JP5714356B2 - 駐車場管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、駐車場の入出口のゲート装置近傍で、入場レーン或いは出場レーンに進入する車両のナンバーを撮像し、定期契約車両であれば駐車券を発行したり読み込ませたりする必要がなく、ノンストップで駐車場に車両を入出場させることができるように工夫した駐車場管理システムに関するものである。
月極等の定期契約車両に対して、車両の駐車場への入出場(入出庫)に際して車両ナンバーを読み取って、予め登録されている車両ナンバーと一致すれば、車両の入出場を許可するように構成した駐車場システムに関しては、すでに様々な発明がなされ、実際に市場で運用されている。また、時間貸し駐車場などで、入場する車両に発行した駐車券に対して、入場時に撮像した車両ナンバーを記録して、駐車券番号と車両ナンバーとを対応させて記憶すると共に、出場口に於いて車両ナンバーを読取り、対応する駐車券番号の料金精算が完了していれば、出場を許可するように構成した駐車場入退場の管理装置やシステムに関しても、すでに様々な発明がなされている。
例えば、本出願人は以下に述べる特許文献1の駐車場管理システムに記載した通り、車両ナンバーの読取りと定期券を併用して駐車場への入出場を管理する駐車場管理システムにおいて、上記定期券の使い回しによる駐車場への不正入出場の発生を防止するために、入場口で認識された車両ナンバーが登録済み車両ナンバーと合致した場合は、認識した車両ナンバーを出場時のマッチングデータとして出場口側に配信する一方、定期券を用いて車両を入場させた場合には定期券IDから特定化された車両ナンバーを、出場時のマッチングデータとして出場口側に配信する技術を既に開発して、これを実施している。
特開2004−30490号公報
ところが、上記特許文献1に記載の駐車場管理システムでは、仮に定期契約車両が入口で車両ナンバーを適切に認識出来なかった場合には、定期券を入口駐車装置に挿入させ、出口では再度車両ナンバーを読取って、定期券に記録された車両ナンバー情報と出口で認識された車両ナンバーとを照合し、合致した場合にはゲート装置が開いて駐車場からの出場が可能となるように構成する一方、出口においても適切に認識できない場合には、再度定期券の出口装置への読み込みが必要となっており、定期券の使い回しを完全に無効とする運用の場合には、車両ナンバーの認識不良によって正規の定期券利用者の出場が不可となり、定期利用者にとって著しく不都合となる場合があった。また、定期券を常習的に不正に使い回しをする不正利用者への対抗手段が適切に講じられていないといった問題もあった。
従って、本発明の技術的課題は、定期券の不正な使い回しを無効とすると共に、定期契約車両の車両ナンバーの認識不良に際しても、適切な出場処理を可能とする駐車場管理システムを実現することである。
(1) 上記の技術的課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の駐車場管理システムでは、駐車場の入場口で認識された入場車両の車両ナンバーが、予め定期契約車両として登録された登録済み車両ナンバーと合致する場合は、入場を許可し、一方、登録済み車両ナンバーに合致しないか又は認識できない場合は、定期券による入場処理に移行可能として、定期券による入場処理の際には、使用された定期券が予め登録されている定期券であれば、入場を許可するように構成した駐車場管理システムであって、入場時に認識された車両ナンバーが前記登録済み車両ナンバーと合致しないか、又は車両ナンバーを認識できずに定期券による入場処理に移行した場合に、使用された定期券に記録されている用途名、陸運支局名、車種番号、および、一連番号の各要素で構成される登録済み車両ナンバー情報のうちの、少なくとも一連番号が前記入場時に認識された車両ナンバーのOCR読取り結果の一連番号と合致していれば、当該定期券に記録されている前記登録済み車両ナンバー情報の全ての要素を、出場用のマッチングデータとして管理PCを経て出口用マッチング処理部に配信し、その後、出場時に認識された車両ナンバーが前記登録済み車両ナンバーと合致しないか、又は車両ナンバーを認識できずに定期券による出場処理に移行した場合には、使用された定期券に記録されている前記登録済み車両ナンバー情報のうちの、少なくとも前記一連番号が前記出場時に認識された車両ナンバーのOCR読取り結果の一連番号と合致していれば、駐車場からの出場を許可して、当該定期券に記録されている前記登録済み車両ナンバー情報のすべての要素を出場済データとして管理PCへ送信する一方、 駐車場の入場口および出場口にて認識された車両の車両ナンバーを認識した結果同士の、車両ナンバー情報のOCR読取り結果同士が合致した場合は、前記管理PCに確認画面を出力するよう構成したことを特徴としている。
上記(1)で述べた請求項1に係る手段によれば、入出場口で何れかのキャラクター、例えば、用途名(ひらがな)、陸運支局名、車種番号等の何れかが合致しなくとも、一連番号(四桁数字)さえ定期券の記録情報と合致すれば、定期券に記録された全てのナンバー情報を管理PCに配信することを可能にする。従って、定期券に記録されている車両ナンバー情報と比較して、少なくとも一連番号のOCR読取り結果が、定期券に記録された駐車情報に含まれる一連番号と合致した車両ナンバーを、登録済み車両ナンバーとして入場を許可しているので、車両ナンバー認識しづらい車両であったとしても駐車中に登録済み車両として扱われるため、例えば駐車車両の検索などを有効に行うことができる。
(2) また、上記の技術的課題を解決するために、本発明の請求項2に記載の駐車場管理システムでは、駐車場の入場口および出場口で認識された車両の車両ナンバーが、予め定期契約車両として登録された登録済み車両ナンバーと合致するかどうかを判定する場合に、車両ナンバー情報の全ての要素の合致を判定するよう構成したことを特徴としている。
上記(2)で述べた請求項2に係る手段によれば、入場口OKで出場口でNGの際に、一連番号さえ合致すれば、出場を許可し、出場履歴にも定期契約車両として送信することを可能にする。次いで、定期券に記録されている車両ナンバー情報と比較して、少なくとも一連番号のOCR読取り結果が定期券に記録された駐車情報に含まれる一連番号と合致した車両ナンバーを、登録済み車両ナンバーとして出場を許可しているので、車両ナンバーの認識しづらい車両であったとしても、出場できずに係員対応となるなどの不都合が生じることがない。また、駐車履歴に適切に反映でき、次回の入場時に適切に備えることが出来る。
(3) また、上記の技術的課題を解決するために、本発明の請求項3に係る駐車場管理システムでは、前記管理PCに出力する確認画面は、前記車両ナンバー情報の確認を促すメッセージであることを特徴としている。
上記(3)で述べた請求項3に係る手段によれば、入場時か出場時の何れかであっても、定期券に記録されている車両ナンバー情報と比較して、少なくとも一連番号のOCR読取り結果が定期券に記録された駐車情報に含まれる一連番号と合致した車両ナンバーを、登録済み車両ナンバーとして入場若しくは出場を許可しているので、車両ナンバーの認識しづらい車両であったとしても、入場や出場できずに係員対応となるなどの不都合が生じることがない。
) 更に、上記の技術的課題を解決するために本発明の請求項に係る駐車場管理システムでは、上記(1)乃至(3)に記載の駐車場管理システムにおいて、前記定期契約車両の契約内容の定期券への記録情報に人為的ミスにがあると確認されて、前記管理PCに記録された定期契約情報を書換えて、且つ、管理PCより自動的な定期券の記録内容の書換えを指示した場合に、当該記録内容の書換え指示を駐車場入口に配置した定期券読取り・書込み機能を有する駐車券発行機、若しくは駐車場出口に配置した定期券読取り・書込み機能を有する出口精算機に送信し、当該駐車券発行機および出口精算機は書換え指示を受けた定期契約車両のナンバー情報に最初に合致した時にのみ、定期券の挿入処理に移行し、前記駐車券発行機若しくは出口精算機は前記定期券の記録内容を自動的に定期券の記録内容の書換えを指示された内容に書換えた後に返却して車両の入場または出場を許可し、管理PCはその後の前記書換え指示をすべての駐車券発行機および出口精算機に対して削除する様に指示することを特徴としている。
上記()で述べた請求項に係る手段によれば、人為的ミスによる定期契約車両の契約内容の齟齬を、利用者に不便をかけずに自動的に修正することができる。また、その修正は、入場口でも出場口でも可能であり、書換え指示を即座に実施させることができ、その後は書換え指示の削除をすることで、それ以降の運用が正常化する。
以上述べた次第で、本発明に係る駐車場管理システムによれば、定期券の不正な使い回しを無効としながら、一般車両や他の定期契約車両との誤認識のリスクを増加させることなく、定期契約車両の車両ナンバー認識不良に際しても適切な出場処理や、自動的な契約内容の書換え処理を可能とした駐車場管理システムが実現できる。
本発明に係る駐車場管理システムの全体を示した構成図。 本発明に係る駐車場管理システムの電気的構成を説明したブロック図。 本発明に係る駐車場管理システムの入場時の駐車券発行機の処理手順を説明したフローチャート。 本発明に係る駐車場管理システムの入口ナンバー読取り機の処理手順を説明したフローチャート。 本発明に係る駐車場管理システムの管理PCの入場時の処理手順を説明したフローチャート。 本発明に係る駐車場管理システムの出場時の出口精算機の処理手順を説明したフローチャート。 本発明に係る駐車場管理システムの出口ナンバー読取り機の処理手順を説明したフローチャート。 本発明に係る駐車場管理システムの管理PCの出場時の処理手順を説明したフローチャート。 本発明に係る駐車場管理システムの管理PCのデータ配信処理手順を説明したフローチャート。 本発明に係る駐車場管理システムの駐車データの説明図。
以下に上述した本発明に係る駐車場管理システムの実施の形態を図面と共に説明すると、図1は本発明を実施した駐車場Pの全体を示した構成図であって、図1には駐車場P(駐車スペース)と、その入場レーンPEと出場レーンPLと、入場する入場車両MAと出場する出場車両MBと、入場レーンPEと出場レーンPLの夫々に設けたビームセンサ方式の車両検知トリガーセンサとしての発光トリガーセンサ10,20と受光トリガーセンサ11,21がセットになって設けられ、同じく入場レーンPEと出場レーンPLに設けたループコイル式の車両検知センサとしての第1と第2のループ12,13と22,23が夫々埋設され、且つ、各レーンPEとPLには更に以下に述べる入場システムINSと出場システムOUSが設けられている。
即ち、入場レーンPEの左右両側のアイランドA1,A2には、入場する入場車両MAに対して入場時刻を記録した駐車券(図示省略)を発行する駐車券発行機14、入口ゲートバー15Tを開閉作動する入口ゲート開閉機15、入場する入場車両MAの車両ナンバー(ナンバープレート)を撮像するカメラと撮影用ライトとライト用センサによって構成された入口ナンバー読取り機16が設置され、上記の発光・受光トリガーセンサ10,11と、駐車券発行機14と、入口ナンバープレート読取り機16と、入口ゲート開閉機15によって、図2に示した入場システムINSが構成されている。
同様に、出場レーンPLの左右両側のアイランドB1,B2には、出場する出場車両MBから駐車券を受け付ける出口精算機24、出口ゲートバー25Tを開閉作動する出口ゲート開閉機25、出場する出場車両MBの車両ナンバー(ナンバープレート)を撮像するカメラと撮影用ライトとライト用センサ(いずれも図示省略)によって構成された出口ナンバー読取り機24が設置され、前述と同様な発光・受光トリガーセンサ20,21と、これ等出口精算機24と、出口ナンバープレート読取り機26と、出口ゲート開閉機25によって、図2に示す出場システムOUSが構成されている。
図2は本発明に係る駐車場管理システムの実施例の電気的構成を説明したブロック図であって、この図に示されているように、上記の入場システムINSを構成するトリガーセンサ10,11と、入口ナンバー読取り機16、駐車券発行機14、入口ゲート開閉機15は、いずれも通信ラインRT…を介して互いに接続され、更に入口ナンバー読取り機16はLAN(LocalAreaNetwork)PZを介して駐車場管理室FO(図1参照)に設置されている管理PC30に接続されている。また、上記の出場システムOUSを構成するトリガーセンサ20,21と、出口ナンバー読取り機26、出口精算機24、出口ゲート開閉機25は、いずれも通信ラインRTを介して互いに接続され、さらに出口ナンバー読取り機26は符号RZで示したLANを介して上記の管理PC30に接続されている。
また、上記の管理PC30には、駐車場内に配置される事前精算機40が専用の通信ラインRXを介して接続されている。なお、これらの入場システムINSと出場システムOUSと事前精算機40、および管理PC30は、夫々複数のレーン数分や台数分設置されている場合もあり、駐車場の規模や入出場する車両の台数によって増減することが可能であるが、本発明の実施例においては、入出場各々1レーン、事前精算機40が1台搭載した駐車場管理システムを例に説明することにする。
上記の事前精算機40は、定期契約車両ではない一般の車両が出場する前に、入場時に受け取った駐車券を挿入することにより、駐車料金の算出と精算を行ない、料金精算済として駐車券にデータを記録して返却するとともに、その駐車券番号のデータを管理PC30に登録する。そして、その精算済駐車券を持った利用者の出場車両MBが出場レーンPLに進入した際に、出口精算機24では精算済の駐車券を受け取って事前精算された時刻情報から、予め許可・設定された猶予時間内であればゲートバー25Tを開作動するように出口ゲート開閉機25に開信号を出力するが、もしも、出口ナンバー読取り機26で読取ったナンバー情報から管理PC30経由で受信した精算済車両に合致すれば、前記の駐車券の受け入れをすることなく、出場レーンPLのゲート開閉機25に開信号を出力して出場を許可する様に構成されている。
上述した発光トリガーセンサ10と20は、常に赤外線ビームを照射しており、受光トリガーセンサ11,21が物体によって遮蔽されることで、入口若しくは出口ナンバー読取り機16,26にトリガー信号が入力され、図示しないフラッシュを焚いて図示しないカメラで撮像する。その際に周辺の光量を計測する図示しない光センサを用いてフラッシュを制御するか、カメラのレンズ部に別途オートアイリス機構等を仕組んでもよい。実施例では撮像した画像はカメラから図示しないキャプチャーボードで静止画像化され、予めプログラムされたアプリケーションソフトウエアが入口および出口の各ナンバー読取り機16,26に搭載されたCPU(図示省略)上で動作し、入場と出場の各車両MA又はMBのナンバープレート抽出、二値化、画像圧縮データの生成などを行い、これを入口若しくは出口ナンバー読取り機16,26に搭載されたメモリに保存する。
一方、入場レーンPEの入口ナンバー読取り機16のメモリ(図示省略)には定期契約車両の画像圧縮データが多数保存されている。実施例ではデータ保存はメモリとしているが、HDDやコンパクトフラッシュ(登録商標)などの記憶デバイスを用いてもよい。また、アプリケーションソフトウエアのプログラムなどは予めメモリに書換え不可能に保存されている。
入口および出口の各ナンバー読取り機16,26の内部では、パターンマッチング処理によってナンバープレートの認識がおこなわれる。パターンマッチング処理は、予めプログラムされたアプリケーションソフトウエアがCPU上で動作し、撮像した画像から生成した画像圧縮データとメモリ上に保存された画像圧縮データを比較して処理を行う。また、ナンバープレート抽出、二値化、画像圧縮データの生成、さらにパターンマッチング処理などの一連の動作を専用の画像処理回路を設けて行うことも可能である。
一般的にパターンマッチング処理とOCR(OpticalCharacterRecognition:光学式文字認識)処理では、各々利点と欠点(得意と不得意)がある。パターンマッチング処理では、ノーマッチング(合致しない)の原因(パターンマッチング処理の弱点)として、入場時と出場時に車両進入角度(姿勢)が、例えば反対方向に異なる方向に曲がりながらレーンに進入した車両の画像のパターンマッチング処理はノーマッチングになりやすく、また、比較するナンバープレートの画像同士の歪みの方向が異なることにより、各々のナンバープレートの文字の形が異なるためにノーマッチングとなりやすい。これに対してOCR処理では、文字1つ1つを読み取ってテキストに置き換えているため、入場時と出場時に逆方向に歪んだナンバープレートの画像を撮像した場合でも、それらの画像同士を比較する訳ではないのでナンバープレートの文字は正常に認識できる場合が多い。
一方で、OCR処理の弱点は、ナンバープレートの文字がかすれていたり、汚れている場合に文字と認識できないか、最も似ている他のテキストを当てはめてしまうため、誤認識が生じることであるが、パターンマッチング処理では入場時と出場時の画像同士を直接比較するために、ナンバープレートの文字のかすれや汚れも含めて同一の車両かどうかが判断され、誤認識が生じることがほとんど無い。
さらに、パターンマッチング処理は処理速度が速く、出場レーンPLでのパターンマッチング処理では入場台数分のデータからベストマッチング(一番マッチングスコアが高い=合致点数が高い)を選択すればよいから、対象数は在車数に限られて処理対象数が少ない。また、入場レーンPEでは対象数は定期契約車両の数に限られる。これに対してOCR処理では、常に全ての文字の可能性を考慮して一文字づつ認識処理するため、処理全体に時間がかかる。入場レーンPEや出場レーンPLのナンバー読取り装置16,26側でパターンマッチング処理とOCR処理の両方を実行すると、全体の処理に時間がかかり、それをカバーするためにCPUのクロック周波数の速いものを採用したり、内部のメモリの容量をアップさせなければならず、装置のコストアップとなる。
OCR処理とは、つまりは画像に含まれる文字部と予め設定された形態(フォント)の文字との「パターンマッチング処理」であるが、対象となる設定文字数が多いために1文字づつ「総当たり」で当てはめていくと膨大な処理工程を辿ることになる。よって処理時聞が長いため、駐車場の入場、出場の各レーンPEとPLに設置する装置に搭載するには、高速の処理が必要であり、CPUのクロック周波数の速いものが必要で、それを多数の処理装置に設置するとコストが増大する。もしも、管理PCのように他に高速の処理を司る用途のためにハイスペックなPCがある場合は、そこでOCR処理を行わせることで、CPUの高速化のコストアップが全体のコストに影響されにくくすることが可能である。
ただし、OCR処理を行うための画像を送信するのにも時聞がかかるため、複数のレーンの画像を一箇所で集中的にOCR処理し、その結果を入場、出場の各レーンPE,PL側に返すといったシステムだけで駐車場の入出場を管理するには、画像送信と結果の返信に常に数秒の時間を待たねばならず、これだけでの運用は現実的でない(常にレスポンスが遅い)。そこで、上述したパターンマッチング処理とOCR処理の利点と欠点に鑑みて、本発明の実施例による駐車場管理システムでは、図3から図9に示すような処理を実行している。
図3は入場車両MAの入場時における駐車券発行機14の動作フローを示す。即ち、ステップS1で第1ループ12がオンかオフかを判断し、オンであればステップS2に進み、トリガー受付許可信号を(A)(以下、カッコ付きアルファベット記号は、いずれも図示した丸付きアルファベット記号に相当する)に示すその入場レーンPEに設置された入口ナンバー読取り機16へ送信する。ステップS3でマッチング結果を含む駐車データを(B)に示す入口ナンバー読取り機16から受信し、ステップS4でマッチング結果を判断し、ノーマッチングであればステップS5に進み、(B')に示す入口ナンバー読取り機16からOCR結果がNO(合致無し)を受信した場合、S6へ進み案内放送を開始する。案内放送に従ってステップS7で利用者が発券釦(図示省略)を押下すると、ステップS8で駐車券が発行され、ステップS9で駐車券もしくは定期券が抜き取られたか否かを判断し、抜き取られたらステップS10で入り口のゲートバー15Tが開く。ステップS11で入場車両MAが第2ループ13を通過したか否かを判断し、通過していればステップS12でゲートバー15Tが閉じ、ステップS13で入場時刻、券No.などの駐車データを更新すると共に、トリガー受付禁止指令を(C)に示すナンバー読取り機16へ送信する。一方、ステップS7で発券釦が押下されなければ、ステップS14に進み定期券が挿入されたか否かを判断し、挿入されればステップS15に進み、挿入されなければステップS7で待機し続ける。また、ステップS4でマッチングしていれば即座にステップS10に進み、ノーマッチングであってもステップS5で(B')に示すナンバー読取り機16からOCR結果がYES(合致)を受信した場合も、その時点でステップS10のゲート開に進む。
<定期契約車両でマッチングの場合>
特に、定期契約車両に対しての動作を再度説明すると、第1ループ12がオンするとトリガー許可信号が(A)に示すように入口ナンバー読取り機に発信される。それに応答して、(B)に示すように入口ナンバー読取り機16からはマッチング結果を含んだ駐車データが出力される。入場車両MAが定期契約車両でマッチング結果が「マッチング」であった場合は、ゲート開信号が出力され、入場車両MAが第2ループ13を通過するとゲート閉信号が出力される。その後、駐車データに入場時刻などが付加されて更新されたデータをナンバー読取り機16へ返信する。同時にナンバー読取り機16に対してトりガー受付禁止信号が送信される。
<定期契約車両でノーマッチングの場合(1)>
定期契約車両であってもステップS4でマッチング結果が「ノーマッチング」だった場合で、ステップS5で(B')に示すようにナンバー読取り機16からOCR結果が送信され、その結果がOCRで合致した定期契約車両であったOK判定の場合は、ステップS10のゲート開に移行して、入場車両MAが第2ループ13を通過するとゲート閉信号が出力され、その後駐車データに入場時刻と定期券No.などが付加されて更新されたデータとトリガー受付禁止信号を(C)に示すようにナンバー読取り機16へ送信する。
<定期契約車両でノーマッチングの場合(2)>
定期契約車両であってもステップS4でマッチング結果が「ノーマッチング」となり、ステップS5でOCR結果も「合致なし」の場合(一連番号、用途名、車種番号、陸運支局名、のいずれかでも合致しない場合)、ステップS6で案内放送が開始され、ステップS7で利用者によって発券釦が押下されるか、ステップS14で定期券が挿入されるかを待機しているうちに、定期券が挿入されて有効な定期券であるならば、定期券を抜き取るとゲート開信号が出力され、入場車両MAが第2ループ13を通過するとゲート閉信号が出力される。その後、駐車データに入場時刻や定期券No.などが付加されて更新されたデータとトリガー受付禁止信号を(C)に示すようにナンバー読取り機16へ送信する。
以上のように、定期契約車両の入場では何らかの理由でノーマッチングとなっても、OCR結果がOKで受信されればその時点で、マッチングと同様にステップS10でゲートバー15Tを開して処理される。(B)でノーマッチングの結果を受信してから、再度(B')でOCR結果OKが得られるまでの時間はLANの混雑度合いで変化するが、昨今の高速LANとハイスペックな管理PCを用いれば、入場車両MAのドライバーがいらいらするほどの時間がかかることはない。また、他のケースとしてOCR結果もNGである場合、定期券を挿入することで定期契約車両として入場することができる。
<定期契約車両でノーマッチングの場合(3)>
ここで、上記のOCRでの結果NGには様々なケースがあるが、一連番号、用途名、車種番号、陸運支局名、のいずれかでも合致しない場合にNGとなる。これにより、定期契約車両ではない一般車両との識別が出来る。もし仮に、この時点で一連番号(四桁数字)のみが定期契約車両と同じであれば、定期券を挿入することなく入場させたとしたら、一連番号の全く同じ定期契約車両と一般車両の識別が不可能となる。また、その様な四桁数字が全く同じケースはかなり頻繁に発生する。よって、定期契約車両と一般車両の判別や、定期契約車両同士の違いを識別するためにも、ナンバー情報は一連番号、用途名、車種番号、陸運支局名、のすべての要素の合致を判定する必要がある。
一方で、定期券に記録されたナンバー情報と全く異なるナンバーの入場車両MAが入場しようとする場合、車検などの代車の可能性もあるが、ほとんどが定期券の不正な使い回しである。もちろん、運用上使い回し(車両特定しない定期契約)を許可する駐車場もあるが、時間貸し駐車場と月極め駐車場の併用された駐車場で、定期券の使い回しを許可するケースはほとんど無い。よって、定期券使い回しのチェックをするために、マッチング若しくはOCRでナンバーの照合結果が登録済車両ナンバーと合致しない際に、定期券を読み込んで、その定期券に記録されたナンバー情報を参照して定期券の使い回しをチェックする。
ところが、ノーマッチングでOCRが合致しない場合でも、定期券の使い回しでは無い場合もありえる。例えば、入場車両MAに外光などが差込んで部分的にナンバーの文字要素が若干反射してしまうとか、枯葉や小枝がナンバー面に付着した場合とか、多少の汚れや外光でも、一連番号は太くて大きいためにほとんど影響されないが、用途名、陸運支局名、車種番号は読取りに影響される可能性がある。その場合には定期券に記録されたデータとOCR結果が完全に合致しないことになるが、その様なケースで定期券の使い回しを許可しない運用上の設定をすると、正規の定期契約車両であるにも関わらず、駐車場への入場、若しくは後述する出場がスムーズに出来ないという不都合がある。
そこで本発明の実施例に係る駐車場管理システムでは、図3のステップS14で定期券を挿入を受け、ステップS15で一連番号の合致をOCR結果と定期券の読取りデータから判断し、一連番号が合致すればYESとなってステップS9に移行するが、ここで合致しなければ定期券の使い回しと判断してステップS16に移行して表示画面やスピーカ(いずれも図示省略)から文字や画像や音声でエラーを出力する。
さらに、ステップS15で一連番号が合致した場合には、一連番号合致フラグをメモリ上にセットしておき、その後の処理でステップS13の際にそのフラグ情報を他の情報と一緒に入口ナンバー読取り機に送信して、全体の処理を終える。
<入口ナンバー読取り機の動作>
図4は車両入場時の入口ナンバー読取り機16の動作フローを示す。図示のステップS21でトリガー入力がオンかオフかを判断し、オフであればステップS22で(A)に示すようにその入場レーンPEに設置された駐車券発行機14からトリガー受付許可信号を受信するが、受信されない場合はステップS21のトリガー入力判断を繰り返す。ステップ21でトリガー入力がオンの場合はステップS23でトリガー受付許可か禁止かを判断し、許可状態の場合はステップS24で適宜にフラッシュ発光撮像すると共に、画像キャプチャーを実行し、ステップS25でナンバープレート抽出処理を行い、ステップS26で(D)に示すようにナンバ一位置情報を含む駐車データと画像を、図1に示す駐車場管理室FOの管理PC30へ送信する。次いで、ステップS27で画像圧縮データを生成し、ステップS28でパターンマッチング処理を実行する。その後ステップS29に進み、マッチング結果を判断し、ステップS30で(B)に示すようにマッチング結果を含む駐車データを駐車券発行機14へ送信する。そのまま待機しているうちに入場車両MAが駐車場内に入場するとステップS31に進み、(C)に示すように駐車券発行機14から入場時刻や券No.などを含む更新された駐車データ及びトリガー受付禁止指令を受信し、ステップS32で(F)に示すように駐車データと画像圧縮データを管理PC30へ送信する。一方、ステップS29でノーマッチングだった場合には、ステップS33に進み、(E)に示すように管理PC30からOCR結果を受信したか否かを判断し、受信していればステップS34でOCR結果を含む駐車データを駐車券発行機14へ送信する。
一般車両に対しては、必ずステップS29でマッチング結果がノーマッチングとなるが、マッチングと同様に駐車データにマッチング結果(ノーマッチングのスコア、など)を付与して(B)で駐車券発行機14に送信する。一方でノーマッチングであっても(E)の管理PC30からのOCR結果を待ち、結果を受信したら再度(B')で駐車券発行機14に、駐車場データにOCR結果付与して送信する。一般車両の場合にはOCR結果としてナンバープレートのテキストと、契約車DB31a(図5参照)の検索結果「該当なし」が送信されてくる。
定期契約車両でノーマッチングの場合、一般車と同様の処理を辿るが、OCR結果としてナンバープレートのテキストデータと、契約車DB31a(図5参照)の検索結果「該当あり」が送信されてくるので、それを駐車場データにOCR結果として、図10の駐車データVWの内容に示すように、「陸運支局名、車種番号、ひらがなの用途名、四桁までの数字の一連番号」が付与され、(B')で駐車券発行機14に送信する。その後、入場車両MAの通過を待っているうちに(C)から駐車データに入場時刻が付与された更新データを受信すると、駐車データを(F)で管理PC30に送信する。
ここで、前述の駐車券発行機14の動作で説明したとおり、定期契約車両においてもノーマッチングでOCRが合致しないで、定期券の挿入によって一連番号合致となった場合には、(C)のルートには一連番号合致フラグが含まれており、ステップS31でその一連番号合致フラグを含んだ更新データを受信すると、駐車データと画像圧縮データを(F)で管理PC30に送信する。
図5は車両入場時における上記管理PC30の動作フローであって、ステップS41で、(D)に示すように入口ナンバー読取り機16からナンバー位置情報を含む駐車データ及び画像を受信し、ステップS42でOCR処理を実行する。ステップS43で駐車場管理室FOのデータベース31の契約車DB31aの検索を行い、ステップS44に進む。ステップS44では該当車が有るか無いかを判断し、該当車が無ければステップS45でOCR処理で得られたナンバープレート情報のみをデータにセットして、ステップS46で(E)に示すようにOCR結果としてナンバー読取り機16へ送信する。次にステップS47に進み、画像を上記駐車場管理室FOのデータベース31の画像DB31bに保存する。ステップS48で(F)に示すようにナンバー読取り機16から駐車データと画像圧縮データを受信し、ステップS49で在車情報を上記駐車場管理室FOのデータベース31の在庫DB31cに保存する。ステップS50で入場車両MAが定期契約車両か否かを判断し、定期契約車両でなければステップS53で蓄積台数が有るか否かを判断し、蓄積台数が有ればステップS51へ進み、無ければステップS54でタイムアウトか否かを判断し、タイムアウトであればステップS51に進んで蓄積台数やタイムアウトの初期化を行い、ステップS52で(F')に示すように駐車データと画像圧縮データを各出口のナンバー読取り機26へ送信する。ステップS44で該当車があればステップS55に進んで、OCR処理で得られたナンバープレート情報と前記データベース31の契約車DB31aから抽出した情報をデータにセットして、ステップS46に進む。ステップS50で定期契約車両であればステップS51へ進む。
また、ステップS50でこの時の入場車両MAが定期契約車両でなかった場合には、ステップS53で蓄積台数がN台か、ステップS54でタイムアウトM秒以上かが判定され、どちらも設定値に到達していない場合にはタイムアウトの時間カウントを続ける。このタイミングで次の入場車両MAが来れば、再度STARTからの動作に移行すればよい。このように定期契約車両でない場合に設定した台数若しくは時間が経過するまでは駐車場データと画像圧縮データを配信せず、例えば一般車が10台連続して入場したら、10台分まとめて駐車場データと画像圧縮データを各出場レーンPLのナンバー読取り機へ配信するため、入場の度にデータを複数の出場レーンPLがあるケースにナンバー読取り機26へ返信する場合に比較して、LANのトラフィックを混雑させるのを極力避けることができると共に、時間のかかる画像の送受信を少しでも速く実行することを可能にしている。
なお、前述の通り定期契約車両でノーマッチングでOCRも合致せずに、定期券を挿入して一連番号合致フラグが含まれる駐車データの場合には、そのフラグ情報も他の駐車情報と一緒に前記データベース31の在車DB31cに記録される。尚、図1において32は駐車場管理室FOに設置したサーバーである。
図6は車両出場時における出口精算機24の動作フローを示し、ステップS61で出場レーンPLの第1ループ21がオンであるかオフであるかを調べ、オンであればステップS62でトリガー受付許可指令を(G)に示す出場レーンPLに設置された出口ナンバー読取り機26に送信する。ステップS63でマッチング結果を含む駐車データを(H)に示すように受信し、ステップS64に進みマッチング結果を調べる。ノーマッチングであればステップS65に進み、(H')に示す出口ナンバー読取り機26からOCR結果がNO(合致無し)を受信した場合、S66へ進んで案内放送を開始し、次いで、ステップS67で駐車券が挿入されたか否かを判断し、挿入されていればステップS68で料金が発生したか否かを判断し、料金が発生していればステップS69に進み料金精算処理を実行する。ステップS70で出口のゲートバー25Tが開き、次にステップS71で第2ループ23を出場車両MBが通過したか否かをを調べ、通過していればステップS72でゲートバー25Tが閉じ、ステップS73で出場時刻などの駐車データを更新し、(J)に示すようにトリガー受付禁止指令を出口ナンバー読取り機26へ送信する。また、上記のステップS67で駐車券が挿入されなければ、ステップS74で定期券が挿入されたか否かを判断し、定期券が挿入されていなければステップS67に戻り、挿入されていればステップS75に進む。また、ステップS64でマッチングしていればステップS68に進み、ノーマッチングであってもステップS65で(H')に示す出口ナンバー読取り機26からのOCR結果が合致しているか否かを調べ、合致していればステップS68に進む。
このフローでは特にステップS64でマッチング結果がマッチングであっても、ステップ68で料金が発生するか否かによりステップS70のゲート25Tの開に進むか、料金精算処理に進むかが分かれる。出場車両MBが一般車両であれば在車とマッチングしたとしても、まだ精算していなければ当然料金精算処理が必要である。これはマッチングした出場車両MBの駐車データのステータスにより判断できる。
<定期契約車両でノーマッチングの場合>
さらに、出場車両MBが定期契約車両である場合に関しても図3に示した駐車券発行機14の動作と同様に、定期契約車両であってもステップS64でマッチング結果が「ノーマッチング」だった場合で、ステップS65でH'に示すようにナンバー読取り機26からOCR結果が送信され、その結果がOCRで合致した定期契約車両であったOK判定の場合で、且つ、料金が発生しない場合は、ステップS70のゲート開に移行して、出場車両MBが第2ループ23を通過すると、ゲート25Tの閉信号が出力され、その後駐車データに出場時刻と定期券No.と後述するフラグなどが付加されて、更新されたデータとトリガー受付禁止信号を(J)に示すように出口ナンバー読取り機26へ送信する。
<定期契約車両でノーマッチングの場合(2)>
また、出場車両MBが定期契約車両であっても、ステップS64でマッチング結果が「ノーマッチング」となり、ステップS65でOCR結果も「合致なし」の場合(一連番号、用途名、車種番号、陸運支局名、のいずれかでも合致しない場合)、案内放送が開始され、ステップS67で駐車券が挿入されるか、ステップS74で定期券が挿入されるか待機しているうちに、定期券が挿入されて有効な定期券であり(有効期間や定期種別などが許可されたもの)、さらにステップS75で少なくとも定期券に記録された一連番号がOCR結果の情報と合致していれば、ステップS76に移行して定期券を抜き取るとゲート開信号が出力され、出場車両MBが第2ループを通過するとゲート閉信号が出力される。その後、駐車データに入場時刻や定期券No.などが付加され、さらに一連番号合致フラグを含んで更新された駐車データとトリガー受付禁止信号を(J)に示すように出口ナンバー読取り機26へ送信する。
以上のように、定期契約車両の出場では何らかの理由でノーマッチングとなったとしても、OCR結果がOKで受信されればその時点で、マッチングと同様の処理がなされるが、OCRが合致しなくとも、定期券の挿入によって少なくとも一連番号がOCR結果と合致すれば、マッチングと同様の処理がなされる。
入場時と同様に、上記のOCRでの結果NGには様々なケースがあるが、一連番号、用途名、車種番号、陸運支局名、のいずれかでも合致しない場合に、OCR合致結果はNGとなる。これにより、出場車両MBが定期契約車両ではない一般車両との識別が可能になる。もし仮に、この時点で一連番号(四桁数字)のみが定期契約車両と同じであれば、定期券を挿入することなく出場させたとしたら、一連番号の全く同じ定期契約車両と一般車両の識別が不可能となる。また、その様な四桁数字が全く同じケースはかなり頻繁に発生する。よって、定期契約車両と一般車両の判別や、定期契約車両同士の違いを識別するためにも、ナンバー情報は一連番号、用途名、車種番号、陸運支局名、のすべての合致を判定する必要がある。
一方で、定期券に記録されたナンバー情報と全く異なるナンバーの出場車両MBが出場しようとする場合、車検などの代車の可能性もあるが、ほとんどが定期券の不正な使い回しである。もちろん、運用上使い回し(車両特定しない定期契約)を許可する駐車場もあるが、時間貸し駐車場と月極め駐車場の併用された駐車場で、定期券の使い回しを許可するケースはほとんど無い。まして、入場時に正常に入場しているにも関わらず、出場時のナンバー情報が定期券の情報と異なるのは、明らかな不正な定期券の使い回しであり、どのような運用状態の駐車場であっても、このケースに出場を許可することは無い。よって、定期券使い回しのチェックをするために、マッチング若しくはOCRでナンバーの照合結果が登録済車両ナンバーと合致しない際に、定期券を読み込んで、その定期券に記録されたナンバー情報を参照して定期券の使い回しをチェックする。
ところが、ノーマッチングでOCRが合致しない場合でも、定期券の使い回しでは無い場合もありえる。例えば、出場する出場車両MBに外光などが差込んで部分的にナンバーの文字要素が若干反射してしまう場合とか、駐車中に枯葉や小枝がナンバー面に付着した場合とか、多少の汚れや外光で、一連番号は太くて大きいためにほとんど影響されないが、用途名、陸運支局名、車種番号は読取りに影響される可能性がある。その場合には定期券に記録されたデータとOCR結果が完全に合致しないことになるが、その様なケースで定期券の使い回しを許可しない運用上の設定をすると、正規の定期契約車両であるにも関わらず、駐車場からの出場がスムーズに出来ないという不都合が生じる。
そこで本発明の実施例に係る駐車場管理システムでは、図6のステップS74で定期券の挿入を受け、ステップS75で一連番号の合致をOCR結果と定期券の読取りデータから判断し、一連番号が合致すればYESとなってステップS76に移行するが、ここで合致しなければ定期券の使い回しと判断してステップS77に移行して表示画面やスピーカ(図示省略)から文字や画像や音声でエラーを出力する。
さらに、ステップS75で一連番号が合致した場合には一連番号合致フラグをメモリ上にセットしておき、その後の処理でステップS73の際にそのフラグ情報を他の情報と一緒にJに示す出口ナンバー読取り機26に送信して、全体の処理を終える。
<出口ナンバー読取り機の動作>
図7は車両出場時におけるナンバー読取り機26の動作フローを示し、ステップS81でトリガー入力がオンであるかオフであるかを判断し、オフであればステップS82で(G)に示す出場レーンPLに設置された出口精算機24から受付許可指令を受信するが、オンである場合は、ステップS81のトリガー入力判断を繰り返す。ステップS81でトリガー入力がオンした場合は、ステップS83でトリガー受付許可か禁止かを判断し、受付が許可の場合はステップS84で適宜にフラッシュ発光撮像すると共に、画像キャプチャーを実行し、ステップS85でナンバープレート抽出処理を行う。次いで、ステップS86でナンバー位置情報を含む駐車データと画像を、(K)に示す管理PC30に送信する。その後、ステップS87に進んで、画像圧縮データを生成し、ステップS88でパターンマッチング処理を行う。ステップS89でマッチング結果がどうかを判断した後、ステップS90に進んでマッチング結果を含む駐車データを(H)に示す出口精算機24へ送信する。
そのまま待機しているうちに出場車両MBが駐車場から出場すると、ステップS91に進み、出場時刻や券No.などの更新された駐車データや、定期契約車両で前述の一連番号合致フラグの含まれる場合の駐車データ及びトリガー受付禁止指令を(J)に示す出口精算機24から受信し、ステップS92で定期契約車両か否かを判断する。定期契約車両でなければステップS93で駐車データと画像圧縮データを削除し、ステップS94で駐車データ削除指示および定期契約車両で前述の一連番号合致フラグの含まれる場合はそのフラグを(M)に示す駐車場管理室FOの管理PC30へ送信する。一方、ステップS89でノーマッチングだった場合には、ステップS95に進み、(L)に示すように管理PC30からOCR結果を受信したか否かを調べ、ステップS96でOCR結果を含む駐車データを(H')に示す出口精算機24へ送信する。ステップS92で定期契約車両であれば、ステップS97に進み、駐車データを(N)に示す入場レーンPEの入口ナンバー読取り機16へ送信すると共に、前記のステップS93に戻る。また、ステップS83でトリガー受付禁止の場合には、ステップS98に進み、配信受付処理を行った後ステップS81に戻る。
ここで、前述の出口精算機24の動作で説明したとおり、出場車両MBが定期契約車両においてもノーマッチングでOCRが合致しないで、定期券の挿入によって一連番号合致となった場合には、(J)に示すルートには一連番号合致フラグが含まれており、ステップS91でその一連番号合致フラグを含んだ更新データを受信すると、駐車データ削除指示とその一連番号合致フラグを(M)に示す管理PC30に送信する。
図8は出場時における前記駐車場管理室FOに設置された管理PC30の動作フローであって、ステップS101で(K)に示す出口ナンバー読取り機26からナンバープレート位置情報と画像を受信し、ステップS102でOCR処理を行う。ステップS103でデータベース31の在車DB31cのデータを検索し、ステップS104で該当車が有るか否かを判断する。該当車がなければ、ステップS105でOCR結果のみをデータにセットして、ステップS106でOCR結果として(L)に示す出口ナンバー読取り機26へ送信する。ステップS107では画像をデータベース31の画像DB31bに保存する。次いで、ステップS108に進み、(M)に示す出口ナンバー読取り機26から、駐車データと画像圧縮データを削除する旨の指示指令を受信し、ステップS109でデータベース31の在車DB31cから駐車データを削除する。一方、ステップS104で該当車があれば、ステップS110に進み、OCR処理で得られたナンバー情報とデータベース31の在車DB31cから抽出した情報をデータにセットして、ステップS106に進む。
一方、ステップS104で検索した結果、該当する車両のデータが有る場合は、ステップS109でナンバー情報だけでなく、券番号や入場時刻などもデータベース31の在車DB31cに保管されているため、必要に応じて返信データに組み込み、ステップS106で(L)に示すようにその出場レーンPLの出口ナンバー読取り機26に送信する。その後ステップS107で画像をデータベース31の画像DB31bに保存する。
次いで、ステップS108で(M)に示すように再度出場レーンPLの出口ナンバー読取り機26から駐車データと画像圧縮データを受信した際、前述の通り定期契約車両においてもノーマッチングでOCRが合致しないで、定期券の挿入によって一連番号合致となって、一連番号合致フラグが含まれた駐車データを含む削除指示とその一連番号合致フラグを管理PC30で受信した場合には、ステップS110でその一連番号合致フラグ有りでYESとなり、ステップS113に移行して管理PC30に併設された表示画面上に確認画面を出力する。具体的には、係員が気が付く程度のダイヤログで表示して、確認OKで閉じるものでよい。なお、ステップS110で判断するにあたり、単にその一連番号合致フラグが有るだけでなく、データベース31の在車DB31cに入場時にも一連番号合致フラグが有る場合や、さらに両方の一連番号合致フラグが有って、且つ、お互いのOCR結果が全て合致している場合に、このダイヤログで表示するのがさらに好適である。この場合には、車両ナンバーの読取りの不具合というよりも、定期券へのデータ記録にミスがある可能性が高いからである。
その後、ステップS112でデータベース31の在車DB31cからはその駐車データを削除するが、そのまま図示しない履歴DBに移動させて保存してもよい。
図9は配信受付処理動作フローであって、通常の入場出場動作とは別に、各種データの保存や削除を行う動作がある。これは例えば入場レーンPEや出場レーンPLが複数設置されている場合など、駐車券発行機14や出口精算機24の動作が発生していないレーンでも、入場車両MAに際してデータを追加したり、出場車両MBに際してデータを削除したりするための処理である。本発明の実施例においては、基本的には図示の如く入場レーンPEと出場レーンPLが1レーンづつであるため、この処理の必要は無いが、後述する更新データの処理のために、汎用的な配信受付動作フローとして説明する。
図9に示すステップS121では、追加データを受信したか否かを判断し、受信していなければ、ステップS122に進んで、削除データを受信したか否かを判断し、削除データを受信していなければステップS127で後述する更新データを受信したか否かを判断し、更新データを受信していなければステップS121に戻る。ステップS121で追加データを受信していればステップS123に進み、(F)に示す入口ナンバー読取り機16から、駐車データと画像圧縮データを受信し、ステップS124で駐車データと画像圧縮データを保存する。また、ステップS122で削除データを受信していれば、ステップS125で(M)に示す出口ナンバー読取り機26から、駐車データ削除指令を受信し、ステップS126で駐車データと画像圧縮データを削除する。また、ステップS127で更新データを受信していれば、ステップS128に進んで、(P)に示す管理PC30から定期データの更新を指示して保存する。
更新データは、前述のとおり定期契約車両においてもノーマッチングでOCRが合致しないで、定期券の挿入によって一連番号合致となって一連番号合致フラグが含まれた駐車データを含む削除指示とその一連番号合致フラグを受信した場合に、管理PCに併設された表示画面上に確認画面を出力して、係員が確認したうえで、単にその一連番号合致フラグが有るだけでなく、データベース31の在車DB31cに入場時にも一連番号合致フラグが有る場合で、さらに両方の一連番号合致フラグが有って、且つ、お互いのOCR結果が全て合致している場合に、定期券へのデータ記録にミスがあったことが確認できたとき、管理PC30の操作手順に従って(P)のルートで定期データ更新を管理PCで入力したことにより、内部的に更新データを受信したこととなる。
これは、単に定期データの有効期限を更新した場合にも使用されるが、本発明の特徴である、一連番号合致フラグが有る場合で、さらに両方の一連番号合致フラグが有って、且つ、お互いのOCR結果が全て合致している場合に係員が確認できた記録データ(図10(2)に示した定期データVXのいずれか)にもともとの入力ミスや申請ミスを修正するために利用できる。即ち、通常であれば、定期券に記録されたデータを書換えるには、利用者に定期券を持参してもらい、定期券書込み機によってデータを書換えることになるが、必ずしも利用者が書換えにくるとも限らない。また、データの入力ミスに気が付かないことがほとんどである。よって、管理PC30側から指示して、更新データとして各ナンバー読取り機16,26に、その定期No.のデータの定期券が読取られた場合に、該当する部分のデータ、若しくは全部のデータを新しいデータに書換えるという処理を、具体的には駐車券発行機14や出口精算機24において行わせる仕組みになっている。
この様に、本発明の実施例に係る駐車場管理システムでは、前記人的ミスによる定期契約車両の契約内容があって前記管理PC30に記録された定期契約情報を書換え、且つ、管理PC30より自動的な定期券の記録内容の書換えを指示した場合に、当該記録内容の書換え指示を駐車場入口に配置した定期券読取り・書込み機能を有する駐車券発行機14、若しくは駐車場出口に配置した定期券読取り・書込み機能を有する出口精算機24に送信し、当該駐車券発行機14および出口精算機24は書換え指示を受けた定期契約車両のナンバー情報に最初に合致した時にのみ、定期券の挿入処理に移行し、前記駐車券発行機14若しくは出口精算機24は前記定期券の記録内容を自動的に定期券の記録内容の書換えを指示された内容に書換えた後に返却して車両の入場または出場を許可し、管理PC30はその後の前記書換え指示をすべての駐車券発行機14および出口精算機24に対して削除する様に指示するため、人的ミスによる定期契約車両の契約内容の齟齬を利用者に不便をかけずに自動的に修正することができる。また、その修正は、入口でも出口でも可能であり、書換え指示を即座に実施させることができ、その後は書換え指示の削除をすることで、それ以降の運用が正常化する。
具体的には、入場レーンPEであれば、図3のステップS14において、定期更新の配信を受けている場合にはここでデータを書換えてしまう。その後のステップS15の一連番号合致の判断などは、スキップしても良いが、ここではOCR結果と定期券データが完全に合致することになるため、一連番号合致フラグは立てないで次に進めばよい。また、出場レーンPLであれば、同様に図6のステップS74で定期券更新の配信を受けている場合にはここでデータを書換えてしまう。どちらで実施されるかについては、係員の定期更新入力のタイミングによって異なり、在車していない車両であれば入場の際に書換えれば良いし、在車していれば出場の際に書換えれば良い。なお、当然一旦書換えられたデータについては、すぐさま配信処理で削除指示をするようになっている。
上記に述べた本発明の実施形態は本発明の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限りこれらの態様に限定されるものではない。
本発明の技術は、定期契約車両専用の駐車場や、一般の時間貸し駐車場と定期契約駐車場が兼用された駐車場において、好適に利用される技術である。
P 駐車場
PE 入場レーン
PL 出場レーン
MA 入場車両
MB 出場車両
14 駐車券発行機
15,25 ゲート開閉機
16,26 (入り口・出口)ナンバー読取り機
24 出口精算機
30 管理PC
31 データベース
40 事前精算機

Claims (4)

  1. 駐車場の入場口で認識された入場車両の車両ナンバーが、予め定期契約車両として登録された登録済み車両ナンバーと合致する場合は、入場を許可し、一方、登録済み車両ナンバーに合致しないか又は認識できない場合は、定期券による入場処理に移行可能として、定期券による入場処理の際には、使用された定期券が予め登録されている定期券であれば、入場を許可するように構成した駐車場管理システムであって、
    入場時に認識された車両ナンバーが前記登録済み車両ナンバーと合致しないか、又は車両ナンバーを認識できずに定期券による入場処理に移行した場合に、使用された定期券に記録されている用途名、陸運支局名、車種番号、および、一連番号の各要素で構成される登録済み車両ナンバー情報のうちの、少なくとも一連番号が前記入場時に認識された車両ナンバーのOCR読取り結果の一連番号と合致していれば、当該定期券に記録されている前記登録済み車両ナンバー情報の全ての要素を、出場用のマッチングデータとして管理PCを経て出口用マッチング処理部に配信し、その後、出場時に認識された車両ナンバーが前記登録済み車両ナンバーと合致しないか、又は車両ナンバーを認識できずに定期券による出場処理に移行した場合には、使用された定期券に記録されている前記登録済み車両ナンバー情報のうちの、少なくとも前記一連番号が前記出場時に認識された車両ナンバーのOCR読取り結果の一連番号と合致していれば、駐車場からの出場を許可して、当該定期券に記録されている前記登録済み車両ナンバー情報のすべての要素を出場済データとして管理PCへ送信する一方、
    駐車場の入場口および出場口にて認識された車両の車両ナンバーを認識した結果同士の、車両ナンバー情報のOCR読取り結果同士が合致した場合は、前記管理PCに確認画面を出力するよう構成したことを特徴とする駐車場管理システム。
  2. 駐車場の入場口および出場口で認識された車両の車両ナンバーが、予め定期契約車両として登録された登録済み車両ナンバーと合致するかどうかを判定する場合に、車両ナンバー情報の全ての要素の合致を判定するよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の駐車場管理システム。
  3. 前記管理PCに出力する確認画面は、前記車両ナンバー情報の確認を促すメッセージであることを特徴とする請求項またはに記載の駐車場管理システム。
  4. 前記定期契約車両の契約内容の定期券への記録情報に人為的ミスがあると確認されて、前記管理PCに記録された定期契約情報を書換えて、且つ、管理PCより自動的な定期券の記録内容の書換えを指示した場合に、当該記録内容の書換え指示を駐車場入口に配置した定期券読取り・書込み機能を有する駐車券発行機、若しくは駐車場出口に配置した定期券読取り・書込み機能を有する出口精算機に送信し、当該駐車券発行機および出口精算機は書換え指示を受けた定期契約車両のナンバー情報に最初に合致した時にのみ、定期券の挿入処理に移行し、前記駐車券発行機若しくは出口精算機は前記定期券の記録内容を自動的に定期券の記録内容の書換えを指示された内容に書換えた後に返却して車両の入場または出場を許可し、管理PCはその後の前記書換え指示をすべての駐車券発行機および出口精算機に対して削除する様に指示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の駐車場管理システム。


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