JP5712002B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車等の車両に搭載される車両用空調装置に関するものである。
従来から、車両用空調装置として、冷風と温風とを別々に生成して混合させることで所望温度の空調風を得るように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の車両用空調装置のケーシング内には、冷却用熱交換器が配置される冷風通路と、加熱用熱交換器が配置される温風通路と、冷風通路及び温風通路の下流端開口が接続されるエアミックス空間とが形成されている。また、ケーシング内には、冷風通路及び温風通路の下流端開口を開閉するエアミックスダンパが配設されている。さらに、ケーシング内には、空気を、加熱用熱交換器を通さずに迂回させるための迂回通路が形成されている。
上記エアミックスダンパには、迂回通路の通風量を調整するための通風量調整ガイドが設けられている。通風量調整ガイドを、エアミックスダンパの開度に応じて動かして迂回通路の通風量をコントロールし、これにより、エアミックス空間に流入する冷風量と温風量とを変化させて所望温度の空調風を得るようにしている。そして、得られた空調風は、ベント吹出口、デフロスタ吹出口、フット吹出口のうち、所望の吹出口から車室に吹き出す。
特開2006−168432号公報
上記ケーシング内の空気の流れ方は小風量時と大風量時とで大きく異なる。また、車両用空調装置では、空調風がベント吹出口のみから吹き出すモードや、デフロスタ吹出口のみから吹き出すモード等、様々な吹出モードに切り替えられるが、これら吹出モードによってもケーシング内の空気の流れ方が異なる。
ところが、特許文献1では、エアミックスダンパに迂回通路の通風量を調整するための通風量調整ガイドを設けてエアミックスダンパの開度に応じて加熱用熱交換器を迂回した冷風の流量を変化させているだけなので、結果的に、エアミックス空間に流入する冷風量と温風量とを変化させるという、一般的な温度調整を行っているに過ぎず、従って、ケーシング内の空気の流れ方や風量が様々に変化した際、エアミックス空間での冷風と温風との混合を良好にすることができない場合が考えられる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、エアミックス空間内での冷風と温風との混合を良好にして所望温度の空調風を得ることができるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、冷風の流れを整流し、かつ、冷風の流速を上げてエアミックス空間に向けて流し、その途中でエアミックスダンパに形成した段部によって冷風の流れをエアミックスダンパから剥離させて、冷風と温風との接触部分を広くするようにした。
第1の発明は、冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器と、上記冷却用及び加熱用熱交換器を収容するとともに、空調用空気の導入口及び空調風の吹出口が形成されたケーシングとを備え、上記ケーシング内には、上記冷却用熱交換器が配置されて空調用空気を冷却する冷風通路と、上記加熱用熱交換器が配置されて空調用空気を加熱する温風通路と、該冷風通路及び温風通路の下流側に接続され、かつ、上記吹出口に接続されたエアミックス空間とが形成されるとともに、該エアミックス空間に流入する冷風量と温風量とを調整するためのエアミッスダンパが配設された車両用空調装置において、上記エアミックスダンパは、上記ケーシングに回動可能に支持される回動軸と、該回動軸から径方向に延出して上記冷風通路を開閉するための冷風側閉塞板と、該回動軸から径方向に延出して上記温風通路を開閉するための温風側閉塞板とを備え、上記冷風側閉塞板の延出方向先端側には、冷風を上記エアミックス空間へ案内するための冷風案内部が形成され、上記冷風側閉塞板の冷風案内部よりも基端側から上記温風側閉塞板に亘る部位には、該冷風案内部により案内された冷風を上記冷風側閉塞板から剥離させるための段部が、該冷風側閉塞板を上記冷風通路側へ窪ませることによって形成され、該段部の壁部は、上記冷風案内部による冷風の案内方向に対して略直交しており、上記ケーシング内における冷風通路の下流端開口の周縁部には、上記エアミックスダンパの冷風案内部と対向する対向面部が形成されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、エアミックスダンパが冷風通路と温風通路との両方を開く回動位置にあるときには、冷風が冷風通路からエアミックス空間に流入し、温風が温風通路からエアミックス空間に流入し、冷風と温風とがエアミックス空間で混合する。
このとき、冷風は、エアミックスダンパの冷風案内部と、ケーシングの対向面部との間を通ることになるが、対向面部が冷風案内部に沿うように延びていることで、冷風の流速が高まるとともに、冷風が整流される。この冷風は冷風案内部によってエアミックス空間へ案内される。その途中で、冷風がエアミックスダンパの段部に対応する部分を流れる際、冷風の流れがエアミックスダンパから剥離する。エアミックスダンパの段部に対応する部分を流れる冷風は、上記したように整流されて流速の高い状態となっているので、ケーシング内の空気の流れ方が様々であっても、エアミックスダンパから確実に剥離する。
冷風の流れがエアミックスダンパから剥離することで、温風は冷風とエアミックスダンパとの間に入り込み易くなる。これにより、冷風と温風との接触部分が広くなるので、エアミックス空間内での冷風と温風との混合が良好に行える。
また、冷風の案内方向と段部の壁部とが略直交しているので、冷風案内部によって案内された冷風がエアミックスダンパから確実に剥離する
第1の発明によれば、エアミックスダンパの冷風側閉塞板に冷風案内部と、冷風の流れを冷風案内部から剥離させるための段部とを形成し、ケーシングに、冷風案内部と対向する対向面部を形成したので、冷風を整流させて冷風の流速を高めてエアミックス空間へ案内し、その途中で冷風の流れをエアミックスダンパから確実に剥離させることができる。これにより、冷風と温風との接触部分を広くしてエアミックス空間内での冷風と温風との混合を良好に行うことができ、所望温度の空調風を得ることができる。
また、エアミックスダンパの段部の壁部が冷風案内部による冷風の案内方向に対して略直交しているので、冷風をエアミックスダンパから確実に剥離させることができ、エアミックス空間内での冷風と温風との混合をより一層良好に行うことができる
実施形態にかかる車両用空調装置の内部構造を示す図である。 延出板部近傍を下側から見た図である。 シール材を省略したエアミックスダンパの斜視図である。 シール材を省略したエアミックスダンパの平面図である。 シール材を省略したエアミックスダンパの側面図である。 シール材を省略したエアミックスダンパを温風側から見た図である。 図4におけるVII−VII線断面図である。 最大冷房時における図1相当図である。 最大暖房時における図1相当図である。 冷風側を小さく開いたエアミックスダンパ及びその近傍の拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態にかかる車両用空調装置1の内部構造を示す図である。この車両用空調装置1は、例えば、自動車の車室内においてインストルメントパネル(図示せず)内に収容されている。
尚、この実施形態の説明では、車両前側を単に「前」といい、車両後側を単に「後」といい、車両左側と単に「左」といい、車両右側を単に「右」というものとする。
車両用空調装置1は、空調ユニット10と、送風ユニット20(仮想線で示す)とを備えている。送風ユニット20は、図示しないが、送風機と内外気切替部とを備えている。送風機は、ファンとファン駆動用のモーターとを備えており、送風量を任意に変更することができるようになっている。内外気切替部は、車室内の空気を導入する内気導入口と、車室外の空気を導入する外気導入口とを備えており、これらのうち、一方を開き、他方を閉じることにより、内気と外気とを切り替えて導入することができるようになっている。
空調ユニット10は、エバポレータ(冷却用熱交換器)30と、ヒータコア(加熱用熱交換器)35と、エアミックスダンパ40と、デフロスタダンパ41と、ベントダンパ42と、ヒートダンパ43と、これらを収容するケーシング50とを備えており、送風ユニット20から送風された空気を温度調節して空調風とした後、車室の各部に供給するように構成されている。
この実施形態では、自動車が右ハンドル車である場合について説明する。すなわち、送風ユニット20がインストルメントパネル内の左側に搭載され、空調ユニット10が送風ユニット20の右側において車幅方向中央部に搭載されている。空調ユニット10と送風ユニット20とは中間ダクト(図示せず)によって接続されている。
ケーシング50は、樹脂材からなるものであり、左右方向の略中央部で2つに分割されている。図1は、エバポレータ30等が組み付けられたケーシング50の左側部材を右側から見た図である。
ケーシング50の左側壁部の前部には、空調用空気をケーシング50内に導入するための導入口51が形成されている。この導入口51には、上記中間ダクトの下流側が接続されている。
ケーシング50の上壁部の前後方向中央部には、デフロスタ吹出口52が形成されている。デフロスタ吹出口52は、図示しないデフロスタダクトを介してインストルメントパネルのデフロスタ口に接続されている。デフロスタ口は、フロントウインドの内面に空調風を供給するためのものである。
ケーシング50の上壁部のデフロスタ吹出口52よりも前側には、ベント吹出口53が形成されている。ベント吹出口53は、図示しないベントダクトを介してインストルメントパネルのベント口に接続されている。ベント口は、主に乗員の上半身に空調風を供給するためのものである。
ケーシング50の下部近傍には、フロントヒート吹出口54が形成されている。フロントヒート吹出口54は、図示しないフロントヒートダクトを介して、前席乗員の足下に空調風を供給するためのものである。
ケーシング50のフロントヒート吹出口54よりも下側には、リヤヒート吹出口55が形成されている。リヤヒート吹出口55は、図示しないリヤヒートダクトを介して、後席乗員の足下に空調風を供給するためのものである。
ケーシング50内には、冷風を生成する冷風通路60と、温風を生成する温風通路61と、冷風と温風とを混合するエアミックス空間62と、ヒート通路63とが形成されている。
冷風通路60は、ケーシング50内の前部から後へ向かって延びている。冷風通路60の上流端は、上記導入口51に接続されている。冷風通路60の中途部には、エバポレータ30が配置されている。エバポレータ30は、周知の冷凍サイクルの蒸発器を構成するものであり、チューブアンドフィンタイプの熱交換器で構成されている。エバポレータ30は、チューブが略鉛直に延びるように縦置きとされ、チューブ及びフィンは左右方向に並んでいる。従って、エバポレータ30は、冷風通路60を横切るように位置している。冷風通路60を流通する空調用空気はエバポレータ30を通過することで冷却される。
冷風通路60の下流端は上下に2つに分岐している。冷風通路60の下流端の上側開口60aは、エアミックス空間62に接続され、下側開口60bは温風通路61の上流端に接続されている。
温風通路61は、冷風通路60の後側に形成されている。すなわち、ケーシング50内には、該ケーシング50内を冷風通路60と温風通路61とに区画するための隔壁66が形成されている。隔壁66は、ケーシング50の底壁部に連なり、上方へ延びている。下側開口60bは、隔壁66の上半部を貫通するように形成されている。
温風通路61は、冷風通路60の下側開口60bから下方へ延びた後、上方へ湾曲するように略U字状に延びている。冷風通路60の下側開口60bと温風通路61の下流端開口61aと接近している。また、温風通路61の下流端開口61aは、冷風通路60の下側開口60bの上方に位置している。
温風通路61の中途部には、ヒータコア35が配置されている。ヒータコア35は、エンジンの冷却水が循環するものであり、チューブアンドフィンタイプの熱交換器で構成されている。ヒータコア35は、その上端が下端よりも後側に位置するように傾斜し、温風通路61を横切るように配置されている。温風通路61を流通する空調用空気はヒータコア35を通過することで加熱される。
エアミックス空間62は、ケーシング50内の上部に形成されている。すなわち、ケーシング50内の上部には、ケーシング50内を仕切る隔壁67が設けられている。この隔壁67は略前後方向に延びており、後側へ向かって下降傾斜している。冷風通路60の上側開口60a及び温風通路61の下流端開口61aは、隔壁67を貫通している。
エアミックス空間62には、冷風通路60の上側開口60aから冷風が吹き出し、また、温風通路61の下流端開口61aから温風が吹き出すようになっている。
エアミックス空間62の上部前側にデフロスタ吹出口52が連通しており、また、エアミックス空間62の上部後側にベント吹出口53が連通しており、さらに、エアミックス空間62の下部後側にヒート通路63の上流端が連通している。
ヒート通路63は、ケーシング50の後壁部に沿って上下方向に延びるように形成されている。ヒート通路63にフロントヒート吹出口54及びリヤヒート吹出口55が連通している。
デフロスタダンパ41は、デフロスタ吹出口52を開閉するためのバタフライダンパであり、ケーシング50に回動可能に支持される回動軸41aと、デフロスタ吹出口52を閉塞するための閉塞板41b,41bと、シール材41c,41cとを備えている。回動軸41aは、左右方向に延びている。閉塞板41b,41bは、回動軸41aの径方向に延出している。シール材41c,41cは、閉塞板41b,41bの周縁部にそれぞれ貼り付けられている。シール材41c,41cとしては、例えば発泡ウレタンが好ましい。
ベントダンパ42は、ベント吹出口53を開閉するためのバタフライダンパであり、デフロスタダンパ41と同様に、回動軸42aと、閉塞板42b,42bと、シール材42c,42cとを備えている。
ヒートダンパ43は、ヒート通路63を開閉するためのバタフライダンパであり、デフロスタダンパ41と同様に、回動軸43aと、閉塞板43b,43bと、シール材43c,43cとを備えている。
デフロスタダンパ41、ベントダンパ42及びヒートダンパ43は、図示しないリンク機構を介してアクチュエータによって駆動されるようになっている。例えば、デフロスタダンパ41が開状態で、かつ、ベントダンパ42及びヒートダンパ43が閉状態となるデフロスタモード、ベントダンパ42が開状態で、かつ、デフロスタダンパ41及びヒートダンパ43が閉状態となるベントモード、ヒートダンパ43及びデフロスタダンパ41が開状態で、かつ、ベントダンパ42が閉状態となるヒートモード等の複数の吹出モードに切り替えられるようになっている。
尚、吹出モードは上記に限られるものではなく、デフロスタ吹出口52とフロントヒート吹出口54及びリヤヒート吹出口55とから吹き出すデフ/ヒートモードや、ベント吹出口53とフロントヒート吹出口54及びリヤヒート吹出口55とから吹き出すバイレベルモードにも切り替えられる。
尚、デフロスタダンパ41、ベントダンパ42及びヒートダンパ43は、アクチュエータ以外にも、図示しないが、例えば車室の空調コントロールパネルまで延びる操作ワイヤを介して乗員の操作力によって直接操作できるようにしてもよい。
冷風通路60の上側開口60aは、左右方向に長い略矩形状とされている。隔壁67における上側開口60aの前縁部近傍には、下方へ突出して左右方向に延びる突条部67aが形成されている。この突条部67aには、後述するがエアミックスダンパ40のシール材40dが当接するようになっている。
また、図2に示すように、隔壁67における上側開口60aの前縁部には、後方(上側開口60aの内方)へ向かって延出する延出板部69が形成されている。延出板部69は、上側開口60aの左右方向両端に亘って形成されており、図1に示すように、延出方向先端側(後側)へ向かって下降傾斜している。図2に示すように、延出板部69の左右両側は、それ以外の部分に比べて上側開口60aの内方へ向かって大きく延出している。
図1に示すように、隔壁67の突条部67aよりも前側には、下方へ向かって延びる湾曲板部70が連なっている。湾曲板部70は、エアミックスダンパ40とエバポレータ30との間に位置し、エアミックスダンパ40の回動軌跡に沿うように湾曲している。
エアミックスダンパ40は、エアミックス空間62に流入する冷風量と温風量とを変更するためのものであり、冷風通路60の上側開口60aと温風通路61の下流端開口61aとを開閉するためのバタフライダンパである。
すなわち、エアミックスダンパ40は、図3〜図7に示すように、回動軸40aと、冷風通路60の上側開口60aを閉塞するための冷風側閉塞板40bと、温風通路61の下流端開口61aを閉塞するための温風側閉塞板40cと、冷風側閉塞板40b及び温風側閉塞板40cの周縁部にのみ貼り付けられるシール材40d,40dとを備えている。
回動軸40aは、左右方向に延びており、ケーシング50の左右両側壁部に回動可能に支持されている。冷風側閉塞板40bは、回動軸40aの径方向に延出している。また、温風側閉塞板40cも、回動軸40aの径方向に延出しており、図5に示すように、温風側閉塞板40cと冷風側閉塞板40bとは、互いの延長線が所定の角度を持って交差するように位置している。
また、図1に示すように、エアミックスダンパ40の回動軸40aは、ヒータコア35の直上方に位置している。エアミックスダンパ40とヒータコア35の上部との間には、隙間Sが形成されている。
エアミックスダンパ40は、図示しないアクチュエータにより駆動される。図8に示すように、エアミックスダンパ40の回動位置が、冷風側閉塞板40bが冷風通路60の上側開口60aを全開にする位置にあるときには、温風側閉塞板40cが温風通路61の下流端開口61aを全閉するように位置する。このときのエアミックスダンパ40の回動位置は、最大冷房位置である。エアミックスダンパ40が最大冷房位置にあるときには、冷風側閉塞板40bが冷風通路60の下側開口60bを全閉するようになっている。これにより、温風通路61内の温風が冷風通路60に吸い出されるのを防止できる。
また、図9に示すように、エアミックスダンパ40の回動位置が、温風側閉塞板40cが温風通路61の下流端開口61aを全開にする位置にあるときには、冷風側閉塞板40bが冷風通路60の上側開口60aを全閉とするように位置する。このときのエアミックスダンパ40の回動位置は、最大暖房位置である。エアミックスダンパ40が最大暖房位置にあるときには、温風側閉塞板40cがエアミックスダンパ40とヒータコア35との間の隙間Sを全閉するようになっている。
エアミックスダンパ40の回動位置は、乗員による設定温度等により変更され、図8に示す最大冷房位置と図9に示す最大暖房位置との間の任意の位置で停止させることもできるようになっている。
尚、エアミックスダンパ40は、アクチュエータ以外にも、図示しないが、例えば車室の空調コントロールパネルまで延びる操作ワイヤを介して乗員の操作力によって直接操作できるようにしてもよい。
冷風側閉塞板40bの先端側には、冷風をエアミックス空間62へ案内するための平板状の冷風案内部40eが形成されている。冷風案内部40eは、エアミックスダンパ40の左右方向両端に亘っている。冷風案内部40eは、図8に示すように、エアミックスダンパ40が最大冷房位置となったときに延出板部69の下面(対向面部)69aと対向するとともに、図10に示すようにエアミックスダンパ40が冷風通路60の上側開口60aを小さく開いた位置にあるときにも、延出板部69の下面69aと対向する。
具体的には、エアミックスダンパ40の回動位置が、冷風通路60の上側開口60aの開度を、温風通路61の下流端開口61aの開度よりも小さくする位置にあるときには、冷風案内部40eが延出板部69の下面69aと対向しており、しかも、このときに冷風案内部40eと延出板部69の下面69aとの間には空間が形成されることになる。
エアミックスダンパ40には、冷風側閉塞板40bから温風側閉塞板40cに亘って下方へ窪む段部40fが形成されている。この段部40fとヒータコア35とが干渉しないように、ヒータコア35の上部と段部40fとの間に上記隙間Sが形成されている。
図7に示すように、段部40fを構成する冷風側の壁部(冷風側壁部)40gは、冷風案内部40eの後縁部に連なっており、冷風案内部40eに対し略直交する方向に延びている。このように、段部40fの冷風側壁部40gが冷風案内部40eに対し略直交し、かつ、冷風案内部40eの縁部に連なっていることにより、冷風案内部40eに沿ってエアミックス空間62へ案内されるように流れてきた冷風の流れが途中で冷風側閉塞板40bから剥離することになる。つまり、段部40fは、冷風案内部40eにより案内された冷風を冷風側閉塞板40bから剥離させるためのものである。
段部40fを構成する温風側の壁部(温風側壁部)40hは、回動軸40aの回動方向に延びる円弧状に形成されている。また、段部40fにおける冷風側壁部40gと温風側壁部40hと間の中間壁部40iは、両壁部40g,40hを繋ぐように略平坦に延びている。中間壁部40iは、温風側壁部40hに近づくほど段部40fが深くなるように形成されている。また、中間壁部40iは、後述するエアミックス時に、温風通路61から吹き出す温風を、冷風側壁部40gへ導くようになっている。
また、図3に示すように、エアミックスダンパ40には、温風をエアミックス空間62に案内するための2つの温風案内板76,76が設けられている。これら2つの温風案内板76,76は、互いに同じ形状であり、エアミックスダンパ40の回動軸40a方向に間隔をあけて配置されている。また、温風案内板76,76は、段部40fの左右の内側面からも離れている。
各温風案内板76は、段部40fの内面に一体成形されており、全体として段部40fの外方(上方)へ向かって突出している。各温風案内板76は、一対の側板部76a,76aと、これら側板部76a,76aを連結する連結板部76bとを備えている。両側板部76a,76aは、回動軸40aと直交する方向に延びており、互いに同じ形状で略平行である。図1にも示すように、側板部76aの上縁部の温風側は、なだらかに湾曲している。
連結板部76bは、側板部76a,76aにおける冷風側壁部40g側の縁部同士を連結するものである。図3や図4に示すように、連結板部76bは、その幅方向(回動軸40aの軸方向)中央部が最も冷風側に突出するように形成されている。
次に、上記のように構成された車両用空調装置1が作動状態にある場合について説明する。
<最大冷房時>
図8に示すように、最大冷房時には、吹出モードは基本的にはベントモードとなり、ベント吹出口53が開き、デフロスタ吹出口52及びヒート通路63が閉じられる。
また、エアミックスダンパ40は、図8に示すように最大冷房位置となるまで回動する。これにより、エアミックスダンパ40の冷風側閉塞板40bが冷風通路60の上側開口60aを全開にして下側開口60bを全閉にし、さらに、温風側閉塞板40cが温風通路61の下流端開口61aを全閉にする。
従って、冷風通路60内で生成された冷風の全量は、上側開口60aからエアミックス空間62に流入し、ベント吹出口53から吹き出して車室に供給される。
<最大暖房時>
最大暖房時には、吹出モードは基本的にはヒートモード、デフロスタモード、デフ/ヒートモードのいずれかとなる。図9ではデフロスタモードの場合を示している。
また、エアミックスダンパ40は、図9に示すように最大暖房位置となるまで回動する。これにより、エアミックスダンパ40の冷風側閉塞板40bが冷風通路60の下側開口60bを全開にして上側開口60aを全閉にし、さらに、温風側閉塞板40cが温風通路61の下流端開口61aを全開にする。
従って、冷風通路60内で生成された冷風の全量は、下側開口60bから温風通路61内に流入する。そして、温風通路61内で温風となった後、エアミックス空間62に流入し、デフロスタ吹出口52から吹き出して車室に供給される。
<エアミックス時>
最大冷房時及び最大暖房時でない場合には、エアミックス空間62で冷風と温風とを混合して所望温度の空調風を得る。
すなわち、図1に示すように、エアミックスダンパ40は、最大冷房位置と最大暖房位置との中間位置となるまで回動する。これにより、冷風通路60内で生成された冷風の一部がエアミックス空間62に流入し、残りは温風通路61に流入して温風となった後、エアミックス空間62に流入する。エアミックス空間62に流入した冷風及び温風が混合する。エアミックスダンパ40の回動位置により、冷風通路60の上側開口60a及び温風通路61の下流端開口61aの開度が変更されてエアミックス空間62に流入する冷風量及び温風が変更される。すなわち、エアミックスダンパ40の回動位置を変更することにより、所望温度の空調風が得られる。
特に、図10に示すように、エアミックスダンパ40の回動位置が冷風通路60の開度を温風通路61の開度よりも小さくする位置にあるとき、具体的には、エアミックスダンパ40が、最大暖房位置にあるときから冷風通路60の上側開口60aを開く方向に20゜未満回動しているときには、エアミックスダンパ40の冷風案内部40eとケーシング50の延出板部69の下面69aとは対向し、該下面69aは冷風案内部40eの延びる方向に沿うように延び、かつ、冷風案内部40eと延出板部69の下面69aとの空間がエアミックス空間62よりも大幅に狭くなる。
冷風通路60の冷風は、湾曲板部70とエアミックスダンパ40の冷風側閉塞板40bの先端部との間を通って冷風案内部40eと延出板部69の下面69aとの空間をエアミックス空間62へ向かって流れる。このとき、冷風は冷風案内部40eによりエアミックス空間62へ向けて案内される。そして、冷風案内部40eと延出板部69の下面69aとの空間がエアミックス空間62よりも狭くなっているので、エアミックス空間62に達するまでに冷風の流速が高まる。さらに、延出板部69の下面69aが冷風案内部40eの延びる方向に沿っているので、冷風が延出板部69の下面69aと冷風案内部40eとにより整流される。このようにして整流されて流速が高まった冷風は、エアミックス空間62へ向かって流れていく。
冷風がエアミックス空間62へ向かって流れる途中には、エアミックスダンパ40の段部40fがある。冷風が段部40fに対応する部分を流れる際には、冷風の流れがエアミックスダンパ40から剥離する。これにより、冷風が段部40fの上方を流れることになる。段部40fの冷風側壁部40gが冷風案内部40eに対して略直交しているので、冷風の流れの剥離は確実に起こる。
冷風が段部40fの上方を流れることで、冷風の動圧が温風通路61の下流端開口61a近傍に作用し難くなり、下流端開口61aからエアミックス空間62に流入する温風量の低下が抑制される。
温風通路61の温風は、段部40fの温風側から段部40f内に流れ、段部40fの温風側壁部40h、中間壁部40iに沿って流れる。この段部40f内を流れる温風の上方には、エアミックスダンパ40から剥離した冷風の流れがあるので、冷風と温風との接触部分が広く確保される。これにより、冷風と温風との混合が促進されて良好に混合する。
また、温風通路61の一部の温風は、段部40fの冷風側壁部40gに衝突し、Uターンして上方へ流れて冷風と混合する。このことによっても、冷風と温風との混合が促進される。
また、温風通路61の一部の温風は、エアミックスダンパ40の温風案内板76の両側板部76a,76aの間に入り、連結板部76bによって上方へ案内される。これにより、エアミックス空間62における上側の部位の空調風の温度が下側に比べて高くなる。このエアミックス空間62の上部にはデフロスタ吹出口52が連通しているので、吹出モードがヒートモード及びデフ/ヒートモード時には、デフロスタ吹出口52に比較的高温の空調風を供給し、ベント吹出口53に所望温度の空調風を供給できる。これにより、乗員の快適性を殆ど阻害することなく、フロントウインドの内面に比較的高温の空調風を供給して曇りを素早く取ることができる。
エアミックス時には、エアミックスダンパ40の冷風側閉塞板40bの先端部が湾曲板部70によって覆われるので、冷風が勢いよくエアミックス空間62に流入するのが抑制される。尚、湾曲板部70は省略してもよい。
以上説明したように、この実施形態にかかる車両用空調装置1によれば、エアミックスダンパ40の冷風側閉塞板40bに冷風案内部40eと、冷風の流れを冷風案内部40eから剥離させるための段部40fとを形成し、ケーシング50に、冷風案内部40eと対向する延出板部69を形成している。従って、冷風を整流させて流速を高めてエアミックス空間62へ案内し、その途中で冷風の流れをエアミックスダンパ40から剥離させることができる。これにより、冷風と温風との接触部分を広くしてエアミックス空間62内での冷風と温風との混合を良好にでき、所望温度の空調風を得ることができる。
