JP5707234B2 - 吐出容器 - Google Patents
吐出容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5707234B2 JP5707234B2 JP2011121602A JP2011121602A JP5707234B2 JP 5707234 B2 JP5707234 B2 JP 5707234B2 JP 2011121602 A JP2011121602 A JP 2011121602A JP 2011121602 A JP2011121602 A JP 2011121602A JP 5707234 B2 JP5707234 B2 JP 5707234B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push
- container
- mounting cap
- outer case
- operation button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
本発明に係る吐出容器は、内容物が収容される容器本体と、該容器本体内の内容物を吐出する吐出器と、を備え、該吐出器は、前記容器本体の口部に装着される装着キャップと、該装着キャップに上方付勢状態で下方移動可能に貫設されたステムを有する吐出器本体と、前記ステムの上端部に固定されるとともに、内容物が吐出される吐出孔が頂壁部に形成された有頂筒状の吐出ヘッドと、を備える吐出容器であって、内部に前記容器本体が収容され、かつ前記吐出ヘッドが固定される外ケースと、該外ケースの内部から外部に向けて露出する操作ボタンと、を備え、該操作ボタンは、前記外ケースに弾性連結片を介して、容器軸に交差する押込み方向に沿って前記外ケースの内側に向けて押し込み可能に連結され、該操作ボタンには、前記押込み方向に沿った前側に向けて押上げ突片が突設され、該押上げ突片には、前記押込み方向に沿った前側から後側に向かうに従い漸次、下方から上方に向けて延在し、前記装着キャップに該装着キャップの下方から当接する押上げ部が設けられ、前記弾性連結片は、前記外ケース内に設けられた支持部により、前記押込み方向に沿った後側から支持されていることを特徴とする。なお、前記操作ボタンは、前記装着キャップを間に挟むように一対配設されていてもよい。
また、本発明に係る吐出容器は、内容物が収容される容器本体と、該容器本体内の内容物を吐出する吐出器と、を備え、該吐出器は、前記容器本体の口部に装着される装着キャップと、該装着キャップに上方付勢状態で下方移動可能に貫設されたステムを有する吐出器本体と、前記ステムの上端部に固定されるとともに、内容物が吐出される吐出孔が頂壁部に形成された有頂筒状の吐出ヘッドと、を備える吐出容器であって、内部に前記容器本体が収容され、かつ前記吐出ヘッドが固定される外ケースと、該外ケースの内部から外部に向けて露出する操作ボタンと、を備え、該操作ボタンは、前記外ケースに弾性連結片を介して、容器軸に交差する押込み方向に沿って前記外ケースの内側に向けて押し込み可能に連結され、該操作ボタンには、前記押込み方向に沿った前側に向けて押上げ突片が突設され、該押上げ突片には、前記押込み方向に沿った前側から後側に向かうに従い漸次、下方から上方に向けて延在し、前記装着キャップに該装着キャップの下方から当接する押上げ部が設けられ、前記操作ボタンは、前記装着キャップを間に挟むように一対配設されていることを特徴とする。
その後、操作ボタンの押し込みを解除すると、ステムに作用する付勢力により、装着キャップが容器本体とともにステムおよび吐出ヘッドに対して押し下げられる。このとき装着キャップが、押上げ突片の押上げ部に摺接しながら下方に移動することで、押上げ突片が、操作ボタンとともに押込み方向に沿った後側に向けて復元移動させられる。またこのとき、弾性連結片が復元変形することで、操作ボタンには弾性連結片の弾性復元力も作用する。
また、操作ボタンの押し込みを解除したときに、操作ボタンに、ステムに作用する付勢力と、弾性連結片の弾性復元力と、の両方を作用させながら、操作ボタンを復元移動させることができるので、操作ボタンを円滑に復元移動させることができる。
図1および図2に示すように、吐出容器10は、内容物が収容される容器本体11と、該容器本体11内の内容物を吐出する吐出器12と、内部に容器本体11が収容される外ケース13と、該外ケース13の内部から外部に向けて露出する操作ボタン14と、を備えている。該吐出容器10は、例えば内容物としての点鼻剤を鼻孔内に吐出する点鼻容器などとして用いられる。
本体筒部20は、下方から上方に向かうに従い漸次、縮径する多段の筒状に形成されており、本体筒部20のうちの下段部が、前記口部11bに外装されている。
図3に示すように、軸部21は、本体筒部20の前記下段部の外周面から、前記短手幅方向に沿って突設されるとともに、容器軸Oを間に挟むように一対配設されている。これらの軸部21同士の容器軸O方向の位置は、互いに同等となっている。
ステム16は、容器軸Oと同軸に配置され、ステム16の上端部は、本体筒部20の上端から上方に突出している。
吐出ヘッド19の頂壁部19aには、前記吐出孔18が、容器軸Oと同軸に配設されている。また該頂壁部19aには、容器軸Oと同軸に配置され内部が吐出孔18と連通するノズル筒部22が、下方に向けて延設されており、該ノズル筒部22の下端部内には、吐出器本体17のステム16の上端部が嵌合されている。
また外ケース13には、該外ケース13を前記長手幅方向に貫通する開口部27が、容器軸Oを前記長手幅方向に挟むように一対配設されている。開口部27は、外ケース13においてその口部13bよりも下方に配設されている。これらの開口部27には、前記操作ボタン14が各別に配設されており、該操作ボタン14は、装着キャップ15を間に挟むように一対配設されている。
