置に到達するプロセスはlp2(x,y)と同じである。
用紙20の裏面p2に結像する光量をlp3_lp2(x,y)とすると、次式(2)で表すことができる。
[数2]
lp3_lp2(x,y)=∫f(t,u)/((t−x)2+(u−y)2+h(x,y)2)dtdu …(2)
上記(2)式における、f(t,u)は、用紙22の裏面p3上の単位面積あたりの光反射量であり、用紙22の裏面p3上の画像(画像部18)そのものに相当する。また、h(x,y)は観察位置直下における用紙20の裏面p2と用紙22の表面p3の空隙量を表す。
図3(b)には、上述した算出方法により求められた明度を模式的に示す。図3(b)に示すように、用紙20,22とも白地(非画像部)の場合の明度は、lp1+lp2+Lp3であり、用紙20の裏面p2の画像部16の明度はlp1(lp2=0,lp3=0)である。また、用紙22の表面p3の画像部18の明度はlp1+lp2(lp3=0)となる。
本例では、印刷面が用紙20の表面p1、用紙20の裏面p2、用紙22の表面p3の3つの面であるが、用紙22の裏面p4や用紙22のさらに下に重ねられる用紙の表面、裏面の印刷画像の透過画像を合成することも可能である。
また、本例では一方向のみから光を照射した場合について説明したが、光源が複数方向から照射される場合の算出方法は、上記に準ずる方法でそれぞれの方向について算出した後に合算すればよい。また、分光反射率の異なる複数色の印刷の場合はスペクトル成分ごとに計算することで再現色の算出が可能となる。
すなわち、透過画像及び反転透過画像は、観察位置に到達する光量に基づいて生成することができる。上述した説明では、単純化するために反射光量に基づく観察光量の算出方法を示したが、観察光量には、反射光量だけでなく透過光量が含まれる場合がある。例えば、観察位置の用紙をはさんで反対側に光源が位置する場合には、主として透過光量が寄与する。
換言すると、上記(1)式の観察光量g(x,y)は、適宜反射光量及び透過光量のうち観察位置に到達する光量と置き換えることが可能である。
観察位置に到達する光量に透過光が含まれる場合には、透過光を透過面(光源の反対側の面、反射光の場合の反射面に対応する面)からの反射光として上記(1)式を用いて光量を算出することが可能である。
すなわち、反射光の場合の「反射面」及び透過光の場合の「透過面」は、光を発する面(発光面)として機能し、この発光面から発せられる光のうち、観察位置に達する光量を上記(1)式により求めればよい。なお、上記(1)式により求められる観察光量g(x,y)は、反射光、透過光以外にも自発光などを含む概念である。
図4には、観察対象ページ(1ページ)のプレビュー画像60を示す。観察対象ページのプレビュー画像60は、観察対象ページの印刷データに基づいて生成される。
図5には、観察対象ページの裏面(2ページ)の反転透過画像62を図示する。観察対象ページの裏面の印刷データに基づき反転画像が生成され、さらに、反転画像に対して画像部16の明度に基づき反転透過画像62が生成される。
図6には、観察対象ページの下に重ねられる面(3ページ)の透過画像64を図示する。透過画像64は、観察対象ページの下に重ねられる面の印刷データ及び画像部18の明度に基づき生成される。
図7には、観察対象ページのプレビュー画像60に反転透過画像62及び透過画像64を重ねて表示した仕上がり確認画像66(仕上がり確認表示)である。この仕上がり確認画像66により書籍印刷物(図1参照)の仕上がり状態を印刷工程に入る前に確認することができる。特に、雑誌やカタログ書籍など薄い紙を使用する場合には、裏面の印刷や下に重ねられる面の印刷が表面の印刷に悪影響を及ぼすことがあり、かかる場合には紙面のレイアウトを変更する、ページレイアウトを変更する、影響があるページの紙種を変更する、などの処理が適宜行われる。
なお、本例では両面印刷の場合について説明したが、片面印刷の場合には反転透過画像を生成する工程が省略される。
〔システムの構成例〕
次に、上述した印刷物仕上がり表示方法を実現するための、印刷物仕上がり表示システムについて説明する。
図8は、本発明に係る印刷物上がり表示システムの概略構成を示すブロック図である。なお、印刷物上がり表示システムを単に「表示システム」と記載することがある。
同図に示すように、表示システム100は、校正処理が完了した印刷データ(画像データ)が入力される入力インターフェース及び入力画像データを一時記憶するメモリを含む画像入力部102と、入力画像データに対してRIP(Raster Image Processor)処理を施し出力データに変換するとともに、RIP処理後の出力データを一時記憶するRIP処理部104と、出力インターフェースを具備し、RIP処理後の出力データの出力制御を行う出力制御部106と、入力画像データに含まれるページ情報を取得し、該ページ情報を管理するページ管理部108と、RIP処理後の出力データとページ管理情報に基づき、図7の仕上がり確認画像66を生成するとともに、仕上がり確認画像66が記憶される書籍仕上がり確認画像生成部110と、書籍仕上がり確認画像生成部110に記憶されている仕上がり確認画像66のデータをモニタ装置112の表示形式に変換するモニタ制御部114と、を含んで構成されている。
図8に示す表示システム100は、画像入力部102と、RIP処理部104と、出力制御部106と、ページ管理部108と、書籍仕上がり確認画像生成部110と、モニタ制御部114と、を含む仕上がり確認画像生成装置と、モニタ装置112と、から構成してもよいし、確認画像生成装置とモニタ装置112を一体に構成してもよい。
モニタ装置112に映し出された仕上がり確認画像66により書籍印刷物の仕上がり状態を確認し、裏面や下の面の透け具合が許容される範囲内であれば、RIP処理部104に記憶されている出力データは、出力制御部106を介して次の工程に送られる。
図8には、表示システム100による仕上がり確認工程の次の工程の一例を図示する。当該次の工程として、CTP(Computer toplate)出力装置120によりCTP版122を作製するCTP出力工程と、CTP出力装置120より作製されたCTP版122を用いて印刷装置124により印刷物126を作製する印刷工程と、加工・製本装置128による裁断、ソート、製本等の各工程が挙げられる。このような工程を経て書籍印刷物10が完成する。
上記の如く構成された印刷物仕上がり表示方法及び表示システム(表示装置)によれば、書籍印刷物の面付け結果のプレビュー画像(図4参照)に、裏面の反転透過画像(図5参照)及び下に重ねられる面の透過画像(図6参照)を重ねて表示することで(図7参照)、仕上がり状態(裏面の画像や下面の画像の透過の程度)を印刷前に確認でき、裏面や下面の画像が表面の画像に悪影響を及ぼすか否かを判断することができる。
裏面や下面の画像が表面の画像に悪影響を及ぼす場合には、紙面レイアウトの変更、ページレイアウトの変更、紙種の変更等を行うことにより仕上がり品質を向上させることができる。
本発明は、多数のページから構成され、薄い用紙にカラー画像が印刷される雑誌、カタログ(カタログ雑誌)などの印刷を行う場合に特に効果を発揮する。
また、観察対象ページのプレビュー画像60(図4参照)のみを表示する通常表示モードと、裏面の反転透過画像62(図5参照)及び下面の透過画像64(図6参照)を重ねて表示する仕上がり確認画像表示モードと、を切り換える切換手段を備える態様が好ましい。かかる態様において、反転透過画像62のみを表示する反転透過画像モードや透過画像64のみを表示する透過画像モードを備え、これらの表示モードを選択的に切換可能に構成するとより好ましい。さらに、プレビュー画像60に反転透過画像62のみを重ねて表示するモードやプレビュー画像60に透過画像64のみを重ねて表示するモードを備えてもよい。
さらにまた、上述した印刷物仕上がり表示方法の各工程(表示装置の各機能)をコンピュータにより実現するプログラムとして構成することも可能である。すなわち、観察対象ページ(面)のプレビュー画像を生成する機能と、観察対象ページの裏面の反転透過画像を生成する機能と、観察対象ページの下に重ねられる面の透過画像を生成する機能と、プレビュー画像に反転透過画像及び透過画像を重ねて表示する機能と、を備えるプログラムを構成することも可能である。
〔立体表示モードの説明〕
次に、本例に適用される立体表示モードについて説明する。
先に説明した印刷物仕上がり表示方法は、モニタ装置112(図8参照)に書籍印刷物10を立体的に表示させる立体表示機能を有している。
かかる立体表示モードでは、書籍印刷物10の仕上がり状態を立体的に表示(3D表示)することができ、さらに、マウス等のユーザインターフェースを用いて画面上で書籍印刷物10をめくる操作を実行すると、画面に表示されている書籍印刷物10のページがめくられる動きを表示することができる。
図9は、立体表示モードを説明する概念図であり、書籍印刷物10が立体的に表示される立体表示画面160を示す。不図示のモード切換画面により立体表示モードが選択されると、モニタ装置112の画面表示が図9に示す立体表示画面160に切り換わる。
図9に示す立体表示画面160は、画面右端に書籍印刷物10の各ページのプレビュー一覧162が表示され、画面下端にはツールバー164が表示される。プレビュー一覧162は、書籍印刷物10を構成するすべてのページが1ページから順に画面の上から下に並べられている。
マウスやキーボードを用いて、プレビュー一覧162の中から1つのページを選択すると、画面中央部に選択されたページが見開きの状態で表示される。
ツールバー164には、立体表示モードで使用可能なツールのアイコンが表示されている。使用可能なツールには、選択ツール(矢印ツール)166やページめくりツール168(手のひらのアイコン)、拡大縮小ツール170(拡大鏡のアイコン)などが含まれている。
現在表示されているページをめくる操作を行うときには、ツールバー164からページめくりツール168を選択し、マウスを操作して画面上で書籍印刷物10のページをめくる操作を行うと(当該ページの一部をクリックした状態を維持して図9における右から左へポインタを移動させると)、マウスの操作に対応して画面上の書籍印刷物10ページがめくられる動きが表示され、次のページを開いた状態が表示される。
図9には、選択されたページ(及びその前又は後ろのページ)のプレビュー画像が表示された状態を図示しているが、当該立体表示モードにおいて、先に説明した裏面の反転透過画像や下の面の透過画像を重ねて表示させることができる。すなわち、図9の立体表示画面160上に表示される表示切換ボタン(不図示)をクリックすると、プレビュー画像に反転透過画像及び透過画像が重ねて表示される。
立体表示モードにおける反転透過画像及び透過画像は、先に説明した平面表示における算出方法に対して、ページをめくる操作による浮き上がり量に対応する位置の成分を入れた計算式により求められる。
図10は、立体表示モードにおける書籍印刷物10の断面形状の概念図であり、同図は選択されたページをめくっている途中の状態(図9に図示した状態)を模式的に図示している。なお、図10中、図3(a)と同一又は類似する部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図10に示す用紙20はめくられているページであり、略中央部を頂点として上に凸形状となっている。用紙20の表面p1の画像部12(テキスト部14)は用紙20の湾曲に応じて斜めに傾いており、用紙20の裏面p2の画像部16は用紙20の湾曲形状の頂点近傍に位置している。用紙20はめくる操作の進行に応じて移動し、浮き量に対応する位置の成分は変化してゆく。
立体表示モードにおける用紙20の裏面p2の反転透過画像、及び用紙22の表面p3の透過画像は、図3(a),(b)を用いて説明した平面表示と同様の方法を用いて生成することができる。立体表示モードによってページをめくる操作が行われた場合は、めくられるページの画像が移動するのに対して下部のページの画像が静止していることが、立体表示モードとの組み合わせでは有用な処理となる。
すなわち、めくられるページの移動に対応して反転透過画像及び透過画像を生成するとともに、これらを順次重ねて表示することで、立体表示モードにおいてプレビュー画像に反転透過画像及び透過画像が重ねて表示される。
上記の如く構成された立体表示モード(機能)によれば、書籍印刷物10の仕上がり状態をより現実に近い状態で表示することができる。
〔応用例〕
以上説明した印刷物仕上がり表示方法は、以下に説明するワークフロー管理システム(印刷支援システム)の一機能として適用することができる。次に、上述した印刷物仕上がり表示方法の応用例として、印刷支援システムへの適用例を説明する。
<ワークフロー管理システムの全体構成>
図11に示すワークフロー管理システム200は、主として、リモートサーバ装置212と、複数の印刷処理サーバ装置214(214A、214B)と、ジョブ作成/管理用端末装置216と、入稿用端末装置218と、校正用端末装置220とから構成される。例えば、リモートサーバ装置212、印刷処理サーバ装置214、及びジョブ作成/管理用端末装置216は印刷会社に配置され、また、入稿用端末装置218はデザイナーが所属する事務所に、校正用端末装置220は広告代理店又はクライアント(会社)にそれぞれ配置されるが、もちろん、本例に限定されるものではない。
リモートサーバ装置212は、本発明に係るワークフロー管理システムの中核をなす装置であり、インターネット219を介して入稿用端末装置218及び校正用端末装置220に接続されるとともに、LAN(或いはWAN)221を介して各印刷処理サーバ装置214A、214B及びジョブ作成/管理用端末装置216に接続されている。
各印刷処理サーバ装置214A、214Bは、それぞれ1又は複数の印刷機に対応して設けられている。図11に示した例では、印刷処理サーバ装置214Aは、オフセット印刷機222及びデジタル印刷機224に対応し、印刷処理サーバ装置214Bは、デジタル印刷機226に対応している。各印刷処理サーバ装置214A、214Bに印刷ジョブが登録されると、オンライン又はオフラインでそれぞれ対応する印刷機で印刷作業が実施される。なお、各デジタル印刷機224、226は、それぞれ印刷処理サーバ装置214A、214Bとオンライン状態で接続されている。
次に、図12〜図14を参照しながら、各サーバ装置の機能について説明する。
図12は、図11に示したリモートサーバ装置212の構成を示したブロック図である。図12に示すように、リモートサーバ装置212は、制御部230、記憶部232、及び通信処理部234から主に構成されている。実際には、リモートサーバ装置212は、Webサーバやデータベースサーバとして機能するコンピュータに専用のソフトウエアを組み込むことにより実現されるものである。
制御部230は、CPUに相当するものであり、記憶部232に記憶されるアプリケーション(プログラム)を実行するアプリ実行部であり、この制御部230によって、ジョブ登録機能、ジョブ管理機能、ユーザ管理機能、原稿保存機能、その他各種機能が実現される。
記憶部232は、外部記憶装置(ハードディスクなど)や一次記憶装置(RAMなど)に相当し、制御部230で実行されるアプリケーションや、入稿用端末装置218から入稿されたPDF原稿などの各種データ情報が保存される。
通信処理部234は、インターネット219を介して入稿用端末装置218や校正用端末装置220との通信処理を行うインターフェース部や、LAN221を介して印刷処理サーバ装置214やジョブ作成/管理用端末装置216との通信処理を行うインターフェース部である。
本応用例では、後述するように、ジョブ作成/管理用端末装置216がサーバ管理機能を備えており、ジョブ作成/管理用端末装置216からリモートサーバ装置212の各種設定、管理などが行われる。なお、リモートサーバ装置212に操作部236や表示部238を設け、リモートサーバ装置212で各種設定、管理などを直接行うようにしてもよい。
図13は、図11に示した印刷処理サーバ装置214の構成を示したブロック図である。図13に示すように、印刷処理サーバ装置214は、上述したリモートサーバ装置212と同様な構成を備えており、制御部242、記憶部244、及び通信処理部246から主に構成されている。実際には、印刷処理サーバ装置214は、Webサーバやデータベースサーバとして機能するコンピュータに専用のソフトウエアを組み込むことにより実現されるものである。
制御部242は、CPUに相当するものであり、記憶部244に記憶されるアプリケーション(プログラム)を実行するアプリ実行部であり、この制御部242によって、プレフライト機能、分版RIP機能、その他各種機能が実現される。
記憶部244は、外部記憶装置(ハードディスクなど)や一次記憶装置(RAMなど)に相当し、制御部242で実行されるアプリケーションや、リモートサーバ装置212から送信されたPDF原稿などの各種データ情報が保存(又は一次保存)される。
通信処理部246は、LANを介して印刷処理サーバ装置214やジョブ作成/管理用端末装置216との通信処理を行うインターフェース部や、印刷処理サーバ装置214に対応して設けられる印刷機との通信処理を行うインターフェース部である。
また、本応用例では、リモートサーバ装置212と同様に、ジョブ作成/管理用端末装置216から印刷処理サーバ装置214の各種設定、管理などが行われるが、印刷処理サーバ装置214に操作部248や表示部250を設け、印刷処理サーバ装置214で各種設定、管理などを直接行うようにしてもよい。
図14は、各サーバ装置212,214の機能分担を示した図である。
図14に示すように、各サーバ装置212,214は、Webサーバ機能を備えている。例えば、各端末装置216,218,220からリモートサーバ装置212にログインが行われる際、このWebサーバ機能によって端末装置側にログイン画面が提供される。
リモートサーバ装置212は、ジョブを登録する機能(ジョブ登録機能)や、ジョブ登録機能によって登録されたジョブの進捗状況を管理する機能(ジョブ管理機能)を備えている。上述したように、ジョブは、1又は複数の作業(タスク)から構成され、1つの印刷物の生産の一連の工程を表すものである。なお、ジョブ作成機能を有する端末装置(ジョブ作成/管理用端末装置216)で作成されたジョブは、リモートサーバ装置212の記憶部232に保存される。
また、リモートサーバ装置212は、ジョブ毎に印刷物の生産を協力して行う担当者(デザイナー、広告代理店、クライアント、印刷会社など)のアクセス権限を設定、管理する機能(ユーザ管理機能)を備えており、各端末装置216,218,220を操作する担当者は、ユーザ管理機能によって設定されたアクセス権限の範囲内で操作可能となる。
更に、リモートサーバ装置212は、入稿担当者(例えばデザイナー)から入稿されたPDF原稿を保存する機能(原稿保存機能)や、後述するように印刷処理サーバ装置214でプレフライト及び分版RIPが行われた後に、端末装置側でページ操作を行うためにページサムネイル(縮小ページ)を表示するためにサムネイル及びページPDFを作成する機能(サムネイル作成機能、ページPDF作成機能)や、端末装置側でページ操作が行われた履歴情報を保存する機能(ページ操作情報保存機能)、その他各種機能(分版画像送信機能、校正情報保存機能、校正入りPDF作成機能、及びジョブ承認機能)を備えている。原稿送信機能を有する端末装置(入稿用端末装置218)から入稿された原稿(PDF原稿)や、校正機能を有する端末装置(校正用端末装置220)で校正された校正履歴などは、リモートサーバ装置212の記憶部232に保存される。
印刷処理サーバ装置214は、リモートサーバ装置212に入稿されたPDF原稿が、印刷に適したデータであるか否か(例えば、指定されたフォントがこのシステムで使用可能なフォントであるか否かなど)を判定するプリフライト処理を実行する機能(プリフライト機能)や、PDF原稿に含まれるR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の画像を、印刷に適したC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の画像に分版した状態でビットマップに変換(ラスター変換)する機能(分版RIP機能)を備えている。また、印刷処理サーバ装置214は、対応する印刷機への印刷ジョブを登録する機能(印刷ジョブ登録機能)を備えている。
ここでは、一例として、図14に示した各機能が2つのサーバ装置(リモートサーバ装置212、印刷処理サーバ装置214)に機能分担された構成を例示したが、特にこれに限定されず、1つのサーバ装置で全機能を実現するようにしてもよいし、3つ以上のサーバ装置に機能分担させるようにしてもよい。
次に、図15及び図16を参照しながら、各端末装置の機能について説明する。
図15は、図11に示した各端末装置216,218,220の構成を示したブロック図である。なお、図15では、説明の便宜上、各端末装置216,218,220で機能分担されている各機能をまとめて表示している。
図15に示すように、各端末装置216,218,220は、制御部254、記憶部256、通信処理部258、操作部260、及び表示部262から主に構成されている。実際には、各端末装置216,218,220は、Webブラウザソフトウエアを組み込んだ汎用パソコンにより実現されるものである。
制御部254は、CPUに相当するものであり、記憶部256に記憶されるアプリケーション(プログラム)を実行するアプリ実行部であり、この制御部254によって、ジョブ作成機能、原稿送信機能、ページ操作機能、その他各種機能が実現される。
記憶部256は、外部記憶装置(ハードディスクなど)や一次記憶装置(RAMなど)に相当し、制御部254で実行されるアプリケーションやリモートサーバ装置212に送信するPDF原稿などが保存される。また、後述するように、リモートサーバ装置212から送信されるサムネイルPDFなども記憶部256に保存される。
記憶部256に保存されるアプリケーション(端末プログラム)は、例えば、Java(登録商標)の言語で記述されたプログラムである。この端末プログラムは、各端末装置216,218,220のWeb閲覧機能を利用して、リモートサーバ装置212にログインした後、リモートサーバ装置212からインターネット219を介して端末装置にダウンロード(インストール)される。また、インターネット219を介さずに、外部記憶媒体を利用して端末装置に端末プログラムを直接インストールするようにしてもよい。
端末プログラムについては、端末用途毎に異なるプログラムを用いてもよいし、全端末装置で共通のプログラムとしてもよい。前者の場合には、プログラムのバージョンアップ作業を必要最小限の範囲にとどめることができ、ユーザの利便性が向上する。また、後者の場合には、リモートサーバ装置212で管理されるユーザ情報に応じて、各機能の使用可否を選択的に実施できるようにする態様が好ましく、端末プログラムの共通化によってコストダウンを図ることができる。
通信処理部258は、インターネット219又はLAN221を介してリモートサーバ装置212との通信処理を行うインターフェース部である。
操作部260は、キーボードやマウスなどに相当するものであり、後述する表示部262の表示画面上で各種ファイル操作、コマンド操作などの操作手段として機能する。
表示部262は、モニタに相当するものであり、記憶部256に記憶されるアプリケーションによって提供される各種画面(GUI)を表示する手段として機能する。
図16は、各端末装置216,218,220の機能分担を示した図である。
図16に示すように、各端末装置216,218,220は、リモートサーバ装置212によって公開されるWebページを閲覧する機能を有しており、リモートサーバ装置212から提供されるログイン画面でログインID及びパスワードの入力を行うことにより、リモートサーバ装置212で設定されるアクセス権限の範囲内で各種操作が可能となる。
入稿用端末装置218は、PDF原稿をリモートサーバ装置212に送信する機能(原稿送信機能)、リモートサーバ装置212に保存した原稿のページ操作を行う機能(ページ操作機能)、及び校正担当者(広告代理店又はクライアント)による校正結果を確認する機能(校正確認機能)を備えている。
校正用端末装置220は、リモートサーバ装置212に入稿されたPDF原稿を校正する機能(校正機能)、及び校正作業が完了(校了)したことを承認する機能(承認機能)を備えている。校正機能には、分版画像合成機能、検版画像作成機能、及び校正情報生成機能が含まれる。
ジョブ作成/管理用端末装置216は、ジョブを作成する機能(ジョブ作成機能)、校正担当者(広告代理店又はクライアント)による承認処理が行われた後、リモートサーバ装置212を介して印刷処理サーバ装置214に印刷指示を行う機能(印刷指示機能)、及び各サーバ装置212,214の各種設定や管理を行う機能(サーバ管理機能)を備えている。なお、ジョブ作成機能は、既にリモートサーバ装置212に登録されているジョブを変更又はキャンセルしたり、印刷物の生産を協力して行う担当者(デザイナー、広告代理店、クライアント、印刷会社)のアクセス権限を設定又は変更したりする機能を含む。
本応用例では、図16に示したように、入稿用端末装置218、校正用端末装置220、及びジョブ作成/管理用端末装置216に機能分担させているが、特にこれに限定されるものではなく、端末用途に応じて機能分担を決定すればよい。例えば、入稿用端末装置218及び校正用端末装置220の各機能を1つの端末装置(入稿用/校正用端末装置)に統合して実現するようにしてもよい。また、ジョブ作成担当者が印刷会社以外の担当者(例えば広告代理店の担当者など)である場合には、ジョブ作成/管理用端末装置216の各機能を2つの端末装置(ジョブ作成用端末装置、管理用端末装置)に分割して、ジョブ作成用端末装置はインターネット219経由でリモートサーバ装置212に接続するように構成してもよい。
<ワークフローの説明>
次に、図17を参照しながら、ワークフロー管理システム200による全体的なプロセス(ワークフロー)について説明する。ここでは、一例として、ジョブ作成担当者(印刷会社)がジョブ作成を行い、原稿作成者兼入稿担当者(デザイナー)がPDF原稿の入稿を行い、校正担当者(広告代理店又はクライアント)が校正を行い、校正作業が完了(校了)するまで再入稿、校正が繰り返され、校正担当者(広告代理店又はクライアント)による承認が行われた後、印刷指示担当者(印刷会社)が印刷指示を行うものとする。
(ジョブ作成工程)
まず、ジョブ作成担当者(印刷会社)は、ジョブ作成/管理用端末装置216からリモートサーバ装置212にログインした後、ジョブ作成/管理用端末装置216のジョブ作成機能を利用して、依頼を受けた印刷物の作製に関するジョブを作成する(ステップS10)。上述したように、ジョブは、1又は複数の作業(タスク)から構成され、1つの印刷物の生産の一連の工程を表すものである。このとき、印刷物の生産を協力して行う担当者(デザイナー、広告代理店、クライアント、印刷会社)の指定(アクセス権限の設定)もあわせて行う。このようにして、ジョブ作成/管理用端末装置216でジョブが作成されると、その結果はリモートサーバ装置212に通知され、リモートサーバ装置212でジョブ登録が行われる(ステップS12)。また、これと同時に、各担当者のアクセス権限も設定される。図示は省略したが、リモートサーバ装置212にジョブ登録が行われたとき、登録されたジョブに関連する担当者全員(又はそのうちの一部)に電子メールなどでジョブが登録されたことを通知するようにしてもよい。
(入稿工程)
次に、印刷物の原稿(PDF原稿)の作成が完了すると、入稿担当者(デザイナー)は、入稿用端末装置218の表示部262に表示されるログイン画面300(図18)で自分のログインID及びパスワードを入力して、リモートサーバ装置212にログインする。ログイン後、入稿用端末装置218にはジョブ一覧画面302A(図19)が表示され、リモートサーバ装置212に登録されているジョブが一覧表示される。
このとき、ログイン中の入稿担当者にアクセス権限が割り当てられているジョブのみを表示する態様が好ましい。入稿担当者が、操作部260のマウス操作によって、一覧表示されたジョブの中からPDF原稿のアップロード対象となるジョブを選択して、アップロードボタン304を押すと、入稿用端末装置218の表示部262にはアップロード画面306A(図20)が表示される。入稿担当者は、アップロード画面306Aに一覧表示されるファイル一覧の中からリモートサーバ装置212に送信する1又は複数のファイル(PDF原稿)を選択し、ファイル選択ボタン308を押すと、下段の送信ファイルリストウインドウ310に選択されたファイルが表示される。
本応用例では、3つのPDF原稿(ファイル名「a001.pdf」、「a002.pdf」、「a003.pdf」)が送信ファイルリストウインドウ310に表示されている。なお、各PDF原稿は、それぞれ1又は複数のページから構成される。その後、入稿担当者が、追加アップロードボタン312を押すと、入稿用端末装置218からリモートサーバ装置212へのPDF原稿のアップロード(送信)が開始される(図17のステップS14)。
このように本実施形態では、1又は複数のPDF原稿を選択してリモートサーバ装置212にアップロード可能(入稿可能)であるため、全ての原稿ファイル(1又は複数のPDF原稿)を一括入稿することもできるし、一部の原稿ファイルを部分的に入稿することができる。したがって、再入稿する場合には、修正ページのみからなるPDF原稿を選択して部分入稿することもできる。
PDF原稿のアップロードが完了すると、入稿用端末装置218の表示部262にはジョブ一覧画面302B(図21)が表示される。ここでは、初回入稿時には、全ての原稿ファイル(PDF原稿)が一括入稿されたものとする(即ち、入稿率100%)。
リモートサーバ装置212は、入稿用端末装置218からアップロードされたPDF原稿を記憶部232に保存するとともに、そのPDF原稿を印刷処理サーバ装置214に送信する(図17のステップS16)。
印刷処理サーバ装置214は、上述したプレフライト機能及び分版RIP機能によって、リモートサーバ装置212から送信されたPDF原稿のプレフライト処理及び分版RIPを行う(ステップS18)。これにより、入稿されたPDF原稿が、印刷に適したデータであるか否か(例えば、指定されたフォントがこのシステムで使用可能なフォントであるか否かなど)判定されるとともに、PDF原稿に含まれるR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の画像を、印刷に適したC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の画像に分版した状態でビットマップに変換(ラスター変換)される。そして、印刷処理サーバ装置214からリモートサーバ装置212に対して、プリフライト結果を示すレポート(プリフライトレポート)が通知されるとともに、ページ分版画像が送信される。
リモートサーバ装置212は、印刷処理サーバ装置214からプレフライトレポート及びページ分版画像を受信すると、入稿用端末装置218に送信完了通知を行う。このとき、プレフライトレポートもあわせて通知される。
また、リモートサーバ装置212は、印刷処理サーバ装置214から受信したページ分版画像を基にして、PDF原稿の各ページのPDF(ページPDF)を作成し、記憶部232にページPDFを保存するとともに、ページPDFのサムネイル(ページサムネイル)を作成して、入稿用端末装置218にページサムネイルを送信する(ステップS20)。リモートサーバ装置212から入稿用端末装置218に送信されたページサムネイルは、入稿用端末装置218の記憶部256に保存(又は一次保存)され、後述するように入稿用端末装置218の表示部262の所定のウインドウ内に一覧表示される。
ところで、入稿用端末装置218は、リモートサーバ装置212から通知されたプレフライトレポートにエラー又は警告が存在する場合には、ジョブ一覧画面302B(図21)の上部に「プリフライトエラーがあります。ジョブ詳細から確認してください。」というエラーメッセージ314が表示される。このとき、入稿担当者が、操作部260のマウス操作によって、ジョブ詳細表示ボタン216を押すと、ジョブ詳細画面318(図22)が表示される。ここでは、一例として、ジョブ詳細画面318には、入稿されたPDF原稿に対するプレフライト処理の結果として、エラー3件と警告10件が表示されている。更に、ジョブ詳細画面318の詳細確認ボタン320を押すと、プレフライトレポート画面322(図23)が表示され、入稿担当者は、より詳細なエラー情報を確認することができる。
PDF原稿の修正後、入稿担当者は、入稿用端末装置218からリモートサーバ装置212に再びログインを行い、入稿用端末装置218の表示部262にはジョブ一覧画面302C(図24)が表示される。入稿担当者は、操作部260のマウス操作によって、一覧表示されたジョブの中からPDF原稿のアップロード対象となるジョブを選択し、アップロードボタン304を押すと、入稿用端末装置218の表示部262にはアップロード画面306B(図25)が表示される。
そして、アップロード画面306Bに一覧表示されるファイル一覧の中から修正ページのみからなるPDF原稿(以下、「修正PDF原稿」という。)を選択し、ファイル選択ボタン308を押すと、下段の送信ファイルリストウインドウ310に選択されたファイルが表示される。本応用例では、修正PDF原稿(ファイル名「b001.pdf」)が選択され、送信ファイルリストウインドウ310に表示されている。その後、入稿担当者が、書き換えアップロードボタン326を押すと、入稿用端末装置218からリモートサーバ装置212への修正PDF原稿のアップロード(送信)が開始される。
修正PDF原稿のアップロードが完了すると、初回入稿時と同様に、印刷処理サーバ装置214によって、修正PDF原稿に対するプリフライト処理及び分版RIPが行われる。そして、入稿用端末装置218の表示部262にはジョブ一覧画面302D(図26)が表示される。ここでは、プリフライト処理の結果、修正PDF原稿には、エラー及び警告が存在しなかったものとする(即ち、図26では、図21に示したエラーメッセージ314は表示されていない。)。
続いて、入稿担当者が、操作部260のマウス操作によって、ジョブ一覧画面302Dのページ一覧ボタン324を押すと、ページ一覧画面328A(図27)が表示される。ページ一覧画面328Aには、「現在のページ構成一覧」タブ330、及び「ページ操作」タブ332が含まれており、図27では「現在のページ構成一覧」タブ330が開かれている状態を表している。このとき、ページ一覧画面328Bの上部には、「未割り当てのページがあります。[ページ操作]タブを選択して編集してください。」という警告メッセージ334が表示される。初回入稿時には、印刷物の各ページに対して、入稿された原稿(PDF原稿)の各ページは自動的にページ割り当てが行われるのに対し、再入稿時には、入稿された修正PDF原稿の各ページ(修正ページ)は自動的に割り当てられず、上記のような警告メッセージ334が表示される。
このような状態において、入稿担当者が、操作部260のマウス操作によって、「ページ操作」タブ332を開くと、図28に示すページ一覧画面328Bに切り替わり、ページ操作可能な状態となる。このとき、ページ一覧画面328Bの上段の「未割り当てページ一覧」ウインドウ336には、再入稿された修正PDF原稿の各ページが一覧表示され、下段の「割り当て済みページ済み一覧」ウインドウ338には、既にページ割り当てが完了しているPDF原稿の各ページが一覧表示される。
このとき、入稿担当者が、操作部260のマウスの操作によって、例えば、「未割り当てページ一覧」ウインドウ336に表示されている修正ページPBをドラッグした状態で、「割り当て済みページ済み一覧」ウインドウ338に表示されているページP2に重なるように移動してドロップすると、ページP2が修正ページPBに置き換えられる。また、修正ページPBをドラッグした状態で、「割り当て済みページ済み一覧」ウインドウ338に表示されている隣接するページP3、P4間に移動してドロップすると、隣接するページP3、P4間に修正ページPBを挿入される。なお、「割り当て済みページ済み一覧」ウインドウ338に割り当てられた修正ページPBは、「未割り当てページ一覧」から削除される。
このように、「未割り当てページ一覧」ウインドウ336に表示されている各ページ(再入稿された原稿の各ページ)を、「割り当て済みページ済み一覧」ウインドウ338に表示されているページと置き換えるか、又は「割り当て済みページ済み一覧」ウインドウ338に表示されているページ間に挿入することによって、再入稿された原稿の各ページに対するページ割り当てが行われる。
また、「割り当て済みページ済み一覧」ウインドウ338に表示されている各ページは、操作部260のマウス操作によって、ページ位置変更やページ削除が可能であり、ページの並び順を自由に変更することができる。なお、説明は省略するが、初回入稿時でも、ページ一覧画面から「ページ操作」タブ332を開くことにより、同様なページ編集を行うことができる。
「未割り当てページ一覧」ウインドウ336に表示されている全ページのページ割り当てが完了し、入稿担当者が保存ボタン340を押すと、リモートサーバ装置212は、ページ操作情報を記憶部244に保存するとともに、校正用端末装置220に校正準備完了通知を行う。このとき、図29に示すように、ページ一覧画面328Cは、「現在のページ 構成一覧」タブ330に切り替わり、「未割り当てのページの編集が完了しました。」というメッセージ342が表示される。
なお、「割り当て済みページ済み一覧」ウインドウ338に表示されているページを、「未割り当てページ一覧」ウインドウ336に表示されているページ(再入稿された原稿のページ)に置き換えた場合、置き換え前の古いページは完全に削除されるのではなく、リモートサーバ装置212の記憶部232に保存されており、リモートサーバ装置212のページ操作情報保存機能によってページの履歴管理が行われている。このため、ページの置き換えが行われた後でも、元の状態に復元することが可能である。
このようにして、入稿担当者が入稿用端末装置218でページ操作を行い(図17のステップS22)、それが完了すると、リモートサーバ装置212は、ページ操作情報を記憶部244に保存するとともに、校正用端末装置220に校正準備完了通知を行う(ステップS24)。
(校正工程)
校正用端末装置220は、リモートサーバ装置212から校正準備完了通知を受信すると、校正担当者(広告代理店又はクライアント)による校正が可能な状態となる。このとき、リモートサーバ装置212は、ページ分版画像を校正用端末装置220に送信し(ステップS26)、校正用端末装置220は、リモートサーバ装置212から受信したページ分版画像を記憶部232に保存(又は一次保存)するとともに、校正担当者の端末操作に応じて、ページ分版画像合成や検版画像作成を行う(ステップS28)。
次に、校正担当者は、校正用端末装置220の表示部262に表示されるログイン画面400(図30)で自分のログインID及びパスワードを入力して、リモートサーバ装置212にログインする。ログイン後、校正用端末装置220にはジョブ一覧画面402(図31)が表示され、リモートサーバ装置212に登録されているジョブが一覧表示される。このとき、ログイン中の校正担当者にアクセス権限が割り当てられているジョブのみを表示する態様が好ましい。校正担当者が、操作部260のマウス操作によって、一覧表示されたジョブの中から校正対象のジョブを選択し、ジョブ一覧表示ボタン204を押すと、校正用端末装置220の表示部262にはページ一覧画面406A(図32)が表示される。
そして、校正担当者が、操作部260のマウス操作によって、ページ一覧画面406Aに表示されたページ一覧の中から校正対象ページを選択して、校正ツールボタン412を押すと、図33に示すような校正ツール画面414が表示される。これにより、校正担当者は、図形/文字ツール群416を利用して、ページ表示ウインドウ418に表示された校正対象ページの校正を行うことができる(図17のステップS30)。図33では、一例として、校正担当者によって、画像の差し替えなどの注釈が校正対象ページ上に付加された状態が示されている。
このようにして校正が終了した後、校正担当者が終了ボタン420を押すと、校正用端末装置220の表示部262には、図34に示すページ一覧画面406Bが表示される。校正担当者は、校正対象ページの校正結果がOKである場合には、校正OKボタン422を押し、NGである場合には、校正NGボタン424を押す。ここでは、校正者Bによる校正が行われ、校正対象ページの校正結果がNGであることを表している。
その後、校正用端末装置220は、校正者によって行われた校正情報を生成し、リモートサーバ装置212に送信する(図17のステップS32)。そして、リモートサーバ装置212は、校正用端末装置220から受信した校正情報を記憶部232に保存し(ステップS34)、入稿用端末装置218に対して校正完了通知を行う。これと同時に、リモートサーバ装置212は、校正入りPDFを作成し、入稿用端末装置218に送信を行う(ステップS36)。
(校正確認工程〜承認工程)
入稿担当者は、リモートサーバ装置212から受信した校正入りPDFを表示画面に表示して校正内容を確認する(ステップS38)。そして、入稿担当者は、その校正内容に従ってPDF原稿の修正を行い、入稿用端末装置218から再入稿を行う。
続いて、校正担当者が、校正用端末装置220からリモートサーバ装置212に再びログインすると、校正用端末装置220の表示部262にはジョブ一覧画面500A(図35)が表示される。校正担当者は、操作部260のマウス操作によって、一覧表示されたジョブの中から校正対象のジョブを選択し、ページ一覧表示ボタン502を押すと、ページ一覧画面504A(図36)が表示される。更に、ページ一覧画面504Aに表示されたページの中から校正対象ページを選択し、校正ツールボタン510を押すと、校正ツール画面512A(図37)が表示される。
そして、校正ツール画面512Aの上部に表示されるプルダウンメニュー514の中から「過去版と比較」を選択すると、図38に示すように、校正ツール画面312Bのページ表示ウインドウ518には、最新版ページ(左側のページ)と過去版ページ(右側のページ)が横に並んで表示される。更に、この状態において、「差分を表示」ボタン516を押すと、図39に示すように、最新版ページと過去版ページの差分が視覚的に理解しやすいように表示される。ここでは、最新版ページ上で、過去版ページからの変更部分のみが常時表示され、未変更部分は一定間隔で点滅表示される。もちろん、差分表示方法はこれに限定されず、変更部分を枠で囲んだり、変更部分に注釈を付加したりしてもよい。
これにより、校正担当者は、指示どおり原稿修正が行われたか否か容易に確認することができる。その後、校正担当者が終了ボタン520を押すと、校正用端末装置220の表示部262にはページ一覧画面504B(図40)が表示される。そして、校正結果がOKである場合には、校正OKボタン522を押す。このとき、原稿の全ページの校正が完了している場合には、図40に示すように、「すべてのページの校正が完了しています。」というメッセージ524が表示される。このようにして、原稿の全ページの校正が完了するまで再入稿、校正が繰り返され、全ページの校正が完了(校了)すると(ステップS40)、その結果は、リモートサーバ装置212に通知され、リモートサーバ装置212にジョブ承認が登録される(ステップS42)。
(印刷指示工程)
印刷指示担当者(印刷会社)が、ジョブ作成/管理用端末装置216からリモートサーバ装置212にログインすると、ジョブ作成/管理用端末装置216の表示部262にはジョブ一覧画面530(図41)が表示される。
図41に示すジョブ一覧画面530に一覧表示されたジョブの中から仕上がり状態を確認するジョブを選択し、仕上がり表示ボタン(不図示)を押すと、仕上がり表示画面(図1、図9参照)に切り換わる。仕上がり表示画面において、プレビュー一覧から所望のページを選択すると、選択されたページのプレビュー画像に選択されたページの裏面の反転透過画像及び選択されたページの下に重ねられるページの透過画像が重ねて表示される。
印刷担当者は、仕上がり状態確認画面を確認し、裏面の反転透過画像や下面の透過画像が選択ページの画像に影響があると判断した場合には、面付け変更や紙種の変更などの対応を行うことができる。一方、選択ページの画像に影響がないと判断した場合には印刷が実行される。なお、図41に示すジョブ一覧画面530に一覧表示されたジョブの中で「3Dビュー欄」にチェックが入っているものは、立体表示が可能であることを意味している。
そして、ジョブ一覧画面530に一覧表示されたジョブの中から印刷指示を行うジョブを選択し、印刷指示ボタン532を押すと、ジョブ作成/管理用端末装置216からリモートサーバ装置212に印刷指示が行われ(ステップS44)、更に、リモートサーバ装置212は、印刷ジョブを作成して、印刷処理サーバ装置214に送信する(ステップS46)。例えば、この印刷ジョブは、JDF対応のPDF/Xに準拠したファイル形式で作成され、印刷処理サーバ装置214に提供される。印刷処理サーバ装置214は、リモートサーバ装置212から印刷ジョブを受信すると、当該印刷ジョブを登録する(ステップS48)。
このようにして、印刷処理サーバ装置214に対応して設けられる印刷機の印刷準備が完了し、登録された印刷ジョブに従って各印刷機で印刷作業が実施される。図11で説明した各印刷機224,226はJDFに対応した機器であり、印刷処理サーバ装置214から受け取ったJDFの記述に従い、出力までの自動処理を行うことができる。
このように本実施形態に係るワークフロー管理システムは、印刷会社にとってみれば、上流工程で完全なデータが入稿されるようになるので自動処理が可能となるとともに、各ジョブの進捗状況を容易に把握することができる。また、印刷指示を電子発行することができる。
また、校正担当者(広告代理店やクライアントなど)にとってみれば、校正指示をすぐにできるとともに、校正履歴を確認することができ、また、原稿作成者(デザイナーなど)による編集内容をすぐに確認できる。また、承認結果を証拠として残せるメリットもある。
特に、本実施形態によれば、印刷物の一部のページを部分的に入稿できるとともに、新たに入稿された原稿の各ページを、既にページ割り当て済みの原稿のページと置き換え、又はページ間に挿入することによって、ページ割り当てを行うことができる。このため、再入稿が必要な場合でも、全ページを入稿せずに、修正ページのみを入稿することができ、入稿後にページの並び順を編集することができる。また、複数の原稿作成者によって印刷物の原稿が作成される場合、各自の担当ページを作成した後、他のページの完成を待たずに入稿することができる。したがって、ページ並び編集を一元的に管理することができ、入稿の作業効率が高まり、迅速な入稿が可能となる。なお、ページの置き換えが行われた場合、古いページはシステムから完全に削除されるのではなく、ページの履歴管理によって復元することができる。
また、本応用例においては、上述した部分入稿を実現するにあたって、印刷物の原稿をページ毎の版管理(バージョン管理)することによって、印刷物の版管理を行っている。即ち、図42に示すように、ページ毎に版数が管理されている。各ページの最新版数は、必ずしも同一である必要はなく、異なっていてもよい。図42では、一例として、各ページの最新版数は、1ページ及び2ページが2版であり、3ページが1版であり、4ページが3版である。なお、各ページの最新版数だけでなく、古い版数のページもページ毎にシステム(リモートサーバ装置212の記憶部232)に保存されている。そして、図43に示すように、印刷物の版管理は、印刷物を構成するページの版の組み合わせ情報として保持される。図43では、一例として、印刷物の初版(1版)は、1ページ(1版)及び2ページ(1版)のみから構成され、その後、ページ毎に部分入稿が行われ、各ページの版数がページ毎に随時更新され、印刷物の5版では、1ページ及び2ページはそれぞれ2版であり、3ページは1版であり、4ページは3版である。
このようにページ毎の版管理(バージョン管理)に基づいて印刷物の版管理を行うことにより、上述した部分入稿をより効果的に実現することができる。この結果、原稿の一部のページのみを部分的に修正が必要な場合でも、原稿の全ページを新たに入稿せずに、修正したページのみを部分入稿することができ、入稿作業の迅速化、効率化を図ることが可能となる。
本応用例では、印刷工程の中で印刷物(書籍印刷物)の仕上がり状態を確認する態様を示したが、印刷物の仕上がり状態の確認は校正工程において(図1の校正用端末装置220により)行ってもよい。また、原稿ファイル作成工程(図1の入稿用端末装置218により)行ってもよい。
すなわち、上述した印刷物仕上がり表示方法の各工程をコンピュータにより実行可能なプログラムとして構成することが可能である。該仕上がり表示プログラムを図11に図示した端末装置(サーバ装置)にインストールしておくと、上記応用例に示した各工程において、適宜印刷物の仕上がり状態を確認することが可能となる。
以上、本発明に係る画像表示方法及び画像表示装置並びに印刷支援システムについて詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