また、エアミックスダンパ40の冷風案内部40eを平板状にし、ケーシング50の延出板部69を、冷風案内部40eの延びる方向に沿うように形成したので、冷風の整流効果を高めることができる。これにより、段部40fに対応する部分を流れる冷風をエアミックスダンパ40から確実に剥離させることができる。
また、エアミックスダンパ40の段部40fの冷風側壁部40gが冷風案内部40eによる冷風の案内方向に対して略直交する方向に延びているので、冷風をエアミックスダンパ40から確実に剥離させることができ、エアミックス空間62内での冷風と温風との混合をより一層良好にできる。
また、エアミックスダンパ40に、温風をエアミックス空間62の上部へ案内するための温風案内板76,76を設けている。これにより、例えば吹出モードがヒートモード及びデフ/ヒートモード時には、乗員の快適性を殆ど阻害することなく、フロントウインドの曇りを素早く取ることができる。
尚、上記実施形態では、エアミックスダンパ40の段部40fの冷風側壁部40gと冷風案内部40eとを略直交させているが、これに限らず、冷風側壁部40gと冷風案内部40eとのなす角度は、80゜以上100゜以下であってもよい。
また、上記実施形態では、エアミックスダンパ40に温風案内板76,76を設けているが、これに限らず、温風案内板76,76を省略してもよい。
また、上記実施形態では、空調ユニット10と送風ユニット20とが別体に構成された、いわゆるセミセンタタイプの空調装置の場合について説明したが、これに限らず、例えば、送風機、エバポレータ30、ヒータコア35を車幅方向中央部に配置するように構成された、いわゆるフルセンタタイプの空調装置に本発明を適用することも可能である。
以上説明したように、本発明にかかる車両用空調装置は、例えば、乗用自動車の車室に搭載することができる。
1 車両用空調装置
10 空調ユニット
20 送風ユニット
30 エバポレータ(冷却用熱交換器)
35 ヒータコア(加熱用熱交換器)
40 エアミックスダンパ
40a 回動軸
40b 冷風側閉塞板
40c 温風側閉塞板
40e 冷風案内部
40f 段部
40g 冷風側壁部
51 導入口
52 デフロスタ吹出口
53 ベント吹出口
54 フロントヒート吹出口
55 リヤヒート吹出口
62 エアミックス空間
69 延出板部
69a 下面(対向面部)

Claims (1)

  1. 冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器と、
    上記冷却用及び加熱用熱交換器を収容するとともに、空調用空気の導入口及び空調風の吹出口が形成されたケーシングとを備え、
    上記ケーシング内には、上記冷却用熱交換器が配置されて空調用空気を冷却する冷風通路と、上記加熱用熱交換器が配置されて空調用空気を加熱する温風通路と、該冷風通路及び温風通路の下流側に接続され、かつ、上記吹出口に接続されたエアミックス空間とが形成されるとともに、該エアミックス空間に流入する冷風量と温風量とを調整するためのエアミッスダンパが配設された車両用空調装置において、
    上記エアミックスダンパは、上記ケーシングに回動可能に支持される回動軸と、該回動軸から径方向に延出して上記冷風通路を開閉するための冷風側閉塞板と、該回動軸から径方向に延出して上記温風通路を開閉するための温風側閉塞板とを備え、
    上記冷風側閉塞板の延出方向先端側には、冷風を上記エアミックス空間へ案内するための冷風案内部が形成され、
    上記冷風側閉塞板の冷風案内部よりも基端側から上記温風側閉塞板に亘る部位には、該冷風案内部により案内された冷風を上記冷風側閉塞板から剥離させるための段部が、該冷風側閉塞板を上記冷風通路側へ窪ませることによって形成され、該段部の壁部は、上記冷風案内部による冷風の案内方向に対して略直交しており、
    上記ケーシング内における冷風通路の下流端開口の周縁部には、上記エアミックスダンパの冷風案内部と対向する対向面部が形成されていることを特徴とする車両用空調装置。
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