操作ボタン14は、表裏面が押込み方向を向く押圧板部28と、該押圧板部28の外周縁から、押込み方向に沿った前側に向けて突設された補強筒部29と、を備えている。
補強筒部29の周面は、押込み方向に沿って延在しており、補強筒部29は、吐出ヘッド19の前記ガイド部材25に、該ガイド部材25の下方から近接または当接している。
また弾性連結片30の下端部は、外ケース13の前記被装着部26に装着された装着部材31を介して外ケース13に連結されている。装着部材31は、被装着部26に外嵌された筒状に形成されている。
図1および図3に示すように、押上げ突片34は、表裏面が容器軸O方向および押込み方向の両方向に沿って延在する板状に形成されており、装着キャップ15の本体筒部20に対して、前記短手幅方向にずらされた位置に配設されている。
また、操作ボタン14の押し込みを解除したときに、操作ボタン14に、ステム16に作用する付勢力と、弾性連結片30の弾性復元力と、の両方を作用させながら、操作ボタン14を復元移動させることができるので、操作ボタン14を円滑に復元移動させることができる。
例えば、ガイド部材25はなくてもよい。
また前記実施形態では、操作ボタン14は、装着キャップ15を間に挟むように一対配設されているものとしたが、これに限られるものではなく、操作ボタン14が1つだけ配設されていてもよい。
さらにまた、前記実施形態では、操作ボタン14の押込み方向が、容器軸Oに直交する方向であるものとしたが、容器軸Oに交差する方向であれば、これに限られない。
さらに前記実施形態では、前記待機状態で、押上げ部35が、装着キャップ15に当接しているものとしたが、操作ボタン14が押し込まれたときに、押上げ部35が装着キャップ15に当接する構成であれば、前記待機状態で、押上げ部35が、装着キャップ15に当接せずに近接していたり、離間していたりしてもよい。
さらに前記実施形態では、外ケース13は、前記長手幅方向に沿った大きさが前記短手幅方向に沿った大きさよりも大きくなっているものとしたが、内部に容器本体11が収容され、かつ吐出ヘッド19が固定される構成であれば、適宜変更することが可能である。例えば、外ケース13を、前記平面視で、外形状が真円をなす円筒状に形成してもよい。
さらにまた前記実施形態では、吐出器本体17として、いわゆるポンプ機構を採用したが、これに代えて、例えばエアゾール機構などの他の構造を採用してもよい。
11 容器本体
11b 口部
12 吐出器
13 外ケース
14 操作ボタン
15 装着キャップ
16 ステム
17 吐出器本体
18 吐出孔
19 吐出ヘッド
19a 頂壁部
30 弾性連結片
32 支持部
34 押上げ突片
35 押上げ部
O 容器軸
Claims (3)
- 内容物が収容される容器本体と、
該容器本体内の内容物を吐出する吐出器と、を備え、
該吐出器は、
前記容器本体の口部に装着される装着キャップと、
該装着キャップに上方付勢状態で下方移動可能に貫設されたステムを有する吐出器本体と、
前記ステムの上端部に固定されるとともに、内容物が吐出される吐出孔が頂壁部に形成された有頂筒状の吐出ヘッドと、を備える吐出容器であって、
内部に前記容器本体が収容され、かつ前記吐出ヘッドが固定される外ケースと、
該外ケースの内部から外部に向けて露出する操作ボタンと、を備え、
該操作ボタンは、前記外ケースに弾性連結片を介して、容器軸に交差する押込み方向に沿って前記外ケースの内側に向けて押し込み可能に連結され、
該操作ボタンには、前記押込み方向に沿った前側に向けて押上げ突片が突設され、
該押上げ突片には、前記押込み方向に沿った前側から後側に向かうに従い漸次、下方から上方に向けて延在し、前記装着キャップに該装着キャップの下方から当接する押上げ部が設けられ、
前記弾性連結片は、前記外ケース内に設けられた支持部により、前記押込み方向に沿った後側から支持されていることを特徴とする吐出容器。 - 請求項1記載の吐出容器であって、
前記操作ボタンは、前記装着キャップを間に挟むように一対配設されていることを特徴とする吐出容器。 - 内容物が収容される容器本体と、
該容器本体内の内容物を吐出する吐出器と、を備え、
該吐出器は、
前記容器本体の口部に装着される装着キャップと、
該装着キャップに上方付勢状態で下方移動可能に貫設されたステムを有する吐出器本体と、
前記ステムの上端部に固定されるとともに、内容物が吐出される吐出孔が頂壁部に形成された有頂筒状の吐出ヘッドと、を備える吐出容器であって、
内部に前記容器本体が収容され、かつ前記吐出ヘッドが固定される外ケースと、
該外ケースの内部から外部に向けて露出する操作ボタンと、を備え、
該操作ボタンは、前記外ケースに弾性連結片を介して、容器軸に交差する押込み方向に沿って前記外ケースの内側に向けて押し込み可能に連結され、
該操作ボタンには、前記押込み方向に沿った前側に向けて押上げ突片が突設され、
該押上げ突片には、前記押込み方向に沿った前側から後側に向かうに従い漸次、下方から上方に向けて延在し、前記装着キャップに該装着キャップの下方から当接する押上げ部が設けられ、
前記操作ボタンは、前記装着キャップを間に挟むように一対配設されていることを特徴とする吐出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011121602A JP5707234B2 (ja) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | 吐出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011121602A JP5707234B2 (ja) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | 吐出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012246045A JP2012246045A (ja) | 2012-12-13 |