書籍印刷物の立体図 図1に示す書籍印刷物の見開きの図 画像透過のシミュレーションを説明する図 プレビュー画像を説明する図 反転透過画像を説明する図 透過画像を説明する図 仕上がり状態確認画面を説明する図 本発明の実施形態に係る画像表示装置の概略構成を示すブロック図 立体表示モードを説明する図 立体表示モードの概念図 本発明の応用例に係るワークフロー管理システムの全体構成を示した図 リモートサーバ装置の構成を示したブロック図 印刷処理サーバ装置の構成を示したブロック図 各サーバ装置の機能分担を示した図 各端末装置の構成を示したブロック図 各端末装置の機能分担を示した図 ワークフロー管理システムによる全体的なプロセスを示した図 入稿用端末装置のログイン画面を示した図 入稿用端末装置のジョブ一覧画面を示した図 入稿用端末装置のアップロード画面を示した図 入稿用端末装置のジョブ一覧画面を示した図 入稿用端末装置のジョブ詳細画面を示した図 入稿用端末装置のプレフライトレポート画面を示した図 入稿用端末装置のジョブ一覧画面を示した図 入稿用端末装置のアップロード画面を示した図 入稿用端末装置のジョブ一覧画面を示した図 入稿用端末装置のページ一覧画面を示した図 入稿用端末装置のページ一覧画面を示した図 入稿用端末装置のページ一覧画面を示した図 校正用端末装置のログイン画面を示した図 校正用端末装置のジョブ一覧画面を示した図 校正用端末装置のページ一覧画面を示した図 校正用端末装置の校正ツール画面を示した図 校正用端末装置のページ一覧画面を示した図 校正用端末装置のジョブ一覧画面を示した図 校正用端末装置のページ一覧画面を示した図 校正用端末装置の校正ツール画面を示した図 校正用端末装置の校正ツール画面を示した図 校正用端末装置の校正ツール画面を示した図 校正用端末装置のページ一覧画面を示した図 ジョブ作成/管理用端末装置のジョブ一覧画面を示した図 ページ毎の版管理の一例を示した図 各ページの版を組み合わせた印刷物の版管理を示した図
符号の説明
10…書籍印刷物、20,22…用紙、60…プレビュー画像、62…反転透過画像、64…透過画像、66…仕上がり確認画像、100…画像表示装置、110…確認画像生成部、112…モニタ装置、160…立体表示画面、200…ワークフロー管理システム

Claims (12)

  1. 第1の記録媒体の表面に画像が印刷された状態を表示し、
    前記第1の記録媒体の下に重ねられる第2の記録媒体の表面に印刷される画像が前記第1の記録媒体に透過した透過画像を生成し、
    前記第1の記録媒体の裏面に印刷される画像が前記第1の記録媒体の表面に透過した反転透過画像を生成し、
    前記透過画像及び前記反転透過画像を前記第1の記録媒体の表面に印刷される画像に重ねて表示し、
    前記透過画像は、観察位置に到達する光量に基づいて、前記第2の記録媒体の表面に印刷される画像の印刷データから生成され、
    前記反転透過画像は、観察位置に到達する光量に基づいて、前記第1の記録媒体の裏面に印刷される印刷データから生成されることを特徴とする画像表示方法。
  2. 請求項1に記載の画像表示方法において、
    前記観察位置に達する光量は、前記第1の記録媒体の光拡散率、前記第1の記録媒体の厚さ、前記第1の記録媒体の光吸収率の少なくともいずれかに基づいて決められることを特徴とする画像表示方法。
  3. 請求項1又は2に記載の画像表示方法において、
    前記透過画像は、前記第2の記録媒体に印刷される画像の前記第1の記録媒体への映り込みを表す画像であることを特徴とする画像表示方法。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像表示方法において、
    前記反転透過画像は、前記第1の記録媒体の裏面に印刷される画像の前記第1の記録媒体への映り込みを表す画像であることを特徴とする画像表示方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像表示方法において
    前記観察位置に到達する光量は、前記第1の記録媒体の反射光、前記第1の記録媒体の透過光、第2の記録媒体の反射光及び第2の記録媒体の透過光のうち、少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする画像表示方法。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像表示方法において、
    前記第1の記録媒体の表面の位置をx,y座標で表したときの第1の記録媒体の表面から見た観察光量gl(x,y)は、前記第1の記録媒体の表面の反射光の明度をlp1、前記第1の記録媒体の裏面の反射光の明度をlp2、前記第2の記録媒体の表面の反射光の明度をlp3としたときに、次式
    gl(x,y)=lp1(x,y)+lp2(x,y)+lp3(x,y)
    で表されることを特徴とする画像表示方法。
  7. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像表示方法において、
    前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体を含む印刷物を立体的に表示することを特徴とする画像表示方法。
  8. 第1の記録媒体の表面に画像が印刷された状態を表示する表示手段と、
    前記第1の記録媒体の下に重ねられる第2の記録媒体の表面に印刷される画像が前記第1の記録媒体に透過した透過画像を生成する透過画像生成手段と、
    前記第1の記録媒体の裏面に印刷される画像が前記第1の記録媒体の表面に透過した反転透過画像を生成する反転透過画像生成手段と、
    を備え、
    前記透過画像生成手段は、観察位置に到達する光量に基づいて、前記第2の記録媒体の表面に印刷される画像の印刷データから前記透過画像を生成し、
    前記反転透過画像生成手段は、観察位置に到達する光量に基づいて、前記第1の記録媒体の裏面に印刷される印刷データから前記反転透過画像を生成し、
    前記表示手段は、前記透過画像及び前記反転透過画像を前記第1の記録媒体の表面に印刷される画像に重ねて表示することを特徴とする画像表示装置。
  9. 請求項に記載された画像表示装置において、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載された画像表示方法が適用されることを特徴とする画像表示装置。
  10. サーバ装置と、
    前記サーバ装置とネットワーク接続された端末装置と、
    前記端末装置に接続される印刷装置と、
    を含み、
    前記端末装置は、前記サーバ装置から送られる印刷データに基づき、第1の記録媒体の表面に画像が印刷された状態を表示する表示手段と、
    前記サーバ装置から送られる前記第1の記録媒体の下に重ねられる第2の記録媒体の表面に印刷される画像の印刷データに基づき、前記第2の記録媒体の表面に印刷される画像が前記第1の記録媒体に透過した透過画像を生成する透過画像生成手段と、
    前記サーバ装置から送られる前記第1の記録媒体の裏面に印刷される画像の印刷データに基づき、前記第1の記録媒体の裏面に印刷される画像が前記第1の記録媒体の表面に透過した反転透過画像を生成する反転透過画像生成手段と、
    を備え、
    前記表示手段は、前記透過画像及び前記反転透過画像を前記第1の記録媒体の表面に印刷される画像に重ねて表示することを特徴とする印刷支援システム。
  11. 請求項10に記載の印刷支援システムにおいて、
    前記印刷データに基づいて前記印刷装置により印刷された前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体を含む印刷物を作製する印刷物作製装置を含むことを特徴とする印刷支援システム。
  12. 請求項10又は11に記載の印刷支援システムにおいて、
    前記端末装置は、請求項又はに記載の画像表示装置を含むことを特徴とする印刷支援システム。
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