JP5708650B2 - 車両用エンジンの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用エンジンの制御装置に係り、特に、エンジンのフューエルカットに関するものである。
従来より、車両の減速走行時には、エンジンへの燃料噴射を一時的に停止することで燃費向上をはかる所謂フューエルカットが実施されている。例えば特許文献1のエンジンの燃料供給制御装置がその一例である。特許文献1では、手動変速機(マニュアルトランスミッション)を備える車両において、手動変速機の変速時に燃料噴射を停止する条件が成立した場合、その条件が成立すると即座に燃料噴射を停止せず、所定のディレイ時間を設定し、そのディレイ時間が経過するのを待って燃料噴射を停止させるものであり、特に、そのディレイ時間をアップシフト時はダウンシフト時に比べて短く設定する技術が開示されている。上記のようにディレイ時間が設定されると、アップシフト時において燃料噴射の停止が速やかに実行されることで、エンジン回転速度の低下が速められるため、アップシフト時のエンジン回転速度が迅速に調整され、速やかな変速が可能となる。また、ダウンシフト時において燃料噴射がアップシフト時に比べて継続されることで、エンジン回転速度の低下が抑えられるため、ダウンシフト時のエンジン回転速度が迅速に調整され、速やかな変速が可能となる。
特開2005−163760号公報
ところで、上記エンジンへの燃料噴射を一時的に停止するフューエルカットにおいて、エンジンへの燃料噴射を再開する燃料カット復帰回転速度が予め定められており、エンジン回転速度がその燃料カット復帰回転速度まで低下すると、再び燃料噴射が実施されてエンジンが復帰される。この燃料カット復帰回転速度は、低回転速度である程フューエルカットが実行される時間が長くなり、燃費が向上することとなるが、この回転数は、エンジンにかかる負荷を考慮して燃料噴射時にエンジン復帰可能な回転速度に設定されている。ここで、特許文献1のような手動変速機においては、その燃料カット復帰回転速度が、手動変速機を含む動力伝達系とエンジンとの間の動力伝達を選択的に断続するクラッチを係合させた状態を基準に求められていた。このようにクラッチが係合された状態で燃料カット復帰回転速度が求められると、エンジンと動力伝達系とが接続されているに従い、エンジンにかかる負荷が大きくなるため、燃料カット復帰回転速度が高い値となる。したがって、フューエルカットが実行される時間が短くなり、無駄な燃料消費が発生する問題があった。なお、上記は未公知の課題であるため、特許文献1においてもその課題を解決する手段については何ら記載されていない。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、所定の燃料カット条件を満たした場合に燃料噴射を停止する所謂フューエルカットを実行する車両用エンジンの制御装置において、その燃料噴射を停止する時間を長くして燃費を向上することができる車両用エンジンの制御装置を提供することにある。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、(a)所定の燃料カット条件を満たした場合に燃料噴射を停止する車両用エンジンの制御装置であって、(b)燃料噴射が停止された走行時において、前記エンジンと共に回転する動力伝達系のイナーシャのうち、前記エンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さいときは、そのエンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャが大きいときと比較して、低いエンジン回転速度で燃料噴射が開始され、(c)前記エンジンと動力伝達系との間には、そのエンジンとその動力伝達系との間の動力伝達を断続可能なクラッチが介挿され、(d)前記エンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合は、前記クラッチのクラッチペダルの操作量であるクラッチストロークが大きくなるに従って小さくなるように構成され、(e)前記燃料噴射が開始されるエンジン回転速度は、前記クラッチストロークが大きくなるに従って低い値に設定され、(f)前記燃料噴射が開始されるエンジン回転速度は、さらにクラッチ操作速度が高くなるに従って、低い値に設定されていることを特徴とする。
このようにすれば、前記エンジンと共に回転する動力伝達系のイナーシャのうち、前記エンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さいときは、そのエンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が大きいときに比較して、低いエンジン回転速度で燃料噴射が開始される。ここでエンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さい場合には、エンジンにかかる負荷が動力伝達系のイナーシャの割合が大きい場合に比べて小さくなるため、動力伝達系のイナーシャの割合が大きい場合に比べて低回転速度で燃料噴射が開始されてもエンジン始動が可能となる、すなわちエンジン作動への復帰が可能となる。したがって、エンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さい場合には、動力伝達系のイナーシャの割合が大きい場合に比べて低回転速度で燃料噴射が開始されても、エンジンの始動性が確保され、且つ、燃料噴射が停止される時間が伸ばされるため、燃費を向上させることができる。また、クラッチストロークが大きくなるに従って、エンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さくなるため、エンジンにかかる負荷が小さくなる。ここで、クラッチストロークが大きくなるに従って燃料噴射が開始されるエンジン回転速度も小さくなるが、エンジンにかかる負荷も同様に小さくなるため、エンジンの低回転速度の状態から燃料噴射が開始されてもエンジン作動への復帰が可能となりエンジン始動性が確保される。したがって、クラッチストロークが大きくなるに従って、燃料噴射が開始されるエンジン回転速度が低い値に設定されても、エンジンの始動性が確保され、且つ、燃料噴射が停止される時間がのばされるため、燃費を向上させることができる。前記燃料噴射が開始されるエンジン回転速度は、さらにクラッチ操作速度が高くなるに従って、低い値に設定されているため、例えばクラッチ操作速度が大きい場合、クラッチが速やかに開放されるものと予測され、エンジンの燃料噴射が開始される回転速度が低くなっても、クラッチが開放されてエンジンにかかる負荷が小さくなるに従い、エンジン作動への復帰が可能となる。また、燃料噴射が停止される時間がのばされるため、燃費を向上させることができる。
また、好適には、(a)エンジンと動力伝達系との間には、そのエンジンとその動力伝達系との間の動力伝達を断続可能なクラッチが介挿されており、(b)前記動力伝達系は変速機を含んで構成されており、(c)前記エンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さいときとは、前記クラッチの係合時であって、且つ、その変速機がニュートラル状態であり、(d)前記エンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が大きいときとは、前記クラッチの係合時であって、且つ、前記変速機がギヤ段形成状態にあるときであることを特徴とする。このようにすれば、クラッチの係合時であって、且つ、変速機がニュートラル状態の場合には、クラッチが係合されても変速機によって動力伝達経路が遮断されるため、エンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さくなるに従い、エンジンにかかる負荷が小さくなる。一方、変速機がギヤ段形成状態にある場合、エンジンと駆動輪との間の動力伝達経路が形成されるため、エンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が大きくなるに従い、エンジンにかかる負荷が大きくなる。そして、変速機がニュートラル状態にある場合には、エンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さくなるに従い、エンジンにかかる負荷が小さくなるため、エンジンの低回転速度の状態から燃料噴射が開始されてもエンジン作動への復帰が可能となり、エンジン始動性が確保される。したがって、変速機がニュートラル状態にある場合には、ギヤ段形成時と比べて低回転速度で燃料噴射が開始されてもエンジンの始動性が確保され、且つ、燃料噴射が停止される時間がのばされるため、燃費を向上させることができる。
また、好適には、(a)エンジンと動力伝達系との間には、そのエンジンとその動力伝達系との間の動力伝達を断続可能なクラッチが介挿され、(b)前記エンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合は、そのクラッチのクラッチストロークが大きくなるに従って小さくなるように構成され、(c)前記燃料噴射が開始されるエンジン回転速度は、そのクラッチのクラッチストロークが大きくなるに従って低い値に設定されていることを特徴とする。このようにすれば、クラッチストロークが大きくなるに従って、エンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さくなるため、エンジンにかかる負荷が小さくなる。また、クラッチストロークが大きくなるに従って燃料噴射が開始されるエンジン回転速度も小さくなるが、エンジンにかかる負荷も同様に小さくなるため、エンジンの低回転速度の状態から燃料噴射が開始されてもエンジン作動への復帰が可能となりエンジン始動性が確保される。したがって、クラッチストロークが大きくなるに従って、燃料噴射が開始されるエンジン回転速度が低い値に設定されても、エンジンの始動性が確保され、且つ、燃料噴射が停止される時間がのばされるため、燃費を向上させることができる。
また、好適には、所定の燃料カット条件とは、車両減速走行時であって、且つエンジン回転速度が燃料噴射が開始される予め設定されている回転速度よりも高い場合に対応する。
また、好適には、動力伝達系のイナーシャとは、エンジンと共に回転するエンジンから駆動輪までの間の動力伝達経路を構成する各回転部材のイナーシャ(慣性力)の総和のうち、エンジンのイナーシャを除いたものに相当する。具体的には、例えば変速機、差動歯車装置、車軸等を含めた慣性力の総和に相当する。
また、好適には、前記クラッチは、クラッチストロークが増加するに従って、クラッチの伝達トルク容量が徐々に減少し、クラッチストロークが所定値を越えると、クラッチが完全に開放される摩擦クラッチである。このようにすれば、クラッチストロークに比例してクラッチのトルク容量が徐々に減少するため、エンジンにかかる負荷がクラッチストロークの増加に従って徐々に減少し、クラッチストロークが所定値を越えるとクラッチが完全に開放されて、エンジンと動力伝達系との間のトルク伝達が遮断される。
また、好適には、前記変速機は同期噛合式の手動変速機で構成され、クラッチは、運転者によるクラッチペダルの踏み込み操作に基づくクラッチストローク変化に応じて、その係合状態が調整される。
本発明が適用された車両用駆動装置の概略構成を説明する骨子図である。 図1のクラッチの概略的な構造、およびクラッチを運転者のクラッチペダル操作に応じて係合、解放させる為の機構を概略的に示す図である。 図2の電子制御装置の制御作動の要部を説明するための機能ブロック線図である。 図3の電子制御装置に予め記憶されているクラッチストロークおよびクラッチ操作速度に対する燃料カット復帰回転速度を示す2次元表の一例である。 図4の2次元表において、クラッチストロークに対する燃料カット復帰回転速度の傾向を示す図である。 図3の電子制御装置の制御作動の一部すなわち車両減速走行時のフューエルカット制御から燃料噴射を実施してエンジンを復帰させる燃料カット復帰回転速度を逐次最適な値に設定する制御作動を説明するためのフローチャートである。 図6のフローチャートに基づいて制御作動が実行されることによって実現される、制御作動による効果を説明するためのタイムチャートである。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明が適用された車両用駆動装置10の概略構成を説明する骨子図で、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)車両用のものであり、走行用駆動源としてのエンジン12、クラッチ14、手動変速機16、および終減速機18等を備えている。
手動変速機16は、終減速機18と共に共通のハウジング20内に配設されてトランスアクスルを構成しており、そのハウジング20内に所定量だけ充填された潤滑油に浸漬され、終減速機18と共に潤滑されるようになっている。手動変速機16は、平行な1対の入力軸24、出力軸26間にギヤ比が異なり、且つ常時噛み合う複数対の変速ギヤ対28a〜28eが配設されると共に、それらの変速ギヤ対28a〜28eに対応して複数の噛合クラッチ30a〜30eが設けられた平行軸式常時噛合型変速機構と、それらの噛合クラッチ30a〜30eの3つのクラッチハブスリーブ32a、32b、32cの何れかを選択的に移動させて変速段を切り換えるシフト・セレクトシャフト34とを備えており、前進5速の変速段が成立させられるようになっている。入力軸24および出力軸26にはさらに後進ギヤ対36が配設され、図示しないカウンタシャフトに配設された後進用アイドル歯車と噛み合わされることにより後進変速段が成立させられるようになっている。なお、入力軸24は、スプライン部35によってクラッチ14のクラッチ出力軸37に連結されていると共に、出力軸26には、出力歯車38が配設されて終減速機18のリングギヤ40と噛み合わされている。
上記噛合クラッチ30a〜30eは何れも常時噛合式の同期噛合クラッチであり、シフト・セレクトシャフト34によって、噛合クラッチ30eが係合されることにより変速比(入力軸24の回転数/出力軸26の回転数)が最も大きい第1変速段が成立させられ、噛合クラッチ30dが係合されることにより変速比が2番目に大きい第2変速段が成立させられ、噛合クラッチ30cが係合されることにより変速比が3番目に大きい第3変速段が成立させられ、噛合クラッチ30bが係合されることにより変速比が4番目に大きい第4変速段が成立させられ、噛合クラッチ30aが係合されることにより変速比が最も小さい第5変速段が成立させられる。
終減速機18は傘歯車式のもので、図1に示される1対のサイドギヤ42R、42Lにはそれぞれドライブシャフト44R、44Lがスプライン嵌合などによって連結され、左右の前輪(駆動輪)46R、46Lを回転駆動させる。
図2に、図1のエンジン12と動力伝達系との間に介挿されているクラッチ14の概略的な構造、およびクラッチ14を運転者のクラッチペダル操作に応じて係合、解放させる為の機構を概略的に示す。クラッチ14は、エンジン12の出力軸と機能するクランクシャフト50に取り付けられたフライホイール52、クラッチ出力軸37に配設されたクラッチディスク56、クラッチハウジング58に配設されたプレッシャプレート60、プレッシャプレート60をフライホイール52側へ付勢することによりクラッチディスク56を挟圧して動力伝達するダイヤフラムスプリング62、クラッチアクチュエータとして機能するクラッチレリーズシリンダ64、そのクラッチレリーズシリンダ64によりレリーズフォーク66を介してフライホイール52側(図の左方向)へ移動させられることにより、ダイヤフラムスプリング62の内端部をフライホイール52側(図の左方向)へ変位させてクラッチ14を解放(遮断)するレリーズスリーブ68を有して構成されている。
そして、クラッチペダル70が運転者によって踏み込まれると、支持部72を中心にクラッチペダル70が回動させられることにより、クレビス74を介してプッシュロッド75が軸方向に移動させられ、クラッチマスターシリンダ76内の作動油がパイプ78内を通ってクラッチレリーズシリンダ64へ供給される。この作動油によってクラッチレリーズシリンダ64のピストンが移動させられ、レリーズフォーク66を介してレリーズスリーブ68がダイヤフラムスプリング62を押圧することで、クラッチ14が解放させられる。また、クラッチペダル70の踏み込みが解除されると、作動油はクラッチマスターシリンダ76側へ移動する。また、支持部72には、クラッチペダル70の操作量であるクラッチストロークCSを検出するためのクラッチストロークセンサ90が取り付けられている。
電子制御装置84は、マイクロコンピュータを含んで構成されており、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行う。電子制御装置84には、エンジン回転速度センサ86からのエンジン回転速度Neを表す信号、入力軸回転速度センサ88からの手動変速機16の入力軸24の回転速度(入力軸回転速度Ni)を表す信号、クラッチストロークセンサ90からのクラッチペダル70の操作量に対応するクラッチストロークCSを表す信号、アクセル開度センサ92からのアクセルペダル93の操作量に対応するアクセル開度Accを表す信号、レバーポジションセンサ98からレバーポジションSSを表す信号、が供給される。また、図示しない車速センサからの車速Vを表す信号、スロットル弁開度センサからスロットル弁開度θTHを表す信号、吸入空気量センサから吸入空気量Qを表す信号、エンジン冷却水温センサからエンジン水温を表す信号、ブレーキスイッチからフットブレーキのON、OFFを表す信号等が供給される。
そして、上記信号に従って、電子制御装置84は、燃料噴射弁94の燃料噴射量や噴射時期を制御したり、図示しないイグナイタにより点火プラグの点火時期を制御したり、電動モータ等のスロットルアクチュエータにより電子スロットル弁96のスロットル弁開度θTHを開閉制御するなどして、エンジン12の出力状態を制御する。
図3は、電子制御装置84の制御作動の要部を説明するための機能ブロック線図である。なお、図3において、一点鎖線で囲まれる各手段が、電子制御装置84の機能の一部を示している。
図3に示す減速走行判定手段102は、車両が減速走行状態にあるか否かを判定する。減速走行判定手段102は、車両の減速走行を、例えばアクセルペダル93の踏み込み量に対応するアクセル開度Accが零になったか否か、すなわちアクセルペダルの踏み込みが解除されたか否かに基づいて判定する。
フューエルカット制御手段104は、減速走行判定手段102によって車両が減速走行状態にあるものと判定され、且つ、その時のエンジン回転速度Neが予め設定されている燃料カット復帰回転速度Nercv(フューエルカット復帰回転速度)以上であるとき、エンジン12への燃料噴射を停止する。具体的には、燃料噴射弁94を一時的に閉弁することで、燃料噴射を停止させる。このフューエルカット制御手段104が実行されることで、燃料の消費量が低減されるため、燃費が向上する。また、フューエルカット制御手段104は、エンジン回転速度Neが燃料カット復帰回転速度Nercvまで低下すると、燃料噴射弁94による燃料噴射を再開させてエンジン12を復帰させる。ここで、エンジン12の復帰とは、燃料が噴射されることでエンジン12のシリンダ内に噴射された燃料が燃焼され、エンジン12が再び作動される状態に対応する。なお、上記車両が減速走行状態であり、且つ、エンジン回転速度Neが燃料カット復帰回転速度Nercv以上である条件が、本発明の所定の燃料カット条件に対応する。
前記燃料カット復帰回転速度Nercvは、予め実験や計算によって求められる。ここで、従来では、エンジン12と動力伝達系との間の動力伝達経路を断続可能なクラッチ14が係合されている状態を基準に燃料カット復帰回転速度Nercvが設定されていた。前記エンジン12と動力伝達系との間の動力伝達経路を断続可能なクラッチ14が係合されている状態では、エンジン12に動力伝達系のイナーシャ(慣性力)が全て作用するため、燃料カット復帰回転速度Nercvは、そのイナーシャを考慮した回転速度に設定される。具体的には、エンジン12に動力伝達系のイナーシャがかかった状態でエンジン12が復帰可能な回転速度が実験等によって求められる。
なお、前記動力伝達系のイナーシャとは、クラッチ14から駆動輪46との間の動力伝達経路を構成する回転部材のイナーシャ(慣性力)の総和に対応し、具体的には、エンジン12と共に回転する手動変速機16、終減速機18、ドライブシャフト44のイナーシャを含んだイナーシャの総和である。この動力伝達系のイナーシャがエンジン12に作用すると、エンジン復帰時においてエンジン回転速度Neを上昇させる際、このイナーシャがエンジン回転速度Neの変化を抑制するように作用するため、エンジン12の回転速度Neを上昇させる際の負荷(抵抗)となる。
例えば、クラッチ14が係合された状態では、動力伝達系のイナーシャのうち、クラッチ14を介してそのイナーシャの全てがエンジン12のクランクシャフト50の回転に作用するため、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が最も大きくなる。一方、クラッチが開放された状態では、クラッチ14によってエンジン12と動力伝達系との動力伝達経路が遮断されるため、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さくなる(具体的には零となる)。また、クラッチストロークCSが増加すると、クラッチ14が徐々にスリップ係合状態(半係合)となり、クラッチストロークCSの増加と共にクラッチ14の伝達トルク容量が徐々に小さくなる。したがって、クラッチストロークCSが大きくなるに従って、動力伝達系のイナーシャのうち、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合は小さくなる。また、クラッチ14が係合された場合であっても、手動変速機16がニュートラル状態にある場合には、手動変速機16において動力伝達経路が遮断されるため、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合は小さくなる。一方、クラッチ14が係合された状態であって、且つ、手動変速機16において所定のギヤ段が形成された状態にある場合には、エンジン12と駆動輪46との間の動力伝達経路が形成されるため、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が大きくなる。
前記エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が大きい場合において、仮にエンジン12を復帰させる際の燃料カット復帰回転速度Nercvが低回転速度に設定されると、エンジン12への燃料噴射を開始してもエンジン12が作動されず復帰が困難となる。したがって、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が大きい場合には、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さい場合に比べて燃料カット復帰回転速度Nercvが高い値となる。従来では、上述したようにエンジン12に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が大きい場合すなわちクラッチ14が完全に係合された状態を基準に燃料カット復帰回転速度Nercvが設定されているため、燃料カット復帰回転速度Nercvが高い値に設定されていた。
しかしながら、クラッチ14が開放されてエンジン12と動力伝達系との動力伝達経路が遮断された状態では、エンジン12に動力伝達系のイナーシャが作用しない、すなわちエンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さいため、エンジン12を復帰させる際において、エンジン12にかかる負荷がクラッチ係合時に比べて小さくなる。したがって、クラッチ開放時では、燃料カット復帰回転速度Nercvをクラッチ係合時に比べて低回転速度にしても、エンジン12にかかる負荷が小さいため、エンジン12の復帰が可能となる。また、クラッチ14が半係合状態にある場合であっても、クラッチ14が係合(完全係合)されている場合に比べて、エンジン12にかかる負荷が小さくなるため、燃料カット復帰回転速度Nercvをクラッチ係合時に比べて低回転速度に設定してもエンジン12の復帰が可能となる。
そこで、本実施例では、動力伝達系の有するイナーシャのうち、エンジン12の出力軸として機能するクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さい、すなわちエンジン12にかかる負荷が小さいときは、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用するイナーシャの割合が大きいときに比較して、エンジン12への燃料噴射を開始する燃料カット復帰回転速度Nercvを低い回転速度に設定することで、フューエルカットが実行されるエンジン回転速度Neの領域を拡大して燃費を向上する。
ここで、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合は、クラッチ14の係合状態に応じて変化するため、クラッチ14の係合状態を検出することで、イナーシャの大きさを判断することができる。このクラッチ14の係合状態、具体的には、クラッチ14が係合状態(完全係合)乃至開放状態のいずれにあるかは、クラッチストロークセンサ90によって検出されるクラッチペダル70の操作量であるクラッチストロークCSに基づいて判断することができる。これは、クラッチストロークCSとクラッチ14の係合状態とは一対一の関係にあるため、クラッチストロークCSを検出することで、クラッチ14の係合状態を判定することができるためである。
例えば、クラッチストロークCSが零すなわちクラッチペダル70が全く踏み込まれていない状態では、クラッチ14は係合(完全係合)された状態となり、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合は大きくなる。そして、クラッチペダル70が踏み込まれると、所定のクラッチストロークCSまでの間は、クラッチ14のクリアランスが予め形成されているため、クラッチ14が係合されたときと変わらないが、クラッチストロークCSが所定の値CS1を超えると、クラッチ14が徐々にスリップ(半係合)し出し、クラッチストロークCSが増加するに従って、クラッチ14の伝達トルク容量が低下し、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が低下する。さらにクラッチストロークCSが増加し、クラッチストロークCSが所定の値CS2となると、クラッチ14が完全に開放され、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が最も小さくなる。
そして、クラッチストロークCSの値すなわちクラッチ14の係合状態並びにエンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合に応じたエンジン12の復帰が可能となる燃料カット復帰回転速度Nercvが予め実験または計算によって求められ、求められた燃料カット復帰回転速度Nercvが図3に示す記憶手段106に記憶される。
また、燃料カット復帰回転速度Nercvは、クラッチストロークCSに応じた燃料カット復帰回転速度Nercvだけでなく、クラッチストロークCSの変化率であるクラッチ操作速度CS’に応じた値が予め実験または計算によって求められ記憶手段106に記憶されている。クラッチ操作速度CS’が大きい場合、クラッチストロークCSが同じ値であっても、クラッチ14が速やかに開放されるものと予測される。これより、クラッチ操作速度CS’が高くなるに従って、クラッチ14が開放されると予測されることに基づいて、燃料カット復帰回転速度Nercvが低い値に設定される。なお、クラッチ操作速度CS’は、図3に示すクラッチ操作速度算出手段108によって求められる。クラッチ操作速度算出手段108は、クラッチ操作速度CS’をクラッチストロークセンサ90によって逐次検出されるクラッチストロークCSを時間微分することで、その瞬間におけるクラッチ操作速度CS’を算出する。
図4は、記憶手段106に予め記憶されているクラッチストロークCSおよびクラッチ操作速度CS’に対する燃料カット復帰回転速度Nercv(rpm)を示す2次元表の一例である。燃料カット復帰回転速度Nercvは、例えば図4に示すようなクラッチストロークCSおよびクラッチ操作速度CS’に基づく2次元表で規定されている。
図4に示すように、クラッチストロークCSが増加するに従って、燃料カット復帰回転速度Nercvが小さくなっている。これは、上述したように、クラッチストロークCSが増加するに従って、クラッチ14を介してエンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が減少するためである。また、クラッチ操作速度CS’が大きくなるに従って、燃料カット復帰回転速度Nercv小さくなっている。これは、上述したように、クラッチ操作速度CS’が大きくなると、クラッチ14の速やかな開放が予測されるためである。
そして、この2次元表から現在のクラッチストロークCSおよびクラッチ操作速度CS’に基づいて燃料カット復帰回転速度Nercvが決定される。具体的には、前記2次元表に基づいて、現在のクラッチストロークCSおよびクラッチ操作速度CS’に応じた燃料カット復帰回転速度Nercvが補間法等によって求められる。
そして、フューエルカット制御手段104は、記憶手段106に記憶されている燃料カット復帰回転速度Nercvを逐次参照しつつフューエルカット制御を実行する。図5は、図4の2次元表において、クラッチストロークCSに対する燃料カット復帰回転速度Nercvの傾向を示している。図5に示すように、クラッチペダルを踏み込んでからクラッチストロークCSがクラッチストロークCS1になるまでの間は、クラッチペダル70に予め形成されているクリアランスによってクラッチ14のスリップは発生しないため、燃料カット復帰回転速度Nercvは、クラッチ係合時の最も高い値N1に設定されている。
また、クラッチストロークCSがクラッチ14のスリップが開始されるクラッチストロークCS1に到達すると、燃料カット復帰回転速度Nercvが漸減されている。クラッチストロークCSがクラッチストロークCS1を越えると、クラッチストロークCSの増加と共に、クラッチ14の伝達トルク容量も漸減されるため、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合も同様に漸減される。したがって、燃料カット復帰回転速度NercvがクラッチストロークCSの増加に従って低い値に設定されている。
そして、クラッチストロークCSが、クラッチ14が完全に開放されるクラッチストロークCS2に到達すると、燃料カット復帰回転速度Nercvが最も低い値N2で一定値となる。クラッチストロークCSがクラッチストロークCS2に到達すると、クラッチ14が完全に開放されるため、エンジン12と動力伝達系との動力伝達経路が切断されるため、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合は最も小さくなる。したがって、燃料カット復帰回転速度Nercvが低い値N2に設定されてもエンジン12始動の際の回転抵抗(負荷)は小さいため、エンジン12の復帰が可能となる。
図3に戻り、フューエルカット制御手段104は、クラッチストロークCSの値に拘わらず、手動変速機16がニュートラル状態にある場合には、燃料カット復帰回転速度Nercvを回転速度N2に設定する。手動変速機16がニュートラル状態にある場合であっても、エンジン12と駆動輪46との間の動力伝達経路が遮断されるため、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さくなるためである。なお、手動変速機16がニュートラル状態にあるか否かは、シフト操作装置99に設けられているレバーポジションセンサ98からのレバーポジションSSを表す信号に基づいて判断される。
図6は、電子制御装置84の制御作動の一部すなわち車両減速走行時のフューエルカット制御から燃料噴射を実施してエンジン12を復帰させる燃料カット復帰回転速度Nercvを逐次最適な値に設定する制御作動を説明するためのフローチャートであり、例えば数msec乃至数十msec程度の極めて短いサイクルタイムで繰り返し実行されるものである。
まず、車両減速判定手段102に対応するステップSA1(以下、ステップを省略する)において、車両が減速走行状態にあるか否かが判断される。なお、車両の減速走行状態は、例えば現在のアクセル開度Accが零であるか否かに基づいて判定される。SA1が否定される場合、本ルーチンは終了させられる。一方、SA1が肯定される場合、フューエルカット制御手段104に対応するSA2において、クラッチストロークCSが検出される。次いで、クラッチ操作速度算出手段108に対応するSA3において、逐次検出されているクラッチストロークCSを時間微分することで、クラッチ操作速度CS’が算出される。
そして、フューエルカット制御手段104および記憶手段106に対応するSA4において、図4に示すクラッチストロークCSおよびクラッチ操作速度CS’で規定される燃料カット復帰回転速度Nercvの2次元表、SA2およびSA3で求められた現時点での実際のクラッチストロークCSおよびクラッチ操作速度CS’に基づいて、現時点における燃料カット復帰回転速度Nercvが算出される。フューエルカット制御手段104に対応するSA5においては、SA4で算出された燃料カット復帰回転速度Nercvが、現在のエンジン回転速度Neよりも大きいか否かが判定される。SA5が肯定される場合、フューエルカット制御手段104に対応するSA6において、燃料噴射弁94が閉弁されることで燃料噴射が停止される(フューエルカット)。一方、SA5が否定される場合、燃料噴射が実施される。上記図6のフローチャートに示すように、SA2〜SA4のステップでは、その時点における最適な燃料カット復帰回転速度Nercvが逐次算出され、その算出された燃料カット復帰回転速度Nercvに基づいて燃料噴射の実施あるいは停止が逐次判断される。この燃料カット復帰回転速度Nercvは、クラッチストロークCSの値、言い換えれば、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合、すなわちクラッチ14の係合状態に応じた値であるため、クラッチ14が完全係合された状態を基準に燃料カット復帰回転速度Nercvが設定される場合に比較して、燃料カット復帰回転速度Nercvが低い回転速度に設定される。したがって、フューエルカットが実施される回転領域が拡大されるため、フューエルカットが実行される時間が増加して燃費が向上する。
図7は、図6のフローチャートに基づいて制御作動が実行されることによって実現される、制御作動による効果を説明するためのタイムチャートである。なお、図7は、本制御を適用した車両において、車両の各状態を実験的に検出した実機データである。図7において、横軸は時間を示し、縦軸は図の上から順番に、エンジン回転速度Ne、車速V、クラッチストロークCS、クラッチ操作速度CS’、および燃料カット復帰回転速度Nercvを示している。また、クラッチストロークCSは、増加するに従ってクラッチ14が徐々に開放され、クラッチストロークCS2ではクラッチ14が完全に開放された状態となる。
図7に示すように、例えばt1時点において、クラッチペダル70が踏み込まれてクラッチストロークCSが増加すると、それに従って燃料カット復帰回転速度Nercvが低下している。そして、クラッチペダル70が踏み込まれた状態が維持されている間は、燃料カット復帰回転速度Nercvが低い回転速度N2のまま維持されている。このとき、エンジン12と動力伝達系との動力伝達経路が遮断されるため、直後にエンジン回転速度Neが上昇するが、フューエルカットの実施によってエンジン回転速度Neが徐々に低下している。
また、例えばt2時点において、クラッチペダル70が踏み込まれてクラッチストロークCSがクラッチストロークCS2に到達すると、それに従って燃料カット復帰回転速度Nercvが回転速度N2まで低下している。このとき、エンジン12と動力伝達系との動力伝達経路が遮断されるため、エンジン回転速度Neが上昇するが、フェールカットの実施によってエンジン回転速度Neが徐々に低下している。また、車速Vも同様にフューエルカットが実行されることで徐々に低下している。そして、t2時点から所定時間経過後にクラッチペダル70の踏み込みが解除されることで、燃料カット復帰回転速度Nercvが回転速度N1に戻されているが、エンジン回転速度Neが回転速度N1よりも高い回転速度にあることで、フューエルカットが継続して実施され、エンジン回転速度Neおよび車速Vが低下している。t3時点において、クラッチペダル70が再び踏み込まれてクラッチストロークCSがクラッチストロークCS2となると、燃料カット復帰回転速度Nercvが回転速度N2まで低下している。これより、t3時点からクラッチペダル70の踏み込みが維持されている間は、エンジン回転速度Neが回転速度N2まで低下され、フューエルカットが実施される領域が拡大される。なお、従来では、エンジン回転速度Neが回転速度N1まで低下した時点でエンジン12の燃料噴射が開始されるため、例えば破線で示すように、エンジン回転速度Neが高い状態で維持され燃費が悪化する。
上述のように、本実施例によれば、エンジン12の出力軸であるクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さいときは、そのエンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が大きいときに比較して、低い燃料カット復帰回転速度Nercvで燃料噴射が開始される。ここでエンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さい場合には、エンジン12に作用する負荷が動力伝達系のイナーシャの割合が大きい場合に比べて小さくなるため、イナーシャの割合が大きい場合に比べて低回転速度で燃料噴射が開始されてもエンジン始動が可能となる、すなわちエンジン作動への復帰が可能となる。したがって、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さい場合には、動力伝達系のイナーシャの割合が大きい場合に比べて低回転速度で燃料噴射が開始されても、エンジン12の始動性が確保され、且つ、燃料噴射が停止される時間が伸ばされるため、燃費を向上させることができる。
また、本実施例によれば、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さいとき、すなわちクラッチ14の開放時において、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が大きいクラッチ14の係合時よりも低い燃料カット復帰回転速度Nercvで燃料噴射が開始される。ここで、クラッチ14の開放時では、エンジン12と動力伝達系との間の動力伝達が遮断されてエンジン12にかかる負荷が小さくなるため、クラッチ係合時に比べてエンジン12が低回転速度の状態から燃料噴射が開始されても、エンジン作動への復帰が可能となり、エンジン12の始動性が確保される。したがって、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さくなるクラッチ14の開放時では、クラッチ14の係合時と比べて低回転速度で燃料噴射が開始されてもエンジン12の始動性が確保され、且つ、燃料噴射が停止される時間がのばされるため、燃費を向上させることができる。
また、本実施例によれば、クラッチ14の係合時であって、且つ、手動変速機16がニュートラル状態の場合には、クラッチ14が係合されても手動変速機16によって動力伝達経路が遮断されるため、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さくなるに従い、エンジン12にかかる負荷が小さくなる。一方、手動変速機16がギヤ段形成状態にある場合、エンジン12と駆動輪46との間の動力伝達経路が形成されるため、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が大きくなるに従い、エンジン12にかかる負荷が大きくなる。そして、手動変速機16がニュートラル状態にある場合には、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さくなるに従い、エンジン12にかかる負荷が小さくなるため、エンジン12の低回転速度の状態から燃料噴射が開始されてもエンジン12作動への復帰が可能となり、エンジン始動性が確保される。したがって、手動変速機16がニュートラル状態にある場合には、ギヤ段形成時と比べて低回転速度で燃料噴射が開始されてもエンジン12の始動性が確保され、且つ、燃料噴射が停止される時間がのばされるため、燃費を向上させることができる。
また、本実施例によれば、クラッチストロークCSが大きくなるに従って、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が小さくなるため、エンジン12にかかる負荷が小さくなる。また、クラッチストロークCSが大きくなるに従って燃料噴射が開始される燃料カット復帰回転速度Nercvも小さくなるが、エンジン12にかかる負荷も同様に小さくなるため、エンジン12の低回転速度の状態から燃料噴射が開始されてもエンジン作動への復帰が可能となりエンジン始動性が確保される。したがって、クラッチストロークCSが大きくなるに従って、燃料噴射が開始される燃料カット復帰回転速度Nercvが低い値に設定されても、エンジン12の始動性が確保され、且つ、燃料噴射が停止される時間がのばされるため、燃費を向上させることができる。
また、本実施例によれば、燃料噴射が開始される燃料カット復帰回転速度Nercvは、さらにクラッチ操作速度CS’が高くなるに従って、低い値に設定されている。このようにすれば、例えばクラッチ操作速度CS’が大きい場合、クラッチ14が速やかに開放されるものと予測されるため、エンジン12の燃料噴射が開始される回転速度が低くなっても、クラッチ14が開放されてエンジン12にかかる負荷が小さくなるに従い、エンジン12作動への復帰が可能となる。また、燃料噴射が停止される時間がのばされるため、燃費を向上させることができる。
また、本実施例によれば、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合は、クラッチペダル70の操作量であるクラッチストロークCSに基づいて判断される。このようにすれば、クラッチストロークCSを検出することで、エンジン12のクランクシャフト50に作用する動力伝達系のイナーシャの大きさを判断することができる。なお、クラッチ14の係合状態とクラッチストロークCSとは一対一の関係にあるため、クラッチストロークCSに基づいてクラッチ14の係合状態、言い換えれば、エンジン12のクランクシャフト50の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合を判断することができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例では、運転者の手動操作によってギヤ段が切り替えられる手動変速機16に本発明が適用されているが、本発明は、手動による手動変速機16に限定されず、ギヤ段の切替を自動的に実施するAMT(Automatic Manual Transmission)形式の車両においても適用することができる。
また、前述の実施例では、エンジン12と手動変速機16との間に設けられているクラッチ14に本発明が適用されているが、前記手動変速機16のクラッチ14に限定されず、例えば自動変速機のトルクコンバータに備えられるロックアップクラッチにおいても本発明を適用することができる。
また、前述の実施例では、クラッチストロークCSおよびクラッチ操作速度CS’に基づいて燃料カット復帰回転速度Nercvが決定されるが、クラッチストロークCSのみに基づいて燃料カット復帰回転速度Nercvが決定されるものであっても構わない。
また、前述の実施例では、クラッチ14がスリップ状態にある場合には、クラッチストロークCSが増加するに従って燃料カット復帰回転速度Nercvが低下するように設定されているが、例えばスリップ係合状態ではクラッチ14の完全係合時と同様の燃料カット復帰回転速度Nercvに設定され、クラッチ14が完全に開放されたときに燃料カット復帰回転速度Nercvが低下される構成であっても構わない。
また、前述の実施例では、エンジン12にかかる動力伝達系のイナーシャの大きさ、言い換えれば、クラッチ14の係合状態がクラッチストロークCSに基づいて判断されているが、クラッチストロークCSに限定されず、例えばクラッチ14の前後の回転速度差、具体的には、エンジン回転速度Neと手動変速機16の入力軸24の回転速度(入力軸回転速度Ni)との回転速度差からクラッチ14の係合状態を判断して動力伝達系のイナーシャの大きさを判断しても構わない。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
12:エンジン
14:クラッチ
50:クランクシャフト(エンジンの出力軸)
70:クラッチペダル
84:電子制御装置(制御装置)

Claims (1)

  1. 所定の燃料カット条件を満たした場合に燃料噴射を停止する車両用エンジンの制御装置であって、
    燃料噴射が停止された走行時において、前記エンジンと共に回転する動力伝達系のイナーシャのうち、該エンジンの出力軸の回転に作用する該動力伝達系のイナーシャの割合が小さいときは、該エンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合が大きいときと比較して、低いエンジン回転速度で燃料噴射が開始され、
    前記エンジンと動力伝達系との間には、該エンジンと該動力伝達系との間の動力伝達を断続可能なクラッチが介挿され、
    前記エンジンの出力軸の回転に作用する動力伝達系のイナーシャの割合は、前記クラッチのクラッチペダルの操作量であるクラッチストロークが大きくなるに従って小さくなるように構成され、
    前記燃料噴射が開始されるエンジン回転速度は、前記クラッチストロークが大きくなるに従って低い値に設定され
    前記燃料噴射が開始されるエンジン回転速度は、さらにクラッチ操作速度が高くなるに従って、低い値に設定されている
    ことを特徴とする車両用エンジンの制御装置。
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