JP5707234B2 true JP5707234B2 (ja) | 2015-04-22 |
Family
ID=47466913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011121602A Active JP5707234B2 (ja) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | 吐出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5707234B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7148346B2 (ja) * | 2018-09-28 | 2022-10-05 | 株式会社吉野工業所 | 点鼻スプレー |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4771769A (en) * | 1982-12-20 | 1988-09-20 | Schering Corporation | Hand held metered spray dispenser |
JPH10179739A (ja) * | 1996-10-31 | 1998-07-07 | Taisei Kako Kk | 液体吐出容器 |
FR2830519B1 (fr) * | 2001-10-04 | 2004-08-27 | Valois Sa | Dispositif de distribution de produit fluide a actionnement lateral |
JP2004223515A (ja) * | 2004-03-03 | 2004-08-12 | Valois Sas | 複数回分の種類の流体ディスペンサ装置 |
-
2011
- 2011-05-31 JP JP2011121602A patent/JP5707234B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012246045A (ja) | 2012-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101825440B1 (ko) | 에어로졸 용기용 토출구 | |
JP6288775B2 (ja) | 吐出器 | |
JP5707234B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP2016190669A (ja) | エアゾール用アクチュエータ | |
JP5804627B2 (ja) | エアゾール容器用吐出ヘッド | |
JP5658999B2 (ja) | 噴射装置 | |
JP5059585B2 (ja) | エアゾール容器用噴射切換アダプタ | |
JP5707233B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP2017030801A (ja) | 吐出具 | |
JP4744362B2 (ja) | エアゾール容器用噴射ノズル | |
JP2017030802A (ja) | 2液吐出エアゾール容器用の吐出アクチュエータ | |
JP6576147B2 (ja) | 吐出具 | |
JP2013208391A (ja) | 定量シリンジ型噴出器 | |
JP6193654B2 (ja) | エアゾール容器の噴口一体型ボタンキャップ | |
JP5938225B2 (ja) | エアゾール容器用アクチュエータおよびエアゾール容器 | |
JP2012091853A (ja) | トリガー式液体噴出器 | |
JP6738712B2 (ja) | 吐出容器用補助具 | |
JP5443036B2 (ja) | 開閉式噴出ヘッド | |
JP2017030805A (ja) | 吐出器 | |
JP5707236B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP6584364B2 (ja) | 吐出具 | |
JP6755632B2 (ja) | 二連式エアゾール用アクチュエータ | |
JP6679175B2 (ja) | ポンプ容器のアシスト機構 | |
JP5295718B2 (ja) | 吐出ヘッド | |
JP2015143122A (ja) | 吐出容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131204 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140908 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140924 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141114 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150302 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5707234 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |